JP3700357B2 - 画像処理装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、多値の画像データを2値化する画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、画像を形成するために画像データを処理する画像処理装置では、連続した階調を含んだ画像の明暗を0と1とに2値化するデータ処理が行われている。このような画像処理装置での従来のデータ処理を説明する。
【0003】
図17は、画像処理装置の全体構成の概略を説明するためのブロック図である。
【0004】
画像処理装置は、全体を制御するMPU1と、CCD等の光電変換素子およびこの光電変換素子を駆動し原稿の画像を走査するための駆動系からなる画像入力装置2と、画像入力装置2で得られたアナログの画像データをディジタルに変換するA/D変換装置3と、Log変換を行うためのLog変換装置4と、先鋭度を補正するための先鋭度補正(MTF補正)装置5と、ガンマ補正を行うためのガンマ補正装置6と、画像データを2値化するための画像2値化装置7と、画像2値化装置7から得られたデータに基づいて画像を記録する画像記録装置8とを含んでいる。画像入力装置2から画像記録装置8までの各部は、MPUシステムバスによってMPU1に接続され、画像データバスによって直列に接続される。
これらの各部はMPUシステムバスを介してMPU1に制御され、各部では画像データバスを介して画像データがやり取りされる。
【0005】
これらのような画像処理装置の各部について説明する。画像入力装置2はたとえば連続階調画像と線画等とからなる混在原稿を走査して標本化アナログ信号を生成し、A/D変換装置3はこの標本化アナログ信号を一画素が8ビット(256階調)の値を持つ連続階調反射データとして量子化する。Log変換装置4はこの連続階調反射データとはlog関係を有する8ビット連続階調濃度データを算出し、先鋭度補正装置5はたとえばラプラシアンフィルタ等のディジタルフィルタを用いて連続階調濃度データによる画像の先鋭度補正を行う。
【0006】
また、ガンマ補正装置6は、画像入力装置2と画像記録装置8との階調カーブの差異を補正して画像処理装置全体として望ましいガンマ特性を実現するために、あるいは、画像処理装置の操作者が望むガンマ特性を実現するために、256ワード8ビット程度のLUT(ルックアップテーブル)RAMを用いて非線型ガンマ補正データによるガンマ補正を行う。
【0007】
さらに、画像2値化装置7は、誤差拡散法等の面積階調2値化法を用いてガンマ補正された8ビット連続階調濃度データを明暗に応じた1ビット2値データに変換する。これらのようにして得られた1ビット2値データに基づいて、電子写真プリンタもしくはインクジェットプリンタ等である画像記録装置8では、記録媒体に画像が記録される。
【0008】
このような画像処理装置の画像2値化装置7で用いられる誤差拡散法は、入力画像濃度と出力画像濃度との画素ごとの濃度差(2値化誤差)を算出し、注目する画素の周辺画素に対するこれらの算出結果を、特定の重み付けを施して、注目する画素の画像濃度に加算することにより、誤差を分散させていくものである。
【0009】
この誤差拡散法については、文献R.W.Floyd L.Steinberg " An adaptive algorithm for spatialgray scale" SID.17.pp.75〜77(1976)で報告がなされている。
【0010】
2値化処理での入力される多値画像データを下記[数1]の第(1)式のようにf(x,y)、出力される2値画像データを第(2)式のようにg(x,y))とすると、2値化誤差Exyは、第(3)式のように表わせる。
【0011】
誤差拡散法は、このExyを平均して小さくしようとするものであり、入力される多値画像データに対して周辺誤差の重み付き平均誤差を加算することにより補正が行われる。この重み付き平均誤差Eavexyは第(4)式のように表わせる。ここで、k、lにより注目画素に対してそれぞれ主走査方向、副走査方向への周辺画素が特定される。また、一般に、重み付け係数mk,lは注目画素に近いほど大きくされ、主走査方向へは5画素、副走査方向へは3画素の周辺画素が用いられるようSが定められる。
【0012】
これらより、注目画素の補正画像データは第(5)式のように表され、得られた補正画像データf' (x,y)に対して所定のしきい値Thで2値化が行なわれ、第(6)式のg(x,y)が得られる。
【0013】
また、2値化誤差Exyは、第(7)式に示すように、補正画像データf' (x,y)と2値画像データg(x,y)から得られる基準2値画像データg' (x,y)とから得られる。ここで、一般に基準2値画像データg' (x,y)は第(8)式のように表され、HB、LBはそれぞれ画素のダイナミックレンジの上限値(=1)、下限値(=0)で与えられる。
【0014】
【数1】
Figure 0003700357
これらにより、2値化誤差Exy、重み付き平均誤差Eavexyは下記[数2]の第(8)式、第(9)式のように表され、次に図18に示すような、フィードバックループが構成される。
【0015】
【数2】
Figure 0003700357
このような誤差拡散法を用いて画像データを2値化するための従来の画像処理装置の画像2値化装置7を以下に説明する。図18は、従来の画像処理装置の画像2値化装置7を説明するためのブロック図である。
【0016】
画像2値化装置7は、多値画像データf(x,y)を補正画像データf' (x,y)に補正するための画像データ補正部9と、補正画像データf' (x,y)を2値画像データg(x,y)に2値化するための画像データ2値化部10と、2値画像データg(x,y)から基準2値画像データg' (x,y)を得るためのセレクタ12と、補正画像データf' (x,y)と基準2値画像データg' (x,y)とから2値化誤差Exyを算出するための2値化誤差算出部11と、2値化誤差を所定の領域にわたって一時的に格納するための誤差格納部14と、2値化誤差Exyを所定の領域にわたり重み付け平均し重み付き平均誤差Eavexyを算出するための誤差重み付けフィルタ13とを含んでいる。これらのような構成の画像2値化装置7によって上述のような誤差拡散法を実行することができる。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上述のような誤差拡散法に対して次に示すような問題が挙げられている。誤差拡散法の第1の問題は、線・文字画像、特に、細線の再現性が良くないことである。これは、線画の幅が狭いために2値化誤差の伝播が間に合わず画像の途切れが生じるとともに、誤差の符号の反転によるエラーが発生しこのエラーの累積により線が領域をはずれたところでドットを発生させるために、線画の歪みを生じさせてしまうことによる。
【0018】
また、誤差拡散法の第2の問題は、写真画像のように一様濃度レベルの画像の処理の際に、独特の縞模様(テクスチャ)が発生することである。これは、一様な濃度レベルの画像で、ある一定のパターンで誤差の拡散が行なわれてしまうことによる。
【0019】
このような問題点を回避するために、フィルタ処理で用いる重み付け係数を乱数とするよう制御することによって拡散方向を制御する技術、蓄積された誤差をリセットすることにより拡散量を制御する技術、あるいは、特開昭63−214079号公報に開示されているように、発生する縞模様の周波数特性に適したフィルタあるいはメディアンフィルタを用いて、2値化誤差データに対して重み付け平均を算出した後でフィルタ処理を行ない、処理後誤差データと入力画像データとを用いて2値化処理を行なう技術が提案されている。
【0020】
しかしながら、これらの技術は、線・文字画像および写真画像など特定の原稿の画像には有効であるが、両者が混在するような場合には有効ではない。また、特に、2値化誤差データに対してフィルタ処理を行なう技術では、誤差の振幅を変化させることができるため縞模様の低減には効果があるが、誤差の拡散を制御することはできないため、線・文字画像に対しては有効ではない。
【0021】
本発明は、これらを考慮してなされたもので、その目的は、簡便に多値の画像データが高品質の画像となるように2値化される画像処理装置を提供することである。
【0022】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の画像処理装置は、多値の画像データを2値化する際に発生する2値化誤差を算出する誤差算出手段と、算出された2値化誤差に所定のフィルタ処理を実行してフィルタ処理後2値化誤差を得るフィルタ手段と、注目画素周辺の所定領域内のフィルタ処理後2値化誤差に対して重み付け平均を算出する重み付け平均算出手段と、算出された重み付け平均を注目画素の画像データに加算する加算手段と、注目画素を含む所定の領域の特性を判別する判別手段と、を備え、上記フィルタ手段は、上記判別手段の判別結果に応じたフィルタ処理を行うことを特徴としている。
【0024】
請求項1に記載の画像処理装置によると、フィルタ手段は、注目画素を含む所定の領域の特性を判別する判別手段の判別結果に応じたフィルタ処理を行うことによって2値化誤差の拡散がなめらかに増大されることとなり、簡便に多値の画像データが高品質の画像となるように2値化される。
請求項5に記載の画像処理装置は、多値の画像データを2値化する際に発生する2値化誤差を算出する誤差算出手段と、算出された2値化誤差に所定のフィルタ処理を実行してフィルタ処理後2値化誤差を得るフィルタ手段と、注目画素周辺の所定領域内のフィルタ処理後2値化誤差に対して重み付け平均を算出する重み付け平均算出手段と、算出された重み付け平均を注目画素の画像データに加算する加算手段と、を備え、上記重み付け平均算出手段は、注目画素周辺の所定領域内において、注目画素から離れた領域についてはフィルタ処理後2値化誤差を使用しその他の領域については2値化誤差をそのまま使用して重み付け平均を行うことを特徴としている。
請求項5に記載の画像処理装置によると、重み付け平均算出手段は、注目画素周辺の所定領域内において、注目画素から離れた領域についてはフィルタ処理後2値化誤差を使用しその他の領域につていは2値化誤差をそのまま使用して重み付け平均を行うことによって誤差拡散法本来のもつ解像度と階調の再現性とを損なうことがない。
【0031】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態である画像処理装置について説明する。
【0032】
図1は、本発明の第1の実施の形態である画像処理装置の画像2値化処理装置7の構成を説明するためのブロック図である。本画像処理装置の全体構成は、図17を用いて説明した従来の画像処理装置の全体構成に準ずるものとする。
【0033】
画像2値化処理装置7は、誤差拡散法を実行するために、上述と同様、多値画像データf(x,y)を補正画像データf' (x,y)に補正するための画像データ補正部15と、補正画像データf' (x,y)を2値画像データg(x,y)に2値化するための画像データ2値化部16と、2値画像データg(x,y)から基準2値画像データg' (x,y)を得るためのセレクタ18と、補正画像データf' (x,y)と基準2値画像データg' (x,y)とから2値化誤差Exyを算出するための2値化誤差算出部17と、2値化誤差Exyを所定の領域にわたって一時的に記憶するためのメモリ部20とを含んでいる。
【0034】
さらに、画像2値化処理装置7は、2値化誤差Exyに対してフィルタ処理を行なうためのフィルタ処理部21と、フィルタ処理が行なわれた2値化誤差Exyから重み付き平均誤差Eavexyを算出するための誤差重み付けフィルタ19と、2値化処理を行なっている領域を含む所定の局所領域が線・文字画像領域であるか写真画像領域であるかを判定する領域判定装置22とを含んでいる。
【0035】
2値化誤差算出部17において算出される2値化誤差Exyは、メモリ部20に格納され、領域判定装置22の局所領域判別結果に応じて処理を行なうか否かが切り替えられつつ、フィルタ処理部21によりフィルタ処理される。フィルタ処理されたデータ(あるいはフィルタ処理されずにフィルタ処理部21を通過したデータ)に対しては、誤差重み付けフィルタ19によりメモリ部20の3ライン分のデータが用いられて重み付け演算が行なわれる。この重み付け演算により得られた2値化誤差Exyにより、多値画像データf(x,y)は画像データ補正部15で補正画像データf' (x,y)に補正され、補正画像データf' (x,y)が画像データ2値化部16で2値化されて2値画像データg(x,y)が得られる。
【0036】
図2は図1の画像2値化処理装置7のメモリ部20、フィルタ処理部21および領域判定装置22を説明するための図であり、図3は図2のフィルタ処理部21で用いられるフィルタの例を示す図である。
【0037】
図2に示すように、メモリ部20には、2値化誤差Exyを格納するためのラインメモリ23、24と、フィルタ処理部21で処理された後のデータ(以下、フィルタ処理後データとすることがある)を格納するためのラインメモリ25とが含まれ、また、フィルタ処理部21には、図3に示す3×3マトリクスで構成されるスムージングフィルタを用いることができる。
【0038】
フィルタ処理部21でのスムージングフィルタ処理は、ラインメモリ23に格納されている現2値化誤差データと、ラインメモリ24に格納されている前ライン処理における2値化誤差データと、ラインメモリ25に格納されている前ラインフィルタ処理後データとを参照して行なわれる。このフィルタ処理の際の注目画素はラインメモリ24に格納されている前ライン処理における2値化誤差データであり、フィルタ処理部21でのスムージング処理の結果はラインメモリ25に書き込まれ、次ライン処理においてこの処理結果が参照される。
【0039】
また、フィルタ処理部21でこれらのようにして処理されることにより得られたフィルタ処理後データは、誤差重み付けフィルタ19(図2参照)で、注目画素に対して重み付け平均され、画像データ補正部15(図1参照)で、入力される多値画像データとの加算が行なわれた後に、画像データ2値化部16(図1参照)で2値化処理される。
【0040】
領域判定装置22(図2参照)は、入力される画像データが写真画像のように滑らかな階調変化を持つ領域を表すか否かを判定し、この判定の結果は、判定信号としてゲート26に入力される。領域判定装置22で、入力される画像データが写真画像のように滑らかな階調変化を持つ領域を表すと判定された場合には、フィルタ処理部21でのフィルタ処理は行なわれることなく2値化誤差データは誤差重み付けフィルタ19に直接入力され、入力される画像データが滑らかな階調変化を持つ領域を表すと判定されなかった場合には、フィルタ処理部21でフィルタ処理が行なわれた後に2値化誤差データは誤差重み付けフィルタ19に入力される。
【0041】
図4は、2値化誤差の伝播を模式的に説明するための図である。図4(a)は従来の画像処理装置での2値化誤差の伝播を説明するための図であり、図4(b)は本発明の画像処理装置での2値化誤差の伝播を説明するための図である。ここでは、線画像を誤差拡散法により2値化処理した場合の2値化誤差の伝播状況が拡散量(絶対値)と伝播方向(矢印で示す)とによって表されている。
【0042】
図4(a)に示す誤差の伝播では、誤差の拡散が遅れることにより隣接する線画像に誤差が干渉し、がたつきやノイズが発生して画像の品質を低下させている。
【0043】
これに対して、図4(b)に示す誤差の伝播では、誤差の拡散を小領域で済ませるような処理が2値化誤差に対して施されている。2値化誤差の伝播で急激に拡散を停止させたりキャンセルしたりすると、写真画像のように2値化誤差の分散が小さい場合に、大幅に階調性を損ねることになるため、本画像処理装置のフィルタ処理部21ではスムージングフィルタを用い、かつ、その処理結果を次ライン処理に再度使用することで、スムージング効果を徐々に増大させ、誤差の拡散が滑らかになるよう制御されている。
【0044】
さらに、本画像処理装置のフィルタ処理部21では、フィルタ処理のために参照するデータを2値化誤差について多く含める(フィルタ処理後データがラインメモリ25の1ライン分参照されるのに対し、2値化誤差データがラインメモリ23とラインメモリ24との2ライン分参照される。)ことにより、2値化誤差そのものの持つ特性が保存され、フィルタ処理部21でのフィルタ処理されたデータを格納するラインメモリ25(図2参照)と後段の誤差重み付けフィルタ19(図2参照)で参照する注目画素から最も離れたラインとを対応させることにより、誤差拡散法本来のもつ解像度と階調の再現性とを損なうことがない。
【0045】
また、写真画像のように階調変化が滑らかな画像の場合、2値化誤差の振幅の変化が元々小さく、このような2値化誤差にスムージング処理を施すと、2値化誤差が小さくなり、補正画像データf' (x,y)(図1参照)の変化が希少になってしまうため、疑似輪郭が発生するケースが生じる。このようなケースに対応するために、本画像処理装置の画像2値化装置7(図1参照)では、領域判定装置において、線・文字画像であるか写真画像であるかを判定して、この判定結果に応じてフィルタ処理を行なうか否かの切り替えを行なっている。
【0046】
続いて、図2の領域判定装置22について説明する。図5は、写真領域であるか否かを判定するための第1の領域判定装置を説明するための図である。
【0047】
第1の領域判定装置には、ラインメモリ27と最大値・最小値検出フィルタ28と減算器29と比較器30とが含まれる。入力される多値画像データは、ラインメモリ27により4ライン分記憶され、最大値・最小値検出フィルタ28により5×5局所領域内の図に示すaからxまでの25画素の最大値および最小値が検出される。検出された最大値・最小値は、減算器29によりその差(最大値−最小値)が算出され、比較器30によりMPU(図17のMPU1)が与える領域判定しきい値と比較される。前述の最大値と最小値との差がしきい値よりも小さければ写真領域と判定され判別信号がゲート26(図2参照)に出力される。
【0048】
また、領域判定装置を次のように構成することもできる。図6は、写真領域であるか否かを判定するための第2の領域判定装置を説明するための図である。
【0049】
第2の領域判定装置には、ラインメモリ27とエッジ検出フィルタ31と比較器32とが含まれる。入力される多値画像データは、ラインメモリ27により4ライン分記憶され、一次微分フィルタや二次微分フィルタ、あるいは、それらの組み合わせより構成されるフィルタ等からなるエッジ検出フィルタ31により、5×5局所領域内のエッジ量が検出され、それらの絶対値が出力される。検出されるエッジ量は、比較器32によりMPU(図17のMPU1)が与える領域判定しきい値と比較される。前述のエッジ量がしきい値より小さければ写真領域と判定され、判別信号がゲート26(図2参照)に出力される。
【0050】
以上のようなフィルタ処理部21、領域判定装置22を含む画像2値化装置7を有する本画像処理装置でのフィルタ処理によると、線・文字画像であるか写真画像であるかを問わず、簡便に多値の画像データが高品質の画像となるように2値化される。さらに、画像2値化装置7でのフィルタ処理は、誤差拡散法におけるフィードバックループ内の演算系とは別の独立した処理であるため、フィードバックループ内の演算速度への負荷をかけることなく、かつ、フィルタ処理用として追加メモリを要しない。
【0051】
なお、以上のように、フィルタ処理部21では図3に示すような3×3マトリクスサイズのスムージングフィルタを用いたが、ラインメモリ23〜25等の構成の変更を伴って、処理画像に応じて5×5マトリクスサイズのスムージングフィルタや、メディアンフィルタなどの非線型スムージングフィルタを用いて上記と同様の効果を上げることができる。
【0052】
次に、本発明の第2の実施の形態の画像処理装置、第3の実施の形態の画像処理装置、第4の実施の形態の画像処理装置について説明する。以下では、同様の機能を有する部分には、同様の符号を用いている。
【0053】
図7は本発明の第2の実施の形態の画像処理装置の画像2値化処理装置7のメモリ部20、フィルタ処理部21および領域判定装置22を説明するための図であり、図8は図7のフィルタ処理部21で用いられるフィルタの例を示す図である。本画像処理装置の全体構成、画像2値化装置内のデータの流れ等は、第1の実施の形態の画像処理装置と同様である。
【0054】
図7に示すように、メモリ部20には、2値化誤差Exyを格納するためのラインメモリ23と、フィルタ処理部21で処理されたフィルタ処理後データを格納するためのラインメモリ25とが含まれ、また、フィルタ処理部21には、図8に示す3×2マトリクスで構成されるスムージングフィルタを用いることができる。なお、フィルタ処理部21のフィルタ処理係数は、第1の実施の形態である画像処理装置と同様の効果を上げるために、重み付け係数を2倍としているが、これに限られるものではない。
【0055】
フィルタ処理部21でのスムージングフィルタ処理は、ラインメモリ23に格納されている現2値化誤差データと、ラインメモリ25に格納されている前ラインフィルタ処理後データとを参照して行なわれる。このフィルタ処理の際の注目画素はラインメモリ23の前ライン2値化誤差データであり、スムージング処理の結果はラインメモリ25に書き込まれ、次ライン処理においてこの処理結果が参照される。
【0056】
フィルタ処理部21でこれらのようにして処理されることにより得られたフィルタ処理後データは、誤差重み付けフィルタ19(図7参照)で、注目画素に対して重み付け平均され、画像データ補正部15(図1参照)で、入力される多値画像データとの加算が行なわれた後に、画像データ2値化部16(図1参照)で2値化処理される。
【0057】
領域判定装置22(図2参照)は、入力される画像データが写真画像のように滑らかな階調変化を持つ領域を表すか否かを判定し、この判定の結果は、判定信号としてゲート26に入力される。領域判定装置22で、入力される画像データが写真画像のように滑らかな階調変化を持つ領域を表すと判定された場合には、フィルタ処理部21でのフィルタ処理は行なわれることなく2値化誤差データは誤差重み付けフィルタ19に直接入力され、入力される画像データが滑らかな階調変化を持つ領域を表すと判定されなかった場合には、フィルタ処理部21でフィルタ処理が行なわれた後に2値化誤差データは誤差重み付けフィルタ19に入力される。領域判定装置22については、上述の第1の実施の形態の画像処理装置と同様に、図5、図6に示すものを用いることができる。
【0058】
これらのように、スムージング処理結果は、ラインメモリ25に書き込まれ、次ライン処理においてこの処理結果が参照されてスムージング処理が施されるため、処理が進行するにつれてスムージング処理の効果が大きくなり、誤差の拡散を滑らかに制御することができる。また、ラインメモリ23の2値化誤差データを2ライン分用いてフィルタ処理を行なっているが、これは、より多くの2値化誤差データを用いることにより、2値化誤差の特性を保存するためである。
【0059】
以上のようなフィルタ処理部21、領域判定装置22を含む画像2値化装置7を有する本画像処理装置でのフィルタ処理によると、線・文字画像であるか写真画像であるかを問わず、簡便に多値の画像データが高品質の画像となるように2値化される。さらに、画像2値化装置7でのフィルタ処理は、誤差拡散法におけるフィードバックループ内の演算系とは別の独立した処理であるため、フィードバックループ内の演算速度への負荷をかけることなく、かつ、フィルタ処理用として追加メモリを要しない。
【0060】
図9は本発明の第3の実施の形態の画像処理装置の画像2値化処理装置7のメモリ部20、フィルタ処理部21および領域判定装置22を説明するための図であり、図10は図9のフィルタ処理部21で用いられる2種類のフィルタのうちの一方の例を示す図である。本画像処理装置の全体構成、画像2値化装置内のデータの流れ等の、フィルタ処理部のフィルタのフィルタ係数の設定以外の処理とこの設定に用いられる構成以外の構成は、第1の実施の形態の画像処理装置と同様である。
【0061】
図9に示すように、メモリ部20には、2値化誤差Exyを格納するためのラインメモリ23、24と、フィルタ処理部21で処理されたフィルタ処理後データを格納するためのラインメモリ25とが含まれ、また、フィルタ係数格納ルックアップテーブル33は、図3に示すフィルタと図8に示すフィルタとの2種類のフィルタのフィルタ係数を格納する。
【0062】
領域判定処理装置22は、上述の第1の実施の形態の画像処理装置と同様に図5、図6に示すものを用いることができ、入力される画像データが写真画像のように滑らかな階調変化を持つ領域を表すか否かを判定し、この判定の結果に応じて、フィルタ処理部21で用いられるフィルタのフィルタ係数が切り替えられる。
【0063】
すなわち、領域判定装置22で、入力される画像データが写真のような滑らかな階調変化を持つ領域を表すと判定された場合には、図10に示すように、フィルタ処理部21のフィルタ係数a、b、cをこれら以外より小さくすることでフィルタ処理によるスムージング効果が減じられ、疑似輪郭の発生を防ぐことができる。また、領域判定装置22で、入力される画像データが滑らかな階調変化を持つ領域を表すと判定されなかった場合には、図3に示すようにフィルタ処理部21のフィルタ係数を均等に配分するか、あるいは、フィルタ係数a、b、cをこれら以外より大きくすることでスムージング効果を大きくすることができ、線・文字等の画像の再現が良好になる。
【0064】
以上のようなフィルタ処理部21、領域判定装置22を含む画像2値化装置7を有する本画像処理装置でのフィルタ処理によると、線・文字画像であるか写真画像であるかを問わず、簡便に多値の画像データが高品質の画像となるように2値化される。さらに、画像2値化装置7でのフィルタ処理は、誤差拡散法におけるフィードバックループ内の演算系とは別の独立した処理であるため、フィードバックループ内の演算速度への負荷をかけることなく、かつ、フィルタ処理用として追加メモリを要しない。
【0065】
図11は、本発明の第4の実施の形態の画像処理装置の画像2値化処理装置7の構成を説明するためのブロック図である。図11は第1の実施の形態の画像処理装置の画像2値化処理装置7の構成を説明するためのブロック図である図1に対応し、本画像処理装置の全体構成は図17を用いて説明した従来の画像処理装置の全体構成に準ずるものとする。
【0066】
本画像処理装置の画像2値化処理装置7は、第1の実施の形態の画像処理装置とは異なり、2値化処理を行なっている領域を含む所定の局所領域が線・文字画像領域であるか写真画像領域であるかを判定する装置(図1に示す領域判定装置22)を有していない。
【0067】
2値化誤差算出部17において算出される2値化誤差Exyはメモリ部20に格納され、フィルタ処理部21によりフィルタ処理される。フィルタ処理されたデータに対しては、第1の実施の形態の画像処理装置と同様にして、誤差重み付けフィルタ19によりメモリ部20の3ライン分のデータが用いられて重み付け演算が行なわれる。この重み付け演算により得られた2値化誤差Exyにより、多値画像データf(x,y)は画像データ補正部15で補正画像データf' (x,y)に補正され、補正画像データf' (x,y)が画像データ2値化部16で2値化されて2値画像データg(x,y)が得られる。
【0068】
以上のような画像2値化装置7を有する本画像処理装置でのフィルタ処理によると、特に、線・文字画像を表す多値の画像データが簡便に高品質の画像となるよう2値化される。更に、画像2値化装置7でのフィルタ処理は、誤差拡散法におけるフィードバックルーブ内の演算系と別の独立した処理であるため、フィードバックループ内の演算速度への負荷をかけることなく、かつ、フィルタ処理用として追加メモリを要しない。
【0069】
次に、従来の画像処理装置により2値化処理された画像データによる画像と比較しつつ、本発明の実施の形態の画像処理装置の画像2値化装置で2値化処理された画像データによる画像を説明する。
【0070】
図12は、従来の画像処理装置により2値化処理された画像データによる画像を説明するための図である。
【0071】
図12によると、従来の画像処理装置では、図のA部に示す線・文字画像で、線、文字の周辺にドットが分散しており、また、線、文字の途切れやがたつきが著しいことが確認される。
【0072】
図13、図14は、本発明の第1の実施の形態である画像処理装置により2値化処理された画像データによる画像を説明するための図である。図13は第1の実施の形態である画像処理装置に図5に示す第1の領域判別装置(最大値・最小値検出による領域判別)を用いた際の画像を示す図であり、図14は第1の実施の形態である画像処理装置に図5に示す第2の領域判別装置(エッジ検出による領域判別)を用いた際の画像を示す図である。
【0073】
本画像処理装置による画像は、第1の領域判別装置を用いた際にも第2の領域判別装置を用いた際にも、後に示す第4の実施の形態である画像処理装置とは異なり、写真画像領域での疑似輪郭の発生は認められない(図13のB部、図14のD部参照)。また、従来の画像処理装置に見られた線・文字画像でのドットの分散、線・文字の途切れやがたつきは、図14のE部に示す線・文字画像にわずかに認められるものの、図13のB部に示す線・文字画像にはほぼ完全に認められておらず、図13、図14に示す画像はいずれも品質の高い画像となっている。
【0074】
図15は、本発明の第3の実施の形態である画像処理装置により2値化処理された画像データによる画像を説明するための図である。本画像処理装置による画像は、第1の実施の形態である画像処理装置と同様、非常に高品質の画像となっている。
【0075】
図16は、本発明の第4の実施の形態である画像処理装置でにより2値化処理された画像データによる画像を説明するための図である。
【0076】
図16によると、第4の実施の形態の画像処理装置では、写真画像の一部で疑似輪郭が生じているものの(図16のF部参照)、線・文字画像には従来の画像処理装置に見られた線・文字画像でのドットの分散、線・文字の途切れやがたつきは認められず、図16に示す画像は線・文字の画像について高品質の画像となっている。
【0077】
以上のように第1の実施の形態の画像処理装置、第3の実施の形態の画像処理装置により2値化処理された画像データによる画像は、線・文字画像であるか写真画像であるかを問わず、従来の画像処理装置による画像に比べて高品質の画像であることが確認される。また、第4の実施の形態の画像処理装置により2値化処理された画像データによる画像は、特に、線・文字画像について、従来の画像処理装置による画像に比べて高品質であるであることが確認される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態である画像処理装置の画像2値化処理装置7の構成を説明するためのブロック図である。
【図2】図1の画像2値化処理装置7のメモリ部20、フィルタ処理部21および領域判定装置22を説明するための図である。
【図3】図2のフィルタ処理部21で用いられるフィルタの例を示す図である。
【図4】2値化誤差の伝播を模式的に説明するための図である。
【図5】写真領域であるか否かを判定するための第1の領域判定装置を説明するための図である。
【図6】写真領域であるか否かを判定するための第2の領域判定装置を説明するための図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態の画像処理装置の画像2値化処理装置7のメモリ部20、フィルタ処理部21および領域判定装置22を説明するための図である。
【図8】図7のフィルタ処理部21で用いられるフィルタの例を示す図である。
【図9】本発明の第3の実施の形態の画像処理装置の画像2値化処理装置7のメモリ部20、フィルタ処理部21および領域判定装置22を説明するための図である。
【図10】図9のフィルタ処理部21で用いられる2種類のフィルタのうちの一方の例を示す図である。
【図11】本発明の第4の実施の形態の画像処理装置の画像2値化処理装置7の構成を説明するためのブロック図である。
【図12】従来の画像処理装置により2値化処理された画像データによる画像を説明するための図である。
【図13】本発明の第1の実施の形態である画像処理装置により2値化処理された画像データによる画像を説明するための第1の図である。
【図14】本発明の第1の実施の形態である画像処理装置により2値化処理された画像データによる画像を説明するための第2の図である。
【図15】本発明の第3の実施の形態である画像処理装置により2値化処理された画像データによる画像を説明するための図である。
【図16】本発明の第4の実施の形態である画像処理装置でにより2値化処理された画像データによる画像を説明するための図である。
【図17】画像処理装置の全体構成の概略を説明するためのブロック図である。
【図18】従来の画像処理装置の画像2値化装置7を説明するためのブロック図である。
【符号の説明】
1 MPU
2 画像入力装置
3 A/D変換装置
4 log変換装置
5 MTF補正装置
6 ガンマ補正装置
7 画像2値化装置
8 画像記録装置
15 画像データ補正部
16 画像データ2値化部
17 2値化誤差算出部
18 セレクタ
19 誤差重み付けフィルタ
20 メモリ部
21 フィルタ処理部
22 領域判定装置
23〜25 ラインメモリ
26 ゲート
27 ラインメモリ
28 最大値・最小値検出フィルタ
29 減算器
30、32 比較器
31 エッジ検出フィルタ
33 フィルタ係数格納ルックアップテーブル
f(x,y) 多値画像データ
g(x,y) 2値画像データ
Exy 2値化誤差
Eavexy 重み付き平均誤差
mk,l 重み付け係数
f' (x,y) 補正画像データ
g' (x,y) 基準2値画像データ
Th しきい値

Claims (8)

  1. 多値の画像データを2値化する際に発生する2値化誤差を算出する誤差算出手段と、
    算出された2値化誤差に所定のフィルタ処理を実行してフィルタ処理後2値化誤差を得るフィルタ手段と、
    注目画素周辺の所定領域内のフィルタ処理後2値化誤差に対して重み付け平均を算出する重み付け平均算出手段と、
    算出された重み付け平均を注目画素の画像データに加算する加算手段と、
    注目画素を含む所定の領域の特性を判別する判別手段と、を備え
    上記フィルタ手段は、上記判別手段の判別結果に応じたフィルタ処理を行うことを特徴とする画像処理装置。
  2. 上記フィルタ手段は、上記判別手段の判別結果に応じたフィルタ処理として、上記判別手段の判別結果に基づいてフィルタ処理を行うかフィルタ処理を行わないかを切り換えることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 上記フィルタ手段は、上記判別手段の判別結果に応じたフィルタ処理として、上記判別手段の判別結果に基づいてフィルタ処理に用いる係数を設定することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  4. 上記判別手段は、線または文字領域であるか、あるいは、写真画像領域であるかを、注目画素周辺の所定領域と重なる領域の特性として判別することを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の画像処理装置。
  5. 多値の画像データを2値化する際に発生する2値化誤差を算出する誤差算出手段と、
    算出された2値化誤差に所定のフィルタ処理を実行してフィルタ処理後2値化誤差を得るフィルタ手段と、
    注目画素周辺の所定領域内のフィルタ処理後2値化誤差に対して重み付け平均を算出する重み付け平均算出手段と、
    算出された重み付け平均を注目画素の画像データに加算する加算手段と、を備え、
    上記重み付け平均算出手段は、注目画素周辺の所定領域内において、注目画素から離れた領域についてはフィルタ処理後2値化誤差を使用しその他の領域については2値化誤差をそのまま使用して重み付け平均を行うことを特徴とする画像処理装置。
  6. 上記フィルタ手段は、スムージングフィルタを用いてフィルタ処理を実行することを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載の画像処理装置。
  7. 上記フィルタ手段は、対象とする2値化誤差の周辺の複数の2値化誤差に対してフィルタ処理を行い対象とする2値化誤差をフィルタ処理後2値化誤差に置き換えることを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれかに記載の画像処理装置。
  8. さらに、上記誤差算出手段により算出された2値化誤差および上記フィルタ手段によってフィルタ処理された2値化誤差を記憶するメモリ部を備え、上記フィルタ手段は上記メモリ部に記憶された2値化誤差にフィルタ処理を実行することを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれかに記載の画像処理装置。
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