JP3171993B2 - 画像処理方法及び装置 - Google Patents

画像処理方法及び装置

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    • H04N1/4052Halftoning, i.e. converting the picture signal of a continuous-tone original into a corresponding signal showing only two levels producing a dispersed dots halftone pattern, the dots having substantially the same size by error diffusion, i.e. transferring the binarising error to neighbouring dot decisions
    • HELECTRICITY
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    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/14Picture signal circuitry for video frequency region
    • H04N5/21Circuitry for suppressing or minimising disturbance, e.g. moiré or halo
    • H04N5/213Circuitry for suppressing or minimising impulsive noise

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像データを量子化す
る画像処理方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、画像記録装置等の中間調画像
出力において、中間調を保ちながら各色毎の階調数を2
あるいは所定数に変換(量子化)する画像処理方法が知
られている。このような画像データの量子化の方法とし
ては、誤差拡散法、また誤差拡散法と実質的に同一であ
る平均誤差最小法等が一般的である。これらは、各画素
の量子化の際に発生する原画素データとの濃度差(量子
化誤差)を、未量子化画素データに分配して累積させつ
つ量子化を実行していくもので、特に中間調濃度を保存
する2値化方法として各種画像処理装置に適用されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例の量子化方法によりランダムノイズを含む原画像デ
ータを量子化する場合、ランダムノイズが量子化誤差に
混入して、未量子化画素に分配され蓄積されてしまう。
このため、ランダムノイズが増長され、著しい画質の低
下を招いてしまうという問題がある。
【0004】本発明は上記の問題点に鑑みてなされたも
のであり、動画像データを量子化するにおいて、量子化
の前にランダムノイズの除去を行うことにより、量子化
によるランダムノイズ等の増長を防止する画像処理方法
及び装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明による画像処理装置は以下の構成を備える。
即ち、動画像データを量子化時に発生する量子化誤差を
未処理の画素データに分配する量子化方法により量子化
する画像処理装置であって、量子化の対象となった画素
データを前フレームの画素データとして少なくとも1フ
レーム分格納する格納手段と、新たに入力された画素デ
ータと前記格納手段における同じ位置の画素データとの
変化量を検出する検出手段と、前記変化量が所定値以上
の場合は前記新たに入力された画素データを量子化し、
前記変化量が所定値より小さい場合は前記格納手段にお
ける同じ位置の画素データを量子化する量子化手段と
備える。
【0006】又、上記の目的を達成する本発明による画
像処理方法は以下の構成を備えるものである。即ち、
画像データを量子化時に発生する量子化誤差を未処理の
画素データに分配する量子化方法により量子化する画像
処理方法であって、量子化の対象となった画素データを
前フレームの画素データとして少なくとも1フレーム分
格納する格納工程と、新たに入力された画素データと前
記格納工程において格納された同じ位置の画素データと
の変化量を検出する検出工程と、前記変化量が所定値以
上の場合は前記新たに入力された画素データを量子化
し、前記変化量が所定値より小さい場合は前記格納工程
における同じ位置の画素データを量子化する量子化工程
を備える。
【0007】
【作用】上述の構成において、量子化の対象となった画
素データを前フレームの画素データとして少なくとも1
フレーム分が格納され、新たに入力された画素データと
格納された同じ位置の画素データとの変化量が検出され
る。そして、この変化量が所定値以上の場合は上記新た
に入力された画素データが量子化され、この変化量が所
定値より小さい場合は上記格納された同じ位置の画素デ
ータが量子化される。前フレームの画素データとの変化
量が所定値より小さい場合は、その変化はノイズである
として除去されるので、ランダムノイズ等の増長が防止
される。
【0008】
【実施例】以下に添付の図面を参照して本発明の好適な
実施例について説明する。
【0009】<実施例1>図1は実施例1の画像形成装
置の概略構成を表す図である。同図において、1は画像
形成装置本体であり、外部装置より入力した画像データ
に量子化処理を施し、可視画像の表示もしくは記録を行
う。11は画像処理部であり、外部装置より入力された
画像データを2値化データへ量子化する。12は表示部
であり、画像処理部11より出力された量子化データを
表示する。尚、表示部12は各画素に対して2値表示を
行うものであり、例えば強誘電型の液晶を用いた表示装
置(FLCD)が挙げられる。13は印刷部であり、画
像処理部11より出力された量子化データに基づいて記
録媒体上への印刷を実行する。印刷部13は各画素に対
して2値記録を行うプリンタであり、例えばレーザビー
ムプリンタやインクジェットプリンタが挙げられる。
【0010】又、21はホストコンピュータ、22はス
キャナ、23はテレビカメラであり、それぞれ画像形成
装置1に接続された外部装置である。本例では、これら
の外部装置からは、アナログRGBデータが画像データ
として画像形成装置1に出力される。ここで、アナログ
RGBデータとは、RGB毎にアナログ信号にて出力さ
れる画像信号である。
【0011】次に、上記画像処理部11について説明す
る。図2は実施例1の画像処理部11の概略の機能構成
を表すブロック図である。
【0012】図2において、31はA/D変換部であ
り、外部装置より入力されたアナログのRGBデータを
デジタルのRGBデータに変換する。本実施例1のA/
D変換部31はアナログデータを8ビットのデジタルデ
ータへ変換するものであり、従って256階調のデジタ
ルRGBデータが得られる。32はγ変換部であり、入
力されたデジタルRGBデータに対してガンマ補正を行
なう。33はマスキング部であり、ガンマ補正後のデジ
タルRGBデータに対して色補正を行なう。34は量子
化部であり、入力されたデジタルRGBデータの量子化
を行なう。本実施例1では、量子化部34は入力された
256階調のデジタルRGBデータを2値のRGBデー
タに変換する。
【0013】上記構成の動作を順を追って説明する。画
像処理部11に入力されたアナログRGBデータは、A
/D変換部31において各色8ビットのデジタルRGB
データへと変換される。次に、ガンマ変換部32におい
て、入力されたデジタルRGBデータのガンマ特性を、
出力デバイスのガンマ特性に合わせるようにガンマ補正
が行われる。例えば、テレビカメラ23等より入力され
た予め0.45乗のガンマ特性を有するRGBデータ
を、線形のガンマ特性としたい場合は、入力色信号に対
して2.2乗のガンマ補正をする。
【0014】次に、マスキング部33において、デジタ
ルRGBデータの色補正が行なわれる。これは以下の式
に示すような3×3の1次変換であり、 R=m11×R'+m12×G'+m13×B' G=m21×R'+m22×G'+m23×B' B=m31×R'+m32×G'+m33×B' で表される。ここで、R',G',B' は入力RGBデー
タを表し、R,G,Bは出力RGBデータを表す。
【0015】最後に、量子化部34において各色8ビッ
トのデジタルRGBデータから各色1ビットのRGBデ
ータへと量子化される。
【0016】次に、上述の量子化部34について、図3
及び図4を用いて詳細に説明する。
【0017】図3は、量子化部34の概略構成を表すブ
ロック図である。図3において、101は入力部であ
り、マスキング部33よりデジタルRGBデータを入力
して、これを各色毎のデータ(Fmn)に分けて加算器1
02へ出力する。更に、入力部101は、原画の1ライ
ン分の走査が終了した時点でライン数判断回路109に
対してその旨を知らせる信号(走査完了信号)を出力す
る。尚、データFmnは座標(m,n)の画素の濃度デー
タを示している。
【0018】102は加算器であり、ラインバッファ1
08から得られる累積誤差Xn と入力部101から出力
されたデータFmnを加算する。ここで、累積誤差Xn
座標(m,n)における累積誤差を表す。加算器102
から出力されるデータGmnはFmn+Xn であり、2値化
回路103に入力される。103は2値化回路であり、
スレッショルドレベルVthとGmn値との比較を行い、G
mn≧Vthの時は1を、又Gmn<Vthの時は0を量子化さ
れた画素データDmnとして出力する。104は出力部で
あり、Dmnの1、0の値に応じてドットをオン、オフ制
御して、量子化データを出力する。
【0019】105は係数器であり、2値化回路103
の出力DmnをK倍して誤差演算部106へ出力する。係
数Kは、入力部101に入力されたデジタルRGBデー
タのビット数と、このデジタルRGBデータを何ビット
に量子化するかにより決定される。本実施例の如く、入
力部101で8ビットデータを入力してこれを1ビット
に量子化する場合は、1ドットの最大濃度値は255と
なり、係数器105における係数Kの値は255とな
る。
【0020】106は誤差演算部であり、加算器102
より出力されたデータ(Gmn)と係数器105より出力
されたデータ(K×Dmn)との差を求め、これを量子化
誤差En とする。即ち、誤差演算部106において、E
n =K×Dmn−Gmnが計算され、このEn が量子化誤差
として誤差拡散部107へ出力される。107は誤差拡
散部であり、拡散マトリクス107aを用いて量子化誤
差En に所定の重み付けを行い、ラインバッファメモリ
108に格納されている各画素の累積誤差に分配し、累
積していく。108はラインバッファメモリであり、走
査中のライン(第1ライン)と次に走査するライン(第
2ライン)の2つのラインにおける各画素の累積誤差を
格納する。拡散マトリクス107aに従って重み付けさ
れた量子化誤差は、各画素毎に既に格納されている累積
誤差に累積加算され、その結果がラインバッファメモリ
108に格納される。
【0021】例えば、既に格納されている各画素毎の累
積誤差(Xn-2 〜X'n+2)がラインバッファメモリ10
8に格納されており、Xn の位置における量子化の結
果、誤差En を生じたとする。この場合、誤差拡散部1
07の処理により、各画素毎の累積誤差は、 Xn+1←Xn+1+2/8×Enn+2←Xn+2+1/8×En X'n-2←X'n-2+1/8×En X'n-1←X'n-1+1/8×En X'n←X'n+2/8×En X'n+1←X'n+1+1/8×En の如く更新される。ここで、誤差En に対する重み付け
は拡散マトリクス107aに従っている。そして、この
新たな累積誤差Xn+1 が、次の座標(m,n+1)にお
ける画素の量子化時に用いられる。
【0022】113はライン数判断回路であり、入力部
101より出力される原画の1ライン分の走査完了信号
(Fl)により、処理済みとなったライン数が所定値の
倍数か否かを判断する。そして、所定値の倍数であれば
ラインバッファメモリ108の第1ライン及び第2ライ
ンの各データをクリアする。一方、処理済みとなったラ
イン数が所定値の倍数でなければ、ラインバッファ10
8の第1ラインに第2ラインの各データを格納するとと
もに、第2ラインを0でクリアする。
【0023】以上の構成を有する量子化部34の動作に
ついて、図4のフローチャートを参照して更に説明す
る。図4は、実施例1の量子化手順を説明するフローチ
ャートである。
【0024】ステップS11において、加算器102が
データFmnと累積誤差Xn とを加算し、データGmnを生
成する。ステップS12では、2値化回路103がデー
タG mnとスレッショルドレベルVthとを比較することに
より2値化処理を行い、出力部104へ2値化データD
mnを出力する。ステップS13では、誤差演算部106
が、K×Dmn−Gmnを計算することにより、先のステッ
プS12の2値化処理で発生した量子化誤差En を算出
する。ステップS14では、誤差拡散部107が量子化
誤差En に対して拡散マトリクス107aにより重み付
けを行い、この値を用いてラインバッファメモリ108
内の各累積誤差を更新する。
【0025】ステップS15では、入力部101より出
力される走査完了信号の有無をチェックすることによ
り、原画の1ライン分の処理を完了したか否かを判断す
る。1ライン分の処理を完了していない場合はステップ
S11へ戻り上述の処理を繰り返す。一方、1ライン分
の処理を終了した場合は、ステップS16へ進み、原画
の全ラインについて走査を終了したか否かを判断する。
全ラインについての処理が終了していれば本処理を終了
する。一方、全ラインの処理が終了していなければステ
ップS17へ進み、量子化処理を終了したラインの数が
所定値の整数倍であるか否かを判断する。そして、整数
倍でなければステップS18へ進み、バッファメモリ1
08の第1ラインの内容を第2ラインの内容で書き換え
るとともに、第2ラインの内容をゼロでクリアする。一
方、ステップS17で処理済みのライン数が所定値の整
数倍であればステップS19へ進み、ラインバッファ1
07の第1ライン及び第2ラインの内容をゼロでクリア
する。
【0026】以上のような処理手順を繰り返すことによ
り2値化処理が行われる。
【0027】以上説明したように、本実施例1の画像形
成装置によれば、ランダムノイズを含む画像データの量
子化において、原画データと量子化データの間に生じた
量子化誤差を未量子化データに伝搬する際に、所定ライ
ン数毎に累積誤差がクリアされるので、ノイズの増長を
抑えた画像を得ることが出来るという効果がある。
【0028】<実施例2>上記実施例1では、量子化部
34においてランダムノイズ等の増長を防止している
が、本実施例2では、特に動画像を量子化するに際し
て、量子化部34の前段でランダムノイズ等の増長を防
止する画像形成装置について説明する。尚、本実施例2
における画像形成装置の概略構成は実施例1の図1に準
ずるものであり、ここではその説明を省略する。
【0029】図5は実施例2の画像処理部11の概略の
機能構成を表すブロック図である。同図において、図2
と同様の機能を有する構成には同一の参照番号を付し、
ここではその説明を省略するものとする。
【0030】図5で、51はノイズカット部であり、マ
スキング部33より入力したデジタルRGBデータよ
り、アナログRGBデータに含まれていたノイズ成分を
削除する。そして、量子化部34において、ノイズカッ
ト部51より出力された各色8ビットのデジタルRGB
データから各色1ビットのRGBデータへと量子化され
る。量子化部34については実施例1で詳述したのここ
では省略し、ノイズカット部51について図面を用いて
以下に説明する。
【0031】ノイズカット部51においては、動画像を
順次処理し出力する際に、画像中の各画素について、現
フレームのデジタルRGBデータを前フレームのデジタ
ルRGBデータと比較し、その差があるしきい値以下で
ある場合は、その変化分はノイズによる雑音成分である
と判断してカットする。
【0032】図6はノイズカット部51の構成を表すブ
ロック図である。同図において、61は比較器であり、
新たに入力されたデジタルRGBデータ(現フレームの
データ)とフレームバッファ63内のデジタルRGBデ
ータ(前フレームのデータ)とを比較する。62はライ
ンバッファであり、1ライン分のRGBデータを一時的
に蓄えておく。63はフレームバッファであり、ライン
バッファ62の内容をライン毎に蓄えておくフレームバ
ッファである。
【0033】次に、ノイズカット部51の動作を図7の
フローチャートを用いて説明する。図7は実施例2にお
けるノイズカットの手順を表すフローチャートである。
【0034】ステップS21において、A/D変換、γ
変換、マスキング処理の行われた1ライン分のデジタル
RGBデータ(現フレームのRGBデータ)が比較器6
1に順次入力される。そして、ステップS22におい
て、フレームバッファ63に蓄えられている、前フレー
ムの1ライン分のRGBデータが比較器61に順次入力
される。尚、比較器61に入力される現フレームと前フ
レームの各々1ライン分のRGBデータは、画像中にお
ける同じ位置のデータである。比較器61は、入力され
たラインの各画素について現フレームのRGBデータと
前フレームのRGBデータとの差を取り、所定のしきい
値THよりも大きいか小さいかを判断する(ステップS2
3)。
【0035】所定のしきい値THよりも大きい場合は、そ
の変化はデータの変化によるものと判断されるので、ス
テップS25へ進み、その画素の位置に相当する現フレ
ームのRGBデータをラインバッファ62に書き込む。
一方、小さい場合は、その変化がデータの変化によるも
のではなくノイズによる雑音成分であると判断されるの
で、ステップS24へ進み、前フレームのRGBデータ
をラインバッファ62に書き込む。そして、ステップS
26では、1ライン分の各画素について処理が終了した
か否かを判断し、終了していなければステップS21
へ、終了していればステップS26へそれぞれ進む。ス
テップS21からステップS25の処理を各画素につい
て行い、1ライン分の処理が終わると、ステップS26
からステップS27へ進み、そのRGBデータを量子化
部34へ転送し2値化処理を行う。又、ステップS28
にて、フレームバッファ63の該当するラインの内容を
更新する。そして、ステップS29において、1フレー
ム分の処理が完了したか否かを判断し、上述の処理を1
フレーム分繰り返す。
【0036】以上説明したように本実施例2によれば、
ランダムノイズを含む動画像データの量子化において、
量子化される画素データをフレームバッファ63に保存
し、前フレームの画素データと現フレームの画素データ
とを比較し、その変化量を検出する。そして、この変化
量が所定の値以上の場合は、画素データが変化している
と判断し、フレームバッファ63の内容を現フレームの
画素データに更新するとともに、この画素データを量子
化の対象とする。一方、現フレームの画素データと前フ
レームの画素データとの変化量が所定値より小さい場合
は、画素データは変化していないと判断し、前フレーム
の画素データを量子化の対象とする。このとき、フレー
ムバッファ63のデータは更新されない。このようにし
て、ノイズによる画素データの変化分を検出してこれを
除去するので、ノイズの増長を抑えた動画像を得ること
ができる。
【0037】尚、上記各実施例は、2値出力のデバイス
に対する処理装置の例であったが、本発明は容易に多値
出力のデバイスの場合にも適用することができる。但
し、2値の量子化においては比較演算1回で済むのに対
し、n値の量子化では最低n−1回の比較演算が必要と
なる。従って、n値の量子化では一般に以下のテーブル
処理を使用する。
【0038】Dmn=tbl[input] tbl :配列名 Dmn :量子化多値データ input :入力データ 本テーブルは1次元配列構造で、nビット単位で形成さ
れている。各単位には量子化多値データが入っている。
即ち、本テーブルには入力データが示すアドレスに、入
力データに対するn値の量子化値が事前にインプットさ
れている。
【0039】又、上記各実施例では、誤差拡散マトリク
ス107aのサイズを5×2としているがこれに限定さ
れない。又、マトリクスの各要素の値も上記実施例に限
定されるものではない。更に、上記各実施例において、
量子化前の画素データは8ビットを例にとっているが、
これも上記同様限定はない。更に、マスキング処理に関
しても前記実施例では3×3の1次変換を使用していた
が、2次、3次などの多次変換でもかまわない。
【0040】尚、本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても1つの機器から成る装置に適用し
ても良い。また、本発明は、システム或は装置にプログ
ラムを供給することによって達成される場合にも適用で
きることはいうまでもない。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
動画像データを量子化するにおいて、量子化の前にラン
ダムノイズの除去を行うことにより、量子化によるラン
ダムノイズ等の増長を防止する画像処理方法及び装置を
提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の画像形成装置の概略構成を表す図で
ある。
【図2】実施例1の画像処理部の概略の機能構成を表す
ブロック図である。
【図3】量子化部の概略構成を表すブロック図である。
【図4】実施例1の量子化手順を説明するフローチャー
トである。
【図5】実施例2の画像処理部の概略の機能構成を表す
ブロック図である。
【図6】ノイズカット部の概略構成を表すブロック図で
ある。
【図7】実施例2におけるノイズカットの手順を表すフ
ローチャートである。
【符号の説明】
31 A/Dコンバータ 32 γ変換部 33 マスキング部 34 量子化部 101 入力部 102 加算器 103 2値化回路 104 出力部 105 係数器 106 誤差演算部 107 誤差拡散部 108 ラインバッファメモリ 109 ライン数判断回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−248675(JP,A) 特開 平6−325170(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G09G 5/00 G06T 5/00 H04N 1/40

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 動画像データを量子化時に発生する量子
    化誤差を未処理の画素データに分配する量子化方法によ
    量子化する画像処理装置であって、 量子化の対象となった画素データを前フレームの画素デ
    ータとして少なくとも1フレーム分格納する格納手段
    と、 新たに入力された画素データと前記格納手段における同
    じ位置の画素データとの変化量を検出する検出手段と、 前記変化量が所定値以上の場合は前記新たに入力された
    画素データを量子化し、前記変化量が所定より小さい
    場合は前記格納手段における同じ位置の画素データを量
    子化する量子化手段と、 を備えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 動画像データを量子化時に発生する量子
    化誤差を未処理の画素データに分配する量子化方法によ
    量子化する画像処理方法であって、 量子化の対象となった画素データを前フレームの画素デ
    ータとして少なくとも1フレーム分格納する格納工程
    と、 新たに入力された画素データと前記格納工程において格
    納された同じ位置の画素データとの変化量を検出する検
    出工程と、 前記変化量が所定値以上の場合は前記新たに入力された
    画素データを量子化し、前記変化量が所定より小さい
    場合は前記格納工程における同じ位置の画素データを量
    子化する量子化工程と、 を備えることを特徴とする画像処理方法。
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