JP2001347699A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2001347699A
JP2001347699A JP2000168954A JP2000168954A JP2001347699A JP 2001347699 A JP2001347699 A JP 2001347699A JP 2000168954 A JP2000168954 A JP 2000168954A JP 2000168954 A JP2000168954 A JP 2000168954A JP 2001347699 A JP2001347699 A JP 2001347699A
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Masahiro Suzuki
正宏 鈴木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 主走査方向に複数の記録素子をライン状に配
列し、複数の記録素子を同時に駆動される記録ブロック
で分割した記録ヘッドにより画像を記録する画像形成装
置において、記録ヘッドの傾きずれによる記録位置ずれ
を容易に補正できる画像形成装置を提供する。 【解決手段】 画像位置入力部で入力した画像位置と基
準となる画像の位置との差を求め、各記録ブロック毎の
補正値を算出すると共に各記録ブロック内の素子間補正
値を算出し、補正値に基づいて各記録ブロック毎の駆動
信号送信タイミングを算出し、各記録ブロック毎の駆動
信号送信タイミングを素子間補正値に基づいて各記録ブ
ロック内の記録素子毎に駆動信号送信タイミングを変更
して記録素子を駆動する記録タイミング信号発生部とを
備えたことを特徴とする画像形成装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、LEDヘッド取
り付け位置の傾きずれによる媒体走行方向の印刷位置ず
れの補正に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来電子写真プリンタ等の画像形成装置
においては記録媒体面に平行で且つ、記録媒体走行方向
に対して直交する方向に記録素子をライン状に配列した
LEDヘッドと、LEDヘッドと平行に配置した感光体
ドラムを有する画像形成手段を配置し、LED露光によ
り感光体ドラム上にライン単位で静電潜像を形成し、静
電潜像にトナーを付着してトナー画像を形成し、感光体
ドラム上に形成したトナー画像を記録媒体に転写してい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この画像形
成装置は記録媒体平面に平行で且つ、走行方向に対して
直交する方向に感光体ドラム及びLEDヘッドを配置し
ている。しかし、LEDヘッドの製造上の寸法及び取り
付け誤差等により感光体ドラムとLEDヘッドの間に傾
きずれが生じる。従来、LEDヘッドに対する傾きずれ
の補正は、LEDヘッドへ送信する画像データが格納さ
れた画像メモリーから媒体走行方向の分解能単位で読み
出す画像メモリー上のアドレスを変更することにより行
われていた。即ち、媒体走行方向方向の解像度が600
DPIの場合、1/600インチ単位で画像メモリー上
のアドレスの読み出しをLEDヘッドの傾きずれに応じ
て変更することにより行われていた。従って、従来のL
EDヘッドの傾きずれ補正では媒体走行方向の分解能未
満(1/600インチ未満)の補正を行うことができな
かった。以上の問題を解決するために、媒体走行方向の
分解能未満の補正を行う傾きずれ補正手段を備えた画像
形成装置が望まれていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、主走査方向にライン状に配列した記録素子
を有する記録ヘッドを具備し、画像データと、画像デー
タを記録する駆動信号を記録ヘッドに出力して画像を記
録する画像形成装置において、画像データに基づいて記
録ヘッドの記録素子を駆動する駆動信号を発生し記録ヘ
ッドに送信する記録タイミング信号発生部と、記録媒体
上に記録された画像の位置を入力し、基準となる画像の
位置との差を求めて補正値を算出する補正値算出部と、
補正値算出部で算出した補正値を格納する補正値記憶部
とを備え、記録タイミング信号発生部は補正値記憶部か
ら補正値を読み出し、補正値に基づいて記録ヘッドへ送
信する駆動信号の送信タイミングを変更することを特徴
とする画像形成装置である。
【0005】
【発明の実施の形態】以下図面を参照しながら本発明の
実施の形態を説明する。なお、各図面に共通する要素に
は同一の符号を附す。
【0006】(第1の実施の形態)図1は画像形成装置
を示す構造図であり、図2は印刷機構部の斜視図であ
る。以下図1、図2に従って説明をする。図1におい
て、1は電子写真方式の画像形成装置である。2は印刷
機構部、10は給紙機構部、18は定着器である。
【0007】給紙機構部10は、トレイ23、押し上げ
板11、バネ12、弁別手段13、給紙ローラ14、レ
ジストローラ16、17からなる。印刷機構部2は電子
写真式LED(発光ダイオード)プリント機構である。
印刷機構部2は、感光体ドラム7、帯電ローラ8、LE
Dヘッド4、転写ローラ5、現像部9で構成される。な
お、現像部9は現像ローラ9a、現像ブレード9b、ス
ポンジローラ9c、トナータンク9dで構成される。定
着器18は、ヒートローラ19、加圧ローラ20で構成
されている。
【0008】次に各部の構成について詳細に説明する。
先ず、給紙機構部10において、記録媒体15はトレイ
23に積載され、押し上げ板11により給紙ローラ14
に圧接している。弁別手段13は給紙ローラ14に圧接
している。この状態で給紙ローラ14を矢印b方向に回
転すると、給紙ローラ14と弁別手段13に挟まってい
る記録媒体15は1枚繰り出され、繰り出された記録媒
体15は、停止しているレジストローラ16、17に到
達する。さらに給紙ローラ14を規定量繰り出すことに
より記録媒体15がレジストローラ16、17に押しつ
けられながら撓む。記録媒体15がレジストローラ1
6、17に押し付けられながら撓むことにより、記録媒
体15の媒体走行方向先端の媒体端部はレジストローラ
16,17に平行になりスキューが補正される。続い
て、レジストローラ16及び17をc方向に回転して記
録媒体15を印刷機構部2へ搬送する。
【0009】印刷機構部2において、感光体ドラム7
は、帯電ローラ8により表面が帯電される。LEDヘッ
ド4は、LEDアレイとこのLEDアレイを駆動するド
ライブ回路を搭載した基板4eおよびLEDアレイの光
を集光するレンズアレイ4f等からなり、LEDアレイ
を駆動することにより感光体ドラム7の表面に静電潜像
を形成する。図2において、距離Leは感光体ドラム7
上のLEDヘッド4による露光位置から転写ローラ5に
対抗する感光体ドラム7表面の円周距離で、記録媒体1
5の印刷位置が転写ローラ5通過前の距離Leの場所で
感光体ドラム7の露光が行われる。感光体ドラム7の露
光位置が転写ローラ5に対抗する位置まで進むLe間に
記録媒体15の印刷位置もLe進み、転写ローラ5に対
抗する位置に達したとき、記録媒体15に画像が転写さ
れる。LEDヘッド4はn個のLED54が、Di
(0)〜Di(n−1)の様に順に軸6と平行に配列し
ている。LEDヘッド4は画像データ信号に対応してL
EDアレイを発光して感光体ドラム7の表面を露光し、
感光体ドラム7に静電潜像を形成する。現像部9のトナ
ータンク9dから供給されたトナーは、スポンジローラ
9Cが適量現像ローラ9aに搬送される。現像ローラ9
aに搬送されたトナーは、現像ブレード9bと、現像ロ
ーラ9aとによりトナーを強く擦り付けられて負極性に
摩擦帯電しながら現像ローラ9aの円周上に薄層化され
る。現像ローラ9a上の帯電して薄層化したトナーは感
光体ドラム7との接触面に達すると、感光体ドラム7上
に形成された静電潜像部に現像ローラ9a円周上の帯電
したトナーが静電気力によって付着して画像が形成され
る。感光体ドラム7上のトナーの画像は、転写ローラ5
で記録媒体15に転写される。記録媒体15は、転写ロ
ーラ5で画像を転写した後定着器18に搬送される。
【0010】定着器18は、ヒートローラ19と加圧ロ
ーラ20により記録媒体15上のトナーを加熱すると共
に記録媒体15を加圧し、記録媒体15にトナーを定着
させ、排出スタッカ21に定着済みの記録媒体15を排
出する。
【0011】次に、本実施形態の制御部の構成を説明す
る。図3は、本実施の形態のブロック図である。図3に
おいて制御部31は、CPU101、タイマー102、
上位ホストI/F回路103、EEPROM104、R
OM105、RAM106、LEDヘッドI/F回路1
07、高圧電源I/F回路110、モータI/F回路1
11、ヒータI/F回路112、補正値算出回路121
で構成されている。また、制御部31にはLEDヘッド
4、LEDヘッド点灯信号発生回路113、高圧電源発
生回路114、モータドライバ115、ヒータドライバ
116、アナログデジタル変換回路117、インターフ
ェイス線119、操作パネル120が接続されている。
高圧電源発生回路114には帯電ローラ8、現像ローラ
9a、転写ローラ5が接続されている。モータドライバ
115には、ホッピングモータ39、レジストモータ4
0、メインモータ41が接続されている。ヒータI/F
回路112にはヒータ制御部116及びアナログデジタ
ル変換回路117が接続されている。ヒータ制御部11
6には、ヒートローラ19が接続され、ヒートローラ1
9上に設置したサーミスタ118の出力はアナログデジ
タル変換回路117に接続されている。
【0012】以下に図3のブロック図の動作を説明す
る。ROM105は、印刷を行うためのプログラムが格
納されている。CPU101は、ROM105のプログ
ラムに基づいてプリンタ全体を制御する。タイマー10
2は、モータON/OFFタイミング、LEDヘッドデ
ータ転送タイミング、LEDヘッド点灯タイミングをカ
ウントする。EEPROM104は、電気的に消去可能
なメモリーで、LEDヘッドの傾きずれ方向と傾きずれ
量を示す補正値を記憶する。インターフェイス線119
は、これを介して上位装置から画像データを入力する。
上位ホストI/F回路103は、インターフェイス線1
19を介して上位装置から画像データを受信する。RA
M106には、上位ホストI/F回路103で受け取っ
た画像データが格納される。
【0013】高圧電源I/F回路110は、高圧電源発
生回路114の高圧出力を制御する。高圧電源発生回路
114は、高圧電源I/F回路110から高圧出力ON
信号を受けると、帯電ローラ8に負電圧、現像ローラ9
aに負電圧、転写ローラ5に正電圧を出力し、また、高
圧電源I/F回路110から高圧出力OFF信号を受け
ると、帯電ローラ8、現像ローラ9a、転写ローラ5の
出力を停止する。
【0014】モータI/F回路111は、モータドライ
バ115にホッピングモータ39、レジストモータ40
又はメインモータ41に回転、停止信号を送信する。モ
ータドライバ115は、ホッピングモータ39の回転信
号を受けるとホッピングモータ39を回転させ、レジス
トモータ40の回転信号を受けるとレジストモータ40
を回転させ、メインモータ41の回転信号を受けるとメ
インモータ41のモータを回転させる。また、モータド
ライバ115は、ホッピングモータ39の停止信号を受
けるとホッピングモータ39を停止させ、レジストモー
タ40の停止信号を受けるとレジストモータ40を停止
させ、メインモータ41の停止信号を受けるとメインモ
ータ41を停止させる。
【0015】ヒータI/F回路112はヒートローラ1
9側面に設置したサーミスタ118の温度をアナログデ
ジタル変換回路117を介して受信する。ヒータI/F
回路112は、サーミスタ118の温度を監視し、サー
ミスタ118の温度が設定温度になるまでヒータドライ
バ回路116をONする。サーミスタ118の温度が設
定温度を超えると、ヒータドライバ回路116をOFF
する。よって、ヒートローラ19は設定温度に保たれ
る。
【0016】LEDヘッドI/F回路107は、データ
転送部108と、点灯制御部109で構成されている。
データ転送部108は、LEDヘッド4にWCLKを基
準にWDATA信号を送信し、1ライン分のWDATA
信号転送終了後、データラッチ信号LDパルスをLED
ヘッドに送信する。点灯制御部109は、LEDヘッド
点灯信号発生回路113を制御してLEDヘッド点灯信
号を発生させる。
【0017】図4にLEDヘッド点灯信号発生回路11
3の詳細ブロック図を示す。図5はLEDヘッドに対す
る傾きずれ補正が無い場合のLEDヘッド点灯信号を発
生するLEDヘッド点灯信号発生回路113のタイムチ
ャートである。図4、図5に基づいてLEDヘッド点灯
信号発生回路113の詳細ブロック図の構成及び動作を
説明する。150は基本クロック発生回路であり、15
1はSTBカウンタであり、152A〜152Cは遅延
回路である。遅延回路152A〜152Cの各々は、H
iレベルカウンタとLoレベルカウンタを備えている。
153はゲート信号DIR信号がHiレベルで接続し、
Loレベルで切断されるゲートであり、154はゲート
信号DIR信号がLoレベルで接続しHiレベルで切断
されるゲートであり、155はゲート信号DIRの反転
器である。
【0018】次に図3を併用して動作について説明す
る。データ転送部108は、クロックWCLKを基準に
1ライン分のシリアルデータWDATAをLEDヘッド
4に送信する。t1において、1ライン分のデータ転送
が終了するとデータ転送部108からLEDヘッド4に
LDパルス信号が出力されLED4に1ライン分のデー
タが記憶される。t2において、制御部31のCPU1
01は、ROM105に記憶している予め測定された感
光体ドラム7の露光に必要なLED点灯時間T0を点灯
制御部109からSTBT信号として出力する。制御部
31のCPU101は、EEPROMに記憶しているD
ELAYaが未設定の場合、LED点灯時間T0を補正
値DELAYaとして出力する。また、EEPROM1
04に記憶しているLED傾きずれ方向の補正値DIR
が未設定状態の場合、点灯制御部109のDIR信号出
力にHiレベルを出力する。
【0019】t3において、点灯制御部109は、静電
潜像を記録する位置まで感光体ドラム7が回転した時点
で、STBONパルス信号を出力する。STBカウンタ
151は、STBONパルス信号の立ち上がり時に0リ
セットされ、STBa信号にHiレベルを出力する。ゲ
ート153は、STBa信号がHiレベルとなると、S
TB1信号にHiレベルを出力する。また、遅延回路A
152aのHiレベル用カウンタは、STBa信号の立
ち上がり時に0リセットする。STBカウンタ及び遅延
回路A152aのHiレベル用カウンタは、基本クロッ
ク発生回路150が出力するCLKの立ち下がり時にカ
ウントアップする。
【0020】t4において、STBカウンタのカウンタ
値がT0値になるとSTBaにLoレベルを出力する。
ゲート153は、STBa信号がLoレベルとなると、
STB1信号にLoレベルを出力する。遅延回路A15
2aのLoレベル用カウンタは、STBa信号の立ち下
がり時に0リセットする。遅延回路A152aのHiレ
ベル用カウンタは、カウンタ値がT0になるとSTBb
にHiレベルを出力する。すなわち、STBa立ち上が
りからT0遅れてSTBbが立ち上がる。ゲート153
は、STBb信号がHiレベルとなると、STB2信号
にHiレベルを出力する。また、遅延回路B152bの
Hiレベル用カウンタは、STBb信号の立ち上がり時
に0リセットする。遅延回路A152aのLoレベル用
カウンタ及び遅延回路B152bのHiレベル用カウン
タは、基本クロック発生回路150が出力するCLKの
立ち下がり時にカウントアップする。
【0021】t5において、遅延回路A152aのLo
レベル用カウンタは、カウンタ値がT0値になるとST
BbにLoレベルを出力する。ゲート153は、STB
b信号がLoレベルとなると、STB2信号にLoレベ
ルを出力する。遅延回路B152bのLoレベル用カウ
ンタは、STBb信号の立ち下がり時に0リセットす
る。遅延回路B152bのHiレベル用カウンタは、カ
ウンタ値がT0になるとSTBcにHiレベルを出力す
る。すなわち、STBb立ち上がりからT0遅れてST
Bcが立ち上がる。ゲート153は、STBc信号がH
iレベルとなると、STB3信号にHiレベルを出力す
る。また、遅延回路C152cのHiレベル用カウンタ
は、STBc信号の立ち上がり時に0リセットする。遅
延回路B152bのLoレベル用カウンタ及び遅延回路
C152cのHiレベル用カウンタは、基本クロック発
生回路150が出力するCLKの立ち下がり時にカウン
トアップする。
【0022】t6において、遅延回路B152bのLo
レベル用カウンタは、カウンタ値がT0値になるとST
BcにLoレベルを出力する。ゲート153は、STB
c信号がLoレベルとなると、STB3信号にLoレベ
ルを出力する。遅延回路C152cのLoレベル用カウ
ンタは、STBc信号の立ち下がり時に0リセットす
る。遅延回路C152cのHiレベル用カウンタは、カ
ウンタ値がT0になるとSTBdにHiレベルを出力す
る。すなわち、STBc立ち上がりからT0遅れてST
Bdが立ち上がる。ゲート153は、STBd信号がH
iレベルとなると、STB4信号にHiレベルを出力す
る。遅延回路C152cのLoレベル用カウンタは、基
本クロック発生回路150が出力するCLKの立ち下が
り時にカウントアップする。
【0023】t7において、遅延回路C152cのLo
レベル用カウンタは、カウンタ値がT0値になるとST
BdにLoレベルを出力する。ゲート153は、STB
d信号がLoレベルとなると、STB4信号にLoレベ
ルを出力する。
【0024】次にLEDヘッド内の駆動動作について説
明する。図6は、LEDヘッド4を示すブロック図であ
る。51はnビットのシフトレジスタ、52はnビット
のラッチ回路、53はLEDドライブ回路、54はn個
のLEDで構成されている。nビットのシフトレジスタ
51は、データ転送部108の出力であるWCLKを基
準に1ライン分のWDATAを順次データシフトする。
シフトレジスタ51のパラレル出力P(0)〜P(n−
1)は、ラッチ回路52のD(0)〜D(n−1)に入
力し、データ転送部108からシフトレジスタ51に1
ライン分のデータを転送後にデータ転送部108が出力
するLDパルス信号でラッチし、ラッチ回路52のQ
(0)〜Q(n−1)から出力する。ラッチ回路52の
出力Q(0)〜Q(n−1)はLEDドライブ回路53
のn本のE端子に各々入力する。
【0025】LEDヘッド4のLEDは理論的に同時点
灯可能であるが、最大消費電流を下げるため4分割点灯
しており、制御部31の出力STB1〜4はn/4ビッ
トごとに分けて接続され、STB1はLEDブロック4
aに当たるDi(0)〜Di(n/4−1)を制御し、
STB2はLEDブロック4bに当たるDi(n/4)
〜Di(2n/4−1)を制御し、STB3はLEDブ
ロック4cに当たるDi(2n/4)〜Di(3n/4
−1)を制御し、STB4はLEDブロック4dに当た
るDi(3n/4)〜Di(n−1)を制御する。LE
Dドライブ回路53は、入力G(0)〜G(n−1)と
入力Q(0)〜Q(n−1)の組合せでLED54のD
i(0)〜Di(n−1)を各々点灯する。
【0026】図7はLEDドライブ回路53のブロック
図で、55は定電流源、56はAND回路、57はスイ
ッチで構成されている。AND回路56の入力信号E及
びGがHiレベルの場合、AND回路56の出力がHi
レベルとなり、スイッチ57により、定電流回路55で
制御した電流が出力Sに出力する。入力信号E又はGが
Loレベルの場合AND回路56の出力がLoレベルと
なり、スイッチ57により、定電流回路55は出力Sと
遮断される。
【0027】次に第1の実施の形態のLEDずれ補正の
動作について説明する。図1、図3、図6において、画
像形成装置1の図示せぬ電源がオンされると、制御部3
1は所定の初期設定を実行した後ヒータドライバ116
を駆動して、サーミスタ118の読取り値が所定の温度
になるまでヒートローラ19をウオーミングアップす
る。制御回路31は、ヒートローラ19が常に一定温度
になるようにサーミスタ118の読取り値により、ヒー
タドライバを制御している。ヒートローラ19が一定温
度になると、制御回路31は、モータドライバ回路11
5及び高圧電源発生回路114を制御して印刷機構部2
の初期化動作をする。初期化動作が終了するとインター
フェース線119を介して上位装置から画像データが送
られてくるのを待つ。
【0028】インターフェース線119を介して上位装
置から画像データが送られてくると、制御部31はRA
M106に画像データを転送して記憶する。制御部31
は画像データを1ページ分受け取ると、高圧電源発生回
路114及びメインモータ41を駆動して印刷機構部2
を記録可能状態に保ち、ホッピングモータ39を駆動し
て給紙機構部10で記録媒体15を給紙し、レジストモ
ータ40を駆動し、記録媒体15の搬送を行う。レジス
トモータ40を駆動して一定時間経過後、制御部31
は、RAM106から画像データをLEDヘッド4にク
ロックWCLKを基準にシリアルデータWDATAを送
信する。1ライン分のデータ転送が終了すると制御部3
1からLEDヘッド4にLDパルス信号が出力されラッ
チ回路52に1ライン分のデータが転送され、制御部3
1はSTB1〜4によりLEDヘッドのLED54をn
/4個毎に分割点灯する。以後1ページ分の記録データ
転送終了まで継続される。LEDヘッド4が発光する
と、感光体ドラム7の表面を露光し、感光体ドラム7の
表面に静電潜像を形成する。この静電潜像部に現像ロー
ラ9a円周上のトナーが静電気力によって付着して画像
が形成され、転写ローラ5で記録媒体15に画像が転写
される。記録媒体15に転写された画像は、定着器18
によって記録画像を定着され、定着を終了した記録媒体
15は排出スタッカ21に排出される。
【0029】図8は、LEDヘッドの取り付けに傾きず
れが無い場合の印刷説明図である。感光体ドラム7上の
LEDヘッド4による露光位置から転写ローラ5に対抗
するまでの感光体ドラム7表面の円周距離はLe有るの
で、感光体ドラム7を露光するタイミングは記録媒体1
5の印刷位置が転写ローラ5通過前の距離Le離れた場
所で行われる。すなわち、記録媒体15が給紙機構部1
0から印刷機構部2に走行すると、記録媒体15の先端
が転写ローラから給紙機構部10側にLe離れた地点に
到達する。記録媒体15の先端が転写ローラ5から給紙
機構部10側にLe離れた地点からさらに転写ローラ5
側にLa進んだ場所でLEDヘッド4が図5のタイムチ
ャートに従って動作すると、図2において、LEDヘッ
ド4のLEDグループ4a〜4dは時間T0毎に4分割
されて点灯して感光体ドラム7に静電潜像を形成し、現
像部9により静電潜像にトナーが付着しトナー像を形成
し、転写ローラ5に達する。静電潜像が形成されてから
転写ローラ5に到達するまでの感光体ドラム7走行距離
はLeで、その間に記録媒体15の先端が転写ローラ5
通過後La進み、記録媒体15の先端からLa進んだ場
所に記録媒体15の搬送方向に対して直交する方向に直
線61a〜61dのトナー像を形成する。
【0030】図9はLEDヘッド4に媒体走行方向に向
かって左肩下がりの傾きずれdが有る場合、図5のタイ
ムチャートで動作した時の印刷説明図である。記録媒体
15の先端が転写ローラからLe離れた地点から転写ロ
ーラ側にLa進んだ場所でLEDヘッド4が図5のタイ
ムチャートで動作すると、記録媒体先端からLaの地点
に媒体搬送方向に対して直交する方向で且つ、記録媒体
表面と平行な直線61に対して傾きずれdの直線63a
〜63dを形成する。
【0031】直線63a〜63dにおいて、媒体走行方
向の先端から直線63aの媒体走行方向右端62aまで
の距離La、媒体走行方向の先端から直線63dの媒体
走行方向左端62bまでの距離Lbとなっている。この
直線63a〜63d両端の媒体走行方向の距離La及び
Lbを、例えば、操作者が操作パネル120から入力す
る。なお、記録媒体15の直線63a〜63d両端の距
離La及びLbはセンサで自動検出しても良い。
【0032】直線63a〜63d両端の媒体走行方向の
距離La及びLbが入力されると制御部31の補正値算
出回路121は以下の様に補正値の算出及び補正値のE
EPROM104への格納を行う。傾きずれの大きさは
基準となる直線61と直線63a〜63d両端の媒体走
行方向の距離差で表わすと、La−Lb=−Lcとな
る。直線63a〜63d両端の媒体走行方向の距離差−
Lcと記録媒体15の走行速度vと、LEDヘッド4を
4分割点灯しているので、LED4aと4b間の補正時
間及び、LED4bと4c間の補正時間及びLED4c
と4d間の補正時間をT1とした時、T1はT1=(−
Lc/4)/vで求める。これは見かけ上直線63a〜
63dが直線61に対して、直線63aの点灯タイミン
グは丁度良く、直線63bの点灯タイミングはT1遅
く、直線63cの点灯タイミングは2T1遅く、直線6
3dの点灯タイミングは3T1遅いことを意味する。た
だし、予め測定された感光体ドラム7の露光に必要なL
ED点灯時間がT0時間と設定されており、T0時間は
LEDヘッド4の傾きずれの大きさの補正値DELAY
aの最小値となるので、|T1|<T0の場合、LED
点灯が重なり電流値Maxが上昇するので、補正は行わ
ずEEPROM104に補正時間DELAYa=T0を
格納する。|T1|≧T0の場合、EEPROM104
に補正時間DELAYa=|T1|を格納する。
【0033】傾きずれの方向はT1の極性に現れるの
で、T1<0の場合、EEPROM104にDIRビッ
ト=“0”を格納する。制御部31はEEPROM10
4からDIRビットを読み出し、DIRビット=“0”
の場合、点灯制御部109のDIR信号からLoレベル
を出力する。LEDヘッド点灯信号発生回路113のS
TBの点灯タイミングはDIR信号がLoの場合、まず
63d=STB4、次に63c=STB3、次に63b
=STB2、次に63a=STB1の順で発生させれば
良い。
【0034】図10は、STB1を基準にWCLK、W
DATA、STB2、STB3、STB4を早めたタイ
ムチャートである。まず、EEPROM104から傾き
ずれの方向DIRを読み出す。図9の傾きずれdが発生
している場合、DIR信号はLoなので、LED発光順
序は、STB4、STB3、STB2、STB1とな
る。続いて、EEPROM104から傾きずれの補正時
間T1を読み出す。補正前のSTB1の発光タイミング
に対して、補正後のSTB4の発光タイミングは、3×
T1早くなるので、CPU101は、WDATA及びL
Dパルス信号の転送終了を3×T1早く送信するように
タイマー102を設定する。よって、データ転送部10
8の出力WDATA、LD信号は、補正前の転送時間t
1に比べて補正後の転送終了時間t101は3×T1早
く発生する。データ転送部108は、クロックWCLK
を基準に1ライン分のシリアルデータWDATAをLE
Dヘッド4に送信する。1ライン分のデータ転送が終了
するとデータ転送部108からt101の時点でLED
ヘッド4にLDパルス信号が出力されLED4に1ライ
ン分のデータが記憶される。
【0035】続いて、t102の時点で、制御部31の
CPU101は、ROM105に記憶している予め測定
された感光体ドラム7の露光に必要なLED点灯時間T
0を点灯制御部109のSTBTに出力する。LED点
灯信号発生回路109のSTBカウンタのカウント値
は、点灯制御部109の出力STBTのT0を設定す
る。制御部31のCPU101は、EEPROMに記憶
している補正値DELAYaの値T1を点灯制御部10
9のDELAYa信号から出力する。LED点灯信号発
生回路109の遅延回路152a〜152cのカウント
値は、点灯制御部109の出力DELAYaのT1を設
定する。また、EEPROMに記憶しているLED傾き
ずれ方向の補正値DIRビット=“0”を読み、点灯制
御部109のDIR信号出力にLoレベルを出力する。
【0036】点灯制御部109は、静電潜像を記録する
位置まで感光体ドラム7が回転したt103時点で、S
TBONパルス信号を出力する。STBカウンタ151
は、STBONパルス信号の立ち上がり時に0リセット
され、STBa信号にHiレベルを出力する。ゲート1
54は、STBa信号がHiレベルとなると、STB4
信号にHiレベルを出力する。また、遅延回路A152
aのHiレベル用カウンタは、STBa信号の立ち上が
り時に0リセットする。STBカウンタ及び遅延回路A
152aのHiレベル用カウンタは、基本クロック発生
回路150が出力するCLKの立ち下がり時にカウント
アップする。t104において、STBカウンタは、カ
ウンタ値がT0値になるとSTBaにLoレベルを出力
する。ゲート154は、STBa信号がLoレベルとな
ると、STB4信号にLoレベルを出力する。遅延回路
A152aのLoレベル用カウンタは、STBa信号の
立ち下がり時に0リセットする。遅延回路A152aの
Loレベル用カウンタは、基本クロック発生回路150
が出力するCLKの立ち下がり時にカウントアップす
る。
【0037】t105において、遅延回路A152aの
Hiレベル用カウンタは、カウンタ値がT1になるとS
TBbにHiレベルを出力する。すなわち、STBa立
ち上がりからT0遅れてSTBbが立ち上がる。ゲート
154は、STBb信号がHiレベルとなると、STB
3信号にHiレベルを出力する。また、遅延回路B15
2bのHiレベル用カウンタは、STBb信号の立ち上
がり時に0リセットする。遅延回路B152bのHiレ
ベル用カウンタは、基本クロック発生回路150が出力
するCLKの立ち下がり時にカウントアップする。t1
06において、遅延回路A152aのLoレベル用カウ
ンタは、カウンタ値がT1値になるとSTBbにLoレ
ベルを出力する。ゲート154は、STBb信号がLo
レベルとなると、STB3信号にLoレベルを出力す
る。遅延回路B152bのLoレベル用カウンタは、S
TBb信号の立ち下がり時に0リセットする。遅延回路
B152bのLoレベル用カウンタは、基本クロック発
生回路150が出力するCLKの立ち下がり時にカウン
トアップする。
【0038】t107において、遅延回路B152bの
Hiレベル用カウンタは、カウンタ値がT1になるとS
TBcにHiレベルを出力する。すなわち、STBb立
ち上がりからT1遅れてSTBcが立ち上がる。ゲート
154は、STBc信号がHiレベルとなると、STB
2信号にHiレベルを出力する。また、遅延回路C15
2cのHiレベル用カウンタは、STBc信号の立ち上
がり時に0リセットする。遅延回路C152cのHiレ
ベル用カウンタは、基本クロック発生回路150が出力
するCLKの立ち下がり時にカウントアップする。t1
08において、遅延回路B152bのLoレベル用カウ
ンタは、カウンタ値がT1値になるとSTBcにLoレ
ベルを出力する。ゲート154は、STBc信号がLo
レベルとなると、STB2信号にLoレベルを出力す
る。遅延回路C152cのLoレベル用カウンタは、S
TBc信号の立ち下がり時に0リセットする。遅延回路
C152cのLoレベル用カウンタは、基本クロック発
生回路150が出力するCLKの立ち下がり時にカウン
トアップする。
【0039】t109において、遅延回路C152cの
Hiレベル用カウンタは、カウンタ値がT1になるとS
TBdにHiレベルを出力する。すなわち、STBc立
ち上がりからT1遅れてSTBdが立ち上がる。ゲート
154は、STBd信号がHiレベルとなると、STB
1信号にHiレベルを出力する。t110において、遅
延回路C152cのLoレベル用カウンタは、カウンタ
値がT1値になるとSTBdにLoレベルを出力する。
ゲート154は、STBd信号がLoレベルとなると、
STB1信号にLoレベルを出力する。よって、補正前
のSTB1の発光タイミングに対して、補正後のSTB
4の発光タイミングは3×T1早めて発生させ、補正後
のSTB4発光タイミングに対して補正後のSTB3発
光タイミングはT1だけ遅く発生し、補正後のSTB4
発光タイミングに対して補正後のSTB2発光タイミン
グは2×T1だけ遅く発生し、補正後のSTB4発光タ
イミングに対して補正後のSTB1発光タイミングは3
×T1だけ遅く発生する。
【0040】図11は、図10のタイムチャートでST
B1〜4を駆動した場合の印刷図である。補正前のST
B1と補正後のSTB1は同タイミングで駆動し補正後
記録像64aの位置に記録する。補正後のSTB1に対
して補正後のSTB2はT1だけ早く駆動するため、補
正前に記録像63bの位置は、補正後記録像64bの位
置に記録する。補正後のSTB1に対して補正後のST
B3は2×T1だけ早く駆動するため、補正前の記録像
63cは、補正後記録像64cの位置に記録する。補正
後のSTB1に対して補正後のSTB4は3×T1だけ
早く駆動するため、補正前の記録像63dは、補正後記
録像64dの位置に記録される。これにより、副走査方
向の位置ずれが補正される。
【0041】図12は図11の記録像64aと記録像6
4bの接続部の拡大図である。64bの記録を64aの
記録よりT1早めることにより、記録媒体平面の媒体走
行方向に対して直交する直線61に対して記録像64a
と、記録像64bの位置ずれ誤差はL以内に補正されて
いる。
【0042】図13はLEDヘッド4に媒体走行方向に
向かって左肩上がりの傾きずれdが有る場合、図5のタ
イムチャートで動作した時の印刷図である。感光体ドラ
ム7上のLEDヘッド4による露光位置から転写ローラ
5に対抗する感光体ドラム7表面の円周距離はLe有る
ので、感光体ドラム7を露光するタイミングは記録媒体
15の印刷位置が転写ローラ5通過前の距離Le離れた
場所で行われる。すなわち、記録媒体15が給紙機構部
10から印刷機構部2に走行してくると、記録媒体15
の先端が転写ローラから給紙機構部10側にLe離れた
地点に到達する。記録媒体15の先端が転写ローラ5か
ら給紙機構部10側にLe離れた地点からさらに転写ロ
ーラ5側にLa進んだ場所でLEDヘッド4が図5のタ
イムチャートに従って動作すると、図2において、LE
Dヘッド4のLEDグループ4a〜4dは時間T0毎に
4分割されて点灯して感光体ドラム7に静電潜像を形成
し、現像部9により静電潜像にトナーが付着しトナー像
を形成し、転写ローラ5に達する。静電潜像が形成され
てから転写ローラ5に到達するまでの感光体ドラム7走
行距離はLeで、その間に記録媒体15の先端が転写ロ
ーラ5通過後La進み、記録媒体15の先端からLa進
んだ場所に媒体走行方向に対して直交する方向で且つ、
媒体表面と平行な直線61に対して傾きずれdの直線6
6a〜66dを形成する。
【0043】直線66a〜66dにおいて、媒体走行方
向の先端から直線63dの媒体走行方向右端65aまで
の距離La、媒体走行方向の先端から直線66dの媒体
走行方向左端65bまでの距離Lbとなっている。この
直線66a〜66d両端の媒体走行方向の距離La及び
Lbを例えば操作者が操作パネル120から入力する。
記録媒体15の直線66a〜66d両端の距離La及び
Lbはセンサで自動検出しても良い。
【0044】また、直線66a〜66dと直線61の傾
きずれを直線66a〜66d両端の媒体走行方向の距離
差で表わすと、La−Lb=Lcとなる。制御部31の
補正値算出回路121は直線66a〜66d両端の媒体
走行方向の距離差Lcと記録媒体15の走行速度vと、
LEDヘッド4を4分割点灯しているので、LED4a
と4b間の補正時間及び、LED4bと4c間の補正時
間及びLED4cと4d間の補正時間となるT1=(L
c/4)/vを求める。これは見かけ上直線66a〜6
6dの直線が直線61に対して、直線66aの点灯タイ
ミングは丁度良く、直線66bの点灯タイミングはT1
早く、直線66cの点灯タイミングは2T1早く、直線
66dの点灯タイミングは3T1早いことを意味する。
ただしLED点灯時間がT0と設定されているので、|
T1|<T0の場合、LED点灯が重なる為、補正は行
えないのでEEPROM104に補正時間DELAYa
=T0を格納する。|T1|≧T0の場合、EEPRO
M104に補正時間DELAYa=T1を格納する。
【0045】また、LEDヘッド点灯信号発生回路11
3のSTBの点灯タイミングは、まず66a=STB
1、次に66b=STB2、次に66c=STB3、次
に66d=STB4の順で発生させれば良い。よって、
傾きずれはT1の極性に現れるので、T1≧0の場合、
EEPROM104にDIR=Hiレベルを格納する。
【0046】図14は、STB1を基準にWCLK、W
DATA、STB2、STB3、STB4を遅らせたタ
イムチャートである。まず、EEPROM104からD
IRを読み出す。図13の傾きずれdが発生している場
合、DIRはHiレベルなので、LED発光順序は、S
TB1、STB2、STB3、STB4となる。続い
て、EEPROM104から補正時間T1を読み出す。
点灯制御部109はLEDヘッド点灯信号発生回路11
3に初期値としてDIR信号=Hiレベル、STB点灯
間隔STBT=T0、DELAYa=T1を送信する。
点灯制御部109が、LEDヘッド点灯信号発生回路1
13にSTBONパルス信号を送信すると、LEDヘッ
ド点灯信号発生回路113は、補正前のSTB1の発光
タイミングに対して、補正後のSTB1の発光タイミン
グは同時で発生させ、補正後のSTB1発光タイミング
に対して補正後のSTB2発光タイミングはT1だけ遅
く発生し、補正後のSTB2発光タイミングに対して補
正後のSTB3発光タイミングは2×T1だけ遅く発生
し、補正後のSTB3発光タイミングに対して補正後の
STB4発光タイミングは3×T1だけ遅く発生する。
【0047】図15は、図14のタイムチャートでST
B1〜4を駆動した場合の印刷図である。STB1に対
してSTB2はT1だけ遅く駆動されるため、補正前に
記録像66bの位置は、記録像67bの位置に記録され
る。STB1に対してSTB3は2×T1だけ遅く駆動
されるため、補正前の、記録像66cは、記録像67c
の位置に記録される。STB1に対してSTB4は3×
T1だけ遅く駆動されるため、補正前の、記録像66d
は、記録像67dの位置に記録される。これにより、媒
体走行方向の位置ずれが補正される。
【0048】以上の説明は、印刷機構部が1台の単色の
画像形成装置について説明したが、複数の印刷機構部が
配置され各印刷機構部の画像を順次印刷する多色画像形
成装置において、各々の印刷機構部について各々傾きず
れが存在する場合、傾きずれによって画像位置ずれが発
生し、各印刷機構部の画像の重なりや未着色部分への着
色ずれが起こる。そこで各々の印刷機構部について各々
第1の実施の形態の傾きずれ補正を行い、各印刷機構部
の画像位置ずれを補正することで、各印刷機構部の画像
の重なりや未着色部分への着色ずれが補正できる。
【0049】(第1の実施の形態の効果の説明)以上説
明したように第1の実施の形態によれば、主走査方向に
複数の記録素子をライン状に配列し複数の記録素子を同
時に駆動されるk個の記録ブロックで分割した記録ヘッ
ドを具備し、画像データを記録ヘッドに出力して各ブロ
ック毎に異なる駆動信号により画像を記録する画像形成
装置において、上位装置が送信した画像データを受信す
る受信部と、受信部で受信した画像データを記憶する画
像データ記憶部と、画像データ記憶部から画像データを
読み出して記録ヘッドに転送するデータ転送部と、記録
媒体上に印刷された印刷位置測定パターンの画像位置を
入力する画像位置入力部と、画像位置入力部で入力した
画像位置と基準となる画像の位置との差を求めて各記録
ブロック毎のブロック間補正値を算出する補正値算出部
と、補正値算出部で算出したブロック間補正値を格納す
る補正値記憶部と、補正値記憶部からブロック間補正値
を読み出し、ブロック間補正値に基づいて各記録ブロッ
ク毎の駆動信号送信タイミングを算出し、各記録ブロッ
ク毎の駆動信号送信タイミングを各記録ブロック内の記
録素子毎に駆動信号送信タイミングを分配する記録タイ
ミング信号発生部とを備えたことを特徴とする画像形成
装置により傾きずれの補正が簡単にでき、従来媒体走行
方向に最大Lc有った傾きずれは、最大Lc/kまで少
なくすることができる。また、各記録ブロック毎の駆動
信号送信タイミングは、k分割した記録ブロックの各々
が重なって駆動しない様に駆動送信タイミングをずらし
て発生するので最大電流をLED全点灯時の1/kに抑
える効果がある。
【0050】また、複数の印刷機構部が配置され各印刷
機構部の印刷画像を順次印刷する多色画像形成装置にお
いて、各々の印刷機構部について各々第1の実施の形態
の傾きずれ補正を行い、各印刷機構部の画像位置ずれを
補正することで、各印刷機構部の画像の重なりずれや未
着色領域部分への着色ずれが補正できる効果がある。
【0051】(第2の実施の形態)次に本発明の第2の
実施の形態を説明する。第2の実施の形態は、LEDヘ
ッドのLEDの点灯時間を1ドット毎に補正するもので
ある。図16に第2の実施の形態のLEDヘッド点灯信
号発生回路113の詳細ブロック図を示す。次にLED
ヘッド点灯信号発生回路113の詳細ブロック図の構成
を説明する。150は基本クロック発生回路であり、1
51はSTBカウンタであり、152A〜152Cは遅
延回路である。153はゲート信号DIR信号がHiレ
ベルで接続し、Loレベルで切断するゲートであり、1
54はゲート信号DIR信号がLoレベルで接続し、H
iレベルで切断するゲートであり、155はゲート信号
DIR信号の反転器であり、157はSTBa〜STB
d信号のOR回路である。
【0052】次に第2の実施の形態におけるLEDヘッ
ド点灯信号発生回路113の動作について説明する。ま
ず、第1の実施の形態の補正がなされる。同時にLED
ヘッド点灯信号発生回路113は、基本クロック発生回
路150の出力クロック信号をCLK信号としてLED
ヘッド4に出力する。また、LEDヘッド点灯信号発生
回路113は、点灯制御部109の出力DIR信号及び
DELAYB信号を、LEDヘッド4に送信する。
【0053】図17は第2の実施形態のLEDヘッド4
を示す詳細ブロック図である。51はnビットのシフト
レジスタ、52はnビットのラッチ回路、53はn個の
LEDドライブ回路、71はnビットのストローブ移相
回路、54はn個のLEDで構成する。nビットのシフ
トレジスタ51は、データ転送部108のクロックWC
LKを基準にシリアルデータWDATAを順次データシ
フトする。シフトレジスタ51のパラレル出力P(0)
〜P(n−1)は、ラッチ回路52のD(0)〜D(n
−1)に入力し、データ転送部108からシフトレジス
タ51に1ライン分のデータを転送後にデータ転送部1
08が出力するLDパルス信号でラッチし、ラッチ回路
52のQ(0)〜Q(n−1)信号から1ライン分のデ
ータを出力する。ラッチ回路52の出力Q(0)〜Q
(n−1)信号はLEDドライブ回路53のE端子入力
に接続する。LEDヘッド4のLEDは理論的に同時点
灯可能であるが、最大消費電流を下げるため4分割点灯
しており、LEDヘッド点灯制御回路113の出力ST
B1〜4は、ストローブ移相回路71を介してn/4ビ
ットごとに分けてLEDドライブ回路53へ接続する。
ストローブ移相回路71は、制御部31の出力信号のL
EDヘッド点灯信号発生回路の出力STB1〜4、遅れ
量設定値DELAYb、傾きずれ方向DIR、クロック
信号CLKを入力してLEDストローブ信号G(0)〜
G(n−1)を出力する。LEDドライブ回路53は、
G(0)〜G(n−1)とQ(0)〜Q(n−1)の組
合せで、LED54のDi(0)〜Di(n−1)を点
灯する。
【0054】図18は図17におけるストローブ移相回
路71a〜71dの詳細ブロック図である。ストローブ
移相回路は1箇所でn/4個のLED54の点灯を制御
する。81は分周器、82はJKフリップフロップ、8
3はSTB信号の逆相を出力する反転器、84はDIR
信号の逆相を出力する反転器、85はDIR信号がLo
レベルの時開くANDゲート、86はDIR信号がHi
レベルで開くANDゲート、87はORゲートで構成さ
れている。また、入力信号STB1〜4は、STBHと
し、Hの変数で表している。分周器81は、STBH信
号立ち上がりからdt経過後リセットし、CLK信号入
力をDELAYb信号の値で分周し、てCLKB信号を
出力し、STBH信号レベル立ち下がりからCLKB信
号レベル立ち上がりをカウントし、n/4回発生すると
分周器81をリセットしてCLKB信号にLoレベルを
出力する。JKフリップフロップ82は、n/4個が直
列に接続され、反転器83と共にn/4ビットのシフト
レジスタを形成していて、分周器81のCLKB出力ク
ロック信号立ち上がりでSTBH信号を順次シフトす
る。JKフリップフロップ82のパラレル出力Qは、L
EDヘッド点灯信号発生回路113の出力DIR信号に
より、出力G((H−1)n/4)〜G(Hn/4−
1)の右シフト又は左シフトを切替える。よって、DI
R信号がHiレベルの時、STB入力はG((H−1)
n/4)からG(Hn/4−1)へ右シフトし、DIR
信号がLoレベルの時、STB入力はG(Hn/4−
1)からG((H−1)n/4)へ左シフトする。
【0055】次に第2の実施形態の動作を説明する。L
EDヘッド4は、媒体走行方向に向かって左肩下がりの
傾きずれが有り、先ず第1の実施の形態で図11の印刷
図となりLEDヘッドの傾きずれが補正される。図19
は、図11の記録像64dに注目した詳細拡大図で、記
録像64dを構成する各ドットの位置を示している。す
なわち、LEDヘッド4のLED Di(3n/4)〜
Di(n−1)が形成する1ラインの静電潜像は、記録
像64d(3n/4)〜64d(n−1)のn/4個の
ドットで構成されていて、直線64dとなる。
【0056】制御部31の補正値算出回路121は、E
EPROM104の第1の実施の形態において記憶し
た、傾きずれの大きさの補正値T1及び傾きずれ方向D
IRを読み出す。記録像64dは、n/4個のドットで
構成されているので、制御部31の補正値算出回路12
1はドット間の傾きずれの大きさの補正値T2を、記録
像64dがn/4個のLEDが形成する関係から、T2
=T1/(n/4−1)の式で算出し、EEPROM1
04に補正値T2を記憶する。
【0057】図19の記録像64d(3n/4)は、本
来あるべき直線61上に記録されており、64d(n−
1)は本来あるべき直線61上に対してT1−T2遅れ
て記録されている。また、遅延機81の出力信号発生タ
イミングはSTB入力信号立ち上がりタイミングに対し
てdt時間遅れる。よって、制御部31は、LEDヘッ
ド点灯信号発生回路に送信する信号を、第1の実施の形
態に対して、dt+T1−T2早める。
【0058】図20はLEDヘッド4に媒体走行方向に
向かって左肩下がりの傾きずれが有る場合、第1の実施
の形態で補正が行われた図19の出力に対し、さらに第
2の実施形態の補正を行う場合のタイムチャートであ
る。LED点灯信号発生回路113は、t301時にD
ELAYB信号にT2値を出力する。分周期81は、D
ELAYB信号を受信し、クロック出力信号の周期をT
2時間に設定する。制御部31は第1の実施の形態でt
1時点で発生していたSTBON信号を、dt+T1−
T2早め、t302時点で発生する。LEDヘッド点灯
信号発生回路113は、STBONパルス信号を受信す
ると、第1の実施の形態と同様に、図10のタイムチャ
ートに沿ってSTB4、STB3、STB2、STB1
の順でLED点灯信号を出力する。
【0059】分周期81はt302のSTB4であるS
TBH信号立ち上がりからdt遅れたt303からCL
K信号入力を分周してT2周期のCLKB信号を発生す
る。また、分周期81はSTBH信号立ち下がりから出
力立ち上がりがりをカウントしn/4回発生するとリセ
ットしてLoレベルを出力する。STB信号は、分周期
81のCLK出力信号の立ち下がりでJKフリップフロ
ップをFF(0)側からFF(n/4−1)に順次シフ
トしていく。JKフリップフロップの出力信号QはDI
R信号がLoレベルなので、G((H−1)n/4)〜
G(Hn/4−1)であるG(3n/4)〜G(n−
1)出力信号は、t302時点のSTBH信号Hiレベ
ルからdt遅れたt303でG(Hn/4−1)はHi
レベルとなり、t303からT2遅れたt304でG
(Hn/4−2)はHiレベルとなり、t303から
(n/4−1)T2遅れたt308でG((H−1)n
/4)はHiレベルとなる。t305時点のSTBH信
号Loレベルからdt遅れたt306でG(Hn/4−
1)はLoレベルとなり、t306からT2遅れたt3
07でG(Hn/4−2)はLoレベルとなり、t30
6から(n/4−1)T2遅れたt309でG((H−
1)n/4)はLoレベルとなる。
【0060】図21は、図20のタイムチャートでLE
Dヘッド4のLED Di(0)〜Di(n/4−1)
が動作した場合の図19の傾きずれを補正した記録結果
である。第1の実施の形態の記録像64d(n−1)は
第2の実施の形態でT1−T2早めて66d(n−1)
に記録され、第1の実施の形態の記録像64d(n−
2)は第2の実施の形態でT1−2T2早めて66d
(n−2)記録され、第1の実施の形態の記録像64d
(3n/4)は第2の実施の形態でT1−T2(n/4
−1)=0早めるため、第1の実施の形態と同じ位置6
6d(3n/4)に記録される。よって、第1の実施の
形態で図19のごとき傾きずれ位置ずれが発生していた
記録結果は、第2の実施の形態によって図21のごとく
傾きずれが補正された記録結果になる。
【0061】図22はLEDヘッド4に媒体走行方向に
向かって左肩上がりの傾きずれが有る場合、第1の実施
の形態で補正が行われた出力に対し、さらに第2の実施
の形態の補正を行う場合のタイムチャートである。LE
D点灯信号発生回路113は、t401時にDELAY
B信号にT2値を出力する。分周期81は、DELAY
B信号を受信し、クロック出力信号の周期をT2時間に
設定する。制御部31は第1の実施の形態でt1時点で
発生していたSTBON信号をdt早めt402時点で
発生する。LEDヘッド点灯信号発生回路113は、S
TBON信号を受信すると、第1の実施の形態と同様
に、図14のタイムチャートに沿ってSTB1、STB
2、STB3、STB4の順でLED点灯信号を出力す
る。
【0062】分周器81はt302のSTB1信号立ち
上がりからdt遅れたt303からCLK信号入力を分
周してT2周期のクロック信号を発生する。また、分周
期81はSTB信号立ち下がりから出力クロック立ち上
がりがりをカウントしn/4回発生するとリセットして
Loレベルを出力する。STB信号は、分周期81のC
LK出力信号の立ち下がりでJKフリップフロップをF
F(0)側からFF(n/4−1)に順次シフトしてい
く。JKフリップフロップの出力信号QはDIR信号が
Hiレベルなので、G((H−1)n/4)〜G(Hn
/4−1)であるG(3n/4)〜G(n−1)出力信
号は、t402時点のSTBH信号Hiレベルからdt
遅れてG((H−1)n/4)はHiレベルとなり、t
403からT2遅れてG((H−1)n/4+1)はH
iレベルとなり、T403から(n/4−1)T2遅れ
てG((H−1)/4)はHiレベルとなる。t405
時点のSTBH信号Loレベルからdt遅れたt406
でG((H―1)n/4)はLoレベルとなり、t40
6からT2遅れたt407でG((H−1)n/4+
1)はLoレベルとなり、t406から(n/4−1)
T2遅れたt409でG(Hn/4−1)はLoレベル
となる。
【0063】図23は、図22のタイムチャートでLE
Dヘッド4のLED Di(0)〜Di(n/4−1)
が動作した場合の記録結果である。第1の実施の形態の
記録像65d(n−1)は第2の実施の形態でT1−T
2遅れて67d(n−1)に記録され、第1の実施の形
態の記録像65d(n−2)は第2の実施の形態でT1
−2T2遅れて67d(n−2)に記録され、第1の実
施の形態の記録像65d(3n/4)は第2の実施の形
態でT1−T2(n/4−1)=0遅れるため、第1の
実施の形態と同じ位置67d(3n/4)に記録され
る。よって、第1の実施の形態で直線65のごとき傾き
ずれが発生していた記録結果は、第2の実施の形態によ
って直線67のごとく傾きずれが補正された記録結果に
なる。
【0064】以上の説明は、印刷機構部が1台の単色の
画像形成装置について説明したが、複数の印刷機構部が
配置され各印刷機構部の画像を順次印刷する多色画像形
成装置において、各々の印刷機構部について各々傾きず
れが存在する場合、傾きずれによって画像位置ずれが発
生し、各印刷機構部の画像の重なりずれや未着色部分へ
の着色ずれが起こる。そこで各々の印刷機構部について
各々第2の実施の形態の傾きずれ補正を行い、各印刷機
構部の画像位置ずれを補正することで、各印刷機構部の
画像の重なりずれや未着色部分への着色ずれが補正され
る。
【0065】(第2の実施の形態の効果)以上説明した
ように第2の実施の形態によれば、主走査方向に複数の
記録素子をライン状に配列し複数の記録素子を同時に駆
動されるk個の記録ブロックで分割した記録ヘッドを具
備し、画像データを記録ヘッドに出力して各ブロック毎
に異なる駆動信号により画像を記録する画像形成装置に
おいて、上位装置が送信した画像データを受信する受信
部と、受信部で受信した画像データを記憶する画像デー
タ記憶部と、画像データ記憶部から画像データを読み出
して記録ヘッドに転送するデータ転送部と、記録媒体上
に印刷された印刷位置測定パターンの画像位置を入力す
る画像位置入力部と、画像位置入力部で入力した画像位
置と基準となる画像の位置との差を求めて各記録ブロッ
ク毎のブロック間補正値を算出すると共に、ブロック間
補正値を各記録ブロック内の記録素子で分配した素子間
補正値を算出する補正値算出部と、補正値算出部で算出
したブロック間補正値と素子間補正値を格納する補正値
記憶部と、補正値記憶部からブロック間補正値と素子間
補正値を読み出し、ブロック間補正値に基づいて各記録
ブロック毎の駆動信号送信タイミングを変更し、各記録
ブロック毎の駆動信号送信タイミングを素子間補正値に
基づいて各記録ブロックにおける記録素子毎の駆動信号
送信タイミングに変更して記録素子へ送信する記録タイ
ミング信号発生部とを備えたことを特徴とする画像形成
装置で、第1の実施の形態で最大Lc/k有った傾きず
れを無くすことができる。また、各記録ブロック毎の駆
動信号送信タイミングは、k分割した記録ブロックの各
々が重なって駆動しない様に駆動送信タイミングをずら
して発生するので最大電流をLED全点灯時の1/kに
抑える効果がある。
【0066】また、複数の印刷機構部が配置され各印刷
機構部の印刷画像を順次印刷する多色画像形成装置にお
いて、各々の印刷機構部について各々第2の実施の形態
の傾きずれ補正を行い、各印刷機構部の画像位置ずれを
補正することで、各印刷機構部の画像の重なりずれや未
着色部分への着色ずれが補正される効果がある。
【0067】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば予め
測定した記録媒体15上の画像位置から補正値を算出
し、補正値に基いてLED分割点灯タイミングをずらし
て感光体ドラム7に静電潜像を形成することにより傾き
ずれの補正が簡単にできる。更に、補正値に基いてLE
D個々に点灯周期を補正する手段を設けることにより、
記憶した補正値に基いてLED分割点灯タイミングをず
らし、さらにLED個々に点灯周期を補正することによ
り傾きずれの補正が簡単にできる。また、複数の印刷機
構部が配置され各印刷機構部の印刷画像を順次印刷する
多色画像形成装置において、各々の印刷機構部について
各々傾きずれ補正を行い、各印刷機構部の画像位置ずれ
を補正することで、各印刷機構部の画像の重なりずれや
未着色部分への着色ずれの補正が簡単にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像形成装置を示す構造図である。
【図2】画像形成ユニットを示す一部切欠斜視図であ
る。
【図3】制御部を示すブロック図である。
【図4】第1の実施の形態のLED点灯信号発生回路を
示すブロック図である。
【図5】傾きずれ補正無しの記録ヘッドの動作を示すタ
イミングチャートである。
【図6】第1の実施の形態の記録ヘッドを示すブロック
図である。
【図7】記録ヘッドの中のLED素子の駆動部分を示す
ブロック図である。
【図8】記録ヘッドに傾きずれが無い場合の印刷結果を
示す説明図である。
【図9】記録ヘッドの主走査方向が媒体走行方向に向か
って左肩下がりである場合の印刷結果を示す説明図であ
る。
【図10】記録ヘッドの主走査方向が媒体走行方向に向
かって左肩下がりである場合、第1の実施の形態の補正
を行ったタイミングチャートである。
【図11】記録ヘッドの主走査方向が媒体走行方向に向
かって左肩下がりである場合、第1の実施の形態の補正
を行った印刷結果の説明図である。
【図12】図11の拡大図である。
【図13】記録ヘッドの主走査方向が媒体走行方向に向
かって左肩上がりである場合の印刷結果を示す説明図で
ある。
【図14】記録ヘッドの主走査方向が媒体走行方向に向
かって左肩上がりである場合、第1の実施の形態の補正
を行ったタイミングチャートである。
【図15】記録ヘッドの主走査方向が媒体走行方向に向
かって左肩上がりである場合、第1の実施の形態の補正
を行った印刷結果の説明図である。
【図16】第2の実施の形態のLED点灯信号発生回路
を示すブロック図である。
【図17】第2の実施の形態の記録ヘッドを示すブロッ
ク図である。
【図18】ストローブ移相回路を示すブロック図であ
る。
【図19】記録ヘッドの主走査方向が用紙の走行方向に
向かって左肩下がりである場合の印刷位置を示す拡大説
明図である。
【図20】記録ヘッドの主走査方向が媒体走行方向に向
かって左肩下がりである場合、第2の実施の形態の補正
を行ったタイミングチャートである。
【図21】記録ヘッドの主走査方向が媒体走行方向に向
かって左肩下がりである場合、第2の実施の形態の補正
を行った印刷結果の説明図である。
【図22】記録ヘッドの主走査方向が媒体走行方向に向
かって左肩上がりである場合、第2の実施の形態の補正
を行ったタイミングチャートである。
【図23】記録ヘッドの主走査方向が媒体走行方向に向
かって左肩上がりである場合、第2の実施の形態の補正
を行った印刷結果の説明図である。
【符号の説明】
1 画像形成装置 2 印刷機構部 4 LEDヘッド 5 転写ローラ 7 感光体ドラム 8 帯電ローラ 9 現像部 9a 現像ローラ 10 給紙機構部 16、17 レジストローラ 18 定着器 31 制御部 39 ホッピングモータ 40 レジストモータ 41 メインモータ 53 LEDドライブ回路 71 ストローブ移相回路 81 分周器 101 CPU 102 タイマ 104 EEPROM 105 ROM 106 RAM 107 LEDヘッドI/F 108 データ転送部 109 点灯制御部 113 LEDヘッド点灯信号発生回路 115 モータドライバ回路 120 操作パネル 121 補正値算出回路 151 STBカウンタ 152a〜152c 遅延回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C162 AE04 AE21 AE28 AE47 AF13 AF19 AF60 AF73 AF82 FA04 FA17 5C051 AA02 CA08 DA03 DB02 DB08 DB09 DB29 DC02 DC03 DC07 DE02 DE12 5C074 AA10 BB04 BB26 CC26 DD15 DD16 EE04 GG09

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主走査方向にライン状に配列した記録素
    子を有する記録ヘッドを具備し、画像データと記録素子
    を駆動する駆動信号とを記録ヘッドに出力して画像を記
    録する画像形成装置において、 上位装置が送信した画像データを受信する受信部と、 前記受信部で受信した画像データを格納する画像データ
    記憶部と、 前記画像データ記憶部から画像データを読み出して記録
    ヘッドに転送するデータ転送部と、 前記駆動信号を記録ヘッドへ送信するための駆動信号送
    信タイミングを生成する記録タイミング信号発生部と、 記録媒体上に記録された画像の位置を入力し、基準とな
    る画像の位置との差を求めて補正値を算出する補正値算
    出部と、 前記補正値算出部で算出した補正値を格納する補正値記
    憶部とを備え、 前記記録タイミング信号発生部は前記補正値記憶部から
    補正値を読み出し、該補正値に基づいて駆動信号送信タ
    イミングを変更し、変更された駆動信号送信タイミング
    により駆動信号を記録ヘッドへ送信することを特徴とす
    る画像形成装置。
  2. 【請求項2】 主走査方向に複数の記録素子をライン状
    に配列し複数の記録素子を同時に駆動されるk個の記録
    ブロックで分割した記録ヘッドを具備し、画像データを
    記録ヘッドに出力して各記録ブロック毎に異なる駆動信
    号により画像を記録する画像形成装置において、 上位装置が送信した画像データを受信する受信部と、 前記受信部で受信した画像データを記憶する画像データ
    記憶部と、 前記画像データ記憶部から画像データを読み出して記録
    ヘッドに転送するデータ転送部と、 前記駆動信号を記録ヘッドへ送信するための駆動信号送
    信タイミングを生成する記録タイミング信号発生部と、 記録媒体上に印刷された印刷位置測定パターンの画像位
    置を入力する画像位置入力部と、 前記画像位置入力部で入力した画像位置と基準となる画
    像の位置との差を求めて各記録ブロック毎のブロック間
    補正値を算出する補正値算出部と、 前記補正値算出部で算出したブロック間補正値を格納す
    る補正値記憶部と、 前記記録タイミング信号発生部は、前記補正値記憶部か
    らブロック間補正値を読み出し、該ブロック間補正値に
    基づいて駆動信号送信タイミングを変更し、変更された
    駆動信号送信タイミングにより駆動信号を記録ヘッドへ
    送信し、各記録ブロック毎の駆動信号を各記録ブロック
    の記録素子毎に分配して送信することを特徴とする画像
    形成装置。
  3. 【請求項3】 主走査方向に複数の記録素子をライン状
    に配列し該複数の記録素子をk個の記録ブロックで分割
    した記録ヘッドを具備し、画像データを記録ヘッドに出
    力して各記録ブロック毎に異なる駆動信号により画像を
    記録する画像形成装置において、 上位装置が送信した画像データを受信する受信部と、 前記受信部で受信した画像データを記憶する画像データ
    記憶部と、 前記画像データ記憶部から画像データを読み出して記録
    ヘッドに転送するデータ転送部と、 前記駆動信号を記録ヘッドへ送信するための駆動信号送
    信タイミングを生成する記録タイミング信号発生部と、 記録媒体上に印刷された印刷位置測定パターンの画像位
    置を入力する画像位置入力部と、 前記画像位置入力部で入力した画像位置と基準となる画
    像の位置との差を求めて各記録ブロック毎のブロック間
    補正値を算出すると共に、該ブロック間補正値を各記録
    ブロック内の記録素子で分配した素子間補正値を算出す
    る補正値算出部と、 前記補正値算出部で算出したブロック間補正値と素子間
    補正値を格納する補正値記憶部と、 前記記録タイミング信号発生部は、前記補正値記憶部か
    らブロック間補正値と前記素子間補正値を読み出し、該
    ブロック間補正値に基づいて各記録ブロック毎の駆動信
    号送信タイミングを変更し、該各記録ブロック毎の駆動
    信号送信タイミングを該素子間補正値に基づいて各記録
    ブロックにおける記録素子毎の駆動信号送信タイミング
    に変更し、変更された素子毎の駆動信号送信タイミング
    により素子毎の駆動信号を記録素子へ送信することを特
    徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記各記録ブロック毎の駆動信号送信タ
    イミングは、前記k分割した記録ブロックの各々が重な
    って駆動しない様に駆動信号送信タイミングをずらして
    発生する請求項2及び請求項3記載の画像形成装置。
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