JPH1188563A - 画像処理装置および画像処理方法 - Google Patents

画像処理装置および画像処理方法

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JPH1188563A
JPH1188563A JP9246997A JP24699797A JPH1188563A JP H1188563 A JPH1188563 A JP H1188563A JP 9246997 A JP9246997 A JP 9246997A JP 24699797 A JP24699797 A JP 24699797A JP H1188563 A JPH1188563 A JP H1188563A
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Masao Hayashi
雅夫 林
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ネットワークに接続されている画像処理装置
は、複数のユーザあるいは外部機器から利用されるた
め、画像処理装置を識別する特定のパターンを出力画像
に付加しただけでは、画像処理装置を特定することはで
きても、ユーザまでは特定できない。 【解決手段】 印刷画像生成部103は、ホストコンピ
ュータ3000から出力される画像データをビットマッ
プデータに展開し、印刷画像格納部109へ出力する。
ホストコード、ユーザコード格納部101は、ホストコ
ンピュータ3000から出力されるホストコードおよび
ユーザコードを格納する。プリンタコード格納部105
は、プリンタコードを格納する。パターン発生部102
は、ホストコード、ユーザコード、プリンタコードをパ
ターン化し、パターン格納部104に出力する。パター
ン付加部106は、パターン格納部104から出力され
たユーザに固有な情報等を示すパターンを印刷画像格納
部109から出力された画像データに白ドットで付加す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像処理装置およ
び画像処理方法に関し、例えば、紙幣や有価証券等の特
定原稿の偽造を防ぐことを目的とする画像処理装置およ
び画像処理方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】プリンタや複写機等の画像処理装置の高
画質化、カラー化に伴い、紙幣や有価証券等、本来複写
されるべきでない特定原稿が複写され、使用されるとい
う社会問題が発生する恐れがある。
【0003】この問題を防止するために、画像処理装置
から出力する画像全てに、画像処理装置等を識別する特
定のパターンを付加するという方法が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した技術
においては、次のような問題がある。ネットワークに接
続されている画像処理装置は、複数のユーザあるいは外
部機器から利用されるため、画像処理装置を識別する特
定のパターンを出力画像に付加しただけでは、画像処理
装置を特定することはできても、ユーザまでは特定でき
ないという問題がある。
【0005】また、画像処理装置から出力する画像全て
に画像処理装置を特定するためのパターンを付加する画
像処理装置では、出力画像全体に特定のパターンを付加
するため、出力画像の画質が劣化するという問題があ
る。
【0006】本願発明は、上記の問題を解決するもので
あり、出力画像から画像を出力した画像処理装置だけで
なくユーザまたはユーザの使用する装置を特定すること
ができる装置および方法を提供することを目的とする。
【0007】また、上記画像処理装置、ユーザまたはユ
ーザの使用する装置を特定するためのパターンを識別し
やすく付加することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手投】本発明は、前記の目的を
達成する一手段として、以下の構成を備える。
【0009】本発明にかかる画像処理装置は、外部機器
から入力される第一のコードまたは記憶手段から読み出
される第二のコードを特定のパターンに変換する変換手
段と、前記外部機器から入力される画像に前記特定のパ
ターンを白色で付加する付加手段と、前記付加手段から
出力される画像を記録媒体に形成する形成手段とを有す
ることを特徴とする。
【0010】本発明にかかる画像処理方法は、外部機器
から入力される第一のコードまたは記憶手段から読み出
される第二のコードを特定のパターンに変換し、前記外
部機器から入力される画像に前記特定のパターンを白色
で付加し、前記特定のパターンが付加された画像を記録
媒体に形成することを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかる一実施形態
の画像処理装置を図を参照して詳細に説明する。
【0012】図1は、本発明にかかる一実施形態の画像
処理装置の構成例を示す図である。なお、本実施形態で
は、レーザビームプリンタをプリンタエンジンとして備
える画像処理装置を例として説明するが、プリンタエン
ジンは、これに限られたものではなくインクジェット方
式等のプリンタエンジンを備える画像処理装置でも良い
ことは言うまでもない。
【0013】コントローラ1000は、外部接続機器で
あるホストコンピュータ3000から出力されるページ
記述言語で記述された画像データ等を受信し、受信した
画像データに基づいて1頁分のCYMK各色毎の画像デ
ータを生成する。プリンタエンジン1500は、画像デ
ータに応じてパルス幅を変調したレーザビームを感光ド
ラム上に走査することにより潜像を形成し、形成した潜
像を記録媒体である記録紙等に転写した後、定着させる
という一連の電子写真プロセスによる記録を行なう。操
作パネル1530は、ユーザがプリンタを操作するため
のスイッチ類およびLCD表示器等が配置されている。
【0014】コントローラ1000とプリンタエンジン
1500はインタフェイス信号線1200によって接続
されている。主なインタフェイス信号として、RDY、
PRNT、TOP、LSYNC、VDO7〜VDO0、
VCLKがある。
【0015】RDY信号は、コントローラ1000に対
してプリンタエンジン1500から出力される信号であ
る。PRNT信号は、プリンタエンジン1500に対し
てコントローラ1000から出力される信号であって、
プリント動作の開始、またはプリント動作の継続を指示
する信号である。TOP信号は、副走査(垂直走査)方
向の同期信号であって、コントローラ1000に対して
プリンタ1500から出力される。
【0016】LSYNC信号は、主走査(水平走査)方
向の同期信号であって、コントローラ1000に対して
プリンタエンジン1500から出力される。VDO7〜
VDO0信号は、プリンタエンジン1500に対してコ
ントローラ1000から出力される画像信号であって、
プリンタエンジン1500が出力すべき画像データの濃
度情報を示し、VDO7が最上位、VDO0が最下位の
8ビットで表される。また、VDO7からVDO0のビ
ットが全て「1」(16進数で「FFH」)の場合、C
YMK各トナーの最大濃度で画像(画素)がプリンタ1
600により印刷される。そして、VDO7からVDO
0のビットが全て「0」(16進数で「00H」)の場
合、画像(画素)は印刷されない。これらの画像データ
の濃度情報VDO7〜VDO0は、転送同期信号VCL
Kに同期して出力される。
【0017】プリンタエンジン1500は、コントロー
ラ1000からPRNT信号を受取ると、感光ドラム1
506及び転写ドラム1508を図示した矢印方向に回
転させる。続いて、ローラ帯電器1509の帯電を開始
し、感光ドラム1506上の電位を所定の値に均一に帯
電させる。次に、給紙ローラ1511によって、記録紙
カセット1510から記録紙1528を転写ドラム15
08に給紙する。転写ドラム1508は、中空の支持体
上に誘電体シートを張ったもので、感光ドラム1506
と同速で矢印方向に回転する。
【0018】この転写ドラム1508に記録紙1528
が供給されると、転写ドラムの支持体上に設けられたグ
リッパ1512によって記録紙1528が保持され、吸
着ローラ1513及び吸着用帯電器1514により記録
紙1528を転写ドラム1508に吸着させる。同時
に、現像装置の支持体1515を回転させて、支持体1
515に支持された4つの現像装置1516M,151
6C,1516Y,1516Bkのうち、第1のトナー
であるマゼンタのトナーが入った現像装置1516Mを
感光ドラム1506に対向させる。なお、1516Cは
シアンのトナーが入った現像装置、1516Yはイエロ
のトナーが入った現像装置、1516Bkはブラックの
トナーが入った現像装置である。
【0019】一方、プリンタエンジン1500は、転写
ドラム1506に吸着された記録紙1528の先端を検
出器1517によって検出し、所定のタイミングで垂直
同期信号TOPを発生してコントローラ1000に出力
する。コントローラ1000は印刷頁に対する最初のT
OP信号を受け取ると、RAM17内のページメモリに
格納されている画像データのうち、第1の印刷色である
マゼンタの画像データを所定のタイミングで読み出す。
読み出された8ビットの画像データD7〜D0は、画像
信号VDO7〜VDO0としてVCLK信号に同期して
プリンタエンジン1500に出力される。
【0020】コントローラ1000より出力された画像
信号VDO7〜VDO0は図2に示すようにパルス幅変
調回路1501に入力され、画像信号レベルに応じたパ
ルス幅(256段階)のレーザ駆動信号VDOとなり、
レーザドライバに出力される。そして、後述するように
画像データを記録紙等に出力する場合、レーザ駆動信号
VDOのパルス幅に応じてトナーの付着量が調節でき、
それにより、各色256階調の濃淡が再現される。
【0021】上述したレーザ駆動信号VDOに応じて駆
動されるレーザダイオード1503からのレーザビーム
1527は、矢印方向に回転駆動される回転多面鏡15
04で偏向され、光路上に配置された結像レンズ150
5を経て、感光ドラム1506上を主走査方向に走査
し、感光ドラム1506上に潜像を形成する。このと
き、ビームディテクタ1507は、レーザビームの走査
開始点を検出し、この検出信号から主走査の画像形成タ
イミングを決定するための水平同期信号であるLSYN
C信号が生成される。
【0022】以上述べた主走査の動作が繰り返されて1
頁分のマゼンタの潜像が感光ドラム1506上に形成さ
れていく。
【0023】そして、感光ドラム1506上に形成され
た潜像は、上述したマゼンタのトナーが入った現像装置
1516Mによって現像され、マゼンタのトナー像とな
る。このマゼンタのトナー像は、転写用帯電器1519
により、回転する転写ローラ1508に吸着されている
記録紙1528に転写される。この際、転写されずに感
光ドラム1506上に残ったトナーはクリーニング装置
1525によって除去される。以上の動作により、記録
紙1528上に1頁分のマゼンタのトナー像が形成され
る。
【0024】次に、現像装置の支持体1515を回転さ
せて、第2のトナーであるシアンのトナーが入った現像
装置1516Cを感光ドラム1506に対向させる。続
いて、マゼンタのときと同様に、転写ローラ1508に
吸着されたまま回転する記録紙1528の先端を検出器
1517で検出し、垂直同期信号TOPを発生してコン
トローラ1000に出力する。これを受けてコントロー
ラ1000はページメモリ17からシアンの画像データ
を読み出す。
【0025】以下、同様の動作により、記録紙1528
上にはマゼンタのトナー像に重ねてシアンのトナー像が
転写される。更に、同様にして第3のトナーであるイエ
ロ、第4のトナーであるブラックのトナー像が記録紙1
528上に重ねて転写され、フルカラーのトナー像とな
る。上記4色のトナー像が全て転写された記録紙152
8は、分離帯電器1520を経て、分離爪1521によ
って転写ドラム1508から剥がされ、搬送手段152
2により定着装置1523に供給される。また、このと
き、転写ドラムクリーナ1526によって転写ドラム表
面の清掃が行なわれる。記録紙上のトナー像は定着装置
1523で加熱、加圧されることによって熔融固着さ
れ、最終的な印刷画像となる。
【0026】図3は本発明にかかる一実施形態の画像処
理装置の構成例を示すブロック図である。
【0027】なお、本発明の機能が実行されるのであれ
ば、単体の機器であっても、複数の機器からなるシステ
ムであっても、LAN等のネットワークを介して処理が
行われるシステムであっても本発明を適用できることは
言うまでもない。
【0028】ホストコンピュータ3000は、CPU
1、RAM2、ROM3、システムバス4、キーボード
コントローラ(KBC)5、CRTコントローラ(CR
TC)6、メモリコントローラ(MC)7、プリンタコ
ントローラ(PRTC)8、キーボード(KB)9、C
RTディスプレイ(CRT)10、外部メモリ11を備
える。
【0029】CPU1は、ROM3に記憶された画像処
理プログラム、制御プログラム等の各種プログラムステ
ップに従い、写真等のイメージ、図形、文字等を含む画
像データの画像処理やシステムデバイス4に接続された
各デバイスの制御等を行う。また、例えば、RAM2に
記憶された画像データに基づき、CRT10にプリンタ
1600に出力された時と同じイメージの画像を表示す
ることができる。
【0030】RAM2は、CPU1の主メモリあるいは
ワークエリア等として使用する記憶部である。ROM3
は、画像処理プログラム、制御プログラム等を記憶し、
また、上記画像処理を行う際に使用するフォントデータ
等が記憶されている。
【0031】システムバス4は、CPU1、RAM2、
ROM3、キーボードコントローラ5、CRTコントロ
ーラ6、メモリコントローラ7、プリンタコントローラ
8にインタフェイスする。キーボードコントローラ(K
BC)5は、キーボード9やマウス等のポインティング
デバイスからのキー入力を制御する。CRTコントロー
ラ6は、CRTディスプレイ10への画像データの表示
を制御する。
【0032】メモリコントローラ7は、ブートプログラ
ム、フォントデータ、ユーザファイル等を記憶するため
のハードディスク、あるいはフロッピーディスク等の外
部メモリ11とのアクセスを制御する。プリンタコント
ローラ8は、プリンタ本体1600のプリンタコントロ
ーラ1000との通信制御を行う。
【0033】プリンタ本体1600は、CPU12、R
AM17、ROM13、入力部18、印刷部I/F1
6、メモリコントローラ(MC)19、印刷部150
0、外部メモリ14、操作部1530を備える。
【0034】CPU12は、ROM13に記憶された画
像処理プログラム、制御プログラム等の各種プログラム
ステップに従い、システムバス15に接続された各デバ
イスの制御や印刷部インタフェイス16を介して接続さ
れた印刷部1500に画像データの出力等を行う。ま
た、入力部18を介し、ホストコンピュータ3000と
の通信処理が可能となっており、例えば、紙切れ等のプ
リンタ内の情報をホストコンピュータ3000に通知す
ることができる。
【0035】RAM17は、CPU12の主メモリある
いはワークエリア等として使用する記憶部であり、オプ
ションのRAMカードを装着することによりメモリ容量
を拡張することができる。さらに、ホストコンピュータ
3000から送られてきた画像データを展開する領域、
プリンタのモード設定情報等の環境データを格納する領
域にも用いられる。ROM13は、画像処理のプログラ
ムステップ等が記憶されている。また、上記画像処理を
行う際に使用するフォントデータ等を記憶する。
【0036】メモリコントローラ(MC)19は、ブー
トプログラム、フォントデータ、ユーザファイル等を記
憶するためのハードディスク、あるいはICカード等の
外部メモリ14とのアクセスを制御する。また、外部メ
モリ14は、1つに限らず、少なくとも1つ以上備え、
内蔵フォントに加えてオプションフォントカード、ペー
ジ記述言語等を解釈するプログラムを格納した外部メモ
リを複数接続できるように構成されていても良い。さら
に、NVRAMを有し、操作パネル1530からのプリ
ンタのモード設定情報を記憶するようにしても良い。
【0037】操作パネル1530は、ユーザがプリンタ
を操作するためのスイッチおよびLED表示器等が配置
されている。インタフェイス20は、ホストコンピュー
タ3000のプリンタコントローラ8とプリンタ本体1
600のプリンタコントローラ1000とをインタフェ
イスする。
【0038】本実施形態では、さらに上述した画像処理
装置にホストコード/ユーザコード格納部101、プリ
ンタコード格納部105、パターン発生部102、パタ
ーン格納部104、パターン付加部106を備える。
【0039】図4は本発明にかかる一実施形態の画像処
理装置の構成例を示すブロック図である。
【0040】プリンタコントローラ100は、外部接続
機器であるホストコンピュータ3000から出力される
ページ記述言語で記述された画像データ等に基づき、1
頁分のCYMK各色毎の画像データを生成する。
【0041】ホストコード/ユーザコード格納部101
は、ホストコンピュータ3000から出力された装置番
号等のホストコンピュータ3000に固有な情報を示す
コード(以下「ホストコード」とする)、および、ユー
ザID等のユーザに固有な情報を示すコード(以下「ユ
ーザコード」とする)を格納する。プリンタコード格納
部105は、プリンタ1600に固有な情報である装置
番号等を示すコード(以下「プリンタコード」とする)
を格納する。
【0042】パターン発生部102は、ホストコード、
ユーザコード、プリンタコード等の情報に基づき、ホス
トコンピュータ3000に固有な情報を示すパターン、
ユーザに固有な情報を示すパターン、プリンタ1600
に固有な情報を示すパターンに変換する。このように、
ホストコンピュータ3000やユーザに固有な情報を示
すコードをパターン化することによって、紙幣等の特定
原稿が偽造された場合、偽造したプリンタやユーザに関
する情報を示す特定のパターンをプリンタ1600から
印刷した画像に付加することができる。
【0043】印刷画像生成部103は、ホストコンピュ
ータ3000から出力されるページ記述言語で記述され
た画像データをビットマップデータに展開する等の処理
を行い、処理した画像データを印刷画像格納部109へ
出力する。パターン格納部104は、RAM等の書き換
え可能な記憶素子からなり、ビデオ信号に同期して、印
刷画像格納部109から出力された画像データのビデオ
信号VDO[7:0]122と共にホストコード、ユー
ザコードおよびプリンタコードを示す特定のパターンを
パターン付加部106へ出力する。パターン付加部10
6は、パターン格納部104から出力されたユーザコー
ド等を示すパターンを印刷画像格納部109から出力さ
れた画像データに付加する。そして、印刷画像情報12
3(VDOB[7:0])として、プリンタエンジン1
500へ出力する。
【0044】印刷情報121は、ホストコンピュータ3
000から出力されたホストコードやユーザコード等の
情報である。印刷画像情報123は、画像にホストコー
ドを示すパターンやユーザコードを示すパターン等を付
加した印刷画像情報である。さらに、プリンタエンジン
内においてプリンタコードを示すパターンを付加した印
刷画像情報である。印刷結果124は、ホストコンピュ
ータ3000から出力された画像データにホストコー
ド、ユーザコード、プリンタコード等の情報を示すパタ
ーンを付加した結果である。
【0045】図5は本発明にかかる一実施形態のホスト
コンピュータ3000のプリンタドライバの処理概要を
説明するための図である。
【0046】プリンタドライバ303は、OS(オペレ
ーションシステム)302の配下に位置し、ワードプロ
セッサなどのアプリケーションプログラム301からの
画像データの出力命令を受け取り、その画像データの出
力命令をプリンタ1600に認識できるような印刷命令
(例えば、画像データの出力命令をページ記述言語で記
述するなど)に変換した後に、プリンタ1600に出力
するものである。画像データの出力命令をファイル保存
する処理のことをスプール処理と呼び、その処理したフ
ァイルをスプールファイル304と呼ぶ。スプールファ
イル304は一般にハードディスク上に構成される。
【0047】プリンタドライバ303は、ホストコンピ
ュータ3000から出力された画像データのほかに、ホ
ストコンピュータ3000のユーザに関する特定情報で
あるユーザコードをアプリケーションプログラム30
1、及びOS302から受け取りプリンタ1600、お
よびプリンタ1601へ出力する。
【0048】これにより、スタンドアロン型のホストコ
ンピュータと接続されたプリンタ1601、あるいは、
複数のホストコンピュータとネットワーク接続されたプ
リンタ1600は、プリンタドライバ303を通じて、
ユーザが使用しているホストコンピュータを特定するた
めの情報であるホスト名、ユーザID、ファイル名、ア
プリケーション名、ネットワーク接続されている場合I
Pアドレス等の情報を得ることができる。
【0049】図6は、本発明にかかる一実施形態の画像
処理装置を構成するパターン付加部106の処理を詳細
に説明するための図である。
【0050】ビデオクロック125は、プリンタエンジ
ンの印刷速度等により定められる印刷信号の同期クロッ
クである。アドレスカウンタ111は、パターン格納部
104を構成するRAMのアドレス信号を生成するカウ
ンタであり、ビデオクロック125に同期してアドレス
値を加算する。ビデオ出力回路112は、印刷画像格納
部109に付随するビデオ出力回路であり、ビデオクロ
ック125に同期し、8ビットの画像信号VDO[7:
0]122をパターン付加部106へ出力する。
【0051】またパターン格納部104は、アドレス1
26により指定されたパターンをパターン付加部106
へ出力する。パターン付加部106は、パターンマスク
ゲート113からなり、パターン格納部104から出力
されたパターンに応じて、プリンタエンジン1500に
出力するための印刷画像情報123を作成する。
【0052】図7は、本発明にかかる一実施形態の画像
処理装置を構成するパターン発生部102の処理を詳細
に説明するための図である。
【0053】なお、本実施形態では、ユーザコード等は
英大文字(26文字)、英小文字(26文字)、数字
(10文字)で表されるものと仮定し説明を行う。
【0054】印刷領域内の先頭ラインから32ドット×
32ドットの領域で、ホストコードやユーザコード等を
示す1文字分のパターンを形成する場合、まず座標
(0,0)に対応するドットを塗りつぶす。これによっ
て、塗つぶしたドット(0,0)を含む32ドット×3
2ドットの領域が、ユーザコード等を示すパターンであ
ることを表す。次に、上述した32ドット×32ドット
の領域に、例えば、ユーザコード「a」を示すパターン
を形成する場合、以下のような処理を行う。
【0055】まず、ユーザコード「a」に対応するAS
CIIコード(文字コード)をROM13に格納された
ASCIIコード表(文字コード表)から求め、求めた
ASCIIコード(10進数では「97」、2進数では
「01100001」、16進数では「C1」)から上
位4ビットの値をY軸、下位4ビットの値をX軸とし
て、座標系に変換するとユーザコード「a」を示す座標
は(1,12)となる。次に、ユーザコード「a」を、
例えば、ドット(16,16)、ドット(31,1
6)、ドット(16,31)、ドット(31,31)に
囲まれた領域内に表わす場合、ユーザコード「a」を示
す座標(1,12)のX軸の値およびY軸の値にオフセ
ット値16を加算すると、ユーザコード「a」を示す座
標は、座標(17,28)として相対的に表すことがで
きる。
【0056】そして、座標(17,28)に対応するド
ットを塗りつぶすことにより、32ドット×32ドット
の領域で、ホストコードやユーザコード等を示すパター
ンを形成することができる。また、上述した32ドット
×32ドットの領域内で、塗つぶされたドット(0,
0)およびドット(17,28)の濃度を2値で表現す
ると「1」となる。
【0057】なお、座標のX軸の値およびY軸の値にオ
フセット値を加算すると、ユーザコード等を示すドット
の位置を任意に変えることができるが、必ずしもオフセ
ット値を加算する必要はない。また、ASCIIコード
表によりユーザコード等を示すASCIIコード(文字
コード)を求めたが、使用するコード表はこれに限ら
ず、EBCDICコード、あるいは、ユーザが作成した
コード表などを用いてもかまわない。
【0058】パターン付加部106では、パターン格納
部104から出力されたユーザコード等を示すパターン
を印刷画像格納部109から出力された画像データに付
加する際、ユーザコード等を示すパターン(上述した3
2ドット×32ドットの領域に含まれるドット(0,
0)、ドット(17,28))のドットの濃度が「1」
の場合、印刷画像情報123(VDOB)の値を「00
H」として、プリンタエンジン1500へ出力する。つ
まり、プリンタ1600から画像を印刷した場合、ドッ
ト(0,0)およびドット(17,28)に対応する画
素には何も印刷されない(白ドットとなる)。
【0059】このようにして、32ドット×32ドット
の領域を1単位として、その1単位毎にコードを1文字
で表現すると、ホストコードやユーザコードが、例え
ば、英数文字16文字で表される場合、32ドット×3
2ドットの16個の領域内に3それぞれ各1個の白ドッ
ト(白抜き)を与えることで表現されることとなる。
【0060】また、図8に示すように、プリンタコー
ド、ホストコード、ユーザコードの印刷領域を分けるこ
とによって、印刷したパターンをより正確に判別するこ
とができる。例えば、最初の640ラインはプリンタコ
ードを示すパターンの印刷領域とし、続く640ライン
はホストコードやユーザコードを示すパターンの印刷領
域として、交互に印刷領域が現れるようにするのであ
る。このようにすると、プリンタの解像度が600dp
iの場合、1ドットの径は約42μmであるから、各ド
ットは目立つことなく画像の画質を劣化させずに画像処
理装置やユーザを特定するためのパターンを付加するこ
とができる。
【0061】また、本発明にかかる画像処理装置は、図
9に示すように構成することもできる。
【0062】プリンタコントローラ200は、外部接続
機器であるホストコンピュータ3000から出力される
ページ記述言語で記述された画像データ等に基づき、1
頁分のCYMK各色毎の画像データを生成する。
【0063】ホストコード/ユーザコード格納部201
は、ホストコンピュータ3000から出力された装置番
号等のホストコード、ユーザコードを格納する。印刷情
報222(VDOB)は、印刷画像にホストコード、ユ
ーザコード、プリンタコード等の情報を示すパターン
が、白ドット(白抜き)で表された印刷情報222であ
り、プリンタエンジン1500に出力される。
【0064】印刷画像一時格納部202は、タイミング
調整をするためのメモリであり、FIFO等のメモリで
構成され、VDOB[7:0]222を記憶する。プリ
ンタコード格納部203は、プリンタのロットナンバ、
シリアルナンバ等のプリンタに固有な情報であるコード
を格納する。プリンタコードのパターン発生部204
は、プリンタコード等をパターン化する。このプリンタ
コード等をパターン化する方法は、図7で説明した方法
によるものである。パターン付加部205は、プリンタ
コントローラ1500から出力された印刷情報にプリン
タコードを示すパターンを付加する。
【0065】図9に示す画像処理装置の構成例では、パ
ターン付加部106において、パターン発生部102か
ら出力されたホストコードやユーザコード等の情報を示
すパターンを印刷画像格納部109から出力された画像
データに付加する(このとき、パターンが付加された画
像データにおいて、ホストコードやユーザコード等を示
すパターンを表す部分のドットは、白ドットであ
る。)。
【0066】そして、プリンタエンジン1500の印刷
画像一時格納部202へ出力する。パターン発生部20
4では、プリンタコード格納部202に格納されたプリ
ンタコードをパターン化する。そして、パターン付加部
205において、パターン発生部204から出力された
プリンタコードを示すパターンを印刷画像一時格納部2
02から出力された画像データに付加する。
【0067】また、図10に示すようにプリンタコー
ド、ホストコード、ユーザコードを印刷する領域を分け
ることによって、印刷したパターンをより正確に判別す
ることができる。
【0068】なお、本実施形態では、プリンタドライバ
から出力されるヘッダ情報には、画像データの他、ホス
トコンピュータのホストコードやユーザコード等の情報
を含んでいるが、例えば、ユーザが使用しているファイ
ル名、アプリケーション名等の情報をヘッダ情報として
プリンタコントローラ1500内のホストコード/ユー
ザコード格納部201に入力し、パターン発生部102
でパターン化することによって、印刷画像にパターンを
付加することもできる。
【0069】
【他の実施形態】なお、本発明は、複数の機器(例えば
ホストコンピュータ,インタフェイス機器,リーダ,プ
リンタなど)から構成されるシステムに適用しても、一
つの機器からなる装置(例えば、複写機,ファクシミリ
装置など)に適用してもよい。
【0070】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そ
のシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPU
やMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを
読出し実行することによっても、達成されることは言う
までもない。
【0071】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【0072】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク,ハードディス
ク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD
−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMな
どを用いることができる。
【0073】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0074】さらに、記憶媒体から読出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。
【0075】
【発明の効果】本発明によれば、出力画像から画像を出
力した画像処理装置だけでなくユーザまたはユーザの使
用する装置を特定することができる画像処理装置および
画像処理方法を提供することができる。
【0076】また、画像処理装置、ユーザまたはユーザ
の使用する装置を特定するためのパターンを識別しやす
く付加することができる画像処理装置および画像処理方
法を提供することができる。
【0077】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明にかかる一実施形態の画像処理装置の
構成例を示す図、
【図2】 本発明にかかる一実施形態の画像処理装置の
構成例を示す図、
【図3】 本発明にかかる一実施形態の画像処理装置の
構成例を示すブロック図、
【図4】 本発明にかかる一実施形態の画像処理装置の
構成例を示すブロック図、
【図5】 本発明にかかる一実施形態のホストコンピュ
ータ3000のプリンタドライバの処理概要を説明する
ための図、
【図6】 本発明にかかる一実施形態の画像処理装置を
構成するパターン付加部106の処理を詳細に説明する
ための図、
【図7】 本発明にかかる一実施形態の画像処理装置を
構成するパターン発生部102の処理を詳細に説明する
ための図、
【図8】 本発明にかかる一実施形態のパターンの印刷
例を示す図、
【図9】 本発明にかかる一実施形態の画像処理装置の
構成例を示すブロック図、
【図10】 本発明にかかる一実施形態のパターンの印
刷例を示す図である。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部機器から入力される第一のコードま
    たは記憶手段から読み出される第二のコードを特定のパ
    ターンに変換する変換手段と、 前記外部機器から入力される画像に前記特定のパターン
    を白色で付加する付加手段と、 前記付加手段から出力される画像を記録媒体に形成する
    形成手段とを有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記変換手段は、前記第一のコードおよ
    び前記第二のコードの上位4ビットをY軸の座標値、下
    位4ビットをX軸の座標値とするパターンに変換するこ
    とを特徴とする請求項1に記載された画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記第一のコードは、前記外部機器に固
    有な情報を示すコードおよび/またはユーザに固有な情
    報を示すコードであり、前記第二のコードは、前記画像
    処理装置に固有な情報を示すコードであることを特徴と
    する請求項1または請求項2に記載された画像処理装
    置。
  4. 【請求項4】 前記特定のパターンは、前記第一のコー
    ドおよび前記第二のコードの1単位に対応する情報を所
    定ドット数の領域に含まれる白ドットの座標により表す
    ことを特徴とする請求項1に記載された画像処理装置。
  5. 【請求項5】 外部機器から入力される第一のコードま
    たは記憶手段から読み出される第二のコードを特定のパ
    ターンに変換し、 前記外部機器から入力される画像に前記特定のパターン
    を白色で付加し、 前記特定のパターンが付加された画像を記録媒体に形成
    することを特徴とする画像処理方法。
  6. 【請求項6】 画像処理のプログラムコードが記憶され
    た記憶媒体であって、 外部機器から入力される第一のコードまたは記憶手段か
    ら読み出される第二のコードを特定のパターンに変換す
    るステップのプログラムコードと、 前記外部機器から入力される画像に前記特定のパターン
    を白色で付加するステップのプログラムコードと、 前記特定のパターンが付加された画像を記録媒体に形成
    するステップのプログラムコードとを有することを特徴
    とする記憶媒体。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002025927A1 (fr) * 2000-09-22 2002-03-28 Ricoh Company, Ltd. Dispositif d'acquisition de documents, systeme de classification de documents, et systeme de legalisation de documents electroniques

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WO2002025927A1 (fr) * 2000-09-22 2002-03-28 Ricoh Company, Ltd. Dispositif d'acquisition de documents, systeme de classification de documents, et systeme de legalisation de documents electroniques

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