JPH0626644Y2 - 連結パネル - Google Patents

連結パネル

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JPH0626644Y2
JPH0626644Y2 JP1986087185U JP8718586U JPH0626644Y2 JP H0626644 Y2 JPH0626644 Y2 JP H0626644Y2 JP 1986087185 U JP1986087185 U JP 1986087185U JP 8718586 U JP8718586 U JP 8718586U JP H0626644 Y2 JPH0626644 Y2 JP H0626644Y2
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JP
Japan
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panel
edge
protrusion
shaped
hook
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Expired - Lifetime
Application number
JP1986087185U
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JPS62199417U (ja
Inventor
邦嗣 内田
Original Assignee
昭和アルミニウム株式会社
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Publication date
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  • Refrigerator Housings (AREA)
  • Drying Of Solid Materials (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は建築物の室内側に設置し、室内部分を室外側か
ら断熱したり防音するのに効果的な連結パネルに関する
ものである。
〈従来の技術〉 建築物の室内側が比較的大規模な営業用冷蔵、冷凍室、
又は乾燥室や電子精密機器の制御室等においては、室内
側を断熱、防音、防塵等で保護しなければならない。
この様に内部を保護する室を構成する場合には、従来で
は室内の壁面と天井面に断熱等の機能が高いパネルを設
置し、このパネルにより室内を室外から遮断している。
従来のパネルは例えば実開昭58−140697号公報
で示すように、パネルの四辺に突部と溝部とを形成し、
隣接するパネルの突部を溝部に嵌合させて連結してい
る。
又、パネルの四辺に溝部を形成し、隣接するパネルの溝
部内に連結材を介在してパネルを接続する構造も知られ
ている。
〈考案が解決しようとする問題点〉 しかし、上記した従来のパネルでは、例えば内壁の隅部
に位置するパネルを接続する場合、或は内壁パネルと天
井パネルとを接続する場合等においては構造が相違する
ので数種類のパネルが必要となり、構造や組立てが著し
く面倒なばかりでなく、パネルの接続部分に隙間が生じ
て断熱等の機能が低減することが有る。
〈問題点を解決するための手段〉 本考案は上記に鑑み提案されたもので、パネル材の四辺
である上端縁、下端縁及び左右の側端縁に中空状の縁枠
材を固着してなり、上記縁枠材はパネル材端縁の固着面
に対向する部分に外方に向って延出する第1突出部と、
該第1突出部より延出長が短い第2突出部とを有し、両
突出部の間に第2突出部の先端面より窪む溝状嵌合部を
形成し、四辺の各縁枠材の第1突出部、第2突出部及び
嵌合部が夫々一連に連続しているパネル材を左右に並列
状に配置し、隣接するパネル材の第1突出部の先端面同
志を付き合わせるとともに第2突出部の先端面間に間隙
を形成して接合空間部分を構成し、上記接合空間部分内
には、断面コ字状の長尺材で一側端に突状部を形成する
とともに左右の脚片に鉤状のフックを形成した連結材を
挿通して、上記突状部を一方のパネル材の前記溝状嵌合
部内に嵌合してビスで連結材と左右のパネル材とを止着
し、表面部の裏面左右に脚部を延在させて各脚部の先端
に鉤状の係止部を形成したカバー材を前記接合空間部分
の開放面に被着して前記連結材のフックにカバー材の係
止部を係止させることにより、1種類のパネルでも極め
て簡単に、室内の隅部、壁と天井等を確実に接続するも
のである。
〈実施例〉 以下に本考案を図面の実施例に付いて説明すると、本考
案の連結パネル1は比較的厚肉なパネル材2の上端縁、
下端縁及び左右の側端縁の四辺に同一構造の縁枠材3を
固着して連続させたものである。
上記したパネル材2は例えば2枚の対向する金属薄板
4,4間に発泡合成樹脂5を充填して硬化させたもの
で、対向する金属薄板4の三辺に縁枠材3を密に取付け
て開放する辺から対向する金属薄板4の内部に発泡合成
樹脂5を注入し、その後開放する辺を縁枠材3で閉塞し
て発泡合成樹脂5を発泡硬化させることにより構成する
ことができる。
上記した各縁枠材3は中空枠状で、パネル材2の固着面
6に対向する部分に外方に向って延出する第1突出部7
と、該第1突出部7より延出長が短い第2突出部8とを
設け、両突出部7,8の間に第2突出部8の先端面より
窪む溝状嵌合部9を形成したものである。
両突出部7,8は幅が略々同一であるから溝状嵌合部9
がパネル材2の厚さの略々中央に位置し、また第1突出
部7の先端面と第2突出部8の先端面との長さの差Lは
第1突出部7或いは第2突出部8の幅に略々等しい。
そして、上記した縁枠材3をパネル材2の四辺に縦通
し、又は横通しで固着した状態では、各縁枠材3の第1
突出部7、第2突出部8及び溝状嵌合部9が一連に連続
している。
本考案の連結パネル1に使用するパネル材2は上記した
構成であるから、このパネル材2を室内の壁面、天井面
の全面に密に敷設すると、室内側を室外側から遮断して
室内の断熱性、防音性、防塵性等を図ることができる。
本考案は上記したパネル材2を左右に並列状に配置して
連結したもので、具体的構成は左右のパネル材2を第1
突出部7の先端面が付き合って接合するように配置す
る。両パネル材2を上記の様に配置すると、各パネル材
2の第2突出部8の先端面同志に間隔が生じて接合空間
部分10が形成される。この接合空間部分10内には連
結材11を挿通して隣接する両パネル材2を連結し、ま
た接合空間部分10の開放面にカバー材12を被着して
接合空間部分10の開放面を閉塞する。
上記した連結材11は断面コ字状の長尺材で、一側端に
一方のパネル材2の溝状嵌合部9内に嵌入する突状部1
3を有し、左右の脚片14,14の対向内面に鉤状のフ
ック15を形成する。
又、上記したカバー材12は表面部16の裏面左右に脚
部17,17を延在させたもので、各脚部17の先端に
上記フック15に係止する鉤状の係止部18を形成す
る。
上記した連結材11とカバー材12とにより左右のパネ
ル材2を連結するには、パネル材2を左右に並べて第1
突出部7同志を付き合わせ、接合空間部分10内に連結
材11を挿通して突状部13を一方のパネル材2の溝状
嵌合部9内に嵌合し、連結材11から打ち込むビス19
を各パネル材2の第1突出部7の内面に止着する。これ
により隣接する両パネル材2は連結されるので、接合空
間部分10の表面からカバー材12を被着して係止部1
8をフック15に係止すると、表面部16により接合空
間部分10の表面が閉塞されて体裁の良いものとなる。
上記した連結材11やカバー材12は長尺材であるか
ら、各パネル材2の縁枠材3に対して適宜間隔でビスを
打ち込むことにより、隣接するパネル材2を強固に接続
することができる。
以上本考案を図面に実施例に付いて説明したが、本考案
は上記した実施例に限定されるものではなく、実用新案
登録請求の範囲に記載した構成を変更しない限りどの様
にでも実施することができる。
〈考案の効果〉 以上要するに本考案によれば、パネル材の四辺に中空状
の縁枠材を固着し、上記縁枠材はパネル材端縁の固着面
に対向する部分に外方に向って延出する第1突出部と、
該第1突出部より延出長が短い第2突出部とを有し、両
突出部の間に第2突出部の先端面より窪む溝状嵌合部を
形成し、隣接するパネル材の第1突出部の先端面同志を
付き合わせるとともに第2突出部の先端面間に間隙を形
成して接合空間部分を構成し、上記接合空間部分内に連
結材を挿通して接合空間部分の開放面にカバー材を被着
したので、左右に並列するパネル材を極めて簡単に、し
かも強固に連結することができる。そして、左右のパネ
ル材の連結状態では縁枠材の溝状嵌合部に連結材の突状
部が嵌合しているので、各パネル材が前後方向に微動し
たりズレることがなく、連結作業し易いし連結強度を高
めることができる。又、隣接するパネル材の連結構造が
統一されているので1種類のパネルであってもどの様な
態様にでも連結でき、従来の様に数種類のパネル材を準
備してパネル材の位置により個々に連結態様を変更する
必要が無いので作業性が著しく改善される。しかも、本
考案で使用する連結材は断面コ字状の長尺材で一側端に
突状部を形成するとともに左右の脚片に鉤状のフックを
形成した構成であり、またカバー材は表面部の裏面左右
に脚部を延在させて各脚部の先端に鉤状の係止部を形成
した構成であって、連結材の突状部を一方のパネル材の
前記溝状嵌合部内に嵌合してビスで連結材と左右のパネ
ル材とを止着することにより左右のパネル材を著しく強
固に連結することができ、また連結材のフックにカバー
材の係止部を係止させるだけでカバー材の被着作業が簡
単であるし、連結材から外れたり捲れ出すようなことも
ない。更に、各パネルの連結状態では微細な隙間が発生
しないので断熱性や防音性が損なわれることがなく、実
用的価値の高いものとなる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図はパネル
材の一部を欠截した状態の正面図、第2図はパネル材の
縦断面図、第3図はパネル材の一部の斜視図、第4図は
パネル材の連結状態の分解斜視図、第5図はパネル材を
連結した状態の横断平面図である。 1は連結パネル、2はパネル材、3は縁枠材、6は固着
面、7は第1突出部、8は第2突出部、9は溝状嵌合
部、10は接合空間部分、11は連結材、12はカバー
材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】パネル材の四辺である上端縁、下端縁及び
    左右の側端縁に中空状の縁枠材を固着してなり、上記縁
    枠材はパネル材端縁の固着面に対向する部分に外方に向
    って延出する第1突出部と、該第1突出部より延出長が
    短い第2突出部とを有し、両突出部の間に第2突出部の
    先端面より窪む溝状嵌合部を形成し、四辺の各縁枠材の
    第1突出部、第2突出部及び嵌合部が夫々一連に連続し
    ているパネル材を左右に並列状に配置し、隣接するパネ
    ル材の第1突出部の先端面同志を付き合わせるとともに
    第2突出部の先端面間に間隙を形成して接合空間部分を
    構成し、上記接合空間部分内には、断面コ字状の長尺材
    で一側端に突状部を形成するとともに左右の脚片に鉤状
    のフックを形成した連結材を挿通して、上記突状部を一
    方のパネル材の前記溝状嵌合部内に嵌合してビスで連結
    材と左右のパネル材とを止着し、表面部の裏面左右に脚
    部を延在させて各脚部の先端に鉤状の係止部を形成した
    カバー材を前記接合空間部分の開放面に被着して前記連
    結材のフックにカバー材の係止部を係止させてなる連結
    パネル。
JP1986087185U 1986-06-10 1986-06-10 連結パネル Expired - Lifetime JPH0626644Y2 (ja)

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JP1986087185U JPH0626644Y2 (ja) 1986-06-10 1986-06-10 連結パネル

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JP1986087185U JPH0626644Y2 (ja) 1986-06-10 1986-06-10 連結パネル

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Publication Number Publication Date
JPS62199417U JPS62199417U (ja) 1987-12-18
JPH0626644Y2 true JPH0626644Y2 (ja) 1994-07-20

Family

ID=30944177

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986087185U Expired - Lifetime JPH0626644Y2 (ja) 1986-06-10 1986-06-10 連結パネル

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Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6113606Y2 (ja) * 1979-09-29 1986-04-26
JPS58186013U (ja) * 1982-06-03 1983-12-10 株式会社マンテン 壁構造
JPS60157818U (ja) * 1984-03-29 1985-10-21 積水ハウス株式会社 パネル枠

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62199417U (ja) 1987-12-18

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