JPH11240201A - ノンインパクトプリンタ - Google Patents

ノンインパクトプリンタ

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JPH11240201A
JPH11240201A JP6048798A JP6048798A JPH11240201A JP H11240201 A JPH11240201 A JP H11240201A JP 6048798 A JP6048798 A JP 6048798A JP 6048798 A JP6048798 A JP 6048798A JP H11240201 A JPH11240201 A JP H11240201A
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JP
Japan
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energy
control unit
print
driving
instruction value
Prior art date
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Application number
JP6048798A
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English (en)
Inventor
Shinichi Katakura
信一 片倉
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Data Corp
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Publication date
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Priority to US09/255,134 priority patent/US6169566B1/en
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Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/435Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of radiation to a printing material or impression-transfer material
    • B41J2/447Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of radiation to a printing material or impression-transfer material using arrays of radiation sources
    • B41J2/45Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of radiation to a printing material or impression-transfer material using arrays of radiation sources using light-emitting diode [LED] or laser arrays
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06KGRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
    • G06K15/00Arrangements for producing a permanent visual presentation of the output data, e.g. computer output printers
    • G06K15/02Arrangements for producing a permanent visual presentation of the output data, e.g. computer output printers using printers
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    • G06K15/1238Arrangements for producing a permanent visual presentation of the output data, e.g. computer output printers using printers by photographic printing, e.g. by laser printers simultaneously exposing more than one point
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 LEDヘッド20Bには発光素子群が搭
載され、各発光素子の駆動エネルギを示すエネルギ指示
値が発光素子毎に不揮発性記憶部24に記憶される。こ
のエネルギ指示値は乱数発生器28の出力と加算されて
ドライバDR1,DR2,…に供給される。 【効果】 各発光素子をそれぞれ均一に発光させるよう
エネルギ指示値を設定すると共に、その指示値に対し乱
数発生器28を用いてランダムな揺らぎを発生させるの
で、発光素子毎の微妙な発光強度の差が目立たず、高品
質な印刷ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真方式、熱
転写方式といったノンインパクト式の印刷方式を採用す
るノンインパクトプリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、電子写真式プリンタにおいて
は、帯電させられた感光体ドラムをLED(発光ダイオ
ード)ヘッドを用いて露光し、静電潜像を形成する。こ
の静電潜像を現像して形成したトナー像は、用紙に転写
され定着される。LEDヘッドには、多数の発光ダイオ
ードが1列に並べられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な従来の技術には次のような課題があった。これらの発
光ダイオードは、それぞれ印刷データ信号のビットデー
タの内容に対応して駆動される。即ち、ビットデータの
内容がオンであれば点灯し、オフであれば点灯しない。
しかしながら、各発光ダイオードを駆動するLEDドラ
イバには様々な原因で特性上のばらつきがある。従っ
て、各LEDの発光強度は必ずしも均一でない。その結
果、感光体ドラムに形成される静電潜像の各ドットの大
きさに微妙な差が生じ、実際に印刷される画像の画素に
相当する各ドットの大きさに差が生じてしまうという問
題がある。
【0004】文字等の画像を印刷する場合には、こうし
たドットの大きさに差があってもほとんど無視すること
ができる。しかし、写真等の画像を印刷する場合には、
ドットの大きさに差があると、印刷濃度に部分的なばら
つきが生じ、印刷品位が低下してしまう。そこで、静電
潜像の各ドットの大きさに差が生じないように、素子ご
とに適切な駆動電流を供給するLEDドライバを選別し
て制御する方法が開発されている。
【0005】ところが、この方法では複数のLEDドラ
イバのうちから適切なLEDドライバを選別する作業を
必要とする。これには、駆動電流の平均値を求めたり、
様々な作業が伴うため、調整作業が煩雑になるという問
題があった。また、調整のためのコストも高くなるとい
う問題があった。しかも、LEDドライバのばらつきに
よる発光強度のばらつきを防止することができるが、発
光ダイオード自体にも発光強度のばらつきがあるとき
は、その影響を完全に排除することは容易でない。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は以上の点を解決
するため次の構成を採用する。 〈構成1〉印刷データ信号のビットデータの内容に対応
して駆動される印刷素子群と、上記ビットデータに基づ
いて、上記印刷素子群中の該当する印刷素子を選択して
駆動するドライバと、各印刷素子に対して、指定された
駆動エネルギを供給して駆動する駆動エネルギ制御部
と、各印刷素子毎に予め指定された駆動エネルギを示す
エネルギ指示値を、上記駆動エネルギ制御部に供給する
とともに、上記エネルギ指示値に対してランダムな揺ら
ぎを発生させる補正制御部を備えたことを特徴とするノ
ンインパクトプリンタ。
【0007】〈構成2〉構成1に記載のノンインパクト
プリンタにおいて、補正制御部は、各印刷素子毎のエネ
ルギ指示値を記憶する不揮発性記憶部と、乱数発生器
と、上記不揮発性記憶部から順に読み出されたエネルギ
指示値に、そのつど、上記乱数発生器の出力を加算して
から、駆動エネルギ制御部に供給する加算器を備えたこ
とを特徴とするノンインパクトプリンタ。
【0008】〈構成3〉構成1に記載のノンインパクト
プリンタにおいて、エネルギ指示値に対するランダムな
揺らぎの範囲は、少なくとも、駆動エネルギ制御部の制
御分解能を越えるように設定することを特徴とするノン
インパクトプリンタ。
【0009】〈構成4〉印刷データ信号のビットデータ
の内容に対応して駆動される印刷素子群を搭載した印字
ヘッドを備え、この印字ヘッド上に、上記ビットデータ
に基づいて、上記印刷素子群中の該当する印刷素子を選
択して駆動するドライバと、各印刷素子に対して、指定
された駆動エネルギを供給して駆動する駆動エネルギ制
御部と、各印刷素子毎に予め指定された駆動エネルギを
示すエネルギ指示値を、上記駆動エネルギ制御部に供給
するとともに、上記エネルギ指示値に対してランダムな
揺らぎを発生させる補正制御部とを搭載したことを特徴
とするノンインパクトプリンタ。
【0010】〈構成5〉印刷データ信号のビットデータ
の内容に対応して駆動される印刷素子群を搭載した印字
ヘッドを備え、この印字ヘッド上に、上記ビットデータ
に基づいて、上記印刷素子群中の該当する印刷素子を選
択して駆動するドライバと、各印刷素子に対して、指定
された駆動エネルギを供給して駆動する駆動エネルギ制
御部と、各印刷素子毎に予め指定された駆動エネルギを
示すエネルギ指示値を保持して、上記駆動エネルギ制御
部に供給する補正制御部と、上記エネルギ指示値に対し
てランダムな揺らぎを発生させる信号を、上記上記駆動
エネルギ制御部に供給する乱数発生器とを搭載したこと
を特徴とするノンインパクトプリンタ。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を具体
例を用いて説明する。図1は、本発明によるLEDヘッ
ドのブロック図を示す。本発明は、ノンインパクトプリ
ンタ、即ち、電子写真プリンタのみならずサーマルプリ
ンタ、インクジェットプリンタ等様々なプリンタに適用
できる。この具体例では、電子写真式プリンタの静電潜
像形成用LEDヘッドを例にとって実施の態様を説明す
る。なお、図1の説明を行う前に、まずプリンタ制御部
の概略構成や動作を説明する。
【0012】図2に、プリンタ制御部全体のブロック図
を示す。図の印刷制御部1は、電子写真式プリンタ全体
の動作を制御する部分で、図示しないマイクロプロセッ
サ、ROM、RAM、入出力ポート、タイマ等によって
構成されている。この印刷制御部1は、パーソナルコン
ピュータ等の上位装置2と接続されて、制御信号SG
1、ビデオ信号SG2の供給を受ける。なお、このビデ
オ信号SG2は、印刷制御部1から上位装置2に向けて
送信されるタイミング信号SG3に同期して受け入れら
れる。この印刷制御部1は、現像器3を制御する現像用
高圧電源4と、帯電器5を制御する帯電用高圧電源6
と、転写器7を制御する転写用高圧電源8と、現像転写
プロセス用モータ9を制御するドライバ10と、用紙送
りモータ11を制御するドライバ12に接続され、これ
らをシーケンス制御するよう構成されている。
【0013】なお、装置の各部には、用紙吸入口センサ
13、用紙排出口センサ14、用紙残量センサ15、用
紙サイズセンサ16及び定着温度センサ17等が設けら
れ、これらから所定の検出信号が印刷制御部1に入力す
るように構成されている。定着器18は定着用のヒータ
19を備える。ヒータ19のオンオフ制御は、印刷制御
部1による。また、印刷制御部1からLEDヘッド20
に対し、静電潜像書き込みのためのストローブ信号ST
B、印刷データ信号DATA、クロックCLK、ロード
信号LOAD等が供給されるように構成されている。
【0014】ここで、このプリンタ制御部の簡単な動作
を説明する。まず、上位装置2から制御信号SG1が印
刷制御部1に入力すると、印刷制御部1は、定着温度セ
ンサ17によって定着器18が定着可能な温度にあるか
どうかを判断する。必要な温度に達していなければヒー
タ19を点灯し、定着器18を加熱する。
【0015】次に、ドライバ10を制御して、現像転写
プロセス用モータ9を起動させる。同時に、チャージ信
号SGCによって帯電用高圧電源6をオンし、帯電器5
による感光体ドラムの帯電を開始する。更に、現像バイ
アス信号SGDによって現像用高圧電源4を動作させ、
現像器3に所定のバイアス電圧を印加する。これによっ
て、トナーを均一に帯電させる。
【0016】次に、用紙残量センサ15や用紙サイズセ
ンサ16の検出信号により、用紙の有無を検出し、用紙
の搬送が開始される。ドライバ12は、用紙送りモータ
11を駆動する。用紙送りモータ11は、最初に図示し
ないフィードローラを回転駆動させて用紙を用紙吸入口
センサ13のある場所まで搬送する。次に、用紙送りモ
ータ11が逆方向に回転し、フィードローラの回転を停
止させ、図示しないレジストモータを回転駆動する。
【0017】レジストモータは用紙を感光体ドラムと転
写器の間に向けて搬送する。印刷制御部1は、用紙が転
写可能な位置まで達したとき、上位装置2に対しタイミ
ング信号SG3を送信する。このタイミング信号SG3
は、ラインタイミング信号やラスタタイミング信号等を
含んでいる。上位装置2からビデオ信号SG2が受信さ
れると、ビデオ信号SG2は、印刷制御部1において、
印刷ページ毎に編集される。こうして編集された印刷デ
ータ信号DATAが印刷制御部1からLEDヘッド20
に向けて転送される。
【0018】1ライン分の印刷データ信号がLEDヘッ
ドに転送されると、印刷制御部1はLEDヘッド20に
対しその信号をラッチするためのロード信号LOADを
送信する。これによって、LEDヘッド20の内部に1
ライン分の印刷データ信号が保持される。なお、印刷デ
ータ信号はクロックCLKに制御され、シリアルにLE
Dヘッド20に転送される。
【0019】次に、印刷制御部1はストローブ信号ST
BをLEDヘッド20に送信し、LEDヘッド20は、
この信号によって搭載した発光ダイオード群を発光させ
る。各発光ダイオードは、印刷データ信号のビットデー
タの内容に対応して駆動される。LEDヘッド20はこ
うして感光体ドラムを露光し、感光体ドラムの外周面に
静電潜像を形成する。この静電潜像は現像器3によって
現像され、感光体ドラムにトナー像が形成される。
【0020】そのトナー像は転写器7に送られ、用紙上
に転写される。トナーを転写された用紙は定着器18に
送られて定着処理され、用紙排出口センサ14を通過し
て図示しない排出トレーに排出される。印刷が終了し、
用紙が用紙排出口センサ14を通過すると、装置各部の
動作が終了する。以上の動作は、従来の装置と変わると
ころは無い。
【0021】図3には、プリンタの印刷動作タイムチャ
ートを示す。(a)は、図2に示した印刷制御部1から
上位装置2に送られるタイミング信号SG3の内容を示
す。これは、1ライン分ずつのビデオ信号を受け入れる
ときに周期的にアクティブになるパルス状の信号であ
る。1インチ(2,54cm)当たり300ラインの印
刷を行う場合には、300分の1インチずつ感光体ドラ
ムが回転する度に、1つのタイミング信号SG3が上位
装置2に送られる。
【0022】(b)は、このタイミング信号SG3に同
期して、上位装置2から印刷制御部1に送り込まれるビ
デオ信号SG2である。(c)は、印刷制御部1で編集
処理された1ライン分ずつの印刷データ信号DATAを
表す。(d)は、この印刷データ信号DATAをLED
ヘッド20に転送するためのタイミングを制御するクロ
ックCLKである。1ライン分2560個のクロックで
構成されている。
【0023】(e)は、LEDヘッド20に対し1ライ
ン分ずつ印刷データ信号をラッチさせるためのロード信
号LOADである。1ライン分の転送終了毎に有効にな
るパルス状の信号である。(f)は、LEDヘッド20
に対しヘッドを駆動するための電流が供給されるタイミ
ングを図示している。
【0024】図4には、基本的なLEDヘッドの結線図
を示す。このLEDヘッド20には、シフトレジスタS
R1,SR2,SR3,SR4,…と、ラッチLT1,
LT2,LT3,LT4,…と、ドライブ用のゲートG
1,G2,G3,G4,…と、スイッチング用トランジ
スタTr1,Tr2,Tr3,Tr4,…と、発光素子
LD1,LD2,LD3,LD4,…と、保護抵抗R
1,R2,R3,R4,…とが搭載されている。
【0025】シフトレジスタSR1,SR2,SR3,
SR4,…は、それぞれシリアルに連結されて印刷デー
タ信号DATAをシリアルに1ライン分受け入れるよう
構成されている。クロックCLKは、印刷データ信号D
ATAの転送タイミングを制御する。ロード信号LOA
Dは、ラッチLT1,LT2,LT3,LT4,…に対
し対応するシフトレジスタSR1,SR2,SR3,S
R4,…中の信号を受け入れてラッチさせる制御を行
う。
【0026】ストローブ信号STBは、ラッチLT1,
LT2,LT3,LT4,…に格納された印刷データ信
号のビットデータを受け入れてゲートを開閉制御し、ト
ランジスタTR1,TR2,TR3,TR4,…を選択
的にオンオフ制御する。これによって、ビットデータに
応じて該当するいずれかの発光素子LD1,LD2,L
D3,LD4,…が発光する。
【0027】なお、この具体例では、ノンインパクトプ
リンタの例として、電子写真式プリンタを使用した。従
って、ビットデータの内容に対応して駆動される印刷素
子は、上記発光素子LD1,LD2,LD3,LD4,
…である。これがサーマルプリンタの場合には発熱素子
であり、インクジェットプリンタの場合には、インクノ
ズルということになる。また、この例では、各発光素子
LD1,LD2,LD3,LD4を駆動する駆動エネル
ギは、ゲートG1,G2,G3,G4,…、トランジス
タTr1,Tr2,Tr3,Tr4,…を通じて供給さ
れる駆動電流である。
【0028】ここで、各発光素子LD1,LD2,LD
3,LD4がそれぞれ同一のビットデータに基づいて発
光した場合に、その発光強度にばらつきが生じるという
問題があった。これは、この図に示すトランジスタTr
1,Tr2,Tr3,Tr4,…等を含むドライバの電
流値のばらつきや発光素子LD1,LD2,LD3,L
D4,…、および、レンズ等の光学系の特性のばらつき
によるものと考えられる。
【0029】そこで、まず製造段階において、予めこれ
らの発光素子LD1,LD2,LD3,LD4,…を順
番に駆動して、各発光素子の発光強度を測定する。そし
て、各発光素子による発光強度のばらつきを求め、これ
を補正するためのデータを用意する。この場合には、実
際の発光強度測定に基づいて補正を行うことから、この
図に示したドライバや発光素子のみならず、発光素子の
光を感光体ドラム上に導くための、図示しないドットレ
ンズアレイ等の特性のばらつきも含めた補正用のデータ
が求められる。以下この補正用のデータの値をエネルギ
指示値と呼ぶことにする。このエネルギは、発光素子の
駆動電流であるから以下の例では電流指示値と呼んで話
を進める。
【0030】図5には、改良されたLEDヘッドのブロ
ック図を示す。図のDR1,DR2…は、ブロック化さ
れたドライバを示している。ここには、各発光素子LD
1,LD2,…の発光強度のばらつきを制御するため
に、後で説明するような電流切替回路EX1,EX2,
…が設けられている。ドライバDR1,DR2…と電流
切替回路EX1,EX2,…には、補正制御部30から
印刷データ信号や電流指示値が供給されるように構成さ
れている。
【0031】補正制御部30には、1ライン分の印刷デ
ータ信号を記憶すると共に、これに発光強度、ばらつき
補正のための補正を加えてドライバDR1,DR2,…
に供給するための回路が設けられている。即ち、この補
正制御部30は、クロック制御部21、モード制御部2
2、記憶制御部23、不揮発性記憶部24及びカウンタ
25から構成される。
【0032】クロック制御部21は、図2に示した印刷
制御部1から供給されるクロックCLKをドライバDR
1,DR2,…や記憶制御部23、不揮発性記憶部24
等に分配し供給する回路である。モード制御部22は、
このLEDヘッドの出荷時に、不揮発性記憶部24に電
流指示値群を記憶させるモードのときに、所定の切替制
御を行う回路である。即ち、図示しない上位装置から補
正制御部30に対して電流指示値群が転送されてきたと
き、これを不揮発性記憶部24側に転送して記憶させ
る。一方、通常の印刷処理を実行する場合には、図2に
示した印刷制御部1から印刷データ信号DATAが入力
したとき、これをドライバDR1,DR2,…に転送す
るように、データ転送方向を制御する。
【0033】記憶制御部23は、不揮発性記憶部24に
対する電流指示値群の書き込みを制御する部分である。
ここで、まず、電流指示値群を補正制御部30に記憶さ
せる場合の具体的な動作を説明する。モード制御部22
は、記憶制御部23を起動するとともに、クロック制御
部21に対して、転送クロックを記憶制御部23と不揮
発性記憶部24に供給するよう指示する。電流指示値群
は、印刷データ信号DATAが転送されるラインを通じ
て補正制御部30に入力する。
【0034】記憶制御部23は、カウンタ25を起動し
て、カウンタ25にクロックを供給する。これによっ
て、カウンタ25は不揮発性記憶部24に対し電流指示
値群の書き込みアドレスを供給する。カウンタ25のア
ドレスがインクリメントされる度に、不揮発性記憶部2
4に対しシリアルに、各発光素子毎の電流指示値群が入
力する。
【0035】記憶制御部23は、不揮発性記憶部24へ
の電流指示値書き込みタイミングを制御する。これによ
って、不揮発性記憶部24にはLEDヘッド20Aに搭
載された全ての発光素子LD1,LD2,…のばらつき
に応じた、これらを発光させるための電流指示値が格納
される。書き込み動作が終了すると、モード制御部22
は、記憶制御部23の動作を停止させると共にクロック
制御部21に対しクロック信号の記憶制御部23や不揮
発性記憶部24に対する供給を停止させる。その後クロ
ック信号は、ドライバDR1,DR2,…に供給され
る。これによって、印刷準備が完了する。
【0036】図6に、電源切替回路周辺の結線図を示
す。図のドライバDR1の電源切替回路EX1を除く部
分については、既に図4を用いて説明をした。本発明を
実施する場合には、この図に示すような電流切替回路E
X1を用いて、発光素子LD1,LD2,…の発光強度
を制御する。図において、シフトレジスタSRa1,S
Ra2,SRa3,…は、図5を用いて説明した不揮発
性記憶部24に記憶された電流指示値群SG5を記憶す
る。例えば電流指示値が4ビットで表示されるものであ
れば、4ビットのデータが各レジスタに保持される。電
流指示値群SG5はこのシフトレジスタ中をシリアルに
転送される。
【0037】クロックCLK2は、LEDヘッドの動作
開始前に予め電流指示値群をシフトレジスタSRa1,
SRa2,SRa3,…に転送させておくために供給さ
れるクロック信号である。図の発光素子LD1を駆動す
るスイッチング用のトランジスタTr1のエミッタは電
源に接続され、コレクタは保護抵抗r1を介して発光素
子LD1に接続される。更に、ベースはアンプAM1を
通じてゲートG1の出力に接続されている。また、この
アンプAM1は、シフトレジスタSRa1の出力によっ
て制御されるよう構成されている。
【0038】図7には、上記のような改良されたLED
ヘッドの動作説明図を示す。図の時刻t1以前の部分
は、印刷開始直前の電流指示値の設定動作タイミングを
示す。また、時刻t1以後は、通常印刷動作のタイミン
グを示す。即ち、図の(f)に示すクロックCLK2が
図6に示すシフトレジスタSRa1,SRa2,…に供
給されると、図の(e)に示す発光素子2560素子分
の電流指示値群SG5が、シリアルにこれらのシフトレ
ジスタSRa1,SRa2,…に転送される。
【0039】図6に示すような順に発光素子LD1,L
D2,LD3が配列されているとすれば、1番始めにL
D2560の電流指示値が転送され、これに続いてLD
2559,LD2558というように電流指示値が転送
されていく。こうして全てのシフトレジスタに該当する
電流指示値が入力し保持されると、電流指示値の設定が
終了する。その後、時刻t1以降に(a)に示す印刷デ
ータ信号DATAの転送が開始される。この信号は
(b)に示すクロックCLKによってタイミングを制御
される。その他の信号については既に説明したとおりで
ある。
【0040】図8に、図6に示したアンプAM1の構造
を示す結線図を図示した。図に示すシフトレジスタSR
a1には、例えば4ビットのディジタル値で表現された
電流指示値が記憶される。そして、これはアンプAM1
に設けられたD/A変換器31によってアナログ信号に
変換され、アナログスイッチ32に供給される。アナロ
グスイッチ32は、ゲートG1によって駆動される。ま
た、アンプAM1には、アナログスイッチ32の出力を
受け入れて制御されるトランジスタQ1,Q2が設けら
れる。
【0041】これによって、発光ダイオードLD1に供
給すべき電流の値に相当する電流指示値が、トランジス
タQ1,Q2により設定され、トランジスタTr1のベ
ース電流が選択される。従って、トランジスタTr1
は、電流指示値に相当する電流を発光素子LD1に供給
する。
【0042】図9には、発光強度の説明図を示す。図9
(a)には、補正前の発光素子LD1,LD2,…の発
光強度を示した。図の下側のグラフは、横軸に順に配列
した発光素子LD1,LD2,…に対する発光強度を示
したものである。各山形の高さが発光強度に比例する。
こうした発光強度で各発光素子LD1,LD2,…が発
光すると、図の上側に示した丸印に示すように、直径の
異なるドットd1,d2,…が印刷される。静電潜像の
場合、このドットは、潜像の各素点の形状を示し、サー
マルプリンタの場合には発熱素子によって直接印刷され
るドット、インクジェットプリンタの場合には用紙等に
付着するインクによるドットを示すものと理解すればよ
い。
【0043】(b)には、補正後のドットd1,d2,
…を示す。このように、上記のような電流指示値で駆動
をすることによって、最終的にほぼ等しい半径のドット
が印刷されるように制御できる。
【0044】ここで、図8に示すアンプの構造に着目し
て、更に解決をすべき問題点を説明する。図8に示すア
ンプAM1は、シフトレジスタSRa1に格納された電
流指示値によって制御される。これは、4ビットのディ
ジタル信号であり、これをD/A変換器31によってア
ナログデータに変換した場合、ディジタル値の分解能に
従って段階的に変化するアナログ信号となる。即ち、発
光素子LD1は、ディジタル信号によって段階的に発光
強度が制御される。このため、この電流の制御分解能の
範囲で発光素子の発光強度にばらつきが生じる恐れがあ
る。
【0045】図10には、制御分解能による差の説明図
を示す。例えば、電流指示値の制御分解能が最適電流値
を100%としたとき、2%きざみであったとする。こ
の場合、発光素子の発光強度は補正後に最大±2%の誤
差を生じてしまう恐れがある。この例では、従って、こ
の図には、100%の電流値による発光強度のドット
と、98%の電流値による発光強度のドットと、102
%の電流値による発光強度のドットが存在する。
【0046】このとき、図に示すように、主走査方向に
見た場合にドットの大きさが微妙にずれている。従っ
て、上記のような精密な調整を行っても、全てのドット
径が完全に一致するわけではない。更に、LEDヘッド
の場合、レンズを用いて発光素子の光を感光体ドラム上
に結像させる。この多数のレンズの各境界部分では、光
の微妙な反射や屈折が発生しやすい。従って、結像位置
も微妙にずれることがある。この場合には、測定上の発
光強度をほぼ等しく補正することができても、感光体ド
ラム上に生成する潜像の大きさには微妙なばらつきが生
じてしまう。
【0047】このような状態で、例えば縦方向に同一の
発光素子を連続的に発光させて作成した細い縦線や、画
面全体がほぼ同一の濃度となるようにドットを分散させ
て階調表現を行うような画像を印刷をした場合に、印刷
画像に肉眼で認識できるような濃度差が現れる。
【0048】本発明では、十分な補正を行ってもなお発
光素子間の発光強度その他の原因によるドット径のばら
つきを目立たないようにするために、補正をしたエネル
ギ指示値に対してランダムな揺らぎを発生させる。即
ち、1つの発光素子を同一の条件で繰り返し発光させた
としても、常にエネルギ指示値に対しランダムに誤差を
与えて、印刷するドット径に強制的なばらつきを与え
る。どの発光素子もこのようにして強制的にドット径が
ばらつくと、全体として見たときにはドット径が平均化
され、様々な原因によるドット径のばらつきが目立たな
くなる。このようなランダムな揺らぎは、例えばエネル
ギ指示値に対し乱数を加算することによって実現する。
【0049】図11には、乱数による補正方法説明図を
示す。図の上部には、既に説明した発光素子LD1,L
D2,…毎の発光強度と対応する径のドットd1,d
2,…を示した。これらは、例えば図の(a)に示すよ
うな電気エネルギ指示値によってその発光強度が選定さ
れる。既に説明したように、発光素子の場合には電気エ
ネルギ指示値は電流指示値に該当する。なお、図の電気
エネルギ指示値はいずれも16進法で表示されている。
【0050】ここで、乱数Rを発生させて、(a)に示
すベースの電気エネルギ指示値に対し各ライン毎にその
乱数を加算する。従って、例えば図の(b)、(c)、
(d)、(e)に示すように、1ライン目、2ライン
目、3ライン目、4ライン目と、ラインが異なる毎にラ
ンダムな数値が電気エネルギ指示値に加算されて、発光
素子の発光強度が制御される。こうして、例えば全ての
ラインについて印刷が終了した後、各発光素子の電気エ
ネルギ指示値についてその平均値をとると、図の(f)
に示すように、(a)に示したベースの電気エネルギ指
示値になる。+2から−2の間で均一に分散する乱数が
発生されるならば、当然の結果である。
【0051】上記乱数は、ここでは、少なくともエネル
ギ指示値の制御分解能を2%としたとき、少なくともこ
の分解能を超える範囲で発生させる。また、正または負
のランダムな乱数が生成されるようにしている。分解能
の範囲以上にドット径に揺らぎを生じさせると、分解能
を原因として生じる、隣り合う発光素子間のドット径の
差が十分に吸収されて目立たなくなるからである。
【0052】ここで、図1に戻って、本発明によるLE
Dヘッドの構成を具体的に説明する。図の補正制御部3
0Bは、セレクタ26,27、不揮発性記憶部24、カ
ウンタ25、乱数発生器28と、加算器29により構成
される。セレクタ26は、図2に示した印刷制御部1か
ら供給される印刷データ信号をドライバDR1,DR
2,…側に供給する状態と、既に説明したエネルギ指示
値群を不揮発性記憶部24に供給する状態とを切り替え
る制御を行う部分である。
【0053】セレクタ27は、クロックCLKをカウン
タ25や不揮発性記憶部24、乱数発生器28等に供給
する状態と、ドライバDR1,DR2,…に供給する状
態とを切り替えるスイッチである。例えばロード信号L
OADがハイレベルになると、セレクタ26,27が切
り替えられ、エネルギ指示値群が不揮発性記憶部24に
供給され、カウンタ25や乱数発生器28等にクロック
CLKが供給される。不揮発性記憶部24には、既に説
明した図7に示したような動作によって、全ての発光素
子に対応する電流指示値群が格納される。こうして、不
揮発性記憶部24には、出荷時までに各発光素子に対応
するエネルギ指示値群が格納される。
【0054】次に、印刷動作が開始されると、まず始め
に不揮発性記憶部24に格納された発光素子毎のエネル
ギ指示値がドライバDR1,DR2,…に転送される。
このとき、乱数発生器28から発生した乱数が不揮発性
記憶部24から出力される各エネルギ指示値に対し加算
器29の部分で加算される。乱数が正の場合には加算さ
れ、負の場合には実質的に減算されることになる。この
ため、エネルギ指示値を中心として、乱数の最大幅の範
囲でエネルギ指示値にランダムな揺らぎが生じる。これ
が1ライン分あるいは複数ライン分の印刷の都度、電流
切替回路EX1,EX2,…に転送され、印刷が実行さ
れる。
【0055】セレクタ27は、ロード信号がハイレベル
になるとカウンタ25を動作させ、不揮発性記憶部24
と乱数発生器28からエネルギ指示値や乱数を出力させ
て、これをドライバDR1,DR2,…に転送するよう
に制御する。そして、全てのLEDヘッドに対するエネ
ルギ指示値の転送が終了すると、今度はロード信号LO
ADがロウレベルになり、セレクタ27はクロックCL
KをドライバDR1,DR2,…の側に転送する。これ
によって、印刷データ信号の転送が開始されることにな
る。エネルギ指示値は図6に示すような状態でシフトレ
ジスタSRa1,SRa2,…に保持され、これによっ
て各発光素子LD1,LD2…の発光強度が設定され
る。
【0056】図12には、乱数による補正結果の説明図
を示す。この図に示すように、発光強度にランダムな揺
らぎを発生させると、図に示すように、各LEDの描く
ドットが適度にばらつきを生じる。これによって、各ド
ット間の径の差が目立たなくなり、全体として均一な画
像の印刷が可能になる。
【0057】なお、この図を見てわかるように、全ての
ドットについてランダムな揺らぎを生じさせれば理想的
であるが、例えば1個または数個おきの発光素子につい
て、このような揺らぎを生じさせるだけでも十分な効果
が期待できる。また、1ライン毎に全ての発光素子に対
するエネルギ指示値の入れ替えを行うのは、印刷時間を
遅くする恐れがあるから、数ラインおきに入れ替えると
いった方法も可能である。更に、こうしたエネルギ指示
値全体の1ライン毎の入れ替えを無くするようなハード
ウェア構成も考えられる。
【0058】図13には、電流切替回路の変形例結線図
を示す。図の電流切替回路EXは、図に示すように、こ
れまで説明したシフトレジスタSRa1,SRa2,…
にエネルギ指示値を保持する構造の他に、各発光素子L
D1,LD2…のドライバ毎に、乱数発生器RDM1,
RDM2,…が設けられている。
【0059】例えば、発光素子LD1について見ると、
シフトレジスタSRa1の出力と、乱数発生器RDM1
の出力が加算器ADD1に入力し、その出力がアンプA
M1に入力するように構成されている。即ち、ここでは
既に説明した要領で、シフトレジスタSRa1にエネル
ギ指示値が入力し、これが保持される。その後、周期的
に、LED毎に設けられた乱数発生器RDM1が乱数を
発生する。この乱数が、加算器ADD1においてエネル
ギ指示値と加算される。
【0060】これによって、発光素子LD1は、例えば
1ラインごとに発光強度にゆらぎが生じる。即ち、シフ
トレジスタSRa1には、印刷開始直後に一定のエネル
ギ指示値を保持させておき、後は自動的に1ライン毎に
乱数がこれに加算されて、既に説明したような制御が行
われる。このような方法によっても、これまでと同様の
制御により、発光強度にランダムな揺らぎを発生させる
ことができる。なお、この例においても、全ての発光素
子について、乱数発生器を設けず、数個ずつおきに設け
るようにして製造コストを下げるようにしても良い。ま
た、これによって、データ転送時間を短くし、高速化を
図ることができる。
【0061】
【発明の効果】以上説明した本発明によれば、ノンイン
パクトプリンタにおいて、印刷データ信号を印刷素子群
に転送し、ビットデータの内容に基づいて該当する印刷
素子を選択駆動する場合に、印刷素子毎に予め指定され
た駆動エネルギを示すエネルギ指示値を供給すると共
に、これにランダムな揺らぎを発生させるようにしたの
で、エネルギ指示値の分解能が粗くてもその分解能によ
るドット径の変化を拡散させることができ、印刷品質を
向上させることができる。また、その他の様々な原因に
よるドット系のばらつきによる画質低下を抑制すること
ができる。
【0062】サーマルヘッドについては、発熱素子の発
熱エネルギを調整し、インクジェットプリンタにおいて
は、インク吐出エネルギを調整することによって同様の
効果が得られる。また、いずれの場合においても、実際
に印刷されるドット径を補正するような制御を行うこと
ができるため、画質改善効果が著しい。しかも、複雑な
調整制御が必要でなく、十分にコストを低くすることが
可能である。
【0063】また、発光時間でなく発光強度を制御する
ため、ドットは基本的に円形に近く、楕円形になるのを
防止できる。さらに、ヘッド上に補正制御部を搭載すれ
ば、従来装置のヘッドと交換をするだけで、高品位な印
刷が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるLEDヘッドのブロック図であ
る。
【図2】プリンタ制御部全体のブロック図である。
【図3】プリンタの印刷動作タイムチャートである。
【図4】基本的なLEDヘッド結線図である。
【図5】改良されたLEDヘッドのブロック図である。
【図6】電流切替回路周辺の結線図である。
【図7】改良されたLEDヘッドの動作説明図である。
【図8】アンプの構造を示す結線図である。
【図9】発光強度の説明図である。
【図10】制御分解能による差の説明図である。
【図11】乱数による補正方法説明図である。
【図12】乱数による補正結果の説明図である。
【図13】電流切替回路の変形例結線図である。
【符号の説明】
20B LEDヘッド(印字ヘッド) 30B 補正制御部 24 不揮発性記憶部 25 カウンタ 28 乱数発生器 29 加算器 DR1,DR2 ドライバ EX1,EX2 電流切替回路(駆動エネルギ制御部) LD1,LD2 発光素子群(印刷素子群)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷データ信号のビットデータの内容に
    対応して駆動される印刷素子群と、 前記ビットデータに基づいて、前記印刷素子群中の該当
    する印刷素子を選択して駆動するドライバと、 各印刷素子に対して、指定された駆動エネルギを供給し
    て駆動する駆動エネルギ制御部と、 各印刷素子毎に予め指定された駆動エネルギを示すエネ
    ルギ指示値を、前記駆動エネルギ制御部に供給するとと
    もに、前記エネルギ指示値に対してランダムな揺らぎを
    発生させる補正制御部を備えたことを特徴とするノンイ
    ンパクトプリンタ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のノンインパクトプリン
    タにおいて、 補正制御部は、 各印刷素子毎のエネルギ指示値を記憶する不揮発性記憶
    部と、 乱数発生器と、 前記不揮発性記憶部から順に読み出されたエネルギ指示
    値に、そのつど、前記乱数発生器の出力を加算してか
    ら、駆動エネルギ制御部に供給する加算器を備えたこと
    を特徴とするノンインパクトプリンタ。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のノンインパクトプリン
    タにおいて、 エネルギ指示値に対するランダムな揺らぎの範囲は、 少なくとも、駆動エネルギ制御部の制御分解能を越える
    ように設定することを特徴とするノンインパクトプリン
    タ。
  4. 【請求項4】 印刷データ信号のビットデータの内容に
    対応して駆動される印刷素子群を搭載した印字ヘッドを
    備え、 この印字ヘッド上に、 前記ビットデータに基づいて、前記印刷素子群中の該当
    する印刷素子を選択して駆動するドライバと、 各印刷素子に対して、指定された駆動エネルギを供給し
    て駆動する駆動エネルギ制御部と、 各印刷素子毎に予め指定された駆動エネルギを示すエネ
    ルギ指示値を、前記駆動エネルギ制御部に供給するとと
    もに、前記エネルギ指示値に対してランダムな揺らぎを
    発生させる補正制御部とを搭載したことを特徴とするノ
    ンインパクトプリンタ。
  5. 【請求項5】 印刷データ信号のビットデータの内容に
    対応して駆動される印刷素子群を搭載した印字ヘッドを
    備え、 この印字ヘッド上に、 前記ビットデータに基づいて、前記印刷素子群中の該当
    する印刷素子を選択して駆動するドライバと、 各印刷素子に対して、指定された駆動エネルギを供給し
    て駆動する駆動エネルギ制御部と、 各印刷素子毎に予め指定された駆動エネルギを示すエネ
    ルギ指示値を保持して、前記駆動エネルギ制御部に供給
    する補正制御部と、 前記エネルギ指示値に対してランダムな揺らぎを発生さ
    せる信号を、前記前記駆動エネルギ制御部に供給する乱
    数発生器とを搭載したことを特徴とするノンインパクト
    プリンタ。
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