JP7062857B2 - 出隅部材 - Google Patents
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Description
すなわち、本発明に係る出隅部材は、建築物の出隅に設けられた敷目板に係合される出隅部材であって、前記出隅部材は、前記出隅を曲面状に覆う化粧面部と、前記敷目板に係
合される係合部とを含み、前記係合部において、前記敷目板と係合する側の反対側が、前記化粧面部の裏面に当接していることを特徴とする。
さらに好ましくは、前記係合部において、前記敷目板と係合する側の反対側が、前記化粧面部の裏面の略中央部に垂直方向に線状に当接しているように構成することができる。
さらに好ましくは、前記係合部は、水平面視で対称形状を備えた一対の脚部を備え、前記脚部において、前記敷目板と係合する側の反対側が前記化粧面部の裏面に当接するととともに、前記反対側から前記敷目板側へ向けて前記一対の脚部の間隔が大きくなる形状を備えるように構成することができる。
さらに好ましくは、前記化粧面部と前記係合部とが別部材で形成され、前記化粧面部と前記係合部とが接合されているように構成することができる。
このR型出隅カバー100は、建築物の出隅に設けられた敷目板200に係合される建築外装用出隅部材であって、敷目板200は屋外側へ突出し垂直方向に連続した嵌合部210を備える。R型出隅カバー100は、出隅を曲面状に覆う化粧面部110と、嵌合部210に係合される係合部120とを含み、係合部120において、嵌合部210と係合する側の反対側(屈曲部126)が、化粧面部110の裏面116に当接している。
さらに、化粧面部110と係合部120とが別部材で形成され、化粧面部110と係合部120とが接合されている。本実施の形態に係るR型出隅カバー100は、1つの化粧面部110と2つの係合部120とにより形成されている。このため、R型出隅カバー100は、特許文献1のように1つの部材を複雑に折り曲げて形成される化粧キャップCとは異なり、構造の簡単な1つの化粧面部110と2つの係合部120とを接合すれば良いので簡単に製造することができる点で好ましい。より詳しくは、図3(E)に示すように、化粧面部110を二重折返部112にて折り返した二重部114に、係合部120の端部122に挿入されることにより化粧面部110と係合部120とが別部材で形成されるとともに、これらが接合されている。なお、化粧面部110と係合部120との接合方法については限定されるものではないが、たとえばリベット等により強固に接合することが好ましい。
図1~図3を参照して、このR型出隅カバー100について詳しく説明する。
まず、図1および図2を参照して、このR型出隅カバー100の納まり状態(施工状態)について説明する。
ングビス等の締結部材404(または締結部材414)により固定されている。また、コーナー支柱500には、胴縁400(または胴縁410)がタッピングビス等の締結部材402(または締結部材412)により固定されている。なお、図2の点線で示す円形領域に、図3(C)および図3(D)に示すスポンジ等の防水部材Sを垂直方向に連続して設けることも好ましい。ここで、この図2に示すR型出隅カバー100の納まり状態における敷目板200の取付方法(固定方法)は、上述した方法に限定されるものではなく、たとえば胴縁400(または胴縁410)を介さないでコーナー支柱500に敷目板200を直接固定する方法であっても構わない。
部110の表面の凹凸形状の意匠が裏面にも現れて平面でない場合にも凹部においてミクロ的に見た場合に連続的でないことを除けば垂直方向に連続的に当接して)いる。このため、化粧面部110の表面の曲面部分に硬い物体(たとえば自転車のフレーム)がぶつかったりして衝撃が加わっても、その裏面は空洞ではなく嵌合部210と係合する側の反対側(屈曲部126)が化粧面部110の裏面116に当接しているために、衝撃を受けた部分が陥没して化粧面部110の表面の曲面部分がへこんで変形することを抑制することができる。
0の曲面を扇形の弧部分として切り取った断面形状を備えた空間Vを構成することになる。接点Xおよび接点Yにおいて化粧面部110と係合部120とが当接して扇型の弧部分を支持するために(係合部120の転換部124と屈曲部126との間を化粧面部110の曲面に面状に当接させることなく)化粧面部110の表面の曲面部分の強度を高めることができる。この場合において、対称的に2つの空間Vが形成されることも化粧面部110の表面の曲面部分の強度を高める点で特に好ましい。なお、上述したように、係合部120の転換部124と屈曲部126との間を化粧面部110の曲面に面状に当接させることは、化粧面部110の表面の曲面部分の強度を高める点では好ましいものの、係合部120を化粧面部110の表面の曲面部分に合致するように曲面に加工することが難しい点、係合部120を化粧面部110の曲面に面状に当接させることが難しい点で、R型出隅カバー100の製造コストが上昇するために好ましくない。このR型出隅カバー100は、製造コストを上昇させることなく、化粧面部110の表面の曲面部分の強度を高める点で好ましい。
さらに、屈曲している転換部124が両外装材300間の空間に対応する位置に形成されているため、化粧面部110の曲面部分のうちの中央部だけでなく、その両側部分も補強され、変形しにくくなる。
110 化粧面部
120 係合部
200 敷目板
210 嵌合部
300 外装材
400 胴縁
500 コーナー支柱
Claims (6)
- 建築物の出隅に設けられた敷目板に係合される出隅部材であって、
前記出隅部材は、
前記出隅を曲面状に覆う化粧面部と、
前記敷目板に係合される係合部とを含み、
前記係合部において、前記敷目板と係合する側の反対側が、前記化粧面部の裏面に当接し、
前記係合部は、前記曲面状の略中央部に対向する屈曲部と、前記屈曲部から離隔した転換部とにおいて前記化粧面部の裏面に当接し、前記化粧面部の裏面と前記屈曲部との接点と前記化粧面部の裏面と前記転換部との接点とにより、水平面視で前記化粧面部の曲面を扇形の弧部分として切り取った断面形状を備えた空間を構成していることを特徴とする、出隅部材。 - 前記係合部の屈曲部において、前記敷目板と係合する側の反対側が、前記化粧面部の裏面に垂直方向に連続して当接していることを特徴とする、請求項1に記載の出隅部材。
- 前記係合部の屈曲部において、前記敷目板と係合する側の反対側が、前記化粧面部の裏面の略中央部に垂直方向に線状に当接していることを特徴とする、請求項1に記載の出隅部材。
- 前記係合部は、水平面視で対称形状を備えた一対の脚部を備え、
前記脚部において、前記敷目板と係合する側の反対側が前記化粧面部の裏面に当接するととともに、前記反対側から前記敷目板側へ向けて前記一対の脚部の間隔が大きくなる形状を備えることを特徴とする、請求項1~請求項3のいずれかに記載の出隅部材。 - 前記一対の脚部の対称線と、前記化粧面部の曲面形状の略中心線とが一致することを特徴とする、請求項4に記載の出隅部材。
- 前記化粧面部と前記係合部とが別部材で形成され、前記化粧面部と前記係合部とが接合されていることを特徴とする、請求項1~請求項5のいずれかに記載の出隅部材。
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- 2018-01-18 JP JP2018006196A patent/JP7062857B2/ja active Active
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