JP3298497B2 - 像形成装置 - Google Patents
像形成装置Info
- Publication number
- JP3298497B2 JP3298497B2 JP8448998A JP8448998A JP3298497B2 JP 3298497 B2 JP3298497 B2 JP 3298497B2 JP 8448998 A JP8448998 A JP 8448998A JP 8448998 A JP8448998 A JP 8448998A JP 3298497 B2 JP3298497 B2 JP 3298497B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image
- image data
- data
- image forming
- blank
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Ceased
Links
Landscapes
- Printers Or Recording Devices Using Electromagnetic And Radiation Means (AREA)
- Color, Gradation (AREA)
- Color Electrophotography (AREA)
- Fax Reproducing Arrangements (AREA)
Description
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、複数の像を重ね合
わせて、所定の画像を形成する像形成装置に関する。電
子写真方式による像形成装置は高速、高解像度及び高画
質な記録が可能であり、レーザプリンタ、LEDプリン
タ、液晶プリンタ等各種のプリンタが開発されている。
特にLEDプリンタや液晶プリンタ等は、機械走査方式
のレーザプリンタと比較して、機械的な駆動部分が少な
く、且つ光路長を短くすることができるので、装置の小
型化が可能である。今後、半導体の進歩により、固体走
査方式のプリンタはさらに小型化及び低価格化が可能で
ある。
わせて、所定の画像を形成する像形成装置に関する。電
子写真方式による像形成装置は高速、高解像度及び高画
質な記録が可能であり、レーザプリンタ、LEDプリン
タ、液晶プリンタ等各種のプリンタが開発されている。
特にLEDプリンタや液晶プリンタ等は、機械走査方式
のレーザプリンタと比較して、機械的な駆動部分が少な
く、且つ光路長を短くすることができるので、装置の小
型化が可能である。今後、半導体の進歩により、固体走
査方式のプリンタはさらに小型化及び低価格化が可能で
ある。
【0002】また、プリンタの高機能化が進むと共にカ
ラープリンタの必要性も高まっており、高速な記録が可
能な電子写真方式を用いることにより、高速なカラープ
リンタを実現することが可能である。
ラープリンタの必要性も高まっており、高速な記録が可
能な電子写真方式を用いることにより、高速なカラープ
リンタを実現することが可能である。
【0003】
【従来の技術】図8にLEDアレイを用いた高速カラー
プリンタの構成図を示す。このプリンタ装置は3原色の
イエロー、マゼンタ、シアンとこれにブラックを加えた
4色の画像記録ユニットU1〜U4を持つ。各画像記録
ユニットUは、感光ドラム71、帯電器72、LED光
学系73、現像器74、クリーナ75から構成される。
プリンタの構成図を示す。このプリンタ装置は3原色の
イエロー、マゼンタ、シアンとこれにブラックを加えた
4色の画像記録ユニットU1〜U4を持つ。各画像記録
ユニットUは、感光ドラム71、帯電器72、LED光
学系73、現像器74、クリーナ75から構成される。
【0004】各画像記録ユニットUは既知の電子写真方
式の記録を行い、各感光ドラム71に各カラートナーに
よるカラー画像を形成する。用紙カセット81の記録紙
はピックアップローラ82により記録紙搬送系83に送
り出され、各画像記録ユニットUの下を搬送される。記
録紙が各感光ドラム71を通過する時、記録紙には各感
光ドラム71のカラートナー像が転写器76により転写
される。定着器84は転写された4色のカラートナー像
を記録紙に定着させ、スタッカ86に出力する。本カラ
ープリンタは各画像記録ユニットUがパイプライン式に
画像記録を行うため、高速な記録が可能である。
式の記録を行い、各感光ドラム71に各カラートナーに
よるカラー画像を形成する。用紙カセット81の記録紙
はピックアップローラ82により記録紙搬送系83に送
り出され、各画像記録ユニットUの下を搬送される。記
録紙が各感光ドラム71を通過する時、記録紙には各感
光ドラム71のカラートナー像が転写器76により転写
される。定着器84は転写された4色のカラートナー像
を記録紙に定着させ、スタッカ86に出力する。本カラ
ープリンタは各画像記録ユニットUがパイプライン式に
画像記録を行うため、高速な記録が可能である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、各画像記録ユ
ニットが独立しているので、各画像記録ユニットで形成
される画像の位置合わせが困難である。各画像記録ユニ
ットを他の露光ユニットに対して正確に並列な位置に設
置されてないと、記録紙に転写される各色トナー像が正
確に重なり合わず、画像品質を低下させてしまう。各画
像記録ユニットの位置ずれを防ぐには、プリンタ全体の
機械加工精度を高くしなければならず、価格が高くなる
問題があった。また、プリンタ組立て終了後の調整時、
テスト記録を行なって各露光ユニットの位置合わせを行
う必要があり、調整に時間と人手がかかる問題があっ
た。
ニットが独立しているので、各画像記録ユニットで形成
される画像の位置合わせが困難である。各画像記録ユニ
ットを他の露光ユニットに対して正確に並列な位置に設
置されてないと、記録紙に転写される各色トナー像が正
確に重なり合わず、画像品質を低下させてしまう。各画
像記録ユニットの位置ずれを防ぐには、プリンタ全体の
機械加工精度を高くしなければならず、価格が高くなる
問題があった。また、プリンタ組立て終了後の調整時、
テスト記録を行なって各露光ユニットの位置合わせを行
う必要があり、調整に時間と人手がかかる問題があっ
た。
【0006】本発明は簡単に且つ、安価に画像記録ユニ
ットが形成する各色毎の画像の位置合わせを行うことが
可能な像形成装置を提供することを目的とする。
ットが形成する各色毎の画像の位置合わせを行うことが
可能な像形成装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1の発明による像形成
装置は、各色の画像を形成するための画像データを各画
像データ毎に取り扱い可能に記憶する記憶部と、記憶部
へ記憶された各画像データに応じて、各画像データ毎に
各個別に像を所定の領域へ形成する各色に対応する像形
成部とを有し、各像形成部は、感光体を露光するための
LEDアレイと、LEDに対応して設けられ、画像デー
タが記憶されるシフトレジストと、シフトレジスタの画
像データを各LEDに供給するためにラッチするラッチ
回路とを備え、各画像データ毎に像形成部により形成さ
れた各色の像を重ね合わせることによって、所定のカラ
ー画像を形成する像形成装置であって、入力された各画
像データ毎に形成される重ね合わされる各像間の位置ず
れ情報に基づいて、記憶部に記憶される各画像データに
画像の位置が一致する方向にずれるように空白の像を形
成するように、空白データを挿入し、シフトレジスタへ
の書き込み位置を制御することにより、各像が上記所定
の領域へ形成される位置を調整する像形成位置制御手段
を有する。
装置は、各色の画像を形成するための画像データを各画
像データ毎に取り扱い可能に記憶する記憶部と、記憶部
へ記憶された各画像データに応じて、各画像データ毎に
各個別に像を所定の領域へ形成する各色に対応する像形
成部とを有し、各像形成部は、感光体を露光するための
LEDアレイと、LEDに対応して設けられ、画像デー
タが記憶されるシフトレジストと、シフトレジスタの画
像データを各LEDに供給するためにラッチするラッチ
回路とを備え、各画像データ毎に像形成部により形成さ
れた各色の像を重ね合わせることによって、所定のカラ
ー画像を形成する像形成装置であって、入力された各画
像データ毎に形成される重ね合わされる各像間の位置ず
れ情報に基づいて、記憶部に記憶される各画像データに
画像の位置が一致する方向にずれるように空白の像を形
成するように、空白データを挿入し、シフトレジスタへ
の書き込み位置を制御することにより、各像が上記所定
の領域へ形成される位置を調整する像形成位置制御手段
を有する。
【0008】そのため、像形成部相互の位置ずれを機械
的に調整するまでもなく、各像形成部で形成する像の位
置ずれを、記憶部へ各画像データを記憶させる際にその
書き込み位置を制御することで補正するため、機械的な
調整をするまでもなくなり、簡単に各像間のずれ補正が
でき、且つ安価な装置とすることができる。また、第2
の発明による像形成装置は、第1の発明の像形成装置を
さらに、前記複数の像形成部の各々は、前記所定の領域
へドット像を形成するための像形成素子が複数配列され
てなる像形成素子列を有し、当該像形成素子列毎に前記
所定の領域へ像を形成するよう構成され、前記記憶部
は、前記像形成素子列の各像形成素子に対応して、ドッ
ト像を形成するか否かを示す情報が格納されるラインバ
ッファを有し、前記像形成位置制御手段の制御に応じ
て、前記ラインバッファへ書き込まれる前記ドット像を
形成するか否かを示す情報を格納する位置が制御される
ように構成する。
的に調整するまでもなく、各像形成部で形成する像の位
置ずれを、記憶部へ各画像データを記憶させる際にその
書き込み位置を制御することで補正するため、機械的な
調整をするまでもなくなり、簡単に各像間のずれ補正が
でき、且つ安価な装置とすることができる。また、第2
の発明による像形成装置は、第1の発明の像形成装置を
さらに、前記複数の像形成部の各々は、前記所定の領域
へドット像を形成するための像形成素子が複数配列され
てなる像形成素子列を有し、当該像形成素子列毎に前記
所定の領域へ像を形成するよう構成され、前記記憶部
は、前記像形成素子列の各像形成素子に対応して、ドッ
ト像を形成するか否かを示す情報が格納されるラインバ
ッファを有し、前記像形成位置制御手段の制御に応じ
て、前記ラインバッファへ書き込まれる前記ドット像を
形成するか否かを示す情報を格納する位置が制御される
ように構成する。
【0009】このように構成することによって、像形成
部の像形成素子の配列の態様に応じて、像形成素子の配
列方向に関して、各像形成部で形成される像間の位置ず
れを補正することが可能となる。
部の像形成素子の配列の態様に応じて、像形成素子の配
列方向に関して、各像形成部で形成される像間の位置ず
れを補正することが可能となる。
【0010】
【実施の形態】図1は本発明の一実施例構成図である。
図中、31は画像メモリ、10は露光位置制御回路、2
0は制御タイミング発生回路、40はLEDアレイであ
り、露光位置制御回路10は記録位置制御手段に相当す
るものである。本構成図はカラープリンタの一個の画像
記録手段を示すものであり、4個の画像記録手段を有す
るカラープリンタは各画像形成手段いずれも同じ構成と
なる。
図中、31は画像メモリ、10は露光位置制御回路、2
0は制御タイミング発生回路、40はLEDアレイであ
り、露光位置制御回路10は記録位置制御手段に相当す
るものである。本構成図はカラープリンタの一個の画像
記録手段を示すものであり、4個の画像記録手段を有す
るカラープリンタは各画像形成手段いずれも同じ構成と
なる。
【0011】画像メモリ31は上位装置もしくはプリン
タ本体中に位置し、画像データを記憶する。画像データ
は各ドットを記録するか記録しないかの2レベルで記憶
するものであり、階調記録を行なうものでない。露光位
置制御回路10は、レジスタl1、露光位置設定スイッ
チ12、ダウンカウンタ13、レジスタ制御回路14か
ら構成される。露光位置設定スイッチ12は記録位置設
定手段に相当するものである。また、制御タイミング回
路20はドットクロック、ラインクロック等の制御信号
を発生する。
タ本体中に位置し、画像データを記憶する。画像データ
は各ドットを記録するか記録しないかの2レベルで記憶
するものであり、階調記録を行なうものでない。露光位
置制御回路10は、レジスタl1、露光位置設定スイッ
チ12、ダウンカウンタ13、レジスタ制御回路14か
ら構成される。露光位置設定スイッチ12は記録位置設
定手段に相当するものである。また、制御タイミング回
路20はドットクロック、ラインクロック等の制御信号
を発生する。
【0012】二つのラインバッファ33a及び33bは
1ライン分の画像データを記憶するものである。バッフ
ァ切替器32は画像データを書き込むラインバッファを
選択し、バッファ切替器34はLEDアレイ40に画像
パターンを送出するラインバッファを選択する。一方の
ラインバッファに画像データを書き込まれるとき、他方
のラインバッファではLEDアレイ40に画像データを
送出するようにバッファ切替器32及び34を制御す
る。
1ライン分の画像データを記憶するものである。バッフ
ァ切替器32は画像データを書き込むラインバッファを
選択し、バッファ切替器34はLEDアレイ40に画像
パターンを送出するラインバッファを選択する。一方の
ラインバッファに画像データを書き込まれるとき、他方
のラインバッファではLEDアレイ40に画像データを
送出するようにバッファ切替器32及び34を制御す
る。
【0013】LEDアレイ40は図2示す如くシフトレ
ジスタ回路41、ラッチ回路42、ドライバ回路43、
LED素子44から構成される。LEDアレイは、例え
ば1ラインが4480×1個のLED素子が配列されて
おり、ライン単位で記録を行なう。シフトレジスタ回路
41にはラインバッファ33aまたは33bから画像デ
ータがシリアルに転送され、1ライン分の画像データが
シフトレジスタ回路41に記憶されると、その画像パタ
ーンをラッチ回路42にラッチし、ドライバ回路43は
ラッチした画像データに応じたLED素子を発光させ
る。
ジスタ回路41、ラッチ回路42、ドライバ回路43、
LED素子44から構成される。LEDアレイは、例え
ば1ラインが4480×1個のLED素子が配列されて
おり、ライン単位で記録を行なう。シフトレジスタ回路
41にはラインバッファ33aまたは33bから画像デ
ータがシリアルに転送され、1ライン分の画像データが
シフトレジスタ回路41に記憶されると、その画像パタ
ーンをラッチ回路42にラッチし、ドライバ回路43は
ラッチした画像データに応じたLED素子を発光させ
る。
【0014】図3は本実施例の動作を説明するタイミン
グチャートである。レジスタクリア信号を除いて各タイ
ミング信号は正理論で記載している。以下、図1及び図
3を用いて本実施例の動作を説明する。制御タイミング
発生回路20からはラインクロックa及びドットクロッ
クbが出力されている。ラインクロックaがカウンタロ
ード信号cとしてダウンカウンタ13のLOAD端子に
入力されると、露光位置設定スイッチ12に設定されて
いるデータがダウンカウンタ13に読み込まれる。
グチャートである。レジスタクリア信号を除いて各タイ
ミング信号は正理論で記載している。以下、図1及び図
3を用いて本実施例の動作を説明する。制御タイミング
発生回路20からはラインクロックa及びドットクロッ
クbが出力されている。ラインクロックaがカウンタロ
ード信号cとしてダウンカウンタ13のLOAD端子に
入力されると、露光位置設定スイッチ12に設定されて
いるデータがダウンカウンタ13に読み込まれる。
【0015】本実施例では「5」がロードされる。ダウ
ンカウンタ13はドットクロックbに従ってダウンカウ
ントし、カウント値がゼロになるとCY出力dを送出す
る。レジスタ制御回路14はCY出力dが入力されるま
での間、レジスタ11にレジスタクリア信号eを送出す
る。レジスタ11にはクリア信号eがクリア状態の間ゼ
ロがセットされ、空白に相当する画像データをラインバ
ッファに出力する。ラインバッファは制御タイミング発
生回路20から送出されるドット位置アドレスに従って
空白データを記憶する。
ンカウンタ13はドットクロックbに従ってダウンカウ
ントし、カウント値がゼロになるとCY出力dを送出す
る。レジスタ制御回路14はCY出力dが入力されるま
での間、レジスタ11にレジスタクリア信号eを送出す
る。レジスタ11にはクリア信号eがクリア状態の間ゼ
ロがセットされ、空白に相当する画像データをラインバ
ッファに出力する。ラインバッファは制御タイミング発
生回路20から送出されるドット位置アドレスに従って
空白データを記憶する。
【0016】ダウンカウンタ13がゼロになりCY出力
dを送出すると、レジスタ制御回路14はレジスタクリ
ア信号eを非クリア状態にする。レジスタクリア信号e
は論理積回路21によりドットクロックと論理積が行な
われた後、データ要求信号gとして画像メモリ31に送
出される。画像メモリ31はラインスタート信号gの入
力によりラインの先頭つまり0番目のデータをレジスタ
11に送出し、以下データ要求信号gが入力される毎に
順次画像データを送出していく。レジスタ11の内容は
レジスタクリア信号eがクリア状態の間ゼロであり、以
下画像メモリ31から送出されたデータがセットされ、
セットされたデータはラインバッファ33aまたは33
bに送出される。
dを送出すると、レジスタ制御回路14はレジスタクリ
ア信号eを非クリア状態にする。レジスタクリア信号e
は論理積回路21によりドットクロックと論理積が行な
われた後、データ要求信号gとして画像メモリ31に送
出される。画像メモリ31はラインスタート信号gの入
力によりラインの先頭つまり0番目のデータをレジスタ
11に送出し、以下データ要求信号gが入力される毎に
順次画像データを送出していく。レジスタ11の内容は
レジスタクリア信号eがクリア状態の間ゼロであり、以
下画像メモリ31から送出されたデータがセットされ、
セットされたデータはラインバッファ33aまたは33
bに送出される。
【0017】以上の動作によりラインの先頭に設定され
た個数の空白データが挿入され、記録される画像が全体
に右方向に移動する。各画像形成手段間のLEDアレイ
のズレを補正するように個々の露光位置を設定すること
により、記録画像のライン方向のズレを補正する。図4
は他の実施例構成図である。前記実施例は1ドットを記
録するかしないかの2レベルで記録するプリンタについ
てであったが、本実施例はlドットを複数の階調(本実
施例では4レベル)で記録するプリンタについて説明す
る。
た個数の空白データが挿入され、記録される画像が全体
に右方向に移動する。各画像形成手段間のLEDアレイ
のズレを補正するように個々の露光位置を設定すること
により、記録画像のライン方向のズレを補正する。図4
は他の実施例構成図である。前記実施例は1ドットを記
録するかしないかの2レベルで記録するプリンタについ
てであったが、本実施例はlドットを複数の階調(本実
施例では4レベル)で記録するプリンタについて説明す
る。
【0018】図4及び図5は1ドットを4レベルで記録
するプリンタの例である。本実施例では1ドットの画像
データは2ビットで記憶し、画像メモリ31からのデー
タ読み出しを8ビット単位とする。また、本実施例では
露光位置制御の他にLEDアレイ40のばらつき補償も
行なっている。変換テーブル34は画像メモリ31から
読み出された階調データとばらつき補償ROM35の記
憶されている補正用データとから補正階調データを生成
する。生成された補正階調データはLED素子の発光回
数である。1ラインを複数のサブラインに分割し、制御
タイミング発生回路20から送出されるサブラインアド
レス94に同期して必要な階調が得られるまでLED素
子を発光させる。
するプリンタの例である。本実施例では1ドットの画像
データは2ビットで記憶し、画像メモリ31からのデー
タ読み出しを8ビット単位とする。また、本実施例では
露光位置制御の他にLEDアレイ40のばらつき補償も
行なっている。変換テーブル34は画像メモリ31から
読み出された階調データとばらつき補償ROM35の記
憶されている補正用データとから補正階調データを生成
する。生成された補正階調データはLED素子の発光回
数である。1ラインを複数のサブラインに分割し、制御
タイミング発生回路20から送出されるサブラインアド
レス94に同期して必要な階調が得られるまでLED素
子を発光させる。
【0019】図5は本実施例の位置制御回路の構成図
を、図6はその動作を説明するタイミングチャートであ
る。以下図5及び図6を用いて説明する。レジスタ11
は画像メモリ31から読み出された8ビット単位つまり
4ドット分の階調データを記憶する。制御タイミング発
生回路20はドットクロックr及びラインクロックp等
を出力する。ドットクロックrは画像データ4ドット分
に相当するものである。ラインクロックpはカウンタロ
一ド信号sとしてダウンカウンタ13に入力され、露光
位置設定スイッチ12の設定値の下位2ビットを除く上
位ピットがロードされる。これは画像データの読出しが
4ドット単位であるためである。本実施例では露光位置
設定スイッチ12に「5」が設定されており、ダウンカ
ウンタ13に「l」がロードされる。
を、図6はその動作を説明するタイミングチャートであ
る。以下図5及び図6を用いて説明する。レジスタ11
は画像メモリ31から読み出された8ビット単位つまり
4ドット分の階調データを記憶する。制御タイミング発
生回路20はドットクロックr及びラインクロックp等
を出力する。ドットクロックrは画像データ4ドット分
に相当するものである。ラインクロックpはカウンタロ
一ド信号sとしてダウンカウンタ13に入力され、露光
位置設定スイッチ12の設定値の下位2ビットを除く上
位ピットがロードされる。これは画像データの読出しが
4ドット単位であるためである。本実施例では露光位置
設定スイッチ12に「5」が設定されており、ダウンカ
ウンタ13に「l」がロードされる。
【0020】また、バレルシフトレジスタ15には露光
位置設定スイッチ12の下位2ビットが入力される。デ
ータ転送が4ドット単位なので空白データの挿入数が4
の倍数なら、レジスタ11の内容をそのままラインバッ
ファに転送すればよい。しかし、空白データの挿入数が
4の倍数以外なら、レジスタ11の内容をシフトしてラ
インバッファに転送しなければならず、バレルシフトレ
ジスタ15が必要となる。本実施例では露光位置設定レ
ジスタ12に「5」が設定されており、バレルシフトレ
ジスタ15に「1」が入力される。バレルシフトレジス
タ15は1ドット分つまり2ビットを右シフトを行い、
ラインバッファに転送する。右シフトの際、前回のシフ
トでシフトレジスタ15から押し出されたデータがロー
テーションされてシフトレジスタ15の左側に入る。
位置設定スイッチ12の下位2ビットが入力される。デ
ータ転送が4ドット単位なので空白データの挿入数が4
の倍数なら、レジスタ11の内容をそのままラインバッ
ファに転送すればよい。しかし、空白データの挿入数が
4の倍数以外なら、レジスタ11の内容をシフトしてラ
インバッファに転送しなければならず、バレルシフトレ
ジスタ15が必要となる。本実施例では露光位置設定レ
ジスタ12に「5」が設定されており、バレルシフトレ
ジスタ15に「1」が入力される。バレルシフトレジス
タ15は1ドット分つまり2ビットを右シフトを行い、
ラインバッファに転送する。右シフトの際、前回のシフ
トでシフトレジスタ15から押し出されたデータがロー
テーションされてシフトレジスタ15の左側に入る。
【0021】第7図は本実施例におけるバレルシフトレ
ジスタの動作を説明するものである。1列目において、
ラインスタート信号vにより画像メモリ31はラインの
先頭の4ドットの画像データa0 〜a3 をレジスタ11
に送出する。この時レジスタ11はクリア信号uが入力
されており、ゼロにクリアされる。バレルシフトレジス
タ15はレジスタ11の内容が記憶された後、1ドット
分の画像データつまり2ビットの右シフトを行う。この
際バレルシフトレジスタ15は初期状態にあり、左側に
はゼロがローテーションされる。
ジスタの動作を説明するものである。1列目において、
ラインスタート信号vにより画像メモリ31はラインの
先頭の4ドットの画像データa0 〜a3 をレジスタ11
に送出する。この時レジスタ11はクリア信号uが入力
されており、ゼロにクリアされる。バレルシフトレジス
タ15はレジスタ11の内容が記憶された後、1ドット
分の画像データつまり2ビットの右シフトを行う。この
際バレルシフトレジスタ15は初期状態にあり、左側に
はゼロがローテーションされる。
【0022】2列目において、画像メモリ31はデータ
要求信号wの人力により、次の4ドットの画像データb
0 〜b3 を送出する。レジスタ11には画像データa0
〜a 3 がセットされる。バレルシフトレジスタ15はa
0 〜a3 がセットされた後、2ビットの右シフトを行う
と共に、前回のシフトで追い出した空白の画像データつ
まりゼロを左側に挿入する。
要求信号wの人力により、次の4ドットの画像データb
0 〜b3 を送出する。レジスタ11には画像データa0
〜a 3 がセットされる。バレルシフトレジスタ15はa
0 〜a3 がセットされた後、2ビットの右シフトを行う
と共に、前回のシフトで追い出した空白の画像データつ
まりゼロを左側に挿入する。
【0023】3列目において、同様に画像メモリ31か
らは画像データc0 〜c3 が送出され、レジスタ11に
は画像データb0 〜b3 がセットされる。そして、バレ
ルシフトレジスタ15にb0 〜b3 がセットされた後、
2ビットの右シフトを行うと共に、前回のシフトで追い
出した画像データa3 を左側に挿入する。以上、説明し
たように階調データにおいても、ラインの先頭に設定し
た個数の空白データを挿入し、記録される画像を全体に
右方向に移動させることが可能であり、個々の露光位置
を設定して各画像形成手段間のLEDアレイのズレを補
正することができる。
らは画像データc0 〜c3 が送出され、レジスタ11に
は画像データb0 〜b3 がセットされる。そして、バレ
ルシフトレジスタ15にb0 〜b3 がセットされた後、
2ビットの右シフトを行うと共に、前回のシフトで追い
出した画像データa3 を左側に挿入する。以上、説明し
たように階調データにおいても、ラインの先頭に設定し
た個数の空白データを挿入し、記録される画像を全体に
右方向に移動させることが可能であり、個々の露光位置
を設定して各画像形成手段間のLEDアレイのズレを補
正することができる。
【0024】また、露光位置設定スイッチを外部から設
定変更が可能な位置に設けておくとよい。例えば、プリ
ンタ装置の試験及び調整時にメインテナンス用のカバー
を外し、露光設定スイッチの設定値を変更するだけで、
設定変更ができるようにする。露光位置制御回路の露光
位置設定スイッチを、上位装置もしくはプリンタ装置の
コントローラから設定変更が可能なレジスタとしてもよ
い。例えば、プリンタ装置をメインテナンスモードに切
り換えて、記録試験を行いながら、操作パネルのキー操
作だけで露光位置の制御を行うことが可能であり、制御
がより容易になる。
定変更が可能な位置に設けておくとよい。例えば、プリ
ンタ装置の試験及び調整時にメインテナンス用のカバー
を外し、露光設定スイッチの設定値を変更するだけで、
設定変更ができるようにする。露光位置制御回路の露光
位置設定スイッチを、上位装置もしくはプリンタ装置の
コントローラから設定変更が可能なレジスタとしてもよ
い。例えば、プリンタ装置をメインテナンスモードに切
り換えて、記録試験を行いながら、操作パネルのキー操
作だけで露光位置の制御を行うことが可能であり、制御
がより容易になる。
【0025】また、上記の露光位置制御を利用すること
により、上位装置もしくは画像メモリから送られる画像
データ量が少なくすることができる。画像のパターンに
よっては左側が空白となっていることが多い。このよう
な場合1ラインの画像を送ることをせず、露光位置設定
レジスタに左側の空白ドット数を設定し、画像データは
左側の空白ドットを削除したデータを転送する。よっ
て、転送される画像データがコンパクトになり、転送す
る時間も短くなる。
により、上位装置もしくは画像メモリから送られる画像
データ量が少なくすることができる。画像のパターンに
よっては左側が空白となっていることが多い。このよう
な場合1ラインの画像を送ることをせず、露光位置設定
レジスタに左側の空白ドット数を設定し、画像データは
左側の空白ドットを削除したデータを転送する。よっ
て、転送される画像データがコンパクトになり、転送す
る時間も短くなる。
【0026】以上、実施例ではLEDプリンタについて
述べてきたが、本発明は他のライン状光源アレイ(例え
ばELアレイ、LDアレイ等)や、シャッタアレイ(液
晶シャッタアレイ、PLZTシャッタアレイ等)にもそ
のまま利用できる。
述べてきたが、本発明は他のライン状光源アレイ(例え
ばELアレイ、LDアレイ等)や、シャッタアレイ(液
晶シャッタアレイ、PLZTシャッタアレイ等)にもそ
のまま利用できる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、第1の発明によれ
ば、形成された各像間の位置ずれ補正を簡単に且つ安価
な構成で行うことが可能となる。また、像形成装置であ
るプリンタ装置を組み立てた後に位置ずれが生じた場合
でも容易に調整することが可能となる。
ば、形成された各像間の位置ずれ補正を簡単に且つ安価
な構成で行うことが可能となる。また、像形成装置であ
るプリンタ装置を組み立てた後に位置ずれが生じた場合
でも容易に調整することが可能となる。
【0028】よって、組立及び調整の工数、時間を短縮
することができ、プリンタ装置の開発に寄与するところ
が大きい。さらに、第2の発明によれば、像形成部の像
形成素子の配列の態様に応じて、像形成素子の配列方向
に関して、各像形成部で形成される像間の位置ずれを補
正することが可能となる。
することができ、プリンタ装置の開発に寄与するところ
が大きい。さらに、第2の発明によれば、像形成部の像
形成素子の配列の態様に応じて、像形成素子の配列方向
に関して、各像形成部で形成される像間の位置ずれを補
正することが可能となる。
【図1】本発明の一実施例構成図、
【図2】LEDアレイの説明図、
【図3】一実施例のタイミングチャート、
【図4】本発明の他の実施例構成図、
【図5】他の実施例の露光位置設定回路、
【図6】他の実施例のタイミングチャート、
【図7】バレルシフトレジスタの動作説明図、
【図8】高速LEDカラープリンタの構成図である。
【符号の説明】 10・・・露光位置制御回路 12・・・露光位置設定スイッチ 20・・・制御タイミング発生回路 40・・・LEDアレイ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H04N 1/23 103 (72)発明者 井上 博之 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1 番1号 富士通株式会社内 (72)発明者 天谷 幹夫 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1 番1号 富士通株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−33647(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 2/44 B41J 2/45 B41J 2/455 B41J 2/525 G03G 15/01 H04N 1/23 103
Claims (2)
- 【請求項1】各色の画像を形成するための画像データを
各画像データ毎に取り扱い可能に記憶する記憶部と、 記憶部へ記憶された各画像データに応じて、各画像デー
タ毎に各個別に像を所定の領域へ形成する各色に対応す
る像形成部とを有し、各像形成部は、 感光体を露光するためのLEDアレイと、 LEDに対応して設けられ、画像データが記憶されるシ
フトレジストと、 シフトレジスタの画像データを各LEDに供給するため
にラッチするラッチ回路とを備え、 各画像データ毎に像形成部により形成された各色の像を
重ね合わせることによって、所定のカラー画像を形成す
る像形成装置であって、入力された各画像データ毎に形成される重ね合わされる
各 像間の位置ずれ情報に基づいて、記憶部に記憶される
各画像データに画像の位置が一致する方向にずれるよう
に空白の像を形成するように、空白データを挿入し、シ
フトレジスタへの書き込み位置を制御することにより、
各像が上記所定の領域へ形成される位置を調整する像形
成位置制御手段を有して成ることを特徴とする像形成装
置。 - 【請求項2】第1の像形成部と第2の像形成部とを有
し、前記第1の像形成部によって所定の方向に連なって
形成されるべき所定長毎の像のデータが前記第1の像形
成部へ順次送信されて当該第1の像形成部によって第1
の像が形成されるように構成されるとともに、前記第1
の像と前記第2の像形成部によって形成される第2の像
とを重ね合わせて所定の像を形成する像形成装置の前記
第1の像形成部へ向けて前記所定長毎の像のデータを順
次送信せしめるように制御する像データ制御装置であっ
て、 前記所定の方向についての位置を変更するための位置変
更情報に応じて、前記 所定長毎の像が連なって形成され
る前記第1の像の端へ空白の像が形成されるように、前
記像のデータへ空白データを付加せしめる空白データ付
加手段と、 前記空白データが付加された前記像のデータを、前記所
定長毎の像のデータへ分割せしめる像データ分割手段
と、 前記像データ分割手段によって分割せしめられた前記所
定長毎の像のデータを前記第1の像形成部へ向けて送信
せしめる送信手段と、 を有して成ることを特徴とする像データ制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8448998A JP3298497B2 (ja) | 1989-03-03 | 1998-03-30 | 像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8448998A JP3298497B2 (ja) | 1989-03-03 | 1998-03-30 | 像形成装置 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5121989A Division JPH02229059A (ja) | 1989-03-03 | 1989-03-03 | カラープリンタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11105344A JPH11105344A (ja) | 1999-04-20 |
JP3298497B2 true JP3298497B2 (ja) | 2002-07-02 |
Family
ID=13832077
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8448998A Ceased JP3298497B2 (ja) | 1989-03-03 | 1998-03-30 | 像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3298497B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010149497A (ja) * | 2008-11-18 | 2010-07-08 | Seiko Epson Corp | 画像処理コントローラー、及び、印刷装置 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1510351A4 (en) | 2002-05-31 | 2010-08-11 | Seiko Epson Corp | IMAGE FORMING DEVICE AND METHOD |
JP4798235B2 (ja) | 2009-03-06 | 2011-10-19 | 富士ゼロックス株式会社 | 発光装置、露光装置および画像形成装置 |
-
1998
- 1998-03-30 JP JP8448998A patent/JP3298497B2/ja not_active Ceased
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010149497A (ja) * | 2008-11-18 | 2010-07-08 | Seiko Epson Corp | 画像処理コントローラー、及び、印刷装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH11105344A (ja) | 1999-04-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5585836A (en) | Electrophotographic image recording apparatus and method with correction for bow in placement of recording elements | |
JPH0451829B2 (ja) | ||
US5719680A (en) | Color printer and printing method with improved color registration through skeu-correction of misaligned printing heads | |
JP2001301232A (ja) | 画像形成装置 | |
JP3353629B2 (ja) | 多色画像記録装置 | |
US6603496B2 (en) | Image recording method and apparatus enlarging isolated dots | |
US7123278B2 (en) | Led printer and image forming apparatus including the same | |
JP3298497B2 (ja) | 像形成装置 | |
JP2980391B2 (ja) | プリンタの露光位置補正処理方式 | |
JP2008070469A (ja) | 光書き込み装置及び画像形成装置 | |
US6021258A (en) | Electronic apparatus, image process apparatus, image process method and storage medium | |
JP2009139449A (ja) | 画像形成方法及びそれを用いた画像形成装置 | |
US6757075B1 (en) | Image forming device and recording medium storing program | |
JP2002283609A (ja) | 画像形成装置 | |
JPH02229059A (ja) | カラープリンタ | |
JP2002019178A (ja) | Led書き込み装置 | |
JP2003072146A (ja) | 画像書込装置および画像形成装置 | |
JP3497216B2 (ja) | 画像形成方式 | |
JPH01241444A (ja) | レーザプリンタ | |
JPH04317254A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2006056122A (ja) | 画像形成装置 | |
JPH04317247A (ja) | デジタルカラー複写機 | |
JP2951387B2 (ja) | 電子写真プリンタ | |
JP2009066907A (ja) | ラインヘッドの制御方法及びそれを用いた画像形成装置 | |
JPH0510868B2 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20020319 |
|
RVOP | Cancellation by post-grant opposition |