JP3322522B2 - カラー画像処理装置 - Google Patents

カラー画像処理装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カラー中間調画像を二
値化して疑似中間調表現する機能を備えたカラー画像処
理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、中間調画像を二値再生する場合の
手段としては、閾値のマトリクステーブルに従って画像
を二値化していく各種ディザ法が広く用いられている。
しかしながら、これらディザ法では、階調再現性を良く
するためにはマトリクステーブルを大きくする必要があ
り、高分解能を得るためにはマトリクステーブルを小さ
くしなければならないという矛盾があるため、階調再現
性と高分解能の両立が困難であった。
【0003】上記階調再現性と高分解能が両立する方法
として、誤差拡散法があり、各種従来法の中では、比較
的良い評価が与えられている。図1、図5、図を参照
して、従来の誤差拡散法を説明する。図1は誤差拡散法
を実現する画像処理装置のブロック図であり、図5は誤
差拡散法における誤差の分配方法を説明する図であり、
は誤差拡散法を実現する処理を示すフローチャート
である。
【0004】まず、注目画素の入力濃度Iを画像メモリ
2から読み出す(ステップV1)。次に、ROM4か
ら、二値化処理に用いる閾値Tを読み出す(V2)。一
般には、入力データの値の範囲の中間値、例えば、入力
データが0〜255の場合128が用いられることが多
い。更に、RAM3から、注目画素に配分された重み付
け誤差和Eを読み出し、画像メモリ2から読み出された
注目画素の入力濃度Iに加算して、補正濃度I’を求め
る(V3)。
【0005】そして、閾値Tと補正濃度I’を比較して
(V4)、注目画素の出力信号Oを決定する。I’≧T
の場合、出力信号Oは記録を示す255となり(V
5)、I’<Tの場合、出力信号Oは非記録を示す0と
なる(V6)。以上により決定された注目画素の出力信
号Oを画像メモリ6に書き込む(V7)。
【0006】ここで発生した注目画素の二値化誤差eを
式1に従って計算する(V8)。
【0007】
【数1】
【0008】ROM4から重み付け係数マトリクスを読
み出す(V9)。一般には、重み付け係数マトリクスと
して、式2に示すマトリクスが用いられる。
【0009】
【数2】
【0010】上記V8で求められた二値化誤差eを、重
み付け係数マトリクスに従って、周辺画素に分配する。
つまり、注目画素と周辺画素との位置関係に従って、R
OM4から読み出された係数マトリクスの対応する係数
値を、注目画素の二値化誤差eに乗算し、図5に示され
るように、各周辺画素に分配される二値化誤差をRAM
3内のデータに加算する(V10)。上記の処理を、各
画素毎に繰り返し行う。
【0011】そして、上記の処理を各色独立に行なった
後、インク量の削減等のため、C、M、Yとも記録され
る画素ではKを記録し、またKが記録される画素につい
ては、C、M、Yの出力信号を0に変更していた。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例には、次のような問題点があった。即ち、ブラック
(以下Kと称す)の記録画素とシアン(以下Cと称
す)、マゼンタ(以下Mと称す)、イエロー(以下Yと
称す)の記録画素が混在する領域において、後述のざら
つきが発生することがあった。
【0013】そのこのざらつきの原因は次のように考え
られる。従来例で述べた誤差拡散処理の方式は、C、
M、Y、K各色独立に処理を行っている。C、M、Yの
二値化においては、色毎に誤差拡散法による二値化を行
った後、Kが記録されるかどうかにかかわらず、注目画
素について、4つの記録色の全ての出力信号を決定して
から、Kが記録される場合に、C、M、Yの出力信号を
0に変えていた。この場合、各色独立に出力信号を決定
した際には適度に散らばっていた記録画素が、強制的に
出力信号を0に変更されることによって、実際に記録さ
れる画素が密に存在する領域と疎に存在する領域とが発
生する。そして、記録画素が集中している塊が目につ
き、ざらついているように感じられる。
【0014】上記現象を、図から図を用いて詳しく
説明する。なお、以下の説明において、C、M、Y、K
の入力濃度をそれぞれCin、Min、Yin、Kin
とし、C、M、Y、Kの出力信号をそれぞれCout、
Mout、Yout、Koutとする。また、入力濃度
の値域は0〜255であるとし、出力信号は0(非記
録)または255(記録)であるとする。図は、ある
領域において、従来例で述べた誤差拡散処理を行い二値
化した場合のMoutが255である画素を示したもの
である。
【0015】二値化した場合のMoutが255である
画素を示した図においては、Mの記録画素は適度に散
らばっており、ざらつきは見られない。図で示された
Moutが255の画素について、Kが記録される画素
のMoutを0に変えたもの、即ちMが実際に記録され
る画素を示したものが図である。図ではMの記録画
素が密に存在しているところと疎に存在しているところ
があるのがわかる。
【0016】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、KとC、M、Yの記録画素が混
在する領域においても、ざらつきのない、カラー疑似中
間調画像を作成できるカラー画像処理装置を提供するこ
とを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に請求項1のカラー画像処理装置においては、注目画素
の各記録色について、既に二値化された周辺画素で発生
した二値化誤差に基づいて、注目画素の入力濃度を補正
して補正濃度を求める入力濃度補正手段と、注目画素の
記録色のうち特定色について、前記入力濃度補正手段に
より求められた補正濃度を所定の閾値と比較して、記録
か非記録かを示す二値の出力信号を決定する特定色出力
信号決定手段と、その特定色出力信号決定手段により決
定された出力信号に基づいて前記注目画素の記録色のう
ち前記特定色以外の参照色の出力信号を決定する参照色
出力信号決定手段と、注目画素の各記録色について、前
記補正濃度と、前記特定色出力信号決定手段あるいは参
照色出力信号決定手段により決定された出力信号とか
ら、注目画素において発生した二値化誤差を演算する二
値化誤差演算手段と、その二値化誤差演算手段により求
められた注目画素の二値化誤差を、注目画素の周辺画素
に分配する二値化誤差分配手段とを備えたものを対象と
して、特に、前記参照色の前記入力濃度は、前記特定色
の入力濃度が有る場合には、前記特定色の濃度に基づい
て変換されたものであって、前記参照色出力信号決定手
段は、前記特定色出力信号決定手段による出力信号が非
記録の場合には、前記入力濃度補正手段により求められ
た補正濃度を所定の閾値と比較して記録あるいは非記録
を示す二値の出力信号を決定し、前記特定色出力信号決
定手段による出力信号が記録の場合には出力信号を非記
録にすることを特徴としている。
【0018】請求項2のカラー画像処理装置において
は、前記参照色の前記入力濃度が、変換前の参照色の入
力濃度に対して、入力濃度の最大値から前記特定色の濃
度を減算した値の入力濃度の最大値に対する比を積算し
たものであることを特徴としている。
【0019】
【0020】請求項のカラー画像処理装置において
は、請求項1又は2の発明において、特定色がブラック
であり、参照色がシアン、マゼンタ、イエローの3色か
ら構成されたものである。
【0021】
【作用】上記の構成を有する請求項1のカラー画像処理
装置においては、注目画素の各記録色について、既に二
値化された周辺画素で発生した二値化誤差に基づいて、
入力濃度補正手段により、注目画素の入力濃度が補正さ
れ補正濃度が求めれらる。ここで、参照色の入力濃度
は、特定色の入力濃度が有る場合には、特定色の濃度に
基づいて変換されたものである。次に、注目画素の記録
色のうち特定色について、特定色出力信号決定手段によ
り、特定色の補正濃度が所定の閾値と比較され、特定色
が記録か非記録かを示す二値の出力信号が決定される。
また、注目画素の記録色のうち特定色以外の参照色につ
いて、参照色出力信号決定手段により、特定色出力信号
決定手段による出力信号が非記録の場合には、補正濃度
が所定の閾値と比較され、参照色が記録か非記録かを示
す二値の出力信号が決定され、特定色出力信号決定手段
による出力信号が記録の場合には出力信号を非記録にさ
れる。そして、注目画素の各記録色について、補正濃度
と、特定色出力信号決定手段あるいは参照色出力信号決
定手段により決定された出力信号とから、二値化誤差演
算手段により、注目画素において発生した二値化誤差が
演算される。二値化誤差分配手段により、その注目画素
の二値化誤差が注目画素の周辺画素に分配される。
【0022】請求項2のカラー画像処理装置において
は、前記参照色の前記入力濃度が、変換前の参照色の入
力濃度に対して、入力濃度の最大値から前記特定色の濃
度を減算した値の入力濃度の最大値に対する比を積算し
たものである。
【0023】
【0024】請求項のカラー画像処理装置において
は、請求項1又は2の発明において、特定色がブラック
であり、参照色がシアン、マゼンタ、イエローの3色で
ある。
【0025】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図面を
参照して説明する。尚、本実施例のカラー画像処理装置
は、ブラック(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)、
イエロー(Y)の4色にて印字を行うプリンタに適用さ
れている。
【0026】図1は、本実施例のカラー画像処理装置の
画像処理回路を示すブロック図である。誤差拡散処理を
行なう画像処理回路1は、入力データへ所要の演算処理
を施すもので、ディジタル電気信号で入力された原画像
情報の一部を記憶する原画像記憶装置(画像メモリ)2
と、各計算結果を格納するRAM3と、ROM4と、R
AM3を用いて各種画像処理を行なうCPU5と、誤差
拡散処理後の信号を記憶する出力画像記憶装置(画像メ
モリ)6とにより構成されている。
【0027】前記ROM4には、配分された周辺画素の
誤差に対する重み付けの係数マトリクスや閾値などが記
憶されている。原画像データの入力手段から入力された
中間調画像データは、原画像記憶装置2に記憶される。
原画像データの入力は、1画素毎でも、1ライン毎で
も、また、1画面分送られても構わない。格納された中
間調画像情報のディジタル信号に対して、CPU5を用
いて誤差拡散処理を行なう。
【0028】次に、図2から図4を参照して、本実施例
における誤差拡散処理を説明する。図2は誤差拡散処理
を示すフローチャートであり、図3はC、M、Yの変換
濃度を求める手順を示すフローチャートであり、図4は
出力信号を決定する手順を示すフローチャートである。
【0029】まず、画像メモリ2から、注目画素の入力
濃度IC、IM、IY、IKを読み出す(ステップS
1)。次に、ROM4から閾値Tを読み出す(S2)。
また、周辺画素から分配される二値化誤差の重み付け誤
差和による補正を行うに先立って、3色入力濃度変換手
段を用いて、C、M、Yの変換濃度I’C、I’M、
I’Yを求める(S3)。
【0030】ここで、C、M、Yの変換濃度I’C、
I’M、I’Yを求める手順を、図3を用いて説明す
る。画像メモリ2から注目画素の入力濃度IC、IM、
IYを取り出した(ステップT1)後、Kの入力濃度I
Kが0であるかどうか判断する(T2)。IKが0でな
い場合、IKを用いて、式3に従って、I’C、I’
M、I’Yを決定する(T3)。
【0031】
【数3】
【0032】また、IKが0である場合、I’C、I’
M、I’Yとして、IC、IM、IYの各値をそのまま
用いる(T4)。
【0033】入力濃度IC、IM、IY、IKをそのま
ま用いて本実施例の誤差拡散処理を行った場合には、入
力濃度IC、IM、IY、IKを用いて従来方式のよう
に各色独立に誤差拡散処理を行った場合に比べて、C、
M、Yの3色の記録色については、実際に記録される画
素数が多くなり、二値化した画像の濃度が濃く見えてし
まう。ところが、上記T3及びT4を行うことにより、
入力濃度IC、IM、IY、IKをそのまま用いて各色
独立に誤差拡散処理を行い二値化した場合と、変換濃度
を用いて本発明による誤差拡散処理により二値化を行っ
た場合の出力画像が、ほぼ同じ濃度を再現することが可
能となる。
【0034】次に、入力濃度補正手段を用いて、入力濃
度IKと、前記のようにして求められたC、M、Yの変
換濃度I’C、I’M、I’Yから、補正濃度ICco
r、IMcor、IYcor、IKcorを計算する
(S4)。RAM3から、記録色Kについて注目画素に
配分された重み付け誤差和EKを読み出し、入力濃度I
Kに加算して、補正濃度IKcorを求める。C、M、
YについてもKと同様に、RAM3から、注目画素に配
分された重み付け誤差和EC、EM、EYを読み出し、
変換濃度I’C、I’M、I’Yに加算して、補正濃度
ICcor、IMcor、IYcorを求める。そし
て、補正濃度ICcor、IMcor、IYcor、I
Kcorを閾値Tと比較して、出力信号OC、OM、O
Y、OKを求める(S5)。
【0035】ここで、各記録色の出力信号OC、OM、
OY、OKを求める手順を、図4を用いて説明する。二
値化の順序としては、各画素において、4色の記録色の
うちKが最初に二値化されるようにする。二値化される
画素の順序は、点順次でも、線順次でも、面順次でも構
わない。
【0036】まず、注目画素の補正濃度Icorが読み
出され(ステップU1)、記録色がKか否かが判断され
(U2)、Kであれば、閾値Tと補正濃度IKcorを
比較して(U4)、注目画素の出力信号OKを決定す
る。IKcor≧Tの場合、出力信号OKは255とな
り(U5)、IKcor<Tの場合、出力信号OKは0
となる(U6)。
【0037】次に、求められたOKを参照して、C、
M、Yの二値化を行う。Cについては、前記U5及びU
6で求められたKの出力信号OKが0であるか否か判断
する(U3)。OKが0である場合には、Kの二値化手
順と同じように、閾値Tと補正濃度ICcorを比較し
て(U4)、注目画素の出力信号OCを決定する。IC
cor≧Tの場合、出力信号OCは255となり(U
5)、ICcor<Tの場合、出力信号OCは0となる
(U6)。
【0038】OKが0でない場合、即ち注目画素におい
てKが記録される場合には、Cの出力信号OCを0、即
ち注目画素においてCは記録されないようにする(U
7)。
【0039】M、Yについても同様の方法で、出力信号
OM、OYを求める。以上により決定された注目画素の
出力信号OC、OM、OY、OKを、画像メモリ6に書
き込む(S6)。
【0040】ここで、C=128、K=64の矩形領域
に、本実施例の誤差拡散処理を行った結果を図6に示
す。図を、従来例の図と比較することによってわか
るように、以上で述べた本実施例の誤差拡散処理を行う
ことによって、C、M、Yの記録画素と、Kの記録画素
が混在する領域における、実際に記録されるC、M、Y
の画素が密に存在する領域と、疎に存在する領域とが発
生するのを防ぐことができる。
【0041】そして、注目画素で発生した二値化誤差e
C、eM、eY、eKを式1に従って計算する(S
7)。また、ROM4から重み付け係数マトリクスを読
み出す(S8)。本実施例においては、従来例と同様、
重み付け係数マトリクスとして、式2に示されるマトリ
クスを用いている。
【0042】上記S7で求められた二値化誤差eC、e
M、eY、eKを、重み付け係数マトリクスに従って、
周辺画素に分配する(S9)。二値化誤差eC、eM、
eY、eKの分配に当たっては、注目画素と周辺画素と
の位置関係から対応する係数値を、注目画素の二値化誤
差eC、eM、eY、eKに乗算し、図5に示されるよ
うに、RAM4上の各周辺画素に対応する二値化誤差記
憶用のバッファに加算し、次画素の処理に移る。
【0043】尚、本発明は上記実施例に限定されるもの
ではなく、種々の変更を加えることも有り得る。例え
ば、プリンタに限らず、CRTディスプレイ等のカラー
画像を扱う装置に適用できる。
【0044】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように、請
求項1のカラー画像処理装置によれば、特定の色と他の
色の記録画素が混在する領域においても、ざらつきのな
いカラー疑似中間調画像を作成することが可能となる。
【0045】
【0046】また、請求項のカラー画像処理装置によ
れば、特定の色と他の色の記録画素が混在する領域にお
いても、ざらつきがなく、かつ、入力濃度を用いて記録
色毎に独立に二値化処理を行った場合の出力画像である
カラー疑似中間調画像と、見かけ上同じ濃度分布を持
ち、彩度の低下が起こらないカラー疑似中間調画像を作
成することが可能となる。
【0047】そして、請求項のカラー画像処理装置に
よれば、ブラックの記録画素と、シアン、マゼンダ、イ
エローの記録画素が混在する領域においても、ざらつき
がないカラー疑似中間調画像を作成することが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来方式及び本実施例における画像処理回路を
示すブロック図である。
【図2】本実施例における誤差拡散処理を示すフローチ
ャートである。
【図3】本実施例の誤差拡散処理におけるC、M、Yの
変換濃度を求める手順を説明するフローチャートであ
る。
【図4】本実施例の誤差拡散処理における出力信号を決
定する手順を説明するフローチャートである。
【図5】従来方式及び本実施例における二値化誤差の分
配方法を説明する図である。
【図6】本実施例による誤差拡散処理を用いて二値化さ
れた画像において、マゼンタのみ記録される画素を示し
た図である。
【図7】従来方式の誤差拡散処理における誤差拡散処理
を示すフローチャートである。
【図8】従来方式による誤差拡散処理を用いて二値化さ
れた画像において、マゼンタの出力信号が最大値を示す
画素を示した図である。
【図9】従来方式による誤差拡散処理を用いて二値化さ
れた画像において、マゼンタが実際に記録される画素を
示した図である。
【符号の説明】
1 画像処理装置 2 原画像記憶装置(画像メモリ) 3 RAM 4 ROM 5 CPU 6 出力画像記憶装置(画像メモリ)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/40 - 1/409 H04N 1/46 H04N 1/60

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 注目画素の各記録色について、既に二値
    化された周辺画素で発生した二値化誤差に基づいて、注
    目画素の入力濃度を補正して補正濃度を求める入力濃度
    補正手段と、 注目画素の記録色のうち特定色について、前記入力濃度
    補正手段により求められた補正濃度を所定の閾値と比較
    して、記録か非記録かを示す二値の出力信号を決定する
    特定色出力信号決定手段と、 その特定色出力信号決定手段により決定された出力信号
    に基づいて前記注目画素の記録色のうち前記特定色以外
    の参照色の出力信号を決定する参照色出力信号決定手段
    と、 注目画素の各記録色について、前記補正濃度と、前記特
    定色出力信号決定手段あるいは参照色出力信号決定手段
    により決定された出力信号とから、注目画素において発
    生した二値化誤差を演算する二値化誤差演算手段と、 その二値化誤差演算手段により求められた注目画素の二
    値化誤差を、注目画素の周辺画素に分配する二値化誤差
    分配手段とを備えたカラー画像処理装置において、前記参照色の前記入力濃度は、前記特定色の入力濃度が
    有る場合には、前記特定色の濃度に基づいて変換された
    ものであって、 前記参照色出力信号決定手段は、前記特定色出力信号決
    定手段による出力信号が非記録の場合には、前記入力濃
    度補正手段により求められた補正濃度を所定の閾値と比
    較して記録あるいは非記録を示す二値の出力信号を決定
    し、前記特定色出力信号決定手段による出力信号が記録
    の場合には出力信号を非記録にすることを特徴とするカ
    ラー画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記参照色の前記入力濃度は、変換前の
    参照色の入力濃度に対して、入力濃度の最大値から前記
    特定色の濃度を減算した値の入力濃度の最大値に対する
    比を積算したものであることを特徴とする請求項1に記
    載のカラー画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記特定色がブラックであり、前記参照
    色がシアン、マゼンタ、イエローの3色であることを特
    徴とする請求項1又は2に記載のカラー画像処理装置。
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