JPH02165196A - 電子楽器 - Google Patents

電子楽器

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JPH02165196A
JPH02165196A JP63320916A JP32091688A JPH02165196A JP H02165196 A JPH02165196 A JP H02165196A JP 63320916 A JP63320916 A JP 63320916A JP 32091688 A JP32091688 A JP 32091688A JP H02165196 A JPH02165196 A JP H02165196A
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JP
Japan
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key
musical tone
control signal
operator
control information
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Application number
JP63320916A
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English (en)
Inventor
Tadao Kikumoto
忠男 菊本
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Roland Corp
Original Assignee
Roland Corp
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Publication date
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Priority to EP89313299A priority patent/EP0375370B1/en
Publication of JPH02165196A publication Critical patent/JPH02165196A/ja
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    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10HELECTROPHONIC MUSICAL INSTRUMENTS; INSTRUMENTS IN WHICH THE TONES ARE GENERATED BY ELECTROMECHANICAL MEANS OR ELECTRONIC GENERATORS, OR IN WHICH THE TONES ARE SYNTHESISED FROM A DATA STORE
    • G10H1/00Details of electrophonic musical instruments
    • G10H1/18Selecting circuits
    • G10H1/182Key multiplexing
    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10HELECTROPHONIC MUSICAL INSTRUMENTS; INSTRUMENTS IN WHICH THE TONES ARE GENERATED BY ELECTROMECHANICAL MEANS OR ELECTRONIC GENERATORS, OR IN WHICH THE TONES ARE SYNTHESISED FROM A DATA STORE
    • G10H1/00Details of electrophonic musical instruments
    • G10H1/02Means for controlling the tone frequencies, e.g. attack or decay; Means for producing special musical effects, e.g. vibratos or glissandos

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Acoustics & Sound (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Electrophonic Musical Instruments (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は操作子の操作タッチによって楽音を制御する電
子楽器に関する。
(従来の技術) 一般に電子楽器においては、鍵盤などの操作に応じて楽
音の音高を指定すると共に、楽音制御用の操作子を有し
楽音制御を行なっている。この場合、楽音制御用の操作
子として単なるオン/オフスイッチを使用し、ビブラー
ト効果付加のオン/オフ制御などをするもの、あるいは
操作圧力を検出できる操作子を使用し、ビブラート効果
のかかり具合などを操作圧力に応じて制御するものなど
が知られている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、楽音制御用の操作子として単なるオン/
オフスイッチを使用した場合には楽音の微妙な変化や時
間経過に伴った変化を得ることができなかった。また、
操作圧力を検出できる操作子を使用した場合には操作圧
力が直接制御信号となるので、楽音の時間経過に伴った
変化を得ようとする場合には操作圧力を時間経過に伴っ
て変化させる必要があり高度な演奏技術を要するもので
あった。
(課題を解決するための手段) 前述された課題を解決するために、本発明による電子楽
器の構成上の特徴は、第1図に示されるように、 (a)  音高指定手段(1)、 (b)  操作子(2)、 (c)  前記操作子の操作タッチに応じた発生態様で
、時間経過に伴って変化する楽音制御情報を発生させる
楽音制御情報発生手段(3) (d)  前記音高指定手段で指定された音高の楽音を
、前記楽音制御情報発生手段によって発生された楽音制
御情報によって制御された態様で発生させる楽音発生手
段(4)、 を具えることにある。
(作用) 操作子(2)の操作タッチに応じた発生態様で、時間経
過に伴って変化する楽音制御情報が楽音制御情報発生手
段(3)によって発生され、この楽音制御情報によって
制御された態様で楽音発生手段(4)によって楽音が発
生される。
(発明の効果) したがって、操作子の操作圧力を時間経過に伴って変化
させなくても時間経過に伴って変化する制御信号が得ら
れる。また、操作子の操作タッチによって制御信号の発
生の態様も自由に制御できるので楽音の微妙な変化を得
る場合でも楽音の制御が容易に行なえる。
(実施例) 次に、本発明による電子楽器の具体的実施例につき、図
面を参照しつつ説明する。
第2図には、本発明が適用された電子楽器が概略的に示
されている。
鍵盤20はC2〜C7の音高に対応する61個の鍵より
構成され、そのうちC2およびD2の2個の白鍵を第2
の鍵盤部20A1残りの鍵を第1の鍵盤部20Bとして
いる。演奏モード1(通常の演奏モード)では音高の指
定は第1の鍵盤部20Bおよび第2の鍵盤部2OAによ
って行なわれ、音高を指定した鍵の押離鍵速度および押
鍵圧力によって楽音の制御が行なわれる。演奏モード2
(本発明に関わるモード)では、第1の鍵盤部20Bに
よって演奏モード1と同様に音高の指定および楽音の制
御がおこなわれ、第2の鍵盤部2OAの縁縫(押離鍵の
状態、押離鍵速度)に応じた発生態様で発生される制御
信号によってさらに楽音の制御が行なわれる。第1の鍵
盤部20Bは本願特許請求の範囲に記した「音高指定手
段(1)」に相当し、第2の鍵盤部20Aは本願特許請
求の範囲に記した「操作子(2)」に相当する。制御信
号は後に第8図の説明の項で詳述するように、設定され
た目標値に向って設定された変化の鋭さで時間経過に伴
って漸近するもので、第2の鍵盤部20Aの縁縫に応じ
て目標値および変化の鋭さが設定される。第2の鍵盤部
20Aの操作によって発生される制御信号は音量を制御
し、C2の鍵は音量を標準より小さくするよう機能し、
D2の鍵は大きくするよう機能する。鍵盤20に対する
各日の押鍵または離鍵操作は鍵操作検出回路21によっ
て検出されるとともに、鍵操作に基づく押離鍵速度はベ
ロシティ検出回路22によって、押鍵圧力は同様にアフ
タータッチ検出回路23によってそれぞれ検出され、鍵
情報としてマイコン24の制御のもとにバス25を介し
てマイコン24に供給される。
パネル26は図示する操作子26A〜261および図示
しない音色選択スイッチ、書込み指令スイッチなどの複
数の操作子および表示装置26Jからなり、操作子の操
作状態はマイコン24の制御のもとに検出されてマイコ
ン24に供給される。このマイコン24の制御のもとに
その操作状態、設定状態が表示装置26Jに表示される
。各操作子のうち本発明に関わるものを説明する。
操作子26A: 第2の鍵盤部20Aの押鍵(オン)が制御信号の大きさ
(目標値)に関わる量を設定するために使用される。
操作子26B: 第2の鍵盤部20Aの押鍵速度が制御信号の大きさに関
わる量を設定するために使用される。
操作子26C: 第2の鍵盤部2OAの押鍵(オン)および押鍵速度が制
御信号の大きさに関わるが(オン状態)否か(オフ状態
)を選択するために使用される。
操作子26D: 第2の鍵盤部2OAの押鍵(オン)が制御信号の時間経
過に伴なう変化の鋭さに関わる量を設定するために使用
される。
操作子26E: 第2の鍵盤部20Aの押鍵速度が制御信号の時間経過に
伴なう変化の鋭さに関わる量を設定するために使用され
る。
操作子26F: 第2の鍵盤部20Aの離鍵(オフ)が制御信号の時間経
過に伴なう変化の鋭さに関わる量を設定するために使用
される。
操作子26G= 第2の鍵盤部20Aの離鍵速度が制御信号の時間経過に
伴なう変化の鋭さに関わる量を設定するために使用され
る。
操作子26H; 第2の鍵盤部20Aの離鍵(オフ)によって制御信号が
減衰するか(オン状態)否か(オフ状態)を選択するた
めに使用される。
操作子26I : 各種モードを選択するために使用する。モードには演奏
モード1、演奏モード2および設定モードがある。設定
モードは第2の鍵盤部20Aの機能設定をするモードで
、第2の鍵盤部2OAの操作を制御信号にどのように反
映させるかを前記の操作子26A〜26Hによって設定
するためのものである。
各モードは操作子261を操作する度に順に切換わる。
また演奏モード1あるいは演奏モード2である場合には
後述するペダル27によってもモードを切換えることが
できる。
ペダル27は演奏モード1あるいは演奏モード2を選択
するためのもので、前述の操作子26!によって演奏モ
ード1あるいは演奏モード2が選択されている時に操作
すると、操作する度に演奏モード1あるいは演奏モード
2に切換わる。ペダル27の操作はペダル操作検出回路
28によって検出されペダル情報としてマイコン24の
制御のもとにバス25を介してマイコン24に供給され
る。
前記マイコン24は、所定プログラムを実行する中央処
理装置CPU24Aと、このプログラムを記憶する読出
し専用メモリROM24Bと、このプログラムを実行す
るに必要な書込み可能メモリRAM 24Cと、このプ
ログラム中の時間を計測するタイマ回路24Dとから構
成されている。なお、書込み可能メモリRAM24Cに
は、楽音形成用のトーンデータなどを記憶する記憶領域
、動作上必要な各種レジスタ、テーブルなどを含むワー
キングエリアとが設定されている。また、RAM24C
は電源遮断時にもその記憶が失われないように電池でバ
ックアップされている。そして、前述されたトーンデー
タ、鍵情報(押離鍵の状態、押離鍵の速度、押鍵の圧力
)などにもとづき前記プログラムを実行することにより
、楽音信号発生回路29を制御して、所望の楽音信号を
生成し、増幅器30を介してスピーカ31から楽音とし
て発生させている。
第3図はRAM24C内のワーキングエリアのうちマイ
コン24が本発明に関する処理を実行するにあたって使
用するメモリエリアを示している。keyNo 、は新
たに押離鍵された鍵の音高を示すキーナンバを記憶する
レジスタ、velocityはその鍵の押離鍵の速度を
記憶するレジスタである。BPは時間経過に伴って変化
する制御信号の目標値を記憶するレジスタ、Kは時間経
過に伴なう変化の鋭さに対応する値を記憶するレジスタ
、currentは制御信号の現在値を記憶するレジス
タである。DPI tableは第2の鍵盤部ZOAの
D2の鍵の、押鍵速度と発生する制御信号の大きさ(目
標値)との対応を記憶しているテーブルである。BP2
 tableは第2の鍵盤部2OAの02の鍵の、押鍵
速度と発生する制御信号の大きさとの対応を記憶してい
るテーブルである。BPI tableSBP2 ta
bleの記憶内容は操作子26Aおよび操作子26Bに
よって設定される。
設定方法は第4図を参照しつつ後に詳述する。KON 
tableは第2の鍵盤部20Aの、押鍵速度と発生す
る制御信号の時間経過に伴なう変化の鋭さに対応する値
との対応を記憶しているテーブルである。
KON tableの記憶内容は操作子26Dおよび操
作子26Eによって設定される。設定方法は第4図を参
照しつつ後に詳述する。KOFF tableは第2の
鍵盤部20Aの、離鍵速度と発生する制御信号の時間経
過に伴なう変化の鋭さに対応する値との対応を記憶して
いるテーブルである。KOFF tableの記憶内容
は操作子26Fおよび操作子26Gによって設定される
。設定方法は第4図を参照しつつ詳述する。
第4図はテーブルの記憶内容を示すものである。
横軸は押離鍵速度あるいは押鍵速度、縦軸は記憶されて
いる値で、図中の実線がその関係を示している。Vcは
押鍵速度の中央値(最大値と最小値とのちょうど中間)
、LCはVcに対応して記憶されている値である。操作
子によってLcおよび実線の傾斜部分の傾きが設定され
る。操作子は次の3つのグループに分けられる。
操作子グループ■:LCの大きさを設定するもの26A
、  26D、  26F0 操作子グループ■:実線の傾斜部分の傾きを設定するも
の 26B、  26E、  26G0 操作子グループ■:その他の操作子 26C,2680 まず操作子26Cおよび操作子268がオンの場合につ
いて第4図(a)を参照しつつ説明する。Lcは操作子
グループ■によって設定され、実線の傾斜部分の傾きは
操作子グループ■によって設定される。例えば、BPI
 tableのLeは操作子26Aによって、実線の傾
斜部分の傾きは操作子26Bによって設定される。なお
、この手順によって得られた値が記憶すべき値の最大値
あるいは最小値からはみ出した場合には、記憶される値
はそれぞれ最大値あるいは最小値とされる。このように
して操作子グループ■および操作子グループ■を操作す
ることにより、押離鍵された速度と、発生する制御信号
の大きさおよび時間経過に伴なう変化の鋭さとの対応を
さまざまに変化させることができる。
この手順はいずれのテーブルにおいても共通である。た
だしBP2 tableについてはBPI table
と絶対値は同じで符号が負とされる。
操作子26Cがオフである場合はBPI tableS
BP2tableはどの押鍵速度に対応する値(絶対値
)も最大値とされる。操作子26Hがオフである場合は
KOFF tableはどの離鍵速度に対応する値もO
とされ、BPI tableおよびBP2 table
は第4図(b)に示すように敷居値Vt未満の押鍵速度
に対応する値は0とされる。ただし操作子26Cおよび
操作子26Hともオフである場合には、KOFF ta
bleはどの離鍵速度に対応する値も0とされ、BPI
 tableSBP2 tableは敷居値Vt未満の
押鍵速度に対応する値はOとされ、それ以外の押鍵速度
に対応する値(絶対値)は最大値とされる。
以上に示したように各テーブルには押離鍵速度に対応し
てさまざまな値が記憶されている。また、操作子の設定
によって押離鍵速度に対応して記憶されている値を変更
することもできるので、操作子の設定および押離鍵速度
によってさまざまな値をテーブルから読みだすことがで
きる。
マイコン24によって実行される処理のうち本発明に関
する部分が第5図〜第7図に示されている。
新たに押鍵がなされると第5図に示すキーオンイベント
処理が行なわれる。ステップA−1では新たに押鍵され
た鍵を示すキーナンバがkeyNo、に、その時の押鍵
速度がvelocityに記憶される。ステップA−2
では演奏モード1か演奏モード2かを判断し、演奏モー
ド1の場合にはステップA−5に進み、演奏モード2の
場合にはステップA−3へ進む。ステップA−3ではk
eyNo 、に記憶された値によって押鍵された鍵が第
2の鍵盤部20Aに属するものか否かを判断し、第2の
鍵盤部20Aに属する場合にはステップA−4に進み、
属さない場合にはステップA−5に進む。ステップA−
4ではkeyNOに記憶された値によってBPI ta
bleあるいはBP2 tableを選択しveloc
ityに記憶された値によって制御信号の目標値を読み
だしBPに記憶させるとともに、velocityに記
憶された値によってKON tableから制御信号の
時間経過に伴なう変化の鋭さに対応する値を読みだしK
に記憶させる。
すなわち演奏モード2の場合に楽音制御を行なう第2の
鍵盤部2OAが新たに押鍵されると、鍵の種類および押
鍵速度に応じて制御信号を発生させるパラメータ(目標
値、時間経過に伴なう変化の鋭さに対応する値)を与え
る。ステップA−5ではkeyNo 、およびvelo
cityに記憶された鍵のデータを楽音信号発生回路2
9に与える。すなわち新たに押鍵された鍵が楽音を発生
させる鍵であるので楽音発生処理を行なう。
新たに離鍵がなされると第6図に示すキーオフイベント
処理が行なわれる。ステップB−1では新たに離鍵され
た鍵のキーナンバがkeyNO,に、その時の離鍵速度
がvelocityに記憶される。ステップB−2では
演奏モード1か演奏モード2かを判断し、演奏モード1
の場合にはステップB−5に進み、演奏モード2の場合
にはステップB−3へ進む。ステップB−3ではに;e
yNO−に記憶された値によって離鍵された鍵が第2の
鍵盤部20Aに属するものか否かを判断し、第2の鍵盤
部?OAに属する場合にはステップB−4に進み、属さ
ない場合にはステップB−5に進む。ステップB−4で
はvetocttyに記憶された値によってKOFY 
tableから制御信号の時間経過に伴なう変化の鋭さ
に対応する値を読みだしKに記憶させるとともにBPに
はOを記憶させる。すなわち演奏モード2の場合に楽音
制御を行なう第2の鍵盤部20Aが新たに離鍵されると
、離鍵速度に応じて制御信号を発生させるパラメータ(
目標値、時間経過に伴なう変化の鋭さに対応する値)を
与える。ステップB−5ではkeyNO、およびvel
ocityに記憶された鍵のデータを楽音信号発生回路
29に与える。すなわち新たに離鍵された鍵が楽音を発
生させる鍵であるので楽音消音処理を行なう。
制御信号の発生は、プログラム中の時間を計測するタイ
マ回路24Dによって一定時間ごとに与えられるタイマ
インタラブドに応じて第7図に示すように行なわれる。
ステップC−1ではBPに記憶された制御信号の目標値
からcurrentに記憶された制御信号の現在値を減
算し、その差にKに記憶された制御信号の時間経過に伴
なう変化の鋭さに対応する値を乗算する。さらにその積
にcurrentに記憶された制御信号の現在値を加算
し、その和を新たな制御信号の現在値としcurren
tに記憶させるとともに制御信号として楽音信号発生回
路29に与える。(ただし0≦Kに記憶された値≦1)
第8図はこのような処理を行なった時の得られる結果を
示している。横軸は時間、縦軸はBPおよびcurre
ntに記憶された値の大きさを示している。時間TOま
ではBPおよびcurrentに記憶された値ともLO
であったとする。時間TOでBPに記憶された値がLl
に変化するとcurrentに記憶された値はBPに記
憶された値を目標値としてkに記憶された値に応じた変
化の鋭さで漸近する。よってBPおよびKに記憶させる
値を変化させると時間的に変化するさまざまな制御信号
を得ることができる。
第9図(a)〜(e)には、本発明が適用された電子楽
器の第2の鍵盤部2OAのD2の鍵の押離鍵と得られる
制御信号との関係が示されている。AおよびCの区間で
は押鍵されておらずBおよびDの区間では押鍵されてい
るものとする。横軸に時間、縦軸に制御信号の大きさを
とっである。なお、第9図にはD2の鍵を押圧した場合
、すなわち正の制御信号が得られる場合についてのみ示
したがC2の鍵を押圧した場合には負の値の同様な制御
信号が得られる。
第9図(a)は操作子26Cがオン状態である場合、す
なわち第2の鍵盤部20Aの押鍵(オン)および押鍵速
度が制御信号の大きさ(目標値)に関わる場合の押鍵に
よって得られる制御信号を示している。縦軸は制御信号
の大きさである。線イは操作子26Aおよび操作子26
Dを中央値(最大値と最小値とのちょうど中間)とし押
鍵速度の中央値の速度で押鍵した場合で、所定の変化の
鋭さで所定の大きさまで立上がる。同じ速度で押鍵した
としても操作子26Aを操作することにより、得られる
制御信号は線口あるいは線ハのように大きさが変化し、
操作子26Dを操作することにより、線二あるいは線ホ
のように立上がる鋭さが変化する。
また操作子26Aおよび操作子26Dが中央値であって
も押鍵速度を変化させると線イ〜ホのように大きさおよ
び立上がる鋭さが変化する。押鍵速度と得られる制御信
号の大きさとの関係は操作子26Bによって、立上がる
鋭さとの関係は操作子26Hによって変更することがで
きる。
第9図(b)は操作子26Cがオフ状態である場合、す
なわち第2の鍵盤部20Aの押ll(オン)および押鍵
速度が制御信号の大きさに関わらない場合の押鍵によっ
て得られる制御信号を示している。
この場合には線へ〜線チで示されるように、押鍵すると
操作子26Aおよび操作子26Bの操作にかかわらず最
大値を目標とし立上がり始め離鍵されるまで変化し続け
る。(離鍵されるまえに最大値に付着いた場合は最大値
にとどまる)立上がる鋭さは第9図(a)の場合と同様
に操作子26D1操作子26Eおよび押鍵速度によって
変更することができる。
第9図(C)は離鍵によって得られる制御信号を示して
いる。線り〜線ルは操作子26Hがオン状態である場合
、すなわち第2の鍵盤部20Aの離鍵(オフ)によって
制御信号が減衰する場合のもので、第9図(a)の場合
と同様に操作子26F1操作子26Gおよび離鍵速度を
変化させると立ち下がる鋭さが線り〜線ルのように変化
する。線ヲは操作子26Hがオフ状態である場合、すな
わち第2の鍵盤部20Aの離鍵(オフ)によって制御信
号が減衰しない場合のもので、この場合には離鍵する直
前の制御信号の大きさが保持される。線ヲに続く線ヲ′
および線ヲ′は次の押鍵による制御信号の変化を示して
いる。線ヲ′は敷居値Vtより大きい押鍵速度に対応す
るもので、この場合には次の押鍵に対応する大きさに向
って変化する。線ヲ′は敷居値Vtより小さい押鍵速度
に対応するもので、この場合には0に向って減少する。
これはBPl table、 BF2 tableが第
4図(b)のように設定されているためで、こうするこ
とにより離鍵する直前の制御信号の大きさが保持される
モードであっても押鍵速度に応じて制御信号を減衰させ
ることができる。
第9図(d)は操作子26Cおよび操作子26Hがオン
状態である場合の一連の押離鍵によって得られる制御信
号を示している。押鍵部分では制御信号が増、大し離鍵
部分では減衰するので、この制御信号によって音量制御
することにより第2の鍵盤部2OAの押離鍵操作によっ
てフェードイン/フェードアウト的な効果を得ることが
できる。
第10図(a)〜(f)には本発明の電子楽器の具体的
な使用例が示されている。第10図(a)はD2および
C2の鍵を押離鍵した時の押離鍵速度である。横軸は時
間で縦軸は押離鍵速度を示しており押鍵速度を上向き、
離鍵速度を下向きとしている。第10図(b)〜(g)
はその時得られる制御信号が操作子26Cおよび操作子
26)1の操作状態によりどのように異なるかを示して
いる。縦軸は制御信号の大きさすなわち標準の音量から
の変位をを示している。第1表には(b)〜(g)の操
作子26Cおよび26Hの操作状態が示されている。
(b)は操作子26Cおよび操作子268がオンに設定
されており、制御信号の大きさを押鍵速度によって制御
している場合で、押鍵速度によって制御信号の目標値が
変化し、離鍵によって制御信号の絶対値は減衰する。
(C)は操作子26Cおよび操作子26Hがオンに設定
されており、時間経過に伴なう変化の鋭さを押離鍵速度
によって制御している場合で、押離鍵速度によって時間
経過に伴なう変化の鋭さが変化し、離鍵によって制御信
号の絶対値は減衰する。
(d)は操作子26Cおよび操作子26I(がオンに設
定されており、制御信号の大きさおよび時間経過に伴な
う変化の鋭さを押離鍵速度によってそれぞれ制御してい
る場合で、押離鍵速度によって制御信号の目標値および
時間経過に伴なう変化の鋭さが変化し、離鍵によって制
御信号の絶対値は減衰する。
(8)は操作子26Cをオフ、操作子26Hをオン、時
間経過に伴なう変化の鋭さを小さく設定している場合で
、制御信号の目標値は押鍵速度によらず一定(最大値)
であるが、押鍵中は制御信号が変化し続けるので押鍵時
間によって制御信号の大きさを制御できる。また離鍵に
よって制御信号の絶対値は減衰する。
(f)は操作子26Cがオン、操作子26Hがオフに設
定されている場合で、離鍵しても制御信号の大きさは保
持される。離鍵しても制御信号は変化しないので押鍵に
のみ神経を集中することができる。
(g)は操作子26Cをオフ、操作子26Hをオフ、時
間経過に伴なう変化の鋭さを小さく設定している場合で
、制御信号の目標値は押鍵速度によらず一定であり、離
鍵しても制御信号の大きさは保持される。押鍵中は制御
信号が変化し続けるので押鍵時間によって制御信号の大
きさを制御でき、離鍵しても制御信号は変化しないので
押鍵にのみ神経を集中することができる。
以上のように第2の鍵盤部20Aで押圧された鍵のタッ
チに応じて、時間的に変化するさまざまな制御信号を発
生させ、音量制御が行なえるなお、上記実施例では押離
鍵と得られる制御信号との関係をあらかじめテーブルに
記憶させるようにしたが演算で求めるようにしてもよい
上記実施例では操作子26Hがオフである場合は、BP
I table、 BF2 tableの押鍵速度に対
応する値を0とする敷居値Vtを固定としたが変更でき
るようにしてもよい。
上記実施例では音量を制御するようにしたが、制御対象
として、音高、音色、コーラスなどの効果の深さ、モジ
ュレーション信号の大きさあるいは速度、加算される複
数の波形のうちのある波形の加算割合など楽音信号発生
回路29で扱う各種パラメータのいずれとしてもよい。
また1つの鍵で複数のパラメータを制御するようにして
もよい。
さらに複数のパラメータをぞれぞれ複数の鍵によって制
御するようにし、各パラメータごとに押離鍵速度を制御
信号にどのように反映させるか設定するようにしてもよ
い。
上記実施例では第2の鍵盤部の操作を制御信号にどのよ
うに反映させるかはパネル26にある操作子26A〜2
61によって一種類だけ設定されるものであるが、操作
子26A〜261による設定を複数種類メモリに記憶さ
せ演奏前に適当な設定を簡単に呼出せるようにしても良
い。また設定を音色、効果など他の設定と一緒に記憶す
るようにし音色、効果などを呼出す時に同時に第2の鍵
盤部に関する設定がなされるようにしてもよい。
上記実施例では第2の鍵盤部の押離鍵(オン/オフ)お
よび押離鍵速度によってのみ制御信号を発生させたが、
押鍵圧力によっても制御信号を発生させ両者を加算し新
たな制御信号としてもよい。
この場合には押鍵しても圧力を加えなければ本実施例と
同様の動作をさせることができ、また圧力を加えればさ
らに複雑な楽音制御も行なう事かできる。
上記実施例では操作タッチを検出する操作子としてC2
およびD2の2個の白鍵を固定的に使用したが、演奏に
都合のよい鍵であればどのような鍵でもよく、演奏者が
設定できるようにしてもよい。また、操作タッチを検出
する操作子は鍵に限らずどのような操作子でもよい。
上記実施例では音高指定を鍵盤で行なっているが鍵盤以
外の操作子でもよい。
上記実施例では音高指定手段、操作タッチを検出する操
作子、楽音制御情報発生手段および楽音発生手段が1つ
の電子楽器に全て含まれているが、これらは複数の電子
楽器に分れて存在しMIDI等の情報伝達手段で結合さ
れていてもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は特許請求の範囲に記載した発明の構成に対応す
るブロック図であるとともに、第2図乃至第10図は本
発明による電子楽器の具体的一実施例を説明するための
図面であって、第2図は全体概略図、 第3図はRAMにおけるメモリエリアを説明するための
説明図、 第4図はテーブルの記憶内容を説明するための説明図、 第5図乃至第7図はそれぞれマイコンで実行されるプロ
グラムのキーオンイベント処理、キーオフイベント処理
およびタイマインタラブド処理、第8図はタイマインタ
ラブド処理を説明するための説明図、 第9図(a)〜(d)は、第2の鍵盤部の押離鍵と得ら
れる制御信号との関係を説明するための説明図および 第10図(a)〜(g)は本発明の電子楽器の具体的な
使用例を説明するための説明図である。 音高指定手段 操作子 楽音発生手段 制御情報発生手段 鍵盤 鍵操作検出回路 ベロシティ−検出回路 アフタータッチ検出回路 マイコン バス パネル ペダル ペダル操作検出回路 楽音信号発生回路 増幅器 スピーカ 第3図 特許出願人  ローランド株式会社 代表者 梯  郁太部 第4図 (a) 第5図 記憶された値 第1表 第6図 第7図 押雌8!速度 第10図 手 糸k ネ市 正 σI(方式) 1.事(′1の表示 昭和63年特許願第320916号 2、発明の名称 電了楽:得 3、補正をする打 事件との関係: 特許出願人 郵便番号  559 11   所  大阪市住之江区新北島3丁ロア番1.
′)号4、補正命令の日付 平成 1年 3月13日(但し発送は 3月28日)5
、補正のり・j象 明細書の「発明の詳細な説明Jの欄、「図面のRil単
な6、補正の内容 (1,)第21ページ第11行目 「第1表には」とあるのを「第11図には」と補正する
。 (2)第26ページ第16行目から第20行目「第9図
(a)〜(d)−説明するための説明図である。」とあ
るのを 「第9図(a)〜(d)は、第2の鍵盤部の押離鍵と得
られる制御信号との関係を説明するための説明図、第1
0図(a)〜(g)は本発明の電子楽器の具体的な使用
例を説明するだめの説明図、 第11図は操作子26Cおよび261■の操作状態を説
明するための説明図である。」と補正する。 (3)図面中[第]表Jを削除しまず。 (4)別紙の通り第8図を補正し、第11図を追加する

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (a)音高指定手段(1)、 (b)操作子(2)、 (c)前記操作子の操作タッチに応じた発生態様で、時
    間経過に伴って変化する楽音制御情報を発生させる楽音
    制御情報発生手段(3) (d)前記音高指定手段で指定された音高の楽音を、前
    記楽音制御情報発生手段によって発生された楽音制御情
    報によって制御された態様で発生させる楽音発生手段(
    4)、 を具えた電子楽器。
JP63320916A 1988-12-20 1988-12-20 電子楽器 Pending JPH02165196A (ja)

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DE68922481T DE68922481T2 (de) 1988-12-20 1989-12-19 Steuerbares elektronisches Musikinstrument.
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