JP2005096259A - ラインヘッドおよびそれを用いた画像形成装置 - Google Patents

ラインヘッドおよびそれを用いた画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 長時間使用による発光素子の輝度低下などの事態にも対処できるような、ラインヘッドおよびそれを用いた画像形成装置の提供。
【解決手段】 ラインヘッドには、副走査方向に4ラインの発光素子ライン1a〜1dを形成する。時刻0〜tx間では発光素子ライン1aの各発光素子を点灯し、発光素子ライン1b〜1dの各発光素子は点灯しない。時刻txで発光素子ライン1aを消灯し、発光素子ライン1bに切り替えて点灯する。以下、時刻tyで発光素子ライン1bを消灯、発光素子ライン1cを切り替えて点灯する。時刻tzで発光素子ライン1cを消灯、発光素子ライン1dを点灯する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、発光素子の長時間使用による輝度低下などの事態にも対処できるような、ラインヘッドおよびそれを用いた画像形成装置に関するものである。
1ラインに多数の発光素子を設けたラインヘッドを露光手段として用いる画像形成装置が開発されている。特許文献1には、プリンタヘッドに1ラインのEL(Electroluminesence、電界発光)素子を配列し、発光パルスの時間間隔を制御することによりEL素子の寿命を長くすることが記載されている。また、特許文献2には、多数の端面発光型EL素子を1ライン分アレイ状に連設したラインヘッドにおいて、端面発光型EL素子に一主走査中に1回補助パルスを印加して全点灯させることにより、長時間の無発光の後でも短時間で所定の光強度が得られる構成とすることが記載されている。
特開平4―363264号公報 特開平3―101366号公報
前記特許文献1、特許文献2に記載の技術は、いずれもラインヘッドに1ラインのみの発光素子ラインが設けられている。このため、発光素子の点灯時間が長くなって輝度が低下した場合などには、ラインヘッドを交換しなければならず、交換処理が煩雑でコストも高くなるという問題があった。
本発明は従来技術のこのような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、長時間使用による発光素子の輝度低下などの事態にも対処できるような、ラインヘッドおよびそれを用いた画像形成装置を提供することである。
上記目的を達成する本発明のラインヘッドは、1ラインに複数の発光素子を配列した発光素子ラインを副走査方向に複数ライン設け、当該複数ラインが形成された発光素子ラインに対して、所定条件により点灯させる発光素子ラインを切り替える第1の制御手段を有することを特徴とする。このため、点灯中の発光素子ラインの発光素子に長時間点灯などにより輝度の低下が発生してもラインヘッドを交換することなく印字処理を継続して行うことができる。
また、本発明は、前記複数ラインの発光素子ラインの少なくとも1ラインを予備の発光素子ラインで形成することを特徴とする。このように、ラインヘッドには予め通常動作用の発光素子ラインの外に予備動作用の発光素子ラインを設けている。このため、通常動作用の発光素子ラインの発光素子に輝度低下が生じた場合でも迅速に対応することができる。
また、本発明は、前記第1の制御手段として、スイッチングトランジスタを用いることを特徴とする。このため、発光素子ラインの切り替えを精度良く素早く行うことができる。
また、本発明は、前記複数ラインの各発光素子ラインに配列された発光素子を、個別に選択して発光させる第2の制御手段を設けたことを特徴とする。このため、1ラインの発光素子ラインに配列された個別の発光素子の点灯、非点灯の制御を簡単に行うことができる。
また、本発明は、前記ラインヘッドの発光素子を有機EL、またはLEDで構成したことを特徴とする。有機ELは静的な制御が可能であるので、制御系を簡略化できる。また、LEDで構成した場合には発光素子の製造が簡単になる。
また、本発明は、前記第1の制御手段により、前記発光素子のカソード側を制御して発光素子ラインを切り替えることを特徴とする。このように、発光素子のアノード側は電源線の接続を固定した状態で発光素子ラインを切り替えるので、発光素子に接続される電源線を両極性で切り替える場合よりも切り替え制御を簡単にすることができる。
また、本発明は、前記第1の制御手段により、前記発光素子のアノードを制御して発光素子ラインを切り替えることを特徴とする。このように、発光素子のカソード側は電源線の接続を固定した状態で発光素子ラインを切り替えるので、発光素子に接続される電源線の両極性で切り替える場合よりも切り替え制御を簡単にすることができる。
また、本発明は、前記第1の制御手段を各発光素子ラインに対応して設け、一方の発光素子ラインを制御する前記第1の制御手段に供給される動作信号の反転信号を、他方の発光素子ラインを制御する前記第1の制御手段に供給することを特徴とする。前記反転信号は制御部内部で形成できるので、発光素子ライン切り替え用の信号形成を簡単に行うことができる。
また、本発明は、前記第1の制御手段を伝導層が異なる一対のFETで形成し、一方伝導層のFETがオンのときに他方伝導層のFETがオフとなるように構成して、前記発光素子ラインの発光素子をオン側のFETで選択して発光させることを特徴とする。このため、発光素子ラインを切り替えるためのデータ線の配線が簡単になるという利点がある。
また、本発明の画像形成装置は、像担持体の周囲に帯電手段、前記ラインヘッド、現像手段、転写手段の各画像形成用ユニットを配した画像形成ステーションを少なくとも2つ以上設け、転写媒体が各ステーションを通過することにより、タンデム方式で画像形成を行うことを特徴とする。このため、タンデム方式の画像形成装置において、1ラインの発光素子ラインにおける発光素子が輝度低下した場合でも印字動作が続行可能なので、ラインヘッドの信頼性を高めることができる。
また、本発明の画像形成装置は、静電潜像を担持可能に構成された像担持体と、ロータリ現像ユニットと、前記ラインヘッドとを備え、前記ロータリ現像ユニットは、複数のトナーカートリッジに収納されたトナーをその表面に担持するとともに、所定の回転方向に回転することによって異なる色のトナーを順次前記像担持体との対向位置に搬送し、前記像担持体と前記ロータリ現像ユニットとの間に現像バイアスを印加して、前記トナーを前記ロータリ現像ユニットから前記像担持体に移動させることで、前記静電潜像を顕像化してトナー像を形成することを特徴とする。このため、ロータリ現像ユニットを備えた画像形成装置において、1ラインの発光素子ラインにおける発光素子が輝度低下した場合でも印字動作が続行可能なので、ラインヘッドの信頼性を高めることができる。
ことができる。
また、本発明の画像形成装置は、中間転写部材を備えたことを特徴とする。このため、中間転写部材を備えたを備えた画像形成装置において、1ラインの発光素子ラインにおける発光素子が輝度低下した場合でも印字動作が続行可能なので、ラインヘッドの信頼性を高めることができる。
本発明のラインヘッドおよびそれを用いた画像形成装置によれば、発光素子ラインにおける発光素子が長時間点灯など所定条件により輝度低下した場合でも迅速に対応して印字処理を続行することができる。
以下、図を参照して本発明を説明する。本発明を実施するための最良の形態においては、ラインヘッドの副走査方向に複数ラインの発光素子ラインを設け、その中の少なくとも1ラインを予備動作用の発光素子ラインとして形成する。通常動作用の発光素子ラインが長時間使用などにより輝度が低下したような場合には、当該予備動作用の発光素子ラインを使用できるように、通常動作用の発光素子ラインと予備動作用の発光素子ラインを切り替える切り替え手段を設けたことを特徴としている。この切り替え手段としては、好適にはスイッチングトランジスタが用いられる。
図10は、本発明のラインヘッドの例を示す説明図である。図10において、ラインヘッド10には、主走査方向(Y方向)に多数の発光素子Laを形成した発光素子ライン1aを設ける。この発光素子ラインは、副走査方向(X方向)に複数ライン形成される。この例では、1a、1b、1c、1dの4ライン設けられている。発光素子Laは、前記EL素子以外に、例えばLED(Light Emitting Diod)を用いることもできる。
図10の例では、発光素子ライン1b〜1dは予備動作用の発光素子ラインとして形成されている。通常動作用の発光素子ライン1aの発光素子Laが長時間使用などで輝度が低下した場合には、詳細を後述する切り替え手段により予備動作用の発光素子ライン1bを発光させる。発光素子ライン1c、1dも所定条件に応じて順次点灯される。ここで、所定条件とは、各発光素子ラインの使用時間、記録媒体への印字枚数、印字ドット数、垂直同期信号(Vsync)のカウント数などが考慮される。
本発明のラインヘッドにおいては、予備動作用として設けられる発光素子ラインは1ラインのみに限定されるものではない。発光素子ライン1cを発光素子ライン1dの予備動作用として形成することもできる。また、図10の例では発光素子ラインを副走査方向に4ライン形成しているが、発光素子ラインを2ライン形成し、一方の1ラインを通常動作用の発光素子ライン、他方の1ラインを予備動作用の発光素子ラインとして切り替えて使用する構成とすることもできる。
本発明の実施形態においては、ラインヘッドの副走査方向に複数ラインの発光素子ラインを設け、その中の少なくとも1ラインを予備動作用の発光素子ラインとして形成するものである。その形態は、前記のように、2ラインの発光素子ラインを通常動作用の発光素子ラインと予備動作用の発光素子ラインに区分して形成する場合、3ライン以上の複数ラインで発光素子ラインを形成し、その中の少なくとも1ラインを予備動作用の発光素子ラインとして使用する場合が含まれる。後者の場合には、予備動作用の発光素子ラインは2ライン以上形成することもできる。発光素子ライン1c、1dは、例えば多重露光を行う場合に使用することができる。
図1は、図10に対応した本発明の実施形態を示す特性図である。図1において、時刻0〜tx間では発光素子ライン1aの各発光素子を点灯する。発光素子ライン1b〜1dの各発光素子は点灯しない。時刻txで発光素子ライン1aを消灯し、発光素子ライン1bに切り替えて点灯する。以下、時刻tyで発光素子ライン1bを消灯、発光素子ライン1cを切り替えて点灯する。
時刻tzで発光素子ライン1cを消灯、発光素子ライン1dを切り替えて点灯する。時刻twで発光素子ライン1dを消灯する。ここで、発光素子ライン1aは、消灯により各発光素子の温度が低下して所定輝度が回復している場合には、時刻twで再点灯させることができる。また、各発光素子ライン1b〜1dについても消灯後に所定時間経過に再点灯させることができる。
このように、図1の例ではラインヘッドの副走査方向に4ラインの発光素子ラインを形成し、各発光素子ラインを点灯させてから所定時間経過後に順次切り替えて発光させている。このため、単一の発光素子ラインを長時間点灯させることによる輝度低下を防止することができる。また、発光素子ラインの輝度低下に伴うラインヘッドの交換が不要となり、煩雑な処理を必要としない。さらに、ラインヘッドの交換に伴うコストの上昇を抑制することができる。
図2は、本発明の実施形態を示すブロック図である。本体コントローラ23は例えばコンピュータで構成され画像データを形成する。また、画像形成装置の制御部20には、複数ラインの発光素子ラインが形成されているラインヘッド22の切り替え回路21、カウンタ24、メモリ25が設けられている。カウンタ24は、1ラインの発光素子ラインの駆動時間をカウントし、カウント値をメモリ25に記憶する。メモリ25には、予め当該発光素子ラインの許容駆動時間が記憶されている。
本体コントローラ23は、当該発光素子ラインの駆動時間がメモリ25に記憶されている許容駆動時間を超えたかどうかを判定する。点灯動作中の発光素子ラインが許容駆動時間を超えたと判定した場合には、切り替え回路21に信号を送信し、ラインヘッド22に形成されている他の発光素子ラインに点灯動作を切り替える。
カウンタ24は、図2の例では発光素子ラインの許容駆動時間を超えたかどうかを判定するために、点灯動作の時間をカウントしている。発光素子は、印字動作において印字ドット数や印字媒体への印字枚数などによっても輝度の低下が発生する。このため、カウンタ24、メモリ25の構成は、前記印字ドット数や印字媒体への印字枚数などの各パラメータを設定することも可能である。
すなわち、印字ドット数をパラメータとする場合には、印字ドットの許容数をメモリ25に登録する。カウンタ24はドットカウンタとして構成し、本体コントローラ23はドットカウンタのカウント数がメモリ25に登録されている許容数を超えた場合には、発光素子ラインの切り替え信号を切り替え回路21に出力する。
印字枚数を発光素子ラインの切り替えパラメータとする場合には、例えば印字媒体1枚の印字が終了する毎に切り替え信号を出力する。その他、垂直同期信号(Vsync)を発光素子ラインの切り替えパラメータとする場合には、パルス数をカウントする。なお、カラー印字を行う場合には、各色毎にカウンタ24とメモリ25を設ける。
また、図2ではカウンタ24、メモリ25の制御を本体コントローラ23で行っている。本発明の実施形態においては、カウンタ24、メモリ25を制御するCPUなどの制御部を、ラインヘッド側に切り替え回路21と同一基板上に形成することも可能である。この場合には、制御系の構成がコンパクトになり、本体コントローラ23を介さないので配線長さが短くなり処理速度も向上する。
図3は、本発明における発光素子ライン切り替えの基本的構成の実施形態を示す回路図である。図3においては、簡単のため発光素子ラインは2ライン設けた例を示している。ラインヘッド10には、発光素子ライン1、2が設けられている。発光素子ライン1には、例えばEL素子を用いた発光素子D00〜D23が配列されている。また、発光素子ライン2にも、EL素子を用いた発光素子D50〜D73が配列されている。4は正の電源線、5、6は負の電源線である。
正の電源線4は、発光素子ライン1、2における各発光素子のアノードに共通して接続されている。また、負の電源線5は発光素子ライン1における各発光素子のカソードに接続され、負の電源線6は発光素子ライン2における各発光素子のカソードに接続されている。すなわち、発光素子ライン1は電源線4、5間に接続されて直流電圧が印加される。また、発光素子ライン2は電源線4、6間に接続されて直流電圧が印加される構成としている。なお、実際のラインヘッド10では、個々の各発光素子のアノードと正の電源線4間に、個々の各発行素子を点灯させるための制御回路が設けられているが、本図では図示を省略している。
3は切り替えスイッチで、接触子3cが接点3a側に投入されている場合には電源線4、5間に直流電圧が印加されて発光素子ライン1の各発光素子D00〜D23が点灯動作する。切り替えスイッチ3の接触子3cが接点3b側に投入されている場合には、電源線4、6間に直流電圧が印加されて発光素子ライン2の各発光素子D50〜D73が点灯動作する。
発光素子ライン1は通常動作用に設けられており、発光素子ライン2は予備動作用に設けられている。発光素子ライン1の輝度が低下した場合には、前記切り替えスイッチ3により発光素子ライン2の各発光素子D50〜D73に電圧を印加して点灯動作を行わせる。このように、図3の例では各発光素子ラインの発光素子のカソード側が共通に接続される電源線5、6を切り替えスイッチ3で切り替えることにより、発光素子ラインを切り替えている。この際に、正の電源線4は各発光素子ラインの発光素子のアノードに共通して接続されている。すなわち、発光素子の一方極性に接続されている電源線のみを切り替えるので、両極性の電源線を切り替える場合よりも切り替え回路の構成が簡略化される。
切り替えスイッチ3は、図3に示されているような機械的なスイッチの外に、トランジスタなどの電子的スイッチを用いる構成とすることができる。また、発光素子ライン1、2の一方を通常動作用、他方を予備動作用とするものであり、発光素子ライン2を通常動作用、発光素子ライン1を予備動作用として用いることもできる。
図4は、本発明の実施形態の例を示す回路図である。図4に示したラインヘッド10aの図3と同じところには同じ符号を付している。図4において、Tr2は各発光素子のアノード側に接続されるドライブトランジスタ、Tr1はドライブトランジスタTr2のゲートにソースが接続される制御トランジスタである。ドライブトランジスタTr2、制御トランジスタTr1は、例えばFET(Field Effect Transistor、電界効果トランジスタ)により形成される。7は制御トランジスタTr1に制御信号を付与する制御回路である。
図4の例において、切り替えスイッチ3の接触子3cが接点3a側に投入されている状態で、電源線4、5間に電圧が印加されているものとする。制御回路7からの信号で制御トランジスタTr1が動作すると、ドライブトランジスタTr2が導通し、発光素子ライン1の各発光素子D00〜D23が発光する。ここで、切り替えスイッチ3の接触子3cを接点3b側に投入すると、点灯動作は発光素子ライン2側の各発光素子に切り替わる。図4の例も図3と同様に、発光素子のアノード側の制御で発光素子ラインを切り替えるものである。
図4の例では、各発光素子に接続されるドライブトランジスタTr2に制御トランジスタTr1を直列に接続しているので、各発光素子ライン1、2の個別の発光素子を選択して発光させることができる。このように、任意の位置の発光素子を選択点灯させる制御手段を設けているので、種々の画像形成の要請に対応することができる。
図5は、本発明に係る他の実施形態であるラインヘッド10bの例を示す回路図である。図5において、Tr3、Tr4は発光素子ライン1、2に共通のドライブトランジスタTr2に直列に接続される、発光素子ラインの切り替え用トランジスタである。8、9は、発光素子ラインのセレクト信号Sel1、Sel2が供給される信号線である。INVはセレクト信号Sel1を反転したSel2を出力するインバータであり、信号線9に供給する。ここで、セレクト信号Sel1を反転したSel2を外部から供給することも可能であり、この場合インバータは不要となる。
図5の例では、正の電源線4は発光素子ライン1、2における各発光素子のアノードに共通して接続されている。また、負の電源線5は発光素子ライン1における各発光素子のカソードに接続され、負の電源線6は発光素子ライン2における各発光素子のカソードに接続されている。負の電源線5、6は共通の電位で接続された状態を保持する。
制御回路7からの信号で制御トランジスタTr1が動作すると、ドライブトランジスタTr2が導通する。この状態で、信号線8から発光素子ラインの切り替え用のトランジスタTr3のゲートにセレクト信号Sel1が供給されると、発光素子ライン1の各発光素子が点灯する。この際に、信号線9からはセレクト信号Sel2が供給されないので、発光素子ライン2の発光素子は点灯しない。
信号線8のセレクト信号Sel1を停止し、信号線9からセレクト信号Sel2が供給されると、切り替え用トランジスタTr3が遮断されTr4が導通する。このため、発光素子ライン1の発光素子は消灯し、発光素子ライン2の発光素子が点灯する。このように、図5の例は、信号線8、9からのセレクト信号Sel1、Sel2によりトランジスタTr3、Tr4が動作して各発光素子ライン1、2のカソード側で切り替え制御を行うものである。すなわち、セレクト信号Sel1、Sel2が供給されるトランジスタTr3、Tr4は発光素子ラインを切り替える第1の制御手段として作用する。
上記のように図5の例では、発光素子ラインを切り替える第1の制御手段をトランジスタTr3、Tr4で構成している。このため、切り替え動作を迅速に、また、機械的スイッチと比較して信頼度の高い発光素子ラインの切り替えを実現できる。また、図4の例のように電源線の極性を切り替えることなく信号線の信号で発光素子ラインを切り替えるので、切り替えに伴う瞬時電圧の発生を抑制し、発光素子の損傷を防止することができる。
発光素子を有機EL素子で、切り替え用のトランジスタTr3、Tr4をTFT(Thin Film Transistor)で形成する場合には、ラインヘッドに切り替え用のトランジスタと発光素子とを同じ製造技術を用いて作製できるので、製造コストを低減することができる。図5の例でも、制御回路7の信号で制御トランジスタTr1の動作タイミングを制御することにより、各発光素子ラインの個別の発光素子を点灯制御することが可能である。
図6は、本発明に係る他の実施形態であるラインヘッド10cの例を示す回路図である。図6において、Tr5は発光素子ライン1の発光素子のドライバトランジスタ、Tr6は発光素子ライン2の発光素子のドライバトランジスタ、Tr7、Tr8は、発光素子ライン1、2に共通の制御トランジスタTr1に直列に接続されている発光素子ライン切り替え用のトランジスタである。
図6の例では、制御回路7からの信号で制御トランジスタTr1が導通した状態で、信号線8、9の選択信号Sel1、Sel2のいずれかを発光素子ライン切り替え用のトランジスタTr7、またはTr8に供給する。この際に、当該トランジスタTr7、またはTr8に接続されているドライバトランジスタTr5、またはTr6が動作して、発光素子ライン1、または発光素子ライン2の各発光素子が点灯する。
図7は、本発明に係る他の実施形態であるラインヘッド10dの例を示す回路図である。図7においても、発光素子ライン切り替え用のトランジスタTr7、Tr8が、発光素子ライン1、2に共通の制御トランジスタTr1に対して直列に接続されている。また、発光素子ライン切り替え用のトランジスタTr7、Tr8は、各発光素子ラインの発光素子のドライブトランジスタTr5、Tr6に直列に接続されている。
信号線11には発光素子ライン1の各発光素子を選択するセレクト信号Sel1〜Sel4が供給される。また、信号線12には発光素子ライン2の各発光素子を選択するセレクト信号Sel1〜Sel4の反転信号が供給される。セレクト信号Sel1〜Sel4がオンのときには反転信号がオフとなり、反転信号がオンのときにはセレクト信号Sal1〜Sel4はオフとなる。
セレクト信号Sel1〜Sel4のいずれかの信号は、発光素子ライン1の各発光素子に対応する切り替え用トランジスタTr7のドレインに供給される。また、セレクト信号Sel1〜Sel4のいずれかの反転信号は、発光素子ライン2の各発光素子に対応する切り替えトランジスタTr8のドレインに供給される。
制御回路7からの信号で制御トランジスタTr1が動作した状態で、信号線11のセレクト信号Sel1〜Sel4がオンのときには切り替え用トランジスタTr7、ドライブトランジスタTr5が導通する。このため、発光素子ライン1の各発光素子が点灯する。この際に、信号線12におけるセレクト信号Sel1〜Sel4の反転信号はオフであり、発光素子ライン2の各発光素子は消灯している。
信号線12におけるセレクト信号Sel1〜Sel4の反転信号をオンにすると、発光素子ライン2の各発光素子が点灯し、発光素子ライン1の各発光素子は消灯する。なお、図7の例においても、制御回路7の信号で制御トランジスタTr1の動作タイミングを制御することにより、発光素子ライン1、2の個別の発光素子を選択して発光させることができる。
図8は、本発明に係る他の実施形態であるラインヘッド10eの例を示す回路図である。図7と同じところには同じ符号を付している。図8において、Tr9、Tr10は発光素子ラインの切り替え用トランジスタである。図8の切り替え用トランジスタTr9は、ゲートを信号線11に接続し、ドレインを制御Tr1のソースに接続する。また、切り替えトランジスタTr10は、ゲートを信号線12に接続し、ドレインを制御トランジスタTr1のソースに接続する。発光素子ライン切り替え用のトランジスタTr9、Tr10は同一伝導層(チャンネル)、この例ではNチャンネルのFETで構成される。
この例でも発光素子ラインの切り替え用トランジスタTr9、Tr10は制御トランジスタTr1と直列に接続されている。制御回路7からの信号で制御トランジスタTr1が導通した状態で、信号線11、または12のいずれかを活性化することにより、発光素子ライン1、または発光素子ライン2の各発光素子を点灯する。
この際に、制御トランジスタTr1の動作タイミングを制御回路7により制御して、発光素子ライン1、2の個別の発光素子を選択して発光させることができる。図8の例では、制御トランジスタTr1の出力信号が発光素子ラインの切り替え用トランジスタTr9、Tr10のドレインに供給される点と、前記切り替え用トランジスタTr9、Tr10のゲートにセレクト信号が供給される点が図7の構成とは相違している。すなわち、図7と図8は、制御トランジスタTr1と発光素子ラインの切り替え用トランジスタTr9、Tr10の接続の形態が相違している。
図9は、本発明に係る他の実施形態に係るラインヘッド10fの例を示す回路図である。図8と同じところには同じ符号を付している。図9においては、発光素子ライン切り替え用のトランジスタTr9とTr11は伝導層が異なるFETを使用する。この例では、トランジスタTr9をNチャンネルのFET、トランジスタTr11をPチャンネルのFETで構成する。
一対のトランジスタTr9、Tr11のゲートには、同じデータ線の信号Sel1〜Sel4が供給される。したがって、一方のトランジスタTr9がオンのときに他方のトランジスタTr11はオフ、また、トランジスタTr11がオンのときにトランジスタTr9はオフとなる。すなわち、信号Sel1〜Sel4がオンのときには発光素子ライン1の各発光素子が点灯し、発光素子ライン2の各発光素子が非点灯となる。また、信号Sel1〜Sel4がオフのときには発光素子ライン1の各発光素子が非点灯、発光素子ライン2の各発光素子が点灯となる。
このように、図9の例では信号Sel1〜Sel4の反転信号を供給するデータ線が不要になるという利点がある。しかしながら、発光素子ライン切り替え用のトランジスタTr9、Tr11は異なる伝導層で形成されるので、FETの製造プロセスが複雑になる。これに対して、図8の例では、信号Sel1〜Sel4の反転信号を供給するデータ線が必要となるが、発光素子ライン切り替え用のトランジスタTr9、Tr10は同じ伝導層で構成されるので製造プロセスが簡単になる。
図3〜図9の例では、発光素子ラインが2ラインのラインヘッドについて説明した。本発明のラインヘッドは、発光素子ラインを図10に示したように3ライン以上の複数ラインを設けることができる。この場合の発光素子ラインの切り替えを、図3〜図9で説明したような回路を適用して、スイッチングトランジスタで構成することができる。
本発明においては、モノクロプリンタの他に、4サイクルカラープリンタや、タンデム方式のカラープリンタにも当該ラインヘッドは当然適用されるものである。これらのカラープリンタにおいては、本発明の構成とすることにより、ラインヘッドに形成される複数ラインの発光素子ラインを合理的に使用することができる。
図11は、発光素子として有機ELを用いた画像形成装置の一例を示す縦断側面図である。この画像形成装置は、同様な構成の4個の有機ELアレイ露光ヘッド101K、101C、101M、101Yを、対応する同様な構成である4個の感光体ドラム(像担持体)41K、41C、41M、41Yの露光位置にそれぞれ配置したものであり、タンデム方式の画像形成装置として構成されている。
図11に示すように、この画像形成装置は、駆動ローラ51と従動ローラ52とテンションローラ53が設けられており、テンションローラ53によりテンションを加えて張架されて、図示矢印方向(反時計方向)へ循環駆動される中間転写ベルト50を備えている。この中間転写ベルト50に対して所定間隔で配置された4個の像担持体としての外周面に感光層を有する感光体41K、41C、41M、41Yが配置される。
前記符号の後に付加されたK、C、M、Yはそれぞれ黒、シアン、マゼンタ、イエローを意味し、それぞれ黒、シアン、マゼンタ、イエロー用の感光体であることを示す。他の部材についても同様である。感光体41K、41C、41M、41Yは、中間転写ベルト50の駆動と同期して図示矢印方向(時計方向)へ回転駆動される。
各感光体41(K、C、M、Y)の周囲には、それぞれ感光体41(K、C、M、Y)の外周面を一様に帯電させる帯電手段(コロナ帯電器)42(K、C、M、Y)と、この帯電手段42(K、C、M、Y)により一様に帯電させられた外周面を感光体41(K、C、M、Y)の回転に同期して順次ライン走査する本発明の上記のような有機ELアレイ露光ヘッド101(K、C、M、Y)が設けられている。
また、この有機ELアレイ露光ヘッド101(K、C、M、Y)で形成された静電潜像に現像剤であるトナーを付与して可視像(トナー像)とする現像装置44(K、C、M、Y)と、この現像装置44(K、C、M、Y)で現像されたトナー像を一次転写対象である中間転写ベルト50に順次転写する転写手段としての一次転写ローラ45(K、C、M、Y)と、転写された後に感光体41(K、C、M、Y)の表面に残留しているトナーを除去するクリーニング手段としてのクリーニング装置46(K、C、M、Y)とを有している。
ここで、各有機ELアレイ露光ヘッド101(K、C、M、Y)は、有機ELアレイ露光ヘッド101(K、C、M、Y)のアレイ方向が感光体ドラム41(K、C、M、Y)の母線に沿うように設置される。そして、各有機ELアレイ露光ヘッド1(K、C、M、Y)の発光エナルギーピーク波長と、感光体41(K、C、M、Y)の感度ピーク波長とは略一致するように設定されている。
現像装置44(K、C、M、Y)は、例えば、現像剤として非磁性一成分トナーを用いるもので、その一成分現像剤を例えば供給ローラで現像ローラへ搬送し、現像ローラ表面に付着した現像剤の膜厚を規制ブレードで規制し、その現像ローラを感光体41(K、C、M、Y)に接触あるいは押厚させることにより、感光体41(K、C、M、Y)の電位レベルに応じて現像剤を付着させることによりトナー像として現像するものである。
このような4色の単色トナー像形成ステーションにより形成された黒、シアン、マゼンタ、イエローの各トナー像は、一次転写ローラ45(K、C、M、Y)に印加される一次転写バイアスにより中間転写ベルト50上に順次一次転写され、中間転写ベルト50上で順次重ね合わされてフルカラーとなったトナー像は、二次転写ローラ66において用紙等の記録媒体Pに二次転写され、定着部である定着ローラ対61を通ることで記録媒体P上に定着され、排紙ローラ対62によって、装置上部に形成された排紙トレイ68上へ排出される。
なお、図11中、63は多数枚の記録媒体Pが積層保持されている給紙カセット、64は給紙カセット63から記録媒体Pを一枚ずつ給送するピックアップローラ、65は二次転写ローラ66の二次転写部への記録媒体Pの供給タイミングを規定するゲートローラ対、66は中間転写ベルト50との間で二次転写部を形成する二次転写手段としての二次転写ローラ、67は二次転写後に中間転写ベルト50の表面に残留しているトナーを除去するクリーニング手段としてのクリーニングブレードである。
このように、図11の画像形成装置は、書き込み手段として有機ELアレイを用いているので、レーザ走査光学系を用いた場合よりも、装置の小型化を図ることができる。
次に、本発明に係る画像形成装置に係る他の実施の形態について説明する。図12は、画像形成装置の縦断側面図である。図12において、画像形成装置160には主要構成部材として、ロータリ構成の現像装置161、像担持体として機能する感光体ドラム165、有機ELアレイが設けられている像書込手段(露光ヘッド)167、中間転写ベルト169、用紙搬送路174、定着器の加熱ローラ172、給紙トレイ178が設けられている。
現像装置161は、現像ロータリ161aが軸161bを中心として矢視A方向に回転する。現像ロータリ161aの内部は4分割されており、それぞれイエロー(Y)、シアン(C)、マゼンタ(M)、ブラック(K)の4色の像形成ユニットが設けられている。162a〜162dは、前記4色の各像形成ユニットに配置されており、矢視B方向に回転する現像ローラ、163a〜163dは、矢視C方向に回転するトナ−供給ローラである。また、164a〜164dはトナーを所定の厚さに規制する規制ブレードである。
165は、前記のように像担持体として機能する感光体ドラム、166は一次転写部材、168は帯電器、167は像書込手段で有機ELアレイが設けられている。感光体ドラム165は、図示を省略した駆動モータ、例えばステップモータにより現像ローラ162aとは逆方向の矢視D方向に駆動される。
中間転写ベルト169は、従動ローラ170bと駆動ローラ170a間に張架されており、駆動ローラ170aが前記感光体ドラム165の駆動モータに連結されて、中間転写ベルトに動力を伝達している。当該駆動モータの駆動により、中間転写ベルト169の駆動ローラ170aは感光体ドラム165とは逆方向の矢視E方向に回動される。
用紙搬送路174には、複数の搬送ローラと排紙ローラ対176などが設けられており、用紙を搬送する。中間転写ベルト169に担持されている片面の画像(トナー像)が、二次転写ローラ171の位置で用紙の片面に転写される。二次転写ローラ171は、クラッチにより中間転写ベルト169に離当接され、クラッチオンで中間転写ベルト169に当接されて用紙に画像が転写される。
上記のようにして画像が転写された用紙は、次に、定着ヒータHを有する定着器で定着処理がなされる。定着器には、加熱ローラ172、加圧ローラ173が設けられている。定着処理後の用紙は、排紙ローラ対176に引き込まれて矢視F方向に進行する。この状態から排紙ローラ対176が逆方向に回転すると、用紙は方向を反転して両面プリント用搬送路175を矢視G方向に進行する。177は電装品ボックス、178は用紙を収納する給紙トレイ、179は給紙トレイ178の出口に設けられているピックアップローラである。
用紙搬送路において、搬送ローラを駆動する駆動モータは、例えば低速のブラシレスモータが用いられる。また、中間転写ベルト169は色ずれ補正などが必要となるのでステップモータが用いられている。これらの各モータは、図示を省略している制御手段からの信号により制御される。
図の状態で、イエロー(Y)の静電潜像が感光体ドラム165に形成され、現像ローラ62aに高電圧が印加されることにより、感光体ドラム165にはイエローの画像が形成される。イエローの裏側および表側の画像がすべて中間転写ベルト169に担持されると、現像ロータリ161aが矢視A方向に90度回転する。
中間転写ベルト169は1回転して感光体ドラム165の位置に戻る。次にシアン(C)の2面の画像が感光体ドラム165に形成され、この画像が中間転写ベルト169に担持されているイエローの画像に重ねて担持される。以下、同様にして現像ロータリ161の90度回転、中間転写ベルト169への画像担持後の1回転処理が繰り返される。
4色のカラー画像担持には中間転写ベルト169は4回転して、その後に更に回転位置が制御されて二次転写ローラ171の位置で用紙に画像を転写する。給紙トレー178から給紙された用紙を搬送路174で搬送し、二次転写ローラ171の位置で用紙の片面に前記カラー画像を転写する。片面に画像が転写された用紙は前記のように排紙ローラ対176で反転されて、搬送径路で待機している。その後、用紙は適宜のタイミングで二次転写ローラ171の位置に搬送されて、他面に前記カラー画像が転写される。ハウジング180には、排気ファン181が設けられている。
以上、本発明のラインヘッドおよびそれを用いた画像形成装置について実施例に基づいて説明したが、本発明はこれら実施例に限定されず種々の変形が可能である。
以上説明したように、本発明によれば、複数ラインの発光素子ラインを合理的に使用するラインヘッドおよびそれを用いた画像形成装置を構成することができる。
本発明の実施形態を示す特性図である。 本発明の制御部を示すブロック図である。 本発明の一例を示す回路図である。 本発明の実施形態を示す回路図である。 本発明の実施形態を示す回路図である。 本発明の実施形態を示す回路図である。 本発明の実施形態を示す回路図である。 本発明の実施形態を示す回路図である。 本発明の実施形態を示す回路図である。 ラインヘッドの一例を示す説明図である。 本発明のタンデム方式の画像形成装置の概略構成を示す縦断側面図である。 発明の他の実施形態を示す画像形成装置の縦断側面図である。
符号の説明
1・・・発光素子ライン(通常動作用)、2・・・発光素子ライン(予備動作用)、3・・・切り替えスイッチ、4・・・正の電源線、
5、6・・・負の電源線、7・・・制御回路、8、9・・・選択線、11、12・・・選択線、41(K、C、M、Y)・・・感光体ドラム(像担持体)、42(K、C、M、Y)・・・帯電手段(コロナ帯電器)、44(K、C、M、Y)・・・現像装置、45(K、C、M、Y)・・・一次転写ローラ、46(K、C、M、Y)・・・クリーニング装置、50・・・中間転写ベルト、66・・・二次転写ローラ、101K、101C、101M、101Y・・・有機ELアレイ露光ヘッド(ラインヘッド)、161・・・現像装置、165・・・感光体ドラム、167・・・露光ヘッド(ラインヘッド)、169・・・中間転写ベルト、171・・・二次転写ローラ、P…記録媒体、D00〜D23、D50〜D73・・・発光素子、Tr1・・・制御トランジスタ、Tr2、Tr5、Tr6・・・ドライブトランジスタ、Tr3、Tr4、Tr7〜Tr11・・・切り替え用トランジスタ

Claims (12)

  1. 1ラインに複数の発光素子を配列した発光素子ラインを副走査方向に複数ライン設け、当該複数ラインが形成された発光素子ラインに対して、所定条件により点灯させる発光素子ラインを切り替える第1の制御手段を有することを特徴とする、ラインヘッド。
  2. 前記複数ラインの発光素子ラインの少なくとも1ラインを予備動作用の発光素子ラインで形成することを特徴とする、請求項1に記載のラインヘッド。
  3. 前記第1の制御手段として、スイッチングトランジスタを用いることを特徴とする、請求項1または請求項2に記載のラインヘッド。
  4. 前記複数ラインの各発光素子ラインに配列された発光素子を、個別に選択して発光させる第2の制御手段を設けたことを特徴とする、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のラインヘッド。
  5. 前記発光素子を有機EL、またはLEDで構成したことを特徴とする、請求項1ないし請求項4のいずれかに記載のラインヘッド。
  6. 前記第1の制御手段により、前記発光素子のカソード側を制御して発光素子ラインを切り替えることを特徴とする、請求項5に記載のラインヘッド。
  7. 前記第1の制御手段により、前記発光素子のアノード側を制御して発光素子ラインを切り替えることを特徴とする、請求項5に記載のラインヘッド。
  8. 前記第1の制御手段を各発光素子ラインに対応して設け、一方の発光素子ラインを制御する前記第1の制御手段に供給される動作信号の反転信号を、他方の発光素子ラインを制御する前記第1の制御手段に供給することを特徴とする、請求項7に記載のラインヘッド。
  9. 前記第1の制御手段を伝導層が異なる一対のFETで形成し、一方伝導層のFETがオンのときに他方伝導層のFETがオフとなるように構成して、前記発光素子ラインの発光素子をオン側のFETで選択して発光させることを特徴とする、請求項7に記載のラインヘッド。
  10. 像担持体の周囲に帯電手段と、請求項1ないし請求項9のいずれかに記載のラインヘッドと、現像手段と、転写手段との各画像形成用ユニットを配した画像形成ステーションを少なくとも2つ以上設け、転写媒体が各ステーションを通過することにより、タンデム方式で画像形成を行うことを特徴とする画像形成装置。
  11. 静電潜像を担持可能に構成された像担持体と、ロータリ現像ユニットと、請求項1ないし請求項9のいずれかに記載のラインヘッドとを備え、前記ロータリ現像ユニットは、複数のトナーカートリッジに収納されたトナーをその表面に担持するとともに、所定の回転方向に回転することによって異なる色のトナーを順次前記像担持体との対向位置に搬送し、前記像担持体と前記ロータリ現像ユニットとの間に現像バイアスを印加して、前記トナーを前記ロータリ現像ユニットから前記像担持体に移動させることで、前記静電潜像を顕像化してトナー像を形成することを特徴とする画像形成装置。
  12. 中間転写部材を備えたことを特徴とする、請求項10または請求項11に記載の画像形成装置。
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