JPH0629659Y2 - パネルの接合部における目地板取付装置 - Google Patents

パネルの接合部における目地板取付装置

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JPH0629659Y2
JPH0629659Y2 JP1988007501U JP750188U JPH0629659Y2 JP H0629659 Y2 JPH0629659 Y2 JP H0629659Y2 JP 1988007501 U JP1988007501 U JP 1988007501U JP 750188 U JP750188 U JP 750188U JP H0629659 Y2 JPH0629659 Y2 JP H0629659Y2
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Inventor
卓 古瀬
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昭和アルミニウム株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、パネルの接合部における目地板取付装置に
関する。
従来の技術 従来、例えばプレハブ冷蔵庫の組立てのさいには、中子
部材を介して接合される両パネルの接合部の目地幅すな
わちパネルの接合部に生じた間隙の幅が一定でなく、不
揃いが生じた。とくに冷蔵庫の天井部分は目地が十字形
に交差した状態となるため、目地が不揃いであると、外
観が非常に悪かった。そこで、このような目地を隠すた
めにパネルの接合部に目地板が取り付けられていた。
考案が解決しようとする課題 しかしながら、従来は、目地板をビスまたはリベットに
よりパネルに固定しており、従ってこのようなビスやリ
ベットがパネルの外面に現われ、やはり外観が悪いとい
う問題があった。またこの場合、目地板の厚みが薄い
と、いわゆる板の波打ち現象が生じ、これを防止するた
めにビスやリベットのピッチを細かくする必要があるの
で、パネルの外面に多数のビスやリベットが現われ、非
常に見苦しくなるという問題があった。
ところで従来、中子部材を介在させることなく接合され
る両パネルの接合部において横断面凸状の嵌合部材と横
断面凹状の嵌合部材とが相互に嵌め合わせられ、両パネ
ルの接合部の間隙に、裏面に間隙の内方に伸びる脚部を
有する目地板を被せ止める装置が提案されている(実公
昭46−7500号公報参照)が、この従来の装置で
は、両パネルの接合部の間隙に、先端に抜止め突部を有
する目地板脚部を単に差し込んでいるだけであるため、
例えば冷蔵庫、クリーンルームあるいは温蔵庫等におい
て庫内外の温度差によりパネルに反りが生じた場合に
は、パネル接合部の一方の間隙が拡がり、他方の間隙が
狭くなるが、その広い方の間隙からは脚部付き目地板が
外れるという問題があった。
勿論、このような従来の目地板取付装置を、中子部材を
介して接合される両パネルの接合部に適用しても全く同
様の問題が生じた。
この考案の目的は、上記の問題を解決し、中子部材を介
して接合される両パネルの接合部の間隙の幅が目地板脚
部の幅よりも大きい場合にも該目地板によってパネル接
合部の間隙をきわめて簡単にかつ確実に覆うことがで
き、従ってプレハブ冷蔵庫等の組立て工事を非常に簡単
に行なうことができるだけでなく、冷蔵庫、クリーンル
ームあるいは温蔵庫等において庫内外の温度差によりパ
ネルに反りが生じた場合にも、パネル接合部の広い方の
間隙から脚部付き目地板が外れるのを完全に阻止するこ
とができ、さらにパネル接合部の気密性を充分に保持す
ることができる。パネルの接合部における目地板取付装
置を提供しようとするにある。
課題を解決するための手段 上記の目的を達成するために、この考案は、相互に接続
されるべき2つのパネルの接続縁部に設けられた横断面
凹状の嵌合部材と中子部材とが相互に嵌め合わせられ、
両パネルの接続縁部同志の間に間隙が形成せられている
パネルの接合部において、中子部材の少なくとも一側
に、両パネルの間隙に向って開口する凹溝が該中子部材
の長さ方向に設けられ、凹溝と同側の間隙に目地板が被
せられ、該目地板裏面の幅中央部に、間隙の内方に伸び
る脚部が目地板の長さ方向に設けられ、この脚部の先端
部両側に戻止め突部が設けられ、これに対し中子部材の
凹溝の両側にストッパが複数個ずつ対向状に設けられ、
目地板の脚部が間隙より中子部材の凹溝内に差し込まれ
て、その先端の戻止め突部が凹溝両側の相互に対向する
いずれかのストッパに係り合わせられ、脚部付き目地板
が中子部材に固定されている、パネルの接合部における
目地板取付装置を要旨とするものである。
実施例 つぎに、この考案の実施例を図面に基づいて説明する。
図面において、中子部材(25)を介して接合される2枚の
断熱パネル(21)(22)は、いずれも所定間隔をおいて平行
に配置せられた2枚のアルミニウム製の表面板(3)(4)の
間に、発泡ポリウレタンまたは発泡フエノール樹脂等の
断熱材(5)が充填せられてなるものである。両パネル(2
1)(22)の接合端面には凹状の嵌合部材(24)(24)がそれぞ
れ嵌め込まれている。これらの凹状の嵌合部材(24)(24)
は互いに対向する凹陥部(26)(26)を有しており、これら
の凹陥部(26)(26)に中子部材(25)が嵌め込まれている。
各凹状の嵌合部材(24)の両側縁部に前記両表面板(3)(4)
の折返し縁部(9)(10)が掛け止められている。
中子部材(25)の両側には横断面長いU形の凹溝(27)(27)
が中子部材(25)の長さ方向に設けられ、これらの凹溝(2
7)(27)は両パネル(21)(22)の接合部(23)の両側に形成さ
れた間隙(29)(29)に向ってそれぞれ開口している。
両パネル(21)(22)の接合部(23)の一側の間隙(29)を被う
目地板(15)の裏面の幅中央部に、間隙(29)の内方に伸び
る脚部(16)が目地板(15)の長さ方向に設けられている。
この脚部(16)の先端部(16a)は横断面矢印形を有してい
て、その両側に戻止め突部(17)が設けられ、これに対し
凹溝(27)の両側にラック状の多数のストッパ(28)が設け
られている。このような脚部(16)付き目地板(15)は、例
えばアルミニウム押出型材あるいはプラスチック押出型
材により構成されている。
脚部(16)付き目地板(15)は、両断熱パネル(21)(22)が中
子部材(25)を介して接合されたのち、両パネル(21)(22)
の接合部(23)の間隙(29)に外から被せられ、これの脚部
(16)が間隙(29)より中子部材(25)の凹溝(27)内に差し込
まれて、その先端の戻止め突部(17)が凹溝(27)両側の相
互に対向するいずれかのストッパ(28)に係り合わせら
れ、これによって脚部(16)付き目地板(15)が中子部材(2
5)に固定されているものである。
両パネル(21)(22)の接合部(23)の他側においては、間隙
(29)とこれの内側の凹溝(27)内にシーリング材(19)が詰
め込まれている。
なお、このようなシーリング材(19)は、間隙(29)内に充
填するだけでもよく、これによって中子部材(25)の凹溝
(27)は外部から見えない。
また、パネル(21)(22)の接合部(23)に目地板(15)を取り
付ける前に予め間隙(29)内にシーリング材を充填してお
き、このシーリング材がまだ軟かい状態において目地板
(15)の脚部(16)を間隙(29)内のシーリング材中に差し込
み、該脚部(16)の先端部(16a)を中子部材(25)の凹溝(2
7)に嵌め込んで固定すれば、脚部(16)付き目地板(15)と
パネル(21)(22)および中子部材(25)との間にシーリング
材が適宜介在せられ、これによって接合部(23)の気密性
を充分保持することができる。
なお、上記実施例においては、目地板(15)にこれの全長
にわたって脚部(16)が設けられているが、このような脚
部(16)は部分的に設けられていてもよい。またパネルの
接合部(23)の一側に目地板(15)が取り付けられ、他側に
はシーリング材(19)が充填されているが、接合部(23)の
両側に目地板(15)を取り付けても勿論よい。
この考案による目地板の取付装置は、上記実施例のプレ
ハブ冷蔵庫の断熱パネルの接合部の他に、建物の仕切壁
や外壁を構成するパネルの接合部とりわけクリーンルー
ムのパネルの接合部、あるいはいわゆる温蔵庫の断熱パ
ネルの接合部等に適用することができるものである。
考案の効果 この考案は、上述のように、相互に接続されるべき2つ
のパネルの接続縁部に設けられた横断面凹状の嵌合部材
と中子部材とが相互に嵌め合わせられ、両パネルの接続
縁部同志の間に間隙が形成せられているパネルの接合部
において、中子部材の少なくとも一側に、両パネルの間
隙に向って開口する凹溝が該中子部材の長さ方向に設け
られ、凹溝と同側の間隙に目地板が被せられ、該目地板
裏面の幅中央部に、間隙の内方に伸びる脚部が目地板の
長さ方向に設けられ、この脚部の先端部両側に戻止め突
部が設けられ、これに対し中子部材の凹溝の両側にスト
ッパが複数個ずつ対向状に設けられ、目地板の脚部が間
隙より中子部材の凹溝内に差し込まれて、その先端の戻
止め突部が凹溝両側の相互に対向するいずれかのストッ
パに係り合わせられ、脚部付き目地板が中子部材に固定
されているものであるから、パネルの凹状の嵌合部材や
中子部材の製作誤差により、間隙内への目地板脚部の差
込み深さに差違があっても、脚部先端の戻止め突部を凹
溝両側のストッパにしっかりと係り合わせることがで
き、これによって目地板をパネル接続部の間隙に対応し
て確実に取り付けることができる。
また中子部材を介して接合されるパネルの接合部の間隙
の幅が目地板の脚部の幅よりも大きい場合にも、脚部付
き目地板は中子部材自体に固定されているため、該目地
板によってパネルの接合部の間隙を確実に覆うことがで
きるとともに、目地板の取付けをワンタッチで行なうこ
とができ、従ってプレハブ冷蔵庫等の組立て工事が非常
に簡単である。また冷蔵庫、クリーンルームあるいは温
蔵庫等において庫内外の温度差によりパネルに反りが生
じた場合にも、パネルの接合部の広い方の間隙から脚部
付き目地板が外れるのを完全に阻止することができ、目
地板によってパネルの接合部の間隙を常に確実に覆うこ
とができる。さらにパネルの接合部の間隙にシーリング
材を充填したのちに目地板の脚部を差し込むことによ
り、パネルの接合部の気密性を充分に保持することがで
きるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の実施例を示すもので、第1図はパネル
接合部の断面図、第2図は第1図の要部拡大断面図であ
る。 (15)…目地板、(16)…脚部、(21)(22)…断熱パネル、(2
3)…接合部、(24)…凹条嵌合部材、(25)…中子部材、(2
7)…凹溝、(29)…間隙。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】相互に接続されるべき2つのパネル(21)(2
    2)の接続縁部に設けられた横断面凹状の嵌合部材(24)(2
    4)と中子部材(25)とが相互に嵌め合わせられ、両パネル
    (21)(22)の接続縁部同志の間に間隙(29)(29)が形成せら
    れているパネル(21)(22)の接合部(23)において、中子部
    材(25)の少なくとも一側に、両パネル(21)(22)の間隙(2
    9)に向って開口する凹溝(27)が該中子部材(25)の長さ方
    向に設けられ、凹溝(27)と同側の間隙(29)に目地板(15)
    が被せられ、該目地板(15)裏面の幅中央部に、間隙(29)
    の内方に伸びる脚部(16)が目地板(15)の長さ方向に設け
    られ、この脚部(16)の先端部(16a)両側に戻止め突部(1
    7)(17)が設けられ、これに対し中子部材(25)の凹溝(27)
    の両側にストッパ(28)が複数個ずつ対向状に設けられ、
    目地板(15)の脚部(16)が間隙(29)より中子部材(25)の凹
    溝(27)内に差し込まれて、その先端の戻止め突部(17)が
    凹溝(27)両側の相互に対向するいずれかのストッパ(28)
    に係り合わせられ、脚部(16)付き目地板(15)が中子部材
    (25)に固定されている、パネルの接合部における目地板
    取付装置。
JP1988007501U 1988-01-22 1988-01-22 パネルの接合部における目地板取付装置 Expired - Lifetime JPH0629659Y2 (ja)

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JPS63200008U JPS63200008U (ja) 1988-12-22
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS4897764U (ja) * 1972-02-18 1973-11-19
JPS5832489Y2 (ja) * 1978-11-30 1983-07-19 内山工業株式会社 断熱パネルエツジ材

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JPS63200008U (ja) 1988-12-22

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