JP2018131828A - 出隅用ジョイナ - Google Patents

出隅用ジョイナ Download PDF

Info

Publication number
JP2018131828A
JP2018131828A JP2017026747A JP2017026747A JP2018131828A JP 2018131828 A JP2018131828 A JP 2018131828A JP 2017026747 A JP2017026747 A JP 2017026747A JP 2017026747 A JP2017026747 A JP 2017026747A JP 2018131828 A JP2018131828 A JP 2018131828A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
piece
protruding
decorative
joiner
fitting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2017026747A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6843642B2 (ja
Inventor
本間秀映
Shuei Honma
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IG Kogyo Co Ltd
Original Assignee
IG Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by IG Kogyo Co Ltd filed Critical IG Kogyo Co Ltd
Priority to JP2017026747A priority Critical patent/JP6843642B2/ja
Publication of JP2018131828A publication Critical patent/JP2018131828A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6843642B2 publication Critical patent/JP6843642B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Abstract

【課題】建築、構築物に用いる乾式壁材の長手方向の端部を付き合わせてできる出隅用ジョイナに関し、出隅を形成する化粧キャップを敷目板に嵌合する際に、嵌合が確実かつ強固になる出隅用ジョイナを提供する。【解決手段】乾式壁材の化粧面部14の出隅部をカバーする出隅用ジョイナは、敷目板と化粧キャップCとからなり、敷目板は水平部と嵌合部からなり、水平部は水平面状の固定片を略90度に形成し、嵌合部は2本のガイド片と、両ガイド片の先端を内側方に屈曲し先端を内方に屈曲して嵌合溝内に突出した嵌合爪とからなり、化粧キャップCは、化粧面部8と、裏面中央に突出した係合部と、化粧面部8の裏面中央に屈曲した立ち上がり部と、立ち上がり部の先端近傍に外側方に突出した係合片12からなり、化粧面部8の上端には段差12と、防水片13と、固定片14と、突出片と、突出片により形成された溝16と、溝16の略中央部分に固定孔17を形成した。【選択図】図3

Description

本発明は建築、構築物に用いる乾式壁材の長手方向の端部を付き合わせてできる出隅用ジョイナに関するものである。さらに詳しくは、出隅を形成する化粧キャップを敷目板に嵌合する際に、嵌合が確実かつ強固になる出隅用ジョイナに関するものである。
一般に金属板を表面材とし、合成樹脂発泡体を芯材とし、シート状物を裏面材としたサンドイッチ構造の乾式壁材、あるいは無機系の材料からなる乾式壁材を用いて横張り状に壁体を形成した場合には、乾式壁材の長手方向の突き合わせにより出隅部が形成され、出隅部はL型の出隅材・入隅材を脳天打ちしたり、敷目板と化粧キャップの2部材の嵌合により出隅部を形成する方法がある。(特許文献1〜2参照)
特開2000−001964号公報 特開2015−175207号公報
特許文献1〜2は、敷目板と化粧キャップの2部材の嵌合により出隅部を形成する方法である。引用文献1は成形に余裕がなく化粧面となる第1壁部と第2壁部が施工時に変形することにより施工されるものである。また、引用文献2は壁下地に取り付けられたジョイナに目地キャップを嵌合する外壁材の接続部材に関するものであるが、これも化粧面が施工時に変形することにより施工されるものである。このために、各化粧面となる角度を90度に保つことが困難であった。
本発明はこのような課題を解決するために、乾式壁材の化粧面部の出隅部をカバーする出隅用ジョイナにおいて、出隅用ジョイナは長尺状の敷目板と短尺状の化粧キャップとからなり、敷目板は水平部と嵌合部とから形成し、水平部は水平面状の固定片を略90度に形成し、嵌合部は水平部のほぼ中央部分を上方に屈曲して形成した2本のガイド片と、両ガイド片の先端を内側方に屈曲し先端を内方に屈曲して断面略U字状の嵌合溝を形成し、嵌合溝内に突出した嵌合爪とから形成した長尺状部材からなり、化粧キャップは水平面状の化粧面部と、化粧面部を略90度に形成し、裏面中央に長手方向に突出した係合部から形成し、係合部は化粧面部の裏面中央に突出可能な位置を45度で屈曲した立ち上がり部と、立ち上がり部の先端近傍に外側方に突出して形成した係合片から形成すると共に、化粧面部の上端には屋内側に屈曲した段差と、段差の先端を上方に突出した防水片と、防水片の中央部分を上方に突出した固定片と、固定片の中央部分を屋内方向に突出した突出片と、突出片により形成された溝と、溝の略中央部分に形成した固定孔を形成した出隅用ジョイナを提供するものである。
以上説明したように、本発明に係る出隅用ジョイナによれば、(1)化粧キャップの上部が壁下地に固定されるために、化粧キャップの固定が確実でガタ付くことがない。(2)固定片に形成した溝部分に固定孔を形成するために、固定位置がバラ付かず連結部分に隙間が生じない。(3)固定片に形成した屋内側に突出した突出片と溝により、固定孔を介して固定するための固定具(釘)を屋内側に水平に、かつ左右にぶれることなく壁下地に打設することが出来る。などの特徴、効果がある。
本発明に係る出隅用ジョイナに使用する敷目板と化粧キャップの一実施例を示す断面図である。 本発明に係る出隅用ジョイナの施工状態を示す断面図である。 本発明に係る出隅用ジョイナに使用する化粧キャップの一実施例を示す説明図である。 本発明に係る出隅用ジョイナに使用する化粧キャップの一実施例を示す説明図である。 本発明に係る出隅用ジョイナに使用する化粧キャップの一実施例を示す説明図である。 本発明に係る出隅用ジョイナに使用する化粧キャップの一実施例を示す説明図である。 本発明に係る出隅用ジョイナに使用する化粧キャップの一実施例を示す説明図である。 本発明に係る出隅用ジョイナに使用する化粧キャップの一実施例を示す説明図である。 本発明に係る出隅用ジョイナに使用する化粧キャップの一実施例を示す説明図である。 本発明に係る出隅用ジョイナに使用する化粧キャップの一実施例を示す説明図である。 本発明に係る出隅用ジョイナに使用する化粧キャップの一実施例を示す説明図である。 本発明に係る出隅用ジョイナに使用する化粧キャップの一実施例を示す説明図である。 本発明に係る出隅用ジョイナに使用する化粧キャップの一実施例を示す説明図である。 本発明に係る出隅用ジョイナに使用する化粧キャップの一実施例を示す説明図である。 本発明に係る出隅用ジョイナに使用する化粧キャップの一実施例を示す説明図である。 本発明に係る出隅用ジョイナに使用する乾式壁材の一実施例を示す断面図である。
以下に図面を用いて本発明に係る出隅用ジョイナの代表的な実施例について詳細に説明する。図1は本発明に係る出隅用ジョイナに使用する敷目板B、化粧キャップを示す断面図、図2は本発明に係る出隅用ジョイナを示す断面図であり、Aは出隅用ジョイナ、Bは敷目板、Cは化粧キャップ、Dは乾式壁材、αは壁下地、βは固定具である。
図3は化粧キャップCを示す正面図、図4は化粧キャップCを示す背面図、図5は化粧キャップCを示す平面図、図6は化粧キャップCを示す底面図、図7は化粧キャップCを示す右側面図、図8は化粧キャップCを示す左側面図、図9は化粧キャップCを示す上部拡大図、図10は化粧キャップCを示す下部拡大図、図11は化粧キャップCを示す中間部拡大図、図12は化粧キャップCを示す上部背面拡大図、図13は化粧キャップCを示す下部背面拡大図、図14(a)と図15(a)は図9のa−a線断面図、図14(b)と図15(b)は図9のb−b線断面図、図16は乾式壁材Dを示す断面図である。
出隅用ジョイナAは金属製薄板材、例えば鉄、アルミニウム、銅、ステンレス、チタン、アルミ・亜鉛合金メッキ鋼板、ガルバリウム鋼板、ホーロー鋼板、クラッド鋼板、ラミネート鋼板(塩ビ鋼板等)、サンドイッチ鋼板(制振鋼板等)、合成樹脂製板材、例えば塩化ビニル樹脂、ポリカーボネイト樹脂等(勿論、これらを各種色調に塗装したカラー板を含む)の一種をロール成形、プレス成形、等によって各種形状に成形ものである。
敷目板Bは長尺状板材であり、図1(a)に示すように水平部1と嵌合部4とから形成したものである。さらに詳説すると、水平部1は水平面状の固定片2と、固定片2の先端をはぜ状に屈曲した舌片3とから形成したものである。また、嵌合部4は水平部1のほぼ中央部分を上方に屈曲して形成した2本のガイド片5と、両ガイド片5の先端を内側方に屈曲し先端を内方に屈曲して断面略U字状の嵌合溝6を形成し、嵌合溝6内に突出した嵌合爪7とから形成したものである。この嵌合部4は後記する化粧キャップCの係合部9を係合する部分である。
化粧キャップCは乾式壁材Dの化粧面および断面形状によって定めるものであり、図16に示すような乾式壁材Dを使用して壁体を形成する場合には、図3〜図15(a)、(b)に示すような化粧キャップCとなる。
さらに詳説すると、化粧キャップCは乾式壁材Dの化粧面D1と化粧目地D2と同形状に形成した狭い幅の化粧面8aと化粧目地8bよりなる化粧面部8と、化粧面部8の裏面中央に長手方向に突出した係合部9から形成したものであり、化粧面部8は図2に示すように、乾式壁材Dの端部を被覆し意匠性、防水性を向上する部分である。
係合部9は化粧面部8の裏面中央に突出可能な位置を90°で屈曲した立ち上がり部10と、立ち上がり部10の先端近傍に外側方に突出して形成した係合片11からなり、係合片11は敷目板Bの嵌合爪7に係合され、化粧キャップCを壁下地αに固定するためのものである。
化粧面部8の上部Jは、図14(a)、(b)〜図15(a)、(b)に示すように、化粧面部8の上端を屋内側に屈曲した段差12と、段差12の先端を上方に突出した防水片13と、防水片13の中央部分を上方に突出した固定片14と、固定片14の中央部分を屋内方向に突出した突出片15と、突出片15により形成された溝16と、溝16の略中央部分に形成した固定孔17と、突出片15形成用の切り欠き18と、切り欠きJ1とから形成したものである。
化粧面部8の下部Kは、化粧面部8の下端を屋内側に折り返した舌片19と、切り欠きK1とから形成したものである。
段差12は、化粧キャップCを上下方向に連結した際に、段差12により下部Kの舌片19の段差を吸収し、上下の化粧キャップCの化粧面部8間が平らな状態になるように形成したものである。
上部Jの防水片13は、下部Kの舌片19と重なり合う部分である。
上部Jの固定片14は、壁下地αに化粧キャップCを固定するための部分であり、切り欠き18を形成することにより、固定片14の中央部分を屋内側に突出した突出片15と溝16を形成し、さらに、溝16部分に固定孔17を形成することにより、固定孔17に固定具βを打設することにより、固定片14を壁下地αに固定し、化粧キャップCの上部Jを固定するものである。
乾式壁材Dは図16に示すように、化粧面D1と化粧目地D2を形成した雄雌嵌合構造の乾式壁材Dであり、金属系サイディング材、窯業系サイディング材、セラミック、等より成形したものである。
A 出隅用ジョイナ
B 敷目板
C 化粧キャップ
D 乾式壁材
D1 化粧面
D2 化粧目地
J 上部
J1 切り欠き
K 下部
K1 切り欠き
α 壁下地
β 固定具
1 水平部
2 固定片
3 舌片
4 嵌合部
5 ガイド片
6 嵌合溝
7 嵌合爪
8 化粧面部
8a 化粧面
8b 化粧目地
9 係合部
10 立ち上がり部
11 係合片
12 段差
13 防水片
14 固定片
15 突出片
16 溝
17 固定孔
18 切り欠き
19 舌片

Claims (1)

  1. 乾式壁材の化粧面部の出隅部をカバーする出隅用ジョイナにおいて、出隅用ジョイナは長尺状の敷目板と短尺状の化粧キャップとからなり、敷目板は水平部と嵌合部とから形成し、水平部は水平面状の固定片を略90度に形成し、嵌合部は水平部のほぼ中央部分を上方に屈曲して形成した2本のガイド片と、両ガイド片の先端を内側方に屈曲し先端を内方に屈曲して断面略U字状の嵌合溝を形成し、嵌合溝内に突出した嵌合爪とから形成した長尺状部材からなり、化粧キャップは水平面状の化粧面部と、化粧面部を略90度に形成し、裏面中央に長手方向に突出した係合部から形成し、係合部は化粧面部の裏面中央に突出可能な位置を45度で屈曲した立ち上がり部と、立ち上がり部の先端近傍に外側方に突出して形成した係合片から形成すると共に、化粧面部の上端には屋内側に屈曲した段差と、段差の先端を上方に突出した防水片と、防水片の中央部分を上方に突出した固定片と、固定片の中央部分を屋内方向に突出した突出片と、突出片により形成された溝と、溝の略中央部分に形成した固定孔を形成したことを特徴とする出隅用ジョイナ。
JP2017026747A 2017-02-16 2017-02-16 出隅用ジョイナ Active JP6843642B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017026747A JP6843642B2 (ja) 2017-02-16 2017-02-16 出隅用ジョイナ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017026747A JP6843642B2 (ja) 2017-02-16 2017-02-16 出隅用ジョイナ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018131828A true JP2018131828A (ja) 2018-08-23
JP6843642B2 JP6843642B2 (ja) 2021-03-17

Family

ID=63249365

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017026747A Active JP6843642B2 (ja) 2017-02-16 2017-02-16 出隅用ジョイナ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6843642B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7329456B2 (ja) 2020-01-16 2023-08-18 ケイミュー株式会社 コーナー部材およびコーナー部材の製造方法

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003262032A (ja) * 2002-03-08 2003-09-19 Ig Tech Res Inc コーナー部構造
JP2005068878A (ja) * 2003-08-26 2005-03-17 Matsushita Electric Works Ltd 外装材の接続部の構造
JP2013221345A (ja) * 2012-04-18 2013-10-28 Ig Kogyo Kk 外装用役物

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003262032A (ja) * 2002-03-08 2003-09-19 Ig Tech Res Inc コーナー部構造
JP2005068878A (ja) * 2003-08-26 2005-03-17 Matsushita Electric Works Ltd 外装材の接続部の構造
JP2013221345A (ja) * 2012-04-18 2013-10-28 Ig Kogyo Kk 外装用役物

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7329456B2 (ja) 2020-01-16 2023-08-18 ケイミュー株式会社 コーナー部材およびコーナー部材の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP6843642B2 (ja) 2021-03-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6041521B2 (ja) 目地構造
JP2018131828A (ja) 出隅用ジョイナ
JP6041520B2 (ja) 外装用役物
JP2018131863A (ja) 出隅部構造
JP2018165432A (ja) 縦目地用ジョイナ
JP7002222B2 (ja) 化粧キャップ
JP6969880B2 (ja) 縦目地用ジョイナ
JP7052177B2 (ja) 出隅用土台水切
KR102196153B1 (ko) 복합창호
JP2018123478A (ja) 出隅用ジョイナ
JP2018123479A (ja) 出隅部構造
JP5394964B2 (ja) 金属サイディング用役物
JP7329456B2 (ja) コーナー部材およびコーナー部材の製造方法
JP2018135718A (ja) 縦目地用ジョイナ
JP2018168607A (ja) 縦目地構造
JP3396717B2 (ja) 乾式壁材の端部材
TWI586879B (zh) Automatic multi-functional multi-functional high-strength embedded wall panels and wall panels
JP7062857B2 (ja) 出隅部材
JP7206558B2 (ja) 出隅用見切り縁
JPH08246655A (ja) 建築用出隅セット
JPH0611303Y2 (ja) 建築用外装板
JP2018141312A (ja) 縦目地構造
JP2019044555A (ja) 縦目地構造
JPH0412184Y2 (ja)
JPH0631023Y2 (ja) 建築用外装板

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200130

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20201223

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210216

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210224

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6843642

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250