JP2006231795A - Uv硬化型インク使用のプリント方法とそれに用いるインクジェットプリンタ - Google Patents

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Abstract

【課題】UVLED又はUVLEDアレイからを発光させた紫外線を、プリントメディア表面のUV硬化型インクに照射して、そのインクを硬化させることにより、そのプリントメディア表面に絵図又は/及び文字をプリントするプリント方法及びそれに用いるプリンタであって、紫外線発光体のUVLED又はUVLEDアレイの消費電力量を低減して、そのUVLED又はUVLEDアレイの寿命を延ばすことができるプリント方法及びそれに用いるインクジェットプリンタを提供する。
【解決手段】パルス電流印加手段60によりUVLED又はUVLEDアレイ50にパルス電流を流して、そのUVLED又はUVLEDアレイ50から紫外線を非連続的に繰り返し発光させる。そして、その紫外線をプリントメディア10表面のUV硬化型インクに照射して、そのインクを硬化させることにより、そのプリントメディア10表面に絵図又は/及び文字をプリントする。
【選択図】図1

Description

本発明は、プリントメディア表面のUV硬化型のインクにUVLED又はUVLEDアレイから発せられた紫外線を照射して、そのプリントメディア表面に文字又は/及び絵図をプリントするプリント方法と、それに用いるUV硬化型インク使用のインクジェットプリンタとに関する。
図9や図10に示したような、プラテン20上に搭載されたシート等のプリントメディア10上方をプラテン20表面とほぼ平行なX−Y方向(図の前後左右方向)に相対的に移動させるインクジェットヘッド30に並ぶノズル(図示せず)からインク滴を所定のタイミングで噴射させて、そのインク滴をプリントメディア10表面各所の所望部位にドット状に着弾させることにより、シート等のプリントメディア10表面に複数のインクのドットの配列からなる絵図又は/及び文字をプリントするインクジェットプリンタが周知である。
図9のプリンタは、プリントメディア10をほぼ蒲鉾状をした横長のプラテン20上をプラテン20表面とほぼ平行なX方向(図の前後方向)に搬送したり、インクジェットヘッド30をプラテン20上に搭載されたプリントメディア10上方をプラテン20表面とほぼ平行なY方向(図の左右方向)に走行させたりして、インクジェットヘッド30をプリントメディア10上方をX―Y方向に相対的に移動させるタイプのもので、縦型と呼ばれる。
それに対して、図10のプリンタは、幅広いベッド状をしたプラテン20上にプリントメディア10を固定した状態で搭載して、そのプリントメディア10上方をインクジェットヘッド30をプラテン20表面とほぼ平行なX−Y方向に移動させるタイプのもので、横型と呼ばれる。
これらのプリンタには、そのインクジェットヘッド30に供給するインクに、紫外線を照射すると硬化する、紫外線硬化型のインクを使用するものがある。
このUV(紫外線)硬化型インク使用のプリンタによれば、そのインクジェットヘッド30から噴射させてプリントメディア10表面に着弾させたインク滴に紫外線を照射して、そのインク滴を水等に濡れても溶け出さないようにプリントメディア10表面で硬化させることができる。そして、複数のUVインクのドットの配列からなる、耐候性、耐水性に優れた絵図又は/及び文字がプリントされた屋外広告宣伝ビラ等を提供できる。
このUV硬化型インク使用のプリンタには、そのインクジェットヘッド30から噴射させてプリントメディア10表面に着弾させたインク滴に紫外線を照射する紫外線照射手段40が備えられている。紫外線照射手段40の紫外線発光体には、従来は、メタルハライドランプや高圧水銀灯が専ら用いられていたが、それらの発光体は、高価であると共に、その電力消費量が大きかった。
そのために、近時は、その紫外線照射手段40の紫外線発光体に、特開2004−358769公報や、特開2004−243548公報に記載されたような、UVLED(Ultra Vioret Light Emitting Diode の略であって、紫外線発光ダイオード)、又はUVLEDアレイ(複数のUVLEDが平面上で格子状等に並ぶもの)が用いられたプリンタが開発されている。UVLEDは、最近開発されたものであって、安価であると共に、その電力消費量が小さく、近時の省エネ化が要求されるプリンタの紫外線発光体に好適なものである。さらに、UVLEDは、そのUVLEDに流す電流をON、OFF制御することにより、即時に、点灯したり、消灯したりできる利点を有している。それに対して、従来のメタルハライドランプや高圧水銀灯は、そのメタルハライドランプや高圧水銀灯に流す電流をON、OFF制御しても、即時に、点灯したり、消灯したすることができない。
特開2004−358769公報 特開2004−243548公報
ところで、紫外線硬化型インク使用のインクジェットプリンタの紫外線発光体に、上記のUVLED又はUVLEDアレイを用いた場合には、その紫外線を発光中のUVLED又はUVLEDアレイを構成する各UVLEDが高温となって、それらのUVLEDが焼き切れないように、それらのUVLEDを冷却し続ける必要があった。そのために、そのUVLED又はUVLEDアレイが用いられた紫外線照射手段40には、冷却フインや冷却ファン等を組み合わせてなる大掛かりなUVLEDの冷却手段(図示せず)を備える必要があった。
そこで、本発明者らは、鋭意研究の結果、UVLEDは、上記のように、即時に、点灯したり、消灯できる利点を有していることに鑑み、その紫外線発光体のUVLED又はUVLEDアレイを構成する各UVLEDにパルス電流を流して、それらのUVLEDから紫外線を非連続的に繰り返し発光させるようにすれば、その紫外線発光体のUVLED又はUVLEDアレイの電力消費量を低減して、紫外線発光体の省エネ化が図れると共に、紫外線照射手段40に紫外線発光体のUVLED又はUVLEDアレイを構成する各UVLEDを冷却するための大掛かりな冷却手段を備えずとも、それらのUVLEDが高温となって、それらのUVLEDが焼き切れるのを、防げることに想到した。
但し、そうした場合には、その紫外線発光体のUVLED又はUVLEDアレイから発光させる紫外線の光量が、繰り返し断続的に大きく強弱に変化して、そのUVLED又はUVLEDアレイから発光させた紫外線を照射するプリントメディア10表面各所における紫外線照射量に大小のむらが生ずる恐れがある。そして、そのプリントメディア10表面各所に着弾した複数のインク滴に紫外線をむらなく照射して、それらの複数のインク滴の全てを満遍なく確実に硬化させることができなくなる恐れがある。
しかしながら、そのような恐れは、プリントメディア10上方をX−Y方向に所定速度で相対的に移動させるUVLED又はUVLEDアレイを構成する各UVLEDに流すパルス電流波形の単位時間当たりのサイクル数及びそのパルス幅を大小に調整して、そのUVLED又はUVLEDアレイから非連続的に繰り返し発光させる紫外線の発光間隔及びその発光時間を大小に調整することにより解消可能であることに、想到した。そして、そのようにすれば、そのプリントメディア10上方をX−Y方向に所定速度で相対的に移動させるUVLED又はUVLEDアレイから非連続的に繰り返し発光させる紫外線を、プリントメディア10表面各所に着弾させた複数のインク滴のそれぞれにむらなく照射して、それらの複数のインク滴を満遍なく硬化させることが可能となることに想到した。
そして、そのような発想に基づいて、紫外線発光体にUVLED又はUVLEDアレイを用いて、そのUVLED又はUVLEDアレイから紫外線を非連続的に繰り返し発光させる構造のプリンタであって、そのプリントメディア10表面各所に着弾させた複数のインク滴のそれぞれにUVLED又はUVLEDアレイから発せられた紫外線をむらなく照射して、それらの複数のインク滴を満遍なく硬化させることのできる、UV硬化型インク使用のインクジェットプリンタを開発した。
また、このUVLD又はUVLDアレイから非連続的に繰り返し発光させた紫外線を、プリントメディア表面のUV硬化型インクに照射して、そのインクを硬化させることにより、そのプリントメディア表面に絵図又は/及び文字をプリントする技術は、インクジェットプリントばかりではなく、グラビア印刷、フレキソ印刷、シルクスクリーン印刷などの様々なプリント方法にも利用可能であることに、想到した。そして、そのための、プリント方法を開発した。
即ち、本発明は、UVLED又はUVLEDアレイから紫外線を非連続的に繰り返し発光させて、その紫外線をプリントメディア表面のUV硬化型インクに照射して、そのインクを硬化させることにより、そのプリントメディア表面に絵図又は/及び文字をプリントする、UV硬化型インク使用のプリント方法(以下、プリント方法という)を提供することを、第1の目的としている。
また、インクジェットヘッドから噴射させてプリントメディア表面各所に着弾させた複数のインク滴のそれぞれに、UVLED又はUVLEDアレイから非連続的に繰り返し発せられた紫外線をむらなく照射して、それらの複数のインク滴を満遍なく硬化させることにより、そのプリントメディア表面に画像を形成する、UV硬化型インク使用のインクジェットプリンタ(以下、プリンタという)を提供することを、第2の目的としている。
第1の目的を達成するために、本発明のプリント方法は、プリントメディア表面のUV硬化型のインクにUVLED又はUVLEDアレイから発せられた紫外線を照射して、そのインクを硬化させることにより、そのプリントメディア表面に文字又は/及び絵図をプリントするプリント方法において、
前記UVLED又はUVLEDアレイを構成する各UVLEDに所定波形のパルス電流を流して、そのUVLED又はUVLEDアレイを構成する各UVLEDから非連続的に繰り返し発光させた紫外線を、前記プリントメディア表面のUV硬化型のインクに照射することを特徴としている。
このプリント方法においては、そのUVLED又はUVLEDアレイを構成する各UVLEDに所定波形のパルス電流を流して、そのUVLED又はUVLEDアレイを構成する各UVLEDから非連続的に繰り返し発光させた紫外線を、プリントメディア表面のUV硬化型のインクに照射することにより、そのプリントメディア表面のインクを硬化させて、そのプリントメディア表面に文字又は/及び絵図をプリントできる。
その際には、そのUVLED又はUVLEDアレイを構成する各UVLEDに所定波形のパルス電流を流して、そのUVLED又はUVLEDアレイを構成する各UVLEDから紫外線を非連続的に繰り返し発光させるために、そのUVLED又はUVLEDアレイを構成する各UVLEDに定常電流を流し続けた場合に比べて、その電力消費量を少なく抑えることができる。それと共に、そのUVLED又はUVLEDアレイを構成する各UVLEDから紫外線を発光させない間には、そのUVLED又はUVLEDアレイを構成する各UVLEDを、外気等により冷却できる。そして、そのUVLED又はUVLEDアレイを構成する各UVLEDが、高温になって焼き切れる等して、その寿命が短縮化するのを、防ぐことができる。
また、第2の目的を達成するために、本発明のプリンタは、インクジェットヘッドから噴射させてプリントメディア表面各所にドット状に着弾させた複数のUV硬化型のインク滴のそれぞれに、プリントメディア上方をX−Y方向に相対的に移動させるUVLED又はUVLEDアレイから発せられた紫外線を照射して、それらの複数のインク滴を硬化させることにより、そのプリントメディア表面に複数のインクのドットの配列からなる文字又は/及び絵図をプリントする本発明のプリント方法に用いるインクジェットプリンタであって、
前記プリントメディア上方をX−Y方向に所定速度で相対的に移動させるUVLED又はUVLEDアレイを構成する各UVLEDにパルス電流印加手段により流すパルス電流波形の単位時間当たりのサイクル数及びそのパルス幅を大小に調整して、そのUVLED又はUVLEDアレイから非連続的に繰り返し発光させる紫外線の単位時間当たりの発光回数及びその発光時間を調整することにより、前記インクジェットヘッドから噴射させてプリントメディア表面各所にドット状に着弾させた複数のUV硬化型のインク滴のそれぞれにUVLED又はUVLEDアレイから発せられた紫外線を強弱の差少なく照射して、それらの複数のインク滴を満遍なく硬化させる調整手段が備えられたことを特徴としている。
このプリンタにおいては、パルス電流印加手段を用いて、紫外線発光体のUVLED又はUVLEDアレイを構成する各UVLEDに所定波形のパルス電流を流すことができる。そして、それらのUVLED又はUVLEDアレイを構成する各UVLEDから紫外線を非連続的に繰り返し発光させることができる。そして、その紫外線発光体のUVLED又はUVLEDアレイから非連続的に繰り返し発光させた紫外線を、プリントメディア表面各所に着弾させた複数のUV硬化型のインク滴のそれぞれに照射して、それらの複数のインク滴をプリントメディア表面で硬化させることができる。そして、本発明のプリント方法を実施できる。
その際には、パルス電流印加手段を用いて、UVLED又はUVLEDアレイを構成する各UVLEDにパルス電流を流すために、そのUVLED又はUVLEDアレイを構成する各UVLEDに電流を繰り返し一時的に流したり、そのUVLED又はUVLEDアレイを構成する各UVLEDに電流を流すのを繰り返し一時的に停止したりできる。そして、そのUVLED又はVLEDアレイを構成する各UVLEDに電流を流すのを一時的に停止している間に、それまでに電流を一時的に流して高温となったUVLED又はUVLEDアレイを構成する各UVLEDを外気等により繰り返し冷却し続けることができる。そして、そのUVLED又はUVLEDアレイを構成する各UVLEDが高温となって焼き切れる等するのを、防止できる。
また、その紫外線発光体のUVLED又はUVLEDアレイを構成する各UVLEDに一定量の電流を常時流し続ける場合に比べて、そのUVLED又はUVLEDアレイを構成する各UVLEDに流す電流を繰り返し一時的に停止するために、その分、そのUVLED又はUVLEDアレイを構成する各UVLEDの電力消費量を小さく抑えて、紫外線発光体の省エネ化が図れる。
本発明のプリンタにおいては、前記プリントメディア上方をX−Y方向に相対的に移動させるUVLED又はUVLEDアレイを構成する各UVLEDにパルス電流印加手段により流すパルス電流波形の単位時間当たりのサイクル数及びそのパルス幅を大小に調整して、そのUVLED又はUVLEDアレイから非連続的に繰り返し発光させる紫外線の単位時間当たりの発光回数及びその発光時間を調整することにより、前記インクジェットヘッドから噴射させてプリントメディア表面各所にドット状に着弾させた複数のUV硬化型のインク滴のそれぞれにUVLED又はUVLEDアレイから発せられた紫外線を強弱の差なく照射して、それらの複数のインク滴を満遍なく硬化させる調整手段が備えられた構造とすると良い。
そうした場合には、調整手段を用いて、UVLED又はUVLEDアレイを構成する各UVLEDにパルス電流印加手段により流すパルス電流波形の単位時間当たりのサイクル数及びそのパルス幅を大小に調整できる。そして、プリントメディア上方をX―Y方向に所定速度で相対的に移動させるUVLED又はUVLEDアレイの移動速度に合わせて、そのUVLED又はUVLEDアレイから非連続的に繰り返し発光させる紫外線の単位時間当たりの発光回数及びその発光時間を大小に調整できる。そして、プリントメディア表面各所に着弾させた複数のUV硬化型のインク滴のそれぞれに、そのUVLED又はUVLEDアレイから非連続的に繰り返し発せられる紫外線を強弱の差少なく照射して、それらの複数のインク滴を満遍なく硬化させることができる。
本発明のプリンタにおいては、前記調整手段が、UVLED又はUVLEDアレイを構成する各UVLEDに前記パルス電流印加手段により流すパルス電流波形の単位時間当たりのサイクル数及びそのパルス幅を調整するものであって、そのUVLED又はUVLEDアレイからプリントメディア表面に照射される紫外線照射面のY方向の幅をLとし、そのプリントメディア上方をY方向に走行させるUVLED又はUVLEDアレイのY方向の走行速度をVとし、その紫外線を非連続的に繰り返し発光させるUVLED又はUVLEDアレイの発光開始時間間隔をTとした場合に、 T≦L/V の関係が成り立つように、前記UVLED又はUVLEDアレイの発光開始時間間隔を調整するものであることを好適としている。
そうした場合には、調整手段を用いて、UVLED又はUVLEDアレイを構成する各UVLEDにパルス電流印加手段により流すパルス電流波形の単位時間当たりのサイクル数及びそのパルス幅を大小に調整できる。そして、そのUVLED又はUVLEDアレイからプリントメディア表面に照射される紫外線照射面のY方向の幅をLとし、そのプリントメディア上方をY方向に走行させるUVLED又はUVLEDアレイのY方向の走行速度をVとし、その紫外線を非連続的に繰り返し発光させるUVLED又はUVLEDアレイの発光開始時間間隔をTとした場合に、 T≦L/T の関係が成り立つように、UVLED又はUVLEDアレイの発光開始時間間隔を調整できる。そして、そのプリントメディア上方をY方向に走行させるUVLED又はUVLEDアレイから非連続的に繰り返し発せられる紫外線が当るプリントメディア表面の紫外線照射面であって、プリントメディア表面でY方向に隣合って非連続的に並ぶ紫外線照射面の端部の間に隙間が生じぬ状態としたり、その隣合って非連続的に並ぶ紫外線照射面の端部を互いに重ね合わせた状態としたりできる。そして、そのUVLED又はUVLEDアレイから非連続的に繰り返し発せられる紫外線の、プリントメディア表面でY方向に非連続的に隣合って並ぶ紫外線照射面の間に、紫外線が照射されないエリアが生ずるのを、防ぐことができる。そして、それらのエリアに相当するプリントメディア表面部分に着弾したインク滴にUVLED又はUVLEDアレイから紫外線が照射されずに、そのインク滴を硬化させることができなくなるのを、防ぐことができる。
本発明のプリンタにおいては、前記UVLEDアレイが、複数のUVLEDがY方向に均等のピッチPで並ぶものであり、前記調整手段が、そのUVLEDアレイを構成する各UVLEDに前記パルス電流印加手段により流すパルス電流波形の単位時間当たりのサイクル数及びそのパルス幅を調整するものであって、そのプリントメディア上方をY方向に走行させるUVLEDアレイのY方向の走行速度をVとし、その紫外線を非連続的に繰り返し発光させるUVLEDアレイの発光開始時間間隔をTとし、Kを0を含む1、2、3・・の自然数とした場合に、 T≦(K+1/2)P/V の関係が成り立つように、前記UVLEDアレイの発光開始時間間隔を調整するものであることを好適としている。
そうした場合には、複数のUVLEDがY方向に均等のピッチPで並ぶUVLEDアレイからn回目に紫外線がプリントメディア表面に照射された場合を考えてみると、UVLEDアレイを構成するUVLED直下のプリントメディア表面部分には、強い紫外線が照射されるが、UVLEDアレイを構成するUVLED間の中間部分直下のプリントメディア表面部分には、弱い紫外線しか照射されない現象が生ずる。そこで、UVLEDアレイからn+1回目以降に紫外線を発光させる際に、T≦(K+1/2)P/V の関係が成り立つように、そのUVLEDアレイから発光させる紫外線の発光開始時間間隔を制御することで、そのUVLEDアレイからn回目に発光された紫外線の照射量が弱かった、UVLEDアレイ中のY方向に均等のピッチPで並ぶ複数のUVLED間の中間部分直下のメディア表面部分が、次のUVLEDアレイからn+1回目に発光された紫外線の発光開始時には、UVLEDアレイを構成するUVLED直下に位置することになって、そのプリントメディア表面部分に強い紫外線が照射されることになる。その結果、それらのプリントメディア表面部分に照射される紫外線の照射むらが緩和されて、それらのプリントメディア表面部分に硬化むらのない良好な絵図又は/及び文字をプリント可能となる。
本発明のプリンタにおいては、前記UVLEDアレイを構成する複数のUVLEDが、その紫外線を非連続的に繰り返し発光させるUVLEDの発光のタイミングをそれぞれ時間的に順にずらせて発光させる複数のLEDグループに分かれており、そのn番目に紫外線を発光させるLEDグループの紫外線発光終了時間をTneとし、そのn番目のLEDグループに続きn+1番目に紫外線を発光させるLEDグループの紫外線発光開始時間をT(n+1)sとし、nを1、2、3・・の自然数とした場合に、 Tne<T(n+1)s の関係が成り立つように、前記パルス電流印加手段が、そのUVLEDアレイの複数の各LEDグループのUVLEDにパルス電流をそれぞれ流して、そのUVLEDアレイの複数の各LEDグループの紫外線発光開始時間及び紫外線発光終了時間をそれぞれ調整するものであることを好適としている。
そうした場合には、紫外線発光体であるUVLEDアレイの電源容量を低減化できる。その理由は、UVLEDアレイを構成する複数のUVLEDの全てから紫外線を同時に発光させると、多量の電力が必要となる。そこで、前記のように、そのUVLEDアレイを構成する複数のUVLEDの全てから紫外線を非連続的に発光とさせることで、そのUVLEDアレイの総電力量を低減することはできるが、そのUVLEDアレイから紫外線を発光させる瞬間には、そのUVLEDアレイが多量の電力を消費することとなって、そのUVLEDアレイの電源容量を、従前通り、大きくする必要がある。しかしながら、上記のように、UVLEDアレイを構成する複数のUVLEDを複数のグループ毎に分けて、それらの複数のグループ毎のUVLEDの紫外線の発光時間を、それぞれ重複しないように制御することで、そのUVLEDアレイの全体に瞬間的に流れる電流量を抑制できる。その結果、そのUVLEDアレイの電源容量を小さくして、紫外線発光体の小型、簡易化を図れる。
本発明のプリンタにおいては、前記UVLEDアレイが、複数のUVLEDがX−Y方向を向く平面上に並ぶUVLEDアレイからなるものであって、そのUVLEDアレイをプラテン上に搭載されたプリントメディア上方をY方向に走行させるアレイ走行手段が、そのUVLEDアレイを、X−Y方向を向く平面上で、Y方向に対してθの角度傾斜させた状態で、Y方向に走行させるものであることを好適としている。
そうした場合には、そのアレイ走行手段を用いて、複数のUVLEDがX−Y方向を向く平面上に並ぶUVLEDアレイを、X一Y方向を向く平面上で、Y方向に対してθの角度傾斜させた状態で、プリントメディア上方をY方向に走行させることができる。そして、そのUVLEDアレイをY方向から見た場合に、そのUVLEDアレイに並ぶUVLEDのX方向のピッチを狭めた状態とすることができる。その結果、そのUVLEDアレイに並ぶ複数のUVLEDから発せられる紫外線を、UVLEDアレイ下方のプリントメディア表面部分のX方向に強弱の差少なくむらなく照射可能となる。
本発明のプリンタにおいては、前記UVLEDアレイが、複数のUVLEDがX−Y方向を向く平面上で複数行に並ぶUVLEDアレイからなるものであって、前記アレイ走行手段が、UVLEDアレイに並ぶ複数行の隣合う一方の行最後端のUVLEDが他方の行最先端のUVLEDとY方向から見たときに互いにほぼ重なり合った状態となるように、そのUVLEDアレイを、Y方向に対してθの角度傾斜させた状態で、プラテン上に搭載されたプリントメディア上方を走行させるものであることをを好適としている。
そうした場合には、プリントメディア表面における紫外線のX方向の照射むらを解消することができる。その理由は、複数のUVLEDがX−Y方向を向く平面上で複数行に並ぶUVLEDアレイにおいては、そのUVLEDアレイに並ぶ複数行のUVLED直下のプリントメディア表面部分には強い紫外線が照射されるが、その複数行のUVLED間の中間部分直下のプリントメディア表面部分には、紫外線が弱くしか照射されない。そこで、UVLEDアレイをY方向から見たときに、そのUVLEDアレイに複数行に並ぶ隣合う一方の行最後端のUVLEDが、他方の行最先端のUVLEDとほぼ重なり合うように、UVLEDアレイをY方向に対して角度θ傾けることで、見掛け上、そのUVLEDアレイに複数行に並ぶUVLEDのX方向のピッチを狭めることができる。その結果、そのUVLEDアレイ下方のプリントメディア表面部分にUVLEDアレイから照射される紫外線のX方向の照射むらを緩和して、そのプリントメディア表面部分に硬化むらのない良好な絵図又は/及び文字をプリント可能となる。
本発明のインクジェットプリンタにおいては、前記インクジェットヘッドから噴射させてプリントメディア表面に着弾させたUV硬化型のインク滴を加熱する加熱手段が備えられた構造とすることを好適としている。
そうした場合には、加熱手段を用いて、インクジェットヘッドから噴射させてプリントメディア表面に着弾させたたインク滴を加熱して、そのインク滴の粘性を低下させることができる。そして、そのインク滴のプリントメディアに対しての濡れ性を向上させて、そのインク滴のドット径を安定化させたり、そのインク滴を用いてプリントメディア表面にプリントされる絵図又は/及び文字の色濃度、色調、色鮮度等を色むらのない状態にほぼ均一化させたりできる。
以上説明したように、本発明のプリント方法及びプリンタによれば、パルス電流印加手段等を用いて、UVLED又はUVLEDアレイを構成する各UVLEDに所定波形のパルス電流を流すことにより、それらのUVLED又はUVLEDアレイを構成する各UVLEDから紫外線を非連続的に繰り返し発光させた紫外線を、プリントメディア表面各所に着弾させた複数のUV硬化型のインク滴のそれぞれに照射して、それらの複数のインク滴をプリントメディア表面で硬化させることができる。
その際には、パルス電流印加手段等を用いて、そのUVLED又はUVLEDアレイを構成する各UVLEDに電流を流すのを一時的に停止している間に、それまでに電流を一時的に流して高温となったUVLED又はUVLEDアレイを構成する各UVLEDを外気等により冷却できる。そして、そのUVLED又はUVLEDアレイを構成する各UVLEDが高温となって焼き切れる等するのを防止でき、UVLED又はUVLEDアレイの長寿命化が図れる。
また、その紫外線発光体のUVLED又はUVLEDアレイを構成する各UVLEDに一定値の電流を定常的に流し続ける場合に比べて、そのUVLED又はUVLEDアレイを構成する各UVLEDの電力消費量を小さく抑えて、紫外線発光体の省エネ化が図れる。
また、調整手段等を用いて、プリントメディア上方を所定速度でY方向に走行させるUVLED又はUVLEDアレイを構成する各UVLEDにパルス電流印加手段により流すパルス電流波形の単位時間当たりのサイクル数及びそのパルス幅を大小に調整することにより、プリントメディア表面各所に着弾させた複数のUV硬化型のインク滴のそれぞれにUVLED又はUVLEDアレイから発せられた紫外線をむらなく照射して、それらの複数のインク滴をほば満遍なく硬化させることができる。
また、パルス電流印加手段等を用いて、そのUVLEDアレイ中に分かれて存在する複数の各LEDグループ毎のUVLEDに流すパルス電流を調整して、そのUVLEDアレイ中の複数の各LEDグループ毎のUVLEDの紫外線発光のタイミングを順にずらせることにより、そのUVLEDアレイの全体にパルス電流印加手段等により流す電流量を、小さく抑えて、そのUVLEDアレイの電源容量を低減化できる。
さらに、アレイ走行手段等を用いて、複数のUVLEDがX−Y方向を向く平面上で並ぶUVLEDアレイを、X−Y方向を向く平面上で、Y方向に対してθの角度傾斜させた状態で、プラテン上に搭載されたプリントメディア上方をY方向に走行させることにより、そのUVLEDアレイに並ぶ複数の各UVLEDから発せられる紫外線を、UVLEDアレイ下方のプリントメディア表面部分のX方向に強弱の差少なく、むらなく照射できる。そして、そのプリントメディア表面各所に着弾させたインク滴を満遍なく硬化させることが可能となる。
図1は本発明のプリンタの好適な実施の形態を示し、図1はその概略構成図である。以下に、このプリンタを説明する。
このプリンタは、図9に示した、前述の縦型のインクジェットプリンタと同様な構造をしていて、そのインクジェットヘッド30をプラテン20上に搭載されたシート等のプリントメディア10上方を、Y方向に走行させたり、そのプリントメディア10をプラテン20上をX方向に移動させたりしながら、そのインクジェットヘッド30に並ぶノズル(図示せず)から紫外線硬化型のインク滴を所定のタイミングで噴射させて、そのインク滴をプラテン20上に搭載されたシート等のプリントメディア10表面各所の所望部位にドット状に着弾させる構造をしている。
プリントメディア10表面各所に着弾させたインク滴には、そのプラテン20上に搭載されたシート等のプリントメディア10上方を、X一Y方向に相対的に移動させるUVLED又はUVLEDアレイからなる紫外線発光体50から発せられた紫外線を照射して、それらの複数のインク滴を硬化させることができる構造をしている。そして、プリントメディア10表面に複数のUVインクのドットの配列からなる文字又は/及び絵図をプリントできる構造をしている。
UVLED又はUVLEDアレイからなる紫外線発光体50は、インクジェットヘッド30と一体に備えられて、インクジェットヘッド30と共に、プラテン上に搭載されたプリントメディア10上方をY方向に所定速度Vで走行させる構造をしている。なお、紫外線発光体50は、インクジェットヘッド30とは、別に、プラテン20上に搭載されたプリントメディア10上方をY方向に所定速度Vで走行させる構造としても良い。
以上の構成は、既述従来のUV硬化型インク使用の縦型のインクジェットプリンタと同様であるが、図1のプリンタにおいては、紫外線発光体50のUVLED又はUVLEDアレイ(図1では、UVLEDアレイとしている)を構成する各UVLED52に、図2に示したような、所定波形のパルス電流を流して、そのUVLED又はUVLEDアレイを構成する各UVLED52から紫外線を非連続的に繰り返し発光させる、パルス電流印加手段60が備えられた構造をしている。そして、そのパルス電流印加手段60を用いてUVLED又はUVLEDアレイを構成する各UVLED52に流すパルス電流により、そのUVLED又はUVLEDアレイを構成する各UVLED52から非連続的に繰り返し発光させた紫外線を、その下方のプリントメディア10表面各所に着弾させた複数のUV硬化型のインク滴のそれぞれに照射して、それらの複数のインク滴をプリントメディア10表面で硬化させる構造をしている。パルス電流印加手段60は、パルス電流発生用の電源回路等から構成されている。
図1に示したプリンタは、以上のように構成されている。
次に、このプリンタを用いた本発明のプリント方法の好適な実施の形態を説明する。
図1に示しプリンタのパルス電流印加手段60を用いて、紫外線発光体50のUVLED又はUVLEDアレイを構成する各UVLED52に所定波形のパルス電流を流す。そして、それらのUVLED又はUVLEDアレイを構成する各UVLED52から紫外線を非連続的に繰り返し発光させる。そして、そのUVLED又はUVLEDアレイからなる紫外線発光体50から非連続的に繰り返し発光させた紫外線を、インクジェットヘッド30から噴射させてプリントメディア10表面各所に着弾させた複数のUV硬化型のインク滴のそれぞれに照射する。そして、それらの複数のインク滴をプリントメディア10表面で硬化させることにより、プリントメディア10表面に複数のインクのドットの配列からなる絵図又は/及び文字をプリントする。
その際には、そのUVLED又はUVLEDアレイを構成する各UVLED52に電流を流すのを一時的に停止している間に、それまでに電流を一時的に流して高温となったUVLED又はUVLEDアレイを構成する各UVLED52を外気等により冷却する。
また、その際には、そのUVLED又はUVLEDアレイを構成する各UVLED52に流す電流を繰り返し一時的に停止して、その分、そのUVLED又はUVLEDアレイを構成する各UVLED52の電力消費量の低減化を図る。
このプリンタにおいては、同じ図1に示したように、プリントメディア10上方をX−Y方向に所定速度で相対的に移動させるUVLED又はUVLEDアレイを構成する各UVLED52にパルス電流印加手段60により流す、図2に示したような、パルス電流波形の単位時間当たりのサイクル数及びそのパルス幅Hを大小に調整して、そのUVLED又はUVLEDアレイからなる紫外線発光体50から非連続的に繰り返し発光させる紫外線の単位時間当たりの発光回数及びその発光時間を調整する調整手段70を備えると良い。調整手段70は、電子回路等を用いて構成すると良い。
そして、その調整手段70を用いて、UVLED又はUVLEDアレイを構成する各UVLEDにパルス電流印加手段60により流すパルス電流波形の単位時間当たりのサイクル数及びそのパルス幅Hを大小に調整することにより、プリントメディア10上方をX−Y方向に所定速度で相対的に移動させるUVLED又はUVLEDアレイからなる紫外線発光体50の移動速度に合わせて、そのUVLED又はUVLEDアレイからなる紫外線発光体50から非連続的に繰り返し発光させる紫外線の単位時間当たりの発光回数及びその発光時間を大小に調整できるようにすると良い。そして、プリントメディア10表面各所に着弾させた複数のUV硬化型のインク滴のそれぞれに、そのUVLED又はUVLEDアレイからなる紫外線発光体50から非連続的に繰り返し発せられる紫外線を強弱の差少なく照射して、それらの複数のインク滴を満遍なく硬化させることができるようにすると良い。
このプリンタにおいては、調整手段70を、UVLED又はUVLEDアレイを構成する各UVLED52にパルス電流印加手段60により流すパルス電流波形の単位時間当たりのサイクル数及びそのパルス幅Hを調整して、図3に示したように、そのUVLED又はUVLEDアレイからなる紫外線発光体50からプリントメディア10表面に照射される紫外線照射面54のY方向の幅をLとし、そのプリントメディア10上方をY方向に走行させるUVLED又はUVLEDアレイからなる紫外線発光体50のY方向の走行速度をVとし、その紫外線を非連続的に繰り返し発光させるUVLED又はUVLEDアレイからなる紫外線発光体50の発光開始時間間隔をTとした場合に、 T≦L/V の関係が成り立つように、UVLED又はUVLEDアレイからなる紫外線発光体50の発光開始時間間隔を調整する構造とすると良い。
そして、そのプリントメディア10上方をY方向に走行させるUVLED又はUVLEDアレイからなる紫外線発光体50から非連続的に繰り返し発せられる紫外線の、プリントメディア10表面でY方向に隣合って並ぶ紫外線照射面54の端部の間に隙間が生じぬ状態としたり、その隣合って並ぶ紫外線照射面54の端部を互いに重ね合わせた状態としたりすると良い。そして、そのUVLED又はUVLEDアレイからなる紫外線発光体50から非連続的に繰り返し発せられる紫外線の、プリントメディア表面でY方向に隣合って並ぶ、n(nは、1、2、3・・の自然数)番目と次のn+1番目との紫外線照射面54の間に、紫外線が照射されないエリアが発生するのを、防ぐと良い。そして、そのエリアに相当するプリントメディア10表面部分に着弾したインク滴にUVLED又はUVLEDアレイからなる紫外線発光体50から紫外線が照射されずに、そのインク滴を硬化させることができなくなるのを、防ぐと良い。
このプリンタにおいて、紫外線発光体50が、図4に示したように、複数のUVLED52がY方向に均等のピッチPで並ぶUVLEDアレイからなるものである場合には、調整手段70を、そのUVLEDアレイを構成する各UVLED52にパルス電流印加手段60により流すパルス電流波形の単位時間当たりのサイクル数及びそのパルス幅Hを調整して、そのプリントメディア10上方をY方向に走行させるUVLEDアレイのY方向の走行速度をVとし、その紫外線を非連続的に繰り返し発光させるUVLEDアレイからなる紫外線発光体50の発光開始時間間隔をTとし、Kを0を含む1、2、3・・の自然数とした場合に、 T≦(K+1/2)P/V の関係が成り立つように、UVLEDアレイからなる紫外線発光体50の発光開始時間間隔を調整する構造とすると良い。
そして、そのプリントメディア10上方をY方向に走行させるUVLEDアレイのY方向に均等のピッチPで並ぶ複数のUVLED52からn(nは、1、2、3・・等の自然数)回目に発せられる紫外線が強く照射される、そのUVLEDアレイのY方向に均等のピッチPで並ぶ複数の各UVLED52直下のプリントメディア10表面部分間の中央部分等に存在する紫外線が弱くしか照射されないプリントメディア10表面部分のエリアの直上で、そのUVLEDアレイのY方向に均等のピッチPで並ぶ複数のUVLED52から次のn+1回目以降の紫外線を発生させると良い。そして、そのn回目には紫外線が照射されにくいプリントメディア10表面部分のエリアにも、次のn+1回目以降には、そのUVLEDアレイのY方向に均等のピッチPで並ぶ複数のUVLED52から紫外線が強く照射されるようにすると良い。そして、そのプリントメディア10上方をY方向に走行させるUVLEDアレイのY方向に均等のピッチPで並ぶ複数のUVLED52から非連続的に繰り返し発せられる紫外線を、プリントメディア10表面のY方向に向けて、強弱の差少なく、むらなく照射できるようにすると良い。
このプリンタにおいては、紫外線発光体50を、図5に破線で囲んで示したように、複数のUVLED52がX−Y方向に並ぶUVLEDアレイからなるものであって、そのUVLEDアレイ中のUVLED52が、その紫外線を非連続的に繰り返し発光させるUVLED52の発光のタイミングをそれぞれ時間的に順にずらせて発光させる複数のLEDグループ56に分かれた構造をしたものとすると良い。そして、そのn番目に紫外線を発光させるLEDグループの紫外線発光終了時間をTneとし、そのn番目のLEDグループに続き次のn+1番目に紫外線を発光させるLEDグループの紫外線発光開始時間をT(n+1)sとし、nを1、2、3・・の自然数とした場合に、 Tne<T(n+1)s の関係が成り立つように、パルス電流印加手段60が、そのUVLEDアレイの複数の各LEDグループ56のUVLEDにパルス電流をそれぞれ流して、そのUVLEDアレイの複数の各LEDグループ56の紫外線発光開始時間及び紫外線発光終了時間をそれぞれ調整する構造としても良い。
そして、パルス電流印加手段60を用いて、そのUVLEDアレイ中に分かれて存在する複数の各LEDグループ56の紫外線発光開始時間及び紫外線発光終了時間をそれぞれ調整して、そのUVLEDアレイ中の複数の各LEDグループ56のUVLEDが非連続的に繰り返し発生させる紫外線の発光のタイミングを、それぞれ時間的に順にずらせても良い。そして、そのUVLEDアレイ中に分かれて存在する複数のLEDグループ56のいずれかから紫外線を継続して非連続的に発光させ続けても良い。そして、そのUVLEDアレイ中のいずれかのLEDグループ56から非連続的に発光され続ける紫外線を、その下方のプリントメディア10表面各所に着弾させたインク滴にむら少なく照射し続けられるようにしても良い。それと共に、UVLEDアレイを構成する各LEDグループ56の紫外線の発光のタイミングをそれぞれ時間的に順にずらせることで、パルス電流印加手段60によりUVLEDアレイ全体に瞬間的に流す電流量を小さく抑えて、そのUVLEDアレイの電源容量を低減化しても良い。そして、紫外線発光体50の小型化、簡易化を図っても良い。
このプリンタにおいて、紫外線発光体50が、複数のUVLED52がX−Y方向を向く平面上で複数行で複数列等に並ぶUVLEDアレイからなるものである場合には、図6に示したように、そのUVLEDアレイを担持して、そのUVLEDアレイをプリントメディア10上方をY方向に走行させるキャリッジ等のアレイ走行手段80を、そのUVLEDアレイを、X−Y方向を向く平面上で、Y方向に対してθの角度傾斜させた状態で、Y方向に走行させる構造のものとすると良い。
そして、そのアレイ走行手段80を用いて、その複数のUVLED52がX−Y方向を向く平面上で並ぶUVLEDアレイを、X−Y方向を向く平面上で、Y方向に対してθの角度傾斜させた状態で、プリントメディア10上方をY方向に走行させると良い。そして、そのUVLEDアレイをY方向から見た場合に、そのUVLEDアレイのX方向にUVLED52が狭いピッチで並んだ状態とすると良い。そして、そのUVLEDアレイに格子状に並ぶ複数のUVLED52から発せられる紫外線を、そのUVLED52下方をプリントメディア10表面部分のX方向に強弱の差少なくむらなく照射可能とすると良い。
このプリンタにおいて、UVLEDアレイが、図6に示したように、複数のUVLED52がX−Y方向を向く平面上で複数行に並ぶものである場合には、図7に破線で示したように、アレイ走行手段80を、UVLEDアレイに並ぶ複数行の隣合う一方の行57a最後端のUVLED52が他方の行57b最先端のUVLED52とY方向から見たときに互いにほぼ重なり合った状態となるように、そのUVLEDアレイを、Y方向に対してθの角度傾斜させた状態で、プラテン20上に搭載されたプリントメディア10上方を走行させる構造のものとしても良い。
ここで、UVLEDの行57とは、UVLEDアレイ中でほぼY方向(ほぼ横方向)に小ピッチで並ぶ複数のUVLED52のことをいう。
そして、そのUVLEDアレイをY方向から見た場合に、そのUVLEDアレイに並ぶ複数行のUVLED52がX方向に狭いピッチで並んだ状態としても良い。そして、そのUVLEDアレイに複数行に並ぶ複数の各UVLED52から発せられる紫外線を、その下方のプリントメディア10表面部分のX方向に強弱の差少なくむらなく照射できるようにしても良い。
このプリンタにおいては、図1に示したように、そのインクジェットヘッド30から噴射させてプリントメディア10表面に着弾させたUV硬化型のインク滴を加熱する加熱手段90を備えると良い。
加熱手段90は、プラテン20内側に内蔵された電熱ヒータ又はプラテン20自体を電熱ヒータ等の発熱体としたものとすると良い。そして、その加熱手段90により、インクジェットヘッド30下方のプラテン20上に搭載されたプリントメディア10を加熱して、そのプリントメディア10表面に着弾したインク滴を、加熱できるようにすると良い。そして、そのインク滴の粘性を低下させて、そのインク滴のプリントメディア10に対しての濡れ性を向上させて、そのインク滴のドット径を安定化させたり、そのインク滴を用いてプリントメディア10表面にプリントされる絵図又は/及び文字の色濃度、色調、色鮮度等を色むらのない状態にほぼ均一化させたりできるようにすると良い。さらに、そのプリントメディア10表面に着弾させたインク滴を満遍なく硬化させた状態として、そのプリントメディア10表面にインクこすれのない絵図又は/及び文字をプリントできるようにすると良い。
次に、図1に示したUV硬化型インク使用の縦型のプリンタを用いたプリント方法の実験例を示す。
この実験例では、そのインクジェットヘッド30に供給するインクに、380nmに紫外線光吸収感度を有する(約380nmの紫外線光を照射して硬化させる)紫外線硬化型インクを用いた。紫外線発光体50には、380nmの紫外線光を発光させる、ハイパワーLEDのNCCU001(日亜化学工業社製)が、11mmのピッチで、X方向に5個、Y方向に10個並べて配置されてなる、紫外線照射面積が54mm×109mmのUVLEDアレイを用いた。(L=109mm)
UVLEDアレイに並ぶ各UVLED52には、周波数20Hz、Duty(単位時間当りの電流を流す時間の割合)10%で、1.6Aのパルス電流を流した。(T=0.05sec.)
プリントメディア10には、PETフィルムを用いた。プリントメディア10の上方をY方向に走行させるUVLEDアレイの走行速度Vは、270mm/sec.とした。プリントメディア10は、UVLEDアレイをプリントメディア10上方をY方向に1往復走行させ終える毎に、X方向に5mm移動させた。照射ギャップ(UVLEDアレイの発光面からプリントメディア10表面までの距離)は、1.5mmとした。
これらの実験条件は、前述の T≦L/V の条件を満たしている。
すると、そのUVLEDアレイから紫外線を照射した後の、プリントメディア10表面各所に着弾したインク滴の硬化状態を確認したところ、像流れ(プリントメディア10表面に付着したインクのドットを指で擦ると、そのインクのドットが擦れて薄くなることをいう)が見られず、そのプリントメディア10表面各所に着弾したインク滴の全てが満遍なく良好に硬化することが判明した。
次に、図1に示したUV硬化型インク使用の縦型のプリンタを用いたプリント方法と、既述従来の図9に示した一般のUV硬化型インク使用の縦型のプリンタを用いたプリント方法の、比較実験例を示す。
この比較実験例は、図1のプリンタの電力消費量の低減効果を確認するためのものであって、図1と図9のプリンタ共、インク及び紫外線発光体50には、それぞれ上記実験例と同じものを用いた。
UVLEDアレイの紫外線発光条件は、図1のプリンタでは、そのUVLEDアレイに並ぶ50個の各UVLED52に、周波数20Hz、Duty10%で、1.6Aのパルス電流を流した。それに対して、図9のプリンタでは、そのUVLEDアレイに並ぶ各UVLED52に、Duty100%状態の、0.6Aの定常電流を流した。
プリントメディア10上方をY方向に走行させるUVLEDアレイの走行速度Vは、100〜270mm/sec.とし、プリントメディア10は、UVLEDアレイをプリントメディア10上方をY方向に1往復走行させ終える毎に、X方向に5〜15mm移動させた。そして、UVLEDアレイの走行速度Vとプリントメディア10のX方向の移動速度とを変更することにより、そのプリントメディア10表面に照射される紫外線の単位面積当りの光量(mJ/cm)を変更した。照射ギャップ(UVLEDアレイの発光面からプリントメディア10表面までの距離)は、5mmとした。
すると、図8に示したような実験データ結果が得られた。図8において、横軸が示す数値は、プリントメディア10表面に照射される紫外線の単位面積当りの光量となっている。光量値は、UVチェッカー(トプコン社製)に、受光ユニットUD−T40(トプコン社製)を装着して計測した。受光ユニットUD−T40のピーク感度は、410nmで、波長380nmの紫外線光の応答度が0.45であることから、光量値は、そのチェッカーで計測した計測値を、応答度で除して算出している。図8の縦軸の数値は、3が、プリントメディア10表面で硬化させたインクのドットを指で擦っても、そのインクのドットが擦れない状態を示し、2が、わずかに擦れる状態を示し、1が、そのインクのドットを指で擦ると、擦れる状態を示し、0が、プリントメディア10表面に着弾したインク滴が殆ど硬化せずに、そのインクのドットを指で擦ると、プリントメディア10の下地が露出した状態となることを示している。
図8の白丸を結ぶ実線は、図1のプリンタの実験結果を示し、図8の黒四角を結ぶ実線は、図9のプリンタの実験結果を示していて、この図8に示した比較実験結果によれば、本発明に係る図1のプリンタを用いたプリント方法は、従来一般の図9のプリンタを用いたプリント方法に比べて、その電力消費量を、数分の1以下に大幅に低減できることが判る。
本発明のプリント方法及びプリンタは、UV硬化型インク使用のプリント方法やUV硬化型インク使用の縦型及び横型のインクジェットプリンタに、広く利用可能である。
また、本発明のプリント方法は、UV硬化型インク使用のインクジェットプリントばかりではなく、UV硬化型インクを使用するグラビア印刷、フレキソ印刷、シルクスクリーン印刷などの様々なプリント方法にも、広く利用可能である。
本発明のプリンタの概略構成図である。 本発明のプリンタのUVLEDに流すパルス電流波形図である。 本発明のプリンタの説明図である。 本発明のプリンタの説明図である。 本発明のプリンタの説明図である。 本発明のプリンタの説明図である。 本発明のプリンタの説明図である。 図1のプリンタと図9のプリンタの比較実験結果を示す図である。 従来のUV硬化型インク使用の縦型のプリンタの概略構成図である。 従来のUV硬化型インク使用の横型のプリンタの概略構成図である。
符号の説明
10 プリントメディア
20 プラテン
30 インクジェットヘッド
40 紫外線照射手段
50 紫外線発光体
52 紫外線照射面
56 LEDグループ
57 UVLEDの行
60 パルス電流印加手段
70 調整手段
80 アレイ走行手段
90 加熱手段

Claims (8)

  1. プリントメディア表面のUV硬化型のインクにUVLED又はUVLEDアレイから発せられた紫外線を照射して、そのインクを硬化させることにより、そのプリントメディア表面に文字又は/及び絵図をプリントするプリント方法において、
    前記UVLED又はUVLEDアレイを構成する各UVLEDに所定波形のパルス電流を流して、そのUVLED又はUVLEDアレイを構成する各UVLEDから非連続的に繰り返し発光させた紫外線を、前記プリントメディア表面のUV硬化型のインクに照射することを特徴とするUV硬化型インク使用のプリント方法。
  2. インクジェットヘッドから噴射させてプリントメディア表面各所にドット状に着弾させた複数のUV硬化型のインク滴のそれぞれに、プリントメディア上方をX−Y方向に相対的に移動させるUVLED又はUVLEDアレイから発せられた紫外線を照射して、それらの複数のインク滴を硬化させることにより、そのプリントメディア表面に複数のインクのドットの配列からなる文字又は/及び絵図をプリントする請求項1記載のプリント方法に用いるインクジェットプリンタであって、
    前記プリントメディア上方をX−Y方向に所定速度で相対的に移動させるUVLED又はUVLEDアレイを構成する各UVLEDにパルス電流印加手段により流すパルス電流波形の単位時間当たりのサイクル数及びそのパルス幅を大小に調整して、そのUVLED又はUVLEDアレイから非連続的に繰り返し発光させる紫外線の単位時間当たりの発光回数及びその発光時間を調整することにより、前記インクジェットヘッドから噴射させてプリントメディア表面各所にドット状に着弾させた複数のUV硬化型のインク滴のそれぞれにUVLED又はUVLEDアレイから発せられた紫外線を強弱の差少なく照射して、それらの複数のインク滴を満遍なく硬化させる調整手段が備えられたことを特徴とするUV硬化型インク使用のインクジェットプリンタ。
  3. 前記調整手段が、UVLED又はUVLEDアレイを構成する各UVLEDに前記パルス電流印加手段により流すパルス電流波形の単位時間当たりのサイクル数及びそのパルス幅を調整するものであって、そのUVLED又はUVLEDアレイからプリントメディア表面に照射される紫外線照射面のY方向の幅をLとし、そのプリントメディア上方をY方向に走行させるUVLED又はUVLEDアレイのY方向の走行速度をVとし、その紫外線を非連続的に繰り返し発光させるUVLED又はUVLEDアレイの発光開始時間間隔をTとした場合に、 T≦L/V の関係が成り立つように、前記UVLED又はUVLEDアレイの発光開始時間間隔を調整するものであることを特徴とする請求項2記載のUV硬化型インク使用のインクジェットプリンタ。
  4. 前記UVLEDアレイが、複数のUVLEDがY方向に均等のピッチPで並ぶUVLEDアレイからなるものであり、前記調整手段が、そのUVLEDアレイを構成する各UVLEDに前記パルス電流印加手段により流すパルス電流波形の単位時間当たりのサイクル数及びそのパルス幅を調整するものであって、そのプリントメディア上方をY方向に走行させるUVLEDアレイのY方向の走行速度をVとし、その紫外線を非連続的に繰り返し発光させるUVLEDアレイの発光開始時間間隔をTとし、Kを0を含む1、2、3・・の自然数とした場合に、 T≦(K+1/2)P/V の関係が成り立つように、前記UVLEDアレイの発光開始時間間隔を調整するものであることを特徴とする請求項2記載のUV硬化型インク使用のインクジェットプリンタ。
  5. 前記UVLEDアレイを構成する複数のUVLEDが、その紫外線を非連続的に繰り返し発光させる発光のタイミングをそれぞれ時間的に順にずらせて発光させる複数のLEDグループに分かれており、そのn番目に紫外線を発光させるLEDグループの紫外線発光終了時間をTneとし、そのn番目のLEDグループに続きn+1番目に紫外線を発光させるLEDグループの紫外線発光開始時間をT(n+1)sとし、nを1、2、3・・の自然数とした場合に、 Tne<T(n+1)s の関係が成り立つように、前記パルス電流印加手段が、そのUVLEDアレイの複数の各LEDグループのUVLEDにパルス電流をそれぞれ流して、そのUVLEDアレイの複数の各LEDグループの紫外線発光開始時間及び紫外線発光終了時間をそれぞれ調整するものであることを特徴とする請求項2記載のUV硬化型インク使用のインクジェットプリンタ。
  6. 前記UVLEDアレイが、複数のUVLEDがX−Y方向を向く平面上に並ぶUVLEDアレイからなるものであって、そのUVLEDアレイをプラテン上に搭載されたプリントメディア上方をY方向に走行させるアレイ走行手段が、そのUVLEDアレイを、Y方向に対してθの角度傾斜させた状態で、走行させるものであることを特徴とする請求項2記載のUV硬化型インク使用のインクジェットプリンタ。
  7. 前記UVLEDアレイが、複数のUVLEDがX−Y方向を向く平面上で複数行に並ぶUVLEDアレイからなるものであって、前記アレイ走行手段が、UVLEDアレイに並ぶ複数行の隣合う一方の行最後端のUVLEDが他方の行最先端のUVLEDとY方向から見たときに互いにほぼ重なり合った状態となるように、そのUVLEDアレイを、Y方向に対してθの角度傾斜させた状態で、プラテン上に搭載されたプリントメディア上方を走行させるものであることを特徴とする請求項6記載のUV硬化型インク使用のインクジェットプリンタ。
  8. 前記インクジェットヘッドから噴射させてプリントメディア表面に着弾させたUV硬化型のインク滴を加熱する加熱手段が備えられたことを特徴とする請求項2、3、4、5、6又は7記載のUV硬化型インク使用のインクジェットプリンタ。
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