JP2001144958A - 画像処理方法および装置ならびに記録媒体 - Google Patents

画像処理方法および装置ならびに記録媒体

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JP2001144958A
JP2001144958A JP32321099A JP32321099A JP2001144958A JP 2001144958 A JP2001144958 A JP 2001144958A JP 32321099 A JP32321099 A JP 32321099A JP 32321099 A JP32321099 A JP 32321099A JP 2001144958 A JP2001144958 A JP 2001144958A
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input pixel
gamma correction
pixel value
value
image processing
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JP32321099A
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English (en)
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Toshinori Igari
俊紀 猪狩
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディザによる量子化処理において、入力画素
値の変化に対して人間の目に映る画像の濃度変化をリニ
アに調整すること。 【解決手段】 ガンマ補正回路12に8ビットの入力画
素値(0〜255)を入力すると、16ビットのガンマ
補正値(0〜65535)を出力する。ディザマトリク
スデータを記憶したメモリ11には、0から65535
までの数値が均等に割り振られている。比較器13は、
ガンマ補正回路12から出力されるガンマ補正値Gとメ
モリ11内のディザマトリクスから出力されるDとを比
較し、D<Gならば1を出力し、そうでなければ0を出
力する。入力画素値が3から5に連続的に変化するとガ
ンマ補正値は192,254,365と変化する。よっ
てプリンタによって記録媒体上の65536ピクセルの
領域に打たれるドット数は192,254,365と変
化し、上記課題を達成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像処理方法および
装置ならびに記録媒体に関し、特に擬似階調化データを
用いて入力画素値を2値又は多値に量子化処理し、出力
する画像処理方法および装置ならびに記録媒体に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、コード情報だけでなくイメージ
情報も扱える文書画像処理装置においては、スキャナ等
の画像読取装置で読み取った原稿に対して、ディザ法な
どの疑似階調化手段によって2値化を行い、階調数の少
ないプリンタなどで出力するようになっている。一方、
ディザ法は入力画素値あるいは閾値に周期的な信号を加
える事によって2値化を行うものである。
【0003】次に、周期的なディザ閾値を用いる2値化
ディザ法を図2を参照して説明する。8ビット(0−2
55)の入力画素値はガンマ補正回路22で8ビット
(0−255)にガンマ補正され、比較器23におい
て、ディザマトリクス21からの8ビット(0−25
5)のディザ閾値と比較され、ガンマ補正された入力画
素値がディザ閾値よりも大きい場合は1が、その他の場
合は0が2値化の結果として比較器23から出力され
る。
【0004】ディザマトリクス21のディザ閾値は周期
的なものであって、図2は256×256の例を示す。
多値化の場合も同様にして入力画素値を複数のディザ閾
値と比較を行って多値データを出力する。また、一般
に、人間の目に映る画像の濃度に関しては、図3の
(A)のように入力画素値に対してリニアに単位面積あ
たりのドット数を増やすと、入力画素値が小さい部分
(ハイライト部分)では入力画素値の変化に対する濃度
変化が非常に大きくなり、高濃度部分では入力画素値が
変化しても濃度変化はほとんどない。
【0005】そのため、図3の(B)のように、入力画
素値に対してハイライト部分では単位面積あたりのドッ
ト数の増加量を減らし、高濃度部分ではドット数の増加
量を増やすようにガンマ補正でドット制御を行うことに
よって、入力画素値に対して濃度がリニアな画像が得ら
れるようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
技術によると8ビットの入力画素値に対して8ビットで
ガンマ補正すると、図4に示すようにガンマ補正曲線に
平坦な部分が発生していた。
【0007】例えば256×256のサイズで、閾値に
8ビットで表すことができる最大の0から255までの
数値が均等に割り振られているディザマトリクスを使用
し、ガンマ補正曲線に図4の曲線を使用すると、ハイラ
イト部分でゆるやかなガンマ補正値の変化が得られず、
図4の囲み内の入力画素値の0近辺のようにガンマ補正
値に平坦な部分ができる。例えば入力画素値が3から4
に変化してもガンマ補正値は1のままなのでプリンタで
打たれるドット数に変化はない。しかし、入力画素値が
4から5に変化した場合、ガンマ補正テーブルのガンマ
補正値は1から2に変化する。これを256×256=
65536ピクセルの領域に当てはめると、入力画素値
が4の場合はガンマ補正テーブルのガンマ補正値は1で
あるので全体の255分の1の257ドットが打たれ
る。入力画素値が5の場合は、ガンマ補正テーブルのガ
ンマ補正値は2であるので、全体の255分の2の51
4ドットが打たれる。
【0008】よって、従来例では入力画素値が3から5
に連続的に変化する時、プリンタによって用紙等の記録
媒体の65536ピクセルの領域に打たれるドットの数
は257,257,514と変化するので、入力画素値
の変化に対して人間の目に映る画像の濃度変化はリニア
にはならない。
【0009】本発明は上述した従来技術の欠点を除去す
るものであり、前述した例の場合、ガンマ補正テーブル
とディザマトリクスは入力画素値のビット数と同じ精度
ではなく、入力画素値よりも多いビット数の精度を持た
せることで階調数の低下を防ぎ、特に画像のハイライト
部分の濃度の制御を詳細にすることができる画像処理方
法および装置ならびに記録媒体を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ために請求項1の発明は、多値入力画素値をガンマ補正
し、擬似階調化データを使用して前記ガンマ補正された
入力画素値を2値または多値の出力信号に量子化して出
力する画像処理方法であって、前記ガンマ補正に際して
使用するガンマ補正データおよび前記擬似階調化に際し
て使用する擬似階調化データは、前記入力画素値よりも
ビット拡張された値であることを特徴とする。
【0011】請求項2の発明は、請求項1において、前
記擬似階調化データは、ディザマトリクスデータである
ことを特徴とする。
【0012】請求項3の発明は、多値入力画素値をガン
マ補正するガンマ補正回路と、擬似階調化データを記憶
した記憶手段と、前記記憶手段内の擬似階調化データを
使用して前記ガンマ補正された入力画素値を2値または
多値の出力信号に量子化する量子化回路とを有し、前記
ガンマ補正回路で使用するガンマ補正データおよび前記
記憶手段内の擬似階調化データは、入力画素値よりもビ
ット拡張された値であることを特徴とする。
【0013】請求項4の発明は、請求項3において、前
記擬似階調化データは、ディザマトリクスデータである
ことを特徴とする。
【0014】請求項5の発明は、コンピュータを用いて
画像処理を行う画像処理装置の画像処理制御プログラム
を記録した記録媒体であって、該制御プログラムはコン
ピュータに対し、多値入力画素値をガンマ補正させ、擬
似階調化データを使用して前記ガンマ補正された入力画
素値を2値または多値の出力信号に量子化させて出力さ
せ、前記ガンマ補正に際して使用するガンマ補正データ
および前記量子化に際して使用する擬似階調化データ
は、前記入力画素値よりもビット拡張された値であるこ
とを特徴とする。
【0015】請求項6の発明は、請求項5において、前
記擬似階調化データは、ディザマトリクスデータである
ことを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を詳細に説明する。
【0017】図1は本発明の一実施形態にかかる画像処
理装置の要部構成を模式的に示す。図1において、11
はディザマトリクスデータを記憶したメモリであり、デ
ィザマトリクスのサイズやタイプはどのようなものであ
っても構わないが、ここではm×n=256×256の
ディザマトリクスを示す。ディザマトリクスの各閾値は
Dxy(x,y=0〜255)で示される値が予め定義
されている。本実施形態では0から65535までの数
値が均等に割り振られている。
【0018】12はメモリから構成されたガンマ補正回
路であり、入力画素値Inに対応するG(In)を出力
する。このガンマ補正回路12は説明を簡潔にするため
以降の説明ではガンマ補正用ルックアップテーブルで構
成されているものとする。本実施形態の場合、8ビット
の入力画素値(0〜255)を入力すると、ガンマ補正
をした16ビットのガンマ補正値(0〜65535)を
出力する。
【0019】14は制御回路であって、CPUと、CP
Uのための制御プログラムを格納したROMと、CPU
の作業領域としてのRAMとを有し、CPUが制御プロ
グラムにしたがって、入力画素値Inのぺージ左端から
のピクセル数X(In)、ぺージ先頭からのラスタ数Y
(In)に応答して、メモリ11内の閾値D(X(I
n)%m,Y(In)%n)を出力させる。
【0020】13は比較器であり、ガンマ補正回路12
から出力されるガンマ補正値G(In)とメモリ11内
のディザマトリクスから出力されるD(X(In)%
m,Y(In)%n)とを比較し、D(X(In)%
m,Y(In)%n)<G(In)ならば1を出力し、
そうでなければ0を出力する。
【0021】ここで、本実施形態では入力画素値が3か
ら5に連続的に変化するとガンマ補正値は192,25
4,365と変化する。よってプリンタによって記録媒
体上の65536ピクセルの領域に打たれるドット数は
192,254,365と変化し、入力画素値の変化に
対して人間の目に映る画像の濃度変化をリニアに調整す
ることができる(図5参照)。
【0022】例えば8ビットの入力画素を8ビットのま
まで処理する従来例は濃度制御は255分の1単位でし
か行えないが、本実施形態では例えば16ビットに拡張
することで65535分の1単位で濃度制御が可能にな
る。
【0023】このように本実施形態によれば、入力画素
値に対してビット拡張したガンマ補正曲線とディザパタ
ーンを用いることによって、濃度制御を高精度に行うこ
とができる。また、本実施形態は2値化処理について説
明したが、本発明は、同様に多値化処理にも適用できる
ことは言うまでもない。
【0024】
【発明の効果】以上発明した如く、本発明によれば画素
データのガンマ補正による階調数の低下を防ぎ、量子化
精度を高くすることによって、出力画像を高精度に濃度
制御することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態にかかる画像処理装置の構成
を示すブロック図である。
【図2】従来の画像処理装置の構成を示すブロック図で
ある。
【図3】(A)および(B)はガンマ補正曲線の各例を
示す図である。
【図4】従来のガンマ補正曲線を示す図である。
【図5】本発明のガンマ補正曲線を示す図である。
【符号の説明】
11 メモリ 12 ガンマ補正回路 13 比較器

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多値入力画素値をガンマ補正し、擬似階
    調化データを使用して前記ガンマ補正された入力画素値
    を2値または多値の出力信号に量子化して出力する画像
    処理方法であって、 前記ガンマ補正に際して使用するガンマ補正データおよ
    び前記擬似階調化に際して使用する擬似階調化データ
    は、前記入力画素値よりもビット拡張された値であるこ
    とを特徴とする画像処理方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記擬似階調化データは、ディザマトリクスデータであ
    ることを特徴とする画像処理方法。
  3. 【請求項3】 多値入力画素値をガンマ補正するガンマ
    補正回路と、 擬似階調化データを記憶した記憶手段と、 前記記憶手段内の擬似階調化データを使用して前記ガン
    マ補正された入力画素値を2値または多値の出力信号に
    量子化する量子化回路とを有し、 前記ガンマ補正回路で使用するガンマ補正データおよび
    前記記憶手段内の擬似階調化データは、入力画素値より
    もビット拡張された値であることを特徴とする画像処理
    装置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、 前記擬似階調化データは、ディザマトリクスデータであ
    ることを特徴とする画像処理装置。
  5. 【請求項5】 コンピュータを用いて画像処理を行う画
    像処理装置の画像処理制御プログラムを記録した記録媒
    体であって、該制御プログラムはコンピュータに対し、 多値入力画素値をガンマ補正させ、 擬似階調化データを使用して前記ガンマ補正された入力
    画素値を2値または多値の出力信号に量子化させて出力
    させ、 前記ガンマ補正に際して使用するガンマ補正データおよ
    び前記量子化に際して使用する擬似階調化データは、前
    記入力画素値よりもビット拡張された値であることを特
    徴とする記録媒体。
  6. 【請求項6】 請求項5において、 前記擬似階調化データは、ディザマトリクスデータであ
    ることを特徴とする記録媒体。
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