JP2000341522A - 印刷装置およびその画像生成方法 - Google Patents

印刷装置およびその画像生成方法

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JP2000341522A
JP2000341522A JP11148937A JP14893799A JP2000341522A JP 2000341522 A JP2000341522 A JP 2000341522A JP 11148937 A JP11148937 A JP 11148937A JP 14893799 A JP14893799 A JP 14893799A JP 2000341522 A JP2000341522 A JP 2000341522A
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JP11148937A
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Masao Hayashi
雅夫 林
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 印刷装置の階調変換部のディザマトリクステ
ーブルの容量を最小限に抑えつつ、ディザマトリクスサ
イズをフレキシブルに変化させて、多種多様なディザマ
トリクスを提供する。 【解決手段】各印刷色毎のマトリクスサイズをサイズ設
定レジスタ13、17に書込む。原階調データをディザ
マトリクステーブルのどのアドレスに参照させるかの値
をスタートアドレス設定レジスタ12、16にセットす
る。そのスタートアドレスをM進カウンタ15、19に
プレロードする。比較器14、18はカウンタ出力アド
レスがサイズ指定値と等しくなると、カウンタをリセッ
トする。アドレス合成部20はカウンタ出力アドレスか
らディザマトリクスアドレスを生成する。ディザマトリ
クスアドレスによりディザマトリクステーブル格納部2
1内の閾値データを選択する。データ比較部22は閾値
データと原階調データの比較により階調値を変更した描
画データを生成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザビームプリ
ンタに代表される高品位印刷装置およびその画像生成方
法に関し、特に双方向インタフェースを介してホストコ
ンピュータに接続され、ホストコンピュータからの印刷
データの1画素当りの濃度情報である階調情報を印刷装
置が再現可能な情報量に変換する階調値変換手段を備え
た印刷装置およびその画像生成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ホストコンピュータから送信された印刷
データの階調値を、印刷装置が印刷可能な階調値に変換
する周知の方法としては、ディザマトリクス方式,誤差
拡散方式などが挙げられる。特に、にじみ、飛び散りの
少ない乾式印刷装置である、レーザビームプリンタ及び
LED(発光ダイオード)プリンタでは、データ階調変
換法としてディザマトリクス方式を採用するケースが多
い。
【0003】ディザマトリクス方式は単位面積当りのド
ットの散らばり具合で、階調を表現する方法であって、
あらかじめm×nマトリクスに配列された閾値を定義し
たマトリクステーブルを用意して、原階調データと同一
アドレスにある閾値の比較により,単位面積内の特定ド
ットをON/OFFするか(トナーまたはインクを塗布
するか/しないか)、或いは特定ドットの形状を大きく
するか小さくするか(多値の場合)を決定するものであ
る。このマトリクステーブルの大きさ及び閾値の定義の
仕方により,印刷画像のスクリーン線数、スクリーン
角、階調値を自由に変化させることが可能となる。
【0004】多値ディザマトリクス方式は一つのアドレ
ス上に複数の閾値データを用意するものであり、その出
力値として多値データを得るものである。そして、例え
ば出力階調値が2bitの場合は3個の閾値データを、
4bitの場合は15個の閾値データを必要とする。
【0005】多値印刷が可能で、解像度も高いカラーレ
ーザビームプリンタやカラーLEDプリンタにおいては
多値ディザマトリクスを採用することが多い。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】一般的に、ディザマト
リクスのサイズが等しい場合、スクリーン角も等しくな
る。カラー印刷の場合、3原色のスクリーン角が全て等
しいと、干渉縞であるモアレ現象が生じ、画質を劣化す
る恐れがある。これを防ぐためには、印刷各色毎にサイ
ズの異なるディザマトリクスを用意し、スクリーン角を
変える必要がある。
【0007】また、印刷データの種類(テキスト/C
G,写真)によって、要求される解像度、階調値は異な
っており、カラープリンタの画像生成部は高画質を実現
するために、多種多様なマトリクスのディザテーブルを
用意しなければならなくなっている。
【0008】しかしながら、各色用にサイズの異なるデ
ィザマトリクステーブルを用意するとディザマトリクス
テーブル用のメモリ素子が大容量必要となる。これに伴
い、ディザマトリクスをASIC(特定用途向け集積回
路)で実現する場合は、ダイサイズの増大によるレイア
ウトの困難さという問題が、また外付けの既成メモリ素
子で実現する場合は、高速処理が困難になるという問題
が顕在化してくる。
【0009】本発明は、上記の課題を解決するためにな
されたもので、その目的は、印刷装置の階調変換回路を
構成するディザマトリクステーブルの構成メモリ素子の
容量を最小限に抑えつつ、ディザマトリクスサイズをフ
レキシブルに変化させて、多種多様なディザマトリクス
を提供する機能を印刷装置に実現させることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の印刷装置の発明は、複数のディザマトリ
クステーブルを印刷処理の前段階に登録することが可能
なディザマトリクステーブル格納手段と、1ページの印
刷処理の途中で、イエロー(Y),マゼンタ(M)、シ
アン(C),ブラック(K)の各色印刷毎に、任意のマ
トリクスサイズのディザマトリクステーブルを前記ディ
ザマトリクステーブル格納手段に登録するディザマトリ
クス登録手段と、ホストからの印刷データの1画素当り
の濃度情報である階調情報をディザマトリクス法を用い
て印刷装置が再現可能な情報量に変換する手段であっ
て、前記ディザマトリクス登録手段により前記ディザマ
トリクステーブル格納手段に登録した前記ディザマトリ
クステーブルの閾値データを基に、前記各印刷色毎に、
異なるマトリクスサイズの階調値変換処理を実行する階
調値変換手段とを具備することを特徴とする。
【0011】ここで、前記階調値変換手段は、前記ディ
ザマトリクステーブルのマトリクスサイズを任意に変更
するために、該マトリクスサイズを指定するディザマト
リクスXサイズ設定手段及びディザマトリクスYサイズ
設定手段と、前記ディザマトリクステーブルを印刷原稿
の任意の領域に位置付けることが可能な、ディザマトリ
クステーブルのスタートアドレスを設定するディザスタ
ートアドレス設定手段と、前記スタートアドレスを初期
値としてプレロードし、最大サイズ(M×Nマトリク
ス)のディザアドレスデータを生成可能なプレロード付
M進カウンタ及びプレロード付N進カウンタと、前記デ
ィザマトリクスサイズの設定値と前記ディザアドレスデ
ータとを比較して、該両者が一致したら前記プレロード
付M進カウンタまたは前記プレロード付N進カウンタを
クリアするXアドレス用比較手段及びYアドレス用比較
手段とを有することを特徴とすることができる。
【0012】また、前記ディザスタートアドレス設定手
段は、前記ディザマトリクスサイズを任意に指定するに
あたり、該ディザマトリクスサイズが定められた最大サ
イズ以下であれば、1ピクセル、1ライン単位でディザ
マトリクスサイズを指定できることを特徴とすることが
できる。
【0013】また、前記階調値変換手段は、前記プレロ
ード付M進カウンタから出力するディザXアドレスデー
タと前記プレロード付N進カウンタから出力するディザ
Yアドレスデータからディザマトリクスアドレスを生成
するアドレス合成手段と、該アドレス合成手段で生成さ
れた前記ディザマトリクスアドレスにより前記ディザマ
トリックス格納手段から選択された閾値データと前記階
調情報とを比較して予め定められたロジックに従って該
階調情報の階調値を変更した描画データを各色印刷毎に
生成するデータ比較手段とを有することを特徴とするこ
とができる。
【0014】また、前記ディザマトリクステーブル格納
手段は、前記ディザマトリクステーブルとして少なくと
もテーブルAとテーブルBを含み、該テーブルAにはテ
キストデータ、CGデータ向けの解像度重視のディザマ
トリクスを格納し、該テーブルBには自然画像向けの階
調値重視のディザマトリクスを格納し、前記テーブルA
と前記テーブルBはディザセレクト信号により同一ペー
ジ描画中に選択切替が可能であることを特徴とすること
ができる。
【0015】また、前記階調値変換手段は、前記プレロ
ード付M進カウンタから出力するディザXアドレスデー
タと前記プレロード付N進カウンタから出力するディザ
Yアドレスデータと前記ディザセレクト信号からディザ
マトリクスアドレスを生成するアドレス合成手段と、該
アドレス合成手段で生成された前記ディザマトリクスア
ドレスにより前記ディザマトリックス格納手段の前記テ
ーブルAと前記テーブルBのいずれか一方から選択され
た閾値データと前記階調情報とを比較して予め定められ
たロジックに従って該階調情報の階調値を変更した描画
データを各色印刷毎に生成するデータ比較手段とを有す
ることを特徴とすることができる。
【0016】また、前記描画データは印刷装置本体が表
現可能な階調幅を有する2値データまたは多値データで
あることを特徴とすることができる。
【0017】また、前記描画データを基に記録材に対し
て電子写真プリント方式により印刷処理を実行するプリ
ンタエンジンを有することを特徴とすることができる。
上記目的を達成するため、請求項9の画像生成方法の発
明は、ホストから印刷データを入力し、該印刷データを
解析して原階調データとして1pixel当り複数bi
tの階調情報を持つ画像データを生成するステップと、
イエロー(Y),マゼンタ(M)、シアン(C),ブラ
ック(K)の各色印刷毎に、各色トナー印刷データに適
したディザマトリクスを選択し、該マトリクスサイズ
(ここでXサイズ=K,Yサイズ=Lとする。)をXサ
イズ設定レジスタ、Yサイズ設定レジスタに書込むステ
ップと、所定の記憶手段に予め記憶されている前記色ト
ナー印刷用のK*Lディザマトリクステーブルデータを
ディザマトリクステーブル格納手段のK*Lの領域にコ
ピーするステップと、前記原階調データを前記ディザマ
トリクステーブルのどのアドレスに参照させるかのOF
FSETX値、OFFSETY値を決定し、決定したこ
れら値をスタートアドレス設定レジスタにセットするス
テップと、前記色トナー印刷データの階調値変換の実行
開始に応じて、前記OFFSETX値が第1のM進カウ
ンタに初期値としてプレロードされ、該M進カウンタは
1pixelの画像データが入力する度にそのカウンタ
値を1インクリメントするステップと、前記第1のM進
カウンタのカウンタ出力値であるディザXアドレスがフ
ィードバックされ、該ディザXアドレスが前記Xサイズ
設定レジスタに設定されているXサイズ指定値Kと等し
くなると、前記第1のM進カウンタをリセットするステ
ップと、前記色トナー印刷データの階調値変換の実行開
始に応じて、OFFSETY値が第2のM進カウンタに
初期値としてプレロードされ、該M進カウンタは描画ラ
インが切り替わる度度にそのカウンタ値を1インクリメ
ントするステップと、前記第2のM進カウンタのカウン
タ出力値であるディザYアドレスがフィードバックさ
れ、該ディザYアドレスが前記Yサイズ設定レジスタに
設定されている前記Yサイズ指定値Lと等しくなると、
該第2のM進カウンタをリセットするステップと、前記
ディザXアドレス、前記ディザYアドレスから前記ディ
ザマトリクステーブル格納手段内の閾値データを読み出
すためのディザマトリクスアドレスを生成するステップ
とを有することを特徴とする。
【0018】また、上記目的を達成するため、請求項1
0の画像生成方法の発明は、ホストからの印刷データを
解析して原階調データとして1pixel当り複数bi
tの階調情報を持つ画像データを生成するステップと、
イエロー(Y),マゼンタ(M)、シアン(C),ブラ
ック(K)の各色印刷毎に、各色トナー印刷データに適
したディザマトリクスを選択し、該マトリクスサイズ
(ここでXサイズ=K,Yサイズ=Lとする。)をXサ
イズ設定レジスタ、Yサイズ設定レジスタに書込むステ
ップと、所定の記憶手段に予め記憶されている各色トナ
ー印刷用の2種類のK*Lディザマトリクステーブルデ
ータ(テーブルA,テーブルB)をディザマトリクステ
ーブル格納手段のK*L*2の領域にセットするステッ
プと、前記印刷データの種類に応じて、前記テーブル
A,前記テーブルBのどちらを選択するかを決定してデ
ィザセレクト信号をセットするステップと、前記原階調
データをディザマトリクステーブルのどのアドレスに参
照させるかの値(OFFSETX,OFFSETY)を
決定し、該値をスタートアドレス設定レジスタにセット
するステップと、各色トナー印刷データの階調値変換の
実行開始に応じて、前記OFFSETX値を第1のM進
カウンタに初期値としてプレロードし、該第1のM進カ
ウンタが1pixelの画像データが入力する度にその
カウンタ値を1インクリメントするステップと、前記第
1のM進カウンタのカウンタ出力値であるディザXアド
レスがフィードバックされ、該ディザXアドレスがXサ
イズ指定値(=K)と等しくなると前記1のM進カウン
タをリセットするステップと、各色トナー印刷データの
階調値変換の実行開始に応じて、前記OFFSETY値
を第2のM進カウンタに初期値としてプレロードし、該
第2のM進カウンタが描画ラインが切り替わる度にその
カウンタ値を1インクリメントするステップと、前記第
2のM進カウンタのカウンタ出力値であるディザYアド
レスがフィードバックされ、該ディザYアドレスがYサ
イズ指定値(=L)と等しくなると前記2のM進カウン
タをリセットするステップと、前記ディザXアドレス、
前記ディザYアドレス、前記ディザセレクト信号から前
記ディザマトリクステーブル格納手段内の閾値データを
読み出すためのディザマトリクスアドレスを生成するス
テップとを有することを特徴とする。
【0019】ここで、前記ディザマトリクスアドレスを
生成するステップで生成されたディザマトリクスアドレ
スにより前記ディザマトリクステーブル格納手段内の閾
値データを選択するステップと、該選択された閾値デー
タと前記原階調データの比較により,予め定められたロ
ジックに従い、該原階調データの階調値を変更した描画
データを各色印刷毎に生成するステップとをさらに有す
ることを特徴とすることができる。
【0020】(作用)本発明では、印刷装置の画像生成
部において、複数のディザマトリクステーブルを印刷処
理の前段階に登録することが可能なディザマトリクステ
ーブル格納手段と、1ページの印刷処理の途中で、イエ
ロー(Y),マゼンタ(M)、シアン(C),ブラック
(K)の各色印刷毎に、任意のマトリクスサイズのディ
ザマトリクステーブルをディザマトリクステーブル格納
手段に登録するディザマトリクス登録手段と、ホストか
らの印刷データの1画素当りの濃度情報である階調情報
をディザマトリクス法を用いて印刷装置が再現可能な情
報量に変換する手段であって、ディザマトリックス登録
手段によりディザマトリクステーブル格納手段に登録し
たディザマトリクステーブルの閾値データを基に、各印
刷色毎に、異なるマトリクスサイズの階調値変換処理を
実行する階調値変換手段とを具備したので、最低限のメ
モリ容量によるディザマトリクステーブル格納手段と簡
易な論理回路から、多種多様なサイズのディザマトリク
スを実現し、スクリーン線数、スクリーン角、階調値を
フレキシブルに変化させることで、より高品位なカラー
印刷画像の提供を実現することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を詳細に説明する。
【0022】本発明の実施形態の構成を説明する前に、
まず本実施形態を適用するに好適なカラーレーザビーム
プリンタの構成について図5、図6を参照しながら説明
する。なお、本実施形態を適用するプリンタは、カラー
レーザビームプリンタに限られるものではなく、昇華型
プリンタ等の他のプリント方式のプリンタでも良いこと
は言うまでもない。
【0023】図5は本発明を適用可能な印刷装置の構成
を示す断面図であり、カラーレーザビームプリンタ(C
LP)の場合を示す。図5において、1600はCLP
本体であり、コントローラ1000とカラープリンタエ
ンジン1500から構成される。コントローラ1000
は、図7の外部ホストコンピュータ3000から送られ
てくる、プリンタ言語で記述されたコードデータやイメ
ージデータを受け、これらのデータに基づいて1ペ−ジ
分のマゼンタ、シアン、イエロー、ブラックの多値画像
データを生成する。プリンタエンジン1500は、その
生成された入力多値画像データに応じて変調したレーザ
ビームを感光ドラム上に走査することにより感光ドラム
上に潜像を形成し、この潜像をトナーで現像した後、記
録紙に転写し、その後トナー画像を記録紙に加熱・加圧
定着させるという周知の一連の電子写真プロセスによる
記録を行なう。1530は操作のためのスイッチおよび
LCD(液晶ディバイス)表示器等が配されている操作
パネルである。
【0024】コントローラ1000とプリンタエンジン
1500は、インタフェース信号線1200によって接
続されている。主なインタフェース信号として、/RD
Y,/PRNT,/TOP,/LSYNC、VDO7〜
VDO0、VCLKがあり、以下これについて簡単に説
明する。
【0025】/RDY信号は、コントローラ1000に
対してプリンタエンジン1500から送出される信号で
あって、プリンタエンジンが下記の/PRNT信号を受
ければ、いつでもプリント動作を開始できる状態、また
はプリント動作を継続できる状態にあることを示す信号
である。
【0026】/PRNT信号は、プリンタエンジン15
00に対してコントローラ1000から送出される信号
であって、プリント動作の開始、またはプリント動作の
継続を指示する信号である。
【0027】/TOP信号は、副走査(垂直走査)方向
の同期信号であって、コントローラ1000に対してプ
リンタエンジン1500から送出される。
【0028】/LSYNC信号は、主走査(水平走査)
方向の同期信号であって、コントローラ1000に対し
てプリンタエンジン1500から送出される。
【0029】VDO7〜VDO0信号は、プリンタエン
ジン1500に対してコントローラ1000から送出さ
れる画像信号であって、プリンタエンジンが印刷(プリ
ント)すべき画像濃度情報を示す。VDO7が最上位、
VDO0が最下位の8ビットで表わされる。プリンタエ
ンジンでは、VDO7〜VDO0信号がFFH(16
進)で現像中のトナー色の最大濃度で印字し、00Hで
印字しない。
【0030】以上の信号は転送同期信号VCLKに同期
して送出される。
【0031】次に、図5及び図6を参照して、プリンタ
エンジン1500における動作を説明する。プリンタエ
ンジン1500は、プリンタコントローラ1000から
/PRNT信号を受け取ると、駆動手段(図示しない)
により、感光ドラム1506及び転写ドラム1508を
図5に示す矢印方向に回転させる。続いて、ローラ帯電
器1509の帯電を開始し、感光ドラム1506上の電
位を所定の値に均一に帯電する。
【0032】次に、給紙ローラ1511によって、記録
用紙カセット1510から記録用紙1528を転写ドラ
ム1508に給紙する。転写ドラム1508は、中空の
支持体上に誘電体シートを張ったもので、感光ドラム1
506と同速で図5に示す矢印方向に回転する。この転
写ドラム1508に記録用紙1528が供給されると、
転写ドラムの支持体上に設けられたグリッパ1512に
よって記録用紙1528が保持され、吸着ローラ151
3及び吸着用帯電器1514により記録用紙1528を
転写ドラム1508に吸着させる。同時に、現像装置の
支持体1515を回転させて、支持体1515に支持さ
れた4つの現像装置1516M、1516C、1516
Y、1516Bkのうち、第1のトナーであるマゼンタ
(M)のトナーが入った現像装置1516Mを感光ドラ
ム1506に対向させる。なお、1516Cはシアン
(C)のトナーが入った現像装置、1516Yはイエロ
ー(Y)のトナーが入った現像装置、1516Bkはブ
ラック(Bk)のトナーが入つた現像装置である。
【0033】一方、プリンタエンジン1500は、転写
ドラム1506に吸着された記録用紙1528の先端を
検出器1517によって検出し、所定のタイミングで垂
直同期信号/TOPを発生してコントローラ1000に
送出する。
【0034】コントローラ1000は印刷ページに対す
る最初の/TOP信号を受け取ると、図8のRAM(ラ
ンダムアクセスメモリ)1002内のページメモリに格
納されている画像データのうち、第1の印刷色であるマ
ゼンタのデータを所定のタイミングで読み出す。読み出
された8ビットの画像データD7〜D0は、画像信号V
DO7〜VDO0として転送同期信号VCLKに同期し
てプリンタエンジン1500に送出される。
【0035】コントローラ1000から出力されたVD
O7〜VDO0信号は図6に示すように、パルス幅変調
回路1501に入力され、その信号レベルに応じたパル
ス幅(256段階)のレーザ駆動信号VDOとなり、レ
ーザドライバ1502に送出される。後述する現像時に
おいて、レーザ駆動信号VDOのパルス幅に応じてトナ
ーの付着量が調節でき、それにより、各色256階調の
濃淡が再現される。
【0036】次に、図6において、上記レーザ駆動信号
VDOに応じて駆動されるレーザダイオード1503か
らのレーザビーム1527は、モータ(図示しない)に
より図6に示す矢印方向に回転駆動される回転多面鏡1
504で偏向され、光路上に配置された結像レンズ15
05を経て、感光ドラム1506上を主走査方向に走査
し、感光ドラム1506上に潜像を形成する。このと
き、ビームディテクタ1507はレーザビームの走査開
始点を検出し、この検出信号から主走査の画像書き出し
タイミングを決定するための水平同期信号である/LS
YNC信号が生成される。
【0037】以上述べた主走査の動作が繰り返されて、
1ページ分のマゼンタの潜像が感光ドラム1506上に
形成されていく。
【0038】図5に戻り、感光ドラム1506上に形成
された潜像は、上記マゼンタのトナーが入った現像装置
1516Mによって現像され、マゼンタのトナー像とな
る。このマゼンタのトナー像は、転写用帯電器1519
により、回転する転写ドラム1508に吸着されている
記録用紙1528に転写される。この際、転写されずに
感光ドラム1506上に残ったトナーはクリーニング装
置1525によって除去される。以上の動作により、記
録用紙1528上に1ページ分のマゼンタのトナー像が
形成される。
【0039】次に、現像装置の支持体1515を回転さ
せて、第2のトナーであるシアンのトナーが入った現像
装置1516Cを感光ドラム1506に対向させる。続
いて、マゼンタのときと同様に、転写ドラム1508に
吸着されたまま回転する記録用紙1528の先端を検出
器1517で検出し、垂直同期信号/TOPを発生して
コントローラ1000に送出する。この垂直同期信号/
TOPを受けてコントローラ1000は上記RAM10
02内のページメモリからシアンのデータを読み出す。
以下、同様の動作により、記録用紙1528上にはマゼ
ンタのトナー像に重ねてシアンのトナー像が転写され
る。
【0040】更に、同様にして第3のトナーであるイエ
ロー、第4のトナーであるブラックのトナー像が記録用
紙1528上に重ねて転写され、フルカラーのトナー像
となる。
【0041】上記4色のトナー像が全て転写された記録
用紙1528は、分離帯電器1520を経て、分離爪1
521によって転写ドラム1508から剥がされ、搬送
手段1522により定着装置1523に供給される。ま
た、このとき、転写ドラムクリーナ1526によって転
写ドラム1508の表面の清掃が行なわれる。
【0042】記録用紙上のトナー像は定着装置1523
で加熱、加圧されることによって熔融固着され、最終的
なカラー出力画像となる。そして、記録の終了した記録
用紙は排紙トレイ1524に排紙される。
【0043】図7は図5のプリンタ1600へ画像デー
タを供給するホストコンピュータの構成を示す。ここ
で、3000はホストコンピュータであり、2000は
ホストコンピュータ制御ユニットである。ホストコンピ
ュータ制御ユニット2000は、ROM(リードオンリ
メモリ)2003のプログラム用ROMに記憶された文
書処理プログラム等に基づいて図形,イメージ,文字,
表(表計算等を含む)等が混在した文書処理を実行する
CPU(中央演算処理ユニット)2001を具え、この
CPU2001がシステムバス2004に接続される各
デバイスを総括的に制御する。
【0044】また、このROM2003のプログラム用
ROMにはCPU2001の制御プログラム等を記憶
し、ROM2003のフォント用ROMには上記文書処
理の際に使用するフォントデータ等を記憶し、ROM2
003のデータ用ROMは上記文書処理等を行う際に使
用する各種データ(例えば、オーバレイフォームデー
タ、背景イメージデータ、外字)を記憶する。2002
はRAMであって、CPU2001の主メモリ,ワーク
エリア等として機能する。
【0045】2005はキーボードコントローラ(KB
C)で、キーボード3001やポインティングデバイス
(図示しない)からのキー入力を制御する。2006は
CRTコントローラ(CRTC)で、CRT(陰極線
管)ディスプレイ(CRT)3002の表示を制御す
る。2007はディスクコントローラ(DKC)で、ブ
ートプログラム,種々のアプリケーション,フォントデ
ータ,ユーザファイル,編集ファイル等を記憶するハー
ドディスク(HD)、フロッピーディスク(FD)等の
外部メモリ3003とのアクセスを制御する。
【0046】2008はプリンタコントローラ(PRT
C)で、所定の双方向性インタフェース(インタフェー
ス)2009を介してプリンタ1600に接続されて、
プリンタ1600との通信制御処理を実行する。
【0047】なお、CPU2001は、例えばRAM2
002上に設定された表示情報RAMへのアウトライン
フォントの展開(ラスタライズ)処理を実行し、CRT
3002上でのWYSIWYG(ウィジウィグ;見たま
まのものが得られる)を可能としている。また、CPU
2001は、CRT3002上のマウスカーソル等(図
示しない)で指示されたコマンドに基づいて登録された
種々のウインドウを開き、種々のデータ処理を実行す
る。
【0048】図8は本発明の実施形態におけるプリンタ
制御システム1000の構成を示すブロック図である。
なお、本発明の機能が実行されるのであれば、単体の機
器であっても、複数の機器からなるシステムであって
も、LAN(ローカル・エリア・ネットワーク)等のネッ
トワークを介して処理が行われるシステムであっても、
本発明を適用できることは言うまでもない。
【0049】プリンタ1600はプリンタ制御システム
1000を備えており、このプリンタ制御システム10
00において、1001はプリンタCPUで、ROM1
003のプログラム用ROMに記憶された制御プログラ
ム等、或いは拡張用ROMモジュール1004に記憶さ
れた制御プログラム等に基づいてシステムバス1005
に接続される各種のデバイスとのアクセスを総括的に制
御し、印刷部インタフェース1006を介して接続され
る印刷部(プリンタエンジン)1500に出力情報とし
ての画像信号を出力する。また、このROM1003の
プログラムROMには、CPU1001の制御ブログラ
ム等を記憶する。ROM1003のフォント用ROMに
は上記出力情報を生成する際に使用するフォントデータ
等を記憶し、ROMl003のデータ用ROMには、ホ
ストコンピュータ上で利用されるオーバレイフォーム、
外字情報等を記憶している。
【0050】CPU1001は入力部l008を介して
ホストコンピュータ3000との通信処理が可能となっ
ており、プリンタ内の情報等をホストコンピュータ30
00に通知可能に構成されている。1002はCPU1
001の主メモリ、ワークエリア、ページメモリ等とし
て機能するRAMであって、増設ポート(図示しない)
に接続される拡張用RAMモジュールにより、メモリ容
量を拡張することができるように構成されている。な
お、RAM1002は、出力情報展開領域、環境データ
格納領域等に用いられる。上述したICカード等の拡張
用ROMモジュール(外部メモリ)1004は、メモリ
コントローラ(MC)1009によりアクセスを制御さ
れる。拡張用ROMモジュール1004は、オプション
として接続され、フォントデータ、エミュレーションプ
ログラム、フォームデータ等を記憶する。
【0051】1010は本発明が適用された画像生成部
であって、CPU1001が演算により印刷データを生
成するのを補助するハードウェアである。印刷データの
拡大縮小,回転,色変換,重ね合わせなどを論理回路に
より高速処理する機能を持つ。また、1530は図5で
前述した操作部であって、操作のためのスイッチおよび
LCD表示器等が配されている。
【0052】また、上述の拡張用モジュール1004は
1個に限らず、少なくとも1個以上備え、内蔵フォント
に加えてオプションフォントカード,言語系の異なるプ
リンタ制御言語を解釈するプログラムを格納した外部メ
モリを複数接続できるように構成されていても良い。さ
らに、NVRAM(不揮発性RAM;図示しない)を持
ち、これに操作パネル1530からのプリンタモード設
定情報を記憶するようにしても良い。
【0053】本発明は、これらのユニットから構成され
たプリントシステムにおいて、プリンタ1600の画像
生成部1010にディザマトリクス法を採用し、印刷デ
ータに応じた多種多様なディザマトリクステーブルを供
給することにより、階調表現豊かな印刷結果を実現する
ものである。
【0054】以下に本発明の各実施形態についての詳細
を述べる。
【0055】(第1の実施形態)図1は、本発明の第1
の実施形態である、ディザマトリクスサイズをフレキシ
ブルに切換可能な(但しM*Mサイズ以下)プリンタ階
調値変換部の構成示すブロック図である。このプリンタ
階調値変換部は図8の画像生成部1010内に設けられ
る。なお図中、既に説明ずみの構成要素と同様なブロッ
クには同一の番号を付してその詳細な説明は省略する。
【0056】ここで、11は階調値変換部であって、デ
ィザX軸スタートアドレス設定レジスタ(OFFSET
X)12、同じくディザY軸スタートアドレス設定レジ
スタ(OFFSETY)16、ディザXサイズ設定レジ
スタ(X SIZE)13、同じくディザYサイズ設定
レジスタ(Y SIZE)17、データ比較器14およ
び18、プレロード機能付M進カウンタ15および1
9、アドレス合成部20,SRAM等の書換可能メモリ
から成るディザマトリクステーブル格納部21,および
データ比較部22とから構成される。
【0057】図2は図1の階調値変換部11を含む本発
明の一実施形態の動作手順を示すフローチャートであ
る。以下、図1及び図2、図8を参照して、より具体的
なデータの流れについて説明する。本実施形態のディザ
マトリクステーブル格納部21には、M×Mの方形ディ
ザマトリクス閾値データの書き込みを可能とする。この
場合、ディザマトリクステーブル格納部21に必要なメ
モリ容量は、M×M×(閾値データbit長)である。
【0058】まず、プリンタ1600のCPU1001
は、ホストコンピュータ3000から印刷データを入力
し(S1;Sはステップ)、その印刷データをプログラ
ムROM1003のプログラムにより解析して、原階調
データ113として1pixel(ピクセル;画素)当
り複数bitの階調情報を持つ画像データを生成する
(S2)。
【0059】同時にCPU1001は、Y(イエロー)
トナー印刷データに適したディザマトリクスを選択し、
そのマトリクスサイズ(ディザXサイズ104、ディザ
Yサイズ108)を所定のレジスタ(Xサイズ設定レジ
スタ13、Yサイズ設定レジスタ17)に書込む(ここ
で、Xサイズ=K,Yサイズ=Lとしておく。)(S3
1)。
【0060】次いで、CPU1001はROM1003
に格納されている、Yトナー印刷用のK*Lディザマト
リクステーブルデータをディザマトリクステーブル格納
部21のK*Lの領域にコピーする(S32)。
【0061】さらに,CPU1001は原階調データ1
13をディザマトリクステーブルのどのアドレスに参照
させるかの値(OFFSETX,OFFSETY)を決
定し、この値をスタートアドレス設定レジスタ12、1
6にセットする(S33)。
【0062】Yトナー印刷データの階調値変換が実行さ
れると、OFFSETX値(LOAD)103がM進カ
ウンタ15に初期値としてプレロードされ、M進カウン
タ15は1pixelの画像データが入力する度(pi
xel信号101)にそのカウンタ値を1インクリメン
トする。M進カウンタ15のカウンタ出力値であるディ
ザXアドレス106は、比較器14にフィードバックさ
れ、Xサイズ指定値104(=K)と等しくなると、M
進カウンタ15をリセットする。これによりM進カウン
タ15はK進カウンタとして機能することとなる。
【0063】同様に、M進カウンタ19にはOFFSE
TY値(LOAD)107が初期値としてプレロードさ
れ、描画ラインが切り替わる度(Line信号102)
にそのカウンタ値を1インクリメントして、ディザYア
ドレス110を出力し、このディザYアドレス110が
Yサイズ指定値108(=L)と等しくなると、カウン
タがリセットする、L進カウンタとして機能する。
【0064】ディザXアドレス信号l06、ディザYア
ドレス信号110はアドレス合成部20に入力して、デ
ィザマトリクスアドレス111を生成する。ディザマト
リクスアドレス111により、ディザマトリクステーブ
ル格納部21内の閾値データ112が選択され、この閾
値データ112はデータ比較部22へ入力する。
【0065】データ比較部22においては、閾値データ
112と原階調データ113の比較により、予め定めら
れたロジックに従い、階調値を変更した描画データ11
4を生成し(S34)、この生成した描画データ114
をRAM1002内に予約された描画メモリへ格納する
(S35)。この時、描画データ114の階調幅は印刷
装置本体が表現可能な階調幅であり、2値データで有る
ことは勿論、多値データである場合もある。
【0066】以上の処理動作により、M×Mディザマト
リクス格納部21を用いてK×Lディザマトリクスサイ
ズの階調値変換を施したYトナー印刷用の描画データが
得られ、プリンタエンジン1500ではこの描画データ
を用いて前述した印刷動作により印刷処理される(S3
6)。
【0067】同様に、Mトナー印刷描画データを生成す
るにあたり、ディザXサイズ設定レジスタ13,ディザ
Yサイズ設定レジスタ17に、意図するサイズ値を設定
して、ディザマトリクステーブル格納部21のディザマ
トリクステーブルデータを変更することにより、Yトナ
ーとは異なるディザマトリクスサイズにより階調変換を
施したMトナー印刷描画データを得ることができる(S
4)。Cトナー印刷時(S5),Kトナー印刷時(S
6)も同様である。
【0068】以上の処理動作により、各印刷色毎にディ
ザマトリクスサイズの微妙な変更を施すことで、モアレ
の防止によるカラー印刷画質の向上が期待できる。ま
た、印刷データの種類に応じてスクリーン線数を変えた
い時も、ディザマトリクスサイズを変更することで、容
易にそれを変更することが可能となる。
【0069】(第2の実施形態)図3は、本発明の第2
の実施形態である、ディザマトリクスサイズフレキシブ
ル切換可能な(但しM*Mサイズ以下)プリンタ階調値
変換部の構成示すブロック図である。なお図中、図1で
既に説明ずみの構成要素と同様なブロックには同一の番
号を付してその詳細な説明は省略する。
【0070】ここで、41は本実施形態の階調値変換部
であって、ディザX軸スタートアドレス設定レジスタ1
2、同じくディザY軸スタートアドレス設定レジスタ1
6、ディザXサイズ設定レジスタ13、同じくディザY
サイズ設定レジスタ17、データ比較器14、18、プ
レロード機能付M進カウンタ15、19、アドレス合成
部42,SRAM等の書換可能メモリから成るディザマ
トリクステーブル格納部43,データ比較部22から構
成される。
【0071】図4は図3の階調値変換部41を含む本実
施形態の動作手順を示すフローチャートである。以下、
図3及び図4、図8を参照してより具体的なデータの流
れについて説明する。
【0072】本実施形態のディザマトリクステーブル格
納部43には、M×Mの方形ディザマトリクス閾値デー
タを2種類(テーブルA,テーブルB)書き込み可能と
する。この場合、ディザマトリクステーブル格納部43
に必要なメモリ容量は、M×M×(閾値データbit
長)×2である。
【0073】一般に、カラー印刷の場合には、テキスト
データ、CG(コンピュータ・グラフィック)データ、
自然画像というような印刷データの種類により、印刷画
像の解像度、階調値を変えた方が画質が向上する。本実
施形態では、上記テーブルAにはテキストデータ、CG
データ向けの解像度重視のディザマトリクスを格納し、
上記テーブルBには自然画像向けの階調値重視のディザ
マトリクスを格納する。
【0074】テーブルAとテーブルBはディザセレクト
信号(select)201により同一ページ描画中に
選択切替が可能である。
【0075】ホストコンピュータ3000からの印刷デ
ータをプログラムROM1003により解析したプリン
タ1600のCPU1001は、原階調データ113と
して1pixel当り複数bitの階調情報を持つ画像
データを生成する(S11,S12)。
【0076】同時にCPU1001は、Yトナー印刷デ
ータに適したディザマトリクスを選択し、そのマトリク
スサイズ(ディザズサイズ104、ディザYサイズ10
8)を所定のレジスタ(Xサイズ設定レジスタ13、Y
サイズ設定レジスタ17)に書込む(ここでXサイズ=
K,Yサイズ=Lとする。)(S131)。
【0077】次いで、CPU1001はROM1003
に格納されている、Yトナー印刷用の2種類のK*Lデ
ィザマトリクステーブルデータ(テーブルA,テーブル
B)をディザマトリクステーブル格納部43のK*L*
2の領域にセットする(S132,S133)。
【0078】次いで、CPU1001は印刷データの種
類に応じて、テーブルA,テーブルBのどちらを選択す
るかを決定し、ディザセレクト信号201をセットする
(S134)。
【0079】さらに、CPU1001は原階調データ1
13をディザマトリクステーブルのどのアドレスに参照
させるかの値(OFFSETX,OFFSETY)を決
定し、この値をスタートアドレス設定レジスタ12,1
6にセットする(S135)。
【0080】Yトナー印刷データの階調値変換が実行さ
れると、OFFSETX値103がM進カウンタ15に
初期値としてプレロードされ、M進カウンタ15は1p
ixelの画像データが入力する度(pixel信号1
01)にそのカウンタ値を1インクリメントする。M進
カウンタ15のカウンタ出力値であるディザXアドレス
106は比較器14にフィードバックされ、Xサイズ指
定値104(=K)と等しくなると信号105によりカ
ウンタ15をリセットする。これによりM進カウンタ1
5はK進カウンタとして機能することとなる。
【0081】同様に、M進カウンタ19にはOFFSE
TY値107が初期値としてプレロードされ、描画ライ
ンが切り替わる度(Line信号102)にM進カウン
タ19はそのカウンタ値を1インクリメントして、ディ
ザYアドレス110を比較器18へ出力し、ディザYア
ドレス110がYサイズ指定値108(=L)と等しく
なるとカウンタがリセットする、L進カウンタとして機
能する。
【0082】上記のディザXアドレス信号106、ディ
ザYアドレス信号110、ディザセレクト信号201は
アドレス合成部42に入力して、アドレス合成部42に
よりディザマトリクスアドレス111を生成する。生成
されたディザマトリクスアドレス111により、ディザ
マトリクステーブル格納部43内の閾値データ112が
選択され、選択された閾値データ112はデータ比較部
22へ入力する。
【0083】データ比較部22においては、閾値データ
112と原階調データ113の比較により,予め定めら
れたロジックに従い、階調値を変更した描画データ11
4を生成し(S136)、生成した描画データ114を
RAM1002内に予約された描画メモリへ格納する
(S137)。この時、描画データ114の階調幅は、
印刷装置本体が表現可能な階調幅であり、2値データで
有ることは勿論,多値データである場合もある。
【0084】以上により2種類のM×Mディザマトリク
ス格納部を用いて、印刷データの種類に応じて、階調
値、解像度を変えた2種類のK×Lディザマトリクスサ
イズによる階調値変換を施したYトナー印刷用の描画デ
ータが得られる。この描画データを用いてプリンタエン
ジン1500により印刷する(S138)。
【0085】同様に、Mトナー印刷描画データを生成す
るにあたり、ディザXサイズ設定レジスタ13,ディザ
Yサイズ設定レジスタ17に、意図するサイズ値を設定
して、ディザマトリクステーブル格納部43のディザマ
トリクステーブルデータを変更することにより、Yトナ
ーとは異なるディザマトリクスサイズにより階調変換を
施したMトナー印刷描画データを得ることができる(S
14)。
【0086】Cトナー印刷時,Kトナー印刷時も同様で
ある(S15,S16)。
【0087】以上により、各印刷色毎にディザマトリク
スサイズの微妙な変更を施すことで、モアレの防止によ
るカラー印刷画質の向上が期待できる。
【0088】また、印刷データの種類に応じてスクリー
ン線数を変えたい時も、ディザマトリクスサイズを変更
することで、これを容易に変更することが可能となる。
【0089】さらに、写真、CGデータ、テキストデー
タが混在している画像においても、同一色印刷途中でデ
ィザマトリクスを最適なものに切り替えることで、画質
のより一層の向上が実現できる。
【0090】(他の実施形態)なお、上述の本発明の各
実施形態において、プレロード付M進カウンタ15、1
9は同じ最大サイズのM進カウンタである必要はなく、
一方のカウンタ19だけN進カウンタであってもよい
(M≠N)。
【0091】また、本発明は、複数の機器(例えば、ホ
ストコンピュータ、インタフェース機器、リーダ、プリ
ンタなど)から構成されるシステムに適用しても、1つ
の機器からなる装置(例えば、プリンタ、複写機、ファ
クシミリ装置など)に適用してもよい。
【0092】また、本発明の目的は、前述した実施の形
態の機能を実現するソフトウエアのプログラムコードを
記録した記録媒体(記憶媒体)を、システムあるいは装
置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ
(またはCPUやMPU)が記録媒体に格納されたプロ
グラムコードを読み出し、実行することによっても、達
成されることは言うまでもない。
【0093】この場合、記録媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が前述した実施の形態の機能を実現す
ることになり、そのプログラムコードを記録した記録媒
体は本発明を構成することになる。
【0094】そのプログラムコードを記録し、またテー
ブル等の変数データを記録する記録媒体としては、例え
ばフロッピディスク(FD)、ハードディスク、光ディ
スク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気
テープ、不揮発性のメモリカード(ICメモリカー
ド)、ROMなどを用いことができる。
【0095】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、前述の実施の形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づいて、コンピュータ上で稼動しているOS(オ
ペレーティングシステム)などが実際の処理の一部また
は全部を行ない、その処理によって前述した実施の形態
の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもな
い。
【0096】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
複数のディザマトリクステーブルを印刷処理の前段階に
登録することが可能なディザマトリクステーブル格納手
段と、1ページの印刷処理の途中で、イエロー(Y),
マゼンタ(M)、シアン(C),ブラック(K)の各色
印刷毎に、任意のマトリクスサイズのディザマトリクス
テーブルをディザマトリクステーブル格納手段に登録す
るディザマトリクス登録手段と、ホストからの印刷デー
タの1画素当りの濃度情報である階調情報をディザマト
リクス法を用いて印刷装置が再現可能な情報量に変換す
る手段であって、ディザマトリックス登録手段によりデ
ィザマトリクステーブル格納手段に登録したディザマト
リクステーブルの閾値データを基に、各印刷色毎に、異
なるマトリクスサイズの階調値変換処理を実行する階調
値変換手段とを具備したので、最低限のメモリ容量によ
るディザマトリクステーブル格納手段と簡易な論理回路
を用いて、多種多様なサイズのディザマトリクスを実現
し、スクリーン線数、スクリーン角、階調値をフレキシ
ブルに変化させることで、より高品位なカラー印刷が実
現可能となるという効果が得られる。
【0097】また、本発明によれば、印刷データの種類
に応じてスクリーン線数を変えたい時も、ディザマトリ
クスサイズを変更することで、これを容易に変更するこ
とが可能となる。
【0098】さらに、本発明によれば、、写真、CGデ
ータ、テキストデータが混在している画像においても、
同一色印刷途中でディザマトリクスを最適なものに切り
替えることで、画質のより一層の向上が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態の印刷装置の画像生成
部内の階調値変換部の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施形態の画像処理手順を示す
フローチャートである。
【図3】本発明の第2の実施形態例の印刷装置の画像生
成部内の階調値変換部の構成を示すブロック図である。
【図4】本発明の第2の実施形態の画像処理手順を示す
フローチャートである。
【図5】本発明を適用するのに好適なカラーレーザビー
ムプリンタの構造例を示す断面図である。
【図6】図5のカラーレーザビームプリンタの光学ユニ
ットの構成例を示すブロック付き配置構成図である。
【図7】ホストコンピュータの構成例を示すブロック図
である。
【図8】図5のレーザビームプリンタの制御システムの
構成例を示すブロック図である。
【符号の説明】
11,41 階調値変換部 12,16 ディザスタートアドレス設定レジスタ 13,17 ディザマトリクスサイズ設定レジスタ 14,18 比較器(コンパレータ) 15,19 M進カウンタ 20,42 アドレス合成部 21,43 ディザマトリクステーブル格納部 22 データ比較部 1000 プリンタコントローラ 1001 プリンタのCPU 1002 プリンタのRAM 1003 プリンタのROM 1004 外部メモリ 1005 プリンタシステムバス 1006 印刷部インタフェース(I/F) 1008 入力部(ホストインタフェース) 1009 プリンタメモリコントローラ(MC) 1010 画像生成部 1200 インタフェース信号線 1500 カラープリンタエンジン 1501 パルス幅変調回路 1502 レーザドライバ 1503 レーザダイオード 1504 回転多面鏡 1505 結像レンズ 1506 感光ドラム 1507 ビームディテクタ 1508 転写ドラム 1509 ローラ帯電器 1510 給紙カセット 1511 給紙ローラ 1512 グリッパ 1513 吸着ローラ 1514 吸着用帯電器 1515 現像装置支持体 1516 各色現像装置 1517 記録紙先端検出器 1518 光学ユニット 1519 転写用帯電器 1520 分離帯電器 1521 分離爪 1522 搬送手段 1523 定着装置 1524 排紙トレイ 1525 クリーニング装置 1526 転写ドラムクリーナ 1527 レーザビーム 1528 記録紙 1530 操作部 1600 カラープリンタ 2000 ホストコンピュータ制御ユニット 2001 ホストのCPU 2002 ホストのRAM 2003 ホストのROM 2004 ホストシステムバス 2005 キーボードコントローラ 2006 CRTコントローラ 2007 ホストメモリコントローラ 2008 プリンタコントローラ 3000 ホストコンピュータ 3001 キーボード 3002 CRT 3003 ホスト外部メモリ

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のディザマトリクステーブルを印刷
    処理の前段階に登録することが可能なディザマトリクス
    テーブル格納手段と、 1ページの印刷処理の途中で、イエロー(Y),マゼン
    タ(M)、シアン(C),ブラック(K)の各色印刷毎
    に、任意のマトリクスサイズのディザマトリクステーブ
    ルを前記ディザマトリクステーブル格納手段に登録する
    ディザマトリクス登録手段と、 ホストからの印刷データの1画素当りの濃度情報である
    階調情報をディザマトリクス法を用いて印刷装置が再現
    可能な情報量に変換する手段であって、前記ディザマト
    リクス登録手段により前記ディザマトリクステーブル格
    納手段に登録した前記ディザマトリクステーブルの閾値
    データを基に、前記各印刷色毎に、異なるマトリクスサ
    イズの階調値変換処理を実行する階調値変換手段とを具
    備することを特徴とする印刷装置。
  2. 【請求項2】 前記階調値変換手段は、 前記ディザマトリクステーブルのマトリクスサイズを任
    意に変更するために、該マトリクスサイズを指定するデ
    ィザマトリクスXサイズ設定手段及びディザマトリクス
    Yサイズ設定手段と、 前記ディザマトリクステーブルを印刷原稿の任意の領域
    に位置付けることが可能な、ディザマトリクステーブル
    のスタートアドレスを設定するディザスタートアドレス
    設定手段と、 前記スタートアドレスを初期値としてプレロードし、最
    大サイズ(M×Nマトリクス)のディザアドレスデータ
    を生成可能なプレロード付M進カウンタ及びプレロード
    付N進カウンタと、 前記ディザマトリクスサイズの設定値と前記ディザアド
    レスデータとを比較して、該両者が一致したら前記プレ
    ロード付M進カウンタまたは前記プレロード付N進カウ
    ンタをクリアするXアドレス用比較手段及びYアドレス
    用比較手段とを有することを特徴とする請求項1に記載
    の印刷装置。
  3. 【請求項3】 前記ディザスタートアドレス設定手段
    は、前記ディザマトリクスサイズを任意に指定するにあ
    たり、該ディザマトリクスサイズが定められた最大サイ
    ズ以下であれば、1ピクセル、1ライン単位でディザマ
    トリクスサイズを指定できることを特徴とする請求項2
    に記載の印刷装置。
  4. 【請求項4】 前記階調値変換手段は、 前記プレロード付M進カウンタから出力するディザXア
    ドレスデータと前記プレロード付N進カウンタから出力
    するディザYアドレスデータからディザマトリクスアド
    レスを生成するアドレス合成手段と、 該アドレス合成手段で生成された前記ディザマトリクス
    アドレスにより前記ディザマトリックス格納手段から選
    択された閾値データと前記階調情報とを比較して予め定
    められたロジックに従って該階調情報の階調値を変更し
    た描画データを各色印刷毎に生成するデータ比較手段と
    を有することを特徴とする請求項2または3に記載の印
    刷装置。
  5. 【請求項5】 前記ディザマトリクステーブル格納手段
    は、前記ディザマトリクステーブルとして少なくともテ
    ーブルAとテーブルBを含み、該テーブルAにはテキス
    トデータ、CGデータ向けの解像度重視のディザマトリ
    クスを格納し、該テーブルBには自然画像向けの階調値
    重視のディザマトリクスを格納し、 前記テーブルAと前記テーブルBはディザセレクト信号
    により同一ページ描画中に選択切替が可能であることを
    特徴とする請求項2または3に記載の印刷装置。
  6. 【請求項6】 前記階調値変換手段は、 前記プレロード付M進カウンタから出力するディザXア
    ドレスデータと前記プレロード付N進カウンタから出力
    するディザYアドレスデータと前記ディザセレクト信号
    からディザマトリクスアドレスを生成するアドレス合成
    手段と、 該アドレス合成手段で生成された前記ディザマトリクス
    アドレスにより前記ディザマトリックス格納手段の前記
    テーブルAと前記テーブルBのいずれか一方から選択さ
    れた閾値データと前記階調情報とを比較して予め定めら
    れたロジックに従って該階調情報の階調値を変更した描
    画データを各色印刷毎に生成するデータ比較手段とを有
    することを特徴とする請求項5に記載の印刷装置。
  7. 【請求項7】 前記描画データは印刷装置本体が表現可
    能な階調幅を有する2値データまたは多値データである
    ことを特徴とする請求項4または6に記載の印刷装置。
  8. 【請求項8】 前記描画データを基に記録材に対して電
    子写真プリント方式により印刷処理を実行するプリンタ
    エンジンを有することを特徴とする請求項7に記載の印
    刷装置。
  9. 【請求項9】 ホストから印刷データを入力し、該印刷
    データを解析して原階調データとして1pixel当り
    複数bitの階調情報を持つ画像データを生成するステ
    ップと、 イエロー(Y),マゼンタ(M)、シアン(C),ブラ
    ック(K)の各色印刷毎に、各色トナー印刷データに適
    したディザマトリクスを選択し、該マトリクスサイズ
    (ここでXサイズ=K,Yサイズ=Lとする。)をXサ
    イズ設定レジスタ、Yサイズ設定レジスタに書込むステ
    ップと、 所定の記憶手段に予め記憶されている前記色トナー印刷
    用のK*Lディザマトリクステーブルデータをディザマ
    トリクステーブル格納手段のK*Lの領域にコピーする
    ステップと、 前記原階調データを前記ディザマトリクステーブルのど
    のアドレスに参照させるかのOFFSETX値、OFF
    SETY値を決定し、決定したこれら値をスタートアド
    レス設定レジスタにセットするステップと、 前記色トナー印刷データの階調値変換の実行開始に応じ
    て、前記OFFSETX値が第1のM進カウンタに初期
    値としてプレロードされ、該M進カウンタは1pixe
    lの画像データが入力する度にそのカウンタ値を1イン
    クリメントするステップと、 前記第1のM進カウンタのカウンタ出力値であるディザ
    Xアドレスがフィードバックされ、該ディザXアドレス
    が前記Xサイズ設定レジスタに設定されているXサイズ
    指定値Kと等しくなると、前記第1のM進カウンタをリ
    セットするステップと、 前記色トナー印刷データの階調値変換の実行開始に応じ
    て、OFFSETY値が第2のM進カウンタに初期値と
    してプレロードされ、該M進カウンタは描画ラインが切
    り替わる度度にそのカウンタ値を1インクリメントする
    ステップと、 前記第2のM進カウンタのカウンタ出力値であるディザ
    Yアドレスがフィードバックされ、該ディザYアドレス
    が前記Yサイズ設定レジスタに設定されている前記Yサ
    イズ指定値Lと等しくなると、該第2のM進カウンタを
    リセットするステップと、 前記ディザXアドレス、前記ディザYアドレスから前記
    ディザマトリクステーブル格納手段内の閾値データを読
    み出すためのディザマトリクスアドレスを生成するステ
    ップとを有することを特徴とする画像生成方法。
  10. 【請求項10】 ホストからの印刷データを解析して原
    階調データとして1pixel当り複数bitの階調情
    報を持つ画像データを生成するステップと、イエロー
    (Y),マゼンタ(M)、シアン(C),ブラック
    (K)の各色印刷毎に、各色トナー印刷データに適した
    ディザマトリクスを選択し、該マトリクスサイズ(ここ
    でXサイズ=K,Yサイズ=Lとする。)をXサイズ設
    定レジスタ、Yサイズ設定レジスタに書込むステップ
    と、 所定の記憶手段に予め記憶されている各色トナー印刷用
    の2種類のK*Lディザマトリクステーブルデータ(テ
    ーブルA,テーブルB)をディザマトリクステーブル格
    納手段のK*L*2の領域にセットするステップと、 前記印刷データの種類に応じて、前記テーブルA,前記
    テーブルBのどちらを選択するかを決定してディザセレ
    クト信号をセットするステップと、 前記原階調データをディザマトリクステーブルのどのア
    ドレスに参照させるかの値(OFFSETX,OFFS
    ETY)を決定し、該値をスタートアドレス設定レジス
    タにセットするステップと、 各色トナー印刷データの階調値変換の実行開始に応じ
    て、前記OFFSETX値を第1のM進カウンタに初期
    値としてプレロードし、該第1のM進カウンタが1pi
    xelの画像データが入力する度にそのカウンタ値を1
    インクリメントするステップと、 前記第1のM進カウンタのカウンタ出力値であるディザ
    Xアドレスがフィードバックされ、該ディザXアドレス
    がXサイズ指定値(=K)と等しくなると前記1のM進
    カウンタをリセットするステップと、 各色トナー印刷データの階調値変換の実行開始に応じ
    て、前記OFFSETY値を第2のM進カウンタに初期
    値としてプレロードし、該第2のM進カウンタが描画ラ
    インが切り替わる度にそのカウンタ値を1インクリメン
    トするステップと、 前記第2のM進カウンタのカウンタ出力値であるディザ
    Yアドレスがフィードバックされ、該ディザYアドレス
    がYサイズ指定値(=L)と等しくなると前記2のM進
    カウンタをリセットするステップと、 前記ディザXアドレス、前記ディザYアドレス、前記デ
    ィザセレクト信号から前記ディザマトリクステーブル格
    納手段内の閾値データを読み出すためのディザマトリク
    スアドレスを生成するステップとを有することを特徴と
    する画像生成方法。
  11. 【請求項11】 前記ディザマトリクスアドレスを生成
    するステップで生成されたディザマトリクスアドレスに
    より前記ディザマトリクステーブル格納手段内の閾値デ
    ータを選択するステップと、 該選択された閾値データと前記原階調データの比較によ
    り,予め定められたロジックに従い、該原階調データの
    階調値を変更した描画データを各色印刷毎に生成するス
    テップとをさらに有することを特徴とする請求項9また
    は10に記載の画像生成方法。
  12. 【請求項12】 前記描画データは印刷装置本体が表現
    可能な階調幅を有する2値データまたは多値データであ
    ることを特徴とする請求項11に記載の画像生成方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7684081B2 (en) 2005-06-30 2010-03-23 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Color image processing apparatus and program to speed up multi-valued conversion processing using dither matrixes and counters
JP2013061851A (ja) * 2011-09-14 2013-04-04 Ricoh Co Ltd メモリコントローラ及びsimd型プロセッサ

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