JP2002300366A - 画像形成装置およびその制御方法 - Google Patents

画像形成装置およびその制御方法

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JP2002300366A
JP2002300366A JP2001097030A JP2001097030A JP2002300366A JP 2002300366 A JP2002300366 A JP 2002300366A JP 2001097030 A JP2001097030 A JP 2001097030A JP 2001097030 A JP2001097030 A JP 2001097030A JP 2002300366 A JP2002300366 A JP 2002300366A
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Kazuhiko Shimoyama
和彦 下山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 追跡パターンを重畳する画像形成装置におい
て、追跡パターン情報を格納したメモリが差し換えられ
ると、本来とは異なる追跡パターンが重畳されてしま
う。 【解決手段】 プリンタコントローラ内の画像処理部4
01及びプリンタエンジン内のパターン付加部402は
それぞれ、付加データ情報を保持する不揮発メモリ55
3,556を備え、これら両方のメモリに保持された付
加データ情報が一致しない場合には正常な画像形成を行
わない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像形成装置及びそ
の制御方法に関し、特に、有価証券等の偽造防止に寄与
する画像形成装置及びその制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、プリンタ等の画像形成装置のカラ
ー化が進み、ユーザの様々な表現手段として利用される
ようになってきている。特に、カラーページプリンタ
は、その静粛性、高品質印字、及び高速印字が可能な点
において注目されつつある。
【0003】カラーページプリンタの1つとして、レー
ザビームプリンタが知られている。レーザビームプリン
タは、光ビームを感光体上の主走査方向に走査して第1
の現象を行なった後、形成された潜像を転写担持体上の
記録媒体に転写することを複数色分繰り返すことによっ
て、カラー画像の高画質記録を行なう点を特徴とする。
【0004】このような画像形成装置の高画質化及びそ
の普及に伴って、紙幣や有価証券等の偽造、または著作
権侵害等の問題が発生する。そこでその対策として、形
成された画像上に、人間の目で識別し難い様に特定のパ
ターン(以下、追跡パターン)を付加する手法が取られ
ている。
【0005】ここで、従来の画像形成装置における追跡
パターンの付加方法の一例を簡単に説明する。
【0006】図8は、従来のレーザービームプリンタに
おいて追跡パターンを付加する構成を示すブロック図で
あり、該構成はプリンタエンジン側に実装されていた。
【0007】図8において、不図示のプリンタコントロ
ーラから送出された画像信号VDO6は、レーザ駆動回
路501に送られる。画像マスク信号発生部411は、
印字領域外ではレーザを強制的に消灯するための制御信
号であるMASK信号419を発生する。画像マスク信
号発生部411がCPU412から所望の情報を受け取
り、BD信号423、PSYNC信号424に基づい
て、MASK信号419が印字領域以外が「1」、印字
領域が「0」となるように生成される。
【0008】追跡パターン発生部502は、レーザ駆動
回路501において印刷物に装置固有の番号を表わすド
ット(追跡パターン)を、目視しにくいイエロートナー
で印字するための信号を発生する。印刷物上のこの追跡
パターンの配置によって、所定のコードが表現される。
追跡パターン発生部502は、エンジン側に配置された
水晶発振器413から出力されるクロック信号CCL
K、BD信号423及びPSYNC信号424を受信し
て、レーザを強制的にオンする信号MKON417と、
レーザを強制的にオフにする信号MKOFF418を生
成する。このMKON417とMKOFF418は、プ
リンタコントローラから送出されるVDO信号6とは非
同期な信号となる。
【0009】追跡パターンの配置情報421は、CPU
412が追跡パターン発生部502に与える。CPU4
12は、メモリ420に格納されている機械固有の番号
を読み込み、コード化して、追跡パターンの配置情報4
21を生成する。
【0010】以上のように、従来の画像形成装置におい
ては、画像データに係るデジタル信号列と、追跡パター
ンを示すデジタル信号列をイエロー色において重畳し、
該重畳したデジタル信号列を、画像形成素子(レーザ素
子)を駆動する駆動手段へ入力することによって、視認
されにくい追跡パターンが付加されたカラー画像が形成
される。
【0011】このように形成されたカラー画像上の追跡
パターンを解析することによって、該画像形成に使用さ
れた装置を特定することができ、偽造防止の一助とな
る。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のカラー画像形成装置においては、図8に示した構成
によって追跡パターンの付加が行われていたため、例え
ば追跡パターン発生部502が取り外されてしまうと、
形成画像上に追跡パターンは重畳されない。さらには、
機械固有の番号が格納されているメモリ420が別のメ
モリに差し換えられてしまった場合にも、本来の機体番
号を示す追跡パターンとは異なったパターンが重畳され
てしまう。
【0013】このように、従来の画像形成装置において
は正しい追跡パターンが付与されない恐れがあったた
め、追跡パターンに基づいて装置を特定することが不可
能となることも考えられる。
【0014】本発明は上述した問題を解決するためにな
されたものであり、形成画像上への特定情報の付加をよ
り確実に実行する画像形成装置及びその方法を提供する
ことを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の一手段として、本発明の画像形成装置は以下の構成を
備える。
【0016】すなわち、画像形成手段によって記録媒体
上に画像を形成する画像形成装置であって、入力された
画像データに対して所定の画像処理を施す画像処理手段
と、付加データ情報に基づいて、前記画像データに付加
する付加データを生成する付加データ生成手段と、前記
画像データに対して前記付加データを重畳した後に、該
画像データに基づく画像形成を行うように前記画像形成
手段を制御する画像形成制御手段と、を有し、前記画像
処理手段及び前記画像形成制御手段はそれぞれ、前記付
加データ情報を保持する第1及び第2のメモリを備え、
該第1及び第2のメモリに保持された付加データ情報が
所定の条件を満たさない場合には、前記画像形成手段に
よる正常な画像形成を行わないことを特徴とする。
【0017】例えば、前記所定の条件は、前記第1及び
第2のメモリに保持された付加データの一致であること
を特徴とする。
【0018】例えば、前記第1および第2のメモリは、
不揮発性のメモリであることを特徴とする。
【0019】例えば、前記付加データ生成手段は、前記
画像形成制御手段内に備えられることを特徴とする。
【0020】例えば、前記付加データ生成手段は、前記
画像処理手段内に備えられることを特徴とする。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る一実施形態に
ついて、図面を参照して詳細に説明する。
【0022】<第1実施形態> ●装置構成 図1は、本実施形態に係る画像形成装置Aの構造を示す
断面図である。
【0023】画像形成装置Aにおいて、給紙部101か
ら給紙された記録紙Pは、その先端をグリッパ103f
により挟持され、転写ドラム103の外周に保持され
る。そして、光学ユニット107によって像担持体10
0に各色毎に形成された潜像は、各色の現像器(Dy,
Dc,Dm,Db)により現像化され、転写ドラム10
3の外周に保持された用紙に、複数回転写されて多色画
像が形成される。
【0024】その後、記録紙Pは、転写ドラム103よ
り分離されて定着ユニット104で定着され、排紙部1
05より排紙トレー部106に排出される。
【0025】各現像器(Dy,Dc,Dm,Db)は、
その両端に回転支軸を有し、各々がその該軸を中心に回
転可能になるよう現像器選択機構部108に保持され
る。
【0026】各現像器(Dy,Dc,Dm,Db)は、
その姿勢を一定に維持した状態で当該現像器選択のため
の回転がなされる。そして、選択されたいずれかの現像
器が現像位置に移動後、ソレノイド109aにより支点
109bを中心として選択機構保持フレーム109が移
動することにより、現像器選択機構108及び現像器の
像担持体100方向の移動位置決めがなされる。
【0027】次に、係る構成からなる画像形成装置Aの
動作について説明する。
【0028】まず、図1に示す帯電器111によって、
像担持体(感光体ドラム)100が所定極性に均一に帯
電され、レーザビーム光Lによる露光によって、感光体
ドラム100上にマゼンタの第1の潜像が形成される。
【0029】次いで、この場合には、マゼンタの現像器
Dmにのみ、所要の現像バイアス電圧が印加されてマゼ
ンタの潜像が現像され、感光体ドラム100上にマゼン
タMの第1のトナー像が形成される。
【0030】一方、所定のタイミングで記録紙Pが給紙
され、その先端が、上述した転写開始位置に達する直前
に、トナーと反対極性(例えば、プラス極性)の転写バ
イアス電圧(+1.8KV)が転写ドラム103に印加
されて、感光体ドラム100上の第1のトナー像が記録
紙Pに転写されるとともに、記録紙Pが転写ドラム10
3の表面に静電吸着される。その後クリーナ112によ
って、感光体ドラム100から残留するマゼンタトナー
が除去され、印字する次の色の潜像形成、及び現像工程
に備える。
【0031】次に、感光体ドラム100上には、レーザ
ビーム光Lによりシアンの第2の潜像が形成され、シア
ンの現像器Dcにより感光体ドラム100上の第2の潜
像が現像されて、シアンCの第2のトナー像が形成され
る。
【0032】そして、このシアンCの第2のトナー像
は、先に記録紙Pに転写されたマゼンタMの第1のトナ
ー像の位置に合せられて記録紙Pに転写される。なお、
この2色目のトナー像の転写において、記録紙が転写部
に達する直前に、転写ドラム103に+2.1KVのバ
イアス電圧が印加される。
【0033】同様にして、イエロー、ブラックの第3、
第4の潜像が感光体ドラム100上に順次、形成され、
それぞれが現像器Dy,Dbによって順次、現像され
る。そして、記録紙Pに先に転写されたトナー像と位置
が合わせられ、イエロー、ブラックの第3、第4のトナ
ー像が順次、転写される。その結果、記録紙P上には、
4色のトナー像が重なった状態で形成されることにな
る。
【0034】これら3色目、4色目のトナー像の転写に
おいては、記録紙が転写部に達する直前に、転写ドラム
103に、それぞれ+2.5KV,+3.0KVのバイ
アス電圧が印加される。
【0035】このように、各色のトナー像の転写を行な
う毎に転写バイアス電圧を高くしていくのは、転写効率
の低下を防止するためである。この転写効率の低下の主
な原因は、記録紙が転写後に感光体ドラム100から離
れるときに、気中放電により記録紙表面が転写バイアス
電圧と逆極性に帯電し(記録紙を担持している転写ドラ
ム表面を若干帯電する)、この帯電電荷が転写毎に蓄積
されるためであり、転写バイアス電圧が一定であると、
転写のたびに転写電界が低下していくことにある。
【0036】また、上記の4色目の転写の際、記録紙先
端が転写開始位置に達したときに(直前、直後を含
む)、交流電圧5.5KV(実効値であり、その周波数
は500Hz)に、第4のトナー像の転写時に印加され
た転写バイアス電圧と同極性、かつ、同電位の直流バイ
アス電圧+3.0KVを重畳させて帯電器111に印加
する。
【0037】このように、4色目の転写の際に、記録紙
先端が転写開始位置に達したタイミングで帯電器111
を動作させるのは、転写ムラを防止するためである。特
にフルカラー画像の転写においては、僅かな転写ムラが
発生しても色の違いとして目立ちやすく、上述のよう
に、帯電器111に所要のバイアス電圧を印加して放電
動作を行なわせることが必要となる。
【0038】その後、4色のトナー像が重畳転写された
記録紙Pの先端部が分離位置に近づくと、分離爪113
が接近して、その先端が転写ドラム103の表面に接触
し、記録紙Pを転写ドラム103から分離させる。そし
て、この分離爪113の先端は、記録紙Pの後端が転写
ドラム103を離れるまで転写ドラム表面との接触状態
を保ち、その後、転写ドラム103から離れてもとの位
置に戻る。
【0039】帯電器111は上述したように、記録紙P
の先端が最終色の転写開始位置に達した時点から記録紙
の後端が転写ドラム103を離れるまで作動し、記録紙
上の蓄積電荷(トナーと反対極性)を除電して、分離爪
113による記録紙の分離を容易にするとともに、記録
紙分離時の気中放電を減少させる。
【0040】なお、記録紙の後端が、転写終了位置(感
光体ドラム100と転写ドラム103とが形成するニッ
プ部の出口)に達した時点で、転写ドラム103に印加
する転写バイアス電圧をオフ(設置電位)にする。これ
と同時に、帯電器111に印加していたバイアス電圧を
オフにする。
【0041】このようにして分離された記録紙Pは、次
に定着器104に搬送され、ここで記録紙上のトナー像
が定着され、その後、排紙トレイ115上に排出され
る。
【0042】次に、画像形成装置Aにおけるレーザビー
ム走査について説明する。
【0043】駆動手段としての光学ユニット107は、
画像形成素子(発光素子)としての半導体レーザ12
0、ポリゴンミラー121、スキャナモータ122、レ
ンズ123、ミラー125により構成されている。
【0044】記録紙Pが給紙され、その先端が検出器1
26で検知されたならば、それを垂直同期信号PSYN
Cとして、1ページ分の画像信号VDOが半導体レーザ
120へと出力される。
【0045】半導体レーザ120において、光ビームL
が画像信号VDOにより変調され、スキャナモータ12
2により回転されるポリゴンミラー125に向けて出射
することで、レンズ123、ミラー125により感光ド
ラム100乗に導かれる。また、光ビームLが出射され
ると、走査軸上に配置された検出器124によりこれが
検知され、水平同期信号となるビーム検出信号BDが出
力される。その結果、光ビームLにより、BD信号に同
期して感光ドラム100が走査露光され、静電潜像が形
成される。
【0046】図2は、画像形成装置Aを用いたプリント
システムの概略構成を示すブロック図である。同図に示
すように、プリンタ2(画像形成装置A)は、ホストコ
ンピュータ1から送られてくる所定の記述言語の画像情
報を展開してVDO信号6を生成するプリンタコントロ
ーラ3と、エンジン制御部404、パターン付加部40
2及びレーザユニット403を含み、図1に示す構成に
よってVDO信号6に基づく記録媒体上への画像形成動
作を実行するプリンタエンジン4、によって構成され
る。
【0047】なお、ホストコンピュータ1からは、イメ
ージリーダ等で読み込んだRGB等のビットデータも送
出される。
【0048】図3は、プリンタコントローラ3の内部構
成を示すブロック図である。
【0049】同図に示すようにプリンタコントローラ3
は、ホストコンピュータ1から送られるプリンタ言語の
情報をビットマップデータに展開する画像展開部406
と、該ビットマップデータの1ページ分を格納するペー
ジメモリ部407と、ページメモリ部407から送られ
るRGB情報をYMCK多値情報に変換し、該多値情報
に対してパルス幅変調やディザ処理を施すことによっ
て、1ビットの画像データ列としてのVDO信号6を生
成する画像処理部401、によって構成される。
【0050】なお、画像処理部401は印字ドットが6
00dpiの1ドットに相当するクロック信号によって
制御され、生成されたVDO信号6は、1本の信号線に
よってプリンタエンジン4内のパターン付加部402へ
伝送される。
【0051】図4は、プリンタコントローラ3から送出
されるVDO信号6と、プリンタエンジンからプリンタ
コントローラ3へ送出される水平同期信号であるBD信
号と、同じく垂直同期信号であるPSYNC信号の関係
を示すタイミングチャートである。同図に示すように、
PSYNC信号に同期して、マゼンタ、シアン、イエロ
ー、ブラックのデータが順次出力される。
【0052】●追跡パターン付加処理 図5は、プリンタエンジン部4内のパターン付加部40
2の詳細構成をはじめとする、パターン付加処理に関与
する各構成を示すブロック図である。
【0053】同図において、プリンタコントローラ3内
の画像処理部401から送出されるVDO信号6は、プ
リンタエンジン部4内においてパターン付加部402を
経由してレーザユニット403に送られる。
【0054】画像処理部401及びパターン付加部40
2は、それぞれ内部に不揮発性のメモリ553及び55
6を備え、これらメモリには共に、画像形成装置を特定
するための情報(追跡パターン情報)である付加データ
が格納されている。これらメモリに格納される付加デー
タは同一のものであり、画像処理部401内のCPU5
52によって、これが一致しているか否かが判定され
る。
【0055】両方の付加データが一致している場合に
は、CPU552の制御に基づき、付加データ発生部5
57がVDO信号6に対して、不揮発メモリ556に格
納されている付加データを重畳する。一方、両方の付加
データが不一致である場合は、付加データ発生部557
がVDO信号554に対して全て「0」もしくは「1」
を重畳することによって、正常な画像形成を禁止する。
これにより、特に意図的なメモリ差し替えが行われてい
た場合には、原画像の不正な複製を防止することができ
る。
【0056】なお、VDO信号6に対する付加データの
重畳方法については特に限定しないが、例えば上述した
従来例において図8を参照して説明したような方法を適
用することができる。
【0057】なお、不揮発メモリ553,556に付加
データを格納する方法としては、画像形成装置の製造時
に両方のメモリに付加データを格納しておく方法や、一
方のメモリのみに付加データを格納しておき、装置への
電源投入時に該付加データを読み出して他方のメモリに
逐次書き込む方法、等が挙げられる。
【0058】図6は、本実施形態における付加データ
(機体番号)の確認処理を示すフローチャートであり、
CPU552において実行される。
【0059】まず、スッテプS500で電源オンした
後、ステップS501において初期化シーケンスを行
う。次にステップS502においてメモリ1(不揮発メ
モリ553)に格納されている付加データを読み込み、
同様にステップS503においてメモリ2(不揮発メモ
リ556)に格納されている付加データを読み込む。
【0060】そしてステップS504において、これら
メモリに格納されている付加データが一致しているか否
かを判断し、一致していればステップS505において
プリントを開始する。そして、スッテプS501〜S5
05の処理を繰り返すことによって所定枚数のプリント
を実行した後、スッテプS506で処理を終了する。
【0061】一方、ステップS504において、これら
メモリに格納されている付加データが一致しない場合に
は、ステップS507において操作パネル1200上に
エラーを表示させた後、ステップS508で印字シーケ
ンスを停止させる。
【0062】以上説明したように本実施形態によれば、
プリンタコントローラとプリンタエンジンの両方に、付
加データ(機体番号)を保持する不揮発メモリをそれぞ
れ設置し、該両方のメモリに格納されている付加データ
が一致していることが確認された場合のみ、プリンタエ
ンジン側において画像データに該付加データが重畳さ
れ、それ以外の場合には正常な画像形成が行われない。
従って、いずれか一方の不揮発メモリが取り外されてし
まった場合には、やはり正常な画像形成が行われない。
【0063】これにより、正確な付加データの重畳を確
実に行うことができる。
【0064】なお、本実施形態においては、2個の不揮
発メモリ553,556を設ける例について説明した
が、それ以上の複数個を設けた場合にも、本発明が同様
に適用可能である。すなわち、複数個のメモリ全てにつ
いて、格納されている付加データが等しいことを確認し
た上でプリントを行えば良い。
【0065】<第2実施形態>以下、本発明に係る第2
実施形態について説明する。
【0066】第2実施形態における画像形成装置の構成
は、上述した第1実施形態(図1〜図4)と同様である
ため、説明を省略する。
【0067】図7は、第2実施形態のパターン付加処理
に関与する各構成を示すブロック図であり、第1実施形
態の図5と同様の構成については同一番号を付し、説明
を省略する。図7によれば、画像処理部401内(すな
わちプリンタコントローラ3内)に付加データ発生部2
2を有することを特徴とする。
【0068】図7において、プリンタコントローラ3内
の画像処理部401、及びプリンタエンジン4内のパタ
ーン付加部402は、それぞれ内部に不揮発性のメモリ
21及び24を備え、これらメモリには共に、画像形成
装置を特定する共通の付加データが格納されている。こ
れら付加データは、画像処理部401内のCPU23に
よって、一致しているか否かが判定される。
【0069】両方の付加データが一致している場合に
は、CPU23の制御に基づき、付加データ発生部22
がVDO信号6に対して、不揮発メモリ21に格納され
ている付加データを重畳する。一方、両方の付加データ
が不一致である場合は、付加データ発生部22がVDO
信号6に対して全て「0」もしくは「1」を重畳するこ
とによって、正常な画像形成を禁止する。
【0070】なお、不揮発メモリ21,24に対する付
加データの格納は、上述した第1実施形態と同様の方法
によって行われる。
【0071】以上説明したように第2実施形態によれ
ば、プリンタコントローラとプリンタエンジンの両方
に、付加データ(機体番号)を保持する不揮発メモリを
それぞれ設置し、該両方のメモリに格納されている付加
データが一致していることが確認された場合のみ、プリ
ンタコントローラ側において画像データに該付加データ
が重畳され、それ以外の場合には正常な画像形成が行わ
れない。従って、いずれか一方の不揮発メモリが取り外
されてしまった場合には、やはり正常な画像形成が行わ
れない。
【0072】これにより第1実施形態と同様に、正確な
付加データの重畳を確実に行うことができる。
【0073】
【他の実施形態】上述した第1及び第2実施形態におい
ては、本発明をレーザビームプリンタに対して適用する
例について説明したが、例えばインクジェット等、他の
画像形成方式によるプリンタに対しても本発明は同様に
適用可能であることは言うまでもない。
【0074】また本発明は、複数の機器(例えばホスト
コンピュータ、インタフェイス機器、リーダ、プリンタ
など)から構成されるシステムに適用しても、一つの機
器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ装置な
ど)に適用してもよい。
【0075】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体(または記録媒体)を、システムあるい
は装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュ
ータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納された
プログラムコードを読み出し実行することによっても、
達成されることは言うまでもない。この場合、記憶媒体
から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施
形態の機能を実現することになり、そのプログラムコー
ドを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実
行することにより、前述した実施形態の機能が実現され
るだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、
コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステ
ム(OS)などが実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。
【0076】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示
に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備
わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。
【0077】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、形
成画像上への特定情報の付加をより確実に実行すること
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る画像形成装置Aの構
造を示す断面図である。
【図2】画像形成装置Aを用いたプリントシステムの概
略構成を示すブロック図である。
【図3】プリンタコントローラ3の内部構成を示すブロ
ック図である。
【図4】VDO、BD、PSYNC各信号の関係を示す
タイミングチャートである。
【図5】本実施形態におけるパターン付加用の構成を示
すブロック図である
【図6】本実施形態における付加データの確認処理を示
すフローチャートである。
【図7】第2実施形態におけるパターン付加用の構成を
示すブロック図である。
【図8】従来の画像形成装置におけるパターン付加用の
構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 ホストコンピュータ 2 プリンタ 3 プリンタコントローラ 4 プリンタエンジン 401 画像処理部 402 パターン付加部 403 レーザユニット 552 CPU 553,556 不揮発メモリ 557 付加データ発生部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03G 15/01 G03G 21/00 510 2H134 15/36 562 5C076 21/04 B41J 29/00 Z 5C079 21/00 510 G03G 21/00 382 562 390 H04N 1/46 H04N 1/46 Z Fターム(参考) 2C061 AQ06 AR01 CL10 JJ02 JJ14 2C087 AA13 AA15 AC08 BB16 BD01 BD07 BD53 CB02 2C187 AC07 2H027 DA01 DA27 DA35 DE04 DE07 DE09 ED01 ED04 EE07 EE08 EF01 EF06 EJ03 EK03 FD01 GB01 GB07 HA02 HA04 HA06 HA12 HA20 ZA07 2H030 AD12 AD13 2H134 NA22 NA24 NA46 5C076 AA12 AA14 BA06 5C079 HB03 LA02 LA08 MA01 PA02

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成手段によって記録媒体上に画像
    を形成する画像形成装置であって、 入力された画像データに対して所定の画像処理を施す画
    像処理手段と、 付加データ情報に基づいて、前記画像データに付加する
    付加データを生成する付加データ生成手段と、 前記画像データに対して前記付加データを重畳した後
    に、該画像データに基づく画像形成を行うように前記画
    像形成手段を制御する画像形成制御手段と、を有し、 前記画像処理手段及び前記画像形成制御手段はそれぞ
    れ、前記付加データ情報を保持する第1及び第2のメモ
    リを備え、 該第1及び第2のメモリに保持された付加データ情報が
    所定の条件を満たさない場合には、前記画像形成手段に
    よる正常な画像形成を行わないことを特徴とする画像形
    成装置。
  2. 【請求項2】 前記所定の条件は、前記第1及び第2の
    メモリに保持された付加データの一致であることを特徴
    とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記第1および第2のメモリは、不揮発
    性のメモリであることを特徴とする請求項1記載の画像
    形成装置。
  4. 【請求項4】 前記付加データ生成手段は、前記画像形
    成制御手段内に備えられることを特徴とする請求項1記
    載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記付加データ生成手段は、前記画像処
    理手段内に備えられることを特徴とする請求項1記載の
    画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記付加データ情報は、該画像形成装置
    を特定する情報であることを特徴とする請求項1記載の
    画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記画像形成手段は、少なくともイエロ
    ーを含む複数色によって記録媒体上にカラー画像を形成
    し、 前記付加データ生成手段は、前記画像データ生成手段に
    おいてイエローに係る画像データが生成される場合にの
    み、前記付加データを生成することを特徴とする請求項
    1記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記画像形成制御手段は、画像形成素子
    の駆動を制御することによって画像形成動作を制御する
    ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  9. 【請求項9】 前記画像形成素子は発光素子であること
    を特徴とする請求項8記載の画像形成装置。
  10. 【請求項10】 記録媒体上に画像を形成する画像形成
    手段と、 入力された画像データに対して所定の画像処理を施す画
    像処理手段と、 付加データ情報に基づいて、前記画像データに付加する
    付加データを生成する付加データ生成手段と、 前記画像データに対して前記付加データを重畳した後
    に、該画像データに基づく画像形成を行うように前記画
    像形成手段を制御する画像形成制御手段と、を有する画
    像形成装置の制御方法であって、 前記画像処理手段及び前記画像形成制御手段はそれぞ
    れ、前記付加データ情報を保持する第1及び第2のメモ
    リを備え、 該第1及び第2のメモリに保持された付加データ情報が
    所定の条件を満たすか否かを判定し、 該所定の条件を満たす場合には前記画像形成による画像
    形成を正常に実行し、 該所定の条件を満たさない場合には前記画像形成手段に
    よる画像形成を正常に行わないことを特徴とする画像形
    成装置の制御方法。
  11. 【請求項11】 前記所定の条件は、前記第1及び第2
    のメモリに保持された付加データの一致であることを特
    徴とする請求項10記載の画像形成装置の制御方法。
  12. 【請求項12】 コンピュータで実行されることによっ
    て、該コンピュータを請求項1乃至9のいずれかに記載
    の画像形成装置として動作させるプログラム。
  13. 【請求項13】 請求項12記載のプログラムを記録し
    た記録媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007121436A (ja) * 2005-10-25 2007-05-17 Ricoh Co Ltd 書き込み制御ic、光書き込み装置、及び画像形成装置
JP2007182069A (ja) * 2005-12-06 2007-07-19 Ricoh Co Ltd 書き込み制御ic、光書き込み装置、及び画像形成装置

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