JP4508108B2 - 階調表現をするための画像処理 - Google Patents

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Description

本発明は、階調表現をするためのデジタル画像処理技術に関する。
明るさやカラーバランスなどを補正して希望の画像を得る目的で、入力画像の入力画素値を補正してトーン補正値(以下、「従来の補正値」と書く)とすることが、通常行なわれている。(例えば、特開2002−223358号公報)
この際、前記従来の補正値のビット数は、入力画素値のビット数と同じであった。
図10は、従来技術における従来の補正値の決定手順を示す図である。図10(A)は、入力画素値DIと従来の補正値Jとの関係を示すトーンカーブであり、入力画素値DIのビット数も、従来の補正値Jのビット数も8ビットである例を示している。図10(B)は、ある入力画素に対する入力画素値DIbの値127をトーンカーブに従って補正し、その結果が連続値である場合の値(以下、「元ビットの連続値」と書く)Abが128.2である場合を例を示している。実際にはデジタル処理を行なうので、従来の補正値Jbは離散的な値128となる。図10(c)は、入力画素値DIcが128で元ビットの連続値Acが128.7である場合、従来の補正値Jcも128となることを示している。図10(D)は、入力画素値DIdが129で元ビットの連続値Adが128.9である場合も、従来の補正値Jdが128となることを示している。
このように、前述の従来技術では、入力画素値DIが異なる値に対しても従来の補正値Jが同一の値となってしまい、入力画素値に対する階調が失われるという問題があった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、トーンカーブに従って行なった補正によっても階調再現性を劣化させない、階調表現に優れる画像処理技術を提供することを目的とする。
上述の課題を解決するため、本発明の画像処理方法は、入力画素の画素値を補正する画像処理方法であって、(i)前記入力画素値と、前記入力画素値を補正した第1のトーン補正値との関係を示す変換関係を設定する工程と、(ii)前記変換関係に従い、前記入力画素値を、前記入力画素値のビット数よりもビット数の多い前記第1のトーン補正値に変換する工程と、(iii)前記第1のトーン補正値から、前記第1のトーン補正値のビット数よりもビット数の少ない第2のトーン補正値を生成する工程と、を備え、前記工程(iii)は、互いに隣接する複数の画素における複数の前記第2のトーン補正値によって前記第1のトーン補正値の階調が表されるように、前記第2のトーン補正値を生成する。
この画像処理方法によれば、前記入力画素値を高階調の前記第1のトーン補正値に変換し、この前記第1のトーン補正値の階調を複数の画素で表現する前記第2のトーン補正値で表現するため、階調表現に優れる画像を得ることができる。同時に、前記第2のトーン補正値のビット数は、前記第1のトーン補正値のビット数よりも少ないビット数であるので、トーン補正後の処理に、大幅な負荷増加を招かずに処理することができる。
前記第2のトーン補正値のビット数は、前記入力画素値のビット数と同じであっても良い。
この画像処理方法によれば、トーン補正後の処理で扱うデータのビット数が、前記入力画素値のビット数と同じあるため、トーン処理後の負荷が変化しない。にもかかわらず、前記入力画素値を高階調の前記第1のトーン補正値に変換し、この前記第1のトーン補正値の階調を複数の画素で表現する前記第2のトーン補正値で表現するため、階調表現に優れる画像を得ることができる。
前記第1のトーン補正値のビット数と前記入力画素値のビット数との差が、前記第1のトーン補正値のビット数と前記第2のトーン補正値のビット数との差、よりも大きくても良い。
この画像処理方法によれば、前記第2のトーン補正値の表現できる階調数が階乗的に増加するので、階調表現を飛躍的に増加することができる。
前記工程(iii)は、ディザ法を用いて前記第1のトーン補正値のビット数を低減する工程であっても良い。
前記工程(iii)で用いるディザマトリックスの要素数は、前記第1のトーン補正値のビット数で表現できる階調数を前記第2のトーン補正値のビット数で表現できる階調数で除した数で済む。つまり、この画像処理方法によれば、小さなサイズのマトリックスによる処理によって、階調表現に優れる画像を得ることができる。
前記工程(iii)は、誤差拡散法を用いて前記第1のトーン補正値のビット数を低減する工程であっても良い。
この画像処理方法によれば、ビット数低減誤差が目立たなくなるため、より高画質な画像を得ることができる。
上記画像処理方法は、さらに、前記工程(ii)と前記工程(iii)の間に、前記第1のトーン補正値に対して第1の画像補正処理を実行することによって前記第1のトーン補正値を修正する工程と、前記工程(iii)の後に、前記第2のトーン補正値を用いて第2の画像補正処理を実行する工程と、を備えるようにしてもよい。
前記第1の画像補正処理は、比較的少量の画像データをバッファメモリに格納した状態で実行される処理であり、前記第2の画像補正処理は、比較的多量の画像データを前記バッファメモリに格納した状態で実行される処理であるものとすることが好ましい。
また、前記第1の画像補正処理は彩度補正を含み、前記第2の画像補正処理はシャープネス調整を含むことが好ましい。
なお、本発明は、種々の態様で実現することが可能であり、例えば、画像処理方法を実現する画像処理装置やコンピュータプログラム、そのコンピュータプログラムを記録した記録媒体等の態様で実現することができる。
図1は、本発明の一実施例として画像処理装置の構成を示すブロック図である。
図2は、第1実施例における階調変換モジュール97を示すブロック図である。
図3は、第1実施例における、入力画素値DIと第2のトーン補正値DMの関係を示す図である。
図4は、第1実施例における、入力画素値DIと第2のトーン補正値DMの他の関係を示す図である。
図5は、第2実施例における、入力画素値DIと第2のトーン補正値DMの関係を示す図である。
図6は、第3実施例における、入力画素値DIと第2のトーン補正値DMの関係を示す図である。
図7は、第4実施例のプリンタドライバの構成を示すブロック図である。
図8は、第4実施例の処理手順を示すフローチャートである。
図9は、エンハンス処理の詳細手順を示すフローチャートである。
図10は、従来技術における、入力画素値DIと第2のトーン補正値DMの関係を示す図である。
本発明の実施の形態を実施例にもとづいて以下の順番で説明する。
A.装置の構成:
B.第1実施例:
C.第2実施例:
D.第3実施例:
E.第4実施例:
F.変形例:
A.装置の構成:
図1は、本発明の一実施例として、画像処理装置の構成を示すブロック図である。この画像処理システムは、コンピュータ90と、プリンタ20と、を備えている。なお、プリンタ20とコンピュータ90とを含む画像処理システムは、広義の「画像処理装置」と呼ぶことができる。
コンピュータ90では、所定のオペレーティングシステムの下で、アプリケーションプログラム95が動作している。オペレーティングシステムには、ビデオドライバ91やプリンタドライバ96が組み込まれており、アプリケーションプログラム95からは、これらのドライバを介して、プリンタ20に転送するための印刷データPDが出力される。画像のレタッチなどを行うアプリケーションプログラム95は、処理対象の画像に対して所望の処理を行い、また、ビデオドライバ91を介してCRT21に画像を表示している。
アプリケーションプログラム95が印刷命令を発すると、コンピュータ90のプリンタドライバ96が、画像データをアプリケーションプログラム95から受け取り、これをプリンタ20に供給する印刷データPDに変換する。プリンタドライバ96の内部には、階調変換モジュール97と、色変換モジュール98と、ハーフトーンモジュール99と、ラスタライザ100と、色変換ルックアップテーブルLUTと、が備えられている。
階調変換モジュール97は、トーン補正モジュール97aとビット数低減モジュール97bから構成されている。アプリケーションプログラム95から受け取った画像データは、複数の入力画素値DIから構成されており、各入力画素値DIは、トーン補正モジュール97aによって、入力画素値DIのビット数よりも多いビット数である第1のトーン補正値DTに変換される。第1のトーン補正値DTは、ビット数低減モジュール97bによって、第1のトーン補正値DTよりも少ないビット数である第2のトーン補正値DMに変換される。
第2のトーン補正値DMは、RGBの3つの色成分からなる画像情報である。色変換モジュール98は、色変換ルックアップテーブルLUTを参照しつつ、各画素ごとに、RGB画像データを、プリンタ20が利用可能な複数のインク色の多階調データに変換する。
色変換された多階調データは、例えば256階調の階調数を有している。ハーフトーンモジュール99は、いわゆるハーフトーン処理を実行してハーフトーン画像データを生成する。このハーフトーン画像データは、ラスタライザ100によりプリンタ20に転送すべきデータ順に並べ替えられ、最終的な印刷データPDとして出力される。なお、印刷データPDは、各主走査時のドットの形成状態を示すラスタデータと、副走査送り量を示すデータと、を含んでいる。
なお、プリンタドライバ96は、各種の画像処理を行なって印刷データPDを生成する機能を実現するためのプログラムに相当する。プリンタドライバ96の機能を実現するためのプログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録された形態で供給される。このような記録媒体としては、フレキシブルディスクやCD−ROM、光磁気ディスク、ICカード、ROMカートリッジ、パンチカード、バーコードなどの符号が印刷された印刷物、コンピュータの内部記憶装置(RAMやROMなどのメモリ)および外部記憶装置等の、コンピュータが読み取り可能な種々の媒体を利用できる。
B.第1実施例:
図2は、第1実施例における階調変換モジュール97を示している。本実施例では、トーン補正モジュール97aは、8ビットの入力画素値DIにトーンカーブ補正を行なって10ビットの第1のトーン補正値DTを生成する。ビット数低減モジュール97bは、10ビットの第1のトーン補正値DTに対し、後述するビット低減処理を行なって、8ビットの第2のトーン補正値DMを生成する。
図3は、第1実施例における、入力画素値DIと第2のトーン補正値DMの関係を示す図である。図3(A)は、トーンカーブであり、8ビットの入力画素値DIと10ビットの第1のトーン補正値DTとの関係を示す曲線である。入力画素値DIの最大値255が、第1のトーン補正値DTの最大値1020に対応するように設定されている。第1のトーン補正値DTの最大値が、10ビットで表すことのできる最大値(1023)よりも小さい理由については、後述する。
図10(B)では、ある入力画素に対する入力画素値DIbの値127をトーンカーブに従って補正し、その結果が連続値である場合の値(以下、「元ビットの連続値」と書く)Abが128.2である場合の従来技術の例を示した。図10(B)に示した、入力画素値DIbが127、元ビットの連続値Abが128.2である場合を例に、第1実施例における、第1のトーン補正値DTの決定手順を述べる。図3(B)に示すように、第1のトーン補正値DTbは、元ビットの連続値Abを4倍して整数化した値である。4倍は、第1のトーン補正値DTのビット数で表現できる階調数(=1024)を入力画素値DIのビット数で表現できる階調数(=256)で除した値である。従って、元ビットの連続値Abが128.2に対応する第1のトーン補正値DTbは512となる。
次に、第2のトーン補正値DMの決定手順を述べる。ここで、図3(E)に示す2×2のディザマトリックスPを導入する。ディザマトリックスPは、2×2に配列された4つの画素P1〜P4に、値0〜3の値が割り当てられたものである。ディザマトリックスPの総要素数(総画素数)は、第1のトーン補正値DTのビット数で表現できる階調数(=1024)を第2のトーン補正値DMのビット数で表現できる階調数(=256)で除した値と同じ値である。第2のトーン補正値DMの値は、以下の式(1)で決定される。
DM=INT[(DT+Pi)/4]...(1)
ここで、INT[X]は、値Xの小数部を切り捨てた整数値を得る関数であり、Piは、ディザマトリックスPのi番目の要素値であり、iは1から4の整数である。除する値4は、第1のトーン補正値DTのビット数で表現できる階調数(=1024)を第2のトーン補正値DMのビット数で表現できる階調数(=256)で除した値である。図3(B)に示すように、ディザマトリックスP内の4つの画素に対応する第1のトーン補正値DTbが全て512である場合には、第2のトーン補正値DMb1,DMb2,DMb3,DMb4は、同じ値128となる。なお、トーンカーブに従って得られた第1のトーン補正値DTの最大値が1020に設定されていた理由は、第1のトーン補正値DTの最大値が、式(1)によって得られる第2のトーン補正値DMが8ビットで表現できる最大値255になるようにするためである。
図3(C)に示すように、入力画素値DIcが128、元ビットの連続値Acが128.7である場合は、前述の手順と同じ手順で、第1のトーン補正値DTcが514となる。ディザマトリックスPおよび式(1)を適用すると、2つの画素位置における第2のトーン補正値DMc1およびDMc4は128となり、他の2つの画素位置における第2のトーン補正値DMc2およびDMc3は129となる。
同様にして、図3(D)に示すように、入力画素値DIdが129、元ビットの連続値Adが128.9である場合は、第2のトーン補正値DTdが515となる。ディザマトリックスPおよび式(1)を適用すると、1つの画素位置における第2のトーン補正値DMd1は128となり、3つの画素位置における第2のトーン補正値DMd2およびDMd3およびDMd4は129となる。
図3では、隣接した4つの入力画素の入力画素値DIが、同じ値である例を述べた。各入力画素値DIは、お互いに異なる値であっても良い。図4は、4つの隣接した入力画素の入力画素値DIf1、DIf2、DIf3、DIf4がそれぞれ127、128、128、129である場合の例である。入力画素値DIが127、128、129にそれぞれ対応する第1のトーン補正値DTは512、514、515である。従って、第1のトーン補正値DTf1、DTf2、DTf3、DTf4はそれぞれ512、514、514、515となる。図3の場合と同様に、図3(E)で示すディザマトリックスPおよび式(1)を適用して、第2のトーン補正値DMf1、DMf2、DMf3、DMf4はそれぞれ128、129、129、129となる。
このように、第1実施例では、第2のトーン補正値DMのビット数を入力画素値DIのビット数より増やすことなく、入力画素値DIをトーンカーブに従って補正した第1のトーン補正値DTの階調を、複数の画素における第2のトーン補正値DMによって表現できる。第2のトーン補正値DMのビット数が増えないことは、図1において説明した色変換モジュール98で扱う1色当りのデータのビット数も増えないことを意味する。従って、メモリおよび処理速度が大幅に増加することがない。
C.第2実施例:
図5(A)は、第2実施例における階調変換モジュール97を示している。入力画素値DIのビット数が8ビットであり、第1のトーン補正値DTのビット数が8+Mビットであり、第2のトーン補正値DMのビット数が8+M−Nビットである。ここで、Mは、2以上の整数であり、Nは1以上の整数である。
図5(B)は、トーンカーブを示している。0から(2−1)までの値である入力画素値DIに対して、第1のトーン補正値DTは、0から(28+M−2)までの値が対応するように、トーンカーブが決定されている。第1のトーン補正値DTが(28+M−2+1)から(28+M−1)までの値であるときは、ビット数低減モジュール97bにおけるビット低減処理において、第2のトーン補正値DMのビット数(8+M−N)で表現できる値の範囲を超えるので、第1のトーン補正値DTの最大値は、(28+M−2)としてある。このようなトーンカーブに従って、入力画素値DIに対応した第1のトーン補正値DTを得る。
図5(C)は、ビット低減モジュール97bにおいて適用するディザマトリックスPを示している。本実施例の場合、ディザマトリックスPの要素数は2N個であり、ディザマトリックスPの要素値は、0から(2−1)までの値である。ディザマトリックスPを適用し、第2のトーン補正値DMは、以下の式(2)で決定する。
DM=INT[(DT+Pi)/2]...(2)
ここで、INT[X]は、値Xの小数部を切り捨てた整数値を得る関数であり、PiはディザマトリックスPのi番目の要素値であり、iは1から2の整数である。
このように、第2のトーン補正値DM以降のビット数の増加は(M−N)ビットだけにもかかわらず、第2のトーン補正値DMが表現できる階調数は、2の階乗で増加することができる。第1のトーン補正値DTのビット数と入力画素値DIのビット数との差であるMが、第1のトーン補正値DTのビット数と第2のトーン補正値DMのビット数との差であるNよりも大きくなればなるほど、第2のトーン補正値DMの表現できる階調数が飛躍的に増加する。
D.第3実施例:
図6は、第3実施例における、入力画素値DIと第2のトーン補正値DMの関係を示す図である。この実施例は、第1のトーン補正値DTから第2のトーン補正値DMを決定する際に、誤差拡散法を適用した例である。入力画素値DIから第1のトーン補正値DTを得るまでの手順は、前述した第1実施例または第2実施例の手順と同じ手順である。以下では、トーンカーブが第1実施例に使用したトーンカーブと同じであり、第2のトーン補正値DMのビット数が第1のトーン補正値DTのビット数よりも2ビット少ない場合を例にして説明する。
トーンカーブが第1実施例で使用したトーンカーブと同じなので、図6に示すように、4つの隣接する入力画素の入力画素値DIhが128である場合、第1のトーン補正値DTh1からDTh4までの値は514となる。
第3実施例のビット数低減処理では、i番目の画素に対する誤差付きの第1のトーン補正値DGi(以下、「誤差付き値」と書く)が次の式(3)で与えられる。
DG=DT+MOD[DGi−l,2]...(3)
ここで、MOD[X,Y]は、値XをYで除した余りを得る関数であり、Nは、第1のトーン補正値DTのビット数と第2のトーン補正値DMのビット数との差である。i番目の画素に対する第2のトーン補正値DMiは、式(4)で与えられる。
DMi=INT[DG/2]...(4)
図6を用いて具体的に述べる。図6に示す最初の誤差付き値DGh1は、第1のトーン補正値DTh1である514である。2番目の誤差付き値DGh2は、誤差付き値DGh1を4で除した余り2と、2番目の第1のトーン補正値DTh2を加算した値である516となる。3番目の誤差付き値DGh3は、2番目の誤差付き値DGh2である516を4で除した余り0と、3番目の第1のトーン補正値DTh3である514を加算した値、514となる。同様にして、4番目の誤差付き値DGh3は、516となる。このようにして求めた各誤差付き値DGを4で除し、整数化した値が、それぞれの第2のトーン補正値DMとなる。すなわち、図6に示すように、第2のトーン補正値DMh1、DMh2、DMh3、DMh4はそれぞれ128、129、128、129となる。この実施例にて用いた、除する数4は、2のことであり、第1のトーン補正値DTのビット数で表現できる階調数(=1024)を第2のトーン補正値DMのビット数で表現できる階調数(=256)で除した値である。
この実施例においても、第1実施例と同様に、ビット数低減による誤差を目立たなくすることができると同時に、微妙な階調を表現できる。
E.第4実施例:
図7は、第4実施例のプリンタドライバの構成を示すブロック図である。図1のプリンタドライバ96との差異は、階調変換モジュール97が画像補正モジュール200に置き換えられている点だけであり、他の構成は図1のプリンタドライバ96と同じである。
画像補正モジュール200は、補正パラメータ作成モジュール202と、エンハンス処理モジュール204とを含んでいる。エンハンス処理モジュール204は、各種の画像補正処理(後述する)を行う機能を有しており、また、トーン補正モジュール97aとビット低減モジュール97bの機能も有している。なお、「エンハンス処理」とは、画質を向上させるための処理を意味しており、トーン補正や、色補正、彩度調整などの各種の画像補正処理を含んでいる。補正パラメータ作成モジュール202は、エンハンス処理のための各種の補正パラメータを作成する。
図8は、第4実施例における画像補正モジュール200の処理手順を示すフローチャートである。ステップS10では、補正パラメータ作成モジュール202が、処理対象の画像データファイルに印刷指定タグが登録されているか否かを判定する。ここで、「印刷指定タグ」とは、画像の印刷を行う際に各種の画像補正処理(トーン補正や、色補正、彩度調整など)を行うための各種のパラメータ値を格納するためのデータ構造である。印刷指定タグは、例えばEXIFファイルの中に登録することができる。EXIFファイルは、電子情報技術産業協会(JEITA)によって定められた画像データファイル形式である。
印刷指定タグが無い場合には、画像補正モジュール200による処理を終了して、色変換モジュール98(図7)による処理に進む。一方、印刷指定タグがある場合には、ステップS12において、補正パラメータ作成モジュール202が、印刷指定タグの中に画像自動補正の実行指示が含まれているか否かを判定する。ここで、「画像自動補正」とは、画像をサンプリングし解析して補正パラメータ値を算出し、この補正パラメータ値を用いて画像補正を行うことを意味する。なお、画像自動補正の実行指示は、ユーザがプリンタドライバのユーザインタフェースウィンドウ上で入力することも可能である。
画像自動補正の指示が無い場合には、ステップS19に移行し、印刷指定タグに含まれている補正パラメータ値をそのまま用いてステップS20におけるエンハンス処理が実行される。
一方、画像自動補正の指示がある場合には、ステップS14〜S18の処理が実行される。補正パラメータ作成モジュール202は、まず、ステップS14において画像のサンプリングを行い、ステップS16においてサンプリング結果に応じてエンハンス処理用の種々の補正パラメータ値を決定する。エンハンス処理としては、例えば、ノイズ除去、トーン補正、記憶色補正、彩度補正、HSB空間での色補正、シャープネス調整などがある。ステップS18では、印刷指定タグ内に含まれていた補正パラメータ値と、ステップS16で作成された補正パラメータ値とが合成される。この合成は、エンハンス処理の種類によっても異なるが、加算や平均などの所定の演算によって行われる。ステップS20では、こうして準備された各種の補正パラメータ値を用いて、エンハンス処理モジュール204が各種のエンハンス処理を実行する。
図9は、エンハンス処理の詳細手順を示すフローチャートである。ステップS22では、ノイズ除去処理が行われる。ノイズ除去処理は、画像内に含まれる微少な特異的な画素値を周囲の画素値に整合させる処理である。この処理は、バッファメモリ(一時的な作業メモリ)内に複数ライン分の画像データを格納した状態で実行される。処理対象となる画像データは、8ビット/色/画素のRGBデータである。
ステップS24では、トーン補正が実行される。このトーン補正は、上述した第1〜第3実施例で説明したトーン補正と同じものである。このトーン補正では、例えば8ビットから10ビットにRGBデータのビット数が増大する。
このトーン補正は、画素毎に実行できる処理なので、バッファメモリ内に複数ライン分の画像データを格納する必要は無く、1ライン分(または1画素分)の画像データをバッファメモリに格納した状態で実行される。この点は以下に説明するステップS26〜S30の処理も同じである。
ステップS26では、所定の特定の色範囲(肌色、空色、緑色、赤色)に関して記憶色処理がそれぞれ実行される。これにより、特定の色範囲の色がより好ましい色に修正される。ステップS28では、彩度補正が実行される。この彩度補正は、例えば各画素のRGB値のうちの最大値と最小値の差(これが彩度に相当する)が大きくなるように、RGB値を修正することによって彩度を高める処理である。ステップS30では、HSB(Hue,Saturation,Brightness)空間を利用した色補正が行われる。HSB空間は、HSI(Hue,Saturation,Intensity)空間とも呼ばれており、色相と彩度と明度の3つの属性で任意の色を表現する色空間である。HSB空間では、3つの属性(色相、彩度、明度)を直接補正できるので、RGB空間で色補正を行う場合に比べて、望ましい補正をより正確に行うことができるという利点がある。但し、処理の際に色空間の変換が必要になるので、処理時間は長くなる。
ステップS24〜S30の処理は、1ライン分(または1画素分)の画像データをバッファメモリに格納した状態で実行される。また、処理対象となる画像データは、10ビット/色/画素または10ビット/属性/画素のデータである。これらの処理は、10ビットのデータを処理対象としているので、8ビットデータを処理対象とする場合よりも、より正確に処理を行うことができる。
ステップS32では、ビット数低減処理が実行される。このビット数低減処理は、上述した第1〜第3実施例で説明したものと同じものである。このビット数低減処理では、例えば10ビットから8ビットにRGBデータのビット数が減少する。
ステップS34では、シャープネス調整が実行される。シャープネス調整は、各画素の画素値を、周囲の画素の画素値に応じて修正することによってシャープネスを調整する処理である。従って、シャープネス調整は、バッファメモリ内に複数ライン分の画像データを格納した状態で実行される。
上述したように、ステップS22及びステップS34の処理は、複数ライン分の画像データをバッファメモリに格納した状態で実行されており、その処理対象の画像データは8ビット/色/画素のデータである。一方、ステップS24〜S30の処理は、1ライン分の画像データをバッファメモリに格納した状態で実行されており、その処理対象の画像データは10ビット/色/画素または10ビット/属性/画素のデータである。すなわち、第4実施例では、バッファメモリに比較的多量の画像データを格納する処理では、比較的少ないビット数の画像データを対象として処理を実行し、一方、バッファメモリに比較的少量の画像データを格納する処理では、比較的少ないビット数の画像データを対象として処理を実行している。この結果、バッファメモリ容量を過度に増大させることなく、一部のエンハンス処理を比較的多いビット数で精度良く実行することができる。
なお、エンハンス処理としては、上述した各種の処理の一部を省略することも可能であり、また、上述したもの以外の他の処理を行うことも可能である。但し、エンハンス処理(画像補正処理)としては、少なくともトーン補正と彩度補正とシャープネス調整を行うことが好ましい。
F.変形例:
なお、本発明は上記の実施例や実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば次のような変形も可能である。
F1.変形例1:
第1実施例および第2実施例で適用したディザマトリックスPは、行数と列数が異なる2次元のマトリックスでも良く、1次元のマトリックスでも良い。
F2.変形例2:
上記実施例ではトーン補正(階調補正)を行い際にトーンカーブを用いていたが、トーンカーブ以外の形式を有する変換関係を用いてトーン補正を行うようにしてもよい。
F3.変形例3:
前述の実施例では、コンピュータとシリアルプリンタを用いた画像処理方法および画像処理装置を例に述べたが、これに限定されるものではなく、種々の態様において実施することが可能である。例えば、デジタルカメラやスキャナ,ファックス,複写機,ラインプリンタやページプリンタを本発明の画像処理装置とすることも可能であり、これら画像処理装置の画像処理方法として本発明を適用することも可能である。また、ソフトウェを用いて本発明の画像処理方法を実現しても良く、ハードウェアを用いても良い。
この発明は、画像処理装置や、画像処理プログラム、画像処理機能を備えたプリンタなどに適用可能である。

Claims (15)

  1. 画素の画素値を補正する画像処理方法であって、
    (i)前記画素値と、前記画素値を補正した第1のトーン補正値との関係を示す変換関係に従い、前記画素値を、前記画素値のビット数よりもビット数の多い前記第1のトーン補正値に変換する工程と、
    (ii)前記第1のトーン補正値に対して第1の画像補正処理を実行することによって前記第1のトーン補正値を修正する工程と、
    (iii)修正後の前記第1のトーン補正値から、前記第1のトーン補正値のビット数よりもビット数の少ない第2のトーン補正値を生成する工程と、
    (iv)前記第2のトーン補正値を用いて第2の画像補正処理を実行する工程と、
    を備え、
    前記工程(iii)は、互いに隣接する複数の画素における複数の前記第2のトーン補正値によって前記第1のトーン補正値の階調が表されるように、前記第2のトーン補正値を生成する工程であり、
    前記第1の画像補正処理は、1ライン分のトーン補正値をバッファメモリに格納した状態で、前記画素値のビット数よりもビット数の多い前記第1のトーン補正値を用いて実行される処理であって、彩度補正を含み、
    前記第2の画像補正処理は、複数ライン分のトーン補正値を前記バッファメモリに格納した状態で前記画素値のビット数と同じビット数で且つ前記第1のトーン補正値のビット数よりも少ないビット数である前記第2のトーン補正値を用いて実行される処理であって、シャープネス調整を含む、画像処理方法。
  2. 請求項1記載の画像処理方法であって、
    前記第2のトーン補正値のビット数が前記画素値のビット数と同じである、画像処理方法。
  3. 請求項1記載の画像処理方法であって、
    前記第1のトーン補正値のビット数と前記画素値のビット数との差が、前記第1のトーン補正値のビット数と前記第2のトーン補正値のビット数との差よりも大きい、画像処理方法。
  4. 請求項1ないし3のいずれかに記載の画像処理方法であって、
    前記工程(iii)は、ディザ法を用いて前記第1のトーン補正値のビット数を低減する工程である、画像処理方法。
  5. 請求項1ないし3のいずれかに記載の画像処理方法であって、
    前記工程(iii)は、誤差拡散法を用いて前記第1の補正値のビット数を低減する工程である、画像処理方法。
  6. 画素の画素値を補正する画像処理装置であって、
    前記画素値と、前記画素値を補正した第1のトーン補正値との関係を示す変換関係に従い、前記画素値を、前記画素値のビット数よりもビット数の多い前記第1のトーン補正値に変換する第1の処理部と、
    前記第1のトーン補正値に対して第1の画像補正処理を実行することによって前記第1のトーン補正値を修正する第1の画像補正処理部と、
    修正後の前記第1のトーン補正値から、前記第1のトーン補正値のビット数よりもビット数の少ない第2のトーン補正値を生成する第2の処理部と、
    前記第2のトーン補正値を用いて第2の画像補正処理を実行する第2の画像補正処理部と、
    を備え、
    前記第2の処理部は、互いに隣接する複数の画素における複数の前記第2のトーン補正値によって前記第1のトーン補正値の階調が表されるように、前記第2のトーン補正値を生成し、
    前記第1の画像補正処理は、1ライン分のトーン補正値をバッファメモリに格納した状態で、前記画素値のビット数よりもビット数の多い前記第1のトーン補正値を用いて実行される処理であって、彩度補正を含み、
    前記第2の画像補正処理は、複数ライン分のトーン補正値を前記バッファメモリに格納した状態で前記画素値のビット数と同じビット数で且つ前記第1のトーン補正値のビット数よりも少ないビット数である前記第2のトーン補正値を用いて実行される処理であって、シャープネス調整を含む、画像処理装置。
  7. 請求項6記載の画像処理装置であって、
    前記第2のトーン補正値のビット数が前記画素値のビット数と同じである、画像処理装置。
  8. 請求項6記載の画像処理装置であって、
    前記第1のトーン補正値のビット数と前記画素値のビット数との差が、前記第1のトーン補正値のビット数と前記第2のトーン補正値のビット数との差よりも大きい、画像処理装置。
  9. 請求項6ないし8のいずれかに記載の画像処理装置であって、
    前記第2の処理部は、ディザ法を用いて前記第1のトーン補正値のビット数を低減する、画像処理装置。
  10. 請求項6ないし8のいずれかに記載の画像処理装置であって、
    前記第2の処理部は、誤差拡散法を用いて前記第1の補正値のビット数を低減する、画像処理装置。
  11. 画素の画素値を補正するためのコンピュータプログラムであって、
    前記画素値と、前記画素値を補正した第1のトーン補正値との関係を示す変換関係に従い、前記画素値を、前記画素値のビット数よりもビット数の多い前記第1のトーン補正値に変換する第1の処理機能と、
    前記第1のトーン補正値に対して第1の画像補正処理を実行することによって前記第1のトーン補正値を修正する第1の画像補正処理機能と、
    修正後の前記第1のトーン補正値から、前記第1のトーン補正値のビット数よりもビット数の少ない第2のトーン補正値を生成する第2の処理機能と、
    前記第2のトーン補正値を用いて第2の画像補正処理を実行する第2の画像補正処理機能と、
    をコンピュータに実現させるためのコンピュータプログラムであり、
    前記第2の処理機能は、互いに隣接する複数の画素における複数の前記第2のトーン補正値によって前記第1のトーン補正値の階調が表されるように、前記第2のトーン補正値を生成する機能であり、
    前記第1の画像補正処理は、1ライン分のトーン補正値をバッファメモリに格納した状態で、前記画素値のビット数よりもビット数の多い前記第1のトーン補正値を用いて実行される処理であって、彩度補正を含み、
    前記第2の画像補正処理は、複数ライン分のトーン補正値を前記バッファメモリに格納した状態で前記画素値のビット数と同じビット数で且つ前記第1のトーン補正値のビット数よりも少ないビット数である前記第2のトーン補正値を用いて実行される処理であって、シャープネス調整を含む、コンピュータプログラム。
  12. 請求項11記載のコンピュータプログラムであって、
    前記第2のトーン補正値のビット数が前記画素値のビット数と同じである、コンピュータプログラム。
  13. 請求項11記載のコンピュータプログラムであって、
    前記第1のトーン補正値のビット数と前記画素値のビット数との差が、前記第1のトーン補正値のビット数と前記第2のトーン補正値のビット数との差よりも大きい、コンピュータプログラム。
  14. 請求項11ないし13のいずれかに記載のコンピュータプログラムであって、
    前記第2の処理機能は、ディザ法を用いて前記第1のトーン補正値のビット数を低減する、コンピュータプログラム。
  15. 請求項11ないし13のいずれかに記載のコンピュータプログラムであって、
    前記第2の処理機能は、誤差拡散法を用いて前記第1の補正値のビット数を低減する、コンピュータプログラム。
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