JPH10271318A - カラー画像処理装置及び方法 - Google Patents

カラー画像処理装置及び方法

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JPH10271318A
JPH10271318A JP9073620A JP7362097A JPH10271318A JP H10271318 A JPH10271318 A JP H10271318A JP 9073620 A JP9073620 A JP 9073620A JP 7362097 A JP7362097 A JP 7362097A JP H10271318 A JPH10271318 A JP H10271318A
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JP
Japan
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color image
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image data
data
image processing
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JP9073620A
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Inventor
Hiroyuki Yamazaki
博之 山崎
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Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像に付加されるパターンに含まれる情報を
増やす一方で、そのパターンの視認性を低く抑えるとと
もに、そのパターンの解読信頼性を高くたもつことがで
きるカラー画像形成方法及びその装置を提供する。 【解決手段】 RGBカラー画像データを入力し、その
入力カラー画像データを濃度信号に変換する。両面印刷
時、まずネットワーク環境やホストや画像形成時刻に係
る情報を取得して、パターンデータを生成し、濃度信号
の内、イエロ信号に生成されたパターンデータを付加
し、そのパターンデータが付加された濃度信号に基づい
て記録用紙の裏面に画像を形成し、次にROMに格納さ
れた機種番号や機体番号を表わす情報に基づいて、パタ
ーンデータを生成し、イエロ信号に生成されたパターン
データを付加し、そのパターンデータが付加された濃度
信号に基づいて記録用紙の表面に画像を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はカラー画像処理装置
及び方法に関し、特に、画像の形成を禁止した画像が形
成されることを抑止するカラー画像処理装置及び方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、プリンタや複写機などのカラー画
像形成装置は、その性能向上、及び、その普及の両面で
大幅な躍進を遂げている。また、フルカラー画像形成方
式も、銀塩方式、感熱方式、電子写真方式、静電記録方
式、インクジェット方式などの多数の方式を開発され、
これらの方式が画像形成装置に適用され、高画質なカラ
ー画像を簡単に得ることできるようになっている。
【0003】しかしながら、このような技術の進歩に伴
い、フルカラー画像形成装置を用いて簡単に紙幣や有価
証券を偽造できるという問題が生じてきた。従って、こ
のような問題の発生を防止するため、近年のフルカラー
画像形成装置には様々な偽造防止機能が必要になりつつ
ある。
【0004】例えば、画像形成の際に記録用紙に画像形
成装置の機種番号などを表わす規則的なドットパターン
を重畳し、画像形成が禁止されている画像が発見された
ときにはその画像上に重畳されたドットパターンから画
像形成が行なわれた装置の機種番号を割り出し、特定す
るという追跡パターン方式がある。
【0005】この方式において用いられるドットパター
ンは、画像形成装置から出力される全ての画像に重畳さ
れるため、最も視認性の低い、即ち、人間の眼には識別
しづらいイエロ色の記録剤(トナーやインク等)を用い
て重畳されると良い。また、人間の目につきにくくする
ためにそのパターンの密度はできるだけ低くし、切手な
どの小さいものからでも解読可能なことと、解読の信頼
性を高めるために繰り返し重畳されるパターンの間隔は
できるだけ小さくすることが要求される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
例の追跡パターン方式では、画像形成を禁止している画
像の形成がなされた装置の機種番号や機体番号を特定す
ることはできても、その装置がどこに設置されていて、
誰が使用したかを特定するのは困難であった。
【0007】一方、ドットパターンにより多くの情報を
含めると、そのパターンを大きくしたり、パターンその
ものの密度を高くしたりすることが必要となるので、人
間の眼には目立ってしまい、更には解読の信頼性が低下
するという問題が生じる。
【0008】本発明は上記従来例に鑑みてなされたもの
で、画像形成が禁止された画像を操作者が形成すること
を抑止するために、上記画像の形成が行なわれた場合に
は、この画像を形成した状況を確実かつ詳細に確定でき
るカラー画像処理装置及び方法を提供することを目的と
している。また、上記画像をインターネット等を介して
受信した際に、送信元を確実に判別できるようにするこ
とを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明のカラー画像処理方法は、以下のような工程か
らなる。
【0010】即ち、カラー画像処理装置を制御するカラ
ー画像処理方法であって、カラー画像データを入力する
入力工程と、前記カラー画像処理装置を特定する第1の
情報を発生する発生工程と、前記カラー画像処理装置が
有する環境を特定する第2の情報を取得する取得工程
と、前記第1の情報もしくは第2の情報に基づく付加情
報を、前記入力手段により入力されたカラー画像データ
に対して、該カラー画像データが画像形成された時に該
付加情報の存在を人間の眼に識別しにくくなる様に付加
する付加工程と、前記付加工程において付加が行なわれ
たカラー画像データの内、前記第1の情報に基づく付加
情報が付加されたカラー画像データを記録媒体の第1面
に可視画像として形成し、前記第2の情報に基づく付加
情報が付加されたカラー画像データを記録媒体の第1面
とは異なる第2面に可視画像として形成する画像形成工
程を有することを特徴とするカラー画像処理方法を備え
る。
【0011】また他の発明によれば、カラー画像処理装
置であって、カラー画像データを入力する入力手段と、
前記カラー画像処理装置を特定する第1の情報を発生す
る発生手段と、前記カラー画像処理装置が有する環境を
特定する第2の情報を取得する取得手段と、前記第1の
情報もしくは第2の情報に基づく付加情報を、前記入力
手段により入力されたカラー画像データに対して、該カ
ラー画像データが画像形成された時に該付加情報の存在
を人間の眼に識別しにくくなる様に付加する付加手段
と、前記付加手段による付加が行なわれたカラー画像デ
ータの内、前記第1の情報に基づく付加情報が付加され
たカラー画像データを記録媒体の第1面に可視画像とし
て形成し、前記第2の情報に基づく付加情報が付加され
たカラー画像データを記録媒体の第1面とは異なる第2
面に可視画像として形成する画像形成手段を有すること
を特徴とするカラー画像処理装置を備える。
【0012】さらに他の発明によれば、カラー画像デー
タを入力する入力工程と、前記入力カラー画像データを
処理する処理工程と、記憶媒体に格納された画像形成装
置を特定する第1の情報と、画像形成がなされた環境を
特定する第2の情報を取得して、前記第1及び第2の情
報に基づいて、パターンデータを生成する生成工程と、
前記処理工程において処理されたカラー画像データに、
前記生成工程において生成されたパターンデータを付加
する付加工程と、前記付加工程においてパターンデータ
が付加されたカラー画像データ或は前記パターンデータ
に基づいてシート状の記録媒体の両面に画像形成が可能
な画像形成工程とを有することを特徴とするカラー画像
処理方法を備える。
【0013】さらに他の発明によれば、カラー画像デー
タを入力する入力手段と、前記入力手段によって入力さ
れたカラー画像データを処理する処理手段と、装置を特
定する第1の情報を格納する記憶手段と、画像形成がな
された環境を特定する第2の情報を取得する取得手段
と、前記第1及び第2の情報に基づいて、パターンデー
タを生成する生成手段と、前記処理手段によって処理さ
れたカラー画像データに、前記生成手段によって生成さ
れたパターンデータを付加する付加手段と、前記付加手
段によってパターンデータが付加されたカラー画像デー
タ或は前記パターンデータに基づいてシート状の記録媒
体の両面に画像を形成することが可能な画像形成手段と
を有することを特徴とするカラー画像処理装置を備え
る。
【0014】さらに、外部からの指示に基づいて、記録
媒体の両面に画像を形成する第1のモード、或は、片面
に画像を形成する第2のモードのいづれかを選択する選
択手段を設けることが望ましい。
【0015】このとき、画像形成手段は、第1のモード
が選択された場合には、記録媒体の表面には第1の情報
に基づくパターンデータが付加されたカラー画像データ
に基づいて画像形成を行い、記録媒体の裏面には第2の
情報に基づくパターンデータが付加されたカラー画像デ
ータに基づいて画像形成を行うと良く、一方、第2のモ
ード選択された場合には、記録媒体の表面にのみ、第1
の情報に基づくパターンデータが付加されたカラー画像
データに基づいて画像形成を行なうと良い。
【0016】或は、画像形成手段は、第1或は第2のモ
ードの選択に係わりなく、記録媒体の表面には第1の情
報に基づくパターンデータが付加されたカラー画像デー
タに基づいて画像形成を行い、記録媒体の裏面には少な
くとも第2の情報に基づくパターンデータに基づいて画
像形成を行っても良い。
【0017】ここで、第1の情報は、カラー画像形成装
置の機種番号や機体番号を表わし、第2の情報は、カラ
ー画像形成装置が接続されるネットワーク環境やホスト
や画像形成時刻に係る情報を含むことが好ましい。
【0018】さらに、第1及び第2の情報に基づいてパ
ターンデータを生成する前に、これら第1及び第2の情
報をコード化することが望ましい。
【0019】なお、上記の処理手段は、RGB成分で表
現される入力カラー画像データをYMCBk成分で表現
される濃度データに変換し、付加手段では、パターンデ
ータをY成分の濃度データにのみ付加することが好まし
い。
【0020】以上の構成により本発明は、カラー画像デ
ータを入力し、その入力カラー画像データを処理する一
方で、記憶媒体に格納された装置を特定する第1の情報
と、画像形成がなされた環境を特定する第2の情報を取
得して、これら第1及び第2の情報に基づいて、パター
ンデータを生成し、処理された入力カラー画像データ
に、生成されたパターンデータを付加し、そのパターン
データが付加されたカラー画像データ或はそのパターン
データに基づいてシート状の記録媒体の両面に画像形成
ができるようにする。
【0021】さらに他の発明によれば、カラー画像処理
装置であって、カラー画像データを外部端末からインタ
ーネットを用いることにより受信する受信手段と、前記
外部端末のインターネットアドレスを取得する取得手段
と、前記インターネットアドレスに基づく付加情報を、
前記受信手段により受信したカラー画像データに対し
て、該カラー画像データが画像形成された時に該付加情
報の存在を人間の眼に識別しにくくなる様に付加する付
加手段と、前記付加手段による付加が行なわれたカラー
画像データを所定の画像形成手段に出力し、該画像形成
手段により可視画像として形成させる出力手段とを有す
ることを特徴とするカラー画像処理装置を備える。
【0022】さらに他の発明によれば、カラー画像処理
装置を制御するカラー画像処理方法であって、カラー画
像データを外部端末からインターネットを用いることに
より受信する受信工程と、前記外部端末のインターネッ
トアドレスを取得する取得工程と、前記インターネット
アドレスに基づく付加情報を、前記受信工程において受
信したカラー画像データに対して、該カラー画像データ
が画像形成された時に該付加情報の存在を人間の眼に識
別しにくくなる様に付加する付加工程と、前記付加手段
による付加が行なわれたカラー画像データを所定の画像
形成手段に出力し、該画像形成手段により可視画像とし
て形成させる出力工程とを有することを特徴とするカラ
ー画像処理方法を備える
【発明の実施の形態】以下添付図面を参照して本発明の
好適な実施の形態について詳細に説明する。
【0023】ここでは、特に、カラー電子写真方式に従
い、 Y(イエロ)、M(マゼンタ)、C(シアン)、
BK(ブラック)の面順次に画像形成して、各色の画像
を1枚の記録用紙に重ねあわせフルカラー画像を形成す
る画像形成装置を例にとり、記録用紙の両面に画像を形
成する場合について説明する図1は、本発明の代表的な
実施形態であるカラー画像形成装置の構成を示す側断面
図である。なお、この装置にはホストコンピュータ(不
図示:以下、ホストという)からRGB色成分で構成さ
れるカラー画像データが送られてくるものとする。この
装置とホストとの接続は、例えば、接続ケーブルなどを
用いてホストに対してこの装置を直接接続する1対1接
続と、イーサネットやアップルトークなどのLANのネ
ットワークを介して接続する1対N接続とがあり、この
装置が用いられる環境によって選択され用いられる。こ
の実施形態では、LANネットワークとの物理層の接続
にあたっては、その接続プロトコルとは係わりなく、1
0BaseTをインタフェースとする接続ケーブルを用
いるとする。
【0024】記録用紙の両面に画像を形成する場合、ま
ず記録用紙の裏面に、次に表面に画像形成がなされる。
ホストからRGB画像データを受信したコントローラ1
00は、その受信画像データに基づき、裏面用の画像信
号としてYMCBk各成分の濃度信号を面順次に生成し
て画像形成プロセスを実行する。
【0025】裏面用の画像信号がコントローラ100か
ら出力され、半導体レーザ(不図示)が駆動されると、
半導体レーザはレーザビーム光をポリゴンミラー101
に向けて発光する。この時、帯電器104によって感光
体ドラム105が所定極性に均一に帯電される。さて、
ポリゴンミラー101によって反射されたレーザビーム
光Lは、レンズ102、ミラー103を経て感光体ドラ
ム105を走査して、感光ドラム105上に例えばY成
分の濃度信号に基づく静電潜像を形成する。次いで、イ
エロ現像器Dyに所定の現像バイアス電圧が印加されて
潜像が現像され、感光体ドラム105上にイエロのトナ
ー像が形成される。感光体ドラム105上に形成された
トナー像はそのまま転写ドラム106へと転写される。
【0026】次に、感光体ドラム105上にレーザビー
ム光LによりM成分の濃度信号に基づく潜像が形成さ
れ、次いで、マゼンタ現像器Dmにより感光体ドラム1
05上の潜像が現像されてマゼンタのトナー像が形成さ
れ、転写ドラム106へと転写される。
【0027】続いて同様にシアンとブラックのトナー像
が転写ドラム106へ転写され、この結果4色のトナー
像が転写ドラム上に形成される。
【0028】一方、所定のタイミングで給紙カセット1
07より記録用紙Pが給紙され、給紙ローラ108を経
て転写ドラム105へと導かれ、ここで記録用紙Pへの
トナー像の転写が行われる。同時に、クリーナ106f
によって転写ドラム106上に残留するトナーが除去さ
れ、記録用紙の表面に対する潜像形成および現像工程に
備える。続いて、定着器109により用紙P上のトナー
像の定着が行われ、記録用紙裏面の画像形成が終了す
る。
【0029】この後、記録用紙Pは両面フラッパ110
へと進み、両面フラッパ110は両面ユニット113側
へ用紙Pを導き、反転ローラ111を送り込み方向に駆
動する。このようにして記録用紙Pが待機ユニット11
2へと送り込まれると、次に反転ローラ111は反転動
作を開始する。反転動作によって記録用紙Pは両面ユニ
ット113へと搬送される。そして、記録用紙の先端が
所定ポジションに到達後、搬送を一旦停止し、横方向の
レジストレーション調整を実行する。その調整後、再給
紙待機位置まで記録用紙Pを所定スピードで搬送する。
【0030】次に上記と同様のプロセスによって転写ド
ラム106上に記録用紙表面のトナー像が形成される
と、用紙搬送が再開され、記録用紙の表面に対する形成
画像の転写と定着とが実行され、その後、記録用紙P
は、排紙ユニット114、115へと排出される。
【0031】次に、図1に示したのカラー画像形成装置
が記録用紙上に形成される画像に付加するパターンにつ
いて説明する。
【0032】図2は付加パターンの印刷例を表わした図
である。
【0033】図2において、枠によって囲まれた領域が
付加パターンの単位であり、記録用紙上の画像中にこの
パターンが縦方向と横方向に繰り返して付加される。ま
た、各領域内のドット各々は、例えば、微小なイエロド
ットと両隣の白抜きドット(トナーが付着しておらず、
記録用紙の地が見える部分)によって構成される。
【0034】このようなパターンはコントローラ100
によって画像データに付加される。
【0035】図3はコントローラ100の構成を示すブ
ロック図である。
【0036】まず、カラー処理部301は、ホストから
各色成分について1画素8ビットのRGBカラー画像デ
ータ317と色指定信号(ICLR)315とを受信す
る。この実施形態におけるカラー画像形成装置は上述し
たようにイエロ(Y)画像、マゼンタ(M)画像、シア
ン(C)画像、ブラック(Bk)画像を面順次に形成す
るため、カラー処理部301もこれに対応して、面順次
に、即ち、1画面分(記録用紙1枚分)のYデータ、1
画面分のMデータ、1画面分のCデータ、1画面分のB
kデータの順に濃度画像データを出力する。このため、
カラー処理部301では一画面分のRGBカラー画像デ
ータを1画素ずつ、まずYデータを表わす8ビットのV
DO(ビデオ)信号に変換して出力する。次いで、Mデ
ータを表わす8ビットのVDO(ビデオ)信号、Cデー
タを表わす8ビットのVDO(ビデオ)信号、Bkデー
タを表わす8ビットのVDO(ビデオ)信号を出力す
る。
【0037】この変換の際にマスキング、UCR処理を
実行する。カラー処理部301では、入力RGBカラー
画像データをY、M、C、Bkのどの色のデータに変換
するかをホストから送られてくる色指定信号(ICL
R)315によって選択する。この実施形態では、色指
定信号(ICLR)316は、まずYを指定し、その
後、1画面分の画像データを出力する毎に、その指定が
M、C、Bkの順に変わる。
【0038】濃度補正部302は、カラー処理部301
から出力されるYMCBk各成分について1画素8ビッ
トの濃度画像信号を入力し、この装置の出力特性に応じ
た濃度補正を行なう。濃度補正部302から出力された
補正された濃度画像信号は、加算部303へと出力され
る。
【0039】さて、ROM304にはカラー画像形成装
置の機種番号および機体番号が暗号化されたコードが格
納されていて、第1のコード信号(FCODE)306
としてセレクタ318に出力される。また、ID取得部
320ではホストから受信する両面印刷か或は片面印刷
かを指定する印刷モード(S/B)に基づいて、両面印
刷を行なう場合には、さらに現在時刻(TIME)をク
ロック(CLK)321から、また、ホストからネット
ワークID(NID)、ユーザID(UID)などの情
報を取得して、これらの情報を暗号化回路305に出力
する。暗号化回路305ではその入力情報を暗号化し、
第2のコード信号(SCODE)307としてセレクタ
318に入力される。
【0040】片面印刷の場合には、セレクタ318は常
にROM304からの入力を選択するようになってい
て、ROM304からの第1のコード信号(FCOD
E)をそのまま追跡パターン発生回路308に入力す
る。これに対して、両面印刷の場合にはまず第1のコー
ド信号(FCODE)をROM304から追跡パターン
発生回路308に入力した後、セレクタ308はID取
得部320からの制御信号(SEL)に従って、データ
入力先を切替え、暗号化回路305からの第2のコード
信号(SCODE)307を選択して、これを追跡パタ
ーン発生回路308に入力する。
【0041】追跡パターン発生回路308ではセレクタ
318で選択されたコード信号(CODE)319に従
って、濃度画像信号に付加するパターンを発生させ、こ
れを加算部303に出力する。加算部303は色指定信
号(ICLR)315が“Y(イエロ)”を指定したと
きに限り、入力ビデオ信号(VDO)にパターンを加算
し、色指定信号(ICLR)315がM、C、Bkを指
定している場合には加算を行わない。
【0042】このように処理を加えられた各色成分ビデ
オ信号(VDO)はPWM(パルス幅変調)部309に
出力される。PWM部309では、1画素8ビットの濃
度画像信号をラッチ回路310で画像クロック(PCL
K)316の立ち上がりに同期させてラッチし、さら
に、その濃度画像信号をD/Aコンバータ311で信号
値に対応したアナログ電圧に変換して、アナログコンパ
レータ312の1つの入力端子に入力する。一方、三角
波発生部314は、画像クロック(PCLK)316に
基づいて三角波を発生させて、これをアナログコンパレ
ータ312のもう一方の入力端子に入力する。アナログ
コンパレータ312ではアナログ電圧と三角波の2つの
入力信号を比較し、PWMされた信号を出力し、インバ
ータ313でこの信号を反転し、最終的にPWM信号が
得られる。このPWM信号はレーザ駆動部(不図示)へ
と入力され、半導体レーザを駆動する。
【0043】なお、図3において、200はコントロー
ラ100全体を制御するCPU、201はCPU200
が実行する制御に必要なプログラムが格納されたRO
M、202はそのプログラムを実行するためにCPU2
00が作業領域として用いるRAMである。
【0044】次に、以上の構成の装置における偽造防止
のためのパターン付加の処理について、図4〜図5に示
すフローチャートを参照して説明する。
【0045】まず、ステップS100ではプリント開始
時に印刷モードが両面印刷或は片面印刷のいづれである
かをホストからの印刷モード(S/B)の信号に基づい
て判断する。ここで、印刷モードが片面印刷であるな
ら、処理はステップS101〜S107をスキップして
ステップS108に進む。これに対して、印刷モードが
両面印刷であるなら、処理はステップS101に進み、
まず裏面印刷を開始する。
【0046】そのとき、処理はステップS102におい
て、この実施形態の装置がネットワークを介してホスト
と接続されているなら、まずネットワークID(NI
D)を取得する。なお、この実施形態の装置が接続ケー
ブルによって直接ホストと接続されているならステップ
S102の処理はスキップする。
【0047】ここで、ネットワークID(NID)取得
の手順を図5に示すフローチャートを参照して説明す
る。以下の例はこの実施形態の装置がEthernet
(イーサネット)、ネットウェア(Netware)、
アップルトーク(AppleTalk)、TCP/IP
のいづれかをサポートしているとする。
【0048】まず、ステップS200では、接続ネット
ワークがTCP/IPであるかどうかを調べ、そうであ
るならば処理はステップS203に進んで、IPアドレ
スを取得する。これに対して、接続ネットワークがTC
P/IPでなければ、処理はステップS201に進ん
で、接続ネットワークがAppleTalkかどうかを
調べる。
【0049】ここで、そのネットワークがAppleT
alkであるならば、処理はステップS204に進ん
で、AppleTalk Zone及びプリンタ名を取
得する。これに対して、そのネットワークがApple
Talkでなければ、処理はステップS202に進ん
で、接続ネットワークがNetwareであるかどうか
を調べる。
【0050】ここで、そのネットワークのプロトコルが
IPXであるならば、処理はステップS205に進ん
で、IPXアドレスを取得する。これに対して、接続ネ
ットワークがNetwareでなければ、処理はステッ
プS206に進み、接続ネットワークはEtherne
tであると判断してイーサネットアドレスを取得する。
【0051】以上のようにして、NIDを取得後、処理
はステップS103において、ホストからユーザID
を、さらに、ステップS104ではクロック(CLK)
321から印刷時刻として現在時刻(TIME)を取得
する。
【0052】このようにして取得された情報は、図6の
ようにID取得部320のメモリ内に格納される。
【0053】次に、処理はステップS105において、
ID取得部320のメモリ内に格納された情報は暗号化
回路305において暗号化され、暗号化回路305の内
部メモリに格納される。この暗号化コードは、裏面印刷
に用いられるイエロの画像データを加算部302に出力
することに同期して、セレクタ318及び追跡パターン
発生回路308を経て加算器302に出力され、イエロ
の画像データに付加される。そして、ステップS107
において、記録用紙の裏面に上記の画像形成プロセスに
よって画像が形成される。
【0054】さて、ステップS108では、表面印刷の
処理を開始する。この処理が始まると、まず、ステップ
S109において、ROM304内に格納されている暗
号化された機種番号、機体番号が読み出され、ステップ
S110ではこのコードデータ(FCODE)が追跡パ
ターン発生回路308においてパターン化され、加算部
302において、イエロ画像データ中に付加される。そ
して、ステップS111では記録用紙の表面に上記の画
像形成プロセスによって画像が形成される。
【0055】この結果、両面印刷の場合には、記録用紙
の表面に装置の機種番号、機体番号を表わすパターンが
付加される一方、その裏面にはネットワークID、ユー
ザID、印刷時刻を表わすパターンが付加される。ま
た、片面印刷の場合には記録用紙の表面にのみ、装置の
機種番号、機体番号を表わすパターンが付加される。
【0056】従って、以上説明した実施形態に従えば、
特に、偽造対象となりやすいのは紙幣や有価証券など用
紙の両面に画像が印刷された印刷物であることに注目
し、両面印刷がなされた画像に対しては同じパターンを
用いて両面のイエロ画像に異なる情報を付加するので、
そのパターンの視認性を低く抑えつつも、画像に付加さ
れるパターンに含まれる情報を増やすことができる。こ
れによって、その画像を用いて偽造発生源の追跡がより
容易に行なわれることになる。
【0057】また種類の異なる情報各々を記録媒体の各
面全体に付加するので、記録媒体の1面を分割して、分
割された各領域に各情報を追加する場合と比較して、上
記各情報の解析できる確率が高くなる。
【0058】また、以上の実施形態で説明した接続ネッ
トワークはあくまでも例示であり、他のネットワーク
(例えば、LocalTalk、LANtasticな
ど)環境下にも本発明は適用可能であることは言うまで
もない。
【0059】さらに、以上の実施形態では、両面印刷の
場合にのみ記録用紙の表面に装置の機種番号、機体番号
を表わすパターンを付加し、その裏面にはネットワーク
ID、ユーザID、印刷時刻のような画像形成環境を表
わすパターンを付加したが本発明はこれによって限定さ
れるものではない。
【0060】例えば、付加パターンが記録用紙上で十分
に視認性が低いものであれば、片面印刷においても付加
パターンを両面に、即ち、表面に装置の機種番号、機体
番号を表わすパターン、その裏面にはネットワークI
D、ユーザID、印刷時刻のような画像形成環境を表わ
すパターンを印刷するようにしても良い。この場合、片
面印刷が終了した記録用紙は、両面ユニット113を経
て再給紙され、裏面にネットワークID、ユーザID、
印刷時刻のような画像形成環境を表わすパターンのみが
例えばイエロトナーによって印刷された後に、排出され
る。
【0061】また本発明はインターネットにより遠隔地
の端末から画像形成の禁止されているカラー画像データ
を受信し、その受信したデータを画像形成装置から可視
出力する場合にも応用できる。即ち、送信側のインター
ネットアドレス及びユーザ名を上記説明した実施形態で
のネットワークIDと同様に扱うことにより、パターン
として付加するようにすれば世界中の広範囲にわたる不
正な画像データの通信をも抑止することができる。
【0062】例えば、インターネットを介して転送され
たカラー画像データを端末が受信して、この受信ととも
に或は予めその端末が有する送信側のインターネットア
ドレス及びユーザ名を取得し、上述したようなパターン
付加手段を用いて、これら2つの情報を受信画像データ
に付加する。その後、情報が付加された受信画像データ
は端末に接続されているプリンタに可視画像として出力
される。
【0063】なお本発明には、このような処理を実現す
るための方法や必要な手段を有する装置を含む。
【0064】
【他の実施形態】なお、本発明は、複数の機器(例えば
ホストコンピュータ,インタフェース機器,リーダ,プ
リンタなど)から構成されるシステムに適用しても、一
つの機器からなる装置(例えば、複写機,ファクシミリ
装置など)に適用してもよい。
【0065】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そ
のシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPU
やMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを
読出し実行することによっても、達成されることは言う
までもない。
【0066】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。例えば、図3に示したC
PU200が高い処理能力を有していれば、プログラム
を実行することによって上記の暗号化処理やパターン生
成を実現することができる。
【0067】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク,ハードディス
ク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD
−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMな
どを用いることができる。
【0068】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0069】さらに、記憶媒体から読出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。
【0070】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、画
像形成が禁止された画像の形成が行なわれた場合には、
この画像を形成した状況を確実かつ詳細に確定できると
いう効果がある。これによって、不正な画像形成が抑止
される。
【0071】これによって、例えば、画像形成を禁止し
ている画像を表現する画像データを処理して画像形成が
なされた場合にも、容易にその画像形成行為がなされた
装置や状況を割り出すことが可能になる。
【0072】さらに、付加される情報が増えても記録媒
体上でそのパターンが付加される密度が増える訳ではな
いので、そのパターンの視認性は低く抑えられ、そのパ
ターンの解読信頼性を高くたもつことができるという利
点もある。
【0073】またインターネットを用いて形成が禁止さ
れている画像を表現するデータを受信したときにも、不
正にそのデータを送信した送信元を確実に割り出すこと
ができる。
【0074】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の代表的な実施形態であるカラー画像形
成装置の構成を示す側断面図である。
【図2】付加パターンの印刷例を表わした図である。
【図3】コントローラ100の構成を示すブロック図で
ある。
【図4】パターン付加処理を示すフローチャートであ
る。
【図5】ネットワークID取得処理を示すフローチャー
トである。
【図6】ID取得部320のメモリ内に格納された情報
を表わす図である。
【符号の説明】
100 コントローラ 101 ポリゴンミラー 102 レンズ 103 ミラー 104 帯電器 105 感光ドラム 106 転写ドラム 106f クリーナ 303 加算部 304 ROM 305 暗号化回路 308 追跡パターン発生回路 309 PWM部 320 ID取得部 321 クロック
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04N 1/00 107 B41J 3/00 B 1/60 H04N 1/40 D 1/46 1/46 Z

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カラー画像処理装置であって、 カラー画像データを入力する入力手段と、 前記カラー画像処理装置を特定する第1の情報を発生す
    る発生手段と、 前記カラー画像処理装置が有する環境を特定する第2の
    情報を取得する取得手段と、 前記第1の情報もしくは第2の情報に基づく付加情報
    を、前記入力手段により入力されたカラー画像データに
    対して、該カラー画像データが画像形成された時に該付
    加情報の存在を人間の眼に識別しにくくなる様に付加す
    る付加手段と、 前記付加手段による付加が行なわれたカラー画像データ
    の内、前記第1の情報に基づく付加情報が付加されたカ
    ラー画像データを記録媒体の第1面に可視画像として形
    成し、前記第2の情報に基づく付加情報が付加されたカ
    ラー画像データを記録媒体の第1面とは異なる第2面に
    可視画像として形成する画像形成手段を有することを特
    徴とするカラー画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記カラー画像データは複数の色成分デ
    ータから構成され、前記付加手段による付加情報の付加
    は、複数の色成分の1部の色成分データに対してのみ行
    なわれることを特徴とする請求項1に記載のカラー画像
    処理装置。
  3. 【請求項3】 前記複数の色成分データには、イエロ、
    マゼンタ、シアンが含まれ、前記1部の色成分データは
    イエロ成分であることを特徴とする請求項2に記載のカ
    ラー画像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記第1の情報は、前記カラー画像処理
    装置の機種番号或は機体番号であることを特徴とする請
    求項1に記載のカラー画像処理装置。
  5. 【請求項5】 前記第2の情報は、前記カラー画像処理
    装置に接続されている外部装置を特定する情報であるこ
    とを特徴とする請求項1に記載のカラー画像処理装置。
  6. 【請求項6】 前記第2の情報は、前記カラー画像処理
    装置における前記画像形成手段が前記入力手段により入
    力されたカラー画像データを形成した時刻の情報である
    ことを特徴とする請求項1に記載のカラー画像処理装
    置。
  7. 【請求項7】 カラー画像処理装置を制御するカラー画
    像処理方法であって、 カラー画像データを入力する入力工程と、 前記カラー画像処理装置を特定する第1の情報を発生す
    る発生工程と、 前記カラー画像処理装置が有する環境を特定する第2の
    情報を取得する取得工程と、 前記第1の情報もしくは第2の情報に基づく付加情報
    を、前記入力手段により入力されたカラー画像データに
    対して、該カラー画像データが画像形成された時に該付
    加情報の存在を人間の眼に識別しにくくなる様に付加す
    る付加工程と、 前記付加工程において付加が行なわれたカラー画像デー
    タの内、前記第1の情報に基づく付加情報が付加された
    カラー画像データを記録媒体の第1面に可視画像として
    形成し、前記第2の情報に基づく付加情報が付加された
    カラー画像データを記録媒体の第1面とは異なる第2面
    に可視画像として形成する画像形成工程を有することを
    特徴とするカラー画像処理方法。
  8. 【請求項8】 カラー画像データを入力する入力手段
    と、 前記入力手段によって入力されたカラー画像データを処
    理する処理手段と、 装置を特定する第1の情報を格納する記憶手段と、 画像形成がなされた環境を特定する第2の情報を取得す
    る取得手段と、 前記第1及び第2の情報に基づいて、パターンデータを
    生成する生成手段と、 前記処理手段によって処理されたカラー画像データに、
    前記生成手段によって生成されたパターンデータを付加
    する付加手段と、 前記付加手段によってパターンデータが付加されたカラ
    ー画像データ或は前記パターンデータに基づいてシート
    状の記録媒体の両面に画像を形成することが可能な画像
    形成手段とを有することを特徴とするカラー画像処理装
    置。
  9. 【請求項9】 外部からの指示に基づいて、前記記録媒
    体の両面に画像を形成する第1のモード、或は、片面に
    画像を形成する第2のモードのいづれかを選択する選択
    手段をさらに有することを特徴とする請求項8に記載の
    カラー画像処理装置。
  10. 【請求項10】 前記画像形成手段は、前記第1のモー
    ドが選択された場合には、前記記録媒体の表面には前記
    第1の情報に基づくパターンデータが付加されたカラー
    画像データに基づいて画像形成を行い、前記記録媒体の
    裏面には前記第2の情報に基づくパターンデータが付加
    されたカラー画像データに基づいて画像形成を行い、 前記第2のモード選択された場合には、前記記録媒体の
    表面にのみ、前記第1の情報に基づくパターンデータが
    付加されたカラー画像データに基づいて画像形成を行な
    うことを特徴とする請求項9に記載のカラー画像処理装
    置。
  11. 【請求項11】 前記画像形成手段は、前記第1或は第
    2のモードの選択に係わりなく、前記記録媒体の表面に
    は前記第1の情報に基づくパターンデータが付加された
    カラー画像データに基づいて画像形成を行い、前記記録
    媒体の裏面には少なくとも前記第2の情報に基づくパタ
    ーンデータに基づいて画像形成を行うことを特徴とする
    請求項9に記載のカラー画像処理装置。
  12. 【請求項12】 前記第1の情報は、カラー画像処理装
    置の機種番号や機体番号を表わすことを特徴とする請求
    項8に記載のカラー画像処理装置。
  13. 【請求項13】 前記第2の情報は、カラー画像形成装
    置が接続されるネットワーク環境やホストや画像形成時
    刻に係る情報を含むことを特徴とする請求項8に記載の
    カラー画像処理装置。
  14. 【請求項14】 前記第1及び第2の情報に基づいてパ
    ターンデータを生成する前に、前記第1及び第2の情報
    をコード化することを特徴とする請求項8に記載のカラ
    ー画像処理装置。
  15. 【請求項15】 前記処理手段は、RGB成分で表現さ
    れる入力カラー画像データをYMCBk成分で表現され
    る濃度データに変換し、 前記付加手段は、前記パターンデータをY成分の濃度デ
    ータにのみ付加することを特徴とする請求項8に記載の
    カラー画像処理装置。
  16. 【請求項16】 カラー画像データを入力する入力工程
    と、 前記入力カラー画像データを処理する処理工程と、 記憶媒体に格納された画像形成装置を特定する第1の情
    報と、画像形成がなされた環境を特定する第2の情報を
    取得して、前記第1及び第2の情報に基づいて、パター
    ンデータを生成する生成工程と、 前記処理工程において処理されたカラー画像データに、
    前記生成工程において生成されたパターンデータを付加
    する付加工程と、 前記付加工程においてパターンデータが付加されたカラ
    ー画像データ或は前記パターンデータに基づいてシート
    状の記録媒体の両面に画像形成が可能な画像形成工程と
    を有することを特徴とするカラー画像処理方法。
  17. 【請求項17】 画像処理のプログラムコードが格納さ
    れたコンピュータ可読メモリであって、 カラー画像データを入力する入力処理を実行させるコー
    ドと、 前記入力カラー画像データの処理を実行させるコード
    と、 記憶媒体に格納された装置を特定する第1の情報と、画
    像形成がなされた環境を特定する第2の情報を取得し
    て、前記第1及び第2の情報に基づいて、パターンデー
    タを生成する処理を実行させるコードと、 前記処理されたカラー画像データに、前記生成されたパ
    ターンデータを付加する処理を実行するコードと、 前記パターンデータが付加されたカラー画像データ或は
    前記パターンデータに基づいてシート状の記録媒体の両
    面に画像を形成する処理を実行するコードとを有するこ
    とを特徴とするコンピュータ可読メモリ。
  18. 【請求項18】 カラー画像処理装置であって、 カラー画像データを外部端末からインターネットを用い
    ることにより受信する受信手段と、 前記外部端末のインターネットアドレスを取得する取得
    手段と、 前記インターネットアドレスに基づく付加情報を、前記
    受信手段により受信したカラー画像データに対して、該
    カラー画像データが画像形成された時に該付加情報の存
    在を人間の眼に識別しにくくなる様に付加する付加手段
    と、 前記付加手段による付加が行なわれたカラー画像データ
    を所定の画像形成手段に出力し、該画像形成手段により
    可視画像として形成させる出力手段とを有することを特
    徴とするカラー画像処理装置。
  19. 【請求項19】 カラー画像処理装置を制御するカラー
    画像処理方法であって、 カラー画像データを外部端末からインターネットを用い
    ることにより受信する受信工程と、 前記外部端末のインターネットアドレスを取得する取得
    工程と、 前記インターネットアドレスに基づく付加情報を、前記
    受信工程において受信したカラー画像データに対して、
    該カラー画像データが画像形成された時に該付加情報の
    存在を人間の眼に識別しにくくなる様に付加する付加工
    程と、 前記付加手段による付加が行なわれたカラー画像データ
    を所定の画像形成手段に出力し、該画像形成手段により
    可視画像として形成させる出力工程とを有することを特
    徴とするカラー画像処理方法。
JP9073620A 1997-03-26 1997-03-26 カラー画像処理装置及び方法 Withdrawn JPH10271318A (ja)

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