JP2018159238A - 縦目地構造 - Google Patents

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【課題】本発明は建築、構築物に用いる乾式壁材の長手方向の端部を付き合わせて出来る縦目地部の構造に関するものである。さらに詳しくは、化粧キャップの脱落の無い縦目地構造に関するものである。【解決手段】乾式壁材Dの目地部Mを被覆する縦目地構造Aにおいて、縦目地用ジョイナAは敷目板Bと化粧キャップCからなり、敷目板Bは長尺状板材であり、水平部1と嵌合部4とからなり、化粧キャップCは垂直平面状の化粧面部8と、化粧面部8の裏面中央に長手方向に突出した係合部4とからなり、化粧面部8の上端には化粧面部8の上端を屋内側に屈曲した段差12と、段差12の先端を上方に屈曲した底片13と、底片13の少なくとも一方の端部を屋内側に折り返した裏面16と、裏面16の先端を屋内側に突出した挿入片17とから形成した縦目地構造である。【選択図】図3

Description

本発明は建築、構築物に用いる乾式壁材の長手方向の端部を付き合わせて出来る縦目地部の構造に関するものである。さらに詳しくは、化粧キャップの脱落の無い縦目地構造に関するものである。
一般に金属板を表面材とし、合成樹脂発泡体を芯材とし、シート状物を裏面材としたサンドイッチ構造の乾式壁材、あるいは無機系の材料からなる乾式壁材を用いて横張り状に壁体を形成した場合には、乾式壁材の長手方向の突き合わせにより縦目地が形成され、縦目地は単に付き合わせたり、コーキング材を植設したり、H型のジョイナを使用したり、敷目板と化粧キャップの2部材の嵌合により縦目地を形成する方法がある。(例えば、特許文献1〜3参照)。
特開2005−068882号公報 特開平11−131744号公報 実開昭62−182340号公報
しかしながら、化粧キャップの上端を乾式壁材の嵌合部内に挿入するために、乾式壁材の嵌合状態に左右され、壁体より外れてしまう危険性があった。
本発明はこのような欠点を解決するために、乾式壁材の目地部を被覆する縦目地構造において、縦目地用ジョイナは敷目板と化粧キャップからなり、敷目板は長尺状板材であり、水平部と嵌合部とからなり、化粧キャップは垂直平面状の化粧面部と、化粧面部の裏面中央に長手方向に突出した係合部とからなり、化粧面部の上端には化粧面部の上端を屋内側に屈曲した段差と、段差の先端を上方に屈曲した底片と、底片の少なくとも一方の端部を屋内側に折り返した裏面と、裏面の先端を屋内側に突出した挿入片とから形成した縦目地構造を提供するものである。
本発明に係る縦目地構造によれば、化粧キャップの化粧面部の上端には、敷目板の嵌合溝内に挿入される挿入片と、壁下地に固定される固定片を形成したために、(1)化粧キャップの上部が壁下地に確実に固定出来る。(2)固定片が安定しているために化粧キャップの上部が楽に固定出来る。(3)化粧キャップの脱落がない。等の特徴、効果がある。
本発明に係る縦目地構造の施工状態を示す断面図である。 本発明に係る縦目地構造の施工状態を示す断面図である。 本発明に係る縦目地構造の施工状態を示す拡大断面図である。 本発明に係る縦目地構造の施工状態を示す断面図である。 本発明に係る縦目地構造の施工状態を示す断面図である。 本発明に係る縦目地構造の施工状態を示す断面図である。 本発明に係る縦目地構造の施工状態を示す斜視図である。 本発明に係る縦目地構造に使用する敷目板と化粧キャップの一実施例を示す断面図である。 本発明に係る縦目地構造に使用する化粧キャップの一実施例を示す斜視図である。 本発明に係る縦目地構造に使用する化粧キャップの一実施例を示す断面図である。 本発明に係る縦目地構造の上下の連結状態の一実施例を示す断面図である。 本発明に係る縦目地構造に使用する乾式壁材の一実施例を示す断面図である。 本発明に係る縦目地構造に使用する乾式壁材の施工状態の一実施例を示す断面図である。 本発明に係る縦目地構造に使用する化粧キャップのその他の実施例を示す斜視図である。 本発明に係る縦目地構造に使用する化粧キャップのその他の実施例を示す断面図である。 本発明に係る縦目地構造に使用する化粧キャップのその他の実施例を示す断面図である。 本発明に係る縦目地構造に使用する化粧キャップのその他の実施例を示す断面図である。 本発明に係る縦目地構造のその他の実施例を示す断面図である。
以下に図面を用いて本発明に係る縦目地構造の代表的な実施例について詳細に説明する。図1は縦目地用ジョイナAの施工状態を示す断面図、図2は縦目地用ジョイナAの施工状態を示す断面図、図3は縦目地用ジョイナAの施工状態を示す拡大断面図、図4〜図6は縦目地用ジョイナAの施工順序を示す断面図、図7は縦目地用ジョイナAの施工状態を示す斜視図、図8(a)、(b)は本発明に係る縦目地用ジョイナAに使用する敷目板Bと化粧キャップCを示す断面図、図9〜図11は縦目地用ジョイナAに使用する化粧キャップCの一実施例を示す斜視図と断面図と施工状態図、図12〜図13は乾式壁材Dとその施工状態を示す断面図であり、Aは縦目地用ジョイナ、Bは敷目板、Cは化粧キャップ、Dは乾式壁材、Mは目地部、Tは縦目地部、Yは横目地部、αは壁下地、βは固定具である。
さらに詳説すると、縦目地用ジョイナAは金属製薄板材、例えば鉄、アルミニウム、銅、ステンレス、チタン、アルミ・亜鉛合金メッキ鋼板、ガルバ鋼板、ホーロー鋼板、クラッド鋼板、ラミネート鋼板(塩ビ鋼板等)、サンドイッチ鋼板(制振鋼板等)、合成樹脂製板材、例えば塩化ビニル樹脂、ポリカーボネイト樹脂等(勿論、これらを各種色調に塗装したカラー板を含む)の一種をロール成形、プレス成形、等によって各種形状に成形したものである。
敷目板Bは長尺状板材であり、図1(a)に示すように水平部1と嵌合部4とから形成したものである。さらに詳説すると、水平部1は水平面状の固定片2と、固定片2の先端をはぜ状に屈曲した舌片3とから形成したものである。また、嵌合部4は水平部1のほぼ中央部分を上方に屈曲して形成した2本のガイド片5と、両ガイド片5の先端を内側方に屈曲し先端を内方に屈曲して断面略U字状の嵌合溝6を形成し、嵌合溝6内に突出した嵌合爪7とから形成したものである。この嵌合部4は後記する化粧キャップCの係合部9を係合する部分である。
化粧キャップCは乾式壁材Dの化粧面および断面形状によって定めるものであり、図9に示すような乾式壁材Dを使用して壁体を形成する場合には、図9〜11に示すような化粧キャップCとなる。
さらに詳説すると、化粧キャップCは乾式壁材Dの化粧面D1と化粧目地D2と同形状に形成した狭い幅の化粧面8aと化粧目地8bよりなる垂直平面状の化粧面部8と、化粧面部8の裏面中央に長手方向に突出した係合部9から形成したものであり、化粧面部8は図2に示すように、乾式壁材Dの端部を被覆し意匠性、防水性を向上する部分で、上部Jと下部Kとから形成されたものである。
係合部9は化粧面部8の裏面中央に突出可能な位置を90°に、かつ適宜間隔で屈曲した立ち上がり部10と、立ち上がり部10の先端近傍に外側方に突出して形成した係合片11からなり、係合片11は敷目板Bの嵌合爪7に係合され、化粧キャップCを壁下地αに固定するためのものである。なお、図では成形加工上、化粧面8aの裏面部分にのみ係合部9を形成している。
上部Jは、化粧面部8の上端を屋内側に傾斜して屈曲した段差12と、段差12の先端を上方に屈曲した底片13と、底片13の先端を屋内側に屈曲した段差片14と、段差片14の先端を上方へ突出した固定片15と、固定片15の左右両端部を屋内側に折り返した裏面16と、裏面16の先端を屋内側に突出した挿入片17と、固定片17の略中央部分に形成した固定孔18とから形成したものである。
底片13は、乾式壁材D同士の連結溝上に形成される部分である。これは、図14に示す乾式壁材Dの施工状態を示す断面図に示すように、横目地部Yの形状に合致させて形成したものである。
段差片14、固定片15は、図1〜図3に示すように、縦目地部Tの幅をW、段差片14、固定片15の幅をW1とすると、W>W1の関係にするものである。
段差片14は、底片13と敷目板Bの嵌合部4の先端部分との空間を無くし、敷目板Bの嵌合部4上に固定片15を載置出来るように形成し、固定片15の固定具βによる打設がスムーズに行えるように形成したものである。
固定片15は、挿入片17が敷目板Bの嵌合溝6内に挿入されることにより敷目板Bの嵌合部4上に安定した状態で載置され、この固定片15を壁下地αに固定具βにより打設することにより化粧キャップCの上部Jを確実に固定するものである。
挿入片17は、図2、図3に示すように、施工時に敷目板Bの嵌合溝6内に挿入されることにより、挿入片17が嵌合溝6内で固定され、化粧キャップCの固定片15を壁下地αに固定具βにより打設する際に安定して固定が出来るように形成したものである。
固定孔18は、図3、図9に示すように化粧キャップCの固定片15を壁下地αに固定具βにより打設する際に安定して、かつ楽に固定出来るように形成した孔である。
下部Kは、化粧面部8の下端を屋内側に傾斜して突出し、先端を折り返した目地カバー片13を形成したものであり、乾式壁材Dの横目地部Y部分を被覆するものである。
図では、化粧キャップCの化粧面部8の断面形状は乾式壁材Dの化粧面部17の断面形状と同一とするものである。
乾式壁材Dは図12に示すように、化粧面D1と化粧目地D2を形成した雄雌嵌合構造の乾式壁材Dであり、金属系サイディング材、窯業系サイディング材、セラミック、等より成形したものである。
次に、本発明に係る縦目地構造の施工方法について詳細に説明する。そこで、図8(a)、(b)、図9〜図11、図12に示すような敷目板B、化粧キャップCと乾式壁材Dを用いて縦目地用ジョイナAを施工するとする。
まず、図4に示すように縦目地部Tとなる部分に敷目板Bを縦に施工する。次に、図5に示すように乾式壁材Dを土台から軒に向かって複数段固定する。
乾式壁材Dの施工が完了したら、図6に示すように、化粧キャップCを矢印で示すように敷目板Bの嵌合溝6内に挿入し、敷目板Bの嵌合爪7と化粧キャップCの係合片11を係合させて図1に示すように施工する。その後、図2、図3に示すように化粧キャップCの上部Jの固定片15に形成された固定孔18に固定具βを打設し、固定片15を壁下地αに固定するものである。
以上説明したのは、本発明に係る縦目地構造の一実施例に過ぎず、図14(a)、(b)〜図18(a)、(b)に示すように形成することが出来る。
すなわち、図14(a)、(b)は係合部9を連続状で形成した化粧キャップC、図15(a)、(b)は段差片14を削除した化粧キャップC、図16(a)、(b)〜図17(a)、(b)は上部Jの底片13を乾式壁材Dの連結溝D3内に挿入するように形成した化粧キャップCである。
さらに、図18(a)、(b)は出隅部、あるいは入隅部に使用出来る縦目地用ジョイナAを示す断面図である。
A 縦目地用ジョイナ
B 敷目板
C 化粧キャップ
D 乾式壁材
D1 化粧面
D2 化粧目地
D3 連結溝
J 上部
K 下部
M 目地部
T 縦目地部
Y 横目地部
α 壁下地
β 固定具
1 水平部
2 固定片
3 舌片
4 嵌合部
5 ガイド片
6 嵌合溝
7 嵌合爪
8 化粧面部
8a 化粧面
8b 化粧目地
9 係合部
10 立ち上がり部
11 係合片
12 段差
13 底片
14 段差片
15 固定片
16 裏面
17 挿入片
18 固定孔
19 目地カバー片
20 化粧面部

Claims (1)

  1. 乾式壁材の目地部を被覆する縦目地構造において、縦目地用ジョイナは敷目板と化粧キャップからなり、敷目板は長尺状板材であり、水平部と嵌合部とからなり、化粧キャップは垂直平面状の化粧面部と、化粧面部の裏面中央に長手方向に突出した係合部とからなり、化粧面部の上端には化粧面部の上端を屋内側に屈曲した段差と、段差の先端を上方に屈曲した底片と、底片の少なくとも一方の端部を屋内側に折り返した裏面と、裏面の先端を屋内側に突出した挿入片とから形成したことを特徴とする縦目地構造。
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