JPS6342268B2 - - Google Patents

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JPS6342268B2
JPS6342268B2 JP57214662A JP21466282A JPS6342268B2 JP S6342268 B2 JPS6342268 B2 JP S6342268B2 JP 57214662 A JP57214662 A JP 57214662A JP 21466282 A JP21466282 A JP 21466282A JP S6342268 B2 JPS6342268 B2 JP S6342268B2
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JP
Japan
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signal
aftertouch
key
musical tone
circuit
Prior art date
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Application number
JP57214662A
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English (en)
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JPS59105693A (ja
Inventor
Masanobu Chibana
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Yamaha Corp
Original Assignee
Yamaha Corp
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Publication date
Application filed by Yamaha Corp filed Critical Yamaha Corp
Priority to JP57214662A priority Critical patent/JPS59105693A/ja
Priority to US06/558,607 priority patent/US4528885A/en
Publication of JPS59105693A publication Critical patent/JPS59105693A/ja
Publication of JPS6342268B2 publication Critical patent/JPS6342268B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10HELECTROPHONIC MUSICAL INSTRUMENTS; INSTRUMENTS IN WHICH THE TONES ARE GENERATED BY ELECTROMECHANICAL MEANS OR ELECTRONIC GENERATORS, OR IN WHICH THE TONES ARE SYNTHESISED FROM A DATA STORE
    • G10H1/00Details of electrophonic musical instruments
    • G10H1/02Means for controlling the tone frequencies, e.g. attack or decay; Means for producing special musical effects, e.g. vibratos or glissandos
    • G10H1/04Means for controlling the tone frequencies, e.g. attack or decay; Means for producing special musical effects, e.g. vibratos or glissandos by additional modulation
    • G10H1/053Means for controlling the tone frequencies, e.g. attack or decay; Means for producing special musical effects, e.g. vibratos or glissandos by additional modulation during execution only
    • G10H1/055Means for controlling the tone frequencies, e.g. attack or decay; Means for producing special musical effects, e.g. vibratos or glissandos by additional modulation during execution only by switches with variable impedance elements

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Acoustics & Sound (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Electrophonic Musical Instruments (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、鍵押圧中の押鍵深さまたは圧力等
のアフタタツチを検出して楽音制御を行なう電子
楽器においてアフタタツチ検出信号の立上りの遅
れがあつても押鍵直後から良好な楽音のタツチレ
スポンス制御ができるようにした電子楽器のタツ
チレスポンス装置に関する。
電子楽器の演奏性を向上するために、押鍵の強
さや深さなどの鍵タツチに応じて楽音の音量や音
色あるいは音高などを制御するタツチレスポンス
制御が行なわれており、このタツチレスポンス制
御の1つとして、鍵押圧中の鍵タツチ(以下「ア
フタタツチ」という)を鍵盤の下に設けた圧電素
子や導電ゴムなどを用いたアフタタツチセンサに
より検出し、楽音の音量や音色あるいは音高など
を制御する方法(以下「アフタタツチ制御」とい
う)が提案されている。
ところで、一般にアフタタツチセンサの出力は
その立上りが比較的ゆるやかであるために、押鍵
直後からアフタタツチ制御を任意に行なうことが
できないという問題がある。このためには、アフ
タタツチセンサとして感度の高いセンサを用いる
ことも考えられるが、このようなセンサは一般に
高価であり、また鍵押圧中における鍵タツチのわ
ずかな変化に伴ないセンサ出力が大きく変化して
演奏者の意図しない楽音制御が行なわれたりする
おそれがある。
この発明は、上述した問題を改善し、押鍵直後
から良好な楽音のタツチレスポンス制御が可能な
電子楽器のタツチレスポンス装置を提供すること
を目的とするものである。この目的達成のため
に、この発明においては、押鍵直後から所定期間
の間は押鍵時の押鍵速度等のイニシヤルタツチに
対応するイニシヤルタツチ信号を目標値として順
次変化する楽音制御信号を形成して楽音を制御す
るようにし、その後は鍵押圧中の押鍵深さ、押鍵
圧力等のアフタタツチに対応するアフタタツチ信
号に追従して変化する楽音制御信号により楽音を
制御するようにしたものである。
一般に、押鍵直後から楽音のタツチレスポンス
制御を行なおうとしたときには、当然押鍵開始時
から強く押鍵するのでイニシヤルタツチも大き
く、従つて押鍵直後の所定期間の間はイニシヤル
タツチ信号を選択してこのイニシヤルタツチ信号
に向かつて順次変化する楽音制御信号により楽音
制御を行なえば、アフタタツチセンサの出力の立
上りが遅れても何ら問題なく押鍵直後から楽音の
タツチレスポンス制御が可能となる。しかも、こ
の発明ではイニシヤルタツチを利用するのは押鍵
直後のある限られた所定期間の間だけとし、その
後はイニシヤルタツチからアフタタツチに切換え
てアフタタツチのみに基づき楽音制御信号を形成
して楽音制御を行なうようにしているので、鍵押
圧中はイニシヤルタツチの影響を全く受けず、演
奏者の意志どおりに楽音のアフタタツチ制御を容
易に行なうことができる。
なお、イニシヤルタツチとアフタタツチの両者
に基づき楽音のタツチレスポンス制御を行なうも
のとして、実公昭57−54142号公報に示されてい
るように、イニシヤルタツチ信号とアフタタツチ
信号のうち大きい方の信号を選択して楽音制御を
行なうようにしたものが知られているが、このよ
うなものでは、鍵押圧中にアフタタツチ制御を小
さくしようとして押鍵圧力等を弱めるとイニシヤ
ルタツチ信号が選択されてしまい、小さな値のア
フタタツチ信号による楽音制御ができないという
不都合があり、好ましくない。この点、この発明
ではこのような不都合はない。
以下図面に基づいて本発明を説明する。
第1図は本発明による電子楽器の一実施例を示
すブロツク線図である。押鍵検出回路2は鍵盤1
で押圧されている鍵を検出し、押圧鍵を表わす鍵
情報(以下キーコードKCで表わす)を出力する。
発音割当回路3は押鍵検出回路2から出力される
キーコードKCに基づき鍵盤で押圧されている各
鍵をそれぞれ複数の楽音発生チヤンネルのいずれ
かに割当て、各チヤンネルに割り当てられた鍵を
示すキーコードKCと、その鍵の押圧が維持され
ているかそれとも解除されたかを示すキーオン信
号KONと、押鍵タイミングを表わすキーオンパ
ルス信号KONPとを各チヤンネルタイミングに
同期して時分割的に出力する。楽音信号発生回路
4は発音割当回路3から送出されるキーコード
KCに基づいて音色選択回路5からの音色選択信
号TCで定められる音色の楽音信号を各チヤンネ
ルごとに発生する。
一方、押鍵時の鍵タツチはタツチ検出装置7に
より検出されるが、イニシヤルタツチは各鍵ごと
に設けられたイニシヤルタツチ検出装置71によ
り、またアフタタツチは全鍵共通の1つのアフタ
タツチ検出装置72により検出される。これらの
検出装置71,72は各鍵ごとでも複数鍵共通で
もよい。イニシヤルタツチ検出装置71はイニシ
ヤルタツチ検出信号ITを各鍵ごとに並列に出力
するものであるため、セレクタ8はこれらの並列
イニシヤルタツチ検出信号ITのうち発音割当回
路3から出力されるキーコードKCに基づき各チ
ヤンネルに割り当てられた鍵に対応するイニシヤ
ルタツチ検出信号ITを時分割的に選択して出力
する。なお、このイニシヤルタツチ検出装置71
およびセレクタ8の代りに、特開昭53−139521号
に開示されているように、タツチカウンタをチヤ
ンネル数分用意して発音割当回路3内のキーコー
ドメモリと同期して時分割動作させ、押鍵開始で
該鍵の割り当てを行なうとともにその割当てチヤ
ンネルのタツチカウンタの内容をクリヤしてカウ
ントを開始させ、押鍵完了でカウントストツプし
てそのカウント値をイニシヤルタツチ検出信号
ITとして出力するようにしてもよい。
アフタタツチ制御回路9は、セレクタ8から出
力されるイニシヤルタツチ検出信号ITと、アフ
タタツチ検出装置72から出力されるアフタタツ
チ検出信号ATとを受け、後述する動作により楽
音制御信号としてのアフタタツチ制御信号
AT″を出力する。
新押鍵検出回路10は発音割当回路3から出力
されるキーオン信号KONおよびキーオンパルス
信号KONPに基づいて、鍵盤1でも何も鍵を押
圧していない状態からいずれかの鍵が新たに押圧
されたことを検出し、その新押圧鍵が割り当てら
れたチヤンネルのキーオンパルス信号KONPを
新押鍵信号ANKONとして出力する。エンベロ
ーブジエネレータ11は楽音信号の音量エンベロ
ーブなどを選択された音色に応じて制御するため
のエンベローブ波形をキーオン信号KONまたは
キーオンパルス信号KONPに基づいて各チヤン
ネルごとに時分割で発生し、このエンベローブ波
形は乗算器12においてアフタタツチ制御回路9
からのアフタタツチ制御信号AT″と乗算されて
楽音信号発生回路4に送られる。
第2図は第1図のアフタタツチ制御回路9の一
実施例である。アフタタツチ修正回路90はイニ
シヤルタツチ検出信号ITおよびアフタタツチ検
出信号ATに基づいて初期値が所定時間の間だけ
イニシヤルタツチ検出信号ITに固定されその後
はアフタタツチ検出信号ATに応じて変化する修
正アフタタツチ信号AT′を形成して出力する。こ
のアフタタツチ修正回路90の詳細は第3図に示
してあり後述する。修正アフタタツチ信号AT′は
選択された音色に応じて感度係数メモリ91から
出力される感度係数により乗算器92で感度補正
された後比較回路93のA端子に送られる。一
方、比較回路93のB端子には演算回路94の出
力が遅延回路95により遅延されて入力されてい
る。演算回路94は新押鍵信号ANKONが発生
するたびにリセツトされ、演算タイミング制御回
路96からの演算タイミングで遅延回路95から
出力されているアフタタツチ制御信号AT″の現
在値と追従係数RDとを加算演算し、その演算値
(「AT″+RD」)を新たなアフタタツチ制御信号
AT″として出力する。追従係数RDは正の追従係
数R1,R2(R1>R2)と負の追従係数R3とから成
り、これらは追従係数メモリ97に予め記憶され
ている。これらの追従係数R1,R2,R3は音色選
択信号TCに対応させて変えてもよい。セレクタ
98は比較回路93における比較結果およびR−
Sフリツプフロツプ100の状態に応じて追従係
数メモリ97から出力される追従係数R1,R2
R3のいずれかを選択して追従係数RDとしてゲー
ト99を介して演算回路94に送出する。
上記アフタタツチ制御回路9に用いられたアフ
タタツチ修正回路90の一実施例を第3図に示
す。
キーコードKCに同期して時分割で入力するイ
ニシヤルタツチ検出信号ITは新押鍵信号
ANKONの発生ごとにラツチ回路901にラツ
チされセレクタ902のA端子に入力される。一
方、アフタタツチ検出信号ATはセレクタ902
のB端子に入力される。タイマ回路903は新押
鍵信号ANKONの発生で計時動作を開始し、設
定時間(例えば50ms〜200ms)終了時にエンド
パルスEPを出力する。R−Sフリツプフロツプ
904は新押鍵信号ANKONによりセツトされ
てQ端子に“1”を出力し、タイマ回路903か
らエンドパルスEPが出力されたときまたは比較
回路905から一致信号EQが出力されたときオ
アゲートG1を介してリセツトされる。比較回路
905はアフタタツチ検出信号ATとラツチ回路
901にラツチされたイニシヤルタツチ検出信号
ITとを比較し、両者が等しいとき“1”の一致
信号EQを出力する。
ここで、第2図に示したアフタタツチ制御回路
9の動作を説明する前に第4図を参照して第3図
の回路動作を説明する。
押鍵操作により発音割当回路3から押圧鍵に対
応するキーコードKC、キーオン信号KON、キー
オンパルス信号KONPが出力され、キーコード
KCは楽音信号発生回路4に送出される。鍵盤1
で何も鍵が押圧されていない状態で新たに鍵が押
圧されると、この新押圧鍵が発音割当回路3で所
定のチヤンネルに割り当てられる。この割り当て
に対応して該割当てチヤンネルのタイミングに同
期して新押鍵検出回路10から新押鍵信号
ANKON(1発のパルス信号)が出力される。一
方、新たな鍵の押鍵操作に関連してイニシヤルタ
ツチ検出装置71からこの新押圧鍵のイニシヤル
タツチに対応したイニシヤルタツチ検出信号IT
が発生され、この検出信号ITはセレクタ8で該
鍵の割り当てチヤンネルのタイミングに同期して
選択されてアフタタツチ制御回路9に加えられ
る。またアフタタツチ検出装置72からは新押圧
鍵のアフタタツチに対応したアフタタツチ検出信
号ATが発生される。一方、エンベロープジエネ
レータ11は音色選択回路5からの音色選択信号
TCに応じたエンベロープ波形をキーオン信号
KONに同期して発生する。アフタタツチ制御回
路9においては、ラツチ回路901に新押圧鍵に
関するイニシヤルタツチ検出信号ITがラツチさ
れる。新鍵押鍵信号ANKONによりフリツプフ
ロツプ904がセツトされるとともにタイマ回路
903が計時動作を開始する。その結果セレクタ
902のSA端子に“1”信号が入力するので、
セレクタ902はA端子入力すなわちラツチ回路
901にラツチされたイニシヤルタツチ検出信号
ITがアフタタツチ制御信号AT′の初期値として
出力される。いま、アフタタツチ検出装置72か
ら発生されるアフタタツチ検出信号ATが第4図
イに破線で示すように変化したとすると、タイマ
回路903の設定時間t0経過前にはIT=ATとな
らないから比較回路905からは一致信号EQが
出力されず。従つてフリツプフロツプ904はタ
イマ回路903からのエンドパルスEPによりリ
セツトされる。その結果フリツプフロツプ904
のQ端子出力は“0”となり、セレクタ92の
SB端子に“1”信号が入力するので、セレクタ
902はB端子入力すなわちアフタタツチ検出信
号ATを選択してアフタタツチ制御信号AT′とし
て出力する。こうしてアフタタツチ制御回路9か
ら出力されるアフタタツチ制御信号AT′は第4図
イに実線で示すように、最初はイニシヤルタツチ
検出信号ITの値となりその後(時間t0経過後)は
アフタタツチ検出信号ATに対応して変化する信
号となる。また、アフタタツチ検出信号ATが第
4図ロに破線で示すように変化したとすると、タ
イマ回路903の設定時間t0経過前にIT=ATと
なるからその時点で比較回路905から一致信号
EQが出力され、その結果フリツプフロツプ回路
904はこの一致信号EQによりセツトされる。
従つてセレクタ902の出力はIT=ATとなつた
時点でアフタタツチ検出信号ATに切り換えられ
る。従つてアフタタツチ制御回路9から出力され
るアフタタツチ制御信号AT′は第4図ロに実線で
示すようになる。
再び第2図にもどつて、第2図に示したアフタ
タツチ制御回路9の動作を第5図を用いて説明す
る。
押鍵操作を行なうと、タツチ検出装置7により
検出されたイニシヤルタツチ検出信号ITとアフ
タタツチ検出信号ATとかアフタタツチ修正回路
90に入力され、修正されて第4図イまたはロで
示すような修正アフタタツチ信号AT′として出力
される。この修正アフタタツチ信号AT′は感度係
数メモリ91に記憶されている感度係数により感
度補正されて比較回路93のA端子に送られる。
一方、新押鍵信号ANKONにより、演算回路9
4がリセツトされるとともにフリツプフロツプ1
00がセツトされ、そのQ端子出力は“1”とな
る。その結果、セレクタ98は追従係数メモリ9
7から出力されている追従係数R1,R2,R3のう
ちA端子入力すなわち追従係数R1を選択し、ゲ
ート99を介して演算回路94に送る。演算回路
94は、演算タイミング信号制御回路96によつ
て設定された演算タイミングでそのときのアフタ
タツチ制御信号AT″と追従係数R1とを演算して
その演算値(「AT″+R1」)を新たなアフタタツ
チ制御信号AT″として出力する。この結果、ア
フタタツチ制御信号AT″は第5図に示すように
追従係数R1によつて決定される比較的早い上昇
率で増加していく。この追従係数R1は楽音形成
の立上り時にクリツクが発生しない程度に大きい
値に選ぶのが好ましい。この間比較回路93のA
端子に入力される修正アフタタツチ信号AT′は第
4図からわかるようにイニシヤル検出信号ITに
等しい一定レベルとなつている。演算回路94に
より演算されて出力されるアフタタツチ制御信号
AT″が修正アフタタツチ信号AT′(イニシヤル検
出信号IT)に等しくなると、比較回路93から
一致信号EQが出力され、フリツプフロツプ10
0がリセツトされてそのQ端子出力は“0”とな
る。その結果セレクタ98は追従係数R1に代え
て「0」を選択して演算回路94に送るので、ア
フタタツチ制御信号AT″は第5図に示すように
時刻t0までは増減せずイニシヤルタツチ検出信号
ITを維持する。その後修正アフタタツチ信号
AT′が減少すると、比較回路93のA<B端子が
“1”信号を出力するのでセレクタ98はC端子
入力すなわち追従係数R3(負の値)を選択する。
このため、演算回路94により演算され出力され
るアフタタツチ制御信号AT″は比較的小さい下
降率でゆるやかに減少し始める。その後アフタタ
ツチ制御信号AT″が修正アフタタツチ信号AT′に
等しくなると、比較回路93からは再び一致信号
EQが出力され、セレクタ98において追従係数
「0」が選択されるので、アフタタツチ制御信号
AT″の減少は停止する。その後修正アフタタツ
チ信号AT′>アフタタツチ制御信号AT″となる
と、比較回路93のA>B端子から“1”信号が
出力される。このときフリツプフロツプ100は
先の一致信号EQによりリセツトされたままであ
るので、そのQ端子出力は“0”である。従つ
て、アンドゲートG1のアンド条件が成立しセレ
クタ98はそのB端子入力すなわち追従係数R2
を選択する。演算回路94はこのとき出力されて
いるアフタタツチ制御信号AT″と追従係数R2
に基づいて新たなアフタタツチ制御信号AT″を
演算する。追従係数R2は追従係数R1より小さい
正の係数であるので、アフタタツチ制御信号
AT″は徐々に増加していく。その後アフタタツ
チ制御信号AT″が修正アフタタツチ信号AT′に等
しくなつたとき比較回路93から一致信号EQが
出力されて追従係数「0」が選択される。以後は
前述したと同じ回路動作をしてアフタタツチ制御
信号AT″は修正アフタタツチ信号AT′に追従しな
がら、第5図に示すように変化していく。このよ
うなアフタタツチ制御信号AT″の追従変化にお
いては、上昇時は比較的早く追従し、下降時は比
較的遅く追従されるのが好ましいので、追従係数
R1,R2は|R3|より大きな値に選んである。
このようにしてアフタタツチ制御回路9から出
力されるアフタタツチ制御信号AT″は、乗算器
12においてエンベローブジエネレータ11から
のエンベロープ波形と乗算されてエンベロープ波
形を制御する。この乗算器12から出力されるア
フタタツチ制御されたエンベロープ波形は楽音信
号発生回路4に供給され、楽音信号の音量等を制
御するために使用される。こうしてアフタタツチ
制御された楽音信号はアンプ、スピーカなどによ
り構成されたサウンドシステム6に送られ楽音と
して発生される。
このように、押鍵当初はイニシヤルタツチに対
応して楽音を制御し、その後はアフタタツチに対
応して楽音を制御することにより、押鍵当初にお
ける楽音制御の遅れを補正することができ自然な
楽音が得られる。
なお、アフタタツチ制御信号AT′によりエンベ
ロープ波形を修正する代りにアフタタツチ制御信
号AT′を直接楽音信号発生回路4に加えて楽音信
号の音色、音高、変調効果などを制御するように
してもよい。
第2図に示した実施例では異なる追従係数の選
択により追従性を制御したが、この方法のほか
に、追従係数は一定とし演算タイミングを変えて
もよいし、追従係数と演算タイミングの両方を変
えてもよい。
また、上記実施例では、アフタタツチ制御信号
AT″が目標値すなわち修正アフタタツチ信号
AT′に達した後、所定時間その値をホールドして
いるが、第6図に示すようにアフタタツチ制御信
号AT″が目標値に達したらすぐにアフタタツチ
検出信号ATに追従するような制御にしてもよ
い。そのためには、第2図において破線で示すよ
うに、比較回路93から一致信号EQが出力した
らアフタタツチ修正回路90のフリツプフロツプ
904をリセツトするようにすればよい。
第7図は第2図に示したアフタタツチデータ修
正回路90の他の実施例であり、この実施例は各
チヤンネルごとに独立して修正アフタタツチ信号
AT′を出力するようにしたものである。
この実施例になるアフタタツチデータ修正回路
90は各チヤンネルごとに時分割で供給されるイ
ニシヤルタツチ検出信号ITおよびアフタタツチ
検出信号ATをそれぞれA端子およびB端子に入
力するセレクタ910と、各チヤンネルにおいて
キーオンパルス信号KONPが発生してから所定
時間経過後に各チヤンネルごとに独立して時分割
でタイマエンド信号EPを出力するタイマ回路9
11とにより構成されている。このようなアフタ
タツチデータ修正回路90を用いた場合のアフタ
タツチ制御回路9は第8図に示すようになる。す
なわち、第2図に示した実施例の遅延回路95の
代りにチヤンネルタイミングを決定するクロツク
φにより駆動され、かつチヤンネル数に等しいス
テージ数を有するシフトレジスタ101を設け、
またフリツプフロツプ100の代りにシフトレジ
スタ101と同様のシフトレジスタ102および
その入力側にアンドゲートG3およびオアゲート
G4を設けたもので、その他の構成は第2図に示
したものと全く同じであるので、第2図と同じ参
照番号を付して示した。
第8図の実施例においては、各チヤンネルごと
に時分割でアフタタツチ制御信号AT″が形成さ
れて出力される。なお、シフトレジスタ102は
各チヤンネルにおいてキーオンパルス信号
KONPが出力されてから当該チヤンネルにおい
て比較回路9から最初に一致信号EQが出力され
るまでの間“1”信号を出力する。その他の回路
動作は第2図の実施例と同じであるので説明は省
略する。
以上説明したように、この発明は、アフタタツ
チ制御を行なう電子楽器において、楽音制御用の
楽音制御信号を、押鍵直後から所定期間の間は押
鍵時の押鍵速度等のイニシヤルタツチに対応する
イニシヤルタツチ信号を目標値として順次上昇変
化させ、その後は鍵押圧中の押鍵深さ、押鍵圧力
等のアフタタツチに対応するアフタタツチ信号に
追従して変化させるようにしたので、アフタタツ
チセンサ出力の立上りが遅れても押鍵直後から良
好な楽音のタツチレスポンス制御を行なうことが
でき、しかも鍵押圧中はイニシヤルタツチの影響
を全く受けず、演奏者の意志どおりに楽音アフタ
タツチ制御を行なうことができる。また、楽音の
アフタタツチ制御のための楽音制御信号としてア
フタタツチ信号をそのまま用いないでアフタタツ
チ信号に追従して変化する信号を用いるようにす
ることにより、ノイズやクリツクが発生せず、ま
た演奏者の意図しない押鍵圧力等の変化による楽
音の急激な変化を防止できる効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明を適用した電子楽器の概略構
成を示すブロツク線図、第2図は第1図に示した
アフタタツチ制御回路の一実施例の回路構成を示
すブロツク線図、第3図は第2図に示したアフタ
タツチデータ修正回路の一実施例の回路構成を示
すブロツク線図、第4図イおよびロは第3図に示
したアフタタツチデータ修正回路の出力波形図、
第5図は第2図に示したアフタタツチ制御回路の
出力波形図、第6図はアフタタツチ制御回路の出
力波形の他の例を示す図、第7図は第2図に示し
たアフタタツチデータ修正回路の他の実施例の回
路構成を示すブロツク線図、第8図は第7図に示
したアフタタツチデータ修正回路を用いて構成し
たアフタタツチ制御回路の他の実施例の回路構成
を示すブロツク線図である。 1……鍵盤、2……押鍵検出回路、3……発音
割当回路、4……楽音信号発生回路、5……音色
選択回路、6……サウンドシステム、7……タツ
チ検出装置、71……イニシヤルタツチ検出装
置、72……アフタタツチ検出装置、8,98,
902,910……セレクタ、9……アフタタツ
チ制御回路、90……アフタタツチデータ修正回
路、91……感度メモリ、93,905……比較
回路、94……演算回路、95……遅延回路、9
6……演算タイミング制御回路、97……追従係
数メモリ、99……ゲート、901……ラツチ回
路、903,911……タイマ回路、904,1
00……R−Sフリツプフロツプ、10……新押
鍵検出回路、101,102……シフトレジス
タ、11……エンベロープジエネレータ、12,
92……乗算器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 鍵盤で新たに鍵が押鍵されたことを検出する
    新押鍵検出手段と、前記鍵盤で押鍵される鍵の押
    鍵時における押鍵速度等のイニシヤルタツチを検
    出してイニシヤルタツチ信号を出力するイニシヤ
    ルタツチ検出手段と、前記鍵盤で押鍵された鍵の
    押鍵中における押鍵深さまたは押鍵圧力等のアフ
    タタツチを検出してアフタタツチ信号を出力する
    アフタタツチ検出手段と、前記新押鍵手段が新た
    に鍵が押鍵されたことを検出したときから前記ア
    フタタツチ信号が立上るまでの期間に相当する所
    定期間の間は前記イニシヤルタツチ信号を目標値
    として初期値から該目標値に向つて順次変化する
    楽音制御信号を出力し、その後は前記アフタタツ
    チ信号に追従して変化する楽音制御信号を出力す
    る楽音制御信号発生手段とを備え、前記楽音制御
    信号発生手段から出力される楽音制御信号に基づ
    き楽音を制御するようにしたことを特徴とする電
    子楽器のタツチレスポンス装置。 2 前記楽音制御信号発生手段は、前記新押鍵検
    出手段が新たに鍵が押鍵されたことを検出したと
    きから前記所定期間の間は前記イニシヤルタツチ
    信号を選択して出力し、その後は前記アフタタツ
    チ信号を選択して出力する選択手段と、前記楽音
    制御信号を前記目標値に向かつて順次変化させる
    ための第1の追従係数および前記楽音制御信号を
    前記アフタタツチ信号の変化に追従して変化させ
    るための第2の追従係数を選択的に出力する追従
    係数発生手段と、該楽音制御信号発生手段から出
    力されている前記楽音制御信号に対して前記第1
    または第2の追従係数を加算または減算してその
    出力信号を新たな楽音制御信号として出力する演
    算手段と、前記新押鍵検出手段が新たに鍵が押鍵
    されたことを検出したときから前記楽音制御信号
    の値が前記選択手段の出力信号の値に一致するま
    での間は前記追従係数発生手段から前記第1の追
    従係数を出力させるとともに、その後は前記追従
    係数発生手段から前記第2の追従係数を出力さ
    せ、かつ前記演算手段の出力信号の値と前記選択
    手段の出力信号の値との大小関係に応じて前記演
    算手段の出力信号の値が前記アフタタツチ信号の
    値の変化に追従して変化するように該演算手段の
    加算または減算の演算動作を制御する制御手段と
    を有することを特徴とする特許請求の範囲第1項
    に記載の電子楽器のタツチレスポンス装置。 3 前記所定期間は、前記アフタタツチ信号の値
    が前記イニシヤルタツチ信号の値に一致するまで
    の間であることを特徴とする特許請求の範囲第1
    項に記載の電子楽器のタツチレスポンス装置。
JP57214662A 1982-12-09 1982-12-09 電子楽器のタツチレスポンス装置 Granted JPS59105693A (ja)

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