JP2002283609A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2002283609A JP2001083198A JP2001083198A JP2002283609A JP 2002283609 A JP2002283609 A JP 2002283609A JP 2001083198 A JP2001083198 A JP 2001083198A JP 2001083198 A JP2001083198 A JP 2001083198A JP 2002283609 A JP2002283609 A JP 2002283609A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数個の発光素子アレイユニットによる感光
体の感光層への分割露光によっても、高品質の画像を得
られるようにする。 【解決手段】 書き込み装置を、感光体の軸線方向に沿
って千鳥状に配列し、且つ感光体の回動方向に結像させ
る位置をずらして配列した複数個のLEDヘッド(発光
素子アレイユニット)503によって構成し、その各L
EDヘッド503へ転送すべき画像データをLED書込
制御回路501がプリンタ制御回路504の指示に基づ
いてその各LEDヘッド503毎に分割し、その分割し
た各画像データを感光体の回動方向(送り方向)に結像
させる位置分だけ時間的にずらして各LEDヘッド50
3へ転送させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、画像データを感
光体上に書き込むための複数の発光素子(例えばLE
D)を主走査方向に所定密度で列設した発光素子アレイ
ユニットを用いた書き込み装置を備え、画像データを発
光素子アレイユニットによる光ビームによって感光体に
書き込むことによってデジタル画像を形成するデジタル
複写機やプリンタ等の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、LEDプリンタは、発光素子ア
レイユニット(記録ヘッド)として複数個のLED(発
光ダイオード)素子を主走査方向に所定密度でアレイ状
に列設した1次元のLEDヘッドを使用した書き込み装
置を搭載しており、書き込み画像に対応する信号(画像
データ)に応じてLEDヘッドの各LED素子の発光を
制御し、その光情報を感光体上に結像投射して画像の書
き込みを行っている。このようなLEDプリンタは、レ
ーザプリンタで使用しているポリゴンミラーのような可
動部がないため、信頼性が高い。また、大判サイズのプ
リント出力を必要とする広幅機の場合には、主走査方向
に光ビームを走査させるための光学的空間が不要で、L
EDアレイとセルフォックレンズ等の光学素子を一体化
したLEDヘッドを配置することにより、装置全体を小
型化することができるので、レーザプリンタに置き代わ
られている。
【0003】ところで、レーザプリンタが10mW程度
の出力の光源(レーザダイオード)1個を発光(点灯)
させ、その光ビームをポリゴンミラーおよびfθレンズ
等により走査させているのに対し、LEDプリンタは1
画素毎に1個のLED素子を複数個主走査方向に並べ、
これにおのおの数mA〜10mA程度の電流を流して発
光させるようにしており、1LED素子毎にデータ転送
および点灯の制御を行っている。したがって、プリンタ
や複写機が大型になってくれば、それだけ使用するLE
D素子およびドライバICが増えて生産の歩留まりが低
下し、またユニットが長くなり、書き込みビーム配列精
度を維持するために、部品精度を良くする必要があり、
部品単価も小型のプリンタや複写機に較べて非常に高く
なってしまう。
【0004】そこで、価格の安い小型のプリンタや複写
機用のLEDヘッドを複数個主走査方向に配置し、大型
機用にしたものが提案されている。例えば、特開平10
−86438号公報に記載されたデジタル複写機では、
感光体の表面を露光して静電潜像を形成させる露光手段
を、感光体の軸線上に沿って配列した複数個のLEDヘ
ッドによって構成し、感光体の軸線方向の最大感光幅を
その各LEDヘッドによって分割露光可能にしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このようなデジタル複
写機において、例えばA0幅(最大幅)の感光層を有す
る感光体を露光するには、A3幅用のLEDヘッドを感
光体の軸線方向(主走査方向)に沿って千鳥状に配列
し、その各LEDヘッドによって感光体のA0幅の感光
層を分割露光すればよいが、特開平10−86438号
公報には、その分割露光のための具体的な制御までは言
及されておらず、高品質の画像を得られるとは言えなか
った。この発明は上記の問題点に鑑みてなされたもので
あり、上述した複数個の発光素子アレイユニットによる
感光体の感光層への分割露光によっても、高品質の画像
を得られるようにすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、画像データ
を感光体上に書き込むための複数個の発光素子を主走査
方向に所定密度でアレイ状に列設した発光素子アレイユ
ニットを用いた書き込み装置を有する画像形成装置にお
いて、上記の目的を達成するため、次のようにしたこと
を特徴とする。請求項1の発明による画像形成装置は、
上記書き込み装置を、上記発光素子アレイユニットとし
て、感光体の軸線方向に沿って千鳥状に配列した複数個
の発光素子アレイユニットによって構成し、その各発光
素子アレイユニットへ転送すべき画像データをその各発
光素子アレイユニット毎に分割する分割制御手段を設け
たものである。
【0007】請求項2の発明による画像形成装置は、上
記書き込み装置を、上記発光素子アレイユニットとし
て、感光体の軸線方向に沿って千鳥状に配列し、且つ感
光体の回動方向に結像させる位置をずらして配列した複
数個の発光素子アレイユニットによって構成し、その各
発光素子アレイユニットへ転送すべき画像データをその
各発光素子アレイユニット毎に分割する分割制御手段
と、該手段によって分割した各画像データを感光体の回
動方向に結像させる位置分だけ時間的にずらして上記各
発光素子アレイユニットへ転送させる転送タイミング制
御手段とを設けたものである。
【0008】請求項3の発明による画像形成装置は、請
求項1又は2の画像形成装置において、上記書き込み装
置の各発光素子アレイユニットを偶数番目と奇数番目と
で走査方向が逆になるような方向に配列し、分割制御手
段によって分割された各発光素子アレイユニットへそれ
ぞれ転送すべき画像データのうち、偶数番目の発光素子
アレイユニットの各発光素子への画像データの転送方向
と奇数番目の発光素子アレイユニットの各発光素子への
画像データの転送方向が逆になるように制御する転送方
向制御手段を設けたものである。請求項4の発明による
画像形成装置は、請求項2の画像形成装置において、転
送タイミング制御手段による各画像データの転送タイミ
ングを調整する転送タイミング調整手段を設けたもので
ある。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を図面
に基づいて具体的に説明する。まず、この発明を実施す
る画像形成装置であるデジタル複写機の概要について図
1を参照して説明する。図1は、この発明を実施するデ
ジタル複写機の構成例を示すブロック図である。
【0010】このデジタル複写機は、原稿の画像を読み
取る画像読取手段としての画像読取装置100と、画像
読取装置100によって読み取った画像データ(画像情
報)を記憶する記憶手段としての画像情報記憶装置30
0,および画像情報記憶装置300に記憶された画像デ
ータを可視画像として転写紙にプリント(複写)するた
めの一連のプロセスを実行するプリンタ装置500から
なる複写機本体200と、各種情報を入力する操作装置
400とを備えている。
【0011】次に、図1の画像読取装置100について
図2を参照して説明する。図2は、画像読取装置100
の機構部の一例を示す概略構成図である。オペレータが
画像読取装置100の挿入口から原稿を挿入すると、そ
の原稿はローラ1の回転に応じてコンタクトガラス2の
上面を搬送される。そして、搬送中の原稿には蛍光灯4
からの光が照射され、その反射光はレンズ5を介して撮
像素子(光電変換素子)であるCCDラインイメージセ
ンサ(以下単に「CCD」という)6上に結像され、原
稿の画像が読み取られる。
【0012】CCD6上に結像された原稿からの反射光
は、そこでアナログ画像信号に変換されて図1の画像増
幅回路101に入力され、そこで増幅されて同期制御回
路105からのクロック信号に同期して出力される。A
/D変換回路102は、画像増幅回路101で増幅され
たアナログ画像信号を画素毎の多値のデジタル画像信号
(デジタル画像情報)に変換する。シェーディング補正
回路103は、A/D変換回路102で変換されたデジ
タル画像情報に対して光量ムラ,コンタクトガラスの汚
れ,CCDの感度ムラ等による歪を補正する処理を施
す。
【0013】この補正されたデジタル画像情報は、画像
処理回路104で所定の画像処理が施されてデジタル記
録画像情報として画像情報記憶装置300に出力され、
画像メモリ部(ページメモリ)301に書き込まれる。
さらに、この画像メモリ部301に書き込まれたデジタ
ル記録画像情報は、適宜読み出されてプリンタ装置50
0のデジタル書き込み装置506へ出力され、LED書
込制御回路501およびLEDヘッド制御回路502を
介して複数個のLEDヘッド503で赤外光に変換され
る。なお、画像メモリ部301に対するデジタル記録画
像情報の書き込み及び読み出しに係わる制御は、システ
ム制御装置302によって行われる。
【0014】次に、図1の複写機本体200について図
3を参照して説明する。図3は、複写機本体200の機
構部の一例を示す概略構成図である。この複写機本体2
00において、26は帯電装置で、図示しないメインモ
ータによって回転される感光体ドラム25を−850V
に一様に帯電させるグリッド付きのスコロトロンチャー
ジャと呼ばれるものである。503は複数個のLED素
子(発光素子)を主走査方向に所定密度でアレイ状に列
設した複数個の1次元のLEDヘッド(発光素子アレイ
ユニット)であり、その各赤外光はSLA(セルフォッ
クレンズアレー)を介して感光体ドラム25に照射され
る。
【0015】後述する図1のLED書込制御回路501
で画像メモリ部301から読み出されたデジタル記録画
像情報に応じて複数個のLEDヘッド503の発光(点
灯)制御が行われ、その光が感光体ドラム25に照射さ
れると、光導電現象で感光体表面の電荷がアースに流れ
て消滅する。ここで、各LEDヘッド503において、
原稿の画像濃度の淡い部分(2値化信号が非記録レベ
ル)に対応するLED素子は発光させないようにし、原
稿の画像濃度の濃い部分(2値化信号が記録レベル)に
対応するLED素子は発光させる。これにより、感光体
ドラム25の赤外光非照射部は−850Vの電位に、赤
外光照射部は−100V程度の電位になり、画像の濃淡
に対応する静電潜像が形成される。この静電潜像は、現
像ユニット27によって現像される。つまり、現像ユニ
ット27内のトナーは撹拌により負に帯電されており、
−600Vの現像バイアスが印加されているため、赤外
光照射部分だけにトナーが付着する。
【0016】一方、複写機本体200には、それぞれロ
ール状に巻かれた転写紙11(11a,11b,11
c)が収納された3つの給紙装置10(10a,10
b,10c)が備えられており、そのいずれか選択され
た給紙装置10の転写紙11がフィードローラ12(1
2a,12b,12c)により繰り出され、カッタ13
(13a,13b,13c)で所定の長さに切断された
後、レジストローラ24により所定のタイミングで感光
体ドラム25の下部を通過し、この時転写チャージャ2
3によりトナー像が転写される。
【0017】トナー像が転写された転写紙は、次に分離
チャージャ28により感光体ドラム25から分離されて
搬送ベルト31により搬送されて定着ユニット30に送
られ、そこでトナーが転写紙に定着される。トナーが定
着された転写紙は、排紙トレイ32に送られ機外に排紙
される。29はクリーニングユニットであり、感光体ド
ラム25上の残留トナーを除去する。
【0018】次に、図1の操作装置400の操作パネル
420について図4を参照して説明する。図4は、操作
パネル420の構成例を示すレイアウト図である。操作
装置400は、操作制御回路410及び操作パネル42
0からなる。操作パネル420は、各種機能を指定する
キー、例えばスタートキー421,ストップキー42
2,モードクリアキー423,設定キー424,テンキ
ー425,紙種指定キー426,濃度調整キー427,
画質調整キー428,用紙サイズキー429,変倍キー
430と、セット枚数表示器431,コピー枚数表示器
432,変倍率表示器433,原稿挿入可表示器434
とを備えている。
【0019】次に、図5を参照して全体の画像データの
流れを説明する。図5は、このデジタル複写機における
全体の画像データの流れを説明するためのブロック図で
ある。画像メモリ部301からイーブン(E):2bi
t,オッド(O):2bitの画像データが2ラインパ
ラレルの25MHzでLED書込制御回路501に送ら
れる。LED書込制御回路501に2ラインで送られて
きた画像データは、そのLED書込制御回路501の内
部で一旦1ラインに合成された後、各々のLED素子当
たり2分割で全体として6分割され、更に2bitから
5bitに変換されて、LEDヘッド制御回路502を
介して複数個のLEDヘッド503_1,503_2,
503_3へ9.5MHzで転送される。
【0020】次に、図6および図7を参照してLED書
込制御回路501の各ブロック(回路)の説明を行う。
図6および図7は、LED書込制御回路501の構成例
を示すブロック図である。まず、画像データ入力部を構
成するLVDSレシーバ512について説明する。
【0021】画像データのイーブン(E):2bit,
オッド(O):2bit、およびタイミング信号は、画
像メモリ部301より低電圧作動信号素子のLVDSレ
シーバを使用し、パラレルからシリアルに変換され、L
ED書込制御回路501に25MHzで送られるため、
そのLED書込制御回路501でもLVDSレシーバ5
12を使用してシリアル信号からパラレル信号に変換
し、PKDE(1..0),PKDO(1..0),XPC
LK,XPLSYNC,XPLGATE,XPFGAT
E_IPUとしてCPLD510(CPLD1)に入力
させる。タイミング信号のXPLSYNCとXPFGA
TE_IPUはCPLD510の処理時間分だけ遅ら
せ、RLSYNC,RFGATEとしてCPLD511
(CPLD2)に入力される。
【0022】次に、画像データRAM部を構成するSR
AM514A_1〜514A_6および514B_1〜
514B_6について説明する。CPLD510に入力
された画像データは、ED(1..0),OD(1..0)
としてSRAMアドレス信号AADR(10..0)およ
びBADR(10..0)と共にA群6個のSRAM(5
14A_1〜514A_6),B群6個のSRAM(5
14B_1〜514B_6)に25MHzで出力され
る。LEDヘッド503A_1〜503A_3は、総d
ot数が23040dot(A3幅7680dot×3
本)でデータ転送が6分割(1本/2分割×3本)方式
のため、A3幅LEDヘッド1本の1分割分である38
40dot(7680dot/2分割)毎に、A群とし
て6個のSRAM514A_1〜514A_6を設けて
いる。
【0023】そして、2dot(ED:2bit,O
D:2bit)分の画像データを4bitとして1アド
レスに割り当て、主走査1ライン分の画像データのう
ち、A群のSRAM514A_1(SRAM1)にLE
Dヘッド503_1の1分割目の画像データを、SRA
M514A_2(SRAM2)にLEDヘッド503_
1の2分割目の画像データを、SRAM514A_3
(SRAM3)にLEDヘッド503_2の1分割目の
画像データを、SRAM514A_4(SRAM4)に
LEDヘッド503_2の2分割目の画像データを、S
RAM514A_5(SRAM5)にLEDヘッド50
3_3の1分割目の画像データを、SRAM514A_
6(SRAM6)にLEDヘッド503_3の2分割目
の画像データをそれぞれ格納する。
【0024】25MHzでA群6個のSRAM514A
_1〜514A_6に順次格納された画像データは、
4.75MHzでA群6個のSRAM514A_1〜5
14A_6から同時に読み出され、SRAM514A_
1,SRAM514A_2から読み出されたLEDヘッ
ド503_1の画像データは、CPLD511へSOD
A1(3..0),SODA2(3..0),SODB1
(3..0),SODB2(3..0)として入力され、S
RAM514A_3,SRAM514A_4から読み出
されたLEDヘッド503_2の画像データ、およびS
RAM514A_5,SRAM514A_6から読み出
されたLEDヘッド503_3の画像データは、画像遅
延メモリ部を構成するフィールドメモリ(Field Memor
y)515_1〜515_3に送られる。
【0025】A群6個のSRAM514A_1〜514
A_6が読み出しを行っている間に、次のラインの画像
データをB群の6個のSRAM1514B_1〜514
B_6にA群と同様に格納する。このリード(読み出
し)0,ライト(書き込み)動作を、A郡6個のSRA
M514A_1〜514A_6、B郡6個のSRAM5
14B_1〜514B_6をトグル動作させることによ
って行い、ライン間の繋ぎを行う。
【0026】次に、画像データ遅延部を構成するフィー
ルドメモリ515_1〜515_3について説明する。 (1)LEDヘッド503_2用の画像データ遅延部 この実施形態では、A3幅の3個(3本)のLEDヘッ
ド503_1〜503_3を感光体ドラム25の軸線方
向に沿って千鳥状に配列しているため、LEDヘッド5
03_1を基準とし、LEDヘッド503_2はメカレ
イアウト上、副走査方向に7mmずらして取り付けてい
る(図5参照)。
【0027】このため、A郡6個のSRAM514A_
1〜514A_6、B郡6個のSRAM514B_1〜
514B_6から読み出された画像データを同時に処理
し、LEDヘッド503_2へ転送すると、LEDヘッ
ド503_1に対してLEDヘッド503_2は副走査
方向に7mm(7mm/42.3μm(600dpiの
1dot)=165ライン)ずれて印字されてしまう。
そこで、このメカ的なずれを補正するため、4.75M
HzでA群のSRAM514A_3,514A_4、B
群のSRAM514B_3,514B_4から読み出さ
れたLEDヘッド503_2の2分割分の画像データ
(各4bit)を、8bitの画像データとしてフィー
ルドメモリ515_1に転送ライン順に4.75MHz
で100ライン(固定)分書き込む。
【0028】次に、書き込まれた順に4.75MHzで
フィールドメモリ515_1より画像データを読み出す
と同時に、カスケード接続されたフィールドメモリ51
5_2に65ライン(可変)分書き込む。次に、書き込
まれた順に4.75MHzでフィールドメモリ515_
2より画像データを読み出し、FMOD2(7..0)と
してCPLD511へ入力させる。これにより、LED
ヘッド503_2の画像データは、165ライン(7m
m)遅延されたことになる。遅延させるライン数はLE
Dヘッド503_2の部品精度,組み付けのバラツキに
より個々に異なるため、1ライン(42.3μm)単位
での制御が可能である。
【0029】(2)LEDヘッド503_3用の画像デ
ータ遅延部 この実施形態では、A3幅の3個のLEDヘッド503
_1〜503_3を感光体ドラム25の軸線方向に沿っ
て千鳥状に配列しているため、LEDヘッド503_1
を基準とし、LEDヘッド503_3はメカレイアウト
上、副走査方向に1mmずらして取り付けている(図5
参照)。このため、A郡6個のSRAM514A_1〜
514A_6、B郡6個のSRAM514B_1〜51
4B_6から読み出された画像データを同時に処理し、
LEDヘッド503_3へ転送すると、LEDヘッド5
03_1に対してLEDヘッド503_3は副走査方向
に1mm(7mm/42.3μm(600dpiに1d
ot)=23ライン)ずれて印字されてしまう。
【0030】そこで、このメカ的なずれを補正するた
め、4.75MHzでA群のSRAM514A_5,5
14A_6、B群のSRAM514B_5,514B_
6から読み出されたLEDヘッド503_3の2分割分
の画像データ(各4bit)を、8bitの画像データ
としてフィールドメモリ515_3に転送ライン順に
4.75MHzで23ライン(可変)分書き込む。次
に、書き込まれた順に4.75MHzでフィールドメモ
リ515_3より画像データを読み出し、FMOD3
(7..0)としてCPLD511へ入力させる。これに
より、LEDヘッド503_3の画像データは、23ラ
イン(1mm)遅延されたことになる。遅延させるライ
ン数はLEDヘッド503_3の部品精度、組み付けの
バラツキにより個々に異なるため、1ライン(42.3
μm)単位での制御が可能である。
【0031】次に、光量補正ROM部を構成する光量補
正ROM516_1,516_2,516_3について
説明する。LEDヘッド503_1〜503_3には、
各LED素子の光量バラツキを補正するためにLED素
子毎に5bitの光量バラツキ補正データおよびLED
素子192個おきにLEDアレイチップ補正データの入
った光量補正ROM516_1,516_2,516_
3があり、電源投入時に、システム制御装置302が、
光量バラツキ補正データを各LEDヘッド503_1〜
503_3に転送する。
【0032】まず、電源投入時(電源ON時)あるいは
LED書込制御回路501がリセットされた後、最初に
LEDヘッド503_1の光量補正ROM516_1よ
り、CPLD511からのアドレス信号HOSEIAD
R(12..0)により0000Hより順番に読み出さ
れ、光量補正データがHOSEID(4..0)としてC
PLD511に入力される。そして、CPLD511の
内部にて0000h(1dot目の補正データ)のデー
タがラッチされ、0001h(3841dot目の補正
データ)のデータと同時にLEDヘッド503_1へ
9.5MHzで並列転送される。
【0033】この処理は1E28h(7720個の補正
データ)まで繰り返し行われ、LEDヘッド503_1
の光量補正が行われる。LEDヘッド503_1の補正
データの転送終了後、LEDヘッド503_1と同様に
順次、LEDヘッド503_2,LEDヘッド503_
3の光量補正が行われる。転送された光量補正データ
は、LEDヘッド503_1〜503_3の電源がOF
Fにならない限り、LEDヘッドLEDヘッド513_
1〜513_3内部にて保持されるようになっている。
【0034】次に、ダブルコピーRAM部を構成するダ
ブルコピーSRAM513について説明する。このデジ
タル複写機は、主走査方向の最大420mm(A2縦サ
イズ)までの画像を、最大841mm(A0縦サイズ)
の用紙に並べて2回印刷(画像形成)し、コピー,プリ
ンタの生産性を2倍にする機能を有する。ダブルコピー
時、画像メモリ部301からの画像データ(E[1..
0]、O[1..0])は、XPLSYNCが1/2以下
でLED書込制御回路501に転送されてくる。これを
利用し、1つのXPLSYNCの中で、画像データのダ
ビング操作を行うようにしている。
【0035】画像メモリ部301から25MHzで送出
された画像データ(E[1..0]、O[1..0])は、
CPLD510よりEDW(1..0)、ODW(1..
0)としてダブルコピーSRAM513にアドレス信号
WADR(13..0)と共に出力され、ダブルコピーS
RAM513に格納されると同時に、画像データRAM
部のA群6個のSRAM514A_1〜514A_6に
も格納される。画像メモリ部301からの画像データの
格納終了と同時に、ダブルコピーSRAM513に格納
された画像データが読み出され、CPLD510に取り
込まれ、画像メモリ部301から送出された画像データ
と同様に、A群6個のSRAM514A_1〜514A
_6に追加読み込みされる。
【0036】これにより、A群6個のSRAM514A
_1〜514A_6には、ダブルコピー画像データの主
走査1ライン分が格納されたことになる。上述の動作を
A群6個のSRAM514A_1〜514A_6、B群
6個のSRAM514B_1〜514B_6をトグル動
作させることによって行い、ライン間の繋ぎを行う。
【0037】次に、画像データ出力部を構成するドライ
バ1000について説明する。CPLD511に入力さ
れたLPH1〜3(LEDヘッド503_1〜503_
3)の2ライン画像データは、CPLD511内部にて
1ライン合成される。次に、1ライン合成された画像デ
ータは、2bitデータから5bitデータにbit変
換され、最終段として、LEDヘッド503_1の1分
割目の画像データはD1A(4..0)、2分割目の画像
データはD1B(4..0)、LEDヘッド503_2の1
分割目の画像データはD2A(4..0)、2分割目の画
像データはD2B(4..0)、LEDヘッド503_3の
1分割目の画像データはD3A(4..0)、2分割目の
画像データはD3B(4..0)としてCPLD511から
タイミング信号と共に出力され、ドライバ1000を介
し、9.5MHzのスピードで各LEDヘッド503_
1〜503_3へそれぞれ転送される。
【0038】次に、ダウンロード部を構成するEPRO
M517について説明する。CPLD510,CPLD
511はSRAMタイプのCPLDであるため、電源O
FFにより、CPLD510,CPLD511内部の書
き込み制御プログラムが全て消去される。そのため、電
源投入時(電源ON時)に、EPROM517よりプロ
グラムのダウンロード(コンフィギュレーション)が毎
回行われる。まず、電源が投入されると、CPLD51
0にEPROM517よりDOWNROAD_CPLD
1としてプログラムがシリアルデータで転送されてダウ
ンロードが行われ、CPLD510へのダウンロードが
終了すると同時に、CPLD511にEPROM517
よりDOWNROAD_CPLD2としてプログラムが
シリアルデータで転送され、プログラムがダウンロード
される。
【0039】次に、リセット回路部を構成するリセット
IC518について説明する。電源ON時あるいはLE
Dヘッド制御回路502への供給電源の電圧降下によ
り、リセットIC518よりシステムリセット信号RE
SET_CPLD1およびRESET_CPLD2が出
力される。システムリセット信号RESET_CPLD
1はCPLD510に、システムリセット信号RESE
T_CPLD2はCPLD511にそれぞれ入力され、
これを基にCPLD510およびCPLD511内部の
カウンタ回路のリセットが行われ、システムの初期化が
行われる。
【0040】次に、条件設定部を構成するプリンタ制御
回路504について説明する。LED書込制御回路50
1への書き込み条件(ダブルコピーの有無,書き込み用
紙サイズなど)の設定は、プリンタ制御回路504から
の各制御信号LDATA(7..0),LADR(6..
0),VDBCS,XPFGATE_IOB,XPSG
ATE,XTLGATEがCPLD510、CPLD5
11に入力されることによって行われる。ここで、プリ
ンタ制御回路504およびLED書込制御回路501
が、以下の(1)〜(4)に示すこの発明に係わる機能
を果たす。
【0041】(1)各LEDヘッド503_1〜503
_3へ転送すべき画像データをそのLEDヘッド503
_1〜503_3毎に分割する分割制御手段としての機
能 (2)その機能によって分割した各画像データを感光体
ドラム25の回動方向に結像させる位置分だけ時間的に
ずらして各LEDヘッド503_1〜503_3へ転送
させる転送タイミング制御手段としての機能 (3)(1)の機能によって分割された各LEDヘッド
503_1〜503_3へそれぞれ転送すべき画像デー
タのうち、偶数番目のLEDヘッドの各発光素子への画
像データの転送方向と奇数番目のLEDヘッドの各発光
素子への画像データの転送方向が逆になるように制御す
る転送方向制御手段としての機能 (4)(2)の機能による各画像データの転送タイミン
グを調整する転送タイミング調整手段としての機能
【0042】次に、図8によってCPLD510(CP
LD1)を、図9によってCPLD511(CPLD
2)の内部の詳細を説明する前に、図10および図11
によってLEDヘッド503_1〜503_3の内部の
説明をする。まず、図10を参照してLEDヘッド50
3_1〜503_3のうちのLEDヘッド503_1に
ついて説明する。なお、他のLEDヘッド503_2,
503_3も同様なので、説明を省略する。
【0043】図10は、LEDヘッド503_1の構成
例を示すブロック図である。LEDヘッド503_1
は、内部でLEDアレイ530_1〜LEDアレイ53
0_40の192個単位で40分割され、主走査方向に
等間隔に配置されている。各々のLED素子(単に「L
ED」ともいう)には、ドライバIC531_1〜53
1_40がそれぞれ接続されている。
【0044】ドライバIC531_1〜531_40に
はそれぞれ、各ドットに対応する画像データおよびLE
Dをその時間だけ点灯させるストローブ(STB)信
号、データ転送用のクロック(CLK)、データをクリ
アするためのリセット(RST)信号、LED全体の明
るさを設定する発光光量信号Vrefなどが入力信号と
して入力される。LEDヘッド503_1に転送される
画像データは、まずLEDヘッド制御回路502を介し
てLEDアレイ530_1の各LEDに対応するドライ
バICに入力される。次いで、RST信号によって前の
画像データがクリアされ、STB信号によって画像デー
タに対応するLEDが点灯し、感光体面に潜像が形成さ
れる。
【0045】次に、図11を参照してドライバIC53
1_1〜531_40のうちのドライバIC531_1
の内部回路およびLEDについて説明する。なお、他の
ドライバIC531_2〜531_40の内部回路およ
びLEDも同様なので、説明を省略する。図11は、ド
ライバIC531_1の内部回路およびLEDの構成例
を示すブロック図である。
【0046】LED1〜LED192はカソードコモン
でGNDに接続され、アノードはドライバIC531_
1内部のトランジスタ535_1〜535_192のエ
ミッタに接続されている。トランジスタ535_1〜5
35_192のコレクタは、Vccに全て接続されてい
る。トランジスタ535_1〜535_192のベース
は、LEDの電流を設定するアンプ536_1〜536
_192の出力端子にそれぞれ接続されている。
【0047】アンプ536_1〜536_192の2つ
の入力端子の一方は、LEDヘッド制御回路502の共
通のVref信号の出力端子に接続され、他方はAND
ゲート537_1〜537_192の出力端子に接続さ
れている。ANDゲート537_1〜537_192の
2つの入力端子の一方は、LEDヘッド制御回路502
の共通のSTB信号の出力端子に接続され、他方はLE
Dヘッド制御回路502の画像データの出力端子に接続
されている。
【0048】次に、図8および図9を参照して、図5の
LED書込制御回路501の内部回路による制御につい
て説明する。図8はCPLD510(CPLD1)の構
成例を示すブロック図、図9はCPLD511(CPL
D2)の構成例を示すブロック図である。
【0049】CPLD510は、画像情報記憶装置30
0から送られてくる各2ビットのイーブンデータ,オッ
ドデータをSRAM群に書き込んだり、読み出したりす
る制御を行う。また、テストパターンとのセレクト(選
択)を可能とし、データ転送に必要なゲート信号を生成
する。CPLD511は、CPLD510での制御によ
りSRAM群に格納された2ビットのイーブンデータ,
オッドデータを1ラインに合成し、更に2ビットデータ
を5ビットデータに変換してLEDヘッド503_1へ
転送する制御を行う。
【0050】以下、CPLD510の各部(各ブロッ
ク)の詳細制御について説明する。まず、CPLD51
0内のデータ入力細線化部521の制御について、図1
2の(1)によって説明をする。図12は、CPLD5
10内のデータ入力細線化部521の構成例を示す回路
図である。なお、図中、「FF」はフリップフロップ回
路である。プリンタ制御回路504は、転送基準クロッ
クXPCLKに同期した2ビット単位のイーブンデータ
PKEDI,オッドデータPKODIを入力FF600
_1,2ndFF600_2,3rdFF600_3に
よりラッチさせ、注目画素に対し、前後のデータを組み
合わせ回路601_1,601_2に入力させ、その出
力を比較器602に入力させる。
【0051】比較器602より出力されたデータは、次
段のマスクFF603に入力され、画像有効範囲信号の
期間のみ出力するようマスクされる。マスクされたデー
タは、PKEDI3,PKODI3として出力される。
ここで、上記制御を行うために、操作装置400の操作
パネル420上のキー操作によって上記注目画素を変換
するモードを選択することにより、画像情報記憶装置3
00より変換信号(細線化信号)がレジスタ部530を
介してCPLD510に入力される。
【0052】次に、CPLD510内の信号セレクト部
520の制御について、図13によって説明する。図1
3はCPLD510内の信号セレクト部520の構成例
を示す回路図である。プリンタ制御回路504は、転送
基準クロックXPCLKあるいは図示しない内部回路か
らのテストクロックTEST_CLKを、セレクタ回路
620によってレジスタ部530からのEXTMOD信
号により選択させ、次段のSRAM書き込み制御部52
5に書き込みクロックSWCLKとして出力させる。ま
た、その書き込みクロックSWCLKを内部LSYNC
生成回路622に入力させ、書き込み開始信号WSTT
Pが生成出力させる。
【0053】さらに、画像情報記憶装置300からの画
像領域信号XPLGATEをマスク領域設定回路621
に入力させ、レジスタ部530からの画像マスクISR
EGにより範囲を指定させ、画像有効範囲信号PLGA
TEISとして出力させる。その画像有効範囲信号PL
GATEISは、セレクタ回路625に入力させ、書き
込み開始信号WSTTPとの選択をレジスタ部530か
らのTESTMODによって行わせ、主走査の書き込み
開始信号WRSTART信号として出力させる。画像情
報記憶装置300より出力された画像期間信号XPFG
ATEと内部LSYNC同期回路623に同期した画像
期間信号IOBFGATEは、セレクタ回路624に入
力させ、レジスタFGTMODによって選択させ、書き
込み期間信号SWFGATEとして出力させる。
【0054】内部LSYNC生成回路622によって生
成出力された書き込み開始信号WSTTPと画像情報記
憶装置300より出力された主走査画素開始信号XPL
SYNCは、セレクタ626に入力させ、レジスタ部5
30からのTESTMOD信号により選択させて出力さ
せる。セレクタ回路626から出力された信号は、SY
SCLK同期回路627に入力させ、内部基準クロック
SYSCLKと同期させて、読み出し主走査画像開始信
号RLSYNCとして出力させる。
【0055】その読み出し主走査画像開始信号RLSY
NCは、1ライン遅延回路628に入力させ、セレクタ
回路624から出力された書き込み期間信号SWFGA
TEと同期させ、読み出し画像期間信号RFGATEと
して出力させる。上述した各ゲート信号は、次段のSR
AM書き込み制御部525,SRAM読み出し制御部5
26,ブロック切換制御部524,ダブルコピー制御部
519,テストパターン発生制御部522へそれぞれ転
送される。
【0056】次に、図8のCPLD510内のテストパ
ターン生成部522の制御について、図14によって説
明する。図14は、CPLD510内のテストパターン
生成部522の構成例を示す回路図である。プリンタ制
御回路504は、信号セレクト部520より生成された
主走査書き込み開始信号WSTTPと副走査書き込み期
間信号SWFGATEは、主走査カウンタ回路604,
副走査カウンタ回路605に入力させ、主走査カウンタ
回路604によって信号LCOUNTを、副走査カウン
タ回路605によって信号FCOUNTをそれぞれ生成
させ、組合回路606によって両信号を組み合わせるこ
とによりパターンを生成させる。
【0057】生成された各々のパターンはセレクタ回路
607に入力させ、レジスタ部530からのパターン選
択信号によって選択させ、データTPDATAとして出
力させる。セレクタ回路607から出力されたデータT
PDATAは、2ビット変換回路608に入力させ、2
ビットデータPKEDTP,PKODTPとして出力さ
せる。
【0058】次に、図8のCPLD510内のセレクタ
部523の制御について、図15によって説明する。図
15は、CPLD510内のセレクタ部523の構成例
を示す回路図である。プリンタ制御回路504は、デー
タ入力細線化部521から出力された2ビットのイーブ
ンデータPKEDI3,オッドデータPKODI3と、
テストパターン生成部522から出力されたテストパタ
ーンを構成する2ビットのイーブンデータPKEDT
P,オッドデータPKODTPをセレクタ回路609に
入力させ、画像情報記憶装置300よりレジスタ部53
0を介して入力されるパターン選択信号(操作装置40
0の操作パネル420上のキー操作によって選択され
る)によって選択させ、データPKED4,PKOD4
として出力させる。
【0059】次に、図8のCPLD510内のダブルコ
ピー制御部519の制御について、図16および図17
によって説明する。図16は、CPLD510内のダブ
ルコピー制御部519の構成例を示す回路図である。図
17は、ダブルコピー制御部519の動作を示すタイミ
ングチャートである。プリンタ制御回路504は、転送
基準クロックXPCLKと信号セレクト部520からの
書き込み開始信号WRSTART、およびレジスタ部5
30からのダブルコピー信号をカウンタ生成回路630
に入力させ、レジスタ部530に設定されたカウント分
だけXPCLKに同期したカウント信号を出力させる。
【0060】カウンタ生成回路630から出力されたカ
ウント信号は、SRAM書き込み期間回路631,SR
AM読み出し期間回路632,およびセレクタ回路63
3に入力される。SRAM書き込み期間回路631は、
カウント信号と信号セレクト部520からの書き込み開
始信号WRSTARTとレジスタ部530からのダブル
コピー信号とが入力され、SRAMへの書き込み期間信
号WCP_WENを出力する。SRAM読み出し期間回
路632は、SRAMへの書き込み期間信号WCP_W
ENが入力され、その信号の入力終了後、SRAMへの
読み出し期間信号WCP_RENを出力する。
【0061】外部のSRAMへの制御信号,書き込み信
号WRW,読み出し信号RDW,カウント信号WADR
は、SRAM書き込み期間回路631より出力された書
き込み期間信号WCP_WENおよびSRAM読み出し
期間回路632より出力された読み出し期間信号WCP
_RENが組合回路638,反転回路639,セレクタ
回路633に入力されることによって生成され、出力さ
れる。セレクタ部523より出力されたデータPKED
4,PKOD4は、セレクタ回路634,637に入力
される。
【0062】セレクタ634に入力されたデータは、そ
こでSRAM書き込み期間回路631からの書き込み期
間信号WCP_WENと信号セレクト部520からの書
き込み開始信号WRSTARTおよび書き込み期間信号
SWFGATEにより選択され、データPKED5,P
KOD5として出力され、セレクタ回路635へ入力さ
れる。セレクタ回路635は、SRAM書き込み期間回
路631からの書き込み期間信号WCP_WENにより
入力データの選択を行い、データEDW,ODWとして
出力する。
【0063】このデータEDW,ODWは、外部のSR
AMのデータであり、双方向性をもち、SRAMからの
読み出し信号をセレクタ回路636へ入力させる。セレ
クタ回路636は、上記入力データをSRAM読み出し
期間信号WCP_RENによって選択し、データPKE
DD,PKODDとして出力してセレクタ637へ入力
させる。セレクタ回路637は、データPKEDD,P
KODDとデータPKED4,PKOD4が入力され、
SRAM書き込み期間回路631からの書き込み期間信
号WCP_WENとレジスタ部530からのダブルコピ
ー信号により選択し、出力データPKED,PKODと
して出力する。
【0064】ここで、ダブルコピー制御部519の動作
タイミングについて、図17を参照して説明する。ダブ
ルコピーモードが選択された場合、書き込み開始信号W
RSTARTがハイレベル“H”(オン)になると、ダ
ブルコピー用のSRAM書き込み期間WCP_WENも
“H”になり、入力画像データが通常動作のSRAM群
に転送されつつ、ダブルコピー用SRAMにも転送され
て書き込まれる。主走査方向の中間点になると、ダブル
コピー用のSRAM読み出し期間WCP_RENが
“H”になり、SRAM群のデータは、ダブルコピー用
SRAMからのデータが読み出されて転送されることに
より、主走査ラインに同じ画像データが書き込まれる。
【0065】次に、図8のCPLD510内のデータフ
ォーマット変換部518,ブロック切換制御部524,
SRAM書き込み制御部525,SRAM読み出し制御
部526,書き込みパルス生成部527,アドレスセレ
クタ部528について説明する前に、各LEDヘッド5
03_1〜503_3の画像領域について説明する。図
18は、各LEDヘッド503_1〜503_3の画像
領域を説明するための説明図である。各LEDヘッド5
03_1〜503_3は、いずれも7680ドット(d
ot)の画素数分の長さを有している。
【0066】各LEDヘッド503_1〜503_3の
両端を重複させることで余白部をもたせ、有効画像領域
を制御することにより、画像が重ならないようにする。
また、LEDヘッド503_2は、有効画像領域を固定
にして、両端258ドットを余白領域として画像を取り
込まないようにし、LEDヘッド503_1,503_
3にて有効画像領域は固定のままで、画像をシフトさせ
てLEDヘッド間(LEDヘッド503_1と503_
2との間およびLEDヘッド503_2と503_3と
の間)の位置補正をする。各LEDヘッド503_1〜
503_3の有効画像領域の画像を割り当てられたSR
AMに2ドット単位のデータ(画素)で書き込みを行
う。
【0067】次に、図19〜図21を参照して、A群6
個のSRAM514A_1〜514A_6,B群6個の
SRAM514B_1〜514B_6へのデータの書き
込みおよびそのデータの読み出しの順序と、各LEDヘ
ッド503_1〜503_3の各LEDへのデータ転送
方向と、SRAMアドレスについて説明する。図19〜
図21は、A群6個のSRAM514A_1(SRAM
1)〜514A_6(SRAM6),B群6個のSRA
M514B_1(SRAM1)〜514B_6(SRA
M6)へのデータの書き込みおよびそのデータの読み出
しの順序(方向)と、各LEDヘッド503_1〜50
3_3の各LEDへのデータ転送方向と、SRAMアド
レスを説明するための説明図である。
【0068】有効画素番号は、図1の画像情報記憶装置
300から転送される1画素データに対応するものであ
り、最大画像データ数21612画素(ドット)分のL
EDに転送される順番に番号0から21611に配列し
たものである。3本のLEDヘッド503_1〜503
_3のデータ分担は、LEDヘッド503_1が0から
7223ドット、LEDヘッド503_2が7224ド
ットから14387ドット、LEDヘッド503_3が
14388ドットから21611ドットとなる。
【0069】LEDヘッド(LPH)上の物理位置は、
各有効画素番号の1画素データによる点灯が各LEDヘ
ッド503_1〜503_3のどの場所で行われるかを
示している。LEDヘッド503_1〜503_3は、
データ転送2分割であり、7680ドットの半分の38
40ドットずつとなる。3本のLEDヘッド503_1
〜503_3は、千鳥状に取り付いているので、各SR
AMから各LEDヘッド503_1〜503_3の各L
EDへのデータ転送方向は次のようになる。
【0070】すなわち、LEDヘッド503_1(LP
H1)の各LEDへのデータ転送は、下から(実際には
右から左へ)始まる。LEDヘッド503_2(LPH
2)の各LEDへのデータ転送は、上から(実際には左
から右へ)始まる。LEDヘッド503_3(LPH
3)の各LEDへのデータ転送は、下から(実際には右
から左へ)始まる。3本のLEDヘッド503_1〜5
03_3を重複させて一直線とすると、LEDヘッド5
03_1のAブロック258ドット目の次にLEDヘッ
ド503_2のAブロック258ドット目が続くことに
より、画像データがずれることなくつながる。
【0071】同様に、LEDヘッド503_2のBブロ
ック3581ドット目の次にLEDヘッド503_3の
Bブロック3581ドット目が続く。SRAM上のアド
レスは、LEDヘッド1本あたりデータ転送2分割の1
分割に1個のSRAMを対応させている(LEDヘッド
3本*2分割=6個)。つまり1ライン目の画像データ
をA群のSRAM514A_1(SRAM1)〜514
A_6(SRAM6)に書き込み、2ライン目の画像デ
ータをB群のSRAM514B_1(SRAM1)〜5
14B_6(SRAM6)に書き込むので、12個のS
RAMを使用する構成である。
【0072】LEDヘッドの各LEDへのデータ転送方
向が、LEDヘッド503_1,503_3は下から、
LEDヘッド503_2は上からであるので、各SRA
Mへの書き込みアドレスを、LEDヘッド503_1,
503_3に対してはダウンカウント、LEDヘッド5
03_2に対してはアップカウントする。また、SRA
M1アドレスには2ドット単位で書き込まれる(格納さ
れる)ので、LEDヘッド1分割分のデータは、384
0ドットの半分の1920アドレスとなる。SRAMの
書き込みスタートアドレス、書き込み終了アドレスは、
原稿・転写紙サイズに依存し、画像情報記憶装置300
にて判断して適切なアドレス値を出力し、レジスタ部5
30により転送される。
【0073】一方、LEDヘッド503_1と503_
2との間(LPH1−2間)の繋ぎ目アドレス、LED
ヘッド503_2と503_3との間(LEDヘッド2
−3間)の繋ぎ目アドレスは、図1の操作装置400の
操作パネル420上のキー操作によって入力され、画像
情報記憶装置300からレジスタ部530により転送さ
れる。上述の操作により、上記繋ぎ目の調整が可能であ
る。また、上記繋ぎ目の調整に伴い、書き込みスタート
アドレス,終了アドレスも可変する。次に、SRAM読
み出し方向では、各SRAM上のアドレスに書き込まれ
たデータを全て同時にアドレス0からアップカウントし
て読み出す。読み出し方向は、各LEDヘッド取り付け
での転送方向となる。以上の動作を、A群6個のSRA
M514A_1〜514A_6とB群6個のSRAM5
14B_1〜514B_6に対して交互に行うことによ
り、主走査ラインのデータを転送できる。
【0074】次に、図8のCPLD510内のブロック
切換制御部524の制御について、図22によって説明
する。図22は、CPLD510内のブロック切換制御
部524の構成例を示す回路図である。入力書き込みク
ロックSWCLK,読み出し主走査画像開始信号RLS
YNC,読み出し画像期間信号RFGATEは、ブロッ
ク切換信号生成回路814に入力され、そこから読み出
し画像期間が有効の場合に主走査ライン毎に切り換わる
ラインブロック切換信号BLOCKが出力され、A群S
RAMとB群SRAMの切り換えが行われる。
【0075】次に、図8のCPLD510内のSRAM
書き込み制御部525の制御について、図23によって
説明する。図23は、CPLD510内のSRAM書き
込み制御部525の構成例を示す回路図である。プリン
タ制御回路504は、入力書き込みクロックSWCL
K,基準同期クロックSYSCK,およびレジスタ部5
30からのクリア信号MCLR,SRESETをリセッ
トパルス生成回路816に入力させて、リセットパルス
SRESRPを出力させ、SRAM書き込み制御回路8
17と書き込みアドレスカウンタ回路818に入力させ
る。
【0076】SRAM書き込み制御回路817は、レジ
スタ部530からの書き込みスタートアドレス信号HS
TADRS,書き込み開始SRAMブロック信号HST
BLK,書き込み終了アドレス信号HENADRS,書
き込み終了SRAMブロック信号HENBLKに基い
て、どのSRAMから書き込み動作を開始するか、そし
てどの条件で次のSRAMへ移行するか、またスタート
位置に戻すかを処理し、SRAM書き込み処理シーケン
サ信号seq_pを出力する。プリンタ制御回路504
は、SRAM書き込み処理シーケンサ信号seq_pを
書き込みアドレスカウンタ回路818に入力させ、SR
AM書き込み処理シーケンサ信号seq_pに応じてS
RAM書き込みアドレスカウンタ信号WCNTを設定さ
せ、出力させる。
【0077】SRAM書き込み処理シーケンサ信号se
q_pに応じてSRAM書き込みアドレスカウンタ信号
WCNTが設定されるが、図19〜図21に示したよう
に、各SRAMへの書き込みアドレス設定が、奇数番目
のLEDヘッド503_1,503_3に対してはダウ
ンカウント、偶数番目のLEDヘッド503_2に対し
てはアップカウントとなり、奇数番目のLEDヘッド5
03_1,503_3の各LEDへの画像データの転送
方向と偶数番目のLEDヘッド503_2のLEDへの
画像データの転送方向が逆になるように制御される。な
お、複数個のLEDヘッドを同じ方向に配列させ、その
各LEDヘッドの各LEDへの画像データの転送方向を
同じにしても制御可能とする。
【0078】次に、図8のCPLD510内のSRAM
読み出し制御部526の制御について、図24によって
説明する。図24は、CPLD510内のSRAM読み
出し制御部526の構成例を示す回路図である。プリン
タ制御回路504は、基準同期クロックSYSCK,読
み出し主走査画像開始信号RLSYNC,読み出し画像
期間信号RFGATEを読み出しカウンタ生成回路82
2に入力させ、基準同期クロックSYSCKを4分周さ
せてSRAM読み出しタイミングカウンタ信号SRRD
CKを出力させ、SRAM読み出し制御回路823に入
力させる。
【0079】SRAM読み出し制御回路823に、SR
AM読み出しタイミングカウンタ信号SRRDCKの他
に、SRAM書き込み制御部525からのSRAM書き
込み処理シーケンサseq_p,SRAM書き込みアド
レスカウンタ信号WCNT,リセットパルスSRESR
Pを入力させることにより、SRAM読み出しアドレス
カウンタ信号RCNTを出力させる。そのSRAM読み
出しアドレスカウンタ信号RCNTは、ブロック切換制
御部524からのラインブロック切換信号BLOCK,
読み出し主走査画像開始信号RLSYNC、読み出し画
像期間信号RFGATEと共に、読み出しイネーブル信
号生成回路824に入力させ、A,B群のSRAMのど
ちらを有効にするかを示す信号、つまりA群SRAM読
み出し信号RDAあるいはB群SRAM読み出し信号R
DBを選択的に出力させる。
【0080】次に、図8のCPLD510内の書き込み
パルス生成部527およびアドレスセレクタ部528の
制御について、図25〜図27によって説明する。図2
5はCPLD510内の書き込みパルス生成部527の
構成例を示す回路図、図26はCPLD510内のアド
レスセレクタ部528の構成例を示す回路図である。図
27は、書き込みパルス生成部527およびアドレスセ
レクタ部528の動作を示すタイミングチャートであ
る。
【0081】プリンタ制御回路504は、SRAM書き
込み制御部525からのSRAM書き込み処理シーケン
サ信号seq_pおよびブロック切換制御部524から
のラインブロック切換信号BLOCKを、書き込みパル
ス生成部527を構成する書き込みパルス生成回路81
9に入力させ、例えばラインブロック切換信号BLOC
Kが“H”ならば書き込みイネーブル信号WEA1〜6
を選択させ、SRAM書き込み処理シーケンサ信号se
q_pの該当するSRAMをHighイネーブルにす
る。よって、主走査1ライン目では、書き込みイネーブ
ル信号WEA1〜6を順番にイネーブルしていき、主走
査2ライン目では、書き込みイネーブル信号WEB1〜
6を順番にイネーブルしていく。
【0082】書き込みパルス生成回路819から出力さ
れる書き込みイネーブル信号WEA1〜6とWEB1〜
6は、書き込み信号生成回路820に入力される。書き
込み信号生成回路820は、入力される書き込みイネー
ブル信号WEA1〜6およびWEB1〜6を入力書き込
みクロックSWCLKと同期させ、A群SRAM書き込
み信号WRA1〜6およびB群SRAM書き込み信号W
RB1〜6を出力する。プリンタ制御回路504は、S
RAM書き込み信号を有効にするために、書き込み期間
イネーブル信号SWFGATEをSRAM書き込みブロ
ック信号生成回路821に入力させ、A群SRAMバッ
ファゲート信号ASELとB群SRAMバッファゲート
信号BSELとを出力させる。
【0083】一方、プリンタ制御回路504は、読み出
し画像期間信号が示す読み出し画像期間が有効のとき、
ブロック切換制御部524からの主走査ライン毎に切り
替わるラインブロック切換信号BLOCKをアドレスセ
レクタ部528を構成するアドレスセレクタ回路815
に入力させ、SRAM書き込み制御部525から出力さ
れたSRAM書き込みアドレスカウンタ信号WCNTと
SRAM読み出し制御部526から出力されたSRAM
読み出しアドレスカウンタ信号RCNTの入力を切り換
え、A群SRAMアドレス信号AADRあるいはB群S
RAMアドレス信号BADRとして出力させる。
【0084】次に、図8のCPLD510内のデータフ
ォーマット変換部518の制御について、図28によっ
て説明する。図28は、CPLD510内のデータフォ
ーマット変換部518の構成例を示す回路図である。S
RAMへの1アドレスへのデータは、2画素単位であ
る。LEDヘッド503_1と503_2との繋ぎ目
部、LEDヘッド503_2と503_3との繋ぎ目部
のヘッド間の位置補正を1画素単位で制御するために、
SRAM書き込みアドレスを変更せず、入力データを1
画素ずらす。
【0085】プリンタ制御回路504は、入力2ビット
イーブンデータPKED,入力2ビットオッドデータP
KODをラッチ1回路810に入力させ、入力書き込み
クロックSWCLKによってラッチさせ、データPKE
D1D,PKOD1Dとして出力する。また、ラッチ1
回路810から出力されたデータPKOD1Dをラッチ
2回路811によってラッチさせ、PKOD2Dとして
出力する。ラッチ1回路810およびラッチ2回路81
1から出力されたデータは、LEDヘッド503_3
(LEDヘッド3)への1ドット遅延したデータ、LE
Dヘッド503_2(LEDヘッド2),LEDヘッド
503_3(LEDヘッド3)への正規データ、LED
ヘッド503_1(LEDヘッド1)への1ドット遅延
したデータ、LEDヘッド503_1への正規データと
なり、セレクタ回路813に入力される。
【0086】プリンタ制御回路504は、セレクタ回路
813に入力された各データのいずれかを、どのSRA
Mのデータかを決めているSRAM書き込み処理シーケ
ンサ信号seq_pと、画像情報記憶装置300からレ
ジスタ部530により転送されたシフト信号SHIFT
1,3,書き込み開始アドレス信号HSTADRS,ヘ
ッド2−3接続アドレス信号と、SRAM書き込みアド
レスカウンタ信号WCNTとに基づいて選択させ、出力
データED又はODとして出力させる。
【0087】次に、図8のCPLD510内のフィール
ドメモリ書き込み制御部529の制御について、図29
によって説明する。図29は、CPLD510内のフィ
ールドメモリ書き込み制御部529の構成例を示す回路
図である。フィールドメモリ書き込み制御部529は、
A群6個のSRAM514A_3〜514A_6,B群
6個のSRAM514B_3〜514B_6より出力さ
れるLEDヘッド503_2,503_3に転送すべき
画像データをフィールドメモリ(FM)に書き込むため
のゲート信号を生成するブロックである。
【0088】LEDヘッド503_2へ転送すべき画像
データは2個のフィールドメモリ515_1,515_
2を使用し、100ライン分のデータをフィールドメモ
リ515_1に書き込んだ(格納した)後、フィールド
メモリ515_2へ転送し、LEDヘッド503_3へ
転送すべき画像データは、フィールドメモリ515_3
に書き込む。プリンタ制御回路504は、基準同期クロ
ックSYSCK,読み出し主走査画像開始信号RLSY
NC,読み出し画像期間信号RFGATEを副走査カウ
ンタ生成回路825に入力させ、100ライン分遅延さ
せてフィールドメモリ515_1から515_2にデー
タを転送させるための副走査遅延カウンタ信号SSDC
NTを出力させる。
【0089】次に、読み出し主走査画像開始信号RLS
YNC,読み出し画像期間信号RFGATEに加え、S
RAM読み出し制御部526からのSRAM読み出しア
ドレスカウンタ信号RCNT,基準クロックSYSCK
を4分周したSRAM読み出しタイミングカウンタ信号
SRRDCKをFM書き込みアドレスリセット信号生成
回路826に入力させ、読み出し主走査画像開始信号R
LSYNCが“H”にすることにより、FM書き込みア
ドレスリセット信号FMWRSTを生成出力させ、フィ
ールドメモリ515_1〜515_3のアドレスを初期
化させる。
【0090】FM書き込みアドレスリセット信号FMW
RSTは、変換回路群831に入力される。変換回路群
831は、FM書き込みアドレスリセット信号FMWR
STの入力により、フィールドメモリ515_1(FM
1),515_2(FM2)をリセットするためのFM
1,2書き込みアドレスリセット信号FM2RSTW、
あるいはフィールドメモリ515_3(FM3)をリセ
ットするためのFM3書き込みアドレスリセット信号F
M3RSTWを出力する。
【0091】ここで、フィールドメモリ515_1(F
M1)〜515_3(FM3)の書き込みアドレスがリ
セットされ、後述する書き込みイネーブル信号が“H”
になって、ラインデータ(画像データ)がフィールドメ
モリ515_1(FM1)に書き込まれ、副走査ライン
100のラインデータが書き込まれたら(格納された
ら)、フィールドメモリ515_1(FM1)の読み出
しアドレスがリセットされ、ラインデータをフィールド
メモリ515_2(FM2)へ転送させるために、プリ
ンタ制御回路504が、FM1読み出しアドレスリセッ
ト信号生成回路827にてFM読み出しアドレスリセッ
ト信号FMRRST1を出力させる。
【0092】また、FM書き込みオン時間を決定するた
め、プリンタ制御回路504が、FM書き込みイネーブ
ル信号生成回路828にてFM書き込みイネーブル信号
FMWEを出力させる。FM書き込みイネーブル信号F
MWEは、変換回路群831に入力される。変換回路群
831は、FM書き込みイネーブル信号FMWEの入力
により、フィールドメモリ515_1(FM1)および
フィールドメモリ515_2(FM2)ヘの書き込みを
許可するFM1,2書き込みイネーブル信号FM2W
E、フィールドメモリ515_3(FM3)ヘの書き込
みを許可するFM3書き込みイネーブル信号FM3W
E、あるいはフィールドメモリ515_2(FM2)か
らの読み出しを許可するFM2読み出しイネーブル信号
FM2REを出力する。
【0093】プリンタ制御回路504は、基準クロック
SYSCKを4分周したSRAM読み出しタイミングカ
ウンタ信号SRRDCKをクロック生成回路829に入
力させ、FM書き込みクロックFMWCLKを出力させ
る。変換回路群831は、クロック生成回路829から
のFM書き込みクロックFMWCLKの入力により、フ
ィールドメモリ515_1(FM1)およびフィールド
メモリ515_2(FM2)にラインデータを書き込む
ためのFM1,2書き込みクロックFM2SWCK、フ
ィールドメモリ515_3(FM3)にラインデータを
書き込むためのFM3書き込みクロックFM3SWC
K、あるいはフィールドメモリ515_2(FM2)か
らラインデータを読み出すためのFM2読み出しクロッ
クFM2SRCKを出力する。
【0094】プリンタ制御回路504は、SRAM読み
出し制御部526から出力されたA群SRAM読み出し
信号RDA,B群SRAM読み出し信号RDBをFM
1,3A群/B群書き込みバッファゲート生成回路83
0に入力させ、フィールドメモリ515_1(FM1)
およびフィールドメモリ515_3(FM3)に対し
て、A群SRAMデータの書き込みか、B群SRAMデ
ータの書き込みかを選択し、A群FM1書き込みバッフ
ァゲート信号FM1DASEL,B群FM1書き込みバ
ッファゲート信号FM1DBSEL,A群FM3書き込
みバッファゲート信号FM3DASEL,あるいはB群
FM3書き込みバッファゲート信号FM3DBSELを
出力する。これらのゲート信号の出力動作は、A,B群
のトグル動作となる。
【0095】次に、図8のCPLD510内のレジスタ
部530の制御について、図30によって説明する。図
30は、CPLD510内のレジスタ部530の構成例
を示す回路図である。プリンタ制御回路504は、クロ
ックSYSCLKにより、画像情報記憶装置300より
出力されるアドレス・データをレジスタ部530を構成
するSYSCLK同期回路900によってラッチさせ、
入力データを確定して出力させる。なお、後述するCP
LD511内のレジスタ部542も同様の構成であれ、
同様の動作を行う。
【0096】続いて、図9のCPLD511(CPLD
2)の各部の詳細制御について説明する。CPLD51
1では、内部クロックSYSCKを基準同期クロックと
して各制御部に入力している。CPLD511は、フィ
ールドメモリ515_1〜515_3のデータを読み出
すためのゲート信号の生成とLEDヘッド503_1〜
LEDヘッド503_3にデータを転送するためのゲー
ト信号の生成を行う。
【0097】CPLD510での制御より、SRAM群
に格納されたLEDヘッド503_1に転送すべき2ビ
ットのイーブンデータ,オッドデータを1ライン合成に
フォーマット変換し、更に2ビットデータを5ビットデ
ータに変換してLEDヘッド503_1へ転送する。同
様に、フィールドメモリに格納されたLEDヘッド50
3_2,503_3に転送すべきデータを読み出し、L
EDヘッド503_1に転送すべきデータと同様に、2
ビットのイーブンデータ,オッドデータを1ライン合成
にフォーマット変換し、更に2ビットデータを5ビット
データに変換してLEDヘッド503_2,503_3
へそれぞれ転送する。
【0098】以下、図9のCPLD511の各部(各ブ
ロック)の詳細制御について説明する。まず、CPLD
511内のLEDヘッド転送制御部(以下単に「転送制
御部」という)540およびテストパターン生成部54
1の制御について、図31によって説明をする。図31
は、CPLD511内の転送制御部540およびテスト
パターン生成部541の構成例を示す回路図である。但
し、この回路図は、転送制御部540の機能とテストパ
ターン生成部541の機能を兼ねた回路群によって構成
されたものを示している。
【0099】プリンタ制御回路504は、基準同期クロ
ックSYSCKおよびCPLD510からの読み出し主
走査画像開始信号RLSYNCを副走査カウンタ回路7
01に入力させてカウントさせ、そのカウント値を示す
副走査カウンタ信号をテストパターン生成回路703へ
出力させる。また、基準同期クロックSYSCKおよび
CPLD510からの読み出し主走査画像開始信号RL
SYNCを主走査カウンタ回路702に入力させてカウ
ントさせ、そのカウント値を示す主走査カウンタ信号を
Pセンサ生成回路704,LEDヘッド(LPH)転送
信号生成1回路705,LEDヘッド(LPH)転送信
号生成2回路706,クロック生成回路707へ出力さ
せる。
【0100】テストパターン生成回路703は、副走査
カウンタ回路701からの副走査カウンタ信号の入力に
より、内部テストパターンTPDATAを出力する。P
センサ生成回路704は、画像濃度検知用で使用され、
主走査カウンタ信号の入力により、LEDヘッド503
_2のAブロック(A群)の規定された部分のみにPセ
ンサパターンPSLGATEを出力する。LEDヘッド
転送信号生成1回路705は、主走査カウンタ信号の入
力により、LPH画像データクロック有効範囲信号HC
LKENを出力する。
【0101】LEDヘッド転送信号生成2回路706
は、主走査カウンタ信号およびLPH画像データクロッ
ク有効範囲信号HCLKENの入力により、LEDヘッ
ド503_1〜503_3への画像データ有効範囲のみ
LPH画像データ転送クロックHCLKを出力する。ク
ロック生成回路707は、基準クロックSYSCKを主
走査カウンタ信号毎にクリアした2分周のクロックCL
KEN95と4分周したクロックCLKEN475を出
力する。
【0102】次に、図9のCPLD511内の光量補正
ROM読み出し制御部543の制御について、図32お
よび図33によって説明をする。図32および図33
は、CPLD511内の光量補正ROM読み出し制御部
543の構成例を示す回路図である。電源オンにより、
プリンタ制御回路504は、光量補正カウンタ回路70
8に基準同期クロックSYSCKとCPLD510から
出力された読み出し主走査画像開始信号RLSYNCと
光量補正モード切換信号(光量補正開始信号)KHST
ATを入力させ、副走査カウンタ信号KHFCNTを生
成出力させる。
【0103】セレクタ・比較回路709は、光量補正カ
ウンタ回路708から出力された副走査カウンタ信号K
HFCNTに基づいて、前述した光量補正ROM(PR
OM)516_1,516_2,516_3のアクセス
を許可するためのアクセスイネーブル信号ROMCE
1,2,3を出力する。また、光量補正開始信号KHS
TCLR,各LEDヘッド513_1〜513_3への
光量補正データLOAD信号KHLOADR,光量補正
有効信号LPHSEL,光量補正主走査カウント信号K
HLCNTを生成し、ゲート信号として出力する。RO
Mアドレス生成回路710は、光量補正有効信号LPH
SELおよび光量補正主走査カウント信号KHLCNT
に基づいて光量補正ROMのアドレスを生成して出力す
る。
【0104】ここで、1個の光量補正ROM(PRO
M)内には、LEDヘッド1本分の光量補正データが格
納されており、各LEDヘッド503_1〜503_3
はそれぞれ2分割のデータ転送方式に対応するものであ
るので、各光量補正ROM516_1,516_2,5
16_3の格納データはそれぞれ、Aブロック(A群)
目の1番目のデータ、次にBブロック(B群)目の1番
目のデータと交互に配列されている。
【0105】そこで、ROM出力データラッチ回路71
2が、入力されるROM光量補正データROMDT(5
ビットデータ)を光量補正主走査カウント信号KHLC
NTによって3度ラッチし、LEDヘッドAブロック光
量補正データKHDATA1RとLEDヘッドBブロッ
ク光量補正データKHDATA2Rとに分割して同時に
出力する。また、光量補正有効範囲回路711が、各L
EDヘッド503_1〜503_3への光量補正データ
転送用クロックCTCKRを生成して出力する。
【0106】次に、図9のCPLD511内のフィール
ドメモリ読み出し制御部531の制御について、図34
によって説明をする。図34は、CPLD511内のフ
ィールドメモリ(以下「FM」ともいう)読み出し制御
部531の構成例を示す回路図である。FM読み出し制
御部531は、LEDヘッド503_2,503_3が
LEDヘッド503_1に対して感光体ドラム25の回
転方向に位置がずれて取り付けられた分のデータを遅延
させるためのFMのゲート信号を生成する。
【0107】FM読み出し制御部531において、カウ
ンタ副走査回路719と、FM遅延期間生成回路720
と、FM読み出しリセット生成回路721とからなるリ
セット信号生成回路は、FM515_2,515_3の
読み出しを開始させるためのリセット信号FM2RST
R,FM3RSTRを生成して出力する。FM読み出し
範囲生成回路718は、FM515_2,515_3の
読み出しを許可するFM読み出しイネーブル信号FM2
RE2,FM3REを出力する。カウンタ回路717
は、FMに格納されたデータを読み出すためのクロック
FM2SRCK2,FM3SRCKを生成して出力す
る。
【0108】副走査遅延回路722は、遅延された副走
査分だけ後端側に遅延させるための信号DMSK1,D
MSK2,DMSK3を生成して出力する。読み出し開
始信号生成回路715は、CPLD510にて生成され
た読み出し主走査画像開始信号RLSYNCを基準クロ
ックSYSCKに同期させ、読み出し信号RLSYNC
DDを出力し、後段の各回路に入力させる。カウンタ回
路716は、基準クロックSYSCKをカウントして、
そのカウント値を示すカウント信号RDCKを出力し、
基準クロックSYSCKに同期した読み出し信号RLS
YNCDDによってリセットをかけ、再びカウントす
る。
【0109】(1)FM515_2,515_3の読み
出しを開始するためのリセット信号FM2RSTR,F
M3RSTRの生成 プリンタ制御回路504は、CPLD510にて生成さ
れた読み出し画像期間信号RFGATEおよび基準クロ
ックSYSCKに同期した読み出し信号RLSYNCD
Dをカウンタ副走査回路719に入力させ、FM515
_2用のカウント信号DLCNT2およびFM515_
3用のカウント信号DLCNT3を出力させ、FM読み
出しリセット生成回路721と遅延回路722へ入力さ
せる。
【0110】また、操作部400の操作パネル420上
のキー操作によってレジスタ部542に設定された副走
査遅延設定値と、FM用のFM2DLとFM3DL、お
よび基準クロックSYSCKに同期した読み出し信号R
LSYNC2D(RLSYNCDD)をFM遅延期間生
成回路720を入力させ、FM515_2(LEDヘッ
ド503_2用),FM515_3(LEDヘッド50
3_3用)への遅延期間イネーブル信号DLCNT2,
DLCNT3を生成出力させる。さらに、カウンタ副走
査回路719,FM遅延期間生成回路720,およびカ
ウンタ回路716からそれぞれ出力された各信号をFM
読み出しリセット生成回路721に入力させ、FM読み
出しリセット信号FM2RSTRとFM3RSTRを生
成出力させる。なお、パルス幅は、カウンタ回路716
による4カウント分とする。
【0111】(2)FM515_2,515_3のクロ
ック(FM3SRCK、FM2SRCK2)の生成 カウンタ回路717は、カウンタ回路716からのカウ
ント信号RDCKを4分周したクロックFM3SRC
K、FM2SRCK2を生成して出力する。
【0112】(3)FM515_2,515_3の読み
出し範囲(FM3RE,FM2RE2)の生成 プリンタ制御回路504は、カウンタ回路716からの
カウント信号RDCKをFM読み出し範囲生成回路71
8に入力させ、4クロック分を1カウントとしてカウン
トアップさせ、1920カウントでクリアするカウンタ
回路により、CPLD510で生成された読み出し画像
期間信号RFGATEと後述するLEDヘッド503_
2の遅延されたDMSK2の期間、FM515_3およ
びFM515_2の読み出しをそれぞれ許可する(有効
にする)FM読み出しイネーブル信号FM3RE,FM
2RE2を出力させる。上述の制御によって副走査の遅
延開始の設定が可能となり、次に遅れて出力した分だけ
副走査を遅延させるために、FM遅延FGATE生成回
路722が各LEDヘッド503_1〜503_3の副
走査遅延FGATEを生成し、DMSK1,2,3を出
力する。
【0113】プリンタ制御回路504は、操作装置40
0の操作パネル420上のキー操作によってレジスタ部
542に設定された副走査遅延設定値、FM用のFM2
DLとFM3DL、および基準クロックSYSCKに同
期した読み出し信号RLSYNC2D(RLSYNCD
D)をFM遅延期間生成回路720に入力させ、FM5
15_2(LEDヘッド503_2用),FM515_
3(LEDヘッド503_3用)への遅延期間イネーブ
ル信号DLCNT2,DLCNT3を出力させることに
より、3本のLEDヘッド503_1〜503_3の副
走査を調整できる。なお、LEDヘッド503_1〜5
03_3の取り付けがメカ的に合っていることを前提に
デフォルト値を設定しておき、副走査調整用テストチャ
ート(格子など)を出力し、ズレ分を考慮して更に操作
装置400の操作パネル420上のキー操作を行ってい
く。
【0114】次に、図9のCPLD511内のLPH1
画像データ入力セレクト部534およびLPH1画像デ
ータフォーマット変換部535の制御について、図35
によって説明をする。図35は、CPLD511内のL
PH1画像データ入力セレクト部(以下「セレクト部」
という)534およびLPH1画像データフォーマット
変換部(以下「フォーマット変換部」という)535の
構成例を示す回路図である。但し、この回路図は、セレ
クト部534の機能とフォーマット変換部535の機能
を兼ねた回路群によって構成されたものを示している。
【0115】プリンタ制御回路504は、基準同期クロ
ックSYSCKと、CPLD510からの読み出し主走
査画像開始信号RLSYNC,読み出し画像期間信号R
FGATEとをデータ切換信号生成回路723に入力さ
せ、読み出し画像期間の間、読み出し主走査画像開始信
号RLSYNCをトリガとして切り換えるデータ切換信
号BANKSELを出力させ、データ変換回路724へ
入力させる。データ変換回路724には、転送制御部5
40およびテストパターン生成部541にて生成された
クロックCLKEN95,CLKEN475、更にLE
Dヘッド503_1の副走査遅延FGATE,DMSK
1を入力される。
【0116】ここで使用する画像データは、LEDヘッ
ド503_1に転送すべきデータであり、A群のSRA
M514A_1,514A_2およびB群のSRAM5
14B_1,514B_2からの出力であり、A群のS
RAM514A_1から出力された2ビット単位のイー
ブン,オッドのデータを4ビット単位とし、データSO
DA1として入力する。
【0117】また、B群のSRAM514B_1から出
力された2ビット単位のイーブン,オッドのデータを4
ビット単位としてデータSODB1とし、A群のSRA
M514A_2から出力された2ビット単位のイーブ
ン,オッドのデータを4ビット単位としてデータSOD
A2とし、B群のRAM514B_2から出力された2
ビット単位のイーブン,オッドのデータを4ビット単位
としてデータSODB2とする。ここでは、A群のSR
AM514A_1,B群のSRAM514B_1につい
てのデータフォーマットを記す。
【0118】A群のSRAM514A_1,B群のSR
AM514B_1の各4ビットデータSODA1,SO
DB1は、LEDヘッド503_1の取り付けが画像転
送方向左からに対して右からの転送方向なため、LED
ヘッドのデータ転送A,BブロックのBブロックに相当
するためBブロックデータIMDATA2より出力され
る。データ変換回路724は、データ切換信号BANK
ASELが“H”の期間、A群のSRAM514A_1
からの4ビットデータSODA1を選択する。なお、4
ビットデータSODA1は、前述したように、2ビット
毎のイーブンデータ,オッドデータによって構成されて
いる。つまり、4ビットデータSODA1の上位2ビッ
トがオッドデータ、下位2ビットがイーブンデータであ
る。
【0119】そして、転送制御部540およびテストパ
ターン生成部541にて生成されたクロックCLKEN
95とCLKEN475の関係より、クロックCLKE
N95が“H”でCLKEN475が“L”の場合は、
4ビットデータSODA1の上位2ビットのオッドデー
タをシリアルデータにフォーマット変換してIMDAT
A2として出力し、クロックCLKEN95およびCL
KEN475が共に“H”の場合には、4ビットデータ
SODA1の下位2ビットのイーブンデータをシリアル
データにフォーマット変換してIMDATA2として出
力し、以後その各動作を交互に行う。
【0120】また、データ切換信号BANKASELが
“L”の期間には、B群のSRAM514B_1からの
4ビットデータSODB1を選択し、データSODA1
に対する動作と同様に、上位2ビットのオッドデータを
シリアルデータにフォーマット変換してIMDATA2
として出力し、その後下位2ビットのイーブンデータを
シリアルデータにフォーマット変換してIMDATA2
として出力し、以後その各動作を交互に行う。A群のS
RAM514A_2からの4ビットデータSODA2お
よびB群のSRAM514B_2からの4ビットデータ
SODB2も上述と同様にそれぞれ、上位2ビットのオ
ッドデータをシリアルデータにフォーマット変換してM
DATA1として出力する動作と、下位2ビットのイー
ブンデータをシリアルデータにフォーマット変換してM
DATA1として出力する動作を交互に行う。
【0121】次に、図9のCPLD511内のLPH
2,3画像データフォーマット変換部532の制御につ
いて、図36によって説明をする。図36は、CPLD
511内のLPH2,3画像データフォーマット変換部
(以下「フォーマット変換部」という)532の構成例
を示す回路図である。フォーマット変換部532を構成
するデータ変換回路725は、LEDヘッドLEDヘッ
ド503_2へ転送すべきデータのフォーマット変換
と、LEDヘッド503_3へ転送すべきデータのフォ
ーマット変換とを行う。
【0122】そのうち、LEDヘッド503_2へ転送
すべきデータのフォーマット変換は、次のようにして行
う。プリンタ制御回路504は、基準同期クロックSY
SCKと、CPLD510からの読み出し主走査画像開
始信号RLSYNC,読み出し画像期間信号RFGAT
Eと、転送制御部540およびテストパターン生成部5
41にて生成されたクロックCLKEN95,CLKE
N475とをデータ変換回路725に入力させ、FM5
15_2からの8ビットデータをフォーマット変換さ
せ、LEDヘッド503_2のAブロックへの2ビット
データIMDATA1とBブロックへの2ビットデータ
IMDATA2とを出力させる。
【0123】ここで、FM515_2からの8ビットデ
ータのうち、上位4ビットデータはA群のSRAM51
4A_4,B群の514B_4からの2ビットイーブン
データ,2ビットオッドデータであり、下位4ビットデ
ータはA群のSRAM514A_3,B群の514B_
3からの2ビットイーブンデータ,2ビットオッドデー
タである。前者は出力データIMDATA2へ、後者は
出力データIMDATA1へそれぞれ変換される。
【0124】データ変換回路725は、転送制御部54
0およびテストパターン生成部541にて生成されたク
ロックCLKEN95とCLKEN475の関係より、
クロックCLKEN95が“H”でCLKEN475が
“L”の場合は、上記上位4ビットデータの上位2ビッ
トのイーブンデータをシリアルデータにフォーマット変
換してIMDATA2として出力し、クロックCLKE
N95およびCLKEN475が共に“H”の場合に
は、下位2ビットのオッドデータをシリアルデータにフ
ォーマット変換してIMDATA2として出力し、以後
その各動作を交互に行う。なお、LEDヘッド503_
3へ転送すべきデータのフォーマット変換も上述と同様
であるが、転送開始データはオッドデータとなる。
【0125】次に、図9のCPLD511内のLPH1
画像データガンマ補正部536_1,LPH3画像デー
タガンマ補正部536_3の制御について、図37によ
って説明をする。図37は、LPH1画像データガンマ
補正部(以下単に「ガンマ補正部」という)536_
1,LPH3画像データガンマ補正部(以下単に「ガン
マ補正部」という)536_3の構成例を示す回路図で
ある。但し、この回路図は、ガンマ補正部536_1の
機能とガンマ補正部536_3の機能を兼ねた回路群に
よって構成されたものを示している。
【0126】ガンマ補正部(γ補正部)536_1は、
LEDヘッド503_1へ転送すべき画像データに対し
てガンマ補正(ビット変換)を行う。ガンマ補正部53
6_3は、LEDヘッド503_3へ転送すべき画像デ
ータに対してガンマ補正を行う。そのうち、ガンマ補正
部536_1によるガンマ補正およびビット変換は、次
のように行う。なお、ガンマ補正部536_3によるガ
ンマ補正も同様なので、その説明は省略する。
【0127】プリンタ制御回路504は、基準同期クロ
ックSYSCKと、レジスタ部542より設定された5
ビットのガンマ補正データ(2ビットデータ“0”
“1”の変換データ)GMDT1と、5ビットのガンマ
補正データ(2ビットデータ“1”“0”の変換デー
タ)GMDT2とをガンマ補正部536_1のデータ変
換回路726に入力させ、フォーマット変換部535か
ら出力された2ビットシリアルデータIMDATA1,
IMDATA2をそれぞれ5ビットデータに変換させて
GMMODAT1,GMMODAT2として出力させ
る。データ変換回路726から出力された5ビットデー
タGMMODAT1,GMMODAT2あるいはテスト
パターンTESTPATは、データ変換回路727によ
って選択させて出力させる。
【0128】次に、図9のCPLD511内のLPH2
画像データガンマ補正・繋ぎ目光量補正部536_2の
制御について、図38によって説明をする。図38は、
CPLD511内のLPH2画像データガンマ補正・繋
ぎ目光量補正部(以下「ガンマ補正・繋ぎ目光量補正
部」という)536_2の構成例を示す回路図である。
ガンマ補正・繋ぎ目光量補正部536_2は、LEDヘ
ッド503_2へ転送すべき画像データに対してガンマ
補正・繋ぎ目光量補正を行う。
【0129】ここで、LEDヘッド503_2の画像有
効範囲を固定し、LEDヘッド503_2の全ドット数
である7680ドットに対して左右258ドットは余白
領域であり、データ転送は2分割であるので、1分割分
は3840ドットとなり、Aブロックでの先頭画素デー
タは259ドット目となる。終了画素データは、Bブロ
ックの3582ドット目である。
【0130】プリンタ制御回路504は、基準同期クロ
ックSYSCKと、CPLD510からの読み出し主走
査画像開始信号RLSYNC,読み出し画像期間信号R
FGATEと、転送制御部540およびテストパターン
生成部541にて生成されたクロックCLKEN95と
をガンマ補正・繋ぎ目光量補正部536_2の繋ぎ目光
量補正有効ドット生成回路728に入力させてカウント
動作を行わせる。繋ぎ目光量補正有効ドット生成回路7
28は、カウンタ値が「259」になったら信号CNA
DAT1を“H”にする。なお、この信号CNADAT
1が、LEDヘッド503_2のAブロックデータIM
DATA1の繋ぎ目光量補正有効ドットとなる。
【0131】また、カウント値が「3582」になった
ら、信号CNADAT2を“H”にする。なお、この信
号CNADAT2が、LEDヘッド503_2のBブロ
ックデータIMDATA2の繋ぎ目光量補正有効ドット
となる。プリンタ制御回路504は、繋ぎ目光量補正有
効ドット信号CNADAT1,CNADAT2と、レジ
スタ部542にて設定された5ビットガンマ補正データ
GMDT1,GMDT2と、同じくレジスタ部542に
て設定された5ビット繋ぎ目光量補正データADJL
1,2,3と、フォーマット変換部532から出力され
た2ビットデータIMDATA1,IMDATA2とを
データ変換回路729に入力させる。
【0132】データ変換回路729は、2ビットデータ
IMDATA1が“0”“0”の場合は、「0」を示す
5ビットデータをGMMODAT1として出力する。2
ビットデータIMDATA1が“1”“1”の場合は、
5ビットMAXの32値を示す5ビットデータをGMM
ODAT1として出力する。2ビットデータIMDAT
A1が“0”“1”の場合は、レジスタ部542にて設
定された5ビットガンマ補正データGMDT1を選択
し、GMMODAT1として出力する。2ビットデータ
IMDATA1が“1”“0”の場合は、レジスタ部5
42にて設定された5ビットガンマ補正データGMDT
2を選択し、GMMODAT1として出力する。
【0133】また、2ビットデータIMDATA2が
“0”“0”の場合は、「0」を示す5ビットデータを
GMMODAT2として出力する。2ビットデータIM
DATA2が“1”“1”の場合は、5ビットMAXの
32値を示す5ビットデータをGMMODAT2として
出力する。2ビットデータIMDATA2が“0”
“1”の場合は、レジスタ部542にて設定された5ビ
ットガンマ補正データGMDT1を選択し、GMMOD
AT2として出力する。2ビットデータIMDATA2
が“1”“0”の場合は、レジスタ部542にて設定さ
れた5ビットガンマ補正データGMDT2を選択し、G
MMODAT2として出力する。
【0134】ここで、この実施形態では、複数個のLE
Dヘッド503_1〜503_3をその主走査方向の端
部をオーバラップさせて配列しており、CPLD510
のSRAM制御にてデータのシフトは可能となるが、1
ビット単位であり、1ビット以下でのデータのシフトは
できない。仮に、LEDヘッド503_1への終端ビッ
トデータと、LEDヘッド503_2への画像有効開始
ビットデータ、つまりAブロックデータの259ドット
目において1ドット以下で離れている場合、画像にて白
スジが発生する可能性がある。そこで、LEDヘッド5
03_2での画像有効範囲は固定しているので、LED
ヘッド503_1へ転送すべき画像データをCPLD5
10のSRAM制御にて1ドットだけLEDヘッド50
3_2側へ移動させ、画像データをオーバラップさせ
る。すると今度は、黒スジが発生してしまう。
【0135】そこで、操作装置400の操作パネル42
0上のキー操作により、レジスタ部542から繋ぎ目光
量補正モード有りにすると、上記生成したLEDヘッド
503_2のAブロックデータIMDATA1の繋ぎ目
光量補正有効ドット信号CNADAT1により、入力2
ビットデータIMDATA1の259ドット目を注目さ
せ、レジスタ部542にて設定されたADJL1,2,
3の繋ぎ目光量補正データを5ビット可変できるように
する。
【0136】ここで、レジスタ部542にて設定された
ADJL1,2,3の繋ぎ目光量補正データは、それぞ
れ入力データ“0”“1”,“1”“0”,“1”
“1”に相当し、MAX32値の変換ができる。よっ
て、黒スジが発生した場合、259ドット目の入力2ビ
ットデータIMDATA1が“1”“1”であればレジ
スタ部542からの5ビット繋ぎ目光量補正データAD
JL3を小さな値にし、5ビット変換することで黒スジ
が目立たなくなる。なお、LEDヘッド503_2のB
ブロックについても同様の制御を行う。
【0137】次に、図9のCPLD511内のPセンサ
出力部537および画像データ・光量補正データセレク
ト部538の制御について、図39によって説明をす
る。図39は、CPLD511内のPセンサ出力部53
7および画像データ・光量補正データセレクト部(以下
単に「セレクト部」という)538の構成例を示す回路
図である。但し、この回路図は、Pセンサ出力部537
の機能とセレクト部538の機能を兼ねた回路群によっ
て構成されたものを示している。
【0138】電源投入時に、プリンタ制御回路504
は、モード切換信号KHSELをセレクト部538を構
成するセレクタ回路732に入力させ、LEDヘッド5
03_1〜503_3のドット単位およびチップ単位の
光量補正データ,ゲート信号として、画像情報記憶装置
300からの光量補正データ,ゲート信号、あるいは光
量補正ROM読み出し制御部543で制御した光量補正
ROMからの光量補正データ,ゲート信号を選択させて
出力させる。また、プロセス条件,トナー濃度出力用に
生成したPセンサイネーブル信号とLEDヘッド503
_2のAブロックデータをセレクタ回路731に入力さ
せ、両者を出力データPSODとして出力させる。
【0139】さらに、セレクタ回路732から出力され
た光量補正データ,光量補正用ゲート信号,およびガン
マ補正・繋ぎ目光量補正部536_2からの画像データ
と、ガンマ補正部536_1,536_3からの画像デ
ータとをセレクタ回路733に入力させ、モード切換信
号KHENBLにより、光量補正モード,通常画像デー
タ転送(階調モード)の切り換えを行わせ、LEDヘッ
ド503_1〜503_3へ出力させる。
【0140】次に、図9のCPLD511内のLPHス
トローブ出力制御部539の制御について、図40およ
び図41によって説明をする。図40は、CPLD51
1内のLPHストローブ出力制御部(以下単に「ストロ
ーブ出力制御部」という)539の構成例を示す回路図
である。図41は、ストローブ出力制御部539の動作
を示すタイミングチャートである。
【0141】ストローブ出力制御部539は、LEDヘ
ッド503_1〜503_3を点灯させるための点灯パ
ルス信号を生成する。LEDヘッド503_1〜503
_3の点灯方式は、主走査1ライン分の5ビットデータ
をラッチした後、主走査期間から設定した32カウント
分のクロック点灯期間を基準に4本の信号ライン順に出
力することによって点灯させる方式(LEDヘッド4分
割点灯方式)であり、それによって画像の印刷が行われ
る。
【0142】プリンタ制御回路504は、まず、CPL
D510により生成された画像開始信号RLSYNCと
基準同期信号SYSCKをカウンタ回路736に入力さ
せてカウントアップさせ、カウント値を示すカウンタ信
号STBWDを出力させる。カウンタ信号STBWD
は、LEDヘッドへ出力する点灯ストローブの1クロッ
ク分のカウント値を示す内部カウンタ信号である。カウ
ンタ回路736のリセットは、レジスタ部542で設定
されたストローブ1クロック分の周期を示すSTB周期
信号STBCYCにて行わせる。
【0143】また、STB周期信号STBCYCによる
中間カウント値の期間を示す中間カウント値期間信号S
TBDTYを、STB周期信号STBCYCと同様に設
定させ、カウンタ信号STBWDと組み合わせてストロ
ーブ1クロック分の中間イネーブル信号STBWDDT
Yを生成出力させる。次に、1クロック周期信号STB
WDCYC(STBWD=STBCYC)をカウンタ回
路737に入力させ、同信号を基準にカウンタ信号ST
BCNTを出力させる。カウンタ回路737のリセット
は、カウンタSTBCNTが示すカウント値が「31」
(「0」〜「31」のカウント)になったら行われる。
【0144】次に、カウント値「31」を示すカウンタ
信号STBCNTをカウンタ回路738に入力させ、同
信号を基準にカウンタ信号STBBLKを出力させる。
カウンタ回路738のリセットは、カウンタ信号STB
BLKが示すカウント値が「3」になったら行われる。
次に、カウント値「3」を示すカウンタ信号STBBL
KとCPLD510より生成された読み出し主走査画像
開始信号RLSYNCを主走査STB期間生成回路73
9に入力させ、主走査1ラインでのストローブ信号期間
を示すSTB期間信号STBLENを出力させる。
【0145】また、副走査STB期間生成回路740に
よって副走査ストローブ期間を示すSTB期間信号ST
BFENを生成出力させる。そして、カウンタ回路73
6〜738,主走査STB期間生成回路739,副走査
STB期間生成回路740で生成された各信号をSTB
クロック生成回路741に入力させ、4本のストローブ
クロックSTBCLK0〜3を順治出力させる。ここ
で、ストローブ1クロック分の周期を示すSTB周期信
号STBCYCと中間カウント値の期間を示す中間カウ
ント値期間信号STBDTYの設定について説明する。
【0146】LEDヘッド503_1〜503_3の点
灯時間は、主走査期間に対して8%〜15%としてい
る。仮に、点灯時間10%とすると、主走査期間47
0.3μsecであると、47.03μsecがストロ
ーブクロック周期となり、32クロックが含まれてい
る。1クロックの周期は、47.03μsec/32ク
ロックで1.47μsecとなる。基準同期クロックS
YSCKは、19MHzであり、0.052μsecの
周期なので、1クロックの周期1.47μsecは、基
準同期クロックSYSCKが28カウント分となる(カ
ウンタ信号STBWDが0〜27カウント)。
【0147】よって、STB周期信号STBCYCが示
すストローブ1クロック分の周期に対応する設定値が
「27」となり、中間カウント値期間STBDTYが示
す中間カウント値の期間に対応する設定値が「13」と
なる。なお、上述した制御は、5ビット画像データに対
応する点灯期間のパルス制御を行う他に、図11に示し
たLEDヘッド503_1〜503_3の内部回路(図
11参照)のLED素子に流れる電流値を決定している
発光光量信号(基準電圧)Vrefを可変ボリュウム等
の調整手段によって調整することにより、LED素子に
流れる電流を制御することによっても実現可能とする。
【0148】
【発明の効果】以上説明してきたように、請求項1の発
明の画像形成装置によれば、書き込み装置を、1個の発
光素子アレイユニット(高コストで広幅用の発光素子ア
レイユニット)によって構成するのではなく、感光体の
軸線方向に沿って千鳥状に配列した複数個の発光素子ア
レイユニット(小幅で低コストの発光素子アレイユニッ
ト)によって構成し、その各発光素子アレイユニットへ
転送すべき画像データを分割制御手段によってその各発
光素子アレイユニット毎に分割するようにしたので、複
数個の発光素子アレイユニットによる感光体の感光層へ
の分割露光によっても、高品質の画像を得ることが可能
になる。
【0149】請求項2の発明の画像形成装置によれば、
書き込み装置を、1個の発光素子アレイユニットによっ
て構成するのではなく、感光体の軸線方向に沿って千鳥
状に配列し、且つ感光体の回動方向に結像させる位置を
ずらして配列した複数個の発光素子アレイユニットによ
って構成し、その各発光素子アレイユニットへ転送すべ
き画像データを分割制御手段によってその各発光素子ア
レイユニット毎に分割し、その分割した各画像データを
転送タイミング制御手段によって感光体の回動方向(送
り方向)に結像させる位置分だけ時間的にずらして各発
光素子アレイユニットへ転送させるようにしたので、請
求項1の発明と同様の効果に加え、各発光素子アレイユ
ニットと感光体との配置設計を容易にできるという効果
も得ることができる。
【0150】請求項3の発明の画像形成装置によれば、
請求項1又は2の書き込み装置の各発光素子アレイユニ
ットを偶数番目と奇数番目とで走査方向が逆になるよう
な方向に配列し、分割制御手段によって分割された各発
光素子アレイユニットへそれぞれ転送すべき画像データ
のうち、偶数番目の発光素子アレイユニットの各発光素
子への画像データの転送方向と奇数番目の発光素子アレ
イユニットの各発光素子への画像データの転送方向が逆
になるように転送方向制御手段によって制御するように
したので、請求項1〜3の発明のいずれかの発明と同様
の効果に加え、感光体の回動方向に結像させる位置の間
隔を狭くし、データ遅延用のメモリを節約できるという
効果も得ることができる。
【0151】請求項4の発明の画像形成装置によれば、
請求項2の転送タイミング制御手段による各画像データ
の転送タイミングを転送タイミング調整手段によって調
整できるようにしたので、請求項3の発明と同様の効果
に加え、次のような効果も得ることができる。例えば、
複数個の発光素子アレイユニットを感光体の軸線方向に
沿って同じ方向に千鳥状に配列し、部品・組み付けによ
り感光体の回動方向に結像させる位置がばらついてしま
っても、発光素子アレイユニット毎に画像データの転送
タイミング(遅延量)を調整することにより、書き込み
位置を最適位置に調整することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を実施するデジタル複写機の構成例を
示すブロック図である。
【図2】図1の画像読取装置100の機構部の一例を示
す概略構成図である。
【図3】図1の複写機本体200の機構部の一例を示す
概略構成図である。
【図4】図1の操作パネル420の構成例を示すレイア
ウト図である。
【図5】図1のデジタル複写機における全体の画像デー
タの流れを説明するためのブロック図である。
【図6】図1のLED書込制御回路501の前半の構成
例を示すブロック図である。
【図7】同じくその後半の構成例を示すブロック図であ
る。
【図8】図6のCPLD510(CPLD1)の構成例
を示すブロック図である。
【図9】図7のCPLD511(CPLD2)の構成例
を示すブロック図である。
【図10】図5のLEDヘッド503_1の構成例を示
すブロック図である。
【図11】図10のドライバIC531_1の内部回路
およびLEDの構成例を示すブロック図である。
【図12】図8のデータ入力細線化部521の構成例を
示す回路図である。
【図13】同じく信号セレクト部520の構成例を示す
回路図である。
【図14】同じくテストパターン生成部522の構成例
を示す回路図である。
【図15】同じくセレクタ部523の構成例を示す回路
図である。
【図16】同じくダブルコピー制御部519の構成例を
示す回路図である。
【図17】図16に示したダブルコピー制御部519の
動作を示すタイミング図である。
【図18】図5の各LEDヘッド503_1〜503_
3の画像領域を説明するための説明図である。
【図19】図6のA群6個のSRAM514A_1(S
RAM1),514A_2(SRAM2),B群6個の
SRAM514B_1(SRAM1),514B_2
(SRAM2)へのデータの書き込みおよびそのデータ
の読み出しの順序とLEDヘッド503_1(LPH
1)の各LEDへのデータ転送方向とSRAMアドレス
を説明するための説明図である。
【図20】図6のA群6個のSRAM514A_3(S
RAM3),514A_4(SRAM4),B群6個の
SRAM514B_3(SRAM3),514B_4
(SRAM4)へのデータの書き込みおよびそのデータ
の読み出しの順序とLEDヘッド503_2(LPH
2)の各LEDへのデータ転送方向とSRAMアドレス
を説明するための説明図である。
【図21】図6のA群6個のSRAM514A_5(S
RAM5),514A_6(SRAM6),B群6個の
SRAM514B_5(SRAM5),514B_6
(SRAM6)へのデータの書き込みおよびそのデータ
の読み出しの順序とLEDヘッド503_3(LPH
3)の各LEDへのデータ転送方向とSRAMアドレス
を説明するための説明図である。
【図22】図8のブロック切換制御部524の構成例を
示す回路図である。
【図23】同じくSRAM書き込み制御部525の構成
例を示す回路図である。
【図24】同じくSRAM読み出し制御部526の構成
例を示す回路図である。
【図25】同じく書き込みパルス生成部527の構成例
を示す回路図である。
【図26】同じくアドレスセレクタ部528の構成例を
示す回路図である。
【図27】図25の書き込みパルス生成部527および
図26のアドレスセレクタ部528の動作を示すタイミ
ング図である。
【図28】図8のデータフォーマット変換部518の構
成例を示す回路図である。
【図29】同じくフィールドメモリ書き込み制御部52
9の構成例を示す回路図である。
【図30】同じくレジスタ部530の構成例を示す回路
図である。
【図31】図9の転送制御部540およびテストパター
ン生成部541の構成例を示す回路図である。
【図32】同じく光量補正ROM読み出し制御部543
の前半の構成例を示す回路図である。
【図33】同じくその後半の構成例を示すブロック図で
ある。
【図34】同じくフィールドメモリ(FM)読み出し制
御部531の構成例を示す回路図である。
【図35】同じくLPH1画像データ入力セレクト部5
34およびLPH1画像データフォーマット変換部53
5の構成例を示す回路図である。
【図36】同じくLPH2,3画像データフォーマット
変換部532の構成例を示す回路図である。
【図37】同じくLPH1画像データガンマ補正部53
6_1,LPH3画像データガンマ補正部536_3の
構成例を示す回路図である。
【図38】同じくLPH2画像データガンマ補正・繋ぎ
目光量補正部536_2の構成例を示す回路図である。
【図39】同じくPセンサ出力部537および画像デー
タ・光量補正データセレクト部538の構成例を示す回
路図である。
【図40】同じくLPHストローブ出力制御部539の
構成例を示す回路図である。
【図41】図40に示したストローブ出力制御部539
の動作を示すタイミング図である。
【符号の説明】
100:画像読取装置 200:複写機本体 300:画像情報記憶装置 301:画像メモリ部 400:操作装置 410:操作制御回路 420:操作パネル 500:プリンタ装置 501:LED書込制御回路 502:LEDヘッド制御回路 503(503_1〜503_3):LEDヘッド 504:プリンタ制御回路 510,511:CPLD 518:データフォーマット変換部 519:ダブルコピー制御部 520:信号セレクト部 521:データ入力細線化部 522:テストパターン生成部 523:セレクタ部 524:ブロック切換制御部 525:SRAM書き込み制御部 526:SRAM読み出し制御部 527:書き込みパルス生成部 528:アドレスセレクタ部 529:フィールドメモリ書き込み制御部 530,542:レジスタ部 531:フィールドメモリ読み出し制御部 532:LPH2,3画像データフォーマット変換部 534:LPH1画像データ入力セレクト部 535:LPH1画像データフォーマット変換部 536_1:LPH1画像データガンマ補正部 536_2:LPH2画像データガンマ補正・繋ぎ目光
量補正部 536_3:LPH3画像データガンマ補正部 537:Pセンサ出力部 538:画像データ・光量補正データセレクト部 539:LPHストローブ出力制御部 540:転送制御部 541:テストパターン生成部 543:光量補正ROM読み出し制御部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像データを感光体上に書き込むための
    複数個の発光素子を主走査方向に所定密度でアレイ状に
    列設した発光素子アレイユニットを用いた書き込み装置
    を有する画像形成装置において、 前記書き込み装置を、前記発光素子アレイユニットとし
    て、前記感光体の軸線方向に沿って千鳥状に配列した複
    数個の発光素子アレイユニットによって構成し、 前記各発光素子アレイユニットへ転送すべき画像データ
    をその各発光素子アレイユニット毎に分割する分割制御
    手段を設けたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 画像データを感光体上に書き込むための
    複数個の発光素子を主走査方向に所定密度でアレイ状に
    列設した発光素子アレイユニットを用いた書き込み装置
    を有する画像形成装置において、 前記書き込み装置を、前記発光素子アレイユニットとし
    て、前記感光体の軸線方向に沿って千鳥状に配列し、且
    つ前記感光体の回動方向に結像させる位置をずらして配
    列した複数個の発光素子アレイユニットによって構成
    し、 前記各発光素子アレイユニットへ転送すべき画像データ
    をその各発光素子アレイユニット毎に分割する分割制御
    手段と、該手段によって分割した各画像データを前記感
    光体の回動方向に結像させる位置分だけ時間的にずらし
    て前記各発光素子アレイユニットへ転送させる転送タイ
    ミング制御手段とを設けたことを特徴とする画像形成装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の画像形成装置にお
    いて、 前記書き込み装置の各発光素子アレイユニットを偶数番
    目と奇数番目とで走査方向が逆になるような方向に配列
    し、 前記分割制御手段によって分割された各発光素子アレイ
    ユニットへそれぞれ転送すべき画像データのうち、偶数
    番目の発光素子アレイユニットの各発光素子への画像デ
    ータの転送方向と奇数番目の発光素子アレイユニットの
    各発光素子への画像データの転送方向が逆になるように
    制御する転送方向制御手段を設けたことを特徴とする画
    像形成装置。
  4. 【請求項4】 請求項2記載の画像形成装置において、 前記転送タイミング制御手段による各画像データの転送
    タイミングを調整する転送タイミング調整手段を設けた
    ことを特徴とする画像形成装置。
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