JPH04296163A - 画像情報の絵/文字自動分離装置及びその方式 - Google Patents
画像情報の絵/文字自動分離装置及びその方式Info
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- JPH04296163A JPH04296163A JP3347280A JP34728091A JPH04296163A JP H04296163 A JPH04296163 A JP H04296163A JP 3347280 A JP3347280 A JP 3347280A JP 34728091 A JP34728091 A JP 34728091A JP H04296163 A JPH04296163 A JP H04296163A
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- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 13
- 238000000926 separation method Methods 0.000 claims abstract description 54
- 230000003139 buffering effect Effects 0.000 claims abstract description 11
- 230000015654 memory Effects 0.000 claims description 25
- 239000000872 buffer Substances 0.000 claims description 24
- 230000004044 response Effects 0.000 claims description 2
- 238000005286 illumination Methods 0.000 abstract 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000005070 sampling Methods 0.000 description 3
- 230000003044 adaptive effect Effects 0.000 description 2
- 230000001934 delay Effects 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
- 238000013500 data storage Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N5/00—Details of television systems
- H04N5/222—Studio circuitry; Studio devices; Studio equipment
- H04N5/262—Studio circuits, e.g. for mixing, switching-over, change of character of image, other special effects ; Cameras specially adapted for the electronic generation of special effects
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N1/00—Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
- H04N1/40—Picture signal circuits
- H04N1/40062—Discrimination between different image types, e.g. two-tone, continuous tone
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
- Character Input (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像情報から絵の情報
と文字情報とを分離する画像情報の絵/文字自動分離装
置とその方式に係るもので、詳しくは、グレイレベルを
有した絵と文字とが一つの画面に一緒に表現された画像
を二値化する場合、その絵の情報と文字情報とを簡単に
分離させて二値化し、絵と文字とを鮮明に表現させてフ
ァクシミリ等に適用し得るようにした画像情報の絵/文
字自動分離装置及びその方式に関するものである。
と文字情報とを分離する画像情報の絵/文字自動分離装
置とその方式に係るもので、詳しくは、グレイレベルを
有した絵と文字とが一つの画面に一緒に表現された画像
を二値化する場合、その絵の情報と文字情報とを簡単に
分離させて二値化し、絵と文字とを鮮明に表現させてフ
ァクシミリ等に適用し得るようにした画像情報の絵/文
字自動分離装置及びその方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、イメージデータから文字領域と絵
の領域とを分離する方法として、米国特許第4,577
,235号及び第4,554,593号に記載された方
法が開示され、これら絵/文字分離方法を説明すると次
のようであった。先ず、読み入れた画像をブロック化(
例えば、4×4ピクセル)した後、各ブロックのブロッ
ク平均値及び分散の特性を決定し、それらブロック内の
エッジ数をカウントする。次いで、文字領域内の各ブロ
ックの平均値とブロックアグリメントカウント(Agr
eement Count)との特性を決定してそれ
らの値を貯蔵し、前記の各値を利用して通常の文字領域
の確率を計算することにより絵/文字領域を分離するよ
うになっていた。即ち、ブロックの平均値をスキャニン
グして各イメージブロックの特性中、少くとも一つ以上
の特性を平均値と一緒に使用するように決定し、各イメ
ージブロックの追加的特性を決定するための一次元複素
分布(Ganssion Distribution
)を求める。次いで、各データの平均値と標準偏差とを
利用して各データの分散値を求め、該当データブロック
の分散値の平均値からデータ値の距離を測定する。その
後、その測定値をマホラノビスディスタンス(Maha
lanobis Distance)値として追加的
な特性データ値を決定することにより該当するブロック
の確率をもって絵の領域又は文字領域を判断するように
なっていた。
の領域とを分離する方法として、米国特許第4,577
,235号及び第4,554,593号に記載された方
法が開示され、これら絵/文字分離方法を説明すると次
のようであった。先ず、読み入れた画像をブロック化(
例えば、4×4ピクセル)した後、各ブロックのブロッ
ク平均値及び分散の特性を決定し、それらブロック内の
エッジ数をカウントする。次いで、文字領域内の各ブロ
ックの平均値とブロックアグリメントカウント(Agr
eement Count)との特性を決定してそれ
らの値を貯蔵し、前記の各値を利用して通常の文字領域
の確率を計算することにより絵/文字領域を分離するよ
うになっていた。即ち、ブロックの平均値をスキャニン
グして各イメージブロックの特性中、少くとも一つ以上
の特性を平均値と一緒に使用するように決定し、各イメ
ージブロックの追加的特性を決定するための一次元複素
分布(Ganssion Distribution
)を求める。次いで、各データの平均値と標準偏差とを
利用して各データの分散値を求め、該当データブロック
の分散値の平均値からデータ値の距離を測定する。その
後、その測定値をマホラノビスディスタンス(Maha
lanobis Distance)値として追加的
な特性データ値を決定することにより該当するブロック
の確率をもって絵の領域又は文字領域を判断するように
なっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】然るに、このような従
来の映像情報の絵/文字自動分離装置とその方式におい
ては、ブロックの特性を四つに分類して絵/文字の分離
に適用させるようになっているため、ソフトウェアの負
担が過重して判断の速度が遅延されるという不都合な点
があった。且つ、周辺部位のスキャニングにおいて、上
・下方向に9ブロック、左右方向に最高9ブロックの十
字状のスキャニングをするようになっているため、入力
信号をリアルタイムで絵/文字分離するようにシステム
を構成する場合、9ブロック(36ライン)だけの遅延
が生ずるという不都合な点があった。それで、このよう
な問題点を解決するため、本発明者達は研究を重ねた結
果、次のような画像情報の絵/文字自動分離方式を提供
しようとするものである。
来の映像情報の絵/文字自動分離装置とその方式におい
ては、ブロックの特性を四つに分類して絵/文字の分離
に適用させるようになっているため、ソフトウェアの負
担が過重して判断の速度が遅延されるという不都合な点
があった。且つ、周辺部位のスキャニングにおいて、上
・下方向に9ブロック、左右方向に最高9ブロックの十
字状のスキャニングをするようになっているため、入力
信号をリアルタイムで絵/文字分離するようにシステム
を構成する場合、9ブロック(36ライン)だけの遅延
が生ずるという不都合な点があった。それで、このよう
な問題点を解決するため、本発明者達は研究を重ねた結
果、次のような画像情報の絵/文字自動分離方式を提供
しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、ブロッ
クの平均値を利用してウィンドウ単位に分離した後、周
辺部位を上・下に5ウィンドウのみスキャニングして誤
分離を補正することにより、ソフトウェアの負担を減ら
し高速処理を行い得るようにした画像情報の絵/文字自
動分離方式を提供しようとするものである。又、本発明
の他の目的は、絵/文字分離方式を画像情報の二値化に
適用させ、絵の領域はハーフトーン(Half To
ne)に二値化し、文字領域は適応二値化処理すること
によりその絵と文字との鮮明な二値化を行い得るように
した画像情報の絵/文字自動分離方式を提供しようとす
るものである。
クの平均値を利用してウィンドウ単位に分離した後、周
辺部位を上・下に5ウィンドウのみスキャニングして誤
分離を補正することにより、ソフトウェアの負担を減ら
し高速処理を行い得るようにした画像情報の絵/文字自
動分離方式を提供しようとするものである。又、本発明
の他の目的は、絵/文字分離方式を画像情報の二値化に
適用させ、絵の領域はハーフトーン(Half To
ne)に二値化し、文字領域は適応二値化処理すること
によりその絵と文字との鮮明な二値化を行い得るように
した画像情報の絵/文字自動分離方式を提供しようとす
るものである。
【0005】そして、このような本発明の目的は、アナ
ログイメージ信号をディジタル信号に変換した後ブロッ
ク化し、各ブロックの平均値を求めた後その平均値を利
用してブロックの地色照度を求める。その後、ウィンド
ウを設定して該ウィンドウ別に絵/文字を分離し、最大
上・下に5ブロック(20ライン)づつ周辺部位をスキ
ャニングしてウィンドウ別に誤分離を補正する。次いで
、ウィンドウ別に分離した絵/文字領域の境界線を整列
し、遅延時間を補正して絵/文字の分離を完了し得るよ
うに画像情報の絵/文字自動分離装置及びその方式を提
供することにより達成される。
ログイメージ信号をディジタル信号に変換した後ブロッ
ク化し、各ブロックの平均値を求めた後その平均値を利
用してブロックの地色照度を求める。その後、ウィンド
ウを設定して該ウィンドウ別に絵/文字を分離し、最大
上・下に5ブロック(20ライン)づつ周辺部位をスキ
ャニングしてウィンドウ別に誤分離を補正する。次いで
、ウィンドウ別に分離した絵/文字領域の境界線を整列
し、遅延時間を補正して絵/文字の分離を完了し得るよ
うに画像情報の絵/文字自動分離装置及びその方式を提
供することにより達成される。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例に対し図面を用いて詳
細に説明する。図1に示したように、本発明に係る画像
情報の絵/文字自動分離装置においては、スキャナ(図
示されていない)からアナログ信号のイメージ信号PS
を受けてサンプリング信号SSに同期させディジタルイ
メージデータに変換するアナログ/ディジタル変換器(
以下、A/D変換器と略称する)と、前記スキャナから
ライン終り信号LSを受け前記サンプリング信号SSに
同期させてアドレスデータを発生するアドレス発生手段
20と、該アドレス発生手段20のアドレス信号により
前記A/D変換器10から出力されるイメージデータを
貯蔵しその貯蔵したデータをデータバスに出力するバッ
ファリング手段30と、該バッファリング手段30に制
御信号を出力し該バッファリング手段30から出力され
るイメージデータの入力を受けて絵/文字を分離しシス
テム全体を制御するマイクロプロセッサ50とにより構
成されている。且つ、前記バッファリング手段30は、
前記アドレス発生手段20のアドレスデータ及び前記A
/D変換器10から出力されるイメージデータをマイク
ロプロセッサ50のコントロール信号CS1・CS2に
よりバッファリングする第1バッファ31及び第2バッ
ファ32と、それら第1バッファ31及び第2バッファ
32の各出力データを夫々貯蔵する第1メモリ手段41
及び第2メモリ手段42と、前記マイクロプロセッサ5
0の制御信号により該マイクロプロセッサ50から出力
されるアドレス信号をバッファリングして前記第1メモ
リ手段41及び第2メモリ手段42の出力指定アドレス
に入力しそれら第1メモリ手段41及び第2メモリ手段
42から出力されるイメージデータを前記マイクロプロ
セッサ50に出力する第3バッファ33及び第4バッフ
ァ34とにより構成されている。ここで、前記アドレス
発生手段20は通常のアドレス発生部20を使用するこ
とができるし、前記第1メモリ手段41と第2メモリ手
段42とは夫々通常のメモリ部を使用することができる
。図中、未説明符号60はプログラムROMを示し、7
0はマイクロプロセッサのデータ貯蔵RAMを示したも
のである。
細に説明する。図1に示したように、本発明に係る画像
情報の絵/文字自動分離装置においては、スキャナ(図
示されていない)からアナログ信号のイメージ信号PS
を受けてサンプリング信号SSに同期させディジタルイ
メージデータに変換するアナログ/ディジタル変換器(
以下、A/D変換器と略称する)と、前記スキャナから
ライン終り信号LSを受け前記サンプリング信号SSに
同期させてアドレスデータを発生するアドレス発生手段
20と、該アドレス発生手段20のアドレス信号により
前記A/D変換器10から出力されるイメージデータを
貯蔵しその貯蔵したデータをデータバスに出力するバッ
ファリング手段30と、該バッファリング手段30に制
御信号を出力し該バッファリング手段30から出力され
るイメージデータの入力を受けて絵/文字を分離しシス
テム全体を制御するマイクロプロセッサ50とにより構
成されている。且つ、前記バッファリング手段30は、
前記アドレス発生手段20のアドレスデータ及び前記A
/D変換器10から出力されるイメージデータをマイク
ロプロセッサ50のコントロール信号CS1・CS2に
よりバッファリングする第1バッファ31及び第2バッ
ファ32と、それら第1バッファ31及び第2バッファ
32の各出力データを夫々貯蔵する第1メモリ手段41
及び第2メモリ手段42と、前記マイクロプロセッサ5
0の制御信号により該マイクロプロセッサ50から出力
されるアドレス信号をバッファリングして前記第1メモ
リ手段41及び第2メモリ手段42の出力指定アドレス
に入力しそれら第1メモリ手段41及び第2メモリ手段
42から出力されるイメージデータを前記マイクロプロ
セッサ50に出力する第3バッファ33及び第4バッフ
ァ34とにより構成されている。ここで、前記アドレス
発生手段20は通常のアドレス発生部20を使用するこ
とができるし、前記第1メモリ手段41と第2メモリ手
段42とは夫々通常のメモリ部を使用することができる
。図中、未説明符号60はプログラムROMを示し、7
0はマイクロプロセッサのデータ貯蔵RAMを示したも
のである。
【0007】このように構成された本発明に係る画像情
報の絵/文字自動分離システムの作用及び絵/文字自動
分離方式を説明すると次のようである。図3及び図4に
示したように、システムに電源が供給されると、スキャ
ナにより文書がスキャニングされてA/D変換器10に
イメージ信号が入力され、該A/D変換器でそのイメー
ジ信号はサンプリング信号に同期されてディジタルデー
タに変換され、アドレス発生部20では前記スキャナか
らライン終り信号を受け前記サンプリング信号に同期さ
せて前記第1メモリ41及び第2メモリ42にアドレス
信号を発生する。このとき、マイクロプロセッサ50は
、コントロール信号CS1・CS2を出力してバッファ
31〜34を制御し、前記第1メモリ41と第2メモリ
42とが相互交代に前記イメージデータの貯蔵又は出力
をするように制御する。即ち、マイクロプロセッサ50
からコントロール信号CS1がアクティブにされ、コン
トロール信号CS2がインアクティブにされると、第1
バッファ31及び第4バッファ34はイネーブルされ、
第2・第3バッファ−32・33はディスエーブルされ
る。従って、第1メモリ41はイネーブル状態の第1バ
ッファ31を通してアドレス発生部20のアドレス信号
により指定されたアドレスにA/D変換器10から出力
されたイメージデータを貯蔵し、第2メモリ42はイネ
ーブル状態の第4バッファ34を通してマイクロプロセ
ッサ50のアドレス信号により既に貯蔵したデータをそ
のマイクロプロセッサ50側に出力する。その後、マイ
クロプロセッサ50からコントロール信号CS1がイン
アクティブにされ、コントロール信号CS2がアクティ
ブにされると、第1・第4バッファ31・34がディス
エーブルされ、第2・第3バッファ32・33はイネー
ブルされて第1メモリ41の貯蔵データがマイクロプロ
セッサ50に出力され、第2メモリ42にはA/D変換
器10から出力されるイメージデータが貯蔵される。そ
こで、スキャナから読み入れたイメージデータはアドレ
ス発生部20のアドレス信号によりライン別に貯蔵され
、その貯蔵されたイメージデータはマイクロプロセッサ
50のアドレス制御により所定ライン単位である4ライ
ン単位にマイクロプロセッサ50のデータバスに出力さ
れる。ここで、第1・第2メモリ41・42に貯蔵され
るイメージデータはA/D変換器10の出力ビット数に
よりそのグレイレベルが決定されるが、A/D変換器1
0が8ビットA/D変換器の場合は、最大256グレイ
レベルを有したイメージデータに変換されてライン単位
に貯蔵され、且つ、マイクロプロセッサ50のコントロ
ール信号CS1・CS2の変換タイミングにより4ライ
ンづつ交代に貯蔵されて4ライン単位に出力される。
報の絵/文字自動分離システムの作用及び絵/文字自動
分離方式を説明すると次のようである。図3及び図4に
示したように、システムに電源が供給されると、スキャ
ナにより文書がスキャニングされてA/D変換器10に
イメージ信号が入力され、該A/D変換器でそのイメー
ジ信号はサンプリング信号に同期されてディジタルデー
タに変換され、アドレス発生部20では前記スキャナか
らライン終り信号を受け前記サンプリング信号に同期さ
せて前記第1メモリ41及び第2メモリ42にアドレス
信号を発生する。このとき、マイクロプロセッサ50は
、コントロール信号CS1・CS2を出力してバッファ
31〜34を制御し、前記第1メモリ41と第2メモリ
42とが相互交代に前記イメージデータの貯蔵又は出力
をするように制御する。即ち、マイクロプロセッサ50
からコントロール信号CS1がアクティブにされ、コン
トロール信号CS2がインアクティブにされると、第1
バッファ31及び第4バッファ34はイネーブルされ、
第2・第3バッファ−32・33はディスエーブルされ
る。従って、第1メモリ41はイネーブル状態の第1バ
ッファ31を通してアドレス発生部20のアドレス信号
により指定されたアドレスにA/D変換器10から出力
されたイメージデータを貯蔵し、第2メモリ42はイネ
ーブル状態の第4バッファ34を通してマイクロプロセ
ッサ50のアドレス信号により既に貯蔵したデータをそ
のマイクロプロセッサ50側に出力する。その後、マイ
クロプロセッサ50からコントロール信号CS1がイン
アクティブにされ、コントロール信号CS2がアクティ
ブにされると、第1・第4バッファ31・34がディス
エーブルされ、第2・第3バッファ32・33はイネー
ブルされて第1メモリ41の貯蔵データがマイクロプロ
セッサ50に出力され、第2メモリ42にはA/D変換
器10から出力されるイメージデータが貯蔵される。そ
こで、スキャナから読み入れたイメージデータはアドレ
ス発生部20のアドレス信号によりライン別に貯蔵され
、その貯蔵されたイメージデータはマイクロプロセッサ
50のアドレス制御により所定ライン単位である4ライ
ン単位にマイクロプロセッサ50のデータバスに出力さ
れる。ここで、第1・第2メモリ41・42に貯蔵され
るイメージデータはA/D変換器10の出力ビット数に
よりそのグレイレベルが決定されるが、A/D変換器1
0が8ビットA/D変換器の場合は、最大256グレイ
レベルを有したイメージデータに変換されてライン単位
に貯蔵され、且つ、マイクロプロセッサ50のコントロ
ール信号CS1・CS2の変換タイミングにより4ライ
ンづつ交代に貯蔵されて4ライン単位に出力される。
【0008】そして、本発明に係る画像情報の絵/文字
自動分離方式については、図2に示したように、前記ア
ナログイメージ信号が256グレイレベルを有したディ
ジタルデータに変換されてライン別に貯蔵される第1段
階S1が行われ、マイクロプロセッサ50が貯蔵された
データを4ライン単位に読み入れる第2段階S2が行わ
れ、そのマイクロプロセッサ50が4ライン単位に読み
入れたデータを4×4ピクセルブロックにブロック化し
て各ブロックの平均値を検出する第3段階S3が行われ
る。この場合、4×4ピクセルの1ブロック平均値の最
大値は256になる。次いで、各ブロックの平均値を求
めた後、そのブロックの平均値を利用して地色の照度(
明るさ)を求める第4段階S4が行われるが、その地色
の照度を求める方法については、各ブロックを3ブロッ
クづつ束ねて一束にしそれら各束の平均値を求めた後最
も大きい値を地色の照度に設定する。ここで、各ブロッ
ククの平均値は、白色の多い場合に大きい値になり黒色
の多い場合に小さい値になる所謂ブロックの明るさに比
例する値である。且つ、ブロックを3ブロックづつ束ね
る理由については、単位ブロックにして地色の照度を求
めるとき、ソフトウェアの負担が大きくなってエラー発
生率が多くなるため3ブロックづつ束ねて低域フィルタ
リングの役割りをさせるためである。その後、文書の地
色照度を求めると、絵の領域と文字領域とを判別して分
離を行う第5段階S5が行われるが、絵/文字分離方式
の基本概念において、文字領域に必ず地色照度と同様な
明るさを有するブロックが存在するので、その地色の明
るさと同様なブロックを有するウィンドウ(Windo
w)は文字領域に判別する。且つ、文字領域に必ず地色
照度と同様な明るさを有するブロックが存在する理由は
、文字領域の場合、文字と文字との間又は文字ラインと
文字ラインとの間が必ず存在するので、少なくとも1ブ
ロック以上は必ず地色の照度と同様な明るさを有するた
めである。それで、絵/文字分離を行う第5段階S5に
おいては、例えば、16ブロックを1ウィンドウ単位に
設定した後該1ウィンドウを分離の基本単位にし、前記
第4段階S4で求めた地色照度にエラー補正値(例えば
、0.8〜1)を乗じて絵/文字領域を判別するための
基準値を求める。次いで、該当ウィンドウの16ブロッ
ク中、その基準値よりも大きい値を有したブロックが1
ブロックでも存在すれば、地色の照度を有したブロック
が存在するものであると判別してその該当ウィンドウを
文字領域のウィンドウに判別する。反面、該当ウィンド
ウの16ブロック中、前記絵/文字領域判別基準値より
も大きい値を有したブロックが一つも存在していない場
合はその該当ウィンドウは絵の領域ウィンドウに判別す
る。ここで、絵/文字領域を判別する基準値を設定する
とき、地色の照度値にエラー補正値(0.8〜1)を乗
ずる理由は、文書を読み入れるスキャナの入力センサの
誤差を補正するためであって、性能の良い入力センサで
ある程、1に近いエラー補正値を乗ずるようになる。 次いで、ウィンドウ別に絵の領域又は文字領域を判別し
て分離する第5段階S5が完了すると、誤分離されたウ
ィンドウ即ち、文字領域が絵の領域に判別されて分離さ
れたもの又は絵の領域が文字領域に判別されて分離され
たウィンドウを探して修整する第6段階S6が行われる
。
自動分離方式については、図2に示したように、前記ア
ナログイメージ信号が256グレイレベルを有したディ
ジタルデータに変換されてライン別に貯蔵される第1段
階S1が行われ、マイクロプロセッサ50が貯蔵された
データを4ライン単位に読み入れる第2段階S2が行わ
れ、そのマイクロプロセッサ50が4ライン単位に読み
入れたデータを4×4ピクセルブロックにブロック化し
て各ブロックの平均値を検出する第3段階S3が行われ
る。この場合、4×4ピクセルの1ブロック平均値の最
大値は256になる。次いで、各ブロックの平均値を求
めた後、そのブロックの平均値を利用して地色の照度(
明るさ)を求める第4段階S4が行われるが、その地色
の照度を求める方法については、各ブロックを3ブロッ
クづつ束ねて一束にしそれら各束の平均値を求めた後最
も大きい値を地色の照度に設定する。ここで、各ブロッ
ククの平均値は、白色の多い場合に大きい値になり黒色
の多い場合に小さい値になる所謂ブロックの明るさに比
例する値である。且つ、ブロックを3ブロックづつ束ね
る理由については、単位ブロックにして地色の照度を求
めるとき、ソフトウェアの負担が大きくなってエラー発
生率が多くなるため3ブロックづつ束ねて低域フィルタ
リングの役割りをさせるためである。その後、文書の地
色照度を求めると、絵の領域と文字領域とを判別して分
離を行う第5段階S5が行われるが、絵/文字分離方式
の基本概念において、文字領域に必ず地色照度と同様な
明るさを有するブロックが存在するので、その地色の明
るさと同様なブロックを有するウィンドウ(Windo
w)は文字領域に判別する。且つ、文字領域に必ず地色
照度と同様な明るさを有するブロックが存在する理由は
、文字領域の場合、文字と文字との間又は文字ラインと
文字ラインとの間が必ず存在するので、少なくとも1ブ
ロック以上は必ず地色の照度と同様な明るさを有するた
めである。それで、絵/文字分離を行う第5段階S5に
おいては、例えば、16ブロックを1ウィンドウ単位に
設定した後該1ウィンドウを分離の基本単位にし、前記
第4段階S4で求めた地色照度にエラー補正値(例えば
、0.8〜1)を乗じて絵/文字領域を判別するための
基準値を求める。次いで、該当ウィンドウの16ブロッ
ク中、その基準値よりも大きい値を有したブロックが1
ブロックでも存在すれば、地色の照度を有したブロック
が存在するものであると判別してその該当ウィンドウを
文字領域のウィンドウに判別する。反面、該当ウィンド
ウの16ブロック中、前記絵/文字領域判別基準値より
も大きい値を有したブロックが一つも存在していない場
合はその該当ウィンドウは絵の領域ウィンドウに判別す
る。ここで、絵/文字領域を判別する基準値を設定する
とき、地色の照度値にエラー補正値(0.8〜1)を乗
ずる理由は、文書を読み入れるスキャナの入力センサの
誤差を補正するためであって、性能の良い入力センサで
ある程、1に近いエラー補正値を乗ずるようになる。 次いで、ウィンドウ別に絵の領域又は文字領域を判別し
て分離する第5段階S5が完了すると、誤分離されたウ
ィンドウ即ち、文字領域が絵の領域に判別されて分離さ
れたもの又は絵の領域が文字領域に判別されて分離され
たウィンドウを探して修整する第6段階S6が行われる
。
【0009】誤分離を補正する第6段階S6においては
、図3に示したようなマスクパターンにより周辺部位を
5ウィンドウづつ読んで補正するようになる。ここで、
“L”は文字領域のウィンドウを示し、“G”は絵領域
のウィンドウを示す。そして、図3に示したように、穴
型補正の場合においては、文字領域のウィンドウ“L”
が絵領域のウィンドウ“G”で囲まれている場合、実際
には文書に1個のウィンドウのみで構成される程の小さ
い文字領域は存在しないため、その文字領域のウィンド
ウ“L”は誤分離されたものであると判別して絵領域の
ウィンドウ“G”に補正する。それと反対の場合におい
ても同様である。又、水平線補正、垂直線絵領域補正及
び垂直線文字領域補正においては、前記穴型補正の場合
と同様に、連続されたウィンドウ(最小3個から最大5
個のウィンドウ)中、両方側縁のウィンドウが同様な領
域で、該両方側縁内方側のウィンドウ中、その両方側縁
のウィンドウの領域と異なる領域に分離されたウィンド
ウがある場合は、両方側縁のウィンドウ領域と同様な領
域であるとみなして補正する。ここで、ウィンドウ領域
を補正するとき、1ウィンドウの垂直幅は1ブロックで
あるので、垂直に5ウィンドウをスキャニングするのは
垂直方向に5ブロックをスキャニングするものと同様で
あるため、従来の9ブロックスキャニングに比べて遅延
の度が減少する。このように、第6段階S6でウィンド
ウ単位に分離された領域が補正された後、境界線を整列
する第7段階が行われるが、該境界線の整列を行う理由
は、分離単位をウィンドウ単位に分離しているため、実
際に文書の絵/文字領域の境界線が明確に分離されない
点が生ずるため、ブロック単位に細線化させて正確に整
列させるためである。
、図3に示したようなマスクパターンにより周辺部位を
5ウィンドウづつ読んで補正するようになる。ここで、
“L”は文字領域のウィンドウを示し、“G”は絵領域
のウィンドウを示す。そして、図3に示したように、穴
型補正の場合においては、文字領域のウィンドウ“L”
が絵領域のウィンドウ“G”で囲まれている場合、実際
には文書に1個のウィンドウのみで構成される程の小さ
い文字領域は存在しないため、その文字領域のウィンド
ウ“L”は誤分離されたものであると判別して絵領域の
ウィンドウ“G”に補正する。それと反対の場合におい
ても同様である。又、水平線補正、垂直線絵領域補正及
び垂直線文字領域補正においては、前記穴型補正の場合
と同様に、連続されたウィンドウ(最小3個から最大5
個のウィンドウ)中、両方側縁のウィンドウが同様な領
域で、該両方側縁内方側のウィンドウ中、その両方側縁
のウィンドウの領域と異なる領域に分離されたウィンド
ウがある場合は、両方側縁のウィンドウ領域と同様な領
域であるとみなして補正する。ここで、ウィンドウ領域
を補正するとき、1ウィンドウの垂直幅は1ブロックで
あるので、垂直に5ウィンドウをスキャニングするのは
垂直方向に5ブロックをスキャニングするものと同様で
あるため、従来の9ブロックスキャニングに比べて遅延
の度が減少する。このように、第6段階S6でウィンド
ウ単位に分離された領域が補正された後、境界線を整列
する第7段階が行われるが、該境界線の整列を行う理由
は、分離単位をウィンドウ単位に分離しているため、実
際に文書の絵/文字領域の境界線が明確に分離されない
点が生ずるため、ブロック単位に細線化させて正確に整
列させるためである。
【0010】そこで、第7段階S7においては、境界線
部位(エッジ)を整列するようになるが、ウィンドウ領
域が変化するとき、即ち、絵領域から文字領域又は文字
領域から絵領域に変化するとき、その変化する領域から
境界線部位を検出してその領域を細線化させる。ここで
、境界線部位の判定においては、ウィンドウの照度値が
突然に変化する値が生ずる場合その部位を境界線部位に
判別する。又、境界線の整列においては、図4に示した
ように、絵領域と文字領域とのある文書をウィンドウ単
位に絵/文字分離を行うとき、実際に、文書の境界線と
ウィンドウに分離した場合の分離された境界線とが互い
に異なるため、ウィンドウに分離されたときは、図4(
B)に示したように、文字領域とグラフィック領域とが
互いに重なる部位が生ずる。このような状態を実際文書
の境界と同様に正確に分離させるため、その重なる部位
のウィンドウを各ブロック別にしきい値以上であるかの
可否を判別するようになるが、左側境界線の場合は初め
のブロック部位から調査してしきい値(thresho
ld)よりも小さい値を有するブロックまでは文字領域
に分離し、その次のブロック部からは絵の領域に分離す
る。且つ、右側境界線の場合は、しきい値よりも大きい
値を有するブロックまでを絵の領域に判別しその次のブ
ロックからは文字領域に判別する。即ち、ウィンドウ単
位の分離をブロック単位の分離に細線化させると、図4
(C)に示したように、実際の文書上の絵/文字領域の
分離と最も近似した分離を行うことができる。その後、
リアルタイム(Real time)に対する遅延時
間を補正する第8段階S8を行えば、絵/文字の分離が
完了する。
部位(エッジ)を整列するようになるが、ウィンドウ領
域が変化するとき、即ち、絵領域から文字領域又は文字
領域から絵領域に変化するとき、その変化する領域から
境界線部位を検出してその領域を細線化させる。ここで
、境界線部位の判定においては、ウィンドウの照度値が
突然に変化する値が生ずる場合その部位を境界線部位に
判別する。又、境界線の整列においては、図4に示した
ように、絵領域と文字領域とのある文書をウィンドウ単
位に絵/文字分離を行うとき、実際に、文書の境界線と
ウィンドウに分離した場合の分離された境界線とが互い
に異なるため、ウィンドウに分離されたときは、図4(
B)に示したように、文字領域とグラフィック領域とが
互いに重なる部位が生ずる。このような状態を実際文書
の境界と同様に正確に分離させるため、その重なる部位
のウィンドウを各ブロック別にしきい値以上であるかの
可否を判別するようになるが、左側境界線の場合は初め
のブロック部位から調査してしきい値(thresho
ld)よりも小さい値を有するブロックまでは文字領域
に分離し、その次のブロック部からは絵の領域に分離す
る。且つ、右側境界線の場合は、しきい値よりも大きい
値を有するブロックまでを絵の領域に判別しその次のブ
ロックからは文字領域に判別する。即ち、ウィンドウ単
位の分離をブロック単位の分離に細線化させると、図4
(C)に示したように、実際の文書上の絵/文字領域の
分離と最も近似した分離を行うことができる。その後、
リアルタイム(Real time)に対する遅延時
間を補正する第8段階S8を行えば、絵/文字の分離が
完了する。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る画像
情報の絵/文字自動分離装置及びその方式においては、
画像情報から絵領域と文字領域とを分離させるとき、ブ
ロックの平均値を検出し、その値を利用してウィンドウ
領域を絵/文字領域に分離し、誤分離を補正してエッジ
部位の細線化処理及びリアルタイムの遅延を補正し、絵
/文字領域の分離を行うようになっているため、マイク
ロプロセッサの処理速度が従来よりも速くなって高速処
理を行い得る効果がある。且つ、誤分離を補正する場合
、周辺部位を最大5ウィンドウのスキャニングのみで正
確に補正し得るので、リアルタイムの遅延が少くなり、
その遅延時間も補正されるので一層リアルタイムに近似
して処理される効果がある。又、データ入力ハードウェ
アが簡単になりシステムの構成が簡単化されるので、ア
ナログ画像情報の二値化に適用され絵領域がハーフトー
ン処理されて、文字領域が適応二値化処理されることに
より、従来よりも、絵/文字の全てを鮮明に再生し得る
効果がある。
情報の絵/文字自動分離装置及びその方式においては、
画像情報から絵領域と文字領域とを分離させるとき、ブ
ロックの平均値を検出し、その値を利用してウィンドウ
領域を絵/文字領域に分離し、誤分離を補正してエッジ
部位の細線化処理及びリアルタイムの遅延を補正し、絵
/文字領域の分離を行うようになっているため、マイク
ロプロセッサの処理速度が従来よりも速くなって高速処
理を行い得る効果がある。且つ、誤分離を補正する場合
、周辺部位を最大5ウィンドウのスキャニングのみで正
確に補正し得るので、リアルタイムの遅延が少くなり、
その遅延時間も補正されるので一層リアルタイムに近似
して処理される効果がある。又、データ入力ハードウェ
アが簡単になりシステムの構成が簡単化されるので、ア
ナログ画像情報の二値化に適用され絵領域がハーフトー
ン処理されて、文字領域が適応二値化処理されることに
より、従来よりも、絵/文字の全てを鮮明に再生し得る
効果がある。
【図1】本発明に係る画像情報の絵/文字自動分離シス
テム構成図である。
テム構成図である。
【図2】本発明に係る画像情報の絵/文字自動分離方式
のフローチャートである。
のフローチャートである。
【図3】本発明に係る絵/文字分離時、補正のためのマ
スクパターンを示した説明図である。
スクパターンを示した説明図である。
【図4】本発明に係る絵/文字分離時の細線化処理過程
を示した説明図である。
を示した説明図である。
10…A/D変換器
20…アドレス発生部
31〜34…バッファ
41,42…メモリ
50…マイクロプロセッサ
60…プログラムROM
70…RAM
S1〜S7…第1段階〜第7段階
Claims (12)
- 【請求項1】 スキャナからアナログイメージ信号を
受けてディジタルイメージデータに変換するA/D変換
器(10)と、前記スキャナからライン終り信号を受け
アドレス信号を発生するアドレス発生手段(20)と、
該アドレス発生手段(20)のアドレス信号により前記
A/D変換器(10)から出力されるイメージデータを
貯蔵し該貯蔵したデータをデータバスに出力するバッフ
ァリング手段(30)と、該バッファリング手段(30
)に制御信号を出力し該バッファリング手段(30)か
ら出力されるイメージデータを受けて絵/文字分離を行
いシステム全体を制御するマイクロプロセッサ(50)
と、を具備してなる画像情報の絵/文字自動分離装置。 - 【請求項2】 前記バッファリング手段(30)は、
前記マイクロプロセッサ(50)の制御信号により前記
A/D変換器(10)から出力されるイメージデータ及
び前記アドレス発生手段(20)のアドレス信号をバッ
ファリングする第1バッファ(31)及び第2バッファ
(32)と、前記マイクロプロセッサ(50)の制御信
号により交代に前記第1バッファ(31)及び第2バッ
ファ(32)から出力されるイメージデータをそれら第
1バッファ(31)及び第2バッファ(32)を通って
出力されるアドレス信号に合わせて所定ラインづつ貯蔵
する第1メモリ手段(41)及び第2メモリ手段(42
)と、前記マイクロプロセッサ(50)の制御信号によ
り交代に該マイクロプロセッサ(50)から出力される
アドレス信号をバッファリングして前記第1メモリ手段
(41)及び第2メモリ手段(42)の出力指定アドレ
スに入力させそれら第1メモリ手段(41)及び第2メ
モリ手段(42)から出力されるイメージデータを前記
マイクロプロセッサ(50)に出力する第3バッファ(
33)及び第4バッファ(34)と、により構成された
請求項1記載の画像情報の絵/文字自動分離装置。 - 【請求項3】 スキャナから入力するアナログイメー
ジ信号をディジタルデータに変換して貯蔵する第1段階
(S1)と、該第1段階(S1)で貯蔵したデータを4
ライン単位に読み入れる第2段階(S2)と、その読み
入れたデータを所定のマスクでブロック化して各ブロッ
クの平均値を求める第3段階(S3)と、該第3段階(
S3)で求めた各ブロックの平均値を利用し地色の照度
を求める第4段階(S4)と、所定数のブロックでウィ
ンドウを設定し該ウィンドウ単位で絵/文字領域を分離
する第5段階(S5)と、該第5段階(S5)が完了し
た後ウィンドウ単位で分離した誤分離を補正する第6段
階(S6)と、該第6段階(S6)が完了した後境界線
の整列を行う第7段階(S7)と、該第7段階(S7)
が完了した後遅延時間を補正して絵/文字の分離を完了
する第8段階(S8)とを順次遂行するようにしてなる
画像情報の絵/文字自動分離方式。 - 【請求項4】 前記第4段階(S4)で地色の照度を
求める方式は、各ブロックラインのブロックを一束3ブ
ロックづつ束ねて各束の平均値を求めた後、それら平均
値中最大値を地色の照度値に設定するようにしてなる請
求項3記載の画像情報の絵/文字自動分離方式。 - 【請求項5】 前記第5段階(S5)のウィンドウ設
定は、横手方向に16ブロックを1ウィンドウに設定す
るようにしてなる請求項3記載の画像情報の絵/文字自
動分離方式。 - 【請求項6】 前記第5段階(S5)の絵/文字分離
方式は、ウィンドウ内の各ブロック中、一つのブロック
でも地色の照度を有したブロックがあれば、そのウィン
ドウを文字領域に分離し、その他は絵領域に分離するよ
うにしてなる請求項3記載の画像情報の絵/文字自動分
離方式。 - 【請求項7】 前記地色の照度を有するブロックの判
定は、該当ブロックの平均値が地色照度値にエラー補正
値を乗じた値よりも大きい値を有すれば、そのブロック
を地色照度を有したブロックとして判定するようにして
なる請求項6記載の画像情報の絵/文字自動分離方式。 - 【請求項8】 前記エラー補正値は、スキャナの入力
センサの精密度に従い、1に近い1以下の値を実験によ
り求めてエラーの補正値に呈するようにしてなる請求項
7記載の画像情報の絵/文字自動分離方式。 - 【請求項9】 前記第6段階の誤分離補正は、文字領
域又は絵領域の一つのウィンドウが地領域のウィンドウ
により囲まれている穴型補正の場合、該当ウィンドウを
囲んでいるウィンドウと同様な領域であるとみなして補
正するようにしてなる請求項3記載の画像情報の絵/文
字自動分離方式。 - 【請求項10】 前記第6段階の誤分離補正は、水平
線及び垂直線補正のとき、水平及び垂直方向の連続した
5個のウィンドウを検索して両方側縁のウィンドウが同
様な領域である場合、その両方側縁のウィンドウ内方側
のウィンドウ中、前記両方側縁のウィンドウの領域と異
なる領域のウィンドウはその両方側縁のウィンドウの領
域と同様な領域であるとみなして補正するようにしてな
る請求項3記載の画像情報の絵/文字自動分離方式。 - 【請求項11】 前記第7段階の境界線整列は、文字
領域又は絵領域から絵領域又は文字領域に変化するとき
、その変化領域のウィンドウを細線化処理して境界線を
整列するようにしてなる請求項3記載の画像情報の絵/
文字自動分離方式。 - 【請求項12】 前記細線化処理は、前記変化領域の
ウィンドウの左側ブロックからしきい値であるかの可否
を判別して、しきい値以上の領域は文字領域に分離し細
線化処理するようにしてなる請求項11記載の画像情報
の絵/文字自動分離方式。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
KR23060/1990 | 1990-12-31 | ||
KR1019900023060A KR930010845B1 (ko) | 1990-12-31 | 1990-12-31 | 화상정보의 그림/문자 자동분리방법 |
Publications (2)
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JPH04296163A true JPH04296163A (ja) | 1992-10-20 |
JP2595158B2 JP2595158B2 (ja) | 1997-03-26 |
Family
ID=19309390
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP3347280A Expired - Lifetime JP2595158B2 (ja) | 1990-12-31 | 1991-12-27 | 画像情報の絵/文字自動分離装置及びその方式 |
Country Status (5)
Country | Link |
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US (1) | US5375197A (ja) |
EP (1) | EP0494026B1 (ja) |
JP (1) | JP2595158B2 (ja) |
KR (1) | KR930010845B1 (ja) |
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