JP3087866B2 - 電子写真プリンタ - Google Patents
電子写真プリンタInfo
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- photoconductor
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- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G15/00—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
- G03G15/22—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern involving the combination of more than one step according to groups G03G13/02 - G03G13/20
- G03G15/221—Machines other than electrographic copiers, e.g. electrophotographic cameras, electrostatic typewriters
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- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G15/00—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
- G03G15/04—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for exposing, i.e. imagewise exposure by optically projecting the original image on a photoconductive recording material
- G03G15/043—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for exposing, i.e. imagewise exposure by optically projecting the original image on a photoconductive recording material with means for controlling illumination or exposure
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- Physics & Mathematics (AREA)
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- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
- Printers Or Recording Devices Using Electromagnetic And Radiation Means (AREA)
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- Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
- Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
- Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
- Dot-Matrix Printers And Others (AREA)
- Fixing For Electrophotography (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、印刷速度を変更するこ
とができる電子写真プリンタに関するものである。
とができる電子写真プリンタに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、電子写真プリンタにおいては、帯
電させた感光体ドラムを光源によって照射してその表面
に静電潜像を形成し、該静電潜像にトナーを付着させて
現像を行った後に、トナー像を用紙などの記録媒体に転
写させるようになっている。前記電子写真プリンタにお
いては、感光体ドラムを一定速度で回転させて電子写真
印刷プロセスを実施するようになっているため、印刷速
度は一定になる。
電させた感光体ドラムを光源によって照射してその表面
に静電潜像を形成し、該静電潜像にトナーを付着させて
現像を行った後に、トナー像を用紙などの記録媒体に転
写させるようになっている。前記電子写真プリンタにお
いては、感光体ドラムを一定速度で回転させて電子写真
印刷プロセスを実施するようになっているため、印刷速
度は一定になる。
【０００３】図２は従来の電子写真プリンタの概略図で
ある。図において、１１は感光体ドラムであり、該感光
体ドラム１１は図示しない駆動モータによって矢印方向
に回転させられ、その回転速度は一定に保たれている。
帯電ローラ１２には定電圧が印加されており、感光体ド
ラム１１の表面を一様に帯電する。また、レーザスキャ
ナ１３は感光体ドラム１１の回転速度に対応して走査周
期が定められていて、感光体ドラム１１の表面を走査
し、順に露光する。この露光によって、印刷データは感
光体ドラム１１上に静電潜像として形成される。続い
て、現像器１４はトナーを感光体ドラム１１の表面の静
電潜像に選択的に付着させ、トナー像を形成する。
ある。図において、１１は感光体ドラムであり、該感光
体ドラム１１は図示しない駆動モータによって矢印方向
に回転させられ、その回転速度は一定に保たれている。
帯電ローラ１２には定電圧が印加されており、感光体ド
ラム１１の表面を一様に帯電する。また、レーザスキャ
ナ１３は感光体ドラム１１の回転速度に対応して走査周
期が定められていて、感光体ドラム１１の表面を走査
し、順に露光する。この露光によって、印刷データは感
光体ドラム１１上に静電潜像として形成される。続い
て、現像器１４はトナーを感光体ドラム１１の表面の静
電潜像に選択的に付着させ、トナー像を形成する。
【０００４】そして、転写器１５には高圧の定電流源が
接続され、高圧の定電流が転写器１５の表面に供給され
ており、トナー像を静電気力で記録媒体、例えば用紙１
６に引き付け、転写を行う。１７はクリーニング装置で
あり、転写後に感光体ドラム１１上に残留したトナーを
除去し、回収する。また、定着器１８はサーミスタによ
って温度が検出されて一定温度に制御されており、通過
する用紙１６上のトナーを加熱し、溶融して定着する。
用紙１６の送り速度は、感光体ドラム１１の表面速度と
一致させられるとともに、定着器１８の表面速度ともほ
ぼ一致されられる。
接続され、高圧の定電流が転写器１５の表面に供給され
ており、トナー像を静電気力で記録媒体、例えば用紙１
６に引き付け、転写を行う。１７はクリーニング装置で
あり、転写後に感光体ドラム１１上に残留したトナーを
除去し、回収する。また、定着器１８はサーミスタによ
って温度が検出されて一定温度に制御されており、通過
する用紙１６上のトナーを加熱し、溶融して定着する。
用紙１６の送り速度は、感光体ドラム１１の表面速度と
一致させられるとともに、定着器１８の表面速度ともほ
ぼ一致されられる。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の電子写真プリンタにおいては、感光体ドラム１１の
回転速度が一定になるように設定されているため、印刷
速度を容易に変更することはできない。すなわち、静電
潜像を形成する場合、レーザスキャナ１３はポリゴンミ
ラー（多面体鏡）を回転させることによってレーザビー
ムを偏向する構造になっている。そして、ポリゴンミラ
ーを回転させるためのモータの速度を変えるには、数秒
以上の応答時間が必要になる。したがって、分解能すな
わち走査密度を一定に保ちながら感光体ドラム１１の回
転速度を変える場合、数秒以上の印刷禁止時間を設定し
なければならない。また、感光体ドラム１１の回転速度
を変えることによって、転写、定着等の各工程の動作を
感光体ドラム１１の動作に追随させることができなくな
り、印刷品位が低下してしまう。
来の電子写真プリンタにおいては、感光体ドラム１１の
回転速度が一定になるように設定されているため、印刷
速度を容易に変更することはできない。すなわち、静電
潜像を形成する場合、レーザスキャナ１３はポリゴンミ
ラー（多面体鏡）を回転させることによってレーザビー
ムを偏向する構造になっている。そして、ポリゴンミラ
ーを回転させるためのモータの速度を変えるには、数秒
以上の応答時間が必要になる。したがって、分解能すな
わち走査密度を一定に保ちながら感光体ドラム１１の回
転速度を変える場合、数秒以上の印刷禁止時間を設定し
なければならない。また、感光体ドラム１１の回転速度
を変えることによって、転写、定着等の各工程の動作を
感光体ドラム１１の動作に追随させることができなくな
り、印刷品位が低下してしまう。
【０００６】本発明は、前記従来の電子写真プリンタの
問題点を解決して、感光体の速度を変えて印刷速度を変
更することができる電子写真プリンタを提供することを
目的とする。
問題点を解決して、感光体の速度を変えて印刷速度を変
更することができる電子写真プリンタを提供することを
目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明の電
子写真プリンタにおいては、感光体と、該感光体の表面
を帯電させる帯電手段と、ライン方向に複数の発光素子
を備えるとともに、プリンタ制御部から信号を受け、各
発光素子を走査ライン周期ごとに発光させて前記感光体
を露光し、感光体上に静電潜像を形成する光アレイヘッ
ドと、前記静電潜像を現像してトナー像を形成する現像
器と、前記トナー像を記録媒体に転写する転写手段と、
前記記録媒体に転写されたトナー像を定着する定着手段
とを有する。
子写真プリンタにおいては、感光体と、該感光体の表面
を帯電させる帯電手段と、ライン方向に複数の発光素子
を備えるとともに、プリンタ制御部から信号を受け、各
発光素子を走査ライン周期ごとに発光させて前記感光体
を露光し、感光体上に静電潜像を形成する光アレイヘッ
ドと、前記静電潜像を現像してトナー像を形成する現像
器と、前記トナー像を記録媒体に転写する転写手段と、
前記記録媒体に転写されたトナー像を定着する定着手段
とを有する。
【０００８】また、前記感光体の速度を設定するための
駆動モータ制御信号を出力する手段と、前記光アレイヘ
ッドの走査ライン周期を設定し、走査ライン周期ごとに
印刷制御信号を出力する手段と、前記印刷制御信号によ
って形成されたタイミングで１ライン分の露光を行うた
めの信号を出力する手段と、印刷が開始された後の所定
の時間において、前記印刷制御信号によって設定される
走査ライン周期が変更されたときに、走査ライン周期の
変更と同期させて前記駆動モータ制御信号の出力を変更
し、変更された駆動モータ制御信号によって設定される
感光体の速度を前記１ライン分の露光を行うための信号
の出力に対応させて変更する手段とを有する。
駆動モータ制御信号を出力する手段と、前記光アレイヘ
ッドの走査ライン周期を設定し、走査ライン周期ごとに
印刷制御信号を出力する手段と、前記印刷制御信号によ
って形成されたタイミングで１ライン分の露光を行うた
めの信号を出力する手段と、印刷が開始された後の所定
の時間において、前記印刷制御信号によって設定される
走査ライン周期が変更されたときに、走査ライン周期の
変更と同期させて前記駆動モータ制御信号の出力を変更
し、変更された駆動モータ制御信号によって設定される
感光体の速度を前記１ライン分の露光を行うための信号
の出力に対応させて変更する手段とを有する。
【０００９】本発明の他の電子写真プリンタにおいて
は、さらに、前記転写手段に高圧の定電流を供給する定
電流源と、前記転写手段に定電流が供給される時間の比
率を感光体の速度に対応させて変更する手段とを有す
る。本発明の更に他の電子写真プリンタにおいては、さ
らに、前記定着手段の設定温度を前記感光体の速度に対
応させて変更する手段を有する。
は、さらに、前記転写手段に高圧の定電流を供給する定
電流源と、前記転写手段に定電流が供給される時間の比
率を感光体の速度に対応させて変更する手段とを有す
る。本発明の更に他の電子写真プリンタにおいては、さ
らに、前記定着手段の設定温度を前記感光体の速度に対
応させて変更する手段を有する。
【００１０】
【作用】本発明によれば、前記のように電子写真プリン
タにおいては、感光体と、該感光体の表面を帯電させる
帯電手段と、ライン方向に複数の発光素子を備えるとと
もに、プリンタ制御部から信号を受け、各発光素子を走
査ライン周期ごとに発光させて前記感光体を露光し、感
光体上に静電潜像を形成する光アレイヘッドと、前記静
電潜像を現像してトナー像を形成する現像器と、前記ト
ナー像を記録媒体に転写する転写手段と、前記記録媒体
に転写されたトナー像を定着する定着手段とを有する。
この場合、感光体の表面が、帯電手段によって帯電させ
られ、露光手段によって露光されて静電潜像が形成され
る。次に、該静電潜像が現像手段によって現像されてト
ナー像が形成され、該トナー像は、転写手段によって記
録媒体に転写され、定着手段によって定着される。
タにおいては、感光体と、該感光体の表面を帯電させる
帯電手段と、ライン方向に複数の発光素子を備えるとと
もに、プリンタ制御部から信号を受け、各発光素子を走
査ライン周期ごとに発光させて前記感光体を露光し、感
光体上に静電潜像を形成する光アレイヘッドと、前記静
電潜像を現像してトナー像を形成する現像器と、前記ト
ナー像を記録媒体に転写する転写手段と、前記記録媒体
に転写されたトナー像を定着する定着手段とを有する。
この場合、感光体の表面が、帯電手段によって帯電させ
られ、露光手段によって露光されて静電潜像が形成され
る。次に、該静電潜像が現像手段によって現像されてト
ナー像が形成され、該トナー像は、転写手段によって記
録媒体に転写され、定着手段によって定着される。
【００１１】また、前記感光体の速度を設定するための
駆動モータ制御信号を出力する手段と、前記光アレイヘ
ッドの走査ライン周期を設定し、走査ライン周期ごとに
印刷制御信号を出力する手段と、前記印刷制御信号によ
って形成されたタイミングで１ライン分の露光を行うた
めの信号を出力する手段と、印刷が開始された後の所定
の時間において、前記印刷制御信号によって設定される
走査ライン周期が変更されたときに、走査ライン周期の
変更と同期させて前記駆動モータ制御信号の出力を変更
し、変更された駆動モータ制御信号によって設定される
感光体の速度を前記１ライン分の露光を行うための信号
の出力に対応させて変更する手段とを有する。この場
合、印刷が開始された後の所定の時間において、感光体
の露光が行われているときに走査ライン周期が変更され
ると、走査ライン周期の変更と同期させて前記駆動モー
タ制御信号の出力が変更され、感光体の速度が前記１ラ
イン分の露光を行うための信号の出力に対応させて変更
される。
駆動モータ制御信号を出力する手段と、前記光アレイヘ
ッドの走査ライン周期を設定し、走査ライン周期ごとに
印刷制御信号を出力する手段と、前記印刷制御信号によ
って形成されたタイミングで１ライン分の露光を行うた
めの信号を出力する手段と、印刷が開始された後の所定
の時間において、前記印刷制御信号によって設定される
走査ライン周期が変更されたときに、走査ライン周期の
変更と同期させて前記駆動モータ制御信号の出力を変更
し、変更された駆動モータ制御信号によって設定される
感光体の速度を前記１ライン分の露光を行うための信号
の出力に対応させて変更する手段とを有する。この場
合、印刷が開始された後の所定の時間において、感光体
の露光が行われているときに走査ライン周期が変更され
ると、走査ライン周期の変更と同期させて前記駆動モー
タ制御信号の出力が変更され、感光体の速度が前記１ラ
イン分の露光を行うための信号の出力に対応させて変更
される。
【００１２】本発明の他の電子写真プリンタにおいて
は、さらに、前記転写手段に高圧の定電流を供給する定
電流源と、前記転写手段に定電流が供給される時間の比
率を感光体の速度に対応させて変更する手段とを有す
る。この場合、感光体の速度が変更されると、それに対
応させて前記転写手段に定電流が供給される時間の比率
が変更される。本発明の更に他の電子写真プリンタにお
いては、さらに、前記定着手段の設定温度を前記感光体
の速度に対応させて変更する手段を有する。この場合、
前記感光体の速度が変更されると、それに対応させて前
記定着手段の設定温度が変更される。
は、さらに、前記転写手段に高圧の定電流を供給する定
電流源と、前記転写手段に定電流が供給される時間の比
率を感光体の速度に対応させて変更する手段とを有す
る。この場合、感光体の速度が変更されると、それに対
応させて前記転写手段に定電流が供給される時間の比率
が変更される。本発明の更に他の電子写真プリンタにお
いては、さらに、前記定着手段の設定温度を前記感光体
の速度に対応させて変更する手段を有する。この場合、
前記感光体の速度が変更されると、それに対応させて前
記定着手段の設定温度が変更される。
【００１３】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら詳細に説明する。図１は本発明の実施例を示す電
子写真プリンタの概略図、図３は本発明の電子写真プリ
ンタのブロック図、図４はコントローラ部とプリンタエ
ンジン部間におけるビデオ信号のタイムチャート、図５
は光アレイヘッドの回路図、図６は光アレイヘッドのタ
イムチャートである。
ながら詳細に説明する。図１は本発明の実施例を示す電
子写真プリンタの概略図、図３は本発明の電子写真プリ
ンタのブロック図、図４はコントローラ部とプリンタエ
ンジン部間におけるビデオ信号のタイムチャート、図５
は光アレイヘッドの回路図、図６は光アレイヘッドのタ
イムチャートである。
【００１４】図１において、１１は矢印方向に回転させ
られる感光体ドラム、１２は該感光体ドラム１１に対向
して配設される帯電ローラ、１９は帯電された感光体ド
ラム１１を露光して静電潜像を形成する光アレイヘッ
ド、１４は感光体ドラム１１上に形成された静電潜像を
現像してトナー像を形成する現像器、１５は感光体ドラ
ム１１と対向して配設される転写器、１６は該転写器１
５と感光体ドラム１１間に搬送される用紙、１７は転写
後の感光体ドラム１１上に残留したトナーを除去して回
収するクリーニング装置、１８は転写後の用紙１６上の
トナー像を定着する定着器である。なお、前記用紙１６
は図示しないレジストローラによって搬送される。
られる感光体ドラム、１２は該感光体ドラム１１に対向
して配設される帯電ローラ、１９は帯電された感光体ド
ラム１１を露光して静電潜像を形成する光アレイヘッ
ド、１４は感光体ドラム１１上に形成された静電潜像を
現像してトナー像を形成する現像器、１５は感光体ドラ
ム１１と対向して配設される転写器、１６は該転写器１
５と感光体ドラム１１間に搬送される用紙、１７は転写
後の感光体ドラム１１上に残留したトナーを除去して回
収するクリーニング装置、１８は転写後の用紙１６上の
トナー像を定着する定着器である。なお、前記用紙１６
は図示しないレジストローラによって搬送される。
【００１５】図３において、プリンタ装置４１は、機能
上コントローラ部４２とプリンタエンジン部４３に大別
される。前記コントローラ部４２はパーソナルコンピュ
ータなどの上位装置から印刷データを受けるインタフェ
ース部４４、文字パターンを格納するフォント部４５、
ドット情報に展開された印刷パターンを格納するビット
マップメモリ部４６及びマイクロプロセッサ回路から成
り、前記インタフェース部４４、フォント部４５及びビ
ットマップメモリ部４６を制御する主制御部４７を有し
ている。
上コントローラ部４２とプリンタエンジン部４３に大別
される。前記コントローラ部４２はパーソナルコンピュ
ータなどの上位装置から印刷データを受けるインタフェ
ース部４４、文字パターンを格納するフォント部４５、
ドット情報に展開された印刷パターンを格納するビット
マップメモリ部４６及びマイクロプロセッサ回路から成
り、前記インタフェース部４４、フォント部４５及びビ
ットマップメモリ部４６を制御する主制御部４７を有し
ている。
【００１６】また、プリンタエンジン部４３は、印刷パ
ターンの各ラインに対応して発光する光アレイヘッド１
９、電子写真プロセス部２０、用紙送り部２１、電源部
２２、前記主制御部４７に直接接続される操作部２４、
及びプリンタ制御部２３を有する。そして、該プリンタ
制御部２３は、前記光アレイヘッド１９、電子写真プロ
セス部２０、用紙送り部２１及び電源部２２を制御する
とともに、ドラムモータ２４を駆動して前記感光体ドラ
ム１１を、レジストモータ２５を駆動してレジストロー
ラをそれぞれ回転させる。前記ドラムモータ２４及びレ
ジストモータ２５は、それぞれドライバ２６、２７によ
って駆動されるようになっている。
ターンの各ラインに対応して発光する光アレイヘッド１
９、電子写真プロセス部２０、用紙送り部２１、電源部
２２、前記主制御部４７に直接接続される操作部２４、
及びプリンタ制御部２３を有する。そして、該プリンタ
制御部２３は、前記光アレイヘッド１９、電子写真プロ
セス部２０、用紙送り部２１及び電源部２２を制御する
とともに、ドラムモータ２４を駆動して前記感光体ドラ
ム１１を、レジストモータ２５を駆動してレジストロー
ラをそれぞれ回転させる。前記ドラムモータ２４及びレ
ジストモータ２５は、それぞれドライバ２６、２７によ
って駆動されるようになっている。
【００１７】次に、コントローラ部４２とプリンタエン
ジン部４３間におけるビデオ信号の動作について説明す
る。図４において、ＰＲＩＮＴ−Ｎ信号はコントローラ
部４２がプリンタエンジン部４３に対して印刷の開始を
指令するための信号、ＦＳＹＮＣ−Ｎ信号はビデオ信号
の副走査信号であり、用紙１６の先端から終端までの位
置を示すため、プリンタエンジン部４３からコントロー
ラ部４２に対して出力される。ＬＧＡＴＥ−Ｎ信号はビ
デオ信号の主走査信号であり、印刷の１ライン分のデー
タが有効であることを示すためにプリンタエンジン部４
３からコントローラ部４２に対して出力される。また、
ＷＤＡＴＡ−Ｎ信号は印刷のドットの有無をオン・オフ
で示す信号であり、ＷＣＬＫ−Ｎ信号の立下がりエッジ
に同期する。
ジン部４３間におけるビデオ信号の動作について説明す
る。図４において、ＰＲＩＮＴ−Ｎ信号はコントローラ
部４２がプリンタエンジン部４３に対して印刷の開始を
指令するための信号、ＦＳＹＮＣ−Ｎ信号はビデオ信号
の副走査信号であり、用紙１６の先端から終端までの位
置を示すため、プリンタエンジン部４３からコントロー
ラ部４２に対して出力される。ＬＧＡＴＥ−Ｎ信号はビ
デオ信号の主走査信号であり、印刷の１ライン分のデー
タが有効であることを示すためにプリンタエンジン部４
３からコントローラ部４２に対して出力される。また、
ＷＤＡＴＡ−Ｎ信号は印刷のドットの有無をオン・オフ
で示す信号であり、ＷＣＬＫ−Ｎ信号の立下がりエッジ
に同期する。
【００１８】前記ＷＣＬＫ−Ｎ信号はクロック信号であ
り、前記ＷＤＡＴＡ−Ｎ信号を伝送するためにプリンタ
エンジン部４３からコントローラ部４２に対して出力さ
れる。前記ＷＣＬＫ−Ｎ信号の周期はＴWCLKであり、光
アレイヘッド１９のドット数は２５６０である。したが
って、ＬＧＡＴＥ−Ｎ信号の時間幅は２５６０×ＴWC LK
となり、これが１ライン分の印刷の処理に必要な時間の
下限値となる。
り、前記ＷＤＡＴＡ−Ｎ信号を伝送するためにプリンタ
エンジン部４３からコントローラ部４２に対して出力さ
れる。前記ＷＣＬＫ−Ｎ信号の周期はＴWCLKであり、光
アレイヘッド１９のドット数は２５６０である。したが
って、ＬＧＡＴＥ−Ｎ信号の時間幅は２５６０×ＴWC LK
となり、これが１ライン分の印刷の処理に必要な時間の
下限値となる。
【００１９】次に、光アレイヘッド１９について説明す
る。図５において、３０はライン方向に一列に配列され
た４０個のドライバＩＣである。３１は各ドライバＩＣ
３０ごとに設けられ、それぞれに接続された６４ビット
のシフトレジスタ、３２は該シフトレジスタ３１に対応
して配設される６４個のビットデータを一時的に記憶す
るラッチ回路、３３は該ラッチ回路３２の出力信号及び
ＳＴＢ（ストローブ）１〜ＳＴＢ４信号を受けて作動す
るゲート回路、３４は該ゲート回路３３からの出力信号
を受けてオン・オフするドライバトランジスタ、３５は
該ドライバトランジスタ３４の駆動電流を受けて発光す
る２５６０個のＬＥＤ素子である。該ＬＥＤ素子３５は
ライン方向にほぼ一列に配列され、かつ、四つのブロッ
クに分割され、ラインデータであるＨＤ ＤＡＴＡ信号
に対応して選択的に発光させられて前記感光体ドラム１
１を露光する。
る。図５において、３０はライン方向に一列に配列され
た４０個のドライバＩＣである。３１は各ドライバＩＣ
３０ごとに設けられ、それぞれに接続された６４ビット
のシフトレジスタ、３２は該シフトレジスタ３１に対応
して配設される６４個のビットデータを一時的に記憶す
るラッチ回路、３３は該ラッチ回路３２の出力信号及び
ＳＴＢ（ストローブ）１〜ＳＴＢ４信号を受けて作動す
るゲート回路、３４は該ゲート回路３３からの出力信号
を受けてオン・オフするドライバトランジスタ、３５は
該ドライバトランジスタ３４の駆動電流を受けて発光す
る２５６０個のＬＥＤ素子である。該ＬＥＤ素子３５は
ライン方向にほぼ一列に配列され、かつ、四つのブロッ
クに分割され、ラインデータであるＨＤ ＤＡＴＡ信号
に対応して選択的に発光させられて前記感光体ドラム１
１を露光する。
【００２０】また、２３は各ドライバＩＣ３０に対して
各種信号を出力するためのプリンタ制御部である。該プ
リンタ制御部２３から出力されたＨＤ ＤＡＴＡ信号
は、転送クロックであるＨＤ ＣＬＫ信号に同期してシ
フトレジスタ３１の中を移動し、６４ビットだけ移動す
ると、隣接するシフトレジスタ３１に出力される。すべ
てのシフトレジスタ３１にＨＤ ＤＡＴＡ信号が送られ
ると、ラッチ信号であるＨＤ ＬＤ信号がラッチ回路３
２に入力され、前記シフトレジスタ３１内のＨＤＤＡＴ
Ａ信号はラッチ回路３２にラッチされる。
各種信号を出力するためのプリンタ制御部である。該プ
リンタ制御部２３から出力されたＨＤ ＤＡＴＡ信号
は、転送クロックであるＨＤ ＣＬＫ信号に同期してシ
フトレジスタ３１の中を移動し、６４ビットだけ移動す
ると、隣接するシフトレジスタ３１に出力される。すべ
てのシフトレジスタ３１にＨＤ ＤＡＴＡ信号が送られ
ると、ラッチ信号であるＨＤ ＬＤ信号がラッチ回路３
２に入力され、前記シフトレジスタ３１内のＨＤＤＡＴ
Ａ信号はラッチ回路３２にラッチされる。
【００２１】次に、ＳＴＢ１〜ＳＴＢ４信号が順に出力
され、ラッチされたＨＤ ＤＡＴＡ信号とＳＴＢ１〜Ｓ
ＴＢ４信号は、ゲート回路３３において演算される。そ
して、ＳＴＢ１〜ＳＴＢ４信号がローレベルの時、ラッ
チされたデータに従ってＯＵＴ１〜ＯＵＴ２５６０信号
がハイレベルになり、ドライバトランジスタ３４がオン
になって、前記ＬＥＤ素子３５に駆動電流が流れて点灯
するようになっている。この時の点灯時間はＳＴＢ１〜
ＳＴＢ４信号がローレベルに維持される時間で決定され
る。
され、ラッチされたＨＤ ＤＡＴＡ信号とＳＴＢ１〜Ｓ
ＴＢ４信号は、ゲート回路３３において演算される。そ
して、ＳＴＢ１〜ＳＴＢ４信号がローレベルの時、ラッ
チされたデータに従ってＯＵＴ１〜ＯＵＴ２５６０信号
がハイレベルになり、ドライバトランジスタ３４がオン
になって、前記ＬＥＤ素子３５に駆動電流が流れて点灯
するようになっている。この時の点灯時間はＳＴＢ１〜
ＳＴＢ４信号がローレベルに維持される時間で決定され
る。
【００２２】なお、ＳＴＢ１信号は１〜６４０ドットの
ＬＥＤ素子３５に、ＳＴＢ２信号は６４１〜１２８０ド
ットのＬＥＤ素子３５に、ＳＴＢ３信号は１２８１〜１
９２０ドットのＬＥＤ素子３５に、ＳＴＢ４信号は１９
２１〜２５６０ドットのＬＥＤ素子３５にそれぞれ対応
して出力されるようになっている。このように、前記ド
ライバＩＣ３０はモノリシック半導体チップの上に６４
個のＬＥＤ素子３５を組み込んだＬＥＤチップで構成さ
れている。
ＬＥＤ素子３５に、ＳＴＢ２信号は６４１〜１２８０ド
ットのＬＥＤ素子３５に、ＳＴＢ３信号は１２８１〜１
９２０ドットのＬＥＤ素子３５に、ＳＴＢ４信号は１９
２１〜２５６０ドットのＬＥＤ素子３５にそれぞれ対応
して出力されるようになっている。このように、前記ド
ライバＩＣ３０はモノリシック半導体チップの上に６４
個のＬＥＤ素子３５を組み込んだＬＥＤチップで構成さ
れている。
【００２３】なお、シフトレジスタ３１内のＨＤ ＤＡ
ＴＡ信号は、ラッチ回路３２へラッチされた後は保持し
ておく必要はない。そこで、通常ラッチ後に次のライン
に対応するＨＤ ＤＡＴＡ信号の転送が開始され、印刷
の処理の高速化が図られている。次に、光アレイヘッド
１９の動作について説明する。
ＴＡ信号は、ラッチ回路３２へラッチされた後は保持し
ておく必要はない。そこで、通常ラッチ後に次のライン
に対応するＨＤ ＤＡＴＡ信号の転送が開始され、印刷
の処理の高速化が図られている。次に、光アレイヘッド
１９の動作について説明する。
【００２４】図６において、通常、ＨＤ ＣＬＫ信号は
ＷＣＬＫ−Ｎ信号と周期が同じであり、この場合、両者
は位相も同じである。そして、ＨＤ ＣＬＫ信号の立下
がりエッジにおいてＨＤ ＤＡＴＡ信号がサンプルさ
れ、順次シフトレジスタ３１内にデータが転送される。
前記ＨＤ ＣＬＫ信号が２５６０パルス発生して２５６
０ドット分のＨＤ ＤＡＴＡ信号の転送が完了すると、
ＨＤ ＬＤ信号が発生してシフトレジスタ３１内のＨＤ
ＤＡＴＡ信号をラッチする。次に、ＳＴＢ１〜ＳＴＢ
４信号がゲート回路３３に出力され、ラッチ回路３２に
ラッチされたＨＤＤＡＴＡ信号に対応するドットのＬＥ
Ｄ素子３５が発光する。
ＷＣＬＫ−Ｎ信号と周期が同じであり、この場合、両者
は位相も同じである。そして、ＨＤ ＣＬＫ信号の立下
がりエッジにおいてＨＤ ＤＡＴＡ信号がサンプルさ
れ、順次シフトレジスタ３１内にデータが転送される。
前記ＨＤ ＣＬＫ信号が２５６０パルス発生して２５６
０ドット分のＨＤ ＤＡＴＡ信号の転送が完了すると、
ＨＤ ＬＤ信号が発生してシフトレジスタ３１内のＨＤ
ＤＡＴＡ信号をラッチする。次に、ＳＴＢ１〜ＳＴＢ
４信号がゲート回路３３に出力され、ラッチ回路３２に
ラッチされたＨＤＤＡＴＡ信号に対応するドットのＬＥ
Ｄ素子３５が発光する。
【００２５】ところで、前記構成の電子写真プリンタに
おいて、感光体ドラム１１の回転速度を変えて印刷速度
を変更することができるが、この場合、電子写真プリン
タの他の要素を前記印刷速度に対応して調整する必要が
ある。まず、レジストローラを回転させることによって
用紙１６を搬送することができるようになっているが、
レジストローラを回転させるためのレジストモータ２５
は、感光体ドラム１１を回転させるためのドラムモータ
２４とは駆動系が別になっていて、独立して駆動され
る。したがって、前記感光体ドラム１１の回転速度を変
えた時は、これに対応してレジストモータ２５を調整
し、レジストローラの回転速度を変える必要がある。
おいて、感光体ドラム１１の回転速度を変えて印刷速度
を変更することができるが、この場合、電子写真プリン
タの他の要素を前記印刷速度に対応して調整する必要が
ある。まず、レジストローラを回転させることによって
用紙１６を搬送することができるようになっているが、
レジストローラを回転させるためのレジストモータ２５
は、感光体ドラム１１を回転させるためのドラムモータ
２４とは駆動系が別になっていて、独立して駆動され
る。したがって、前記感光体ドラム１１の回転速度を変
えた時は、これに対応してレジストモータ２５を調整
し、レジストローラの回転速度を変える必要がある。
【００２６】次に、前記光アレイヘッド１９は、前述し
たように電子回路走査型の構造を有しており、ライン方
向に一列にＬＥＤ素子３５を有するとともに、該ＬＥＤ
素子３５が、プリンタ制御部２３から出力されたＨＤ
ＤＡＴＡ信号、ＳＴＢ１〜ＳＴＢ４信号等によって選択
的に発光させられるようになっている。この場合、ライ
ン方向の記録密度はＬＥＤ素子３５のピッチで、紙搬送
方向の記録密度は発光の周期、すなわち、走査ライン周
期と感光体ドラム１１の回転速度との比でそれぞれ決ま
る。したがって、記録密度を一定に維持したまま印刷速
度を変更する場合、光アレイヘッド１９の走査ライン周
期と感光体ドラム１１の回転速度とを同期させる必要が
ある。この場合、光アレイヘッド１９は、プリンタ制御
部２３によって制御されているため、走査ライン周期を
容易に変更することができる。なお、感光体ドラム１１
の回転速度は、ドラムモータ２４の駆動モータ制御信号
によって変更されるが、感光体ドラム１１との間の駆動
伝達部の応答性を考慮し、過渡的に変えるようにしてい
る。
たように電子回路走査型の構造を有しており、ライン方
向に一列にＬＥＤ素子３５を有するとともに、該ＬＥＤ
素子３５が、プリンタ制御部２３から出力されたＨＤ
ＤＡＴＡ信号、ＳＴＢ１〜ＳＴＢ４信号等によって選択
的に発光させられるようになっている。この場合、ライ
ン方向の記録密度はＬＥＤ素子３５のピッチで、紙搬送
方向の記録密度は発光の周期、すなわち、走査ライン周
期と感光体ドラム１１の回転速度との比でそれぞれ決ま
る。したがって、記録密度を一定に維持したまま印刷速
度を変更する場合、光アレイヘッド１９の走査ライン周
期と感光体ドラム１１の回転速度とを同期させる必要が
ある。この場合、光アレイヘッド１９は、プリンタ制御
部２３によって制御されているため、走査ライン周期を
容易に変更することができる。なお、感光体ドラム１１
の回転速度は、ドラムモータ２４の駆動モータ制御信号
によって変更されるが、感光体ドラム１１との間の駆動
伝達部の応答性を考慮し、過渡的に変えるようにしてい
る。
【００２７】次に、前記感光体ドラム１１の回転速度を
変える場合における他の要素の動作について説明する。
図７は本発明の電子写真プリンタのタイムチャートであ
る。図において、Ｓ１は光アレイヘッド１９（図３）の
走査ライン周期を示す印刷制御信号であり、時間ｔ1 か
ら周期が２倍になっている。図６に示すように、前記プ
リンタ制御部２３は光アレイヘッド１９に対してＳＴＢ
１〜ＳＴＢ４信号を順次出力して、１ライン分の印刷を
行う。前記印刷制御信号Ｓ１は、ＳＴＢ１〜ＳＴＢ４信
号を出力するためのタイミングを形成するためのもので
あり、１ライン分の印刷を行うたびに出力され、該印刷
制御信号Ｓ１が出力されると、図６のＨＤ ＬＤ信号が
光アレイヘッド１９に対して出力される。
変える場合における他の要素の動作について説明する。
図７は本発明の電子写真プリンタのタイムチャートであ
る。図において、Ｓ１は光アレイヘッド１９（図３）の
走査ライン周期を示す印刷制御信号であり、時間ｔ1 か
ら周期が２倍になっている。図６に示すように、前記プ
リンタ制御部２３は光アレイヘッド１９に対してＳＴＢ
１〜ＳＴＢ４信号を順次出力して、１ライン分の印刷を
行う。前記印刷制御信号Ｓ１は、ＳＴＢ１〜ＳＴＢ４信
号を出力するためのタイミングを形成するためのもので
あり、１ライン分の印刷を行うたびに出力され、該印刷
制御信号Ｓ１が出力されると、図６のＨＤ ＬＤ信号が
光アレイヘッド１９に対して出力される。
【００２８】前記印刷制御信号Ｓ１は、カウンタなどを
使用して基本クロック信号を分周して形成され、所定時
間が経過するごとにパルスを発生する。そして、時間ｔ
1 になると、前記カウンタの設定値が変更され、周期が
変更される。Ｓ２はドラムモータ２４及びレジストモー
タ２５を駆動するための駆動モータ制御信号であり、該
駆動モータ制御信号Ｓ２は、前記ドラムモータ２４及び
レジストモータ２５に相信号を供給するタイミングを形
成するためのものであり、前記印刷制御信号Ｓ１に同期
する。
使用して基本クロック信号を分周して形成され、所定時
間が経過するごとにパルスを発生する。そして、時間ｔ
1 になると、前記カウンタの設定値が変更され、周期が
変更される。Ｓ２はドラムモータ２４及びレジストモー
タ２５を駆動するための駆動モータ制御信号であり、該
駆動モータ制御信号Ｓ２は、前記ドラムモータ２４及び
レジストモータ２５に相信号を供給するタイミングを形
成するためのものであり、前記印刷制御信号Ｓ１に同期
する。
【００２９】ところで、電子写真印刷プロセスにおい
て、感光体ドラム１１の回転速度を変えるに当たり、帯
電ローラ１２は感光体ドラム１１に従動して回転してお
り、また、高圧の定電圧が常時印加されているので、帯
電動作を特に変更する必要はない。また、現像器１４に
おいては、前記ドラムモータ２４によって現像ローラが
駆動されているため、感光体ドラム１１の回転速度に追
随して現像ローラの回転速度が変わる。
て、感光体ドラム１１の回転速度を変えるに当たり、帯
電ローラ１２は感光体ドラム１１に従動して回転してお
り、また、高圧の定電圧が常時印加されているので、帯
電動作を特に変更する必要はない。また、現像器１４に
おいては、前記ドラムモータ２４によって現像ローラが
駆動されているため、感光体ドラム１１の回転速度に追
随して現像ローラの回転速度が変わる。
【００３０】次に、転写器１５を構成する転写ローラ
は、感光体ドラム１１の回転に従動して回転するととも
に、高圧の定電流源が接続されていて、用紙１６の裏面
に一定電荷を付与し、用紙１６の厚さや電気抵抗によっ
てトナーの転写効率を低下させないようにしている。Ｓ
３は転写器１５に供給される高圧の定電流を示してい
る。感光体ドラム１１の回転速度が変えられると、定電
流が供給される時間の比率が制御され、用紙１６の裏面
に一定電荷が付与される。この場合、光アレイヘッド１
９の走査ライン周期ごとに定電流を供給するためにパル
ス幅が設定されているが、複数の走査ライン周期ごとに
パルス幅を設定することもできる。
は、感光体ドラム１１の回転に従動して回転するととも
に、高圧の定電流源が接続されていて、用紙１６の裏面
に一定電荷を付与し、用紙１６の厚さや電気抵抗によっ
てトナーの転写効率を低下させないようにしている。Ｓ
３は転写器１５に供給される高圧の定電流を示してい
る。感光体ドラム１１の回転速度が変えられると、定電
流が供給される時間の比率が制御され、用紙１６の裏面
に一定電荷が付与される。この場合、光アレイヘッド１
９の走査ライン周期ごとに定電流を供給するためにパル
ス幅が設定されているが、複数の走査ライン周期ごとに
パルス幅を設定することもできる。
【００３１】そして、定着器１８においては、前記ドラ
ムモータ２４によって定着ローラが駆動されるようにな
っている。したがって、定着ローラの回転速度は感光体
ドラム１１の回転速度に対応して変化する。また、定着
器１８の定着温度を一定にすると、定着ローラの回転速
度の変化に対応して用紙１６の搬送速度が変化し、定着
性が低下したり過剰になったりする。そこで、感光体ド
ラム１１の回転速度が変えられると、定着器１８の設定
温度が変更されるようになっている。Ｓ４は定着器１８
の設定温度を示す。
ムモータ２４によって定着ローラが駆動されるようにな
っている。したがって、定着ローラの回転速度は感光体
ドラム１１の回転速度に対応して変化する。また、定着
器１８の定着温度を一定にすると、定着ローラの回転速
度の変化に対応して用紙１６の搬送速度が変化し、定着
性が低下したり過剰になったりする。そこで、感光体ド
ラム１１の回転速度が変えられると、定着器１８の設定
温度が変更されるようになっている。Ｓ４は定着器１８
の設定温度を示す。
【００３２】なお、本発明は前記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形すること
が可能であり、これらを本発明の範囲から排除するもの
ではない。
のではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形すること
が可能であり、これらを本発明の範囲から排除するもの
ではない。
【００３３】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、電子写真プリンタにおいては、感光体と、該感光
体の表面を帯電させる帯電手段と、ライン方向に複数の
発光素子を備えるとともに、プリンタ制御部から信号を
受け、各発光素子を走査ライン周期ごとに発光させて前
記感光体を露光し、感光体上に静電潜像を形成する光ア
レイヘッドと、前記静電潜像を現像してトナー像を形成
する現像器と、前記トナー像を記録媒体に転写する転写
手段と、前記記録媒体に転写されたトナー像を定着する
定着手段とを有する。また、前記感光体の速度を設定す
るための駆動モータ制御信号を出力する手段と、前記光
アレイヘッドの走査ライン周期を設定し、走査ライン周
期ごとに印刷制御信号を出力する手段と、前記印刷制御
信号によって形成されたタイミングで１ライン分の露光
を行うための信号を出力する手段と、印刷が開始された
後の所定の時間において、前記印刷制御信号によって設
定される走査ライン周期が変更されたときに、走査ライ
ン周期の変更と同期させて前記駆動モータ制御信号の出
力を変更し、変更された駆動モータ制御信号によって設
定される感光体の速度を前記１ライン分の露光を行うた
めの信号の出力に対応させて変更する手段とを有する。
この場合、印刷が開始された後の所定の時間において、
感光体の露光が行われているときに走査ライン周期が変
更されると、走査ライン周期の変更と同期させて前記駆
動モータ制御信号の出力が変更され、感光体の速度が前
記１ライン分の露光を行うための信号の出力に対応させ
て変更される。したがって、感光体の露光が行われてい
るときに感光体の露光速度に対応させて感光体の速度を
変更し、印刷速度を変更することができる。また、印刷
速度の変更に伴って印刷品位が低下することがなくな
る。そして、印刷速度及び印刷データの受信速度を調整
するためのバッファメモリの容量を小さくすることがで
きるので、電子写真プリンタのコストを低くすることが
できる。
れば、電子写真プリンタにおいては、感光体と、該感光
体の表面を帯電させる帯電手段と、ライン方向に複数の
発光素子を備えるとともに、プリンタ制御部から信号を
受け、各発光素子を走査ライン周期ごとに発光させて前
記感光体を露光し、感光体上に静電潜像を形成する光ア
レイヘッドと、前記静電潜像を現像してトナー像を形成
する現像器と、前記トナー像を記録媒体に転写する転写
手段と、前記記録媒体に転写されたトナー像を定着する
定着手段とを有する。また、前記感光体の速度を設定す
るための駆動モータ制御信号を出力する手段と、前記光
アレイヘッドの走査ライン周期を設定し、走査ライン周
期ごとに印刷制御信号を出力する手段と、前記印刷制御
信号によって形成されたタイミングで１ライン分の露光
を行うための信号を出力する手段と、印刷が開始された
後の所定の時間において、前記印刷制御信号によって設
定される走査ライン周期が変更されたときに、走査ライ
ン周期の変更と同期させて前記駆動モータ制御信号の出
力を変更し、変更された駆動モータ制御信号によって設
定される感光体の速度を前記１ライン分の露光を行うた
めの信号の出力に対応させて変更する手段とを有する。
この場合、印刷が開始された後の所定の時間において、
感光体の露光が行われているときに走査ライン周期が変
更されると、走査ライン周期の変更と同期させて前記駆
動モータ制御信号の出力が変更され、感光体の速度が前
記１ライン分の露光を行うための信号の出力に対応させ
て変更される。したがって、感光体の露光が行われてい
るときに感光体の露光速度に対応させて感光体の速度を
変更し、印刷速度を変更することができる。また、印刷
速度の変更に伴って印刷品位が低下することがなくな
る。そして、印刷速度及び印刷データの受信速度を調整
するためのバッファメモリの容量を小さくすることがで
きるので、電子写真プリンタのコストを低くすることが
できる。
【００３４】本発明の他の電子写真プリンタにおいて
は、さらに、前記転写手段に高圧の定電流を供給する定
電流源と、前記転写手段に定電流が供給される時間の比
率を感光体の速度に対応させて変更する手段とを有す
る。この場合、感光体の速度が変更されると、それに対
応させて前記転写手段に定電流が供給される時間の比率
が変更される。したがって、感光体の速度に対応させて
転写動作を調整することができる。
は、さらに、前記転写手段に高圧の定電流を供給する定
電流源と、前記転写手段に定電流が供給される時間の比
率を感光体の速度に対応させて変更する手段とを有す
る。この場合、感光体の速度が変更されると、それに対
応させて前記転写手段に定電流が供給される時間の比率
が変更される。したがって、感光体の速度に対応させて
転写動作を調整することができる。
【００３５】本発明の更に他の電子写真プリンタにおい
ては、さらに、前記定着手段の設定温度を前記感光体の
速度に対応させて変更する手段を有する。この場合、前
記感光体の速度が変更されると、それに対応させて前記
定着手段の設定温度が変更される。したがって、感光体
の速度に対応させて定着動作を調整することができる。
ては、さらに、前記定着手段の設定温度を前記感光体の
速度に対応させて変更する手段を有する。この場合、前
記感光体の速度が変更されると、それに対応させて前記
定着手段の設定温度が変更される。したがって、感光体
の速度に対応させて定着動作を調整することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施例を示す電子写真プリンタの概略
図である。
図である。
【図２】従来の電子写真プリンタの概略図である。
【図３】本発明の電子写真プリンタのブロック図であ
る。
る。
【図４】コントローラ部とプリンタエンジン部間におけ
るビデオ信号のタイムチャートである。
るビデオ信号のタイムチャートである。
【図５】光アレイヘッドの回路図である。
【図６】光アレイヘッドのタイムチャートである。
【図７】本発明の電子写真プリンタのタイムチャートで
ある。
ある。
【符号の説明】 １１ 感光体ドラム １２ 帯電ローラ １４ 現像器 １５ 転写器 １６ 用紙（記録媒体） １８ 定着器 １９ 光アレイヘッド ２３ プリンタ制御部 Ｓ１ 印刷制御信号 Ｓ２ 駆動モータ制御信号 Ｓ３ 定電流 Ｓ４ 設定温度
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ Ｇ０３Ｇ 15/00 ３０３ Ｈ０４Ｎ 1/29 Ｚ 15/02 １０２ Ｂ４１Ｊ 3/21 Ｌ 15/16 29/00 Ｈ 15/20 １０９ Ｈ０４Ｎ 1/29 (72)発明者 大久保 岳彦 東京都港区虎ノ門１丁目７番12号 沖電 気工業株式会社内 (56)参考文献 特開 平４−37887（ＪＰ，Ａ) 特開 平２−193164（ＪＰ，Ａ) 特開 平４−248574（ＪＰ，Ａ) 特開 平４−337764（ＪＰ，Ａ) 特開 昭59−184365（ＪＰ，Ａ)
Claims (3)
- 【請求項１】 （ａ）感光体と、 （ｂ）該感光体の表面を帯電させる帯電手段と、 （ｃ）ライン方向に複数の発光素子を備えるとともに、
プリンタ制御部から信号を受け、各発光素子を走査ライ
ン周期ごとに発光させて前記感光体を露光し、感光体上
に静電潜像を形成する光アレイヘッドと、 （ｄ）前記静電潜像を現像してトナー像を形成する現像
器と、 （ｅ）前記トナー像を記録媒体に転写する転写手段と、 （ｆ）前記記録媒体に転写されたトナー像を定着する定
着手段と、 （ｇ）前記感光体の速度を設定するための駆動モータ制
御信号を出力する手段と、 （ｈ）前記光アレイヘッドの走査ライン周期を設定し、
走査ライン周期ごとに印刷制御信号を出力する手段と、 （ｉ）前記印刷制御信号によって形成されたタイミング
で１ライン分の露光を行うための信号を出力する手段
と、 （ｊ）印刷が開始された後の所定の時間において、前記
印刷制御信号によって設定される走査ライン周期が変更
されたときに、走査ライン周期の変更と同期させて前記
駆動モータ制御信号の出力を変更し、変更された駆動モ
ータ制御信号によって設定される感光体の速度を前記１
ライン分の露光を行うための信号の出力に対応させて変
更する手段とを有することを特徴とする電子写真プリン
タ。 - 【請求項２】 （ａ）前記転写手段に高圧の定電流を供
給する定電流源と、 （ｂ）前記転写手段に定電流が供給される時間の比率を
感光体の速度に対応させて変更する手段とを有する請求
項１に記載の電子写真プリンタ。 - 【請求項３】 前記定着手段の設定温度を前記感光体の
速度に対応させて変更する手段を有する請求項１に記載
の電子写真プリンタ。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5219492A JP3087866B2 (ja) | 1992-03-11 | 1992-03-11 | 電子写真プリンタ |
| US08/028,747 US5361088A (en) | 1992-03-11 | 1993-03-09 | Electrophotographic printer and method for controlling the same |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5219492A JP3087866B2 (ja) | 1992-03-11 | 1992-03-11 | 電子写真プリンタ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05254218A JPH05254218A (ja) | 1993-10-05 |
| JP3087866B2 true JP3087866B2 (ja) | 2000-09-11 |
Family
ID=12907987
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5219492A Expired - Fee Related JP3087866B2 (ja) | 1992-03-11 | 1992-03-11 | 電子写真プリンタ |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5361088A (ja) |
| JP (1) | JP3087866B2 (ja) |
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|---|---|---|---|---|
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| JP3219518B2 (ja) * | 1993-01-29 | 2001-10-15 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
| JP3295273B2 (ja) * | 1995-04-07 | 2002-06-24 | キヤノン株式会社 | 画像形成方法及び装置 |
| US7027174B2 (en) * | 2001-06-04 | 2006-04-11 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Configuring input and output speeds in a media handling system |
| KR100503804B1 (ko) * | 2003-07-28 | 2005-07-26 | 삼성전자주식회사 | 레이저 빔 프린터에서의 빠른 인쇄 방법 및 이를 위한 장치 |
| JP2007219450A (ja) * | 2006-02-20 | 2007-08-30 | Sharp Corp | 定着装置、画像形成装置、定着装置の温度制御方法、定着装置の温度制御プログラム、コンピュータ読み取り可能な記録媒体 |
| US7399947B2 (en) * | 2006-08-10 | 2008-07-15 | Carestream Health, Inc. | Thermal processor with temperature compensation |
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|---|---|---|---|---|
| JPS59184365A (ja) * | 1983-04-04 | 1984-10-19 | Canon Inc | 記録装置 |
| JPH02193164A (ja) * | 1989-01-21 | 1990-07-30 | Ricoh Co Ltd | デジタル複写機 |
| US5043749A (en) * | 1989-12-29 | 1991-08-27 | Am International Inc. | Printing press and method |
| JPH0437887A (ja) * | 1990-06-04 | 1992-02-07 | Seiko Epson Corp | 印刷装置 |
| JPH04248574A (ja) * | 1991-02-04 | 1992-09-04 | Ricoh Co Ltd | 複写制御装置 |
| JPH04337764A (ja) * | 1991-05-14 | 1992-11-25 | Canon Inc | 画像形成装置 |
-
1992
- 1992-03-11 JP JP5219492A patent/JP3087866B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1993
- 1993-03-09 US US08/028,747 patent/US5361088A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US5361088A (en) | 1994-11-01 |
| JPH05254218A (ja) | 1993-10-05 |
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