JP2007175985A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明は印字ヘッドの印字位置補正を行う画像形成装置に関し、特にXレジストの基準をセンタ基準とすることによって、印字ヘッドのバラツキによるずれを目立たなくさせると共に、印字ヘッドの発光タイミングを調整することによりYレジストの調整を可能とする画像形成装置を提供するものである。
【解決手段】 本発明はヘッド部56に設けられたEEPROM57に記憶された印字ヘッドの長さデータをヘッドEEPROM制御部64の制御によって読み出し、レジスト調整設定レジスタ63においてX補正を行う。この処理は、例えば転写ベルトに印刷されたパッチを読み出し、印字位置ずれを検出し、該検出結果に対して印字ヘッドの長さデータを使用して印字ずれの基準を画像センタに調整し、ずれを目立たなくするものである。
【選択図】 図1

Description

本発明は印字ヘッドの印字位置補正を行う画像形成装置に関する。
画像形成装置として、例えばタンデム方式を使用するカラーのプリンタ装置では、マゼンダ(M)、シアン(C)、イエロー(Y)、ブラック(K)の印字ヘッドを配設し、1回の印刷工程によって各色同時に印刷処理を行い、高速印刷を実現している。
このような方式の画像形成装置では、上記4色の印字位置を正確に一致させることが重要である。このため、各色間の印字位置調整は、位置調整用のパッチを、例えば転写ベルトに印刷し、このパッチをセンサによって読み取り、各補正値を算出して位置ずれを補正している。
このような発明として、特許文献1がある。この発明は、フルカラー複写機の転写ベルトの側縁部に位置ずれ量検出用のレジストパターンを形成し、このパターンをセンサで読み取り、位置ずれ量を計算して印字位置補正を行っている。
特開第2003−114551号公報
しかしながら、従来の画像形成装置では、レジスト調整のX補正は、転写ベルトの左右どちらかの側縁部に配置されたセンサによってXレジストパッチが読み取られるため、第1ドット側、若しくは最終ドット側を基準にX補正が行われる。このため、印字ヘッドの長さのバラツキにより、基準と反対側のドットでは各色重ね合わせが正確に行われず、例えば画像にスプリットが発生する。
そこで、本発明はXレジストの基準をセンタ基準とすることによって、印字ヘッドのバラツキを目立たなくさせ、更に印字ヘッドの発光タイミングを調整することによりYレジストの調整を可能とする画像形成装置を提供するものである。
上記課題は本発明によれば、感光体に光書き込みを行い、主走査方向に並行に配設された複数の印字ヘッドと、前記印字ヘッド間での主走査方向の印字ずれ量を検出する検出手段と、該検出手段によって検出された主走査方向の印字ずれ量に対し、前記各印字ヘッドの長さ情報を使用して対応する印字ヘッドの中心位置を基準に左右にずれ量を調整する調整手段とを有する画像形成装置を提供することによって達成できる。
このように構成することにより、主走査方向の印字ヘッド間のずれを目立たなくすることができる。
また、前記印字ずれ量は、例えば前記複数の印字ヘッドの中の1つの印字ヘッドを基準にして、他の印字ヘッドのずれ量を検出する構成である。例えば、ブラック(K)の印字ヘッドを基準にして、マゼンタ(M)、シアン(C)、イエロー(Y)の印字ヘッドの主走査方向のずれ量を検出する。
また、前記印字ヘッドの長さ情報は、例えば予め不揮発性記憶手段に記憶されている構成である。このように構成することにより、不揮発性記憶手段から印字ヘッドの長さ情報を読み出し、センタ位置への調整を迅速に行うことができる。
さらに、前記主走査方向に直交する副走査方向に対し、例えば前記印字ヘッドの発光タイミングを分割制御し、前記副走査方向の印字ずれを補正する構成である。この場合、例えば発光タイミングの分割制御を、ドット毎に4分割して制御する。
このように構成することにより、主走査方向のみではなく、副走査方向の印字位置ずれも補正でき、印字品質を向上することができる。
本発明によれば、主走査方向の印字位置ずれを印字ヘッドの長手方向の中心を基準に調整することができ、印字位置ずれを目立たなくすることができる。
また、副走査方向に対しても、印字ヘッドの発光タイミングを分割して詳細に補正し、より印字品質の優れた画像を形成することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら説明する。
図2は、本発明の実施形態におけるカラー画像形成装置(以下、単にプリンタという)の内部構成を説明する断面図である。同図に示すプリンタ1は、電子写真式で各色別の感光体上に形成された画像を中間転写ベルトに一次転写し、ベルト上で合成された画像を用紙に二次転写する方式のタンデム型のカラー画像形成装置であり、画像形成部2、中間転写ベルトユニット3、給紙部4、及び両面印刷用搬送ユニット5で構成されている。
上記画像形成部2は、同図の右から左へ4個の画像形成ユニット6(6Y、6M、6C、6K)を多段式に並設した構成からなる。
上記4個の画像形成ユニット6のうち上流側(図の右側)の3個の画像形成ユニット6Y、6M、及び6Cは、それぞれ減法混色の三原色であるイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)の色トナーによるモノカラー画像を形成し、画像形成ユニット6Kは、主として文字や画像の暗黒部分等に用いられるブラック(K)トナーによるモノクロ画像を形成する。
上記の各画像形成ユニット6は、トナー容器(トナーカートリッジ)に収納されたトナーの色を除き全て同じ構成である。したがって、以下ブラック(K)用の画像形成ユニット6Kを例にしてその構成を説明する。
画像形成ユニット6は、最下部に感光体ドラム7を備えている。この感光体ドラム7は、その周面が例えば有機光導電性材料で構成されている。この感光体ドラム7の周面近傍を取り巻いて、クリーナ8、帯電ローラ9、印字ヘッド11、及び現像器12の現像ローラ13が配置されている。また、現像器12の内部には、トナー撹拌部材、現像ローラ13にトナーを供給するトナー供給ローラ、現像ローラ13上のトナー層を一定の層厚に規制するドクターブレード等を備えている。
印字ヘッド11は、多数のLED素子が主走査方向に配列され、後述するヘッド制御部から入力する各色別の画像情報に基づいて選択されたLED素子が発光し、対峙する感光ドラム7に画像露光を行う光書き込みヘッドであり、色毎に設けられた複数の印字ヘッド11及び感光ドラム7は、その長手方向が主走査方向に向けて伸び、またそれぞれが並行な関係を維持するように中間転写ベルト上に順次配設されている。
中間転写ベルトユニット3は、本体装置のほぼ中央で図の左右のほぼ端から端まで扁平なループ状になって延在し上記主走査方向とは直交する副走査方向に移動する無端状の転写ベルト14と、この転写ベルト14を掛け渡されて転写ベルト14を同図の反時計回り方向に循環移動させる駆動ローラ15と従動ローラ16を備えている。
上記の転写ベルト14は、トナー像を直接ベルト面に転写(一次転写)されて、そのトナー像を更に用紙に転写(二次転写)すべく用紙への転写位置まで搬送するので、ここではユニット全体を中間転写ベルトユニットで示している。
この中間転写ベルトユニット3は、上記扁平なループ状の転写ベルト14のループ内にベルト位置制御機構17を備えている。ベルト位置制御機構17は、転写ベルト14を介して感光体ドラム7の下部周面に押圧する導電性発泡スポンジから成る一次転写ローラ18を備えている。
ベルト位置制御機構17は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、及びシアン(C)の3個の画像形成ユニット6Y、6M、及び6Cに対応する3個の一次転写ローラ18を鉤型の支持軸を中心に同一周期で回転移動させる。
そして、ベルト位置制御機構17は、ブラック(K)の画像形成ユニット6Kに対応する1個の一次転写ローラ18を上記3個の一次転写ローラ18の周期と異なる回転移動周期で回転移動させて転写ベルト14を感光体ドラム7から離接させる。
すなわち、ベルト位置制御機構17は、中間転写ベルトユニット3の転写ベルト14の位置を、フルカラーモード(4個全部の一次転写ローラ18が転写ベルト14に当接)、モノクロモード(画像形成ユニット6Kに対応する一次転写ローラ18のみが転写ベルト14に当接)、及び全非転写モード(4個全部の一次転写ローラ18が転写ベルト14から離れる)に切換える。
上記の中間転写ベルトユニット3には、上面部のベルト移動方向最上流側の画像形成ユニット6Mの更に上流側に、ベルトクリーナユニットが配置され、下面部のほぼ全面に沿い付けるように平らで薄型の廃トナー回収容器19が着脱自在に配置されている。
給紙部4は、上下2段に配置された2個の給紙カセット21を備え、2個の給紙カセット21の給紙口(図の右方)近傍には、それぞれ用紙取出ローラ22、給送ローラ23、捌きローラ24、待機搬送ローラ対25が配置されている。
待機搬送ローラ対25の用紙搬送方向(図の鉛直上方向)には、転写ベルト14を介して従動ローラ16に圧接する二次転写ローラ26が配設されて、用紙への二次転写部を形成している。
この二次転写部の下流(図では上方)側にはベルト式熱定着装置27が配置されて、ベルト式熱定着装置27の更に下流側には、定着後の用紙をベルト式熱定着装置27から搬出する搬出ローラ対28、及びその搬出される用紙を装置上面に形成されている排紙トレー29に排紙する排紙ローラ対31が配設されている。
両面印刷用搬送ユニット5は、上記搬出ローラ対28と排紙ローラ対31との中間部の搬送路から図の右横方向に分岐した開始返送路32a、それから下方に曲がる中間返送路32b、更に上記とは反対の左横方向に曲がって最終的に返送用紙を反転させる終端返送路32c、及びこれらの返送路の途中に配置された4組の返送ローラ対33a、33b、33c、33dを備えている。
上記終端返送路32cの出口は、給紙部4の下方の給紙カセット21に対応する待機搬送ローラ対25への搬送路に連絡している。
また、前述の駆動ローラ15の近傍にはセンサ70が設けられ、センサ70は転写ベルト14に印字されるパッチ情報を読み取る。尚、この構成については、詳しく後述する。
図3は、上記機構構成のプリンタ1の回路構成を説明する図である。同図において、ホスト機器40はパーソナルコンピュータ40aやプリンタサーバ40bであり、画像形成装置であるプリンタ1とセントロインターフェイス又はLANで接続されている。ホスト機器40は、アプリケーションに従って作成した印刷データを中間コードに変換し、スプーラを介してプリンタ1のインターフェイスコントローラ(以下、I/Fコントローラで示す)41に出力する。
I/Fコントローラ41は、受信制御部42、MPU43、RОM44、フォントRОM45、表示制御部46、ビデオI/F制御部47、メモリ48、圧縮/伸張部49で構成されている。ホスト機器40から供給された印刷データは受信制御部42の制御により、メモリ48内の受信バッファにDMA(ダイレクトメモリアクセス)転送される。
また、上記受信バッファに所定量の印刷データが格納されると、コマンド解析処理が行われ、フォントRОM45からコマンドに対応するフォントデータが読み出され、圧縮/伸張部49によって圧縮又は伸張処理が行われ、ビデオデータに変換されたデータがメモリ48の描画エリアに展開される。尚、RОM44は、本例のプリンタ1のシステムプログラムも記憶し、MPU43によってプリンタ1のシステム制御が行われる。
また、メモリ48の描画エリアに、例えば1ページ分のデータが展開されると、ビデオI/F制御部47の制御によってビデオデータはエンジン制御部50にDMA転送される。
エンジン制御部50は、ヘッド制御部51、及びモータ制御部52で構成され、MPU53によって制御される。また、MPU53には定着制御部54や高圧制御部55も接続され、対応する機器の駆動制御を行う。エンジン制御部50はモータの駆動制御や用紙の搬送制御、前述のセンサ70や感光体ドラム7等の制御も行い、ビデオデータに従った画像を用紙に印刷する。
一方、ヘッド制御部51はI/Fコントローラ41から供給されるビデオデータに対し、後述するX補正及びY補正を行い、ヘッド部56に出力する。
図1はヘッド制御部51の回路構成を示す図であり、I/Fコントローラ41の一部の構成も示す。前述のように、ホスト機器40から供給される印刷データはI/Fコントローラ41内の受信制御部42の制御により、メモリ48内の受信バッファにDMA転送され、更にコマンド解析後のビデオデータがビデオI/F制御部47を介してヘッド制御部50(エンジン制御部51)に供給される。
ヘッド制御部51は、同図に示すようにラインバッファ制御部60、ドットパターン生成部61、ヘッドI/F制御部62、レジスト調整設定レジスタ63、ヘッドEEPROM制御部64、及びストローブ位置制御部65で構成され、I/Fコントローラ41から供給されたビデオデータの印字位置補正を行い、補正後のデータをヘッド部56に出力する。
また、ヘッド部56にはEEPROM57が設けられている。このEEPROM57には、予め印字ヘッドの長さデータ等の情報が記憶されており、電源投入時、これらの情報はレジスト調整設定レジスタ63に供給される。
上記構成において、以下に本例の処理動作について説明する。
図4は本例の処理動作を説明するフローチャートである。先ず、本例のプリンタ1の電源を投入すると、ヘッド部56に設けられたEEPROM57からヘッド情報が自動的にダウンロードされる(ステップ(以下、Sで示す)1)。この制御は、ヘッドEEPROM制御部64が行い、印字ヘッドの長さデータ等の情報が、ヘッドEEPROM制御部64を介してレジスト調整設定レジスタ63に書き込まれる(S2)。
図5は、上記印字ヘッドの長さデータの例を示す。尚、同図に示す例は、印字ヘッドの長さ精度が±100μmであり、印字ヘッドの長さデータは、2400DPIピッチの場合の例である。
次に、印字ヘッドの初期設定を行う(S3)。例えば、パッチデータを転写ベルト14に印字し、印字ずれ量を前述のセンサ70によって検出する。図6(a)はこの模式図であり、転写ベルト14上にイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、及びブラック(K)のパッチを印刷する。例えば、同図に示すIはイエロー(Y)とブラック(K)間のXレジスト調整パッチであり、IIはマゼンタ(M)とブラック(K)間のXレジスト調整パッチであり、IIIはシアン(C)とブラック(K)間のXレジスト調整パッチである。上記ブラック(K)と各色間のレジスト量はセンサ70によって検出され、印字ヘッドの初期設定が行われる。尚、図6(b)に示す図は、前述のプリンタ1の概略機構図であり、センサ70との位置関係を示す。
次に、自動レジスト調整を開始し、X補正、Y補正、及びθ補正の各補正を行う(S4)。ここで、X補正は、本実施形態1で説明するものであり、ブラック(K)に対するイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)の主走査方向の印字ずれを補正する処理である。また、Y補正は例えばLEDアレイチップが基板上で基準となる印字ヘッド(例えば、ブラック(K)の印字ヘッド)に対して副走査方向にずれを生じている場合の補正であり、後述する実施形態2において説明する。尚、θ補正は基板上に配設された、例えばLEDアレイチップが形成するラインが基板上で基準となる印字ヘッド(例えば、ブラック(K)の印字ヘッド)のLEDアレイチップが形成するラインに対して角度(θ)ずれを起こしている場合の補正である。
次に、レジスト調整設定レジスタ63は取得した印字ヘッドの長さデータにより、Xレジストをセンタに合わせるX補正値を再設定する(S5)。図7(a)、(b)は、この設定処理を説明する図である。前述の処理(S4)によってX補正、Y補正、θ補正が行われ、例えばX補正の結果、同図(a)に示す印字ずれ補正値が設定されたものとする。この場合、マゼンタ(M)の印字ヘッドは、ブラック(K)の印字ヘッドに対して−8のずれが生じており、シアン(C)の印字ヘッドは、ブラック(K)の印字ヘッドに対して+8のずれが生じている。尚、イエロー(Y)の印字ヘッドは、ブラック(K)の印字ヘッドに対してずれを生じていない。
レジスト調整設定レジスタ63は、このデータと前述の印字ヘッドの長さデータに基づいてXレジストの補正処理を行う。図8には、この補正処理に使用する計算式が示され、この補正値(D1)は以下の計算式で求める。
補正値(D1)=((ブラック(K)の印字ヘッドの長さデータ−該当印字ヘッドの長さデータ)/4(600DPI量子化)/2(センタ振り分け)
前述の図5に示した例の場合、上記計算式を使用して補正値(D1)を求めると図8に示す結果となる。例えば、マゼンタ(M)の印字ヘッドの場合、ブラック(K)の印字ヘッドに対して−8であり、補正値は1(−8/4/2)である。また、シアン(C)の印字ヘッドの場合、ブラック(K)の印字ヘッドに対して8であり、補正値は−1(8/4/2)である。尚、イエロー(Y)については、ずれが生じていない為、補正値は0である。
したがって、上記処理によりブラック(K)に対する各印字ヘッドのずれは画像センタ位置を中心に両側に分けられ、印字ヘッドのズレが画像センタ位置を中心に左右に平均化される。図7(b)は、同図(a)に示す印字位置ずれを本例によって調整した場合の例である。例えば、マゼンタ(M)の場合、ブラック(K)に対して画像の右端が−8ずれて印刷されるのに対し、本例では画像センタが一致し、左端及び右端がそれぞれ−4ずれる印刷となる。また、シアン(C)の場合、ブラック(K)に対して画像の右端が+8ずれて印刷されるのに対し、本例では画像センタが一致し、左端及び右端がそれぞれ+4ずれる印刷となる。
次に、本例の補正処理により、レジスト調整設定レジスタ63からヘッドI/F制御部62に対して出力される補正値(D)は、上記補正値(D1)+(自動レジスト調整取得値×補正値)(D2)となり、ヘッドI/F制御部62はこの補正値に基づいてドットパターンの生成を行う。そして、生成したドットパターンのデータをヘッド部56に転送し(S6)、印字ヘッドから前述の感光体ドラム7への光書き込みを行う。
上記処理により、Xレジストは画像センタを中心に左右に平均化し、印字ヘッドの長さバラツキによる印字位置ズレを目立たなくすることができる。すなわち、図9に示すように、ずれ量は右端及び左端に分散され、それぞれの側でのずれ量は半分になる。
(実施形態2)
次に、本発明の実施形態2について説明する。
本例はYレジストの調整について説明するものであり、本例においても、前述の図1に示すヘッド制御部51の構成を使用し、特にストローブ位置制御部65を使用してYレジスト補正を行う。以下、具体的に説明する。
図10は本例の処理を説明するタイムチャートである。先ず、書き込み信号(/TWOUT)の出力に基づいて水平同期信号が出力され(同図に示すaのタイミング)、以後クロック信号に同期してビデオ信号が出力される(同図に示すbのタイミング)。また、LH1、LH2、LH4、LH8、LH16のタイミング信号が出力され(同図に示すc)、このタイミング信号に同期して後述するストローブ(STROBE)信号を生成する。
ビデオデータの出力は、1ラインを奇数ドットと偶数ドットに分け、交互に印字処理を行う。また、奇数ドットと偶数ドットの分割は、タイミング信号LH2の出力に同期して奇数ドライバ(ODD DRV)と偶数ドライバ(EVEN DRV)を交互に駆動し(同図に示すd1〜d4のタイミング)、それぞれの駆動中、ストローブ(STROBE)信号をストローブ位置制御部65に出力する。例えば、最初の奇数ドライバ(ODD DRV)が駆動中(同図に示すd1のタイミング)、4回のストローブ(STROBE)信号を出力する(同図に示すe1のタイミング)。
例えば、同図に示す例ではストローブ(STROBE-N0)、ストローブ(STROBE-N1)、ストローブ(STROBE-N2)、ストローブ(STROBE-N3)を順次出力し、ブラック(K)、シアン(C)、イエロー(Y)、マゼンタ(M)の印刷データの処理を行う。
また、次の偶数ドライバ(EVEN DRV)が駆動中(同図に示すd2のタイミング)、4回のストローブ(STROBE)信号を出力する(同図に示すe2のタイミング)。例えば、同図に示す例ではストローブ(STROBE-N0)、ストローブ(STROBE-N1)、ストローブ(STROBE-N2)、ストローブ(STROBE-N3)を順次出力し、ブラック(K)、シアン(C)、イエロー(Y)、マゼンタ(M)の印刷データの処理を行う。以下、次の奇数ドライバ(ODD DRV)の駆動により、4回のストローブ(STROBE)信号が出力され(同図に示すe3のタイミング)、更に次の偶数ドライバ(EVEN DRV)の駆動においても同様に、4回のストローブ(STROBE)信号が出力される(同図に示すe4のタイミング)。
図11は従来の場合のYレジスト補正を説明する図であり、同図(a)はブラック(K)の印字ヘッドに対してイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)の印字ヘッドの印字位置ずれ量を示す。尚、同図(a)に示す矢印A方向が用紙の搬送方向である。同図(a)に示すように、ブラック(K)の印字ヘッドに対してイエロー(Y)の印字ヘッドは31.8μmずれており、マゼンタ(M)の印字ヘッドは31.8μmずれており、シアン(C)の印字ヘッドも37.0μmずれている。尚、同図に示す(+)補正、及び(−)補正は、上記ずれ量を補正する際の補正方向を示す。
この状態において、従来の印字位置補正では、1書き込み周期において1回の補正処理が行われ、補正結果は同図(b)に示すようになる。
すなわち、イエロー(Y)の印字ヘッドについては、2ドット分+側に補正し、マゼンタ(M)の印字ヘッドについては、1ドット分−側に補正し、シアン(C))の印字ヘッドについては、2ドット分−側に補正し、印刷処理を行う。しかし、この場合、同図(b)に示すように、ブラック(K)の印字ヘッドに対してイエロー(Y)の印字ヘッドでは10.6μmのずれが残り、マゼンタ(M)の印字ヘッド及びシアン(C)の印字ヘッドでは5.3μmのずれが残る。
一方、本例においては、図12に示すように光書き込みを詳細に制御するので印字ずれを少なくすることができる。すなわち、同図(a)に示すように、前述の図11(a)に示す印字位置ずれと同じ量のずれが生じている場合、先ず上記と同様ドット単位での補正を行う。尚、本例の場合、シアン(C)の印字ヘッドに対しては同じ2ドットのマイナス補正を行うが、イエロー(Y)の印字ヘッドに対しては1ドットのプラス補正を行い、マゼンタ(M)の印字ヘッドに対しては2ドットのマイナス補正を行う。同図(b)はこの場合の補正状態を示す図である。
次に、本例では前述のストローブ位置制御部65を駆動し、図10に示すストローブ信号(STROBE-N0)〜ストローブ信号(STROBE-N3)を同図に示すタイミングで出力する。この出力タイミングは1ドットの印字を4分割するタイミングであり、例えばブラック(K)の印字ヘッドと他の印字ヘッドの印字ずれを無くすためには図12(c)に示す補正を行う必要がある。
例えば、イエロー(Y)の印字ヘッドの場合+側に2(/4)の補正を行い、マゼンタ(M)の印字ヘッドの場合+側に3(/4)の補正を行い、シアン(C)の印字ヘッドの場合+側に1(/4)の補正を行う。したがって、この場合ストローブ(STROBE-N0)の出力タイミングによってブラック(K)の印字ヘッドが駆動するとすれば、+1の補正が必要なシアン(C)の印字ヘッドはストローブ(STROBE-N1)の出力タイミングで光書き込みを行う。また、+2の補正が必要なイエロー(Y)の印字ヘッドはストローブ(STROBE-N2)の出力タイミングで光書き込みを行い、+3の補正が必要なマゼンタ(M)の印字ヘッドはストローブ(STROBE-N3)の出力タイミングで光書き込みを行う。
このように印字タイミングを制御することによって、Y方向ずれに対するより詳細な補正を行うことができ、前述のX補正と共に本例のY補正を行うことで、より詳細な印字ずれの制御を行うことができる。
尚、本例では4分割駆動について説明したが、更に8分割等の他の分割駆動を行う構成としてもよい。
ヘッド制御部の回路構成を示す図である。 実施形態の説明において使用するプリンタの内部構成を説明する断面図である。 プリンタのシステム構成を説明する図である。 実施形態1の処理動作を説明するフローチャートである。 印字ヘッドの長さデータの一例を示す図である。 (a)は印字ずれを検出する例を示す図であり、(b)はプリンタの概略機構図であり、センサとの位置関係を示す図である。 (a)、及び(b)は、実施形態1の補正処理を説明する図である。 実施形態1の補正処理を説明する図である。 実施形態1の処理結果を示す図である。 実施形態2の処理を説明するタイムチャートである。 (a)は、印字位置ずれのドット単位での補正値を設定する例を説明する図であり、(b)は、補正状態を示す図である。 (a)は、印字位置ずれのドット単位での補正値を設定する例を説明する図であり、(b)は、補正状態を示す図であり、(c)は1ドットの印字を4分割して補正を行う例であり、その補正状態を示す図である。
符号の説明
1・・・プリンタ
2・・・画像形成部
3・・・中間転写ベルトユニット
4・・・給紙部
5・・・両面印刷用搬送ユニット
6(6M、6C、6Y、6K)・・画像形成ユニット
7・・・感光体ドラム
8・・・クリーナ
9・・・帯電ローラ
11・・印字ヘッド
12・・現像器
13・・現像ローラ
14・・転写ベルト
15・・駆動ローラ
16・・従動ローラ
17・・ベルト位置制御機構
18・・一次転写ローラ
19・・廃トナー回収容器
21・・給紙カセット
22・・用紙取出ローラ
23・・給送ローラ
24・・捌きローラ
25・・待機搬送ローラ対
27・・ベルト式熱定着装置
28・・搬出ローラ対
29・・排紙トレー
32a・・開始返送路
32b・・中間返送路
33a、33b、33c、33d・・終端返送路
40・・ホスト機器
40a・・パーソナルコンピュータ
40b・・プリンタサーバ
41・・インターフェイスコントローラ
42・・I/Fコントローラ
43・・MPU
44・・RОM
45・・フォントRОM
46・・表示制御部
47・・ビデオI/F制御部
48・・メモリ
49・・圧縮/伸張部
50・・エンジン制御部
52・・モータ制御部
53・・MPU
54・・定着制御部
55・・高圧制御部
60・・ラインバッファ制御部
61・・ドットパターン生成部
62・・ヘッドI/F制御部
63・・レジスト調整設定レジスタ
64・・ヘッドEEPROM制御部
65・・ストローブ位置制御部

Claims (5)

  1. 感光体に光書き込みを行い、主走査方向に並行に配設された複数の印字ヘッドと、
    前記印字ヘッド間での主走査方向の印字ずれ量を検出する検出手段と、
    該検出手段によって検出された主走査方向の印字ずれ量に対し、前記各印字ヘッドの長さ情報を使用して対応する印字ヘッドの中心位置を基準に左右にずれ量を調整する調整手段と、
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記印字ずれ量は、前記複数の印字ヘッドの中の1つの印字ヘッドを基準にして、他の印字ヘッドのずれ量を検出することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記印字ヘッドの長さ情報は、予め不揮発性記憶手段に記憶されていることを特徴とする請求項1、又は2記載の画像形成装置。
  4. 前記主走査方向に直交する副走査方向に対し、前記印字ヘッドの発光タイミングを分割制御し、前記副走査方向の印字ずれを補正することを特徴とする請求項1、2、又は3記載の画像形成装置。
  5. 前記発光タイミングを分割制御は、ドット毎に4分割制御を行うことを特徴とする請求項4記載の画像形成装置。
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