JPH02229059A

JPH02229059A - カラープリンタ

Info

Publication number: JPH02229059A
Application number: JP5121989A
Authority: JP
Inventors: Kazuhiko Sato; 一彦佐藤; Nobuyuki Tanaka; 信之田中; Akihiko Ishii; 明彦石井; Hiroyuki Inoue; 博之井上; Mikio Amaya; 天谷　幹夫
Original assignee: Fujitsu Ltd
Current assignee: Fujitsu Ltd
Priority date: 1989-03-03
Filing date: 1989-03-03
Publication date: 1990-09-11

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔概要〕ＬＥＤプリンタ、液晶プリンタ等の固体走査方式のカラ
ープリンタに関し、簡単に露光部の位置合わせを行うことが可能なプリンタ
を提供することを目的とし、画像データに従ってラインの記録を行う画像記録手段を
複数備え、個々の画像記録手段は異なる色の画像記録を
行うカラープリンタにおいて、個々の画像記録手段に対
応して、記録位置制御手段と記録位置設定手段を備え、
個々の記録位置制御手段は対応する記録位置設定手段に
設定された個数の空白データを各ラインの画像データの
先頭に挿入し画像記録手段相互の位置ずれを補正するこ
とを特徴とする。

〔産業上の利用分野］本発明はＬＥＤプリンタ、液晶プリンタ等の固体走査方
式のカラープリンタに関する。

電子写真方式によるプリンタは高速、高解像度及び高画
質な記録が可能であり、レーザプリンタ、ＬＥＤプリン
タ、液晶プリンタ等各種のプリンタが開発されている。

特に固体走査方式のＬＦ、Ｄプリンタや液晶プリンタ等
は、機械走査方式のレーザブリンクと比較して、機械的
な駆動部分が少なく、且つ光路長を短くすることができ
るので、装置の小型化が可能である。今後、半導体の進
歩により、固体走査方式のプリンタはさらに小型化及び
低価格化が可能であり、特に小型プリンタにおいてはＬ
ＥＤプリンタが主流となると考えられる。

また、プリンタの高機能化が進むと共にカラープリンタ
の必要性も高まっており、高速な記録が可能な電子写真
方式を用いることにより、高速なカラープリンタを実現
することが可能である。

［従来の技術］第９図にＬ　Ｅ　Ｄアレイを用いた高速カラープリンタ
の構成図を示す。このプリンタ装置は３原色のイエロー
、マゼンタ、シアンとこれにブラックを力ｕえた４色の
画像記録ユニットＵｌ〜Ｕ４を持つ。各画像記録ユニッ
）Ｕば、感光ドラム７１、帯電器７２、ＬＥＤ光学系７
３、現像器７４、クリーナ７５から構成される。

各画像記録ユニッ）Ｕば既知の電子写真方式の記録を行
い、各感光トラム７１に各カラートナーによるカラー画
像を形成する。用紙カセット８１の記録紙はピンクアッ
プローラ８２により記録紙搬送系８３に送り出され、各
画像記録ユニ７１’Ｕの下を搬送される。記録紙が各感
光トラム７１を通過する時、記録紙には各感光トラム７
１のカラートナー像が転写器７６により転写される。定
着器８４は転写された４色のカラー１〜ナー像を記録紙
に定着させ、スフツカ８６に出力する。本カラープリン
タは各画像記録ユニッｌ−Ｕがパイプライン式に画像記
録を行うため、高速な記録が可能である。

［発明が解決しようとする課題］しかし、各画像記録ユニットが独立しているので、各露
光ユニットの位置合わせが困難である。

各露光ユニットが前後の露光ユニノｌ〜に対して正確に
並列な位置に設置されてないと、記録紙に転写される各
色トナー像が正確に重なり合わず、画像品質を低下させ
てしまう。各露光ユニットの位置ずれを防くには、プリ
ンタ全体の機械加工精度を高くしなければならず、価格
が高くなる問題があった。また、プリンタ組立て終了後
の調整時、テスト記録を行なって各露光ユニットの位置
合わせを行う必要があり〜調整に時間と人手がかかる問
題があった。

本発明は簡単に露光部の位置合わせを行うことが可能な
プリンタを提供することを目的とする。

〔問題を解決するためる手段］第１図は本発明の原理説明画である。

図中、７０は画像記録手段、１０は記録位置制御手段、
１２は記録位置設定手段である。画像記録手段７０Ｙ、
７０Ｍ、７０Ｃ及び７０８には、それぞれカラー画像の
色成分であるイエロー、マゼンタ、シアン及びブラック
の画像記録を行う。

個々の画像記録手段７０は画像データに従ってラインの
記録を行う。

記録位置制御手段１０と記録位置設定手段１２は個々の
画像記録手段７０に対応して備えられ、個々の記録位置
制御手段１０は対応する記録位置設定手段〕２に設定さ
れた個数の空白データを各ラインの画像データの先頭に
挿入するように構成する。

〔作用］本発明は画像記録手段相互の位置ずれを機械的に調整す
るのでなく、各画像記録手段の位置ずれ量を対応する記
録位置設定手段１２に設定することにより、個々の記録
位置制御手段１０は対応する記録位置設定手段１２に設
定された個数の空白データを各ラインの画像データの先
頭に挿入し、個々の画像記録手段７０は対応する記録位
置設定手段１２の設定値に従って記録画像を全体的に右
方向つまり行末方向に移動させ、画像記録手段相互の位
置ずれを補正することができる。

〔実施例］第２図は本発明の一実施例構成図である。図中、３１は
画像メモリ、１０は露光位置制御回路、２０は制御タイ
ミング発生回路、４０はＬ　Ｅ　Ｄアレイであり、露光
位置制御回路１０ば記録位置制御手段に相当するもので
ある。本構成図はカラープリンタの一個の画像記録手段
を示すものであり、４個の画像記録手段を有するカラー
プリンタは各画像形成手段いずれも同じ構成となる。

画像メモリ３１は上位装置もしくはプリンタ本体中に位
置し、画像データを記憶する。画像データは各ドツトを
記録するか記録しないかの２レヘルで記憶するものであ
り、階調記録を行なうものでない。露光位置制御回路１
０は、レジスタ１１、露光位置設定スイッチ１２、ダウ
ンカウンタ１３、レジスタ制御回路１４から構成される
。露光位置設定スイッチ１２は記録位置設定手段に相当
するものである。また、制御タイミング回路２０はドツ
トクロック、ラインクロック等の制御信号を発生する。

つのラインバッファ３３ａ及び３３ｂは１ライン分の画
像データを記憶するものである。バッファ切替器３２は
画像データを書き込むラインバッファを選択し、バッフ
ァ切替器３４はＬＥＤアレイ４０に画像パターンを送出
するラインバッファを選択する。一方のラインバッファ
に画像データを書き込まれるとき、他方のラインバッフ
ァではＬＥＤアレイ４０に画像データを送出するように
バッファ切替器３２及び３４を制御する。

ＬＥＤアレイ４０は第３図示す如くシフトレジスタ回路
４１、ラッチ回路４２、ドライバ回路４３、ＬＥＤ素子
４４から構成される。ＬＥＤアレイは、例えば１ライン
が４４８０Ｘ１個のＬＥＤ素子が配列されており、ライ
ン単位で記録を行なう。シフトレジスタ回路４１にはラ
インバッファ３３ａまたは３３ｂから画像データがシリ
アルに転送され、１ライン分の画像データがシフトレジ
スタ回路４１に記憶されると、その画像パターンをラッ
チ回路４２にラッチし、ドライバ回路４３はラッチした
画像データに応じたＬＥＤ素子を発光させる。

第４図は本実施例の動作を説明するタイミングチャート
である。レジスタクリア信号を除いて各タイミング信号
は正理論で記載している。以下、第２図及び第４図を用
いて本実施例の動作を説明する。制御タイミング発生回
路２ｏからはラインクロックａ及びドツトクロックｂが
出力されている。ラインクロックａがカウンタロード信
号Ｃとしてダウンカウンタ１３のＬＯＡＩ）端子に入力
されると、露光位置設定スイッチ１２に設定されている
データがダウンカウンタ１３に読み込まれる。

本実施例では「５」がロードされる。ダウンカウンタ１
３はドツトクロックｂに従ってダウンカントし、カウン
ト値がゼロになるとＣＹ出力ｄを送出する。

レジスタ制御回路１４はＣＹ出力ｄが入力されるまでの
間、レジスタ１１にレジスタクリア信号ｅを送出する。

レジスタ１１にはクリア信号ｅがクリア状態の間ゼロが
セットされ、空白に相当する画像データをラインバッフ
ァに出力する。ラインバッファは制御タイミング発生回
路２ｏがら送出されるドツト位置アドレスに従って空白
データを記憶する。

ダウンカウンタ１３がゼロになりＣＹ出力ｄを送出する
と、レジスタ制御回路１４はレジスタクリア信号ｅを非
クリア状態にする。レジスタクリア信号ｅは論理積回路
２１によりドツトクロックと論理積が行なわれた後、デ
ータ要求信号ｇとして画像メモリ３１に送出される。

画像メモリ３１はラインスタート信号ｇの入力によりラ
インの先頭っまり０番目のデータをレジスタ１１に送出
し、以下データ要求信号ｇが入力される毎に順次画像デ
ータを送出していく。レジスタ１１の内容はレジスタク
リア信号ｅがクリア状態の間ゼロであり、以下画像メモ
リ３１がら送出されたデータがセットされ、セットされ
たデータはラインバッファ３３ａまたは３３ｂに送出さ
れる。

以上の動作によりラインの先頭に設定された個数の空白
データが挿入され、記録される画像が全体に右方向に移
動する。各画像形成手段間のＬＥＤアレイのズレを補正
するように個々の露光位置を設定することにより、記録
画像のライン方向のズレを補正する。

第５図は他の実施例構成図である。前記実施例は１ドツ
トを記録するがしないかの２レヘルで記録するプリンタ
についてであったが、本実施例は１ドツトを複数の階調
（本実施例では４レベル）で記録するプリンタについて
説明する。第５図及び第６図は１ドツトを４レベルで記
録するプリンタを例である。本実施例では１ＦンＩ・の
画像ブタは２ビツトで記憶し、画像メモリ３１からのデ
ータ読み出しを８ピツＩ・単位とする。

また、本実施例では露光位置制御の他にＬ　Ｅ　Ｄアレ
イ４０のばらつき補償も行なっている。変換テーブル３
４は画像メモリ３１から読み出された階調データとばら
つき補償ＲＯＭ３５の記憶されている補正用データとか
ら補正階調データを生成する。生成された補正階調デー
タはＬ　Ｅ　Ｄ素子の発光回数である。１ラインを複数
のサプラインに分割し、制御タイミング発生回路２０か
ら送出されるサプラインアドレス９４に同期して必要な
階調が得られるまでＬ　Ｅ　Ｄ素子を発光させる。

第６図は本実施例の位置制御回路の構成図を、第７図は
その動作を説明するタイミングチャートである。以下第
６図及び第７図を用いて説明する。

レジスタ１１は画像メモリ３１から読み出された８ピッ
ド単位つまり４ドツト分の階調データを記憶する。制御
タイミング発生回路２０はドツトクロックｒ及びライン
クロックル等を出力する。

ドツトクロックｒは画像データ４ドント分に相当するも
のである。ラインクロックｐはカウンタロト信号Ｓとし
てダウンカウンタ１３に入力され、露光位置設定スイン
チ１２の設定値の下位２ビツトを除く上位ビットがロー
ドされる。これは画像データの読出しが４ドツト単位で
あるためである。

本実施例では露光位置設定スイッチ１２に「５」が設定
されており、ダウンカウンタ１３に１１」がロードされ
る。

また、バレルシフトレジスタ１５には露光位置設定スイ
ッチ１２の下位２ビツトが入力される。

データ転送が４ドツト単位なので空白データの挿入数が
４の倍数なら、レジスタ１１の内容をそのままラインバ
ッファに転送すればよい。しかし、空白データの挿入数
が４の倍数以外なら、レジスタ１１の内容をシフトして
ラインバッファに転送しなければならず、バレルシフト
レジスタ１５が必要となる。本実施例では露光位置設定
レジスタ１２に「５」が設定されており、バレルシフト
レジスタ１５にｒｌｊが入力される。バレルシフトレジ
スタ１５は１ドツト分つまり２ビツトを右シフトを行い
、ラインバッファに転送する。右シフトの際、前回のシ
フトでシフトレジスタ１５から押し出されたデータがロ
ーテーションされてシフトレジスタ１５の左側に入る。

第８図は本実施例におけるバレルシフ１〜レジスタの動
作を説明するものである。１列目において、ラインスタ
ート信号■により画像メモリ３１はラインの先頭の４ド
ツトの画像データａｏ％ａ３をレジスタ１１に送出する
。この時レジスタ１１はクリア信号Ｕが入力されており
、ゼロにクリアされる。バレルシフトレジスタ１５はレ
ジスタ１１の内容が記憶された後、１ドツト分の画像デ
ータつまり２ビツトの右シフトを行う。この際バレルシ
フトレジスタ１５は初期状態にあり、左側にはゼロがロ
ーテーションされる。

２列目において、画像メモリ３１ばデータ要求信号Ｗの
入力により、次の４ドツトの画像データｂｏ””ｂｓを
送出する。レジスタ１１には画像データａ。−ａ３がセ
ットされる。バレルシフ１−レジスタ１５はａ０〜ａ３
がセットされた後、２ビツトの右シフトを行うと共に、
前回のシフトで追い出した空白の画像データつまりゼロ
を左側に挿入する。

３列目において、同様に画像メモリ３１からは画像デー
タＣ８〜Ｃ３が送出され、レジスタ１１には画像データ
ｂ。−ｂ３がセットされる。そして、バレルシフトレジ
スタ１５にす。〜ｂ、がセットされた後、２ビツトの右
シフトを行うと共に、前回のシフトで追い出した画像デ
ータａ、を左側に挿入する。以上、説明したように階調
データにおいても、ラインの先頭に設定した個数の空白
データを挿入し、記録される画像を全体に右方向に移動
させることが可能であり、個々の露光位置を設定して各
画像形成手段間のＬＥＤアレイのズレを補正することが
できる。

また、露光位置設定スイッチを外部から設定変更が可能
な位置に設けておくとよい。例えば、プリンク装置の試
験及び調整時にメインテナンス用のカバーを外し、露光
設定スイッチの設定値を変更するだけで、設定変更がで
きるようにする。

露光位置制御回路の露光位置設定スイッチを、上位装置
もしくはプリンタ装置のコントローラから設定変更が可
能なレジスタとしてもよい。例えば、プリンタ装置をメ
インテナンスモードに切り換えて、記録試験を行いなが
ら、操作パネルのキー操作だけで露光位置の制御を行う
ことが可能であり、制御がより容易になる。

また、上記の露光位置制御を利用することにより、上位
装置もしくは画像メモリから送られる画像データ量が少
なくすることができる。画像のパターンによっては左側
が空白となっていることが多い。このような場合１ライ
ンの画像を送ることをせず、露光位置設定レジスタに左
側の空白ドツト数を設定し、画像データは左側の空白ド
ツトを削除したデータを転送する。よって、転送される
画像データがコンパクトになり、転送する時間も短くな
る。

以上、実施例ではＬＥＤプリンタについて述べてきたが
、本発明は他のライン状光源アレイ（例えばＥＬアレイ
、ＬＤアレイ等）や、シャッタアレイ（液晶シャッタア
レイ、ＰＬＺＴシャッタアレイ等）にもそのまま利用で
きる。

〔発明の効果〕

以上説明したように、露光位置制御回路を設けることに
より、露光部の主走査方向の位置合わせを簡単に行うこ
とができる。また、プリンタ装置を組み立てた後の調整
も容易である。よって、組立及び調整の工数、時間を短
縮することができ、プリンタ装置の開発に寄与するとこ
ろが大きい。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の原理説明画、第２図は本発明の一実施例構成図、第３図はＬＥＤアレイの説明図、第４図は一実施例のタイミングチャート、第５図は本発
明の他の実施例構成図、第６図は他の実施例の露光位置設定回路、第７図は他の
実施例のタイミングチャート、第８図はバレルシフトレ
ジスタの動作説明図、第９図は高速ＬＥＤカラープリン
タの構成図である。図中、１０・・・記録位置制御手段（露光位置制御回路）１２・・・露光位置設定手段（露光位置設定スイッチ）２０・・・制御タイミング発生回路４０・・・ＬＥＤアレイ７０・・・画像記録手段図

Claims

【特許請求の範囲】画像データに従ってラインの記録を行う画像記録手段（
７０）を複数備え、個々の画像記録手段（７０）は異な
る色の画像記録を行うカラープリンタにおいて、個々の画像記録手段（７０）に対応して、記録位置制御
手段（１０）と記録位置設定手段（１２）を備え、個々
の記録位置制御手段（１０）は対応する記録位置設定手
段（１２）に設定された個数の空白データを各ラインの
画像データの先頭に挿入し前記画像記録手段（７０）相
互の位置ずれを補正すること、を特徴とするカラープリ
ンタ。