JPH064706A - 画像処理装置 - Google Patents
画像処理装置Info
- Publication number
- JPH064706A JPH064706A JP4162881A JP16288192A JPH064706A JP H064706 A JPH064706 A JP H064706A JP 4162881 A JP4162881 A JP 4162881A JP 16288192 A JP16288192 A JP 16288192A JP H064706 A JPH064706 A JP H064706A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- character
- density
- data
- binarization processing
- threshold value
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Character Input (AREA)
- Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 文字データの背景または文字データ自体の濃
度が均一でない場合においても、文字は黒、背景は白と
なるように文字認識に適した文字データの２値化処理を
施すこと。 【構成】 画像読み取り手段１０２により画像を読み取
り、文字切出し手段１０３により前記画像の所定領域を
切り出し、前記文字切り出し手段１０３により該領域に
対し、しきい値決定手段１０４で平均濃度を決定し２値
化処理手段１０５により２値化処理を行う。
度が均一でない場合においても、文字は黒、背景は白と
なるように文字認識に適した文字データの２値化処理を
施すこと。 【構成】 画像読み取り手段１０２により画像を読み取
り、文字切出し手段１０３により前記画像の所定領域を
切り出し、前記文字切り出し手段１０３により該領域に
対し、しきい値決定手段１０４で平均濃度を決定し２値
化処理手段１０５により２値化処理を行う。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、文字、写真等を含む画
像データを入力し、２値化処理を施す画像処理装置に関
する。
像データを入力し、２値化処理を施す画像処理装置に関
する。
【０００２】
【従来の技術】画像読み取り手段によって入力された文
字データからなる階調画像データを文字認識装置により
読み取らせる時、文字と文字の背景をはっきりと区別す
るために２値化処理を用いる。前記２値化処理は、階調
画像データの画素データの濃度値としきい値とよばれる
固定濃度値を比較した時に、前記画素データの濃度値が
前記しきい値以上であれば黒、前記しきい値より小さけ
れば白とする２値化処理方法である（以下、単純２値化
処理と呼ぶ）。前記単純２値化処理を施す際のしきい値
の設定手段としては、最初からあるしきい値を設定して
おく手段、または、プリスキャンの際に、読み取る原稿
全体の濃度値を算出し、前記濃度値を参照して自動的も
しくは手動的にしきい値を設定する方法（特開平２ー１
１６２６６号）を用いていた。
字データからなる階調画像データを文字認識装置により
読み取らせる時、文字と文字の背景をはっきりと区別す
るために２値化処理を用いる。前記２値化処理は、階調
画像データの画素データの濃度値としきい値とよばれる
固定濃度値を比較した時に、前記画素データの濃度値が
前記しきい値以上であれば黒、前記しきい値より小さけ
れば白とする２値化処理方法である（以下、単純２値化
処理と呼ぶ）。前記単純２値化処理を施す際のしきい値
の設定手段としては、最初からあるしきい値を設定して
おく手段、または、プリスキャンの際に、読み取る原稿
全体の濃度値を算出し、前記濃度値を参照して自動的も
しくは手動的にしきい値を設定する方法（特開平２ー１
１６２６６号）を用いていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、文字認
識を行なうときには文字と背景をはっきり区別する必要
があり、文字は黒、背景は白となる２値化処理が理想的
であるが、従来の方法による２値化処理によると、文字
データの読み取りの際、図４（ａ）に示すように、読み
取る文字データの背景の濃度が均一でない（背景濃度４
１０、背景濃度４１１の順に濃度が濃くなる）場合、ま
たは、図４（ｂ）に示すように、文字データ自体の濃度
が均一でない（文字濃度４２０に示す細い文字、文字濃
度４２１に示す太い文字の順に濃度が濃くなる）場合に
おいて、全体の濃度値を見てしきい値（例えば、図４
（ａ）においては４１０、４１１の濃度値の間の値、図
４（ｂ）においては４２０、４２１の間の値となった
時）を設定し２値化処理を施すと文字が欠けたり、欠落
したりしてしまい、前記２値化処理結果を文字認識装置
にかけると誤認識、欠落の大きな原因となってしまうと
いう問題点があった。
識を行なうときには文字と背景をはっきり区別する必要
があり、文字は黒、背景は白となる２値化処理が理想的
であるが、従来の方法による２値化処理によると、文字
データの読み取りの際、図４（ａ）に示すように、読み
取る文字データの背景の濃度が均一でない（背景濃度４
１０、背景濃度４１１の順に濃度が濃くなる）場合、ま
たは、図４（ｂ）に示すように、文字データ自体の濃度
が均一でない（文字濃度４２０に示す細い文字、文字濃
度４２１に示す太い文字の順に濃度が濃くなる）場合に
おいて、全体の濃度値を見てしきい値（例えば、図４
（ａ）においては４１０、４１１の濃度値の間の値、図
４（ｂ）においては４２０、４２１の間の値となった
時）を設定し２値化処理を施すと文字が欠けたり、欠落
したりしてしまい、前記２値化処理結果を文字認識装置
にかけると誤認識、欠落の大きな原因となってしまうと
いう問題点があった。
【０００４】本発明はこの様な問題に鑑みてなされたも
のであって、その目的とするところは、文字データの背
景または文字データ自体の濃度が均一でない時でも、文
字は黒、背景は白となるように文字認識に適した文字デ
ータの２値化処理を施すことのできる画像処理装置を提
供することにある。
のであって、その目的とするところは、文字データの背
景または文字データ自体の濃度が均一でない時でも、文
字は黒、背景は白となるように文字認識に適した文字デ
ータの２値化処理を施すことのできる画像処理装置を提
供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明による画像処理装
置は、画像読み取り手段と、文字切出し手段と、しきい
値設定手段と、２値化処理手段とを具備することを特徴
とする。
置は、画像読み取り手段と、文字切出し手段と、しきい
値設定手段と、２値化処理手段とを具備することを特徴
とする。
【０００６】
【実施例】以下、本発明について実施例に基づいて詳細
に説明する。
に説明する。
【０００７】図１は、本発明による画像処理装置の１つ
の構成例を示した図である。
の構成例を示した図である。
【０００８】本発明による画像処理装置１０１は、撮像
装置とＡ／Ｄ変換器からなる画像読み取り手段１０２、
文字切出し手段１０３、しきい値設定手段１０４、２値
化処理手段１０５、画像メモリ１０６から構成されてい
る。
装置とＡ／Ｄ変換器からなる画像読み取り手段１０２、
文字切出し手段１０３、しきい値設定手段１０４、２値
化処理手段１０５、画像メモリ１０６から構成されてい
る。
【０００９】前記画像読み取り手段１０２は、文字デー
タからなる入力画像を階調画像データとして読み取り、
画像メモリ１０６に格納する。
タからなる入力画像を階調画像データとして読み取り、
画像メモリ１０６に格納する。
【００１０】前記文字切出し手段１０３は、前記２値化
手段１０５によって２値化され前記画像メモリ１０６に
格納された２値の文字データに対して文字の切出しを行
ない、切出された文字に対する文字枠の位置、縦横の大
きさの情報（以下、文字枠情報と呼ぶ）を文字枠情報レ
ジスタ１１０に格納する。本実施例における文字切出し
方法としては、図２に示すように、２値化された文字デ
ータから文字と文字、行と行の隙間を検出して１文字の
文字枠を設定する手段（参考文献 「パターン認識」
森健一監修 社団法人電子情報通信学会）を用いてい
る。
手段１０５によって２値化され前記画像メモリ１０６に
格納された２値の文字データに対して文字の切出しを行
ない、切出された文字に対する文字枠の位置、縦横の大
きさの情報（以下、文字枠情報と呼ぶ）を文字枠情報レ
ジスタ１１０に格納する。本実施例における文字切出し
方法としては、図２に示すように、２値化された文字デ
ータから文字と文字、行と行の隙間を検出して１文字の
文字枠を設定する手段（参考文献 「パターン認識」
森健一監修 社団法人電子情報通信学会）を用いてい
る。
【００１１】前記しきい値設定手段１０４は、前記画像
メモリ１０６に格納されている前記階調画像データと、
前記文字枠情報レジスタ１１０の文字枠情報を参考に文
字枠内の階調画像データを読みだし、文字枠の平均濃度
値を算出する。前記平均濃度値を単純２値化処理の際の
しきい値として設定し、前記しきい値と前記文字枠内の
階調画像データを前記２値化処理手段１０５に送る。
メモリ１０６に格納されている前記階調画像データと、
前記文字枠情報レジスタ１１０の文字枠情報を参考に文
字枠内の階調画像データを読みだし、文字枠の平均濃度
値を算出する。前記平均濃度値を単純２値化処理の際の
しきい値として設定し、前記しきい値と前記文字枠内の
階調画像データを前記２値化処理手段１０５に送る。
【００１２】前記２値化処理手段１０５は、前記しきい
値設定手段１０４から送られてくる単純２値化処理の際
のしきい値と文字枠内の階調画像データを受け取り、前
記文字枠内の階調画像データに対して単純２値化処理を
施した処理結果を出力する。本発明による画像処理装置
を用いて、図３（ａ）に示す背景濃度が均一でない（背
景濃度３３０、背景濃度３３１、背景濃度３３２、背景
濃度３３３の順に濃度値が濃くなる）文字データ３０１
を２値化処理する過程を以下に示す。
値設定手段１０４から送られてくる単純２値化処理の際
のしきい値と文字枠内の階調画像データを受け取り、前
記文字枠内の階調画像データに対して単純２値化処理を
施した処理結果を出力する。本発明による画像処理装置
を用いて、図３（ａ）に示す背景濃度が均一でない（背
景濃度３３０、背景濃度３３１、背景濃度３３２、背景
濃度３３３の順に濃度値が濃くなる）文字データ３０１
を２値化処理する過程を以下に示す。
【００１３】（ステップ１）図３（ａ）に示す文字デー
タ３０１を画像読み取り装置１０２によって読み取り、
８ｂｉｔの階調データとして画像メモリ１０６に格納す
る。
タ３０１を画像読み取り装置１０２によって読み取り、
８ｂｉｔの階調データとして画像メモリ１０６に格納す
る。
【００１４】（ステップ２）文字切出し手段１０３は、
２値化されたデータで処理を行なうため、適当なしきい
値を用いて２値化処理手段１０５によって前記画像メモ
リ１０６に格納されている前記階調データの単純２値化
処理を行ない、前記画像メモリ１０６に前記単純２値化
処理結果の２値の文字データを格納する。
２値化されたデータで処理を行なうため、適当なしきい
値を用いて２値化処理手段１０５によって前記画像メモ
リ１０６に格納されている前記階調データの単純２値化
処理を行ない、前記画像メモリ１０６に前記単純２値化
処理結果の２値の文字データを格納する。
【００１５】（ステップ３）２値の文字データが格納さ
れた後、文字切出し手段１０３は、前記画像メモリ１０
６に格納されている２値の文字データを読みだしながら
文字の切出しを行ない、文字枠を設定する。文字の切出
しを行なった結果、図３（ｂ）に示すような文字枠３１
０が各文字毎に設定され、文字切出し手段１０３は前記
文字枠３１０の文字枠情報（開始画素位置３１１、縦方
向画素数３１２、横方向画素数３１３）を文字枠情報レ
ジスタに格納する。
れた後、文字切出し手段１０３は、前記画像メモリ１０
６に格納されている２値の文字データを読みだしながら
文字の切出しを行ない、文字枠を設定する。文字の切出
しを行なった結果、図３（ｂ）に示すような文字枠３１
０が各文字毎に設定され、文字切出し手段１０３は前記
文字枠３１０の文字枠情報（開始画素位置３１１、縦方
向画素数３１２、横方向画素数３１３）を文字枠情報レ
ジスタに格納する。
【００１６】（ステップ４）文字枠情報が格納された
後、しきい値設定手段１０４は、前記文字枠情報レジス
タ１１０から文字枠情報を読みだし、前記画像メモリ１
０６から前記文字枠情報に対応する文字枠の階調データ
を読みだす。
後、しきい値設定手段１０４は、前記文字枠情報レジス
タ１１０から文字枠情報を読みだし、前記画像メモリ１
０６から前記文字枠情報に対応する文字枠の階調データ
を読みだす。
【００１７】（ステップ５）前記文字枠の階調データか
ら前記文字枠の平均濃度値を算出した後、前記平均濃度
値をしきい値として設定し、前記文字枠の階調データと
前記しきい値を２値化処理手段１０５に送る。
ら前記文字枠の平均濃度値を算出した後、前記平均濃度
値をしきい値として設定し、前記文字枠の階調データと
前記しきい値を２値化処理手段１０５に送る。
【００１８】（ステップ６）２値化処理手段１０５は、
しきい値を設定する際に読みだした前記文字枠の階調デ
ータと、前記しきい値設定手段１０４で設定されたしき
い値を受け取り、前記しきい値によって前記階調文字デ
ータに２単純値化処理を施す。
しきい値を設定する際に読みだした前記文字枠の階調デ
ータと、前記しきい値設定手段１０４で設定されたしき
い値を受け取り、前記しきい値によって前記階調文字デ
ータに２単純値化処理を施す。
【００１９】以上の動作により図３（ｃ）に示す単純２
値化処理結果が得られる。
値化処理結果が得られる。
【００２０】なお、図３（ｄ）は、しきい値の設定例と
して、文字Ｔの文字枠３２０におけるしきい値の設定例
を示した図である。文字Ｔの背景の濃度値３２１は１２
９、文字Ｔ自体の濃度値３２２は２５０である時、文字
枠３２０全体の平均濃度値を算出すると１８０となる。
この平均濃度値を文字枠３２０のしきい値として設定す
る。
して、文字Ｔの文字枠３２０におけるしきい値の設定例
を示した図である。文字Ｔの背景の濃度値３２１は１２
９、文字Ｔ自体の濃度値３２２は２５０である時、文字
枠３２０全体の平均濃度値を算出すると１８０となる。
この平均濃度値を文字枠３２０のしきい値として設定す
る。
【００２１】
【発明の効果】以上説明したように本発明の画像処理装
置によれば、文字データを読み取る際に文字データの切
出しを行ない、切出された各々の文字枠に対してしきい
値を設定し、前記しきい値によって２値化処理を行なう
ことにより、文字データの背景または文字データ自体の
濃度が均一でない時でも、文字は黒、背景は白となるよ
うに文字認識に適した文字データの２値化処理を施すこ
とができる。
置によれば、文字データを読み取る際に文字データの切
出しを行ない、切出された各々の文字枠に対してしきい
値を設定し、前記しきい値によって２値化処理を行なう
ことにより、文字データの背景または文字データ自体の
濃度が均一でない時でも、文字は黒、背景は白となるよ
うに文字認識に適した文字データの２値化処理を施すこ
とができる。
【図１】本発明の画像処理装置の構成例を示す図。
【図２】文字切出し手段の例を示す図。
【図３】本発明の実施例を説明する図。
【図４】従来例を説明する図。
１０１ 本発明による画像処理装置 １０２ 画像読み取り手段 １０３ 文字切出し手段 １０４ しきい値設定手段 １０５ ２値化処理手段 １０６ 画像メモリ １１０ 文字枠情報レジスタ ３１０ 文字枠 ３１１ 文字枠の開始画素位置 ３１２ 文字枠の縦方向画素数 ３１３ 文字枠の横方向画素数 ３２０ 文字Ｔの文字枠 ３２１ 文字Ｔの背景の濃度値 ３２２ 文字Ｔの濃度値 ３３０〜３３３ 背景濃度 ４０１ 背景の濃度が均一でない文字データ ４０２ ４０１を従来の方法で２値化処理した結果 ４０３ 文字の濃度が均一でない文字データ ４０４ ４０３を従来の方法で２値化処理した結果 ４１０、４１１ 背景濃度 ４２０、４２１ 文字濃度
Claims (1)
- 【請求項１】 文字、写真等を含む画像データを入力
し、２値化処理を施す画像処理装置において、画像読み
取り手段と、文字切出し手段と、しきい値設定手段と、
２値化処理手段とを具備することを特徴とする画像処理
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4162881A JPH064706A (ja) | 1992-06-22 | 1992-06-22 | 画像処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4162881A JPH064706A (ja) | 1992-06-22 | 1992-06-22 | 画像処理装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH064706A true JPH064706A (ja) | 1994-01-14 |
Family
ID=15763042
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4162881A Pending JPH064706A (ja) | 1992-06-22 | 1992-06-22 | 画像処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH064706A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5886759A (en) * | 1995-03-06 | 1999-03-23 | Hitachi, Ltd. | Liquid crystal display device having a side edge type back light system with a hue layer in the vicinity of the light source |
-
1992
- 1992-06-22 JP JP4162881A patent/JPH064706A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5886759A (en) * | 1995-03-06 | 1999-03-23 | Hitachi, Ltd. | Liquid crystal display device having a side edge type back light system with a hue layer in the vicinity of the light source |
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