JPS62187393A - 電子楽器のタツチレスポンス装置 - Google Patents

電子楽器のタツチレスポンス装置

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JPS62187393A
JPS62187393A JP61029824A JP2982486A JPS62187393A JP S62187393 A JPS62187393 A JP S62187393A JP 61029824 A JP61029824 A JP 61029824A JP 2982486 A JP2982486 A JP 2982486A JP S62187393 A JPS62187393 A JP S62187393A
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operator
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vibrato
touch
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JP61029824A
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健 足立
孝明 武藤
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Nippon Gakki Co Ltd
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Nippon Gakki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、押1!操作に伴う鍵タッチに応じて楽音信
号の状態を制御する電子楽器のタッチレスポンス装置に
係り、特に押鍵速度、押鍵深さ、押鍵圧力等の鍵タッチ
量を検出する鍵タッチ検出手段と、該検出鍵タッチ量を
所定の特性を有する楽音制御データに変換する変換手段
とを備え、変換された楽音制御データにより楽音信号の
状態を制御する電子楽器のタッチレスポンス装置に関す
る。
〔従来技術〕
この種の装置の従来技術としては、例えば特開昭54−
12721号公報に示されるように、押鍵操作に伴う鍵
タッチ量を検出し、この検出鍵タッチ量から演奏者が予
め設定した所定量を減算することにより同鍵タッチ量を
所定量分下降シフトした楽音制御量に変換し、該楽音制
御量に応じて楽音信号の状態を制御するようにして、男
性成人と子供のように、演奏者の基本的押鍵力に差があ
る場合でも、前記所定量の適当な設定により、楽音信号
の状態を制御する楽音制御量が所定範囲内で変化するよ
うにし、常に安定した鍵タッチによる演奏音制御が行な
われるようにしたものがある。
また、この従来装置においては、前記のように鍵タッチ
量を所定量分下降シフトしたために、所定量以下の鍵タ
ッチ量は所定範囲の下限値を示す一定の楽音制御量に変
換されるようになっている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかるに、上記従来の装置にあっては、楽音制御量は鍵
タッチ量を単にシフト変換したものであるので、鍵タッ
チ量に対する楽音制御量の変化率(タッチ感度)は常に
一定となり、タッチレスポンス感度を変更することがで
きなかった。そのため、男性成人のような基本的押鍵力
が強い者にとっては微妙な楽音信号の状態制御が難しく
、また子供のように基本的押鍵力が弱(て鍵タッチ量の
変化範囲を大きくできない者にとっては、鍵夕・7チの
強弱を生かしたダイナミックな演奏ができないという問
題があった。
さらに、上記従来の装置にあっては、所定量以下の鍵タ
ッチ量が上記のように同鍵タッチ量の変化とは無関係な
一定の楽音制御量に変換されるので、所定量以下の鍵タ
ッチ量は常に楽音信号状態の制御に利用されず、鍵タッ
チに基づく楽音信号の状態制御による効果が充分に発揮
されないという欠点があった。特に、男性成人のように
基本的押鍵力が強い者が鍵タッチ量の下降シフト分を大
きくするためにこの所定量を大きく設定した場合には、
楽音信号状態の制御に利用されない鍵タッチ量の範囲が
大きくなり、上記欠点はこの種の装置の大きな問題とな
っていた。
この発明は上記問題に鑑みなされたもので、その目的と
するところは、上記問題を解決し、鍵タッチによる楽音
信号の制御状態を良好にして演奏表現力を向上させた電
子楽器のタッチレスポンス装置を提供しようとするもの
である。
〔問題点を解決するための手段〕
上記問題の解決にあたり、この発明の構成上の特徴は、
第1図に示すように、複数の鍵からなる鍵盤1と、前記
鍵盤1にて押圧された鍵に対応した音直の楽音信号を形
成する楽音信号形成手段2とを有する電子楽器において
、前記1!盤1における押1!操作に伴う鍵タッチ量を
検出して該検出鍵タッチ量を表す鍵タッチデータを出力
する鍵タッチ検出手段3と、第1及び第2の値を各々表
す第1及び第2制御データを設定可能なデータ設定手段
4と、前記データ設定手段4により設定された第1及び
第2制御データに基づいて前記鍵タッチデータを、上限
及び下限が前記第1及び第2の値により各々設定されか
つ前記鍵タッチ量に対する変化率が前記第1及び第2の
値の差に従って設定される楽音制御データに変換する変
換手段5とを備え、前記楽音制御データに応じて前記楽
音信号形成手段2にて形成される楽音信号の状態を制御
するようにしたことにある。
〔発明の作用〕
上記のように構成したこの発明においては、演奏者が鍵
盤1のいずれかの鍵を押圧すると、この抑圧に応じて楽
音信号状態手6t2が押圧された鍵に対応した音高の楽
音信号を形成するとともに、鍵タッチ検出手段3がこの
押圧に伴う押鍵速度、押鍵深さ、押鍵圧力等の鍵タッチ
量を検出し、この検出鍵タッチ量を表す鍵タッチデータ
を変換手段5に出力する。変換手段5はこの鍵タッチデ
ータを、データ設定手段4により予め設定された第1及
び第2の値を各々表す第1及び第2制御データに基づい
て、上限及び下限が第1及び第2の値により各々設定さ
れかつ前記鍵タッチ量に対する変化率が第1及び第2の
値の差に従って設定される楽音制御データに変換する。
そして、この楽音制御データに応じて、楽音信号形成手
段2にて上記押鍵操作により形成される楽音信号の状態
が制御される。
〔発明の効果〕
上記作用説明からも理解できる通り、この発明によれば
、演奏者は、データ設定手段4において第1及び第2制
御データを任意に設定することにより、鍵タッチに応じ
て変化しかつ楽音信号の状態を制御する楽音制御データ
の変化範囲ばかりでなく、鍵タッチ量に対する同楽音制
御データの変化率(タッチ感度)を任意に設定できるよ
うになる。その結果、男性成人と子供のように演奏者の
基本的押鍵力に差がある場合でも、上記従来装置と同様
な効果が達成されるとともに、さらに基本的押鍵力の相
違に応じたタッチレスポンス感度の調整がなされ、基本
的押鍵力が強い者にとっては微妙な楽音信号の状態制御
が容易となり、かつ基本的押鍵力の弱い者にとっては鍵
タッチの強弱を生かしたダイナミックな演奏が可能とな
る。また、上記のように鍵タッチ量に対する楽音制御デ
ータの変化率は第1及び第2の値の差に従って変更設定
されるので、楽音制御データの変化範囲を小さくしても
、全ての変化範囲に渡る鍵タッチ量が楽音制御データに
変換されて、楽音信号状態が全ての変化範囲に渡る鍵タ
ッチ量に基づき制御され、上記従来の装置のように鍵タ
ッチ量から楽音制御データへの変換条件により、必然的
に、楽音信号の状態制御に利用される鍵タッチ量の範囲
が減縮されるようなことがなくなる。以上のような理由
により、鍵タッチによる楽音信号の制御状態が良好にな
り、電子楽器の演奏表現力が向上する。
さらに、この発明によれば、演奏者がデータ設定手段4
を用いて第1及び第2の値を各々示す第1及び第2制御
データを設定入力することにより、楽音制御データの変
化範囲及び鍵タッチ量に対する楽音制御データの変化率
が設定され、前記変化範囲の上限及び下限は各々第1及
び第2の値に対応しかつ前記変化率は第1及び第2の値
の差に対応するので、演奏者は第1及び第2制御データ
と前記変化範囲及び前記変化率との関係を把握し易く、
容易に第1及び第2制御データを設定入力することがで
きる。
〔実施例〕
a、構成例 以下、この発明の一実施例を図面を用いて説明すると、
第2図はこの発明に係る電子楽器を概略的に示している
。この電子楽器は発生楽音の音高を指定する1!盤部1
0と、発生楽音の状態を制御する操作子部20と、楽音
を発生する楽音発生部30と、鍵盤部10及び操作子部
20の操作状態に応じて楽音発生部30における楽音の
発生状態を制御するマイクロコンピュータ部40とを備
え、これら鍵盤部10、操作子部20、楽音発生部30
及びマイクロコンピュータ部40は各々バス50に接続
されている。
鍵盤部10は発生すべき楽音の音高に各々対応した複数
の鍵からなる鍵盤11と、i!盤11における押離vJ
M操作を検出する鍵スィッチ回路12と、鍵盤11にお
ける押鍵操作に伴う鍵タッチ量を検出するアフタータッ
チ検出器13とを有する。鍵スィッチ回路12は鍵盤1
1の冬場に各々対応した複数の鍵スィッチからなり、各
鍵スィッチはマイクロコンピュータ部40からバス50
を介して供給される押%1を鍵検出制御信号に応じて、
バス50を介してマイクロコンピュータ部40に冬場の
押!ilt鍵状態を表す鍵状態データを供給する。アフ
タータッチ検出器13は鍵盤11の冬場に共通に設けら
れたアフタータッチセンサ13aと、同センサ13a出
力をマイクロコンピュータ部40に出力する出力回路1
3bとにより構成される。アフタータッチセンサ13a
はyI盤11の冬場の押1!操作に伴う各押鍵法さ又は
各押鍵圧力のうちの最大押鍵深さ又は量大押鍵圧力を検
出して、これらの最大押鍵深さ又は最大押鍵圧力に比例
した「0」〜「63」の値を表すアフタータッチデータ
AFTを出力回路13bに供給する。出力回路13bは
このアフタータッチデータAFTをマイクロコンピュー
タ部40からバス50を介して供給されるタッチデータ
取込制御信号に応じてバス50を介してマイクロコンピ
ュータ部40に供給する。
操作子部20は操作パネル20aに配設された音色選択
操作子群21、音量等制御操作子群22、マルチメニュ
ー用選択操作子群23、マルチメニュー用データ設定操
作子群24及び表示器25と、操作子スイッチ回1i8
26と、表示制御回路27とにより構成される。音色選
択操作子群21はバイオリン、フルート等の音色を選択
する複数の音色選択操作子を備え、音量等制御操作子群
25は発生楽音の音量、オートリズム装置におけるリズ
ム種類等を選択制御する複数の操作子を備えている。
マルチメニュー用選択操作子群23はタッチビブラート
等、マルチメニュー用データ設定操作子群24により設
定されたデータに応じて制御される楽音態様の種類に各
々対応し、同楽音態様の制御の有無を各々選択するタッ
チビブラート操作子23a等複数の操作子を備えている
。マルチメニュー用データ設定操作子群24は表示器2
5にて表示されるカーソルの位置を左右に移動させるた
めの操作子24a、24bと、表示器25にてカーソル
により舟示されたデータの増減を制御する操作子24c
、24dとを備えている。表示器25は液晶等により形
成され、各種データの値等を表示する。なお、操作子群
21〜23の各操作子は発光ダイオード等からなる表示
素子を各々内蔵しており、各表示素子の点灯又は消灯に
より各操作子の選択操作状態が表示されるようになって
いる。
操作子スイッチ回路26は操作子群21〜24の各操作
子に対応した複数の操作子スイッチからなり、各操作子
スイッチはマイクロコンピュータ部40からバス50を
介して供給される操作子検出制御信号に応じて、バス5
0を介してマイクロコンピュータ部40に各操作子の操
作状態を表す操作子状態データを供給する。表示制御回
路27はマイクロコンピュータ部40からバス50を介
して供給される表示制御データに応じて、表示器25に
おける表示及び操作子群21〜23の各操作子に内蔵さ
れた表示素子の点灯及び消灯を制御する。
楽音発生部30は楽音信号形成回路31及びサウンドシ
ステムにより構成される。楽音信号形成回路31はマイ
クロコンピュータ部40からバス50を介して供給され
る鍵データ及び楽音制御データにより音高、音色、音量
等の楽音態様が設定された楽音信号を形成して出力する
。また、この楽音信号形成回路31はビブラート制御回
路31a等の効果付与回路を内蔵しており、マイクロコ
ンピュータ部40からバス50を介して供給されるビブ
ラート制御データ等の効果制御データに基づき、前記形
成された楽音信号にビブラート等の効果が付与されるよ
うになっている。サウンドシステム32はアンプ、スピ
ーカ等により構成され、楽音信号形成回路31から出力
される楽音信号を楽音として発生する。
マイクロコンピュータ部40は、プログラムメモリ41
、中央処理装置(以下CPUという)42、ワーキング
メモリ43、データメモリ44、パラメータメモリ45
及びタイマ回路46を備えており、これらのメモリ41
,43,44.45、CPU42及びタイマ回路46は
各々バス50に接続されている。プログラムメモリ41
は読出し専用メモリ (以下ROMとGo)う)により
構成され、第6図乃至第8図及び第11図乃至第16図
のフローチャートに各々対応したプログラムを記憶して
いる。CPU42はこれらのプログラムを実行するもの
で、電源スィッチ(図示しない)の投入により第6図の
フローチャートに対応した「メイン」プログラムの実行
を開始するようになっている。ワーキングメモリ43は
書込み可能メモリ (以下RAMという)により構成さ
れ、プログラムの実行に必要な変数を一次的に記憶する
。データメモリ44はRAMにより構成され、その詳細
を第3図のメモリマツプに示すように、次のようなレジ
スタ44a、44d、44g及びレジスタ群44b、4
4c、44f〜44iに区分けされている。
(1ルジスタ44aは音色選択操作子群21により選択
されている音色名を表す音色コードデータTCCDを記
憶する。
(2)レジスタ群44bはタッチビブラート操作子23
a等のマルチメニュー用選択操作子群23の各操作子に
各々対応した複数のレジスタを有し、各レジスタは各操
作子の選択操作に応じて設定されるタッチビブラート等
容操作子に対応した楽音態様の制御の有無を各々表すタ
ッチビブラートデータTVIB等の各操作子に対応した
制御データを記憶する。なお、この場合、タッチビブラ
ートデータTVIB等の制御データは各々“1”にて「
制御有り」を表しかつO”にて「制御無し」を表す。
(3)レジスタ群44cはレジスタ群44bに各々対応
した複数のレジスタを有し、各レジスタは、“1゛°・
にてマルチメニュー用データ設定操作子群24によるデ
ータ設定が可能状態にあることを表し、かつO″にて同
操作子群24によるデータ設定が不能状態にあることを
、タッチビブラート等各楽音態様毎に表すタッチビブラ
ートフラグTVFLC等の各種フラグを記憶する。なお
、この場合、同時に2以上のフラグが“1”に設定され
ないようになっている。
(4)レジスタ44dは操作子24a、24bの操作に
応じて表示器25にて表示されるカーソルの位置を示す
カーソル位置データCUR3ORを記憶するもので、こ
のカーソル位置データCUR3ORは“O”にてカーソ
ルの左移動位置を表しかつ“l”にてカーソルの右移動
位置を表す。
(5)レジスタ44eはアフタータッチ検出器13から
出力されるアフタータッチデータAFTを記憶する。
(6)レジスタ群44fは音色選択操作子群21の各音
色選択操作子に各々対応した複数のレジスタを有し、各
レジスタは操作子24C,24dにより設定され、かつ
アフタータッチデータAFTに応じて変化するビブラー
ト深さデータVIBDEPの下限値を表す下限データM
IN(11〜MIN (N)を各々記憶する。なお、こ
の場合、値Nは音色選択操作子群21の音色選択操作子
の数を表す。
(7)レジスタ群44gはレジスタ群44fに各々対応
した複数のレジスタを有し、各レジスタは操作子24C
,24dにより設定され、かつ前記ビブラート深さデー
タV I BDEPの上限値を表す上限データM A 
X (1)〜MAX(N)を各々記憶する。
(8)レジスタ群44hはマルチメニュー用データ設定
操作子群24の操作に応じて設定される前記ビブラート
深さデータVIBDEPの上限値及び下限値以外のその
他マルチメニューデータを各々記憶する複数のレジスタ
からなる。
(9)レジスタ群44iは鍵スィッチ回路12及び操作
子スイッチ回路22から各々供給され、冬場及び各操作
子の以前の操作状態を各々表す鍵状態データおよび操作
子状態データを各々記憶する複数のレジスタからなる。
パラメータメモリ45はROMにより構成され、その詳
細を第4図のメモリマツプに示すように、次のようなメ
モリ領域45a、45b、45c。
45dに区分けされている。
(1)メモリ領域45aは、l!盤11における押鍵か
らビブラート信号が発生するまでの各音色に通したビブ
ラート深れ時間(第5図参照)を表すビブラート遅れ時
間データV I BDLY(11〜V f BDLY(
N)を、音色選択操作子群21の各音色選択操作子に各
々対応させて記憶する。
(2)メモリ領域45bは、ビブラート信号の周期に反
比例する各音色に通したビブラート速さく第5図参照)
を表すビブラート速さデータVIBSPD(1)〜VI
BSPD(N)を、音色選択操作子群21の各音色選択
操作子に各々対応させて記憶する。
(3)メモリ領域45cは、ビブラート信号の振幅に比
例する各音色に通したビブラート深さく第5図参照)を
表すビブラート深さデータVIBDEP(1) 〜VI
BDEP (N)を、音色選択操作子群21の各音色選
択操作子に各々対応させて記憶する。
(4)メモリ領域45dは、発生楽音の音色形成に必要
な音色パラメータを、音色選択操作子群21の各音色選
択操作子に各々対応させて記憶する。
タイマ回路46は、CPU42のプログラムの実行中、
このプログラムの実行とは独立に経過時間を計測し、ア
フタータッチに応じたアフタータッチデータの変化が聴
感上問題にならない程度の所定時間毎にCPU42に対
してタイマ割込み命令信号を発生する。そして、この割
込み命令信号の発生により、CPU42は実行中のプロ
グラム処理を中断して、第16図のフローチャートに対
応した「タイマインクラブド」プログラムを実行するよ
うになっている。
b、基本動作 以上のように構成した電子楽器の基本動作を、第6図の
フローチャートを用いて説明する。電源スィッチ(図示
しない)の投入により、第6図のステ・ンプ100から
「メイン」プログラムの実行が開始され、ステップ10
1にて初期設定処理が実行される。このステップ101
の処理においては、CPU42が標準的な音色を示す音
色コードデータTCCDをレジスタ43aに書込むと同
時に、同データTCCDをバス50を介して楽音信号形
成回路31に出力する。これにより、楽音信号形成回路
31は前記標準的な音色の楽音信号を発生できる状態に
なり、電源スィッチの投入直後に鍵illが押鍵操作さ
れても、当該電子楽器が前記標準的な音色の楽音を発生
できる状態に設定される。また、このステップ101の
処理においては、CPU42はレジスタ群44fの各レ
ジスタに「0」を書込むことにより、下限データM!N
 (11〜MIN(N)を初期設定し、レジスタ群44
gの各レジスタに「63」を書込むことにより上限デー
タM A X [1〜MAX (N)を初期設定し、か
つ残りのレジスタ群44b、44c、44h。
44tの各レジスタ及びレジスタ44d、44eに「0
」を書込むことにより残りの全てのレジスタをクリアし
ておく。
このステップ101の処理後、CPU42はステップ1
10にて操作子検出制御信号をバス50を介して操作子
スイッチ回路26に出力することにより、同回路26か
らバス50を介して音色選択操作子群21の各音色選択
操作子の最新の操作子状態データを取込み、該取込んだ
操作子状態データとレジスタ群44iに記憶されて前記
各操作子の以前の操作状態を表す操作子状態データとを
比較することにより、音色選択操作子群21のいずれか
の音色選択操作子の新たなオン操作を検出する。この比
較処理において、音色選択操作子の新たなオン操作が検
出されると、CPU42は同ステップ110にてrYE
sJと判定し、ステップ111にて、後述する第7図の
フローチャートに対応したrTONE  C0LORJ
プログラムを実行することにより、楽音発生部30にて
発生すべき楽音の音色を上記新たにオン操作された音色
選択操作子に応じて変更するとともに、この音色変更に
対応してビブラートに関する制御データを設定変更する
。また、上記ステップ110の比較処理において、音色
選択操作子の新たなオン操作が検出されない場合、CP
U42は同ステップ110にて「NO」と判定してrT
ONE  C0LORJプログラムの実行をせずプログ
ラムをステップ120に進める。なお、上記ステップ1
10の比較処理において、上記のように音色選択操作子
の新たなオン操作が検出された場合、及び今までオン操
作されていた音色選択操作子が新たにオフされたことが
検出された場合、すなわち音色選択操作子の操作状態に
変化があった場合には、CPU42は上記ステップ11
0にて次回の比較処理のために、レジスタ群441の変
化のあった音色選択操作子に関する操作子状態データを
上記取込んだ最新の操作子状態データに応じて書換えて
おく。
これらのステップ110,111の処理後、CPU42
はステップ12−0にて上記ステップ110の処理と同
様に、操作子スイッチ回路26からタッチビブラート操
作子23aに関する最新の操作子状態データを取込みか
つこの取込んだ操作子状態データとレジスタ群44iに
記憶されているタッチビブラート操作子23aに関する
操作子状態データとを比較することにより、タッチビブ
ラート操作子23aの新たなオン操作を検出する。
この比較処理において、タッチビブラート操作子23a
の新たなオン操作が検出されると、CPU42は同ステ
ップ120にてrYEsJと判定し、ステップ121に
て後述する第11図のフローチャートに対応したrTV
IB  ONJプログラムを実行することにより、ビブ
ラートに関する制御データを設定変更する。また、ステ
ップ120の比較処理において、タッチビブラート操作
子23aの新たなオン操作が検出されない場合、CPU
42は同ステップ120にてrNOJと判定してrTV
IB  ONJプログラムの実行をせずプログラムをス
テップ130に進める。なお、この場合も上記ステップ
110の処理の場合と同様、タッチビブラート操作子2
3aの操作状態に変化があった場合、CPU42は同ス
テップ120にてレジスタ群44tのタッチビブラート
操作子23aに関する操作子状態データを上記取込んだ
最新の操作子状態データに応じて書換えておく。
上記ステップ120,121の処理後、CPU42はス
テップ130にて上記ステップ110の処理と同様に、
操作子スイッチ回路26から操作子24a、24bに関
する最新の操作子状態データを取込みかつこの取込んだ
操作子状態データとレジスタ群44iに記憶されている
操作子24a。
24bに関する操作子状態データとを比較することによ
り、操作子24a、24bの新たなオン操作を検出する
。この比較処理において、操作子24aの新たなオン操
作が検出されると、CPU42は同ステップ130にて
後述する第12図のフローチャートに対応したrLEF
T  ONJプログラムを実行することにより、表示器
25のカーソル表示位置を左方向に移動させる。また、
操作子24bの新たなオン操作が検出されると、CPU
42は同ステップ130にて後述する第13図のフロー
チャートに対応したrRIGHT  ONJプログラム
を実行することにより、表示器25のカーソル表示位置
を右方向に移動させる。さらに、上記ステップ130に
おける比較処理において、操作子24a、24bの新た
なオン操作が検出されない場合、CPU42は同ステッ
プ130にて上記rLEFT  ONJプログラム及び
rRIGHT  ONJプログラムを実行しないで、プ
ログラムをステップ140に進める。なお、この場合も
上記ステップ110の処理と同様、操作子24a、24
bの操作状態に変化があった場合、CI)U42は同ス
テップ140にてレジスタ群44iの操作子24a、2
4bに関する操作子状態データを上記取込んだ最新の操
作子状態データに応じて書換えておく。
上記ステップ130の処理後、CPU42はステップ1
40にて上記ステップ110の処理と同様に、操作子ス
イッチ回路26から操作子24C124dに関する最新
の操作子状態データを取込みかつこの取込んだ操作子状
態データとレジスタ群44iに記憶されている操作子2
4C,24dに関する操作子状態データとを比較するこ
とにより、操作子24c、24dの新たなオン操作を検
出する。この比較処理において、操作子24cの新たな
オン操作が検出されると、CPU42は同ステップ14
0にて後述する第14図のフローチャートに対応したr
INCONJプログラムを実行することにより、下限デ
ータMIN(1)〜MIN (N)、上限データM A
 X (11〜MAX(N)等の制御データを増加させ
る。また、操作子24dの新たなオン操作が検出される
と、CPU42は同ステップ140にて後述する第15
図のフローチャートに対応したrDECONJプログラ
ムを実行することにより、下限データM I N (1
1〜MIN(N)、上限データM A X (1)〜M
AX(N)等の制御データを減少させる。さらに、上記
ステップ140における比較処理において、操作子24
C224dの新たなオン操作が検出されない場合、CP
U42は同ステップ140にてr I NCONJプロ
グラム及びrDECONJプログラムを実行しないで、
プログラムをステップ150に進める。なお、この場合
も上記ステップ110の処理と同様、操作子24C,2
4dの操作状態に変化があった場合、CPU42は同ス
テップ140にてレジスタ群44iの操作子24c、2
4dに関する操作子状態データを上記取込んだ最新の操
作子状態データに応じて書換えておく。
ステップ140の処理後、CPU42はステップ150
にて上記ステップ110の処理と同様に、操作子スイッ
チ回路26からマルチメニュー用選択操作子群23のタ
ッチビブラート19作子23a以外の操作子に関する最
新の操作子状態データを取込みかつこの取込んだ操作子
状態データとレジスタ群44iに記憶されている前記タ
ッチビブラート操作子23a以外の操作子に関する操作
子状態データとを比較することにより、このタッチビブ
ラート操作子23a以外の操作子の新たなオン操作を検
出する。この比較処理においては、マルチメニュー用選
択操作子群23のタッチビブラート19作子23a以外
の操作子の新たなオン操作が検出されると、CPU42
は同ステップ150にてrYEsJと判定し、ステップ
151にてレジスタ群44cに記憶されこの新たにオン
操作された操作子に関するフラグを反転すると同時に、
反転された前記フラグが“l”になる場合にはタッチビ
ブラートフラグTVFLG等レジスタ群44Cに記憶さ
れた残りの全てのフラグを“O”に設定し、ステップ1
52にてこの新たにオン操作された操作子に関係した制
御データのレジスタ群44hへの更新記憶及び楽音信号
形成回路31への転送、マルチメニュー用選択操作子群
23の各操作子に内蔵した表示素子の点灯及び消灯制御
等前記操作子に関するマルチメニュー処理を実行する。
これらのステップ151,152の処理により、マルチ
メニュー用データ設定操作子群24の操作により設定さ
れるべき制御データの種類が変更されるとともに、マル
チメニュー用選択操作子群23のタッチビブラート操作
子23a以外の操作子の操作に応じて楽音信号形成回路
31にて形成される楽音信号の状態が制御されるように
なる。また、ステップ150の比較処理において、マル
チメニュー用選択操作子群23のタッチビブラート操作
子23a以外の操作子の新たなオン操作が検出されない
場合、CPU42は同ステップ150にてrNOJと判
定してステップ151,152の処理を実行せずプログ
ラムをステップ160に進める。なお、この場合も上記
ステップ110の処理と同様、マルチメニュー用選択操
作子群23のタッチビブラート操作子23a以外の操作
子の操作状態に変化があった場合、CPU42は同ステ
ップ150にてレジスタ群44iの上記変化のあったタ
ッチビブラート操作子23a以外の操作子に関する操作
子状態データを上記取込んだ最新の操作子状態データに
応じて書換えてお(。
ステップ150〜152の処理後、CPU42はステッ
プ160にて上記ステップ110の処理と同様に、操作
子スイッチ回路26から音量等制御操作子群22の音量
等の制御操作子に関する最新の操作子状態データを取込
みかつこの取込んだ操作子状態データとレジスタ群44
1に記憶されいる前記操作子に関する操作子状態データ
とを比較することにより、音量等の制御操作子の新たな
オン操作を検出する。この比較処理において、音量等の
制御操作子の新たなオン操作が検出されると、CPU4
2は同ステップ160にてrYEsJと判定し、ステッ
プ161にてこの新たなオン操作された音量等の制御操
作子に関係した制御データの楽音信号形成回路31への
転送、前記オン操作に応じた音量等制御操作子群22の
各操作子に内蔵した表示素子の点灯及び消灯の制御等、
音量等の制御操作子の関連処理を実行する。これにより
、楽音信号形成回路31にて形成される楽音信号の状態
が音量等制御操作子群22の操作に応じて制御されると
ともに、この操作状態が音量等制御操作子群22の各操
作子に内蔵した表示素子により表示される。また、ステ
ップ160の比較処理において、音量等制御操作子群2
2との各操作子のオン操作が検出されない場合、CPU
42は同ステップ160にてrNOJと判定して、ステ
ップ161の処理を実行せずプログラムをステップ17
0に進める。なお、この場合も上記ステップ110の処
理の場合と同様、音量等制御操作子群22の各操作子の
操作状態に変化があった場合、CPU42は同ステップ
160にてレジスタ群441の上記変化のあった音量等
の制御操作子に関する操作子状態データを上記取込んだ
最新の操作子状態データに応じて書換えておく。
ステップ160.161の処理後、CPU42はステッ
プ170にて押離鍵検出制御信号をバス50を介して鍵
スィッチ回路12に出力することにより、同回路12か
らバス50を介して鍵盤11の各港の最新の鍵状態デー
タを取込み、該取込んだ鍵状態データとレジスタ群44
iに記憶されて以前の各港の状態を表す鍵状態データと
を比較することにより、鍵盤11における押鍵又は離鍵
を検出する。この比較処理において、鍵盤11における
新たな押鍵が検出された場合、CPU42は同ステップ
170にてこの新たに押された鍵を表すキーコードデー
タ及び押鍵を表すキーオンデータからなる鍵データをバ
ス50を介して楽音信号形成回路31に出力する。楽音
信号形成回路31は、この鍵データに基づき、キーコー
ドデータにより表された鍵に対応する音高の楽音信号の
発生を開始する。また、上記比較処理において、鍵盤1
1における新たな離鍵が検出された場合、CPU42は
同ステップ170にてこの新たに離された鍵を表すキー
コードデータ及び離鍵を表すキーオフデータからなる鍵
データをバス50を介して楽音信号形成回路31に出力
する。楽音信号形成回路31は、この鍵データに基づき
、キーコードデータにより表された鍵に対応した音高で
発生し続けている楽音信号をディケイ状態する。さらに
、上記比較処理において、1!盤11における新たな押
鍵及び離鍵が検出されない場合、CPU42は上記鍵デ
ータの出力処理を実行しないで同ステップ170の処理
を終了する。なお、上記のように1!illにおける新
たな押鍵及び離鍵が検出された場合、CPU42は同ス
テップ170にて次回の鍵状態データの比較処理のため
レジスタ群44iの上記押離鍵の検出された鍵に関する
鍵状態データを上記取込んだ最新の鍵状態データに書換
えておく。
このステップ170の処理後、CPU42はプログラム
をステップ110に戻し、以降ステップ110.111
,120,121,130,140.150〜152,
160,161,170の循環処理を実行し続け、上記
のように鍵盤11及び操作子群21〜24の操作に応じ
て楽音信号形成回路31にて形成される楽音信号の状態
を制御するとともに、データメモリ44の内容を書換え
る。そして、かかる循環処理中、タイマ回路46からC
PU42に割込み命令信号が出力されると、CPU42
は後述する第16図のフローチャートに対応した「タイ
マインクラブド」プログラムを実行することにより、ア
フタータッチ検出器13からのアフタータッチデータA
FTをレジスタ44eに書込むと同時に、同データAF
Tを、レジスタ群44f、44gに記憶されている下限
データMIN(1)〜MIN(N)及び上限データMA
X(11〜MAX(N)に基づき、楽音に付与されるビ
ブラートの深さを制御するためのビブラート深さデータ
VIBDEPに変換し、該ビブラート深さデータVIB
DEPを楽音信号形成回路31に出力する等の処理をし
て、発生楽音の状態をg!!盤11におけるアフタータ
ッチに応じて制御する。
次に上記のように、音色選択操作子群21、タッチビブ
ラート操作子23a及びマルチメニュー用データ設定操
作子群24が操作された場合及びタイマ回路46が割込
み命令信号を発生した場合の動作について、第7図、第
8図、第11図乃至第15図及び第16図のフローチャ
ートを用いて各々詳述する。
C0音色選択操作子群21が操作された場合上記循環処
理中、音色選択操作子群21のいすかの音色選択操作子
がオン操作された場合、CPU42は、上述のように、
ステップ110におけるrYEsJとの判定の基に、ス
テップ111にて第7図のフローチャートに対応したr
TONECOLORJプログラムを実行する。この[T
ONE  C0LORJプログラムにおいては、CPU
42が、ステップ200にてプログラムの実行を開始し
、ステップ201にてレジスタ44aに上記オン操作さ
れた音色選択操作子を表す音色コードを書込むことによ
り音色コードデータTCCDを更新し、ステップ202
にて該音色コードデータTCODにより指定される音色
パラメータをパラメータメモリ45のメモリ領域45d
から読出してバス50を介して楽音信号形成回路31に
出力する。これにより、楽音信号形成回路31は、この
音色パラメータに基づき、上記オン操作された音色選択
操作子に対応した音色の楽音信号を発生するようになる
。次に、CPU42はステップ203にて上記オン操作
された音色選択操作子に内蔵した表示素子を点灯させか
つ音色選択操作子群21の他の音色選択操作子に内蔵し
た表示素子を消灯させる表示制御データをバス50を介
して表示制御回路27に出力して、各音色選択操作子に
内蔵した表示素子の点灯及び消灯を制御する。ステップ
203の処理後、CPU42はステップ210にてタッ
チビブラート操作子23aの以前の操作に応じて設定さ
れているタッチビブラートデータTVIBが“l”であ
るか否かを判断する。
この判断において、タッチビブラートデータTVIBが
“1”である、すなわち鍵タッチによるビブラート制御
が選択されている場合、CPU42はrYEsJと判定
し、ステップ211にて第8図のフローチャートに対応
したrTOUcHVrBJプログラムを実行する。この
プログラムにおいては、CPU42はステップ300か
らプログラムの実行を開始し、ステップ301にてタッ
チビブラートフラグTVFLGを“1″に設定しかつレ
ジスタ群44bに記憶されているタッチビブラート以外
のフラグFLGを“0”に設定し、ステップ302にて
カーソル位置データCUR3ORを“0”に設定し、ス
テップ303にて音色コードデータTCCDにより指定
される下限データMIN (TCCD)及び上限データ
MAX (TCCD)をレジスタ群44f、444から
各々読出して、同データMIN (TCCD)、MAX
 (TCCD)をカーソル位置データCUR3ORとと
もにバス50を介して表示制御回路27に出力し、ステ
ップ304にてこのrTOUcHVIB」プログラムの
実行を終了する。このとき、表示制御回路27は前記出
力された下限データMIN (TCCD) 、上限デー
タMAX (TCCD)、及びカーソル位置データCU
R3ORに基づき表示器25を制御して、表示器25に
おける表示状態を第9図のように表示制御する。なお、
第9図において符号25aはカーソルを示す。この「T
OUCHVIBJプログラムの実行後、CPU42はr
TONE  C0LORJプログラムの実行に戻り、ス
テップ212にて音色コドデータTCCDにより指定さ
れるビブラート速さデータVIBSPB (TCCD)
をパラメータメモリ45のメモリ領域45bから読出し
てバス50を介して楽音信号形成回路31内のビブラー
ト制御回路31aに出力して、楽音信号に付与されると
ブラートの速さを制御する。なお、この場合、鍵タッチ
に応じてビブラートの深さが制御されるので、ビブラー
ト深さデータV I BDEP及び同深さの−p様であ
るビブラートの遅れを制御するビブラート遅れ時間デー
タVIBDLYは出力されない。
このようにタッチビブラートデータTVIBが“l”の
とき、音色選択操作子群21のいずれかの音色選択操作
子がオン操作されると、楽音の音色がオン操作された音
色選択操作子に応じて変更されるとともに、タッチビブ
ラートフラグTVIBが“1”に設定されて該音色に対
応した下限データMIN (TCOD)及び上限データ
MAX (TCCD)がマルチメニュー用データ設定操
作子群24による設定可能状態になり、かつ表示器25
もこれらの下限データMIN (TCCD)及び上限デ
ータMAX (TCCD)を表示するようになる。
また、上記ステップ210の判断において、タッチビブ
ラートデータTVIBが“0”であるすなわち鍵タッチ
によるビブラート制御が選択されていない場合、CPU
42はrNOJと判定し、ステップ220にて音色コー
ドデータTCCDにより指定されるビブラート遅れ時間
データVIBDLY (TCCD) 、ビブラート速さ
データVIBSPD (TCOD)及びビブラート深さ
データVIBDEP (TCOD)をパラメータメモリ
45のメモリ領域45a、45b、45cから各々読出
してバス50を介して楽音信号形成回路31のビブラー
ト制御回路31aに出力して、楽音信号に付与されるビ
ブラートの遅れ時間、速さ及び深さを発生楽音の音色に
応じて制御し、ステップ221にてタッチビブラートフ
ラグTVFLGを“0”に設定し、ステップ222にて
タッチビブラートフラグTVFLGとともに前記各デー
タ■IBDLY (TCCD) 、V IBSPD (
TCCD)及びVIBDEP (TCCD)を表示制御
回路27に出力する。このとき、表示制御回路27はこ
れらの供給されたデータに基づき表示器25における表
示状態を第1O図のように表示制御する。このように、
タッチビブラートデータTVIBが“0”のとき、音色
選択操作子群21のいずれかの音色選択操作子がオン操
作されると、楽音の音色がオン操作された音色選択操作
子に応じて変更されるとともに、該音色に適したビブラ
ートが楽音に付与されることになり、かつこのビブラー
トの付与状態は表示器25にて表示されるようになる。
そして、ステップ212又はステップ222の処理後、
ステップ230にてこのrTONE  C0LORJプ
ログラムの実行が終了される。
d、タッチビブラート操作子23aが操作された場合 上記第6図の「メイン」プログラムの循環処理中、タッ
チビブラート操作子23aがオン操作された場合、CP
U42は、上述のように、ステップ120におけるrY
EsJとの判定の基に、ステップ121にて第11図の
フローチャートに対応したrTV I B  ONJプ
ログラムを実行する。
このrTV I B  ONJプログラムにおいては、
CPU42がステップ400にてプログラムの実行を開
始し、ステップ401にてタッチビブラートデータTV
IBを反転する。この反転により、タッチビブラートデ
ータTVIBは以前“0”であれば“1”になり、又は
以前“1″であれば“O”になるので、タッチビブラー
ト操作子23aのオン操作毎に鍵タッチによるビブラー
ト制御が選択切換えされることになる。次に、ステップ
410にてCPU42はこの反転されたタッチビブラー
トデータTVIBが“1”であるか否かを判断する。
この反転したタッチビブラートデータTVIBが“1”
である、すなわち鍵タッチによるビブラート制御が選択
されれば、CPU42は同ステップ410にてrYEs
Jと判定し、ステップ411にてタッチビブラート操作
子23aに内蔵した表示素子を点灯させる表示制御デー
タをバス50を介して表示制御回路27に出力すること
により、前記表示素子の点灯を制御し、ステップ412
゜413にて上記第7図のステップ211,212と同
様の処理を実行することにより、上記のように下限デー
タMIN (TCCD)及び上限データMAX (TC
CD)がマルチメニュー用データ設定操作子群24によ
る操作に応じて変更設定され、かつこれらの下限データ
MIN (TCOD)及び上限データMAX (TCC
D)が表示器25にて表示されるようにして、ステップ
420にてこのrTV I B  ONJプログラムの
実行を終了する。
一方、ステップ401にて反転したタッチビブラートデ
ータTVIBが0”である、すなわち鍵タッチによるビ
ブラート制御の選択が解除されれば、CPU42はステ
ップ、410にてrNOJと判定し、ステップ430に
てタッチビブラート操作子23aに内蔵した表示素子を
消灯させる表示制御データをバス50を介して表示制御
回路27に出力することにより、前記表示素子の消灯を
制御し、ステップ431〜433にて上記第7図のステ
ップ220〜222と同様の処理を実行することにより
、上記のように、鍵タッチによるビブラート制御が解除
されて現在選択されている音色に通したビブラートが楽
音に付与され、かつこのビブラートの付与状態が表示器
25にて表示されるようにして、ステップ420にてこ
のrTVIB  ONJプログラムの実行を終了する。
e、マルチメニュー用データ設定操作子群24が操作さ
れた場合 上記第6図の「メイン」プログラムの循環処理中、操作
子24a又は操作子24bがオン操作された場合、CP
U42はステップ130のカーソル処理ルーチンにて第
12図のフローチャートに対応したrLEFT  ON
Jプログラム又は第13図のフローチャートに対応した
rRIGHTONJプログラムを各々実行することによ
り、第9図のカーソルの位置を左又は右に移動させる。
すなわち、操作子24aがオン操作されると、CPU4
2は第12図のステップ500からプログラムの実行を
開始し、ステップ501にてタッチビブラートフラグT
VFLGが1″であるか否かを判断する。今、タッチビ
ブラートフラグTVFLGが“1”であれば、CPU4
2はステップ501にてrYEsJと判定し、ステップ
510〜512の処理によりカーソル位置データCUR
SORを“0”に設定するとともに、表示制御回路27
を制御して表示器25におけるカーソル25a(第9図
)の表示位置を「左」すなわち下限データMIN (T
CCD)を表示する位置に移動して、ステップ520に
てこのrLEFT  ONJプログラムの実行を終了す
る。また、タッチビブラートフラグTVFLGが“0”
であれば、CPU42はステップ501にてrNOJと
判定し、ステップ530にて他の種類のマルチメニュー
関連処理を実行して、ステップ5゛20にてこの「LE
FT  ONJプログラムの実行を終了する。なお、こ
のステップ530の処理はこの発明に直接関係しないの
で説明を省略する。
一方、操作子24bがオン操作されると、CPU42は
第13図のステップ500*〜530*(第12図のス
テップ500〜530に対応)からなるrRI GHT
  ONJプログラムを実行することにより、タッチビ
ブラートフラグTVFLGが“1″であれば、カーソル
位置データCUR3ORを“1”に設定するとともに、
表示制御回路27を制御して表示器25におけるカーソ
ル25a(第9図)の表示位置を「右」すなわち上限デ
ータMAX (TCCD)を表す位置に移動する。
また、上記第6図の「メイン」プログラムの循環処理中
、操作子24c又は操作子24dがオン操作された場合
、CPU42はステップ140の上下限設定処理ルーチ
ンにて第14図のフローチャートに対応したrINCO
NJプログラム又は第15図のrDECONJプログラ
ムを実行することにより、下限データMIN (TCC
D)及び上限データMAX (TCCD)を設定変更す
るとともに表示器25にてこれらのデータ値を表示する
。すなわち、操作子24cがオン操作されると、CPU
42はステップ600からプログラムの実行を開始し、
ステップ601にてタッチビブラートフラグTVFLC
がl11mであるか否かを判断する。今、タッチビブラ
ートフラグTVFLGが“1″であれば、CPU42は
ステップ601にてrYESJと判定し、ステップ61
0にてカーソル位置データCUR3ORの値に基づきカ
ーソル25a (第9図)の表示位置を判断する。
カーソル位置データCUR3ORが′0′″である、す
なわちカーソル25aが下限データMIN(TCC,D
)の表示位置を示していれば、CPU42はステップ6
10にてrYEsJと判定し、ステップ620〜622
の処理により下限データMIN (TCOD)を上限デ
ータMAX (TCOD)未満において「1」増加させ
るとともに、表示制御回路27を制御することにより増
加した下限データMIN (TCOD)を表示器25に
て表示して、ステップ630にてこのrINCONJプ
ログラムの実行を終了する。また、カーソル位置データ
CUR3ORが“1″である、すなわちカーソル25a
が上限データMAX (TCOD)の表示位置を示して
いれば、CPU42はステップ610にて「NO」と判
定し、ステップ640〜642の処理により上限データ
MAX (TCOD)を「63」未満において「1」増
加させるとともに、表示制御回路27を制御することに
より増加した上限データMAX (TCOD)を表示器
25に表示して、ステップ630にてこのrlNcON
Jプログラムの実行を終了する。さらに、タッチビブラ
ートフラグTVFLGが“0″であれば、CPU42は
ステップ601にて「NO」と判定し、ステップ650
にて他のft[のマルチメニュー関連処理を実行して、
ステップ630にてこのrlNc  ONJプログラム
の実行を終了する。なお、このステップ650の処理は
この発明に直接関係しないので説明を省略する。
一方、操作子24dがオン操作されると、CPU42は
第15図のステップ600*〜650*(第14図のス
テップ600〜650に対応)かちなるrDECONJ
プログラムを実行することにより、タッチビブラートフ
ラグTVFLGが“1”であれば、カーソル位置データ
CUR3ORの値に応じて下限データMIN (TCC
D)をrOJより大きい範囲において「1」減少させ、
又は上限データMAX (TCCD)を下限データより
大きい範囲においてrlJ減少させるとともに、該減少
した下限データMIN (TCOD)及び上限データM
AX (TCOD)を表示器25にて表示する。
f、夕・イマ回路46が割込み命令信号を発生した場合 上記第6図の「メイン」プログラムの循環処理中、タイ
マ回路46が割込み命令信号をバス50を介してCPU
42に出力すると、CPU42は前記循環処理を中断し
て第16図のフローチャートに対応した「タイマインク
ラブド」プログラムを割込み実行する。この「タイマイ
ンクラブド」プログラムにおいては、CPU42はステ
ップ700にてプログラムの実行を開始し、ステップ7
01にてタッチデータ取込み制御信号をバス50を介し
てアフタータッチ検出器13に出力することにより、同
検出器13からアフタータッチデータAFTを取込んで
レジスタ44eに記憶し、ステップ702にてタッチビ
ブラートデータTVIBが“1”であるか否かを判断す
る。タッチビブラートデータTVIBが“1″であれば
、CPU42は同ステップ702にてrYEsJと判定
し、ステップ703にてアフタータッチデータAFTと
、音色コードデータTCCDにより指定される下限デー
タMIN (TCCD)及び上限データMAX (TC
CD)とに基づき、下記式に応してビブラート深さデー
タVIBDEPを算出する。
この式において、アフタータッチデータAFTはrOJ
〜「63」の間で変化する値であるので、ビブラート深
さデータVIBDEPは、第17図に実線で示すように
、アフタータッチデータAFTの変化に応じて下限デー
タMIN (TCCD)と上限データMAX (TCC
D)との間を直線的に変化し、その傾きは下限データM
IN(TCOD)及び上限データMAX (TCCD)
の差に応じて設定される値となる。次に、CPU42は
ステップ704にてこのビブラート深さデータVIBD
EPをバス50を介して楽音信号形成回路31のビブラ
ート制御回路31aに出力して、楽音信号に付与される
ビブラートの深さを制御し、ステップ705にて例えば
アフタータッチデータAFTに基づく音量制御データを
バス50を介して楽音信号形成回路31に出力する等そ
の他のタイマ処理を実行して、ステップ706にてこの
「タイマインクラブド」プログラムの実行を終了する。
また、タッチビブラートデータTVIBが′O″であれ
ば、CPU42はステップ702にて「NO」と判定し
、ステップ705の処理を行なってステップ706にて
この「タイマインクラブド」プログラムの実行を終了す
る。
このような「タイマインクラブド」プログラムはタイマ
回路46が割込み命令信号を発生する所定時間毎、すな
わちアフタータッチ量を示すアフタータッチデータAF
Tの変化が聴感上問題にならない程度の時間間隔で実行
されるので、発生楽音に付与されるビブラートの深さが
押鍵操作に伴うアフタータッチに応じて忠実に制御され
ることになる。
g、実施例の効果 以上のような動作説明からも理解できる通り、アフター
タ・ノチ検出器13で検出されたアフタータッチ量を表
すアフタータッチデータAFTは、第16図のステップ
703の処理によりビブラートの深さを制御するビブラ
ート深さデータVIBDEPに変換される。そして、こ
の変換の結果、ビブラート深さデータVIBDEPの変
化範囲は、演奏者がマルチメニュー用データ設定操作子
群24により設定した下限データ及び上限データに基づ
いて決定され、かつその変化率は前記下限データと上限
データとの差に従って決定されるので、演奏者が下限デ
ータ及び上限データを任意に設定することにより、アフ
タータッチにより制御されるビブラートの深さの範囲及
びビブラート深さのアフタータッチ感度が任意に設定さ
れ、演奏者の基本的押鍵力に差がある場合でも安定して
アフタータッチによるビブラート効果の制御が可能にな
るとともに、演奏者の好みに応じたアフタータッチによ
るビブラート効果制御の自由度が大きくなり当該電子楽
器の演奏表現力が向上する。また、上記変化範囲を小さ
くしても、上記変化率を小さくすることによりアフター
タッチデータAFTが全範囲(「0」〜r63」)に渡
って、ビブラート深さデータVIBDEPに変換される
ので、アフタータッチ検出器13により検出される全範
囲のアフタータッチデータAFTをビブラート深さの制
御に利用することができ、アフタータッチに基づくビブ
ラート深さの微妙な制御も容易となって、当該電子楽器
の演奏表現力が向上する。また、演奏者が設定する下限
データ及び上限データに基づき、アフタータッチデータ
AFTからビブラート深さデータVIBDEPへの変換
特性は第17図のように下限データ及び上限データ値を
結ぶ直線的な特性に設定されるので、演奏者は該変換特
性を把1屋し易く、演奏者は容易に前記変換特性を設定
できるようになる。
さらに、前記変換特性を決定する下限データ及び上限デ
ータはレジスタ群44f、44gに各音色毎に設定記憶
され、かつ音色選択に連動して利用されるので、演奏前
に前記下限データ及び上限データを演奏に利用する音色
数分設定しておくようにすれば、演奏中の音色変更時に
その都度演奏者が前記下限データ及び上限データを変更
する必要性がなくなり、当該電子楽器の演奏性能が向上
する。
h、他の実施例 上記実施例に以下のような変形を施しても、この発明は
実施できるものである。
(11上記実施例では下限データ及び上限データを設定
する際、操作子24c、24dをオン操作する毎にデー
タ値を「1」ずつ増加させ又は減少させるようにしたが
、rOJ〜「9」に対応した数字キーを設け、この数字
キーを利用して下限データ及び上限データを設定するよ
うにしてもよい。
(2)上記実施例ではアフタータッチデータAFTから
ビブラート深さデータV I BDEPへの変換特性を
一次関数により決定するようにしたが、二次又は三次関
数等を利用して第17図の破線により示すような変換特
性にしてもよい。さらに、下限データ及び上限データの
大小関係を逆にして、アフタータッチデータAFTが大
きくなるに従ってビブラート深さデータVIBDEPが
小さくなるようにして、鍵タッチによる従来にない奇抜
な演奏効果が達成されるようにしてもよい。また、上記
実施例では、上記データ変換を演算により行なうように
したが、ROM等により構成された変換テーブルを設け
、アフタータッチデータAFTをアドレスとしてビブラ
ート深さデータVIBDEPを読出すようにして、上記
データ変換の速度を早めるようにすることもできる。
(3)上記実施例では、アフタータッチデータAFTを
変換したビブラート深さデータVIBDEPにより直接
楽音に付与されるビブラートの深さを制御するようにし
たが、アフタータッチ検出器13からビブラート制御回
路31aまでの回路中にさらにローパスフィルタを介在
させるか、又はアフタータフチデータAFT若しくはビ
ブラート深さデータVIBDEPにローパスフィルタの
機能と同等な演算をさらに施すようにしてもよい。これ
により、演奏者が誤って鍵タッチ量を急激に変4’lL
させた場合でも、該鍵タッチによる楽音状態への影響を
緩和させることができる。また上記ローパスフィルタ又
は上記演算に換えて、特開昭53−102729号公報
に示されるようなアフタータッチデータAFTの立下り
時の追従特性のみを鈍らせるためのデータ変換器を用い
又は同変換器と同等な演算手段を用いて、アフタータッ
チデータAFT又はビブラート深さデータV I BD
EPの変化特性を換えるようにすれば、上記公報に示さ
れるように演奏者にとって楽音の状態をアフタータッチ
に基づき制御し易くなる。
(4)上記実施例では、アフタータッチデータAFTを
変換したデータに基づいてビブラートの深さのみを制御
した例について説明したが、前記変換したデータに基づ
きビブラートの速さを制御するようにしてもよいし、ビ
ブラートの深さと速さの両方を制御するようにしてもよ
い。さらに、ビブラートに限定されることなく、前記変
換したデータに基づき楽音の音色、ピッチ、音量及びト
レモロ、ワウ等の効果4Q号を制御する場合にも、この
発明は通用されるものである。
(5)上記実施例では、アフタータッチによる楽音状態
の:D+J iHr+についてのみ説明したが、この発
明はアフタータッチ検出器13の代わりに押鍵速度を検
出するイニシャルタッチ検出器を設けて、イニシャルタ
ッチにより楽音の状態を制御するようにした電子楽器に
も通用されるものである。また、上記実施例では鍵盤1
1の各港に共通の鍵タッチセンサを設け、楽音発生部3
0にて発生される各楽音の状態を該センサ出力により共
通に制御するようにしたが、各迷電独立に鍵タッチセン
サを設けるようにして、押鍵に応じて発生される各楽音
の状態を前記各迷電の鍵タッチセンサ出力により各々独
立に制御する場合にも、この発明は通用されるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は特許請求の範囲に記載したこの発明の構成に対
応する図、第2図はこの発明に係る電子楽器の全体概略
図、第3図は第2図のデータメモリ44のメモリマツプ
、第4図は第2図のパラメータメモリ45のメモリマツ
プ、第5図はビブラート信号波形図、第6図乃至第8図
は第2図のマイクロコンピュータ部40にて実行される
プログラムの一例に対応するフローチャート、第9図及
び第10図は第2図の表示器25の表示状態を示す図、
第11図乃至第16図は第2図のマイクロコンピュータ
部40にて実行されるプログラムの一例に対応するフロ
ーチャート、及び第17図は鍵タッチ量の変化特性を示
す図である。 符号の説明 10・・・鍵盤部、11・・・鍵盤、12・・・鍵スィ
ッチ回路、13・・・アフタータッチ検出器、20・・
・操作子部、21・・・音色選択操作子群、23・・・
マルチメニュー用選択操作子群、23a・・・タッチビ
ブラートtffi作子、24・・・マルチメニュー用デ
ータ設定操作子群、25・・・表示器、30・・・楽音
発生部、31・・・楽音信号形成回路、31a・・・ビ
ブラート制御回路、40・・・マイクロコンピュータ部
。 ′x7図 第8!!l 第9図 第109 第11  閃 第16w VIBDEP 第17図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 複数の鍵からなる鍵盤と、前記鍵盤にて押圧された鍵に
    対応した音高の楽音信号を形成する楽音信号形成手段と
    を有する電子楽器において、前記鍵盤における押鍵操作
    に伴う鍵タッチ量を検出して該検出鍵タッチ量を表す鍵
    タッチデータを出力する鍵タッチ検出手段と、 第1及び第2の値を各々表す第1及び第2制御データを
    設定可能なデータ設定手段と、 前記データ設定手段により設定された第1及び第2制御
    データに基づいて前記鍵タッチデータを、上限及び下限
    が前記第1及び第2の値により各々設定されかつ前記鍵
    タッチ量に対する変化率が前記第1及び第2の値の差に
    従って設定される楽音制御データに変換する変換手段と を備え、前記楽音制御データに応じて前記楽音信号形成
    手段にて形成される楽音信号の状態を制御する電子楽器
    のタッチレスポンス装置。
JP61029824A 1986-02-12 1986-02-13 電子楽器のタツチレスポンス装置 Pending JPS62187393A (ja)

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