JPH11192753A - プリンタ装置 - Google Patents

プリンタ装置

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JPH11192753A
JPH11192753A JP10000272A JP27298A JPH11192753A JP H11192753 A JPH11192753 A JP H11192753A JP 10000272 A JP10000272 A JP 10000272A JP 27298 A JP27298 A JP 27298A JP H11192753 A JPH11192753 A JP H11192753A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
font
character
glyph
printer
width
Prior art date
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Pending
Application number
JP10000272A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuo Kasahara
龍夫 笠原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP10000272A priority Critical patent/JPH11192753A/ja
Publication of JPH11192753A publication Critical patent/JPH11192753A/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 プリンタ側において,±1ドット程度の誤差
が累積する部分と累積しない部分とをそれぞれ切り分け
たフォント構成要素を搭載することにより,累積誤差の
発生を回避し,かつパーソナルコンピュータの規模・処
理負荷の低減を図り,マルチプラットホームに対応する
WYSIWYGを実現する。 【解決手段】 ホストコンピュータ100に装備されて
いる形式の異なる複数種のPCフォントに対応するプリ
ンタフォントを搭載するプリンタ110において,印字
要求の文字に対するフォントセットを形成するための個
々のグリフ(字形)を生成するグリフ生成処理116
と,印字要求の文字に対応するアトリビュート情報から
前記グリフの印字位置(Width,LSB)を算出す
るアトリビュート処理と,をそれぞれ独立した状態で実
行するフォント処理部120を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,プリンタ側に±1
ドット程度の誤差が累積する部分と累積しない部分とを
それぞれ切り分けたフォント構成要素を搭載して累積誤
差の発生を回避し,かつ,パーソナルコンピュータの規
模・処理負荷の低減と,マルチプラットホームに対応す
るWYSIWYGを実現するプリンタ装置。
【0002】
【従来の技術】近年,パーソナルコンピュータで動作す
るプラットホームとしてWindows(マイクロソフ
ト社提供のアプリケーションソフト)が多用されつつあ
る中で,Postscript(必要に応じてサイズ変
更が可能なフォント機能を有するAdobeSyste
ms社のページ記述言語)はごく少数であっても今後に
おいても用いられると予想される。
【0003】このような環境の中で,従来,プリンタフ
ォント(プリンタ内に用意されたフォントあるいはプリ
ンタに用いられる目的のフォント)は,プラットホーム
が存在する以前に設計されているので,文字幅の尺度
(EM)がそれぞれ異なっている。このため,パーソナ
ルコンピュータのディスプレイから文字単位に位置指定
コマンドを添付して,文字コードを送出することにより
WYSIWYG(ウィジィウィーグ)を実現していた。
付言すれば,グリフ(文字形状)やWidth,LSB
は文字幅の尺度(EM)を基準として設計されている。
【0004】なお,参考技術文献として,複数の文字フ
ォントを備え,ユーザが所望する文字フォントが選択で
きる印刷制御装置が特公平7−25182号公報に開示
されている。この印刷制御装置では,プロポーショナル
なアウトラインフォントやプラットホーム(Windo
ws,Postscript)への対応・配慮がなされ
てはいない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,上記に
示されるような従来の技術にあっては,文字幅の尺度
(EM)の値を変倍してプリント出力するときに,上述
の如く基準が異なるため,±1ドット程度の誤差が生じ
るという問題点があった。特に,Widthの場合,上
記誤差が累積し,文章の行末がパーソナルコンピュータ
のディスプレイ上に表示された文章に対して合致しなく
なるという障害が発生する。ただし,グリフ(文字形
状)は累積しないので,±1ドット程度の差はほとんど
目立つことがない。
【0006】また,パーソナルコンピュータから位置指
定コマンドを送出するには,パーソナルコンピュータに
Width,LSBを抱えたドライバを必要とし,かつ
計算量やデータ量において負荷が大きくなるため,パー
ソナルコンピュータ自体の規模・処理負荷が増大すると
いう問題点があった。
【0007】さらに,新しいプラットホームが増えるに
従って,つまりマルチプラットホームに対応してプリン
タフォントを増やすと,たとえば同じ明朝体であって
も,グリフ(文字形状)が異なってしまうことがある。
つまり,同一の印刷情報を出力したにもかかわらず,プ
ラットホームの差に起因し,それぞれ異なる印刷文字の
出力となってしまい,結果としてWYSIWYGが実現
できないという問題点があった。
【0008】本発明は,上記に鑑みてなされたものであ
って,プリンタ側において,±1ドット程度の誤差が累
積する部分と累積しない部分とをそれぞれ切り分けたフ
ォント構成要素を搭載することにより,累積誤差の発生
を回避し,かつパーソナルコンピュータの規模・処理負
荷の低減を図り,マルチプラットホームに対応するWY
SIWYGを実現することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに,請求項1に係るプリンタ装置にあっては,ホスト
コンピュータに装備されている形式の異なる複数種のP
Cフォントに対応するプリンタフォントを搭載するプリ
ンタ装置において,印字要求の文字に対するフォントセ
ットを形成するための個々のグリフ(字形)を生成する
グリフ生成処理と,印字要求の文字に対応するアトリビ
ュート情報から前記グリフの印字位置(Width,L
SB)を算出するアトリビュート処理と,をそれぞれ独
立した状態で実行するフォント処理実行手段を備えたも
のである。
【0010】すなわち,文字の輪郭を座標値で記述して
おき,印字サイズに合わせて変倍するグリフの計算は,
従来の特定のEMに基づいて計算しても印字したときに
±1ドット程度の誤差の累積がなくなり,かつ,従来の
グリフが記述されたファイルをそのまま使用することが
できるので,新たにグリフそのものを追加する必要がな
くなり,ファイル容量を軽減することが可能となる。
【0011】また,請求項2に係るプリンタ装置にあっ
ては,前記フォント処理実行手段の前記アトリビュート
処理は,前記PCフォントに対応する文字幅尺度(E
M)ごとに複数種の印字位置(Width,LSB)情
報を保持しておき,該保持してある印字位置(Widt
h,LSB)情報に基づいて印字要求の文字の印字位置
を算出し,前記グリフのレイアウトを行うものである。
【0012】すなわち,PCフォントの種類に対応する
Windows,Postscript,DOSなどの
プラットホームが標準的に抱えるフォントの文字幅尺度
(EM)に合わせてグリフのレイアウトを行うことによ
り,WYSIWYGを実現した印字を行うことが可能と
なる。
【0013】また,請求項3に係るプリンタ装置にあっ
ては,前記フォント処理実行手段のグリフ生成処理は,
前記PCフォントに対応する文字幅尺度(EM)に関係
なく一種類で記述するものである。
【0014】すなわち,PCフォントの種類に対応する
Windows,Postscript,DOSなどの
プラットホームが増えても,字形を記述するグリフは一
種類であるので,プラットホームを複数用いた際におけ
る印刷品質(文字形状)の差をなくすことが可能とな
る。
【0015】
【発明の実施の形態】以下,本発明のプリンタ装置につ
いて添付図面を参照し,詳細に説明する。図1は,実施
の形態に係るプリンタおよびホストコンピュータの主要
構成および各要素間の接続・流れを示すブロック図であ
る。図において,100はパーソナルコンピュータ(P
C)やワークステーション(WS)などのホストコンピ
ュータ,110はホストコンピュータ100からの印刷
データを記録紙に印刷するプリンタである。
【0016】ホストコンピュータ100には,それぞれ
印刷書体の形式が異なる複数種のFontAD101
と,FontAW102と,FontAA103と,が
標準装備されている。
【0017】また,プリンタ110は,ホストコンピュ
ータ100とのインターフェイス制御を行うホストI/
F111と,後述するフォント処理を実行するフォント
処理実行手段としてのフォント処理部120と,所定の
画像形成プロセスに基づいて印刷する印刷部118と,
を備えている。
【0018】上記フォント処理部120は,フォント部
113のフォント情報を読み出すデータ読出部112
と,後述するHeader(ヘッダー),Attrib
uteTable(アトリビュートテーブル),Gly
fData(グリフデータ)の3部構成のフォント情報
を有するフォント部113と,各種の処理・計算などの
途中のデータを格納するワークメモリ114と,印字要
求の文字に対するAttributeTable(後述
する図2参照)のLSB,Width(グリフの印字位
置)から印字の際におけるLSB_R,およびWidt
h_Rを算出するポインタ計算部115と,印字要求の
文字に対するGlyfData(後述する図2参照)の
座標点から印字の際における座標点を算出するグリフ生
成部116と,グリフ生成部116で生成した輪郭形状
の文字を塗りつぶす塗りつぶし部117と,を備えてい
る。
【0019】図2は,フォント部113のフォント構成
を示す説明図である。ここでは,Header(ヘッダ
ー),AttributeTable(アトリビュート
テーブル),GlyfData(グリフデータ)の3部
構成となっている。
【0020】Header(ヘッダー)には,書体名
(FontAD,FontAW,FontAA),書体
名に対応するプラットホーム,EM(Attribut
eTableのEM),EM0(GlyfDataのE
M),次の書体へのポインタ,EMに対する変倍率H,
EMに対する変倍率V,EM0に対する変倍率H,EM
0に対する変倍率V,AttributeTableの
サイズなどが入っている。
【0021】上記Header(ヘッダー)において,
書体名でサーチする場合,次のポインタを使って,次々
に書体名を比較する。また,対応するプラットホームと
は,ホストコンピュータ100の識別子である。さら
に,EMに対する変倍率とは,AttributeTa
bleのLSB,Widthを印字に使うときに変倍す
るときの掛け率である。また,EM0に対する変倍率と
は,GlyfDataの印字に使うときに変倍するとき
の掛け率である。
【0022】AttributeTableには,文字
ごとの輪郭の外接四角形を決定する座標点であるBBO
X,LSB,Width,GlyfDataの文字への
ポインタなどが入っている。また,EMが異なる場合に
おけるWidthの違いを表1に示す。この表1では,
A,B,C,D,E,Fの各文字について示している。
【0023】
【表1】
【0024】GlyfDataには,文字ごとに輪郭を
形成する座標点の点列情報が入っている。このGlyf
DataとLSB,Widthとの関係を図3に示す。
【0025】次に,以上の構成における動作について説
明する。まず,図1において,ホストコンピュータ10
0からはフォント名称(たとえば,FontA?)で印
刷書体が指定される。プリンタ110はFontAD1
01,FontAW102,FontAA103でフォ
ント部113の書体名称をサーチ(検索)する。そし
て,最初に一致したFontを基づいて印刷処理を実行
する。
【0026】プリンタ100のポインタ計算部115で
は,印字要求の文字に対するAttributeTab
le(後述する図2参照)のLSB,Width(グリ
フの印字位置)から印字の際におけるLSB_R,およ
びWidth_Rを算出する。
【0027】すなわち, LSB_R=LSB×印字サイズ×EMに対する変倍率 Width_R=Width×印字サイズ×EMに対す
る変倍率 を算出する。
【0028】また,グリフ生成部116では,印字要求
の文字に対するGlyfData(後述する図2参照)
の座標点(P0 (i))から印字の際における座標点を
算出する。
【0029】すなわち, P0 _R(i)=P0 (i)×印字サイズ×EMに対す
る変倍率 を算出する。
【0030】このような処理を行うことによって,図4
に示すように,印字ポインタからLSB_Rのみを送出
し,P0 _R(i)点列を描画し,印字ポインタをWi
dth_Rだけ進める。
【0031】このようにして,ホストコンピュータ10
0のフォントと同じ精度,すなわちEMで文字送り行う
ので,WYSIWYG(ウィジィウィーグ)となると共
に,かつ印刷物は従来通りの印字品質で出力される。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように,本発明に係るプリ
ンタ装置(請求項1)によれば,文字の輪郭を座標値で
記述しておき,印字サイズに合わせて変倍するグリフの
計算は,従来の特定のEMに基づいて計算しても印字し
たときに±1ドット程度の誤差の累積がなくなり,か
つ,従来のグリフが記述されたファイルをそのまま使用
することができるので,新たにグリフそのものを追加す
る必要がなくなり,ファイル容量を軽減することが可能
となる。したがって,±1ドット程度の誤差が累積する
部分と累積しない部分とをそれぞれ切り分けたフォント
構成要素を搭載したため,累積誤差の発生を回避するこ
とができ,かつパーソナルコンピュータの規模・処理負
荷の低減を図り,マルチプラットホームに対応するWY
SIWYGを実現することができる。
【0033】また,本発明に係るプリンタ装置(請求項
2)によれば,PCフォントの種類に対応するWind
ows,Postscript,DOSなどのプラット
ホームが標準的に抱えるフォントの文字幅尺度(EM)
に合わせてグリフのレイアウトを行うため,WYSIW
YGを実現した印字を行うことができる。
【0034】また,本発明に係るプリンタ装置(請求項
3)によれば,PCフォントの種類に対応するWind
ows,Postscript,DOSなどのプラット
ホームが増えても,字形を記述するグリフは一種類であ
るので,プラットホームを複数用いた際における印刷品
質(文字形状)の差をなくすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態に係るプリンタおよびホストコンピ
ュータの主要構成および各要素間の接続・流れを示すブ
ロック図である。
【図2】図1におけるフォント部のフォント構成を示す
説明図である。
【図3】GlyfDataとLSB,Widthとの関
係および文字輪郭形成する座標点例を示す説明図であ
る。
【図4】実施の形態に係る印字例を示す説明図である。
【符号の説明】
100 ホストコンピュータ 101 FontAD 102 FontAW 103 FontAA 110 プリンタ 112 データ読出部 113 フォント部 115 ポインタ計算部 116 グリフ生成部 120 フォント処理部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホストコンピュータに装備されている形
    式の異なる複数種のPCフォントに対応するプリンタフ
    ォントを搭載するプリンタ装置において,印字要求の文
    字に対するフォントセットを形成するための個々のグリ
    フ(字形)を生成するグリフ生成処理と,印字要求の文
    字に対応するアトリビュート情報から前記グリフの印字
    位置(Width,LSB)を算出するアトリビュート
    処理と,をそれぞれ独立した状態で実行するフォント処
    理実行手段を備えたことを特徴とするプリンタ装置。
  2. 【請求項2】 前記フォント処理実行手段の前記アトリ
    ビュート処理は,前記PCフォントに対応する文字幅尺
    度(EM)ごとに複数種の印字位置(Width,LS
    B)情報を保持しておき,該保持してある印字位置(W
    idth,LSB)情報に基づいて印字要求の文字の印
    字位置を算出し,前記グリフのレイアウトを行うことを
    特徴とする請求項1に記載のプリンタ装置。
  3. 【請求項3】 前記フォント処理実行手段のグリフ生成
    処理は,前記PCフォントに対応する文字幅尺度(E
    M)に関係なく一種類で記述することを特徴とする請求
    項1に記載のプリンタ装置。
JP10000272A 1998-01-05 1998-01-05 プリンタ装置 Pending JPH11192753A (ja)

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