JPS5865486A - 電子楽器 - Google Patents
電子楽器Info
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- JPS5865486A JPS5865486A JP56163393A JP16339381A JPS5865486A JP S5865486 A JPS5865486 A JP S5865486A JP 56163393 A JP56163393 A JP 56163393A JP 16339381 A JP16339381 A JP 16339381A JP S5865486 A JPS5865486 A JP S5865486A
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- JP
- Japan
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- signal
- circuit
- key
- data
- output
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-
- G—PHYSICS
- G10—MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
- G10H—ELECTROPHONIC MUSICAL INSTRUMENTS; INSTRUMENTS IN WHICH THE TONES ARE GENERATED BY ELECTROMECHANICAL MEANS OR ELECTRONIC GENERATORS, OR IN WHICH THE TONES ARE SYNTHESISED FROM A DATA STORE
- G10H1/00—Details of electrophonic musical instruments
- G10H1/02—Means for controlling the tone frequencies, e.g. attack or decay; Means for producing special musical effects, e.g. vibratos or glissandos
-
- G—PHYSICS
- G10—MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
- G10H—ELECTROPHONIC MUSICAL INSTRUMENTS; INSTRUMENTS IN WHICH THE TONES ARE GENERATED BY ELECTROMECHANICAL MEANS OR ELECTRONIC GENERATORS, OR IN WHICH THE TONES ARE SYNTHESISED FROM A DATA STORE
- G10H2210/00—Aspects or methods of musical processing having intrinsic musical character, i.e. involving musical theory or musical parameters or relying on musical knowledge, as applied in electrophonic musical tools or instruments
- G10H2210/095—Inter-note articulation aspects, e.g. legato or staccato
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Acoustics & Sound (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Electrophonic Musical Instruments (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は鍵タッチに応じたアタックピッチコントロー
ルを行なう電子楽器に関する。
ルを行なう電子楽器に関する。
アタックピッチコントロールとは、音の出始めの短期間
の間楽音のピッチを繰返し変動させる制御である。例え
ば管楽器における吹き始めのピッチの乱れのように音の
出始めのピッチの乱れを模倣するために、このアタック
ピッチコントロールという技法が電子楽器において用い
られる。従来の電子楽器におけるアタックピッチコント
ロールでは、ピッチずれの初期深さ等の制御要素は選択
スイッチ等によって一旦設定されると以後その設定が変
更されない限り常に一定であった。そのため、表現力に
乏しいアタックピッチコントロールしか実現できなかっ
た。
の間楽音のピッチを繰返し変動させる制御である。例え
ば管楽器における吹き始めのピッチの乱れのように音の
出始めのピッチの乱れを模倣するために、このアタック
ピッチコントロールという技法が電子楽器において用い
られる。従来の電子楽器におけるアタックピッチコント
ロールでは、ピッチずれの初期深さ等の制御要素は選択
スイッチ等によって一旦設定されると以後その設定が変
更されない限り常に一定であった。そのため、表現力に
乏しいアタックピッチコントロールしか実現できなかっ
た。
この発明は上述の点に鑑みてなされたもので、表現力豊
かなアタックピッチコントロールを実現する電子楽器を
提供することを目的とする。この目的の達成のため、こ
の発明では、鍵の押圧力あるいは抑圧速度あるいは抑圧
速さ等にもとづき鍵タッチを検出するタッチ検出手段を
具備し、音の出始めで楽音信号のピッチを変調制御する
ためのアタックピッチ制御手段においてそのピッチ変調
における変調要素の1または複数を前記タッチ検出手段
の出力に応じて制御するようにしたことを特徴としてい
る。変調要素としては、ピッチずれの深さ、あるいはそ
の深さを時間的に変化させるエンベロープ、あるいは変
調信号の繰返し周期、あるいはアクツクピッチ変調をか
ける期間等様々の要素がある。好適な実施例においては
、アタックピッチの最大ピッチずれ量を鍵タッチに応じ
て設定制御するようにしている。典型的なアクツクピッ
チコントロールの態様は、初期のピッチずれが最大であ
り、以後次第に減衰する深さエンベロープに従って周期
的なピッチ変調を行雇う。その場合、初期のピッチずれ
量が鍵タッチに応じて設定制御される。
かなアタックピッチコントロールを実現する電子楽器を
提供することを目的とする。この目的の達成のため、こ
の発明では、鍵の押圧力あるいは抑圧速度あるいは抑圧
速さ等にもとづき鍵タッチを検出するタッチ検出手段を
具備し、音の出始めで楽音信号のピッチを変調制御する
ためのアタックピッチ制御手段においてそのピッチ変調
における変調要素の1または複数を前記タッチ検出手段
の出力に応じて制御するようにしたことを特徴としてい
る。変調要素としては、ピッチずれの深さ、あるいはそ
の深さを時間的に変化させるエンベロープ、あるいは変
調信号の繰返し周期、あるいはアクツクピッチ変調をか
ける期間等様々の要素がある。好適な実施例においては
、アタックピッチの最大ピッチずれ量を鍵タッチに応じ
て設定制御するようにしている。典型的なアクツクピッ
チコントロールの態様は、初期のピッチずれが最大であ
り、以後次第に減衰する深さエンベロープに従って周期
的なピッチ変調を行雇う。その場合、初期のピッチずれ
量が鍵タッチに応じて設定制御される。
以下添付図面を参照してこの発明の実施例を詳細に説明
しよう。
しよう。
発明の基本構成を示す実施例の説明
第1図に示す実施例はこの発明の基本構成を示すもので
、鍵盤410は複数の鍵を具えており、この鍵盤410
で押圧された鍵を押鍵検出装置412で検出する。楽音
発生装置413は押鍵検出装置412の出力にもとづき
押圧鍵に対応する楽音信号を発生する。タッチ検出装置
411は鍵盤410で押圧された鍵に関する抑圧力ある
いは押圧速度あるいは抑圧深さ等(要するに鍵タッチを
検出し得るものであれば何でもよい)にもとづき鍵タッ
チを検出する。アタックピンチ制御装置414は、楽音
発生装置413で発生する楽音信号のピンチを音の出始
めで(発音開始時点から所定期間の間で)変調制御する
だめのもので、かつそのピッチ変調における変調要素の
1つまたは複数をタッチ検出装置411の出力に応じて
制御する。押鍵検出装置412は、新たな鍵が押圧され
たときその新たな鍵の発音開始タイミングに対応してア
タックピッチスタート信号Assを発生し、アタックピ
ッチ制御装置414に与える。アタックピッチ制御装置
414は変調信号発生手段を含んでおシ、アタックピッ
チスタート、信号ASSにもとづき変調信号の発生動作
を開始する。典型的なアクツクピッチコントロールのた
めの変調信号は、初期の深さくピンチずれ)が最大であ
り、以後次第にその深さが減衰するエンベロープによっ
て深さ制御された周期的な信号である。勿論、変調信号
のエンベロープ形状は上述のような典型例に限定される
わけではない。タッチ検出装置4.11は、鍵の押し始
めにおける鍵タッチを示すイニシャルタッチ検出信号を
出力し、アタックピッチ制御装置414、に与える。ア
タックピンチ制御装置414では一′このイニシャルタ
ッチ検出信号に応じて前記変調信号のエンベロープの最
大値(典型的には初期値)を設定する。この変調信号に
よって楽音発生装置413で発生する楽音信号のピンチ
を変調する。その結果、鍵タッチに応じたアタックピン
チコントロールが付与された楽音信号が発生し、サウン
ドシステム415を経て発音される。
、鍵盤410は複数の鍵を具えており、この鍵盤410
で押圧された鍵を押鍵検出装置412で検出する。楽音
発生装置413は押鍵検出装置412の出力にもとづき
押圧鍵に対応する楽音信号を発生する。タッチ検出装置
411は鍵盤410で押圧された鍵に関する抑圧力ある
いは押圧速度あるいは抑圧深さ等(要するに鍵タッチを
検出し得るものであれば何でもよい)にもとづき鍵タッ
チを検出する。アタックピンチ制御装置414は、楽音
発生装置413で発生する楽音信号のピンチを音の出始
めで(発音開始時点から所定期間の間で)変調制御する
だめのもので、かつそのピッチ変調における変調要素の
1つまたは複数をタッチ検出装置411の出力に応じて
制御する。押鍵検出装置412は、新たな鍵が押圧され
たときその新たな鍵の発音開始タイミングに対応してア
タックピッチスタート信号Assを発生し、アタックピ
ッチ制御装置414に与える。アタックピッチ制御装置
414は変調信号発生手段を含んでおシ、アタックピッ
チスタート、信号ASSにもとづき変調信号の発生動作
を開始する。典型的なアクツクピッチコントロールのた
めの変調信号は、初期の深さくピンチずれ)が最大であ
り、以後次第にその深さが減衰するエンベロープによっ
て深さ制御された周期的な信号である。勿論、変調信号
のエンベロープ形状は上述のような典型例に限定される
わけではない。タッチ検出装置4.11は、鍵の押し始
めにおける鍵タッチを示すイニシャルタッチ検出信号を
出力し、アタックピッチ制御装置414、に与える。ア
タックピンチ制御装置414では一′このイニシャルタ
ッチ検出信号に応じて前記変調信号のエンベロープの最
大値(典型的には初期値)を設定する。この変調信号に
よって楽音発生装置413で発生する楽音信号のピンチ
を変調する。その結果、鍵タッチに応じたアタックピン
チコントロールが付与された楽音信号が発生し、サウン
ドシステム415を経て発音される。
よシ詳細な実施例の全体構成説明
次に、この発明を適用した電子楽器のより具体的な実施
例につき第2図以降の図を参照して説明する。第2図は
、第3図以降に分割して示された電子楽器の各詳細部分
の関連を大まかに示す全体構成ブロック図である。鍵盤
10は楽音の音高(音名)を選択するだめの複数の鍵を
具えそいる。
例につき第2図以降の図を参照して説明する。第2図は
、第3図以降に分割して示された電子楽器の各詳細部分
の関連を大まかに示す全体構成ブロック図である。鍵盤
10は楽音の音高(音名)を選択するだめの複数の鍵を
具えそいる。
タッチセンサ11は6鍵のタッチを検出して鍵タッチに
対応する出力信号を生じるものである。押鍵検出部12
は鍵盤10で押圧された鍵を検出し押圧鍵を示す情報T
DMを出力する。この押鍵検□出部12では6鍵に対応
するキースイッチを走査するようになっており、そのた
めにカウンタ13の出力が利用される。発音割当て回路
(キーアサイナ)14は押圧鍵に対応する楽音を限られ
た数の楽音発生チャンネルのいずれかに割当てて発生さ
せるためのものであり、一実施例として単音キーアサイ
ナ14Aと複音キーアサイナ14Bとを含んでおり、こ
の電子楽器を単音モードまたは複音モードのどちらか一
方で選択的に動作させることができるようになっている
。そのために発音割当て回路14に関連して単音モード
選択スイッチMONO−8Wが設けられており、該スイ
ッチMONO−8Wがオンのとき単音モード選択信号M
ONOとしてI IIが該回路14及びその他必要な回
路に与えられてこの電子楽器が単音モードで動作するよ
うになっている。スラー効果選択スイッチ5L−3Wは
スラー効果を選択するためのスイッチであり、該スイッ
チ5L−8Wがオンのときスラーオン信号5LONとし
て61″が発音割当て回路14に与えられ、スラー効果
が可能になる。この実施例においてスラー効果とは、単
音モードでこの電子楽器が動作しているときに押圧鍵が
レガート形式で変更された(古い押圧鍵を完全に離鍵す
る前に新しい押圧鍵を押圧する)場合、発生楽音のピッ
チを古い押圧鍵のピッチから新しい押圧鍵のピッチへと
滑らかに変化させることをいう。
対応する出力信号を生じるものである。押鍵検出部12
は鍵盤10で押圧された鍵を検出し押圧鍵を示す情報T
DMを出力する。この押鍵検□出部12では6鍵に対応
するキースイッチを走査するようになっており、そのた
めにカウンタ13の出力が利用される。発音割当て回路
(キーアサイナ)14は押圧鍵に対応する楽音を限られ
た数の楽音発生チャンネルのいずれかに割当てて発生さ
せるためのものであり、一実施例として単音キーアサイ
ナ14Aと複音キーアサイナ14Bとを含んでおり、こ
の電子楽器を単音モードまたは複音モードのどちらか一
方で選択的に動作させることができるようになっている
。そのために発音割当て回路14に関連して単音モード
選択スイッチMONO−8Wが設けられており、該スイ
ッチMONO−8Wがオンのとき単音モード選択信号M
ONOとしてI IIが該回路14及びその他必要な回
路に与えられてこの電子楽器が単音モードで動作するよ
うになっている。スラー効果選択スイッチ5L−3Wは
スラー効果を選択するためのスイッチであり、該スイッ
チ5L−8Wがオンのときスラーオン信号5LONとし
て61″が発音割当て回路14に与えられ、スラー効果
が可能になる。この実施例においてスラー効果とは、単
音モードでこの電子楽器が動作しているときに押圧鍵が
レガート形式で変更された(古い押圧鍵を完全に離鍵す
る前に新しい押圧鍵を押圧する)場合、発生楽音のピッ
チを古い押圧鍵のピッチから新しい押圧鍵のピッチへと
滑らかに変化させることをいう。
各種効果設定操作子群15は、ビブラート、イニシャル
タッチコントロール、アフタータッチコントロール等の
各種効果の制御要素(時間、スピード、レベル等)の制
御量を設定するだめの可変操作子を夫々具えており、そ
こにおいて、タッチコントロール用の制御要素に対応す
る操作子はタッチセyす11の出力信号の感度を調整す
るようになっている。各種効果の一例を示せば、ピッチ
コントロール関係が、「ビブラート」、[ディレィビブ
ラート」、「アタックピッチコントロール」、「アフタ
ータッチビブラート」及び前述の「スラー」などであり
、レベルコントロール関係カ「イニシャルタッチレベル
コントロール」、[アフタータッチレベルコントロール
」、「エンベロープのサスティン時間制御」などである
。「ディレィビブラート」は楽音の発音開始時から成る
時間経過後にビブラートを徐々に付与する効果であり、
「アタックピッチコントロール」は楽音の立上り時にお
いてビブラートを付与する効果である。この実施例では
、「アタックピッチコントロール」は鍵タッチに応答し
て(好ましくはイニシャルタッチに応答して)制御され
るようになっている。
タッチコントロール、アフタータッチコントロール等の
各種効果の制御要素(時間、スピード、レベル等)の制
御量を設定するだめの可変操作子を夫々具えており、そ
こにおいて、タッチコントロール用の制御要素に対応す
る操作子はタッチセyす11の出力信号の感度を調整す
るようになっている。各種効果の一例を示せば、ピッチ
コントロール関係が、「ビブラート」、[ディレィビブ
ラート」、「アタックピッチコントロール」、「アフタ
ータッチビブラート」及び前述の「スラー」などであり
、レベルコントロール関係カ「イニシャルタッチレベル
コントロール」、[アフタータッチレベルコントロール
」、「エンベロープのサスティン時間制御」などである
。「ディレィビブラート」は楽音の発音開始時から成る
時間経過後にビブラートを徐々に付与する効果であり、
「アタックピッチコントロール」は楽音の立上り時にお
いてビブラートを付与する効果である。この実施例では
、「アタックピッチコントロール」は鍵タッチに応答し
て(好ましくはイニシャルタッチに応答して)制御され
るようになっている。
ヤ
「アフタータッチビブラート」は鍵タッチ特に持続的押
圧状態における鍵タッチに応答してビブラートを制御す
るものである。「イニシャルタッチレベルコントロール
」は鍵を押し下げたときのつまり押圧当初の鍵タッチ(
これをイニシャルタッチという)に応じて楽音のレベル
を制御すること、「アフタータッチレベルコントロール
」は持続的抑圧状態における鍵タッチ(これをアフター
タッチという)に応じて楽音のレベルを制御すること、
である。イニシャルタッチ及びアフタータッチに応じた
制御は音高(ピッチ)、音量(レベル)のみならず音色
その他の楽音要素に対しても行なえる。
圧状態における鍵タッチに応答してビブラートを制御す
るものである。「イニシャルタッチレベルコントロール
」は鍵を押し下げたときのつまり押圧当初の鍵タッチ(
これをイニシャルタッチという)に応じて楽音のレベル
を制御すること、「アフタータッチレベルコントロール
」は持続的抑圧状態における鍵タッチ(これをアフター
タッチという)に応じて楽音のレベルを制御すること、
である。イニシャルタッチ及びアフタータッチに応じた
制御は音高(ピッチ)、音量(レベル)のみならず音色
その他の楽音要素に対しても行なえる。
この実施例では、操作子群15から出力される各操作子
に対応する設定データはアナログ電圧で表わされており
、アナログ電圧マルチプレクサ16でこれらのアナログ
電圧を時分割多重化する。アナログ/ディジタル変換(
以下単にA / D変換という)部17は、A / D
変換器18と制御及び記憶部19とを含んでおり、マル
チプレクサされたアナログ電圧をA/D変換すると共に
、ディジタル変換された各操作子の設定データを夫々記
憶し、デマルチプレクスする。マルチプレクサ16にお
ける時分割多重化とA/D変換部17における制御のた
めにカウンタ13の出力が利用される。
に対応する設定データはアナログ電圧で表わされており
、アナログ電圧マルチプレクサ16でこれらのアナログ
電圧を時分割多重化する。アナログ/ディジタル変換(
以下単にA / D変換という)部17は、A / D
変換器18と制御及び記憶部19とを含んでおり、マル
チプレクサされたアナログ電圧をA/D変換すると共に
、ディジタル変換された各操作子の設定データを夫々記
憶し、デマルチプレクスする。マルチプレクサ16にお
ける時分割多重化とA/D変換部17における制御のた
めにカウンタ13の出力が利用される。
この実施例ではイニシャルタッチとアフタータッチの検
出を共通のタッチセンサを用いて行なうようにしている
。すなわち、タッチセンサ11としてアフタータッチ検
出可能なものを用い、このタッチセンサ11の出力信号
を鍵押圧開始時から所定時間の間イニシャルタッチ検出
のために選択し、選択したタッチセンサ出力信号にもと
づいてイニシャルタッチを検出するようにしている。例
えば、鍵押圧開始時から所定時間の間選択したタッチセ
ンサ出力信号のピーク値をホールドし、このピーク値を
イニシャルタッチ検出信号として用いる。そのために、
鍵押圧開始時から所定時間(例えば入間の聴覚ではほと
んど無視できる程度の10m5程度の時間)の間発音割
当て回路14からイニシャルセンシング信号Isを出力
し、この信号Isによってマルチプレクサ16及びA/
D変換部17を制御してこの間は専ら上述のイニシャル
タッチ検出を行なうようにしている。同時に、発音割当
て回路14では、イニシャルセンシング信号Isを出力
する間は楽音の発音開始を遅らすようにしている。これ
は、イニシャルタッチが検出される前に発音開始きれる
のを禁止し、発音開始と同時にイニシャルタッチコノト
ロールを施すようにするためである。尚、前述の通り、
この実施例ではアタックピッチコントロールもイニシャ
ルタッチに応じて行なわれる。
出を共通のタッチセンサを用いて行なうようにしている
。すなわち、タッチセンサ11としてアフタータッチ検
出可能なものを用い、このタッチセンサ11の出力信号
を鍵押圧開始時から所定時間の間イニシャルタッチ検出
のために選択し、選択したタッチセンサ出力信号にもと
づいてイニシャルタッチを検出するようにしている。例
えば、鍵押圧開始時から所定時間の間選択したタッチセ
ンサ出力信号のピーク値をホールドし、このピーク値を
イニシャルタッチ検出信号として用いる。そのために、
鍵押圧開始時から所定時間(例えば入間の聴覚ではほと
んど無視できる程度の10m5程度の時間)の間発音割
当て回路14からイニシャルセンシング信号Isを出力
し、この信号Isによってマルチプレクサ16及びA/
D変換部17を制御してこの間は専ら上述のイニシャル
タッチ検出を行なうようにしている。同時に、発音割当
て回路14では、イニシャルセンシング信号Isを出力
する間は楽音の発音開始を遅らすようにしている。これ
は、イニシャルタッチが検出される前に発音開始きれる
のを禁止し、発音開始と同時にイニシャルタッチコノト
ロールを施すようにするためである。尚、前述の通り、
この実施例ではアタックピッチコントロールもイニシャ
ルタッチに応じて行なわれる。
効果付与回路20は、ピッチコントロール関係の各種効
果を付与するための回路であり、ビブラート、ディレィ
ビブラート、アタックピッチコントロール、及びアフタ
ータッチビブラートに関しては楽音周波数を変調するだ
めの変調信号VALを出力し、スラー効果に関してはス
ラー効果を付与した楽音周波数情報SKCを出力する。
果を付与するための回路であり、ビブラート、ディレィ
ビブラート、アタックピッチコントロール、及びアフタ
ータッチビブラートに関しては楽音周波数を変調するだ
めの変調信号VALを出力し、スラー効果に関してはス
ラー効果を付与した楽音周波数情報SKCを出力する。
A / D変換部17から出力される各種効果設定操作
子の設定データのうちピッチコントロール関係の設定デ
ータが効果付与回路20に与えられ、レベルコントロー
ル関係の設定データは楽音信号発生部21に与えられる
。発音割当て回路14から効果付与回路20にはアタッ
クピッチスタート信号ASとスラースタート信号SS及
び単音モードのときの押圧鍵を示すキーコードMKCが
与えられる。尚、単音キーアサイナ14Aにおいては押
圧鍵の中の単−鍵(例えば最高または最低押圧鍵)を選
択して単音モード用の押圧鍵キーコードMKCとして出
力するようになっている。
子の設定データのうちピッチコントロール関係の設定デ
ータが効果付与回路20に与えられ、レベルコントロー
ル関係の設定データは楽音信号発生部21に与えられる
。発音割当て回路14から効果付与回路20にはアタッ
クピッチスタート信号ASとスラースタート信号SS及
び単音モードのときの押圧鍵を示すキーコードMKCが
与えられる。尚、単音キーアサイナ14Aにおいては押
圧鍵の中の単−鍵(例えば最高または最低押圧鍵)を選
択して単音モード用の押圧鍵キーコードMKCとして出
力するようになっている。
アタックピッチデータROM (リードオンリメモリの
略)22には、アタックピッチコントロールを付与すべ
き各種音色に対応してアタックピッチ制御データAPS
、APR、APERを夫々予じめ記憶している。アタ
ックピッテコ/ドロー/L/は、例えば各音色に適した
態様で制御が行なわれるようになっておシ、管楽器の吹
き始めのピッチの乱れを表現できることから特に管楽器
系音色に適した効、朱である。そのため、音色選択スイ
ッチ23で選択された音色に応じてその音色に適したア
タックピッチコントロールを実現し得る値をもつ制御デ
ータAPS 、APR,APERをROM22から読み
出すようになっている。アタックピッチの制御態様を決
定する要素は、初期の(音の出始めの)ヒ:ツチずれの
深さと、ピッチずれの深さの時間的変化を示すエンベロ
ープと、ピッチずれの繰返し周波数である。初期のピッ
チずれの深さすなわちアタックピッチの初期値は、前述
のイニシャルタッチ検出データに応じて設定される。
略)22には、アタックピッチコントロールを付与すべ
き各種音色に対応してアタックピッチ制御データAPS
、APR、APERを夫々予じめ記憶している。アタ
ックピッテコ/ドロー/L/は、例えば各音色に適した
態様で制御が行なわれるようになっておシ、管楽器の吹
き始めのピッチの乱れを表現できることから特に管楽器
系音色に適した効、朱である。そのため、音色選択スイ
ッチ23で選択された音色に応じてその音色に適したア
タックピッチコントロールを実現し得る値をもつ制御デ
ータAPS 、APR,APERをROM22から読み
出すようになっている。アタックピッチの制御態様を決
定する要素は、初期の(音の出始めの)ヒ:ツチずれの
深さと、ピッチずれの深さの時間的変化を示すエンベロ
ープと、ピッチずれの繰返し周波数である。初期のピッ
チずれの深さすなわちアタックピッチの初期値は、前述
のイニシャルタッチ検出データに応じて設定される。
詳しくは、音色に対応するアタックピッチ初期値係数デ
ータAPSによってイニシャルタッチ検出データをスケ
ーリングすることによシイニシャルタッチ及び音色に応
じたアタックピッチ初期値を設定する。ピッチずれの深
さの時間的変化を示すx y ヘo −フハ、アタック
ピッチエンベロープレートデータAPERによって設定
される。ピッチずれの繰返し周波数はアタックピッチレ
ートデータAPRによるで設定される。
ータAPSによってイニシャルタッチ検出データをスケ
ーリングすることによシイニシャルタッチ及び音色に応
じたアタックピッチ初期値を設定する。ピッチずれの深
さの時間的変化を示すx y ヘo −フハ、アタック
ピッチエンベロープレートデータAPERによって設定
される。ピッチずれの繰返し周波数はアタックピッチレ
ートデータAPRによるで設定される。
効果付与回路20は、アタックピンチスタート信号As
が与えられたとき上述のような各データにもとづいてア
タックピッチコントロール用ノ変調信号VALの形成を
開始し、その後、通常のビブラートあるいはディレィビ
ブラートあるいはアフタータッチビブラートのための変
調信号VALを形成する。後述するように、変調信号V
ALを形成するために効果付与回路20では、変調周波
数及び変調の深さの制御が容易になるような工夫が施さ
れている。また、効果付与回路20では、スラースター
ト信号SSが与えられたとき単音モード用押圧鍵の楽音
周波数情報SKCを古い押圧鍵に対応する値から新たな
押圧鍵に対応する値まで滑らかに変化させる処理を行な
う。新たな押圧鍵は発音割当て回路14から与えられる
単音モード用押圧鍵キーコードMKCによって示されて
いる。
が与えられたとき上述のような各データにもとづいてア
タックピッチコントロール用ノ変調信号VALの形成を
開始し、その後、通常のビブラートあるいはディレィビ
ブラートあるいはアフタータッチビブラートのための変
調信号VALを形成する。後述するように、変調信号V
ALを形成するために効果付与回路20では、変調周波
数及び変調の深さの制御が容易になるような工夫が施さ
れている。また、効果付与回路20では、スラースター
ト信号SSが与えられたとき単音モード用押圧鍵の楽音
周波数情報SKCを古い押圧鍵に対応する値から新たな
押圧鍵に対応する値まで滑らかに変化させる処理を行な
う。新たな押圧鍵は発音割当て回路14から与えられる
単音モード用押圧鍵キーコードMKCによって示されて
いる。
楽音信号発生部21では、単音モード時は効果付与回路
20から与えられる単音モード用の楽音周波数情報SK
Cにもとづき楽音信号を発生し、複音モード時は発音割
当て回路14(複音キーアサイナ14B)から与えられ
る複数の各チャンネルに割当てられた押圧鍵を示すキー
コードPKCにもとづき複数のチャンネルで楽音信号を
夫々発生する。これらの楽音信号は、変調信号VALに
応じてその周波数(ピッチ)が変調され、かつA/D変
換部17からのレベルコントロールデータに応じてその
音量レベルが制御される。更に、これらの楽音信号には
音色選択スイッチ26で選択された音色が付与され、サ
ウンドシステム24に与tられる。
20から与えられる単音モード用の楽音周波数情報SK
Cにもとづき楽音信号を発生し、複音モード時は発音割
当て回路14(複音キーアサイナ14B)から与えられ
る複数の各チャンネルに割当てられた押圧鍵を示すキー
コードPKCにもとづき複数のチャンネルで楽音信号を
夫々発生する。これらの楽音信号は、変調信号VALに
応じてその周波数(ピッチ)が変調され、かつA/D変
換部17からのレベルコントロールデータに応じてその
音量レベルが制御される。更に、これらの楽音信号には
音色選択スイッチ26で選択された音色が付与され、サ
ウンドシステム24に与tられる。
次に、第2図各部の詳細例について説明する。
押鍵検出部及び単音キーアサイナの説明第3図には押鍵
検出部12及びカウンタ13の詳細例が示されており、
第4図には単音キーアサイナ14Aの詳細例が示されて
いる。カウンタ13は、2相のシステムクロックパルス
φ1.φ2によって制御される16ステージ/1ビツト
のシフトレジスタ25と、1ビット分の半加算器26と
、シフトレジスタ25の内容を定期的にラッチするラッ
チ回路27とを含み、シリアル演算によってカウント動
作を行なう。このカウンタ13に限らず、以下で説明す
る詳細例においては随所でシリアル演算が用いられ、回
路構成の節約に寄与している。押鍵検出部12は、鍵盤
10の6鍵に対応するキースイッチをマトリクス状に配
列したキースイッチマトリクス28と、このマトリクス
28における半オクターブ毎の入力ラインに走査信号を
供給するデコーダ29と、このマトリクス28における
各半オクターブ内の6つの各音名に対応する出力ライン
の信号を多重化するマルチプ、レクサ30とを含んでい
る。キースイッチマトリクス28は高音側のキースイッ
チから順に走査されるようになっており、単音キーナサ
イナ14Aでは最高押圧鍵を単音モー ド用の押圧鍵と
して選択するようになっている。
検出部12及びカウンタ13の詳細例が示されており、
第4図には単音キーアサイナ14Aの詳細例が示されて
いる。カウンタ13は、2相のシステムクロックパルス
φ1.φ2によって制御される16ステージ/1ビツト
のシフトレジスタ25と、1ビット分の半加算器26と
、シフトレジスタ25の内容を定期的にラッチするラッ
チ回路27とを含み、シリアル演算によってカウント動
作を行なう。このカウンタ13に限らず、以下で説明す
る詳細例においては随所でシリアル演算が用いられ、回
路構成の節約に寄与している。押鍵検出部12は、鍵盤
10の6鍵に対応するキースイッチをマトリクス状に配
列したキースイッチマトリクス28と、このマトリクス
28における半オクターブ毎の入力ラインに走査信号を
供給するデコーダ29と、このマトリクス28における
各半オクターブ内の6つの各音名に対応する出力ライン
の信号を多重化するマルチプ、レクサ30とを含んでい
る。キースイッチマトリクス28は高音側のキースイッ
チから順に走査されるようになっており、単音キーナサ
イナ14Aでは最高押圧鍵を単音モー ド用の押圧鍵と
して選択するようになっている。
キースイッチマトリクス28における1鍵分の走査時間
換言すれば単音キーアサイナ14Aにおける1鍵分の処
理時間(これを1キータイムということにする)は第5
図に示すように32個のタイムスロットから成る。1タ
イムスロツトめ長さはシステムクロックパルスφ1.φ
2の1周期に対応し、例えば0.5/7sである。従っ
て、lキータイムの長すは16μsである。この1キー
タイム内の各タイムスロットあるいは区間に同期して様
々な処理が制御されるようにな′っている。そのために
、第5図に示すような各種のタイミング信号が図示しな
いタイミング信号発生回路で発生され、様々な回路に供
給されるようになっている。32個のタイムスロットの
各々は16μSの周期で繰返しあられれる。1キータイ
ム内における個々のタイムスロットを区別するために発
生順序の早い方から順番に第1乃至第32タイムスロツ
トということにする。各種タイミング信号の発生タイミ
ング及び発生周期及びパルス幅を一目瞭然にするために
、以下の法則で各タイミング信号に符号をつけるものと
する。例えばrly8Jのように文字「り」を挾んで前
後に数字が記されている場合は、前者の数字は1キータ
イムにおいてパルスが最初に発生するタイムスロット順
位を示し、連名の数字はパルスが繰返し発生する周期を
タイムス。ロット数で示している。例えば信号1y8は
、第5図に示すように最初は第1タイムスロツトで発生
し、以後は8タイムスロツト毎に、つまり第9、第17
、第25タイムスロツトで夫々パルス(1”)力発生す
る。次に、rly8s]のように末尾に文字「S」が追
加されているものは、パルス幅がJりイムスロット幅全
部ではなく、1タイムスロツトの前半でつまシクロツク
パルスφ2のパルスIIIK同期して発生することを意
味する。また、[1T8Jのように、文字「T」を挾ん
宝前後に数字が記されている場合は、前者の数字によっ
て示されるタイムスロット順位から後者の数字によって
示されるタイムスロット順位までパルス(1”)が持続
して発生するものとし、かつその周期は32タイムスロ
ツトであるとする。例えば信号IT8は第、lタイムス
ロットから第8タイムスロツトまでの区間で持続°的に
発生する8タイムスロツト分のパルス幅をもち、かっ3
2タイムスロツトの周期で繰返し発生する。また、[I
T6y8Jのように、パルス幅表示「1T6Jの次に文
字「y」と数字が続く場合は、文字ryJの次に記され
た数字によって繰返し周期をタイムスロット数によって
示している。例えば信号IT6y8は、最初に第1タイ
ムスロツトから第6タイムスロツトまでの6タイムラ6
ソト幅で発生したパルスが8タイムスロツト分の繰返し
周期で、つま9第9乃至第14タイムスロツトまで、及
び第17乃至第22タイムスロツトまで、及び第25乃
至第30タイムスロツトまでの各区間でパルス発生する
ことを意味する。
換言すれば単音キーアサイナ14Aにおける1鍵分の処
理時間(これを1キータイムということにする)は第5
図に示すように32個のタイムスロットから成る。1タ
イムスロツトめ長さはシステムクロックパルスφ1.φ
2の1周期に対応し、例えば0.5/7sである。従っ
て、lキータイムの長すは16μsである。この1キー
タイム内の各タイムスロットあるいは区間に同期して様
々な処理が制御されるようにな′っている。そのために
、第5図に示すような各種のタイミング信号が図示しな
いタイミング信号発生回路で発生され、様々な回路に供
給されるようになっている。32個のタイムスロットの
各々は16μSの周期で繰返しあられれる。1キータイ
ム内における個々のタイムスロットを区別するために発
生順序の早い方から順番に第1乃至第32タイムスロツ
トということにする。各種タイミング信号の発生タイミ
ング及び発生周期及びパルス幅を一目瞭然にするために
、以下の法則で各タイミング信号に符号をつけるものと
する。例えばrly8Jのように文字「り」を挾んで前
後に数字が記されている場合は、前者の数字は1キータ
イムにおいてパルスが最初に発生するタイムスロット順
位を示し、連名の数字はパルスが繰返し発生する周期を
タイムス。ロット数で示している。例えば信号1y8は
、第5図に示すように最初は第1タイムスロツトで発生
し、以後は8タイムスロツト毎に、つまり第9、第17
、第25タイムスロツトで夫々パルス(1”)力発生す
る。次に、rly8s]のように末尾に文字「S」が追
加されているものは、パルス幅がJりイムスロット幅全
部ではなく、1タイムスロツトの前半でつまシクロツク
パルスφ2のパルスIIIK同期して発生することを意
味する。また、[1T8Jのように、文字「T」を挾ん
宝前後に数字が記されている場合は、前者の数字によっ
て示されるタイムスロット順位から後者の数字によって
示されるタイムスロット順位までパルス(1”)が持続
して発生するものとし、かつその周期は32タイムスロ
ツトであるとする。例えば信号IT8は第、lタイムス
ロットから第8タイムスロツトまでの区間で持続°的に
発生する8タイムスロツト分のパルス幅をもち、かっ3
2タイムスロツトの周期で繰返し発生する。また、[I
T6y8Jのように、パルス幅表示「1T6Jの次に文
字「y」と数字が続く場合は、文字ryJの次に記され
た数字によって繰返し周期をタイムスロット数によって
示している。例えば信号IT6y8は、最初に第1タイ
ムスロツトから第6タイムスロツトまでの6タイムラ6
ソト幅で発生したパルスが8タイムスロツト分の繰返し
周期で、つま9第9乃至第14タイムスロツトまで、及
び第17乃至第22タイムスロツトまで、及び第25乃
至第30タイムスロツトまでの各区間でパルス発生する
ことを意味する。
第3図において、加算器260入力Aにはシフトレジス
タ25の最終ステージの出力Q16が加えられ、入力C
iにはオア回路61を介して信号17y32が与えられ
る。従って、信号17y32がII I IIとなる第
17タイムスロツトにおいてシフトレジスタ25の最終
ステージ出力に1”が加算されることになる。入力A及
びCiが共に1”でキャリイアウド信号が生じるとき、
キャリイアウド出力C6+1は演算タイミングよりも1
タイムスロツト遅れて1″となるものとする。C0の次
に付加した記号+1は1タイムスロツトの遅れを示す。
タ25の最終ステージの出力Q16が加えられ、入力C
iにはオア回路61を介して信号17y32が与えられ
る。従って、信号17y32がII I IIとなる第
17タイムスロツトにおいてシフトレジスタ25の最終
ステージ出力に1”が加算されることになる。入力A及
びCiが共に1”でキャリイアウド信号が生じるとき、
キャリイアウド出力C6+1は演算タイミングよりも1
タイムスロツト遅れて1″となるものとする。C0の次
に付加した記号+1は1タイムスロツトの遅れを示す。
以下で出てくる加算器のキャリイアウド出力C8+1は
すべて演算タイミングよりも1タイムスロツトの遅れが
あるものとする。尚、加算出力Sには遅れがないものと
する。キャリイアウド出力C8+1はアンド回路32及
びオア回路31を介して入力Ciに戻される。従って上
位ビットに対してキャリイアウド信号を加算することが
できる。
すべて演算タイミングよりも1タイムスロツトの遅れが
あるものとする。尚、加算出力Sには遅れがないものと
する。キャリイアウド出力C8+1はアンド回路32及
びオア回路31を介して入力Ciに戻される。従って上
位ビットに対してキャリイアウド信号を加算することが
できる。
加算器26の出力Sの信号はアンド回路33を介してシ
フトレジスタ25に入力され、16タイムスロツト遅延
後に入力Aに戻される。アンド回路63の他の入力に加
えられている信号z1は通常は1”である。以上の構成
によって信号17y32をカウントクロックとして1キ
ータイム(32タイムスロツト)毎に1カウントアツプ
するシリアル演算が実行される。従って、第17タイム
スロツトにおいてシフトレジスタ25の最終ステージか
ら出力される信号がカウント値の最下位ビットであり、
そのとき各ステージには最終ステージから第1ステージ
にさかのぼって順次上位ビットのカウント値が夫々保有
されている。第17タイムスロツトの16タイムスロツ
ト後の第1タイムスロツトにおいても同様にシフトレジ
スタ25の最終ステージから第12’テージまでには最
下位ビットから最上位ビットまでのカウント値が並んで
いる。従って、第1タイムスロツトの前半で発生する信
号ty32sによってシフトレジスタ25の第7ステー
ジ出力Q7乃至最終ステージ出力Q16をラッチ回路2
7にラッチすることにより、10ピツトの並列2進カウ
ント値が得られる。尚、信号1y16のタイミングすな
わち第1及び第17タイムスロツトにおいてアンド回路
32を動作不能にしているが、これは最上′位ビットの
キャリイアウド信号が最下位ビットに加算されないよう
にするためである。
フトレジスタ25に入力され、16タイムスロツト遅延
後に入力Aに戻される。アンド回路63の他の入力に加
えられている信号z1は通常は1”である。以上の構成
によって信号17y32をカウントクロックとして1キ
ータイム(32タイムスロツト)毎に1カウントアツプ
するシリアル演算が実行される。従って、第17タイム
スロツトにおいてシフトレジスタ25の最終ステージか
ら出力される信号がカウント値の最下位ビットであり、
そのとき各ステージには最終ステージから第1ステージ
にさかのぼって順次上位ビットのカウント値が夫々保有
されている。第17タイムスロツトの16タイムスロツ
ト後の第1タイムスロツトにおいても同様にシフトレジ
スタ25の最終ステージから第12’テージまでには最
下位ビットから最上位ビットまでのカウント値が並んで
いる。従って、第1タイムスロツトの前半で発生する信
号ty32sによってシフトレジスタ25の第7ステー
ジ出力Q7乃至最終ステージ出力Q16をラッチ回路2
7にラッチすることにより、10ピツトの並列2進カウ
ント値が得られる。尚、信号1y16のタイミングすな
わち第1及び第17タイムスロツトにおいてアンド回路
32を動作不能にしているが、これは最上′位ビットの
キャリイアウド信号が最下位ビットに加算されないよう
にするためである。
カウンタ16における下位7ピツトのカウント値が鍵走
査及び多重化のために利用される。そのうち下位4ビッ
トN4.N3.N2.Nl によって鍵の音名(1オク
ターブ内の音名)を指定し、上位3ビットB3.B2.
Blによってその鍵が所属するオクターブを指定する。
査及び多重化のために利用される。そのうち下位4ビッ
トN4.N3.N2.Nl によって鍵の音名(1オク
ターブ内の音名)を指定し、上位3ビットB3.B2.
Blによってその鍵が所属するオクターブを指定する。
ラッチ回路27にラッチされたカウント値のうちピッ)
B3.B2゜Bl、N4はデコーダ29でデコードされ
、キースイッチマトリクス28における半オクターブ毎
の人力ラインに走査信号を与える。また、下位ビソ)N
3.N2.Nゴはマルチプレクサ30に与えられ、キー
スイッチマトリクス28における各半オクターブ内の6
本の出力ラインの信号を時分割多重化する。こうして、
マルチプレクサ60からは6鍵の押圧または離鍵を示す
時分割多重化されたキーデータTDMが6鍵の走査に対
応して出力される。時分割多重化キーデータTDMは現
在走査中の鍵が押圧されていれば′1”であり、押圧さ
れていなければ”0”である。
B3.B2゜Bl、N4はデコーダ29でデコードされ
、キースイッチマトリクス28における半オクターブ毎
の人力ラインに走査信号を与える。また、下位ビソ)N
3.N2.Nゴはマルチプレクサ30に与えられ、キー
スイッチマトリクス28における各半オクターブ内の6
本の出力ラインの信号を時分割多重化する。こうして、
マルチプレクサ60からは6鍵の押圧または離鍵を示す
時分割多重化されたキーデータTDMが6鍵の走査に対
応して出力される。時分割多重化キーデータTDMは現
在走査中の鍵が押圧されていれば′1”であり、押圧さ
れていなければ”0”である。
ランチ回路27にラッチされたカウント値B3〜Nlが
変化する毎に走査すべき鍵が切換わるので、l鍵分の走
査時間は第5図に示すように第1タイムスロツトから第
32タイムスロツトまでの32タイムスロツトであシ、
この間l鍵分のキーデータTDMが持続して出力される
。前述の通り、l鍵分の走査に要する1キータイムは1
6μsであるので、■走査サイ名ルすなわちカウント値
83〜訂が1巡する時間は約2m5(=16μ5X27
)である。
変化する毎に走査すべき鍵が切換わるので、l鍵分の走
査時間は第5図に示すように第1タイムスロツトから第
32タイムスロツトまでの32タイムスロツトであシ、
この間l鍵分のキーデータTDMが持続して出力される
。前述の通り、l鍵分の走査に要する1キータイムは1
6μsであるので、■走査サイ名ルすなわちカウント値
83〜訂が1巡する時間は約2m5(=16μ5X27
)である。
キースイッチマトリクス28では高音順に走査が行なわ
れるようになっている。すなわち、カウント値11〜「
了が小さいほど高音になり大きいほど低音になるように
その所定の値に対応して6鍵が順次割当てられておシ、
カウント値1〜犯が増すに従って高音側から順次低音側
に走査が移行するようになっている。カウンタ13にお
ける下位7ビツトのカウント値(n〜Nl)は現在走査
中の鍵すなわち時分割多重化キーデータTDMに対応す
る鍵を表わすコード信号すなわちキーコードKCである
。しかし、カウンタ16のカウント値B3〜冥1をその
まま用いたキーコードでは高音鍵はどその値が小さく、
低音鍵はどその値が大きい。キーコードの下位2ピント
を下位桁に無限に繰返し付加してキーコードを周波数情
報に変換する場合、高音鍵になるほどキーコードの値が
大きくならないと不都合が生じるの、で、カウンタ13
から出力されるキーコードKCを反転したものを正式な
キーコードKCとしてキーアサイナ14A、14Bで用
いるようにしている。正式なキーコードKCと各にとの
関係は例えば次表のようになっている。キーコードKC
は上位3ピツトのオクターブコードB3.B2.Blと
下位4ビツトのノートコードN4.N3.N2.Nlと
がら成る。
れるようになっている。すなわち、カウント値11〜「
了が小さいほど高音になり大きいほど低音になるように
その所定の値に対応して6鍵が順次割当てられておシ、
カウント値1〜犯が増すに従って高音側から順次低音側
に走査が移行するようになっている。カウンタ13にお
ける下位7ビツトのカウント値(n〜Nl)は現在走査
中の鍵すなわち時分割多重化キーデータTDMに対応す
る鍵を表わすコード信号すなわちキーコードKCである
。しかし、カウンタ16のカウント値B3〜冥1をその
まま用いたキーコードでは高音鍵はどその値が小さく、
低音鍵はどその値が大きい。キーコードの下位2ピント
を下位桁に無限に繰返し付加してキーコードを周波数情
報に変換する場合、高音鍵になるほどキーコードの値が
大きくならないと不都合が生じるの、で、カウンタ13
から出力されるキーコードKCを反転したものを正式な
キーコードKCとしてキーアサイナ14A、14Bで用
いるようにしている。正式なキーコードKCと各にとの
関係は例えば次表のようになっている。キーコードKC
は上位3ピツトのオクターブコードB3.B2.Blと
下位4ビツトのノートコードN4.N3.N2.Nlと
がら成る。
第1表
C
尚、シフトレジスタ25の第7乃至最終ステージ内に記
された表示は第1及び第17タイムスロノトのときの各
ステージの重みを示している。すなわち、このとき第1
O乃至最終ステージ(QIO〜Q16)には前述の通り
カウント値の下位7ビント1ゴ〜N]が入っている。ま
た、第7乃至第9ステージ(Q7〜Q9)には、時間表
示にして約8ms、約4 m S及び約2msの重みの
ビットが入っている。これらの時間表示はカウンタ13
がリセットされたときからそれらのピントに”1″が立
つまでの時間を示している。後述のように、カウンタ1
6をタイマとして用いるときこれらの時間表示ビットを
利用する。これらの時間表示ビットはキーコード11〜
X1と共にランチ回路27にラッチされる。
された表示は第1及び第17タイムスロノトのときの各
ステージの重みを示している。すなわち、このとき第1
O乃至最終ステージ(QIO〜Q16)には前述の通り
カウント値の下位7ビント1ゴ〜N]が入っている。ま
た、第7乃至第9ステージ(Q7〜Q9)には、時間表
示にして約8ms、約4 m S及び約2msの重みの
ビットが入っている。これらの時間表示はカウンタ13
がリセットされたときからそれらのピントに”1″が立
つまでの時間を示している。後述のように、カウンタ1
6をタイマとして用いるときこれらの時間表示ビットを
利用する。これらの時間表示ビットはキーコード11〜
X1と共にランチ回路27にラッチされる。
第4図において、単音キーアサイナ14Aは第9タイム
スロツトを起点にして6鍵の時分割多重化キーデータT
DMに関する処理を行なうようにしている。そのため、
第3図のマルチプレクサ30から出力された時分割多重
化キーデータTDMは第4図のラッチ回路64に入力さ
れ、信号9y32によって第9タイムスロツトに同期し
てラッチされる。従ってラッチ回路34からはキーデー
タTDMを8タイムスロツト遅延したものが出力される
。一方、第1タイムスロツトのときにシフトレジスタ2
5(第3図)の最終ステージ(Q16)から出力される
キーコードにでの最下位ピッ)Nlは、8タイムスロツ
ト後の第9タイムスロツトでは第8ステージ(Q8)に
シフトされてきている。
スロツトを起点にして6鍵の時分割多重化キーデータT
DMに関する処理を行なうようにしている。そのため、
第3図のマルチプレクサ30から出力された時分割多重
化キーデータTDMは第4図のラッチ回路64に入力さ
れ、信号9y32によって第9タイムスロツトに同期し
てラッチされる。従ってラッチ回路34からはキーデー
タTDMを8タイムスロツト遅延したものが出力される
。一方、第1タイムスロツトのときにシフトレジスタ2
5(第3図)の最終ステージ(Q16)から出力される
キーコードにでの最下位ピッ)Nlは、8タイムスロツ
ト後の第9タイムスロツトでは第8ステージ(Q8)に
シフトされてきている。
そこで、ラッチ回路34(第4図)におけるキーデータ
TDMの遅延に同期させるため、シフトレジスタ25(
第3図)の第8ステージ(Q8)″の出力をシリアルキ
ーコードKC(9〜)として取り出し、第4図の単音キ
ーアサイナ14Aに供給するようにしている。このキー
コードKC(9〜)は第9タイムスロツトから第15タ
イムスロツトまでの間で下位ビットから順番に各ピッ)
Nl。
TDMの遅延に同期させるため、シフトレジスタ25(
第3図)の第8ステージ(Q8)″の出力をシリアルキ
ーコードKC(9〜)として取り出し、第4図の単音キ
ーアサイナ14Aに供給するようにしている。このキー
コードKC(9〜)は第9タイムスロツトから第15タ
イムスロツトまでの間で下位ビットから順番に各ピッ)
Nl。
N2.N3.N4:B1.B2.B3が並んでいる。
このキーコードKC(9〜)は第4図のインバータ35
で反転され、前述の通りの正式のキーコードKCがシリ
アル形式で該インバータ35から出力される。
で反転され、前述の通りの正式のキーコードKCがシリ
アル形式で該インバータ35から出力される。
第4図において、単音キーアサイ、す14Aは主に次の
3つの機能を実行する。その1つは、最高押圧鍵のキー
コードKCを選択することであり、もう1つは、新たな
押鍵を検出することであり、もう1つは、新たな押鍵が
検出されたとき一定時間の間断たな押圧鍵に関する処理
を禁止しその間でイニシャルタッチの検出を可能にする
ことである。新たな押鍵の検出は、全べての鍵が離鍵さ
れている状態から初めて何らかの鍵が押圧された場合(
これをエニーニューキーオンという)と1、何らかの鍵
が押圧されている状態からレガート形式トニューキ〜オ
ンという)とを区別して行なうようになっている。エニ
ーニューキーオンが検出された場合はフリップ70ツブ
AKQがセットされ、レカートニューキーオンが検出さ
れた場合はフリップフロップNKQがセットされる。ニ
ューキーオン検出によってフリップフロップAKQまた
はNKQがセットされたとき第3図のカウンタ16をタ
イマとして動作させ、一定時間(約10m5)の間イニ
シャルセンシング信号Isを出力する。
3つの機能を実行する。その1つは、最高押圧鍵のキー
コードKCを選択することであり、もう1つは、新たな
押鍵を検出することであり、もう1つは、新たな押鍵が
検出されたとき一定時間の間断たな押圧鍵に関する処理
を禁止しその間でイニシャルタッチの検出を可能にする
ことである。新たな押鍵の検出は、全べての鍵が離鍵さ
れている状態から初めて何らかの鍵が押圧された場合(
これをエニーニューキーオンという)と1、何らかの鍵
が押圧されている状態からレガート形式トニューキ〜オ
ンという)とを区別して行なうようになっている。エニ
ーニューキーオンが検出された場合はフリップ70ツブ
AKQがセットされ、レカートニューキーオンが検出さ
れた場合はフリップフロップNKQがセットされる。ニ
ューキーオン検出によってフリップフロップAKQまた
はNKQがセットされたとき第3図のカウンタ16をタ
イマとして動作させ、一定時間(約10m5)の間イニ
シャルセンシング信号Isを出力する。
この間断たな押圧鍵に関する処理を禁止し、前記一定時
間が終了したときアタックピッチスタート信号ASある
いはスラースタート信号SSを発生してアタックピッチ
あるいはスラーの制御を開始させる。最高押圧鍵キーコ
ードレジスタ66は最高押圧鍵のキーコードXKCを暫
定的に記憶するためのものであり、単音キーコードレジ
スタ37は単音モードで発音する押圧鍵のキーコードM
KCを記憶するだめのものである。前記一定時間が終了
したときレジスタ36のキーコードXKCがレジスタ3
7にロードされるようになっている。従って、新たな押
鍵があったとき直ちに単音モード用の押圧鍵キーコード
MKCが変化するのではなく、前記一定時間の後に変化
する。
間が終了したときアタックピッチスタート信号ASある
いはスラースタート信号SSを発生してアタックピッチ
あるいはスラーの制御を開始させる。最高押圧鍵キーコ
ードレジスタ66は最高押圧鍵のキーコードXKCを暫
定的に記憶するためのものであり、単音キーコードレジ
スタ37は単音モードで発音する押圧鍵のキーコードM
KCを記憶するだめのものである。前記一定時間が終了
したときレジスタ36のキーコードXKCがレジスタ3
7にロードされるようになっている。従って、新たな押
鍵があったとき直ちに単音モード用の押圧鍵キーコード
MKCが変化するのではなく、前記一定時間の後に変化
する。
各7リツプフロツプXKQ、MK1 、MK2゜AKQ
、NKQ 、TM6はタイミング信号6y8(第5図
参照)によって入力信号をロードし、信号1y8(第5
図)に同期して出力を切換える。
、NKQ 、TM6はタイミング信号6y8(第5図
参照)によって入力信号をロードし、信号1y8(第5
図)に同期して出力を切換える。
従って、ロードした信号は信号1y8の発生タイムスロ
ット(第1または第9または第17または第25タイー
ムスロツト)から8タイムス・ロットの間持続的に出力
される。
ット(第1または第9または第17または第25タイー
ムスロツト)から8タイムス・ロットの間持続的に出力
される。
フリップ70ツブXKQは、1走査サイクルにおいて何
らかの押圧鍵が検出されたことを示すだめのものである
。ラッチ回路64から出力されるキーデータTDMが”
1”のとき、アンド回路38及びオア回路40を介して
このフリップフロップXKQにl”がロードされる。こ
のフリップフロップXKQのl”はアンド回路39及び
オア回路40を介してホールドされる。1走査サイクル
が終了したときインバータ41の出力がN OI+とな
り、アンド回路39が動作不能となって7リツプ70ツ
ブXKQがリセットされる。第3図のランチ回路27か
ら出力されるカウント値の下位3ビットN3.N2.N
、1がアンド回路42に入力され、上位4ビットB3.
B2.Bl、N4がアンド回路43に入力されている。
らかの押圧鍵が検出されたことを示すだめのものである
。ラッチ回路64から出力されるキーデータTDMが”
1”のとき、アンド回路38及びオア回路40を介して
このフリップフロップXKQにl”がロードされる。こ
のフリップフロップXKQのl”はアンド回路39及び
オア回路40を介してホールドされる。1走査サイクル
が終了したときインバータ41の出力がN OI+とな
り、アンド回路39が動作不能となって7リツプ70ツ
ブXKQがリセットされる。第3図のランチ回路27か
ら出力されるカウント値の下位3ビットN3.N2.N
、1がアンド回路42に入力され、上位4ビットB3.
B2.Bl、N4がアンド回路43に入力されている。
アンド回路42の出力信号N7及びアンド回路46の出
力信号B15が第4図のアンド回路44に入力される。
力信号B15が第4図のアンド回路44に入力される。
l走査サイクルの終了時にはカウント値B3〜N1の全
ビットが′1′となシ、信号N7及びB15が共にl”
となってアンド回路44の条件が成立する。アンド回路
44の他の入力にはタイミング信号9T16(第5図参
照)が入力されている。従って、1走査サイクル終了時
の第9から第16タイムスロツトまでの間アンド回路4
4の出力が1”となる。このアンド回路44の出力信号
″1”が走査終了信号SCEであり、インバータ41で
はこの信号SCEを反転する。従って、何らかの鍵が押
圧されている場合、1走査サイクル、においてキーデー
タTDMが最、初に1”となる鍵走査タイミングすなわ
ち最高押圧鍵の走査タイミングから走査終了時までの7
リツプフロツプXKQの出力が”1”となる。何も鍵が
押されていないときはXKQは常に”o”である。
ビットが′1′となシ、信号N7及びB15が共にl”
となってアンド回路44の条件が成立する。アンド回路
44の他の入力にはタイミング信号9T16(第5図参
照)が入力されている。従って、1走査サイクル終了時
の第9から第16タイムスロツトまでの間アンド回路4
4の出力が1”となる。このアンド回路44の出力信号
″1”が走査終了信号SCEであり、インバータ41で
はこの信号SCEを反転する。従って、何らかの鍵が押
圧されている場合、1走査サイクル、においてキーデー
タTDMが最、初に1”となる鍵走査タイミングすなわ
ち最高押圧鍵の走査タイミングから走査終了時までの7
リツプフロツプXKQの出力が”1”となる。何も鍵が
押されていないときはXKQは常に”o”である。
フリップフロップXKQの出力を反転した信号とランチ
回路34から出力されるキーデータTDMとが入力され
たアンド回路45は最高押圧鍵を検出するだめのもので
ある。すなわち。、フリップフロップXKQにおける入
力と出力の8タイムスロツトの遅れにより、1走査サイ
クルにおいて最初に最高押圧鍵のキニデータTDMが“
1”に立上るどき、キーデータTDMの立上りの8タイ
ムスロツトつまシ第9乃至第16タイムスロツトまでの
間はフリップフロップXKQの出力はまだ0”であシ、
その反転信号は′1”となっている。従って、最高押圧
鍵のキーデータTpMの立上りの第9乃至第16タイム
スロツト(合計8タイムスロツト)の間でのみアンド回
路45の条件が成立し、その出力信号XSが“1”とな
る。この信号XSの′1”によってアンド回路46を可
能にし、インバータ35から与えられる最高押圧鍵のキ
ーコードKCをアンド回路46及びオア回路47を介し
てレジスタ66にロードする。
回路34から出力されるキーデータTDMとが入力され
たアンド回路45は最高押圧鍵を検出するだめのもので
ある。すなわち。、フリップフロップXKQにおける入
力と出力の8タイムスロツトの遅れにより、1走査サイ
クルにおいて最初に最高押圧鍵のキニデータTDMが“
1”に立上るどき、キーデータTDMの立上りの8タイ
ムスロツトつまシ第9乃至第16タイムスロツトまでの
間はフリップフロップXKQの出力はまだ0”であシ、
その反転信号は′1”となっている。従って、最高押圧
鍵のキーデータTpMの立上りの第9乃至第16タイム
スロツト(合計8タイムスロツト)の間でのみアンド回
路45の条件が成立し、その出力信号XSが“1”とな
る。この信号XSの′1”によってアンド回路46を可
能にし、インバータ35から与えられる最高押圧鍵のキ
ーコードKCをアンド回路46及びオア回路47を介し
てレジスタ66にロードする。
前述の量り、インバータ35から出力されるキーコード
KCとラッチ回路34から出力されるキーデータTDM
とは同期しており、信号XSがl”となる第9乃至第1
6タイムスbツトの間で′、最高押圧鍵のキーコードK
Cが下位ビットから順にレジスタ66にロードされる。
KCとラッチ回路34から出力されるキーデータTDM
とは同期しており、信号XSがl”となる第9乃至第1
6タイムスbツトの間で′、最高押圧鍵のキーコードK
Cが下位ビットから順にレジスタ66にロードされる。
キーコードKCの全ピッ)Nl〜B3は第9乃至第15
タイムスロツトの間でレジスタ36にロードされ、第1
6タイムスロツトにおいてはキーコードKCに無関係な
カウントデータがあられれる。そのため、タイミング信
号16y32を反転した信号をアンド回路46に加え、
第16タイムスロツトにおいては強制的に0”がロード
されるようにしている。
タイムスロツトの間でレジスタ36にロードされ、第1
6タイムスロツトにおいてはキーコードKCに無関係な
カウントデータがあられれる。そのため、タイミング信
号16y32を反転した信号をアンド回路46に加え、
第16タイムスロツトにおいては強制的に0”がロード
されるようにしている。
レジスタ66にロードされた最高押圧鍵キーコードXK
α社アンド回路48を介して自己保持される。アンド回
路48の他の入力には信号XSをインバータ49で反転
した信号が加わり、アンド回路46を可能にしてキーコ
ードKCをレジスタ36にロードするときは自己保持を
クリアするようにしている。
α社アンド回路48を介して自己保持される。アンド回
路48の他の入力には信号XSをインバータ49で反転
した信号が加わり、アンド回路46を可能にしてキーコ
ードKCをレジスタ36にロードするときは自己保持を
クリアするようにしている。
レジスタ36及びこのレジスタ36の内容XKCが転送
されるレジスタ37は8ステージ71ビツトのシフトレ
ジスタであり、システムクロックツ(ルスφ1.φ、に
よってシフト制御される。従って、レジスタ66及び3
7の内容は8タイムスロツト毎に循環する。図において
は、第9あるいは第17あるいは第25あるいは第1タ
イムスロツトのときのレジスタ36及び37の各ステー
ジの重みが示されている。
されるレジスタ37は8ステージ71ビツトのシフトレ
ジスタであり、システムクロックツ(ルスφ1.φ、に
よってシフト制御される。従って、レジスタ66及び3
7の内容は8タイムスロツト毎に循環する。図において
は、第9あるいは第17あるいは第25あるいは第1タ
イムスロツトのときのレジスタ36及び37の各ステー
ジの重みが示されている。
フリップフロップMK1は、前回の走査サイクルにおい
て何らかの押圧鍵が検出されたことを示すだめのもので
ある。1サイクル分の走査が終了されていることを条件
にアンド回路50が1″を出力し、オア回路52を介し
て該フリップフロップMK1に1”をロードする。この
フリップフロップMKlの1”はアンド回路51及びオ
ア回路52を介して1走査サイクルの間保持され、走査
終了信号SCEによってリセットされる。
て何らかの押圧鍵が検出されたことを示すだめのもので
ある。1サイクル分の走査が終了されていることを条件
にアンド回路50が1″を出力し、オア回路52を介し
て該フリップフロップMK1に1”をロードする。この
フリップフロップMKlの1”はアンド回路51及びオ
ア回路52を介して1走査サイクルの間保持され、走査
終了信号SCEによってリセットされる。
フリップフロップMK2は、前々回の走査サイクルにお
いて何らかの押圧鍵が検出されたことを示すだめのもの
であ、る。走査終了信号SCEの発生時に、フリップフ
ロップMKiの出力をアンド回路53及びオア回路55
を介してフリップフロツブMK2にロードする。アンド
回路54はフリップフロップMK2の記憶を1走査サイ
クルの間保持するだめのもので、走査終了信号SCEが
発生するとき動作不能となってフリップフロップMK2
をリセットする。これらの3つの7リツプフロツプXK
Q 、MKl、MK2は、単音モードにおける鍵の押圧
及び離鍵をチャタリングを排除して検出するのに役立つ
。
いて何らかの押圧鍵が検出されたことを示すだめのもの
であ、る。走査終了信号SCEの発生時に、フリップフ
ロップMKiの出力をアンド回路53及びオア回路55
を介してフリップフロツブMK2にロードする。アンド
回路54はフリップフロップMK2の記憶を1走査サイ
クルの間保持するだめのもので、走査終了信号SCEが
発生するとき動作不能となってフリップフロップMK2
をリセットする。これらの3つの7リツプフロツプXK
Q 、MKl、MK2は、単音モードにおける鍵の押圧
及び離鍵をチャタリングを排除して検出するのに役立つ
。
フリップフロップAKQは、前述ノエニーニューキーオ
ンが検出されたことを示すためのものである0フィト回
路56には、7リツプフロツプXKQの出力、フリップ
フロップM K l + M K 2 +AKQ 、N
KQの反転出力、及び走査終了信号SCEが与えられて
おり1.エニーニューキーオンのとき条件が成立して走
査終了信号SCEのタイミングで1″を出力する。つま
シ、アンド回路56においては、前回及び前々回の走査
サイクルでは鍵が全く押圧されていず(MKl、MK2
が共に”0”)、かつ今回の走査サイクルで初めて鍵押
圧が検出された(XKQが′1”)ことを条件にエニー
ニューキーオンを検出する。AKQ及びNKQの反転出
力がアンド回路56に加えられている理由は、A K
QまたはNKQに1”が記憶されているときはアンド回
路560条件が成立しないようにするためであシ、後述
のタイマが何度もスタート状態にリセットされないよう
にするためである。アンド回路56の出力信号″′1”
はオア回路58を介してフリップフロップAKQにロー
ドされる。このフリップフロップAKQの1″はアンド
回路−57、オア回路58を介して一定時間の間ホール
ドされる。
ンが検出されたことを示すためのものである0フィト回
路56には、7リツプフロツプXKQの出力、フリップ
フロップM K l + M K 2 +AKQ 、N
KQの反転出力、及び走査終了信号SCEが与えられて
おり1.エニーニューキーオンのとき条件が成立して走
査終了信号SCEのタイミングで1″を出力する。つま
シ、アンド回路56においては、前回及び前々回の走査
サイクルでは鍵が全く押圧されていず(MKl、MK2
が共に”0”)、かつ今回の走査サイクルで初めて鍵押
圧が検出された(XKQが′1”)ことを条件にエニー
ニューキーオンを検出する。AKQ及びNKQの反転出
力がアンド回路56に加えられている理由は、A K
QまたはNKQに1”が記憶されているときはアンド回
路560条件が成立しないようにするためであシ、後述
のタイマが何度もスタート状態にリセットされないよう
にするためである。アンド回路56の出力信号″′1”
はオア回路58を介してフリップフロップAKQにロー
ドされる。このフリップフロップAKQの1″はアンド
回路−57、オア回路58を介して一定時間の間ホール
ドされる。
アンド回路56の出力信号”l”すなわちエニーニュー
キーオン検出信号はタイマスタート信号としても利用さ
れる。この出力信号″1”がオア回路59を介して2段
の7リツプフロツプ60゜61に入力される。これらの
7リソプフロツプ60゜61はフリップフロップXKQ
と同様にタイミング信号6y8.1y8によって制御さ
れる。両フリップフロップ60.61の出力がオア回路
62に加わシ、更にインバータ63で反転され、信号Z
1として第3図のアンド回路33に入力される。
キーオン検出信号はタイマスタート信号としても利用さ
れる。この出力信号″1”がオア回路59を介して2段
の7リツプフロツプ60゜61に入力される。これらの
7リソプフロツプ60゜61はフリップフロップXKQ
と同様にタイミング信号6y8.1y8によって制御さ
れる。両フリップフロップ60.61の出力がオア回路
62に加わシ、更にインバータ63で反転され、信号Z
1として第3図のアンド回路33に入力される。
アンド回路56から出力されるエニーニューキーオン検
出信号は走査終了信号SCEに同期して第9から第16
タイムスロツトまでの8タイムスロツトの間”1”とな
る。これを7リツプフロツプ60.61及びオア回路6
2で16タイムスロツト幅に拡張し、16タイ、ムスロ
ットの間インバータ63の出力信号z1を′0″にする
。それ以外のときは信号z1は常に1″であシ、カウン
タ13(第3図)におけるカウント動作を可能にしてい
る。信号z1が′0”になる16タイムスロツトの間、
アンド回路33(第3図)が動作不能になり、シフトレ
ジスタ25の全16ステージの内容をすべて0”にクリ
アす石。こうして、カウンタ16はカウント値オール″
′0”からのカウント動作を開始し、タイマ機能がスタ
ートする。
出信号は走査終了信号SCEに同期して第9から第16
タイムスロツトまでの8タイムスロツトの間”1”とな
る。これを7リツプフロツプ60.61及びオア回路6
2で16タイムスロツト幅に拡張し、16タイ、ムスロ
ットの間インバータ63の出力信号z1を′0″にする
。それ以外のときは信号z1は常に1″であシ、カウン
タ13(第3図)におけるカウント動作を可能にしてい
る。信号z1が′0”になる16タイムスロツトの間、
アンド回路33(第3図)が動作不能になり、シフトレ
ジスタ25の全16ステージの内容をすべて0”にクリ
アす石。こうして、カウンタ16はカウント値オール″
′0”からのカウント動作を開始し、タイマ機能がスタ
ートする。
第3図のラッチ回路27に2ツチしたカウント値のうち
時間表示にして約8msの重みをもつビットがアンド回
路64に入力され、約4ms及び約2msの重みをもつ
ビットが夫々反転されてアンド回路64の他の入力に加
わる。このアンド回路64の出力信号TM5は第4図の
アンド回路65に与えられる。アンド回路65には第3
図のアンド回路42及び43がら信号N7及びB15が
入力され、更にタイミング信号9T16とオア回路66
の出力が加わる。オア回路66にはフリップフロップA
KQ及びNKQの出力が加わる。アンド回路65の出力
はタイマ終了信号。Rとして利用される。フリップフロ
ップAKQまたはNKQの出力をアンド回路65に入力
する理由は、これらのフリップフロップがセットされた
ときのみっまシニューキーオンのときのみタイマ機能を
働らがせるためである。
時間表示にして約8msの重みをもつビットがアンド回
路64に入力され、約4ms及び約2msの重みをもつ
ビットが夫々反転されてアンド回路64の他の入力に加
わる。このアンド回路64の出力信号TM5は第4図の
アンド回路65に与えられる。アンド回路65には第3
図のアンド回路42及び43がら信号N7及びB15が
入力され、更にタイミング信号9T16とオア回路66
の出力が加わる。オア回路66にはフリップフロップA
KQ及びNKQの出力が加わる。アンド回路65の出力
はタイマ終了信号。Rとして利用される。フリップフロ
ップAKQまたはNKQの出力をアンド回路65に入力
する理由は、これらのフリップフロップがセットされた
ときのみっまシニューキーオンのときのみタイマ機能を
働らがせるためである。
カウンタ13の下位10ビツトのカウント値が”100
1111111”となったと、き、すなわち信号z1に
よってクリアされたときがら約10m5経過したとき、
アンド回路42,43.64(第3図)の条件がすべて
成立し、第4図のアンド回路65に加えられる信号N7
.B15.TM5がすべて1”となる。このとき信号9
T15に対応して第9乃至第16タイムスロツトの間ア
ンド回路65の出力信号QRが1”となる。尚、図にお
いて信号線の傍に記した(9〜16)なる表示はこの信
号が第9タイムスロツトから第16タイムスロツトまで
の間発生することを意味している。
1111111”となったと、き、すなわち信号z1に
よってクリアされたときがら約10m5経過したとき、
アンド回路42,43.64(第3図)の条件がすべて
成立し、第4図のアンド回路65に加えられる信号N7
.B15.TM5がすべて1”となる。このとき信号9
T15に対応して第9乃至第16タイムスロツトの間ア
ンド回路65の出力信号QRが1”となる。尚、図にお
いて信号線の傍に記した(9〜16)なる表示はこの信
号が第9タイムスロツトから第16タイムスロツトまで
の間発生することを意味している。
このタイマ終了信号QRはインバータ67で反転されて
アンド回路57に加わる。従って、フリップフロップA
KQの1”はタイマ終了信号QRが発生するまでの約I
Qmsの間ホールドされるが、このタイマ終了信号QR
が発生したときにクリアされる。詳しくは、タイマ終了
信号QRが第17タイムスロツトで立下るときに7リツ
プフロツプAKQの出力も0”に立下る。
アンド回路57に加わる。従って、フリップフロップA
KQの1”はタイマ終了信号QRが発生するまでの約I
Qmsの間ホールドされるが、このタイマ終了信号QR
が発生したときにクリアされる。詳しくは、タイマ終了
信号QRが第17タイムスロツトで立下るときに7リツ
プフロツプAKQの出力も0”に立下る。
タイマ終了信号QRが発生したときフリップフロップX
KQK″1”がセットさ・れていること(鍵押圧中であ
ること)を条件にアンド回路68の出力信号KSが”l
”となる。この信号KSによってアンド回路69を可能
にし、レジスタ36の最高押圧鍵キーコードXKC(こ
れは新たが押圧鍵を示している)を該アンド回路69及
びオア回路70を介してレジスタ37にロードする。レ
ジスタ37にロードされた新たな最高押圧鍵のキーコー
ドは単音モード用の押圧鍵キーコードMKCとしてキー
アサイナ14Aから出力されると共にアンド回路71を
介してレジスタ37を循環する。
KQK″1”がセットさ・れていること(鍵押圧中であ
ること)を条件にアンド回路68の出力信号KSが”l
”となる。この信号KSによってアンド回路69を可能
にし、レジスタ36の最高押圧鍵キーコードXKC(こ
れは新たが押圧鍵を示している)を該アンド回路69及
びオア回路70を介してレジスタ37にロードする。レ
ジスタ37にロードされた新たな最高押圧鍵のキーコー
ドは単音モード用の押圧鍵キーコードMKCとしてキー
アサイナ14Aから出力されると共にアンド回路71を
介してレジスタ37を循環する。
前記信号KSによって新たなキーコードXKCをロード
するときアンド回路71が動作不能となり、古いキーコ
ードMKCがクリアされる。
するときアンド回路71が動作不能となり、古いキーコ
ードMKCがクリアされる。
アン7ド回路72,73,74、オア回路75及び遅延
フリップフロップ76は、レジスタ66と37のキーコ
ードXKC、MKCを比較するためのものである。キー
コードMKCの反転信号とキーコードXKCとがアンド
回路72に入力され、キーコードXKCの反転信号とキ
ーコードMKCとがアンド回路76に入力される。キー
コードXKC及びMKCは同じ重みのピッ)Nl〜B3
が同期してレージスタ36.37から夫々出力される。
フリップフロップ76は、レジスタ66と37のキーコ
ードXKC、MKCを比較するためのものである。キー
コードMKCの反転信号とキーコードXKCとがアンド
回路72に入力され、キーコードXKCの反転信号とキ
ーコードMKCとがアンド回路76に入力される。キー
コードXKC及びMKCは同じ重みのピッ)Nl〜B3
が同期してレージスタ36.37から夫々出力される。
両キーコードMKC、XKCの値が1ビツトでも異なる
とアンド回路72または73の条件が成立し、スリップ
70ツブ76に1”がロードされる。このフリップフロ
ップ76の1”はアンド回路74を介して自己保持され
る。最高押圧鍵検出信号XSをインバータ49で反転し
た信号が各アンド回路72,73.74に加わるように
なっており、各走査サイクルにおいて最高押圧鍵が検出
される毎にフリップフロップ76の記憶がクリアされる
。
とアンド回路72または73の条件が成立し、スリップ
70ツブ76に1”がロードされる。このフリップフロ
ップ76の1”はアンド回路74を介して自己保持され
る。最高押圧鍵検出信号XSをインバータ49で反転し
た信号が各アンド回路72,73.74に加わるように
なっており、各走査サイクルにおいて最高押圧鍵が検出
される毎にフリップフロップ76の記憶がクリアされる
。
フリップフロップNKQは、前述のレガートニューキー
オンが検出されたことを示すためのものである。アンド
回路77はレガートニューキーオンを検出するためのも
ので、前記フリップフロップ76の出力信号NEQ、単
音モード選択信号MONO,フリップフロップXKQ、
MK 1 、MK2の出力信号、フリップフロップAK
Q及びNKQの出力を反転した信号、及び走査終了信号
SCEが入力される。単音モード選択信号MONOは単
音モードのときのみレガートニューキーオンの検出を可
能にするために入力されている。前述の通シ、レジスタ
36と37のキーコードXKC、MKCが異なるとき、
フリップフロップ76の出力信号NEQが′1”となる
。この信号NEQの1”は、新たな押鍵があったことを
示している。この新たな押鍵がエニーニー−キーオンに
該当するものであれば、前述の如くアンド回路56の条
件が成立し、フリップフロップAKQがセットされるの
で、その反転信号が0”となり、アンド回路77の条件
は成立しない。この新たな押鍵がレガートニューキーオ
ンに該当するもの一〇あれば、フリップフロップAKQ
がセットされていす、かつ各7リツプフロツプXKQ
、MK 1 、MK2の出力が1”であり、何らかの鍵
が持続的に押圧されていることを示している。従って、
レガート二二一キーオンのときは走査終了信号SCEの
タイミングでアンド回路77の条件が成立し、オア回路
79を介してフリップフロップNKQに1”がロードさ
れる。このフリップフロップNKQの′1”はアンド回
路78を介して自己保持される。
オンが検出されたことを示すためのものである。アンド
回路77はレガートニューキーオンを検出するためのも
ので、前記フリップフロップ76の出力信号NEQ、単
音モード選択信号MONO,フリップフロップXKQ、
MK 1 、MK2の出力信号、フリップフロップAK
Q及びNKQの出力を反転した信号、及び走査終了信号
SCEが入力される。単音モード選択信号MONOは単
音モードのときのみレガートニューキーオンの検出を可
能にするために入力されている。前述の通シ、レジスタ
36と37のキーコードXKC、MKCが異なるとき、
フリップフロップ76の出力信号NEQが′1”となる
。この信号NEQの1”は、新たな押鍵があったことを
示している。この新たな押鍵がエニーニー−キーオンに
該当するものであれば、前述の如くアンド回路56の条
件が成立し、フリップフロップAKQがセットされるの
で、その反転信号が0”となり、アンド回路77の条件
は成立しない。この新たな押鍵がレガートニューキーオ
ンに該当するもの一〇あれば、フリップフロップAKQ
がセットされていす、かつ各7リツプフロツプXKQ
、MK 1 、MK2の出力が1”であり、何らかの鍵
が持続的に押圧されていることを示している。従って、
レガート二二一キーオンのときは走査終了信号SCEの
タイミングでアンド回路77の条件が成立し、オア回路
79を介してフリップフロップNKQに1”がロードさ
れる。このフリップフロップNKQの′1”はアンド回
路78を介して自己保持される。
一方、アンド回路77から出力されたレガートエニーキ
ーオン検出信号は、エニーニューキーオン検出信号と同
様に、オア回路59を介して遅延フリップフロップ60
に与えられ、タイマスク−ト信号として利用される。従
って、レガートニューキーオン検出にもとづき第3図の
カウンタ13が前述と同様にタイマとして機能し、約1
0m5後にアンド回路65(第4図)からタイマ終了信
号QRが出力される。このタイマ終了信号QRによって
アンド回路78が動作不能となり、フリップフロップN
KQがリセットされる。従って、レガートニューキーオ
ン検出時から約IQmsの間フリップフロップNKQが
′1”をホールドする。
ーオン検出信号は、エニーニューキーオン検出信号と同
様に、オア回路59を介して遅延フリップフロップ60
に与えられ、タイマスク−ト信号として利用される。従
って、レガートニューキーオン検出にもとづき第3図の
カウンタ13が前述と同様にタイマとして機能し、約1
0m5後にアンド回路65(第4図)からタイマ終了信
号QRが出力される。このタイマ終了信号QRによって
アンド回路78が動作不能となり、フリップフロップN
KQがリセットされる。従って、レガートニューキーオ
ン検出時から約IQmsの間フリップフロップNKQが
′1”をホールドする。
また、前述と同様に、タイマ終了信号QRにもとづきア
ンド回路68から信号KSが出力され、レジスタ36に
記憶されている新たな最高押圧鍵キーコードXKCがレ
ジスタ67にロードされる。
ンド回路68から信号KSが出力され、レジスタ36に
記憶されている新たな最高押圧鍵キーコードXKCがレ
ジスタ67にロードされる。
フリップフロップTM6は、複音モードのときのアタッ
クピッチスタート信号を形成するためにエニーニューキ
ーオンによる約IQmsの時間待ちが終了したことを示
すためのものである。タイマ終了信号QRがアンド回路
80、オア回路82を介してフリップフロップTM6に
入力されるようになっており、エニーニューキーオンに
もとづ〈約10m5の時間待ちが終了したときこのタイ
マ終了信号QRによって該7リツプフロツプTM6に1
”がセットされる。このフリップフロップTM6の1”
はアンド回路81を介して自己保持され、走査終了信号
SCEによってリセットされる。従って、フリップ70
ツブTM6の1”は1走査サイクルσ間だけホールドさ
れる。尚、複音モードのときはレガート二二一キーオン
の検出は行なわれないため、単音モード時にレガートニ
ー−キーオンにもとづくタイマ終了信号QRによってフ
リップフロップTM6がセットされたとしても何の影響
も及ぼさない。
クピッチスタート信号を形成するためにエニーニューキ
ーオンによる約IQmsの時間待ちが終了したことを示
すためのものである。タイマ終了信号QRがアンド回路
80、オア回路82を介してフリップフロップTM6に
入力されるようになっており、エニーニューキーオンに
もとづ〈約10m5の時間待ちが終了したときこのタイ
マ終了信号QRによって該7リツプフロツプTM6に1
”がセットされる。このフリップフロップTM6の1”
はアンド回路81を介して自己保持され、走査終了信号
SCEによってリセットされる。従って、フリップ70
ツブTM6の1”は1走査サイクルσ間だけホールドさ
れる。尚、複音モードのときはレガート二二一キーオン
の検出は行なわれないため、単音モード時にレガートニ
ー−キーオンにもとづくタイマ終了信号QRによってフ
リップフロップTM6がセットされたとしても何の影響
も及ぼさない。
アンド回路83,84.85は単音モード用のキーオフ
信号MKOFを形成するためのものである。各回路83
+84+85には単音モード選択信号MONOが与えら
れており、単音モードのとき動作可能となる。アンド回
路85にはフリップフロップMK1 、MK2 、NK
Qの反転信号が入力されておシ、2走査サイクル続けて
全鍵の離1が検出されていることを条件に1”を出力す
る。
信号MKOFを形成するためのものである。各回路83
+84+85には単音モード選択信号MONOが与えら
れており、単音モードのとき動作可能となる。アンド回
路85にはフリップフロップMK1 、MK2 、NK
Qの反転信号が入力されておシ、2走査サイクル続けて
全鍵の離1が検出されていることを条件に1”を出力す
る。
このアンド回路85の出力″′1”は通常のキーオフを
示している。MK19MK2が共に1Onであることを
条件にしたのはチャタリング対策のためである。アンド
回路83にはフリップフロップAKQの出力が入力され
ておシ、エニーニューキーオン検出時の約10m5の待
ち時間の間″1″を出力する。アンド回路84にはフリ
ップ70ツブNKQの出力及びスラーオン信号5LON
をインバータ86で反転した信号が加わシ、スラー効果
が選択されていないことを条件に、レガートニューキー
オン検出時の約10m5の待ち時間の間″′1”を出力
する。
示している。MK19MK2が共に1Onであることを
条件にしたのはチャタリング対策のためである。アンド
回路83にはフリップフロップAKQの出力が入力され
ておシ、エニーニューキーオン検出時の約10m5の待
ち時間の間″1″を出力する。アンド回路84にはフリ
ップ70ツブNKQの出力及びスラーオン信号5LON
をインバータ86で反転した信号が加わシ、スラー効果
が選択されていないことを条件に、レガートニューキー
オン検出時の約10m5の待ち時間の間″′1”を出力
する。
各アンド回路83,84.85の出力はオア回路87に
入力され、単音モード用のキーオフ信号MKOFとして
利用される。このキーオフ信?5ytKOFをインバー
タ88で反転したものが単音モード用のキーオン信号M
KONである。楽音信号発生部21(第2図)において
、単音モード用の押圧鍵キーコードMKCに対応する楽
音信号を発生する際にこのキーオン信号MKONにもと
づいて振幅エンベロープを制御するようにすればよい。
入力され、単音モード用のキーオフ信号MKOFとして
利用される。このキーオフ信?5ytKOFをインバー
タ88で反転したものが単音モード用のキーオン信号M
KONである。楽音信号発生部21(第2図)において
、単音モード用の押圧鍵キーコードMKCに対応する楽
音信号を発生する際にこのキーオン信号MKONにもと
づいて振幅エンベロープを制御するようにすればよい。
単音モードにおいてエニーニューキーオンが検出された
場合あるいはスラー効果が選択されていないときにレガ
ートニューキーオンが検出された場合はアタックピッチ
コントロールを行なうようになっており、そのためのイ
ニシャルタッチ検出を行なう前記一定の待ち時間(約1
0m5)の間は、アンド回路83または84の出力61
”にもとづき強制的にキーオフ状態としているのである
。そして、この待ち時間における強制的なキーオフ状態
のときに前音のサスティンを除去するために、アンド回
路83及び84の出力がオア回路89を介して強制ダン
プ信号FDMPとしてキーアサイナ14Aから出力され
、楽音信号発生部21(第2図)に与えられるようにな
っている。
場合あるいはスラー効果が選択されていないときにレガ
ートニューキーオンが検出された場合はアタックピッチ
コントロールを行なうようになっており、そのためのイ
ニシャルタッチ検出を行なう前記一定の待ち時間(約1
0m5)の間は、アンド回路83または84の出力61
”にもとづき強制的にキーオフ状態としているのである
。そして、この待ち時間における強制的なキーオフ状態
のときに前音のサスティンを除去するために、アンド回
路83及び84の出力がオア回路89を介して強制ダン
プ信号FDMPとしてキーアサイナ14Aから出力され
、楽音信号発生部21(第2図)に与えられるようにな
っている。
アンド回路84の出力はオア回路90にも与えられる。
また、フリップフロップAKQの出力がアンド回路91
を介してオア回路90に与えられる。尚、入力が1つし
かないアンド回路38,80゜91等は入力信号が単に
通過するだけであり、特に必要ないが図示の都合上爪し
た。オア回路90の出力はイニシャルセンシング信号I
s゛トシテイニシャルタッチ検出のために利用される。
を介してオア回路90に与えられる。尚、入力が1つし
かないアンド回路38,80゜91等は入力信号が単に
通過するだけであり、特に必要ないが図示の都合上爪し
た。オア回路90の出力はイニシャルセンシング信号I
s゛トシテイニシャルタッチ検出のために利用される。
このイニシャルセンシング信号Isは、単音モードアル
いは複音モードに係わりなくエニーニューキーオンがあ
った場合はフリップ70ツブAKQの出力にもとづき新
たな鍵の抑圧開始時から約10m5゜間″′1”となる
。また、単音モードでスラー効果が選択されていないと
きにレガートニューキーオンがあった場合も7リツプフ
ロツプNKQの出力にもとづき新たな鍵の押圧開始時か
ら約10m5゜間″1″となる。単音モードでスラー効
果が選択されているときはレガート二二一キーオンがあ
ってもイニシャルセンシング信号Isは発生されない。
いは複音モードに係わりなくエニーニューキーオンがあ
った場合はフリップ70ツブAKQの出力にもとづき新
たな鍵の抑圧開始時から約10m5゜間″′1”となる
。また、単音モードでスラー効果が選択されていないと
きにレガートニューキーオンがあった場合も7リツプフ
ロツプNKQの出力にもとづき新たな鍵の押圧開始時か
ら約10m5゜間″1″となる。単音モードでスラー効
果が選択されているときはレガート二二一キーオンがあ
ってもイニシャルセンシング信号Isは発生されない。
アンド回路92は単音モード用のアタックピッチスター
ト信号MASを発生するためのものであり、オア回・路
87からのキーオフ信号MKOF。
ト信号MASを発生するためのものであり、オア回・路
87からのキーオフ信号MKOF。
フリップフロップXK”Qの出力信号及びタイマ終了信
号QRが入力される。二ニーキーオン検出にもとづく約
10 m sの待ち時間の間アンド回路83あるい//
i84の出力信号によってキーオフ信号MKOFが1”
となり、アンド回路92が動作可能となる。待ち時間が
終了したとき、鍵が押圧されていることを条件に(XK
Qが1”)タイマ終了信号QRに対応する第9乃至第1
6タイムスロツトの間アンド回路92の出力信号MAS
が”1パとなる。この信号MASはオア回路96を介し
て遅延7リツプ70ツブ94に入力される。この7リツ
プフロツプ94はタイミング信号”13 y32で入力
信号をロードし、信号17T24に同期して出力を切換
える。従って、第9乃至第16タイムスロツ、トで発生
する信号MASの1”は第13タイムスロツトで7リツ
プフロツプ94にロードされ、第17タイムスロツトか
ら次の第16タイムスロツトまでの1キータイム(32
タイムス07ト)の間アタックピッチスタート信号As
として出力される。
号QRが入力される。二ニーキーオン検出にもとづく約
10 m sの待ち時間の間アンド回路83あるい//
i84の出力信号によってキーオフ信号MKOFが1”
となり、アンド回路92が動作可能となる。待ち時間が
終了したとき、鍵が押圧されていることを条件に(XK
Qが1”)タイマ終了信号QRに対応する第9乃至第1
6タイムスロツトの間アンド回路92の出力信号MAS
が”1パとなる。この信号MASはオア回路96を介し
て遅延7リツプ70ツブ94に入力される。この7リツ
プフロツプ94はタイミング信号”13 y32で入力
信号をロードし、信号17T24に同期して出力を切換
える。従って、第9乃至第16タイムスロツ、トで発生
する信号MASの1”は第13タイムスロツトで7リツ
プフロツプ94にロードされ、第17タイムスロツトか
ら次の第16タイムスロツトまでの1キータイム(32
タイムス07ト)の間アタックピッチスタート信号As
として出力される。
アンド回路95は複音モード用のアタックピッチスター
ト信号RASを発生するだめの。ものであり、フリップ
フロップTM6の出力、フリップ70ツブXKQの出力
の反転信号、単音モード選択信号MONOをインバータ
96で反転した信号、及びラッチ回路34からのキーデ
ータTDMが入力される。複音モードのとき、インバー
タ96の出力″1”によってアンド回路95が動作可能
となる。前述の通り、エニーニューキーオン検出にもと
づく約10m5の時間待ちの終了直後の1走査サイクル
の間フリップフロップTM6の出力が1”となり、この
サイクルにおける最高押圧鍵のキーデータTDMの立上
シの第9乃至第16タイムスロツトの間アンド回路95
の条件が成立する。第、9乃至第16タイムスロツトの
間で′1″となるアンド回路95の出力信号EASはオ
ア回路93を介してフリップ70ツブ94に入力され、
前述と同様に、第17タイムスロツトから次の第16タ
イムスロツトまで61キータイムの間アタックピッチス
タート信号Asとして出力される。
ト信号RASを発生するだめの。ものであり、フリップ
フロップTM6の出力、フリップ70ツブXKQの出力
の反転信号、単音モード選択信号MONOをインバータ
96で反転した信号、及びラッチ回路34からのキーデ
ータTDMが入力される。複音モードのとき、インバー
タ96の出力″1”によってアンド回路95が動作可能
となる。前述の通り、エニーニューキーオン検出にもと
づく約10m5の時間待ちの終了直後の1走査サイクル
の間フリップフロップTM6の出力が1”となり、この
サイクルにおける最高押圧鍵のキーデータTDMの立上
シの第9乃至第16タイムスロツトの間アンド回路95
の条件が成立する。第、9乃至第16タイムスロツトの
間で′1″となるアンド回路95の出力信号EASはオ
ア回路93を介してフリップ70ツブ94に入力され、
前述と同様に、第17タイムスロツトから次の第16タ
イムスロツトまで61キータイムの間アタックピッチス
タート信号Asとして出力される。
アンド回路97はスラースタート信号SSを発生するだ
めのものであ−リ、タイマ終了信号QR、フリップフロ
ップXKQの出力、単音モード選択信号MONO,単音
モード用キーオン信号MKON。
めのものであ−リ、タイマ終了信号QR、フリップフロ
ップXKQの出力、単音モード選択信号MONO,単音
モード用キーオン信号MKON。
及びキーコードの不一致を示す信号NEQが入力される
。レジスタ36及び37のキーコードXKC。
。レジスタ36及び37のキーコードXKC。
yr K C−b’=一致していないときは(NEQが
1”)、待ち時間中であり(AKQまたはNKQが′l
”)、かつこのときアンド回路83及び84の条件が成
立していなければ(MKONが′1”)、スラー効果が
選択されておりかつレガートニューキーオンであったこ
とを意味する。従って、スラー効果が選択されかつレガ
ートニューキーオンがあったとき、とのレガートニュー
キーオンにもとづく待ち時間の終了時に発生するタイマ
終了信号QRに対応して、現在鍵が押圧されていること
(XKQが61”)を条件に、′アンド回路97の出力
が第9乃至第16タイムスロツトの間61”となる。
1”)、待ち時間中であり(AKQまたはNKQが′l
”)、かつこのときアンド回路83及び84の条件が成
立していなければ(MKONが′1”)、スラー効果が
選択されておりかつレガートニューキーオンであったこ
とを意味する。従って、スラー効果が選択されかつレガ
ートニューキーオンがあったとき、とのレガートニュー
キーオンにもとづく待ち時間の終了時に発生するタイマ
終了信号QRに対応して、現在鍵が押圧されていること
(XKQが61”)を条件に、′アンド回路97の出力
が第9乃至第16タイムスロツトの間61”となる。
この出力″1”はフリップフロップ94に入力され、前
述と同様に第17タイムスロツトから次の第16タイム
スロツトまでの1キータイムの間スラースタート信号S
Sとして出力される。
述と同様に第17タイムスロツトから次の第16タイム
スロツトまでの1キータイムの間スラースタート信号S
Sとして出力される。
以上の通り、アタックピッチスタート信号As及びスラ
ースタート信号SSは、約10m8の待ち時間の終了後
に発生されるものである。そして、アタックピッチスタ
ート信号Asは、単音モードにおいてはエニーニューキ
ーオンのときあるいはスラー非選択時のレガート二二一
キーオンのときに発生され、複音モードにおいてはエニ
ーニューキーオンのときに発生される。まだ、スラース
タート信号SSは、単音モードのスラー選択時において
レガートニー−キーオンがあったときに発生される。
ースタート信号SSは、約10m8の待ち時間の終了後
に発生されるものである。そして、アタックピッチスタ
ート信号Asは、単音モードにおいてはエニーニューキ
ーオンのときあるいはスラー非選択時のレガート二二一
キーオンのときに発生され、複音モードにおいてはエニ
ーニューキーオンのときに発生される。まだ、スラース
タート信号SSは、単音モードのスラー選択時において
レガートニー−キーオンがあったときに発生される。
アナログ電圧マルチプレクサ及びA/D変換部各種効果
設定操作子群15の詳細例は第6図に示されている。A
/D変換部17は図示の都合上、A / D変換器18
の部分が第6図に、制御及び記憶部19の部分が第7図
に示されている。
設定操作子群15の詳細例は第6図に示されている。A
/D変換部17は図示の都合上、A / D変換器18
の部分が第6図に、制御及び記憶部19の部分が第7図
に示されている。
第6図において、各種効果設定操作子群15は各種効果
の制御要素に対応する制御量をアナログ電圧で設定する
ためのポリ゛ニームv1〜v8を具えている。vlはビ
ブラートスピード(周波数)、v2はビブラートスピー
ド(深さ)、V4はディレィビブラートの時間、v5は
スラー効果におけるピッチ変化の速度(スラースピード
)、V7は振幅エンベロープのサスティン部分の減衰速
度(サスティンスピード)、を夫々設定するためのもの
である。v3.v6.v8はタッチセンサ11の出力信
号の感度調整用ボリュームである。v6はアフタータッ
チビブラートの深さ設定用の鍵タツチ検出信号を感度調
整するもの、v6はアフタータッチレベルコントロール
のレベル設定用の鍵タツチ検出信号を感度調整するもの
、v8はイニシャルタッチ検出信号を感度調整するもの
である。
の制御要素に対応する制御量をアナログ電圧で設定する
ためのポリ゛ニームv1〜v8を具えている。vlはビ
ブラートスピード(周波数)、v2はビブラートスピー
ド(深さ)、V4はディレィビブラートの時間、v5は
スラー効果におけるピッチ変化の速度(スラースピード
)、V7は振幅エンベロープのサスティン部分の減衰速
度(サスティンスピード)、を夫々設定するためのもの
である。v3.v6.v8はタッチセンサ11の出力信
号の感度調整用ボリュームである。v6はアフタータッ
チビブラートの深さ設定用の鍵タツチ検出信号を感度調
整するもの、v6はアフタータッチレベルコントロール
のレベル設定用の鍵タツチ検出信号を感度調整するもの
、v8はイニシャルタッチ検出信号を感度調整するもの
である。
ボリューム■8で感度調整されたイニシャルタッチ検出
信号は2つの用途で使われる。1つはアタックピッチコ
ントロールの初期値設定のため、もう1つはイニシャル
タッチレベルコントロールのレベル設定のためである。
信号は2つの用途で使われる。1つはアタックピッチコ
ントロールの初期値設定のため、もう1つはイニシャル
タッチレベルコントロールのレベル設定のためである。
タッチセンサ11としては各鍵共通のアフタータッチセ
ンサ11Aが使用される。アフタータッチセンサ11A
は鍵押圧持続時において鍵タッチを検出し得るものであ
れば如何なるものでもよく、例えば、抑圧速度あるいは
抑圧深さあるいは押圧力あるいは強さ等のいずれに応答
して鍵タッチを検出するものであってもよい。アフター
タッチセンサ11Aの出力信号は増幅器98を介してイ
ニシャルタッチ感度調整用ボリューム■8に加わるト共
にローパスフィルタ99に加わる。ローパスフィルタ9
9の出力はアフタータッチビブラート用感度調整ボリュ
ームv3とアフタータッチレベル用感度調整ボリューム
v6に加えられる。ローパスフィルタ99はアフタータ
ッチ制御に用いるタッチ検出信号の急激な変動を抑える
ためのものである。
ンサ11Aが使用される。アフタータッチセンサ11A
は鍵押圧持続時において鍵タッチを検出し得るものであ
れば如何なるものでもよく、例えば、抑圧速度あるいは
抑圧深さあるいは押圧力あるいは強さ等のいずれに応答
して鍵タッチを検出するものであってもよい。アフター
タッチセンサ11Aの出力信号は増幅器98を介してイ
ニシャルタッチ感度調整用ボリューム■8に加わるト共
にローパスフィルタ99に加わる。ローパスフィルタ9
9の出力はアフタータッチビブラート用感度調整ボリュ
ームv3とアフタータッチレベル用感度調整ボリューム
v6に加えられる。ローパスフィルタ99はアフタータ
ッチ制御に用いるタッチ検出信号の急激な変動を抑える
ためのものである。
゛ アフタータッチセンサ11Aはイニシャルタッチ検
出及びアフタータッチ検出の両方に共用される。例えば
、アフタータッチセンサ11Aから出力されるタッチ検
出信号が第8図(a)のようであるとすると、単音キー
アサイナ14A(第4図)からイニシャルセンシング信
号Is(第8図Φ))が与えられる約10m5の間にお
いてこのタッチ検出信号のピーク値を検出し、このピー
ク値をホー 。
出及びアフタータッチ検出の両方に共用される。例えば
、アフタータッチセンサ11Aから出力されるタッチ検
出信号が第8図(a)のようであるとすると、単音キー
アサイナ14A(第4図)からイニシャルセンシング信
号Is(第8図Φ))が与えられる約10m5の間にお
いてこのタッチ検出信号のピーク値を検出し、このピー
ク値をホー 。
ルドしてイニシャルタッチ検出信号として用いる。
前述の通す、イニシャルセンシング信号Isが立下って
から(ピーク値検出終了後に)発音が洲始する。また、
ピーク値検出を行なっているときの(IS発生時の)ア
フタータッチセンサ出力信号はアフタータッチ検出信号
として用いず、それ以外のときのセンサ出力信号をアフ
タータッチ検出信号として用いる。このようにすること
によシ、イニシャルタッチセンサとアフタータッチセン
サを別々に設ける必要がなくなり、経済的であると共に
鍵下方に設けるセンサ装置が簡略化される。
から(ピーク値検出終了後に)発音が洲始する。また、
ピーク値検出を行なっているときの(IS発生時の)ア
フタータッチセンサ出力信号はアフタータッチ検出信号
として用いず、それ以外のときのセンサ出力信号をアフ
タータッチ検出信号として用いる。このようにすること
によシ、イニシャルタッチセンサとアフタータッチセン
サを別々に設ける必要がなくなり、経済的であると共に
鍵下方に設けるセンサ装置が簡略化される。
ボリュームv1〜v8で設定もしくは調整された8個の
アナログ電圧は1個のA / D変換器18を用いてデ
ィジタルデータに変換される。そのためにアナログ電圧
マルチプレクサ16が設けられておシ、各ボリュームv
1〜v8のアナログ電圧を時分割多重化してA/D変換
器18に送る。また、A/D変換器18に関連して第7
図に示す制御及び記憶部19が設けられておシ、A /
D変換器18における時分割的なA/D変換動作及び
このA/D変換によって得たディジタルデータのデマル
チプレクス動作を制御する。このようなA/D変換操作
によって回路構成をかなり簡略化することができる。
アナログ電圧は1個のA / D変換器18を用いてデ
ィジタルデータに変換される。そのためにアナログ電圧
マルチプレクサ16が設けられておシ、各ボリュームv
1〜v8のアナログ電圧を時分割多重化してA/D変換
器18に送る。また、A/D変換器18に関連して第7
図に示す制御及び記憶部19が設けられておシ、A /
D変換器18における時分割的なA/D変換動作及び
このA/D変換によって得たディジタルデータのデマル
チプレクス動作を制御する。このようなA/D変換操作
によって回路構成をかなり簡略化することができる。
第7図に示す制御及び記憶部19は、各ボリュームv1
〜v8に対応する記憶手段としてレジスタ101〜10
8を含んでいる。各レジスタ101〜108の近傍に記
した(■1)〜(■8)は夫々に対応するボリュームv
1〜v8を示している。
〜v8に対応する記憶手段としてレジスタ101〜10
8を含んでいる。各レジスタ101〜108の近傍に記
した(■1)〜(■8)は夫々に対応するボリュームv
1〜v8を示している。
これらのレジスタ101〜108には、各々に対応する
ボリューム■1〜v8の出力電圧をディジタル変換した
ディジタルデータが夫々記憶される。
ボリューム■1〜v8の出力電圧をディジタル変換した
ディジタルデータが夫々記憶される。
これらのレジスタ101〜108は、システムクロック
パルスφ8.φ2によってシフト制御される8ステージ
/1ビツトの循環型シフトレジスタから成る。各レジス
タ101〜108の各メテージのブロック内に記した数
字は、第1.第9.第17及び第25タイムスロツトの
ときの各ステージ内のデータの重みを一例として示すも
のである。
パルスφ8.φ2によってシフト制御される8ステージ
/1ビツトの循環型シフトレジスタから成る。各レジス
タ101〜108の各メテージのブロック内に記した数
字は、第1.第9.第17及び第25タイムスロツトの
ときの各ステージ内のデータの重みを一例として示すも
のである。
夫々のレジスタ101〜108における重み数値の単位
は、各出力データ表示の近傍に記されているように、夫
々の制御要素の性質に応じて「H2」(周波数)、「セ
ント」(ピッチずれの深さを示すセント値)、rmsj
(時間)、「dBj (レベル)である。これらの
重み表示はあくまでも一例として示したにすぎず、回路
動作の面ではあまり重要ではなく、ただ、シリアルデー
タとして送り出されるときに各ビットの重みとタイムス
ロットとの関係を明らかにする面で役立つ。
は、各出力データ表示の近傍に記されているように、夫
々の制御要素の性質に応じて「H2」(周波数)、「セ
ント」(ピッチずれの深さを示すセント値)、rmsj
(時間)、「dBj (レベル)である。これらの
重み表示はあくまでも一例として示したにすぎず、回路
動作の面ではあまり重要ではなく、ただ、シリアルデー
タとして送り出されるときに各ビットの重みとタイムス
ロットとの関係を明らかにする面で役立つ。
第7図の制御及び記憶部19には、各レジスタ101〜
108に対応してマルチプレクス及びデマルチプレクス
制御回路111〜118が設けられている。回路112
〜117は同一構成であるため、回路112のみ詳細を
示し、回路113〜117は省略しである。このマルチ
プレクス及びデマルチプレクス制御回路111〜117
は、アナログ電圧マルチプレクサ16 (第6図)にお
ける時分割多重化操作に対応して各レジスタ101〜1
07のディジタルデータをマルチプレクスしてA /
D変換器18(第6図)に送り、時分割的なA/D変換
操作に利用させると共に、゛その結果得られるディジタ
ルデータをA/D変換器18から受は入れてデマルチプ
レクスし、対応するレジスタ101〜107にロードす
る機能をもつ。但し、イニシャルタッチ検出データ記憶
用のレジスタ108に対応する制御回路118はマルチ
プレクス機能(レジスタ108のデータをA / D変
換器18に送シ出す機能)をもたない。
108に対応してマルチプレクス及びデマルチプレクス
制御回路111〜118が設けられている。回路112
〜117は同一構成であるため、回路112のみ詳細を
示し、回路113〜117は省略しである。このマルチ
プレクス及びデマルチプレクス制御回路111〜117
は、アナログ電圧マルチプレクサ16 (第6図)にお
ける時分割多重化操作に対応して各レジスタ101〜1
07のディジタルデータをマルチプレクスしてA /
D変換器18(第6図)に送り、時分割的なA/D変換
操作に利用させると共に、゛その結果得られるディジタ
ルデータをA/D変換器18から受は入れてデマルチプ
レクスし、対応するレジスタ101〜107にロードす
る機能をもつ。但し、イニシャルタッチ検出データ記憶
用のレジスタ108に対応する制御回路118はマルチ
プレクス機能(レジスタ108のデータをA / D変
換器18に送シ出す機能)をもたない。
第6図において、アナログ電圧マルチプレクサ160制
御入力には第3図のデコーダ29から8本の出力信号H
O〜H7が与えられると共に第4図のオア回路90から
イニシャルセンシング信号Isが与えられる。デコーダ
29はカウンタ13(第3図)のカウント値のうちビッ
トB2.Bl 。
御入力には第3図のデコーダ29から8本の出力信号H
O〜H7が与えられると共に第4図のオア回路90から
イニシャルセンシング信号Isが与えられる。デコーダ
29はカウンタ13(第3図)のカウント値のうちビッ
トB2.Bl 。
N4の値をデコードしたものを信号HO〜H7として出
力する。各信号HO〜H7は第9図(a)に示す順で順
次″1″となる。1つの信号HO〜H7が1”を持続し
て−いる時間は8キータイムであり、1走査サイクルの
間で各信号HO〜H7が2巡する。
力する。各信号HO〜H7は第9図(a)に示す順で順
次″1″となる。1つの信号HO〜H7が1”を持続し
て−いる時間は8キータイムであり、1走査サイクルの
間で各信号HO〜H7が2巡する。
マルチプレクサ16は、常時は信号H1〜H7に応じて
ボリューム■1〜v7のアナログ電圧を第9図軸)に示
すように順次サンプリングし、多重化して出力する。イ
ニシャルセンシング信号Isが1″のときは、上述の信
号H1〜H7による■1〜v7のサンプリングを禁止し
、イニシャルタッチ感度調整用ボリュームV8からのア
ナログ電圧を持続的に選択して出力する。マルチプレク
サ16の出力電圧はA / D変換器18内、のアナロ
グ比較器110の入力Bに供給される。まず、通常のA
/ D変換について説明し、次にイニシャルタッチ検
出信号のA / D変換について説明する。
ボリューム■1〜v7のアナログ電圧を第9図軸)に示
すように順次サンプリングし、多重化して出力する。イ
ニシャルセンシング信号Isが1″のときは、上述の信
号H1〜H7による■1〜v7のサンプリングを禁止し
、イニシャルタッチ感度調整用ボリュームV8からのア
ナログ電圧を持続的に選択して出力する。マルチプレク
サ16の出力電圧はA / D変換器18内、のアナロ
グ比較器110の入力Bに供給される。まず、通常のA
/ D変換について説明し、次にイニシャルタッチ検
出信号のA / D変換について説明する。
A/Df換器11t、システムクロックパルスφ1.φ
2によってシフト制御さ°れる8ステージ/1ビツトの
循環型シフトレジスタから成るデータレジスタ100を
含んでいる。A / D変換器18における通常のA
/ D変換操作はマルチプレクサ16による各アナログ
電圧の時分割的サンプリングに対応して時分割で行なわ
れる。初め、データレジスタ100には前回のA/D変
換によるディジタルデータが取シ込まれる。この前回デ
ータをディジタル/アナログ変換(以下D/A変換とい
う)回路119でアナログ電圧に変換し、これを比較器
110の入力Aに加えてマルチプレクサ16からのアナ
ログ電圧と比較し、この比較結果に応じてデータレジス
タ100の内容をカウントアツプまたはダウンすること
によi) A/D変換を行なう。
2によってシフト制御さ°れる8ステージ/1ビツトの
循環型シフトレジスタから成るデータレジスタ100を
含んでいる。A / D変換器18における通常のA
/ D変換操作はマルチプレクサ16による各アナログ
電圧の時分割的サンプリングに対応して時分割で行なわ
れる。初め、データレジスタ100には前回のA/D変
換によるディジタルデータが取シ込まれる。この前回デ
ータをディジタル/アナログ変換(以下D/A変換とい
う)回路119でアナログ電圧に変換し、これを比較器
110の入力Aに加えてマルチプレクサ16からのアナ
ログ電圧と比較し、この比較結果に応じてデータレジス
タ100の内容をカウントアツプまたはダウンすること
によi) A/D変換を行なう。
前回のA / D変換によるディジタルデータはサンプ
リングタイミングの直前に第7図のレジスタ101乃至
107の1つからデータレジスタ100に取り込まれる
。そのため制御信号として信号N7−25T32が第3
図のアンド回路120から第7図の各制御回路111〜
117内のアンド回路121.122,123に入力さ
れる。第3図において、アンド回路120にはアンド回
路42の出力とタイミング信号25T32が与えられる
。
リングタイミングの直前に第7図のレジスタ101乃至
107の1つからデータレジスタ100に取り込まれる
。そのため制御信号として信号N7−25T32が第3
図のアンド回路120から第7図の各制御回路111〜
117内のアンド回路121.122,123に入力さ
れる。第3図において、アンド回路120にはアンド回
路42の出力とタイミング信号25T32が与えられる
。
アンド回路42はカウンタ13のカウント値の下位3ビ
ットN3.N2.Nlが1111”のとき条件が成立す
る。これはサンプリング用の各信号HO〜H7における
最後の1キータイムを示す。
ットN3.N2.Nlが1111”のとき条件が成立す
る。これはサンプリング用の各信号HO〜H7における
最後の1キータイムを示す。
信号25T32は1キータイムにおける第25から第3
2タイムスロツトまでの8タイムスロツトの間″1”と
なるものである。従って、信号N7・ 25T32は各
信号HO〜H7の最後の8タイムスロツトにおいて′1
”となる。
2タイムスロツトまでの8タイムスロツトの間″1”と
なるものである。従って、信号N7・ 25T32は各
信号HO〜H7の最後の8タイムスロツトにおいて′1
”となる。
第7図において、制御回路111〜117にはデコーダ
29(第3図)の出力信号HO〜H7が供給されておシ
、この信号HO〜H7と前記信号N7 ・25T32に
もとづいてマルチプレクサとデマルチプレクスを同時に
制御する。各制御回路111〜117はマルチプレクサ
用アンド回路124.125、デマルチプレクス用アン
ド回路126.127、及びホールド用アンド回路12
8゜129を含んでいる。成るサンプリングタイミング
の最後の8タイムスロツトにおいて、その次のサンプリ
ングタイミングに対応するレジスタ(101〜107の
うち1つ)の記憶データがマルチプレクサ用アンド回路
124,125を介して選択されてA/D変換器18の
データレジスタ100(第6図)に供給されると同時に
、そのサンプリングタイミングでA/D変換したデータ
がデマルチプレクス用アンド回路126,127を介し
てそのサンプリングタイミングに対応するレジスタ(1
01〜107のうち1つ)に取シ込まれる。このような
レジスタ101〜107に対゛するデマルチプレクス及
びマルチプレクス制御は、イニシャルタッチ検出のため
の約10 m sの待ち時間以外のときに実行される。
29(第3図)の出力信号HO〜H7が供給されておシ
、この信号HO〜H7と前記信号N7 ・25T32に
もとづいてマルチプレクサとデマルチプレクスを同時に
制御する。各制御回路111〜117はマルチプレクサ
用アンド回路124.125、デマルチプレクス用アン
ド回路126.127、及びホールド用アンド回路12
8゜129を含んでいる。成るサンプリングタイミング
の最後の8タイムスロツトにおいて、その次のサンプリ
ングタイミングに対応するレジスタ(101〜107の
うち1つ)の記憶データがマルチプレクサ用アンド回路
124,125を介して選択されてA/D変換器18の
データレジスタ100(第6図)に供給されると同時に
、そのサンプリングタイミングでA/D変換したデータ
がデマルチプレクス用アンド回路126,127を介し
てそのサンプリングタイミングに対応するレジスタ(1
01〜107のうち1つ)に取シ込まれる。このような
レジスタ101〜107に対゛するデマルチプレクス及
びマルチプレクス制御は、イニシャルタッチ検出のため
の約10 m sの待ち時間以外のときに実行される。
そのために、制御回路111〜117内の各アンド回路
121.122.123にはイニシャルセンシング信号
ISO反転信号−B”がインバータ130から与えられ
、ISが′0”のときに可能化されるようになっている
。また、各アンド回路121.122,123には信号
N7・25T32が共通に入力される。各アンド回路1
21.122,123には信号HO,H1,H2が各別
に入力され、更に各制御回路113〜117のアンド回
路123と同等のアンド回路には信号H3〜H7が各別
に入力される。
121.122.123にはイニシャルセンシング信号
ISO反転信号−B”がインバータ130から与えられ
、ISが′0”のときに可能化されるようになっている
。また、各アンド回路121.122,123には信号
N7・25T32が共通に入力される。各アンド回路1
21.122,123には信号HO,H1,H2が各別
に入力され、更に各制御回路113〜117のアンド回
路123と同等のアンド回路には信号H3〜H7が各別
に入力される。
信号HOが”1”のとき、第9図に示すようにアナログ
電圧マルチプレクサ16(第6図)はどのボリュームv
1〜v8の電圧もサンプリングしない。従って、このと
きはA/D変換器18ではA / D変換動作を行なわ
ない。信号HOの最後の8タイムスロツトにおいて信号
N7・25T32が1”となると、アンド回路121(
第7図)の条件が成立し、このアンド回路121からア
ンド回路124及びオア回路131に対して“1”が与
えられる。従って、オア回路131の出力信号TiMは
第1O図の)のように発生する。同図(a)は信号HO
からHlへ変化するタイミングを拡大して示したもので
ある。尚、オア回路131の他の入力には各制御回路1
11〜117におけるアンド回路121と同等のアンド
回路122,123の出力が夫々与えられる。尚、第1
0図、その他のタイミングチャートにおいて、パルス中
に記す「25〜32」等の数字はタイムスロットの順位
を示す。
電圧マルチプレクサ16(第6図)はどのボリュームv
1〜v8の電圧もサンプリングしない。従って、このと
きはA/D変換器18ではA / D変換動作を行なわ
ない。信号HOの最後の8タイムスロツトにおいて信号
N7・25T32が1”となると、アンド回路121(
第7図)の条件が成立し、このアンド回路121からア
ンド回路124及びオア回路131に対して“1”が与
えられる。従って、オア回路131の出力信号TiMは
第1O図の)のように発生する。同図(a)は信号HO
からHlへ変化するタイミングを拡大して示したもので
ある。尚、オア回路131の他の入力には各制御回路1
11〜117におけるアンド回路121と同等のアンド
回路122,123の出力が夫々与えられる。尚、第1
0図、その他のタイミングチャートにおいて、パルス中
に記す「25〜32」等の数字はタイムスロットの順位
を示す。
アンド回路124の他の入力にはレジスタ101の最終
ステージから出力されるシリアルな8ビツトデイジタル
データが与えられる。このシリアルディジタルデータは
、第25乃至第32タイムスロツトの間では最下位ビッ
ト(以下LSBという)から最上位ピット(以下MSB
という)まで順次に並んでいる。アンド回路124が第
10図(b)に示す信号TiMと同じ8タイムスロツト
の間可能化されることによりレジスタ101に記憶して
いる8ビツトデイジタルデータはこの信号TiMに同期
5してアンド回路124でサンプリングされ、オア回路
162に与えられる。、オア回路132の出力0DD(
オールドディジタルデータ)は第6図のA / D変換
器18に供給され、オア回路133及び加算器134を
経由してデータレジスタ100にロードされる。従って
、次のサンプリング信号H1が′1”に立上るときには
データレジスタ100にはレジスタ101のデータ(こ
れをVBRで示す)が転送されてきている。尚、オア回
路132(第7図)には各制御回路111〜117のマ
ルチプレクス用アンド回路124.125の出力が夫々
印加される。各レジスタ101〜107のデータをVB
R,VBD、KVBD、DVER(またはDEL)、S
RM及びSRE、ATL、STRで示すとすると、各サ
ンプリングタイミングの冒頭でデータレジスタ100か
ら出力されるデータは第9図(C)のようになる。すな
わち、第9図(b)に示すようにサンプリングされる各
ボリュームv1〜v7のアナログ電圧の前回サンプリン
グタイミングにおけるディジタル変換結果が、同じボリ
ュームv1〜v7の今回サンプリングタイミングに対応
してデータレジスタ100から出力される。
ステージから出力されるシリアルな8ビツトデイジタル
データが与えられる。このシリアルディジタルデータは
、第25乃至第32タイムスロツトの間では最下位ビッ
ト(以下LSBという)から最上位ピット(以下MSB
という)まで順次に並んでいる。アンド回路124が第
10図(b)に示す信号TiMと同じ8タイムスロツト
の間可能化されることによりレジスタ101に記憶して
いる8ビツトデイジタルデータはこの信号TiMに同期
5してアンド回路124でサンプリングされ、オア回路
162に与えられる。、オア回路132の出力0DD(
オールドディジタルデータ)は第6図のA / D変換
器18に供給され、オア回路133及び加算器134を
経由してデータレジスタ100にロードされる。従って
、次のサンプリング信号H1が′1”に立上るときには
データレジスタ100にはレジスタ101のデータ(こ
れをVBRで示す)が転送されてきている。尚、オア回
路132(第7図)には各制御回路111〜117のマ
ルチプレクス用アンド回路124.125の出力が夫々
印加される。各レジスタ101〜107のデータをVB
R,VBD、KVBD、DVER(またはDEL)、S
RM及びSRE、ATL、STRで示すとすると、各サ
ンプリングタイミングの冒頭でデータレジスタ100か
ら出力されるデータは第9図(C)のようになる。すな
わち、第9図(b)に示すようにサンプリングされる各
ボリュームv1〜v7のアナログ電圧の前回サンプリン
グタイミングにおけるディジタル変換結果が、同じボリ
ュームv1〜v7の今回サンプリングタイミングに対応
してデータレジスタ100から出力される。
一方、第7図のオア回路131から出力された信号Ti
Mは第6図のA / D変換器18に与えられる。この
信号TiMはインバータ135で反転され、アンド回路
136を動作不能にする。アンド回路136はデータレ
ジスタ100のデータをホールドするためのもので、オ
ールドデータODDをロードすると°き信号TiMによ
ってレジスタ100のホールドを禁止する。信号TiM
は3段の遅延フリップフロップ(シフトレジスタ)13
7に入力される。このフリップフロップ137はタイミ
ング信号6y8で入力信号をロードし、信号1y8に同
期して出力を切換える。従って、その第1ステージの出
力信号TiM1は第10図(C)に示すように信号H1
の立上りの第1乃至第8タイムスロツトの間で1”とな
り、その第2及び第3ステージ出力をオア回路138で
まとめた信号T iMZ十3は第10図(d)のように
信号TiM1の立下シ直後の第9乃至第24タイムスロ
ツトの間で1”となる。
Mは第6図のA / D変換器18に与えられる。この
信号TiMはインバータ135で反転され、アンド回路
136を動作不能にする。アンド回路136はデータレ
ジスタ100のデータをホールドするためのもので、オ
ールドデータODDをロードすると°き信号TiMによ
ってレジスタ100のホールドを禁止する。信号TiM
は3段の遅延フリップフロップ(シフトレジスタ)13
7に入力される。このフリップフロップ137はタイミ
ング信号6y8で入力信号をロードし、信号1y8に同
期して出力を切換える。従って、その第1ステージの出
力信号TiM1は第10図(C)に示すように信号H1
の立上りの第1乃至第8タイムスロツトの間で1”とな
り、その第2及び第3ステージ出力をオア回路138で
まとめた信号T iMZ十3は第10図(d)のように
信号TiM1の立下シ直後の第9乃至第24タイムスロ
ツトの間で1”となる。
第6図において、データレジスタ100は1ビツト分の
全加算器134と共に8ビツトのシリアルカウンタを構
成している。ラッチ回路139は信号1yssのタイミ
ングでレジスタ100の各ステージの出力(すなわちカ
ウント値)を並列的にラッチするだめのものである。信
号1y8Sが発生する第1.第9.第17.第25タイ
ムスロツトにおいてレジスタ100の第1ステージ乃至
第8ステージにはMSBからLSBまでのデータが順に
並んでおシ、これがラッチ回路139にラッチされる。
全加算器134と共に8ビツトのシリアルカウンタを構
成している。ラッチ回路139は信号1yssのタイミ
ングでレジスタ100の各ステージの出力(すなわちカ
ウント値)を並列的にラッチするだめのものである。信
号1y8Sが発生する第1.第9.第17.第25タイ
ムスロツトにおいてレジスタ100の第1ステージ乃至
第8ステージにはMSBからLSBまでのデータが順に
並んでおシ、これがラッチ回路139にラッチされる。
第10図(e)に示すように、信号H1の立上りの8タ
イムスロツトにおいては、ラッチ回路139の内容はレ
ジスタ101(第7図)のデータVBRを示している。
イムスロツトにおいては、ラッチ回路139の内容はレ
ジスタ101(第7図)のデータVBRを示している。
このラッチ回路169の内容は、カウント値(レジスタ
100の内容)の変化に応じて8タイムスロツト毎に変
化する。
100の内容)の変化に応じて8タイムスロツト毎に変
化する。
ラッチ回路139の出力はD/A変換回路119に与え
られ、アナログ電圧に変換される。比較器110は入力
AとBを比較し、B≧Aのとき、つまりマルチプレクサ
16から入力Bに与えられるアナログ電圧の値がデータ
レジスタ100のデータの値と同じかそれよりも大きい
とき、′1”を出力する。この比較器110の出力は遅
延フリップフロップ140に与えられ、信号1y8に同
期して8タイムスロツト遅延して出力される。このフリ
ップ70ツブ140の出力はインバータ141で反転さ
れ、ダウンカウント用のアンド回路142に印加される
。また、フリップフロップ140の出力はイニシャルタ
ッチ検出時におけるアップカウント用のアンド回路14
3に印加される。アンド回路144は通常のA / D
変換動作時におけるアップカウント用である。
られ、アナログ電圧に変換される。比較器110は入力
AとBを比較し、B≧Aのとき、つまりマルチプレクサ
16から入力Bに与えられるアナログ電圧の値がデータ
レジスタ100のデータの値と同じかそれよりも大きい
とき、′1”を出力する。この比較器110の出力は遅
延フリップフロップ140に与えられ、信号1y8に同
期して8タイムスロツト遅延して出力される。このフリ
ップ70ツブ140の出力はインバータ141で反転さ
れ、ダウンカウント用のアンド回路142に印加される
。また、フリップフロップ140の出力はイニシャルタ
ッチ検出時におけるアップカウント用のアンド回路14
3に印加される。アンド回路144は通常のA / D
変換動作時におけるアップカウント用である。
第7図のインバータ130から第6図のA / D変換
器18にイニシャルセンシング信号Isの反転信号IS
が与えられている。この信号Bはアンド回路142及び
144に加えられ、イニシャルタッチ検出時以外のとき
つまシ通常のA/D変換動作時にこれらの回路142,
144を動作可能にする。信号下1をインバータ145
で反転した信号ISがアンド回路143に印加゛されて
おり、イニシャルタッチ検出時にこの回路143を可能
にする。
器18にイニシャルセンシング信号Isの反転信号IS
が与えられている。この信号Bはアンド回路142及び
144に加えられ、イニシャルタッチ検出時以外のとき
つまシ通常のA/D変換動作時にこれらの回路142,
144を動作可能にする。信号下1をインバータ145
で反転した信号ISがアンド回路143に印加゛されて
おり、イニシャルタッチ検出時にこの回路143を可能
にする。
通常のA / D変換動作時は、比較器110の比較結
果に無関係に、信号TiM1のタイミングでデータレジ
スタ100の内容を1カウントアツプする。すなわち、
信号T 、i M 1と信号1y8がアンド回路144
に入力されておシ、信号T i M 1が立上る第1タ
イムスロツトにおいて該アンド回路144の出力が1”
となる。アンド回路144の出力″1″はオア回路14
6を介して加算器134の入力Aに加わる。信号TiM
1が1″のとき信号TiMは0″であシ、データレジス
タ100の出力がアンド回路136、オア回路133を
介して加算器1640入力Bに加わる。信号1y8のタ
イミングではレジスタ100にロードしたデータVBH
の最下位ビットが加算器1340入力Bに加わる。従っ
て、最下位ビットに1”が加算される。キャリイアウド
信号がある場合は1タイムスロツト遅れてキャリイアウ
ド出力C8+1から1”が出力され、アンド回路147
を介して入力Ciに加わる。最下位ビットのタイミング
でキャリイアウド信号が加算されることのないようにす
るために、信号1y8によってアンド回路147を動作
不能にするよう、になっている。
果に無関係に、信号TiM1のタイミングでデータレジ
スタ100の内容を1カウントアツプする。すなわち、
信号T 、i M 1と信号1y8がアンド回路144
に入力されておシ、信号T i M 1が立上る第1タ
イムスロツトにおいて該アンド回路144の出力が1”
となる。アンド回路144の出力″1″はオア回路14
6を介して加算器134の入力Aに加わる。信号TiM
1が1″のとき信号TiMは0″であシ、データレジス
タ100の出力がアンド回路136、オア回路133を
介して加算器1640入力Bに加わる。信号1y8のタ
イミングではレジスタ100にロードしたデータVBH
の最下位ビットが加算器1340入力Bに加わる。従っ
て、最下位ビットに1”が加算される。キャリイアウド
信号がある場合は1タイムスロツト遅れてキャリイアウ
ド出力C8+1から1”が出力され、アンド回路147
を介して入力Ciに加わる。最下位ビットのタイミング
でキャリイアウド信号が加算されることのないようにす
るために、信号1y8によってアンド回路147を動作
不能にするよう、になっている。
こうして、第101!M(f)に示すTiMlの区間で
前回のデータVBHに1が加算される。この加算結果[
VBR+IJが次のTiM2の区間の間ラッチ回路16
9にラッチされる(第10図(e))。
前回のデータVBHに1が加算される。この加算結果[
VBR+IJが次のTiM2の区間の間ラッチ回路16
9にラッチされる(第10図(e))。
第10図(f)のTiM2の区間では、データFvBR
+1」のアナログ電圧(A)とボリュームV1の現在の
アナログ電圧(B)と全比較器110で比較し、「B≧
A」が成立したときは加算も減算も行なわずにl’−V
BR+IJをレジスタ100で保持する。他方、「B≧
A」が成立しないときつまりFA>BJのときは、デー
タ「vBR+1」から1を減算する。r A > B
Jのときは遅延フリップフロップ140の出力が60”
であシ、インバータ141からアンド回路142に1”
が与えられる。このアンド回路142にはオア回路13
8から信号TiMZ+3が与えられており、区間T藍M
2及びTiM3(第10図(f)参照)のとき動作可能
となる。区間T:Mzにおいてアンド回路142の条件
が成立すると、区間TiM2O間中(8タイムスロツト
の間)アンド回路142の出力が1”となる。このアン
ド回路142の出力″1”はオア回路146を介して加
算器134の入力Aに寿えられる。従って、レジスタ1
00のデータ「vBR+1」の全ビットに′″1″が加
算され、事実上の1カウントダウンが行なわれる。
+1」のアナログ電圧(A)とボリュームV1の現在の
アナログ電圧(B)と全比較器110で比較し、「B≧
A」が成立したときは加算も減算も行なわずにl’−V
BR+IJをレジスタ100で保持する。他方、「B≧
A」が成立しないときつまりFA>BJのときは、デー
タ「vBR+1」から1を減算する。r A > B
Jのときは遅延フリップフロップ140の出力が60”
であシ、インバータ141からアンド回路142に1”
が与えられる。このアンド回路142にはオア回路13
8から信号TiMZ+3が与えられており、区間T藍M
2及びTiM3(第10図(f)参照)のとき動作可能
となる。区間T:Mzにおいてアンド回路142の条件
が成立すると、区間TiM2O間中(8タイムスロツト
の間)アンド回路142の出力が1”となる。このアン
ド回路142の出力″1”はオア回路146を介して加
算器134の入力Aに寿えられる。従って、レジスタ1
00のデータ「vBR+1」の全ビットに′″1″が加
算され、事実上の1カウントダウンが行なわれる。
従って、区間TiM2の演算によってレジスタ100に
得られるデータの値は「VBR+IJまたは[VBR(
=VER+1−1)Jのどちらかであり、このデータは
区間T i M 3においてラッチ回路139にラッチ
される(第10図(e)参照)。
得られるデータの値は「VBR+IJまたは[VBR(
=VER+1−1)Jのどちらかであり、このデータは
区間T i M 3においてラッチ回路139にラッチ
される(第10図(e)参照)。
区間T i M 3ではラッチ回路139のデータ「V
BR+1jまたは「VBRjとボリュームV1の現在の
アナログ電圧とを比較器110で比較し、「B≧A」が
成立したときは加算も減算も行なわずにレジスタ100
の現在値[VBR+IJまたは[V B Rjを保持す
る。他方、rA>Bjのときは前述と同様にアンド回路
142から1”を出力し、レジスタ100のデータから
1を減算する。この2度目の減算によってレジスタ10
0のデータは「VnR−1(=VBR+l−1−1)J
となる。
BR+1jまたは「VBRjとボリュームV1の現在の
アナログ電圧とを比較器110で比較し、「B≧A」が
成立したときは加算も減算も行なわずにレジスタ100
の現在値[VBR+IJまたは[V B Rjを保持す
る。他方、rA>Bjのときは前述と同様にアンド回路
142から1”を出力し、レジスタ100のデータから
1を減算する。この2度目の減算によってレジスタ10
0のデータは「VnR−1(=VBR+l−1−1)J
となる。
区間’l’ i M 3が終了すると、信号TiM2+
3が立下り、アンド回路142が動作不能となる。
3が立下り、アンド回路142が動作不能となる。
従って、以後のカウント動作は停止する。こうして、A
/ D変換動作はサンプリング信号H1の立上シの3
区間TiM1〜TiM3(24タイムスロット)の間で
のみ行なわれる。
/ D変換動作はサンプリング信号H1の立上シの3
区間TiM1〜TiM3(24タイムスロット)の間で
のみ行なわれる。
前回のA/D変換によって求めたデータVBRの値(A
)と今回サンピリングされたボリュームv1の設定値(
B)とが一致している場合、区間TiM1における1加
算によってレジスタ100の内容がFVBR+1jとな
ることにより、区間TiM2における比較ではA>Bが
成立し、1減算されてレジスタ100の内容が[VBR
Jと゛なる。区間TiM3における比較ではA=Bが成
立し、1減算は行なわれない。従って、最終的には前回
と同じデータ「VBRJがデータレジスタ100にホー
ルドされる。
)と今回サンピリングされたボリュームv1の設定値(
B)とが一致している場合、区間TiM1における1加
算によってレジスタ100の内容がFVBR+1jとな
ることにより、区間TiM2における比較ではA>Bが
成立し、1減算されてレジスタ100の内容が[VBR
Jと゛なる。区間TiM3における比較ではA=Bが成
立し、1減算は行なわれない。従って、最終的には前回
と同じデータ「VBRJがデータレジスタ100にホー
ルドされる。
前回のA / D変換によって求めたデータVBRの値
(A)よりも今回サンプリングされたボリュームv1の
設定値(B)の方が大きい場合、区間TiM1における
1加算によってレジ2夕100の内容が「vBRBi1
2なっても比較器110ではB=AまたはB>Aのどち
らかが成立するだけである。従って、区間TiM2及び
TiM3で減算は行なわれず、最終的には[VBR+I
Jがレジスタ100にホールドされる。
(A)よりも今回サンプリングされたボリュームv1の
設定値(B)の方が大きい場合、区間TiM1における
1加算によってレジ2夕100の内容が「vBRBi1
2なっても比較器110ではB=AまたはB>Aのどち
らかが成立するだけである。従って、区間TiM2及び
TiM3で減算は行なわれず、最終的には[VBR+I
Jがレジスタ100にホールドされる。
前回のA / D変換によって求めたデータVBRO値
°(A)よりも今回サンプリングされたボリューム■1
の設定値(B)の方が小さい場合、区間TiM2及びT
iM3では常にA)Bが成立する。
°(A)よりも今回サンプリングされたボリューム■1
の設定値(B)の方が小さい場合、区間TiM2及びT
iM3では常にA)Bが成立する。
従って、1加算の後に1減算が2度行なわれ、最終的に
は「vBR−1」がレジスタ100にホールドされる。
は「vBR−1」がレジスタ100にホールドされる。
上述のように、1サンプリング周期(約1m5)におけ
るディジタルデータの最大変化量は+1に限定されてい
る。これは、ボリュームv1〜v7によるアナログ設定
値が急激に変更されたときこれにそのまま応答したので
はクリック等不快な雑音をもたらす原因となるのでこれ
を防止するため、及び、雑音等によっ七アナログ設定値
が一時的に急激に変化したときこれに反応しないように
するため、等の理由による。1サンプリング周期におけ
るディジタルデータの最大変化量は+1に限らず、要す
るに滑らかなA / D変換が行な禾る程度・であれば
よい。
るディジタルデータの最大変化量は+1に限定されてい
る。これは、ボリュームv1〜v7によるアナログ設定
値が急激に変更されたときこれにそのまま応答したので
はクリック等不快な雑音をもたらす原因となるのでこれ
を防止するため、及び、雑音等によっ七アナログ設定値
が一時的に急激に変化したときこれに反応しないように
するため、等の理由による。1サンプリング周期におけ
るディジタルデータの最大変化量は+1に限らず、要す
るに滑らかなA / D変換が行な禾る程度・であれば
よい。
また、1回のA / D変換動作において3つの区間T
iMl、TiM2.TiM3で加減算を行なうようにし
ているが、これはノイズ等によって比較器110の出力
が不安定な場合にディジタルデータが乱りに変動するこ
とを防止するのに役立つ。例えば、区間TiM2でB≧
Aが成立したのに区間TiM3では成立しないような場
合、区間T i M 1における「+1」と区間’l’
iM3における「−1」によって最終的にはディジタル
データm化しない。
iMl、TiM2.TiM3で加減算を行なうようにし
ているが、これはノイズ等によって比較器110の出力
が不安定な場合にディジタルデータが乱りに変動するこ
とを防止するのに役立つ。例えば、区間TiM2でB≧
Aが成立したのに区間TiM3では成立しないような場
合、区間T i M 1における「+1」と区間’l’
iM3における「−1」によって最終的にはディジタル
データm化しない。
尚、ラッチ回路139の全出力を入力したアンド回路1
48とノア回路149(第6図)は最大カウント値と最
小カウント値を夫々検出するためρものである。最大カ
ウント値になったときアンド回路148の出力によって
アンド回路143゜144を動作不能にし、アップカウ
ントを禁止する。最小カウント値になったときはノア回
路149の出力によってアンド回路142を動作不能に
し、ダウンカウントを禁止する。
48とノア回路149(第6図)は最大カウント値と最
小カウント値を夫々検出するためρものである。最大カ
ウント値になったときアンド回路148の出力によって
アンド回路143゜144を動作不能にし、アップカウ
ントを禁止する。最小カウント値になったときはノア回
路149の出力によってアンド回路142を動作不能に
し、ダウンカウントを禁止する。
サンプリング信号H1が発生しているときの説明に戻る
と、区間TiM3の終了後はA / D変換結果である
ディジタルデータがアンド回路136、オア回路133
、加算器134の入力Bを介してデータレジスタ100
で循環してホールドされる。
と、区間TiM3の終了後はA / D変換結果である
ディジタルデータがアンド回路136、オア回路133
、加算器134の入力Bを介してデータレジスタ100
で循環してホールドされる。
このレジスタ100のデータはニューディジタルデータ
NDDとして第7図の各制御回路111〜117のデマ
ルチプレクス用アンド回路126゜127に供給される
。信号H1が”1″のときは制御回路111のアンド回
路122が動作可能であるが、信号N7・25T32が
0”の間は条件が成立せず、このアンド回路122の出
力は′0”となっている。アンド回路122の出力″0
”はインバータ150で反転され、ホールド用のアンド
回路128に与えられる。レジスタ101のデータVB
Rはこのアンド回路128及びオア回路151を介して
循環保持される。
NDDとして第7図の各制御回路111〜117のデマ
ルチプレクス用アンド回路126゜127に供給される
。信号H1が”1″のときは制御回路111のアンド回
路122が動作可能であるが、信号N7・25T32が
0”の間は条件が成立せず、このアンド回路122の出
力は′0”となっている。アンド回路122の出力″0
”はインバータ150で反転され、ホールド用のアンド
回路128に与えられる。レジスタ101のデータVB
Rはこのアンド回路128及びオア回路151を介して
循環保持される。
信号H1の最後の8タイムスロツトにおいて信号N7・
25T32が′1”となると、アンド回路122の条件
が成立し、このアンド回路122がらアンド回路126
に′1”が与えられる。同時に、アンド回路122の出
力″′1″は、次のサンプリング信号H2に対応する制
御回路112のマルチプレクス用アンド回路125に加
えられると共にオア回路131に与えられる。制御回路
111では、アンド回路122の出力″1″によってホ
ールド用アンド回路128が動作不能となシ、アンド回
路126が動作可能となる。従って、信号H1のタイミ
ングでA / D変換されたボリュームv1の設定値を
示すニューディジタルデータNDDがアンド回路126
で選択され、オア回路151を介してレジスタ101に
ロードされる。アンド回路122は第25から第32タ
イムスロツトの間″′1”を出力し、この間にデータレ
ジスタ100(第6図)から出力されるデータNDDは
丁度下位ビットから最上位ビットまでの8ピツトがシリ
アルに順番に並んでいる。従って、第25タイムスロツ
トから第32タイムスロツトの間でニューディジタルデ
ータNDDがレジスタ101に順番にロードされること
になり、第1タイムスロツトにおけるレジスタ101の
各ステージの重みは図6 中に示すように第1ステージが最上位ビット(了Hz)
であり、ステージが進むにつれて下位ピットに移り、第
8ステージが最下位ピッ)(−gHz)である。
25T32が′1”となると、アンド回路122の条件
が成立し、このアンド回路122がらアンド回路126
に′1”が与えられる。同時に、アンド回路122の出
力″′1″は、次のサンプリング信号H2に対応する制
御回路112のマルチプレクス用アンド回路125に加
えられると共にオア回路131に与えられる。制御回路
111では、アンド回路122の出力″1″によってホ
ールド用アンド回路128が動作不能となシ、アンド回
路126が動作可能となる。従って、信号H1のタイミ
ングでA / D変換されたボリュームv1の設定値を
示すニューディジタルデータNDDがアンド回路126
で選択され、オア回路151を介してレジスタ101に
ロードされる。アンド回路122は第25から第32タ
イムスロツトの間″′1”を出力し、この間にデータレ
ジスタ100(第6図)から出力されるデータNDDは
丁度下位ビットから最上位ビットまでの8ピツトがシリ
アルに順番に並んでいる。従って、第25タイムスロツ
トから第32タイムスロツトの間でニューディジタルデ
ータNDDがレジスタ101に順番にロードされること
になり、第1タイムスロツトにおけるレジスタ101の
各ステージの重みは図6 中に示すように第1ステージが最上位ビット(了Hz)
であり、ステージが進むにつれて下位ピットに移り、第
8ステージが最下位ピッ)(−gHz)である。
一方、アンド回路122の出力”1”に対応してオア回
路131から信号TiMが出力され、かつアンド回路1
25及びオア回路132を介してレジスター02のデー
タVBDがオールドディジタルデータODDとしてA
/ D変換器18(第6図)に与えられる。そして、サ
ンプリング信号がHzに切換わると、前述と同様の手順
で、ボリュームv2に関するA / D変換が行なわれ
る。以下、信号H2〜H7に対応して制御回路112〜
117が前述と同様に動作し、各ボリュームv3〜V7
に関するA/D変換が順次行々われる。こうして、各レ
ジスター01〜107には、各ボリュームv1〜v7の
出力に対応するディジタルデータが夫々記憶される。
路131から信号TiMが出力され、かつアンド回路1
25及びオア回路132を介してレジスター02のデー
タVBDがオールドディジタルデータODDとしてA
/ D変換器18(第6図)に与えられる。そして、サ
ンプリング信号がHzに切換わると、前述と同様の手順
で、ボリュームv2に関するA / D変換が行なわれ
る。以下、信号H2〜H7に対応して制御回路112〜
117が前述と同様に動作し、各ボリュームv3〜V7
に関するA/D変換が順次行々われる。こうして、各レ
ジスター01〜107には、各ボリュームv1〜v7の
出力に対応するディジタルデータが夫々記憶される。
尚、ディレィビブラート(ボリュームV4)に対応する
レジスター04のデータ表示が])VERとDELの2
通シ有る理由は、ボリュームV4をディレィビブラート
の開始時間設定とディレィビブラート深さ変化のエンベ
ロープの傾き設定の両方に兼用しているためである。D
VERはディレィビブラートにおける深さの時間的変化
の速度を設定するだめのディレィビブラートエンベロー
ブレートデータであシ、その重みはレジスター04の各
ステージブロック内の下側に示されている。
レジスター04のデータ表示が])VERとDELの2
通シ有る理由は、ボリュームV4をディレィビブラート
の開始時間設定とディレィビブラート深さ変化のエンベ
ロープの傾き設定の両方に兼用しているためである。D
VERはディレィビブラートにおける深さの時間的変化
の速度を設定するだめのディレィビブラートエンベロー
ブレートデータであシ、その重みはレジスター04の各
ステージブロック内の下側に示されている。
この重みの単位が(Hz )である理由は、エンベロー
プ変化レートを周波数に換算した速さで示したためであ
る。すなわち、エンベロープの開始時から終了時までの
時間が周波数表示の1周期に対応している。DELはデ
ィレィビブラート開始時間データであり、その重みはレ
ジスター04の各ステージブロック内の上側に示されて
いる。この2つのデータDVER,DELは勿論真理値
が異なっているわけではなく、利用する側での重みづけ
が異なっているだけである。
プ変化レートを周波数に換算した速さで示したためであ
る。すなわち、エンベロープの開始時から終了時までの
時間が周波数表示の1周期に対応している。DELはデ
ィレィビブラート開始時間データであり、その重みはレ
ジスター04の各ステージブロック内の上側に示されて
いる。この2つのデータDVER,DELは勿論真理値
が異なっているわけではなく、利用する側での重みづけ
が異なっているだけである。
スラースピード(ボリュームV5)に対応するレジスタ
ー05のデータ表示がSRMとSREの2通シ有る理由
は、ダイナミックレンジを広くとるために8ビツトのデ
ータを仮数部と指数部に分けて利用するためである。最
下位ビットは利用せず、下位2ビツト目から5ビツト目
までを仮数部M1.M2.M3.M4とし、上位3ビツ
トを指数部El 、E2.E3とする。SRMはスラー
レート仮数部のデータ表示であり、SREはスラーレー
トの指数部のデータ表示である。
ー05のデータ表示がSRMとSREの2通シ有る理由
は、ダイナミックレンジを広くとるために8ビツトのデ
ータを仮数部と指数部に分けて利用するためである。最
下位ビットは利用せず、下位2ビツト目から5ビツト目
までを仮数部M1.M2.M3.M4とし、上位3ビツ
トを指数部El 、E2.E3とする。SRMはスラー
レート仮数部のデータ表示であり、SREはスラーレー
トの指数部のデータ表示である。
第4図のオア回路90から出力されたイニシャルセンシ
ング信号Isは第7図6遅延クリツプ70ツブ152に
入力される。2段の遅延フリップ707プ152は信号
6y8によって入力信号をロードし、信号1y8゛に同
期して出力状態を切換えるものである。遅延フリップ7
0ツブ152の第1ステージの出力がアンド回路156
に加わり、かつインバータ155で反転されてアンド回
路154に加わる。第2ステージの出力はアンド回路1
54に加わり、かつインバータ130で反転されてアン
ド回路153に加わる。このインバータ130の出力が
信号T1として第6図のA / D変換器18に与えら
れる。アンド回路153は信号■Sの立上シに対応して
8タイムスロツト幅のパルスを出力し、アンド回路15
4は信号Isの立下りに対応して8タイムスロツト幅の
パルスを出力する。アンド回路153及び154の出力
はオア回路131に加えられ、信号TiMとして第6図
のA / D変換器18に与えられる。信号ISに対応
して発生する信号TiM及び了jの状態を第11図に示
す。
ング信号Isは第7図6遅延クリツプ70ツブ152に
入力される。2段の遅延フリップ707プ152は信号
6y8によって入力信号をロードし、信号1y8゛に同
期して出力状態を切換えるものである。遅延フリップ7
0ツブ152の第1ステージの出力がアンド回路156
に加わり、かつインバータ155で反転されてアンド回
路154に加わる。第2ステージの出力はアンド回路1
54に加わり、かつインバータ130で反転されてアン
ド回路153に加わる。このインバータ130の出力が
信号T1として第6図のA / D変換器18に与えら
れる。アンド回路153は信号■Sの立上シに対応して
8タイムスロツト幅のパルスを出力し、アンド回路15
4は信号Isの立下りに対応して8タイムスロツト幅の
パルスを出力する。アンド回路153及び154の出力
はオア回路131に加えられ、信号TiMとして第6図
のA / D変換器18に与えられる。信号ISに対応
して発生する信号TiM及び了jの状態を第11図に示
す。
第6図において、信号Isの立上シに対応して信号Tj
Mが1”となる8タイムスロツトの間でアンド回路13
6が動作不能にされ、データレジスタ100の全ビット
が10″にクリアされる。
Mが1”となる8タイムスロツトの間でアンド回路13
6が動作不能にされ、データレジスタ100の全ビット
が10″にクリアされる。
また、信号丁1が”0″になることによって第7図の各
制御回路111〜117が動作不能にされ、各レジスタ
101〜107はその記憶データを循環保持する。かつ
、第6図のアンド回路142及び144が動作不能とな
シ、アンド回路143が動作可能となる。アンド回路1
43が可能化された最初の8タイムスロツトでは、信号
TjMを8タイムスロツト遅延した信号TiM1が°1
″でア凱インバータ156の出力”0”によってアンド
回路143の動作が禁止される。これは信号Isの立上
り時において各信号の状態が安定するのを待っためであ
るが、この処理は特に行なわなくてもよい。アンド回路
143の他の入力には信号1y8と遅延7リソプ70ツ
ブ140の出力が加えられる。従って、比較器110で
「B≧A」が成立すれば、信号1y8のタイミングでア
ンド回路143から”1”が出力され、オア回路146
を介して加算器134の入力Aに与えられる。前述の通
り、この信号1y8のタイミングはデータレジスタ10
0のデータの最下位ビットのタイミングである。従って
、アンド回路143がら信号1y8のタイミングで1パ
ルス与えられる毎に(約4μs毎に)データレジスタ1
00の内容が1カウントアツプされる。
制御回路111〜117が動作不能にされ、各レジスタ
101〜107はその記憶データを循環保持する。かつ
、第6図のアンド回路142及び144が動作不能とな
シ、アンド回路143が動作可能となる。アンド回路1
43が可能化された最初の8タイムスロツトでは、信号
TjMを8タイムスロツト遅延した信号TiM1が°1
″でア凱インバータ156の出力”0”によってアンド
回路143の動作が禁止される。これは信号Isの立上
り時において各信号の状態が安定するのを待っためであ
るが、この処理は特に行なわなくてもよい。アンド回路
143の他の入力には信号1y8と遅延7リソプ70ツ
ブ140の出力が加えられる。従って、比較器110で
「B≧A」が成立すれば、信号1y8のタイミングでア
ンド回路143から”1”が出力され、オア回路146
を介して加算器134の入力Aに与えられる。前述の通
り、この信号1y8のタイミングはデータレジスタ10
0のデータの最下位ビットのタイミングである。従って
、アンド回路143がら信号1y8のタイミングで1パ
ルス与えられる毎に(約4μs毎に)データレジスタ1
00の内容が1カウントアツプされる。
前述の通シ、イニシャルセンシング信号Isが発生して
いる間はマルチプレクサ16でボリュームv8のアナロ
グ電圧を持続して選択する。従って、ボリュームv8で
感度調整されたタッチ検出信号が比較器110の入力B
に専ら与えられる。
いる間はマルチプレクサ16でボリュームv8のアナロ
グ電圧を持続して選択する。従って、ボリュームv8で
感度調整されたタッチ検出信号が比較器110の入力B
に専ら与えられる。
データレジスタ100は初めにオール00″にクリアさ
れるので、初めは比較器110で「B≧A」“が成立す
る。データレジスタ100の値がタッチ検出信号の値に
一致するまで、信号1y8が発生する毎に急速に該レジ
スタ100の内容がカウントアンプされる。データレジ
スタ100のカウント値がタッチ検出信号の値に一致す
ると、比較器110で「B=A」が成立する。これにも
とづきレジスタ100の内容が更に1カウントアツプさ
れた後、比較器110で「B<AJが成立し、アンド回
路146が動作不能にされ、カウントが停止する。その
後、タッチ検出信号のレベルが下がったとしてもデータ
レジスタ100のダウンカウントは行なわれないので、
ピーク値が保持されることになる。また、タッチ検出信
号がデータレジスタ100の値よりも更に大きくなった
場合は比較器110で「B≧A」が成立し、追加のカウ
ントアツプが行なわれる。こうして、イニシャルセンシ
ング信号Isが発生している間のタッチ検出信号のピー
ク値に相当するディジタルデータがデータレジスタ10
0でホールドされる。このデータレジスタ100にホー
ルドされたピーク値のデータはデータNDDのラインを
介して第7図の制御回路118内のアンド回路157に
与えられる。
れるので、初めは比較器110で「B≧A」“が成立す
る。データレジスタ100の値がタッチ検出信号の値に
一致するまで、信号1y8が発生する毎に急速に該レジ
スタ100の内容がカウントアンプされる。データレジ
スタ100のカウント値がタッチ検出信号の値に一致す
ると、比較器110で「B=A」が成立する。これにも
とづきレジスタ100の内容が更に1カウントアツプさ
れた後、比較器110で「B<AJが成立し、アンド回
路146が動作不能にされ、カウントが停止する。その
後、タッチ検出信号のレベルが下がったとしてもデータ
レジスタ100のダウンカウントは行なわれないので、
ピーク値が保持されることになる。また、タッチ検出信
号がデータレジスタ100の値よりも更に大きくなった
場合は比較器110で「B≧A」が成立し、追加のカウ
ントアツプが行なわれる。こうして、イニシャルセンシ
ング信号Isが発生している間のタッチ検出信号のピー
ク値に相当するディジタルデータがデータレジスタ10
0でホールドされる。このデータレジスタ100にホー
ルドされたピーク値のデータはデータNDDのラインを
介して第7図の制御回路118内のアンド回路157に
与えられる。
鍵押圧開始時から約10 m sが経過してイニシャル
センシング信号Isが立下ると、第7図のアンド回路1
54の出力が第25乃至第32タイムスロツトに同期し
て8タイムスロツト間″′1”となる。このアンド回路
154の出力″1”はアンド回路158に与えられる。
センシング信号Isが立下ると、第7図のアンド回路1
54の出力が第25乃至第32タイムスロツトに同期し
て8タイムスロツト間″′1”となる。このアンド回路
154の出力″1”はアンド回路158に与えられる。
アンド回路158の他の入力には、第4図の゛フリップ
フロップXKQの出力XKQSが2段の遅延フリップフ
ロップ159を介して加えられるみこの遅延フリップフ
ロップ159は遅延フリップフロップ152の出力タイ
ミングに同期させるだめのものである。アンド回路15
8はイニシャルタッチ検出時間終了時に何らかの鍵が押
圧されていること(XKQSば′IP)を条件に8タイ
ムスロツトの間″1”を出力する。
フロップXKQの出力XKQSが2段の遅延フリップフ
ロップ159を介して加えられるみこの遅延フリップフ
ロップ159は遅延フリップフロップ152の出力タイ
ミングに同期させるだめのものである。アンド回路15
8はイニシャルタッチ検出時間終了時に何らかの鍵が押
圧されていること(XKQSば′IP)を条件に8タイ
ムスロツトの間″1”を出力する。
このアンド回路158の出力″1”によってアンド回路
157が動作可能となり、データレジスタ100(第6
図)にホールドされているタッチ検出信号のピーク値デ
ータ(NDD)を通過させ、オア回路160を介してレ
ジスタ108にロードする。また、アンド回路154の
出力“1”に対応してオア回路131から第6図のイン
バータ135に与えられる信号TiMによってデータレ
ジスタ100にホールドしていたピーク値データがクリ
アされる。アンド回路154の出力が1”となる8タイ
ムスロツトの間にレジスタ108(第7図)に対応する
ピーク値データのロードが完了し、該アンド回路154
の出力が0”に立下るとアンド回路157に代わってア
ンド回路161が動作可能となる。レジスタ108にロ
ードされたタッチ検出信号のピーク値データはこのアン
ド回路161を介して以後ホールドされる。こうして、
イニシャルタッチ検出データがレジスタ108にホール
ドされる。
157が動作可能となり、データレジスタ100(第6
図)にホールドされているタッチ検出信号のピーク値デ
ータ(NDD)を通過させ、オア回路160を介してレ
ジスタ108にロードする。また、アンド回路154の
出力“1”に対応してオア回路131から第6図のイン
バータ135に与えられる信号TiMによってデータレ
ジスタ100にホールドしていたピーク値データがクリ
アされる。アンド回路154の出力が1”となる8タイ
ムスロツトの間にレジスタ108(第7図)に対応する
ピーク値データのロードが完了し、該アンド回路154
の出力が0”に立下るとアンド回路157に代わってア
ンド回路161が動作可能となる。レジスタ108にロ
ードされたタッチ検出信号のピーク値データはこのアン
ド回路161を介して以後ホールドされる。こうして、
イニシャルタッチ検出データがレジスタ108にホール
ドされる。
尚、レジスタ108のデー′夕表示がAPIとITLの
2通り有る理由は、同じイニシャルタッチ検出データを
アタックピッチコントロールとイニシャルタッチレベル
コントロールの両方ニ使用するためである。APIは、
アタックピンチ初期値設定データであり、その重みはレ
ジスタ108の各ステージブロック内の上側に記されて
いる。
2通り有る理由は、同じイニシャルタッチ検出データを
アタックピッチコントロールとイニシャルタッチレベル
コントロールの両方ニ使用するためである。APIは、
アタックピンチ初期値設定データであり、その重みはレ
ジスタ108の各ステージブロック内の上側に記されて
いる。
下位3ピツトは切捨てられ、上位5ピツトが約1.2セ
ント乃至約19セントのピッチずれに対応する。ITL
は、イニシャルタッチレベル制御データである。
ント乃至約19セントのピッチずれに対応する。ITL
は、イニシャルタッチレベル制御データである。
第7図の各レジスタ101〜108に記憶されたデータ
のうちピッチコントロール関係のデータ、すなわちビブ
ラートレートデータVBR,ビブラート深さデータVB
D、アフタータッチビブラート深さデータKVBD、デ
ィレィビブラートエンベロープレートデータDVER,
ディレィビブラート開始時間データDEL、スラーレー
ト仮数部データSRM、スラーレート指数部データSR
E。
のうちピッチコントロール関係のデータ、すなわちビブ
ラートレートデータVBR,ビブラート深さデータVB
D、アフタータッチビブラート深さデータKVBD、デ
ィレィビブラートエンベロープレートデータDVER,
ディレィビブラート開始時間データDEL、スラーレー
ト仮数部データSRM、スラーレート指数部データSR
E。
アタックピッチ初期値設定データAPIは効果付与回路
20(第12図の部分)に供給される。レベルコントロ
ール関係のデータ、すなわちアフタータッチレベル制御
データATL、サステインレートデータSTR,イニシ
ャルタッチレベル制御データITLは楽音信号発生部2
1(第2図)に供給される。
20(第12図の部分)に供給される。レベルコントロ
ール関係のデータ、すなわちアフタータッチレベル制御
データATL、サステインレートデータSTR,イニシ
ャルタッチレベル制御データITLは楽音信号発生部2
1(第2図)に供給される。
効果付与回路の説明
図示の都合上、効果付与回路20の詳細例は3つの部分
に分けて第12図、第13図、第14図に示されている
。各図は第2図の回路20のブロック中に示されたよう
に結合する。効果付与回路20では、アタックピッチコ
ントロール、ディレィビブラート、アフタータッチビブ
ラート、及びノーマルビブラートのための変調信号を夫
々形成する処理、及びスラー効果のために単音モードの
押圧鍵キーコードMKCを変調する処理、を実行する。
に分けて第12図、第13図、第14図に示されている
。各図は第2図の回路20のブロック中に示されたよう
に結合する。効果付与回路20では、アタックピッチコ
ントロール、ディレィビブラート、アフタータッチビブ
ラート、及びノーマルビブラートのための変調信号を夫
々形成する処理、及びスラー効果のために単音モードの
押圧鍵キーコードMKCを変調する処理、を実行する。
まず、アタックピッチ及びビブラートのための変調信号
を形成する部分について説明する。
を形成する部分について説明する。
効果付与回路20は、第13図に示す4つの演算器CU
L1 、CUL2 、CUL3 、CUL4を含んでい
る。各演算器CUL1〜CUL4は、システムクロック
パルスφ1.φ2によってシフト制御される16ステー
ジ/1ビツトの直列シフトレジスタ162,163,1
64,165と、1ピツト分の全加算器166.167
.168,169と、演算及び記憶動作制御用の論理回
路170〜196(アンド回路)、197〜204(オ
ア回路)とを夫々具えており、シリアル演算を行なう。
L1 、CUL2 、CUL3 、CUL4を含んでい
る。各演算器CUL1〜CUL4は、システムクロック
パルスφ1.φ2によってシフト制御される16ステー
ジ/1ビツトの直列シフトレジスタ162,163,1
64,165と、1ピツト分の全加算器166.167
.168,169と、演算及び記憶動作制御用の論理回
路170〜196(アンド回路)、197〜204(オ
ア回路)とを夫々具えており、シリアル演算を行なう。
演算器CUL2は変調信号の瞬時値を示すデータVAL
を求めるものである。演算器CUL1は変調信号の周波
数を示すデータを繰返し演算して演算器CUL2におけ
る演算タイミングを示す信号を発生するものである。演
算器CULIは変調信号のエンベロープ(深さ)の瞬時
値を示すデータENVを求めるものである。このデータ
ENVを所定ビットシフトして変調信号の変化幅を示す
微小値△ENVとして利用する。演算器CUL2におい
て、この変化幅ΔENVを演算器CULIからのタイミ
ング信号に応じて繰返し演算することにより変調信号の
瞬時値を示すデータVALを求める。演算器CUL4は
、後述するように多目的に使用される。
を求めるものである。演算器CUL1は変調信号の周波
数を示すデータを繰返し演算して演算器CUL2におけ
る演算タイミングを示す信号を発生するものである。演
算器CULIは変調信号のエンベロープ(深さ)の瞬時
値を示すデータENVを求めるものである。このデータ
ENVを所定ビットシフトして変調信号の変化幅を示す
微小値△ENVとして利用する。演算器CUL2におい
て、この変化幅ΔENVを演算器CULIからのタイミ
ング信号に応じて繰返し演算することにより変調信号の
瞬時値を示すデータVALを求める。演算器CUL4は
、後述するように多目的に使用される。
第15図(a)は、アタックピッチ、ディレィビブラー
ト、ノーマルビブラートにおける変調信号及びそのエン
ベロープ(深さ)の−例を示すものである。この図を参
照して変調信号の形成法の概略を説明する。第15図(
a)の横軸は時間、たて軸は正規周波数(θセント)か
らのピッチずれをセント値によって示す。
ト、ノーマルビブラートにおける変調信号及びそのエン
ベロープ(深さ)の−例を示すものである。この図を参
照して変調信号の形成法の概略を説明する。第15図(
a)の横軸は時間、たて軸は正規周波数(θセント)か
らのピッチずれをセント値によって示す。
アタックピッチの初期値は負の値(正規周波数の低音側
のピッチずれ)[−APiSJである。このアタックピ
ッチ初期値の絶対値[APisJは、レジスタ108(
第7図)から与えられるアタックピッチ初期値設定デー
タAPIにROM22 (第2図)から考えられる音色
に対応したアタックピッチ初期値係数APSを乗算した
ものである。
のピッチずれ)[−APiSJである。このアタックピ
ッチ初期値の絶対値[APisJは、レジスタ108(
第7図)から与えられるアタックピッチ初期値設定デー
タAPIにROM22 (第2図)から考えられる音色
に対応したアタックピッチ初期値係数APSを乗算した
ものである。
前述の通シ、データAPIは鍵のイニシャルタッチに対
応したものであるので、アタックピッチ初期値APiS
はイニシャルタッチに応じて制御されることになる。゛
アタックピッチにおけるエンベロープの初期値もアタッ
クピッチ初期値APiSと同じである。演算器CLrL
3(第13図)にエンベロープ瞬時値ENVの初期値と
してAPiSをプリセットし、以後、この初期値APi
Sを下位桁にnビットシフ) (2−”倍)した微小値
△APiSを、ROM22 (第2図)から与えられる
音色に対応したアタックピッチエンベロープレートデー
タAPERに応じた時間間隔で繰返し減算することによ
り、徐々に減衰するエンベロープの瞬時値ENVが求め
られる。演算器CUL4で上記エンベロープレートデー
タAPERを規則的にアキュムレートし、その最上位ビ
ットからのキャリイアウド信号の発生タイミングによっ
て演算器CUL3における上記減算の繰返し時間間隔を
定める。△APiSはイニシャルタッチに対応したもの
であるので、アタックピッチのエンベロープもイニシャ
ルタッチに応じて制御されることになる。一方、演算器
CUL2では、変調信号瞬時値VALの初期値として「
−、ApisJをプリセットし、エンベロープ瞬時値E
NVを下位桁にnビットシフト(2−0倍)した微小値
△ENVを1.ROM22(第2図)から与えられる音
色に対応したアタックピッチレートデータAPRに応じ
た時間間隔で繰返し加算もしくは減算することにより、
変調信号の瞬時値VALを求める。V 、A Lの初期
値は負の値「−APiSJであるので、初めは加算を行
ない、VALを徐々に大きくする。値VALが値ENV
に達したとき減算に切換える。以後、加算と減算を交互
に行ない、エンベロープ値ENVの範囲内で値VALが
繰返し折返すようにする。演算器CULlで上記レート
データAPRを規則的にアキュムレートし、その最上位
ビットからのキャリイアウド信号の発生タイミングによ
って演算器CUL2における上記加算または減算の時間
間隔を定める。エンベロープ値ENVがθセントになっ
たときアタックピッチコントロールが終了する。
応したものであるので、アタックピッチ初期値APiS
はイニシャルタッチに応じて制御されることになる。゛
アタックピッチにおけるエンベロープの初期値もアタッ
クピッチ初期値APiSと同じである。演算器CLrL
3(第13図)にエンベロープ瞬時値ENVの初期値と
してAPiSをプリセットし、以後、この初期値APi
Sを下位桁にnビットシフ) (2−”倍)した微小値
△APiSを、ROM22 (第2図)から与えられる
音色に対応したアタックピッチエンベロープレートデー
タAPERに応じた時間間隔で繰返し減算することによ
り、徐々に減衰するエンベロープの瞬時値ENVが求め
られる。演算器CUL4で上記エンベロープレートデー
タAPERを規則的にアキュムレートし、その最上位ビ
ットからのキャリイアウド信号の発生タイミングによっ
て演算器CUL3における上記減算の繰返し時間間隔を
定める。△APiSはイニシャルタッチに対応したもの
であるので、アタックピッチのエンベロープもイニシャ
ルタッチに応じて制御されることになる。一方、演算器
CUL2では、変調信号瞬時値VALの初期値として「
−、ApisJをプリセットし、エンベロープ瞬時値E
NVを下位桁にnビットシフト(2−0倍)した微小値
△ENVを1.ROM22(第2図)から与えられる音
色に対応したアタックピッチレートデータAPRに応じ
た時間間隔で繰返し加算もしくは減算することにより、
変調信号の瞬時値VALを求める。V 、A Lの初期
値は負の値「−APiSJであるので、初めは加算を行
ない、VALを徐々に大きくする。値VALが値ENV
に達したとき減算に切換える。以後、加算と減算を交互
に行ない、エンベロープ値ENVの範囲内で値VALが
繰返し折返すようにする。演算器CULlで上記レート
データAPRを規則的にアキュムレートし、その最上位
ビットからのキャリイアウド信号の発生タイミングによ
って演算器CUL2における上記加算または減算の時間
間隔を定める。エンベロープ値ENVがθセントになっ
たときアタックピッチコントロールが終了する。
アタックピッチあるいはスラーが終了したとき演算器C
UL4でディレィビブラート開始までの時間がカウント
される。このカウント時間が、レジスタ104(第7図
)に記憶されたディレィビブラート開始時間DELに一
致すると、ディレィビブラートが開始する。
UL4でディレィビブラート開始までの時間がカウント
される。このカウント時間が、レジスタ104(第7図
)に記憶されたディレィビブラート開始時間DELに一
致すると、ディレィビブラートが開始する。
ディレィビブラートにおけるエンベロープ(深さ)は0
セントから始まり、レジスタ102(第7図)から与え
られるビブラート深さデータVBDに対応するセント値
まで徐々に増大する。演算器CUL3では、深さデータ
VBDを下位桁にnビットシフトした微小値△VBDを
、レジスタ104(第7図)から与えられるディレィビ
ブラートエンベロープレートデータDVERに応じた時
間間隔で繰返し加算することにより、徐々に増大するエ
ンベロープ瞬時値ENVを求める。上記エンベロープレ
ートデータDvERに対応する値が演算器CUL4でア
キュムレートされ、そのキャリイアウド信号によって演
算器CUL3における計算時間間隔が設定される。一方
、演算器CUL2では、エンベロープ瞬時値ENVをシ
フトした微小値△ENVを、レジスタ101(第7図)
から与えられるビブラートレートデータVBRに応じた
時間間隔で繰返し加算または減算することにより、変調
信号の瞬時値VALを求める。上記レートデ−タVBR
は演算器CUL 1でアキュムレートされ、そのキャリ
イアウド信号によって演算器CUL2における計算時間
間隔が設定される。
セントから始まり、レジスタ102(第7図)から与え
られるビブラート深さデータVBDに対応するセント値
まで徐々に増大する。演算器CUL3では、深さデータ
VBDを下位桁にnビットシフトした微小値△VBDを
、レジスタ104(第7図)から与えられるディレィビ
ブラートエンベロープレートデータDVERに応じた時
間間隔で繰返し加算することにより、徐々に増大するエ
ンベロープ瞬時値ENVを求める。上記エンベロープレ
ートデータDvERに対応する値が演算器CUL4でア
キュムレートされ、そのキャリイアウド信号によって演
算器CUL3における計算時間間隔が設定される。一方
、演算器CUL2では、エンベロープ瞬時値ENVをシ
フトした微小値△ENVを、レジスタ101(第7図)
から与えられるビブラートレートデータVBRに応じた
時間間隔で繰返し加算または減算することにより、変調
信号の瞬時値VALを求める。上記レートデ−タVBR
は演算器CUL 1でアキュムレートされ、そのキャリ
イアウド信号によって演算器CUL2における計算時間
間隔が設定される。
演算器CUL3のエンベロープ瞬時値ENVが深さデー
タVBDに対応するセント値に達するとディレィビブラ
ートが終了し、ノーマルビブラートに移行する。ノーマ
ルビブラートにおいては、演算器CUL3で深さデータ
viDに対応する一定のエンベロープ値ENVを保持し
、演算器CUL1.CUL2では上述のディレィビブラ
ートのときと同じ処理を行なう。第15図(a)には示
してないが、アフタータッチビブラートにおいては、演
算器CUL3のエンベロープ値ENVをレジスタ103
(第7図)から与えられるアフタータッチビブラート深
さデータKVBDに対応する値とし、ディレィビブラー
トあるいはノーマルビブラートのときと同じように演算
器CUL1.CUL2を動作させる。尚、この実施例で
は、ノーマルビブラートあるいはアフタータッチビブラ
ートが奏者によって選択された場合はディレィビブラー
トはかからないようになっている。また、この実施例で
は、第15図(a)に示されているように、ディレィビ
ブラート、ノーマルビブラート及びアフタータッチビブ
ラートのときのピンチずれの深さは高音側と低音側とで
は非対称になっている。すなわち、高音側の深さVBD
に対して低音側の深さは一!−V B Dとなっている
。このような非対称の深さ設定は、自然楽器に近い、好
ましいビブラートをもたらす。
タVBDに対応するセント値に達するとディレィビブラ
ートが終了し、ノーマルビブラートに移行する。ノーマ
ルビブラートにおいては、演算器CUL3で深さデータ
viDに対応する一定のエンベロープ値ENVを保持し
、演算器CUL1.CUL2では上述のディレィビブラ
ートのときと同じ処理を行なう。第15図(a)には示
してないが、アフタータッチビブラートにおいては、演
算器CUL3のエンベロープ値ENVをレジスタ103
(第7図)から与えられるアフタータッチビブラート深
さデータKVBDに対応する値とし、ディレィビブラー
トあるいはノーマルビブラートのときと同じように演算
器CUL1.CUL2を動作させる。尚、この実施例で
は、ノーマルビブラートあるいはアフタータッチビブラ
ートが奏者によって選択された場合はディレィビブラー
トはかからないようになっている。また、この実施例で
は、第15図(a)に示されているように、ディレィビ
ブラート、ノーマルビブラート及びアフタータッチビブ
ラートのときのピンチずれの深さは高音側と低音側とで
は非対称になっている。すなわち、高音側の深さVBD
に対して低音側の深さは一!−V B Dとなっている
。このような非対称の深さ設定は、自然楽器に近い、好
ましいビブラートをもたらす。
第13図の各演算器CUL1〜CUL4において、シリ
アル演算は第1乃至第16タイムスロツトの間で行なわ
れる。各レジスター62〜165内の16ビツトのデー
タは第1乃至第16タイムスロツトの間で最下位ビット
から順番に出力される。各ビットのシリアル演算結果は
第1乃至第16タイムスロツトの間で加算器166〜1
69から出力され、各レジスター62〜165に取り込
まれる。こうしてレジスター62〜165内のデータは
16タイムスロツト毎に循環する。第16り、。
アル演算は第1乃至第16タイムスロツトの間で行なわ
れる。各レジスター62〜165内の16ビツトのデー
タは第1乃至第16タイムスロツトの間で最下位ビット
から順番に出力される。各ビットのシリアル演算結果は
第1乃至第16タイムスロツトの間で加算器166〜1
69から出力され、各レジスター62〜165に取り込
まれる。こうしてレジスター62〜165内のデータは
16タイムスロツト毎に循環する。第16り、。
イムスロットにおける最上位ビットの演算によるキャリ
イアウド信号が第17タイムスロツトにあられれる最下
位ビットデータに加算されないようにするために、加算
器166〜169のキャリイアウド出力C6+1を入力
Ciに与えるためのアンド回路170,175,183
.191に信号17y32が加えられる。この信号17
y32は信号17y32の反転信号であシ、第17タイ
ムスロツトで0”、それ以外のタイムスロットで1”で
ある。
イアウド信号が第17タイムスロツトにあられれる最下
位ビットデータに加算されないようにするために、加算
器166〜169のキャリイアウド出力C6+1を入力
Ciに与えるためのアンド回路170,175,183
.191に信号17y32が加えられる。この信号17
y32は信号17y32の反転信号であシ、第17タイ
ムスロツトで0”、それ以外のタイムスロットで1”で
ある。
第13図において、各シフトレジスタ162〜165の
各ステージ内に記された数字は、第1タイムスロツト及
び第17タイムスロツトのときの各ステージ内のデータ
の重みを示すものである。
各ステージ内に記された数字は、第1タイムスロツト及
び第17タイムスロツトのときの各ステージ内のデータ
の重みを示すものである。
夫々の重み表示の単位は、レジスタ162が「H2」、
166及び164が「セント」、165の上側が「H2
」、下側がjmsJである。レジスタ162の上側の重
み表示は、演算器CUL1をアタックピッチレートデー
タAPRのアキュムレートに用いるときの重みを示す。
166及び164が「セント」、165の上側が「H2
」、下側がjmsJである。レジスタ162の上側の重
み表示は、演算器CUL1をアタックピッチレートデー
タAPRのアキュムレートに用いるときの重みを示す。
例えば第7ステージの「1」はIF5の重みを示す。レ
ジスタ162の下側の重み表示は、演算器CUL1をビ
ブラートレートデータVBHのアキュムレートに用いる
ときの重みを示す。例えば第7ステージのr4/3Jは
4/3H2を示す。アタックピッチのときとビブラート
のときとで重みが異なる理由は、ビブラートのときは前
述の非対称形の深さ設定を行なうためである。レジスタ
165の上側の重み表示は演算器CUL4をエンベロー
プレートデータAPER,DVER(更に5LR)のア
キュムレートに用いるときの重みを示す。下側の重み表
示は演算器CUL4t−ディレィビブラート開始時間の
カウントに用いるときの重みを示す。レジスタ163の
第1ステージの「S」はサインビットを示す。変調信号
の瞬時値VALは負の値にもなるので、正負を区別する
ためにサインビットSが存在する。尚、負の値は2の補
数で表わされる。次に各制御の詳(1) アタックヒ
ツチコントロール第13図の各演算器CULI〜CUL
4の動作を制御するために第14図に遅延フリップフロ
ップ222〜227が設けられている。これらの7リツ
プフロツプ222〜227は、信号IT8(第5図)の
タイミングで入力信号を取り込み1?T24(第5図]
のタイミングで出力状態を切換えるものである。これら
のフリップフロップのうち、222゜223及び225
がアタックピッチコントロールのときに動作する。
ジスタ162の下側の重み表示は、演算器CUL1をビ
ブラートレートデータVBHのアキュムレートに用いる
ときの重みを示す。例えば第7ステージのr4/3Jは
4/3H2を示す。アタックピッチのときとビブラート
のときとで重みが異なる理由は、ビブラートのときは前
述の非対称形の深さ設定を行なうためである。レジスタ
165の上側の重み表示は演算器CUL4をエンベロー
プレートデータAPER,DVER(更に5LR)のア
キュムレートに用いるときの重みを示す。下側の重み表
示は演算器CUL4t−ディレィビブラート開始時間の
カウントに用いるときの重みを示す。レジスタ163の
第1ステージの「S」はサインビットを示す。変調信号
の瞬時値VALは負の値にもなるので、正負を区別する
ためにサインビットSが存在する。尚、負の値は2の補
数で表わされる。次に各制御の詳(1) アタックヒ
ツチコントロール第13図の各演算器CULI〜CUL
4の動作を制御するために第14図に遅延フリップフロ
ップ222〜227が設けられている。これらの7リツ
プフロツプ222〜227は、信号IT8(第5図)の
タイミングで入力信号を取り込み1?T24(第5図]
のタイミングで出力状態を切換えるものである。これら
のフリップフロップのうち、222゜223及び225
がアタックピッチコントロールのときに動作する。
前述の通り、アタックピッチコントロールを行なうべき
条件が成立したとき、イニシャルセンシング信号Isの
立下りに対応してアタックピッチスタート信号ASが単
音キーアサイナ14A(第4図)から出力される。この
アタックピッチスタート信号Asは第14図のアンド回
路211に加わると共にインバータ214で反転される
。インバータ214の出力はアンド回路205〜209
゜212に加わる。第16図に示すように、イニシャル
センシング信号I S nflE 161 イA スa
y トで立下り、アタックピッチスタート信号ASは
その直後の第17タイムスロツトから次の第16タイム
スロツトまでの32タイムスロツトの間”1”となる。
条件が成立したとき、イニシャルセンシング信号Isの
立下りに対応してアタックピッチスタート信号ASが単
音キーアサイナ14A(第4図)から出力される。この
アタックピッチスタート信号Asは第14図のアンド回
路211に加わると共にインバータ214で反転される
。インバータ214の出力はアンド回路205〜209
゜212に加わる。第16図に示すように、イニシャル
センシング信号I S nflE 161 イA スa
y トで立下り、アタックピッチスタート信号ASは
その直後の第17タイムスロツトから次の第16タイム
スロツトまでの32タイムスロツトの間”1”となる。
信号Asに対応してアンド回路211の出力が”l”と
なり、オア回路1,4.6及び7に与えられる。オア回
路4の出力はフリップフロップ225に与えられる。信
号ASが立上ったときから32タイムスロツト後に7リ
ングフロツプ225の出力がl”に立上り、以後、アン
ド回路210及びオア回路4を介して自己保持される。
なり、オア回路1,4.6及び7に与えられる。オア回
路4の出力はフリップフロップ225に与えられる。信
号ASが立上ったときから32タイムスロツト後に7リ
ングフロツプ225の出力がl”に立上り、以後、アン
ド回路210及びオア回路4を介して自己保持される。
このフリップフロップ225の状態ff1APQなる符
号で示す。オア回路4の出力がAPQ信号に相当する。
号で示す。オア回路4の出力がAPQ信号に相当する。
APQ信号が“1“のとき、効果付与回路20(第12
〜14図)内の各回路に対してアタックピッチコントロ
ールを実行するよう指示する。
〜14図)内の各回路に対してアタックピッチコントロ
ールを実行するよう指示する。
オア回路1の出力はフリップフロップ222で32タイ
ムスロツト遅延され、USET (アップセット)信号
として出力される。オア回路7の出力はインバータ22
8で反転されてSET信号として利用されると共に、遅
延ノリツブフロップ223で32タイムスロツト遅延さ
れ不。このフリップフロップ223の出力はインバータ
229で反転され、5ETD信号として利用される。ま
た、アンド回路211の出力はAPSET信号として利
用される。
ムスロツト遅延され、USET (アップセット)信号
として出力される。オア回路7の出力はインバータ22
8で反転されてSET信号として利用されると共に、遅
延ノリツブフロップ223で32タイムスロツト遅延さ
れ不。このフリップフロップ223の出力はインバータ
229で反転され、5ETD信号として利用される。ま
た、アンド回路211の出力はAPSET信号として利
用される。
従って、アタックピッチスタート信号Asにもとづいて
発生される各信号A P Q、 USET、〒、5ET
D、APSETの状態は第16図のようになる。
発生される各信号A P Q、 USET、〒、5ET
D、APSETの状態は第16図のようになる。
また、第15図(b)には上記各信号の状態を第15図
(a)のタイムスケールに合わせて示したものが示され
ている。
(a)のタイムスケールに合わせて示したものが示され
ている。
SET信号は第13図のアンド回路174,177〜1
80,182,184〜187,190.196に加え
られ、各演算器CUL1〜CUL4の古いデータをクリ
アする。USET信号は第13図のオア回路230を介
して遅延フリップフロック231に加えられる。このフ
リップフロップ231は第14図のフリップフロップ2
22〜227と同様に信号IT8,17T24によって
制御される。
80,182,184〜187,190.196に加え
られ、各演算器CUL1〜CUL4の古いデータをクリ
アする。USET信号は第13図のオア回路230を介
して遅延フリップフロック231に加えられる。このフ
リップフロップ231は第14図のフリップフロップ2
22〜227と同様に信号IT8,17T24によって
制御される。
このフリップフロップ231の内容はアンド回路262
または236を介して自己保持される。初めはアンド回
路262が動作可能となっており、USET信号によっ
てフリップフロップ261に取り込まれた“1#が該フ
リップフロップ231で自己保持される。このフリップ
70ツブ231で保持している信号UPQは演算器CU
L2の加減算方向を指示するものであり、UPQが“1
″のときはアンプカウント(Ulを指示し、”0″のと
きはダウンカウント(D”)t−指示する。
または236を介して自己保持される。初めはアンド回
路262が動作可能となっており、USET信号によっ
てフリップフロップ261に取り込まれた“1#が該フ
リップフロップ231で自己保持される。このフリップ
70ツブ231で保持している信号UPQは演算器CU
L2の加減算方向を指示するものであり、UPQが“1
″のときはアンプカウント(Ulを指示し、”0″のと
きはダウンカウント(D”)t−指示する。
5ETD信号は第13図における比較器C0M1の出力
用アンド回路234,235及び第14図における比較
器C0M2の出力用アンド回路236゜237に入力さ
れる。第14図の各フリップフロップ224〜227の
状態切換えが比較器COMI。
用アンド回路234,235及び第14図における比較
器C0M2の出力用アンド回路236゜237に入力さ
れる。第14図の各フリップフロップ224〜227の
状態切換えが比較器COMI。
C0M2によって制御されるようになっているため、こ
れらの7リツプフロツグ224〜227に“1#をセッ
トしたばかりのときは比較出力を禁止するためである。
れらの7リツプフロツグ224〜227に“1#をセッ
トしたばかりのときは比較出力を禁止するためである。
APQ信号は第14図のアンド回路240.244及び
第13図のアンド回路171,184,185゜186
,194,217に与えられる。アタックピッチの場合
は、このAPQ信号が入力されたこれらのアンド回路に
よって演算器CUL1〜CUL4及び比較器C0M1.
C0M2が制御される。
第13図のアンド回路171,184,185゜186
,194,217に与えられる。アタックピッチの場合
は、このAPQ信号が入力されたこれらのアンド回路に
よって演算器CUL1〜CUL4及び比較器C0M1.
C0M2が制御される。
APSET信号は第13図のアンド回路176゜181
.188に入力される。このAPSET信号は演算器C
UL2及びCUL3にアタックピッチ初期値をロードす
るだめのものである。尚、第14図のオア回路6にはア
ンド回路205〜213の出力がすべて入力されており
、アタックピッチあるいはディレィビブラートあるいは
スラーの処理をしている間は常に°l“を出力する。と
のオア回路6の出力信号AN¥Qが第13図のアンド回
路190に入力されており、演算器CUL3における時
間的に変化するデータENVの演算を可能にしている。
.188に入力される。このAPSET信号は演算器C
UL2及びCUL3にアタックピッチ初期値をロードす
るだめのものである。尚、第14図のオア回路6にはア
ンド回路205〜213の出力がすべて入力されており
、アタックピッチあるいはディレィビブラートあるいは
スラーの処理をしている間は常に°l“を出力する。と
のオア回路6の出力信号AN¥Qが第13図のアンド回
路190に入力されており、演算器CUL3における時
間的に変化するデータENVの演算を可能にしている。
前述の通り、第7図のレジスタ108では、イニシャル
センシング信号Isの立下り直後の第25乃至第32タ
イムスロツトの間でイニシャルタッチ検出データをロー
ドする。このレジスタ108め一5ステージ目からアタ
ックピッチ初期値設定データAPIがとり出され、第1
2図のアンド回路248に与えられる。信号IT5y8
のタイミングでアンド回路248を可能にすることによ
り1.2セント乃至19セントの重みの5ビツト(第7
図108参照)だけを選択する。このデータAPIを2
段の遅延フリップフロップ249で2タイムスロツト遅
延したものをアンド回路250に入力し、lタイムスロ
ット遅延したものをアンド回路251に入力し、遅延し
ていないものをアンド回路252に入力する。ROM2
2(第2図)から与えられる係数データAPSは2ピツ
)APS□。
センシング信号Isの立下り直後の第25乃至第32タ
イムスロツトの間でイニシャルタッチ検出データをロー
ドする。このレジスタ108め一5ステージ目からアタ
ックピッチ初期値設定データAPIがとり出され、第1
2図のアンド回路248に与えられる。信号IT5y8
のタイミングでアンド回路248を可能にすることによ
り1.2セント乃至19セントの重みの5ビツト(第7
図108参照)だけを選択する。このデータAPIを2
段の遅延フリップフロップ249で2タイムスロツト遅
延したものをアンド回路250に入力し、lタイムスロ
ット遅延したものをアンド回路251に入力し、遅延し
ていないものをアンド回路252に入力する。ROM2
2(第2図)から与えられる係数データAPSは2ピツ
)APS□。
APS2であり、これを第17タイムスロントに同期し
てラッチ回路256にラッチする。ラッチ回路253の
2ピツト出力はその値“11”または°10″または”
O1″をデコードする形式で各アンド回路250〜ジ5
2に与えられ、3通りの状態のデータAPIのいずれか
を選択する。こうして、データAPIが係数データAP
S1.APS2に応じてシフトされ、オア回路254を
介してアタックピッチ初期値データAptsが得られる
。
てラッチ回路256にラッチする。ラッチ回路253の
2ピツト出力はその値“11”または°10″または”
O1″をデコードする形式で各アンド回路250〜ジ5
2に与えられ、3通りの状態のデータAPIのいずれか
を選択する。こうして、データAPIが係数データAP
S1.APS2に応じてシフトされ、オア回路254を
介してアタックピッチ初期値データAptsが得られる
。
このデータAPiSは第16図に示すように例えハ第1
乃至第8タイムスロツトの間では第1乃至第7タイム
スロツトの間の7タイムスロツトにおいて有効値があら
れれる。前述の通り、係数データAPS (APS、、
APS2)は音色に対応するものである。従って、デー
タAPIをAPSによってスケーリングすることにより
アタックピッチコントロールのかかり具合が選択された
音色に応じて制御されることになる。もしアタックピッ
チを付与しない音色が選択された場合はAPS、、AP
S2が°00″であり、アンド回路250.251.2
52がすべて不能化され、初期値データAPiSはオー
ル゛O”となり、アタックピッチが禁止される。
乃至第8タイムスロツトの間では第1乃至第7タイム
スロツトの間の7タイムスロツトにおいて有効値があら
れれる。前述の通り、係数データAPS (APS、、
APS2)は音色に対応するものである。従って、デー
タAPIをAPSによってスケーリングすることにより
アタックピッチコントロールのかかり具合が選択された
音色に応じて制御されることになる。もしアタックピッ
チを付与しない音色が選択された場合はAPS、、AP
S2が°00″であり、アンド回路250.251.2
52がすべて不能化され、初期値データAPiSはオー
ル゛O”となり、アタックピッチが禁止される。
初期値データAPiSは第13図のアンド回路188に
与えられると共に、インノ(−夕255で反転されてア
ンド回路181及び185に入力される。アンド回路1
88はAPSET信号発生時に信号9T16 (第5図
)のタイミングでデータAPiSを通過し、−オア回路
203及び加算器168の入力Bを介して7フトレジス
タ164にロードする。
与えられると共に、インノ(−夕255で反転されてア
ンド回路181及び185に入力される。アンド回路1
88はAPSET信号発生時に信号9T16 (第5図
)のタイミングでデータAPiSを通過し、−オア回路
203及び加算器168の入力Bを介して7フトレジス
タ164にロードする。
従って、第17タイムスロツトにおけるレジスタ164
の各ステージの重みは図のようになる。
の各ステージの重みは図のようになる。
APSET信号が立下るのと入れ替わりにSET信号が
立上り、アンド回路190を介してレジスタ164の初
期値APiSがホールドされる。こうして、エンベロー
プ瞬時値データENVとしてアタックピッチ初期値AP
iSが演算器CUL3(レジスタ164)にプリセット
される。
立上り、アンド回路190を介してレジスタ164の初
期値APiSがホールドされる。こうして、エンベロー
プ瞬時値データENVとしてアタックピッチ初期値AP
iSが演算器CUL3(レジスタ164)にプリセット
される。
アンド回路181はAPSET信号発生時に信号9T1
6のタイミングで反転データAPiSを通過し、オア回
路200を介して加算器167の入力Bに与える。AP
SET信号発生時は、信号9y32のタイミングでアン
ド回路176から“1″が出力され、オア回路198を
介して加算器167の入力Ciに与えられる。信号9y
32は、信号9T16のタイミングで選択される反転デ
ータAPiSの最下位ビットのタイミングを示しており
、加算器167ではr!L転ブータAPiSにlIJ’
i刀n算してt初期値データAPiSの2の補数を求め
る演算を行なう。こうして2の補数で表わされた負の初
期値データr−APiSJが変調信号瞬時値VALとし
て演算器CUL2 (レジスタ163]にプリセットさ
れる。
6のタイミングで反転データAPiSを通過し、オア回
路200を介して加算器167の入力Bに与える。AP
SET信号発生時は、信号9y32のタイミングでアン
ド回路176から“1″が出力され、オア回路198を
介して加算器167の入力Ciに与えられる。信号9y
32は、信号9T16のタイミングで選択される反転デ
ータAPiSの最下位ビットのタイミングを示しており
、加算器167ではr!L転ブータAPiSにlIJ’
i刀n算してt初期値データAPiSの2の補数を求め
る演算を行なう。こうして2の補数で表わされた負の初
期値データr−APiSJが変調信号瞬時値VALとし
て演算器CUL2 (レジスタ163]にプリセットさ
れる。
演算器CUL4では、ROM22(第2図)から与えら
れるアタックピッチエンベロープレートデータAPER
がアンド回路194に入力される。
れるアタックピッチエンベロープレートデータAPER
がアンド回路194に入力される。
このデータAPERは第17タイムスロツト乃至′i1
6タイムスロツトのシリアル演算lサイクルに同期して
シリアルに与えられるものとする。
6タイムスロツトのシリアル演算lサイクルに同期して
シリアルに与えられるものとする。
APQ信号の発生中は、このデータAPERがアンド回
路194、オア回路204を介して加算器゛ 169の
入力Aに繰返し与えられる。また、加算器169の出力
Sを16タイムスロツト遅延させたシフトレジスタ16
5の出力ERDTがSET信号の発生中は常にアンド回
路196を介して加算器169の入力Bに与えられる。
路194、オア回路204を介して加算器゛ 169の
入力Aに繰返し与えられる。また、加算器169の出力
Sを16タイムスロツト遅延させたシフトレジスタ16
5の出力ERDTがSET信号の発生中は常にアンド回
路196を介して加算器169の入力Bに与えられる。
従って、データAPERが演算器CUL4で繰返し加算
される。
される。
16ビツトの演算器CUL4のモジュロ数は216であ
り、216/A、PER回の加算が行なわれる毎に最上
位ビットからキャリイアウド信号が発生する。
り、216/A、PER回の加算が行なわれる毎に最上
位ビットからキャリイアウド信号が発生する。
加算器169のキャリイアウド出力C6+1はラッチ回
路256に入力される。ラッチ回路256は信号17y
32Sによってラッチ制御される。最上位ビットの演算
タイミングは第16タイムスロツトであるため、・最上
位ビットのキャリイアウド信号はlタイムスロット遅れ
の第17タイムスロツトで出力C6+lから出力される
。従って、第17タイムスロツトで発生する信号17
y 32 Sによってラッチ制御することにより、ラッ
チ回路256では演算器CUL4の最上位ビットのキャ
リイアウド信号が32タイムスロツトの間保持される。
路256に入力される。ラッチ回路256は信号17y
32Sによってラッチ制御される。最上位ビットの演算
タイミングは第16タイムスロツトであるため、・最上
位ビットのキャリイアウド信号はlタイムスロット遅れ
の第17タイムスロツトで出力C6+lから出力される
。従って、第17タイムスロツトで発生する信号17
y 32 Sによってラッチ制御することにより、ラッ
チ回路256では演算器CUL4の最上位ビットのキャ
リイアウド信号が32タイムスロツトの間保持される。
尚、演算器CUL1〜CUL4のシリアル演算タイミン
グは第17図(a)のようになっている。各レジスタ1
62〜165にストアされる16ビツトデータの最下位
ピッ、)(LSB)から最上位ピッ)(MSB)までの
シリアル演算が第1乃至第16タイムスロツトで順次行
なわれる。次の第17乃至第32タイムスロツトでは演
算は行なわれず、演算結果が循環保持される。信号9T
16のタイミングで選択された前述の初期値r−APi
SJ、rAPisJは、第17図世)に示すように第9
乃至第16タイムスbツトにおいて上位8ビツトの重み
で各演算器CUL2.CUL!tにロードされたことに
なる。
グは第17図(a)のようになっている。各レジスタ1
62〜165にストアされる16ビツトデータの最下位
ピッ、)(LSB)から最上位ピッ)(MSB)までの
シリアル演算が第1乃至第16タイムスロツトで順次行
なわれる。次の第17乃至第32タイムスロツトでは演
算は行なわれず、演算結果が循環保持される。信号9T
16のタイミングで選択された前述の初期値r−APi
SJ、rAPisJは、第17図世)に示すように第9
乃至第16タイムスbツトにおいて上位8ビツトの重み
で各演算器CUL2.CUL!tにロードされたことに
なる。
ラッチ回路256で32タイムスロツト幅に拡大された
キャリイアウド信号は演算器CUL3のアンド回路18
4,185,186に入力される。
キャリイアウド信号は演算器CUL3のアンド回路18
4,185,186に入力される。
これらのアンド回路184,185,186はAPQ信
号及びSET信号によって可能化されている。アンド回
路185はインバータ255から与えられるアタックピ
ッチ初期値APiSの反転データAP i Sを信号I
T8のタイミングで選択し、オア回路202を介して加
算器168の入力Aに与える(第17図(e)参照)。
号及びSET信号によって可能化されている。アンド回
路185はインバータ255から与えられるアタックピ
ッチ初期値APiSの反転データAP i Sを信号I
T8のタイミングで選択し、オア回路202を介して加
算器168の入力Aに与える(第17図(e)参照)。
アンド回路184は信号1y32のタイミングでオア回
路201を介して加算器168の入力Ciに°l″を与
える(第17図(C)参照)。その結果、信号IT8の
タイミングで選択した反転データAPiSの最下位ビッ
ト(第1タイムスロッ−トのタイミング)に1が加算さ
れ、APiSの2の補数すなわち−APiSが求まる(
第17図(e)参照)。アンド回路186は信号9T1
6のタイミングでオア回路202を介して加算器168
の入力Aに”1″を与える(第17図(C))。その結
果、第1乃至第8タイムスロツトのr−APiSJに対
して第9乃至第16タイムスロツトでオール11#が追
加され、APiSを8ビツト下位にシフトした(2−8
倍した)微小値△APiSの2の補数[−△APiSJ
が求まる。
路201を介して加算器168の入力Ciに°l″を与
える(第17図(C)参照)。その結果、信号IT8の
タイミングで選択した反転データAPiSの最下位ビッ
ト(第1タイムスロッ−トのタイミング)に1が加算さ
れ、APiSの2の補数すなわち−APiSが求まる(
第17図(e)参照)。アンド回路186は信号9T1
6のタイミングでオア回路202を介して加算器168
の入力Aに”1″を与える(第17図(C))。その結
果、第1乃至第8タイムスロツトのr−APiSJに対
して第9乃至第16タイムスロツトでオール11#が追
加され、APiSを8ビツト下位にシフトした(2−8
倍した)微小値△APiSの2の補数[−△APiSJ
が求まる。
アンド回路190、オア回路206及び加算器168の
入力Bを介して循環するシフトレジスタ164のデータ
ENVに対して上記微小値[−ΔAPiSJが加算され
る(ΔAPiSが減算される)。
入力Bを介して循環するシフトレジスタ164のデータ
ENVに対して上記微小値[−ΔAPiSJが加算され
る(ΔAPiSが減算される)。
この加算は演算器CUL4の最上位ビットからキャリイ
アウド信号が1回発生する毎に°1回の割合いで実行さ
れる。当初、データENVとしてはアタックピッチ初期
値APiSがプリセットされる。
アウド信号が1回発生する毎に°1回の割合いで実行さ
れる。当初、データENVとしてはアタックピッチ初期
値APiSがプリセットされる。
従って、演算器CUL4のキャリイアウド信号が発生す
る毎にAPiSから△APiSを順次減算していったも
のがデータENVの現在値である。△APiSを1回減
算する時間間隔は演算mcUL4でアキュムレートする
データAPERの値に応じて定まる。前述の通り、演算
器CUL4で216/APER回の加算が行なわれる毎
にキャリイアウド信号がラッチ回路256にラッチされ
るので、演算器CUL3で△APiSを1回減算する時
間間隔はr 16#s X 2”/APERJである。
る毎にAPiSから△APiSを順次減算していったも
のがデータENVの現在値である。△APiSを1回減
算する時間間隔は演算mcUL4でアキュムレートする
データAPERの値に応じて定まる。前述の通り、演算
器CUL4で216/APER回の加算が行なわれる毎
にキャリイアウド信号がラッチ回路256にラッチされ
るので、演算器CUL3で△APiSを1回減算する時
間間隔はr 16#s X 2”/APERJである。
例えば、データAPERの値をHzで示せば、CUL4
の64(Hzl であるため、APER(Hzl回の加算が行なわれる毎
に演算器CUL4からキャリイアウド信号が発生し、Δ
APiSの計算周期はr16μ8X64 (Hz) /
APER(H2IJと表わせる。以上のようにして、第
15図(a)のアタックピッチ部分に示すように徐々に
減少するエンベロープデータENVが演算器CUL3で
求まる。
の64(Hzl であるため、APER(Hzl回の加算が行なわれる毎
に演算器CUL4からキャリイアウド信号が発生し、Δ
APiSの計算周期はr16μ8X64 (Hz) /
APER(H2IJと表わせる。以上のようにして、第
15図(a)のアタックピッチ部分に示すように徐々に
減少するエンベロープデータENVが演算器CUL3で
求まる。
一方、演算器CULIのアンド回路171にはROM2
2(第2図)からアタックピッチレートデータAPRが
与えられており、APQ信号の発生中はこのデータAP
Rが加算器166の入力Aに常に加えられる。前述のデ
ータAPERと同様に、このデータAPRも、第17乃
至第16タイムスロツトのシリアル虜算1サイクルに同
期してシリアルに与えられるものである。また、SET
゛信号の発生中は、加算器166の出力Sを16タイム
スロツト遅延したシフトレジスタ162の出力がアンド
回路174を介して加算器166の入力Bに常に与えら
れる。従って、データAPRが演算器CULIで16μ
5(32タイムスロツト)毎にアキュムレートされる。
2(第2図)からアタックピッチレートデータAPRが
与えられており、APQ信号の発生中はこのデータAP
Rが加算器166の入力Aに常に加えられる。前述のデ
ータAPERと同様に、このデータAPRも、第17乃
至第16タイムスロツトのシリアル虜算1サイクルに同
期してシリアルに与えられるものである。また、SET
゛信号の発生中は、加算器166の出力Sを16タイム
スロツト遅延したシフトレジスタ162の出力がアンド
回路174を介して加算器166の入力Bに常に与えら
れる。従って、データAPRが演算器CULIで16μ
5(32タイムスロツト)毎にアキュムレートされる。
このアキュムレートによって生じる最上位ビットのキャ
リイアウド信号は信号17y32Sのタイミングでラッ
チ回路257にラッチされ、32タイムスロツト幅に拡
張される。演算器CUL1の最上位ビットからキャリイ
アウド信号が発生する時間間隔は゛前述と同様にr 1
6μs X 216/APRJである。APRをHz表
示に置換えれば、モジュロ数216のHz表示が128
(=2 ” X −I Hzのためr16μ8 X
128(Hz)12 /APR(HzlJと表わせる。
リイアウド信号は信号17y32Sのタイミングでラッ
チ回路257にラッチされ、32タイムスロツト幅に拡
張される。演算器CUL1の最上位ビットからキャリイ
アウド信号が発生する時間間隔は゛前述と同様にr 1
6μs X 216/APRJである。APRをHz表
示に置換えれば、モジュロ数216のHz表示が128
(=2 ” X −I Hzのためr16μ8 X
128(Hz)12 /APR(HzlJと表わせる。
ラッチ回路257の出力は演算器CUL2のアンド回路
177〜180に与えられる。これらのアンド回路17
7〜180はSET信号によって可能化される。アンド
回路177〜179はダウンカウント(減算]用であシ
、UPQ信号をインバータ258で反転した信号が与え
られる。アンド回路180はアップカウント用であり、
UPQ信号が与えられる。前述の通り、初めはUSET
信号によってUPQ信号が”l″にセットされており、
アンド回路180が動作可能となっている。
177〜180に与えられる。これらのアンド回路17
7〜180はSET信号によって可能化される。アンド
回路177〜179はダウンカウント(減算]用であシ
、UPQ信号をインバータ258で反転した信号が与え
られる。アンド回路180はアップカウント用であり、
UPQ信号が与えられる。前述の通り、初めはUSET
信号によってUPQ信号が”l″にセットされており、
アンド回路180が動作可能となっている。
アンド回路180にはシフトレジスタ164の9ステー
ジ目の出力△ENVが与えられており、これを信号IT
8のタイミングで選択し、オア回路199を介して加算
器167の入力Aに与える。
ジ目の出力△ENVが与えられており、これを信号IT
8のタイミングで選択し、オア回路199を介して加算
器167の入力Aに与える。
第1タイムスロツトのときレジスタ164の各ステージ
の重みは図中に示すようになっているので、信号IT8
によって第1乃至第8タイムスロツトの間でレジスタ1
64の第9ステージの出力△ENVを選択することによ
り、データENVの8ビツト目から15ビツト目ま・で
の重みのデータを7ビツト下位にシフトしたものを選択
することができる。すなわち、第1乃至第8タイムスロ
ツトの間でアンド回路180で選択されるデータ△EN
Vは演算器C,UL3のエンベロープデータENVを7
ビツト下位にシフトした(2−7倍した)微小値である
。このシフト状態を図に示すと第17図(d)のように
なる。すなわち、演算器CUL3では第8乃至第15タ
イムスロツトのタイミングでシリアル演算される重みを
もっているデータENVの上位8ビット部分が、7タイ
ムスロツト早く取り出されることにより7ピツト下位の
第1乃至第8タイムスロツトの演算タイミングにシフト
されて微小値データ△ENVとなる。
の重みは図中に示すようになっているので、信号IT8
によって第1乃至第8タイムスロツトの間でレジスタ1
64の第9ステージの出力△ENVを選択することによ
り、データENVの8ビツト目から15ビツト目ま・で
の重みのデータを7ビツト下位にシフトしたものを選択
することができる。すなわち、第1乃至第8タイムスロ
ツトの間でアンド回路180で選択されるデータ△EN
Vは演算器C,UL3のエンベロープデータENVを7
ビツト下位にシフトした(2−7倍した)微小値である
。このシフト状態を図に示すと第17図(d)のように
なる。すなわち、演算器CUL3では第8乃至第15タ
イムスロツトのタイミングでシリアル演算される重みを
もっているデータENVの上位8ビット部分が、7タイ
ムスロツト早く取り出されることにより7ピツト下位の
第1乃至第8タイムスロツトの演算タイミングにシフト
されて微小値データ△ENVとなる。
演算器CUL2のデータVALは、アンド回路182、
オア回路200、加算器167の入力B及びシフトレジ
スタ163を介して循環しており、このデータVALに
対して上記微小値△E N Vが加算される。この加算
は演算器CULIの最上位ビットからキャリイアウド信
号が1回発生する毎に1回の割合いで行なわれる。当初
、データVALとしでは負のアタックピッチ初期値r−
APiSJがプリセットされている。従って、このr−
APiS」に対してΔENVが順次加算され、第15図
(a)のアタックピッチ部分に示すようにデータVAL
Q値が徐々に上昇する。ΔENVを繰返し演算する時間
間隔は、演算器CUL1のキャリイアウド信号の発生間
隔116μs X 2 ” 、/ A P RJであり
、レートデータAPRによって定まる。
オア回路200、加算器167の入力B及びシフトレジ
スタ163を介して循環しており、このデータVALに
対して上記微小値△E N Vが加算される。この加算
は演算器CULIの最上位ビットからキャリイアウド信
号が1回発生する毎に1回の割合いで行なわれる。当初
、データVALとしでは負のアタックピッチ初期値r−
APiSJがプリセットされている。従って、このr−
APiS」に対してΔENVが順次加算され、第15図
(a)のアタックピッチ部分に示すようにデータVAL
Q値が徐々に上昇する。ΔENVを繰返し演算する時間
間隔は、演算器CUL1のキャリイアウド信号の発生間
隔116μs X 2 ” 、/ A P RJであり
、レートデータAPRによって定まる。
データVALは信号lT16のタイミングでアンド回路
215を介して比較器C0M1の入力Aに与えられる。
215を介して比較器C0M1の入力Aに与えられる。
演算器CUL2でアップカウントを行なっているときは
、UPQ信号の°1″によってアンド回路216が可能
化される。アンド回路216は信号lT16のタイミン
グでエンベロープデータENVを選択し、オア回路22
1を介して比較器C0M1の入力Bに与える。アップカ
ウント状態において、vALがENVよりも小さいとき
、すなわち変調信号瞬時値VALがエンベロープ瞬時値
ENVに向って上昇中のとき、比較器C0M1ではrA
<BJが成立し、アンド回路235に出力゛1″が与え
られ、アンド回路264には出力”0″が与えられる。
、UPQ信号の°1″によってアンド回路216が可能
化される。アンド回路216は信号lT16のタイミン
グでエンベロープデータENVを選択し、オア回路22
1を介して比較器C0M1の入力Bに与える。アップカ
ウント状態において、vALがENVよりも小さいとき
、すなわち変調信号瞬時値VALがエンベロープ瞬時値
ENVに向って上昇中のとき、比較器C0M1ではrA
<BJが成立し、アンド回路235に出力゛1″が与え
られ、アンド回路264には出力”0″が与えられる。
尚、アンド回路234.235の他の入力に与えられる
5ETD信号は通常は”l”である。アンド回路234
の出力”θ″はインバータ259で反転され、アンド回
路232に”l”が与えられる。アップカウント状態で
は遅延フリップフロップ261の出力は“1″であり、
この出力“1″がアンド回路232、オア回路230を
介してフリップフロップ261でホールドされている。
5ETD信号は通常は”l”である。アンド回路234
の出力”θ″はインバータ259で反転され、アンド回
路232に”l”が与えられる。アップカウント状態で
は遅延フリップフロップ261の出力は“1″であり、
この出力“1″がアンド回路232、オア回路230を
介してフリップフロップ261でホールドされている。
VALがE’N Vに到達し、比較器COMIでrA>
BJが成立すると、アンド回路234から°1″が出力
され、インバータ259の出力“0”によってアンド回
路262が動作不能となる。これによりフリップフロッ
プ231がリセツトされ、UPQ信号が0”となり、演
算器CUL2がダウンカウントモードとなる。同、比較
器C0M1 (及び第14図のC0M2)は信号17
y 32に同期して出力状態が切換わるようになってい
る。
BJが成立すると、アンド回路234から°1″が出力
され、インバータ259の出力“0”によってアンド回
路262が動作不能となる。これによりフリップフロッ
プ231がリセツトされ、UPQ信号が0”となり、演
算器CUL2がダウンカウントモードとなる。同、比較
器C0M1 (及び第14図のC0M2)は信号17
y 32に同期して出力状態が切換わるようになってい
る。
ダウンカウントモードにおいては、UPQ信号を反転し
たインバータ258の出力”1″によってアンド回路1
77.178.179が動作可能となる。これらのアン
ド回路177 、 178.179は、演算器CUL2
で利用する加数△ENVを2の補数に套14変換する働
きをする。データΔENVをインバータ260で反転し
たもの(△ENV)がアンド回路179に与えられ、信
号IT8のタイミングで加算器167の入力Aに与えら
れる。
たインバータ258の出力”1″によってアンド回路1
77.178.179が動作可能となる。これらのアン
ド回路177 、 178.179は、演算器CUL2
で利用する加数△ENVを2の補数に套14変換する働
きをする。データΔENVをインバータ260で反転し
たもの(△ENV)がアンド回路179に与えられ、信
号IT8のタイミングで加算器167の入力Aに与えら
れる。
信号IT8は前述の通り、データENVを7ビツトシフ
トした微小値ΔENVを得るために寄与する。アンド回
路177は信号1y32のタイミングで加算器167の
入力Ciに°l″を与え、反転データ△ENVの最下位
ピットに1を加算するためのものである。アンド回路1
78は、信号9T16のタイミングで加算器167の入
力Aに8タイムスロット分の”1″を与えるためのもの
である。
トした微小値ΔENVを得るために寄与する。アンド回
路177は信号1y32のタイミングで加算器167の
入力Ciに°l″を与え、反転データ△ENVの最下位
ピットに1を加算するためのものである。アンド回路1
78は、信号9T16のタイミングで加算器167の入
力Aに8タイムスロット分の”1″を与えるためのもの
である。
こうして、第1乃至第16タイムスロツトにおいて微小
値ΔENVの2の補数[−ΔENVJが得られる(第1
7図(e)参照)。
値ΔENVの2の補数[−ΔENVJが得られる(第1
7図(e)参照)。
ダウンカウントモードにおいては、演算器CUL1の最
上位ビットのキャリイアウド信号が発生する毎に、演算
器CUL2においてデータVALに「−ΔENVJを加
算することにより、事実上、VALから△ENVを減算
する。従って、第15図(a)に示すように、データV
ALはエンベロープデータENVに対応する頂点に達し
た後、上昇時と同じレートで徐々に下降する。
上位ビットのキャリイアウド信号が発生する毎に、演算
器CUL2においてデータVALに「−ΔENVJを加
算することにより、事実上、VALから△ENVを減算
する。従って、第15図(a)に示すように、データV
ALはエンベロープデータENVに対応する頂点に達し
た後、上昇時と同じレートで徐々に下降する。
ダウンカウントモードでは、アンド回路216が動作不
能となり、アンド回路217,218゜219が動作可
能となる。アタックピッチの場合は、アンド回路217
,218.219のうち217だけがAPQ信号によっ
て可能化される。
能となり、アンド回路217,218゜219が動作可
能となる。アタックピッチの場合は、アンド回路217
,218.219のうち217だけがAPQ信号によっ
て可能化される。
演算器CUL3のレジスタ164から出力されるエンベ
ロープデータENVが信号lT16のタイミングでアン
ド回路217を通過し、オア回路220を介して補数回
路261に与えられる。変調信号瞬時値VALが下降し
ているときは負の領域でこのVALが折返すので、エン
ベロープデータENvを負の値に変換するためにこの補
数回路261が設けられている。補数回路261は、信
号IT16のタイミング(第1乃至第16タイムスロツ
ト)で送り込まれるエンベロープデ−タE役■の2の補
数を求め、これをオア回路221を介して比較器C0M
1の入力Bに与える。データVALの下降中は、rVA
L>−ENVJであるため比較器C0M1のrA<BJ
は成立せず、ダウンカウントモードが保持される。デー
タVALがデータENVの負の値(−ENV)に到達す
ると、比較器COMIではrA(BJが成立し、アンド
回路265に”l″が与えられる。このアンド回路26
5の出力“1″はアンド回路236に与えられる。ダウ
ンカウントモードのときは、遅延7リツプフロツプ26
1の出力°0”を反転したインバータ262の出力“l
#によってアンド回路263が可能化されている。従っ
て、比較器C0M1でrA<BJが成立したときアンド
回路236から“l″が出力され、フリップフロップ2
31にロードされる。また、比較器C0M1のrA>B
」出力は”0″となり、インバータ259からアンド回
路232に“1″が与えられる。従って、フリップフロ
ップ231の出力”1″はアンド回路232を介して自
己保持される。こうして、UPQ信号が”1#となり、
演算器CUL2はアップカウントモードに切換わる。
ロープデータENVが信号lT16のタイミングでアン
ド回路217を通過し、オア回路220を介して補数回
路261に与えられる。変調信号瞬時値VALが下降し
ているときは負の領域でこのVALが折返すので、エン
ベロープデータENvを負の値に変換するためにこの補
数回路261が設けられている。補数回路261は、信
号IT16のタイミング(第1乃至第16タイムスロツ
ト)で送り込まれるエンベロープデ−タE役■の2の補
数を求め、これをオア回路221を介して比較器C0M
1の入力Bに与える。データVALの下降中は、rVA
L>−ENVJであるため比較器C0M1のrA<BJ
は成立せず、ダウンカウントモードが保持される。デー
タVALがデータENVの負の値(−ENV)に到達す
ると、比較器COMIではrA(BJが成立し、アンド
回路265に”l″が与えられる。このアンド回路26
5の出力“1″はアンド回路236に与えられる。ダウ
ンカウントモードのときは、遅延7リツプフロツプ26
1の出力°0”を反転したインバータ262の出力“l
#によってアンド回路263が可能化されている。従っ
て、比較器C0M1でrA<BJが成立したときアンド
回路236から“l″が出力され、フリップフロップ2
31にロードされる。また、比較器C0M1のrA>B
」出力は”0″となり、インバータ259からアンド回
路232に“1″が与えられる。従って、フリップフロ
ップ231の出力”1″はアンド回路232を介して自
己保持される。こうして、UPQ信号が”1#となり、
演算器CUL2はアップカウントモードに切換わる。
以上のようにして、データVALはデータENVによっ
て示されたエンベロープの範囲内で上昇と下降を繰返し
、第’15図(a)のアタックピッチ部分に示すように
徐々に減衰する変調信号(VAL)が得られる。
て示されたエンベロープの範囲内で上昇と下降を繰返し
、第’15図(a)のアタックピッチ部分に示すように
徐々に減衰する変調信号(VAL)が得られる。
一方、演算器CUL3のエンベロープデータENVは第
14図のアン°ド回路238及び240に供給される。
14図のアン°ド回路238及び240に供給される。
比゛較器C0M2O制御用アンド回路のうち240と2
44にAPQ信号が与えられており、データENVはア
ンド回路240及びオア回路246を介して入力Aに与
えられる。アンド回路244の他の入力にはタイミング
信号8y32が与えられており、第8タイムスロツト毎
に比較器C0M2の入力Bに“1”が与えられる。
44にAPQ信号が与えられており、データENVはア
ンド回路240及びオア回路246を介して入力Aに与
えられる。アンド回路244の他の入力にはタイミング
信号8y32が与えられており、第8タイムスロツト毎
に比較器C0M2の入力Bに“1”が与えられる。
第13図に示すレジスタ1640重み表示から明らかな
ように、エンベロープデータENVにおける第8タイム
スロツトの重みは0.6セントである。
ように、エンベロープデータENVにおける第8タイム
スロツトの重みは0.6セントである。
従って、第8タイムスロツトに対応して°“1″を入力
することは、比較器C0M2の入力Bに0.6セントを
示すデータを入力することを意味する。
することは、比較器C0M2の入力Bに0.6セントを
示すデータを入力することを意味する。
従って、比較器C0M2ではエンベロープの現在のセン
ト値を示すデータENV (入力A)と0.6セント(
入力B)とを比較する。尚、当初にレジ\ スタ164(第13図)にロー、ドされるデータAPi
Sの最下位ビットの重みが1.2セントであるため、0
.6セントとはこの回路では事実上のOセントを意味す
る。
ト値を示すデータENV (入力A)と0.6セント(
入力B)とを比較する。尚、当初にレジ\ スタ164(第13図)にロー、ドされるデータAPi
Sの最下位ビットの重みが1.2セントであるため、0
.6セントとはこの回路では事実上のOセントを意味す
る。
データENVがまだ0.6セントに達していないときは
、比較器C0M2ではrA>BJが成立し、「A≦B」
の出力は”0″である。この出力°0”がアンド回路2
37からインバータ263に与えられ、インバータ26
6の出力”1″によってアンド回路210が可能化され
、APQ信号がホールドされている。
、比較器C0M2ではrA>BJが成立し、「A≦B」
の出力は”0″である。この出力°0”がアンド回路2
37からインバータ263に与えられ、インバータ26
6の出力”1″によってアンド回路210が可能化され
、APQ信号がホールドされている。
データE−NVが0.6セント以下(すなわち0セント
)になると、比較器C0M2で「A≦BJが成立し、ア
ンド回路237の出力が”l”となる。
)になると、比較器C0M2で「A≦BJが成立し、ア
ンド回路237の出力が”l”となる。
これは、アタックピッチのための深さ設定用エンベロー
プが0セントになったこと、すなわちアタックピッチが
終了したこと、を意味する。アンド回路237の出力“
1″によりインバータ266の出力が0″となり、アン
ド回路210が動作不能となる。従って、APQ信号が
”0”となり、アタックピッチコントロールが終了する
。同、データENVは初期値APiSを8ビツト下位シ
フトした値△APiSをこの初期値APiSがら順次減
算したものであるので、28回減算したとき1度0とな
る。
プが0セントになったこと、すなわちアタックピッチが
終了したこと、を意味する。アンド回路237の出力“
1″によりインバータ266の出力が0″となり、アン
ド回路210が動作不能となる。従って、APQ信号が
”0”となり、アタックピッチコントロールが終了する
。同、データENVは初期値APiSを8ビツト下位シ
フトした値△APiSをこの初期値APiSがら順次減
算したものであるので、28回減算したとき1度0とな
る。
(2) ディレィビブラート
アンド回路237の出力はアンド回路208にも与えら
れる。アンド回路208は、フリップフロップ225の
出力(APQ)によってアタックピッチ制御中可能化さ
れており、アタックピッチ終了時に前記アンド回路23
7の出力が“1″となったとき条件が成立して°l″を
出力する。このアンド回路208の出力°1″はオア回
路3゜6.7に入力される。オア回路3の出力“l”に
よってフリップフロップ226に°l”がロードされる
。このフリップフロップ226の”11はアンド回路2
07、オア回路6を介してホールドされる。このフリッ
プフロップ226の状態をDELQなる符号で示す。オ
ア回路3の出力がDELQ信号である。DELQ信号が
”1″のときディレィビブラート開始時間のカウントを
行なう。
れる。アンド回路208は、フリップフロップ225の
出力(APQ)によってアタックピッチ制御中可能化さ
れており、アタックピッチ終了時に前記アンド回路23
7の出力が“1″となったとき条件が成立して°l″を
出力する。このアンド回路208の出力°1″はオア回
路3゜6.7に入力される。オア回路3の出力“l”に
よってフリップフロップ226に°l”がロードされる
。このフリップフロップ226の”11はアンド回路2
07、オア回路6を介してホールドされる。このフリッ
プフロップ226の状態をDELQなる符号で示す。オ
ア回路3の出力がDELQ信号である。DELQ信号が
”1″のときディレィビブラート開始時間のカウントを
行なう。
このDELQ信号を第15図(a)に対応したタイムス
ケールで第15図(b)に示す。
ケールで第15図(b)に示す。
アンド回路208の出力がオア回路7に与えられている
ので、前述のAPQ信号の立上りのときと同様に(第1
6図参照)、DELQ信号の立上りの32タイムスロツ
トにおいてSET信号が”0”となり、その次の32タ
イムスロツトにおいて5ETD信号が“0”となる。
ので、前述のAPQ信号の立上りのときと同様に(第1
6図参照)、DELQ信号の立上りの32タイムスロツ
トにおいてSET信号が”0”となり、その次の32タ
イムスロツトにおいて5ETD信号が“0”となる。
尚、アフタータッチビブラート選択スイッチKVBS及
びノーマルビブラート選択スイッチNVBSの出力がオ
ア回路264を介してラッチ回路265にラッチされ、
その出力をイン/;−夕266で反転した信号に+Nが
ディレィビブラート用のアンド回路205〜209に与
えられる。従って、アフタータッチビブラートあるいは
ノーマルビブラ°−トが選択されている場合は信号に+
Nが0#となり、アンド回路205〜209がすべて不
能化され、ディレィビブラートが禁止される。
びノーマルビブラート選択スイッチNVBSの出力がオ
ア回路264を介してラッチ回路265にラッチされ、
その出力をイン/;−夕266で反転した信号に+Nが
ディレィビブラート用のアンド回路205〜209に与
えられる。従って、アフタータッチビブラートあるいは
ノーマルビブラ°−トが選択されている場合は信号に+
Nが0#となり、アンド回路205〜209がすべて不
能化され、ディレィビブラートが禁止される。
また、後述のスラー制御が終了したときアンド回路20
9の条件が成立し、前述のアンド回路208の条件が成
立したときと全く同様にDELQ信号がセットされる。
9の条件が成立し、前述のアンド回路208の条件が成
立したときと全く同様にDELQ信号がセットされる。
すなわち、アメツクピッチ終了時及びスラー終了時にD
ELQ信号がセットされる。
ELQ信号がセットされる。
DELQ信号は第13図の演算器CUL4のアンド回路
193に入力される。このCUL4のレジスタ165の
古いデータはSET信号の“θ″によって予じめクリア
される。DELQ信4号の発生中は演算器CUL4はタ
イマとして機能する。
193に入力される。このCUL4のレジスタ165の
古いデータはSET信号の“θ″によって予じめクリア
される。DELQ信4号の発生中は演算器CUL4はタ
イマとして機能する。
すなわち、レジスタ165の各ステージの重みは下側に
示すように512 ms 、 256 ms等の時間
に対応している。アンド回路193の他の入力には信号
1y32が与られており、この信号1)T32にもとづ
き第1タイムスロツトにおいて繰返しく16μs毎に)
1が加算される。従って、第1タイムスロツトあるいは
第17タイムスロツトにおいてレジスタ165の第16
ステージから出力されるデータの重みが16μsであり
、また第1Oステージに来ているデータの重みが約1m
5(詳しくは1024μs)である。こうして、DEL
Q信号の立上り時亭 点から時間経過に対応して演算器CUL4の西容ERD
Tが逐次増加する。この演算器CUL4のカウントデー
タERDTは第14図のアンド回路269に入力される
。アンド回路269は、DELQ信号発生中の信号lT
16のタイミングでデータERDTを選択し、比較器C
0M2の入力Aに与える。
示すように512 ms 、 256 ms等の時間
に対応している。アンド回路193の他の入力には信号
1y32が与られており、この信号1)T32にもとづ
き第1タイムスロツトにおいて繰返しく16μs毎に)
1が加算される。従って、第1タイムスロツトあるいは
第17タイムスロツトにおいてレジスタ165の第16
ステージから出力されるデータの重みが16μsであり
、また第1Oステージに来ているデータの重みが約1m
5(詳しくは1024μs)である。こうして、DEL
Q信号の立上り時亭 点から時間経過に対応して演算器CUL4の西容ERD
Tが逐次増加する。この演算器CUL4のカウントデー
タERDTは第14図のアンド回路269に入力される
。アンド回路269は、DELQ信号発生中の信号lT
16のタイミングでデータERDTを選択し、比較器C
0M2の入力Aに与える。
一方、第7図のレジスタ104の第8ステージから取り
出されるディレィビブラート開始時間データDELは、
第12図、第13図を経由して第14図のアンド回路2
43に与えられる。アンド回路243は、DELQ信号
発生中の信号9T16のタイミングでデータDELを選
択し、比較器C0M2O入力Bに与える。8ビツトのデ
ータDELが16タイムスロツトの演算タイミングのう
ち上位の重みの第9乃至第16タイムスロツトで選択さ
れることにより、これらのデータDELは第7図のレジ
スタ104に示したような大きな重みをもつことになる
。データERDTO値がデータDELよりも小さいとき
は、比較器C0M2でrA(BJが成立し、「A2B」
の出力は”θ″であり、アンド回路236からインバー
タ267に0″が与えられ、インバータ267の出力゛
l”がアンド回路207に与えられる。従ってフリップ
フロップ226のDELQ信号がアンド回路207を介
゛してホールドされる。
出されるディレィビブラート開始時間データDELは、
第12図、第13図を経由して第14図のアンド回路2
43に与えられる。アンド回路243は、DELQ信号
発生中の信号9T16のタイミングでデータDELを選
択し、比較器C0M2O入力Bに与える。8ビツトのデ
ータDELが16タイムスロツトの演算タイミングのう
ち上位の重みの第9乃至第16タイムスロツトで選択さ
れることにより、これらのデータDELは第7図のレジ
スタ104に示したような大きな重みをもつことになる
。データERDTO値がデータDELよりも小さいとき
は、比較器C0M2でrA(BJが成立し、「A2B」
の出力は”θ″であり、アンド回路236からインバー
タ267に0″が与えられ、インバータ267の出力゛
l”がアンド回路207に与えられる。従ってフリップ
フロップ226のDELQ信号がアンド回路207を介
゛してホールドされる。
データDELによって設定された開始時間が到来すると
、ERDT≧DELとなり、比較器C0M2の「A2B
」が成立し、アンド回路266から“1″が出力される
。インバータ267の出力は°O″となり、アンド回路
207が動作不能にされ、DELQ信号が立下る。こう
して、ディレイピプラート開始までの時間待ちが終了す
る。
、ERDT≧DELとなり、比較器C0M2の「A2B
」が成立し、アンド回路266から“1″が出力される
。インバータ267の出力は°O″となり、アンド回路
207が動作不能にされ、DELQ信号が立下る。こう
して、ディレイピプラート開始までの時間待ちが終了す
る。
アンド回路236の出力はアンド回路206に与えられ
る。アンド回路206はフリップフロップ226の出力
(DELQ)によって上記時間待ちの間可能化されてお
り、上記時間待ち終了時に前記アンド回路236の出力
°1″に対応して“ビを出力する。このアンド回路20
6の出力はオア回路1.2.6.7に入力される。オア
回路2の出力にもとづきフリップフロップ227に“1
#がロードされる。このフリップ70ツブ227の”l
″はアンド回路205、オア回路2を介してホールドさ
れる。このフリップフロップ227の状態をDVBQな
る符号で示す。オア回路2の出力がDVBQ信号である
。DVBQ信号が11″のときディレィビブラート用の
変調信号を形成する。このDVBQ信号を第15図(a
)に対応するタイムスケールで第15図(b)に示す。
る。アンド回路206はフリップフロップ226の出力
(DELQ)によって上記時間待ちの間可能化されてお
り、上記時間待ち終了時に前記アンド回路236の出力
°1″に対応して“ビを出力する。このアンド回路20
6の出力はオア回路1.2.6.7に入力される。オア
回路2の出力にもとづきフリップフロップ227に“1
#がロードされる。このフリップ70ツブ227の”l
″はアンド回路205、オア回路2を介してホールドさ
れる。このフリップフロップ227の状態をDVBQな
る符号で示す。オア回路2の出力がDVBQ信号である
。DVBQ信号が11″のときディレィビブラート用の
変調信号を形成する。このDVBQ信号を第15図(a
)に対応するタイムスケールで第15図(b)に示す。
アンド回路206の出力がオア回路1及び7に加えられ
ているので1.前述のAPQ信号の立上9のときと同様
に(第16図参照)、DVBQ信号信号が@0#となり
、その次の32タイムスロツトにおいて5ETD信号が
“0#となり、かつUSET信号が“1″となる。US
ET信号の”1”により、第13図のフリップフロップ
251(UPQ信号)が°l′にセットされる。従って
、演算器CUL2は初めはアップカウントモードに設定
される。また、SET信号“θ″により第13図の各演
算器CULl〜CUL4がクリアされる。
ているので1.前述のAPQ信号の立上9のときと同様
に(第16図参照)、DVBQ信号信号が@0#となり
、その次の32タイムスロツトにおいて5ETD信号が
“0#となり、かつUSET信号が“1″となる。US
ET信号の”1”により、第13図のフリップフロップ
251(UPQ信号)が°l′にセットされる。従って
、演算器CUL2は初めはアップカウントモードに設定
される。また、SET信号“θ″により第13図の各演
算器CULl〜CUL4がクリアされる。
′ディレィビブラートにおける変調信号データVALの
形成手順はアタックピッチの場合とほぼ同様に行なわれ
る。そこにおいて演算に使用されるデータがアタックピ
ッチの場合と異なる。
形成手順はアタックピッチの場合とほぼ同様に行なわれ
る。そこにおいて演算に使用されるデータがアタックピ
ッチの場合と異なる。
エンベロープデータ(ENV)計算のための計・算時間
間隔を設定する演算器CUL4では、アンド回路192
に与えられるディレィビブラートエンペロープレートデ
ータDVER’J−アキュムL/−卜する。このデータ
DVER’は第7図のし)ジスタ104の第1ステージ
から出力されるデータDVERにもとづき第12図の回
路で形成される。
間隔を設定する演算器CUL4では、アンド回路192
に与えられるディレィビブラートエンペロープレートデ
ータDVER’J−アキュムL/−卜する。このデータ
DVER’は第7図のし)ジスタ104の第1ステージ
から出力されるデータDVERにもとづき第12図の回
路で形成される。
第12図において、データDVERはインバータ268
で反転され、ラッチ回路269及びアンド回路270に
入力される。アンド回路270の出力及び信号9y32
がオア回路271で合成されて、データDVER’が得
られる。これらの回路268〜271は、データDVE
RK対して逆特性のデータDVER’を作るためのもの
である。この実施例では1個のディレィビブラート用ボ
リュームV4(第6図)によってディレィビブラート開
始時間(DEL)とディレィビブラートエンベロープレ
ー)(DVER)の両方を設定するようにしている。そ
のため、ボリュームv4の設定値をそのまま用いると、
開始時間(DEL)が長くなるほどエンベロープの傾き
が急になりディレィビブラートの期間が短くなってしま
う。これは自然なディレィビブラートに反する。そのた
め、ディレィビブラート開始時間データDELはボリュ
ームV4の設定値をそのまま用いるが、エンベロープレ
ートデータDVER’はボリュームv4の設定値(DV
ER)を逆特性で変換したものを用い、開始時間(DE
L)が長くなるほどエンベロープの傾きを緩やかにして
ディレィビブラート期間が長くなるようにするのである
。
で反転され、ラッチ回路269及びアンド回路270に
入力される。アンド回路270の出力及び信号9y32
がオア回路271で合成されて、データDVER’が得
られる。これらの回路268〜271は、データDVE
RK対して逆特性のデータDVER’を作るためのもの
である。この実施例では1個のディレィビブラート用ボ
リュームV4(第6図)によってディレィビブラート開
始時間(DEL)とディレィビブラートエンベロープレ
ー)(DVER)の両方を設定するようにしている。そ
のため、ボリュームv4の設定値をそのまま用いると、
開始時間(DEL)が長くなるほどエンベロープの傾き
が急になりディレィビブラートの期間が短くなってしま
う。これは自然なディレィビブラートに反する。そのた
め、ディレィビブラート開始時間データDELはボリュ
ームV4の設定値をそのまま用いるが、エンベロープレ
ートデータDVER’はボリュームv4の設定値(DV
ER)を逆特性で変換したものを用い、開始時間(DE
L)が長くなるほどエンベロープの傾きを緩やかにして
ディレィビブラート期間が長くなるようにするのである
。
データDVERは第7図のレジスタ104の第1ステー
ジから取り出されるため、第1タイムスロツト乃至第8
タイムスロツトにおけるこのデータDVERの重みは第
18図のようになる。すなわち、第1タイムスロツトで
最上位ビット(l/4Hzの重み)があられれ、第2乃
至第8タイムス第7図のレジスタ104の下側の重み表
示に対応している。第12図において、ラッチ回路26
9は信号1y32Sによってラッチ制御されるものであ
り、第1タイムスロツトであられれる。データDVER
の最上位ビットM S B (−s Hz ”)重み)
の反転信号をラッチする。このラッチ回路269の出力
はアンド回路270に与えられる。アンド回路270は
、ラッチ回路269に”1″がラッチされているときつ
まシデータDVERの最上位ピントが“0″のとき可能
化され、信号2T8のタイミングでデータDVERの反
転データDVERのうち最下位ピッ) (’1512
)(zの重み)力1ら7ビツト目(’/BHzの重み)
までのデータを選択する(第18図参照)。アンド回路
270で選択されたデータはオア回路271を介して出
力される。オア回路271では、アンド回路270で選
択されたデータの次に(上位に)第9タイムスロツトに
おいて信号9y32に5とづき“1″を追カロする(第
18図参照)。こう′して、第2乃至第9タイムスロツ
トの間で最下位ビット力・ら最上位ビットまでの順で並
んだデータDYER’力;得られる。
ジから取り出されるため、第1タイムスロツト乃至第8
タイムスロツトにおけるこのデータDVERの重みは第
18図のようになる。すなわち、第1タイムスロツトで
最上位ビット(l/4Hzの重み)があられれ、第2乃
至第8タイムス第7図のレジスタ104の下側の重み表
示に対応している。第12図において、ラッチ回路26
9は信号1y32Sによってラッチ制御されるものであ
り、第1タイムスロツトであられれる。データDVER
の最上位ビットM S B (−s Hz ”)重み)
の反転信号をラッチする。このラッチ回路269の出力
はアンド回路270に与えられる。アンド回路270は
、ラッチ回路269に”1″がラッチされているときつ
まシデータDVERの最上位ピントが“0″のとき可能
化され、信号2T8のタイミングでデータDVERの反
転データDVERのうち最下位ピッ) (’1512
)(zの重み)力1ら7ビツト目(’/BHzの重み)
までのデータを選択する(第18図参照)。アンド回路
270で選択されたデータはオア回路271を介して出
力される。オア回路271では、アンド回路270で選
択されたデータの次に(上位に)第9タイムスロツトに
おいて信号9y32に5とづき“1″を追カロする(第
18図参照)。こう′して、第2乃至第9タイムスロツ
トの間で最下位ビット力・ら最上位ビットまでの順で並
んだデータDYER’力;得られる。
ラッチ回路269に°0”がラッチされているときつま
りデータDYERの最上゛位ビット力E”1″のときは
アンド回路270が動作不能となり、第2乃至第8タイ
ムスロツトにおけるデータDYER’はオール“0″と
なる。この場合、信号9y32のタイミングで“ビが与
えられるだけであるので、データDVERが如何なる値
であろうと、データDYER’は常に”1000000
0”c’sる(第t s図データDVER(DEL)の
変化に対応するデータDVER,DVER’の状態を上
位3ピツトにつき次表に示す。
りデータDYERの最上゛位ビット力E”1″のときは
アンド回路270が動作不能となり、第2乃至第8タイ
ムスロツトにおけるデータDYER’はオール“0″と
なる。この場合、信号9y32のタイミングで“ビが与
えられるだけであるので、データDVERが如何なる値
であろうと、データDYER’は常に”1000000
0”c’sる(第t s図データDVER(DEL)の
変化に対応するデータDVER,DVER’の状態を上
位3ピツトにつき次表に示す。
第2表
上記表から明らかなように、データDVERの最上位ビ
ットが“0″のときはデータDYER’はDVERの逆
特性を示すが、最上位ビットが“l”のときは(つまり
ある程度以上大きくなると)データDVER’は一定値
(最小値)を保持する。第2表の値の欄にはDvER5
′の値が例示されている。
ットが“0″のときはデータDYER’はDVERの逆
特性を示すが、最上位ビットが“l”のときは(つまり
ある程度以上大きくなると)データDVER’は一定値
(最小値)を保持する。第2表の値の欄にはDvER5
′の値が例示されている。
DVER’がオール゛1”のときはディレィビブラート
のエンベロープレートが約1/2Hzであり1DVER
’が°10000000”のときはl/4 Hzである
。つまり、ディレィビブラートのエンベロープレートは
約’/2H7から174Hzの範囲で制御可能(設定可
能)である。約’/2H2のエンベロープレートによる
ディレィビブラート期間は約0.5秒であり、l/4H
3のエンベロープレートによるディレィビブラート期間
は1秒である。
のエンベロープレートが約1/2Hzであり1DVER
’が°10000000”のときはl/4 Hzである
。つまり、ディレィビブラートのエンベロープレートは
約’/2H7から174Hzの範囲で制御可能(設定可
能)である。約’/2H2のエンベロープレートによる
ディレィビブラート期間は約0.5秒であり、l/4H
3のエンベロープレートによるディレィビブラート期間
は1秒である。
以上の制御によって、ボリュームv4の設定値とディレ
ィビブラート開始時間データDEL及びディレィビブラ
ートエンベロープレートデータDVER’との関係、並
びにボリュームv4の設定値とデータDELにもとづく
実際の開始時間及びデータDVER’にもとづく実際の
ディレィビブラート期間との関係は、第19図のように
なる。横軸がボリューム■4の設定値、圧たて軸データ
DEL、DVER’の値、右たて軸が時間長、を示す。
ィビブラート開始時間データDEL及びディレィビブラ
ートエンベロープレートデータDVER’との関係、並
びにボリュームv4の設定値とデータDELにもとづく
実際の開始時間及びデータDVER’にもとづく実際の
ディレィビブラート期間との関係は、第19図のように
なる。横軸がボリューム■4の設定値、圧たて軸データ
DEL、DVER’の値、右たて軸が時間長、を示す。
rDELJのカーブはボリュームv4の設定値対データ
DELの値の関係を示し、「DELの時間」のカーブは
ボリュームv4の設定値対データDELにもとづく実際
の開始時間の関係を示し、両カーブは同特性である。r
DVER’Jのカーブはボリュームv4の設定値対デー
タDVER’の値の関係を示し、rDVER’の時間」
のカーブはボリュームv4の設定値対データDVER’
にもとづく実際のディレィビブラート期間の関係を示す
。
DELの値の関係を示し、「DELの時間」のカーブは
ボリュームv4の設定値対データDELにもとづく実際
の開始時間の関係を示し、両カーブは同特性である。r
DVER’Jのカーブはボリュームv4の設定値対デー
タDVER’の値の関係を示し、rDVER’の時間」
のカーブはボリュームv4の設定値対データDVER’
にもとづく実際のディレィビブラート期間の関係を示す
。
第7図のレジスタ102の第6ステージから出力された
ビブラート深さデータVBDは第12図のアンド回路2
72に加わり、信号I T 6 y8(第5図参照)の
タイミングで該アンド回路272で選択され、ライン2
73を介して第13図のアンド回路187に加わる。ア
ンド回路272は、このデータVBDの有効値である1
、2セントから38セントまでの重みの6ビツトデータ
(第7図のレジスタ102参照)だけを選択し、不要9
2ビツトを阻止するためのものである。第13図のアン
ド回路187はDVBQ信号及びSET信号によって可
能化されており、演算器CUL4のキャリイアウド信号
がラッチ回路256にラッチされたとき、信号IT8の
タイミングでデータVBDを選択し、加算器168のA
入力に与える°。データVBDは、下位の演算タイミン
グである第1乃至第8タイムスロツトで選択されて、演
算に利用されるので、演算器CULSでは事実上下位6
ビツトの重みに対応する微小値△VBDを加算すること
になる。すなわち、第7図のレジスタ102におけるデ
ータVBDの重み表示(1,2セント乃至38セント)
に比較して8ビツト下位にシフトした(2−8倍した)
微小値△VBDとして演算器CUL3で利用される。こ
のデータΔVBDは演算器CUL4の最上位ビットから
キャリイアウド信号が発生する毎に演算器CULAで繰
返し加算される。
ビブラート深さデータVBDは第12図のアンド回路2
72に加わり、信号I T 6 y8(第5図参照)の
タイミングで該アンド回路272で選択され、ライン2
73を介して第13図のアンド回路187に加わる。ア
ンド回路272は、このデータVBDの有効値である1
、2セントから38セントまでの重みの6ビツトデータ
(第7図のレジスタ102参照)だけを選択し、不要9
2ビツトを阻止するためのものである。第13図のアン
ド回路187はDVBQ信号及びSET信号によって可
能化されており、演算器CUL4のキャリイアウド信号
がラッチ回路256にラッチされたとき、信号IT8の
タイミングでデータVBDを選択し、加算器168のA
入力に与える°。データVBDは、下位の演算タイミン
グである第1乃至第8タイムスロツトで選択されて、演
算に利用されるので、演算器CULSでは事実上下位6
ビツトの重みに対応する微小値△VBDを加算すること
になる。すなわち、第7図のレジスタ102におけるデ
ータVBDの重み表示(1,2セント乃至38セント)
に比較して8ビツト下位にシフトした(2−8倍した)
微小値△VBDとして演算器CUL3で利用される。こ
のデータΔVBDは演算器CUL4の最上位ビットから
キャリイアウド信号が発生する毎に演算器CULAで繰
返し加算される。
前述の通り、演算器CUL4の加算器169にはアンド
回路192を介してデータDVER’が第2乃至第9タ
イムスロツトにおいて与えられる。
回路192を介してデータDVER’が第2乃至第9タ
イムスロツトにおいて与えられる。
従ッテ、演算器CUL4でti l/4 Hzから’1
512Hzまでの重みに対応する8ビツトのデータDV
ER’を32タイムスロツト(16μ8)毎にアキエム
レートはレジスタ165の上側の重み表示から明らかな
ように32Hzの重みをもつ。この演算器CUL4のキ
ャリイアウド信号にもとづき、演算器CUL3ではデー
タΔvBDをデータDVER’すなわちDVERに対応
する周期でアキュムレートする。こうして、第15図(
a)のディレィビブラートの部分に示すように、エンベ
ロープデータENVが徐々に増加する。
512Hzまでの重みに対応する8ビツトのデータDV
ER’を32タイムスロツト(16μ8)毎にアキエム
レートはレジスタ165の上側の重み表示から明らかな
ように32Hzの重みをもつ。この演算器CUL4のキ
ャリイアウド信号にもとづき、演算器CUL3ではデー
タΔvBDをデータDVER’すなわちDVERに対応
する周期でアキュムレートする。こうして、第15図(
a)のディレィビブラートの部分に示すように、エンベ
ロープデータENVが徐々に増加する。
図のアンド回路274に与えられる。アンド回路274
は信号5T12(電5図参照)にもとづき第5乃至第1
2タイムスロツトの間でデータVERを選択し、ライン
275を介して第13図のアンド回路172に与える。
は信号5T12(電5図参照)にもとづき第5乃至第1
2タイムスロツトの間でデータVERを選択し、ライン
275を介して第13図のアンド回路172に与える。
第7図のレジスタ、101内の重み表示は第1タイムス
ロツトのときのものでアル1第5タイムスロットでは最
下位のr2HzJの重みのデータが第4ステージから出
力される。
ロツトのときのものでアル1第5タイムスロットでは最
下位のr2HzJの重みのデータが第4ステージから出
力される。
従って、ライン275には、第5乃至第12タイムスロ
ツトにおいて、最下位ビットから順に並んだ8ビツトの
データVBRが与えられる。
ツトにおいて、最下位ビットから順に並んだ8ビツトの
データVBRが与えられる。
アンド回路172はDVBQ信号によってディレィビブ
ラート中可能化されており、データVBRは該回路17
2、オア回路197を介して加算器166の入力Aに与
えられる。第5タイムスロツトのときに加算器166か
らシフトレジスタ162に与えられた重み「±HzJの
ビットは第17(及4 び第1)タイムスロットには該レジスタ162の第12
ステージまでシフトされる。従ってビブラートレートデ
ータVBRをアキエムレートするときのシフトレジスタ
162内のデータの重みは各ステージブロック内の下側
に示すようになる。演算器CUL1ではデータVERを
32タイムスロツ)(16μ8)毎にアキュムレートシ
、最上位ビットのキャリイアウド信号をラッチ回路25
7にラッチする。データVBRをHz表示で示せば、演
算器CUL1の最上位ビットからキャリイアウモジーロ
数216に対応するHz表示である。
ラート中可能化されており、データVBRは該回路17
2、オア回路197を介して加算器166の入力Aに与
えられる。第5タイムスロツトのときに加算器166か
らシフトレジスタ162に与えられた重み「±HzJの
ビットは第17(及4 び第1)タイムスロットには該レジスタ162の第12
ステージまでシフトされる。従ってビブラートレートデ
ータVBRをアキエムレートするときのシフトレジスタ
162内のデータの重みは各ステージブロック内の下側
に示すようになる。演算器CUL1ではデータVERを
32タイムスロツ)(16μ8)毎にアキュムレートシ
、最上位ビットのキャリイアウド信号をラッチ回路25
7にラッチする。データVBRをHz表示で示せば、演
算器CUL1の最上位ビットからキャリイアウモジーロ
数216に対応するHz表示である。
ラッチ回路257に”1′がラッテされると、アタック
ピッチの場合と同様にアンド回路177〜180が可能
化される。アップカウントモードのときはアンド回路1
80を介してデータ△ENVを選択し、演算器CUL2
の内容VALに該データ△ENVを加算する。ディレィ
ビブラートの場合、初めはアップカウントモードに設定
されており、かつ演算器CUL2の内容(VAL)はり
セットされているので、データVALはθセントから正
方向に向って上昇する。このデータVALの1回の変化
幅はエンベロープデータENVを7ピントシフトしたデ
ータΔENVであり、変化の時間間隔すなわちデータΔ
ENVを演算器CUL2で繰返し加算する周期はビブラ
ートレートデータVBHに対応している。
ピッチの場合と同様にアンド回路177〜180が可能
化される。アップカウントモードのときはアンド回路1
80を介してデータ△ENVを選択し、演算器CUL2
の内容VALに該データ△ENVを加算する。ディレィ
ビブラートの場合、初めはアップカウントモードに設定
されており、かつ演算器CUL2の内容(VAL)はり
セットされているので、データVALはθセントから正
方向に向って上昇する。このデータVALの1回の変化
幅はエンベロープデータENVを7ピントシフトしたデ
ータΔENVであり、変化の時間間隔すなわちデータΔ
ENVを演算器CUL2で繰返し加算する周期はビブラ
ートレートデータVBHに対応している。
データVALの上昇中に演算器CUL2をアンプカウン
トモードからダウンカウントモードに切換える制御は、
アタックピッチの場合と同様に行なわれる。すなわち、
アンド回路215及び216を介して比較器C0M1の
入力A及びBにデータVALとENV’)夫々入力し、
rA>’BJが成立したときすなわちVALがENVに
到達したとき、フリップフロップ231のUPQ信号を
リセットする。
トモードからダウンカウントモードに切換える制御は、
アタックピッチの場合と同様に行なわれる。すなわち、
アンド回路215及び216を介して比較器C0M1の
入力A及びBにデータVALとENV’)夫々入力し、
rA>’BJが成立したときすなわちVALがENVに
到達したとき、フリップフロップ231のUPQ信号を
リセットする。
UPQ信号が@0”となると、演算器CUL2のアンド
回路177.178.179が可能となり、アタックピ
ッチの場合と同様に、演算器CUL1のキャリイアウド
信号がラッチ回路257にラッチされる毎に「ΔENV
Jを減算する(ΔEN′vの2の補数を加算する)。こ
れに伴ない、データVALが徐々に下降する。下降時の
データVALの変化幅及び時間間隔は上昇時と同様、Δ
ENV及びVBRによって定まる。
回路177.178.179が可能となり、アタックピ
ッチの場合と同様に、演算器CUL1のキャリイアウド
信号がラッチ回路257にラッチされる毎に「ΔENV
Jを減算する(ΔEN′vの2の補数を加算する)。こ
れに伴ない、データVALが徐々に下降する。下降時の
データVALの変化幅及び時間間隔は上昇時と同様、Δ
ENV及びVBRによって定まる。
ディレィビブラートのダウンカウントモードにおいては
、DvBQ信号とイ・ンバータ258の出力によってア
ンド回路218が可能化される。このアンド回路218
にはシフトレジスタ164の信号lT16のタイミング
で該データTEN■を選 l 択する。このデータTENVは同じ信号lT16のタイ
ミング(第1〜第16タイムスロツト)でレジスター6
4の第16ステージから出力されるエンベロープデータ
ENVの1の値である。こうして、低域側(負のセント
値)のエンベロープデータ(すなわちビブラート深さ)
として高域側(正)のデータENVの−のデーターEN
Vが用いられ2 る。その結果、第15図(a)のディレィビブラート部
分に示すように高域側のビブラート深さと低域側のビブ
ラート深さを非対称(2対l)とすることができる。
、DvBQ信号とイ・ンバータ258の出力によってア
ンド回路218が可能化される。このアンド回路218
にはシフトレジスタ164の信号lT16のタイミング
で該データTEN■を選 l 択する。このデータTENVは同じ信号lT16のタイ
ミング(第1〜第16タイムスロツト)でレジスター6
4の第16ステージから出力されるエンベロープデータ
ENVの1の値である。こうして、低域側(負のセント
値)のエンベロープデータ(すなわちビブラート深さ)
として高域側(正)のデータENVの−のデーターEN
Vが用いられ2 る。その結果、第15図(a)のディレィビブラート部
分に示すように高域側のビブラート深さと低域側のビブ
ラート深さを非対称(2対l)とすることができる。
l
アンド回路218で選択されたデータTENVは補数回
路261で2の補数に変換され、負の値となる。比較器
C0M1では下降中のデータVAL(A入力)とデータ
r−,ENVJ (B入力)とを比較し、「AくB」が
成立したときフリップフロップ231の状態UPQをア
ップカウントモードに切換える。
路261で2の補数に変換され、負の値となる。比較器
C0M1では下降中のデータVAL(A入力)とデータ
r−,ENVJ (B入力)とを比較し、「AくB」が
成立したときフリップフロップ231の状態UPQをア
ップカウントモードに切換える。
以上のようにして、データVALはデータENV及びr
−TENVJによって示されたエンベロープの範囲内で
上昇と下降を繰返し、第15図(a)のディレィビブラ
ート部分に示すように嫌々に深さが増す変調信号(VA
L)が得られる。
−TENVJによって示されたエンベロープの範囲内で
上昇と下降を繰返し、第15図(a)のディレィビブラ
ート部分に示すように嫌々に深さが増す変調信号(VA
L)が得られる。
一方、第14図の比較器C0M2の入力AにはDVBQ
信号によって可能化されたアンド回路238を介して信
号lT16のタイミングでエンベロープデータENVが
与えられる。また、入力BにはDVBQ信号によって可
能化されたアンド回路242を介して信号9T16のタ
イミングでライン2.73(第12図、第13図)のビ
ブラート深さデータVBDが与えられる。この場合、比
較器C0M2ではデータENVとVBDとが同じ重みで
比較される。前述の通り、データENVはf −タVB
Dを8ビツト下位シフトした値△VBDを繰返し加算し
たものであるので、28回加算したときENVはVBD
に一致する。
信号によって可能化されたアンド回路238を介して信
号lT16のタイミングでエンベロープデータENVが
与えられる。また、入力BにはDVBQ信号によって可
能化されたアンド回路242を介して信号9T16のタ
イミングでライン2.73(第12図、第13図)のビ
ブラート深さデータVBDが与えられる。この場合、比
較器C0M2ではデータENVとVBDとが同じ重みで
比較される。前述の通り、データENVはf −タVB
Dを8ビツト下位シフトした値△VBDを繰返し加算し
たものであるので、28回加算したときENVはVBD
に一致する。
データENVがデータVBDの値にまだ到達していない
ときは、比較器C0M2でrA<BJが成立し、−rA
≧BJの出力は“0”である。この出力”0”がアンド
回路266からインノ(−タ267に与えられ、インバ
ータ267の出力“ビによってアンド回路205が可能
化され、I)VBQ信号がホールドされる。
ときは、比較器C0M2でrA<BJが成立し、−rA
≧BJの出力は“0”である。この出力”0”がアンド
回路266からインノ(−タ267に与えられ、インバ
ータ267の出力“ビによってアンド回路205が可能
化され、I)VBQ信号がホールドされる。
゛データENVがデータVBDの値に一致すると、比較
器C0M2の「A2B」が成立し、アンド回路236の
出力がl”となる。これによりインバータ267の出力
が0″となり、DVBQ信号がリセットされる。こうし
て、ディレィビブラートが終了する。
器C0M2の「A2B」が成立し、アンド回路236の
出力がl”となる。これによりインバータ267の出力
が0″となり、DVBQ信号がリセットされる。こうし
て、ディレィビブラートが終了する。
ディレィビブラートの終了後は自動的にノーマルビブラ
ートに移行する。
ートに移行する。
(3)ノーマルビラ2−ト
ノーマルビブラートの始まり方には2通りあり、1つは
ディレィビブラート終了後自動的に移行する場合と、も
う1つはスイッチNVBS(第14図)によって積極的
にノーマルビブラートを選択し、ディレィビブラートを
行なわずにノーマルビブラートのみを行なう場合である
。
ディレィビブラート終了後自動的に移行する場合と、も
う1つはスイッチNVBS(第14図)によって積極的
にノーマルビブラートを選択し、ディレィビブラートを
行なわずにノーマルビブラートのみを行なう場合である
。
ノーマルビブラート及び後述のアフタータッチビブラー
トは、第14図のアンド回路205〜213の全出力を
入力したオア回路6の出力信号ANYQが′0#のとき
実行される。このANYQ信号は1tK13図のアンド
回路190に加わると共にインバータ276で反転され
、ANYQ信号としてアンド回路173,189,21
9に入力される。
トは、第14図のアンド回路205〜213の全出力を
入力したオア回路6の出力信号ANYQが′0#のとき
実行される。このANYQ信号は1tK13図のアンド
回路190に加わると共にインバータ276で反転され
、ANYQ信号としてアンド回路173,189,21
9に入力される。
第14図において、ディレィビブラート終了時は、前述
の通り、アンド回路236から@1”が出力されるが、
この出力はDVBQ信号をリセットするためにのみ作用
する。従って、DVBQ信号が@0#に立下ると同時に
ANYQ信号が@01となり、第15図(切に示すよう
にANYQ信号が立上る。従って、ディレィビブラート
終了後に自動的にノーマルビブラートに移行する。スイ
ッチNVBS(またはKVBS)によって積極的に/−
マルビブラート(またはアフタータッチビブラート)が
選択されている場合は、K+N信号の@0”によってデ
ィレィビブラート関係のアンド回路205〜209が常
時動作不能にされる。そのため、アタックピッチ(また
はスラー)終了時にアンド回路208(または209)
が動作せず、APQ信号(または後述のSLQ信号)の
立下りと同時にANYQ信号が立上る。従って、その場
合はアタックピッチ(スラー)終了後に直ちにノーマル
ビブラートに移行する。アタックピッチあるいはスラー
も行なわない場合は常にANYQ信号が“0#、ANY
Q信号カー1#であり、初めからノーマルビブラートが
行なわれる。
の通り、アンド回路236から@1”が出力されるが、
この出力はDVBQ信号をリセットするためにのみ作用
する。従って、DVBQ信号が@0#に立下ると同時に
ANYQ信号が@01となり、第15図(切に示すよう
にANYQ信号が立上る。従って、ディレィビブラート
終了後に自動的にノーマルビブラートに移行する。スイ
ッチNVBS(またはKVBS)によって積極的に/−
マルビブラート(またはアフタータッチビブラート)が
選択されている場合は、K+N信号の@0”によってデ
ィレィビブラート関係のアンド回路205〜209が常
時動作不能にされる。そのため、アタックピッチ(また
はスラー)終了時にアンド回路208(または209)
が動作せず、APQ信号(または後述のSLQ信号)の
立下りと同時にANYQ信号が立上る。従って、その場
合はアタックピッチ(スラー)終了後に直ちにノーマル
ビブラートに移行する。アタックピッチあるいはスラー
も行なわない場合は常にANYQ信号が“0#、ANY
Q信号カー1#であり、初めからノーマルビブラートが
行なわれる。
ノーマルビブラート(及びアフタータッチビブラート)
は第13図の演算器CUL1.CUL2゜CULSを使
用して処理される。ANYQ信号が立上るときSET信
号は@0″にならないので、演算器CIJL1及びCU
L2はクリアされず、変調信号瞬時値データVALはそ
れまでの値を保持する。また、USETSET信号され
ないので、・フリップフロップ231の状態UPQはそ
れまでの状態を維持する。従って、ディレィビブラート
からノーマルビブラートに移行する場合、ディレィビブ
ラートのときの変調信号が滑らかにノーマルビブラート
に移行f7z。
は第13図の演算器CUL1.CUL2゜CULSを使
用して処理される。ANYQ信号が立上るときSET信
号は@0″にならないので、演算器CIJL1及びCU
L2はクリアされず、変調信号瞬時値データVALはそ
れまでの値を保持する。また、USETSET信号され
ないので、・フリップフロップ231の状態UPQはそ
れまでの状態を維持する。従って、ディレィビブラート
からノーマルビブラートに移行する場合、ディレィビブ
ラートのときの変調信号が滑らかにノーマルビブラート
に移行f7z。
演算器CUL1では、ANYQ信号によって可能化され
たアンド回路176を六してライン275のビブラート
レートデータVBRを加算器166に受入れ、ディレィ
ビブラートのときと同様tで、該データVBRを32タ
イムスロツト(・16μs)毎にアキュムレートする。
たアンド回路176を六してライン275のビブラート
レートデータVBRを加算器166に受入れ、ディレィ
ビブラートのときと同様tで、該データVBRを32タ
イムスロツト(・16μs)毎にアキュムレートする。
演算器CUL2では、SET信号によってアンド回路1
77〜180が可能化され、ディレィビブラートのとき
と全く同様に、演算器CUL1の最上位ピッ゛トからキ
ャリイアウド信号が発生する毎に、演算器CULS力1
ら与えられるデータ△ENVを加算または減算する。
77〜180が可能化され、ディレィビブラートのとき
と全く同様に、演算器CUL1の最上位ピッ゛トからキ
ャリイアウド信号が発生する毎に、演算器CULS力1
ら与えられるデータ△ENVを加算または減算する。
演算器CUL!1では、ANYQ信号の′0#tζより
アンド回路190が動作不能とされ、レジスタ164の
データLENVの循環が禁止される。他方、ANYQ信
号によって可能化されたアンド回路189t−介してオ
ア回路277から与えられる一定のビブラート深さデー
タが選択され、このデータが加算器168を通過してレ
ジスタ161常に入力される。第14pのアフタータッ
チビブラート選択スイッチKVBSの出力がラッチ回路
265に周期的にラッチされ、その出力信号KVBSS
が第13図のアンド回路278に加わると共を;インバ
ータ280で反転されてアンド回路279に加わる。ア
フタータッチビブラートが選択されていないとき、すな
わちノーマルビブラートのとき、信号KVBSSは常時
″′0#で゛あり、アント。
アンド回路190が動作不能とされ、レジスタ164の
データLENVの循環が禁止される。他方、ANYQ信
号によって可能化されたアンド回路189t−介してオ
ア回路277から与えられる一定のビブラート深さデー
タが選択され、このデータが加算器168を通過してレ
ジスタ161常に入力される。第14pのアフタータッ
チビブラート選択スイッチKVBSの出力がラッチ回路
265に周期的にラッチされ、その出力信号KVBSS
が第13図のアンド回路278に加わると共を;インバ
ータ280で反転されてアンド回路279に加わる。ア
フタータッチビブラートが選択されていないとき、すな
わちノーマルビブラートのとき、信号KVBSSは常時
″′0#で゛あり、アント。
回路278が動作不能、279が可能となる。アンド回
路279は、ライン276のビブラート深さデータVB
Dを信号9 T 16 y 16 (第5図参照)のタ
イミングで選択し、オア回路277′t−介してアンド
回路189に与える。
路279は、ライン276のビブラート深さデータVB
Dを信号9 T 16 y 16 (第5図参照)のタ
イミングで選択し、オア回路277′t−介してアンド
回路189に与える。
第12図のアンド回路272ではレジスタ102(第7
図)からのビブラート深さデータMBDの有効ビット(
1,2セントの重みから38セントの重みまでの6ビツ
ト)を第1乃至第6及び第9乃至第14及び第17乃至
第22及び第25乃至第30タイムスロツトの各区間で
繰返し選択してライン273に与える。第13図のアン
ド回路279ではこのライン273のデータVBDを第
9乃至第16及び第25乃至第32タイムスロツトの各
区間(すなわち第17図(a)に示す16タイムスロツ
ト同期の演算タイミングのうち上位8ビツトのタイムス
ロット)で選択する。従って、第7図のレジスタ102
のデータVBDがその重みの通りのタイミングで演算器
CUL2S内のシフトレジスタ164に繰返しロードさ
れる。その結果、演算器CUL3のエンベロープデータ
ENVは事実上一定の深さデータVBDを保持している
のと同じ状態になる。従って、演算器CUL5から演算
器CUL2に与えられるデータΔENVは、深さデータ
VBDを7ビツト下位にシフトした(2−7倍した)デ
ータ△VBDである。
図)からのビブラート深さデータMBDの有効ビット(
1,2セントの重みから38セントの重みまでの6ビツ
ト)を第1乃至第6及び第9乃至第14及び第17乃至
第22及び第25乃至第30タイムスロツトの各区間で
繰返し選択してライン273に与える。第13図のアン
ド回路279ではこのライン273のデータVBDを第
9乃至第16及び第25乃至第32タイムスロツトの各
区間(すなわち第17図(a)に示す16タイムスロツ
ト同期の演算タイミングのうち上位8ビツトのタイムス
ロット)で選択する。従って、第7図のレジスタ102
のデータVBDがその重みの通りのタイミングで演算器
CUL2S内のシフトレジスタ164に繰返しロードさ
れる。その結果、演算器CUL3のエンベロープデータ
ENVは事実上一定の深さデータVBDを保持している
のと同じ状態になる。従って、演算器CUL5から演算
器CUL2に与えられるデータΔENVは、深さデータ
VBDを7ビツト下位にシフトした(2−7倍した)デ
ータ△VBDである。
以上のように、ノーマルビブラートにおいてはエンベロ
ープデータENVは常に一定のvBDであり、従ってデ
ータVALの1計算時間間隔当りの変化量△ENVはΔ
VBDであり、第15図(a)のノーマルヒフラード部
分に示すように一定の深さの変調信号(VAL)が得ら
れる。尚、低域側のエンベロープデータはディレィビブ
ラートのときと同様、データ”ENVすなわち1VBD
であり、2 高域側と低域側の深さが非対称形となる。すなわち、A
NYQ信号によってアンド回路219が可能化され、レ
ジスタ164の第15ステージの出1 “ カー>ENVがダウンカウントモード時の信号lT16
の期間で選択され、補数回路261を介して比較器C0
M1に与えられる。従って、データVALが上昇してい
るときはVALが深さデータVBD(すなわちENV)
に到達した段階で下方向に(ダウンカウントモードに)
折返し、VALが下向に(アップカウントモードに)折
返す。
ープデータENVは常に一定のvBDであり、従ってデ
ータVALの1計算時間間隔当りの変化量△ENVはΔ
VBDであり、第15図(a)のノーマルヒフラード部
分に示すように一定の深さの変調信号(VAL)が得ら
れる。尚、低域側のエンベロープデータはディレィビブ
ラートのときと同様、データ”ENVすなわち1VBD
であり、2 高域側と低域側の深さが非対称形となる。すなわち、A
NYQ信号によってアンド回路219が可能化され、レ
ジスタ164の第15ステージの出1 “ カー>ENVがダウンカウントモード時の信号lT16
の期間で選択され、補数回路261を介して比較器C0
M1に与えられる。従って、データVALが上昇してい
るときはVALが深さデータVBD(すなわちENV)
に到達した段階で下方向に(ダウンカウントモードに)
折返し、VALが下向に(アップカウントモードに)折
返す。
(4)アフタータッチビブラート
アフタータッチビブラートは上述のノーマルビブラート
とほぼ同様に処理される。異なる点は、エンベロープデ
ータENVとし、て一定の深さデータVBDのみならず
アフタータッチビブラート深さデータKVBDも加味さ
れる点である。第7図において、データKVBDはデー
タVBDと同様にレジスタ103の第6ステージから取
り出される。このデータKVBDは第12図のアンド回
路281に与えられ、信号IT6y8のタイミングで有
効ビット(1,2セントの重みから38セントの重みま
での6ビツト)が選択されて加算器282の入力Bに与
えられる。加算器282の入力Aにはアンド回路272
からデータVBDが与えられ、1タイムスロット遅れの
キャリイアウド出力C。
とほぼ同様に処理される。異なる点は、エンベロープデ
ータENVとし、て一定の深さデータVBDのみならず
アフタータッチビブラート深さデータKVBDも加味さ
れる点である。第7図において、データKVBDはデー
タVBDと同様にレジスタ103の第6ステージから取
り出される。このデータKVBDは第12図のアンド回
路281に与えられ、信号IT6y8のタイミングで有
効ビット(1,2セントの重みから38セントの重みま
での6ビツト)が選択されて加算器282の入力Bに与
えられる。加算器282の入力Aにはアンド回路272
からデータVBDが与えられ、1タイムスロット遅れの
キャリイアウド出力C。
+1は入力Ciに与えられるようになっている。
従って、この加算器282で、ビブラート深さデータV
BDとアフタータッチビブラート深さデータKVBDと
がシリアルに加算される。その加算出力rVBD+KV
BDJは第13図のアンド回路278に与えられる。
BDとアフタータッチビブラート深さデータKVBDと
がシリアルに加算される。その加算出力rVBD+KV
BDJは第13図のアンド回路278に与えられる。
前述の通り、アフタータッチビブラートが選択されてい
る場合は信号KVBSSが@1”であり、アンド回路2
78が可能化され、279が動作不能にされる。アフタ
ータッチを加味した深さデータrVBD+VBDJが信
号9 T 16 y 16のタイミング(上位8ビツト
の重みの演算タイミング)でアンド回路278で選択さ
れ、オア回路277゜アンド回路189.加算器168
を介してシフトレジスタ164に繰返しロードされる。
る場合は信号KVBSSが@1”であり、アンド回路2
78が可能化され、279が動作不能にされる。アフタ
ータッチを加味した深さデータrVBD+VBDJが信
号9 T 16 y 16のタイミング(上位8ビツト
の重みの演算タイミング)でアンド回路278で選択さ
れ、オア回路277゜アンド回路189.加算器168
を介してシフトレジスタ164に繰返しロードされる。
こうして、エンベロープデータENVは一定のビブラー
ト深じてビブラート深さが制御されることになる。
ト深じてビブラート深さが制御されることになる。
(5)アタックピッチ及びビブラートの補足説明前述の
通り、アタックピッチにおける時間的に変化するエンベ
ロープデータENVは、初期値APiSを8ビツト下位
にシフトした値△APiSをこの初期値APiSから順
次減算したものである。従って、初期値APiSがいか
なる値であろうとも、演算器CUL3でΔAP i S
’i2” =256回減算すると、データENVの値は
1度0になる。従って、エンベロープデータENVが初
期値AP’iSから0になるまでの時間すなわちアタッ
クピッチがかかる時間は、初期−APisに無関係であ
り、演算器CUL4の最上位ビットキャリイアウド信号
の同期すなわちアタックピッチエンベロープレートデー
タAPERによって決定される。換言すれば、データA
PERが一定(選択された音色に対応した所定値)であ
れば、イニシャルタッチに無関係に、一定時間の間アタ
ックピッチがかかる。そして、アタックピッチの深さく
初期値)がイニシャルタッチに応じて制御され、かつ選
択された音色に応じてアタックピッチのかかり具合(深
さ)が更に制御される。自然楽器における発音開始時の
周波数変動でも同様の現象が見られるので、上述のよう
な態様のアタックピッチコントロールによって自然楽器
に近い効果をあげるどとができる。データAPERが同
一のときの、異なる3つの初期値APiS1.APiS
2゜APis3に夫々対応するエンくローブデータEN
Vの状態を模式的に第20図(a)に示す。
通り、アタックピッチにおける時間的に変化するエンベ
ロープデータENVは、初期値APiSを8ビツト下位
にシフトした値△APiSをこの初期値APiSから順
次減算したものである。従って、初期値APiSがいか
なる値であろうとも、演算器CUL3でΔAP i S
’i2” =256回減算すると、データENVの値は
1度0になる。従って、エンベロープデータENVが初
期値AP’iSから0になるまでの時間すなわちアタッ
クピッチがかかる時間は、初期−APisに無関係であ
り、演算器CUL4の最上位ビットキャリイアウド信号
の同期すなわちアタックピッチエンベロープレートデー
タAPERによって決定される。換言すれば、データA
PERが一定(選択された音色に対応した所定値)であ
れば、イニシャルタッチに無関係に、一定時間の間アタ
ックピッチがかかる。そして、アタックピッチの深さく
初期値)がイニシャルタッチに応じて制御され、かつ選
択された音色に応じてアタックピッチのかかり具合(深
さ)が更に制御される。自然楽器における発音開始時の
周波数変動でも同様の現象が見られるので、上述のよう
な態様のアタックピッチコントロールによって自然楽器
に近い効果をあげるどとができる。データAPERが同
一のときの、異なる3つの初期値APiS1.APiS
2゜APis3に夫々対応するエンくローブデータEN
Vの状態を模式的に第20図(a)に示す。
ディレィビブラートにおけるエンベロープデータENV
の変化に関しても上述と同様のことがいえる。この場合
、到達目標値はビブラート深さデータVBDであり、こ
の目標値VBDを8ビツト下位にシフトした値ΔVBD
を順次加算したものがデータENVである。従って、目
標値VBDがいかなる値であろうとも、演算器CUL3
で△VBDt28=256回加算すると、データENV
は目標値VBDに到達する。従って、ディレィビブラー
トがかかる時間は、目標値VBDの大きさに無関係であ
り、演算器CUL4の最上位ピットキャリイアウド信号
Q周期すなわちディレィビブラートエンペロープレート
データDVER(DVER’ )によって決定される。
の変化に関しても上述と同様のことがいえる。この場合
、到達目標値はビブラート深さデータVBDであり、こ
の目標値VBDを8ビツト下位にシフトした値ΔVBD
を順次加算したものがデータENVである。従って、目
標値VBDがいかなる値であろうとも、演算器CUL3
で△VBDt28=256回加算すると、データENV
は目標値VBDに到達する。従って、ディレィビブラー
トがかかる時間は、目標値VBDの大きさに無関係であ
り、演算器CUL4の最上位ピットキャリイアウド信号
Q周期すなわちディレィビブラートエンペロープレート
データDVER(DVER’ )によって決定される。
データDVERが同一のときの、異なる3つの目標値V
BDI、VBD2、VBD3に夫々対応するエンベロー
プデータENVの状態を模式的に第20図(b)に示す
。従って、ディレィビブラート時間を一定に保つための
特別の演算調整をビブラート深さの変化に応じて行なう
必要がなく、テリュームV4(第6図)によって設定し
た通りのディレィビブラート時間が常に実現され、制御
の容易化が図れる。
BDI、VBD2、VBD3に夫々対応するエンベロー
プデータENVの状態を模式的に第20図(b)に示す
。従って、ディレィビブラート時間を一定に保つための
特別の演算調整をビブラート深さの変化に応じて行なう
必要がなく、テリュームV4(第6図)によって設定し
た通りのディレィビブラート時間が常に実現され、制御
の容易化が図れる。
ノーマルビブラート(及びこれに限らずアフタータッチ
ビブラート、ディレィビブラート、アタックピッチも同
様)における変調信号形成には次のような特徴がある。
ビブラート、ディレィビブラート、アタックピッチも同
様)における変調信号形成には次のような特徴がある。
第1には、変調信号(VAL)の周波数を可変設定する
ために電圧制御型発振器のようなアナログ回路を用いず
に演算器CUL1におけるディジタルデータのアキュム
レートによってこれを可能にしている点である。すなわ
ち、演算器CUL1でアキュムレートするデータ(AP
R,VBR)の値に応じた周期でキャリイアウド信号(
計算タイミング制御信号)を発生し、演算器CUL2に
おいてこのキャリイアウド信号に対応する時間間隔で所
定の変化幅データ△ENVを繰返し加算もしくは減算し
かつ目標値(ENV)に到達する毎に加減算方向を切換
えることにより、演算器CUL1でアキュムレートした
データ(APR,VBR)に対応する周波数の変調信号
データVALが演算器CUL2で得られる。第2には、
周波数及び深さの制御が容易であるという点である。す
なわち変化幅データΔENVは目標値(VALの折返し
点)であるエンベロープデータENVを7ビツト下位に
シフトしたものであるので、目標値すなわちエンベロー
プデータEN■(もしくは深さデータVBD)がいかな
る値であっても、△ENVを2’=128回加算すると
データVALは0から目標値ENVまで変化し、次にΔ
ENVを128回減算するとデータVALはENVから
0まで変化し、次に△ENVを64回減算するとVAL
は0から−TENVまで変化し、更に△ENVを64回
加算するとVALは一ΣENVから0まで変化する。従
って、変調信号VALの繰返し周期はビブラート深さV
BD (エンベロープENV)に無関係であり、演算器
CUL1から発生されるキャリイアウド信号の周期すな
わちレードデータVBRによって決定される。
ために電圧制御型発振器のようなアナログ回路を用いず
に演算器CUL1におけるディジタルデータのアキュム
レートによってこれを可能にしている点である。すなわ
ち、演算器CUL1でアキュムレートするデータ(AP
R,VBR)の値に応じた周期でキャリイアウド信号(
計算タイミング制御信号)を発生し、演算器CUL2に
おいてこのキャリイアウド信号に対応する時間間隔で所
定の変化幅データ△ENVを繰返し加算もしくは減算し
かつ目標値(ENV)に到達する毎に加減算方向を切換
えることにより、演算器CUL1でアキュムレートした
データ(APR,VBR)に対応する周波数の変調信号
データVALが演算器CUL2で得られる。第2には、
周波数及び深さの制御が容易であるという点である。す
なわち変化幅データΔENVは目標値(VALの折返し
点)であるエンベロープデータENVを7ビツト下位に
シフトしたものであるので、目標値すなわちエンベロー
プデータEN■(もしくは深さデータVBD)がいかな
る値であっても、△ENVを2’=128回加算すると
データVALは0から目標値ENVまで変化し、次にΔ
ENVを128回減算するとデータVALはENVから
0まで変化し、次に△ENVを64回減算するとVAL
は0から−TENVまで変化し、更に△ENVを64回
加算するとVALは一ΣENVから0まで変化する。従
って、変調信号VALの繰返し周期はビブラート深さV
BD (エンベロープENV)に無関係であり、演算器
CUL1から発生されるキャリイアウド信号の周期すな
わちレードデータVBRによって決定される。
レートデータVBRが同一のときの、異なる2つの深さ
データ(VBD)すなわちエンベロープ瞬時値ENV1
..ENV2に夫々対応する変調信号VALの状態を模
式的に第20図(e)に示す。この図からもレートデー
タVBRが一定でありさえすれば深さくエンベロープ)
に無関係に周波数が一定になることがわ力iる。従って
、周波数と深さとを相互に調整する必要がなく、両者を
夫々独立に制御できるようになり、制御の容易化が図れ
る。
データ(VBD)すなわちエンベロープ瞬時値ENV1
..ENV2に夫々対応する変調信号VALの状態を模
式的に第20図(e)に示す。この図からもレートデー
タVBRが一定でありさえすれば深さくエンベロープ)
に無関係に周波数が一定になることがわ力iる。従って
、周波数と深さとを相互に調整する必要がなく、両者を
夫々独立に制御できるようになり、制御の容易化が図れ
る。
(6)スラー
効果付与回路20は、スラー効果のために第14図に示
す2つの演算器CUL5 、CUL6を含んでいる。各
演算器CULL、CUL6は、システムクロックツやル
スφ1、φ、によってシフ)%III御される32ステ
ージ/1ピツトの直列シフトレジスタ283,284と
、全加算器285,286と、演算及び記憶動作制御用
の論理回路287〜296(アンド回路)、297〜3
00(オア回路)とを夫々具えており、シリアル演算及
び記憶を行なう。演算器CUL5は、単音モードtてお
V)て発音すべき楽音の周波数情報SKCを記憶するも
ので、スラー制御時はこの情報SKCを前回押圧鍵に対
応する値から新押圧鍵に対応する値まで滑らかに変化さ
せる演算を行なう。第4図に示す単音キーアサイナ14
Aのレジスタ37から第14図の周波数情報変換部30
1内のアンド回路302.304に単音モード時の押圧
鍵キーコードMKCが与えられる。この周波数情報変換
部301はキーコードMKCに対応する周波数を対数形
式で表わした周波数情報MKCLを出力する。演算器C
U L 6’は、スラー制御を開始するときに前回押圧
鍵の周波数情報SKCと新押圧鍵の周波数情報MKCL
との差KCDを求め、かつこの差KCDに対応する微小
値ΔKCDを出力する。演算器CUL5において、前回
押圧鍵の周波数情報SKCに対して前記ΔKCDを繰返
し加算または減算することにより、このSKCを新局波
数情報MKCLに徐々に近づけ、最終的にSKC=MK
CLとなったときスラー制御を終了する。演算器CUL
5におけるΔKCDの繰返し演算のタイミングは第13
図の演算器CUL4から与えられるキャリイアウド信号
COTによって設定される。
す2つの演算器CUL5 、CUL6を含んでいる。各
演算器CULL、CUL6は、システムクロックツやル
スφ1、φ、によってシフ)%III御される32ステ
ージ/1ピツトの直列シフトレジスタ283,284と
、全加算器285,286と、演算及び記憶動作制御用
の論理回路287〜296(アンド回路)、297〜3
00(オア回路)とを夫々具えており、シリアル演算及
び記憶を行なう。演算器CUL5は、単音モードtてお
V)て発音すべき楽音の周波数情報SKCを記憶するも
ので、スラー制御時はこの情報SKCを前回押圧鍵に対
応する値から新押圧鍵に対応する値まで滑らかに変化さ
せる演算を行なう。第4図に示す単音キーアサイナ14
Aのレジスタ37から第14図の周波数情報変換部30
1内のアンド回路302.304に単音モード時の押圧
鍵キーコードMKCが与えられる。この周波数情報変換
部301はキーコードMKCに対応する周波数を対数形
式で表わした周波数情報MKCLを出力する。演算器C
U L 6’は、スラー制御を開始するときに前回押圧
鍵の周波数情報SKCと新押圧鍵の周波数情報MKCL
との差KCDを求め、かつこの差KCDに対応する微小
値ΔKCDを出力する。演算器CUL5において、前回
押圧鍵の周波数情報SKCに対して前記ΔKCDを繰返
し加算または減算することにより、このSKCを新局波
数情報MKCLに徐々に近づけ、最終的にSKC=MK
CLとなったときスラー制御を終了する。演算器CUL
5におけるΔKCDの繰返し演算のタイミングは第13
図の演算器CUL4から与えられるキャリイアウド信号
COTによって設定される。
演算器CUL4は第12図のセレクタ606から与えら
れるスラーレートデータSLRをアキュムレートする。
れるスラーレートデータSLRをアキュムレートする。
スラーレートデータSLRは第7図のレジスタ105の
第4ステージから出力されるスラーレート指数部データ
SREと第8ステージから出力される仮数部データSR
Mとにもとづき求められる。第12図において指数部デ
ータaREは3ステージのシフトレジスタ607に入力
され、システムクロックツJ?ルスφ1、φ、に従って
シフトされる。仮数部データSRMはアンド回路608
ヲ介して信号2T5のタイミングで選択され、オア回路
609を介してシフトレジスタ610に入力される。
第4ステージから出力されるスラーレート指数部データ
SREと第8ステージから出力される仮数部データSR
Mとにもとづき求められる。第12図において指数部デ
ータaREは3ステージのシフトレジスタ607に入力
され、システムクロックツJ?ルスφ1、φ、に従って
シフトされる。仮数部データSRMはアンド回路608
ヲ介して信号2T5のタイミングで選択され、オア回路
609を介してシフトレジスタ610に入力される。
第7図のレジスタ105の各ステージの重み表示から明
らかなように、第1タイムスロツトにおいてレジスタ1
05の第1乃至第3ステージには指数部データSREの
各ビットE3、E2、Elが有り、第4乃至第7ステー
ジには仮数部データSRMの各ビットM4、M3、M2
、Mlが有る。
らかなように、第1タイムスロツトにおいてレジスタ1
05の第1乃至第3ステージには指数部データSREの
各ビットE3、E2、Elが有り、第4乃至第7ステー
ジには仮数部データSRMの各ビットM4、M3、M2
、Mlが有る。
従って、信号2T5が発生する第2乃至第5タイムスロ
ツトではデータSRMとしてビットM1、M2、M3、
M4が順次現われ、これらのビットM1、M2、M3、
M4だけがアンド回路308で選択されシフトレジスタ
610に入力される。
ツトではデータSRMとしてビットM1、M2、M3、
M4が順次現われ、これらのビットM1、M2、M3、
M4だけがアンド回路308で選択されシフトレジスタ
610に入力される。
シフトレジスタ610は入力されたデータM1、M?、
M3、M4をクロックパルスφ8、φ2に従って順次シ
フトする。第6タイムスロツトでは信号6y32がオア
回路309t−介してシフトレジスタ610に入力され
る。従ってシフトレジスタ610にはデータM1、M2
、M3、M4、”1”が順次ロードされ、これらのデー
タがタイムスロットの進展に伴ってレジスタ310内を
順次シフトされていく。レジスタ610の各ステーン内
には第5タイムスロツトのときの重みが示されている。
M3、M4をクロックパルスφ8、φ2に従って順次シ
フトする。第6タイムスロツトでは信号6y32がオア
回路309t−介してシフトレジスタ610に入力され
る。従ってシフトレジスタ610にはデータM1、M2
、M3、M4、”1”が順次ロードされ、これらのデー
タがタイムスロットの進展に伴ってレジスタ310内を
順次シフトされていく。レジスタ610の各ステーン内
には第5タイムスロツトのときの重みが示されている。
すなわち、第2タイムスロツトのときにデータSRMと
して出力されたビットM1は、その3タイムスロツト後
のWJ5タイムスロットではレジスタ610の第3ステ
ージにシフトされてきており、第2ステージ及び第1ス
テージにはビットM2、M3がきている。
して出力されたビットM1は、その3タイムスロツト後
のWJ5タイムスロットではレジスタ610の第3ステ
ージにシフトされてきており、第2ステージ及び第1ス
テージにはビットM2、M3がきている。
一方、指数部データSREとしては第2乃至第4タイム
スロツトの間でビットEl、E2.E3が現われ、これ
らがシフトレジスタ307でシフトされるので、第5タ
イムスロツトでは図示のようにレジスタ607の第1ス
テージにE3.第2ステージにE2.第3ステージにE
lがシフトされる。このレジスタ307の3ステージ出
力はラッチ回路311に並列的に入力される。ラッチ回
路611は信号5y328にもとづき第5タイムスロツ
トのときのレジスタ307の各ステージ出力すなわち”
E3、E2、El’の指数部データ5REt−ラッチす
る。このラッチ回路611にラッチされたデータ@E3
.E2、El”はセレクタ3060制御入力に与えられ
る。
スロツトの間でビットEl、E2.E3が現われ、これ
らがシフトレジスタ307でシフトされるので、第5タ
イムスロツトでは図示のようにレジスタ607の第1ス
テージにE3.第2ステージにE2.第3ステージにE
lがシフトされる。このレジスタ307の3ステージ出
力はラッチ回路311に並列的に入力される。ラッチ回
路611は信号5y328にもとづき第5タイムスロツ
トのときのレジスタ307の各ステージ出力すなわち”
E3、E2、El’の指数部データ5REt−ラッチす
る。このラッチ回路611にラッチされたデータ@E3
.E2、El”はセレクタ3060制御入力に与えられ
る。
セレクタ606はラッチ回路61103ビツトデータE
3、E2、Elをデコードし、デコードされた値(10
進数の0〜7のいずれか1つ)に対応する番号の入力ラ
イン(0〜7のいずれか1つ)を選択する。セレクタ6
06の各入力ラインには、番号の若い方から順にシフト
レジスタ610の第3乃至第10ステージの出力が与え
られる。シフトレジスタ610の各ステージの出力を見
ると、番号の若いステージはど、データM1、M2、M
3、M4、“1”が早いタイミングで現われる。
3、E2、Elをデコードし、デコードされた値(10
進数の0〜7のいずれか1つ)に対応する番号の入力ラ
イン(0〜7のいずれか1つ)を選択する。セレクタ6
06の各入力ラインには、番号の若い方から順にシフト
レジスタ610の第3乃至第10ステージの出力が与え
られる。シフトレジスタ610の各ステージの出力を見
ると、番号の若いステージはど、データM1、M2、M
3、M4、“1”が早いタイミングで現われる。
例えば、番号0に対応する第3ステージの出力は、第5
乃至第9タイムスロツトでMl、M2.M3、M4.1
1131が順に現われる−0また、番号7に対) 応する第1Oステージの出力は第12乃至第16タイム
スロツトでMl、M2、M3.M4、′1”が順に現わ
れる。第17図(a)に示したようにシリアル演算にお
いては第1タイムスロツトが最下位ビットであり、第1
6タイムスロツトが最上位ビットである。従って、レジ
スタ610の第3ステージ(番号O)から出力されるデ
ータの重みが最小であり、ステージが進むにつれてデー
タの重みは2倍、4倍、8倍・・・・と2 倍になる〇 こうして、Vフトレジスタ610の第3乃至第1Oステ
ージのうちいずれか1つのステージの出力がラッチ回路
311の出力に応じて選択され、スラーレートデータS
LRとして出力される。3ピツト2進データE3、E2
、Elの10進値をeで示し、5ピツト2進データ@1
”、M4.M3、M2、Mlの10進値をmで示すと
、結局、「m・2e」なる演算の結果がスラーレートデ
ータSLRである。このスラーレートデータSLHの有
効タイムスロットは、最小重みのレジスタ310の第3
ステージ出力を選択した場合の最下位ピッ)Mlのタイ
ムスロットである第5タイムスロツトかう最大重みのレ
ジスタ310の第1Oステージ出力を選択した場合の最
上位ビット″″1”のタイムスロットである第16タイ
ムスロツトまでであり、合計12ビツトである。他方、
がリュームv5(第6図)によって設定したスジ−スピ
ードデータはSRM(Ml〜M4)及び5RE(El〜
E3)の7ピツトで−ある。従って、上述のような処理
によってスラースピード設定量のダイナミックレンジを
拡大することができる。
乃至第9タイムスロツトでMl、M2.M3、M4.1
1131が順に現われる−0また、番号7に対) 応する第1Oステージの出力は第12乃至第16タイム
スロツトでMl、M2、M3.M4、′1”が順に現わ
れる。第17図(a)に示したようにシリアル演算にお
いては第1タイムスロツトが最下位ビットであり、第1
6タイムスロツトが最上位ビットである。従って、レジ
スタ610の第3ステージ(番号O)から出力されるデ
ータの重みが最小であり、ステージが進むにつれてデー
タの重みは2倍、4倍、8倍・・・・と2 倍になる〇 こうして、Vフトレジスタ610の第3乃至第1Oステ
ージのうちいずれか1つのステージの出力がラッチ回路
311の出力に応じて選択され、スラーレートデータS
LRとして出力される。3ピツト2進データE3、E2
、Elの10進値をeで示し、5ピツト2進データ@1
”、M4.M3、M2、Mlの10進値をmで示すと
、結局、「m・2e」なる演算の結果がスラーレートデ
ータSLRである。このスラーレートデータSLHの有
効タイムスロットは、最小重みのレジスタ310の第3
ステージ出力を選択した場合の最下位ピッ)Mlのタイ
ムスロットである第5タイムスロツトかう最大重みのレ
ジスタ310の第1Oステージ出力を選択した場合の最
上位ビット″″1”のタイムスロットである第16タイ
ムスロツトまでであり、合計12ビツトである。他方、
がリュームv5(第6図)によって設定したスジ−スピ
ードデータはSRM(Ml〜M4)及び5RE(El〜
E3)の7ピツトで−ある。従って、上述のような処理
によってスラースピード設定量のダイナミックレンジを
拡大することができる。
前述の通り、第4図のレジスタ67では、タイマ終了信
号QRが発生する第9乃至第16タイムスロフトの間で
新たな押圧鍵のキーコードXKCがロードされる。従っ
て、レジスタ37の出力は第17タイムスロツトに同期
して切換わる。このレジスタ37から出力されるキーコ
ードMKCの各タイムスロットにおける状態は第21図
のようである。すなわち、第17タイムスロツトから次
の第16タイムスロツトまでの32タイムスロツトの間
で8タイムスロツト毎にビットN1乃至B3が4巡する
。このキーコードMKCは第14図の7ンド回路302
及び304に加わる。信号17718(第5図参照)に
よって第17及び第18タイムスロツトにおいて可能化
されたアンド回路304を介してキーコードMKCの下
位ビットN1、N2が選択され、オア回路616を介し
て2段のフリップフロップ614に入力される。フリッ
プフロップ614で夫々2タイムスロツト遅延された2
ビツトN1、N2は、第19から次の第16タイムスロ
ツトまでの間可能化されるアンド回路305を介してフ
リップフロップ314を循環する(第21図314Q参
照)。このフリツプフロツブ614の出力は、信号25
T8 (第5図)によって可能化されたアンド回路60
3を介して第25乃至第8タイムスロツトの間選択され
、オア回路615を介してMKCLとして出力される。
号QRが発生する第9乃至第16タイムスロフトの間で
新たな押圧鍵のキーコードXKCがロードされる。従っ
て、レジスタ37の出力は第17タイムスロツトに同期
して切換わる。このレジスタ37から出力されるキーコ
ードMKCの各タイムスロットにおける状態は第21図
のようである。すなわち、第17タイムスロツトから次
の第16タイムスロツトまでの32タイムスロツトの間
で8タイムスロツト毎にビットN1乃至B3が4巡する
。このキーコードMKCは第14図の7ンド回路302
及び304に加わる。信号17718(第5図参照)に
よって第17及び第18タイムスロツトにおいて可能化
されたアンド回路304を介してキーコードMKCの下
位ビットN1、N2が選択され、オア回路616を介し
て2段のフリップフロップ614に入力される。フリッ
プフロップ614で夫々2タイムスロツト遅延された2
ビツトN1、N2は、第19から次の第16タイムスロ
ツトまでの間可能化されるアンド回路305を介してフ
リップフロップ314を循環する(第21図314Q参
照)。このフリツプフロツブ614の出力は、信号25
T8 (第5図)によって可能化されたアンド回路60
3を介して第25乃至第8タイムスロツトの間選択され
、オア回路615を介してMKCLとして出力される。
それに引き続く第9乃至第16タイムスロツトでは信号
9T16によって可能化されたアンド回路602を介し
てキーコードMKCが8ピツトすべて選択され、オア回
路615を介してMKCLとして出力される。従って、
周波数情報MKCLは第21図に示すように第25タイ
ムスロツトから次の第16タイムスロツトまで続く24
ピツトのデータであり、上位8ビツト(第16タイムス
ロツト〜第9タイムスロツト)が@O”及びキーコード
MKCのオクターブコードB3、B2、B1とノートコ
ードN4、N3、N2、N1から成り、下位16ビツト
はノートコードの下位2ビツトNな構成の周波数情報は
、例えば特開李56−74298号公報等で公知であり
、キーコードMKCに対応する楽音の周波数を2を底と
する対数(セント値)で表わしたものである。
9T16によって可能化されたアンド回路602を介し
てキーコードMKCが8ピツトすべて選択され、オア回
路615を介してMKCLとして出力される。従って、
周波数情報MKCLは第21図に示すように第25タイ
ムスロツトから次の第16タイムスロツトまで続く24
ピツトのデータであり、上位8ビツト(第16タイムス
ロツト〜第9タイムスロツト)が@O”及びキーコード
MKCのオクターブコードB3、B2、B1とノートコ
ードN4、N3、N2、N1から成り、下位16ビツト
はノートコードの下位2ビツトNな構成の周波数情報は
、例えば特開李56−74298号公報等で公知であり
、キーコードMKCに対応する楽音の周波数を2を底と
する対数(セント値)で表わしたものである。
晶述の通り、スラー制御を行なうべき条件が成立したと
き、約10m5の時間待ち終了直後の第17かll:+
第16タイムスロツトまでの32タイムスロツトの間ス
ラースタート信号SSが単音キーアサイナ14A(第4
図)から出力される。このスラースタート信号SSは第
14図のアンド回路213に与えられる。また、単音キ
ーアサイナ14Aでは、スラースタート信号SSが立上
る直前の第9乃至第16タイムスロツトにおいてタイマ
終了信号QRが発生し、これにもとづきレジスタ67に
新たな押圧鍵のキーコードMKCがロードされる。従っ
て、第22図に示すように、レジスタ67から出力され
るキーコードMKCはスラースタート信号SSの立上り
に対応して旧押圧鍵から新押圧鍵に切換わる。
き、約10m5の時間待ち終了直後の第17かll:+
第16タイムスロツトまでの32タイムスロツトの間ス
ラースタート信号SSが単音キーアサイナ14A(第4
図)から出力される。このスラースタート信号SSは第
14図のアンド回路213に与えられる。また、単音キ
ーアサイナ14Aでは、スラースタート信号SSが立上
る直前の第9乃至第16タイムスロツトにおいてタイマ
終了信号QRが発生し、これにもとづきレジスタ67に
新たな押圧鍵のキーコードMKCがロードされる。従っ
て、第22図に示すように、レジスタ67から出力され
るキーコードMKCはスラースタート信号SSの立上り
に対応して旧押圧鍵から新押圧鍵に切換わる。
第14図において、スラースタート信号SS【ζ対応し
てアンド回路213の出力が“1#となり、オア回路5
,6.7に与えられる。オア回路5の出力はフリップフ
ロップ224に与えられる。信号SSが立上ったときか
ら32タイムスロツト後に7リツプフロツプ224の出
力が″1mに立上り、以後、アンド回路212及びオア
回路5を介して自己保持される。このフリップフロップ
224の状態をSLQで示す。オア、回路5の出力がS
LQ信号に相当する。このSLQ信号はスラー制御を行
なっている間中保持される。また、オア回路7の出力に
もとづき前述と同様にSET信号及び5ETDが32タ
イムスロツトの間@0#になる(第16図参照)。また
、アンド回路216の出力は5LSET信号としてアン
ド回路293〜295に与えられ、かつインバータで反
転されてアンド回路296に与えられる。
てアンド回路213の出力が“1#となり、オア回路5
,6.7に与えられる。オア回路5の出力はフリップフ
ロップ224に与えられる。信号SSが立上ったときか
ら32タイムスロツト後に7リツプフロツプ224の出
力が″1mに立上り、以後、アンド回路212及びオア
回路5を介して自己保持される。このフリップフロップ
224の状態をSLQで示す。オア、回路5の出力がS
LQ信号に相当する。このSLQ信号はスラー制御を行
なっている間中保持される。また、オア回路7の出力に
もとづき前述と同様にSET信号及び5ETDが32タ
イムスロツトの間@0#になる(第16図参照)。また
、アンド回路216の出力は5LSET信号としてアン
ド回路293〜295に与えられ、かつインバータで反
転されてアンド回路296に与えられる。
オア回路5から出力されたSLQ信号はアンド回路28
8,289,291に与えられると共に、インバータ3
12で反転されてアンド回路290に与えられる。スラ
ースタート信号SSが発生する以前はSLQ信号は″0
”であり、演算器CUL5のアンド回路290が可能化
され、288゜289.291が不能となっている。ア
ンド回路290には押圧鍵キーコードMKCに対応する
周波数情報MKCLが4見られる。この周波数情報MK
CLは、アンド回路290、オア回路298、加算器2
85を通過してシフトレジスタ283に入力される。従
って、キーコードMKCに対応する周波数情報MKCL
がそのまま発音すべき楽音の周波数情報SKCとなる。
8,289,291に与えられると共に、インバータ3
12で反転されてアンド回路290に与えられる。スラ
ースタート信号SSが発生する以前はSLQ信号は″0
”であり、演算器CUL5のアンド回路290が可能化
され、288゜289.291が不能となっている。ア
ンド回路290には押圧鍵キーコードMKCに対応する
周波数情報MKCLが4見られる。この周波数情報MK
CLは、アンド回路290、オア回路298、加算器2
85を通過してシフトレジスタ283に入力される。従
って、キーコードMKCに対応する周波数情報MKCL
がそのまま発音すべき楽音の周波数情報SKCとなる。
MKCLは第21図に示すように第25タイムスロツト
かう次ノ第16タイムスロツトの間で発生するので、第
17タイムスロツトにおいてレジスタ286の各ステー
ジに保有されるデータの重みは図中に示すようになる。
かう次ノ第16タイムスロツトの間で発生するので、第
17タイムスロツトにおいてレジスタ286の各ステー
ジに保有されるデータの重みは図中に示すようになる。
ノートコードの下位2ビットN2.Nlが繰返す部分の
重みはセント値で表示されている。
重みはセント値で表示されている。
すなわち、キーコードを2を底とする対数表示の周波数
情報に変換した場会、その本来のノートコードの最下位
ピッ)Nlは75セントの重みを持つので、例えば、そ
の1ビツト下位(第17タイムスロツトにおけるレジス
タ286の第9ステージ)は約38セント、更に1ピッ
゛上下位は約19セントの重みをもつ。
情報に変換した場会、その本来のノートコードの最下位
ピッ)Nlは75セントの重みを持つので、例えば、そ
の1ビツト下位(第17タイムスロツトにおけるレジス
タ286の第9ステージ)は約38セント、更に1ピッ
゛上下位は約19セントの重みをもつ。
SLQ信号が′1”に立上ると、アンド回路291が可
能化され、290は不能となる゛。従って、新しい押圧
鍵に対応する周波数情報MKCLは阻止され、その直前
にレジスタ286にロードされた前回の押圧鍵に対応す
る周波数情報SKCがアンド回路291を介してレジス
タ286で循環保持される。
能化され、290は不能となる゛。従って、新しい押圧
鍵に対応する周波数情報MKCLは阻止され、その直前
にレジスタ286にロードされた前回の押圧鍵に対応す
る周波数情報SKCがアンド回路291を介してレジス
タ286で循環保持される。
スラースタート信号SSに対応した5LSET信号によ
って演算器CUL6のアンド回路296〜295が第1
7から次の第16タイムスロツトまでの32タイムスロ
ツトの間可能化される。第21図と第22図を参照すれ
ば明らかなように、5LSET信号が発生する32タイ
ムスロツトの内第25乃至第16タイムスロツトで新た
な押圧鍵の周波数情報MKCLが出力され、アンド回路
295及びオア回路300を介して加算器286の入力
Bに与えられる。同時に、レジスタ283の最終ステー
ジから出力された前回押圧鍵の周波数情報SKCをイン
バータ616で反転したもの(SKC)が−アンド回路
294を通り、加算器286の入力Aに加わる。また、
SKCの最下位ビットに対応する第17タイムスロツト
において、信号17y32にもとづきアンド回路296
がら′1#が出力され、加算器286の入力Ciに与え
られる。アンド回路293.294及びインバータ31
6はSKCを2の補数すなわち負の値[−,5KCJに
変換するためのものである。従って、5LSET信号に
もとづき、加算器286では新押圧鍵の周波数情報MK
CLから用押圧鍵の周波数情報SKCを減算するシリア
ル演算rMKCL−8KCJを行ない、画情報の差を求
める。こうして求めた差のデータKCDがレジスタ28
4にロードされ、5LSET信号が立下った後可能化さ
れるアンド回路296を介してレジスタ284で循環保
持される。差データKCDが保持されるとき、アンド回
路293〜295は不能化されるので加算器286で演
算は行なわれない。
って演算器CUL6のアンド回路296〜295が第1
7から次の第16タイムスロツトまでの32タイムスロ
ツトの間可能化される。第21図と第22図を参照すれ
ば明らかなように、5LSET信号が発生する32タイ
ムスロツトの内第25乃至第16タイムスロツトで新た
な押圧鍵の周波数情報MKCLが出力され、アンド回路
295及びオア回路300を介して加算器286の入力
Bに与えられる。同時に、レジスタ283の最終ステー
ジから出力された前回押圧鍵の周波数情報SKCをイン
バータ616で反転したもの(SKC)が−アンド回路
294を通り、加算器286の入力Aに加わる。また、
SKCの最下位ビットに対応する第17タイムスロツト
において、信号17y32にもとづきアンド回路296
がら′1#が出力され、加算器286の入力Ciに与え
られる。アンド回路293.294及びインバータ31
6はSKCを2の補数すなわち負の値[−,5KCJに
変換するためのものである。従って、5LSET信号に
もとづき、加算器286では新押圧鍵の周波数情報MK
CLから用押圧鍵の周波数情報SKCを減算するシリア
ル演算rMKCL−8KCJを行ない、画情報の差を求
める。こうして求めた差のデータKCDがレジスタ28
4にロードされ、5LSET信号が立下った後可能化さ
れるアンド回路296を介してレジスタ284で循環保
持される。差データKCDが保持されるとき、アンド回
路293〜295は不能化されるので加算器286で演
算は行なわれない。
一方、演算器CUL5では、5LSET信号にもとづき
演算器CUL6で差データKCDの演算を行なっている
ときは、SET信号によってアンド回路288及び28
9が不能化されており、演算を行なわずに前回押圧鍵の
周波数情報SKCをアンド回路291を介してホールド
する。また、第13図の演算器CUL4では、SET信
号によってレジスタ165の古い内容をクリアすると共
に、SLQ信号によって可能化されたアンド回路195
を介して前記スラーレートデータSLRを取り込む。前
述の通り、セレクタ306(第12図)から出力される
スラーレートデータSLRは第5乃至第16タイムスロ
ツトで有効なデータであり、これが32タイムスロツト
毎に繰返し与えられる。演算器CUL4では、このスラ
ーレートデータ5LRt−32タイムスロツト(16p
s )毎に繰返し加算する。第17タイムスロツトにお
いて最上位ビットのキャリイアウド信号COTが演算器
CUL4から出力されると、信号173F32Sによっ
て第14図のラッチ回路317に@1”がラッチされ、
32タイムスロツトの間保持すれる。このラッチ回路3
17の出力は演算器CUL5のアンド回路288及び2
89゛に与えられる。
演算器CUL6で差データKCDの演算を行なっている
ときは、SET信号によってアンド回路288及び28
9が不能化されており、演算を行なわずに前回押圧鍵の
周波数情報SKCをアンド回路291を介してホールド
する。また、第13図の演算器CUL4では、SET信
号によってレジスタ165の古い内容をクリアすると共
に、SLQ信号によって可能化されたアンド回路195
を介して前記スラーレートデータSLRを取り込む。前
述の通り、セレクタ306(第12図)から出力される
スラーレートデータSLRは第5乃至第16タイムスロ
ツトで有効なデータであり、これが32タイムスロツト
毎に繰返し与えられる。演算器CUL4では、このスラ
ーレートデータ5LRt−32タイムスロツト(16p
s )毎に繰返し加算する。第17タイムスロツトにお
いて最上位ビットのキャリイアウド信号COTが演算器
CUL4から出力されると、信号173F32Sによっ
て第14図のラッチ回路317に@1”がラッチされ、
32タイムスロツトの間保持すれる。このラッチ回路3
17の出力は演算器CUL5のアンド回路288及び2
89゛に与えられる。
レジスタ284の第24ステージからは差データKCD
を8ビツト下位にシフトした(2−8倍した)データΔ
KCDが出力される。このデータΔKCDはアンド回路
289に与えられると共にラッチ回路618に入力され
る。ラップ回路318はデータΔKCDのサインビット
(S)を拡張するためのものである。差データKCDは
、負の値(2の補数)にもなるため、最上位ピッ)(B
3)の1ビツト上がサインビット(S)になっている。
を8ビツト下位にシフトした(2−8倍した)データΔ
KCDが出力される。このデータΔKCDはアンド回路
289に与えられると共にラッチ回路618に入力され
る。ラップ回路318はデータΔKCDのサインビット
(S)を拡張するためのものである。差データKCDは
、負の値(2の補数)にもなるため、最上位ピッ)(B
3)の1ビツト上がサインビット(S)になっている。
これを8ビツト下位にシフトしてデータΔKCDを得る
ので、サインビット(S)が1ビツトだけでは不十分で
あり、更にその上位にサインビットを拡張する必要があ
る。レジスタ284の第24ステージから取り出される
データΔKCDにおいては、サインビット(S)は第8
タイムスロツトで出現する。すなわちデータKCDでは
第16タイムスロツトでサインビット(S)が出現する
ので、これを8ビツト下位シフトしたデータΔKCDで
は第8タイムスロツトで出現する。そこで、ラッチ回路
618では信号8y32S(第5図)によりサインビッ
ト(S)の値をラッチし、直流化する。このラッチ回路
318の出力は°アンド回路288に与えられる。
ので、サインビット(S)が1ビツトだけでは不十分で
あり、更にその上位にサインビットを拡張する必要があ
る。レジスタ284の第24ステージから取り出される
データΔKCDにおいては、サインビット(S)は第8
タイムスロツトで出現する。すなわちデータKCDでは
第16タイムスロツトでサインビット(S)が出現する
ので、これを8ビツト下位シフトしたデータΔKCDで
は第8タイムスロツトで出現する。そこで、ラッチ回路
618では信号8y32S(第5図)によりサインビッ
ト(S)の値をラッチし、直流化する。このラッチ回路
318の出力は°アンド回路288に与えられる。
差データKCD(ΔKCDも同様)が正の値のとき、す
なわち、新押圧鍵が旧押圧鍵よりも高音のとき二サイン
ビット(S)は“θ″であり、アンド回路288は常時
不能化される。この場合、演算器CUL4からのキャリ
イアウド信号COTに対応してアンド回路289だけが
動作可能となる。データΔKCDはアンド回路289及
びオア回路297を介して加算器285の入力Aに与え
られ、SKCに加算される。データΔKCDはデータK
CDを8ピット下位にシフトしたものであるため、上位
8ビット分の演算タイミングすなわち第9乃至第16タ
イムスロツトでは無意味なデータ、が現われる。この無
意味なデータを阻止し、このビットをオール″I01に
するために信号9T16を反転した信号がアンド回路2
89に与えられそいる。演算器CUL5では、周波数情
報SKCに対しで、スラーレートデータSLHに対応す
る(演算器CUL4のキャリイアウド信号に対応する)
時間間隔でデータΔKCDが順次加算され、このSKC
が新押圧鍵の周波数情報MKCLに徐々に近づく(第2
3図参照)。
なわち、新押圧鍵が旧押圧鍵よりも高音のとき二サイン
ビット(S)は“θ″であり、アンド回路288は常時
不能化される。この場合、演算器CUL4からのキャリ
イアウド信号COTに対応してアンド回路289だけが
動作可能となる。データΔKCDはアンド回路289及
びオア回路297を介して加算器285の入力Aに与え
られ、SKCに加算される。データΔKCDはデータK
CDを8ピット下位にシフトしたものであるため、上位
8ビット分の演算タイミングすなわち第9乃至第16タ
イムスロツトでは無意味なデータ、が現われる。この無
意味なデータを阻止し、このビットをオール″I01に
するために信号9T16を反転した信号がアンド回路2
89に与えられそいる。演算器CUL5では、周波数情
報SKCに対しで、スラーレートデータSLHに対応す
る(演算器CUL4のキャリイアウド信号に対応する)
時間間隔でデータΔKCDが順次加算され、このSKC
が新押圧鍵の周波数情報MKCLに徐々に近づく(第2
3図参照)。
一方、差データKCD(ΔKCDも同様)が負のとき、
すなわち、新押圧鍵が旧押圧鍵よりも低音のとき、サイ
ンビット(S)は61”であり、アンド回路288は常
時可能化される。この場合、演算器CUL4からのキャ
リイアウド信号COTに対応してアンド回路288及び
289が共に動作可能となる。データΔKCDは前述の
ように、アンド回路289で第17乃至第8タイムスロ
ツトで有効ビットが選択されて加算器285に与えられ
る。この場合1.データΔKCDは2の補数で表わされ
ている。アンド回路288には信号9T16が入力され
ており、データΔKCDを阻止した上位8ビット分の演
算タイミングすなわち第9乃至第16タイムスロツトで
オール″′1#を加算器285に与える。こうして、2
の補数で表わされたデータΔKCD・の上位8ビツトに
サインビット(S)すなわち1”が拡張される。この場
合、演算器CUL5では、周波数情報SKCからスラー
レートデータSLHに対応する時間間隔でデータΔKC
Dを順次減算し、このSKCが新押圧鍵のMKCLに徐
々に近づく。
すなわち、新押圧鍵が旧押圧鍵よりも低音のとき、サイ
ンビット(S)は61”であり、アンド回路288は常
時可能化される。この場合、演算器CUL4からのキャ
リイアウド信号COTに対応してアンド回路288及び
289が共に動作可能となる。データΔKCDは前述の
ように、アンド回路289で第17乃至第8タイムスロ
ツトで有効ビットが選択されて加算器285に与えられ
る。この場合1.データΔKCDは2の補数で表わされ
ている。アンド回路288には信号9T16が入力され
ており、データΔKCDを阻止した上位8ビット分の演
算タイミングすなわち第9乃至第16タイムスロツトで
オール″′1#を加算器285に与える。こうして、2
の補数で表わされたデータΔKCD・の上位8ビツトに
サインビット(S)すなわち1”が拡張される。この場
合、演算器CUL5では、周波数情報SKCからスラー
レートデータSLHに対応する時間間隔でデータΔKC
Dを順次減算し、このSKCが新押圧鍵のMKCLに徐
々に近づく。
スラー制御中はSLQ信号によってアンド回路241及
び245が可能化され、これらの回路を介して周波数情
報SKCが比較器C0M2の入力Aに、MKCLが入力
Bに、夫′々与えられる。比較器C0M2は、演算器C
UL5の周波数情報S、KCが目標値である新押圧鍵の
周波数情報MKCLに到達したか否かを検出する。前述
の通り、新押圧鍵が前回押圧鍵よりも高音のときはラッ
チ回路51gに”0”がラッチされ、低音のときは11
”がラッチされる。このラッチ回路318の出力はラッ
チ回路319に与えられ、信号17T24Kj’l第1
7タイムスロツトに同期してラッチされる。このラッチ
回路619の出力はアンド回路620に加えられると共
に、インバータ323で反転されてアンド回路321に
加えられる。
び245が可能化され、これらの回路を介して周波数情
報SKCが比較器C0M2の入力Aに、MKCLが入力
Bに、夫′々与えられる。比較器C0M2は、演算器C
UL5の周波数情報S、KCが目標値である新押圧鍵の
周波数情報MKCLに到達したか否かを検出する。前述
の通り、新押圧鍵が前回押圧鍵よりも高音のときはラッ
チ回路51gに”0”がラッチされ、低音のときは11
”がラッチされる。このラッチ回路318の出力はラッ
チ回路319に与えられ、信号17T24Kj’l第1
7タイムスロツトに同期してラッチされる。このラッチ
回路619の出力はアンド回路620に加えられると共
に、インバータ323で反転されてアンド回路321に
加えられる。
新押圧鍵が前回押圧鍵よりも高音のときはラッチ回路6
19の出力はIOjであり、インバータ323の出力″
′1″によりアンド回路V321が可能化される。この
場合、SKCが目標値MKCLに未だ到達していないと
きは、比較器C0M2ではrA<BJが成立し、rA> =BJの出力は′Q” である。従って、アンド回路236がらアンド回路32
1には“0”が与えられる。アンド回路321の出力@
O′はオア回路622を介してインバータ624で反転
され、該インバータ324 カらアンド回路212に“
l“が与えられる。従っテアリップフロップ224のS
LQ信号がこのアンド回路212を介してホールドされ
る。SKCが目標値M K CLに到達すると、比較器
C0M2の「A2B」の出力が11”となり、アンド回
路266を介してアンド回路621に@1#が与えられ
、インバータ324の出方力げo”となる。
19の出力はIOjであり、インバータ323の出力″
′1″によりアンド回路V321が可能化される。この
場合、SKCが目標値MKCLに未だ到達していないと
きは、比較器C0M2ではrA<BJが成立し、rA> =BJの出力は′Q” である。従って、アンド回路236がらアンド回路32
1には“0”が与えられる。アンド回路321の出力@
O′はオア回路622を介してインバータ624で反転
され、該インバータ324 カらアンド回路212に“
l“が与えられる。従っテアリップフロップ224のS
LQ信号がこのアンド回路212を介してホールドされ
る。SKCが目標値M K CLに到達すると、比較器
C0M2の「A2B」の出力が11”となり、アンド回
路266を介してアンド回路621に@1#が与えられ
、インバータ324の出方力げo”となる。
これにより、SLQ信号がリセットされ、スラー制御が
終了する。
終了する。
他方、1押圧鍵が前回押圧鍵よりも低音のときはラッチ
回路319の出力は″1′であり、アンド回路620が
可能化される。SKCが目標値MKCLに未だ到達して
いないときは比較器C0M2ではrA>BJが成立し、
「A≦B」出力は10”である。従って、アンド回路2
37からアンド回路320に@0”が与えられ、オア回
路322を介してインバータ324に“0″が与えられ
、前述と同様にSLQ信号がホールドされる。SKCが
目標値MKCLに到達すると、比較器C0M2の「A≦
B」出力が”1”となり、アンド回路267からアンド
回路620に“1′が与えられ、インバータ624の出
力″″01によってアンド回路212が不能化されてS
LQ信号がリセットされる。
回路319の出力は″1′であり、アンド回路620が
可能化される。SKCが目標値MKCLに未だ到達して
いないときは比較器C0M2ではrA>BJが成立し、
「A≦B」出力は10”である。従って、アンド回路2
37からアンド回路320に@0”が与えられ、オア回
路322を介してインバータ324に“0″が与えられ
、前述と同様にSLQ信号がホールドされる。SKCが
目標値MKCLに到達すると、比較器C0M2の「A≦
B」出力が”1”となり、アンド回路267からアンド
回路620に“1′が与えられ、インバータ624の出
力″″01によってアンド回路212が不能化されてS
LQ信号がリセットされる。
SLQ信号が立下ると演算器CUL5のアンド回路28
8,289,291が不能化され、アンド回路290が
可能化される。従って、以後は押圧鍵の周波数情報MK
CLがそのままSKCとしてレジスタ283にロードさ
れる。以上のようにして、しが−トニューキーオンがあ
った場合は、発音すべき楽音の周波数情報SKCが前回
押圧鍵に対応する値から新押圧鍵に対応する値まで一定
のレートで滑らかに変化し、スラー効果が実現される。
8,289,291が不能化され、アンド回路290が
可能化される。従って、以後は押圧鍵の周波数情報MK
CLがそのままSKCとしてレジスタ283にロードさ
れる。以上のようにして、しが−トニューキーオンがあ
った場合は、発音すべき楽音の周波数情報SKCが前回
押圧鍵に対応する値から新押圧鍵に対応する値まで一定
のレートで滑らかに変化し、スラー効果が実現される。
尚、周波数情報SKCが変動する時間はボリュームV5
(第6図)によって設定さ゛れたスラーレー)SLHに
よって決定され、前回押圧鍵と今回押圧鍵の周波数差と
は無関係である。これは、差データKCDを8ビツト下
位シフトしたデータΔKCDをスラーレー)SLHに対
応する時間間隔で繰返し加算もしくは減算する構成によ
って、差データKCDが如何なる値でもΔKCDの28
=256回の演算によりスラーが終了するからmlる。
(第6図)によって設定さ゛れたスラーレー)SLHに
よって決定され、前回押圧鍵と今回押圧鍵の周波数差と
は無関係である。これは、差データKCDを8ビツト下
位シフトしたデータΔKCDをスラーレー)SLHに対
応する時間間隔で繰返し加算もしくは減算する構成によ
って、差データKCDが如何なる値でもΔKCDの28
=256回の演算によりスラーが終了するからmlる。
尚、スラー終了時におけるオア回路622の出力@1#
によってアンド回路209が可能化され、ディレィビブ
ラートのための制御を開始する条件が成立する。
によってアンド回路209が可能化され、ディレィビブ
ラートのための制御を開始する条件が成立する。
(7)各種効果の整理
効果付与回路20において、アタックピッチ、スラー、
ビブラート等の各種助層は上述のように制御されるので
、効果選択状態及び鍵演奏法に応じて第24図に示すよ
うな組合せで各種効果が付与される。第24図において
、横欄は効果選択状態を示し、DVBはディレィビブラ
ート、NVBはノーマルビブラート、KVBはアフター
タッチビブラートを夫々示す。@0#は選択されていな
いことを示す。′1″は選択されていることを示す。デ
ィレィビブラート(DVB)の選択はぎリュームV4(
第6図)によって行なわれる。このボリュームv4の設
定量がOのときは選択されていないことを意味し、0以
外のときは選択されていることを示す。ノーマルビプラ
ー)(NVB)及びアフタータッチビブラート(KVB
)は夫々の選択ス(ツf−NVB S 、 KVB S
(第14図)によって選択される。尚、これらの選択
スイッチNVBS 、に’VBSは特別に設けずに、が
リュームV2.V3(第6図)t−利用してもよい。た
て欄は、鍵演奏法を示す。スタッカート演奏とは、前述
の「エニーニューキーオン」が検出される演奏法であり
、何も押鍵されていない状態で新たな鍵を押圧すること
である。この奏法のときは単音モード、複音モード共通
の効果組合せが得られる。
ビブラート等の各種助層は上述のように制御されるので
、効果選択状態及び鍵演奏法に応じて第24図に示すよ
うな組合せで各種効果が付与される。第24図において
、横欄は効果選択状態を示し、DVBはディレィビブラ
ート、NVBはノーマルビブラート、KVBはアフター
タッチビブラートを夫々示す。@0#は選択されていな
いことを示す。′1″は選択されていることを示す。デ
ィレィビブラート(DVB)の選択はぎリュームV4(
第6図)によって行なわれる。このボリュームv4の設
定量がOのときは選択されていないことを意味し、0以
外のときは選択されていることを示す。ノーマルビプラ
ー)(NVB)及びアフタータッチビブラート(KVB
)は夫々の選択ス(ツf−NVB S 、 KVB S
(第14図)によって選択される。尚、これらの選択
スイッチNVBS 、に’VBSは特別に設けずに、が
リュームV2.V3(第6図)t−利用してもよい。た
て欄は、鍵演奏法を示す。スタッカート演奏とは、前述
の「エニーニューキーオン」が検出される演奏法であり
、何も押鍵されていない状態で新たな鍵を押圧すること
である。この奏法のときは単音モード、複音モード共通
の効果組合せが得られる。
何故なら、第4図の単音キーアサイナ14Aでは、単音
モード及び複音モードのどちらが選択されている場合で
も、「エニーニューキーオン」に応じてアタックピッチ
スタート信号ASを発生するようになっているためであ
る。レガート演奏とは、前′述の「レガートニューキー
オン」が検出される奏法であり・、以前から押圧してい
る鍵を離鍵する前に新たな鍵を押圧することである。こ
の奏法のときは単音モードと複音モードとで可能な効果
組会せが異なり、更に単音モードの場合はスラーが選択
されているか否かで効果組合せが異なる。すなわち、前
述の通り、第4図の単音キーアサイナ14Aでは、しが
−トニューキーオンがあった場合、単音モードでスラー
が選択されている(スラーオン゛)ときはスラースター
ト信号SSを発生し、単音モードでスラーが選択されて
いない(スラーオフ)ときはアタックピッチスタート信
号ASを発生するようになっており、複音モードのとき
はレガートニューキーオンの検出そのものを行なわない
(アンド回路77及びフリップフロップNKQ参照)よ
うになっているためである。
モード及び複音モードのどちらが選択されている場合で
も、「エニーニューキーオン」に応じてアタックピッチ
スタート信号ASを発生するようになっているためであ
る。レガート演奏とは、前′述の「レガートニューキー
オン」が検出される奏法であり・、以前から押圧してい
る鍵を離鍵する前に新たな鍵を押圧することである。こ
の奏法のときは単音モードと複音モードとで可能な効果
組会せが異なり、更に単音モードの場合はスラーが選択
されているか否かで効果組合せが異なる。すなわち、前
述の通り、第4図の単音キーアサイナ14Aでは、しが
−トニューキーオンがあった場合、単音モードでスラー
が選択されている(スラーオン゛)ときはスラースター
ト信号SSを発生し、単音モードでスラーが選択されて
いない(スラーオフ)ときはアタックピッチスタート信
号ASを発生するようになっており、複音モードのとき
はレガートニューキーオンの検出そのものを行なわない
(アンド回路77及びフリップフロップNKQ参照)よ
うになっているためである。
たて欄とよこ欄の交点に該当する効果組合せが模式的に
示されている。この模式図の意味するところは第15図
(a)から理解できると思われる。すなわち、効果組合
せを特徴づける変調信号(VAL)及び深さエンベロー
プ(ENV)の変遷状態全誇張して示しである。組合わ
される効果名を明瞭にするために、符号が添えられてい
る。この符号は効果付与回路20における各フリップフ
ロップ224〜227(第14図)の状態に対応するも
ので、APQはアタックピッチ、DELQはディレィビ
ブラート開始時間、DVBQはディレィビブラート、A
NYQはノーマルビブラートあるいはアフタータッチビ
ブラート全示す。またSLQはスラーがかかる部分を示
している。また、VBDはノーマルピッ2−トの深さを
示し、KVBDはアフタータッチビブラートの深さを示
す。
示されている。この模式図の意味するところは第15図
(a)から理解できると思われる。すなわち、効果組合
せを特徴づける変調信号(VAL)及び深さエンベロー
プ(ENV)の変遷状態全誇張して示しである。組合わ
される効果名を明瞭にするために、符号が添えられてい
る。この符号は効果付与回路20における各フリップフ
ロップ224〜227(第14図)の状態に対応するも
ので、APQはアタックピッチ、DELQはディレィビ
ブラート開始時間、DVBQはディレィビブラート、A
NYQはノーマルビブラートあるいはアフタータッチビ
ブラート全示す。またSLQはスラーがかかる部分を示
している。また、VBDはノーマルピッ2−トの深さを
示し、KVBDはアフタータッチビブラートの深さを示
す。
第24図に示すような種々の効果組合せが可能になる理
由は、これまでの説明から明らかであるので、ここで改
めて説明することはしない。この整理によって明瞭とな
る1つの特徴的な事柄は、鍵演奏法及び単音演奏、雑音
演奏の区別に応じてアタックピッチ(APQ)を付与す
るか否かが自動的に決定される点である。このような自
動的なアタッチピッチ付与は従来見られなかったことで
ある。
由は、これまでの説明から明らかであるので、ここで改
めて説明することはしない。この整理によって明瞭とな
る1つの特徴的な事柄は、鍵演奏法及び単音演奏、雑音
演奏の区別に応じてアタックピッチ(APQ)を付与す
るか否かが自動的に決定される点である。このような自
動的なアタッチピッチ付与は従来見られなかったことで
ある。
楽音信号発生部の説明
第25図は、楽音信号発生部21(@2図)の詳細例、
特に該発生部21に含まれる周波数情報変更回路21A
の詳細、を示すものである。周波数情報変更回路21A
は、効果付与回路20のレジスタ163(第13図)か
ら与えられる変調信号瞬時値データVALに応じて発生
すべき楽音の周波数情報を変更し、ピンチコントロール
された周波数情報を出力するものである。周波数情報変
更回路21Aは単音モードと複音モードとで共用される
ようになっており、どちらのモードが選択されているか
に応じて回路機能が幾分切換わる。
特に該発生部21に含まれる周波数情報変更回路21A
の詳細、を示すものである。周波数情報変更回路21A
は、効果付与回路20のレジスタ163(第13図)か
ら与えられる変調信号瞬時値データVALに応じて発生
すべき楽音の周波数情報を変更し、ピンチコントロール
された周波数情報を出力するものである。周波数情報変
更回路21Aは単音モードと複音モードとで共用される
ようになっており、どちらのモードが選択されているか
に応じて回路機能が幾分切換わる。
単音モードが選択されている場合、周波数情報変更回路
21Aでは、第14図の演算器CULS内のレジスタ2
83から与えられる単音周波数情報SKCに対して第1
3図の演算器CUL2内のレジスタ163から与えられ
る変調信号瞬時値データVALを加算する。前述の通り
、周波数情報S″KCは対数表示(セント値)であり、
かつデータVALもセント値で表現されている。従って
、両データを加算(もしくは減算)することにより、単
音周波数情報SKCのセント値をデータVALに対応す
るセント値だけ高域もしくは低域側にずらした対数形式
(セント表示)の周波数情報logFが得られる。
21Aでは、第14図の演算器CULS内のレジスタ2
83から与えられる単音周波数情報SKCに対して第1
3図の演算器CUL2内のレジスタ163から与えられ
る変調信号瞬時値データVALを加算する。前述の通り
、周波数情報S″KCは対数表示(セント値)であり、
かつデータVALもセント値で表現されている。従って
、両データを加算(もしくは減算)することにより、単
音周波数情報SKCのセント値をデータVALに対応す
るセント値だけ高域もしくは低域側にずらした対数形式
(セント表示)の周波数情報logFが得られる。
単音周波数情報SKCは、上位7ピントのキーコード部
分(83〜Nl)とそれよりも下位の38セント乃至1
.2セントの重みに対応するデータ部分とに分けて演算
で利用される。そのために、第14図のレジスタ283
の第8ステージからライン325を介して情報SKCが
取シ出されると共に、その詔14ステージからライン6
26を介して情報SKCが取り出される。第25図にお
いて、ライン325の情報SKCは8ステージ71ピン
トのシフトレジスタ629に入力され、システムクロン
クバルスφ1、φ2に従って順次シフトされる。シフト
レジスタ629の第2乃至第8ステージの出力(合計7
ビツト)がラッチ回路360に与えられておシ、タイミ
ング信号25y32(第5図)によって該レジスタ32
9の内容がラッチ回路360に並列的にラッチされる。
分(83〜Nl)とそれよりも下位の38セント乃至1
.2セントの重みに対応するデータ部分とに分けて演算
で利用される。そのために、第14図のレジスタ283
の第8ステージからライン325を介して情報SKCが
取シ出されると共に、その詔14ステージからライン6
26を介して情報SKCが取り出される。第25図にお
いて、ライン325の情報SKCは8ステージ71ピン
トのシフトレジスタ629に入力され、システムクロン
クバルスφ1、φ2に従って順次シフトされる。シフト
レジスタ629の第2乃至第8ステージの出力(合計7
ビツト)がラッチ回路360に与えられておシ、タイミ
ング信号25y32(第5図)によって該レジスタ32
9の内容がラッチ回路360に並列的にラッチされる。
第17タイムスロツトにおけるシフトレジスタ283の
各ステージの重みは第14図に示すようになっているた
め、第17乃至第24タイムスロツト(合計8タイムス
ロツト)においては、情報SKCの上位ゝ。
各ステージの重みは第14図に示すようになっているた
め、第17乃至第24タイムスロツト(合計8タイムス
ロツト)においては、情報SKCの上位ゝ。
8ビツトのデータ(すなわちキーコード部分)Nl、N
2、N3、N4、B1、B2、B3.10”がライン3
25に順次現われ、これらが第25図のシフトレジスタ
629に順次ロードされる。従って、その次の第25タ
イムスロツトにおいては、シフトレジスタ329の各ス
テージの重みは図中に示すようになり、このとき発生す
る信号253r32によってラッチ回路360にはSK
Cの上位7ビツトのキーコード部分B3〜N1がラッチ
される。こうして、ラッチ回路660は、単音周波数情
報SKCのうちキーコード部分B3〜N1を常時出力す
る。
2、N3、N4、B1、B2、B3.10”がライン3
25に順次現われ、これらが第25図のシフトレジスタ
629に順次ロードされる。従って、その次の第25タ
イムスロツトにおいては、シフトレジスタ329の各ス
テージの重みは図中に示すようになり、このとき発生す
る信号253r32によってラッチ回路360にはSK
Cの上位7ビツトのキーコード部分B3〜N1がラッチ
される。こうして、ラッチ回路660は、単音周波数情
報SKCのうちキーコード部分B3〜N1を常時出力す
る。
ラッチ回路360の出力はセレクタ3310B入力に入
力される。単音モード選択スイッチMONO−8W(第
2図)から出力された単音モード選択信号MONOがセ
レクタ631のB選択制御入力SBに与えられておシ、
単音モードのときはラッチ回路330からB入力に与え
られるデータ83〜N1がセレクタ331で選択される
。
力される。単音モード選択スイッチMONO−8W(第
2図)から出力された単音モード選択信号MONOがセ
レクタ631のB選択制御入力SBに与えられておシ、
単音モードのときはラッチ回路330からB入力に与え
られるデータ83〜N1がセレクタ331で選択される
。
一方、ライン326の情報SKCはアンド回路362に
与えられる。アンド回路362には単音モード選択信号
MONOとタイミング信号17T22が与えられており
、単音モードであることを条件に第17乃至第22タイ
ムスロツトの区間でライン326のデータを選択する。
与えられる。アンド回路362には単音モード選択信号
MONOとタイミング信号17T22が与えられており
、単音モードであることを条件に第17乃至第22タイ
ムスロツトの区間でライン326のデータを選択する。
第17タイムスロツトにおけるシフトレジスタ283の
各ステージの重みは第14図に示すようであるため、第
17乃至第22タイムスロツト(合計6タイムスロツト
)では情報SKCのうち1.2セント乃至38セントの
重みの6ピツトのデータ部分がライン326に順次現わ
れ、これらのシリアル6ビツトf−18Kc (38〜
1.2 )7>E77ド回w!332で選択されて加算
器333の入力Bに与えられる(第26図参照)。
各ステージの重みは第14図に示すようであるため、第
17乃至第22タイムスロツト(合計6タイムスロツト
)では情報SKCのうち1.2セント乃至38セントの
重みの6ピツトのデータ部分がライン326に順次現わ
れ、これらのシリアル6ビツトf−18Kc (38〜
1.2 )7>E77ド回w!332で選択されて加算
器333の入力Bに与えられる(第26図参照)。
第13図のレジスタ163に記憶された変調信号データ
VALは第8ステージからライン327を介して取り出
されると共に第9ステージからライン328を介して取
り出される。第25図において、ライン327の変調信
号データVALFiアンド回路634に与えられ、タイ
ミング信号17T24(第5図)によって第17乃至第
24タイムスロツトの区間で選択される。第17タイム
スロツトにおけるシフトレジスタ163の各ステージの
重みは第13図のようであるため、第17乃至第24タ
イムスロツト(合計8タイムスロツト)ではデータVA
Lのうち上位8ビツトの1.2セント乃至75セントの
重みのデータ並びにサインピッ?(S)がライン627
に順次現われ、これらがアンド回路364で選択される
。アンド回路334の出力はオア回路335を介して加
算器336の入力Aに与えられる。従って、加算器66
6の入力Aには第17乃至第24タイムスロツトにおい
てデータVALの上位8ピツ)(1,2セント〜75セ
ントの重みの7ビツトのサインピット)が第26図に示
すようにシリアルに入力される。
VALは第8ステージからライン327を介して取り出
されると共に第9ステージからライン328を介して取
り出される。第25図において、ライン327の変調信
号データVALFiアンド回路634に与えられ、タイ
ミング信号17T24(第5図)によって第17乃至第
24タイムスロツトの区間で選択される。第17タイム
スロツトにおけるシフトレジスタ163の各ステージの
重みは第13図のようであるため、第17乃至第24タ
イムスロツト(合計8タイムスロツト)ではデータVA
Lのうち上位8ビツトの1.2セント乃至75セントの
重みのデータ並びにサインピッ?(S)がライン627
に順次現われ、これらがアンド回路364で選択される
。アンド回路334の出力はオア回路335を介して加
算器336の入力Aに与えられる。従って、加算器66
6の入力Aには第17乃至第24タイムスロツトにおい
てデータVALの上位8ピツ)(1,2セント〜75セ
ントの重みの7ビツトのサインピット)が第26図に示
すようにシリアルに入力される。
第26図から明らかなように、加算器333では、情報
SKCの下位6ビツトデータ5KC(32〜1.2)と
データVALとを同じ重み同士で加算することによりシ
リアル演算を実行する。成る重みのビットの加算によっ
て生じたキャリイアルト信号はその次のタイムスロット
においてキャリイアウド出力C0+1から出力され、C
1入力に与えられて1ビツト上のデータに加算される。
SKCの下位6ビツトデータ5KC(32〜1.2)と
データVALとを同じ重み同士で加算することによりシ
リアル演算を実行する。成る重みのビットの加算によっ
て生じたキャリイアルト信号はその次のタイムスロット
においてキャリイアウド出力C0+1から出力され、C
1入力に与えられて1ビツト上のデータに加算される。
尚、データVALは負の値(2の補数)で表わされてい
ることもあるので、その場合は加算器336で実質的に
は減算が行なわれる。
ることもあるので、その場合は加算器336で実質的に
は減算が行なわれる。
加算器333の出力は8ステージ/1ビツトのシフトレ
ジスタ336に入力され、クロックパルスφ1、φ2に
従って順次シフトされる。シフトレジスタ666及びラ
ッチ回路337は、シフトレジスタ629及びラッチ回
路667と同様、シリアルな加算出力を並列データに置
換えるためのものである。第17タイムスロツ・トにお
いて加算器333から出力される1、2セントの重みの
ビットに関する加算結果はその8タイムスロツト後の第
25タイムスロツトにおいてはシフトレジスタ666の
第8ステージまでシフトされてくる。従って、第25タ
イムスロツトにおいて、シフトレジスタ666の各ステ
ージの重みは図中に示すよ。
ジスタ336に入力され、クロックパルスφ1、φ2に
従って順次シフトされる。シフトレジスタ666及びラ
ッチ回路337は、シフトレジスタ629及びラッチ回
路667と同様、シリアルな加算出力を並列データに置
換えるためのものである。第17タイムスロツ・トにお
いて加算器333から出力される1、2セントの重みの
ビットに関する加算結果はその8タイムスロツト後の第
25タイムスロツトにおいてはシフトレジスタ666の
第8ステージまでシフトされてくる。従って、第25タ
イムスロツトにおいて、シフトレジスタ666の各ステ
ージの重みは図中に示すよ。
うに1,2セント乃至75セント及びサインビット(S
)に対応するものとなり、これらの重みのデータがタイ
ミング信号25y32によってラッチ回路637に並列
的にラッチされる。
)に対応するものとなり、これらの重みのデータがタイ
ミング信号25y32によってラッチ回路637に並列
的にラッチされる。
ラッチ回路667にラッチされた1、2セント、乃至7
5セントの重み及びサインビットに対応する8ビツトデ
ータは8ピツトの並列加算器338の入力Aに与えられ
る。加算器338の上位?ピットの入力Bにはセレクタ
331から出力されるキーコードの下位2ピツ)Nl、
N2が夫々入力される。また、加算器638の下位6ビ
ツトの入力BにはデータNN1、NN2が入力されるよ
うになっているが、これらは単音モードのときは常に1
0#である。従って、加算器368では、ラッチ回路6
37から与えられる75セントの重みの加算結果に対し
て情報SKCのキーコード部分の最下位ビットNlを加
算し、ラッチ回路337がら与えられるサインビットの
重みの加算結果に対し1て前記キーコード部分のN2を
加算する。この理由は、加算器633、では情報SKC
のうち38セント乃至1.2セントの重みのビットとデ
ータV’ALの対応する重みのビットとの加算が実質的
に行なわれただけであり、情報SKCとデータVALと
の演算に関して75セント以上の重みのビットに関する
加算はまだ行なわれていないためである。従って75セ
ント以上の重みのビットに関する加算を加算器668及
び339で行なうのである。
5セントの重み及びサインビットに対応する8ビツトデ
ータは8ピツトの並列加算器338の入力Aに与えられ
る。加算器338の上位?ピットの入力Bにはセレクタ
331から出力されるキーコードの下位2ピツ)Nl、
N2が夫々入力される。また、加算器638の下位6ビ
ツトの入力BにはデータNN1、NN2が入力されるよ
うになっているが、これらは単音モードのときは常に1
0#である。従って、加算器368では、ラッチ回路6
37から与えられる75セントの重みの加算結果に対し
て情報SKCのキーコード部分の最下位ビットNlを加
算し、ラッチ回路337がら与えられるサインビットの
重みの加算結果に対し1て前記キーコード部分のN2を
加算する。この理由は、加算器633、では情報SKC
のうち38セント乃至1.2セントの重みのビットとデ
ータV’ALの対応する重みのビットとの加算が実質的
に行なわれただけであり、情報SKCとデータVALと
の演算に関して75セント以上の重みのビットに関する
加算はまだ行なわれていないためである。従って75セ
ント以上の重みのビットに関する加算を加算器668及
び339で行なうのである。
加算器368の最上位ビットのキャリイアウド出力C0
は加算器639の最下位ビットのキャリイイン入力ci
に与えられる。この加算器639は5ビツトの並列加算
器であシ、セレクタ331から出力された情報SK、C
のキーコード部分のうち上位5ビツトB3、B2、B1
、N4、N3が各人力Bに与えられる。前述のような対
数形式の周波数情報SKCにあっては、キーコード部分
の最下位、ピッ)Nlは75セントの重みに相当し、そ
の上のピッ)N2は150セントの重みに相当する。従
って加算器338において、75セント及びその1ピツ
ト上の重みのラッチ回路637の出力とビットN1、N
2とを夫々加算するのである。そして、更に上の重みの
ビットに関しては加算器669で加算が行なわれる。
は加算器639の最下位ビットのキャリイイン入力ci
に与えられる。この加算器639は5ビツトの並列加算
器であシ、セレクタ331から出力された情報SK、C
のキーコード部分のうち上位5ビツトB3、B2、B1
、N4、N3が各人力Bに与えられる。前述のような対
数形式の周波数情報SKCにあっては、キーコード部分
の最下位、ピッ)Nlは75セントの重みに相当し、そ
の上のピッ)N2は150セントの重みに相当する。従
って加算器338において、75セント及びその1ピツ
ト上の重みのラッチ回路637の出力とビットN1、N
2とを夫々加算するのである。そして、更に上の重みの
ビットに関しては加算器669で加算が行なわれる。
ところで、この補数を用いた演算にあっては、サインビ
ットを最上位まで拡張しなければならない。そのため、
ラッチ回路337は拡張したサインビット信号PSのた
めのラッチ位置を余分に含み、このラッチ位置に加算器
333の出力を入力するようにしている。ライン628
のデータVALがアンド回路640に与えられている。
ットを最上位まで拡張しなければならない。そのため、
ラッチ回路337は拡張したサインビット信号PSのた
めのラッチ位置を余分に含み、このラッチ位置に加算器
333の出力を入力するようにしている。ライン628
のデータVALがアンド回路640に与えられている。
第26図に示すように第24タイムスロツトにおいてラ
イン327に現われたデータVALのサインビット(S
)はその1タイムスロツト後の第25タイムスロツトに
おいてライン628に現われる。
イン327に現われたデータVALのサインビット(S
)はその1タイムスロツト後の第25タイムスロツトに
おいてライン628に現われる。
アンド回路、640では、この1タイムスロット遅れの
サインビット(S)をタイミング信号25y32によっ
てサンプリングし、オア回路665を介して加算器66
3の入力Aに与える。この遅延されたサインビット(S
)に対応する加算出力がラッチ回路337にラッテされ
、拡張されたサインビット信号PSとして利用される。
サインビット(S)をタイミング信号25y32によっ
てサンプリングし、オア回路665を介して加算器66
3の入力Aに与える。この遅延されたサインビット(S
)に対応する加算出力がラッチ回路337にラッテされ
、拡張されたサインビット信号PSとして利用される。
この信号PSは加算器339の各人力Aに与えられる。
こうして、拡張したサインビット(オール@ 1”また
はオール″′0”)が情報SKCの上位5ビツトB3〜
N3に加算される。
はオール″′0”)が情報SKCの上位5ビツトB3〜
N3に加算される。
以上の構成によって、結局、単音モードにおいては周波
数情報変更回路21Aでは、単音周波数情報SKCに対
して変調信号データVALを双方の重みを一致させて加
算することを実行する。そして、データVALが負の値
(2の補数)のときは実質的な減算を行なう。こうして
、周波数情報5KCiデータVALのセント値に応じて
高域または低域側にずらした周波数情報log )i’
が加算器339.338から出力される。この加算器3
39.338の各ビット出力の重みは図に示す通りであ
る。冑、ピッチずれが全く生じていない場合は、38セ
ント乃至1.2セントの重みの箇所にかっこ書きしたよ
うにそれらの重みの各ピットの真理値はキーコード部分
の下位2ピツ)N2、Nlを繰返した値となる。
数情報変更回路21Aでは、単音周波数情報SKCに対
して変調信号データVALを双方の重みを一致させて加
算することを実行する。そして、データVALが負の値
(2の補数)のときは実質的な減算を行なう。こうして
、周波数情報5KCiデータVALのセント値に応じて
高域または低域側にずらした周波数情報log )i’
が加算器339.338から出力される。この加算器3
39.338の各ビット出力の重みは図に示す通りであ
る。冑、ピッチずれが全く生じていない場合は、38セ
ント乃至1.2セントの重みの箇所にかっこ書きしたよ
うにそれらの重みの各ピットの真理値はキーコード部分
の下位2ピツ)N2、Nlを繰返した値となる。
周波数情報変更回路21Aから出力されたピッチコント
ロール済みの対数形式の周波数情報logFは対数/リ
ニア変換回路21Bに入力され、リニア形式の周波数情
報Fに変換される。この周波数情報Fは楽音発生回路2
1Cに入力され、該情報Fに対応する周波数の楽音信号
が該回路21Cから発生される。この楽音発生回路21
Cにおける楽音発生方式は、周波数変調方式、高調波合
成方式、波形メモリ読み出し方式等如何なる方式でもよ
く、その詳細は特に説明しない。
ロール済みの対数形式の周波数情報logFは対数/リ
ニア変換回路21Bに入力され、リニア形式の周波数情
報Fに変換される。この周波数情報Fは楽音発生回路2
1Cに入力され、該情報Fに対応する周波数の楽音信号
が該回路21Cから発生される。この楽音発生回路21
Cにおける楽音発生方式は、周波数変調方式、高調波合
成方式、波形メモリ読み出し方式等如何なる方式でもよ
く、その詳細は特に説明しない。
複音モードが選択されている場合、周波数情報変更回路
21Aでは、複音モードにおける押圧鍵のキーコードP
KCにもとづき前述と同様の対数形式の周波数情報を形
成し、この周波数情報に対して変調信号瞬時値データV
ALを加算する。複音モードの場合、複数の各楽音発生
チャンネルに割当てられた押圧鍵を示す複数のキーコー
ドFKCが各チャンネル毎に時分割で複音キーアサイナ
14B(第2図)から出力され、周波数情報変換回路2
1Aに与えられる。キーコードPKCは前述同様にB3
〜N1の7ピツトから成る。
21Aでは、複音モードにおける押圧鍵のキーコードP
KCにもとづき前述と同様の対数形式の周波数情報を形
成し、この周波数情報に対して変調信号瞬時値データV
ALを加算する。複音モードの場合、複数の各楽音発生
チャンネルに割当てられた押圧鍵を示す複数のキーコー
ドFKCが各チャンネル毎に時分割で複音キーアサイナ
14B(第2図)から出力され、周波数情報変換回路2
1Aに与えられる。キーコードPKCは前述同様にB3
〜N1の7ピツトから成る。
このキーコードPKCの各ビット83〜Nlはセレクタ
331のA入力に与えられる。単音モード選択信号MO
NOは“0”であり、これを反転したインバータ341
の出力゛1 #によってA選択制御入力が可能化され、
複音モード用のキーコ“−ドPKCがセレクトされる。
331のA入力に与えられる。単音モード選択信号MO
NOは“0”であり、これを反転したインバータ341
の出力゛1 #によってA選択制御入力が可能化され、
複音モード用のキーコ“−ドPKCがセレクトされる。
また、インバータ641の出力″′1 ”によってアン
ド回路342.343が可能化され、キーコードPKC
の下位2ビツトN2、N1が選択されてデータNN2、
NN1として加算器338の下位6ビソトの入力Bに交
互に入力される。こうして、キーコードPKCはその下
位2ビツトN2、N1を更に下位に繰返し付加したもの
となる(すなわち対数形式の周波数情報に変換縛れる)
。
ド回路342.343が可能化され、キーコードPKC
の下位2ビツトN2、N1が選択されてデータNN2、
NN1として加算器338の下位6ビソトの入力Bに交
互に入力される。こうして、キーコードPKCはその下
位2ビツトN2、N1を更に下位に繰返し付加したもの
となる(すなわち対数形式の周波数情報に変換縛れる)
。
一方、信号MONOの10#によシアンド回路332が
不能化され、加算器333は変調信号データVALをそ
のまま出力する。従って、ラッチ回路337にはデータ
VALがそのままラッチされ、かつそのサインビット拡
張信号PSがラッチされる。従って、加算器338.3
39では、キーコードPKCに対応する対数形式の周波
数情報に対してデータVALを双方の重みを一致させて
加算(VALが負のときは減算)シ、ピッチコントロー
ル済みの対数形式の周波数情報1ogFを出力する。楽
音発生回路21Cは、複数の楽音発生チャンネルを含み
、時分割的に与えられる各チャンネルの周波数情報にも
とづき夫々のチャンネルで楽音゛を発生する。
不能化され、加算器333は変調信号データVALをそ
のまま出力する。従って、ラッチ回路337にはデータ
VALがそのままラッチされ、かつそのサインビット拡
張信号PSがラッチされる。従って、加算器338.3
39では、キーコードPKCに対応する対数形式の周波
数情報に対してデータVALを双方の重みを一致させて
加算(VALが負のときは減算)シ、ピッチコントロー
ル済みの対数形式の周波数情報1ogFを出力する。楽
音発生回路21Cは、複数の楽音発生チャンネルを含み
、時分割的に与えられる各チャンネルの周波数情報にも
とづき夫々のチャンネルで楽音゛を発生する。
勿論、楽音発生回路21Cは単音モード及び複音モード
のどちらにでも対応して楽音信号を発生し得る構成でア
シ、例えば単音モード用の楽音発生チャンネルと複音モ
ード用の′楽音発生チャンネル(複数の楽音発生チャン
ネル)とを含んでいる。
のどちらにでも対応して楽音信号を発生し得る構成でア
シ、例えば単音モード用の楽音発生チャンネルと複音モ
ード用の′楽音発生チャンネル(複数の楽音発生チャン
ネル)とを含んでいる。
単音モード選択信号MONO及び単音キーアサイナ14
A(第4図)から出力された単音用キーオン信号MKO
N及び複音キーアサイナ14B(後述の第27図)から
出力された複音用のキーオン信号KONが楽音発生回路
21Cに与えられている。単音モードが選択されている
場合(MONOが′1#の場合)、楽音発生回路21C
では単音用キーオン信号MKONにもとづいて楽音の振
幅エンベロープを形成し、単音用の楽音発生チャンネル
を使用してこの振幅エンベロープに対応シテ楽音信号の
発音を制御する。複音モードが選択されている場合(M
ONOが“0”の場合)は、複音用キーオン信号KON
にもとづいて各チャ/ネル毎に楽音の振幅エンベロープ
を形成し、この振幅エンベロープによって各チャンネル
の楽音の発音を制御する。また、楽音発生回路21Cに
は第7図のレジスタ106.107.108からアフタ
ータッチレベルデータATL、サスティンスピードデー
タSTR,イニシャルタッチレベルデータITLが与え
られており、これらのデータにもとづいて楽音の音量及
び振幅エンベロープのサスティ、ン時間が制御される。
A(第4図)から出力された単音用キーオン信号MKO
N及び複音キーアサイナ14B(後述の第27図)から
出力された複音用のキーオン信号KONが楽音発生回路
21Cに与えられている。単音モードが選択されている
場合(MONOが′1#の場合)、楽音発生回路21C
では単音用キーオン信号MKONにもとづいて楽音の振
幅エンベロープを形成し、単音用の楽音発生チャンネル
を使用してこの振幅エンベロープに対応シテ楽音信号の
発音を制御する。複音モードが選択されている場合(M
ONOが“0”の場合)は、複音用キーオン信号KON
にもとづいて各チャ/ネル毎に楽音の振幅エンベロープ
を形成し、この振幅エンベロープによって各チャンネル
の楽音の発音を制御する。また、楽音発生回路21Cに
は第7図のレジスタ106.107.108からアフタ
ータッチレベルデータATL、サスティンスピードデー
タSTR,イニシャルタッチレベルデータITLが与え
られており、これらのデータにもとづいて楽音の音量及
び振幅エンベロープのサスティ、ン時間が制御される。
複音キーアサイナの説明
第27図において、複音キーアサイナ14Bは、キーコ
ードメモリ346、キーオンレジスタ347、トランケ
ート装置648及び割当て処理を実行しこれらの回路装
置646.347.348を制御する制御装置(14B
Kおける346.347.348以外の部分)を含んで
おシ、キースイッチのチャタリングによる時分割多重化
キーデータTDMの一時的な途切れに対処しつつ有効な
割当て動作を行なうことを特徴としている。
ードメモリ346、キーオンレジスタ347、トランケ
ート装置648及び割当て処理を実行しこれらの回路装
置646.347.348を制御する制御装置(14B
Kおける346.347.348以外の部分)を含んで
おシ、キースイッチのチャタリングによる時分割多重化
キーデータTDMの一時的な途切れに対処しつつ有効な
割当て動作を行なうことを特徴としている。
′押鍵検出部12のマルチプレクサ60(第3図)から
出力された時分割多重化キーデータTDMはライン64
9を介して第27図のラッチ回路650に与えられ、タ
イミング信号by32によってラッチされる。また、キ
ースイッチ走査制御用のカウンタ13に含まれるシフト
レジスタ25(第3図)の最終ステージ(Q16)から
出力されるシリアルキーコードKCがライン351を介
して第27図のキーアサイナ14Bに与えられる。前述
の通りこのキーコードKCは正式なキーコードKCを反
転したものに相当するので、インバータ652でこれを
反転し、正式なキーコードKCを求める。
出力された時分割多重化キーデータTDMはライン64
9を介して第27図のラッチ回路650に与えられ、タ
イミング信号by32によってラッチされる。また、キ
ースイッチ走査制御用のカウンタ13に含まれるシフト
レジスタ25(第3図)の最終ステージ(Q16)から
出力されるシリアルキーコードKCがライン351を介
して第27図のキーアサイナ14Bに与えられる。前述
の通りこのキーコードKCは正式なキーコードKCを反
転したものに相当するので、インバータ652でこれを
反転し、正式なキーコードKCを求める。
このシリアルキーコードKCは8ステージ/1ビツトの
シフトレジスタ353に与えられ、システムクロックパ
ルスφ1、φ2に従って順次シフトされる。シフトレジ
スタ356の第2乃至第8ステージ出力がラッチ回路3
54に並列に入力されており、信号9y32のタイミン
グでこれらがラッチされる。前述の通り、第1タイムス
ロツトにおけるシフトレジスタ25の各ステージの重み
は第3図のブロック中に示すようになっているため、そ
の8タイムスロツト後の第9タイムスロツトにおいては
シフトレジスタ356の第2乃至第8ステージには第2
7図のブロック中に示すようにキーコードKCの各ピッ
トB3〜N1がシフトされてきている。従って、ラッチ
回路654では、現在走査中の鍵を示すキーコードKC
の各ピットB3〜N1が第9タイムスロツト力rら次の
第8タイムスロツトまでの32タイムスロツトの間保持
される。これに同期して、このラッ芽回路354にラッ
テされたキーコードKCK対応する鍵の抑圧または離鍵
を示すキーデータTIDM−が第9タイム哀ロツトから
次の第8タイムスロツトまでの32タイムスロツトの間
ラッチ回路350で保持される。
シフトレジスタ353に与えられ、システムクロックパ
ルスφ1、φ2に従って順次シフトされる。シフトレジ
スタ356の第2乃至第8ステージ出力がラッチ回路3
54に並列に入力されており、信号9y32のタイミン
グでこれらがラッチされる。前述の通り、第1タイムス
ロツトにおけるシフトレジスタ25の各ステージの重み
は第3図のブロック中に示すようになっているため、そ
の8タイムスロツト後の第9タイムスロツトにおいては
シフトレジスタ356の第2乃至第8ステージには第2
7図のブロック中に示すようにキーコードKCの各ピッ
トB3〜N1がシフトされてきている。従って、ラッチ
回路654では、現在走査中の鍵を示すキーコードKC
の各ピットB3〜N1が第9タイムスロツト力rら次の
第8タイムスロツトまでの32タイムスロツトの間保持
される。これに同期して、このラッ芽回路354にラッ
テされたキーコードKCK対応する鍵の抑圧または離鍵
を示すキーデータTIDM−が第9タイム哀ロツトから
次の第8タイムスロツトまでの32タイムスロツトの間
ラッチ回路350で保持される。
すなわち、ラッチ回路350がら出力されるキーデータ
TDM(9〜)はキーデータTDMを8タイムスロツト
遅延したものである。1キ一分のキーデータTDM(9
〜)の区間を第28図に示す。
TDM(9〜)はキーデータTDMを8タイムスロツト
遅延したものである。1キ一分のキーデータTDM(9
〜)の区間を第28図に示す。
この区間でキーデータTDM(9〜)が“1”のときキ
ースイッチオンを示し、“0#のときキースイッチオフ
を示す。
ースイッチオンを示し、“0#のときキースイッチオフ
を示す。
キーコードメモリ346は各チャンネルに割当てられた
押圧鍵のキーコードPKCを夫々記憶するためのもので
ある。このメモリ346は、8ステージ/1ビツトのシ
フトレジスタ655をキーコードPKCの各ピット83
〜N1に対応して夫々具えており、8チャンネル分のキ
ーコードPKCを時分割的に記憶する。シフトレジスタ
355はシステムクロックパルスφ1、φ、によってシ
フト制御されるもので、その最終ステージの出力がアン
ド回路356及びオア回路657を介して循環保持され
る。すなわち、常時は信号KSETが”1#であり、ア
ンド回路356が可能化されている。658は書込み用
のアンド回路である。キーコードメモリ346を構成す
るこれらの回路655〜658はピッ)Nlのみに関し
て図示したが、他のピッ)83〜N2に関しても同様の
ものが設けられている。各チャンネルの時分割夕・イミ
ングを番号1乃至8で示すと、1キータイム中の各タイ
ムスロットに対して第28図のような関係になる。すな
わち、32タイムスロツトにおいテ各チャンネルタイミ
ングが4巡する。また、キーコードメモリ346から時
分割的に出力される各チャンネルのキーコードPKCは
楽音信号発生部21(第25図の周波数情報変更回路2
1A)に与えられ、これらのキーコードPKCにもとづ
き各チャンネルで楽音信号が発生される。
押圧鍵のキーコードPKCを夫々記憶するためのもので
ある。このメモリ346は、8ステージ/1ビツトのシ
フトレジスタ655をキーコードPKCの各ピット83
〜N1に対応して夫々具えており、8チャンネル分のキ
ーコードPKCを時分割的に記憶する。シフトレジスタ
355はシステムクロックパルスφ1、φ、によってシ
フト制御されるもので、その最終ステージの出力がアン
ド回路356及びオア回路657を介して循環保持され
る。すなわち、常時は信号KSETが”1#であり、ア
ンド回路356が可能化されている。658は書込み用
のアンド回路である。キーコードメモリ346を構成す
るこれらの回路655〜658はピッ)Nlのみに関し
て図示したが、他のピッ)83〜N2に関しても同様の
ものが設けられている。各チャンネルの時分割夕・イミ
ングを番号1乃至8で示すと、1キータイム中の各タイ
ムスロットに対して第28図のような関係になる。すな
わち、32タイムスロツトにおいテ各チャンネルタイミ
ングが4巡する。また、キーコードメモリ346から時
分割的に出力される各チャンネルのキーコードPKCは
楽音信号発生部21(第25図の周波数情報変更回路2
1A)に与えられ、これらのキーコードPKCにもとづ
き各チャンネルで楽音信号が発生される。
トランケート装置648は、各チャンネルに対する割当
て可能性を順位づけるためのもので1、割当て可能性が
最大値に順位づけられた1つのチャンネルをトランケー
トチャンネル(すなわち古い割当て情報をトランケート
し、そこに新たな鍵が割当てられることを可能にするチ
ャンネル)として指定する。このトランケー)装置13
48H、トランケートメモリ359.4ピツトの加算器
360、比較器361及び最大値メモリ362を含んで
いる。トランケートメモリ359は8ステージ/1ビツ
トのシフトレジスタ366を4個並列に具えており、各
レジスタ363の入力側にはクリア制御用のアンド回路
364が設けられている。このメモリ659は、各チャ
ンネルの割当て可能性の順位(トランケート順位)を示
すデータT01、TO冨、TOjX ’ro、を並列4
ピッド形式で各チャンネル毎に時分割で記憶するもので
ある。そのため、シフトレジスタ663はシステムクロ
ックパルスφ!、φ鵞によって、キーコルトメモリ64
6の時分割チャンネルタイミングに同期して、シフト制
御される。トランケートメモリ659を構成するシフト
レジスタ663及びアンド回路364は、2進4ピツト
のトランケート順位データTO1〜To4のうちピッ)
TO,に対応するもののみ図示したが、他のビットT
Ox〜TO4に関しても同様のものが設けられる。
て可能性を順位づけるためのもので1、割当て可能性が
最大値に順位づけられた1つのチャンネルをトランケー
トチャンネル(すなわち古い割当て情報をトランケート
し、そこに新たな鍵が割当てられることを可能にするチ
ャンネル)として指定する。このトランケー)装置13
48H、トランケートメモリ359.4ピツトの加算器
360、比較器361及び最大値メモリ362を含んで
いる。トランケートメモリ359は8ステージ/1ビツ
トのシフトレジスタ366を4個並列に具えており、各
レジスタ363の入力側にはクリア制御用のアンド回路
364が設けられている。このメモリ659は、各チャ
ンネルの割当て可能性の順位(トランケート順位)を示
すデータT01、TO冨、TOjX ’ro、を並列4
ピッド形式で各チャンネル毎に時分割で記憶するもので
ある。そのため、シフトレジスタ663はシステムクロ
ックパルスφ!、φ鵞によって、キーコルトメモリ64
6の時分割チャンネルタイミングに同期して、シフト制
御される。トランケートメモリ659を構成するシフト
レジスタ663及びアンド回路364は、2進4ピツト
のトランケート順位データTO1〜To4のうちピッ)
TO,に対応するもののみ図示したが、他のビットT
Ox〜TO4に関しても同様のものが設けられる。
トランケートメモリ359における各レジスタ363、
(7)出力TO1〜TO4は加算器360に入力される
。加算器360ではキャリイイン入カCiに信号″1”
が与えられる毎にデータT O+〜TO4vC1を加算
する。この4ピツト加算出力はトランケートメモリ35
9に与えられ、各ビット毎にアンド回路364を介して
シフトレジスタ366に記憶される。トランケートメモ
リ359がら加算器360に与えられるデータTO1〜
To4は各チャンネル毎に時分割化されており、入力C
iに加わるカウント信号DCは各チャンネル別にその時
分割タイミングに対応して与えられる。こうして、トラ
ンケートメモリ359と加算器660は、カウント信号
DCを各チャンネル別に時分割で計数するカウンタを構
成している。成るチャンネルタイミングでカウント信号
DCが与えられる毎にそのチャンネルに関するトランケ
ート順位データT O+〜TO番の値が増加する。また
、トランケートメモリ359の各アンド回路364には
信号KSETが入力されており、常時はこの信号KSE
Tの1#により加算器360の出力(すなわち′r01
〜TO,4)がメモリ659でホ′−ルドされるが、成
るチャンネルタイミングでこの信号KSETが′0”に
なると、そのチャンネルに関するトランケート順位デー
タT Ot〜TO+がオール601にクリアされる。
(7)出力TO1〜TO4は加算器360に入力される
。加算器360ではキャリイイン入カCiに信号″1”
が与えられる毎にデータT O+〜TO4vC1を加算
する。この4ピツト加算出力はトランケートメモリ35
9に与えられ、各ビット毎にアンド回路364を介して
シフトレジスタ366に記憶される。トランケートメモ
リ359がら加算器360に与えられるデータTO1〜
To4は各チャンネル毎に時分割化されており、入力C
iに加わるカウント信号DCは各チャンネル別にその時
分割タイミングに対応して与えられる。こうして、トラ
ンケートメモリ359と加算器660は、カウント信号
DCを各チャンネル別に時分割で計数するカウンタを構
成している。成るチャンネルタイミングでカウント信号
DCが与えられる毎にそのチャンネルに関するトランケ
ート順位データT O+〜TO番の値が増加する。また
、トランケートメモリ359の各アンド回路364には
信号KSETが入力されており、常時はこの信号KSE
Tの1#により加算器360の出力(すなわち′r01
〜TO,4)がメモリ659でホ′−ルドされるが、成
るチャンネルタイミングでこの信号KSETが′0”に
なると、そのチャンネルに関するトランケート順位デー
タT Ot〜TO+がオール601にクリアされる。
トランケート順位データTo、−To、は、その値が1
0進数のrOJ(2進数の“0000”)のとき割当て
可能性ゼロ、(すなわち現在抑圧中の鍵がそのチャンネ
ルに割当てられており、別の鍵をそのチャンネルに割当
てることができないこと)を示す。データT O* −
T O4の値が10進数の「l」(2進数の“0001
”)以上であってその値が大きいほど割当て可能性が増
すのであるが、キースイッチのチャタリング対策上、所
定値以下の場合は事実上割消て可能性ゼロと見なすよう
にしている。実施例では、データTo1〜To4 の1
0進値が「1」のときは、そのチャンネルに割当てられ
ている鍵に関するキーデータTDMが前走査サイクルで
初めて@OHになったことを示しており、これはチャタ
リングによる一時的なキーデータTDMの途切れである
がもじれないので、真の離鍵とは見なさず、割当て可能
性ゼロ(鍵押圧が持続している)と見なすようにしてい
る。データTO1〜TO,の1o進値が「2」以上のと
きは、そのチャンネルに割当てられている鍵が離鍵され
ていることを示しておシ、割当て可能性が存在すること
を示す。「2」以上のデータT OI” TO4は、後
から別の鍵が離鍵される毎にカウントアツプされ、最も
古く離鍵されたチャンネルのデータT Ot = T
O4が最大値を゛示すようになる。
0進数のrOJ(2進数の“0000”)のとき割当て
可能性ゼロ、(すなわち現在抑圧中の鍵がそのチャンネ
ルに割当てられており、別の鍵をそのチャンネルに割当
てることができないこと)を示す。データT O* −
T O4の値が10進数の「l」(2進数の“0001
”)以上であってその値が大きいほど割当て可能性が増
すのであるが、キースイッチのチャタリング対策上、所
定値以下の場合は事実上割消て可能性ゼロと見なすよう
にしている。実施例では、データTo1〜To4 の1
0進値が「1」のときは、そのチャンネルに割当てられ
ている鍵に関するキーデータTDMが前走査サイクルで
初めて@OHになったことを示しており、これはチャタ
リングによる一時的なキーデータTDMの途切れである
がもじれないので、真の離鍵とは見なさず、割当て可能
性ゼロ(鍵押圧が持続している)と見なすようにしてい
る。データTO1〜TO,の1o進値が「2」以上のと
きは、そのチャンネルに割当てられている鍵が離鍵され
ていることを示しておシ、割当て可能性が存在すること
を示す。「2」以上のデータT OI” TO4は、後
から別の鍵が離鍵される毎にカウントアツプされ、最も
古く離鍵されたチャンネルのデータT Ot = T
O4が最大値を゛示すようになる。
アンド回路365.366、オア回路667及びインバ
ータ368〜371は、トランケート順位データT O
I= T O+を上記3つの状態に応じてデコードする
ためのものであ゛る。アンド回路665に/d、チー
タT Ot〜To番の全ヒ゛ットヲインパータ368〜
671によって反転した信号が与えられており、その値
が10進数の「0」のチャンネルすなわち現在抑圧中の
鍵が割当てられているチャンネルに対応して出力信号T
COが@1”となる。アンド回路366には、データT
O1及びデータ’row〜T04をインバータ669〜
371で反転した信号が加えられており、データTO。
ータ368〜371は、トランケート順位データT O
I= T O+を上記3つの状態に応じてデコードする
ためのものであ゛る。アンド回路665に/d、チー
タT Ot〜To番の全ヒ゛ットヲインパータ368〜
671によって反転した信号が与えられており、その値
が10進数の「0」のチャンネルすなわち現在抑圧中の
鍵が割当てられているチャンネルに対応して出力信号T
COが@1”となる。アンド回路366には、データT
O1及びデータ’row〜T04をインバータ669〜
371で反転した信号が加えられており、データTO。
〜T O4の10進値が「1」のチャンネルすなわちキ
ーデータTDMが前走査サイクルで初めて10″になっ
た鍵が割当てられているチャンネルに対応して出力信号
TCIが1”となる。オア回路367にはデータT O
t〜T 04の上位3ビツトTO2〜TO4が入力され
ており、デー、/’I’01〜TO4の10進値が「2
」以上のチャンネルすなわち既に離鍵された鍵が割当て
られているチャンネルに対応してその出力信号TC2−
15が@1#となる。
ーデータTDMが前走査サイクルで初めて10″になっ
た鍵が割当てられているチャンネルに対応して出力信号
TCIが1”となる。オア回路367にはデータT O
t〜T 04の上位3ビツトTO2〜TO4が入力され
ており、デー、/’I’01〜TO4の10進値が「2
」以上のチャンネルすなわち既に離鍵された鍵が割当て
られているチャンネルに対応してその出力信号TC2−
15が@1#となる。
最大値メモリ662は各チャ/ネルのデータT O+〜
T O4のうち最大値を記憶するためのもので、最大値
データの各ピッ)MT 1〜MTa毎に遅延フリップフ
ロップ372、アンド回路676.374及びオア回路
375を夫々具えている。これらの回路672〜675
はビットMT 1に関するもののみ図示したが、他のピ
ッ)MTt〜M T 4に関しても同様のものを具えて
いる。比較器361のA入力にはトランケートン宅、す
659に記憶されている各チャンネルの前記データT
O+〜TO4が時分割で与えられており、B入力には最
大値メモリ662に記憶した最大値データMT 1〜M
T4が入力される。r A)B Jが成立したとき、す
なわちメモリ662に記憶しているデータMT、〜MT
4よりも大きな値のデータTO,〜T04が与えられた
とき、比較器361からアンド回路376に対して“1
”が与えられる。アンド回路376はタイミング信号9
T16によって第9乃至第16タイムスロツトの間可能
化されるようになっており、この間で比較器361のr
A)BJ比出力選択され、DSET信号としてアンド回
路676に与えられるム各ビットMTt〜MT4に対応
するアンド回路673にはデータTo1〜TO4が夫々
人力されており、DSET信号が′1”のときこれらの
データTO,〜TO4を選択してオア回路375を介し
て遅延フリップフロップ372にロードする。遅延フリ
ップフロップ372にロードされたデータTO1〜TO
,は1タイムスロツト後に新たな最大値データMT、〜
MT+として出力されると共にアンド回路674を介し
てホールドされる。アンド回路674はDSET信号が
″0#のとき可能化され、”1#のとき動作不能となる
。
T O4のうち最大値を記憶するためのもので、最大値
データの各ピッ)MT 1〜MTa毎に遅延フリップフ
ロップ372、アンド回路676.374及びオア回路
375を夫々具えている。これらの回路672〜675
はビットMT 1に関するもののみ図示したが、他のピ
ッ)MTt〜M T 4に関しても同様のものを具えて
いる。比較器361のA入力にはトランケートン宅、す
659に記憶されている各チャンネルの前記データT
O+〜TO4が時分割で与えられており、B入力には最
大値メモリ662に記憶した最大値データMT 1〜M
T4が入力される。r A)B Jが成立したとき、す
なわちメモリ662に記憶しているデータMT、〜MT
4よりも大きな値のデータTO,〜T04が与えられた
とき、比較器361からアンド回路376に対して“1
”が与えられる。アンド回路376はタイミング信号9
T16によって第9乃至第16タイムスロツトの間可能
化されるようになっており、この間で比較器361のr
A)BJ比出力選択され、DSET信号としてアンド回
路676に与えられるム各ビットMTt〜MT4に対応
するアンド回路673にはデータTo1〜TO4が夫々
人力されており、DSET信号が′1”のときこれらの
データTO,〜TO4を選択してオア回路375を介し
て遅延フリップフロップ372にロードする。遅延フリ
ップフロップ372にロードされたデータTO1〜TO
,は1タイムスロツト後に新たな最大値データMT、〜
MT+として出力されると共にアンド回路674を介し
てホールドされる。アンド回路674はDSET信号が
″0#のとき可能化され、”1#のとき動作不能となる
。
すなわち、比較器661でrA)BJが成立したとき、
古い最大値データMT、〜MT4をクリアする。また、
アンド回路374にはタイミング信号24y32をイン
バータ402で反転した信号が加えられており、第24
タイムスロツトのとき該アンド回路374を動作不能と
し、メモリ362の記憶データMT、〜M T a t
クリアする。従って、信号9T16が立上る第9タイム
スロツトにおいてデータMT1〜MT+はオール″′0
#である。
古い最大値データMT、〜MT4をクリアする。また、
アンド回路374にはタイミング信号24y32をイン
バータ402で反転した信号が加えられており、第24
タイムスロツトのとき該アンド回路374を動作不能と
し、メモリ362の記憶データMT、〜M T a t
クリアする。従って、信号9T16が立上る第9タイム
スロツトにおいてデータMT1〜MT+はオール″′0
#である。
こうして、信号9T16によってアンド回路676が可
能化される第9から第16タイムスロツトまでの8タイ
ムスロツトの間で各チャンネルのデータT O1〜TO
,が順次比較され、より大きな値のデータT OI”
T 04がデータMTI〜M T 4としてメモリ66
2に記憶され、最終的に第16タイムスロツトが終了し
たときメモリ362には各チャンネルのデータT Or
〜TO,のうち最大値を示すデータMT、−MT、が記
憶されている。この比較期間は第28図のA期間に相当
する。そして、この最大値データM T 、〜MT、は
、信号24y32によってクリアされるまでの間、すな
わち第17から第24タイムスロツトまでの8タイムス
ロツトの間、メモリ362でホールドされる。
能化される第9から第16タイムスロツトまでの8タイ
ムスロツトの間で各チャンネルのデータT O1〜TO
,が順次比較され、より大きな値のデータT OI”
T 04がデータMTI〜M T 4としてメモリ66
2に記憶され、最終的に第16タイムスロツトが終了し
たときメモリ362には各チャンネルのデータT Or
〜TO,のうち最大値を示すデータMT、−MT、が記
憶されている。この比較期間は第28図のA期間に相当
する。そして、この最大値データM T 、〜MT、は
、信号24y32によってクリアされるまでの間、すな
わち第17から第24タイムスロツトまでの8タイムス
ロツトの間、メモリ362でホールドされる。
この最大価データホールド期間は第28図のB期間に相
当する。また、比較器661は、rA=Bjが成立した
とき、すなわちデータTO,〜TO4の値が最大値(M
Tt〜M T 4 )であるチャンネルのタイミングに
対応してトランケートチャンネル指定信号TCf(を発
生する(TCHを1″にする)。
当する。また、比較器661は、rA=Bjが成立した
とき、すなわちデータTO,〜TO4の値が最大値(M
Tt〜M T 4 )であるチャンネルのタイミングに
対応してトランケートチャンネル指定信号TCf(を発
生する(TCHを1″にする)。
上述から明らかなように、このトランケートチャンネル
指定信号TCHは第28図のB期間(第17乃至第24
タイムスロツト)で有効な信号である。
指定信号TCHは第28図のB期間(第17乃至第24
タイムスロツト)で有効な信号である。
一方、−散積出回路677ではラッチ回路354にラッ
チしたキーコードKCとキーコードメモリ346に記憶
した各チャンネルのキーコードPKCとを比較し、現在
走査中の鍵を示すキーコードKCと同じものがキーコー
ドメモリ346に記憶されている場合そのチャンネルタ
イミングに対応してキーコード一致信号KCEQを出力
する。−散積出回路677は、ラッチ回路354に記憶
したキーコードKCとキーコードメモリ646の各シフ
トレジスタ355から時分割的に出力されるキーコード
PKCとを各ビット83〜N1毎に比較するための排他
オア回路378と、各ピッ)B3〜N1に対応する排他
オア回路378の出力を入力したノア回路379とを含
んでいる。図ではと、ットNlに対応する排他オア回路
378のみ示したが、他のピッ)83〜N2に関しても
同様のものが設けられる。現在走査中の鍵のキーコード
KCと成るチャンネルのキーコードPKCとが一致して
いる場合、各ビットB3〜N1の排他オア回路378の
出力が“0”となり、ノア回路679の出力信号KCE
Qがそのチャンネルタイミングに対応して“1”となる
。反対に、1ビツトでも異なっていれば排他オア回路3
78からノア回路379に“1”が入力され、その出力
信号KCEQが0”となる。尚、キーコードPKCの全
ビットが入力されたノア回路680が設けられており、
その出力がノア回路379に与えられている。これは、
キーコードPKCがオール″′0 ″のとき一致信号K
CEQが出ないようにするためである。
チしたキーコードKCとキーコードメモリ346に記憶
した各チャンネルのキーコードPKCとを比較し、現在
走査中の鍵を示すキーコードKCと同じものがキーコー
ドメモリ346に記憶されている場合そのチャンネルタ
イミングに対応してキーコード一致信号KCEQを出力
する。−散積出回路677は、ラッチ回路354に記憶
したキーコードKCとキーコードメモリ646の各シフ
トレジスタ355から時分割的に出力されるキーコード
PKCとを各ビット83〜N1毎に比較するための排他
オア回路378と、各ピッ)B3〜N1に対応する排他
オア回路378の出力を入力したノア回路379とを含
んでいる。図ではと、ットNlに対応する排他オア回路
378のみ示したが、他のピッ)83〜N2に関しても
同様のものが設けられる。現在走査中の鍵のキーコード
KCと成るチャンネルのキーコードPKCとが一致して
いる場合、各ビットB3〜N1の排他オア回路378の
出力が“0”となり、ノア回路679の出力信号KCE
Qがそのチャンネルタイミングに対応して“1”となる
。反対に、1ビツトでも異なっていれば排他オア回路3
78からノア回路379に“1”が入力され、その出力
信号KCEQが0”となる。尚、キーコードPKCの全
ビットが入力されたノア回路680が設けられており、
その出力がノア回路379に与えられている。これは、
キーコードPKCがオール″′0 ″のとき一致信号K
CEQが出ないようにするためである。
システムクロックパルスφ1、φ2によって制御される
2つの遅延フリップフロップRGO1RG1のうち一方
のフリップフロップRGOは、既にいずれかのチャンネ
ルに割当てられておりかつ前走査サイクルまでは鍵押圧
が検出されていた鍵に関する今回走査サイクルにおける
鍵走査タイミングが到来したことを記憶するためのもの
である。他方のフリップフロップRG1は、既にいずれ
かのチャンネルに割当てられておりかつ前走査サイクル
で初めて離鍵が検出された鍵に関する今回走査サイクル
における鍵走査タイミングが到来したことをd己憶する
ためのものである。これらの°フリップ70ツブRGO
1RG1の状態をセットする操作はアンド回路383及
び384によって第9乃至第17タイムスロツトの間(
第28図のA期間)で行なわれる。前述の通り、この第
9乃至第17タイムスロツトの期間(A期間)は1キ一
分のキーデータTDM(9〜)がラッテ回路650から
出力される最初の8タイムスロツトでありかつこのキー
データTDM(9〜)に対応するキーコードKCがラッ
テ回路654から出力される最初の8タイムスロツトで
ある。
2つの遅延フリップフロップRGO1RG1のうち一方
のフリップフロップRGOは、既にいずれかのチャンネ
ルに割当てられておりかつ前走査サイクルまでは鍵押圧
が検出されていた鍵に関する今回走査サイクルにおける
鍵走査タイミングが到来したことを記憶するためのもの
である。他方のフリップフロップRG1は、既にいずれ
かのチャンネルに割当てられておりかつ前走査サイクル
で初めて離鍵が検出された鍵に関する今回走査サイクル
における鍵走査タイミングが到来したことをd己憶する
ためのものである。これらの°フリップ70ツブRGO
1RG1の状態をセットする操作はアンド回路383及
び384によって第9乃至第17タイムスロツトの間(
第28図のA期間)で行なわれる。前述の通り、この第
9乃至第17タイムスロツトの期間(A期間)は1キ一
分のキーデータTDM(9〜)がラッテ回路650から
出力される最初の8タイムスロツトでありかつこのキー
データTDM(9〜)に対応するキーコードKCがラッ
テ回路654から出力される最初の8タイムスロツトで
ある。
アンド回路386には、第9乃至第17タイムスロツト
の期間を示すタイミング信号9T16及び−散積出回路
677から出力されるキーコード一致信号KCEQ及び
アンド回路365から出力される信号TCOが与えられ
る。現在走査中の鍵が既に成るチャンネルに割当てられ
てhる場合、前述の通り、そのチャ/ネルのタイミング
に対応して一致信号KCEQが@1”となり、かつその
鍵が現在抑圧中である(厳密には前走査サイクルまでは
鍵押圧中であることが検出されていた)場合はそのチャ
ンネルタイミングに対応して信号TCOが@1#となり
、アンド回路386の条件が成立する。アンド回路68
6の出力″′1#はオア回路690を介して遅延フリッ
プフロップRGOにロードされ、1タイムスロツト後に
該フリップ70ツブRGOから出力される。このフリッ
プフロップRGOの出力はアンド回路381及びオア回
路390を介して自己保持される。
の期間を示すタイミング信号9T16及び−散積出回路
677から出力されるキーコード一致信号KCEQ及び
アンド回路365から出力される信号TCOが与えられ
る。現在走査中の鍵が既に成るチャンネルに割当てられ
てhる場合、前述の通り、そのチャ/ネルのタイミング
に対応して一致信号KCEQが@1”となり、かつその
鍵が現在抑圧中である(厳密には前走査サイクルまでは
鍵押圧中であることが検出されていた)場合はそのチャ
ンネルタイミングに対応して信号TCOが@1#となり
、アンド回路386の条件が成立する。アンド回路68
6の出力″′1#はオア回路690を介して遅延フリッ
プフロップRGOにロードされ、1タイムスロツト後に
該フリップ70ツブRGOから出力される。このフリッ
プフロップRGOの出力はアンド回路381及びオア回
路390を介して自己保持される。
アンド回路684には、タイミング信号9T16及びキ
ーコード一致信号KCEQ及びアンド回路366から出
力される信号TCIが与えられる。
ーコード一致信号KCEQ及びアンド回路366から出
力される信号TCIが与えられる。
現在走査中の鍵が既に成るチャンネルに割当てられてい
る場合は前述の通シそのチャンネルタイミングに対応し
てキーコード一致信号KCEQが“1#となり、かつそ
の鍵に対応するキーデータTDMが前走査サイクルで初
めてo”になった場合はそのチャンネルタイミングに対
応して信号TC1がi″となり、アンド回路6840条
件が成立する。アンド回路684の出力11#はオア回
路691を介して遅延フリップフロップRG1にロード
され、1タイムスロツト後にRGlから出力される。こ
のフリップフロップRGIの出力はアンド回路682、
オア回路391を介して自己保持される。
る場合は前述の通シそのチャンネルタイミングに対応し
てキーコード一致信号KCEQが“1#となり、かつそ
の鍵に対応するキーデータTDMが前走査サイクルで初
めてo”になった場合はそのチャンネルタイミングに対
応して信号TC1がi″となり、アンド回路6840条
件が成立する。アンド回路684の出力11#はオア回
路691を介して遅延フリップフロップRG1にロード
され、1タイムスロツト後にRGlから出力される。こ
のフリップフロップRGIの出力はアンド回路682、
オア回路391を介して自己保持される。
タイミング信号24y32をインバータ692で反転し
た信号がアンド回路681及び682に与えられる。従
ってフリップフロップRGO及びRGlの状態は、第9
乃至第16タイムスロツト(第28図のA期間)におい
てアンド回路383及び384の出力によ?てセットさ
れた後は第24タイムスロツトまで保持され、第24タ
イムスロツトにおいて信号24y32によってリセット
される。
た信号がアンド回路681及び682に与えられる。従
ってフリップフロップRGO及びRGlの状態は、第9
乃至第16タイムスロツト(第28図のA期間)におい
てアンド回路383及び384の出力によ?てセットさ
れた後は第24タイムスロツトまで保持され、第24タ
イムスロツトにおいて信号24y32によってリセット
される。
フリップフロップRGO及びRGIが有効な状態を保持
する第17乃至第24タイムスロツトの間(第28図の
B期間)において、アンド回路685〜689金利用し
てキーコードメモリ346及びトランケート装置648
に対する制御が実行される。そのため、アンド回路68
5〜689にはタイミング信号17T24が入力されて
おシ、B期間において可能化される。また、信号ASi
は通常″0#であり、これをインバータ393で反転し
た信号ASiが各アンド回路685〜389に与えられ
ている。
する第17乃至第24タイムスロツトの間(第28図の
B期間)において、アンド回路685〜689金利用し
てキーコードメモリ346及びトランケート装置648
に対する制御が実行される。そのため、アンド回路68
5〜689にはタイミング信号17T24が入力されて
おシ、B期間において可能化される。また、信号ASi
は通常″0#であり、これをインバータ393で反転し
た信号ASiが各アンド回路685〜389に与えられ
ている。
アンド回路686はニューキーオン(NEWKON)の
処理を行なうだめのものである。二ニーキーオン(NE
WKON)の処理とは、新たに押圧された鍵をトランケ
ートチャンネル指定信号TCHによって指定されたチャ
ンネルに割当てる処理である。このアンド回路386に
は、上述の信号のほかに、キーデータTDM(9〜)、
トランケートチャンネル指定信号TCH,オア回路36
7の出力信号TC2−15、フリップフロップRGO及
びRGIの出力をインバータ394及び395で夫々反
転した信号が加えられる。TDM(9〜)が@1″とは
現在走査中の鍵が押圧されてすることを示しており、R
GO及QRG1の状態が夫々@0”(インバータ694
及び695の出力が“l”)とはその鍵が未だどのチャ
ンネルにも割当てられていないことを示しており、これ
らの条件が成立したとき新たな鍵が押圧されたことを示
す。
処理を行なうだめのものである。二ニーキーオン(NE
WKON)の処理とは、新たに押圧された鍵をトランケ
ートチャンネル指定信号TCHによって指定されたチャ
ンネルに割当てる処理である。このアンド回路386に
は、上述の信号のほかに、キーデータTDM(9〜)、
トランケートチャンネル指定信号TCH,オア回路36
7の出力信号TC2−15、フリップフロップRGO及
びRGIの出力をインバータ394及び395で夫々反
転した信号が加えられる。TDM(9〜)が@1″とは
現在走査中の鍵が押圧されてすることを示しており、R
GO及QRG1の状態が夫々@0”(インバータ694
及び695の出力が“l”)とはその鍵が未だどのチャ
ンネルにも割当てられていないことを示しており、これ
らの条件が成立したとき新たな鍵が押圧されたことを示
す。
また、前述の通シ、信号TC2−15は既に離鍵された
鍵が割当てられているチャンネルを示しておシ、信号T
CHはトラ/ケート順位データTOI〜TO,が最大値
のチャンネルを示している。従って、キーデータTDM
に対応する鍵が新たに押圧された鍵である場合、最も古
く離鍵されたチャンネル(TCHのチャンネル)のタイ
ムスロットに対応してアンド回路686の条件が成立す
る。
鍵が割当てられているチャンネルを示しておシ、信号T
CHはトラ/ケート順位データTOI〜TO,が最大値
のチャンネルを示している。従って、キーデータTDM
に対応する鍵が新たに押圧された鍵である場合、最も古
く離鍵されたチャンネル(TCHのチャンネル)のタイ
ムスロットに対応してアンド回路686の条件が成立す
る。
アンド回路386の出力″″1″はオア回路696を介
してKSET信号としてキーコードメモリ346に与え
られる。
してKSET信号としてキーコードメモリ346に与え
られる。
KSET信号が“1#のとき、メモリ646内の各ビッ
ト毎の書込み用アンド回路658が可能化され、ラッチ
回路654にラッチされている新たな押圧鍵のキーコー
ドKCがメモリ346(すなわち各ビット毎のシフトレ
ジスタ655)にロードされる。このとき、KSET信
号をインバータ697で反転しKSET信号は0”であ
り、メモリ346における当該チャンネルの古い割当て
鍵を示すキーコードPKCがクリアされる。また、KS
ET信号の“0″によシトランケートメモリ359の各
ビット毎のアンド回路664が動作不能となり、当該チ
ャンネルに関するデータTO8〜T O4をオール10
#にする。こうし又、新たな押圧鍵の割当てが実行され
る。
ト毎の書込み用アンド回路658が可能化され、ラッチ
回路654にラッチされている新たな押圧鍵のキーコー
ドKCがメモリ346(すなわち各ビット毎のシフトレ
ジスタ655)にロードされる。このとき、KSET信
号をインバータ697で反転しKSET信号は0”であ
り、メモリ346における当該チャンネルの古い割当て
鍵を示すキーコードPKCがクリアされる。また、KS
ET信号の“0″によシトランケートメモリ359の各
ビット毎のアンド回路664が動作不能となり、当該チ
ャンネルに関するデータTO8〜T O4をオール10
#にする。こうし又、新たな押圧鍵の割当てが実行され
る。
伺、最大値MT、−MT4と同値のデータT Ot〜T
O4を保有するチャンネルが複数重る場合は、アンド回
路686が信号9T16によって可能化される8タイム
スロツトの間に信号TCHが複数タイムスロットで発生
する。そこで、新たな押圧鍵が複数チャンネルに連続し
て割当てられることを防止するために、アンド回路68
6の出力がオア回路390を介して遅延フリップフロッ
プに℃に与えられるようになっており、°1つのタイム
スロットでアンド回路386の条件が成立したとき該フ
リップフロップRG(lセットし、以後はアンド回路3
8.6の条件が成立しないようにしてい。
O4を保有するチャンネルが複数重る場合は、アンド回
路686が信号9T16によって可能化される8タイム
スロツトの間に信号TCHが複数タイムスロットで発生
する。そこで、新たな押圧鍵が複数チャンネルに連続し
て割当てられることを防止するために、アンド回路68
6の出力がオア回路390を介して遅延フリップフロッ
プに℃に与えられるようになっており、°1つのタイム
スロットでアンド回路386の条件が成立したとき該フ
リップフロップRG(lセットし、以後はアンド回路3
8.6の条件が成立しないようにしてい。
る。従って、KSET信号は1つのタイムスロットで1
度だけ′1#となり、新たな押圧鍵は1つのチャンネル
にのみ割当てられる。
度だけ′1#となり、新たな押圧鍵は1つのチャンネル
にのみ割当てられる。
アンド回路387はブリニューキーオフ(NEWKOF
I)の処理を行なうためのものである。
I)の処理を行なうためのものである。
ブリニューキーオフ(NEWKOFl )の処理とは、
今まで押圧されていた鍵のキーデータTDMが今回の走
査サイクルで初めて0”になったときに行なう処理であ
り、真の離鍵とチャタリングとの区別をするための予備
的な処理である。アンド回路387には、前述の信号A
si、17T24のほかに、キーデータTDM(9〜)
をインバータ398で反転した信号、キーコード一致信
号KCEQ、信号TCO及びフリップフロップRGOの
出力信号が入力される。キーデータTDM(9〜)が0
”(インバータ398の出力信号が”1#)とは現在走
査中の鍵が離鍵されていることもしくはキースイッチチ
ャリングによって一時的にスイッチオフとなっているこ
とを示し、RGOが′1″とはその鍵が今まで押圧され
ていたものでありかついずれかのチャンネルに現在割当
てられていることを示しており、これらの条件が成立し
たとき今まで押圧されていた鍵のキーデータTDMが今
回の走査サイクルで初めて°゛0”となったことを示す
。これがブリニューキーオフ(NEWKOFI)の検出
条件であり、この条件が成立したとき、その鍵が割当て
られているチャンネルタイミング(これは信号KCEQ
とTCOによって特定される)に対応してアンド回路3
87の出力が”1”となる。アンド回路387の出力“
1”はオア回路399を介してカウント信号DCとして
加算器660に与えられる。これにより、それまではオ
ール″″O#(TCOが”1”)であった当該チャンネ
ルのトランケート順位データTO1〜TO4が“000
1 ”(10進数の「1」)となり、信号TCIが@1
”となる。前述の通り、このプリ二二一キーオフ(NE
WKOFx)の処理によってデータTo、〜TO4がr
lJ(10進数)となっただけではまだ真の離鍵とは判
断しないO このブリニューキーオフ(NEWKOFI )の処理を
行なった走査サイクルの次の走査サイクルにおける当該
ブリニューキーオフ処理に係る鍵の走査タイミングにお
いて前述のフリップフロップRG1のセットが行なわれ
る。すなわち、当該鍵が割当てられているチャンネルの
タイミングに対応して信号Telが′1#となりかつ信
号KCEQが“1 #となるからである。前述の通り、
このフリップフロップRG1のセットはA期間(第28
図)で行なわれる。その直後のB期間において、このフ
リップフロップRG1の出力が1#であること(すなわ
ち前走査サイクルでブリニューキーオフ処理を行なった
こと)を条件に、オールドキーオン(OLDKON)あ
るいは真のニューキーオフ(NEWKOF2)及びキー
オフインクリメント(KOFINC)の処理を行なう。
今まで押圧されていた鍵のキーデータTDMが今回の走
査サイクルで初めて0”になったときに行なう処理であ
り、真の離鍵とチャタリングとの区別をするための予備
的な処理である。アンド回路387には、前述の信号A
si、17T24のほかに、キーデータTDM(9〜)
をインバータ398で反転した信号、キーコード一致信
号KCEQ、信号TCO及びフリップフロップRGOの
出力信号が入力される。キーデータTDM(9〜)が0
”(インバータ398の出力信号が”1#)とは現在走
査中の鍵が離鍵されていることもしくはキースイッチチ
ャリングによって一時的にスイッチオフとなっているこ
とを示し、RGOが′1″とはその鍵が今まで押圧され
ていたものでありかついずれかのチャンネルに現在割当
てられていることを示しており、これらの条件が成立し
たとき今まで押圧されていた鍵のキーデータTDMが今
回の走査サイクルで初めて°゛0”となったことを示す
。これがブリニューキーオフ(NEWKOFI)の検出
条件であり、この条件が成立したとき、その鍵が割当て
られているチャンネルタイミング(これは信号KCEQ
とTCOによって特定される)に対応してアンド回路3
87の出力が”1”となる。アンド回路387の出力“
1”はオア回路399を介してカウント信号DCとして
加算器660に与えられる。これにより、それまではオ
ール″″O#(TCOが”1”)であった当該チャンネ
ルのトランケート順位データTO1〜TO4が“000
1 ”(10進数の「1」)となり、信号TCIが@1
”となる。前述の通り、このプリ二二一キーオフ(NE
WKOFx)の処理によってデータTo、〜TO4がr
lJ(10進数)となっただけではまだ真の離鍵とは判
断しないO このブリニューキーオフ(NEWKOFI )の処理を
行なった走査サイクルの次の走査サイクルにおける当該
ブリニューキーオフ処理に係る鍵の走査タイミングにお
いて前述のフリップフロップRG1のセットが行なわれ
る。すなわち、当該鍵が割当てられているチャンネルの
タイミングに対応して信号Telが′1#となりかつ信
号KCEQが“1 #となるからである。前述の通り、
このフリップフロップRG1のセットはA期間(第28
図)で行なわれる。その直後のB期間において、このフ
リップフロップRG1の出力が1#であること(すなわ
ち前走査サイクルでブリニューキーオフ処理を行なった
こと)を条件に、オールドキーオン(OLDKON)あ
るいは真のニューキーオフ(NEWKOF2)及びキー
オフインクリメント(KOFINC)の処理を行なう。
アンド回路685はオールドキーオン(OLDKON)
の処理を行なうためのものである。オールドキーオン(
OLDKON)の処理とは、前走査サイクルにおいてブ
リニューキーオフ処理された鍵のキーデータTDMが今
回の走査サイクルでは1”に復帰した場合に行なう処理
である。すなわち、このオールドキーオン(OLDKO
N)が成立する場合は、前回のキーデータTDMの0”
はキースイッチのチャタリングによる一時的な途切れで
めったことを意味する。アンド回路385には、前述の
信号AS 1−117T24のほかに、キーデータTD
M(9〜)、キーコード一致信号KCEQ、信号TCI
及びフリップフロップRG1の出力信号が入力される。
の処理を行なうためのものである。オールドキーオン(
OLDKON)の処理とは、前走査サイクルにおいてブ
リニューキーオフ処理された鍵のキーデータTDMが今
回の走査サイクルでは1”に復帰した場合に行なう処理
である。すなわち、このオールドキーオン(OLDKO
N)が成立する場合は、前回のキーデータTDMの0”
はキースイッチのチャタリングによる一時的な途切れで
めったことを意味する。アンド回路385には、前述の
信号AS 1−117T24のほかに、キーデータTD
M(9〜)、キーコード一致信号KCEQ、信号TCI
及びフリップフロップRG1の出力信号が入力される。
キーデータTDM(9〜)が1#とは現在走査中の鍵が
押圧されていることを示し、RGlが@1#とはその鍵
に関して前走査サイクルでブリニューキーオフ処理を行
なったことすなわち前走査サイクルにおいてその鍵のキ
ーデータTDMが初めて“0”になったことを示してお
り、これらの条件が成立したとき前走査サイクルにおけ
るキーデータTDMの′0#はチャタリングによる一時
的な途切れであったにすぎないことを意味する。これが
オールドキーオン(OLDKON)の検出条件であり、
この条件が成立したとき、その鍵が割当てられているチ
ャンネルタイミング(これは信号KCEQとTCIによ
って特定される)に対応してアンド回路685の出力が
1#となる。
押圧されていることを示し、RGlが@1#とはその鍵
に関して前走査サイクルでブリニューキーオフ処理を行
なったことすなわち前走査サイクルにおいてその鍵のキ
ーデータTDMが初めて“0”になったことを示してお
り、これらの条件が成立したとき前走査サイクルにおけ
るキーデータTDMの′0#はチャタリングによる一時
的な途切れであったにすぎないことを意味する。これが
オールドキーオン(OLDKON)の検出条件であり、
この条件が成立したとき、その鍵が割当てられているチ
ャンネルタイミング(これは信号KCEQとTCIによ
って特定される)に対応してアンド回路685の出力が
1#となる。
このアンド回路685の出力11#はオア回路696を
介してKSET信号として利用される。
介してKSET信号として利用される。
オールドキーオン(OLDKON)処理におけるKSE
T信号は、新たな割当てのためのものではなく、トラン
ケート順位データTOI〜To、をブリニューキーオフ
処理を行なう前の状態に(つまりオール″′0#に)戻
すために利用される。すなわち、KSET信号を反転し
たKSET信号によって当該チャンネルにおけるデータ
TO1〜TO4゛の値@0001 ”がクリアされ、“
0000”に戻される。キーコードメモリ346では、
KSET信号によってラッチ回路354からのキーコー
ドKCtロードするが、これは当該チャンネルにおける
古いキーコードPKCと同じであるため実質的な変化は
ない。
T信号は、新たな割当てのためのものではなく、トラン
ケート順位データTOI〜To、をブリニューキーオフ
処理を行なう前の状態に(つまりオール″′0#に)戻
すために利用される。すなわち、KSET信号を反転し
たKSET信号によって当該チャンネルにおけるデータ
TO1〜TO4゛の値@0001 ”がクリアされ、“
0000”に戻される。キーコードメモリ346では、
KSET信号によってラッチ回路354からのキーコー
ドKCtロードするが、これは当該チャンネルにおける
古いキーコードPKCと同じであるため実質的な変化は
ない。
アンド回路388は真のニューキーオフ(NEyVKO
F2)の処理を行なうだめのものである。
F2)の処理を行なうだめのものである。
アンド回路388には、前述の信号ASi、17T24
のほかに、キーデータTDM(9〜)をインバータ39
8で反転した信号、キーコード一致信号KCEQ、信号
TC1及びフリップフロップRG1の出力信号が入力さ
れる。キーデータTDM(9〜)が反転されている点だ
けが異なシ、他は前記アンド回路385と同じ信号が入
力される。
のほかに、キーデータTDM(9〜)をインバータ39
8で反転した信号、キーコード一致信号KCEQ、信号
TC1及びフリップフロップRG1の出力信号が入力さ
れる。キーデータTDM(9〜)が反転されている点だ
けが異なシ、他は前記アンド回路385と同じ信号が入
力される。
今まで押圧されていた鍵のキーデータTDMが2走査サ
イクル連続して@0#のときこのアンド回路688の条
件が成立し、該鍵が割当てられているチャンネルのタイ
ミングで@1”が出力される。
イクル連続して@0#のときこのアンド回路688の条
件が成立し、該鍵が割当てられているチャンネルのタイ
ミングで@1”が出力される。
このようにキーデータTDMが2走査サイクル続けて“
0#になったとき初めて新たな離鍵がなされたと判断す
る。アンド回路388の出力”1 ”はオア回路699
を介して加算器360に与えられる。これにより、前走
査サイクルにおけるプリニューキーオフ処理によって”
oooi”とされた当該チャンネルのトランケート順位
データTOI〜TO,が更に1カウントアンプされて@
ooio”(10進数の「2」)となる。こうして、ト
ランケート順位データTo、〜TO4の10進値が「2
」以上のチャンネルは離鍵状態となっていることを示し
ている。
0#になったとき初めて新たな離鍵がなされたと判断す
る。アンド回路388の出力”1 ”はオア回路699
を介して加算器360に与えられる。これにより、前走
査サイクルにおけるプリニューキーオフ処理によって”
oooi”とされた当該チャンネルのトランケート順位
データTOI〜TO,が更に1カウントアンプされて@
ooio”(10進数の「2」)となる。こうして、ト
ランケート順位データTo、〜TO4の10進値が「2
」以上のチャンネルは離鍵状態となっていることを示し
ている。
アンド回路389はキーオフインクリメント(KOFI
NC)の処理を行なうためのものである。
NC)の処理を行なうためのものである。
キーオフインクリメント(KOFINC)とは、上述の
真のニューキーオフ(NEWKOF2)の条件が成立し
たときすなわち新たな離鍵が検出さ、れたとき、既に離
鍵状態となっている他のチャ/ネルのトランケート順位
データT Ol〜TO,を夫々1カウントアツプする処
理である。アンド回路689には、前記アンド回路68
8と同様に、キーデータTDM(9〜)の反転信号とフ
リップフロップRG1の出力信号が入力されており、新
たな離鍵が検出されたときすなわち前走査サイクルでブ
リニューキーオフ処理を行ない(RGIが“1#)かつ
今回走査サイクルでもキーデータTDMが′0”のとき
、動作可能となる。アンド回路689には更に信号TC
2−15が入力されている。従って、前記アンド回路6
88がl 7(7f 1lfI鍵を検出したチャンネル
のタイミングに対応して@1#を出力するのに対して、
アンド回路689は新たな離鍵が検出されたチャンネル
とは別の既に離鍵状態となっているチャンネルのタイミ
ングに対応して”1#を出力する。アンド回路389の
出力″′1”はオア回路699を介してカウント信号D
Cとして加算器660に与えられる。こうして、既に離
鍵状態となっているチャンネルのデータTOI〜TO番
(10進値の「2」以上の値)が更に1カウントアツプ
される。従って、このキーオフインクリント処理によっ
て、離鍵状態となっているチャンネルのデータTOI〜
TO4は新たな離鍵(真のニューキーオフNEWKOF
2 )がある毎に1カウントアンプされることになり、
結局最も古く離鍵されたチャンネルのデータTo1〜T
o4が最大値を示すものとなる。尚、図示は省略したが
、電源投入時に全チャンネルのデータTo1〜T 04
を「2」以上“の所定値にプリセントしておく必要があ
るのはいうまでもない。
真のニューキーオフ(NEWKOF2)の条件が成立し
たときすなわち新たな離鍵が検出さ、れたとき、既に離
鍵状態となっている他のチャ/ネルのトランケート順位
データT Ol〜TO,を夫々1カウントアツプする処
理である。アンド回路689には、前記アンド回路68
8と同様に、キーデータTDM(9〜)の反転信号とフ
リップフロップRG1の出力信号が入力されており、新
たな離鍵が検出されたときすなわち前走査サイクルでブ
リニューキーオフ処理を行ない(RGIが“1#)かつ
今回走査サイクルでもキーデータTDMが′0”のとき
、動作可能となる。アンド回路689には更に信号TC
2−15が入力されている。従って、前記アンド回路6
88がl 7(7f 1lfI鍵を検出したチャンネル
のタイミングに対応して@1#を出力するのに対して、
アンド回路689は新たな離鍵が検出されたチャンネル
とは別の既に離鍵状態となっているチャンネルのタイミ
ングに対応して”1#を出力する。アンド回路389の
出力″′1”はオア回路699を介してカウント信号D
Cとして加算器660に与えられる。こうして、既に離
鍵状態となっているチャンネルのデータTOI〜TO番
(10進値の「2」以上の値)が更に1カウントアツプ
される。従って、このキーオフインクリント処理によっ
て、離鍵状態となっているチャンネルのデータTOI〜
TO4は新たな離鍵(真のニューキーオフNEWKOF
2 )がある毎に1カウントアンプされることになり、
結局最も古く離鍵されたチャンネルのデータTo1〜T
o4が最大値を示すものとなる。尚、図示は省略したが
、電源投入時に全チャンネルのデータTo1〜T 04
を「2」以上“の所定値にプリセントしておく必要があ
るのはいうまでもない。
トランケートメモリ659から出力されるデータT O
I” T O4のうち上位3ビツトTO2、T Os
%TO4がオア回路400に入力されており、このオア
尚路400からキーオフ信号KOFが得られる。データ
T Ol−T O4の10進値が「2」以上のチャンネ
ル(すなわち離鍵状態となっているチャンネル)のタイ
ミングに対応してキーオフ信号KOFが、“1 ”とな
る。キーオフ信号KOFが“0”のチャンネルは押鍵中
のチャンネルを示す。
I” T O4のうち上位3ビツトTO2、T Os
%TO4がオア回路400に入力されており、このオア
尚路400からキーオフ信号KOFが得られる。データ
T Ol−T O4の10進値が「2」以上のチャンネ
ル(すなわち離鍵状態となっているチャンネル)のタイ
ミングに対応してキーオフ信号KOFが、“1 ”とな
る。キーオフ信号KOFが“0”のチャンネルは押鍵中
のチャンネルを示す。
そこでこのキーオフ信号KOF’にインバータ401で
反転してキーオン信号KO,Nt−作り、これを8ステ
ージ/1ビツトのシフトレジスタから成るキーオンレジ
スタ347を経由させて出力するようにしている。レジ
スタ647から出力されるキーオン信号KONはキーコ
ードメモリ346から出力されるキーコードPKCの時
分割チャンネルタイミングに同期しており、押鍵中のチ
ャンネルで@1#、離鍵されたチャンネルで10”とな
る。このキーオン信号KONは楽音信号発生部21(第
25図の楽音発生回路21C)に与えられ、各チャンネ
ルで発生する楽音の発音を制御する。前述のブリニュー
キーオフ処理(NEWKOFl)の後オールドキーオン
処理(OLDKON)が行なわれた場合すなわちチャタ
リングがあった場合、キーオン信号KONは全く途切れ
ず、従ってチャタリングを除去することができる。
反転してキーオン信号KO,Nt−作り、これを8ステ
ージ/1ビツトのシフトレジスタから成るキーオンレジ
スタ347を経由させて出力するようにしている。レジ
スタ647から出力されるキーオン信号KONはキーコ
ードメモリ346から出力されるキーコードPKCの時
分割チャンネルタイミングに同期しており、押鍵中のチ
ャンネルで@1#、離鍵されたチャンネルで10”とな
る。このキーオン信号KONは楽音信号発生部21(第
25図の楽音発生回路21C)に与えられ、各チャンネ
ルで発生する楽音の発音を制御する。前述のブリニュー
キーオフ処理(NEWKOFl)の後オールドキーオン
処理(OLDKON)が行なわれた場合すなわちチャタ
リングがあった場合、キーオン信号KONは全く途切れ
ず、従ってチャタリングを除去することができる。
尚、信号ASiは複音モードのときのイニシャルセンシ
ング信号Isに対応して第4図の単音キーアサイナ14
Aから与えられるものであり、イニシャルタッチ検出を
行なう前記約10m5の待ち時間の間、複音キーアサイ
ナ14Bの割当て動作を禁止するために利用される。第
4図において、フリップフロップAKQの出力がアンド
回路91を介してオア回路345に与えられると共にア
ンド回路344の出力がオア回路345に与えられてお
り、このオア回路345の出力が信号ASiとして第2
7図に与えられる。アンド回路344にはフリップフロ
ップXKQの出力及びフリップフロップMK1、MK2
の出力反転信号が入力されている。前述の「エニーニュ
ーキーオン」に相当するキーデータTDMが与えられた
とき、第17タイムスロツトでフリップフロップXKQ
の出力が@1”に立上り、その8タイムスロツト後の第
25タイムスロツトでフリップフロップAKQの出力が
“1#に立上り、その後約10m5の間AKQの′l#
が保持される。そしてこのAKQの1#に対応してイニ
シャルセンシング信号Isが“1”となシ、前述のイニ
シャルタッチ検出処理が実行される。イニシャルタッチ
検出期間中は発音を開始せず、その期間終了後に発音開
始しなければならないことは前述の通りであり、そのた
めに信号ISに対応する信号ASiによって複音キーア
サイナ14Bの割当て動作特にアンド回路385〜68
9による処理(OLDKONXNEWKONXNEWK
OFI、NEWKOF2、KOFINC)を禁止するの
である。信号ASiは信号ISよりもアンド回路644
の出力の分だけ早く′1#に立上る。これは、信号IS
すなわちフリップフロップAKQの出力は第25タイム
スロツトで立上るため、これだけでは「エニーニューキ
ーオン」検出のときの第17乃至第24タイムスロツト
(第28図のB期間)をカバースルことができないので
、この期間でも確実に割当て動作を禁止するためである
。すなわち、アンド回路344はフリップフロップAK
Qのセット条件と同じ条件で動作し、該フリップフロッ
プAKQの出力が1”に立上る8タイムスロツト前の第
17タイムスロツトからその出力が′1 ″に立上る。
ング信号Isに対応して第4図の単音キーアサイナ14
Aから与えられるものであり、イニシャルタッチ検出を
行なう前記約10m5の待ち時間の間、複音キーアサイ
ナ14Bの割当て動作を禁止するために利用される。第
4図において、フリップフロップAKQの出力がアンド
回路91を介してオア回路345に与えられると共にア
ンド回路344の出力がオア回路345に与えられてお
り、このオア回路345の出力が信号ASiとして第2
7図に与えられる。アンド回路344にはフリップフロ
ップXKQの出力及びフリップフロップMK1、MK2
の出力反転信号が入力されている。前述の「エニーニュ
ーキーオン」に相当するキーデータTDMが与えられた
とき、第17タイムスロツトでフリップフロップXKQ
の出力が@1”に立上り、その8タイムスロツト後の第
25タイムスロツトでフリップフロップAKQの出力が
“1#に立上り、その後約10m5の間AKQの′l#
が保持される。そしてこのAKQの1#に対応してイニ
シャルセンシング信号Isが“1”となシ、前述のイニ
シャルタッチ検出処理が実行される。イニシャルタッチ
検出期間中は発音を開始せず、その期間終了後に発音開
始しなければならないことは前述の通りであり、そのた
めに信号ISに対応する信号ASiによって複音キーア
サイナ14Bの割当て動作特にアンド回路385〜68
9による処理(OLDKONXNEWKONXNEWK
OFI、NEWKOF2、KOFINC)を禁止するの
である。信号ASiは信号ISよりもアンド回路644
の出力の分だけ早く′1#に立上る。これは、信号IS
すなわちフリップフロップAKQの出力は第25タイム
スロツトで立上るため、これだけでは「エニーニューキ
ーオン」検出のときの第17乃至第24タイムスロツト
(第28図のB期間)をカバースルことができないので
、この期間でも確実に割当て動作を禁止するためである
。すなわち、アンド回路344はフリップフロップAK
Qのセット条件と同じ条件で動作し、該フリップフロッ
プAKQの出力が1”に立上る8タイムスロツト前の第
17タイムスロツトからその出力が′1 ″に立上る。
上述のように第27図の複音キーアサイナ14Bを用い
れば、トランケート装置648を利用してキースイッチ
のチャタリングを除去することができるので、押鍵検出
部12(第2図ぐ第3図)の側に特別のチャタリング除
去回路を設ける必要がなくなり、回路構成を簡単化する
ことができる。
れば、トランケート装置648を利用してキースイッチ
のチャタリングを除去することができるので、押鍵検出
部12(第2図ぐ第3図)の側に特別のチャタリング除
去回路を設ける必要がなくなり、回路構成を簡単化する
ことができる。
尚、上記実施例では、キーデータTDMが1走査サイク
ル(約2m5)だけ途切れた場合をチャタリングと見な
し、2走査サイクル以上続けて途切れた場合は離鍵と判
断するようにしているが、チャタリングと見なすキーデ
ータTDMの途切れ期間は1走査サイクルに限らず任意
に設定できる。
ル(約2m5)だけ途切れた場合をチャタリングと見な
し、2走査サイクル以上続けて途切れた場合は離鍵と判
断するようにしているが、チャタリングと見なすキーデ
ータTDMの途切れ期間は1走査サイクルに限らず任意
に設定できる。
すなわち、前記ブリニューキーオフ(NEWKOFl)
処理が所定走査サイクル連続して行なわれるように構成
すればよく、そのためには前記トランケート順位データ
T Os〜TO4の値が「1」乃至所定値のとき前記信
号TCIを発生しかつデータTO1〜TO4の値が該所
定値・を越えているとき前記信号TC2−15t−発生
するように構成すればよい。
処理が所定走査サイクル連続して行なわれるように構成
すればよく、そのためには前記トランケート順位データ
T Os〜TO4の値が「1」乃至所定値のとき前記信
号TCIを発生しかつデータTO1〜TO4の値が該所
定値・を越えているとき前記信号TC2−15t−発生
するように構成すればよい。
同、押鍵検出部12は第3図に示すような時分割多重化
キーデータTDMを発生する方式に限らず、如何なる押
鍵検出方式を用いてもよい。また、上記実施例では単音
モードと複音モードが選択可能であるが、どちらか一方
のみであってもよい。
キーデータTDMを発生する方式に限らず、如何なる押
鍵検出方式を用いてもよい。また、上記実施例では単音
モードと複音モードが選択可能であるが、どちらか一方
のみであってもよい。
アタックピッチコントロールに鍵タツチ検出信号を利用
する場合、タッチセンサ10はアナログ出力を生じるも
のに限らすディジタル出力を生じるものを用いてもよい
。また、アタックピンチコントロールに鍵タツチ検出信
号を利用する場合、タッチセンサ10は必らずしもアフ
タータッチセンサである必要はなく、イニシャルタッチ
検出専用のセンサであってもよい。また、アタックピッ
チの初期深さに限らずアタックピッチのかかる期間(エ
ンベロープレート)をイニシャルタッチニ化じて制御す
るようにしてもよい。
する場合、タッチセンサ10はアナログ出力を生じるも
のに限らすディジタル出力を生じるものを用いてもよい
。また、アタックピンチコントロールに鍵タツチ検出信
号を利用する場合、タッチセンサ10は必らずしもアフ
タータッチセンサである必要はなく、イニシャルタッチ
検出専用のセンサであってもよい。また、アタックピッ
チの初期深さに限らずアタックピッチのかかる期間(エ
ンベロープレート)をイニシャルタッチニ化じて制御す
るようにしてもよい。
また、上記実施例ではタッチセンサ11は全鍵共通であ
るが、各鍵毎にもしくは半オクターブあるいはオクター
ブ等所定音域毎に夫々独立にタッチセンサを設けてもよ
い。また、アフタータッチセンサ11Aの形状、材質等
は特に限定されず、要するに押鍵持続中においても鍵タ
ッチに応じた出力が得られるものであればよい。例えば
、感圧導電ゴムあるいは圧電素子、半導体圧力センサ、
光学方式を用いたもの、コイルを用いたもの、磁気作用
を用いたもの、等如何なる動作原理にもとづくセンサを
用いてもよい。
るが、各鍵毎にもしくは半オクターブあるいはオクター
ブ等所定音域毎に夫々独立にタッチセンサを設けてもよ
い。また、アフタータッチセンサ11Aの形状、材質等
は特に限定されず、要するに押鍵持続中においても鍵タ
ッチに応じた出力が得られるものであればよい。例えば
、感圧導電ゴムあるいは圧電素子、半導体圧力センサ、
光学方式を用いたもの、コイルを用いたもの、磁気作用
を用いたもの、等如何なる動作原理にもとづくセンサを
用いてもよい。
「エニーニューキーtンJ6るいハ「レカートニューキ
ーオン」にもとづきアフタータッチセンサ11Aの出力
信号のピーク値を所定期間内で検出しこれをホールドす
る場合において、必ずしも厳密なピ、−り値ホールドを
行なわねばならないわけではなく、要するに演奏者が鍵
押圧当初に鍵に与えた力(イニシャルタッチ)を前記所
定期間内で量的に検出するように構成されていればよい
。
ーオン」にもとづきアフタータッチセンサ11Aの出力
信号のピーク値を所定期間内で検出しこれをホールドす
る場合において、必ずしも厳密なピ、−り値ホールドを
行なわねばならないわけではなく、要するに演奏者が鍵
押圧当初に鍵に与えた力(イニシャルタッチ)を前記所
定期間内で量的に検出するように構成されていればよい
。
また、イニシャルタッチ検出のための前記所定期間は実
施例では約10m5(ミリ秒)となっているが、発音開
始を遅らせてもさしつかえない程度ならどの程度でもよ
い。
施例では約10m5(ミリ秒)となっているが、発音開
始を遅らせてもさしつかえない程度ならどの程度でもよ
い。
上記実施例ではタッチ検出信号(ボリュームv3、v6
、V8の出力)と他の効果設定信号(ボリュームv1、
v2、v4、v5、v7の出力)とを共通のA/D変換
部17で、A/D変換するようにしているが、タッチ検
出信号専用のA/D変換装置を設けてもよい。
、V8の出力)と他の効果設定信号(ボリュームv1、
v2、v4、v5、v7の出力)とを共通のA/D変換
部17で、A/D変換するようにしているが、タッチ検
出信号専用のA/D変換装置を設けてもよい。
第6図のA/D変換器18においては、ボリュームvl
乃至v7に関するA/D変換に関して、データの急激な
変化を防ぐために1サンプリング周期におけるデータ変
化量は±1に限定されている。しかし、1サンプリング
周期におけるデータ変化量を十N(Nは2以上の所定数
)以内に限定する、あるいはデータ変化量を全く限定し
ないようにする、ことも可能である。後者の場合、第6
図のアップカウント用のアンド回路144に遅延フリッ
プフロップ140の出力を入力し、かつアンド回路14
2.144から信号’l’iM2+3、T i M 1
を除去すればよい。また、前者の場合は、上述と同様に
アンド回路142、L44の入力組合せを変更した上で
、遅延フリップフロップ167の連結数(シフトステー
ジ数)をNに対応して増加し、その各ステージからTi
M信号の遅延信号が出力されている間のみアンド回路1
42.144を動作可能にすればよい。また、タッチ検
出信号に応じて音高、音量のみならず音色その他の楽音
要素を制御するようにしてもよいのは勿論である。
乃至v7に関するA/D変換に関して、データの急激な
変化を防ぐために1サンプリング周期におけるデータ変
化量は±1に限定されている。しかし、1サンプリング
周期におけるデータ変化量を十N(Nは2以上の所定数
)以内に限定する、あるいはデータ変化量を全く限定し
ないようにする、ことも可能である。後者の場合、第6
図のアップカウント用のアンド回路144に遅延フリッ
プフロップ140の出力を入力し、かつアンド回路14
2.144から信号’l’iM2+3、T i M 1
を除去すればよい。また、前者の場合は、上述と同様に
アンド回路142、L44の入力組合せを変更した上で
、遅延フリップフロップ167の連結数(シフトステー
ジ数)をNに対応して増加し、その各ステージからTi
M信号の遅延信号が出力されている間のみアンド回路1
42.144を動作可能にすればよい。また、タッチ検
出信号に応じて音高、音量のみならず音色その他の楽音
要素を制御するようにしてもよいのは勿論である。
第13図の演算器CUL2では演算器CUL3テ求メた
エンベロープデータENVC到達目標値)を所定ビット
下位シフトしたデータ△ENVを変化幅データとして用
いているが、これに限らず、別途適宜の変化幅データ発
生手段で発生したデータを演算に用いるようにしてもよ
い。また、演算器CUL1〜CUL4更にはCUL5、
CUL6はシリアル演算を行なうものに限らずパラレル
演算器を用いてもよい。また実施例では、°演算器CU
L2で変化幅データ△ENVの演算を行なうタイミング
は演算器CUL1の最上位ピットのキャリイアウド信号
の出力タイミングとなっているが、これに限らず、演算
器CUL1の内容が所定値になったときに演算器CUL
2で演算が行なわれるようにしてもよい。そのためには
、例えば演算器CUL1の内容が所定値になったことを
検出する比較器を設け、この比較器の出力によって演算
器CUL2の演算タイミングを制御すればよい。また、
ラッチ回路257のラッチタイミングを変えることによ
っても可能である。
エンベロープデータENVC到達目標値)を所定ビット
下位シフトしたデータ△ENVを変化幅データとして用
いているが、これに限らず、別途適宜の変化幅データ発
生手段で発生したデータを演算に用いるようにしてもよ
い。また、演算器CUL1〜CUL4更にはCUL5、
CUL6はシリアル演算を行なうものに限らずパラレル
演算器を用いてもよい。また実施例では、°演算器CU
L2で変化幅データ△ENVの演算を行なうタイミング
は演算器CUL1の最上位ピットのキャリイアウド信号
の出力タイミングとなっているが、これに限らず、演算
器CUL1の内容が所定値になったときに演算器CUL
2で演算が行なわれるようにしてもよい。そのためには
、例えば演算器CUL1の内容が所定値になったことを
検出する比較器を設け、この比較器の出力によって演算
器CUL2の演算タイミングを制御すればよい。また、
ラッチ回路257のラッチタイミングを変えることによ
っても可能である。
尚、アタックピッチコントロールの態様は上記実施例に
示したようなビブラート型のものに限らずいかなる態様
でもよく、要するに音の出初めでピッチの乱れを実現し
得る態様であればよい。
示したようなビブラート型のものに限らずいかなる態様
でもよく、要するに音の出初めでピッチの乱れを実現し
得る態様であればよい。
以上説明したようにこの発明によれば、鍵タッチに応じ
たアタックピッチコントロールが可能になるので、表現
力豊かなアタックピッチコントロールを電子楽器におい
て実現することができるようになる。例えば、管楽器系
音色における吹き始めのピンチの乱れをアタックピッチ
コントロールによって模倣する場合、吹き始めの息の強
弱に応じた微妙なピッチずれ幅の違いが表現できるよう
になる。
たアタックピッチコントロールが可能になるので、表現
力豊かなアタックピッチコントロールを電子楽器におい
て実現することができるようになる。例えば、管楽器系
音色における吹き始めのピンチの乱れをアタックピッチ
コントロールによって模倣する場合、吹き始めの息の強
弱に応じた微妙なピッチずれ幅の違いが表現できるよう
になる。
第1図はこの発明の一実施例を示すブロック図、第2図
はこの発明のより詳細な実施例を示す電子楽器全体構成
ブロック図、第3図は第2図の押鍵検出部及びカウンタ
の詳細例を示す回路図、第4図は第2図の単音キーアサ
イナの詳細例を示す回路図、第5図は第2図各部で使用
するタイミング信号の一例を示すタイミングチャート、
第6図は第2図のタッチセンサ、各種効果設定操作子群
、アナログ電圧マルチプレクサ及びA/D変換器の部分
の詳細例を示す回路図、第7図は第2図のA/D変換部
内の制御及び記憶部の詳細例を示す回路図、第8図は第
6図のアフタータッチセンサの出力にもとづきイニシャ
ルタッチ及びアフタータッチの両方を検出することを示
すための信号波形図、第9図は第6図及び第7図の回路
によるアナログ/ディジタル変換のための時分割状態を
示すタイミングチャート、第10図は第6図のA/D変
換、器の通常の(イニシャルタッチ検出時以外のときの
)動作例を示すタイミングチャート、第11図は第6図
及び第7図におけるイニシャルタッチ検出時の主な信号
の発生状態を示すタイミングチャート、第12図及び第
13図及び第14図は第2図の効果付与回路の詳細例を
3分割して夫々示す回路図、第15図(a)はアタック
ピッチ及びディレィビブラート及びノーマルビブラート
における変調信号及びそのエンベロープの一例を示す図
、第15図(b)は第13図及び第14図における各種
制御信号の状態を同図(a)に対応させて示すタイミン
グチャート、第16図はアタックピッチコントロール開
始時における第12図乃至第14図の各種信号状態を示
すタイミングチャート、第17図は第13図の演算器に
おけるシリアル演算を説明するためのタイミングチャー
ト、第18図は第12−図におけるディレィビブラート
エンベロープレートデータの変換処理を説明するだめの
タイミングチャート、第19図はディレィビブラート用
の制御データ設定ボリュームとディレィビブラート開始
時間データ及びディレィビブラートエンベロープレート
データとの関係並びにこれらのデータによって決定され
るディレィビブラート開始時間及びディレィビブラート
期間との関係を示すグラフ、第20図(a)はアタック
ピッテコ/トロールにおける変調信号のエンベロープデ
ータの変化を3つの異なる初期値に対応して夫々示す図
、同図(b)はディレィビブラートにおける変調信号の
エンベロープデータの変化を3つの異なる目標値に対応
して夫々示す図、同図(e)はビブラートにおける変調
信号の変化を2つの異なる深さくエンベロープ瞬時値)
に対応して夫々示す図、第21図は第14図の周波数情
報変換部において単音モードの押圧鍵キーコードを対数
形式の周波数情報に変換する動作を示すタイミングチャ
ート、第22図はスラー制御開始時における第14図の
各種信号状態を示すタイミングチャート、第23図はス
ラー制御を行なったときの周波数情報の変化を例示する
図、第24図は各種効果の選択状態及び鍵演奏法に応じ
てこの実施例において実現される各種効果の組合せを示
す図、第25図は第2図の楽音信号発生部の詳細例を%
に周波数情報変更回路に関して示す回路図、第26図は
第25図における単音周波数情報の下位ピットと変調信
号瞬時値データとの演算タイミングを示すタイミングチ
ャート、第27図は第2図の複音のキーアサイナの詳細
例を示す回路図、第28図は第27図における各種処理
の時間関係を示すタイミングチャート、である。 410.10・・・鍵盤、411・・・タッチ検出装置
、412・・・押鍵検出装置、416・・・楽音発生装
置、414・・・アタックピッチ制御装置、11・・・
タッチセンサ、11A・・・アフタータッチセンサ、1
2・・・押鍵検出部、16・・・鍵走査用及び待ち時間
設定用及びA/D変換時分割動作制御用のカウンタ、1
4・・・発音割当て回路、14A・・・単音キーアサイ
ナ、14B・・・複音キーアサイナ、20・・・アタッ
クピッチ制御用の変調信号発生手段を含む効果付与回路
、21・・・楽音信号発生部、CUL2・・・変調信号
形成用の演算器、CUL6・・・エンベロープ信号形成
用の演算器、17・・・タッチ検出信号をアナログ/デ
ィジタル変換するためのA/D変換部、C0M1・・・
変調信号形成用演算器の加減算切換え制御に関与する比
較器、56.57、AKQ・・・エニーニューキーオン
検出に関与するアンド回路及び遅延フリップフロップ、
77.78、NKQ・・・レガートニューキーオン検出
に関与するアンド回路及び遅延フリップフロップ、MO
NO−8W・・・単音モード選択スイッチ、210.2
11.225・・・アタックピッチ制御用の変調信号の
発生動作開始に関与するアンド回路及び遅延フリップフ
ロップ。 特許出願人 日本楽器製造株式会社 代理人 飯塚義仁
はこの発明のより詳細な実施例を示す電子楽器全体構成
ブロック図、第3図は第2図の押鍵検出部及びカウンタ
の詳細例を示す回路図、第4図は第2図の単音キーアサ
イナの詳細例を示す回路図、第5図は第2図各部で使用
するタイミング信号の一例を示すタイミングチャート、
第6図は第2図のタッチセンサ、各種効果設定操作子群
、アナログ電圧マルチプレクサ及びA/D変換器の部分
の詳細例を示す回路図、第7図は第2図のA/D変換部
内の制御及び記憶部の詳細例を示す回路図、第8図は第
6図のアフタータッチセンサの出力にもとづきイニシャ
ルタッチ及びアフタータッチの両方を検出することを示
すための信号波形図、第9図は第6図及び第7図の回路
によるアナログ/ディジタル変換のための時分割状態を
示すタイミングチャート、第10図は第6図のA/D変
換、器の通常の(イニシャルタッチ検出時以外のときの
)動作例を示すタイミングチャート、第11図は第6図
及び第7図におけるイニシャルタッチ検出時の主な信号
の発生状態を示すタイミングチャート、第12図及び第
13図及び第14図は第2図の効果付与回路の詳細例を
3分割して夫々示す回路図、第15図(a)はアタック
ピッチ及びディレィビブラート及びノーマルビブラート
における変調信号及びそのエンベロープの一例を示す図
、第15図(b)は第13図及び第14図における各種
制御信号の状態を同図(a)に対応させて示すタイミン
グチャート、第16図はアタックピッチコントロール開
始時における第12図乃至第14図の各種信号状態を示
すタイミングチャート、第17図は第13図の演算器に
おけるシリアル演算を説明するためのタイミングチャー
ト、第18図は第12−図におけるディレィビブラート
エンベロープレートデータの変換処理を説明するだめの
タイミングチャート、第19図はディレィビブラート用
の制御データ設定ボリュームとディレィビブラート開始
時間データ及びディレィビブラートエンベロープレート
データとの関係並びにこれらのデータによって決定され
るディレィビブラート開始時間及びディレィビブラート
期間との関係を示すグラフ、第20図(a)はアタック
ピッテコ/トロールにおける変調信号のエンベロープデ
ータの変化を3つの異なる初期値に対応して夫々示す図
、同図(b)はディレィビブラートにおける変調信号の
エンベロープデータの変化を3つの異なる目標値に対応
して夫々示す図、同図(e)はビブラートにおける変調
信号の変化を2つの異なる深さくエンベロープ瞬時値)
に対応して夫々示す図、第21図は第14図の周波数情
報変換部において単音モードの押圧鍵キーコードを対数
形式の周波数情報に変換する動作を示すタイミングチャ
ート、第22図はスラー制御開始時における第14図の
各種信号状態を示すタイミングチャート、第23図はス
ラー制御を行なったときの周波数情報の変化を例示する
図、第24図は各種効果の選択状態及び鍵演奏法に応じ
てこの実施例において実現される各種効果の組合せを示
す図、第25図は第2図の楽音信号発生部の詳細例を%
に周波数情報変更回路に関して示す回路図、第26図は
第25図における単音周波数情報の下位ピットと変調信
号瞬時値データとの演算タイミングを示すタイミングチ
ャート、第27図は第2図の複音のキーアサイナの詳細
例を示す回路図、第28図は第27図における各種処理
の時間関係を示すタイミングチャート、である。 410.10・・・鍵盤、411・・・タッチ検出装置
、412・・・押鍵検出装置、416・・・楽音発生装
置、414・・・アタックピッチ制御装置、11・・・
タッチセンサ、11A・・・アフタータッチセンサ、1
2・・・押鍵検出部、16・・・鍵走査用及び待ち時間
設定用及びA/D変換時分割動作制御用のカウンタ、1
4・・・発音割当て回路、14A・・・単音キーアサイ
ナ、14B・・・複音キーアサイナ、20・・・アタッ
クピッチ制御用の変調信号発生手段を含む効果付与回路
、21・・・楽音信号発生部、CUL2・・・変調信号
形成用の演算器、CUL6・・・エンベロープ信号形成
用の演算器、17・・・タッチ検出信号をアナログ/デ
ィジタル変換するためのA/D変換部、C0M1・・・
変調信号形成用演算器の加減算切換え制御に関与する比
較器、56.57、AKQ・・・エニーニューキーオン
検出に関与するアンド回路及び遅延フリップフロップ、
77.78、NKQ・・・レガートニューキーオン検出
に関与するアンド回路及び遅延フリップフロップ、MO
NO−8W・・・単音モード選択スイッチ、210.2
11.225・・・アタックピッチ制御用の変調信号の
発生動作開始に関与するアンド回路及び遅延フリップフ
ロップ。 特許出願人 日本楽器製造株式会社 代理人 飯塚義仁
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、複数の鍵を具える鍵盤と、この鍵盤で抑圧された鍵
を検出するための押鍵検出手段と、この押鍵検出手段の
出力にもとづき押圧鍵に対応する楽音信号を発生する楽
音発生手段と、前記鍵盤で押圧された鍵に関する押圧力
あるいは抑圧速度あるいは抑圧深さ等にもとづき鍵タッ
チを検出するタッチ検出手段と、音の出始めで前記楽音
信号のピッチを変調制御し、かつそのピッチ変調におけ
る変調要素の1または複数を前記タッチ検出手段のチ 出力に応じて制御するアタックピッ≠制御手段とを具え
る電子楽器。 2、前記タッチ検出手段の出力に応じて制御される前記
変調要素が、最大ピッチずれ量である特許請求の範囲第
1項記載の電子楽器。 3、前記アタックピッチ制御手段が、初期のピッチずれ
が最大で以後次第に減衰する周期的々ピッチ変調を行な
うものであり、かつ前記タッチ検出手段の出力に応じて
制御される前記最大ピッチずれ量が前記ピンチ変調にお
ける前記初期のピッチずれ量である特許請求の範囲第2
項記載の電子楽器。 4、前記タッチ検出手段は、前記鍵の押し始めにおける
前記鍵タッチを示すイニシャルタッチ検出信号を出力す
るものである特許請求の範囲第1項記載の電子楽器。 5、前記アタックピッチ制御手段は、音の出始めで前記
楽音信号のピッチを変調するだめの変調信号を発生ずる
変調信号発生手段を含み、前記タッチ検出手段の出力に
応じてこの変調信号発生手段で発生する前記変調信号を
制御するよう′にした特許請求の範囲第4項記載の電子
楽器。 6、前記変調信号発生手段は、音の出始めの所定期間の
間エンベロープ信号を形成し、かっこのエンベロープ信
号の最大値を前記タッチ検出手段の出力に応じて設定す
るエンベロープ形成手段と、前記エンベ・ローブ信号に
よって深さが制御される周期的な前記変調信号−を形成
する変調信号形成手段とを含むものである特許請求の範
囲第5項記載の電子楽器。 7、前記タッチ検出手段は、前記イニシャルタッチ検出
信号をティジタル形式で出力する手段であり、前記エン
ベロープ形成手段は、前記イニシャルタッチ検出信号に
対応する第1のディジタルデータを所定ビット下位シフ
トした第2のデータを繰返し加算もしくは減算すること
により前記エンベロープ信号の瞬時値データを求める第
1の演算手段を含み、前記変調信号形成手段は、前記第
1の演算手段で求めた前記エンベロープ瞬時値データを
所定ビット下位シフトした第3のデータを繰返し加算も
しくは減算し、前記変調信号の瞬時値データを求める第
2の演算手段・と、前記変調信号が前記エンベロープ瞬
時値データによって定まるエンベロープの範囲内で振動
するように前記第2の演算手段における加減算を切換え
る手段とを含むものである特許請求の範囲第6項記載の
電子楽器。 8、前記第1の演算手段で利用する前記第1のディジタ
ルデータは、前記イニシャルタッチ検出信号に前記楽音
発生手段で発生する楽音の音色に応じたP1r定の係数
を乗じたものであシ、前記第1の演算手段における前記
第2のデータの演算の繰返し時間間隔及び前記第2の演
算手段における前記第3のデータの演算の繰返し時間間
隔は前記音色に応じて夫々設定されるものである特許請
求の範囲第7項記載の電子楽器。 9、前記押鍵検出手段は、前記鍵の押し始めを検出し、
この検出にもとづき比較的短い所定の待ち時間を設定す
る手段を含み、前記タッチ検出手段は、前記鍵タッチを
検出するタッチセンサと、前記待ち時間の間に前記タッ
チセンサで検出された鍵タツチ信号をホールドし、ホー
ルドした信号を前記イニシャルタッチ検出信号として出
力するイニシャルタッチ検出手段とを含むものであシ、
がっ、前記楽音発生手段における前記楽音信号の発生及
び前記変調信号発生手段における前記変調信号の発生を
前記待ち時間の終了後に開始させるようにした特許請求
の範囲第5項記載の電子楽器。 10、前記タッチセンサは、前記鍵タッチを示すアナロ
グ信号を出力するものであり、前記イニシャルタッチ検
出手段は、前記待ち時間中に前記タッチセンサから出力
されるアナログ信号をディジタル信号に変換しかつその
ピーク値をホールドするものである特許請求の範囲第9
項記載の電子楽器。 11、前記押鍵検出子1段は、新たな鍵が押圧されたこ
とを検出するニューキー検出手段を含み、この新たな鍵
の抑圧検出にもとづき前記変調信号発生手段における前
記変調信号の発生を開始させるようにした特許請求の範
囲第5項記載の電子楽器。 12、前記押鍵検出手段は、前記鍵盤で押圧された鍵を
検出し、その押圧鍵を示す情報を出力する手段と、この
抑圧鍵情報にもとづき1乃至複数の押圧鍵のうち1鍵を
前記楽音発生手段に割当てる単音割当て手段と、前記抑
圧鍵情報にもとづき複数の押圧鍵を前記楽音発生手段に
割当てる複音割当て手段と、前記単音割当て手段及び複
音割当て手段の一方の出力を前記楽音発生手段で利用さ
せるだめの単音モード/複音モード選択手段と、何も鍵
が押圧されていない状態のとき初めていずれかの鍵が押
圧されたことを検出するエニーニューキーオン検出手段
と、何か鍵が押圧されている状態で別の鍵が新たに押圧
されたことを検出するレガートニューキーオン検出手段
とを含み、前記選択手段で単音モードが選択されている
ときは前記エニーニューキーオン検出手段及ヒレガート
ニューキーオン検出手段の両方の出力に応答して前記変
調信号発生手段における前記変調信号の発生を開始させ
、前記選択手段で複音モードが選択されているときは前
記エニーニューキーオン検出手段の出力に応答して前記
変調信号発生手段における前記変調信号の発生を開始さ
せるようにした特許請求の範囲第5項記載の電子楽器。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP56163393A JPS5865486A (ja) | 1981-10-15 | 1981-10-15 | 電子楽器 |
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Applications Claiming Priority (1)
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JP56163393A JPS5865486A (ja) | 1981-10-15 | 1981-10-15 | 電子楽器 |
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