JP2000335001A - プリンタ装置 - Google Patents

プリンタ装置

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JP2000335001A
JP2000335001A JP14914999A JP14914999A JP2000335001A JP 2000335001 A JP2000335001 A JP 2000335001A JP 14914999 A JP14914999 A JP 14914999A JP 14914999 A JP14914999 A JP 14914999A JP 2000335001 A JP2000335001 A JP 2000335001A
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led
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Toshio Nagasaka
利男 長坂
Toshiaki Yajima
俊昭 矢島
Mikinori Kurata
実記徳 倉田
Takashi Mori
隆 毛利
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Casio Computer Co Ltd
Casio Electronics Co Ltd
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Casio Computer Co Ltd
Casio Electronics Co Ltd
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  • Printers Or Recording Devices Using Electromagnetic And Radiation Means (AREA)
  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は印字ヘッドの傾きや、LEDアレイ
の配設のバラツキ、光学系の配設のバラツキを単一の補
正手段を用いて、位置補正するプリンタ装置を提供する
ものである。 【解決手段】 入力制御部51を介して印刷データがデ
ータバッファ50に供給され、データバッファ50内の
ラインバッファに記憶される。また、データバッファ5
0に書き込まれた印刷データは出力制御部52によって
読み出され、例えばプリンタエンジンに出力される。こ
のデータ読み出しの際、アドレス制御部54から出力さ
れる副走査方向のアドレスデータは、角度誤差補正アド
レス変換部56によってθ補正され、加算機57に出力
されると共に、LEDズレ量格納メモリ55に記憶され
たLEDアレイのズレ量のデータが加算機57に出力さ
れ、加算機57によってθ補正とY補正の両方の補正が
行われたアドレスデータが出力され、データバッファ5
0から上述のデータを読み出す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は印字ヘッドの傾き
や、LEDアレイの配設のバラツキ、光学系の配設のバ
ラツキを補正して、正確な印字位置に印刷を行うプリン
タ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】カラープリンタ装置として、例えばタン
デム方式を用いたプリンタ装置が知られている。このタ
ンデム方式を用いたカラープリンタ装置においては、複
数のプリントヘッド(印字ヘッド)の出力を重ね合わせ
て画像を生成するため、各プリントヘッドの位置精度は
高精度が要求される。しかし、機構的な位置合わせには
限界があり、最終的には各種画像処理によって画像を変
形し、各色画像の位置合わせ補正を行っている。
【0003】以下、印字ヘッドの傾きを補正する、いわ
ゆるθ補正の方法を説明する。図18は、印字ヘッドの
位置4に傾きがなく、用紙1の水平線3と一致した場合
である。印字ヘッドは画像2を画像2の水平方向にプリ
ントすれば、画像2は用紙1に対して傾きなく出力され
る。
【0004】一方、図19は印字ヘッドが用紙1の水平
線3に対して右上がりに傾いている場合である。このと
き、上述の図18と同じ方法でプリント処理すると、図
19(a)に示すように画像も右上がりに傾く。そこ
で、同図(b)に示すように、印字ヘッドの傾きに合わ
せて左から右にかけて上方向にずれていくように画像2
を出力すれば、用紙1と画像2の水平を合わせることが
できる。
【0005】さらに、図20は印字ヘッドが用紙1の水
平線3に対して右下がりに傾いている場合である。この
場合も、図18で説明した方法と同じ方法で画像データ
を処理すると、図20(a)に示すように画像2が右下
がりに傾いてしまう。そこで、同図(b)に示すように
印字ヘッドの傾きに合わせて左から右にかけて下方向に
ずれていくように画像2を出力すれば、用紙1と画像2
の水平を合わせることができる。
【0006】以上の処理は、一般にθ補正によって行わ
れる。その処理を図21を参照しながら説明する。ここ
では、図21(a)に示すように印字ヘッドの位置4が
右上がりに傾いているものとする。
【0007】先ず、ビデオ信号入力により1ライン分の
ビデオデータが、不図示のラインバッファに入力する。
ラインバッファは最新のデータを含めて過去8ライン分
のビデオデータを保持できる。このラインバッファのデ
ータ格納方法は図22に示す通りである。
【0008】図22(a)は、あるライン(ライン1と
する)にデータが入力された状態を示す。次のライン
(ライン2とする。以下同様)がラインバッファ5−1
に入力されると、同時にラインバッファ5−1に格納さ
れていたライン1のデータは不図示のセレクタを通って
ラインバッファ5−2に入力し、図22(b)の状態と
なる。
【0009】以下、同様にライン8のデータまで入力さ
れた状態が同図(c)に示す状態である。次にライン9
のデータが入力されると、ライン1のデータが消え、同
図(d)の状態となる。このように、ラインバッファ5
は常に最新の8ライン分のラインデータを保持してい
る。
【0010】さて、印字ヘッドの傾きを図21(a)の
ように用紙1の右端での用紙の水平線3からのズレ量で
表すことにする。また、図21(b)はラインバッファ
5のデータ入力状態を示している。ラインバッファ5は
ヘッド全体を主走査方向に「28」の部分に分割してお
り、各部分毎にラインバッファ5−1〜5−8の何れか
から読み出すことができる。
【0011】印字ヘッドの傾きに合わせた画像を得るた
めには、斜線部の様に読み出す。このとき右端の読み出
しデータのラインバッファ5−1からの距離は印字ヘッ
ドの傾きと一致する。図21(c)はラインバッファ5
の読み出し方をデータ化したものである。値0〜7がラ
インバッファ5−1〜5−8に対応する。これらのデー
タは不図示のθ補正制御回路に格納されており、ライン
バッファ5−1〜5−8のどれから読み出すかをセレク
タに指示する。
【0012】以上、説明の簡単のためラインバッファが
8ラインで主走査方向分割数が「28」の例を示した
が、いずれも実際には精度を増すためにより大きな値を
とる。次に、印字ヘッド内のLEDチップ毎の副走査方
向の位置ズレを補正する、いわゆるY補正について説明
する。
【0013】図23(a)は印字ヘッドのLEDチップ
が並んでいる様子を示したものである。印字ヘッド製造
時、LEDチップ6は基板上に順に並べていくため、L
EDチップ6−2と6−3の間や、LEDチップ6−3
と6−4の間でどうしても副走査方向に隣のチップとの
位置ズレが発生する。
【0014】このような状態で、例えば図23(b)に
示すように横線をプリントした場合、画像上に段差とし
て現れる。これらを補正するためには、LEDチップ毎
に画像をずらし、例えばLEDチップ6−3はLEDチ
ップ6−2よりズレ分だけ少し上方向の画像を出力し、
LEDチップ6−4はLEDチップ6−2よりずれ分だ
け少し下方向の画像を出力すればよい。
【0015】これを実現するのが、上述のY補正であ
る。これは基本的な動作は前述のθ補正と同様である。
例えば、図23(c)に示すラインバッファ7は5ライ
ン分あり、主走査方向の分割数はLEDチップの数に一
致する。この場合のラインバッファ7の読み出し動作を
示した図が、この同図(c)である。斜線部のように、
各LEDチップ6のズレ量に合わせてバッファから選択
して読み出す。
【0016】ここで、各LEDチップ6のズレ量、すな
わちラインバッファ7の読み出し方をデータ化したもの
が図23(d)である。値0〜4がラインバッファ7−
1〜7−5に対応する。尚、これらのデータは、不図示
のY補正制御回路に格納される。
【0017】以上、説明の簡単のためラインバッファが
5ラインの例を示したが、実際には精度を増すためによ
り大きな値をとる。尚、上述のθ補正及びY補正はカラ
ープリンタ装置に限らず、モノクロ用のプリンタ装置で
も同様である。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来の方式では
以下の問題がある。すなわち、前述のθ補正の調整範囲
を拡大するには、ラインバッファの容量を拡大する必要
があり、回路のコストアップの原因となる。
【0019】また、従来例ではθ補正回路とY補正回路
を別個に設け、個々に補正処理を行っていたので、装置
のコストアップの原因となり、また回路も大型化する。
本発明は、上記課題を解決するため、θ補正回路とY補
正回路を同一の回路で行い、ラインバッファの容量を拡
大する必要もなく、装置のコストアップを防止するカラ
ープリンタ装置を提供するものである。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記課題は本発明の態様
によれば、LED素子が配設されたLEDアレイを複数
個ライン状に配列したLEDヘッドを各色毎に有するプ
リンタ装置において、前記LEDヘッドの配設角度誤差
と前記各LEDアレイの配列誤差を一括補正する補正手
段を有するプリンタ装置を提供することによって達成で
きる。
【0021】ここで、LEDヘッドは、例えばイエロー
(Y)、マゼンダ(M)、シアン(C)、ブラック(B
K)の各色毎に有してもよく、又はモノクロ用等のよう
に一色のLEDヘッドであってもよい。また、LEDヘ
ッド、又は各LEDヘッドはそれぞれ複数個のLEDア
レイをライン状に配設して構成されている。そして、各
LEDアレイには所定個のLED素子が形成され、それ
ぞれのLED素子が画像データに従って発光する。
【0022】各LEDヘッドの配設角度誤差は、上記イ
エロー(Y)、マゼンダ(M)、シアン(C)、ブラッ
ク(BK)のLEDヘッドにおいて、配設誤差を生じる
ことを示すものであり、又単独のLEDヘッドの場合、
所定の正規なヘッドの配設位置に対する配設誤差を示
す。
【0023】また、各LEDアレイの配列誤差は一のL
EDヘッド内にライン状に配設されたLEDアレイ間に
おいての互いの配列誤差を示す。このような配設誤差
は、例えばカラープリンタ装置では各色間の印字誤差と
して表れ、印字品質の低下を招く。したがって、このよ
うな配設誤差を補正する為補正手段を設け、しかも上記
LEDヘッドの配設角度誤差と、前記各LEDアレイの
配列誤差を一括補正する補正手段を使用することによっ
て、一の補正手段で一括して補正処理を行い、回路規模
が小さく、ローコストのプリンタ装置を提供するもので
ある。
【0024】請求項2の記載は、前記請求項1記載の発
明において、前記プリンタ装置はタンデム方式のカラー
プリンタ装置である。本例はカラープリンタ装置とし
て、タンデム方式のカラープリンタ装置を対象とするも
のであり、タンデム方式の場合、正確にイエロー
(Y)、マゼンダ(M)、シアン(C)、ブラック(B
K)の印字を用紙上に行わなければならず、上記各LE
Dヘッドの配設角度誤差と、前記各LEDアレイの配列
誤差を一括補正することによって印字位置の補正処理を
行い、回路規模が小さく、ローコストのタンデム方式の
カラープリンタ装置を提供するものである。
【0025】請求項3の記載は、前記請求項1、又は2
の記載において、前記補正手段は、前記各LEDヘッド
の配設角度誤差に対して前記各LEDアレイの配列誤差
を加算する構成である。
【0026】例えば、前記各LEDヘッドの配設角度誤
差を角度誤差補正アドレス変換で対応し、また前記各L
EDアレイの配列誤差をメモリに記憶させ、リードアド
レスに対して前記各LEDヘッドの配設角度誤差補正ア
ドレスでアドレス補正し、前記各LEDアレイの配列誤
差をメモリから読み出し、加算機によって加算すること
で、一括変換する構成である。
【0027】このように構成することにより、簡単な回
路でLEDアレイ等の位置ずれ補正を行うことができ
る。請求項4の記載は、前記請求項1、又は2の記載に
おいて、前記補正手段は、前記各LEDアレイの配列誤
差をメモリに有し、前記LEDヘッドの配設角度を副走
査方向のアドレス変換データとしてもつ構成である。
【0028】本例は上記構成を具体化するものである。
請求項5の記載は、前記請求項4の記載において、前記
各LEDアレイの配列誤差を有するメモリには、前記L
EDヘッドの配設誤差の一部が記憶されている構成であ
る。
【0029】前記補正手段の一部である各LEDアレイ
の配列誤差を有するメモリに上記LEDヘッドの配設誤
差の一部のデータを記憶させることによって、LEDヘ
ッドのθ補正を上記メモリを使用し、大きなθ補正も可
能にするものである。
【0030】したがって、このように構成することによ
り、LEDヘッドのより大きなθ補正を可能とし、装置
の歩留まりの解消等に貢献することもできる。請求項6
の記載は、前記請求項1、又は2の記載において、前記
補正手段は、前記各LEDヘッドと感光体間に配設され
た光学系の配設誤差も含む構成である。
【0031】したがって、本例のように構成することに
よって、上記各LEDアレイの配列誤差、及び各LED
ヘッドの配設角度誤差の補正だけではなく、各LEDヘ
ッドと感光体間に配設された光学系の配設誤差も一括補
正できる構成となる。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら説明する。 <第1の実施形態>本例のプリンタ装置として、タンデ
ム方式のカラープリンタ装置の例を説明する。このよう
なタンデム方式のカラープリンタ装置の場合、各色毎の
転写位置の位置合わせが重要であり、本例では各色の印
字位置を正確に補正するものである。
【0033】図2はタンデム方式のカラープリンタ装置
の全体構成図である。同図において、カラープリンタ装
置21は、用紙供給/搬送機構22、複数の画像形成ユ
ニット部23、定着器24で構成されている。用紙供給
/搬送機構22は、用紙Pを積載収納した給紙カセット
25、及び用紙搬送系26で構成されている。また、用
紙搬送系26は給紙カセット25から用紙Pを搬出する
ための給紙コロ27、給紙コロ27によって搬出された
用紙Pを搬送する用紙搬送経路28、用紙位置をトナー
像に一致させて給紙するための待機ロール29、不図示
のモータによって駆動する駆動ロール30、31、駆動
ロール30、31によって回動する搬送ベルト32で構
成されている。
【0034】給紙カセット25から給紙コロ27の回動
により用紙搬送経路28に搬出される用紙Pは、給紙コ
ロ27の回動により待機ロール29まで送られ、後述す
る感光体ドラムに形成されるトナー像と一致するタイミ
ングで搬送ベルト32上を移動する。
【0035】用紙Pが搬送ベルト32を移動する間、搬
送ベルト32上の用紙Pには各画像形成ユニット35、
36、37、38によって各色のトナーが転写され、用
紙Pにカラー転写が行われる。その後、定着器24によ
って熱定着処理を施し、用紙Pを機外に搬出する。
【0036】また、定着器24は熱ロール24aと圧接
ロール24bで構成され、用紙Pがこの熱ロール24a
と圧接ロール24b間を挟持搬送される間、用紙Pに転
写された例えば複数色のカラートナーは溶融して用紙P
に印刷される。
【0037】一方、画像形成ユニット部23は上述のよ
うに、イエロー(Y)、マゼンダ(M)、シアン
(C)、ブラック(BK)の4個の画像形成ユニット3
5〜38で構成され、この順序で配設されている。イエ
ロー(Y)、マゼンダ(M)、シアン(C)は、減法混
色によりカラー印刷を行う画像形成ユニット35〜37
であり、ブラック(BK)の画像形成ユニット38はモ
ノクロ印刷に使用する画像形成ユニットである。
【0038】各画像形成ユニット35〜38は、現像容
器に収納された現像剤(の色)を除き、全く同じ構成で
あり、感光体ドラムの周面近傍に帯電器、印字ヘッド、
現像器、転写器を順次配置する構成である。ここで、4
個の画像形成ユニット35〜38を代表してシアン用の
画像形成ユニット37を例にして構成を説明する。感光
体ドラム40は、その周面が例えば有機光導電性材料で
構成され、感光体ドラム40の周面近傍には、帯電器4
1a、印字ヘッド41b、現像ロール(現像器41
c)、転写ロール41dが順次配設されている。感光体
ドラム40は矢印方向に回動し、先ず帯電器41aから
の電荷付与により、感光体ドラム40の周面を一様に帯
電する。次に、印字ヘッド41bから印字情報に基づく
光書き込みにより、感光体ドラム40の周面に静電潜像
を形成し、現像ロール41cによる現像処理によりトナ
ー像を形成する。この時、感光体ドラム40の周面に形
成するトナー像は、現像容器41cに収納したシアン
(C)色のトナーによる。このようにして感光体ドラム
40の周面に形成されるトナー像は、感光体ドラム40
の矢印方向の回動に伴って転写ロール41dの位置に達
し、転写ロール41dによって搬送ベルト32上を搬送
される用紙Pに転写される。
【0039】用紙Pの上面に転写されたトナー像は、搬
送ベルト32の移動と共に矢印方向に搬送され、上述と
同様の構成の他の画像形成ユニット35、36によって
順次転写された、他のイエロー(Y)及びマゼンダ
(M)のトナーと共に減法混色に基づくカラー印刷が行
われる。
【0040】例えば、印刷画像が青色であれば、減法混
色の原理に基づき画像形成ユニット36からマゼンタ
(M)色のトナーを用紙Pに転写した後、画像形成ユニ
ット37からシアン(C)色のトナーを用紙Pに転写
し、青色画像を実現する。また、例えば、印刷画像が赤
色であれば、現像ユニット35からイエロー(Y)色の
トナーを用紙Pに転写した後、画像形成ユニット36か
らマゼンタ(M)色のトナーを用紙Pに転写し、赤色画
像を実現する。
【0041】上述のようにしてカラー印刷が行われた用
紙Pは搬送ロール43によって排紙部に導かれ、排紙ロ
ール44によって排紙部45に排出される。以上の様な
機構をプリンタ装置が持ち、上述のように処理すること
により、希望のカラー印刷を行うことができる。
【0042】図3は本例のカラープリンタ装置のシステ
ム構成図である。カラープリンタ装置10は、同図に示
すようにインターフェイスコントローラ(以下、I/F
コントローラで示す)11、プリンタエンジン12で構
成されている。また、I/Fコントローラ11は、CP
U13、ROM14、システムRAM15、セントロニ
クスインターフェイス(セントロI/F)16、及び複
数のフレームメモリ17Y、17M、17C、17BK
で構成されている。
【0043】CPU13はパーソナルコンピュータ等の
ホスト機器18から供給される印刷データを、セントロ
I/F16を介して入力し、コマンド解析し、文字コー
ドに対しては不図示のCG(キャラクタジェネレータ)
から対応する文字パターンデータを読み出し、制御コマ
ンドに対しては対応するコマンド処理を実行する。尚、
上述の処理はROM14に記憶されたプログラムに従っ
て処理を行う。
【0044】ここで、上述のフレームメモリ17Y、1
7M、17C、17BKには対応する色のビットマップ
データが展開される。例えば、フレームメモリ17Yに
は前述のイエロー(Y)のビットマップデータが展開さ
れ、フレームメモリ17Mには前述のマゼンダ(M)の
ビットマップデータが展開され、フレームメモリ17C
には前述のシアン(C)のビットマップデータが展開さ
れ、フレームメモリ17BKには前述のブラック(B
K)のビットマップデータが展開される。
【0045】上記各フレームメモリ17Y、17M、1
7C、17BKに展開されたデータは、CPU13の命
令に基づいて、対応するビデオ転送回路18Y、18
M、18C、18BKに送られ、更にビデオ転送回路1
8Y、18M、18C、18BKからプリンタエンジン
12に供給される。
【0046】図1は上述のビデオ転送回路18Y、18
M、18C、18BKの構成を具体的に示す回路ブロッ
ク図である。尚、図1は4個のビデオ転送回路18Y、
18M、18C、18BKの中で、代表する1個のビデ
オ転送回路18の構成を説明するものである。
【0047】以下、具体的に回路構成を説明する。ビデ
オ転送回路18は、データバッファ50、データバッフ
ァ50にデータを供給する際入力制御を行う入力制御部
51、データバッファ50からデータを出力する際出力
制御を行う出力制御部52、及びデータバッファ50へ
のデータのリード/ライト制御を行うリード/ライト制
御部53で構成されている。
【0048】リード/ライト制御部53は、アドレス制
御部54、各LEDアレイチップズレ量格納メモリ(以
下、単にLEDズレ量格納メモリで示す)55、角度誤
差補正アドレス変換部56、加算機57、マルチプレク
サ58で構成されている。
【0049】また、図4はデータバッファ50の構成を
説明する図であり、上述のリード/ライト制御部53は
単にブロックで示している。データバッファ50は
「1」〜「7」のラインバッファで構成されている。こ
れらの各ラインバッファ「1」〜「7」には、上述の入
力制御部51を介してデータが供給され、また各ライン
バッファ「1」〜「7」から出力制御部52を介してデ
ータが出力される。また、上述のデータのリード処理、
及びライト処理の際、リード/ライト制御部53による
アドレス指定が行われ、対応するラインバッファ「1」
〜「7」のエリアからデータが読み出される。
【0050】アドレス制御部54はデータバッファ50
にデータを書き込む際(リードの際)、マルチプレクサ
58に対して主/副ライトアドレスを出力する。ここ
で、主/副ライトアドレスの意味は、LED素子の主走
査方向へのアドレスと、用紙の搬送方向である副走査方
向へのアドレスを指定することを示す。マルチプレクサ
58はアドレス制御部54から供給された主/副ライト
アドレスに従ってデータバッファ50をライトし、対応
する前述のフレームメモリ17Y、17M、17C、1
7BKからデータを読み出し、データバッファ50に書
き込む。
【0051】一方、データの読み出し処理は、上述のL
EDズレ量格納メモリ55、角度誤差補正アドレス変換
部56、加算機57によってアドレス指定され、マルチ
プレクサ58にアドレスデータが供給される。ここで、
主走査方向のリードアドレスは直接マルチプレクサ58
に出力されると共に、LEDズレ量格納メモリ55に出
力される。LEDズレ量格納メモリ55は、内部に予め
ライン状に配設されたLEDアレイの配列誤差のデータ
が登録されており、この配列誤差のデータからそれぞれ
のLEDアレイの配列位置を補正し、この補正値を加算
機57に出力する。
【0052】一方、副走査方向のリードアドレスは、角
度誤差補正アドレス変換部56に出力され、角度誤差補
正が行われる。この角度誤差補正アドレス変換部56に
は、LEDヘッドの配設位置の誤差データに基づくアド
レス変換テーブルが設けられており、この変換テーブル
に従ってアドレス制御部54から読み出したリードアド
レスをアドレス変換する。すなわち、この角度誤差補正
アドレス変換部56によって、LEDヘッドの傾きθに
従ったθ補正を行う。また、角度誤差補正アドレス変換
部56によって行われたθ補正の結果は、加算機57に
出力される。
【0053】加算機57では角度誤差補正アドレス変換
部56から出力される副走査方向のアドレスデータに対
し、LEDズレ量格納メモリ55から出力される補正値
を加算し、マルチプレクサ58に出力する。
【0054】マルチプレクサ58ではアドレス制御部5
4から直接出力される主走査方向のアドレスデータと、
加算機57から供給される副走査方向のアドレスデータ
に従って、データバッファ50から画像データを読み出
す。以上の構成において、以下に本実施形態の処理動作
を説明する。
【0055】先ず、図5は本例で使用するLEDアレイ
(LEDチップ)のズレ量を示す図であり、区間「1」
〜区間「16」までのズレ量が示されている。例えば、
区間「1」ではLEDアレイ(LEDチップ)のズレ量
は“0”であり、区間「2」ではLEDアレイ(LED
チップ)のズレ量は“−1/3”であり、区間「3」で
はLEDアレイ(LEDチップ)のズレ量は“−2/
3”であり、以下区間「4」〜区間「16」でのズレ量
は、図5に示す通りである。
【0056】この各LEDアレイ(LEDチップ)のズ
レ量は、不図示の測定装置や測定治具によって測定さ
れ、前述のLEDズレ量格納メモリ55に予め登録され
ている。
【0057】また、LEDヘッドのズレ量は、同図に示
すようにヘッドの誤差角度であり、このLEDヘッドの
ズレ量は、副走査方向のアドレスデータのズレ量として
角度誤差補正アドレス変換部56に変換テーブルとして
設定されている。
【0058】以下、上述のシステムを用いて処理動作を
説明する。先ず、図6に示すデータ構造は、データバッ
ファ50に格納されているデータを示すものであり、こ
のデータ状態に対して以下説明する。図6において、1
−1/3〜1−3/3は前述の図4に示すラインバッフ
ァ「1」の格納エリアを示し、当該エリアに格納された
データを“1”で示す。また、2−1/3〜2−3/3
は前述の図4に示すラインバッファ「2」の格納エリア
を示し、当該エリアに格納されたデータを“2”で示
す。以下、同様に3−1/3〜3−3/3、4−1/3
〜4−3/3、5−1/3〜5−3/3、6−1/3〜
6−3/3は、対応するラインバッファ「3」〜「6」
の格納エリアを示し、それぞれのエリアに格納されたデ
ータを“3”〜“6”で示す。
【0059】ここで、データバッファ50にデータを書
き込み、又データバッファ50からデータを読み出す際
のアドレス指定は、前述のマルチプレクサ58から出力
されるアドレスデータに従って行われ、主走査方向のア
ドレスデータと副走査方向のアドレスデータによってア
ドレス指定される。尚、主走査方向、及び副走査方向を
データバッファ50上で対応させると、図6に示す矢印
方向である。
【0060】この状態においてデータのリード処理、及
びライト処理は以下のようにして行う。先ず、データの
ライト処理について説明する。図7に示す斜線は図6に
示す状態から新たにデータを書き込むアドレスを示す。
この場合、アドレス制御部54からマルチプレクサ58
に対して主走査方向アドレスデータ、及び副走査方向ア
ドレスデータが出力され、データバッファ50の指定ア
ドレスにデータが供給される。図7に示す例では、マル
チプレクサ58を介して出力される副走査方向アドレス
によってラインバッファ「6」のエリア6−1/3〜6
−3/3が指定され、更に主走査方向アドレスによって
当該エリア内の区間「11」〜区間「16」が指定され
る。
【0061】すなわち、副走査方向のアドレスデータと
して、先ずラインバッファ「6」の6−1/3のライン
が指定され、主走査方向のアドレスデータによって区間
「11」〜区間「16」が指定され、対応するエリア
(斜線で示すエリア)にデータ(“6”)が書き込ま
れ、更にラインバッファ「6」の6−2/3のラインが
指定され、主走査方向のアドレスデータによって区間
「11」〜区間「16」が指定され、対応するエリア
(斜線で示すエリア)にデータ(“6”)が書き込ま
れ、最後にラインバッファ「6」の6−3/3のライン
が指定され、主走査方向のアドレスデータによって区間
「11」〜区間「16」が指定され、対応するエリア
(斜線で示すエリア)にデータ(“6”)が書き込まれ
る。
【0062】次に、データのリード処理は、以下のよう
に行う。尚、前述の角度誤差補正アドレス変換部56に
おいて、LEDヘッドの傾きθに対応するアドレス変換
値は、図6に○印で示す通りである。
【0063】先ず、アドレス制御部54から主走査方向
アドレス、及び副走査方向アドレスが出力され、主走査
方向アドレスのデータはマルチプレクサ58に出力され
ると共に、LEDズレ量格納メモリ55に供給される。
例えば、アドレス制御部54から出力される最初の副走
査方向のアドレスが6−1/3であり、主走査方向のア
ドレス指定が区間「1」である場合、LEDズレ量格納
メモリ55におけるズレ補正量は図5に示すように
“0”である。また、区間「1」でのLEDヘッドの傾
きθに対する補正値は“−1/3”であり、角度誤差補
正アドレス変換部56内の補正テーブルによってアドレ
ス変換されたデータが加算機57を介してマルチプレク
サ58に出力され、この時の主/副走査方向のアドレス
は図7に示すエリアとなる。
【0064】次に、主走査方向のアドレス指定が区間
「2」となり、副走査方向のアドレスは、LEDズレ量
格納メモリ55におけるズレ補正量が図5に示すように
“−1/3”であり、また区間「2」でのLEDヘッド
の傾きθに対する補正値は“−2/3”である。したが
って、加算機57を介してマルチプレクサ58に出力さ
れるアドレスは図7に示すエリアを指定するものであ
る。
【0065】更に主走査方向のアドレス指定が区間
「3」となり、副走査方向のアドレスは、LEDズレ量
格納メモリ55におけるズレ補正量は図5に示すように
“−2/3”であり、また区間「3」でのLEDヘッド
の傾きθに対する補正値は“−1”である。したがっ
て、加算機57を介してマルチプレクサ58に出力され
るアドレスは図7に示すエリアを指定することにな
る。
【0066】更に次に指示されるアドレスは、主走査方
向のアドレス指定が区間「4」であり、副走査方向のア
ドレスは、LEDズレ量格納メモリ55におけるズレ補
正量は図5に示すように“−3/3”であり、また区間
「4」でのLEDヘッドの傾きθに対する補正値は“−
4/3”である。したがって、加算機57を介してマル
チプレクサ58に出力されるアドレスは図7に示すエリ
アを指定することになる。
【0067】以下、上述と同様に位置補正することによ
って、最終的に図7に示すアドレス位置を指定すること
になり、順次上述のエリアが指定され、対応するデータ
が読み出される。
【0068】すなわち、LEDヘッドのθ補正と、LE
Dアレイの配設誤差補正(Y補正)を同時に行うもので
あり、対応するエリアから対応するデータが読み出さ
れ、LEDヘッド及びLEDアレイの位置補正が同時に
行われる。
【0069】図8は次のラインのリード/ライト処理を
説明する図である。先ず、データのライト処理は、前述
と同様、アドレス制御部54からマルチプレクサ58に
対して主走査方向アドレスデータ、及び副走査方向アド
レスデータを出力し、データバッファ50の指定アドレ
スにデータを書き込む。図8に示す例では、ラインバッ
ファ「7」のエリア7−1/3〜7−3/3が指定さ
れ、更に当該エリア内の区間「1」〜区間「6」が指定
される。
【0070】したがって、このアドレス指定に従って、
対応するエリア(斜線で示すエリア)にデータ
(“7”)が書き込まれる。次に、データのリード処理
も前述と同様以下のように行う。先ず、アドレス制御部
54から主走査方向アドレス、及び副走査方向アドレス
が出力され、主走査方向アドレスのデータはマルチプレ
クサ58に出力されると共に、LEDズレ量格納メモリ
55に供給される。例えば、アドレス制御部54から出
力される最初の副走査方向のアドレスが6−1/3であ
り、主走査方向のアドレス指定が区間「1」である場
合、LEDズレ量格納メモリ55におけるズレ補正量は
図5に示すように“0”である。また、区間「1」での
LEDヘッドの傾きθに対する補正値は“−1/3”で
あり、加算機57を介してマルチプレクサ58に出力さ
れるアドレスは図8に示すエリアとなる。
【0071】次に、前述と同様、主走査方向のアドレス
指定が区間「2」となり、この場合、LEDズレ量格納
メモリ55におけるズレ補正量は図5に示すように“−
1/3”であり、また区間「2」でのLEDヘッドの傾
きθに対する補正値は“−2/3”である。したがっ
て、加算機57を介してマルチプレクサ58に出力され
るアドレスは図8に示すエリアを指定するものであ
る。
【0072】以下、上述と同様に位置補正することによ
って、図8に示す、、、・・・の各アドレス位置
が指定され、対応するデータが読み出される。したがっ
て、この場合にも、LEDヘッドのθ補正と、LEDア
レイの配設誤差補正(Y補正)を同時に行われ、対応す
るエリアからデータが読み出される。
【0073】次に、図9は次のラインのリード/ライト
処理を説明する図である。この場合も、先ずデータのラ
イト処理は、前述と同様、アドレス制御部54からマル
チプレクサ58に対して主走査方向アドレスデータ、及
び副走査方向アドレスデータを出力し、データバッファ
50の指定アドレスにデータを書き込む。図9に示す例
では、ラインバッファ「7」のエリア7−1/3〜7−
3/3が指定され、更に当該エリア内の区間「7」〜区
間「11」が指定される。
【0074】したがって、このアドレス指定に従って、
対応するエリア(斜線で示すエリア)にデータ
(“7”)が書き込まれる。次に、データのリード処理
も前述と同様に行い、先ずアドレス制御部54から主走
査方向アドレス、及び副走査方向アドレスが出力され、
主走査方向アドレスのデータはマルチプレクサ58に出
力されると共に、LEDズレ量格納メモリ55に供給さ
れる。そして、前述と同様、図9に示すエリア、、
、、・・・が順次指定され、対応するデータが読み
出される。したがって、上述の処理によって、LEDヘ
ッドのθ補正と、LEDアレイの配設誤差補正(Y補
正)が同時に行われ、対応するエリアからデータが読み
出される。
【0075】さらに、図10は次のラインのリード/ラ
イト処理を説明する図である。この場合も、先ずデータ
のライト処理は、前述と同様、アドレス制御部54から
マルチプレクサ58に対して主走査方向アドレスデー
タ、及び副走査方向アドレスデータを出力し、データバ
ッファ50の指定アドレスにデータを書き込む。図10
に示す例では、ラインバッファ「7」のエリア7−1/
3〜7−3/3が指定され、更に当該エリア内の区間
「12」〜区間「16」が指定される。
【0076】したがって、このアドレス指定に従って、
対応するエリア(斜線で示すエリア)にデータ
(“7”)が書き込まれる。次に、データのリード処理
も前述と同様に行い、先ずアドレス制御部54から主走
査方向アドレス、及び副走査方向アドレスが出力され、
主走査方向アドレスのデータはマルチプレクサ58に出
力されると共に、LEDズレ量格納メモリ55に供給さ
れる。そして、前述と同様、図10に示すエリア、
、、、・・・が順次指定され、対応するデータが
読み出される。したがって、上述の処理によって、LE
Dヘッドのθ補正と、LEDアレイの配設誤差補正(Y
補正)が同時に行われ、対応するエリアからデータが読
み出される。
【0077】以上のように、本実施形態によれば、LE
Dヘッドの配設の傾きθ補正と、LEDアレイの配設誤
差補正(Y補正)を単一の回路で同時に行うことがで
き、回路の小型化と共に、装置のコストダウンを行うこ
とができる。
【0078】尚、上述の実施形態の説明では、バッファ
メモリ50からデータをリードする際補正処理を行った
がデータの書き込み時に補正処理を行うように構成して
もよい。
【0079】また、上述の実施形態の説明では、LED
アレイ(LEDチップ)の位置ズレを予めLEDズレ量
格納メモリ55に登録し、ハード回路で読み出す構成と
したが、角度θズレとLEDアレイ(LEDチップ)の
配設位置のズレ量に関するデータをプログラムで持ちソ
フト的に演算して処理する構成としてもよい。 <第2の実施形態>次に、本発明の第2の実施形態につ
いて説明する。
【0080】本例においても、使用するプリンタ装置は
タンデム方式のカラープリンタ装置であり、前述の図2
と同様な構成である。また、プリンタ装置のシステム構
成も図3と同じ構成であり、構成上の説明を省略する。
【0081】また、本実施形態においても図1に示す転
送回路を使用する。すなわち、データバッファ50、デ
ータバッファ50にデータを供給する際入力制御を行う
入力制御部51、データバッファ50からデータを出力
する際出力制御を行う出力制御部52、及びデータバッ
ファ50へのデータのリード/ライト制御を行うリード
/ライト制御部53で構成されている。
【0082】リード/ライト制御部53は、アドレス制
御部54、各LEDアレイチィップズレ量格納メモリ5
5、角度誤差補正アドレス変換部56、加算機57、マ
ルチプレクサ58で構成されている。ただし、本例で使
用するLEDズレ量格納メモリ55にはLEDアレイチ
ップのズレ量が格納されているのではなく、LEDヘッ
ドのズレ量を補正するためのデータが格納されている。
【0083】すなわち、LEDアレイのズレ量が極めて
小さい場合、第1実施形態で使用したLEDズレ量格納
メモリ55をLEDヘッドのθ補正の一部として使用す
るものである。したがって、当然LEDズレ量格納メモ
リ55には第1実施形態と同様、LEDアレイのズレ補
正のデータも格納できる構成である。
【0084】図11は、上述の実施形態による補正処理
の具体例を示すものである。LEDアレイ(LEDチッ
プ)の数は5個であり、θ補正の主走査方向の分割数
(区間)は「0」〜「19」の20分割である。したが
って、例えば全LED素子が2000個で構成される場
合、LED素子100個毎にθ補正を行う。
【0085】尚、図11(a)はLEDヘッドが右上が
りであり、傾きθが19の場合に必要なθ補正を図に示
したものである。また、同図(b)はそのデータであ
る。先ず、LEDアレイのY補正分を計算する。本例に
おいて、LEDアレイのY補正は最大で8ラインまで補
正できるものとする。ヘッド傾きθは19であるため、
LEDアレイのY補正の最大値まで使用する。その結
果、同図(c)のようになり、LEDズレ量格納メモリ
55によって8分割分のθ補正を担ってもらうことにな
る。例えば、1ドット4ライン印字構成の場合、2ドッ
ト分のθ補正をLEDズレ量格納メモリ55が担うこと
になる。したがって、LEDズレ量格納メモリ55のメ
モリには対応するデータが書き込まれる。このデータは
同図(d)のようになる。すなわち、この補正データは
LEDズレ量格納メモリ55に記憶され、θ補正のデー
タとして使用される。
【0086】次に、角度誤差補正アドレス変換部56の
変換テーブルを作成するためのθ補正分を計算する。そ
の値は、 θ補正分=必要θ補正量−チップY補正分 から計算され、同図11(e)の補正データとなる。例
えば、具体的なデータは同図(f)のようになる。上述
の例では、θ補正分の最大値は11になる。したがっ
て、上述のデータに従った変換テーブルを角度誤差補正
アドレス変換部56に作成する。
【0087】尚、上述の処理も具体的には、前述のLE
Dズレ量格納メモリ55のY補正の値を、角度誤差補正
アドレス変換部56のθ補正のデータと加算機57によ
って加算するものである。
【0088】上述のようにしてLEDズレ量格納メモリ
55、及び角度誤差補正アドレス変換部56を設定した
後、前述の第1実施形態と同様にデータ補正処理を行う
ことによって、LEDヘッドのθ補正を行うことができ
る。
【0089】したがって、本例では、特にθ補正機能に
主走査方向が粗いLEDアレイ(LEDチップ)のY補
正を組み合わせ、θ補正機能と同じ分解能を得ながらθ
補正回路を拡大している。すなわち、LEDヘッドの配
設の傾きθ補正と、LEDアレイの配設誤差補正(Y補
正)を単一の回路で同時に行うことができ、しかもLE
Dヘッドに大きな配設ズレがある場合でも、LEDズレ
量格納メモリ55を利用することによって、θ補正の範
囲を拡大することができる。
【0090】また、上述の実施形態の説明として、右上
がりに傾いたLEDヘッドを使用したが、右下がりに傾
いたLEDヘッドを使用しても同様に実施することがで
きる。 <第3の実施形態>次に、本発明の第3の実施形態につ
いて説明する。
【0091】本実施形態は、前述のθ補正及びY補正の
みではなく、光学系の補正を加え、位置補正することが
可能であることを示す実施形態を説明するものである。
以下、具体的に本例を説明する。
【0092】LEDヘッドを使用したカラープリンタ装
置は、例えば感光ドラムに対向してLEDヘッドが設け
らており、このLEDヘッドに形成されたLEDアレイ
に発光素子が設けられ、画像データがロードされる。そ
して、ストローブ信号が入力されることにより発光素子
が駆動し、感光ドラム上に潜像が形成される。
【0093】また、LEDヘッドは複数のLED素子の
発光を複数の単眼レンズにより感光ドラム上に一直線の
像を結像させることが理想である。しかし、実際には単
眼レンズを実装する際、個々の配設位置にバラツキが生
じ、印字品質低下の原因となる。これを改善するため、
レンズアレイの実装精度の向上が図られてきた。
【0094】しかし、従来の単眼レンズアレイは、個々
のレンズ軸にわずかな傾きやバラツキを生じる為、各レ
ンズ毎に副走査方向に結像位置ズレを起こし、その結
果、印字品質が低下するという問題がある。そこで結像
ズレ量が許容範囲内のLEDヘッドだけを選別するとい
う方法もあるが、印字ヘッドの歩留りが低くなりコスト
アップにもつながる。
【0095】以下、図面を用いてより具体的に本実施形
態を説明する。図12は、単眼レンズ60を用いた印字
ヘッド61であり、LED基板62上に配列されたLE
Dアレイ63による発光を単眼レンズ60により感光体
ドラム64上に結合する構成である。図13は、上述の
図12の構成を右側面よりみた図であり、印字ヘッド6
1内の単眼レンズ60は、複数個のレンズより構成さ
れ、そのうち、軸が垂直(A)の場合結像面は正規位置
65Aとなるが、実際にはバラツキが有るため例えば軸
が(B)にずれていた場合、感光体ドラム64上の結合
面はズレ位置65Bとなる。
【0096】この様に個々のレンズの軸の傾きバラツキ
を主走査方向にみた様子を図14(a)に示す。同図
(a)に示すように、レンズアレイにより結合位置がず
れている場合、同図(b)に示すデータを入力すると、
印字結果は同図(c)に示す結果になる。これを防止す
るため、図15(a)に示す印字データを結像ズレとは
逆方向にずらすことで各レンズの軸バラツキによる結合
ズレの影響を相殺する。これにより印字結果は図15
(b)のように正常になる。
【0097】この機能を実現する回路構成を図16に示
す。尚、この回路構成は、前述の図1と基本的には同じ
であるがレンズアレイによるズレ量が加わった点で異な
る。すなわち、本回路は前述の図1と同様、データバッ
ファ50、データバッファ50にデータを供給する際入
力制御を行う入力制御部51、データバッファ50から
データを出力する際出力制御を行う出力制御部52、及
びデータバッファ50へのデータのリード/ライト制御
を行うリード/ライト制御部53で構成されている。
【0098】リード/ライト制御部53は、アドレス制
御部54、各LEDアレイチィップズレ量格納メモリ5
5、角度誤差補正アドレス変換部56、加算機57、マ
ルチプレクサ58で構成されている。また、本例の回路
には、前述の単眼レンズ60の配設位置ズレを補正する
データが、レンズアレイによるズレ量格納メモリ(以
下、単にレンズズレ量格納メモリで示す)66に登録さ
れている。
【0099】アドレス制御部54はデータバッファ50
にデータを書き込む際(リードの際)、前述と同様マル
チプレクサ58に対して主/副ライトアドレスを出力す
る。マルチプレクサ58はアドレス制御部54から供給
された主/副ライトアドレスに従ってデータバッファ5
0をライトし、データをデータバッファ50に書き込
む。
【0100】また、データの読み出し処理は、上述のL
EDズレ量格納メモリ55、角度誤差補正アドレス変換
部56、加算機57、及びレンズズレ量格納メモリ66
によってアドレス指定され、マルチプレクサ58にアド
レスデータが供給される。
【0101】上述のレンズズレ量格納メモリ66には、
予め単眼レンズ60によるズレ量(例えば、図17に示
すズレ量)が登録されている。このズレ量は予め測定し
たデータである。また、このデータを保持するレンズズ
レ量格納メモリ66の容量は、ズレの補正範囲を±10
ラインとすると、10+10=20ライン分である。
【0102】次に、上述の構成において図17の場合の
例を説明する。先ず、データのライト処理は、前述と同
様、アドレス制御部54からマルチプレクサ58に対し
て主走査方向アドレスデータ、及び副走査方向アドレス
データが出力され、データバッファ50の指定アドレス
にデータが入力する。
【0103】次に、データのリード処理は、前述の角度
誤差補正アドレス変換部56において、LEDヘッドの
傾きθに対応するアドレス変換値が加算機57に出力さ
れる。また、LEDズレ量格納メモリ55及びレンズズ
レ量格納メモリ66からそれぞれの補正値が加算機57
に出力される。加算機57では前述と同様、角度誤差補
正アドレス変換部56から出力されるθ補正値に対して
Y補正を施し、更にレンズアレイの誤差値を加算してマ
ルチプレクサ58に出力する。
【0104】図17は、上述の場合の例を説明する図で
あり、単眼レンズ60の位置ズレに対応した補正値が加
算機57に供給され、補正が行われる。この補正処理は
具体的には示さないが、前述の第1実施形態と同様であ
り、更にレンズズレ量格納メモリ66から出力される補
正データを加算するものである。
【0105】以上のように、本例は副走査方向リードア
ドレスに単眼レンズ(アレイ)によるズレ量分も含めて
加減することにより、画像ズレを相殺する印字データを
得ることができる。また、この場合ズレ量がFの時のリ
ードアドレスをRA とすると(補正回路±Nラインの
時)、 RA =N−F となる。
【0106】以上のように、上述の実施形態では、印字
ヘッドのθズレ、及びLEDアレイ(LEDチップ)の
配設ズレと共に、単眼レンズの個々の機械的なバラツキ
による結像位置、ズレを同時に補正することができるも
のである。
【0107】尚、上述の実施形態の説明では、単眼レン
ズ個々のバラツキによる結像位置ズレを対象としたが、
単眼レンズアレイ全体が副走査方向に結像位置ズレを生
じた場合にも、同様の補正方法が適用できる。
【0108】また、単に単眼レンズ周辺の環境変化(例
えば温度上昇)により、結像位置ズレを生じた場合にも
前述の補正方法が適用できる。この場合、印字ヘッド内
に1個または複数の温度センサを配置し予め測定した結
果による温度に対応したズレ量補正値を用いて電気的に
補正する。
【0109】さらに、上述の第1実施形態乃至第3実施
形態の説明では、カラープリンタ装置の例について説明
したが、カラープリンタ装置に限らずモノクロ等の単一
色のプリンタ装置に適用する構成としてもよい。
【0110】
【発明の効果】以上、説明したように本発明によれば、
印字ヘッドの位置ズレ、LEDアレイに配設ズレを単一
の補正回路で補正することができ、回路の小型化、及び
装置のコストダウンを図ることができる。
【0111】また、LEDヘッドの配設ズレをY補正用
のLEDズレ量格納メモリを使用して位置補正すること
によって、θ補正の範囲を拡大することができる。さら
に、単眼レンズ等を含む光学系のズレ量も、上述の印字
ヘッドの位置ズレ、及びLEDアレイの配設ズレに含め
て単一の補正回路で補正することができ、より補正回路
を小型化することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態のシステム構成を具体的に示す図で
ある。
【図2】タンデム方式のカラープリンタ装置の全体構成
図である
【図3】カラープリンタ装置のシステム構成図である。
【図4】データバッファの構成を説明する図である。
【図5】LEDアレイ(LEDチップ)のズレ量を示す
図である。
【図6】データバッファに格納されたデータを説明する
図である。
【図7】データのライト処理を説明する図である。
【図8】データのライト処理を説明する図である。
【図9】データのライト処理を説明する図である。
【図10】データのライト処理を説明する図である。
【図11】第2の実施形態を説明する図である。
【図12】単眼レンズを用いた光印字ヘッドを説明する
図である。
【図13】図12の構成を右側面よりみた図である。
【図14】(a)は個々のレンズの軸の傾きバラツキを
主走査方向にみた様子を示す図であり、(b)は入力デ
ータを示す図であり、(c)は印字結果を示す図であ
る。
【図15】(a)は補正データを示す図であり、(b)
は補正後の印字結果を示す図である。
【図16】第3の実施形態を説明するシステム構成図で
ある。
【図17】第3の実施形態の処理動作を説明する図であ
る。
【図18】従来技術を説明する図である。
【図19】(a)は右上がりの印字例を説明する図であ
り、(b)は従来の補正例を説明する図である。
【図20】(a)は右下がりの印字例を説明する図であ
り、(b)は従来の補正例を説明する図である。
【図21】(a)は右上がりの印字例を説明する図であ
り、(b)は従来の補正例を説明する図であり、(c)
は従来の補正データの例を説明する図である。
【図22】(a)はライン1を書き込む際のラインバッ
ファの例であり、(b)はライン2を書き込む際のライ
ンバッファの例であり、(c)はライン8を書き込む際
のラインバッファの例であり、(d)はライン9を書き
込む際のラインバッファの例である。
【図23】(a)はLEDアレイがズレて配設されてい
る例を示す図であり、(b)は上記(a)の場合に、ラ
イン状のLEDアレイのズレ状態を示す図であり、
(c)は補正データの詳細を説明する図であり、(d)
は補正データの具体例を説明する図である。
【符号の説明】
10 カラープリンタ装置 11 インターフェイスコントローラ 12 プリンタエンジン 13 CPU 14 ROM 15 システムRAM 16 セントロニクスインターフェイス 17Y、17M、17C、17BK フレームメモリ 18 ホスト機器 21 カラープリンタ装置 22 用紙供給/搬送機構 23 画像形成ユニット部 24 定着器 25 給紙カセット 26 用紙搬送系 27 給紙コロ 28 用紙搬送経路 29 待機ロール 30、31 駆動ロール 32 搬送ベルト 32で構成されている。 35〜38画像形成ユニット 40 感光体ドラム 41a 帯電器 41b 印字ヘッド41b 41c 現像ロール 41d 転写ロール 43 搬送ロール 44 排紙ロール 45 排紙部 50 データバッファ 51 入力制御部 52 出力制御部 53 リード/ライト制御部 54 アドレス制御部 55 アレイチィップズレ量格納メモリ 56 角度誤差補正アドレス変換部 57 加算機 58 マルチプレクサ 60 単眼レンズ 62 光印字ヘッド 63 LEDアレイ 64 感光体ドラム 65A 正規位置 65B ズレ位置 66 レンズズレ量格納メモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 矢島 俊昭 東京都東大和市桜が丘2丁目229 番地 カシオ計算機株式会社東京事業所内 (72)発明者 倉田 実記徳 東京都東大和市桜が丘2丁目229 番地 カシオ計算機株式会社東京事業所内 (72)発明者 毛利 隆 東京都東大和市桜が丘2丁目229 番地 カシオ計算機株式会社東京事業所内 Fターム(参考) 2C162 AE12 AE21 AE28 AE47 AE87 AF12 AF16 AF22 AF62 AF69 AF94 FA04 FA17 FA44 2H076 AB42 AB54 AB68 DA41 EA01

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 LED素子が配設されたLEDアレイを
    複数個ライン状に配列したLEDヘッドを各色毎に有す
    るプリンタ装置において、 前記LEDヘッドの配設角度誤差と前記各LEDアレイ
    の配列誤差を一括補正する補正手段を有することを特徴
    とするプリンタ装置。
  2. 【請求項2】 前記プリンタ装置はタンデム方式のカラ
    ープリンタ装置であることを特徴とする請求項1記載の
    プリンタ装置。
  3. 【請求項3】 前記補正手段は、前記LEDヘッドの配
    設角度誤差に対して前記各LEDアレイの配列誤差を加
    算することを特徴とする請求項1、又は2記載のプリン
    タ装置。
  4. 【請求項4】 前記補正手段は、前記各LEDアレイの
    配列誤差をメモリに有し、前記LEDヘッドの配設角度
    を副走査方向のアドレス変換データとしてもつことを特
    徴とする請求項1、又は2記載のプリンタ装置。
  5. 【請求項5】 前記各LEDアレイの配列誤差を有する
    メモリには、前記LEDヘッドの配設誤差の一部が記憶
    されていることを特徴とする請求項4記載のプリンタ装
    置。
  6. 【請求項6】 前記補正手段は、前記各LEDヘッドと
    感光体間に配設された光学系の配設誤差も含むことを特
    徴とする請求項1、又は2記載のプリンタ装置。
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