JP4371322B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4371322B2
JP4371322B2 JP2006300162A JP2006300162A JP4371322B2 JP 4371322 B2 JP4371322 B2 JP 4371322B2 JP 2006300162 A JP2006300162 A JP 2006300162A JP 2006300162 A JP2006300162 A JP 2006300162A JP 4371322 B2 JP4371322 B2 JP 4371322B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
value
data
image data
exposure pattern
input image
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006300162A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008114483A (ja
Inventor
雅夫 矢治
Original Assignee
株式会社沖データ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社沖データ filed Critical 株式会社沖データ
Priority to JP2006300162A priority Critical patent/JP4371322B2/ja
Priority to US11/979,414 priority patent/US8294963B2/en
Publication of JP2008114483A publication Critical patent/JP2008114483A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4371322B2 publication Critical patent/JP4371322B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/40Picture signal circuits
    • H04N1/407Control or modification of tonal gradation or of extreme levels, e.g. background level

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Printers Or Recording Devices Using Electromagnetic And Radiation Means (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Facsimile Image Signal Circuits (AREA)

Description

本発明は、電子写真方式の画像形成装置に関し、特にサブライン制御を行って高階調度の特性を得る画像形成装置に関する。
近年、画像形成装置には、高解像度の出力画像を得るために高階調度化の実現が強く求められている。同時に装置の小型化、ローコスト化も求められている。高階調度化を実現するために、1画素を形成するに当り、異なる時間幅の組合わせで、対応する光源を複数回オン・オフ駆動するサブライン制御技術が開示されている(例えば特許文献1参照)。
特開平09−136449号公報
上記従来の技術では、高階調度化に伴って、ライン(サブライン)数が増加する。その結果回路規模が大きくなってしまい、上記、装置の小型化、ローコスト化の目的が達成出来ないという、解決すべき課題が残されていた。
本発明による画像形成装置は、光源を複数回駆動して画像を形成する画像形成装置において、ラインの延びる方向に複数個配置した上記光源を上記ラインM本の位置で点灯駆動して形成した複数のラインにて階調画像を形成するストローブ信号と、Nビットの階調データPである入力画像データの1つの値に対して出力する上記ラインM(M<N)本の点灯駆動パターンを表す値を記憶するルックアップテーブルと、上記ルックアップテーブルから上記入力画像データに対応して駆動パターンを表す値を読み出し、上記光源を制御する露光パターン変動制御部とを有し、上記ルックアップテーブルは、上記入力画像データの1つの値に対して出力する上記ラインM本の点灯駆動パターンを表す値を (N−M) 個組にして特定の順番で記憶するととも、上記 (N−M) 個組となった上記値の各々に異なる露光パターンデータ値を割り振って記憶し、上記露光パターン変動制御部は、隣接する上記光源に対して異なる上記露光パターンデータ値に切り替えるパターン選択信号と、上記組となった複数の点灯駆動パターン値から上記露光パターンデータ値に対応する値を上記特定の順番で選択するセレクターとを備え、上記入力画像データに対応する上記 (N−M) 個組となる上記値の総和を上記組の値の個数で割った値を上記入力画像データの出力階調データに対応する値とすることを主要な特徴とする。
本発明による画像形成装置は、Nビットの階調データ値Pを2^(N−M)個のM(M<N)ビットデータセットに変換する階調変換部を備え、Mビットのデータセットを順番に受入れて、M本のライン上に各々のライン毎にエネルギの異なるドットを形成するので、高階調度化に伴って、ライン(サブライン)数を増加する必要が無くなる。その結果、装置の小型化、ローコスト化の目的が達成出来るという効果を得る。
本発明による画像形成装置は以下のように構成される。
最初に本発明が適用される画像形成装置の一例として電子写真プリンタの概略構成について説明する。
図1は、画像形成装置の機構概略断面図である。
図に於いて、記録紙トレイ21は、記録紙22を格納するカセットである。ホッピングローラ23は、記録紙22を一枚ずつ分離して給紙するローラである。フィードローラ24a、24b、24c、24dは、分離して給紙された記録紙22を搬送路37へ供給するローラである。感光体ドラム25は、矢印方向へ回転しながら、順に帯電、露光、現像、転写の各プロセスを実行する部分である。ここで、帯電は、帯電ローラ26によって感光体ドラム25の表面にマイナスの電荷が帯電されるプロセスである。露光は、マイナスの電荷が帯電された感光体ドラム25の表面にLEDヘッド7が所定の印刷データに基づいて露光するプロセスである。この露光によって、感光体ドラム25の表面に静電潜像が形成される。
現像は、現像ローラ28がトナーカートリッジ27に格納されているトナーを感光体ドラム25の表面の静電潜像に供給することによってトナー像を形成するプロセスである。転写は、搬送路37上を搬送されてくる記録紙22の裏側(図の下側)から転写ローラ29によってプラスの高電界を印加することによって感光体ドラム25の表面に形成されているトナー像を記録紙22に転写するプロセスである。定着器30は、定着ローラ31a、及び31bによって、トナー像を記録紙22上に熱融着させる部分である。排出ローラ32a、32bは、記録紙22を図示しない排出カセットへ排出するローラである。以上説明した機構部分は、以下に説明する制御系統によって本発明によるサブライン制御が実行される。以下にサブライン制御の概要について説明し、続いて本実施例の制御系統の説明に合わせて本実施例によって実行されるサブライン制御の詳細な機能について説明する。
図2は、サブライン制御の説明図である。
この図は、4ビットの入力画像データを4サブラインで階調表現した概念図である。図中矩形で囲まれた部分が1/600インチ×1/600インチの画素を示している。各画素内をLEDヘッドが通過する時に4回のサブラインタイミングがあり、それぞれのタイミングで、入力画像データに基づいて露光される。図中の丸がサブドットを示し、これらサブドットの露光位置と露光エネルギの総和が1画素のドットエネルギとなる。
図に示すように、外部から入力された画素当り1つの階調データ値は、1つの画素内に縦に並んだ複数の互いに異なる露光エネルギを持つサブドットの組合わせで表現される。
各サブラインのエネルギ量は、バイナリウェイトとなっており、4サブラインの点灯の組合わせにより、2の4乗通りの階調表現が可能である。この時、画素内の露光エネルギの種類と、その順番は全ての画素で同一とするので、主走査方向に並んだサブドット同士は、共通の露光エネルギ、露光時間とすることが出来、多数のLED素子を駆動するLEDヘッドでも階調印刷が容易になる。
図3は、画像形成装置の制御系統のブロック図である。
図に示すように、画像形成装置100(図1)の制御系統は、画像データ処理部1(後記実施例2では33)と、共通バス15と、CPU16と、プログラムROM17と、SRAM18と、同期信号生成回路19と、モータ駆動制御部20とを備える。
画像データ処理部1は、6ビットの入力画像データを受入れて最大4回LEDヘッド7(図1)を点灯することによって画像情報の高階調度化を実現する部分である。以下にその詳細について説明する。
図4は、実施例1の画像データ処理部の構成のブロック図である。
図に示すように、実施例1の画像データ処理部1は、階調変換部2と、露光パターン変動制御部3と、バッファ制御部4と、LEDヘッド制御部5と、露光パターンデータラインバッファ6とを備える。
階調変換部2は、その内部に露光パターンLUT2−1を有し、図示しない上位装置から送信されてくる6ビットの入力画像データ値をアドレスとし、露光パターンLUT2−1が格納する4個1組のテーブルの中から、4ビットの露光パターンデータ値を出力し、6ビットの入力画像データ値を4個の4ビットデータセットに変換する部分である。以下にその詳細な内容について説明する。
図5は、露光パターンルックアップテーブルの説明図である。
図に示すように、図の最左列に6ビットの入力画像データ値(10進数表示)が上から順番に表されている。図の中央列には、入力画像データ値に対応する4個1組の露光パターンデータ値が表され、図の最右列に、該4個1組の露光パターンデータ値の平均値(この値は入力画像データ値を4で除した値に等しい)が表されている。従って、4個1組の露光パターンデータ値(2進数表示)は、その各々を10進数に変換した総和が入力画像データ値に等しく、且つ、算術平均が入力画像データ値(10進数表示)を4で除した値と等しくなるように予め設定されている。但し、画像データ値60以上では頭打ちとなっている。この値は、再現画像の高濃度域なので殆ど視認されないので特に問題は、発生しない。
図4に戻って、露光パターン変動制御部3は、階調変換部2から入力画像データ値に対応する4組の露光パターンデータ値を受入れて何れか1組の露光パターンデータ値を選択する部分である。以下に、その詳細な内容について説明する。
図6は、露光パターン変動制御部の説明図である。
図に示すように露光パターン変動制御部3は、4進カウンタ8と、セレクタ9とを備える。4進カウンタ8は、図示しない上位装置から受入れる画素クロックに同期させてパターン選択信号Spをインクリメントする部分である。セレクタ9は、パターン選択信号Spを受入れて対応する露光パターンデータ値(露光パターンデータ値0〜3)を選択し、バッファ制御部4へ送出する部分である。
図4に戻って、バッファ制御部4は、露光パターン変動制御部3から露光パターンデータ値を受入れて一旦バッファリングし、所定のフォーマットに変換した2値化ヘッドデータを所定のタイミングでLEDヘッド制御部5へ送出する部分である。以下に、その詳細な内容について説明する。
図7は、バッファ制御部の説明図である。
図8は、露光パターンデータラインバッファの説明図である。
図7に示すようにバッファ制御部4は、バッファ書込み制御部10と、バッファ読出し制御部11とを備える。図8に示すように露光パターンデータラインバッファ6は、ローアドレスR0、R1、R2、R3とコラムアドレスCa0〜Ca4991を有するラインバッファ6−3と、ローアドレスR4、R5、R6、R7とコラムアドレスCb0〜Cb4991を有するラインバッファ6−4と、リードポインタ6−1と、ライトポインタ6−2とを備える。
バッファ書込み制御部10(図7)は、ライン同期信号の到来毎にライトポインタ6−2(図8)をラインバッファ6−3左端のCa0か、又はラインバッファ6−4左端のCb0に交互にリセットし、バッファ書込み信号の到来毎に図中右方向へ1ずつインクリメントし、受信した露光パターンデータ値を露光パターンデータラインバッファ6に書込む制御を実行する部分である。ここでライトポインタ6−2(図8)は、ラインバッファ6−3又はラインバッファ6−4のコラムアドレスを指し示し、該コラムアドレスは、LEDヘッド7(図4)に搭載されている総数4992のLED素子にそれぞれ対応している。
但し、露光パターンデータラインバッファ6は、ラインバッファ6−3、Ca0〜Ca4991と、ラインバッファ6−4、Cb0〜Cb4991の二系列のラインバッファを実装しており、これらを交互に使用することによって、書込みと、読出しとを同時に動作可能にしている。各ライン毎に最後の露光パターンデータ値の受信は、ライトポインタ6−2(図8)がCa4991か、又はCb4991を指している状態で、バッファ書込み要求信号Swを受信したときであり、このときバッファ書込み制御部10−1(図7)は、読出し許可信号Srをバッファ読出し制御部11へ送出する。
一方、バッファ読出し制御部11(図7)は、バッファ書込み制御部10(図7)からの読出し許可信号Srの到来毎にリードポインタ6−1(図8)をローアドレスR3か又は、R7に交互にリセットし、バッファ読出し要求信号Sdの到来毎に図中下方へ1ずつインクリメントし、読み出すべき露光パターンデータ値のアドレスの制御を実行する部分である。バッファ制御部4(図7)では、以上のようにして露光パターンのフォーマット変換を行いながらLEDヘッド制御部5(図4)に対して2値化ヘッドデータを送出する。
図4に戻って、LEDヘッド制御部5は、バッファ制御部4から2値化ヘッドデータDhを受入れると、該2値化ヘッドデータを一旦保持し、所定のタイミングでLEDヘッド7へ、ヘッド駆動データShとして送出する部分である。以下に、その詳細な内容について説明する。
図9は、LEDヘッド制御部の説明図である。
図9に示すようにLEDヘッド制御部5は、2値化ヘッドデータシフトレジスタ12と、ヘッド駆動タイミング制御部13と、ストローブ時間レジスタ14とを備える。
2値化ヘッドデータシフトレジスタ12は、2値化ヘッドデータDhをバッファ制御部4(図4)から受入れて保持する部分である。ヘッド駆動タイミング制御部13は、2値化ヘッドデータシフトレジスタ12に保持されている2値化ヘッドデータDhを所定のタイミングでLEDヘッド7(図4)へ、ヘッド駆動データShとして送出する部分である。更に、バッフア読出し要求信号Sdをバッファ制御部4(図4)へ送出すると共に、転送クロック信号Sc、ロード信号Sl、ストローブ信号SsをLEDヘッド7へ送出する部分である。ストローブ時間レジスタ14は、ストローブ信号Ssのパルス幅を規定する部分である。
図3へ戻って、CPU16は、プログラムROM17に予め格納されている所定の制御プログラムを実行することによって装置全体を制御するマイクロプロセッサである。プログラムROM17は、本装置全体を制御するために必要な制御プログラム、及び制御データ(上記露光パターンLUT2−1など)を予め格納するリードオンリメモリである。SRAM18は、CPU16が制御プログラムを実行する過程で必要になる演算領域を提供するランダムアクセスメモリである。同期信号生成回路19は、本装置全体の動作の基準となる同期信号(画素クロック信号、ライン同期信号など)を生成する回路である。モータ駆動制御部20は、CPU16の制御に基づいて装置の機構部分(図1)を制御する部分である。共通バス15は、各構成部分を接続する信号路である。
以上説明した実施例1の画像データ処理部1(図4)は、以下のように動作する。
図10は、LEDヘッド制御部が出力する信号のタイムチャート(その1)である。
図の上から順に、転送クロック信号Sc、ヘッド駆動データSh、ロード信号Sl、及びストローブ信号Ssの波形を表し、最下段に各信号・データ共通の時間経過(T)を表している。以下に時刻順に画像データ処理部1(図4)の動作(信号・データの出力)について説明する。
時刻T1
LEDヘッド制御部5(図9)からLEDヘッド7(図4)へ、転送クロック信号Scに同期させてヘッド駆動データShの転送が開始される。
時刻T2
2値化ヘッドデータシフトレジスタ12(図9)から、ラインバッファ6−3(図8)、ローアドレスR3(図8)に対応する全てのヘッド駆動データSh(図9)を転送し終わると、LEDヘッド制御部5(図9)からLEDヘッド7へ、ロード信号Slが送出され、ヘッド駆動データShの各々が対応するLED素子へロードされる。
時刻T3
LEDヘッド制御部5から、対応するLED素子へストローブ時間レジスタ14によってパルス幅が設定されるストローブ信号Ssが送出され、LED素子が露光を開始する。
時刻T4
ストローブ信号Ssの送出が停止されLED素子の露光が停止する。同時にLEDヘッド制御部5(図9)からLEDヘッド7へ、転送クロック信号Scに同期させてラインバッファ6−3(図8)、ローアドレスR2(図8)に対応するヘッド駆動データShの転送が開始され、時刻T1から時刻T3までの動作が繰返される。
図11は、LEDヘッド制御部が出力する信号のタイムチャート(その2)である。
図の上から順に、転送クロック信号Sc、ヘッド駆動データSh、ロード信号Sl、及びストローブ信号Ssの波形を表し、最下段に各信号・データ共通の時間経過(T)を表している。このタイムチャートは、図10のタイムチャートよりも広い時間をカバーしたタイムチャートである。図に示すように、4通りのストローブ信号Ssのパルス幅(t1〜t4)が、ラインバッファ6−3のコラムアドレス(R3〜R0、R7〜R4)に対応して出力されているのが分かる。
図12は、実施例1の露光パターンと各種信号の関係説明図である。
この図は、上記サブライン制御に基づいて生成された露光パターンと各種信号との関係を示している。図のX軸方向(主走査方向)最上段に(1)LED画素番号1〜4992を表し、画素番号に対応する(2)画像データ(1例)を表し、その画像データに対応する(3)露光パターンデータ値(2進数)を表している。更にY軸方向(副走査方向)に(4)ライン同期信号波形と(5)ストローブ信号波形と(6)サブライン番号とを表している。図に示すように、(2)画像データに従い、異なる時間幅の組合わせで成す最大4回LED素子のオン・オフ駆動によって感光ドラムを露光することになる。ここで露光エネルギの大きさは、(5)ストローブ信号Ssのパルス幅に対応する露光パターンの直径で表され、それぞれ4本のサブライン上に露光される。
本実施例による画像形成装置100は、6ビットの入力画像データ値を受入れて4個の4ビットの露光パターンデータセットに変換する階調変換部2を備え、4ビットの露光パターンデータセットを順番に受入れて、4本のライン上に各々のライン毎にエネルギの異なるドットを形成するので、高階調度化に伴って、ライン(サブライン)数を増加する必要が無くなる。その結果、装置の小型化、ローコスト化の目的が達成出来るという効果を得る。
尚、本実施例では6ビットの入力画像データ値を受け入れて、4本のライン上(サブライン)で各々エネルギーの異なるドット形成する際に、4ビットで構成された2^(6−4)個のデータセットを用いて64階調を表現したが、例えば3ライン(サブライン)で各々エネルギーの異なるドットを形成するようにして、3ビットで構成された、2^(6−3)個のデータセットを用いる事で、同様に64階調の表現が可能となる。
図13は、実施例2の画像データ処理部の構成のブロック図である。
図に示すように、実施例2の画像データ処理部33は、乱数加算制御部34と、バッファ制御部4と、LEDヘッド制御部5と、露光パターンデータラインバッファ6とを備える。以下に実施例1との相違部分のみについて詳細に説明する。実施例1と同様の部分については実施例1と同一の符号を付して説明を省略する。
乱数加算制御部34は、その内部で2ビットの乱数を生成し、その2ビットを正負表現整数に変換し、該正負表現整数を4で除した少数を入力画像データに加算し、加算結果を四捨五入して出力する部分である。以下にその詳細な内容について説明する。
図14は、乱数加算制御部の説明図である。
図に示すように乱数加算制御部34は、その内部にリニアフィードバックレジスタ35、四捨五入加算器36とを有する。リニアフィードバックレジスタ35は、特性多項式X16=1+X+X+X12によって表現される乱数値を初期値2071(16進数)としてロードした状態から順次、正負表現整数に変換し、該正負表現整数を4で除した小数を出力する部分である。その内容について詳細に説明する。
図15は、リニアフィードバックレジスタの説明図である。
図の左端から1列及び2列に特性多項式X16=1+X+X+X12によって表現される初期値2071(16進数)をロードした状態から順次発生する2ビット乱数値を表している。3列目には、2ビットが、01の場合は1、00の場合は0、11の場合は−1と変換した正負表現整数を表している。4列目には、正負表現整数を4で除した値を小数表現値として表している。一例をあげて説明すると第1行は、2ビットが、01なので正負表現整数は1となる。更に正負表現整数1を4で除した値、即ち、小数表現値は0.25となる。同様に第2行は、2ビットが、00なので正負表現整数は0となる。更に正負表現整数0を4で除した値、即ち、小数表現値は0となる。同様に第3行は、2ビットが、11なので正負表現整数は−1となる。更に正負表現整数1を4で除した値、即ち、小数表現値は−0.25となる。以下同様に算出される。
図14に戻って、四捨五入加算器36は、6ビットの入力画像データを図示しない上位装置から受入れ、更に、画素クロックに同期させてリニアフィードバックレジスタ35から小数表現値を受入れて加算し、更に四捨五入し、4ビットの露光パターンデータ値を出力する部分である。その内容について数値例を用いて詳細に説明する。
図16は、四捨五入加算器の説明図である。
装置が立ち上がるとリニアフィードバックレジスタ35に初期値として2071(16進数)がロードされる。この後、上位装置から画素クロックに同期して6ビットの入力画像データが入力されると、リニアフィードバックレジスタ35は、この画素クロックによって更新され、乱数00(図15の2行目)を出力し、四捨五入加算器36(図14)によって入力画像データ値と加算された後、上位4ビットが露光パターンデータ値として出力される。
このとき入力画像データ値が、一例として57であつた場合には、乱数00なので小数表現値は0であり(図15の第2行)57を6ビット(2進数)で表した111001の上位4ビット1110が露光パターンデータ値として出力される。続いて上位装置から一例として57の入力画像データ値が、入力されたとする。このとき乱数11に更新され、小数表現値は−0.25であり(図15の第3行)、図16(a)に示すように入力画像データ値に乱数を加算して四捨五入すると上位4ビット1110が露光パターンデータ値として出力される。
続いて上位装置から一例として57の入力画像データ値が、入力されたとする。このとき乱数01に更新され、小数表現値は0.25であり(図15の第4行)、図16(b)に示すように入力画像データ値に乱数を加算して四捨五入すると上位4ビット1111が露光パターンデータ値として出力される。
続いて上位装置から一例として57の入力画像データ値が、入力されたとする。このとき乱数00に更新され、小数表現値は0であり(図15の第5行)、57を6ビット(2進数)で表した111001の上位4ビット1110が露光パターンデータ値として出力される。
以上説明したように、乱数加算制御部34(図13)からは、内部で生成される2ビット乱数により、入力画像データ値が同じでも、異なる露光パターンデータ値が出力されることになる。しかしながら4個の露光パターンデータ値で表される露光エネルギの平均値は、(1110+1110+1111+1110)/4の14.25となり、これは、入力画像データ値57の1/4に対応している。後に続く部分の機能は、実施例1と同様なので説明を省略する。
図17は、実施例2の露光パターンと各種信号の関係説明図である。
この図は、上記サブライン制御に基づいて生成された露光パターンと各種信号との関係を示している。図のX軸方向(主走査方向)最上段に(1)LED画素番号1〜4992を表し、画素番号に対応する(2)画像データ(1例)を表し、その画像データに対応する(3)露光パターンデータ値(2進数)を表している。更にY軸方向(副走査方向)に(4)ライン同期信号波形と(5)ストローブ信号波形と(6)サブライン番号とを表している。図に示すように、(2)画像データに従い、異なる時間幅の組合わせで成す最大4回LED素子のオン・オフ駆動によって感光ドラムを露光することになる。ここで露光エネルギの大きさは、(5)ストローブ信号Ssのパルス幅に対応する露光パターンの直径で表され、それぞれ4本のサブライン上に露光される。
以上詳細に説明したように、時間幅の異なるオン・オフ駆動の回数を4回としたまま、6ビットの画像データによる階調表現能力を持つため、ハードウェアの複雑化を抑えつつリニアリティーの高い高品質な印刷結果を得ることが出来るという効果を得る。又、露光パターンの発生に擬似乱数を使用したため、出現する露光パターンに規則性がなく、露光パターンの規則的な繰り返しによって発生する画像ノイズを払拭することが出来るという効果を得る。更に、実施例1における露光パターンルックアップテーブルの格納の必要性が無くなるという効果を得る。
尚、実施例2では、発生させた乱数の上位ビットを符号ビットとみなして入力値に加えた後、4ビットのデータへの丸めを行ったが、本発明はこの例に限定されるものでは無い。即ち、リニア・フィードバック・レジスタの出力する値を入力値の下2ビットに、全体が桁あふれしない範囲で加算すると共に、この加算した値の下2ビットを切り捨てて、4ビットのデータを生成するようにしても良い。
以上の説明では、本発明を電子写真プリンタに適用した場合に限定して説明したが、本発明は、この例に限定されるものでは無い。即ち、複写機、MFPや、ファクシミリなどの画像形成装置にも適用可能である。又、上記説明では、露光手段としてLEDを用いた場合について説明したが、半導体レーザを用いた画像形成装置にも適用することが可能である。
画像形成装置の機構概略断面図である。 サブライン制御の説明図である。 画像形成装置の制御系統のブロック図である。 実施例1の画像データ処理部の構成のブロック図である。 露光パターンルックアップテーブルの説明図である。 露光パターン変動制御部の説明図である。 バッファ制御部の説明図である。 露光パターンデータラインバッファの説明図である。 LEDヘッド制御部の説明図である。 LEDヘッド制御部が出力する信号のタイムチャート(その1)である。 LEDヘッド制御部が出力する信号のタイムチャート(その2)である。 実施例1の露光パターンと各種信号の関係説明図である。 実施例2の画像データ処理部の構成のブロック図である。 乱数加算制御部の説明図である。 リニアフィードバックレジスタの説明図である。 四捨五入加算器の説明図である。 実施例2の露光パターンと各種信号の関係説明図である。
符号の説明
1 画像データ処理部
2 階調変換部
2−1 露光パターンLUT
3 露光パターン変動制御部
4 バッファ制御部
5 LEDヘッド制御部
6 露光パターンデータラインバッファ
7 LEDヘッド

Claims (4)

  1. 光源を複数回駆動して画像を形成する画像形成装置において、
    ラインの延びる方向に複数個配置した前記光源を前記ラインM本の位置で点灯駆動して形成した複数のラインにて階調画像を形成するストローブ信号と、
    Nビットの階調データPである入力画像データの1つの値に対して出力する前記ラインM(M<N)本の点灯駆動パターンを表す値を記憶するルックアップテーブルと、
    前記ルックアップテーブルから前記入力画像データに対応して駆動パターンを表す値を読み出し、前記光源を制御する露光パターン変動制御部とを有し、
    前記ルックアップテーブルは、前記入力画像データの1つの値に対して出力する前記ラインM本の点灯駆動パターンを表す値を (N−M) 個組にして特定の順番で記憶するととも、前記 (N−M) 個組となった前記値の各々に異なる露光パターンデータ値を割り振って記憶し、
    前記露光パターン変動制御部は、隣接する前記光源に対して異なる前記露光パターンデータ値に切り替えるパターン選択信号と、前記組となった複数の点灯駆動パターン値から前記露光パターンデータ値に対応する値を前記特定の順番で選択するセレクターとを備え、
    前記入力画像データに対応する前記 (N−M) 個組となる前記値の総和を前記組の値の個数で割った値を前記入力画像データの出力階調データに対応する値とすることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記入力画像データは、Nビットの階調データPであり、該階調データPに対応する前記 (N−M) 個組となる前記値の総和はPに等しいことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記ルックアップテーブルは、所定濃度値より濃い入力画像データに対しては、同じ値を記憶することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  4. 前記光源は、LED素子であることを特徴とする請求項1から請求項3までの何れかに記載の画像処理装置。
JP2006300162A 2006-11-06 2006-11-06 画像形成装置 Expired - Fee Related JP4371322B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006300162A JP4371322B2 (ja) 2006-11-06 2006-11-06 画像形成装置
US11/979,414 US8294963B2 (en) 2006-11-06 2007-11-02 Image forming apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006300162A JP4371322B2 (ja) 2006-11-06 2006-11-06 画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008114483A JP2008114483A (ja) 2008-05-22
JP4371322B2 true JP4371322B2 (ja) 2009-11-25

Family

ID=39359471

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006300162A Expired - Fee Related JP4371322B2 (ja) 2006-11-06 2006-11-06 画像形成装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US8294963B2 (ja)
JP (1) JP4371322B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8659630B2 (en) 2010-09-15 2014-02-25 Ricoh Company, Limited Image processing apparatus, image processing method, and computer program product for image processing

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
SG11201401623SA (en) * 2011-10-19 2014-05-29 Meg Energy Corp Enhanced methods for solvent deasphalting of hydrocarbons
JP5518152B2 (ja) * 2012-09-05 2014-06-11 キヤノン株式会社 質量分析装置、質量分析用組成物及び質量分析方法
JP5997644B2 (ja) * 2013-03-26 2016-09-28 株式会社沖データ 画像形成装置及び画像形成方法
KR102139681B1 (ko) 2014-01-29 2020-07-30 휴렛-팩커드 디벨롭먼트 컴퍼니, 엘.피. 발광소자 어레이 모듈 및 발광소자 어레이 칩들을 제어하는 방법

Family Cites Families (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5863989A (ja) * 1981-10-13 1983-04-16 大日本スクリ−ン製造株式会社 デジタル画像処理装置における出力デ−タの階調補正方法
JPH0833306B2 (ja) 1988-07-23 1996-03-29 富士重工業株式会社 車輌診断装置および車輌診断装置のアナログ表示方法
EP0416121B1 (en) 1989-03-03 1997-06-04 Fujitsu Limited Printer that effects gradation recording
JPH0373370A (ja) 1989-08-14 1991-03-28 Tokyo Electric Co Ltd 端面発光型elプリンタ
US6222950B1 (en) * 1990-03-23 2001-04-24 Canon Kabushiki Kaisha Image processing with conversion from N-value to M-value data
JPH07134647A (ja) 1993-11-09 1995-05-23 Matsushita Electric Ind Co Ltd 乱数発生装置
JPH09136449A (ja) 1995-11-14 1997-05-27 Konica Corp ハロゲン化銀感光材料用画像形成装置
EP0781034B1 (en) * 1995-12-21 2004-03-24 Canon Kabushiki Kaisha Image processing apparatus and method
JP3335830B2 (ja) * 1995-12-28 2002-10-21 シャープ株式会社 画像処理装置
JPH1070648A (ja) * 1996-08-28 1998-03-10 Oki Data:Kk 印刷装置及び印刷方法
US6147771A (en) * 1997-04-24 2000-11-14 Konica Corporation Method of image density adjustment and apparatus using the method
JPH11215363A (ja) * 1998-01-28 1999-08-06 Toshiba Tec Corp 画像形成装置
JPH11240201A (ja) * 1998-02-25 1999-09-07 Oki Data Corp ノンインパクトプリンタ
DE60035549T2 (de) * 1999-06-07 2008-04-17 Canon K.K. Bildaufzeichnungsgerät und Verfahren
JP3820819B2 (ja) 1999-11-09 2006-09-13 富士ゼロックス株式会社 画像形成装置
US6783203B2 (en) * 2001-05-11 2004-08-31 Seiko Epson Corporation Printing with multiple pixels as unit of gradation reproduction
US7043089B2 (en) * 2003-02-27 2006-05-09 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Overflow error diffusion
JP4508108B2 (ja) * 2003-05-08 2010-07-21 セイコーエプソン株式会社 階調表現をするための画像処理
JP4360543B2 (ja) 2003-06-12 2009-11-11 株式会社沖データ 画像形成装置
US7602411B2 (en) * 2003-06-12 2009-10-13 Oki Data Corporation Image forming apparatus
JP2005153343A (ja) * 2003-11-26 2005-06-16 Oki Data Corp 素子駆動方法、素子駆動装置及びプリンタ
JP4179255B2 (ja) * 2004-09-17 2008-11-12 日本電気株式会社 画像処理装置、画像伝送装置、表示装置、画像処理方法及び画像伝送方法
JP2006248167A (ja) * 2005-03-14 2006-09-21 Seiko Epson Corp 露光ヘッド制御装置及び画像形成装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8659630B2 (en) 2010-09-15 2014-02-25 Ricoh Company, Limited Image processing apparatus, image processing method, and computer program product for image processing

Also Published As

Publication number Publication date
US8294963B2 (en) 2012-10-23
JP2008114483A (ja) 2008-05-22
US20080106765A1 (en) 2008-05-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5789939B2 (ja) 画像処理装置、画像形成装置、画像処理方法及びサブライン点灯制御プログラム
JP4371322B2 (ja) 画像形成装置
JP4723663B2 (ja) 画像形成方法
JP4423671B2 (ja) 露光ヘッドの制御装置、露光ヘッド、画像形成装置
JP2007245537A (ja) 画像形成装置
JP4615410B2 (ja) 画像形成装置
JP4360543B2 (ja) 画像形成装置
US7777768B2 (en) Image forming apparatus
JP6429641B2 (ja) 画像形成装置およびデータ処理装置
JP5471472B2 (ja) 画像形成装置
JP4842671B2 (ja) 画像形成装置
JP2738418B2 (ja) 画像形成装置
JP2007021896A (ja) 画像書込み装置
JP3691732B2 (ja) 画像処理装置
JP6127414B2 (ja) 書込装置、画像形成装置及び書込方法
JP2000037908A (ja) 画像形成装置
JP2002369008A (ja) 2値画像データの処理方法及びそれを利用した画像形成装置
JP2008023826A (ja) 画像形成装置
JP6221615B2 (ja) 画像形成装置
JP6199225B2 (ja) 画像形成装置
JP2005205751A (ja) 画像形成装置
JP2004114317A (ja) デジタル発光素子書込装置
JPH08174903A (ja) 画像記録装置
JP2005186376A (ja) 印刷装置
JP2008126465A (ja) 電気光学装置、電子機器および画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080827

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090129

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090203

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090406

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090630

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090730

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090825

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090827

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120911

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120911

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130911

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees