JP2005186376A - 印刷装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明は、階調情報を含む画像データに基づいて印刷処理を行う印刷装置に関し、特に副走査方向の分割数の設定を可能とすると共に、分割した副走査方向のラインに対して、同じドットへの印字においても露光時間を変えることによって階調数を落とすことなく、高速印字を可能とする印刷装置を提供するものである。
【解決手段】 本発明はドットデータを副走査方向に分割し、2度打ち、3度打ち、・・・の設定を行い、当該分割指示に基づいてドットパターンデータ生成部から対応するパターンデータを読み出し、ドットデータ制御部32において、単階調又は多階調の画像データを階調ヘッドに送信する。このように構成することにより、階調数を落とすことなく、印刷速度を向上する印刷装置を提供することができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、階調情報を含む画像データに基づいて印刷処理を行う印刷装置に関する。
今日、パーソナルコンピュータを中心としたコンピュータの普及に伴って、周辺機器であるプリンタ装置も普及し、各種方式のプリンタ装置が提案されている。特に、カラー印刷の場合、各色の階調データに基づく発色が行われる。
従来、上記階調情報はビデオデータに含まれ、このビデオデータによりドット貼り付けパターンを生成し、印字ヘッドに転送する。この場合、階調数を減らすことなく、印字速度を向上することが求められる。
この点、転送クロックの速度を上げて印刷速度を向上しようとする処理が行われているが、印字ヘッドの露光時間が不足する問題がある。また、これを解決する為、ビデオデータからn個の微画素のドットパターンに展開する際の、副走査方向の分割数を減らす処理も考えられるが、階調数も減少する。
尚、特許文献1には単一の光学ヘッドを使用して解像度の切換えを可能にしたページプリンタの例が開示されている。この発明は、最大解像度を得る場合、全て発光部を使用して選択発光を行い、最大解像度より低い解像度の場合、発光部の一部を非発光状態として選択発光処理を行っている。
特開平6−336054号公報
上記のように、従来の印刷装置では、高速印字を行うため転送クロック速度を上げると印字ヘッドの露光時間が不足し、副走査方向の分割数を減らすと階調数も減り、詳細なカラー印刷ができない。また、特許文献1は解像度の切換え制御であり、そのまま階調制御に適用することはできない。
そこで、本発明は副走査方向の分割数の設定を可能とすると共に、分割した副走査方向のラインに対して、同じドットへの印字においても露光時間を変えることによって階調数を落とすことなく、高速印字を可能とする印刷装置を提供するものである。
上記課題は本発明によれば、副走査方向に対して異なる分割数の設定を行う分割数設定手段と、該分割数の設定に従ってn個の微画素のパターンデータを生成する生成手段と、該微画素毎にストローブ信号の供給時間を可変して印字ヘッドに出力する印字制御手段とを備える印刷装置を提供することによって達成できる。
このように構成することにより、露光時間を変えることなく多階調制御を行い、詳細な印字濃度の設定が可能となる。
さらに、前記分割数の設定に従って、該分割毎に時間階調を行う時間階調手段を構成に加えることによって、更に多階調な制御を行うことができ、階調数を維持しつつ印刷速度の向上を図ることができる。
上記課題の解決手段によれば、分割数の設定に従ってn個の微画素に対し、ストローブ信号の供給時間を可変し、更に当該時間設定に重み付けを行うことによって、多階調制御を行い、詳細な印字濃度の設定が可能となる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
(実施形態1)
図1は本実施形態の印刷装置を含む印刷システムのシステム構成図である。尚、本実施形態の説明に使用する印刷装置は、例えばピアtoピア(セントロニクスインターフェース(I/F))の接続方式でパーソナルコンピュータ(PC)等のホスト機器1に接続されると共に、LAN(ローカルエリアネットワーク)を介してプリンタサーバー3にも接続されている。
ホスト機器1は、予めインストールされたアプリケーションに従って印刷データを作成し、プリンタドライバによってコマンド変換を行い、変換後の印刷データをスプーラ4に一旦保存する。スプーラ4に保存された印刷データは、セントロニクスインターフェース(I/F)の場合、スプーラ4から直接プリンタ装置2に送信される。一方、LAN(ローカルエリアネットワーク)に接続されている場合、スプーラ4に保存された印刷データはプリンタサーバー3に転送され、プリンタサーバー3内のスプーラ5に保存され、スプーラ5からプリンタ装置2に送信される。
プリンタ装置2は、インターフェース(I/F)コントローラ6及びエンジン制御部16で構成されている。I/Fコントローラ6は、受信バッファ7、ROM8、フォントROM9、表示制御部10、ビデオインターフェース(I/F)制御部11、メモリ12、ASIC(application specific integrated circuit)13、MPU14で構成され、上記スプーラ4、又は5から供給される印刷データは受信バッファ7に転送される。
また、受信バッファ7に転送された印刷データは、MPU14の制御によってコマンド解析され、文字コードに対応するビットマップデータをフォントROM9から読み出し、Y(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、K(ブラック)の各色別の階調情報を含むビットマップデータに変換され、例えばメモリ12(標準RAM12a又は拡張RAM12b)に展開される。
上記色別のビットマップデータがメモリ12に1頁分づつ展開されると、ビデオI/F制御部11によって、エンジン制御部16へのデータ転送が行われる。ここで、エンジン制御部16はASIC17、MPU18等で構成され、ASIC17はヘッド制御部19、及びモータ制御部20で構成されている。ヘッド制御部19は印字ヘッド21への印刷データの送信を制御する構成であり、ビデオI/F制御部11を介してI/Fコントローラ6から供給されるY、M、C、K色毎の階調情報を含んだ印刷データを受信し、Y、M、C、K色毎にそれぞれ設けられた各印字ヘッド21に供給する。
各色別の印字ヘッド21は、例えばLED素子アレイで構成され、それぞれ供給された印刷データに基づく画像露光を予め帯電が施された感光体ドラムに対して行い、静電潜像を形成し、各色別のトナーで現像処理を施し、共通の転写紙に前述のトナー像を順次重ねて転写することにより、カラー印刷を行う。
尚、上記モータ制御部20はプリンタエンジン内の駆動機構を駆動するメインモータ22の駆動制御を行い、更にプリンタエンジン内の各所に配設されたセンサ23から各種検出信号を受信し、対応する負荷24に制御信号を出力する。尚、トナー像が転写された転写紙にトナーを溶着固定させる定着器25に設けられたサーミスタ25aから温度データがMPU18に供給され、定着制御部26から制御信号が定着器25のヒータ25bに出力され、所定の定着温度に制御される。また、高圧制御部27はMPU18の制御に従って感光ドラムの高圧帯電を行う高圧部28に高圧駆動信号を出力する。
尚、プリント処理が開始されると、メインモータ22を回転させ、用紙を搬送し、画像形成可能な位置に用紙先端が到達したことをI/Fコントローラ6に通知し、ASIC17はI/Fコントローラ6に水平同期信号を出力し、これに応じてI/Fコントローラ6から送出される印刷データを印字ヘッド21に出力する。
図2は上記エンジン制御部16の構成図である。同図において、エンジン制御部16はビデオデータ受信部30、ドットパターンデータ生成部31、ドットデータ制御部32、基本タイミング生成部33で構成されている。ビデオデータ受信部30は前述のI/Fコントローラ6から受信したビデオデータを格納し、ドットパターンデータ生成部31の要求に応じて順次転送する回路である。また、ドットパターンデータ生成部31は上記ビデオデータ受信部30から送信されたビデオデータの1画素を各階調に基づきパターンRAM37からドットパターンデータを読み出し、N個の微画素に展開する機能を有する。
また、ドットデータ制御部32は、上記ドットパターンデータ生成部31から出力されたドットデータを印字ヘッド21へ出力する回路であり、ヘッド制御信号生成部34からの制御信号に従って上記ドットデータを印字ヘッド21に送信する。
一方、基本タイミング生成部33はMPU18の制御に従って2度打ち、3度打ち、4度打ちの切り換え制御を行い、それぞれのスループットに応じた基本タイミングを生成する。
また、印字ヘッド21内のLED素子の発光駆動期間を制御するためのストローブ信号を発生するストローブ信号生成部35は、MPU18の制御に従って2度打ち、3度打ち、4度打ちの切り換え制御を行い、それぞれのスループットに応じたストローブ信号を生成する。また、副走査方向ラインカウンタ36に従って2度打ちの場合Aライン、Bラインの2種類、3度打ちの場合Aライン、Bライン、Cラインの3種類、4度打ちの場合Aライン、Bライン、Cライン、Dラインの4種類の異なる時間のストローブ信号を生成する。
MPUインターフェース(I/F)制御部39は、アドレスデコーダ、及び各モジュールのレジスタ及びI/Oポートのリード、ライト制御を行う。また、このMPUI/F制御部39は前述のMPU18の制御に従う。
以上の構成において、以下に本例の処理動作を説明する。尚、本例は2度打ち、3度打ち、及び4度打ちの例であり、場合を分けて以下に説明する。
実施例1
図3は単階調2度打ちの例を説明する図であり、同図(a)は従来2度打ちの例であり、全てのラインに対して一定のストローブ時間を使用している(同図(a)に示すa)。
また、1ドットの詳細についても、上述したストローブ時間の設定におけるビデオデータの1ドットを2個の微画素に展開し、Aライン、Bラインを割り当てる。したがって、従来の場合、Aライン、Bラインとも0%、又は100%のストローブ時間の設定が行われる(同図(a)に示すb、及びc)。
一方、本例においてはAラインとBラインで異なるストローブ時間を使用している(同図(b)に示すa)。すなわち、Aラインでは従来の75%のストローブ時間の設定を行い、Bラインでは従来の125%のストローブ時間の設定を行っている(同図(b)に示すb)。尚、上記2度打ちの設定は前述のドットパターンデータ生成部31がMPUの制御によって行い、この場合の対応するクロック信号は基本タイミング生成部33から出力される。また、上記設定のストローブ時間、対応するストローブ信号がストローブ信号生成部35から出力される。また、印字ヘッド21へのデータは、1ライン毎に出力されるHSYNC(水平同期信号)に基づき、ヘッド制御信号生成部34から出力されるDCLK(データクロック信号)に同期して行われる。
従来ではAライン、及びBラインの露光時間の選択は0%又は100%のみである為、同図(a)に示すcの様に、階調0〜2の3階調制御しかできない。一方、本例の場合、上記のように処理することにより、露光時間の選択は0%、75%、又は125%の3種類の選択が可能であり、同図(b)に示すcの様に、階調0〜3の4階調制御が可能となる。すなわち、Aライン、Bラインの露光時間を(0,0)、(1,0)、(0,1)、(1,1)に設定することにより、上記各露光時間の割り当を4階調に設定可能である。この場合、上記のように1ドットの露光時間は、0%、25%、63%、100%となる。
以上の結果、従来例の3階調から本例の4階調に階調数を増やすことが可能となり、従来に比べて階調数を増加することができ、より詳細な階調制御を行うことができる。
図4は上記階調値に対する露光時間の関係を示す図である。尚、同図においてIは従来例であり、IIは本例である。同図に示すように、3階調から本例の4階調に階調数を増加することにより、露光時間を変えることなく、より詳細な印字濃度の設定が可能となる。
実施例2
次に、単階調3度打ちの例を説明する。
図5は単階調3度打ちの例を説明する図であり、図5(a)は従来の3度打ちの例を示し、全てのラインに対して一定のストローブ時間を使用している(図5(a)に示すa)。また、1ドットの詳細についても、上述したストローブ時間の設定におけるビデオデータの1ドットを3個の微画素に展開し、Aライン、Bライン、Cラインに割り当てる。したがって、従来の場合、Aライン、Bライン、Cラインとも0%、又は100%のストローブ時間の設定が行われる(図5(a)に示すb、及びc)。
一方、本例においてはAライン、Bライン、Cラインで異なるストローブ時間を使用している(図5(b)に示すa)。すなわち、Aラインでは従来の50%のストローブ時間の設定を行い、Bラインでは100%のストローブ時間の設定を行い、Cラインでは150%のストローブ時間の設定を行っている。
上記のように設定することにより、従来ではAライン、Bライン、及びCラインの露光時間の選択は0%又は100%のみであり、図5(a)のcに示す様に、階調0〜3の4階調制御しかできないが、本例の場合、露光時間の選択は0%、50%、100%、又は150%の4種類の選択が可能であり、図5(b)のcに示す様に、階調0〜6の7階調制御が可能となる。すなわち、Aライン、Bライン、Cラインの露光時間を(0,0,0)、(1,0,0)、(0,1,0)、(0,0,1)、(1,0,1)、(0,1,1)、(1,1,1)に設定することにより、上記各露光時間を割り当て、7階調の階調設定が可能となる。この場合、1ドットの露光時間は、0%、17%、33%、50%67%、83%、100%となる。
以上の結果、従来例の4階調から本例の7階調に階調数を増やすことが可能となり、従来に比べて階調数を増加することができ、より詳細な階調制御を行うことができる。
図6は上記階調値に対する露光時間の関係を示す図である。尚、同図においても、Iは従来例を示し、IIは本例を示す。同図に示すように、本例においても、4階調から本例の7階調に階調数を増加することにより、露光時間を変えることなく、より詳細な印字濃度の設定が可能となる。
実施例3
次に、単階調4度打ちの例を説明する。
図7は単階調4度打ちの例を説明する図であり、同図(a)は従来の4度打ちの例を示し、この場合も全てのラインに対して100%のストローブ時間を使用している(同図(a)に示すa)。また、1ドットの詳細についても、上述したストローブ時間の設定におけるビデオデータの1ドットを4個の微画素に展開し、Aライン、Bライン、Cライン、Dラインに割り当てる。したがって、この場合、Aライン〜Dラインとも0%、又は100%のストローブ時間に設定される(図7(a)に示すb、及びc)。
一方、本例においてはAライン〜Dラインで異なるストローブ時間を使用している(図7(b)に示すa)。すなわち、Aラインでは従来の25%のストローブ時間の設定を行い、Bラインでは75%のストローブ時間の設定を行い、Cラインでは125%のストローブ時間の設定を行い、Dラインでは175%のストローブ時間の設定を行っている。
上記のように設定することにより、従来ではAライン〜Dラインの露光時間の選択は0%又は100%のみであり、同図(a)のcに示す、階調0〜4の5階調制御しかできなかったが、本例の場合、露光時間の選択は上記のように5種類であり、同図(b)のcに示す様に、階調0〜14の15階調の制御が可能となる。すなわち、Aライン、Bライン、Cライン、Dラインの露光時間を同図(b)のcに示すように、(0,0,0,0)、(1,0,0,0)、・・・、(1,1,1,1)の14階調の設定が可能となる。この場合、1ドットの露光時間は、0%、6%、19%、・・・100%となる。
以上の結果、従来例の5階調から本例の15階調に階調数を増やすことが可能となり、従来に比べて階調数を増加することができ、より詳細な階調制御を行うことができる。
図8は上記階調値に対する露光時間の関係を示す図である。尚、同図においても、Iは従来例を示し、IIは本例を示す。同図に示すように、本例においても、5階調から本例の15階調に階調数を増加することにより、露光時間を変えることなく、より詳細な印字濃度の設定が可能となる。
以上のように、本例の印刷装置では印字ヘッドに対するストローブ信号の重み付けを主走査方向のライン単位に変更可能としたことによって、より多くの階調数の設定を可能とすることができる。一方、階調数を同じにすれば、高速印刷が可能となる。
尚、上記例では2度打ち、3度打ち、4度打ちの例について説明したが、8度打ち等の他の分割数としてもよい。
(実施形態2)
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。
図9は本例のエンジン制御部の構成を説明する図である。但し、基本的には、前述の図2と同じ回路が含まれ、図2と同じ回路には同一番号を付して構成上の説明を省略する。本例の場合、ドットデータ制御部40は前述の図2に示すドットデータ制御部32の構成と異なり、多階調制御を行う構成である。
図10は本例を説明する図であり、同図(a)は多階調2度打ちの従来例であり、同図(b)は本例の処理を説明する図である。先ず、同図(a)のaは多階調2度打ちの例であり、100%のストローブ時間を階調数4の時間階調を行う。すなわち、レベル1が25%の時間ストローブ信号を出力し、レベル2が50%の時間ストローブ信号を出力し、レベル3が75%の時間ストローブ信号を出力し、レベル4が100%の時間ストローブ信号を出力する構成である。
また、ドット構成はAライン、Bラインの2ラインであり(同図(a)に示すb)、従って露光時間は両ラインとも0%、25%、50%、75%、100%である(同図(a)に示すc)。したがって、同図(a)のdに示すように、取り得る階調値は階調0〜階調8の9階調である。
一方、本例においては、Aライン、及びBラインにおいてトータルストローブ時間が異なり、Aラインでは従来の80%であり(同図(b)に示すa)、Bラインでは従来の120%である(同図(b)に示すb)。そして、更にAラインについて80%のストローブ時間を階調数4の時間階調を行う。この場合も、レベル1が25%であり、レベル2が50%であり、レベル3が75%であり、レベル4が100%である。したがって、Aラインではレベル1において、20%の時間ストローブ信号を出力し、レベル2において40%の時間ストローブ信号を出力し、レベル3において60%の時間ストローブ信号を出力し、レベル4において80%の時間ストローブ信号を出力する(同図(b)に示すd)。
同様に、Bラインについては120%のストローブ時間を階調数4の時間階調を行い、従ってBラインではレベル1において、30%の時間ストローブ信号を出力し、レベル2において60%の時間ストローブ信号を出力し、レベル3において90%の時間ストローブ信号を出力し、レベル4において120%の時間ストローブ信号を出力する(同図(b)に示すd)。
上記のように設定することにより、本例の場合、図10(b)のdに示す様に、階調0〜18の19階調の制御が可能となる。すなわち、Aライン及びBラインに、(0,0)、(1,0)、(0,1)、(2,0)、・・・、(4,4)の設定を行うことができ、19階調の階調設定が可能となる。この場合、1ドットの露光時間は、0%、10%、15%、・・・100%となる。
以上の結果、従来例の階調から本例の19階調に階調数を増やすことが可能となり、従来に比べて階調数を増加することができ、より詳細な階調制御を行うことができる。
図11は上記階調値に対する露光時間の関係を示す図である。尚、同図においても、Iは従来例を示し、IIは本例を示す。同図に示すように、9階調から本例の19階調に階調数を増加することにより、露光時間を変えることなく、より詳細な印字濃度の設定が可能となる。
以上のように、本例の印刷装置では印字ヘッドに対するストローブ信号の重み付けを主走査方向のライン単位に変更可能としたことによって、より多くの階調数の設定を可能とすることができる。一方、階調数を同じにすれば、高速印刷が可能となる。
尚、上記例では2度打ちの例について説明したが、3度打ち、4度打ち、8度打ち等の他の分割数としてもよい。
本実施形態の印刷装置を含む印刷システムのシステム構成図である。 エンジン制御部の具体的な構成を説明する図である。 2度打ちの実施例を説明する図である。 2度打ちの実施例における階調値に対する露光時間の関係を示す図である。 3度打ちの実施例を説明する図である。 3度打ちの実施例における階調値に対する露光時間の関係を示す図である。 4度打ちの選択例を示す図である。 4度打ちの実施例における階調値に対する露光時間の関係を示す図である。 実施形態2におけるエンジン制御部の構成図である。 実施形態2を説明する図である。 第2の実施形態における階調値に対する露光時間の関係を示す図である。
符号の説明
1・・・ホスト機器
2・・・印刷装置
3・・・プリンタサーバー
4、5・・・スプーラ
6・・・I/Fコントローラ
7・・・受信制御部
8・・・ROM
9・・・フォントROM
10・・・表示制御部
11・・・ビデオI/F制御部、
12・・・メモリ
13・・・ASIC
14・・・MPU
16・・・エンジン制御部
17・・・ASIC
18・・・MPU
19・・・ヘッド制御部
20・・・モータ制御部
21・・・印字ヘッド
22・・・メインモータ
23・・・センサ
24・・・負荷
25a・・・定着器サーミスタ
25b・・・定着器ヒータ
26・・・定着制御部
27・・・高圧制御部
28・・・高圧部
30・・・ビデオデータ受信部
31・・・ドットパターンデータ生成部
32・・・ドットデータ制御部
33・・・基本タイミング生成部
35・・・ストローブ信号生成部
36・・・副走査方向ラインカウンタ
37・・・パターンRAM
38・・・スループット切替え
39・・・MPUI/F制御部

Claims (4)

  1. 副走査方向に対して異なる分割数の設定を行う分割数設定手段と、
    該分割数の設定に従ってn個の微画素のパターンデータを生成する生成手段と、
    該微画素毎にストローブ信号の供給時間を可変して印字ヘッドに出力する印字制御手段と、
    を備えることを特徴とする印刷装置。
  2. 前記ストローブ信号の供給時間の可変は、予め設定された重み付けに従って行われることを特徴とする請求項1記載の印刷装置。
  3. 副走査方向に対して異なる分割数の設定を行う分割数設定手段と、
    該分割数の設定に従ってn個の微画素のパターンデータを生成する生成手段と、
    前記分割数の設定に従って、該分割毎に時間階調を行う時間階調手段と、
    微画素毎にストローブ信号の供給時間を可変して印字ヘッドに出力する印字制御手段と、
    を備えることを特徴とする印刷装置。
  4. 前記ストローブ信号の供給時間の可変は、予め設定された重み付けに従って行われることを特徴とする請求項3記載の印刷装置。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014213457A (ja) * 2013-04-22 2014-11-17 カシオ電子工業株式会社 画像形成装置、画像形成方法、画像形成プログラム、ヘッド制御装置、ヘッド制御方法、および、ヘッド制御プログラム

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