JP2005205751A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 簡易な回路構成で、画像データのエッジを強調しつつ、該エッジ間のドットを間引く。
【解決手段】 通常ビデオ信号は水平同期信号とビデオクロック信号に基づいたタイミングで生成される。エッジ信号は、通常ビデオ信号の変化を検出して生成される第1のエッジと、さらに通常ビデオ信号の次の変化を検出して生成される第2のエッジとから成る。エッジ信号と水平方向間引きパターン信号の論理和より水平方向間引きビデオ信号を得る。エッジ信号は、フリップフロップが通常ビデオ信号の変化を検出し、カウンタのキャリー信号が該フリップフロップをリセットすることで生成される。また、エッジドット数レジスタに予め設定する値はカウンタの初期値であり、カウンタのキャリーを発生させるタイミングを調節することでエッジ幅を調節する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、プリンタ、ファクシミリ、複写機等の画像形成装置に関する。
この種の画像形成装置において、トナーをセーブするトナーセーブモードを有するものが知られている。トナーセーブモードを実現する一つの方法として、印刷対象の画像データから一定の割合でドットを間引くものがある。単純にドットを間引いた場合には、細い線などは線が擦れたようになってしまうため、画質の劣化を引き起こす恐れがある。そこで、特許文献1においては、ドットパターンのエッジに相当するような特定のドットに対しては間引き処理を実施しないことが開示されている。
特開平8−9123号公報
しかしながら、上記文献に係る発明においては、画像データのエッジは、注目画素とその上下左右の画素とを利用したパターンマッチングにより検出されている。即ち、画像データの1水平ライン分のビット列を2ライン分保持するために、2つのFIFOメモリが必要となる。このため、コストがかかり、低価格な画像処理装置には適用できない。
本発明の目的は、簡易な回路構成で、画像データのエッジを強調しつつ、該エッジ間のドットを間引くことができる画像形成装置を提供することにある。
本発明の特徴とするところは、クロック・タイミングとビデオ信号の変化に基づいて第1のエッジを検出する第1のエッジ検出手段と、クロック・タイミングとビデオ信号の次の変化に基づいて第2のエッジを検出する第2のエッジ検出手段と、前記第1のエッジ検出手段により検出される第1のエッジと前記第2のエッジ検出手段により検出される第2のエッジまでのビデオ信号のドットを間引く水平方向間引き手段とを有する画像形成装置である。本発明によれば、パターンマッチングすることなく画像データからエッジを検出でき、該エッジ間のドットを間引くことができるため、水平ラインを記憶するメモリを不要にできる。
好ましくは、前記第1のエッジ検出手段により検出される第1のエッジの幅と、前記第2のエッジ検出手段により検出される第2のエッジの幅の少なくとも一方を調節するエッジ幅調節手段を有する。画像データのエッジ部分を強調することにより、文字や細い線が擦れてしまうことを防ぐことができる。
好ましくは、前記水平方向間引き手段の出力を有効にするか否かを制御する水平方向制御手段を有する。多様なトナーセーブ方式を容易に選択できる。
好ましくは、前記水平方向間引き手段の間引きパターンを変更する間引きパターン変更手段を有する。間引きパターンの形状を変更でき、多様なトナーセーブ方式を柔軟に実現できる。
また、好ましくは、周期的な同期信号に基づいてビデオ信号を間引く垂直方向間引き手段を有する。好ましくは、前記垂直方向間引き手段の出力を有効にするか否かを制御する垂直方向制御手段を有する。好ましくは、前記垂直方向間引き手段は、前記水平方向間引き手段に間引かれたビデオ信号を間引く。好ましくは、前記垂直方向間引き手段の間引きライン数を変更する間引きライン変更手段を有する。画像データを垂直方向に水平ラインごとに間引き、より多様なトナーセーブ方式を実現し、容易に選択できる。
本発明によれば、パターンマッチングすることなく画像データからエッジを検出でき、該エッジ間のドットを間引くことができるため、水平ラインを記憶するメモリを不要にできる。よって制御回路として安価に実現でき、低価格な画像装置でも採用できる。また、画像データのエッジ部分を強調することにより、文字や細い線が擦れてしまうことを防ぐことができる。
次に本発明の実施形態について説明する。
図1において、画像形成装置の概要が示されている。画像形成装置10は、画像形成部12と原稿読取装置14とを有する。画像形成部12は、例えばゼログラフィ方式のもので、シートが積載された例えば3段の給紙トレイ16a、16b、16cを有し、これらトレイ16a〜16cからシート搬送路20に供給されたシートに画像を形成するようになっている。
即ち、画像形成部12は、像担持体である感光体22と、この感光体22を一様に帯電する帯電器24により一様に帯電された感光体22に潜像を形成する露光装置26と、この露光装置26により形成された感光体22上の潜像をトナーで可視化する現像器28と、この現像器28により形成されたトナー像をシートに転写する転写装置30と、感光体22に残ったトナーをクリーニングするクリーナー32とを有する。露光装置26は、例えばレーザ走査方式のもので、後述する原稿読取装置14の読み取りセンサ46で読み取った原稿の画像をレーザのオンオフ信号に変えて出力する。転写装置30は例えば転写ロールから構成され、この転写装置30によりトナー像が転写されたシートが定着装置34に送られ、この定着装置34によりトナー像がシートに定着され、このトナー像が定着されたシートが排出トレイ36に排出される。
原稿読取装置14は、原稿を光学的に読み取る光学系38を有する。光学系38は、原稿に光を照射するランプ40と、原稿からの光を反射する反射ミラー42a、42b、42cと、この反射ミラー42a〜42cからの光を収束させるレンズ44と、このレンズ44により収束した光を読み取る読み取りセンサ46とを有する。読み取りセンサ46は例えばCCDから構成されている。この読み取りセンサ46で読み取られた画像信号は、後述する制御装置に送られる。
図2において、上述した画像形成装置10を制御するための制御装置の構成例が示されている。この構成例では、読取部インターフェイス50と、ユーザーインターフェイス52と、CPU54と、システムメモリ56と、画像蓄積メモリ58と、トナーセーブ回路60と、通信インターフェイス62とがバス接続されている。読取部インターフェイス50は、前述した読み取りセンサ46からの原稿画像を入力する。ユーザーインターフェイス52は、図示しないテンキー、スタートボタン、及び液晶等からなる表示部等が設けられ、オペレータからの指示を入力すると共に、オペレータに情報を表示する。CPU54は、システムメモリ56に書き込まれたプログラムに従って各回路を制御する。画像蓄積メモリ58は、読取部インターフェイス50を介して入力された原稿画像を一次記憶する。トナーセーブ回路60は、CPU54の命令に従って画像蓄積メモリ58に蓄積された画像の間引き制御を行い、画像形成部の露光装置に送出する。通信インターフェイス62は、外部装置と蓄積画像及び印刷結果等を通信する。
図3において、トナーセーブ回路60のブロック図が示されている。トナーセーブ回路60は、パラレルシリアル変換部70と、エッジ検出制御部72と、水平方向間引きパターン発生部74と、間引きパターン変更部75と、垂直方向間引きライン発生部76と、間引きライン変更部77と、オアゲート78と、アンドゲート80a、80bと、セレクタ84a、84bと、水平方向制御部86と、垂直方向制御部88とを含む。
パラレルシリアル変換部70は、水平同期信号及びビデオクロック信号に基づいたタイミングで画像蓄積メモリ58から画像データを読み出し、シリアルのビット列に変換した信号をエッジ検出制御部72に対して出力する。以後、この信号を通常ビデオ信号と呼ぶ。パラレルシリアル変換部70は同様に、通常ビデオ信号を水平方向間引きパターン発生部74と、第1のアンドゲート80aと、第1のセレクタ84aとに対して出力する。エッジ検出制御部72は、ビデオクロック信号と通常ビデオ信号の変化に基づいてエッジを検出し、エッジ信号をオアゲート78に対して出力する。水平方向間引きパターン発生部74は、ビデオクロック信号と通常ビデオ信号とを入力し、水平方向間引きパターン信号をオアゲート78に対して出力する。ここで、水平方向間引きパターン信号は通常ビデオ信号からドットを間引いた信号である。間引きパターン変更部75は、水平方向間引きパターン発生部74の出力する間引きパターンを変更する。
オアゲート78は、エッジ信号と水平方向間引きパターン信号との論理和を第1のセレクタ84aに対して出力する。以後、エッジ信号と水平方向間引きパターン信号の論理和を水平方向間引きビデオ信号と呼ぶ。水平方向間引きビデオ信号は、通常ビデオ信号が変化する部分においてはエッジを強調する一方、該エッジ間においてはドットを間引いた信号である。第1のセレクタ84aは、水平方向制御部86の設定に基づいて、通常ビデオ信号と水平方向間引きビデオ信号のいずれか一方を第2のセレクタ84b及び第2のアンドゲート80bに対して出力する。
垂直方向間引きライン発生部76は、水平同期信号と垂直同期信号とを入力し、垂直方向間引きライン信号を第1のアンドゲート80a及び第2のアンドゲート80bに対して出力する。ここで、垂直方向間引きライン信号は、画像データの水平ラインを間引く信号である。間引きライン変更部77は、垂直方向間引きライン発生部76の出力する間引きラインを変更する。第1のアンドゲート80aは、通常ビデオ信号と垂直方向間引きライン信号の論理積を第2のセレクタ84bに対して出力する。以後、通常ビデオ信号と垂直方向間引きライン信号の論理積を垂直方向間引きビデオ信号と呼ぶ。垂直方向間引きビデオ信号は、垂直方向間引きライン信号に従って通常ビデオ信号から水平ラインを間引かれた信号となる。
第2のアンドゲート80bは、水平方向間引きビデオ信号と垂直方向間引きライン信号の論理積を第2のセレクタ84bに対して出力する。以後、水平方向間引きビデオ信号と垂直方向間引きライン信号の論理積を水平垂直方向間引きビデオ信号と呼ぶ。水平垂直方向間引きビデオ信号は、水平方向にはエッジ間のドットが間引かれた上に、さらに垂直方向には水平ラインが間引かれた信号となる。第2のセレクタ84bは、垂直方向制御部88の設定に基づいて、第1のセレクタ84aからの入力と、垂直方向間引きビデオ信号と、水平垂直方向間引きビデオ信号とのいずれか一方を画像形成部12に対して出力する。
図4において、エッジ検出制御部72の具体的な回路のブロック図が示されている。エッジ検出制御部72は、エッジドット数レジスタ110と、カウンタ112a、112bと、フリップフロップ114a、114bと、インバータ116a、116bと、オアゲート120とを含む。
エッジドット数レジスタ110は、カウンタの初期値をカウンタ112a、112bに対して出力する。該初期値は、エッジドット数レジスタに予め記憶されている。エッジドット数レジスタ110は、例えば4ビットであり、0hからEhまでの値を記憶することができる。
第1のカウンタ112aは、エッジドット数レジスタ110の出力と、通常ビデオ信号と、ビデオクロック信号と、リセット信号とを入力し、キャリー信号を第1のフリップフロップ114aに対して出力する。ただし、通常ビデオ信号は第1のインバータ116aを介して第1のカウンタ112aに入力される。第1のフリップフロップ114aは、通常ビデオ信号と、ビデオクロック信号と、第1のカウンタ112aからのキャリー信号とを入力し、次の状態をオアゲート120に対して出力する。ただし、ビデオクロック信号は第2のインバータ116bを介して第1のフリップフロップ114aに入力される。
第2のカウンタ112bは、エッジドット数レジスタ110の出力と、通常ビデオ信号と、ビデオクロック信号と、リセット信号とを入力し、キャリー信号を第2のフリップフロップ114bに対して出力する。即ち、通常ビデオ信号は、第2のカウンタ112bへ入力される際においては、第1のカウンタ112aに入力される値とは反転した値である。第2のフリップフロップ114bは、通常ビデオ信号と、ビデオクロック信号と、第2のカウンタ112bからのキャリー信号とを入力し、次の状態をオアゲート120に対して出力する。通常ビデオ信号は同様に、第2のフリップフロップ114bへ入力される際においては、第1のフリップフロップ114aに入力される値とは反転した値である。
オアゲート120は、第1のフリップフロップ114aと第2のフリップフロップ114bとからのエッジ信号を入力し、その論理和を出力する。以上の構成によって、エッジ検出制御回路72は、通常ビデオ信号とビデオクロック信号からエッジ信号を出力する。
次に、上記実施形態の作用について説明する。
図3において、まず画像データは、ビデオクロック信号と水平同期信号とのタイミングに従って、パラレルシリアル変換部70にて通常ビデオ信号に変換される。通常ビデオ信号を基にして、エッジ信号はエッジ検出制御部72から出力され、水平方向間引きパターン信号は水平方向間引きパターン発生部74から発生される。エッジ信号は、エッジ検出制御部72がビデオクロック信号と通常ビデオ信号との変化を検出して例えばエッジ幅1ドットである第1のエッジを生成し、さらに通常ビデオ信号の次の変化を検出して例えばエッジ幅1ドットである第2のエッジを生成することで形成される信号である。ここで、1ドットは例えばビデオクロック信号の1クロックに対応する。エッジ信号及び水平方向間引きパターン信号は、オアゲート78に対して出力され、水平方向間引きビデオ信号が生成される。
図5において、水平方向間引きビデオ信号の生成に係るタイミング・チャートが示されている。エッジ信号の第1のエッジと第2のエッジは、通常ビデオ信号の変化を契機に生成される。また、水平方向間引きパターン信号は、これらのエッジが生成されるクロック・タイミングの間に生成される。水平方向間引きビデオ信号は、エッジ信号と水平方向間引きパターン信号との論理和より最終的に生成される。なお、水平方向間引きパターン発生部74にて発生される間引きパターンの形状は、間引きパターン変更部75により自由に変更されることができる。
一方、垂直方向間引きライン発生部76においては、垂直方向間引きライン信号が、垂直同期信号と水平同期信号とに同期したタイミングで、例えば通常ビデオ信号から水平ラインを1ラインおきに間引く信号として生成される。通常ビデオ信号は、パラレルシリアル変換部70から第1のアンドゲート80aに対しても出力されることから、第1のアンドゲート80aにて、垂直方向間引きライン信号との論理積を取られ、1ラインおきに間引かれることになる。このように、通常ビデオ信号が1ラインおきに間引かれた結果、垂直方向間引きビデオ信号が生成される。
図6において、垂直方向間引きビデオ信号の生成に係るタイミング・チャートが示されている。通常ビデオ信号は水平同期信号に同期している。垂直方向間引きライン信号も同様に水平同期信号に同期しており、例えば通常ビデオ信号を1ラインおきに間引く形状である。垂直方向間引きビデオ信号は、通常ビデオ信号と垂直方向間引きライン信号との論理積より最終的に生成される。なお、垂直方向間引きライン発生部76にて発生される間引きラインの形状は、間引きライン変更部77により自由に変更されることができる。
通常ビデオ信号はさらに、パラレルシリアル変換部70から第1のセレクタ84aに対しても出力される。第1のセレクタ84aには水平方向間引きビデオ信号も入力されるため、第1のセレクタ84aの出力は、通常ビデオ信号又は水平方向間引きビデオ信号のいずれか一方となる。ここで、第1のセレクタ84aの出力は水平方向制御部86によって決定される。即ち、通常ビデオ信号を水平方向に間引くか否かは水平方向制御部86に設定されることであり、第1のセレクタ84aの出力は、水平方向制御部86の設定に従って通常ビデオ信号と水平方向間引きビデオ信号とから選択される。
水平方向間引きビデオ信号が第1のセレクタ84aから出力される場合、水平方向間引きビデオ信号は第2のアンドゲート80bに対して出力される。第2のアンドゲート80bに対しては、垂直方向間引きライン信号も同様に出力されている。よって、水平方向間引きビデオ信号は、第2のアンドゲート80bにて垂直方向間引きライン信号との論理積を取られることにより、例えば垂直方向に1ラインおきに間引かれることになる。即ち、第1のセレクタ84aの出力として水平方向間引きビデオ信号が選択されると、水平方向間引きビデオ信号は第2のアンドゲート80bにてさらに垂直方向に水平ラインごとに間引かれることになり、結果として水平垂直方向間引きビデオ信号が生成される。
図7において、水平垂直方向間引きビデオ信号の生成に係るタイミング・チャートが示されている。水平方向間引きビデオ信号は既に水平方向に間引かれている信号である。垂直方向間引きライン信号は、垂直方向間引きビデオ信号を生成する際と同様に、水平同期信号に同期して、例えば通常ビデオ信号を1ラインおきに間引く形状である。水平垂直方向間引きビデオ信号は、水平方向間引きビデオ信号がさらに垂直方向間引きライン信号との論理積を取られることで生成される。
また、第2のセレクタ84bに対しては、第1のセレクタ84aの出力と、垂直方向間引きビデオ信号と、水平垂直方向間引きビデオ信号とが出力される。第2のセレクタ84bの出力は垂直方向制御部88によって決定される。即ち、通常ビデオ信号あるいは水平方向間引きビデオ信号を垂直方向に間引くか否かは垂直方向制御部88に設定されることであり、第2のセレクタ84bの出力は、水平方向制御部86の設定に従う。よって、第2のセレクタ84bの出力は、水平方向制御部86及び垂直方向制御部88の設定に従ってトナーセーブされた画像データとなって画像形成部12に送出される。
次に、エッジ検出制御部72の作用を詳述する。
図4において、第1のカウンタ112aは、常にビデオクロック信号を入力しているが、カウント動作をしていない間においては、状態をリセットされている。通常ビデオ信号は第1のカウンタ112aのスタート信号であり、第1のカウンタ112aは、通常ビデオ信号が変化するとリセット状態を解除され、カウントを開始する。第1のカウンタ112aはカウントを開始すると、ビデオクロック信号のタイミングに従ってその値を1ずつ増加する。値の増加に伴ってキャリーが発生すると、第1のカウンタ112aはキャリー信号を第1のフリップフロップ114aに出力する。第1のカウンタ112aは、例えば16進カウンタであり、予め設定された初期値例えばEhからFhまでカウントするとキャリーが発生し、キャリー信号を第1のフリップフロップ114aに対して出力することで、該第1のフリップフロップ114aをリセットする。
第1のフリップフロップ114aは、常にビデオクロック信号を入力しており、通常ビデオ信号が変化すると、ビデオクロック信号に同期して出力を“1”にする。さらに、第1のフリップフロップ114aは、出力が“1”のときに第1のカウンタ112aからのリセット信号を入力すると、出力を再び“0”にする。即ち、第1のフリップフロップ114aは、通常ビデオ信号が変化する契機で、予め設定されたエッジ幅のエッジを生成することになる。第1のカウンタ112aの初期値はエッジドット数レジスタ110に記憶されている。
このようにして、エッジ検出制御部72は、第1のカウンタ112aと、第1のフリップフロップ114aとを用いて通常ビデオ信号が変化する際の第1のエッジを描くことができる。
エッジ検出制御回路72は同様に、第2のカウンタ112bと、第2のフリップフロップ114bとを用いて通常ビデオ信号が次に変化する際の第2のエッジを描く。通常ビデオ信号は、第1のカウンタ112aと第1のフリップフロップ114aとに入力される値とは反転した値として、第2のカウンタ112bと第2のフリップフロップ114bとに入力される。ゆえに、第2のカウンタ112bと第2のフリップフロップ114bは、第1のカウンタ112aと第1のフリップフロップ114aとが検出した変化の次の変化を検出することになる。
最終的にエッジ信号は、オアゲート120にて第1のフリップフロップ114aの出力と第2のフリップフロップ114bの出力との論理和より生成される。
エッジドット数レジスタ110は、エッジ幅を調節することができる。まず、エッジ幅を1ドットとした場合の作用について説明する。エッジ幅を1ドットとする場合、エッジドット数レジスタ110の設定値は“Eh”とされる。エッジドット数レジスタ110の設定値は第1のカウンタ112aの初期値となることから、第1のカウンタ112aはカウント開始から1クロック経過後に状態が“Fh”となってキャリーが発生し、キャリー信号を出力することになる。キャリー信号は第1のフリップフロップ114aをリセットするので、第1のフリップフロップ114aの出力はカウンタのキャリー発生のタイミングで再び“0”となる。
図8(a)において、エッジ幅を1ドットとした場合のエッジ信号生成に係るエッジ検出制御回路のタイミング・チャートが示されている。通常ビデオ信号の変化を契機として、カウンタ1はカウントを開始し、同時にフリップフロップ1の出力は“1”となる。カウンタ1は、レジスタ設定値がEhであることから、1クロック経過後に状態がFhとなり、キャリー信号を発生する。キャリー信号はフリップフロップ1をリセットするため、フリップフロップ1の出力は“0”に戻る。第1のエッジはこのようにしてエッジ幅1ドットで生成される。通常ビデオ信号が次に変化する際は同様にして、カウンタ2とフリップフロップ2によって、第2のエッジが生成される。
エッジ幅を2ドットとする場合、エッジドット数レジスタ110の設定値は“Dh”とされる。第1のカウンタ112aの状態はカウント開始から1クロック経過後にEhと、2クロック経過後にFhとなる。即ち、キャリー発生はカウント開始から2クロック経過後となり、エッジ幅2ドットのエッジが生成される。
図8(b)において、エッジ幅を2ドットとした場合のタイミング・チャートが示されている。レジスタの設定値がDhであるため、カウンタ1はカウント開始から2クロック後にFhとなり、キャリーを発生する。従って、フリップフロップ1は、通常ビデオ信号の変化を契機として、エッジ幅2ドットのエッジを生成することになる。
このようにして、エッジ検出制御回路72は、エッジドット数レジスタ110に設定する値を変化させ、キャリーを発生させるタイミングを制御することで、エッジ幅のドット数を自由に調節できる。なお、本実施例においては、エッジドット数レジスタ110は1つであり、第1のエッジの幅と第2のエッジの幅は共通であったが、他の実施形態としてエッジドット数レジスタを複数設け、第1のエッジ幅と第2のエッジ幅とを別個に調節することもできる。
本発明の実施形態に係る画像形成装置を示す側面図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置の制御装置を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置のトナーセーブ回路の回路を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置に用いたエッジ検出制御回路を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置において、水平方向間引きビデオ信号を生成する場合のタイミング・チャートである。 本発明の実施形態に係る画像形成装置において、垂直方向間引きビデオ信号を生成する場合のタイミング・チャートである。 本発明の実施形態に係る画像形成装置において、水平垂直方向間引きビデオ信号を生成する場合のタイミング・チャートである。 本発明の実施形態に係る画像形成装置において、通常ビデオ信号からエッジを検出する場合のタイミング・チャートである。
符号の説明
10 画像形成装置
12 画像形成部
58 画像蓄積メモリ
60 トナーセーブ回路
70 パラレルシリアル変換部
72 エッジ検出制御部
74 水平方向間引きパターン発生部
76 垂直方向間引きライン発生部
78 オアゲート
80a 第1のアンドゲート
80b 第2のアンドゲート
84a 第1のセレクタ
84b 第2のセレクタ
86 水平方向制御部
88 垂直方向制御部
110 エッジドット数レジスタ
112a 第1のカウンタ
112b 第2のカウンタ
114a 第1のフリップフロップ
114b 第2のフリップフロップ
116a 第1のインバータ
116b 第2のインバータ
120 オアゲート

Claims (8)

  1. クロック・タイミングとビデオ信号の変化に基づいて第1のエッジを検出する第1のエッジ検出手段と、クロック・タイミングとビデオ信号の次の変化に基づいて第2のエッジを検出する第2のエッジ検出手段と、前記第1のエッジ検出手段により検出される第1のエッジと前記第2のエッジ検出手段により検出される第2のエッジまでのビデオ信号のドットを間引く水平方向間引き手段とを有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記第1のエッジ検出手段により検出される第1のエッジの幅と、前記第2のエッジ検出手段により検出される第2のエッジの幅の少なくとも一方を調節するエッジ幅調節手段を有することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記水平方向間引き手段の出力を有効にするか否かを制御する水平方向制御手段を有することを特徴とする請求項1又は2記載の画像形成装置。
  4. 前記水平方向間引き手段の間引きパターンを変更する間引きパターン変更手段を有することを特徴とする請求項1乃至3いずれか記載の画像形成装置。
  5. 周期的な同期信号に基づいてビデオ信号を間引く垂直方向間引き手段を有することを特徴とする請求項1乃至4いずれか記載の画像形成装置。
  6. 前記垂直方向間引き手段の出力を有効にするか否かを制御する垂直方向制御手段を有することを特徴とする請求項5記載の画像形成装置。
  7. 前記垂直方向間引き手段は、前記水平方向間引き手段に間引かれたビデオ信号を間引くことを特徴とする請求項5又は6記載の画像形成装置。
  8. 前記垂直方向間引き手段の間引きライン数を変更する間引きライン変更手段を有することを特徴とする請求項5乃至7いずれか記載の画像形成装置。
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