JPH0126830Y2 - - Google Patents

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JPH0126830Y2
JPH0126830Y2 JP1983018143U JP1814383U JPH0126830Y2 JP H0126830 Y2 JPH0126830 Y2 JP H0126830Y2 JP 1983018143 U JP1983018143 U JP 1983018143U JP 1814383 U JP1814383 U JP 1814383U JP H0126830 Y2 JPH0126830 Y2 JP H0126830Y2
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JP
Japan
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edge
side wall
engagement groove
male
heat insulating
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JP1983018143U
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JPS59124245U (ja
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Priority to JP1814383U priority Critical patent/JPS59124245U/ja
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  • Finishing Walls (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は断熱性、防水性にすぐれたサイデイン
グボードに関するものである。
従来のこの種サイデイングボード(以下、単に
ボードという)としては、例えば、実公昭50−
895号公報がある。しかしながら、このボードで
は雄、雌型の連結が単なる係合溝に差込縁を挿入
する構造のため防水性に劣り、しかも金属板同士
が密着しているため断熱性に欠ける不利があつ
た。さらに、ボード間の係合力は0.27mm厚の薄鉄
板のみの強度であり、強風下で離脱するなどのお
それがあつた。
本考案はこのような欠点を除去するため、従前
の雄、雌型連結構造に比し強度、断熱性、および
防水性を大幅に強化すると共に、差込縁の下面と
延長部間に毛細管現象を阻止する空隙を形成し、
さらに係合力を大幅に増し、その上、目地部の断
熱性を大幅に強化したボードを提案するものであ
る。
以下に、図面を用いて本考案に係るボードの一
実施例について詳細に説明する。第1図は上記ボ
ードAを示す斜視図であり、は表面材、14は
断熱材、15は切り欠き部、16はシート材であ
り、表面材、シート材16間に断熱材14を一
体に介在して雄、雌型連結により連結するもので
ある。さらに説明すると、表面材は金属薄板を
第2図に示すように成形したものであり、長方形
の化粧面2とその両長辺端に形成した雄型連結部
3、雌型連結部7とから構成したものである。上
記雄型連結部3は化粧面2の1つの長辺端縁2a
に端縁2aと平行で、かつ端縁2aから外側方へ
突出させ、階段状とした側壁4と側壁4の下端を
内側方へ延長した差込下面5とから差込端部6を
形成したものである。また、雌型連結部7は少な
くとも化粧面2の他長辺端縁2bと平行で、かつ
端縁から内方へ前記階段状の側壁4に合致、ある
いは対応して係合できる側面8を有する形状に形
成した係合溝9と係合溝9の下縁10を外側方へ
延長し、途中に突条11を側面4と平行に形成
し、端縁に舌片12を設けた延長部13とから構
成したものである。なお、突条11、舌片12は
ボードAを連結した際に第3図に示すように空隙
Bを形成し、万一の漏れにより連結部に毛細管現
象が生じ、下地(胴縁)Cを腐食しないようにす
るためである。勿論、舌片12はボードA施工時
の危険防止と延長部13はボードAを下地Cに釘
Dで固定するのに役立つものである。断熱材14
は表面材の凹状部1aと延長部13の裏面から
下方へ膨出すると共に、差込下面5の部分を切り
欠いた切り欠き部15を有し、この切り欠き部1
5は延長部13とその下面の断熱材14の膨出部
14a(便宜上称呼した)を収納するのに役立つ
ものである。そして、断熱材14は主に芯材、バ
ツクアツプ材、接着剤として機能し、表面材
シート材16間に一体に介在させたものである。
断熱材14の材料としてはポリウレタンフオー
ム、ポリイソシアヌレートフオーム、フエノール
フオーム、スチレンフオーム、ポリエチレンフオ
ーム、塩化ビニルフオーム等の1種からなるもの
である。シート材16は主に断熱材14の長手方
向の露出面を被覆するものであり、具体例として
はクラフト紙、アスベスト紙、アルミニウム箔、
鉄箔、プラスチツクシート、ガラス繊維の不織布
等の1種以上からなるものである。
次に、施工例につき第3図を用いて簡単に説明
する。まず、下地CにボードA1の雌型連結部7
の突条11の近傍を釘Dで固設する。次に、ボー
ドA2の雄型連結部3をボードA1の係合溝9に係
合し、両連結部の階段状の側壁4と側面8とを係
合させて連結するものである。従つて、壁全体を
形成するには上記のような作業を順次行えばよい
ものである。
以上、説明したのは本考案に係るボードAの一
実施例にすぎず、第4図a〜cに示すように形成
することもできる。すなわち、a図は延長部13
の側端を内方へコ字状に屈曲し、かつ側面8の1
つの水平面8aの角度θ1を傾斜させ、毛細管現象
の阻止と係合の容易化を図るものであり、b図は
雄型連結部3の側壁の側面4の角度をθ2,θ3のよ
うにしたボードAであり、c図は突条11の途中
を切断して断熱材14の一部を突出させてパツキ
ング材、クツシヨン材として機能させたボードA
である。勿論、断熱材14に硼砂、パーライト
粒、メタ硼酸ソーダを添加して耐火、耐熱性を向
上したボードAとすることもできる。
上述したように本考案に係るボードによれば、
連結部の断熱性が抜群であると共に、結合力が強
固となる特徴がある。さらに、連結部の防水性は
確実となり、かつ、表面材と取付用下地間に断熱
材が介在しているため、壁を形成した際には高断
熱構造体となる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るサイデイングボードの一
実施例を示す斜視図、第2図は表面材を示す斜視
図、第3図は施工状態を示す斜視図、第4図a〜
cはその他の実施例を示す説明図である。 ……表面材、3……雄型連結部、7……雌型
連結部、9……係合溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 長方形状の化粧面と該化粧面の長辺端縁を内方
    へ屈曲し、その下端を外側方へ延長突出した側壁
    を有する雄型連結部と、他側壁の下端を内方へ屈
    曲してコ字状とした係合溝を該係合溝の下縁を外
    側方へ突出した延長部を有し、かつ延長部途中に
    突条を側壁と平行に設けた雌型連結部とからなる
    断面凹状の表面材と、該表面材の凹状部に充填し
    て断熱材と、該断熱材の長手方向の露出面をシー
    ト材で被覆して一体に形成したサイデイングボー
    ドにおいて、前記雄型連結部は化粧面の長辺端縁
    に端縁と平行で、かつ端縁から外側方へ突出させ
    階段状とした側壁と該側壁の下端を内側方へ延長
    した差込下面とから差込端部を形成し、前記雌型
    連結部は少なくとも化粧面の他長辺端縁に端縁と
    平行で、かつ該端縁より内側方へ上記側壁と係合
    する係合溝を有する形状としてなり、また前記断
    熱材は前記表面材の凹状部と延長部裏面から下方
    へ膨出すると共に、前記差込下面部を切り欠き、
    雄、雌型連結部が相互に係合できる形状としたこ
    とを特徴とするサイデイングボード。
JP1814383U 1983-02-10 1983-02-10 サイデイングボ−ド Granted JPS59124245U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1814383U JPS59124245U (ja) 1983-02-10 1983-02-10 サイデイングボ−ド

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1814383U JPS59124245U (ja) 1983-02-10 1983-02-10 サイデイングボ−ド

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59124245U JPS59124245U (ja) 1984-08-21
JPH0126830Y2 true JPH0126830Y2 (ja) 1989-08-10

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ID=30149352

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1814383U Granted JPS59124245U (ja) 1983-02-10 1983-02-10 サイデイングボ−ド

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JP (1) JPS59124245U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5728985U (ja) * 1980-07-26 1982-02-16

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5728985U (ja) * 1980-07-26 1982-02-16

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Publication number Publication date
JPS59124245U (ja) 1984-08-21

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