JPH09121285A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JPH09121285A
JPH09121285A JP7278154A JP27815495A JPH09121285A JP H09121285 A JPH09121285 A JP H09121285A JP 7278154 A JP7278154 A JP 7278154A JP 27815495 A JP27815495 A JP 27815495A JP H09121285 A JPH09121285 A JP H09121285A
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JP
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JP7278154A
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Takahiro Sagawa
隆博 佐川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 イメージスキャナや複写機などの画像読み取
り装置において、ハーフトーニング処理される多階調画
像データのビット数を確保するために、γ補正によるデ
ータビット数の低下を見込んで、その分だけ元の画像デ
ータのビット数を高くする場合に、色補正・拡大縮小処
理で扱うデータのビット数は高くならないようにする。 【解決手段】 読取った元の画像データに先ずγ補正を
行ない、ここで2ビット程度ビット数を減らす。次に、
このビット数を減らされたデータに色補正・拡大縮小処
理を行う。色補正・拡大縮小処理後のデータは、一方で
写真領域に対するハーフトーニング処理に渡され、他方
で1/γ補正処理に渡される。1/γ補正されたデータ
は、文字領域の2値化処理や文字/写真領域判別処理に
渡される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はイメージスキャナ
や複写機のような画像読み取り装置における画像処理装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の処理方式では、図1に示
すように、イメージセンサなどで読み取った、例えば8
ビットの(つまり、各画素の階調を8ビットで表した)
読み取りデータをシェーディング補正などの前処理を施
した後に色補正・拡大縮小部1に渡す。この色補正・拡
大縮小部1では色補正や画像サイズの拡大または縮小を
行った後、8ビットのデータを出力する。この8ビット
のデータは領域判定部2、文字2値化部3、及びγ補正
部4にそれぞれ渡される。
【0003】領域判定部2は8ビットのデータのうち、
例えば上位4ビットのデータを用いて、その画像領域が
文字領域か写真領域かを判定する。ここで、文字の領域
とは、背景の白と文字の黒の2つのトーンだけからなる
領域をいう。また、写真領域とは白から黒まで多数の階
調で表された領域をいう。
【0004】文字2値化部3は文字の領域を1ビットの
データに変換するためのもので、入力される8ビットの
データのうち、例えば最上位の1ビットといったある特
定のデータを用いて、この2値化処理を行う。
【0005】γ補正部4は写真領域に対してγ補正を施
すためのもので、8ビットのデータに対してこのγ処理
を行う。γ補正部4から出力されたデータは次にハーフ
トーニング部5に送られ、ここでディザ法、平均誤差最
小法、または誤差拡散法などのハーフトーニング方法に
よって1ビットのデータに変換される。
【0006】セレクタ6は領域判定部2からの信号に基
づいて、その領域が文字領域であれば文字2値化部3か
らの信号を、また、写真領域であればハーフトーニング
部5からの信号を選択し2値化出力する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】この従来の構成での1
つの問題点は、γ補正部4で入力された8ビットのデー
タが実質的に6ビットデータに精度が低下してしまうこ
とにある。
【0008】即ち、γ補正部4に入力される8ビットの
データは0〜255までの256階調を表したデータで
あるが、これがγ補正によって非線形なγ曲線に従って
変換されることにより、階調に対する分解能が実質的に
6ビット、つまり64階調程度に低下してしまう。
【0009】即ち、γ補正部4の出力は実際には8ビッ
トであるが、そのデータが保有している情報量は実質的
に6ビットデータ程度の情報量になっている。
【0010】このように、γ補正部4によって階調に対
する分解能が2ビット程度低下することにより、結果と
して出力データにおける写真領域の画質が低下する問題
がある。
【0011】この従来の構成で、実質的に8ビットのデ
ータをハーフトーニング部5に与えたいとするならば、
色補正・拡大縮小部1に入力される元のデータを10ビ
ットに上げる必要がある。
【0012】しかしそうすると、色補正・拡大縮小部1
も10ビット化しなければならなくなる。この色補正・
拡大縮小処理は比較的複雑な処理であるため、これを8
ビットに対する構成から10ビットに対する構成にする
と、コストが高くなるという問題がある。
【0013】従って、本発明の目的は、従来と同様の構
成の色補正・拡大縮小部を用いてコストを高めることな
く、写真部分の画質を高めた画像データ処理を行うこと
ができる画像処理装置を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の画像処理装置
は、元の画像データに対し先にγ補正を施した後に、色
補正及び拡大/縮小処理を施す。そして、色補正・拡大
縮小処理を施された画像データは、一方において、例え
ば写真領域のハーフトーニング処理に利用するように提
供されると共に、他方において、更にγ補正の逆変換で
ある1/γ補正を施されて、例えば文字領域の2値化や
文字領域と写真領域の領域識別等の処理のために提供さ
れる。
【0015】本発明の画像処理装置によれば、最初のγ
補正の段階で画像データの精度が2ビット程度低下し、
その低下した精度のデータに対し、色補正・拡大縮小処
理が行われる。更に、色補正・拡大縮小処理がなされた
データに対し1/γ補正が行われて、データの精度は更
に2ビット程度低下する。写真領域のハーフトーニング
処理は、色補正・拡大縮小処理の後のデータ、つまり元
のデータから2ビット程度精度が低下したデータに対し
て行うことができる。一方、文字領域の2値化処理や文
字領域と写真領域の識別処理は、1/γ補正後のデー
タ、つまり元のデータから4ビット程度精度が低下した
データに対して行うことができる。
【0016】従って、ハーフトーニング処理の対象とな
るデータに例えば8ビットの精度が欲しい場合、元の画
像データは少なくとも10ビットとする必要があるが、
その場合、色補正・拡大縮小処理はγ補正後の8ビット
のデータに対して行えばすむため、従来のようなコスト
増加が生じない。また、文字領域2値化処理や領域式別
処理は、更に精度の低下したデータに対して行うことに
なるが、これらの処理は高い精度のデータを元来必要と
しないので、問題なく処理を行うことができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0018】図2は本発明の一実施の形態を示す画像処
理装置のブロック図である。
【0019】本発明においては、色補正・拡大縮小部1
を従来の構成のままとし、かつハーフトーニング部5に
入力される画像データのビット数を8ビットとするため
に、図2に示すように、γ補正部4を色補正・拡大縮小
部1の前段に配置し、このγ補正部4には10ビットの
画像データを入力するようにしたものである。
【0020】また、色補正・拡大縮小部1の後段であ
り、領域判定部2と文字2値化部3の前段には、γ補正
の逆変換を行う1/γ補正部7を新たに備えたものであ
る。その他の構成は図1に示す従来例と同じである。
【0021】このような構成において、図示しないイメ
ージセンサで読み取られ、そしてシェーディング補正な
どの前処理が施された10ビットのデータを最初にγ補
正部4に渡す。γ補正部4はこの10ビットデータを所
定のγ曲線に従って変換する。このγ補正によって既に
説明したように、2ビット程度の精度低下が生じる。そ
こでγ補正部4はこの2ビット程度の精度低下を見込ん
で、入力した10ビットデータを8ビットデータに落と
して出力する。この8ビットデータは次に色補正・拡大
縮小部1に送られ、従来と同様に、色補正処理及び拡大
または縮小処理が施される。
【0022】色補正・拡大縮小部1から出力された8ビ
ットデータは1/γ補正部7及びハーフトーニング部5
に渡される。1/γ補正部7はγ補正の逆変換を行って
元の10ビットデータと同等の特性を持つデータに変換
する。このとき、やはり非線形な変換が行われるため、
入力された8ビットのデータはさらに2ビット程度精度
が低下する。
【0023】しかし、この1/γ補正部7はこの精度低
下したデータをさらに4ビットにまで低下させて出力す
る。その理由は、この4ビットの出力データは次に領域
判定部2及び文字2値化部3に送られるが、領域判定部
2や文字2値化部3は本来、階調分解能の高いデータを
必要とせず、領域判定部2は4ビット、文字2値化部3
は1ビットのデータで十分だからである。
【0024】つまり、領域判定部2及び文字2値化部3
はその入力データに対し、本来それ程高い階調分解能を
要求しないので、γ補正及び1/γ補正によってデータ
の階調分解能、即ち精度が低下しても全く問題にならな
いからである。
【0025】領域判定部2は入力された4ビットのデー
タに基づいて写真領域か文字領域かを判定する。文字2
値化部3は入力された4ビットのデータのうちの最上位
の1ビットを用いて1ビットの文字データを出力する。
【0026】また、色補正・拡大縮小部1から出力され
た8ビットのデータはハーフトーニング部5にも送られ
る。このハーフトーニング部5は入力された8ビットの
データに基づいて、ディザ法、平均誤差最小法、または
誤差拡散法などのハーフトーニング方法を用いて階調表
現した1ビットのデータを出力する。このハーフトーニ
ング部5では入力データが8ビット、つまり256階調
を表現したデータであるため、高い画質を持った写真デ
ータを出力することができる。
【0027】セレクタ6は領域判定部2からの信号に基
づいて、文字2値化部3からの文字データまたはハーフ
トーニング部5からの写真データを選択して出力する。
【0028】本発明のこの実施形態によれば、写真領域
は8ビットのデータを用いて階調が表現されているた
め、画質の低下はない。また従来の構成に比べると、1
/γ補正部7が増えているが、これは256ワード×4
ビットの小さなROMで実現することができるので、さ
ほどのコスト増加にはならない。
【0029】また、従来の方式で同等の画質を得るため
には、色補正・拡大縮小部1を10ビット化しなければ
ならなかった訳であるが、本発明の実施形態では色補正
・拡大縮小部1は8ビットの構成のままで適用できる。
【0030】従って、この色補正・拡大縮小部1が大き
くなることによるコスト増加はない。また、γ補正部4
は10ビット化される訳であるが、これもROMで構成
するだけで済むため、大きなコスト増加にはならない。
【0031】以上の結果、コストを高めることなく写真
の高画質が得られるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来例に係る画像処理装置のブロック図であ
る。
【図2】本発明の一実施形態に係る画像処理装置のブロ
ック図である。
【符号の説明】
1 色補正・拡大縮小部 2 領域判定部 3 文字2値化部 4 γ補正部 5 ハーフトーニング部 6 セレクタ 7 1/γ補正部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像データに対しγ補正を施すγ補正部
    と、 γ補正部から出力された画像データに対し色補正及び拡
    大/縮小処理を施す色補正・拡大縮小部と、 色補正・拡大縮小部から出力された画像データに対しγ
    補正の逆変換を行う1/γ補正部と、を備えて、前記色
    補正・拡大縮小部から出力された画像データと、前記1
    /γ補正部から出力された画像データとを提供すること
    を特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の画像処理装置において、 前記1/γ補正部から出力された画像データの文字領域
    を2値化する文字2値化部と、 前記色補正・拡大縮小部から出力された画像データの写
    真領域を2値化するハーフトーニング部と、 前記1/γ補正部から出力された画像データの写真領域
    と文字領域とを識別する領域判定部と、 前記領域判定部からの信号に基づいて前記文字2値化部
    と前記ハーフトーニング部の何れか一方からの出力画像
    データを選択するセレクタと、を更に備えたことを特徴
    とする画像処理装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の画像処理装置において、
    前記γ補正部が、前記写真領域に要求される階調数を表
    すのに必要なビット数より多いビット数の画像データを
    入力して前記必要なビット数の画像データに変換するこ
    とを特徴とする画像処理装置。
JP27815495A 1995-10-25 1995-10-25 画像処理装置 Expired - Lifetime JP3475606B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2004100529A1 (ja) * 2003-05-08 2004-11-18 Seiko Epson Corporation 階調表現をするための画像処理

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2004100529A1 (ja) * 2003-05-08 2004-11-18 Seiko Epson Corporation 階調表現をするための画像処理
JPWO2004100529A1 (ja) * 2003-05-08 2006-07-13 セイコーエプソン株式会社 階調表現をするための画像処理
JP4508108B2 (ja) * 2003-05-08 2010-07-21 セイコーエプソン株式会社 階調表現をするための画像処理

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