JPS5818514Y2 - 断熱壁 - Google Patents
断熱壁Info
- Publication number
- JPS5818514Y2 JPS5818514Y2 JP1978159286U JP15928678U JPS5818514Y2 JP S5818514 Y2 JPS5818514 Y2 JP S5818514Y2 JP 1978159286 U JP1978159286 U JP 1978159286U JP 15928678 U JP15928678 U JP 15928678U JP S5818514 Y2 JPS5818514 Y2 JP S5818514Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piece
- metal plate
- outwardly
- heat insulating
- inwardly
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Building Environments (AREA)
- Finishing Walls (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は家屋の外壁を構成する断熱壁に関し、金属板1
の背面に合成樹脂発泡体2を充填して断熱パネル3を形
成し、金属板1の一方の側端部に金属板1の前面と平行
に外方屈曲片17を外方へ延出すると共に外方屈曲片1
7の先端より背方へ向は斜め外側方へ傾斜する外方傾斜
片部4を延設し、金属板1の他方の側端部に金属板1の
前面と平行に内方屈曲片16を内方へ延出すると共に内
方屈曲片16の先端より外方傾斜片部4と略平行にて背
方へ向は斜め内方に傾斜する内方傾斜片部5を延設し、
家屋の外面部に複数枚配した断熱パネル3の外方傾斜片
部4に相隣合う断熱パネル3の内方傾斜片部4を当接せ
しめると共に外方屈曲片17の表側面に内方屈曲片16
の裏側面を当接せしめて戒る断熱壁に係るものである。
の背面に合成樹脂発泡体2を充填して断熱パネル3を形
成し、金属板1の一方の側端部に金属板1の前面と平行
に外方屈曲片17を外方へ延出すると共に外方屈曲片1
7の先端より背方へ向は斜め外側方へ傾斜する外方傾斜
片部4を延設し、金属板1の他方の側端部に金属板1の
前面と平行に内方屈曲片16を内方へ延出すると共に内
方屈曲片16の先端より外方傾斜片部4と略平行にて背
方へ向は斜め内方に傾斜する内方傾斜片部5を延設し、
家屋の外面部に複数枚配した断熱パネル3の外方傾斜片
部4に相隣合う断熱パネル3の内方傾斜片部4を当接せ
しめると共に外方屈曲片17の表側面に内方屈曲片16
の裏側面を当接せしめて戒る断熱壁に係るものである。
断熱壁を構成する従来の断熱パネル3′にあって、断熱
パネル3’、3’同志の接合は第1図のように断熱パネ
ル3′の一方端部に設けた嵌合凹部6に断熱パネル3′
の他方端部に設けた嵌合凸部7を嵌合させて行ない、嵌
合凹部6内面と嵌合凸部6外面を当接させることにより
この接合部分における屋内外の断熱、防火及び気密を行
なっていた。
パネル3’、3’同志の接合は第1図のように断熱パネ
ル3′の一方端部に設けた嵌合凹部6に断熱パネル3′
の他方端部に設けた嵌合凸部7を嵌合させて行ない、嵌
合凹部6内面と嵌合凸部6外面を当接させることにより
この接合部分における屋内外の断熱、防火及び気密を行
なっていた。
しかしかかるものにあって、嵌合凹部6と嵌合凸部7の
大きさを適合させて製造するのは製造技術上困難であり
、従って第1図に示されるように嵌合凹部6に嵌合凸部
7が当接されない場合が多く、この断熱パネル3′の接
合部分に於ける断熱・防火及び気密が不十分となるおそ
れがあった。
大きさを適合させて製造するのは製造技術上困難であり
、従って第1図に示されるように嵌合凹部6に嵌合凸部
7が当接されない場合が多く、この断熱パネル3′の接
合部分に於ける断熱・防火及び気密が不十分となるおそ
れがあった。
本考案は上記の点に鑑みて威されたものであって、断熱
パネル同志の接合部分における断熱・防火及び気密性に
優れた断熱壁を提供することを目的とするものである。
パネル同志の接合部分における断熱・防火及び気密性に
優れた断熱壁を提供することを目的とするものである。
以下本考案を実施例により詳述する。
断熱パネル3は第2図のように金属製化粧薄板のような
金属板1の背面に、ポリウレタンフォームやイソシアヌ
レートフオームのような合成樹脂発泡体2を充填して長
尺に形成されるもので、金属板1の一方の側端部には垂
直片部8を介して外方屈曲片17を金属板1の表面と平
行にて外方へ延出せしめると共にさらにこの外方屈曲片
17より外方傾斜片部4が延設してあり、さらに外方傾
斜片部4の先端に挿入片9が延出しである。
金属板1の背面に、ポリウレタンフォームやイソシアヌ
レートフオームのような合成樹脂発泡体2を充填して長
尺に形成されるもので、金属板1の一方の側端部には垂
直片部8を介して外方屈曲片17を金属板1の表面と平
行にて外方へ延出せしめると共にさらにこの外方屈曲片
17より外方傾斜片部4が延設してあり、さらに外方傾
斜片部4の先端に挿入片9が延出しである。
また金属板1の他方の端部には垂直片部10を介して内
方屈曲片17を金属板1の表面と平行にて外方へ延出せ
しめると共にさらにこの内方屈曲片16より外方傾斜部
4と平行な内方傾斜片部5が延出してあり、さらに内方
傾斜片部5の先端に内方へ屈曲された屈曲片13を延出
して屈曲片13内に挿入凹部11が形成しである。
方屈曲片17を金属板1の表面と平行にて外方へ延出せ
しめると共にさらにこの内方屈曲片16より外方傾斜部
4と平行な内方傾斜片部5が延出してあり、さらに内方
傾斜片部5の先端に内方へ屈曲された屈曲片13を延出
して屈曲片13内に挿入凹部11が形成しである。
12は屈曲片13の先端より延出した固定片である。
尚、外方傾斜片部5は外側方へ傾斜しているので金属板
1の背面側に合成樹脂発泡体1を充填するに際して発泡
体は外方傾斜片5内面に沿って発泡することになり、エ
ア留り等が発生するおそれなく発泡体を充填することが
できるものである。
1の背面側に合成樹脂発泡体1を充填するに際して発泡
体は外方傾斜片5内面に沿って発泡することになり、エ
ア留り等が発生するおそれなく発泡体を充填することが
できるものである。
また金属板1の背面側に合成樹脂発泡体2を充填した後
クラフト紙付きアルミ箔14を貼り付ける。
クラフト紙付きアルミ箔14を貼り付ける。
しかして、上記のように形成した断熱パネル3を家屋の
外面に多数枚取付けて断熱壁を構成するものであるが、
相隣合う断熱パネル3の接合は次のようにして行なう。
外面に多数枚取付けて断熱壁を構成するものであるが、
相隣合う断熱パネル3の接合は次のようにして行なう。
先ず断熱パネル3の固定片12を釘打ち等にて家屋の外
面に固定し、この断面パネル3の挿入凹部11に側方よ
り隣りの断熱パネル3の挿入片9を挿入する。
面に固定し、この断面パネル3の挿入凹部11に側方よ
り隣りの断熱パネル3の挿入片9を挿入する。
このとき内方傾斜片部5と外方傾斜片部4とはそれぞれ
傾斜しているので、挿入凹部11への挿入片9の挿入で
一方の断熱パネル3の内方傾斜片部5外面に他方の断熱
パネル3の外方傾斜片部4外面が斜方向の力で押圧され
て第3図のように内方傾斜片部5と外方傾斜片部4とは
密に接することになる。
傾斜しているので、挿入凹部11への挿入片9の挿入で
一方の断熱パネル3の内方傾斜片部5外面に他方の断熱
パネル3の外方傾斜片部4外面が斜方向の力で押圧され
て第3図のように内方傾斜片部5と外方傾斜片部4とは
密に接することになる。
またこのとき、第3図に示すように内方屈曲片16が外
方屈曲片17に当接される。
方屈曲片17に当接される。
このようにして合成樹脂発泡体2で断熱性を有し、内方
傾斜片部5と外方傾斜片部4との密な接合で断熱パネル
3の接合部分における断熱性、防火性、気密性を有する
断熱壁が得られるものである。
傾斜片部5と外方傾斜片部4との密な接合で断熱パネル
3の接合部分における断熱性、防火性、気密性を有する
断熱壁が得られるものである。
尚、図示実施例の断熱パネル3では固定片12の背面側
にも合成樹脂発泡体2を及ばしめて断熱性を向上せしめ
るようにしである。
にも合成樹脂発泡体2を及ばしめて断熱性を向上せしめ
るようにしである。
上記のように本発明にあっては、金属板の一方の側端部
に背方へ向は斜め外側方へ傾斜する外方傾斜片部を設け
ると共に金属板の他方の側端部に外方傾斜片部と略平行
にて背方へ向は斜内方に傾斜する内方傾斜片部を設けで
あるので、相隣合う断熱パネルを接合するに際して両断
面パネルを側方より押圧することにより内方傾斜片部に
外方傾斜片部に当接せしめることができるものであり、
製造寸法に多少誤差があっても内方傾斜片部に外方傾斜
片部を押圧当接させることができるものであって面熱パ
ネルの接合部分における断熱、防火及び気密性を保持で
きるものである。
に背方へ向は斜め外側方へ傾斜する外方傾斜片部を設け
ると共に金属板の他方の側端部に外方傾斜片部と略平行
にて背方へ向は斜内方に傾斜する内方傾斜片部を設けで
あるので、相隣合う断熱パネルを接合するに際して両断
面パネルを側方より押圧することにより内方傾斜片部に
外方傾斜片部に当接せしめることができるものであり、
製造寸法に多少誤差があっても内方傾斜片部に外方傾斜
片部を押圧当接させることができるものであって面熱パ
ネルの接合部分における断熱、防火及び気密性を保持で
きるものである。
またこのように外方傾斜片と内方傾斜片とは斜方向に傾
斜せしめであるので断熱パネルの厚みに比して両傾斜片
による当接面積を大きくとることができ、断熱、防火及
び気密性を高めることができるものであり、しかもこの
両傾斜片の接合部における屋内外方向にはそれぞれ内方
傾斜片部内面側の合成樹脂発泡体と外方傾斜片5内面側
の合成樹脂発泡体とが二重に重なるよう存在することに
なり、接合部における断熱性をより高めることができる
ものである。
斜せしめであるので断熱パネルの厚みに比して両傾斜片
による当接面積を大きくとることができ、断熱、防火及
び気密性を高めることができるものであり、しかもこの
両傾斜片の接合部における屋内外方向にはそれぞれ内方
傾斜片部内面側の合成樹脂発泡体と外方傾斜片5内面側
の合成樹脂発泡体とが二重に重なるよう存在することに
なり、接合部における断熱性をより高めることができる
ものである。
また、上記のように内方傾斜片部に外方傾斜片部を当接
させて断熱パネルを接続する場合、断熱パネルを外方へ
引き剥す大きな外力が加わると内方傾斜片部を外方傾斜
片部がすべって断熱パネルが家屋の外面より外れるよう
なおそれかあるが(図示実施例のように挿入凹部に挿入
片を挿入するようにしても挿入片の屈曲変形でこの問題
は生じる)、本考案にあっては金属板の一方の側端部に
金属板の前面と平行に外方屈曲片を外方へ延出すると共
に金属板の他方の側端部に金属板の前面と平行に内方屈
曲片を内方へ延出し、相隣り合う断熱パネルの外方屈曲
片の表側面に内方屈曲片の裏側面を当接せしめるように
したので、断熱パネルを外方へ引き剥す力が働いても内
方屈曲片に対する外方屈曲片の引掛かりによって、内方
傾斜片部と外方傾斜片部とがすべって断熱パネルが家屋
の外面より外れるようなことを防止できるものである。
させて断熱パネルを接続する場合、断熱パネルを外方へ
引き剥す大きな外力が加わると内方傾斜片部を外方傾斜
片部がすべって断熱パネルが家屋の外面より外れるよう
なおそれかあるが(図示実施例のように挿入凹部に挿入
片を挿入するようにしても挿入片の屈曲変形でこの問題
は生じる)、本考案にあっては金属板の一方の側端部に
金属板の前面と平行に外方屈曲片を外方へ延出すると共
に金属板の他方の側端部に金属板の前面と平行に内方屈
曲片を内方へ延出し、相隣り合う断熱パネルの外方屈曲
片の表側面に内方屈曲片の裏側面を当接せしめるように
したので、断熱パネルを外方へ引き剥す力が働いても内
方屈曲片に対する外方屈曲片の引掛かりによって、内方
傾斜片部と外方傾斜片部とがすべって断熱パネルが家屋
の外面より外れるようなことを防止できるものである。
第1図は従来例の断面図、第2図は本考案の断熱パネル
の一実施例の断面図、第3図は同上断熱パネルの接合を
示す拡大断面図である。 1は金属板、2は合成樹脂発泡体、3は断熱パネル、4
は外方傾斜片部、5は内方傾斜片部、16は内方屈曲片
、17は外方屈曲片である。
の一実施例の断面図、第3図は同上断熱パネルの接合を
示す拡大断面図である。 1は金属板、2は合成樹脂発泡体、3は断熱パネル、4
は外方傾斜片部、5は内方傾斜片部、16は内方屈曲片
、17は外方屈曲片である。
Claims (1)
- 金属板の背面に合成樹脂発泡体を充填して断熱パネルを
形成し、金属板の一方の側端部に金属板の前面と平行に
外方屈曲片を外方へ延出すると共に外方屈曲片の先端よ
り背方へ向は斜め外側方へ傾斜する外方傾斜片部を延設
し、金属板の他方の側端部に金属板の前面と平行に内方
屈曲片を内方へ延出すると共に内方屈曲片の先端より外
方傾斜片部と略平行にて背方へ向は斜め内方に傾斜する
内方傾斜片部を延設し、家屋の外面部に複数枚配した断
熱パネルの外方傾斜片部に相隣合う断熱パネルの内方傾
斜片部を当接せしめると共に外方屈曲片の表側面に内方
屈曲片の裏側面を当接せしめて成る断熱壁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978159286U JPS5818514Y2 (ja) | 1978-11-18 | 1978-11-18 | 断熱壁 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978159286U JPS5818514Y2 (ja) | 1978-11-18 | 1978-11-18 | 断熱壁 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5576328U JPS5576328U (ja) | 1980-05-26 |
JPS5818514Y2 true JPS5818514Y2 (ja) | 1983-04-15 |
Family
ID=29151950
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1978159286U Expired JPS5818514Y2 (ja) | 1978-11-18 | 1978-11-18 | 断熱壁 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5818514Y2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58121937U (ja) * | 1982-02-13 | 1983-08-19 | 株式会社 アイジ−技術研究所 | サイデイングボ−ド |
JPS5998036U (ja) * | 1982-12-23 | 1984-07-03 | 株式会社アイジ−技術研究所 | 建築用板 |
JPS59102737U (ja) * | 1982-12-27 | 1984-07-11 | 株式会社アイジ−技術研究所 | 建築用パネル |
JPS59102736U (ja) * | 1982-12-27 | 1984-07-11 | 株式会社アイジ−技術研究所 | 建築用パネル |
JPS59106951U (ja) * | 1983-01-07 | 1984-07-18 | 株式会社アイジ−技術研究所 | サイデイングボ−ド |
JPS59115051U (ja) * | 1983-01-24 | 1984-08-03 | 株式会社アイジ−技術研究所 | サイデイングボ−ド |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5392917U (ja) * | 1976-12-28 | 1978-07-29 |
-
1978
- 1978-11-18 JP JP1978159286U patent/JPS5818514Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5576328U (ja) | 1980-05-26 |
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