JPS6332253Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6332253Y2 JPS6332253Y2 JP1982018983U JP1898382U JPS6332253Y2 JP S6332253 Y2 JPS6332253 Y2 JP S6332253Y2 JP 1982018983 U JP1982018983 U JP 1982018983U JP 1898382 U JP1898382 U JP 1898382U JP S6332253 Y2 JPS6332253 Y2 JP S6332253Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- edge
- main body
- synthetic resin
- resin foam
- connecting portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 20
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 20
- 239000006260 foam Substances 0.000 claims description 17
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 8
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 8
- 238000005452 bending Methods 0.000 claims description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 12
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 7
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 7
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 5
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 5
- 230000007797 corrosion Effects 0.000 description 4
- 238000005260 corrosion Methods 0.000 description 4
- 239000002655 kraft paper Substances 0.000 description 4
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 3
- ISWSIDIOOBJBQZ-UHFFFAOYSA-N Phenol Chemical compound OC1=CC=CC=C1 ISWSIDIOOBJBQZ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000010425 asbestos Substances 0.000 description 2
- 229910052802 copper Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000010949 copper Substances 0.000 description 2
- 239000000835 fiber Substances 0.000 description 2
- 229910001562 pearlite Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000002994 raw material Substances 0.000 description 2
- 229910052895 riebeckite Inorganic materials 0.000 description 2
- 238000005728 strengthening Methods 0.000 description 2
- 229920000049 Carbon (fiber) Polymers 0.000 description 1
- RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N Copper Chemical compound [Cu] RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- JOYRKODLDBILNP-UHFFFAOYSA-N Ethyl urethane Chemical compound CCOC(N)=O JOYRKODLDBILNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 208000010201 Exanthema Diseases 0.000 description 1
- 229920005830 Polyurethane Foam Polymers 0.000 description 1
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000011358 absorbing material Substances 0.000 description 1
- 239000000654 additive Substances 0.000 description 1
- 230000000996 additive effect Effects 0.000 description 1
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 1
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000010426 asphalt Substances 0.000 description 1
- 239000011324 bead Substances 0.000 description 1
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 229910021538 borax Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000004917 carbon fiber Substances 0.000 description 1
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 description 1
- 239000002131 composite material Substances 0.000 description 1
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 230000002708 enhancing effect Effects 0.000 description 1
- 201000005884 exanthem Diseases 0.000 description 1
- 239000011888 foil Substances 0.000 description 1
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 1
- 239000003365 glass fiber Substances 0.000 description 1
- 229910010272 inorganic material Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000011147 inorganic material Substances 0.000 description 1
- 239000011810 insulating material Substances 0.000 description 1
- 239000002557 mineral fiber Substances 0.000 description 1
- 239000011490 mineral wool Substances 0.000 description 1
- 238000002156 mixing Methods 0.000 description 1
- 238000012856 packing Methods 0.000 description 1
- 239000000123 paper Substances 0.000 description 1
- 229920000582 polyisocyanurate Polymers 0.000 description 1
- 239000011495 polyisocyanurate Substances 0.000 description 1
- 229920006327 polystyrene foam Polymers 0.000 description 1
- 239000011496 polyurethane foam Substances 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
- 206010037844 rash Diseases 0.000 description 1
- 239000012779 reinforcing material Substances 0.000 description 1
- NVIFVTYDZMXWGX-UHFFFAOYSA-N sodium metaborate Chemical compound [Na+].[O-]B=O NVIFVTYDZMXWGX-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000004328 sodium tetraborate Substances 0.000 description 1
- 235000010339 sodium tetraborate Nutrition 0.000 description 1
- 229910001220 stainless steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010935 stainless steel Substances 0.000 description 1
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 1
- 229910052902 vermiculite Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010455 vermiculite Substances 0.000 description 1
- 235000019354 vermiculite Nutrition 0.000 description 1
- 239000011800 void material Substances 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は主に金属板と防水シート間に合成樹脂
発泡体を一体に介在させた、所謂サンドイツチ構
造のサイデイングボード(以下、単にボードとい
う)に関する。
発泡体を一体に介在させた、所謂サンドイツチ構
造のサイデイングボード(以下、単にボードとい
う)に関する。
従来におけるボードはそれ自体である程度の断
熱性、防水性、強度等の性能を具備した構造体と
なつていた。しかしながら、この種ボードの端
末、例えば左右端部、あるいは上下端部の構造に
は、ボード自体の上記のような性能の低下を抑制
するような処理が殆ど採られておらず、構成材間
の剥離、シートの側端縁からの水の侵入と、これ
によるフクレ、カブレ、腐食等を招くことが多々
あつた。また、従来におけるボードにおいては、
ボード間の連結部の防水性、断熱性が最大の弱点
となつていた。すなわち、雄型連結部と雌型連結
部とが金属板を素材とした一体物で形成され、し
かも直接に接触した状態で胴縁等に装着されてい
たためである。さらに、裏面材となるシートは防
水処理の施されていないクラフト紙の側端縁はク
ラフト紙自体が防水処理されていない状態で露出
するため、この部分から吸水、吸湿が行われてク
ラフト紙を腐食等する不利もあつた。
熱性、防水性、強度等の性能を具備した構造体と
なつていた。しかしながら、この種ボードの端
末、例えば左右端部、あるいは上下端部の構造に
は、ボード自体の上記のような性能の低下を抑制
するような処理が殆ど採られておらず、構成材間
の剥離、シートの側端縁からの水の侵入と、これ
によるフクレ、カブレ、腐食等を招くことが多々
あつた。また、従来におけるボードにおいては、
ボード間の連結部の防水性、断熱性が最大の弱点
となつていた。すなわち、雄型連結部と雌型連結
部とが金属板を素材とした一体物で形成され、し
かも直接に接触した状態で胴縁等に装着されてい
たためである。さらに、裏面材となるシートは防
水処理の施されていないクラフト紙の側端縁はク
ラフト紙自体が防水処理されていない状態で露出
するため、この部分から吸水、吸湿が行われてク
ラフト紙を腐食等する不利もあつた。
本考案はこのような欠点を除去するため、連結
部において金属板同士は直接接触するが、胴縁と
上記金属板は直接接触することがなく、かつ、連
結部の結合力の強化を図り、しかも裏面材の変
質、変形を防止したボードを提案するものであ
る。
部において金属板同士は直接接触するが、胴縁と
上記金属板は直接接触することがなく、かつ、連
結部の結合力の強化を図り、しかも裏面材の変
質、変形を防止したボードを提案するものであ
る。
以下に図面を用いて本考案に係るボードの一実
施例について詳細に説明する。すなわち第1図は
本考案に係るボードの代表的な一例を示す斜視図
であり、1は主体で第2図に示すように長方形状
の化粧面2と化粧面2の長手方向の2側端を下方
に折り曲げた側壁3,4とから横断面を凹状に形
成した本体部5と、側壁3下端縁を外側方に突出
した差込縁6、および差込縁6の先端を屈曲した
舌片7とからなる雄型連結部8と、側壁4の途中
を内側方に折り曲げ、再び外側方へ突出して形成
した差込溝9と、差込溝9の下縁10を外側方へ
延ばした延長部11、ならびにその先端を屈曲し
た舌片12とからなる雌型連結部13とから構成
したものである。さらに説明すると、主体1の素
材としては硬質基材、例えば金属薄板、所謂カラ
ー鋼板、ステンレス板、銅板、アルミニウム板等
からなるものである。また、舌片7は差込縁6の
上方、または第3図に示すように下方に屈曲する
ものである。特に舌片7はボード間の結合力の強
化に大きく寄与すると共にボードの連結部におけ
る雨返しとしても機能し、防水性を向上させる働
きもするものである。さらに前記差込溝9の上縁
は開口側より入口上面部9b、小段差片9c、最
奥上面部9aとからなり、最奥上面部9aは入口
上面部9bよりもΔhだけ化粧面2側に突出させ
た形状とする。これは差込縁6を差込溝9に嵌挿
してボードを連結した際に舌片7との係合を安定
化すると共に、係合力の強化を図るためである。
前記舌片12は横断面が延長部11に対して逆U
字状に形成され、後記する窪部16に収納される
ものであり、主に防水機能と位置決め用のガイド
として作用するものである。なお、延長部11の
途中には必要に応じて突条14を設け、ボードの
より一層の係合力の強化を図ることもできる。1
5は合成樹脂発泡体(以下、単にフオームとい
う)で便宜上区分した上層15aと下層の膨出部
15bとから構成するものであり、主に断熱材、
防水材、防湿材、吸音材、クツシヨン材、防振
材、接着剤として機能する。すなわち、上層15
aは化粧面2と側壁3,4とで囲まれた凹状部に
存在するフオーム部分であり、かつ、この上層1
5aにおいて側壁3側をΔWの範囲に亘り、側壁
3の高さよりΔHだけ厚さを薄くして窪部16を
形成したものである。この窪部16は舌片12を
収納すると共にボードを連結した際に空間を形成
し、毛細管現象の阻止と、排水路の形成に役立つ
ものである。また膨出部15bは化粧面2の背面
からΔWと下縁10の範囲を除いた全背面W1と
下縁10の背面と延長部11の背面、所謂W2の
範囲に形成したフオームであり、第4図に示すよ
うに、ボードを支持材である胴縁18に配設した
際に主体1が胴縁18に接触するのを防止し、主
体1が熱橋となつて断熱性が低下するのを防止す
るためのものである。もちろん、上層15aと膨
出部15bは一体のものであることが好ましい
が、複合体構造で結果的に一体物としたものでも
よい。このフオーム15の具体例としては、ポリ
ウレタンフオーム、ポリスチレンフオーム、ポリ
イソシアヌレートフオーム(フエノール、ウレタ
ン変性も含む)、フエノールフオーム、およびこ
れらフオーム内に鉱物繊維(ガラス繊維、アスベ
スト繊維、ロツクウール)、炭素繊維、メタル繊
維、パーライト粒、シラスバルーン、バーミキユ
ライト、ガラスビーズ等を添加したフオーム等で
ある。なお、この種添加物の配合比は目的により
異なるが、例えばフオーム原料100重合部に対し
約5〜200重量部程度である。17は防水シート
(以下、単にシートという)で比較的強靭な物質
からなり、窪部16の外表面と膨出部15bの背
面、および2側面を被覆すると共に、両側端縁の
うち、少なくとも雄型連結部8側の側端縁を外部
に露出しないように本体部5とフオーム15との
中間に配設したものである。もちろん、図示しな
いが雄型連結部8側の側端縁と共に雌型連結部1
3側の側端縁を延長部11とフオーム15との中
間に配設してもよい。このシート17は防水材、
あるいはフオーム15形成時の離型材、およびボ
ードの機械強度の強化材、さらにフオーム原料の
外部に対する漏洩を防止するために役立つもので
ある。このシート17の素材としては、防水処理
されたアスベスト紙、クラフト紙、合成樹脂シー
ト、アスフアルトフエルト、金属箔(Al,Cu,
Pb)の1種、またはこれらの1種以上をラミネ
ートしたシート等からなるものである。
施例について詳細に説明する。すなわち第1図は
本考案に係るボードの代表的な一例を示す斜視図
であり、1は主体で第2図に示すように長方形状
の化粧面2と化粧面2の長手方向の2側端を下方
に折り曲げた側壁3,4とから横断面を凹状に形
成した本体部5と、側壁3下端縁を外側方に突出
した差込縁6、および差込縁6の先端を屈曲した
舌片7とからなる雄型連結部8と、側壁4の途中
を内側方に折り曲げ、再び外側方へ突出して形成
した差込溝9と、差込溝9の下縁10を外側方へ
延ばした延長部11、ならびにその先端を屈曲し
た舌片12とからなる雌型連結部13とから構成
したものである。さらに説明すると、主体1の素
材としては硬質基材、例えば金属薄板、所謂カラ
ー鋼板、ステンレス板、銅板、アルミニウム板等
からなるものである。また、舌片7は差込縁6の
上方、または第3図に示すように下方に屈曲する
ものである。特に舌片7はボード間の結合力の強
化に大きく寄与すると共にボードの連結部におけ
る雨返しとしても機能し、防水性を向上させる働
きもするものである。さらに前記差込溝9の上縁
は開口側より入口上面部9b、小段差片9c、最
奥上面部9aとからなり、最奥上面部9aは入口
上面部9bよりもΔhだけ化粧面2側に突出させ
た形状とする。これは差込縁6を差込溝9に嵌挿
してボードを連結した際に舌片7との係合を安定
化すると共に、係合力の強化を図るためである。
前記舌片12は横断面が延長部11に対して逆U
字状に形成され、後記する窪部16に収納される
ものであり、主に防水機能と位置決め用のガイド
として作用するものである。なお、延長部11の
途中には必要に応じて突条14を設け、ボードの
より一層の係合力の強化を図ることもできる。1
5は合成樹脂発泡体(以下、単にフオームとい
う)で便宜上区分した上層15aと下層の膨出部
15bとから構成するものであり、主に断熱材、
防水材、防湿材、吸音材、クツシヨン材、防振
材、接着剤として機能する。すなわち、上層15
aは化粧面2と側壁3,4とで囲まれた凹状部に
存在するフオーム部分であり、かつ、この上層1
5aにおいて側壁3側をΔWの範囲に亘り、側壁
3の高さよりΔHだけ厚さを薄くして窪部16を
形成したものである。この窪部16は舌片12を
収納すると共にボードを連結した際に空間を形成
し、毛細管現象の阻止と、排水路の形成に役立つ
ものである。また膨出部15bは化粧面2の背面
からΔWと下縁10の範囲を除いた全背面W1と
下縁10の背面と延長部11の背面、所謂W2の
範囲に形成したフオームであり、第4図に示すよ
うに、ボードを支持材である胴縁18に配設した
際に主体1が胴縁18に接触するのを防止し、主
体1が熱橋となつて断熱性が低下するのを防止す
るためのものである。もちろん、上層15aと膨
出部15bは一体のものであることが好ましい
が、複合体構造で結果的に一体物としたものでも
よい。このフオーム15の具体例としては、ポリ
ウレタンフオーム、ポリスチレンフオーム、ポリ
イソシアヌレートフオーム(フエノール、ウレタ
ン変性も含む)、フエノールフオーム、およびこ
れらフオーム内に鉱物繊維(ガラス繊維、アスベ
スト繊維、ロツクウール)、炭素繊維、メタル繊
維、パーライト粒、シラスバルーン、バーミキユ
ライト、ガラスビーズ等を添加したフオーム等で
ある。なお、この種添加物の配合比は目的により
異なるが、例えばフオーム原料100重合部に対し
約5〜200重量部程度である。17は防水シート
(以下、単にシートという)で比較的強靭な物質
からなり、窪部16の外表面と膨出部15bの背
面、および2側面を被覆すると共に、両側端縁の
うち、少なくとも雄型連結部8側の側端縁を外部
に露出しないように本体部5とフオーム15との
中間に配設したものである。もちろん、図示しな
いが雄型連結部8側の側端縁と共に雌型連結部1
3側の側端縁を延長部11とフオーム15との中
間に配設してもよい。このシート17は防水材、
あるいはフオーム15形成時の離型材、およびボ
ードの機械強度の強化材、さらにフオーム原料の
外部に対する漏洩を防止するために役立つもので
ある。このシート17の素材としては、防水処理
されたアスベスト紙、クラフト紙、合成樹脂シー
ト、アスフアルトフエルト、金属箔(Al,Cu,
Pb)の1種、またはこれらの1種以上をラミネ
ートしたシート等からなるものである。
次に施工例につき説明する。
まず第4図に示すように支持材、例えば胴縁1
8上にボードA1の雌型連結部13を釘19によ
つて固定する。次にボードA2の雄型連結部8を
ボードA1の差込溝9に嵌挿し、かつ、他端の雌
型連結部(図示せず)を釘19で固定するもので
ある。このようにして形成した連結部において
は、舌片7による雨返し機能、および窪部16に
よつて作られた空隙Bの毛細管現象の阻止と排水
機能によつて防水性が大幅に向上する。またシー
ト17の雄型連結部8側の側端縁は空隙Bにおい
て露出していないため、吸水、吸湿せず、変質、
変形、腐食は殆ど起こらないものである。しか
も、差込溝9と舌片7の係合により連結力は強固
になるものである。さらに舌片12と窪部16の
接触によつてこの部分のフオームがパツキング機
能として作用するため、防振性、緩衝性にもすぐ
れた連結部となるものである。
8上にボードA1の雌型連結部13を釘19によ
つて固定する。次にボードA2の雄型連結部8を
ボードA1の差込溝9に嵌挿し、かつ、他端の雌
型連結部(図示せず)を釘19で固定するもので
ある。このようにして形成した連結部において
は、舌片7による雨返し機能、および窪部16に
よつて作られた空隙Bの毛細管現象の阻止と排水
機能によつて防水性が大幅に向上する。またシー
ト17の雄型連結部8側の側端縁は空隙Bにおい
て露出していないため、吸水、吸湿せず、変質、
変形、腐食は殆ど起こらないものである。しか
も、差込溝9と舌片7の係合により連結力は強固
になるものである。さらに舌片12と窪部16の
接触によつてこの部分のフオームがパツキング機
能として作用するため、防振性、緩衝性にもすぐ
れた連結部となるものである。
以上、説明したのは本考案に係るボードの一実
施例にすぎず、第5図に示すように側壁3の下端
を内側方に延長し、再び外側方へ屈曲してシート
17の端部の被覆と連結部の補強を行つたり、シ
ート17の他端縁を舌片12で挟持(カシメ)し
た構造のボードとすることもできる。さらに、図
示しないが、ボードにおいて、延長部11の下縁
のフオームに対しパーライト粒、硼砂、メタ硼酸
ソーダ等の発泡性無機材の1種以上を高密度に分
布したボードとすることもできる。
施例にすぎず、第5図に示すように側壁3の下端
を内側方に延長し、再び外側方へ屈曲してシート
17の端部の被覆と連結部の補強を行つたり、シ
ート17の他端縁を舌片12で挟持(カシメ)し
た構造のボードとすることもできる。さらに、図
示しないが、ボードにおいて、延長部11の下縁
のフオームに対しパーライト粒、硼砂、メタ硼酸
ソーダ等の発泡性無機材の1種以上を高密度に分
布したボードとすることもできる。
上述したように本考案に係るボードによれば、
ボード間の連結部の防水性、断熱性が大幅に改善
されると共に、さらに防振性も強化された特徴が
ある。また、連結部の結合力は特殊な差込溝9の
形成によつて非常に強力となつた特徴がある。し
かも、ボードの連結部には窪部により空隙が形成
され、毛細管現象による浸水を阻止すると共に、
この空隙が排水路としても機能し防水性が大幅に
強化される特徴がある。またシートの雄型連結部
側の側端部は露出していないため、吸水、吸湿せ
ず、変形、変質、腐食することがない特徴があ
る。勿論、施工性は従前に比べて容易となつた利
点がある。
ボード間の連結部の防水性、断熱性が大幅に改善
されると共に、さらに防振性も強化された特徴が
ある。また、連結部の結合力は特殊な差込溝9の
形成によつて非常に強力となつた特徴がある。し
かも、ボードの連結部には窪部により空隙が形成
され、毛細管現象による浸水を阻止すると共に、
この空隙が排水路としても機能し防水性が大幅に
強化される特徴がある。またシートの雄型連結部
側の側端部は露出していないため、吸水、吸湿せ
ず、変形、変質、腐食することがない特徴があ
る。勿論、施工性は従前に比べて容易となつた利
点がある。
第1図は本考案に係るサイデイングボードの一
実施例を示す斜視図、第2図は上記ボードの主体
を示す斜視図、第3図は差込縁先端の舌片のその
他の実施例を示す斜視図、第4図はサイデイング
ボードの装着状態を示す説明図、第5図は主体の
その他の実施例を示す斜視図である。 1…主体、2…化粧面、5…本体部、7,12
…舌片、8…雄型連結部、9…差込溝、15…合
成樹脂発泡体。
実施例を示す斜視図、第2図は上記ボードの主体
を示す斜視図、第3図は差込縁先端の舌片のその
他の実施例を示す斜視図、第4図はサイデイング
ボードの装着状態を示す説明図、第5図は主体の
その他の実施例を示す斜視図である。 1…主体、2…化粧面、5…本体部、7,12
…舌片、8…雄型連結部、9…差込溝、15…合
成樹脂発泡体。
Claims (1)
- 長方形の化粧面における長手方向の両側端縁を
下方に折り曲げて側壁を形成することにより断面
を凹状とした本体部と、上記側壁の1端を外側方
へ突出して差込縁を形成した雄型連結部と、他側
壁の途中を内側方へ屈曲し、再び外側方へ突出し
てコ字状断面に形成した差込溝と該差込溝の下縁
を外側方へ延長突出して延長部を設けた雌型連結
部とからなる主体と、前記本体部の背面、および
延長部下面を含む部分に一体に積層した合成樹脂
発泡体とからなるサイデイングボードにおいて、
前記差込縁の先端を屈曲して舌片を形成し、前記
差込溝の上縁を開口側より入口上面部と小段差
片、最奥上面部とから形成すると共に最奥上面部
を入口上面部より化粧面側に突出させ、かつ、延
長部先端には該延長部に対して逆U字状の舌片を
形成し、また前記合成樹脂発泡体の差込縁側の一
部をΔWの範囲に亘り、差込縁側の側壁の高さよ
り厚さを薄くして窪部を形成し、かつ、合成樹脂
発泡体のうち長手方向の外気に露出している面を
防水シートで一体に被覆すると共に、少なくとも
該防水シートの雄型連結部側の側端縁を合成樹脂
発泡体と前記本体部の雄型連結部近傍との中間に
配設したことを特徴とするサイデイングボード。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1898382U JPS58121937U (ja) | 1982-02-13 | 1982-02-13 | サイデイングボ−ド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1898382U JPS58121937U (ja) | 1982-02-13 | 1982-02-13 | サイデイングボ−ド |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58121937U JPS58121937U (ja) | 1983-08-19 |
JPS6332253Y2 true JPS6332253Y2 (ja) | 1988-08-29 |
Family
ID=30031221
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1898382U Granted JPS58121937U (ja) | 1982-02-13 | 1982-02-13 | サイデイングボ−ド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58121937U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4615991B2 (ja) * | 2004-12-22 | 2011-01-19 | 三和シヤッター工業株式会社 | 建物用ドア |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS547270B2 (ja) * | 1973-08-31 | 1979-04-05 | ||
JPS556903U (ja) * | 1978-06-27 | 1980-01-17 | ||
JPS5716434B2 (ja) * | 1977-05-18 | 1982-04-05 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5362730U (ja) * | 1976-10-30 | 1978-05-27 | ||
JPS547270U (ja) * | 1977-06-17 | 1979-01-18 | ||
JPS5818514Y2 (ja) * | 1978-11-18 | 1983-04-15 | 大同鋼板株式会社 | 断熱壁 |
JPS6040758Y2 (ja) * | 1980-06-20 | 1985-12-09 | 石川 尭 | サイデイングボ−ド |
-
1982
- 1982-02-13 JP JP1898382U patent/JPS58121937U/ja active Granted
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS547270B2 (ja) * | 1973-08-31 | 1979-04-05 | ||
JPS5716434B2 (ja) * | 1977-05-18 | 1982-04-05 | ||
JPS556903U (ja) * | 1978-06-27 | 1980-01-17 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58121937U (ja) | 1983-08-19 |