JPH106552A - Ledプリンタおよびledプリンタのヘッド駆動制御方法 - Google Patents

Ledプリンタおよびledプリンタのヘッド駆動制御方法

Info

Publication number
JPH106552A
JPH106552A JP16023996A JP16023996A JPH106552A JP H106552 A JPH106552 A JP H106552A JP 16023996 A JP16023996 A JP 16023996A JP 16023996 A JP16023996 A JP 16023996A JP H106552 A JPH106552 A JP H106552A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
led
image
led array
recording
printer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP16023996A
Other languages
English (en)
Inventor
Jun Koide
小出  純
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP16023996A priority Critical patent/JPH106552A/ja
Publication of JPH106552A publication Critical patent/JPH106552A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Printers Or Recording Devices Using Electromagnetic And Radiation Means (AREA)
  • Facsimile Heads (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 隣接する各LEDアレイチップの記録画素を
主走査方向および副走査方向に対して連続させながら滑
らかな画像を形成することである。 【解決手段】 隣接する各LEDアレイチップ51−1
〜51−Nの画像記録開始タイミングをLED駆動制御
手段15が走査方向に対して所定時間分遅延させて順次
駆動させる構成を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自己走査型LED
アレイチップを複数個一次元に配列したLEDアレイヘ
ッドを備えるLEDプリンタおよびLEDプリンタのヘ
ッド駆動制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、自己走査型LEDアレイチップを
複数個一次元に配列したLEDアレイヘッドを画像記録
手段に用いた電子写真画像記録装置、例えば、LEDプ
リンタ等および該LEDプリンタとリーダ部とを接続し
てなるデジタル複写機等が提案されている。
【0003】この種のLEDアレイヘッドを用いた電子
写真プリンタまたは複写機においては、全LEDセルが
同時に発光するもの(一部、特殊なものは、特定領域別
に同時に複数セルが発光するものもある)が用いられる
ため、各LEDアレイチップの接続部で、点灯時刻が異
なることによるミクロ的な画素の段差的不連続またはマ
クロ的には画像スジと言った画像不良は発生しないた
め、特別な技術的回避対策は不必要であった。
【0004】しかし、自己走査型LEDアレイチップが
開発され、各発光セルに対してのワイヤボンディングが
不要となるために、LEDアレイチップの単価が安くな
り、かつ、同時発光しないため低消費電力となり、該低
消費電力により発熱の問題も影響が少なくなるため、品
質的に向上したLED記録ヘッドが開発されつつある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、自己走
査型LEDアレイチップ自身の特徴である1ドット順次
点灯によって、各LEDアレイチップのつなぎ部分での
点灯時刻の時間差が却って大きくなり、この結果、画像
の接続に段差が生じ、画像の非連続性となって画質が低
下するという問題点がある。
【0006】本発明は、上記の問題点を解消するために
なされたもので、本発明に係る第1の発明〜第8の発明
の目的は、各LEDアレイチップのつなぎ部分での点灯
時刻の時間差を相殺するタイミングで駆動制御または各
LEDアレイチップのつなぎ部分での点灯時刻の時間差
を相殺するタイミングとなるように記録ヘッドの配置ま
たは転写材の搬送角度を調整することにより、隣接する
各LEDアレイチップの記録画素を主走査方向および副
走査方向に対して連続させながら滑らかな画像を形成す
ることができるLEDプリンタおよびLEDプリンタの
ヘッド駆動制御方法を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第1の発明
は、LEDアレイチップを複数個一次元に配列した記録
ヘッドにより感光体に潜像画像を露光記録するLEDプ
リンタにおいて、隣接する各LEDアレイチップの画像
記録開始タイミングを走査方向に対して所定時間分遅延
させて順次駆動させる制御手段を設けたものである。
【0008】本発明に係る第2の発明は、前記所定時間
は、LEDチップ番号をN(1〜n)とし、1番目のL
EDアレイチップの画像記録開始時刻をt1とし、記録
画像の副走査方向の画素列の1画素が記録され通過する
時間をTとするとき、tN=t1+(N−1)Tで決定
されるものである。
【0009】本発明に係る第3の発明は、LEDアレイ
チップを複数個一次元に配列した記録ヘッドにより感光
体に潜像画像を露光記録するLEDプリンタにおいて、
前記記録ヘッドのLED配列方向が感光体の移動方向と
直角な方向に対して所定角度の傾きをもって配列したも
のである。
【0010】本発明に係る第4の発明は、LEDアレイ
チップを複数個一次元に配列した記録ヘッドにより感光
体に潜像画像を露光記録するLEDプリンタにおいて、
前記感光体の移動方向に対して転写材の移動方向が所定
角度の傾きをもって転写材を搬送する搬送手段を有する
ものである。
【0011】本発明に係る第5の発明は、前記所定角度
は、傾き角をαとし、LEDアレイチップの長さをLと
し、副走査方向の1画素の長さをdとするとき、α=s
in-1(d/L)で決定されるものである。
【0012】本発明に係る第6の発明は、前記LEDア
レイチップは、1ドット順次点灯型のLEDアレイで構
成したものである。
【0013】本発明に係る第7の発明は、LEDアレイ
チップを複数個一次元に配列した記録ヘッドにより感光
体に潜像画像を露光記録するLEDプリンタのヘッド駆
動制御方法において、隣接する各LEDアレイチップの
後端画素と先頭画素とを所定時間分遅延させて駆動する
ものである。
【0014】本発明に係る第8の発明は、前記所定時間
は、LEDチップ番号をN(1〜n)とし、1番目のL
EDアレイチップの画像記録開始時刻をt1とし、記録
画像の副走査方向の画素列の1画素が記録され通過する
時間をTとするとき、tN=t1+(N−1)Tで決定
されるものである。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて詳細に説明する。
【0016】〔第1実施形態〕図1は、本発明の第1実
施形態を示す自己走査型LEDアレイを適用可能な電子
写真プリンタの構成を説明する概略断面図である。以
下、構成および動作について説明する。
【0017】プリンタ本体10の内部に矢印R2方向に
回転自在に支持された感光体である感光ドラム7を備
え、この感光ドラム7には、LEDアレイ光記録手段
(LEDアレイ)1によって画像情報を変調して光発振
した光束を、例えば商品名セルホックレンズを使用する
光収束性レンズアレイ2によって感光ドラム7の感光体
層である表面に集光して露光している。また、感光ドラ
ム7の周辺には、感光ドラム7の回転方向に沿って、感
光ドラム7の表面を一様に帯電する帯電手段3、感光ド
ラム7にLEDアレイ光記録手段1によって形成された
静電潜像にトナーを付着させトナー像を形成する現像手
段4、感光ドラム7上のトナー像を図中不記の転写材上
に転写する転写帯電手段5および転写後に感光ドラム7
上に残留しているトナーを回収するクリーニング手段6
が備えられている。
【0018】さらに、プリンタ本体10には、転写材を
積載する用紙カセット8が装着され、用紙カセット8内
の転写材を感光ドラム7と転写帯電手段5との間に給紙
する給紙ローラ9aおよびレジストローラ9bが設けら
れている。
【0019】このように構成された自己走査型LEDア
レイを記録手段に用いた電子写真プリンタによる画像形
成の手順について次に説明する。
【0020】まず、LEDアレイ光記録手段1は、不図
示の画像情報変調手段によって、LEDアレイ光記録手
段1に変調情報を転送し、LEDアレイ光記録手段1に
よって変調放射された光束は光収束性レンズアレイ2を
介して図中矢印R2方向に回転する感光ドラム7の表面
を結像露光し、感光ドラム7上に電位潜像を形成する。
ただし、このとき感光ドラム7は、帯電手段3によって
あらかじめ表面が帯電されているものである。
【0021】次に、電位的に潜像が形成された感光ドラ
ム7の表面電位に応じて現像手段4によって現像剤であ
るトナーを静電潜像にならった位置に付着させて、可視
画像を形成する。
【0022】一方、この間、転写材の用紙カセット8か
ら給紙ローラ9aによって転写材が引き出され、レジス
トローラ9bによって感光ドラム7の回転に同期をとっ
て転写材が搬送される。転写帯電手段5は、転写材を搬
送するタイミングに合わせて感光ドラム7の表面に形成
された可視画像を、転写材上に転写する。可視画像の転
写を受けた転写材は、搬送手段11によって定着手段1
2に搬送される。そして、転写材は、定着手段12によ
ってトナーを定着させた後、プリンタ本体10の外側の
突設されている排紙トレイ13上に排出される。また、
転写過程が終了した後、感光ドラム7の表面に残ったト
ナーはクリーニング手段6によって除去される。このよ
うな一連の過程を繰り返しながら画像形成がなされる。
【0023】次に、LEDアレイ光記録手段1の詳細構
成を図2に基づいて説明する。
【0024】図2は、図1に示したLEDアレイチップ
周りの配線を簡略的に示した図である。
【0025】図において、51−1,51−2,51−
3・・・51−NはLEDアレイ1を構成するLEDチ
ップであり、各LEDチップ51−1,51−2,51
−3・・・51−Nはチップ内に発光ダイオードとシフ
トレジスタ回路を備えており、外部からのビット転送信
号によって発光画素を順次転送できる構造となってお
り、LED駆動制御手段15により駆動される。図中a
は発光LEDの電源配線、bはビット転送信号線、cは
スタート信号線、dはグランド線で、発光LEDの電源
は常時供給状態の下で、スタート信号をon状態とし、
ビット転送信号(2本線)を交互に切り替えることで、
発光しているLEDビットを順次転送し、光走査するよ
うに構成されている。
【0026】このように構成されたLEDプリンタにお
いて、通常走査すると各LEDアレイチップ51−1,
51−2,51−3・・・51−Nの隣接する始点と終
点でのLEDビットの発光時間が異なるために、図3に
示してあるように、露光した像パターンは、主走査方向
において階段状となり、格子パターン画像を露光した場
合、潜像または可視像は、図4に示すような、直線が非
連続的な段差を持った画像になってしまう。
【0027】このような特徴をもったLEDチップ51
−1,51−2,51−3・・・51−Nを使いこなす
ために、図2に示したLED駆動制御手段15が図5に
示すように各LEDチップ51−1,51−2,51−
3・・・51−Nの駆動を制御する。
【0028】図5は、図2に示したLED駆動制御手段
15による各LEDチップ51−1,51−2,51−
3・・・51−Nの駆動動作を説明する図であり、横方
向(主走査方向)が各LEDチップ51−1,51−
2,51−3・・・51−Nのチップ番号を示し、縦方
向(副走査方向)が露光位置を示す。図6は、図5に示
すリレー記録走査による格子パターン記録状態を示す図
であり、横方向(主走査方向)が各LEDチップ51−
1,51−2,51−3・・・51−Nのチップ番号を
示し、縦方向(副走査方向)が露光位置を示す。
【0029】すなわち、一つのLEDアレイチップの書
き出し側の最端にあるLEDアレイチップが記録走査を
終了した後に、走査終了側の隣にあるLEDアレイチッ
プが記録走査を開始し、順次全LEDアレイチップの記
録走査(リレー記録走査)を行う。
【0030】この時、LED駆動制御手段15は、各L
EDチップ51−1,51−2,51−3・・・51−
Nの記録開始時刻を、リレー記録走査させるように制御
する。なお、図5に示すように各LEDチップ51−
1,51−2,51−3・・・51−Nの一回の記録走
査を終了した後、連続して記録走査を継続するものであ
る。
【0031】このリレー記録走査により、図6に示した
ように、格子パターン画像を露光した場合、潜像または
可視像は、直線は傾斜を持つものの連続したものとな
り、通常走査のような段差を持った画像になってしまう
という問題点は解決される。
【0032】なお、本実施形態では説明上、図6にある
ような主走査方向の直線の傾斜を誇張した状態で描いて
いるが、例えば600dpiのA4プリンタで、1チッ
プ128ドットのLEDアレイチップの場合、39チッ
プの配列となり、直線の傾きは両端で39×600dp
i画素幅分で、約1.7mmとなり極端に大きい値とは
ならない。
【0033】以下、本実施形態と第1,第2,第6の発
明の各手段との対応及びその作用について図2等を参照
して説明する。
【0034】第1,第2,第6の発明は、LEDアレイ
チップ(第6の発明として、1ドット順次点灯型のLE
Dアレイ)を複数個一次元に配列した記録ヘッド(LE
Dアレイ光記録手段1)により感光体に潜像画像を露光
記録するLEDプリンタにおいて、隣接する各LEDア
レイチップ51−1〜51−Nの画像記録開始タイミン
グを制御手段(LED駆動制御手段15)が走査方向に
対して所定時間(第2の発明としてLEDチップ番号を
N(1〜n)とし、1番目のLEDアレイチップ51−
1の画像記録開始時刻をt1とし、記録画像の副走査方
向の画素列の1画素が記録され通過する時間をTとする
とき、tN=t1+(N−1)Tで決定される)分遅延
させて順次駆動させるので、隣接する各LEDアレイチ
ップ51−1〜51−Nの記録画素を主走査方向および
副走査方向に対して連続させることができ、滑らかな画
像を形成することができる。
【0035】以下、本実施形態と第7,第8の発明との
対応及びその作用について説明する。
【0036】第7,第8の発明は、LEDアレイチップ
を複数個一次元に配列した記録ヘッドにより感光体に潜
像画像を露光記録するLEDプリンタのヘッド駆動制御
方法において、隣接する各LEDアレイチップ51−1
〜51−Nの後端画素と先頭画素とを所定時間(第8の
発明としてLEDチップ番号をN(1〜n)とし、1番
目のLEDアレイチップ51−1の画像記録開始時刻を
t1とし、記録画像の副走査方向の画素列の1画素が記
録され通過する時間をTとするとき、tN=t1+(N
−1)Tで決定される)分遅延させて駆動するので、隣
接する各LEDアレイチップの記録画素を主走査方向お
よび副走査方向に対して連続させることができ、滑らか
な画像を形成することができる。
【0037】〔第2実施形態〕上記実施形態では、各L
EDチップ51−1,51−2,51−3・・・51−
Nの発光タイミングを制御して、格子パターンの段差
(主走査方向の画像傾き)描画を改善する場合について
説明したが、図7に示すように、図中矢印方向に回転駆
動する感光ドラム7に対して、LEDアレイ光記録手段
1を傾けて配置する構成として対処するように構成して
もよい。その実施形態について説明する。
【0038】図7,図8は、本発明の第2実施形態を示
すLEDプリンタのLEDヘッドの配置状態を示す図で
あり、図1と同一のものには同一の符号を付してある。
【0039】図7に示すように、各LEDチップ51−
1,51−2,51−3・・・51−Nを備える長さL
LのLEDアレイ光記録手段1は、傾け角α1(LED
アレイチップ1本の画素配列方向の長さをL、副走査方
向の1画素の長さをdとすると、α1=sin-1(d/
L))をもって図示されるように配置することで、潜
像,可視現像,記録画像のラスタ配置の直交性を確保で
きることになる。なお、記録走査の書き出し位置が下側
の位置DWで、距離d1−d2は、LEDアレイの書き
出しから終了までの記録時間に相当する距離に等しい。
【0040】また、もう一つの主走査方向の画像傾きを
回避する方法は、図8に示すように、感光ドラム7の表
面上での潜像,可視現像画像は、主走査方向の直線が傾
斜したひしゃげた画像になっているが、その傾きを相殺
するように転写位置で転写材14を傾いて進行させるこ
とで、感光ドラム7の表面上でのひしゃげた画像を転写
によって機械的に補正修正することができる。
【0041】なお、転写紙の進行方向の傾け角α2は、
前述した図7に示したLEDアレイ光記録手段1を傾け
て配置する方向と同様で、傾け角α2は、LEDアレイ
チップ1本の画素配列方向の長さをL、副走査方向の1
画素の長さをdとすると、α2=sin-1(d/L)と
なるような角度に配置することで、記録画像のラスタ配
置の直交性を確保できることになる。
【0042】以下、本実施形態と第3,第4,第5の発
明の各手段との対応及びその作用について図7,図8等
を参照して説明する。
【0043】第3の発明は、LEDアレイチップを複数
個一次元に配列した記録ヘッド(LEDアレイ光記録手
段1)により感光体に潜像画像を露光記録するLEDプ
リンタにおいて、前記記録ヘッドのLED配列方向が感
光体の移動方向と直角な方向に対して所定角度(第5の
発明として傾き角をαとし、LEDアレイチップの長さ
をLとし、副走査方向の1画素の長さをdとするとき、
α=sin-1(d/L)で決定される)の傾きをもって
配列(図7参照)したので、記録ヘッドの各LEDアレ
イチップ51−1,51−2,51−3・・・51−N
を連続駆動しても隣接する各LEDアレイチップ51−
1,51−2,51−3・・・51−Nの記録画素が主
走査方向および副走査方向に対して不連続となる事態が
機械的に補正され、滑らかな連続画像として記録させる
ことができる。
【0044】第4の発明は、LEDアレイチップを複数
個一次元に配列した記録ヘッド(LEDアレイ光記録手
段1)により感光体に潜像画像を露光記録するLEDプ
リンタにおいて、前記感光体の移動方向に対して転写材
の移動方向が所定角度(第5の発明として傾き角をαと
し、LEDアレイチップの長さをLとし、副走査方向の
1画素の長さをdとするとき、α=sin-1(d/L)
で決定される)の傾き(図8参照)をもって搬送手段
(図示しない搬送ベルト,搬送ローラ等)が転写材を搬
送するので、記録ヘッドの各LEDアレイチップ51−
1,51−2,51−3・・・51−Nを連続駆動して
も転写材の搬送経路により各LEDアレイチップ51−
1,51−2,51−3・・・51−Nの記録画素が主
走査方向および副走査方向に対して不連続となる事態が
機械的に補正され、転写材に滑らかな連続画像として記
録させることができる。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る第
1,第2,第6,第7,第8の発明によれば、隣接する
各LEDアレイチップの画像記録開始タイミングを制御
手段が走査方向に対して所定時間分遅延させて順次駆動
させるので、隣接する各LEDアレイチップの記録画素
を主走査方向および副走査方向に対して連続させること
ができ、滑らかな画像を形成することができる。
【0046】第3,第5の発明によれば、前記記録ヘッ
ドのLED配列方向が感光体の移動方向と直角な方向に
対して所定角度の傾きをもって配列したので、記録ヘッ
ドの各LEDアレイチップを連続駆動しても隣接する各
LEDアレイチップの記録画素が主走査方向および副走
査方向に対して不連続となる事態が機械的に補正され、
滑らかな連続画像として記録させることができる。
【0047】第4,第5の発明によれば、前記感光体の
移動方向に対して転写材の移動方向が所定角度の傾きを
もって搬送手段が前記転写材を搬送するので、記録ヘッ
ドの各LEDアレイチップを連続駆動しても転写材の搬
送経路により各LEDアレイチップの記録画素が主走査
方向および副走査方向に対して不連続となる事態が機械
的に補正され、転写材に滑らかな連続画像として記録さ
せることができる。
【0048】従って、隣接する複数のLEDアレイチッ
プを記録ヘッドとするLEDプリンタにおける画像の不
連続性が大幅に改善され、連続性のある滑らかな画像記
録を行える等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示す自己走査型LED
アレイを適用可能な電子写真プリンタの構成を説明する
概略断面図である。
【図2】図1に示したLEDアレイチップ周りの配線を
簡略的に示した図である。
【図3】図1に示したLEDアレイチップの通常駆動動
作を説明する図である。
【図4】図1に示したLEDアレイチップの通常駆動時
の格子パターン記録状態を示す図である。
【図5】図2に示したLED駆動制御手段による各LE
Dチップの駆動動作を説明する図である。
【図6】図5に示すリレー記録走査による格子パターン
記録状態を示す図である。
【図7】本発明の第2実施形態を示すLEDプリンタの
LEDヘッドの配置状態を示す図である。
【図8】本発明の第2実施形態を示すLEDプリンタの
LEDヘッドの配置状態を示す図である。
【符号の説明】
1 LEDアレイ 2 光収束性レンズアレイ 7 感光ドラム 15 LED駆動制御手段 51−1 LEDアレイチップ 51−2 LEDアレイチップ 51−3 LEDアレイチップ 51−N LEDアレイチップ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 LEDアレイチップを複数個一次元に配
    列した記録ヘッドにより感光体に潜像画像を露光記録す
    るLEDプリンタにおいて、隣接する各LEDアレイチ
    ップの画像記録開始タイミングを走査方向に対して所定
    時間分遅延させて順次駆動させる制御手段を設けたこと
    を特徴とするLEDプリンタ。
  2. 【請求項2】 前記所定時間は、LEDチップ番号をN
    (1〜n)とし、1番目のLEDアレイチップの画像記
    録開始時刻をt1とし、記録画像の副走査方向の画素列
    の1画素が記録され通過する時間をTとするとき、tN
    =t1+(N−1)Tで決定されることを特徴とする請
    求項1記載のLEDプリンタ。
  3. 【請求項3】 LEDアレイチップを複数個一次元に配
    列した記録ヘッドにより感光体に潜像画像を露光記録す
    るLEDプリンタにおいて、前記記録ヘッドのLED配
    列方向が感光体の移動方向と直角な方向に対して所定角
    度の傾きをもって配列したことを特徴とするLEDプリ
    ンタ。
  4. 【請求項4】 LEDアレイチップを複数個一次元に配
    列した記録ヘッドにより感光体に潜像画像を露光記録す
    るLEDプリンタにおいて、前記感光体の移動方向に対
    して転写材の移動方向が所定角度の傾きをもって前記転
    写材を搬送する搬送手段を有することを特徴とするLE
    Dプリンタ。
  5. 【請求項5】 前記所定角度は、傾き角をαとし、LE
    Dアレイチップの長さをLとし、副走査方向の1画素の
    長さをdとするとき、 α=sin-1(d/L)で決定されることを特徴とする
    請求項3または4記載のLEDプリンタ。
  6. 【請求項6】 前記LEDアレイチップは、1ドット順
    次点灯型のLEDアレイで構成したことを特徴とする請
    求項1〜5のいずれかに記載のLEDプリンタ。
  7. 【請求項7】 LEDアレイチップを複数個一次元に配
    列した記録ヘッドにより感光体に潜像画像を露光記録す
    るLEDプリンタのヘッド駆動制御方法において、隣接
    する各LEDアレイチップの後端画素と先頭画素とを所
    定時間分遅延させて駆動することを特徴とするLEDプ
    リンタのヘッド駆動制御方法。
  8. 【請求項8】 前記所定時間は、LEDチップ番号をN
    (1〜n)とし、1番目のLEDアレイチップの画像記
    録開始時刻をt1とし、記録画像の副走査方向の画素列
    の1画素が記録され通過する時間をTとするとき、tN
    =t1+(N−1)Tで決定されることを特徴とする請
    求項7記載のLEDプリンタのヘッド駆動制御方法。
JP16023996A 1996-06-20 1996-06-20 Ledプリンタおよびledプリンタのヘッド駆動制御方法 Pending JPH106552A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16023996A JPH106552A (ja) 1996-06-20 1996-06-20 Ledプリンタおよびledプリンタのヘッド駆動制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16023996A JPH106552A (ja) 1996-06-20 1996-06-20 Ledプリンタおよびledプリンタのヘッド駆動制御方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH106552A true JPH106552A (ja) 1998-01-13

Family

ID=15710719

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16023996A Pending JPH106552A (ja) 1996-06-20 1996-06-20 Ledプリンタおよびledプリンタのヘッド駆動制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH106552A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006231795A (ja) * 2005-02-25 2006-09-07 Mimaki Engineering Co Ltd Uv硬化型インク使用のプリント方法とそれに用いるインクジェットプリンタ
JP2009190405A (ja) * 2009-03-05 2009-08-27 Fuji Xerox Co Ltd 発光装置、プリントヘッドおよび画像形成装置
CN111421961A (zh) * 2020-04-13 2020-07-17 无锡翼盟电子科技有限公司 一种能够实现耗材芯片快速上电快速存储的方法及耗材盒

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006231795A (ja) * 2005-02-25 2006-09-07 Mimaki Engineering Co Ltd Uv硬化型インク使用のプリント方法とそれに用いるインクジェットプリンタ
JP4605770B2 (ja) * 2005-02-25 2011-01-05 株式会社ミマキエンジニアリング Uv硬化型インク使用のプリント方法とそれに用いるインクジェットプリンタ
JP2009190405A (ja) * 2009-03-05 2009-08-27 Fuji Xerox Co Ltd 発光装置、プリントヘッドおよび画像形成装置
US8345074B2 (en) 2009-03-05 2013-01-01 Fuji Xerox Co., Ltd. Light-emitting device, print head and image forming apparatus
CN111421961A (zh) * 2020-04-13 2020-07-17 无锡翼盟电子科技有限公司 一种能够实现耗材芯片快速上电快速存储的方法及耗材盒

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7123278B2 (en) Led printer and image forming apparatus including the same
US20060044386A1 (en) Image writing apparatus
CN114488732A (zh) 发光装置以及曝光装置
US7629991B2 (en) Writing controlling device and a color image forming apparatus
JPH106552A (ja) Ledプリンタおよびledプリンタのヘッド駆動制御方法
EP0671844B1 (en) Apparatus and method for grey level printing using a binary architectured printhead
JP3087866B2 (ja) 電子写真プリンタ
US7800778B2 (en) LED print head printing
JP2006256050A (ja) 画像形成装置及び画像形成装置用補正方法
JP4217019B2 (ja) マルチビーム記録ヘッド及びそのマルチビーム記録ヘッドを具備する画像形成装置
JP2006256150A (ja) 画像形成装置
JPH10108019A (ja) 画像処理方法とその装置並びに媒体
JP2004216709A (ja) 画像書込装置
JP2005254739A (ja) 画像形成装置
JPH10181091A (ja) 画像形成装置
JP2005169799A (ja) 画像書込装置
JP4166545B2 (ja) 光書込み装置
JP4539242B2 (ja) 画像形成装置
JP2002019178A (ja) Led書き込み装置
JP5680614B2 (ja) Ledプリンタヘッド、ledプリンタ、ledプリンタヘッドの制御方法およびプログラム
JP2008132732A (ja) 光書き込み装置、光書き込み方法、及び光書き込みプログラム
JP2001130046A (ja) 画像形成装置
JPS62181166A (ja) 自己走査型バ−コ−ドプリンタ
JP2005096364A (ja) 画像形成装置
JP2023020189A (ja) 画像形成装置