JPH08258327A - 記録装置及び方法 - Google Patents
記録装置及び方法Info
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- JPH08258327A JPH08258327A JP6260595A JP6260595A JPH08258327A JP H08258327 A JPH08258327 A JP H08258327A JP 6260595 A JP6260595 A JP 6260595A JP 6260595 A JP6260595 A JP 6260595A JP H08258327 A JPH08258327 A JP H08258327A
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- Electrophotography Using Other Than Carlson'S Method (AREA)
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 高速且つ良好な画像を記録することができる
安価な記録装置を提供する。 【構成】 記録装置は、それぞれ複数の記録素子からな
る複数のライン状記録手段により同一の記録媒体状に互
いに異なる色の画像を記録する装置であって、前記複数
のライン状記録手段全てにより画像を記録可能な前記記
録媒体上の領域に対応する前記各ライン状記録手段の記
録素子各々に対して画像信号を供給するように構成され
ている。
安価な記録装置を提供する。 【構成】 記録装置は、それぞれ複数の記録素子からな
る複数のライン状記録手段により同一の記録媒体状に互
いに異なる色の画像を記録する装置であって、前記複数
のライン状記録手段全てにより画像を記録可能な前記記
録媒体上の領域に対応する前記各ライン状記録手段の記
録素子各々に対して画像信号を供給するように構成され
ている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は記録装置に関し、詳しく
は、異なる色の画像を同一の記録媒体上に記録する装置
に関するものである。
は、異なる色の画像を同一の記録媒体上に記録する装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の装置として、従来より電子写真
技術を用いた複写機,FAX,プリンタ等が考えられて
いる。
技術を用いた複写機,FAX,プリンタ等が考えられて
いる。
【0003】また、このような電子写真技術を用いて小
型で高速な画像記録を実現するための技術も種々開発さ
れている。例えば、複数の感光ドラムと同数の固体記録
素子、即ちLEDアレイ等に代表される発光素子アレ
イ,液晶シャッタに代表される光透過制御素子アレイ,
あるいは光を反射制御可能な素子アレイ等による記録
や、インクジェット方式に代表される直接記録方式等が
考えられている。
型で高速な画像記録を実現するための技術も種々開発さ
れている。例えば、複数の感光ドラムと同数の固体記録
素子、即ちLEDアレイ等に代表される発光素子アレ
イ,液晶シャッタに代表される光透過制御素子アレイ,
あるいは光を反射制御可能な素子アレイ等による記録
や、インクジェット方式に代表される直接記録方式等が
考えられている。
【0004】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、こ
のような従来の装置においては、転写材上に複数色の画
素が精度よく重ならなければ高精細な記録画像を得るこ
とができず、別々の複数色の記録素子アレイに対して高
精度な製造技術や、記録装置に対しての高精度な実装技
術が要求され、安価に製造することができなかった。
のような従来の装置においては、転写材上に複数色の画
素が精度よく重ならなければ高精細な記録画像を得るこ
とができず、別々の複数色の記録素子アレイに対して高
精度な製造技術や、記録装置に対しての高精度な実装技
術が要求され、安価に製造することができなかった。
【0005】前記課題を考慮して、本発明は、高精度な
製造・実装技術を必要とせず、安価に、高速で且つ良好
な画像を記録することのできる装置を提供することを目
的とする。
製造・実装技術を必要とせず、安価に、高速で且つ良好
な画像を記録することのできる装置を提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】従来抱えている課題を解
決し、前記目的を達成するため、本発明は、それぞれ複
数の記録素子からなる複数のライン状記録手段により同
一の記録媒体上に互いに異なる色の画像を記録する装置
であって、前記複数のライン状記録手段全てにより画像
を記録可能な前記記録媒体上の領域に対応する前記各ラ
イン状記録手段の記録素子各々に対応して画像信号を供
給するように構成されている。
決し、前記目的を達成するため、本発明は、それぞれ複
数の記録素子からなる複数のライン状記録手段により同
一の記録媒体上に互いに異なる色の画像を記録する装置
であって、前記複数のライン状記録手段全てにより画像
を記録可能な前記記録媒体上の領域に対応する前記各ラ
イン状記録手段の記録素子各々に対応して画像信号を供
給するように構成されている。
【0007】
【作用】本発明はこのように構成したので、高精度な製
造・実装技術を必要とせず、容易に画像の色ずれを抑制
することができ、高速且つ良好な画像を得ることが可能
になる。
造・実装技術を必要とせず、容易に画像の色ずれを抑制
することができ、高速且つ良好な画像を得ることが可能
になる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて詳細に
説明する。
説明する。
【0009】まず、本実施例で用いる記録装置の概要を
図1を用いて説明する。
図1を用いて説明する。
【0010】図1は4つの感光ドラムにより4色の画像
を同一記録媒体上に記録する装置の構成を示した図であ
る。
を同一記録媒体上に記録する装置の構成を示した図であ
る。
【0011】図1において、4つの感光ドラムに対し
て、それぞれ複数の発光ダイオード(Light Emitted Di
ode:以下LED)記録素子からなるLED記録ヘッド1
−1,1−2,1−3,1−4により潜像を形成し、現
像した画像を転写ベルトに載置されて搬送される記録紙
等の記録媒体2の上にそれぞれA,B,C,Dの位置で
転写する。そして、LED記録ヘッド1−1〜1−4は
記録媒体の搬送方向に対して図2に示すように同一の長
さHWであっても、実装時のばらつきによりOS分だけ
ずれがある。従って、このまま各記録ヘッドにより画像
を記録した場合、同一位置に記録されるべき画像の位置
が各記録ヘッド間でずれることになる。
て、それぞれ複数の発光ダイオード(Light Emitted Di
ode:以下LED)記録素子からなるLED記録ヘッド1
−1,1−2,1−3,1−4により潜像を形成し、現
像した画像を転写ベルトに載置されて搬送される記録紙
等の記録媒体2の上にそれぞれA,B,C,Dの位置で
転写する。そして、LED記録ヘッド1−1〜1−4は
記録媒体の搬送方向に対して図2に示すように同一の長
さHWであっても、実装時のばらつきによりOS分だけ
ずれがある。従って、このまま各記録ヘッドにより画像
を記録した場合、同一位置に記録されるべき画像の位置
が各記録ヘッド間でずれることになる。
【0012】ここで、各LED記録ヘッド1−1,1−
2,1−3,1−4がOS=0で実装されたとしても、
各々のLED記録ヘッド1−1〜1−4は図3に示すよ
うにその全長は個々に異なる。
2,1−3,1−4がOS=0で実装されたとしても、
各々のLED記録ヘッド1−1〜1−4は図3に示すよ
うにその全長は個々に異なる。
【0013】一般に、記録幅300mmにわたってモノ
リシックなLED記録素子を作成することは不可能であ
り、実際は図3に示したように数10画素分の画像記録
に対応した記録素子を数mm幅分に分割してチップを形
成し、このチップを多数ライン状に配列して記録ヘッド
を構成している。
リシックなLED記録素子を作成することは不可能であ
り、実際は図3に示したように数10画素分の画像記録
に対応した記録素子を数mm幅分に分割してチップを形
成し、このチップを多数ライン状に配列して記録ヘッド
を構成している。
【0014】従って、各チップの配列時にチップ間距離
δのばらつきが積算された結果、個々のLED記録ヘッ
ド1−1〜1−4はその幅が異なる。つまり、図3にお
いてヘッド1−1の記録幅はHWであるにもかかわら
ず、記録媒体上で4色共に記録可能な領域は最も記録幅
の短い(配列された記録素子間が最も短い)ヘッド1−
3で決定されるPWということになる。このとき、ヘッ
ド1−1はOFで示した分だけ無効となる。
δのばらつきが積算された結果、個々のLED記録ヘッ
ド1−1〜1−4はその幅が異なる。つまり、図3にお
いてヘッド1−1の記録幅はHWであるにもかかわら
ず、記録媒体上で4色共に記録可能な領域は最も記録幅
の短い(配列された記録素子間が最も短い)ヘッド1−
3で決定されるPWということになる。このとき、ヘッ
ド1−1はOFで示した分だけ無効となる。
【0015】また、このように実装位置及び長さのそろ
っていない各LED記録ヘッドにより形成された画像を
記録媒体上に重ね合わせて記録する場合、各ヘッドによ
る記録画像間で同一位置に記録されるべき画像の位置が
ずれ、高精細なカラー画像を得ることができなくなる。
っていない各LED記録ヘッドにより形成された画像を
記録媒体上に重ね合わせて記録する場合、各ヘッドによ
る記録画像間で同一位置に記録されるべき画像の位置が
ずれ、高精細なカラー画像を得ることができなくなる。
【0016】そこで、本実施例においては、図2に示し
た各LED記録ヘッド1−1〜1−4の全てにより記録
可能な記録媒体上の領域(以下、有効領域)に応じて各
LED記録ヘッドの記録素子各々に対応した画像信号を
供給することにより記録媒体上での画像の位置ずれ、特
に主走査方向の位置ずれを抑制するものである。
た各LED記録ヘッド1−1〜1−4の全てにより記録
可能な記録媒体上の領域(以下、有効領域)に応じて各
LED記録ヘッドの記録素子各々に対応した画像信号を
供給することにより記録媒体上での画像の位置ずれ、特
に主走査方向の位置ずれを抑制するものである。
【0017】次に、本実施例の動作についてさらに詳細
に説明する。
に説明する。
【0018】図4は本実施例の画像信号供給動作を説明
するための図である。
するための図である。
【0019】本実施例では、記録ヘッド1−1〜1−4
はそれぞれ6000画素の画像を記録可能に構成されて
いる。そして、図4に示した例では、記録ヘッド1−1
に対しては1ライン6000画素の画像信号のうち1番
目の画素の画像信号を3番目の記録素子に供給すると共
に、6000番目の画素の画像信号を6000番目の記
録素子に供給する。
はそれぞれ6000画素の画像を記録可能に構成されて
いる。そして、図4に示した例では、記録ヘッド1−1
に対しては1ライン6000画素の画像信号のうち1番
目の画素の画像信号を3番目の記録素子に供給すると共
に、6000番目の画素の画像信号を6000番目の記
録素子に供給する。
【0020】一方、記録ヘッド1−2については、1番
目の画素の画像信号を1番目の記録素子に供給すると共
に、6000番目の画素の画像信号を5997番目の記
録素子に供給する。
目の画素の画像信号を1番目の記録素子に供給すると共
に、6000番目の画素の画像信号を5997番目の記
録素子に供給する。
【0021】この結果、両記録ヘッド1−1,1−2は
それぞれ記録媒体上の記録領域が異なるにもかかわら
ず、少なくとも各記録ヘッドにより記録される1ライン
6000画素分の画像信号の先頭の画素1と最終の画素
6000は記録媒体上では一値して記録可能となる。
それぞれ記録媒体上の記録領域が異なるにもかかわら
ず、少なくとも各記録ヘッドにより記録される1ライン
6000画素分の画像信号の先頭の画素1と最終の画素
6000は記録媒体上では一値して記録可能となる。
【0022】このとき実際の記録幅は図4に示したPW
となり、画像は若干縮小されることになる。
となり、画像は若干縮小されることになる。
【0023】次に、このように各記録ヘッドに画像信号
を供給する場合の、各記録ヘッドのそれぞれの記録素子
供給する画像信号の決定方法について説明する。
を供給する場合の、各記録ヘッドのそれぞれの記録素子
供給する画像信号の決定方法について説明する。
【0024】まず、6000画素の画像信号を記録ヘッ
ド1−1に供給する場合について説明する。
ド1−1に供給する場合について説明する。
【0025】まず、図2に示した記録ヘッド1のOS、
つまり各記録ヘッド全てにより記録可能な記録領域以外
の部分の画素数(ここでは2となる)及びOF(前述の
ように、最短の幅の記録ヘッドに対する記録ヘッドの幅
の差)の画素数(ここでは0)及び主走査方向の記録画
素数(ここでは6000)よりN番目の記録素子に供給
する画像信号の画素の番号Mは以下の通りとなる。
つまり各記録ヘッド全てにより記録可能な記録領域以外
の部分の画素数(ここでは2となる)及びOF(前述の
ように、最短の幅の記録ヘッドに対する記録ヘッドの幅
の差)の画素数(ここでは0)及び主走査方向の記録画
素数(ここでは6000)よりN番目の記録素子に供給
する画像信号の画素の番号Mは以下の通りとなる。
【0026】 N ≦OSの場合 一意的に非記録信号 OS<N≦PN-OF M=INT{(N-OS)*PN/(PN-OS-OF)} N>PN-OF 一意的に非記録信号 これらの関係式により、図4における記録ヘッド1−1
の各記録素子に供給する画像信号の画素の番号は図5に
示す通りとなる。
の各記録素子に供給する画像信号の画素の番号は図5に
示す通りとなる。
【0027】つまり、図5によれば、記録ヘッド1−1
に対しては、2999番目の画素と5999番目の画素
の画像信号が間引かれ、即ち、全ての記録ヘッドにより
記録可能な領域に対応した記録素子の3番目の記録素子
から6000番目の記録素子に対して6000画素の画
像信号が5998/6000倍に縮小されて供給され
る。
に対しては、2999番目の画素と5999番目の画素
の画像信号が間引かれ、即ち、全ての記録ヘッドにより
記録可能な領域に対応した記録素子の3番目の記録素子
から6000番目の記録素子に対して6000画素の画
像信号が5998/6000倍に縮小されて供給され
る。
【0028】また、記録ヘッド1−2に対しては199
9番目,3999番目及び5999番目の画素の画像信
号が間引かれ、即ち、有効領域に対応した記録素子の1
番目の記録素子から5997番目の記録素子に対して6
000画素の画像信号が5997/6000倍に縮小さ
れて供給される。
9番目,3999番目及び5999番目の画素の画像信
号が間引かれ、即ち、有効領域に対応した記録素子の1
番目の記録素子から5997番目の記録素子に対して6
000画素の画像信号が5997/6000倍に縮小さ
れて供給される。
【0029】各記録ヘッドの記録素子それぞれに対応し
てこのような画像信号の供給を実現するための回路構成
を図6に示す。
てこのような画像信号の供給を実現するための回路構成
を図6に示す。
【0030】図6において、不図示のスキャナもしくは
記録装置の外部から供給された画像信号は画像処理回路
6で所定の処理を施され、それぞれ異なる色の画像信号
5−1〜5−4としてメモリ3−1〜3−4に出力され
る。
記録装置の外部から供給された画像信号は画像処理回路
6で所定の処理を施され、それぞれ異なる色の画像信号
5−1〜5−4としてメモリ3−1〜3−4に出力され
る。
【0031】これら画像信号5−1〜5−4は各々同一
ライン上に記録すべき4色の画像信号列であり、あらか
じめ図1に示した各ドラム間の距離で決まるタイミング
差、即ち先行して記録するヘッド1−4に対して記録ヘ
ッド1−3は距離C〜Dに応じた時間分、記録ヘッド1
−2は距離B〜Dに応じた時間分、また記録ヘッド1−
1は距離A〜Dに応じた時間分それぞれメモリ1−1〜
1−3で遅延されて出力される。
ライン上に記録すべき4色の画像信号列であり、あらか
じめ図1に示した各ドラム間の距離で決まるタイミング
差、即ち先行して記録するヘッド1−4に対して記録ヘ
ッド1−3は距離C〜Dに応じた時間分、記録ヘッド1
−2は距離B〜Dに応じた時間分、また記録ヘッド1−
1は距離A〜Dに応じた時間分それぞれメモリ1−1〜
1−3で遅延されて出力される。
【0032】従って、メモリ1−1〜1−3は前述のよ
うな時間分の画像信号を記録可能であり、また、メモリ
1−4は基本的に本実施例におけるヘッド1−4の各記
録素子の位置ずれのみを補正するために必要な容量、即
ち1ライン分の画像信号を記憶可能な容量を有する。
うな時間分の画像信号を記録可能であり、また、メモリ
1−4は基本的に本実施例におけるヘッド1−4の各記
録素子の位置ずれのみを補正するために必要な容量、即
ち1ライン分の画像信号を記憶可能な容量を有する。
【0033】制御回路7は検出回路8により与えられる
係数OS,PN及びOFに基づいて各記録ヘッドの各記
録素子に供給するべき画像信号の画素番号を演算し、こ
の演算結果に基づいて前述のように各記録ヘッドの複数
の記録素子それぞれに対して適当な画像信号を供給する
ための制御信号をメモリ制御回路4−1〜4−4に出力
する。
係数OS,PN及びOFに基づいて各記録ヘッドの各記
録素子に供給するべき画像信号の画素番号を演算し、こ
の演算結果に基づいて前述のように各記録ヘッドの複数
の記録素子それぞれに対して適当な画像信号を供給する
ための制御信号をメモリ制御回路4−1〜4−4に出力
する。
【0034】ここで、制御回路7に与えられる係数、即
ち各記録ヘッド特有のずれ量は、各記録ヘッドにて所定
のパターンを記録し、この記録パターンを検出回路8で
検出することにより検出可能である。
ち各記録ヘッド特有のずれ量は、各記録ヘッドにて所定
のパターンを記録し、この記録パターンを検出回路8で
検出することにより検出可能である。
【0035】この他、読み取り部を持たない装置におい
ては、工場出荷時等に同様に各記録ヘッドにより所定の
パターンを記録し、この記録パターンを元に所定の解析
装置により求めて不図示の不揮発性のメモリに記憶して
おき、画像の記録時にこれらのデータを読み出して用い
ることも可能である。
ては、工場出荷時等に同様に各記録ヘッドにより所定の
パターンを記録し、この記録パターンを元に所定の解析
装置により求めて不図示の不揮発性のメモリに記憶して
おき、画像の記録時にこれらのデータを読み出して用い
ることも可能である。
【0036】メモリ制御回路4−1〜4−4はそれぞれ
制御回路7からの制御信号に基づいてメモリ3−1〜3
−4への画像信号の書き込みを制御して、各画素記録素
子に対して画像信号を供給する。即ち、本実施例におい
ては、記録ヘッド1−1に対しては2999番目の画素
と5999番目の画素に対応した画像信号を供給しない
ので、メモリ制御信号はこれらの画像信号をメモリ3−
1に書き込まないように制御する。
制御回路7からの制御信号に基づいてメモリ3−1〜3
−4への画像信号の書き込みを制御して、各画素記録素
子に対して画像信号を供給する。即ち、本実施例におい
ては、記録ヘッド1−1に対しては2999番目の画素
と5999番目の画素に対応した画像信号を供給しない
ので、メモリ制御信号はこれらの画像信号をメモリ3−
1に書き込まないように制御する。
【0037】このように各記録ヘッドの複数の記録素子
それぞれに対して供給する画像信号を制御することによ
り、前述のように記録媒体上の画像の位置ずれを補正す
ることが可能になり、高精細なカラー画像を得ることが
できる。
それぞれに対して供給する画像信号を制御することによ
り、前述のように記録媒体上の画像の位置ずれを補正す
ることが可能になり、高精細なカラー画像を得ることが
できる。
【0038】前述の実施例においては、各主走査の60
00画素は前述の演算式により一律に処理されるため、
例えば2999番目の画素に1画素幅の線があったとす
れば、完全に記録ヘッド1−1では記録されないことに
なる。
00画素は前述の演算式により一律に処理されるため、
例えば2999番目の画素に1画素幅の線があったとす
れば、完全に記録ヘッド1−1では記録されないことに
なる。
【0039】そこで、各主走査ライン毎に間引かれる画
素の位置を変更することによりこのような事態を回避す
ることが可能になる。つまり、前述の実施例では、記録
ヘッド1−1の場合、6000画素のうちどこか2画素
を間引けばよいので、例えば、3000の疑似乱数を発
生させ、ライン毎に1から3000までの値のうち乱数
的に2つの値を求め、その画素を間引けばよい。
素の位置を変更することによりこのような事態を回避す
ることが可能になる。つまり、前述の実施例では、記録
ヘッド1−1の場合、6000画素のうちどこか2画素
を間引けばよいので、例えば、3000の疑似乱数を発
生させ、ライン毎に1から3000までの値のうち乱数
的に2つの値を求め、その画素を間引けばよい。
【0040】また、あらかじめ複数ラインを1周期とす
る間引きデータを不揮発性のメモリに記憶しておき、記
録時にこの値を繰り返し参照して間引いてもよい。
る間引きデータを不揮発性のメモリに記憶しておき、記
録時にこの値を繰り返し参照して間引いてもよい。
【0041】また、複写機のように中間長を含む多値デ
ータを処理してより少ないレベル数の画像信号を生成し
て記録する場合、前述のような画像の縮小処理は多値デ
ータ上で線形補間等の処理を施した上で、有効領域の画
素数に対応した画像信号を生成すれば、より精度のよい
間引き処理を行うことが可能になる。
ータを処理してより少ないレベル数の画像信号を生成し
て記録する場合、前述のような画像の縮小処理は多値デ
ータ上で線形補間等の処理を施した上で、有効領域の画
素数に対応した画像信号を生成すれば、より精度のよい
間引き処理を行うことが可能になる。
【0042】同様に、記録する画像信号が単純な2値信
号である場合、周辺の画素の状態を参照しながら一旦多
値データを生成し、その多値データの状態で縮小処理を
行えば、記録する画像信号が2値信号であってもより精
度の高い間引き処理を行うことができる。
号である場合、周辺の画素の状態を参照しながら一旦多
値データを生成し、その多値データの状態で縮小処理を
行えば、記録する画像信号が2値信号であってもより精
度の高い間引き処理を行うことができる。
【0043】このような縮小処理は、図5の制御回路で
演算することにより可能になる。
演算することにより可能になる。
【0044】なお、図5における制御回路7は各記録ヘ
ッドにより記録されたパターンに基づいて各係数を検出
したが、例えば、各記録ヘッドの先頭記録素子から最終
記録素子までの長さが記録ヘッド自身に記憶されている
場合には、図2で示すOSのみを検出すればよいことに
なる。
ッドにより記録されたパターンに基づいて各係数を検出
したが、例えば、各記録ヘッドの先頭記録素子から最終
記録素子までの長さが記録ヘッド自身に記憶されている
場合には、図2で示すOSのみを検出すればよいことに
なる。
【0045】また、前述の実施例では感光ドラム上に画
像を形成する手段としてLEDを用いたが、これに限ら
ず複数の記録素子からなるライン状の記録手段であれば
他の部材を用いることも可能である。
像を形成する手段としてLEDを用いたが、これに限ら
ず複数の記録素子からなるライン状の記録手段であれば
他の部材を用いることも可能である。
【0046】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
は、複数のライン状記録手段の全てにより記録可能な領
域に対応する複数の記録素子それぞれに対して画像信号
を供給しているので、高精度な製造・実装技術を必要と
せず、容易に画像の色ずれを抑制することができ、高速
且つ良好な画像を得ることが可能になる。
は、複数のライン状記録手段の全てにより記録可能な領
域に対応する複数の記録素子それぞれに対して画像信号
を供給しているので、高精度な製造・実装技術を必要と
せず、容易に画像の色ずれを抑制することができ、高速
且つ良好な画像を得ることが可能になる。
【図1】本発明の実施例における記録装置の構成を示す
図である。
図である。
【図2】図1における記録ヘッドのずれの様子を示す図
である。
である。
【図3】図2に示した記録ヘッドの長さのずれを示した
図である。
図である。
【図4】本発明の実施例における記録画像の位置ずれ補
正動作を説明するための図である。
正動作を説明するための図である。
【図5】本発明の実施例において各記録素子に供給する
画素を示す図である。
画素を示す図である。
【図6】図1に示した装置の要部の構成を示すブロック
図である。
図である。
1 LED記録ヘッド 3 メモリ 4 メモリ制御回路 6 画像処理回路 7 検出回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03G 21/14 H04N 1/23 103 (72)発明者 畠 茂雄 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内
Claims (12)
- 【請求項1】 それぞれ複数の記録素子からなり、互い
に異なる色の画像を同一の記録媒体上に記録する複数の
ライン状記録手段と、 前記複数のライン状記録手段全てにより画像を記録可能
な前記記録媒体上の領域に対応する前記各ライン状記録
手段の記録素子各々に対応して画像信号を供給する制御
手段とを備える記録装置。 - 【請求項2】 前記制御手段は、前記複数のライン状記
録手段それぞれの複数の記録素子全てにより記録可能な
画像信号の領域と、前記複数のライン状記録手段全てに
より画像を記録可能な前記記録媒体上の領域とに基づい
て、前記複数のライン状記録手段の記録素子各々に応じ
た画像信号を決定する決定手段を含むことを特徴とする
請求項1に記載の記録装置。 - 【請求項3】 前記制御手段は前記画像信号を記憶する
メモリと、 前記メモリの書き込み動作を制御するメモリ制御手段を
含み、 前記メモリ制御手段は前記決定手段の出力に応じて書き
込み動作を制御することを特徴とする請求項2に記載の
記録装置。 - 【請求項4】 前記制御手段は、前記複数のライン状記
録手段それぞれの複数の記録素子全てにより記録可能な
画像信号の領域と、前記複数のライン状記録手段全てに
より画像を記録可能な前記記録媒体上の領域とに基づい
て前記画像信号における画素を間引く間引き手段を含む
ことを特徴とする請求項1に記載の記録装置。 - 【請求項5】 前記間引き手段は前記画像信号に対して
複数種類の間引き処理が可能である。ことを特徴とする
請求項4に記載の記録装置。 - 【請求項6】 前記制御手段は、前記複数のライン状記
録手段それぞれの複数の記録素子全てにより記録可能な
画像信号の領域と、前記複数のライン状記録手段全てに
より画像を記録可能な前記記録媒体上の領域とに基づい
て、前記画像信号を縮小する縮小手段を含むことを特徴
とする請求項1に記載の記録装置。 - 【請求項7】 前記縮小手段は、前記ライン状記録手段
にて記録される画像信号が前記複数のライン状記録手段
全てにより画像を記録可能な前記記録媒体上の領域に応
じた画像信号となるべく前記縮小処理を行うことを特徴
とする請求項6に記載の記録装置。 - 【請求項8】 前記制御手段は、前記複数のライン状記
録手段の長さの差及び、前記複数のライン状記録手段に
より同一位置に記録されるべき画像の位置のずれを検出
する検出手段を含むことを特徴とする請求項1に記載の
記録装置。 - 【請求項9】 前記検出手段は前記複数のライン状記録
手段により記録された所定のパターンを読み取る読み取
り手段を含み、 前記所定のパターンの読み取り結果に基づいて複数のラ
イン状記録手段の長さの差及び前記位置ずれを検出する
ことを特徴とする請求項8に記載の記録装置。 - 【請求項10】 前記検出手段はあらかじめ測定された
前記長さの差及び位置ずれのデータを記憶する記憶手段
を含むことを特徴とする請求項8に記載の記録装置。 - 【請求項11】 それぞれ複数の記録素子からなる複数
のライン状記録手段により同一の記録媒体上に互いに異
なる色の画像を記録する装置であって、 前記複数のライン状記録手段全てにより画像を記録可能
な前記記録媒体上の領域に対応する前記各ライン状記録
手段の記録素子各々に対応して画像信号を供給すること
を特徴とする記録装置。 - 【請求項12】 それぞれ複数の記録素子からなる複数
のライン状記録手段により同一の記録媒体上に互いに異
なる色の画像を記録する方法であって、 前記複数のライン状記録手段全てにより画像を記録可能
な前記記録媒体上の領域に対応する前記各ライン状記録
手段の記録素子各々に対応して画像信号を供給すること
を特徴とする記録方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6260595A JPH08258327A (ja) | 1995-03-22 | 1995-03-22 | 記録装置及び方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6260595A JPH08258327A (ja) | 1995-03-22 | 1995-03-22 | 記録装置及び方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08258327A true JPH08258327A (ja) | 1996-10-08 |
Family
ID=13205129
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6260595A Withdrawn JPH08258327A (ja) | 1995-03-22 | 1995-03-22 | 記録装置及び方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08258327A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6118463A (en) * | 1997-03-19 | 2000-09-12 | Fujitsu Limited | Positional error correction for color image forming apparatus |
JP2007175985A (ja) * | 2005-12-27 | 2007-07-12 | Casio Electronics Co Ltd | 画像形成装置 |
JP2008044116A (ja) * | 2006-08-10 | 2008-02-28 | Fuji Xerox Co Ltd | 印刷装置及び補正方法 |
JP2008309931A (ja) * | 2007-06-13 | 2008-12-25 | Casio Electronics Co Ltd | 画像形成位置調整方法及びそれを備えたカラー画像形成装置 |
JP2010005822A (ja) * | 2008-06-24 | 2010-01-14 | Brother Ind Ltd | 画像形成システム |
JP2019217654A (ja) * | 2018-06-18 | 2019-12-26 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
-
1995
- 1995-03-22 JP JP6260595A patent/JPH08258327A/ja not_active Withdrawn
Cited By (7)
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---|---|---|---|
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