JPS63316566A - 画像入力装置 - Google Patents

画像入力装置

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JPS63316566A
JPS63316566A JP62151108A JP15110887A JPS63316566A JP S63316566 A JPS63316566 A JP S63316566A JP 62151108 A JP62151108 A JP 62151108A JP 15110887 A JP15110887 A JP 15110887A JP S63316566 A JPS63316566 A JP S63316566A
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達也 村上
Masaaki Fujinawa
藤縄 雅章
Hiromichi Fujisawa
浩道 藤澤
Toshihiro Hananoi
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    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/40Picture signal circuits
    • H04N1/40062Discrimination between different image types, e.g. two-tone, continuous tone

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は文書画像を入力する方式に係わり、特に文字と
写真が混在する文書の画像を2値化する場合に、画像の
各部分が、擬似中間調処理の必要な部分と、それ以外の
部分のどちらに属するかを実時間で判定して各適切な処
理を行う機能を有する画像入力装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、文書画像を擬似中間調処理が必要な部分(以後中
間調領域と呼ぶ)と、それ以外の部分(以後2値領域と
呼ぶ)のどちらに属するかを実時間で判定する装置とし
ては、画像をメツシュと呼ばれる3嘲3画素、5*5画
素といった局所的な部分に区切り、そのメツシュごとに
内部の画素の濃度から特徴量を求め、その特徴量の値に
よって判定を行う方式が各種提案されていた。
なお、以後画像の各部分が中間調領域と2値領域のどち
らに属するかを判定することを領域判定と呼ぶ。
従来の例として、たとえば従来例1(特開昭58−33
74)では、メツシュ中の画素の濃度の最大値と最小値
の濃度差をメツシュごとの特徴量とする方式が提案され
ている。
この方式は、濃度差が一定の値以上ならば2値領域、そ
れ以外の場合は中間調領域と見なすことにより、メツシ
ュごとに領域判定を行っている。
また、上記の濃度差による領域判定の後、周囲のメツシ
ュの判定結果を調べ、その判定結果により各メツシュの
判定結果を書き換えて最終的な判定結果を得る方式につ
いても述べられている。なおこれ以後、ここで述べたよ
うに1度得た判定結果を周囲の状況によって書き換える
ことを、書き換え処理と呼ぶ。
この従来例1の方式は、文字の輪郭部分では濃度が大き
く変化することに注目した方式である。
しかし、この方式で2値領域と見なされるのは文字の輪
郭部分だけで、他の部分はすべて中間調領域と判定され
てしまう。そのため、文書画像を2値領域と中間調領域
に分離する目的には適用できない。
また、従来例2(特開昭6O−196068)では、画
像を異なった2種類のしきい値で2値化して2枚の2値
画像を作り、その2枚の画像の差をメツシュごとに求め
て、特徴量とする方式が提案されている。これは、特徴
量が一定値より小さければ2値領域、さもなければ中間
調領域と見なし、さらに従来例1と同様に書き換え処理
を行なう方式である。
この方式は、2値領域の画素は白または黒の濃度のみを
有し、中間調領域の画素は灰色の濃度を有することを前
提としている。
しかし、中間調領域である写真にも真っ白または真っ黒
の部分が存在するし、2値領域でも文字の輪郭上の画素
の濃度は中間的な値をとる。また、鉛筆で書いた文字な
どは色が薄いため、濃度は中間的な値となる。したがっ
てこの方式は、これら色の薄い文字やコントラストの高
い写真が存在する画像に対して判定精度が低い。
一方、従来例3(特開昭61−3568)では、画像を
複数画素ごとのブロックに区切り、隣接画素との濃度差
が特定の値を以上である画素の数をブロックごとにカウ
ントし、その数が一定以上ならばブロック全体を2値領
域、一定以下ならば中間領域と判定する方式が提案され
ている。
しかし、写真領域中でも対象物の輪郭部分などは濃度変
化が大きい。また、文字の領域でも鉛筆などで書いた文
書は、文字の色が薄くかつ輪郭がボケるため、輪郭部分
でも濃度変化が少ない。そのためこの方式は前述の文字
や写真を含む画像に対しては判定精度が低い。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記従来技術において、従来例1および2のメツシュご
とに領域判定を行う方式は、3傘3画素などのきわめて
局所的なデータのみから領域判定を行う、しかし一般に
個々画素は細かいため、メツシュの面積は非常に狭い。
たとえば一般にFAXなどで用いられる走査密度200
本/インチ(8本/圃)の画像では3喰3画素のメツシ
ュの面積は0.4$0.4an2以下、走査密度400
本/インチ(16本/mu)の高精細画像では0.2−
0.2mn”以下となる。この範囲のデータのみから2
値領域であるか中間調領域であるかを正確に判定するこ
とは困難である。
しかしながら、単にメツシュの画素数を増してメツシュ
の面積を増やすだけでは、処理が複雑になるばかりで判
定精度の向上は望めない。
たとえば、従来例1のメツシュ内の濃度差によって領域
判定を行う方式では、2値領域でも中間調領域でもメツ
シュ内の濃度差の最大値は、そのメツシュ面積が増加す
るにしたがって増大する。
そのため、2値領域と中間調領域の領域の違いる特徴量
の差が少なくなる。
また、従来例2に示した2種類のしきい値で2値化した
結果を比較する方式ではメツシュ面積の増加にともない
、2枚の2値画像の違いが領域にかかわらず増大する。
しかし、メツシュが小さな場合、書き換え処理を行うた
めには多数のメツシュの状況を参照しなければならない
たとえば200本/インチ(8本/ mn )でサンプ
リングした画像で3−3画素のメツシュを使って領域判
定を行った場合を考える。この場合メツシュの周囲3+
13mmの状態を参照するにも64個のメツシュを調べ
る必要がある。しかし、64個のメツシュに対する判定
結果は全部で26番通り存在する。したがって高速な処
理、特に実時間処理を行うことは困難である。
これに対して、従来例3の方式は、処理量を増やさず広
い範囲の状況を参照することができる。
しかし、画素間の濃度差のみを特徴量とすると、前述の
ように文字などの線図形の輪郭部分しか抽出できない。
したがってこの方式で領域を分離するには2値領域と見
なされたブロックの周辺を、広い範囲に渡って2値領域
に書き換える必要がある。
この処理を以後2値領域の拡張処理と呼ぶ。しかし、前
にのべたように中間調領域中にも濃度が急激に変化する
部分は存在するにの場合の領域判定結果の一例を第2図
(a)に示す。ここで斜線を引いた部分(10および2
0など)は2値領域と判定された部分である。また太い
枠線で囲まれた矩形部分30は写真など中間調領域と判
定すべき領域である。この第2図(a)の状態から線図
形の輪郭部分10と、中間調領域と判定すべき領域であ
りながら誤って2値領域と判定した部分20を区別する
ことは困難である。
そのため、この第2図(a)の状態から2値領域の拡張
処理を実行すると、斜線部11の範囲を2値領域と見な
すと同時に、誤って2値領域と見なされた領域20も拡
張されて斜線部21の範囲が2値領域と見なされてしま
う。
また、文書では第2図(a)に示す様に2値領域中に中
間調領域30が存在する場合が多い。ところが、この場
合線図形が2値領域全体に渡って存在することはまれで
ある。そのため輪郭部分10に拡張処理を実行しても、
2値領域全体を正しく2値領域と判定することはできな
い。
輪郭部分の拡張によって領域が分離できるのはたとえば
第2図(c)のように中間調領域30の一部に2値領域
40が存在し、その全面に線図形が記されている場合の
みである。
この方式は書き換え処理を2段階あるいてそれ以上の処
理によって行っている。しかし各段階の処理は、それぞ
れ画像全面にわたって判定結果が変化しなくなるまで繰
り返す必要がある。
したがって、画像全体のデータが入力された後でなけれ
ば最終的な領域判定結果は得られない。
そのため、たとえばi#像の内2値領域は固定しきい値
で2値化し、中間調領域には擬似中間調処理を行なう場
合など、領域判定の終了まで、2種類の2値画像を保存
しておく必要があり、多くのメモリを必要とする。
本発明はこれらの問題を解決し、鉛筆書きの文書などコ
ントラストの低い文字や濃度変化の大きな写真を含む文
書の画像に対しても、部分的なデータから、実時間で精
度よく画像の領域を分離することのできる画像入力装置
を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的は達成するため以下の処理を実行する。
まず画像データに対して各画素とその周辺画素間の濃度
の変化などから、文字などの線図形もしくはその輪郭部
分を画素単位で抽出する。この処理を輪郭抽出と呼ぶ。
それと並行して、各画素の濃度または隣接する複数画素
ごとの平均濃度から線図形の背景とみなしうる画素を抽
出する。この処理を背景抽出と呼ぶ。ここで背景と呼ぶ
画素は、2値領域中の線図形以外の画素をさす。
背景抽出では、画素ごとの濃度データにより領域判定を
行なうと濃度データに含まれるノイズの影響を受は易い
。しかし複数画素の単なる平均濃度を用いると、線図形
の近傍で判定の誤りが生じ易くなる。
この問題の対策として、前述の輪郭抽出結果を利用して
背景抽出を行えば、背景抽出の精度を向上することがで
きる。
次に画像を比較的多くの画素からなるブロックに区切り
、その中の画素のうち軸郭と判定された画素と背景と判
定された画素の分布状態から、各ブロックが2値ブロツ
クであるか中間調ブロックであるかの領域判定を行う。
次にブロックごとに1周辺のブロックが2値領域と判定
されたか中間調領域と判定されたかを調べる。そして中
間調領域を周囲の状態に応じて膨張・収縮する処理を一
定回数くりかえす。この一連の処理をパイプライン的に
行うことによって上記目的が達成できる。
〔作用〕
文書上の2値領域は線図形とその背景部分であるといえ
る。したがってこの両者を抽出することにより、文書の
画像を2値領域と中間調領域に分離することができる。
また前に述べた様に局所的なデータのみから領域判定を
行っただけでは判定精度は低い。しかし単にメツシュの
面積を広げるだけでは、処理量が多くなるばかりで判定
精度の向上にはあまり効果がない。
この問題は一度局所的なデータを参照して画素単位に判
定を行い、その結果によって比較的広いブロック単位で
大局的な領域判定を行うといった階層的な処理を行うこ
とにより解決できる。
階層的な領域判定を行う本方式の場合、濃度変化などの
局所的な特徴量を求めるメツシュの大きさと、大局的な
領域判定を行うブロックの大きさは無関係に決められる
。そしてブロックの大きさは、領域判定に求められる空
間分解能のみによって決めることができる。一般に中間
調領域の周辺は数冊幅の無地の空間であることが多いの
で、領域判定に求められる空間分解能はそれより小さけ
ればよい。つまりブロックの大きさは、従来例1や2な
どで用いるメツシュと比べて、大きくすることができる
。そのため、少ない処理量で広い範囲のデータを参照し
た書き換え処理が実行できる。
また、濃度変化の大きな部分は中間調領域でも2値領域
と判定されてしまう問題は、輪郭抽出だけでなく背景抽
出も組み合わせた局所的判定を行うことにより解決でき
る。
従来例1や従来例3などの、濃度変化の大きな部分のみ
を2値領域と判定する方式で、領域判定を行った場合の
結果例を第3図(a)に示す。この方式では前述のよう
に、線図形の部分10と中間調領域でありなから2値領
域と判定された部分20の区別ができなかった。
これに対して、輪郭抽出と背景抽出を組み合わせると、
局所的判定でも第3図(b)に示す領域判定結果が得ら
れる。
ここでも斜線を引いた部分が2値領域と見なされた部分
で、それ以外は中間調領域と見なされた部分である。そ
して太い枠線で囲まれた部分30は中間調領域、20は
中間調領域でありなから2値領域と見なされた部分、1
5は2値領域でありながら中間調領域と見なされた部分
をそれぞれ示す。
この状態からならば、大局的判定により微小な領域を書
き換えれば、20および15を除去できる。
一方、本方式での大局的判定は、隣接ブロックの状態を
参照した膨張・収縮処理をパイプライン的に繰り返すこ
とによって実行することができる。
さらに平均濃度を検出するときに、輪郭抽出結果を利用
することにより背景の抽出精度を高めることもできる。
具体的には線図形の近傍では平均濃度を求める範囲の一
部が線を含む。すると平均濃度は大幅に変化してしまう
。そこで、平均濃度を検出する時に、輪郭部分の画素と
判定された画素を除いて平均することにより背景をより
正確に抽出できる。
上記の通り本方式では、処理において多値データを必要
とするのは局所的判定の段階だけである。
したがって、多値データは輪郭抽出及び背景抽出で参照
する範囲(以後ウィンドウと呼ぶ)の幅のみ保存してお
けばよい。そして、大局的判定も全体がパイプライン的
に動作するため、画像の一部分のデータのみから処理が
実行できる。そのため、画像を読み取りながら一定の幅
(ブロックの画素数串大局的判定の繰り返し回数)遅れ
るだけで画像の各部分に対する領域判定結果が得られる
したがって、たとえば前述のように、領域の違いにより
処理を切り替える場合など2種類の処理結果は一部分だ
け保存しておけばよい。そのため、メモリなどを大幅に
節約できる。
〔発明の実施例〕
以下、本発明を一実施例にもとづいて詳細に説明する。
第1図が本方式によって領域判定をおこなう画像入力装
置全体の構成図である。
図中の100は文書を既知の手段で読みとり多値のデジ
タル画像データとする画像読み取り部、110は画像デ
ータから背景の濃度レベルを検出する濃度レベル検出部
、120は画像データもしくは外部からの指示によって
各処理段階でのしきい値を定めそれぞれの構成要素に指
示するしきい値決定部、200は読み取られた多値のデ
ジタル画像データを一時保存するラインメモリ、300
はラインメモリ200中のデータを用いて線図形の輪郭
部分及びその近傍の画素を抽出する輪郭抽出部、350
は輪郭抽出部300の出力を一時保存するラインメモリ
、400はラインメモリ200中の画像データとライン
メモリ350中の輪郭抽出結果を用いて画像上より背景
部分を抽出する背景抽出部、450は背景抽出部からの
出力を一時保存するラインメモリ500はラインメモリ
350中の輪郭抽出結果とラインメモリ450中の背景
抽出結果によってブロック単位の領域判定を行うブロッ
ク判定部、600はブロック判定部500の出力を一時
保存し必要な回数だけ中間調領域の膨張収縮処理を行う
書き換え処理部、800は最終的な領域判定結果を出力
する出力端子である。
各部分は、クロックパルス発生器(本図では図示せず)
の発生するクロック信号を基準として動作する。
画像読み取り部100によって読み取られたデフタは、
ラインメモリ200中に次々記録される。
画像の読み取りは、たとえば第4図の矢印に示す順序で
行われる。この図は横方向が主走査方向、縦方向が副走
査方向を示す。第4図中の破線で示された小さな正方形
は、それぞれ画素を示す。本実施例では、その大きさは
各画素1. / 16 wnとする。
第5図は画像の濃度データを記録するラインメモリ20
0の構造を示すにこで図中の小さな正方形(たとえば2
11,212,213など)は各画素に対応するメモリ
を表す。1本のラインメモリのサイズは、読み取り装置
100の主走査線1本分の画素数である。一方ラインメ
モリの本数りは輪郭抽出部300が各画素の判定を行う
場合に参照するウィンドウは背景検出部400が背景抽
出を行う際に用いるウィンドウの画素数により定める。
輪郭抽出に用いるウィンドウの大きさをMz傘Nz画素
(主走査方向の画素数M 1 )背景判定に用いるウィ
ンドウの大きさをMx傘Nx画素(主走査方向の画素数
M2)とすると、 ラインメモリ200のライン本数りは、となる。
(ただしMl 、 Mx t Ns v Nzは整数)
本来NとNはそれぞれ独立した値なので異なってもかま
わない。しかし、ハードウェアの構成はN 1: N 
xの場合に特に単純にできる。そこで、ここではNl:
Nz=3の場合について述べる。ラインメモリ200は
、画像読み取り部100より送られてきた画像データを
1本目のラインメモリ210の先頭211から順に主走
査方向に沿って記録する。1本目のデータを全て読みお
えると、次に2本目の画像データを読み取り、2本目の
ラインメモリ220に先頭221がら記録する。こうし
て最後の3本目のラインメモリ230の最終番地239
まで3本分の画像データが読みこまれると次には再び先
頭番地211よりデータを記録する。
次にこのラインメモリ200中の画像データを用いて画
像上から輪郭抽出を行う輪郭抽出部300の動作につい
て詳細に述べる。第6図に輪郭抽出部300の構成と、
抽出部300の出力を一時保存するラインメモリ350
との関係を示す。
ここでは−例として注目画素の周辺3廖3画素(Mz=
3.N1=3)をウィンドウとして定め、そのウィンド
ウ中の濃度変化を参照して輪郭を行う場合について述べ
る。
実際にはウィンドウの画素数Mz*Ntは、M x :
 N s = 1 以外であれば同様に処理ができる。
さて、変数1yjをそれぞれ整数とした場合、画像上の
座標(i、j)の画素を注目画素とするためには、その
周辺3申3画素の濃度データが必要である。したがって
その時点では、画像上の画素(i+1.j+1)の濃度
データD (i+1゜j+1)がすでに読み取られてい
る必要がある。
したがって座標(i、j)画素を読みこんだ時点で、座
標(11tj 1)の画素を注目画素とする。
また、画像の外周部分を注目画素とする場合はウィンド
ウの一部が画像からはみだすので、後に述べる対策が必
要である。
輪郭抽出部は、信号線311,312,313を通じて
ラインメモリ200中の画像データを読む。各信号線3
11,312,313は、それぞれメモリ210,22
0,230に接続されている。
また、信号線710からは、クロックパルス発生器70
0からクメック信号が入力される。座標(i、j)の画
素の濃度データD (x t j)がラインメモリに記
録された時点で、ラインメモリ200からは信号線31
1,312,313を通して3画素分の画像データn(
i、j)t D(itj−1)tD(i、j  2)が
入力される。
3本の信号線311,312,313は、それぞれシフ
トレジスタなど既知のデータ保持回路321.322,
323につながっている。各デ−タ保持回路は、それぞ
れその直前に入力された3画素分の画像データを保持す
る。
すると、濃度データD (it j)が読み取られた時
点で保持回路321,322,323には座標(11*
 j 1)の画素を中心とした、3*3画素分の画像デ
ータD (x v y )x:i−2≦X≦i  (x
は整数) y:j−2≦y≦j  (yは整数) が保持される。
次に、保持されている9画素の濃度データを最大値抽出
部330と、最小値抽出部335にそれぞれ入力する。
その結果9画素中の濃度の最大値Dmaxと最小値Dm
1nが、それぞれ差分検出部340に入力される。差分
検出部340では最大値と最小値の差を検出し、比較器
345に送る。
比較器345は入力された濃度差D m a xD m
 i nと信号線111より入力されたしきい値T1を
比較し判定結果S1を出力する。このしきい値T1は、
しきい値決定部120より出される。しきい値決定部1
20は、外部からの指示や背景濃度検山部110の出力
により、装置の各部分で用いる各種のしきい値を決定し
出力する。
今仮に注目画素の座標を(x、y)とすると、注目画素
に対する判定結果81(x、y)は以下の式で定められ
る。
注目画素が輪郭画素であれば 5l(x+y)=1 となる。
判定結果S1はラインメモリ350中に記録される。ラ
インメモリ350は扱うデータが1ビツトである。そし
てメモリ1本当たりのサイズはラインメモリ200と同
じく画像読み取り部100の主走査方向の画素数である
。一方、ラインの本数は1ブロツク当たりの画素数(P
*Q画素:ただしP、Qは整数)によって決められる。
アドレスカウンタ360および370の出力は、それぞ
れ注目画素の座標(xt y)に対応した値となる。
この処理により画像を読み取りながらlラインの遅れで
輪郭抽出結果がラインメモリ上に記録することができる
注目画素が画像の外周部分の場合、ウィンドウの一部が
画像の外にはみだす場合が生じる。この場合、特別な処
理を必要とする。−例としてここでは、画像の外周部分
では判定結果S1を無条件に1とする。その他にも、実
際の画像データの外側に特定の値のデータを仮想的に記
録することもできる。
次に背景抽出部400の動作について詳細に述べる。第
7図に輪郭抽出部400の構成と、抽出部400の出力
を一時保存するラインメモリ450との関係を示す。
背景抽出を輪郭抽出同様、注目画素を中心としたウィン
ドウをさだめる。そしてウィンドウ中の平均濃度によっ
て判定を行う。
ここでは−例としてウィンドウサイズを3申3画素にし
た場合について述べる。
実際にはウィンドウのサイズ(M z皐N2画素)は任
意の値でよい。ただし前述の様に、ウィンドウサイズと
輪郭抽出部での参照範囲を一致させれば、構成が単純で
すむ。背景抽出部でも、画像データの読み取りは、前述
の輪郭抽出部と同様の処理にて行う。まず、信号線41
1.4−12,413から3本のラインメモリ210,
220,230中の濃度データを読む。データ保持回路
421゜422.423は、それぞれその前に入力され
た3画素分の画像データを保持する。クロックパルス発
生器700からのクロック信号は信号線710を通して
入力される。
濃度データD (it j)がラインメモリに記録され
た時点で、保持回路421,422,423には座標(
i−1,jl)の画素を中心とした、3本3画素分の濃
度データが保持される。
輪郭抽出部と同様にここでも仮りに注目画素の座標を(
x、y)とする。
平均抽出部430は9画素分の濃度平均値B (x y
 y )を検出し、比較器440に送る。比較器440
は入力された濃度平均値B(x + y )と信分線1
11より入力された背景濃度T2を比較し判定結果S 
2 (x * y )を出力する。背景濃度は背景濃度
検出器110により検出される。背景濃度検出部110
は文書の読み取り開始直後に入力された濃度データや、
外部からの指示によって各文書の背景の濃度を決定する
機能を有する。
判定結果S 2 (x y y )は以下の式で定めら
れる。
このS2(xt y )は(xt y)の注目画素対す
る背景抽出結果で、注目画素が背景であると判定された
場合は52(x t y ) = 1となる。
次に判定結果S2をラインメモリ450中に記録する。
ラインメモリ450の構成は、輪郭抽出のラインメモリ
と同じである。
背景抽出では上述の通りウィンドウ中の複数画素の平均
濃度を用いる。したがって文字の近傍などで、線の一部
がウィンドウ中に含まれると、平均濃度が大幅に変化し
てしまう。
そこでその対策を組み込んだ回路の一例を第8図に示す
この方式は輪郭抽出結果を用いる。座標(i、j)の画
素が読みこれまれだ時点で、輪郭抽出結果は座標(11
tJ  1)の画素までの分しか得られていない。そこ
で、データ保存部421 、422゜423にそれに応
じた画像データD (x y y )x:i−3≦X≦
1−1 y:j−3≦y≦j−1 が保存されるようにラインメモリ部200を変更する。
データ保存部421,422,423から平均濃度抽出
部430に信号を送る途中に論理ゲート480を設ける
。論理ゲートには濃度データとともに信号線481から
各画素の輪郭抽出結果5L(x、y) x:i−3≦X≦1−1 y:j−3≦y≦j−1 が入力される。
そして輪郭抽出部において輪郭画素であると見なされた
画素(81(x、y)=1となる画素)の濃度データは
平均抽出部430にはOとして送る。
また、カウンタ490にて各ウィンドウ中の輪郭画素数
をカウントし、平均抽出部に入力する。
この処理によって平均抽出部では、ウィンドウ中の画素
の内、輪郭画素を除いた画素の平均濃度を求めることが
できる。
背景判定結果は前出の方法と同様にラインメモリ450
に記録する。
次にラインメモリ350中の輪郭抽出結果とラインメモ
リ450中の背景抽出結果によってブロック単位の領域
判定を行うブロック判定部500の動作を詳細に説明す
る。
第9図にブロック判定部周辺の構成を示す。第1図に示
されたブロック判定部500は、特徴量抽出部530と
比較器540により構成されている。
1ブロツクはP*Q画素からなる。(ただしP。
Qは整数) ここでは、−例としてP=Q=16の場合を示す。
このブロックのサイズが本領域判定方式の空間分解能に
当たる。ラインメモリ350中の輪郭抽出結果のデータ
は、ブロックごとに区切られ、必要に応じて1ブロツク
分ずつ信号線510を通って特徴量抽出部530に読み
こまれる。また、背景抽出結果も同様にラインメモリ4
50から信号線520を通って特徴量抽出部530に送
られる。
特徴量抽出部530では読み取られたデータより、ブロ
ックごとに特徴量Uを出力する。なお、以後座標(i、
j)の画素を含むブロックの座標を(I、J)と示す。
ここで■およびJはそれぞれ以下式を満たす整数である
i=I+k16+kt  (o≦に1≦15)、j=J
ws 16+ki  (0≦に1≦15)(ただしに、
には整数) 特徴量抽出の処理の一例を以下に述べる。
今、座標(i、j)の画素の濃度データD (1p j
)が読みこまれたとすると、前述の様に輪郭抽出結果S
1および背景抽出結果S2は、それぞれ座標(i−1,
j  1)と(121J  2)の画素の分まで得られ
る。そこで、特徴量抽出部530に以下の範囲の81 
(X r y )および82 (Xt V)を入力する
x:1−17≦X≦1−2 y:j−17≦y≦j−2 ここでこの範囲の画素を含むブロックの座標を(x、y
)とする。
X=1+x/16  (ただし又は整数)Y=1+y/
16  (ただしYは整数)ここでブロックの特徴量U
(X、Y)は以下の式%式% 最も単純な場合、α=β=1である。特徴量U(X、Y
)は特徴量抽出部530から比較器540に送られる。
比較器540はU(X、Y)を、しきい値決定部120
より信号線122を通して送られたしきい値T3と比較
し、その結果によって領域判定結果■(X、Y)を出力
する。
ここで座標(x、y)のブロックが2値領域と判定され
た場合 lX、、Y)−1 となる。
この処理部こより画焔を読み取りながら最小17ライン
、最大32ラインの遅れでブロック単位の領域判定結果
が得られる。
次にブロック判定部500の出力を一時保存し、中間調
領域の膨張・収縮を行い、これまでの最終的な領域判定
結果を得る書き換え処理部600の動作について詳細に
述べる。
書き換え処理部では複数回の書き換え処理をパイプライ
ン的に実行し、中間調領域の膨張収縮を行う。第10図
が各段の書き換え処理を行う部分の基本構成である。
前段の出力は、ラインメモリ610に保存される。ライ
ンメモリ1本のサイズは主走査線方向のブロック数であ
る。書き換え判定部620では。
ブロックごとに周囲のブロックに対する判定結果を調べ
て、その状態によって中心ブロックを書き換える。、書
き換え判定部620の出力は、次の段のラインメモリに
書き込まれる。なお、以後各段の処理部分をユニットと
呼び、H段目のラインメモリに書かれているデータをE
 (H) 、出力F(o)で表す。
1段目の処理ユニットのラインメモリにはブロック判定
部500の出力v(X、Y)が記録されている。したが
ってE(r)(X、Y)=V[X、Y)である。
次に中間調領域の膨張を例に処理方式の一例を述べる。
第11図はラインメモリ上のデータの配列である。今こ
こで座標(X、Y)のブロック630を処理する場合に
ついて述べる。まず、これまで述べてきたのと同様の手
法にて、注目ブロックと、それに隣接する8ブロツク6
31〜638に対するそれまでの判定結果E(H)(X
−1,Y−1) 。
E(u)(X、Y−1,)、E()l)(X+1.Y−
1)。
E(H)(X−1,Y)、E(H)(X−+1.Y)。
E(H)(X−1,Y+1)、E(H)(X、Y+1)
E()()(X+1.Y+1)をそれぞれラインメモリ
中より読みだす。
ここで、E(H)(X、Y)=Oならば注目ブロックは
すでに中間調ブロックと判定されているので、出力F 
()I) (X 、 Y )は0とする。
一方、E(H)(X、Y)=1の場合は周囲の状況によ
りF(H)(X、Y)を決定する。この処理を以後中間
調領域の膨張処理と呼ぶ。
中間調領域の膨張処理の具体例として、E (H)とF
(o)の関の一例を第12図に示す。
この第12図の例は第1−1図中の注目ブロック630
に対する判定を注目ブロックの4方向の連結ブロック6
32,634,635,637の状態によって決定する
方式である。第14図は、この条件を具体的に示したも
のである。第14図(a)は注目ブロックの4連結ブロ
ツク中に中間調ブロックが1つもない場合を示す。以下
第14図(b)から第14図(f)は、それぞれ中間調
ブロックが1.2,2,3.4個存在する場合を示す。
また第14図(c)と第14図(d)は中間調ブロック
の接続形態の違いをしめす。第12図により書き換えは
周辺画素の状態が、第14図(a)、第14図(b)、
第14図(c)の場合F(o)(X、Y)をOとし、第
14図cd)、第14図(e)、第14図(f)の場合
F(H)(X、Y)=E(H)(X、Y)とするもので
ある。
この条件を用いると中間調領域は、何度膨張処理を行っ
ても、始めの領域の外接矩形以上には広がらない。
したがって2値領域でありながら、ここまで中間調領域
と見なされていた領域が、膨張処理によって無制限に広
がったり、連結したりすることが避けられる。
この中間調ブロックの膨張処理を繰り返すことにより、
微小な2値領域を書き換えることができる。そのため、
たとえば写真領域中にコ〉″トラストの強い部分が存在
しても、正しく領域判定を行うことが可能になる。
第15図に中間調膨張を繰り返し、中間調領域を膨張し
ていく過程を示す。
本図では膨張を2回繰り返した場合を示している。
図中の小さな正方形が個々のブロックを示す。
ここで660及び670は、中間調領域でありながら、
ここまで誤って2値領域と見なされていた部分680お
よび690は2値領域でありながら、ここまで誤って中
間調領域と見なされていた部分をそれぞれ示す。
初期状態(第15図(a))に対し、中間調膨張を1回
行った結果が第15図(b)である。2値領域と見なさ
れていた部分660が正しく中間調領域と判定され、領
域670も縮小して領域671となっている。
さらにもう一度中間調膨張を行った結果が第15図(c
)である。領域671も除去され中間開領域630が正
しく判定された。
一方中間調領域と見なされていた領域680および69
0は、1回の膨張処理によってそれぞれ領域681およ
び691となり、2回目の処理によってそれぞれ領域6
82および692となる。
しかし、いずれの領域682,692とも初期状態(第
15図(a))での領域680,690の外接矩形以上
には広がっていない。
中間調領域の膨張を必要回数繰り返したならば、次に収
縮(2値領域の膨張)を行う。
処理方式は膨張と同様であり、書き換え条件のみ異なる
。この書き換え条件を第13図に示す。
この処理より、たとえば680や690のように、2値
領域でありながら中間調領域と見なされていた部分を書
き換える。
上記の中間調領域の膨張処理と中間調領域の収縮処理を
、1回または交互に複数回行うことにより大局的判定が
実行される。
中間調領域の収縮は、微小な中間調領域を書き換えるだ
けでなく、写真などの角の部分も2値領域と書き換えて
しまう。したがって最後に再び中間調領域を膨張して、
領域の境界線を再構成する。
以上の膨張収縮処理を行う回路構成を第16図に示す。
信号線621,622,623,624゜625からは
それぞれE()l)(X、Y)、E(H)(X−1、Y
)、E(o)(X+1.Y)、E(H)(X、Y−1)
E(o)(X、Y+1)が入力される。
626から入力される信号は膨張・収縮処理の切り替え
を制御する制御信号である。
なお、635及び645はデコーダであり、特定の出力
ラインのみを、ゲート636および637に接続する。
また、E(u)(X、Y)、E(H)(X−1゜Y)、
E(o)(X+1.Y)、E(H)(X、Y−1)。
E(H)(X、Y+1)およびFLGをアドレスライン
として第12図および第13図の内容を書き込んだメモ
リを使うことも可能である。
以上の処理により画像は2イ直領域と中間調領域に分離
できるが、その空間分離能はブロックの大きさである。
したがって領域の境界付近の画素は本来の領域と異なっ
て判定される危険が生じる。
そこで最後に中間調領域を無条件に1ブロック分膨張あ
るいは収縮する。どちらの処理を行うかは分離の目的に
よる。たとえば、2値化方式の切り替えのためには膨張
処理が適する。
以上の処理の結果最終的な領域判定結果を得る。
領域判定結果を出力端子800より出力される。
本実施例によれば、画像を読み取りながら、画像の各部
分が2値領域か中間調領域かの領域判定を高い精度で行
うことができる。
〔発明の効果〕
以上説明したごとく本発明によれば、鉛筆書きの文字や
、コントラストの強い部分を有する写真などを含んだ文
書に対しても、その文書の読み取りながら、文字などの
2値領域と写真などの中間調領域を実時間処理によって
高い精度で分離することが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は装置の全体構成を示す図、第2図は従来の方式
の問題点を示す図、第3図は本方式の特徴の1つである
背景抽出を行う事による効果を示す図、第4図は画像の
読み取り順序を示す図、第5図は画像濃度を一時保存す
るラインメモリを示す図、第6図は輪郭抽出部の構成を
示す図、第7図は背景抽出部の構成を示す図、第8図は
背景抽出部の1つの例を示す図、第9図はブロック判定
部の構成を示す図、第10図は書き換え処理ユニットの
1つを示す図、第11図は書き換え処理ユニットのライ
ンメモリ中のデータの状態を示す図、第12図は中間調
領域の膨張を行う場合の入出力関係の1例を説明する図
、第13図は中間調領域の収縮を行う場合の入出力関係
の1例を説明する図、第14図は書き換え処理の1つの
具体例を示す図、第15図は中間調領域の膨張を実行し
たことによる効果を示す図、第16図は書き換え処理の
回路構成の1例を示す図である。 10・・・2値領域と見なされた部分、11・・・2値
領域と見なされた部分を拡張した結果、12・・・2値
領域と見なされた部分、15・・・2値調領域でありな
がら中間調2値領域と見なされた部分、20・・・中間
調領域でありなから2値領域と見なされた部分、21・
・・中間調領域でありなから2値領域と見なされた部分
を拡張した結果、30・・・中間調領域、40・・・2
値領域、100・・・画偉読み取り部、200・・・ラ
インメモリ、110・・・背景濃度検出部、120・・
・しきい値決定部、210・・・ラインメモリ(1木目
)、220・・・ラインメモリ(2本日)、230・・
・ラインメモリ(3本口)、300・・・輪郭抽出部、
311・・・画像データ入力用信号線、321・・・デ
ータ保持部、330・・・最大値抽出部、335・・・
最小値抽出部、340・・・差分検出部、345・・・
比較器、350・・・ラインメモリ(輪郭抽出結果保存
用)、360・・・アドレスカウンタ、370・・・ア
ドレスカウンタ、400・・・背景抽出部、430・・
・平均濃度検出部、450・・・ラインメモリ(背景抽
出結果保存用)、480・・・論理ゲート、490・・
・カウンタ、500・・・ブロック判定部、530・・
・特徴斌抽山部、540・・・比較器、600・・・書
き換え処理部、610・・・ラインメモリ(書き換え処
理データ一時保存用)、620・・・書き換え判定部、
622・・・書き換え処理データ入力用信号線、626
・・・膨張・収縮切り替え信号用信号線、635・・・
デコーダ、650・・・中間調領域、660・・・中間
調領域でありなから2値領域と見なされた領域、670
・・・中間調領域でありなから2値領域と見なされた領
域、671・・・中間調領域でありなから2値領域と見
なされた領域が中間調領域の膨張により収縮した結果、
680・・・2値調領域でありながら中間調2値領域と
見なされた部分、681・・・2値領域でありながら中
間調領域と見なされた領域が中間調領域の膨張により膨
張した結果、682・・・2値領域でありながら中間調
領域と見なされた領域が2回の中間調領域の膨張により
膨張した結果、690・・・2値調領域でありながら中
間調2値領域と見なされた部分、691・・・2値領域
でありながら中間調領域と見なされた領域が中間調領域
の膨張により膨張した結果、692・・・2値領域であ
りながら中間調領域と見なされた領域が2回の中間調領
域の膨張により膨張した結果、700・・・クロックパ
ルス発生器、800・・・出力端子。 (久) 3  図 寥41tv間C馬々9羽に乙 4【り’:t+hnづ2計・ 第 12  ffa 策 l・ (C) (e) 1 図 (回 (d〕 (f) (C) 6g2  、(り2   汀ρ ■ 5図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、紙面を走査して該紙面上の光学的画像を多値のデジ
    タル画像信号に変換する画像読み取り部と、画像をM×
    N画素(M、Nは整数)のウィンドウで走査しウィンド
    ウ内の画素の濃度分布の特徴を特徴量として抽出し該特
    徴量によつて各画素が2値画像領域と中間調画像領域の
    どちらに属するかを判定する局所判定部と、画像をP×
    Q画素(P、Qは整数;P>M、Q>N)ごとのブロッ
    クに区切り該ブロック内の各画素に対する上記局所判定
    部からの出力結果を該ブロックごとの特徴量として抽出
    し該ブロックごとの特徴量によつて各ブロックが2値画
    像領域と中間調画像領域のどちらに属するかを実時間処
    理によつて判定する大局的判定部を有し、該画像の部分
    的なデータのみから画像の各部分が2値領域と中間調領
    域のどちらに属するかを判定することを特徴とする画像
    入力装置。 2、上記第1項記載の画像入力装置において、上記大局
    的判定部は、ブロックごとの特徴量によつて各ブロック
    が2値領域と中間調領域のどちらに属するかを判定する
    ブロック判定部と、周囲のブロックに対する上記判定部
    の判定結果により各ブロックに対する判定結果を書き換
    える処理をパイプライン的動作により複数回繰り返す書
    き換え処理部とを有することを特徴とする画像入力装置
    。 3、上記第1項または第2項記載の画像入力装置におい
    て、上記局所判定部は異なつた特徴量を対象とする複数
    の判定部を有することを特徴とする画像入力装置。 4、上記第3項記載の画像入力装置において、上記局所
    判定部は各画素と該画素の近傍の画素の間の濃度の変化
    を特徴量する輪郭抽出部と、1画素ないしは近傍の複数
    画素の平均濃度を特徴量とする背景判定部とを有するこ
    とを特徴とする画像入力装置。 5、上記第4項記載の画像入力装置において、上記背景
    抽出部は輪郭抽出部の出力を利用して特徴量抽出を行う
    ことを特徴とした画像入力装置。 6、上記第4項記載の画像入力装置において、上記背景
    抽出部は入力された画像情報または外部からの指示によ
    りしきい値を決定する背景濃度抽出部を有することを特
    徴とする画像入力装置。
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