JP2010173226A - 露光ヘッド、画像形成装置、画像形成方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】副走査方向に配設された複数の発光素子を選択的に切り換えて潜像形成する露光ヘッドにおいて、発光素子の切り換え前後での潜像形成位置のずれを抑制して、良好な潜像形成を可能とする技術を提供する。
【解決手段】潜像担持体と、第1の発光素子および第1の発光素子に対して潜像担持体が移動する方向に配設された第2の発光素子を有する露光ヘッドと、第1の発光素子を用いて潜像担持体に潜像を形成する第1の潜像形成動作と、第2の発光素子を用いて潜像担持体に潜像を形成する第2の潜像形成動作とを切り換えて実行する制御部と、を備え、制御部は、第1の潜像形成動作での第1の発光素子の第1の発光タイミングと、第2の潜像形成動作での第2の発光素子の第2の発光タイミングとを異ならせる。
【選択図】図8
【解決手段】潜像担持体と、第1の発光素子および第1の発光素子に対して潜像担持体が移動する方向に配設された第2の発光素子を有する露光ヘッドと、第1の発光素子を用いて潜像担持体に潜像を形成する第1の潜像形成動作と、第2の発光素子を用いて潜像担持体に潜像を形成する第2の潜像形成動作とを切り換えて実行する制御部と、を備え、制御部は、第1の潜像形成動作での第1の発光素子の第1の発光タイミングと、第2の潜像形成動作での第2の発光素子の第2の発光タイミングとを異ならせる。
【選択図】図8
Description
この発明は、潜像担持体等の被露光面を露光する露光ヘッド、当該露光ヘッドを用いた画像形成装置および画像形成方法に関するものである。
このような露光ヘッドとして、複数の発光素子からの光を結像光学系により結像して、潜像担持体の表面(被露光面)を露光するものが知られている。例えば特許文献1の露光ヘッドでは、複数の発光素子が主走査方向に並んで設けられており、各発光素子からの光が結像光学系により結像されてスポットが形成される。これにより、主走査方向に並ぶ複数のスポットが形成されるとともに、これら複数のスポットにより潜像担持体表面が露光されて、主走査方向に1ライン分の潜像が形成される。また、主走査方向に直交する副走査方向への潜像担持体表面の移動に応じたタイミングで各発光素子が繰り返し発光することで、先ほどの1ライン分の潜像が副走査方向に複数形成されて、1ページ分の潜像が形成される。
ここで、発光素子としてはLED(Light Emitting Diode)素子や有機EL(Electro Luminescence)素子等を用いることができる。しかしながら、これらの素子は何度も発光するうちに消耗してしまい、潜像形成に十分な光量で発光できなくなる場合がある。そこで、特許文献1の露光ヘッドでは、上述の複数の発光素子に一対一で対応してさらに複数の発光素子が設けられている。つまり、2個あるいはそれ以上の発光素子が副走査方向に並べて配置されており、これらの発光素子のうち一の発光素子が選択的に露光動作に用いられる。そして、選択された一の発光素子が消耗した場合は、露光動作に用いる発光素子が切り換えられる。こうして、露光ヘッドの長寿命化が図られている。
ところで、副走査方向に並べられた2個あるいはそれ以上の発光素子のそれぞれは、副走査方向において互いに異なる位置にスポットを形成する。したがって、発光素子の切り換えの前後ではスポットの形成位置は変動する。その結果、発光素子の切り換えの前後で、潜像担持体表面において潜像の形成位置が副走査方向にずれてしまって、その結果、良好な潜像を形成できない場合があった。
この発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、副走査方向に配設された複数の発光素子を選択的に切り換えて潜像形成する露光ヘッドにおいて、発光素子の切り換え前後での潜像形成位置のずれを抑制して、良好な潜像形成を可能とする技術の提供を目的としている。
本発明にかかる画像形成装置は、上記目的を達成するために、潜像が形成される潜像担持体と、第1の発光素子および第1の発光素子の潜像担持体が移動する方向に配設された第2の発光素子を有する露光ヘッドと、第1の発光素子を用いて潜像担持体に潜像を形成する第1の潜像形成動作と、第2の発光素子を用いて潜像担持体に潜像を形成する第2の潜像形成動作とを切り換えて実行する制御部と、を備え、制御部は、第1の潜像形成動作の第1の発光素子の第1の発光タイミングと、第2の潜像形成動作の第2の発光素子の第2の発光タイミングとを異ならせることを特徴としている。
このように構成された発明は、第1の発光素子を用いて潜像担持体に潜像を形成する第1の潜像形成動作と、第2の発光素子を用いて潜像担持体に潜像を形成する第2の潜像形成動作とを切り換えて実行する。したがって、第1の潜像形成動作と第2の潜像形成動作との切り換えの前後で、上述したような潜像の形成位置のずれが発生する場合があった。これに対して、本発明は、第1の潜像形成動作での第1の発光素子の第1の発光タイミングと、第2の潜像形成動作での第2の発光素子の第2の発光タイミングとを異ならせる。したがって、潜像の形成位置のずれを抑制して、良好な潜像形成が可能となっている。
ところで、上述した議論から判るように、潜像の形成位置のずれは、第1の発光素子により形成される潜像スポットと第2の発光素子により形成される潜像スポットとの位置が異なることに起因する。そこで、制御部は、第1の発光素子により形成されるスポットと第2の発光素子により形成されるスポットの間の距離に応じて、第1の発光タイミングに対して第2の発光タイミングを異ならせるように構成しても良い。これにより、潜像の形成位置のずれを確実に抑制して、より良好な潜像形成が可能となる。
また、潜像担持体における潜像の形成位置には、第1の発光素子あるいは第2の発光素子の発光タイミング以外に、潜像担持体の移動速度も影響する。そこで、制御部は、潜像担持体の移動速度に応じて、第1の発光タイミングに対して第2の発光タイミングを異ならせるように構成しても良い。これにより、潜像の形成位置のずれを確実に抑制して、より良好な潜像形成が可能となる。
また、第1の発光素子の累積発光時間を計測する発光時間計測部を備え、制御部は、発光時間計測部の計測結果に基づいて第1の潜像形成動作から第2の潜像形成動作への切り換えを行なうように構成しても良い。このように構成することで、第1の発光素子が消耗した際には、第1の潜像形成動作から第2の潜像形成動作への切り換えを確実に実行することができる。
あるいは、 また、潜像担持体に形成された潜像を現像する現像部と、現像部により現像された像を記録材に転写する転写部と、記録材を搬送する搬送部と、搬送部に搬送される記録材の枚数を計測する枚数計測部と、を備え、制御部は、枚数計測部の計測結果を基に第1の潜像形成動作で形成された潜像が現像された像を転写された記録材の枚数を算出し、算出された枚数に基づいて第1の潜像形成動作から第2の潜像形成動作への切り換えを行なうように構成しても良い。このように構成することによっても、第1の発光素子が消耗した際には、第1の潜像形成動作から第2の潜像形成動作への切り換えを確実に実行することができる。
また、本発明にかかる画像形成方法は、上記目的を達成するために、第1の発光素子を用いて潜像担持体に潜像を形成する工程と、第1の発光素子の潜像担持体の移動方向に配設された第2の発光素子に切り替える工程と、第2の発光素子を用いて、第1の発光素子の発光タイミングと異なる発光タイミングで発光して潜像担持体に潜像を形成する工程と、
を有することを特徴としている。
を有することを特徴としている。
このように構成された発明は、第1の発光素子の第1の発光タイミングと、第2の発光素子の第2の発光タイミングとを異ならせる。したがって、潜像の形成位置のずれを抑制して、良好な潜像形成が可能となっている。
また、本発明にかかる露光ヘッドは、上記目的を達成するために、第1の発光素子と、第1の発光素子の被露光面が移動する方向に配設された第2の発光素子と、第1の発光素子を用いて被露光面を露光する第1の潜像形成動作と、第2の発光素子を用いて被露光面を露光する第2の潜像形成動作とを切り換えて実行する制御部と、を備え、制御部は、第1の潜像形成動作での第1の発光素子の第1の発光タイミングと、第2の潜像形成動作での第2の発光素子の第2の発光タイミングとを異ならせることを特徴としている。
このように構成された発明は、第1の潜像形成動作での第1の発光素子の第1の発光タイミングと、第2の潜像形成動作での第2の発光素子の第2の発光タイミングとを異ならせる。したがって、被露光面における潜像の形成位置のずれを抑制して、良好な潜像形成が可能となっている。
図1は本発明にかかる画像形成装置の一実施形態を示す図である。また、図2は図1の画像形成装置における画像形成ステーションの配置を示す図である。さらに、図3は図1の画像形成装置の電気的構成を示す図である。この装置は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)およびブラック(K)の4色のトナーを重ね合わせてカラー画像を形成するカラーモードと、ブラック(K)のトナーのみを用いてモノクロ画像を形成するモノクロモードとを選択的に実行可能な画像形成装置である。この画像形成装置では、ホストコンピューターなどの外部装置から画像形成指令がCPUやメモリーなどを有する本体コントローラーMCに与えられると、この本体コントローラーMCが各色に対応する露光系EP−Y、EP−M、EP−C、EP−K等の装置各部を制御して所定の画像形成動作を実行し、複写紙、転写紙、用紙およびOHP用透明シートなどの記録材たるシートに画像形成指令に対応する画像を形成する。
この実施形態にかかる画像形成装置が有するハウジング本体3内には、電源回路基板、本体コントローラーMC、ヘッドコントローラーHC、カウンターCTおよびメモリーMMを内蔵する電装品ボックス5が設けられている。また、画像形成ユニット2、転写ベルトユニット8および給紙ユニット7もハウジング本体3内に配設されている。また、図1においてハウジング本体3内右側には、二次転写ユニット12、定着ユニット13およびシート案内部材15が配設されている。なお、給紙ユニット7は、ハウジング本体3に対して着脱自在に構成されている。そして、該給紙ユニット7および転写ベルトユニット8については、それぞれ取り外して修理または交換を行うことが可能な構成になっている。
画像形成ユニット2は、複数の異なる色の画像を形成する4個の画像形成ステーション2Y(イエロー用)、2M(マゼンタ用)、2C(シアン用)および2K(ブラック用)を備えている。なお、図1においては、画像形成ユニット2の各画像形成ステーションは構成が互いに同一のため、図示の便宜上一部の画像形成ステーションのみに符号を付し、他の画像形成ステーションについては符号を省略する。
各画像形成ステーション2Y、2M、2Cおよび2Kには、それぞれの色のトナー像がその表面に形成される感光体ドラム21が設けられている。感光体ドラム21は、その軸方向が主走査方向(図1の紙面に垂直な方向)に平行となるように配置されている。各感光体ドラム21はそれぞれ専用の駆動モータに接続され図中矢印D21の方向に所定速度で回転駆動される。これにより、感光体ドラム21の表面が、主走査方向に直交する副走査方向に移動する。また、感光体ドラム21の周囲には、その回転方向に沿って帯電部23、ラインヘッド29、現像部25および感光体クリーナー27が配設されている。そして、これらの機能部によって帯電動作、潜像形成動作およびトナー現像動作が実行される。カラーモード実行時は、全ての画像形成ステーション2Y、2M、2Cおよび2Kで形成されたトナー像を転写ベルトユニット8に設けた転写ベルト81に重ね合わせてカラー画像を形成する。また、モノクロモード実行時は、画像形成ステーション2Kのみを動作させてブラック単色画像を形成する。
帯電部23は、その表面が弾性ゴムで構成された帯電ローラーを備えている。この帯電ローラーは帯電位置で感光体ドラム21の表面と当接して従動回転するように構成されており、感光体ドラム21の回転動作に伴って従動回転する。また、この帯電ローラーは帯電バイアス発生部(図示省略)に接続されており、帯電バイアス発生部からの帯電バイアスの給電を受けて帯電部23と感光体ドラム21が当接する帯電位置で感光体ドラム21の表面を所定の表面電位に帯電させる。
ラインヘッド29はその長手方向が主走査方向に平行となるようにして、感光体ドラム21に対向配置されている。また、ラインヘッド29は長手方向(主走査方向)に配列された複数の発光素子を備えている。そして、これらの発光素子から、帯電部23により帯電された感光体ドラム21の表面に向けて光を照射して該表面に静電潜像を形成する。
現像部25は、その表面にトナーが担持する現像ローラー251を有する。そして、現像ローラー251と電気的に接続された現像バイアス発生部(図示省略)から現像ローラー251に印加される現像バイアスによって、現像ローラー251と感光体ドラム21とが当接する現像位置において、帯電トナーが現像ローラー251から感光体ドラム21に移動してその表面に形成された静電潜像が顕像化される。
現像位置において顕在化されたトナー像は、感光体ドラム21の回転方向D21に搬送された後、後に詳述する転写ベルト81と各感光体ドラム21が当接する一次転写位置TR1において転写ベルト81に一次転写される。
また、感光体ドラム21の回転方向D21の一次転写位置TR1の下流側で且つ帯電部23の上流側に、感光体ドラム21の表面に当接して感光体クリーナー27が設けられている。この感光体クリーナー27は、感光体ドラムの表面に当接することで一次転写後に感光体ドラム21の表面に残留するトナーをクリーニング除去する。
転写ベルトユニット8は、駆動ローラー82と、図1において駆動ローラー82の左側に配設される従動ローラー83(ブレード対向ローラー)と、これらのローラーに張架され駆動ローラー82の回転により図示矢印D81の方向(搬送方向)へ循環駆動される転写ベルト81とを備えている。また、転写ベルトユニット8は、転写ベルト81の内側に、カートリッジ装着時において各画像形成ステーション2Y、2M、2Cおよび2Kが有する感光体ドラム21各々に対して一対一で対向配置される、4個の一次転写ローラー85Y、85M、85Cおよび85Kを備えている。これらの一次転写ローラーは、それぞれ一次転写バイアス発生部(図示省略)と電気的に接続される。
カラーモード実行時は、図1および図2に示すように全ての一次転写ローラー85Y、85M、85Cおよび85Kを画像形成ステーション2Y、2M、2Cおよび2K側に位置決めすることで、転写ベルト81を画像形成ステーション2Y、2M、2Cおよび2Kそれぞれが有する感光体ドラム21に押し遣り当接させて、各感光体ドラム21と転写ベルト81との間に一次転写位置TR1を形成する。そして、適当なタイミングで一次転写バイアス発生部から一次転写ローラー85Y等に一次転写バイアスを印加することで、各感光体ドラム21の表面上に形成されたトナー像を、それぞれに対応する一次転写位置TR1において転写ベルト81表面に転写する。すなわち、カラーモードにおいては、各色の単色トナー像が転写ベルト81上において互いに重ね合わされてカラー画像が形成される。
いわゆるタンデム方式の画像形成装置では、感光体ドラム21から転写ベルト81にトナー像が一次転写される一次転写位置は、各画像形成ステーションごとに異なった位置となる。この実施形態においては、イエロー用画像形成ステーション2Y、マゼンタ用画像形成ステーション2M、シアン用画像形成ステーション2Cおよびブラック用画像形成ステーション2Kが転写ベルト81の移動方向に沿ってこの順番に配置されている。したがって、イエロー一次転写位置TR1yとマゼンタ一次転写位置TR1mとは距離Lym、マゼンタ一次転写位置TR1mとシアン一次転写位置TR1cとは距離Lmc、シアン一次転写位置TR1cとブラック一次転写位置TR1kとは距離Lckだけ離隔している。
一方、モノクロモード実行時は、4個の一次転写ローラーのうち、一次転写ローラー85Y、85Mおよび85Cをそれぞれが対向する画像形成ステーション2Y、2Mおよび2Cから離間させるとともにブラック色に対応した一次転写ローラー85Kのみを画像形成ステーション2Kに当接させることで、モノクロ用の画像形成ステーション2Kのみを転写ベルト81に当接させる。その結果、一次転写ローラー85Kと画像形成ステーション2Kとの間にのみ一次転写位置TR1kが形成される。そして、適当なタイミングで一次転写バイアス発生部から一次転写ローラー85Kに一次転写バイアスを印加することで、画像形成ステーション2Kに設けられた感光体ドラム21の表面上に形成されたブラックトナー像を、一次転写位置TR1kにおいて転写ベルト81表面に転写してモノクロ画像を形成する。
さらに、転写ベルトユニット8は、ブラック用一次転写ローラー85Kの下流側で且つ駆動ローラー82の上流側に配設された下流ガイドローラー86を備える。この下流ガイドローラー86は、一次転写ローラー85Kが画像形成ステーション2Kの感光体ドラム21に当接して形成する一次転写位置TR1での一次転写ローラー85Kとブラック用感光体ドラム21(K)との共通接線上において、転写ベルト81に当接するように構成されている。
また、下流ガイドローラー86に巻き掛けられた転写ベルト81の表面に対向してセンサ89が設けられている。センサ89は例えば反射型フォトセンサからなり、転写ベルト81表面の反射率の変化を光学的に検出することにより、必要に応じて転写ベルト81上に形成されるレジストマークの位置やパッチ画像の濃度などを検出する。
給紙ユニット7は、シートを積層保持可能である給紙カセット77と、給紙カセット77からシートを一枚ずつ給紙するピックアップローラー79とを有する給紙部を備えている。ピックアップローラー79により給紙部から給紙されたシートは、レジストローラー対80によって給紙タイミングが調整された後、シート案内部材15に沿って、駆動ローラー82と二次転写ローラー121とが当接する二次転写位置TR2に給紙される。
二次転写ローラー121は、転写ベルト81に対して離当接自在に設けられ、二次転写ローラー駆動機構(図示省略)により離当接駆動される。定着ユニット13は、ハロゲンヒータ等の発熱体を内蔵して回転自在な加熱ローラー131と、この加熱ローラー131を押圧付勢する加圧部132とを有している。そして、その表面に画像が二次転写されたシートは、シート案内部材15により、加熱ローラー131と加圧部132の加圧ベルト1323とで形成するニップ部に案内され、該ニップ部において所定の温度で画像が熱定着される。加圧部132は、2つのローラー1321,1322と、これらに張架される加圧ベルト1323とで構成されている。そして、加圧ベルト1323の表面のうち、2つのローラー1321,1322により張られたベルト張面を加熱ローラー131の周面に押し付けることで、加熱ローラー131と加圧ベルト1323とで形成するニップ部が広くとれるように構成されている。また、こうして定着処理を受けたシートはハウジング本体3の上面部に設けられた排紙トレイ4に搬送される。
前記した駆動ローラー82は、転写ベルト81を図示矢印D81の方向に循環駆動するとともに、二次転写ローラー121のバックアップローラーとしての機能も兼ねている。駆動ローラー82の周面には、厚さ3mm程度、体積抵抗率が1000kΩ・cm以下のゴム層が形成されており、金属製の軸を介して接地することにより、図示を省略する二次転写バイアス発生部から二次転写ローラー121を介して供給される二次転写バイアスの導電経路としている。このように駆動ローラー82に高摩擦かつ衝撃吸収性を有するゴム層を設けることにより、二次転写位置TR2へシートが進入する際の衝撃が転写ベルト81に伝達されることに起因する画質の劣化を防止することができる。
また、この装置では、ブレード対向ローラー83に対向してクリーナー部71が配設されている。クリーナー部71は、クリーナーブレード711と廃トナーボックス713とを有する。クリーナーブレード711は、その先端部を転写ベルト81を介してブレード対向ローラー83に当接することで、二次転写後に転写ベルト81に残留するトナーや紙粉等の異物を除去する。そして、このように除去された異物は、廃トナーボックス713に回収される。また、クリーナーブレード711及び廃トナーボックス713は、ブレード対向ローラー83と一体的に構成されている。
なお、この実施形態においては、各画像形成ステーション2Y、2M、2Cおよび2Kの感光体ドラム21、帯電部23、現像部25および感光体クリーナー27を一体的にカートリッジとしてユニット化している。そして、このカートリッジが装置本体に対し着脱可能に構成されている。また、各カートリッジには、該カートリッジに関する情報を記憶するための不揮発性メモリーがそれぞれ設けられている。そして、本体コントローラーMCと各カートリッジとの間で無線通信が行われる。こうすることで、各カートリッジに関する情報が本体コントローラーMCに伝達されるとともに、各メモリー内の情報が更新記憶される。これらの情報に基づき各カートリッジの使用履歴や消耗品の寿命が管理される。
上記のように構成された本体コントローラーMCと各色に対応する露光系EP−Y、EP−M、EP−C、EP−Kとの連携動作について、図3を参照しながら説明する。外部装置から本体コントローラーMCに画像形成指令が与えられると、本体コントローラーMCは、画像形成指令に含まれる画像データに対して所定の信号処理を行い、各トナー色毎のビデオデータVDを生成する。また同時に、本体コントローラーMCは、装置各部の初期化およびウォームアップを開始する。これらが完了して画像形成動作を実行可能な状態になると、本体コントローラーMCは、各ラインヘッド29を制御するヘッドコントローラーHCに対し画像形成動作の開始のきっかけとなる同期信号Vsyncを出力する。この同期信号Vsyncの受信をきっかけにして、ヘッドコントローラーHCは水平リクエスト信号Hreqを本体コントローラーMCに向けて順次出力する。そして、本体コントローラーMCは水平リクエスト信号Hreqを受け取る毎に主走査方向MDに1ライン分のビデオデータVDをヘッドコントローラーHCに出力し、ヘッドコントローラーHCは受け取ったビデオデータVDに基づいてラインヘッド29の発光素子を発光させる。このとき、発光素子の発光タイミングはタイミング制御回路210により制御されるが、この点については後に詳述する。
図4は、ラインヘッドの幅方向部分断面図である。また、図5は、ラインヘッドが備える発光素子の配置を示す平面図であり、後述するヘッド基板293の裏面を当該ヘッド基板293の表面から平面透視した場合を示している。これらの図では、主走査方向MD、副走査方向SD、ラインヘッド29の長手方向LGD、およびラインヘッド29の幅方向LTDがそれぞれ図示されている。なお、ラインヘッド29の幅方向LTDはラインヘッド29の長手方向LGDに直交する方向であり、副走査方向SDに平行である。
ラインヘッド29は長手方向LGD(主走査方向MD)に長尺なケース291を備えており、このケース291の内部にはヘッド基板293と光学部材295とが設けられている。また、ヘッド基板293の裏面には2つの発光素子群(第1の発光素子群EG1および第2の発光素子群EG2)が配置されている。これら第1、第2の発光素子群EG1、EG2は互いに同じ構成を備えているので、ここでは主に第1の発光素子群EG1の構成について説明し、第2の発光素子群EG2の構成については図に相当符号を付して説明を適宜省略する。図5に示すように、第1の発光素子群EG1は、主走査方向MDに2行千鳥で並ぶ複数の発光素子Eで構成されている。つまり、これらの発光素子Eは主走査画素ピッチRmで主走査方向MDに並んでおり、さらに、主走査方向MDに主走査画素ピッチRmで並ぶ2個の発光素子E(例えば、発光素子E1、E2)は副走査方向SDに副走査画素ピッチRsだけ互いにシフトしている。
ここで、主走査画素ピッチRmは主走査方向MDにおける画素のピッチであり、副走査画素ピッチRsは副走査方向SDにおける画素のピッチであり、いずれの画素ピッチRm、Rsも形成する画像の解像度に応じて決まる。また、図5では、各発光素子Eの位置が2本の破線の交点で示されており、主走査画素ピッチRmおよび副走査画素ピッチRsはいずれも対象とする発光素子Eの位置を起点または終点として示されている。なお、発光素子Eの位置は、発光素子Eの発光面の幾何重心として求めることができる。
上述の通り、このように構成された第1の発光素子群EG1と第2の発光素子群EG2とは互いに同じ構成を備えている。さらに、本実施形態では、第1の発光素子群EG1と第2の発光素子群EG2とは、主走査方向MDに関して並進対称の関係を有している。したがって、第1の発光素子群EG1を距離Deだけ主走査方向MDに並進操作したものは第2の発光素子群EG2と重なる。そして、このような並進操作で重なり合う2個の発光素子(例えば、発光素子E1、E3あるいは発光素子E2、E4)は、感光体ドラム21表面の同じ部分を露光することができる。
第1、第2の発光素子群EG1、EG2を構成する各発光素子Eは、いずれもボトムエミッション型の有機EL(Electro-Luminescence)素子であり、互いに同一の波長の光を射出する。また、ヘッド基板293は発光素子Eからの光を透過可能な光透過性基板(例えば、ガラス基板)である。したがって、各発光素子Eからの光は、ヘッド基板293を透過して光学部材295へと向う。
光学部材295は2つのレンズアレイ(第1のレンズアレイLA1および第2のレンズアレイLA2)を備えている。第1、第2のレンズアレイLA1、LA2のそれぞれは、複数の屈折率分布型レンズを俵積みして構成され、正立等倍の結像特性を有する結像光学系として機能する。第1のレンズアレイLA1は、第1の発光素子群EG1に対向配置されており、第1の発光素子群EG1の各発光素子Eからの光を結像する。こうして、複数のスポットが主走査方向MDに並んで第1のスポット群SG1が形成される。そして、感光体ドラム21表面のうち第1のスポット群SG1により露光された部分に潜像が形成される。同様に、第2のレンズアレイLS2は、第2の発光素子群EG2に対向配置されており、第2の発光素子群EG2の各発光素子Eからの光を結像して第2のスポット群SG2を形成する。そして、感光体ドラム21表面のうち第2のスポット群SG2により露光された部分に潜像が形成される。
このように本実施形態のラインヘッド29では、2つの発光素子群EG1、EG2が副走査方向SDに並べられている。そして、これらの発光素子群EG1、EG2のうちの1つの発光素子群が選択的に露光動作を実行する。具体的には、図3に示すヘッドコントローラーHCの切り換え回路220が先ず第1の発光素子群EG1を選択して、第1の発光素子群EG1が露光動作を実行して(第1の露光動作)、感光体ドラム21表面に潜像を形成する(第1の潜像形成動作)。また、この露光動作と並行して、カウンターCTがラインヘッド29の各発光素子Eの累積発光時間を計測し、このカウンターCTの計測結果が各発行素子毎にメモリーMMに記憶される。そして、このような第1の発光素子群EG1の露光動作を何度も行なううちに、いずれかの発光素子Eの累積発光時間が所定時間を越えた場合は、本体コントローラーMCは、切り換え回路220に発光素子群の切り換え指令を与える。そして、切り換え指令を受けた切り換え回路220は、露光動作を実行させる発光素子群を第1の発光素子群EG1から第2の発光素子群EG2に切り換える。これにより、第2の発光素子群EG2が露光動作を実行して(第2の露光動作)、感光体ドラム21表面に潜像を形成する(第2の潜像形成動作)。このように、2つの発光素子群EG1、EG2のうちの1つの発光素子群により選択的に露光動作(潜像形成動作)を実行することで、ラインヘッド29の長寿命化が図られている。なお、ヘッドコントローラーHCは、各色のラインヘッド29毎に設けられており、発光素子群EG1、EG2の切り換え動作は各ラインヘッド29毎に独立して実行される。
ところで、既に説明したように、タンデム型の画像形成装置では、転写ベルト81の搬送方向に複数の画像形成ステーション2Y、2M、2C、2Kが並べられる。そして、図2に示したように、各画像形成ステーション2Y、2M、2C、2Kが転写ベルト81上にトナー像を転写する1次転写位置TR1y、TR1m、TR1c、TR1kは互いに異なっている。そこで、各画像形成ステーション2Y、2M、2C、2Kそれぞれで形成されるトナー像を転写ベルト81上の同一位置で互いに重ね合わせるために、タイミング制御回路210(図3)が1次転写位置間の距離に応じて各ラインヘッド29による露光動作のタイミングを調整している。
図6は、各ラインヘッドによる露光動作の開始時刻を示すタイミングチャートである。同図は、各色のラインヘッド29の全てが第1の発光素子群EG1で露光動作を実行して、1ページ分の潜像を形成する場合に相当する。同図に示すように、イエロー(Y)のラインヘッド29が時刻tsy1で露光動作を開始するとともに、マゼンタ(M)のラインヘッド29は、時刻tsyから時間差Tymを空けた時刻tsm1で露光動作を開始する。同様にして、シアン(C)、ブラック(K)のラインヘッド29は、それぞれ時刻tsc1、tsk1で露光動作を開始する。しかも、各色のラインヘッド29の露光動作開始時刻の間に設けられた時間差Tym、Tmc、Tckは、1次転写位置TR1y、TR1m、TR1c、TR1kの間の距離に応じて設定される。例えば、イエロー(Y)のラインヘッド29の露光動作開始時刻tsyと、マゼンタ(M)のラインヘッド29の露光動作開始時刻tsmとの間の時間差Tymは、次式、
Tym=Lym/V81
を満たすように設定される。ここで、速度V81は転写ベルト81の移動速度である。また、他の時間差Tmc、Tckも同様にして設定される。つまり、本実施形態のタイミング制御回路210は、こうして求められる時間差Tym、Tmc、Tckを満たすように、各色のラインヘッド29の露光動作開始時刻tsy1、tsm1、tsc1、tsk1を調整する。
Tym=Lym/V81
を満たすように設定される。ここで、速度V81は転写ベルト81の移動速度である。また、他の時間差Tmc、Tckも同様にして設定される。つまり、本実施形態のタイミング制御回路210は、こうして求められる時間差Tym、Tmc、Tckを満たすように、各色のラインヘッド29の露光動作開始時刻tsy1、tsm1、tsc1、tsk1を調整する。
そして、各ラインヘッド29では、それぞれの露光動作開始時刻から所定時間Tpのあいだ、第1の発光素子群EG1が順次発光する。これにより、各色(Y)、(M)、(C)、(K)に対応する1ページ分の潜像が形成される(図7)。ここで、図7は、各色のラインヘッドが1ページ分の潜像を形成するための露光動作を示したタイミングチャートである。そして、各色(Y)、(M)、(C)、(K)の1ページ分の潜像が、それぞれ対応する色のトナー像として現像されるとともに、各色の1ページ分のトナー像が転写ベルト81上で重なり合って、1ページ分のカラー画像ができあがる。このように、本実施形態では、各色(Y)、(M)、(C)、(K)のラインヘッド29の露光動作のタイミングを調整することで、各画像形成ステーション2Y、2M、2C、2Kそれぞれで形成されるトナー像を転写ベルト81上の同一位置で互いに重ね合わせている。
ところで、第1の発光素子群EG1および第2の発光素子群EG2のそれぞれは副走査方向SDにおいて互いに異なる位置に配置されているため、これら発光素子群EG1、EG2のそれぞれは副走査方向SDにおいて互いに異なる位置にスポット群SG1、SG2を形成する(図4)。したがって、発光素子群の切り換えの前後では、スポット群の形成位置は変動する。よって、発光素子群の切り換えの前後で、感光体ドラム21表面において潜像の形成位置が副走査方向SDにずれてしまう場合があった。そこで、本実施形態では、発光素子群が切り換わった場合には、タイミング制御回路210は発光素子群の露光動作のタイミングを変更している。
図8は、発光素子群の切り換え前後での露光動作開始時刻を示すタイミングチャートである。同図の「切り換え前」のチャートは、各色のラインヘッド29全てが第1の発光素子群EG1で露光動作を行なう場合に相当する。また、同図の「切り換え後」のチャートは、マゼンタ(M)のラインヘッド29において、露光動作を行なう発光素子群が第2の発光素子群EG2に切り換えられた場合に相当する。なお、同図の「切り換え後」のチャートに示す動作では、マゼンタ(M)以外の各ラインヘッド29は、第1の発光素子群EG1で露光動作を行なう。つまり、「切り換え前」のチャートと「切り換え後」のチャートとの間では、マゼンタ(M)のラインヘッド29の発光素子群が切り換えられている。
「切り換え前」では、各ラインヘッドは、図6等で示した時刻tsy1、tsm1、tsc1、tsk1で露光動作を開始している。一方、「切り換え後」では、マゼンタ(M)のラインヘッド29において露光動作を行なう発光素子群が第2の発光素子群EG2に切り換えられたことに対応して、マゼンタ(M)のラインヘッド29の露光動作開始時刻が変更されている。具体的には、時刻tsm1より時間Δtsmだけ早い時刻tsm2に露光動作開始時刻がずらされている。このずらし時間Δtsmは、第1の発光素子群EG1による露光位置(第1のスポット群SG1の形成位置)と、第2の発光素子群EG2による露光位置(第2のスポット群SG2の形成位置)との副走査方向SDへの距離L21(感光体ドラム21表面での距離L21(図4))に応じて設定されており、例えば、次式、
Δtsm=L21/V21
に基づいて、ずらし時間Δtsmを設定することができる。なお、距離L21および速度V21は、工場出荷時等に予め求めておき、メモリーに記憶しておけば良い。
Δtsm=L21/V21
に基づいて、ずらし時間Δtsmを設定することができる。なお、距離L21および速度V21は、工場出荷時等に予め求めておき、メモリーに記憶しておけば良い。
そして、マゼンタ(M)のラインヘッド29では、この変更後の時刻tsm2から時間Tpのあいだ、第2の発光素子群EG2が順次発光する(図9)。ここで図9は、マゼンタのラインヘッドが1ページ分の潜像を形成するための露光動作を示したタイミングチャートである。図9では、マゼンタ(M)とイエロー(Y)それぞれのラインヘッド29の露光動作が示されており、「(Y)切り換え前」のチャートはマゼンタ(M)のラインヘッドの発光素子群が切り換わる前におけるイエロー(Y)のラインヘッドの露光動作を示し、「(M)切り換え前」のチャートはマゼンタ(M)のラインヘッドの発光素子群が切り換わる前におけるマゼンタ(M)のラインヘッドの露光動作を示し、「(Y)切り換え後」のチャートはマゼンタ(M)のラインヘッドの発光素子群が切り換わった後におけるイエロー(Y)のラインヘッドの露光動作を示し、「(M)切り換え後」のチャートはマゼンタ(M)のラインヘッドの発光素子群が切り換わった後におけるマゼンタ(M)のラインヘッドの露光動作を示している。
図9が示すように、マゼンタ(M)のラインヘッド29で露光動作に用いられる発光素子群が切り換えられたことに対応して、露光動作に用いられる発光素子群の発光タイミングがΔtsmだけずらされている。その結果、マゼンタ(M)用の感光体ドラム21表面での潜像の形成位置のずれが防止されている。そして、このように形成されたマゼンタ(M)に対応する潜像、およびイエロー(Y)等のその他の色に対応する潜像のそれぞれを現像したトナー像を、転写ベルト81表面で正確に重ね合わせることができ、良好なカラー画像を形成することが可能となっている。
以上説明したように、本実施形態では、第1の潜像形成動作での第1の発光素子群EG1の発光タイミングと、第2の潜像形成動作での第2の発光素子群EG2の発光タイミングとを異ならせる。したがって、潜像の形成位置のずれを抑制して、良好な潜像形成が可能となっている。
特に、上述したようなタンデム型の画像形成装置に対しては、第1の潜像形成動作での第1の発光素子群EG1の発光タイミングと、第2の潜像形成動作での第2の発光素子群EG2の発光タイミングとを異ならせる構成は好適である。この理由は次のとおりである。図2、図6および図7を用いて説明したとおり、タンデム型の画像形成装置で良好なカラーが像を形成するためには、各色のトナー像を転写ベルト81表面で正確に重ね合わせることが重要となる。しかしながら、複数の色のうちの一の色について第1の潜像形成動作から第2の潜像形成動作への切り換えを行ったことで、当該一の色に対応する潜像の形成位置がずれてしまうと、各色のトナー像が転写ベルト81表面で正確に重ね合わされず、形成したカラー画像に色ずれが発生するおそれがあった。これに対して、本実施形態では、第1の潜像形成動作での第1の発光素子群EG1の発光タイミングと、第2の潜像形成動作での第2の発光素子群EG2の発光タイミングとを異ならせて、第1の潜像形成動作から第2の潜像形成動作への切り換えの前後での潜像の形成位置のずれを抑制しているため、色ずれのない良好なカラー画像を得ることが可能となっている。
また、上述した議論から判るように、潜像の形成位置のずれは、第1の発光素子群EG1の発光素子Eにより形成されるスポットと第2の発光素子群EG2の発光素子Eにより形成されるスポットの位置が異なることに起因する。これに対して本実施形態は、第1の発光素子群EG1の発光素子により形成されるスポットと第2の発光素子群の発光素子Eにより形成されるスポットの間の距離L21(図4)に応じて、第1の潜像形成動作での第1の発光素子群EG1の発光タイミングと、第2の潜像形成動作での第2の発光素子群EG2の発光タイミングとを異ならせている。これにより、潜像の形成位置のずれを確実に抑制して、より良好な潜像形成が可能となっている。
また、感光体ドラム21表面における潜像の形成位置には、感光体ドラム21表面の移動速度も影響する。これに対して本実施形態、感光体ドラム21表面の移動速度V21に応じて、第1の発光タイミングに対して第2の発光タイミングを異ならせている。これにより、潜像の形成位置のずれを確実に抑制して、より良好な潜像形成が可能となっている。
また、本実施形態では、第1の発光素子群EG1と第2の発光素子群EG2とは、主走査方向MDに関して並進対称の関係を有している。その結果、発光タイミング制御の簡素化が図ることが可能となっている。この理由について、図5に示した発光素子E1、E2、E3、E4を例示して説明すると次のとおりである。
上述したとおり、発光素子群EG1、EG2の切り換えにともなって、発光素子E3は発光素子E1が露光していた部分を当該発光素子E1に変わって露光し、発光素子E4は発光素子E2が露光していた部分を当該発光素子E2に変わって露光する。そして、潜像形成位置のずれを抑制するために、発光素子E3の発光タイミングは、発光素子E3が形成するスポットと発光素子E1が形成するスポットの距離(スポット間距離)に応じた時間だけ、発光素子E1の発光タイミングに対してずらされる。また、同様に、発光素子E4の発光タイミングは、発光素子E4が形成するスポットと発光素子E2が形成するスポットの距離(スポット間距離)に応じた時間だけ、発光素子E2の発光タイミングに対してずらされる。ここで、発光素子群EG1、EG2は互いに副走査方向SDに並進対称であるため、発光素子E1と発光素子E3との距離、および発光素子E2と発光素子E4との距離はいずれも距離Deで等しい。したがって、発光素子E3が形成するスポットと発光素子E1が形成するスポットの距離、および発光素子E4が形成するスポットと発光素子E2が形成するスポットの距離も等しいこととなる。よって、発光素子E1の発光タイミングに対する発光素子E3の発光タイミングのずらし時間、および発光素子E2の発光タイミングに対する発光素子E4の発光タイミングのずらし時間を、いずれも同じ時間(上記実施形態では時間Δtsm)とすることができる。このように、本実施形態では、発光素子群EG1、EG2の切り換え前後での発光タイミングのずらし時間を各発光素子Eについて共通化することができ、発光タイミング制御の簡素化が図られている。さらには、かかる発光タイミング制御を実行するタイミング制御回路210の構成を簡素化することも可能となる。
また、上記実施形態では、第1の発光素子群EG1の各発光素子Eの累積発光時間を計測するカウンターCTを備え、カウンターCTの計測結果に基づいて第1の潜像形成動作から第2の潜像形成動作への切り換えを行なっている。したがって、第1の発光素子群EG1の発光素子Eが消耗した際には、第1の潜像形成動作から第2の潜像形成動作への切り換えを確実に実行することができる。
このように、本実施形態では、ラインヘッド29が本発明の「露光ヘッド」として機能している。また、第1の発光素子群EG1の各発光素子Eが本発明の「第1の発光素子」に相当し、第2の発光素子群EG2の各発光素子Eが本発明の「第2の発光素子」に相当している。また、本体コントローラーMCとヘッドコントローラーHCとが協働して本発明の「制御部」として機能し、カウンターCTが本発明の「発光時間計測部」として機能している。また、時間Δtsmが本発明の「第1の時間」に相当している。また、時刻tsm1が本発明の「第1の発光タイミング」に相当し、時刻tsm2が本発明の「第2の発光タイミング」に相当している。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて上述したものに対して種々の変更を加えることが可能である。例えば、上記実施形態では、発光素子Eの累積発光時間に基づいたタイミングで、第1の発光素子群EG1を用いた第1の潜像形成動作から、第2の発光素子群EG2を用いた第2の潜像形成動作に切り換えていたが、発光素子群EG1、EG2の切り換え動作はこれに限られない。したがって、第1の潜像形成動作で形成した潜像の枚数を計測する潜像枚数計測部としてカウンターCTを機能させて、カウンターCTの潜像枚数計測部の計測結果に基づいて第1の潜像形成動作から第2の潜像形成動作への切り換えを行なうように構成しても良い。このように構成することによっても、発光素子Eが消耗した際には、第1の潜像形成動作から第2の潜像形成動作への切り換えを確実に実行することができる。
あるいは、給紙ユニット7(搬送部)で搬送された記録材の枚数をカウンターCT(枚数計測部)で計測して、カウンターCTからの計測結果から第1の露光動作により形成された潜像が転写された記録材の枚数を算出し、算出された結果に基づいて第1の露光動作から第2の露光動作への切り換えを行なうように構成しても良い。このように構成することで、発光素子が消耗した際には、第1の露光動作から第2の露光動作への切り換えを確実に実行することができる。
また、上記実施形態では、第1の発光素子群EG1による第1の潜像形成動作から、第2の発光素子群EG2による第2の潜像形成動作に切り換えられているが、潜像形成動作の切り換え順序はこれに限られない。したがって、第2の発光素子群EG2による第2の潜像形成動作から第1の発光素子群EG1による第1の潜像形成動作に切り換えても良い。あるいは、形成した画像をユーザーが確認して切り換えるように構成することもできる。
また上記実施形態では、ずらし時間Δtsmを、次式、
Δtsm=L21/V21
に基づいて設定している。しかしながら、ずらし時間Δtsmの設定方法はこれに限られない。つまり、上述したように、タンデム型の画像形成装置においては、発光素子群EG1、EG2の切り換えの前後における潜像の形成位置ずれは、カラー画像の色ずれとして現れる。そこで、ずらし時間Δtsmを段階的に変化させながらレジストマークを転写ベルト81上に形成して、このレジストマークをセンサ89で検出した結果から色ずれの程度を求め、この結果に基づいてずらし時間Δtsmを設定しても良い。
Δtsm=L21/V21
に基づいて設定している。しかしながら、ずらし時間Δtsmの設定方法はこれに限られない。つまり、上述したように、タンデム型の画像形成装置においては、発光素子群EG1、EG2の切り換えの前後における潜像の形成位置ずれは、カラー画像の色ずれとして現れる。そこで、ずらし時間Δtsmを段階的に変化させながらレジストマークを転写ベルト81上に形成して、このレジストマークをセンサ89で検出した結果から色ずれの程度を求め、この結果に基づいてずらし時間Δtsmを設定しても良い。
また、上記実施形態では、各発光素子群EG1、EG2において、複数の発光素子Eは2行千鳥で配列されているが、複数の発光素子Eは3列以上の千鳥で配列されても良いし、これら以外の態様で配列されても良い。
また、上記実施形態では、発光素子Eをボトムエミッション型の有機EL素子で構成しているが、発光素子Eをトップエミッション型の有機EL素子あるいはLED(Light
Emitting Diode)で構成しても良い。
Emitting Diode)で構成しても良い。
21…感光体ドラム、 210…タイミング制御回路、 220…切り換え回路、 29…ラインヘッド、 295…光学部材、 CT…カウンター、 E,E1,E2,E3,E4…発光素子、 EG1…第1の発光素子群、 EG2…第2の発光素子群、 EP−Y,EP−M,EP−C,EP−K…露光系、 HC…ヘッドコントローラー、 LGD…長手方向、 LTD…幅方向、 MD…主走査方向、 SD…副走査方向、 MM…メモリー
Claims (7)
- 潜像が形成される潜像担持体と、
第1の発光素子および前記第1の発光素子の前記潜像担持体が移動する方向に配設された第2の発光素子を有する露光ヘッドと、
前記第1の発光素子を用いて前記潜像担持体に潜像を形成する第1の潜像形成動作と、前記第2の発光素子を用いて前記潜像担持体に潜像を形成する第2の潜像形成動作とを切り換えて実行する制御部と、
を備え、
前記制御部は、前記第1の潜像形成動作の前記第1の発光素子の第1の発光タイミングと、前記第2の潜像形成動作の前記第2の発光素子の第2の発光タイミングとを異ならせることを特徴とする画像形成装置。 - 前記制御部は、前記第1の発光素子により形成される潜像スポットと前記第2の発光素子により形成される潜像スポットとの間の距離に応じて、前記第1の発光タイミングに対して前記第2の発光タイミングを異ならせる請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記制御部は、前記潜像担持体の移動速度に応じて、前記第1の発光タイミングに対して前記第2の発光タイミングを異ならせる請求項2に記載の画像形成装置。
- 前記第1の発光素子の累積発光時間を計測する発光時間計測部を備え、
前記制御部は、前記発光時間計測部の計測結果に基づいて前記第1の潜像形成動作から前記第2の潜像形成動作への切り換えを行なう請求項1ないし3のいずれか一項に記載の画像形成装置。 - 前記潜像担持体に形成された前記潜像を現像する現像部と、
前記現像部により現像された像を記録材に転写する転写部と、
前記記録材を搬送する搬送部と、
前記搬送部に搬送される前記記録材の枚数を計測する枚数計測部と、を備え
前記制御部は、前記枚数計測部の計測結果を基に前記第1の潜像形成動作で形成された前記潜像が現像された像を転写された前記記録材の枚数を算出し、算出された前記枚数に基づいて前記第1の潜像形成動作から前記第2の潜像形成動作への切り換えを行なう請求項1ないし3のいずれか一項に記載の画像形成装置。 - 第1の発光素子を用いて潜像担持体に潜像を形成する工程と、
前記第1の発光素子の前記潜像担持体の移動方向に配設された第2の発光素子に切り替える工程と、
前記第2の発光素子を用いて、前記第1の発光素子の発光タイミングと異なる発光タイミングで発光して前記潜像担持体に潜像を形成する工程と、
を有することを特徴とする画像形成方法。 - 第1の発光素子と、
前記第1の発光素子の被露光面が移動する方向に配設された第2の発光素子と、
前記第1の発光素子を用いて前記被露光面を露光する第1の潜像形成動作と、前記第2の発光素子を用いて前記被露光面を露光する第2の潜像形成動作とを切り換えて実行する制御部と、
を備え、
前記制御部は、前記第1の潜像形成動作の前記第1の発光素子の第1の発光タイミングと、前記第2の潜像形成動作の前記第2の発光素子の第2の発光タイミングとを異ならせることを特徴とする露光ヘッド。
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