JPS5929065Y2 - サイデイングボ−ド - Google Patents
サイデイングボ−ドInfo
- Publication number
- JPS5929065Y2 JPS5929065Y2 JP8811679U JP8811679U JPS5929065Y2 JP S5929065 Y2 JPS5929065 Y2 JP S5929065Y2 JP 8811679 U JP8811679 U JP 8811679U JP 8811679 U JP8811679 U JP 8811679U JP S5929065 Y2 JPS5929065 Y2 JP S5929065Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- waterproof sheet
- edge
- back surface
- outward
- extension
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Building Environments (AREA)
- Finishing Walls (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は建築、構築物の外壁材として有用なサイディン
グボード（以下、単にボードという）に関する。
グボード（以下、単にボードという）に関する。
従来から使用されているこの種ボードで壁体を形成した
場合は、その目地部から雨水が侵入し、下地を腐食する
欠点があった。
場合は、その目地部から雨水が侵入し、下地を腐食する
欠点があった。
また、従来のこの種ボードにおいては表面材と胴縁が直
接接触する構造のため、結露水が胴縁に直接付着する不
利があった。
接接触する構造のため、結露水が胴縁に直接付着する不
利があった。
さらに、従来のこの種ボードにおいては、表面材が密実
の金属板であるため、熱伝導率がよく、断熱性に欠ける
欠点があった。
の金属板であるため、熱伝導率がよく、断熱性に欠ける
欠点があった。
本考案はこのような欠点を除去するため、この種ボード
の全裏面を防水シートで被覆し、表面材と胴縁とが直接
接触するのを阻止すると共に、延長部裏面の幅方向の先
端より防水シートを突出させ、しかも、この突出部上に
粘着層からなるシール材を突条に植設して目地部の防水
性、気密性を大幅に強化できる構造としたボードを提案
するものである。
の全裏面を防水シートで被覆し、表面材と胴縁とが直接
接触するのを阻止すると共に、延長部裏面の幅方向の先
端より防水シートを突出させ、しかも、この突出部上に
粘着層からなるシール材を突条に植設して目地部の防水
性、気密性を大幅に強化できる構造としたボードを提案
するものである。
以下に図面を用いて本考案に係るボードの一実施例につ
いて詳細に説明する。
いて詳細に説明する。
すなわち、第１図は上記ボードの一例を示す斜視図であ
り、１は表面材で金属板、合成樹脂板を図示するように
長尺状の化粧面２とその両側縁を内方に屈曲すると共に
、延長した側壁３，４とから形成した断面凹状の主体５
と側壁３の下端を外方へ突出した差込縁６からなる雄型
連結部７と他側壁４の下端を内方に窪ませて断面をコ字
状とした差込溝８とその下縁９を外側方へ延ばした延長
部１０を有する雌型連結部１１とから構成したものであ
る。
り、１は表面材で金属板、合成樹脂板を図示するように
長尺状の化粧面２とその両側縁を内方に屈曲すると共に
、延長した側壁３，４とから形成した断面凹状の主体５
と側壁３の下端を外方へ突出した差込縁６からなる雄型
連結部７と他側壁４の下端を内方に窪ませて断面をコ字
状とした差込溝８とその下縁９を外側方へ延ばした延長
部１０を有する雌型連結部１１とから構成したものであ
る。
なお、差込縁６、延長部１０の先端には必要に応じて舌
片６ａ、１０ａを形成する。
片６ａ、１０ａを形成する。
１２は断熱材で合成樹脂発泡体からなり、前記主体５の
凹状部に一体に充填するものである。
凹状部に一体に充填するものである。
１３は防水シートで差込縁６、断熱材１２、および延長
部１０の裏面を被覆すると共に、一体に固着し、かつ延
長部１０の舌片１０ ａより外側方へ、所謂、幅方向へ
突出したものである。
部１０の裏面を被覆すると共に、一体に固着し、かつ延
長部１０の舌片１０ ａより外側方へ、所謂、幅方向へ
突出したものである。
防水シート１３の具体例としては、アルミニウム等の金
属フィルム乃至箔、合成樹脂フィルム、防水紙、例えば
アスファルトフェルト、撥水処理した石綿紙、またはこ
れらを適宜組合せて積層したもの等からなり、可撓性と
防水性、更に場合によっては熱反射性を有するものであ
る。
属フィルム乃至箔、合成樹脂フィルム、防水紙、例えば
アスファルトフェルト、撥水処理した石綿紙、またはこ
れらを適宜組合せて積層したもの等からなり、可撓性と
防水性、更に場合によっては熱反射性を有するものであ
る。
また、１４はシール材で粘着層からなり、これを防水シ
ート１３の突出した部分に長子方向に沿って、かつ、延
長部の先端より高く、Ｈ＝５〜ｌＱｍｍに形成した突条
で、さらに幅を例えば５〜２０ ｍｍで植設したもので
ある。
ート１３の突出した部分に長子方向に沿って、かつ、延
長部の先端より高く、Ｈ＝５〜ｌＱｍｍに形成した突条
で、さらに幅を例えば５〜２０ ｍｍで植設したもので
ある。
次ぎに施工例につき説明する。
まず、第２図に示すような壁体を形成するために、下地
材、例えば胴縁（図示せず）に第１図に示すようなボー
ドαを釘（図示せず）で固定し、次ぎにボードβの差込
縁６をボードαの差込溝８に挿入する。
材、例えば胴縁（図示せず）に第１図に示すようなボー
ドαを釘（図示せず）で固定し、次ぎにボードβの差込
縁６をボードαの差込溝８に挿入する。
その結果、目地部１５は防水シー１へ１３の裏面とシー
ル材１４の接触により密着し、かつ、シール材１４の粘
着性によって気密性、防水性を有して一体に固着される
。
ル材１４の接触により密着し、かつ、シール材１４の粘
着性によって気密性、防水性を有して一体に固着される
。
また、壁体を形成するには、上記のような工程を繰り返
して行えばよいものである。
して行えばよいものである。
以上、説明したのは本考案に係るボードの一実施例にす
ぎず、第３図に示すように表面材１、断熱材１２を形成
することもできる。
ぎず、第３図に示すように表面材１、断熱材１２を形成
することもできる。
上述したように本考案に係るボードによれば、表面材と
防水シートで断熱材をサンドイッチした構成のため、機
械強度が大幅に向上できる特徴がある。
防水シートで断熱材をサンドイッチした構成のため、機
械強度が大幅に向上できる特徴がある。
また、防水シートでボードの全裏面を被覆したため、下
地と表面材が直接接触せず、延長部裏面に生ずる結露水
さえも内部へ侵入するのを防止できる特徴がある。
地と表面材が直接接触せず、延長部裏面に生ずる結露水
さえも内部へ侵入するのを防止できる特徴がある。
さらに、防水シートを延長部より突出し、かつ、その上
にシール材を突条に形成したため、目地部は防水シート
間をシール材で密封でき、雨水、外気が内部へ侵入する
のを阻止できる特徴がある。
にシール材を突条に形成したため、目地部は防水シート
間をシール材で密封でき、雨水、外気が内部へ侵入する
のを阻止できる特徴がある。
第１図は本考案に係るサイディングボードの一実施例を
示す斜視図、第２図はその施工状態を示す説明図、第３
図はその他の実施例を示す斜視図である。 １・・・・・・表面材、１２・・・・・・断熱材、１３
・・・・・・防水シート、１４・・・・・・シール材。
示す斜視図、第２図はその施工状態を示す説明図、第３
図はその他の実施例を示す斜視図である。 １・・・・・・表面材、１２・・・・・・断熱材、１３
・・・・・・防水シート、１４・・・・・・シール材。
Claims (1)
- 長尺状の化粧面と２側壁とから断面凹状に形成した主体
と上記側壁の下縁を外側方へ突出した差込縁を有する雄
型連結部と他側縁を内方に屈曲し、再び外方へ突出して
断面コ字状とした差込溝と該差込溝の下縁を外側方へ延
長した延長部とを形成した雌型連結部とから形成した表
面材と、該表面材の主体に充填した断熱材と、該断熱材
の裏面、延長部裏面、および差込縁裏面を被覆すると共
に、上記延長部の幅方向の先端より外側方へ突出させて
一体に固着した防水シートと、該防水シートの突出した
部分に粘着層からなるシール材を突条に長手方向に沿っ
て、かつ延長部より高く植設したことを特徴とするサイ
ディングボード。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8811679U JPS5929065Y2 (ja) | 1979-06-25 | 1979-06-25 | サイデイングボ−ド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8811679U JPS5929065Y2 (ja) | 1979-06-25 | 1979-06-25 | サイデイングボ−ド |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS565728U JPS565728U (ja) | 1981-01-19 |
| JPS5929065Y2 true JPS5929065Y2 (ja) | 1984-08-21 |
Family
ID=29321310
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8811679U Expired JPS5929065Y2 (ja) | 1979-06-25 | 1979-06-25 | サイデイングボ−ド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5929065Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57140458A (en) * | 1981-02-23 | 1982-08-31 | Ig Gijutsu Kenkyusho Kk | Fire-proof panel |
| JP7297421B2 (ja) * | 2018-10-12 | 2023-06-26 | 大和ハウス工業株式会社 | 外壁パネルの目地構造、外壁面材および止水部材 |
-
1979
- 1979-06-25 JP JP8811679U patent/JPS5929065Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS565728U (ja) | 1981-01-19 |
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