JP2002330276A - 画像形成装置及びその制御方法、及び画像形成システム - Google Patents

画像形成装置及びその制御方法、及び画像形成システム

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JP2002330276A
JP2002330276A JP2001134471A JP2001134471A JP2002330276A JP 2002330276 A JP2002330276 A JP 2002330276A JP 2001134471 A JP2001134471 A JP 2001134471A JP 2001134471 A JP2001134471 A JP 2001134471A JP 2002330276 A JP2002330276 A JP 2002330276A
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貢 田中
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像形成装置のエンジン部において画像デー
タに特定パターンを付加する際には、コントローラ部と
の同期を取るための時間軸変換デバイスを備える必要が
あったため、スペース的、コスト的に不利であった。 【解決手段】 入力したカラー画像データに基づいて画
像形成用データを生成するコントローラ部101と、該
画像形成用データに基づいて記録媒体上に可視像を形成
するエンジン部102からなる画像形成装置であって、
コントローラ部101において、前記カラー画像データ
に対して色変換処理を施すLOG変換器103と、該変
換後の画像データに対して、加算器107において特定
パターン発生部106において発生された特定パターン
を付加する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像形成装置及びそ
の制御方法、及び画像形成システムに関し、特に特定パ
ターンを付加した画像を形成する画像形成装置及びその
制御方法、及び画像形成システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、プリンタや複写装置等の画像形成
装置から出力される画像のカラー化及び高画質化に従
い、紙幣や有価証券等、本来複写すべきでない特定原稿
が複写され、偽造文書(偽造紙幣)として使用されると
いう社会問題が発生している。この様な問題を防止する
為に、例えば、特開平4−294682号公報に開示さ
れている様に、画像形成装置から得られる出力画像に対
して、人間の視覚特性では識別しにくい、機器番号等の
特定パターンを付加することにより、その出力を行った
画像形成装置を容易に特定できるようにするという技術
が提案されている。
【0003】このような画像形成装置においては、特定
のパターンを付加する為の構成をそのエンジン部に備え
ている。例えば、コントローラ部に入力されたRGBの
各色成分のデータは、YMCKの濃度画像データに変換
された後、所定のタイミングに従ってY,M,C,Kの
各色成分ごとに選択され、エンジン部に出力される。エ
ンジン部においては、受け取った画像データを一旦FI
FO(先入れ先出し回路)に入力し、ここでコントロー
ラ部とエンジン部の時間軸調整処理を行った後に、加算
器を用いて該画像データに所定の特定パターンを加算し
ていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の画像形成装置においては、特定パターンの付加をエン
ジン部にて行っていたため、受け取った画像データにつ
いて、コントローラ部とエンジン部との同期を取るため
に、一旦FIFOにて時間軸変換を施す必要があった。
従って、エンジン部においてはFIFOを搭載するため
の実装的なスペースを必要とし、更にコスト的にも不利
であった。
【0005】そこで、エンジン部のFIFOを削除し
て、コントローラ部とは非同期に特定パターンを重畳す
ることも考えられるが、該方法によれば本来の画像デー
タとの同期が取れないため、ビート及びモワレ等が発生
し、画質劣化を招いてしまう。
【0006】本発明は上述した問題を解決するためにな
されたものであり、画像データとの同期を適切に保つこ
とによって特定パターンを確実に付加する、省スペース
かつ低コストの画像形成装置及びその制御方法、及び画
像形成システムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の一手段として、本発明の画像形成装置は下記のような
構成を備える。
【0008】すなわち、入力したカラー画像データに基
づいて画像形成用データを生成するコントローラ部と、
該画像形成用データに基づいて記録媒体上に可視像を形
成するエンジン部からなる画像形成装置であって、前記
コントローラ部は、前記カラー画像データに対して所定
の画像処理を施す画像処理手段と、該画像処理後の画像
データに対して特定パターンを付加する付加手段と、を
有することを特徴とする。
【0009】または、入力したカラー画像データに基づ
いて画像形成用データを生成するコントローラ部と、該
画像形成用データに基づいて記録媒体上に可視像を形成
するエンジン部からなる画像形成装置であって、前記コ
ントローラ部は、前記カラー画像データに対して所定の
画像処理を施す画像処理手段と、該画像処理後の画像デ
ータに対して基準クロックを重畳するクロック重畳手段
と、を有し、前記エンジン部は、前記基準クロックが重
畳された画像データから該基準クロックを抽出するクロ
ック抽出手段と、該抽出した基準クロックに基づいて、
該画像データに特定パターンを付加する付加手段と、を
有することを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明の実施形態を詳細に説明する。
【0011】<第1実施形態>図1は、本実施形態の画
像形成装置の構成を示すブロック図であり、電子写真方
式に従って画像形成を行うレーザビームを備えている。
尚、該画像形成装置は所定のインターフェイスケーブル
を介して不図示のホストコンピュータ(以下、単にホス
トと称する)と接続されており、例えばこのホストが処
理した情報に基づいて、画像を記録媒体上に出力するこ
とが出来る。
【0012】図1において、装置に入力されたR(レッ
ド)、G(グリーン)、B(ブルー)の各色成分データ
は、先ずコントローラ部101において所定の信号処理
が施される。即ち、入力されたRGB各色成分のデータ
がコントローラ部101内に設けられたLOG変換器1
03によって、周知のマスキング処理による色変換、及
び下色除去(UCR)処理が施されることによって、Y
(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、K(ブ
ラック)の濃度データに変換される。この濃度データ
が、加算器107に入力される。
【0013】一方、特定パターン発生部106は、付加
すべき特定パターンが予め格納されているROMによっ
て構成されており、主走査カウンタ104及び副走査カ
ウンタ105によってそのアドレスが制御される。なお
特定パターンとしては、画像形成装置の装置機番や製造
番号等、該装置を特定可能な情報であることが望まし
い。
【0014】主走査カウンタ104及び副走査カウンタ
105に入力されるHSync信号は主走査方向の同期
信号であり、該信号が論理“H”である区間において、
主走査開始位置を定めている。また、副走査カウンタ1
05に入力されるHSync信号は副走査方向の同期信
号であり、論理“H”の区間において画像が有効となる
画像有効領域を定めている。
【0015】主走査カウンタ104はHSync信号に
よりリセットされ、クロック(CLK)信号によりnビ
ットカウンタとして機能し、所定のアドレスを発生す
る。また、副走査カウンタ105はVSync信号によ
りリセットされ、HSync信号でカウントアップする
ことによって画像ラインを形成する。
【0016】図2は、特定パターン発生部106におけ
るパターン発生の様子を示すタイミングチャートであ
り、主走査カウンタ104及び副走査カウンタ105に
よるアドレス制御を表している。なお、同図においてプ
リント用紙上に楕円で描かれている個所が、特定パター
ンの存在を表している。
【0017】同図によれば、主走査カウンタ104及び
副走査カウンタ105からなるアドレスカウンタによっ
て、特定パターン発生部106に格納されている特定パ
ターンが、画像データに対して規則的な周期で繰り返し
加算され、該特定パターンを付加した可視像が形成され
ることが分かる。
【0018】また、特定パターンと画像データを加算す
る加算器107においては、特定パターンの加算によっ
て画像データの本来の色味が変化してしまわない様に、
面積階調による平均化を行なっている。
【0019】図3は、記録紙上での特定パターンの展開
の様子を示す図である。同図においては、画像上の所定
周期Lの間に特定パターンが一度重畳される例を示して
おり、該特定パターンをPで表している。特定パターン
PはM×N画素相当サイズの領域に展開され、該領域内
において小領域M1の濃度をいくらか増加させ、更に小
領域M2の濃度をいくらか減少させることによって、特
定パターンPの平均濃度化が施される。
【0020】加算器107においては、人間の目がY
(イエロー)色トナーで描かれたパターンに対しては識
別能力が低いことを利用して、Yデータを形成する際
に、画像データに対して特定パターンを加算する。
【0021】図1に戻り、加算器107にて特定パター
ンが加算されたYデータ、及びM,C,Kの各画像デー
タはエンジン部102に入力され、レーザドライバ10
8によって変調される。そして該変調信号に従って、半
導体レーザ109が駆動される。なお、図1に示すエン
ジン部102においてはレーザドライバ108及び半導
体レーザ109のみを図示しているが、その他の画像形
成に関する構成については一般的なレーザビームプリン
タと同様であるため、ここでは詳細な説明を省略する。
以下、半導体レーザ109より出力されたレーザビーム
によって、実際に記録媒体上に画像が形成されるまでの
処理の概要を説明する。
【0022】半導体レーザ109より出力された信号
は、不図示のポリゴンミラー、F−θレンズ及び反射ミ
ラーを介して、不図示の感光ドラム上を走査する。
【0023】図4は、本実施形態の画像形成装置におけ
る印刷工程を示す図である。ここでは、感光体及び転写
ドラムを用いて、3色(Y,M,C)もしくは4色
(Y,M,C,K)のトナーを1色ずつ順次、3回もし
くは4回重ねて転写する所謂「重ね現像」処理について
説明するが、3色もしくは4色同時転写を行う場合、ま
たは転写ベルト等を用いた構成においても、本実施形態
と同様の効果が得られる。
【0024】本実施形態の感光ドラムは、その表層が導
電性基盤に光導電体を積層することによって構成されて
おり、帯電工程301において、不図示の1次帯電器に
より感光ドラムの表層が環境条件や感光ドラム履歴に関
わらず一定となる様に、定電流制御及びグリッド制御を
行って感光ドラムの表層を均一に帯電する。
【0025】次に露光工程302において、画像情報に
応じたレーザー光で感光ドラム上を走査することによ
り、レーザー光に応じた静電気力で感光ドラム上に静電
潜像が形成される。
【0026】そして現像工程303において、前記露光
工程302で形成された静電潜像が色毎に現像されるこ
とによって、トナー像として可視化される。
【0027】そして転写工程304においては、給紙工
程309にて供給されたプリント用紙を、同期を取りつ
つ感光ドラムに接触させ、転写帯電器にて該プリント用
紙の表面にトナーと反対極性の電荷を与えることによっ
て、感光ドラム上のトナー像を該プリント用紙に写し取
る。
【0028】転写後の感光ドラム上の残留トナーは、ド
ラムクリーニング工程306において不図示のクリーニ
ングプレードにより除去される。
【0029】上述した露光工程302,現像工程30
3,転写工程304,及びドラムクリーニング工程30
6の各工程は、画像形成でにおいて使用される色数に応
じて、例えばYMCであれば3回、YMCKであれば4
回、繰り返される。全ての色についての転写工程304
が終了したら、分離工程305において全色のトナー像
が転写されたプリント用紙を感光ドラムより分離する。
【0030】分離されたプリント用紙は、定着工程30
7において不図示の定着ローラにより加熱・加圧が施さ
れることによって、トナー像がプリント用紙に定着され
る。そして、該トナー像が定着されたプリント用紙は排
紙工程308にて機外に排出される。以上の各工程を経
て、本実施形態におけるカラー画像形成が終了する。
【0031】以上説明した様に本実施形態によれば、コ
ントローラ部101において、入力された画像データに
信号処理を施した後に特定パターンを重畳するため、特
定パターンの重畳時においては画像データとの同期が良
好に保たれる。
【0032】すなわち、エンジン部においてコントロー
ラ部との同期を取るための時間軸変換デバイスを備える
ことなく、画像信号に同期した特定パターンを付加する
ことが可能となるため、周期ずれに伴うビートやモワレ
等の画質劣化の発生を防ぐことができ、良好な画像を形
成することができる。
【0033】<第2実施形態>以下、本発明に係る第2
実施形態について説明する。
【0034】上述した第1実施形態においては、コント
ローラ部で特定パターンを重畳することによって、エン
ジン部との同期を取る必要をなくす例について説明し
た。しかしながら、一般にコントローラ部は、その交換
を容易に可能とする。従って悪意のユーザによれば、特
定パターンの重畳ユニットを搭載したコントローラ部
を、特に該機能を有していない他のコントローラに交換
することによって、偽造文書を作成してしまうことが考
えられる。
【0035】そこで第2実施形態では交換不可能なエン
ジン部において、コントローラ部との同期を確実にとり
つつ、特定パターンの重畳を行うことを特徴とする。
【0036】図5は、第2実施形態の画像形成装置の構
成を示すブロック図であり、第1実施形態と同様に、電
子写真方式に従って画像形成を行うレーザビームを備え
ている。また、該画像形成装置も所定のインターフェイ
スケーブルを介して不図示のホストコンピュータ(以
下、単にホストと称する)と接続されており、例えばこ
のホストが処理した情報に基づいて、画像を記録媒体上
に出力することが出来る。
【0037】図1において、装置に入力されたR(レッ
ド)、G(グリーン)、B(ブルー)の各色成分データ
は、先ずコントローラ部201において所定の信号処理
が施される。即ち、入力されたRGB各色成分のデータ
がコントローラ部201内に設けられたLOG変換器2
03によって、周知のマスキング処理による色変換、及
び下色除去(UCR)処理が施されることによって、Y
(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、K(ブ
ラック)の濃度データに変換される。
【0038】該変換された濃度データのうち、Yデータ
が変調部204に入力され、基準クロックが重畳され
る。
【0039】図6は、変調部204における変調の様子
を示すタイミングチャートである。同図において、最上
段がコントローラ部201における処理の基準クロック
CLKであり、これに同期してY色成分の画像データ
(0/1)が入力される。NRZが該画像データによる
波形を示しており、該画像データに対してクロックを重
畳した結果が、PEまたはFMで示される。ここでPE
はフェーズエンコーディング(Phase Encoding)法によ
る重畳例であり、FMは周波数変調(FrequencyModulat
ion)法による重畳例である。
【0040】例えばPE法によれば、基準クロックCL
K毎の画像データNRZの値によって、出力信号PEに
おける位相の変化方向を異ならせる。すなわち、画像デ
ータNRZの1ビット中に必ず1回反転するように出力
信号PEが制御され、データビットの中央パルスの立ち
上がりが1で、立ち下がりが0に対応し、同じ符号が続
く場合はデータビットの境目でもう一度反転することに
よって、画像データNRZに基準クロックCLKが重畳
される。この方法は、EXOR等の論理回路を用いるこ
とによって実現できる。
【0041】またFM法によれば、前記基準クロック毎
の画像データの値によって周波数を異ならせる。すなわ
ち、変調信号FMを、画像データNRZが1の時にその
データビット内における波形の反転を2回とし、画像デ
ータNRZが0の時に該反転を1回とするように制御す
る。
【0042】変調部204において、PE法またはFM
法によってクロックが重畳されたYデータは、他のM,
C,Kデータと共にセレクタ205に入力され、所定の
タイミングで切り換えられて順次エンジン部202に送
出される。
【0043】エンジン部202で受信された画像データ
は一旦PLL(Phase Lock Loop;位相同期回路)20
6に入力され、特にYデータが入力された場合には、こ
こで重畳されたクロックが抽出される。具体的にはPL
L206において、まず、入力された画像データとVC
O(Voltage controlled Osillator)からの出力信号と
の位相差を検出する。そして、該位相差がLPF(Low
Pass Filter)を介してDCレベルとなったものを再び
VCOに入力することによって、DCレベルに応じた周
波数での発振を得る。これにより、入力画像データと同
期したクロックを抽出することができる。
【0044】エンジン部202においては、PLL20
6で抽出されたクロックを用いて、特定パターン付加制
御回路207を駆動する。以下、特定パターン付加制御
回路207における制御処理について説明する。
【0045】まず、特定パターン発生器208に付加す
べき特定パターンが予め格納されており、特定パターン
付加制御回路207内の不図示のアドレスカウンタでそ
のアドレスが制御されることによって、M画素×Nライ
ンの画素からなる特定パターンが発生される。該特定パ
ターンの発生が規則的な周期で画像データの全エリアに
ついて繰り返され、加算器209において画像データに
該特定パターンが加算される。なお、加算器209にお
ける特定パターンの加算は、人間の目によって視認され
にくいYデータに対して行われ、例えば第1実施形態に
おいて図3に示した場合と同様に、画像上の所定周期L
の間に特定パターンPが一度重畳される。
【0046】なお、第2実施形態の加算器209におい
ても、特定パターンの加算によって画像データの本来の
色味が変化してしまわない様に、面積階調による平均化
を行なっており、該平均化方法は、第1実施形態の加算
器107と同様に図3に示す通りである。
【0047】加算器209にて特定パターンが加算され
たYデータ、及びM,C,Kの各画像データは、レーザ
部210に入力されて変調されることにより、不図示の
半導体レーザを駆動する。
【0048】なお、第2実施形態におけるレーザビーム
による画像形成方法は、上述した第1実施形態と同様で
あるため、説明を省略する。
【0049】以上説明したように第2実施形態によれ
ば、コントローラ部201にてクロックを重畳したYデ
ータをエンジン部202に伝送し、エンジン部202で
は該Yデータから重畳されたクロックを抽出して、該ク
ロックに基づいて特定パターンの付加を行うことによっ
て、画像データに良好に同期した特定パターンを付加す
ることができる。
【0050】すなわちエンジン部において、コントロー
ラ部との同期を取るための時間軸変換デバイスを備える
ことなく特定パターンの付加を確実に行うことができる
ため、コントローラ部の差し替えによる偽造文書の作成
を防止することができる。
【0051】なお、上述した第1及び第2実施形態にお
いてはレーザビームプリンタを例として説明したが、本
発明はもちろんこれに限定されるものではなく、複写装
置及びファクシミリ等、特定パターンを付加した画像形
成を行う装置であれば、適用可能である。
【0052】
【他の実施形態】なお、本発明は、複数の機器(例えば
ホストコンピュータ、インタフェイス機器、リーダ、プ
リンタなど)から構成されるシステムに適用しても、一
つの機器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ
装置など)に適用してもよい。
【0053】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体(または記録媒体)を、システムあるい
は装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュ
ータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納された
プログラムコードを読み出し実行することによっても、
達成されることは言うまでもない。この場合、記憶媒体
から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施
形態の機能を実現することになり、そのプログラムコー
ドを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実
行することにより、前述した実施形態の機能が実現され
るだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、
コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステ
ム(OS)などが実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。
【0054】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示
に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備
わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、画
像形成装置において、省スペースかつ低コストで、画像
データとの同期を適切に保ちつつ特定パターンを確実に
付加することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施形態における画像形成装置
の構成を示すブロック図である。
【図2】本実施形態における特定パターン形成の様子を
示すタイミングチャートである
【図3】本実施形態における特定パターンを重畳した画
像を形成する様子を示す図である。
【図4】本実施形態における画像形成の各工程を示す図
である。
【図5】第2実施形態における画像形成装置の構成を示
すブロック図である。
【図6】第2実施形態におけるクロック重畳の様子を示
すタイミングチャートである。
【符号の説明】
101,201 コントローラ部 102,202 エンジン部 103,203 LOG変換器 104 主走査カウンタ 105 副走査カウンタ 106,208 特定パターン発生部 107,209 加算器 108,210 レーザドライバ 109 半導体レーザ 204 変調部 205 セレクタ 206 PLL 207 特定パターン付加制御回路
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03G 21/00 562 G06T 1/00 500B 2H134 G06T 1/00 500 H04N 1/40 Z 5B057 H04N 1/40 G03G 21/00 382 5C076 5C077 Fターム(参考) 2C061 AP01 AP03 AP04 AQ06 AR01 JJ04 JJ13 2C087 AA03 AA09 AA13 AA15 AB05 AC08 BA03 BD07 CA12 CB06 CB07 2C187 AC07 AD03 CD07 2H027 FA28 FD01 FD08 FD10 2H030 AD06 AD11 2H134 NA22 5B057 CA01 CB01 CE08 CG07 5C076 AA14 BA02 BA03 BA04 BA05 BA06 5C077 LL14 MP08 PP23 TT06

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力したカラー画像データに基づいて画
    像形成用データを生成するコントローラ部と、該画像形
    成用データに基づいて記録媒体上に可視像を形成するエ
    ンジン部からなる画像形成装置であって、 前記コントローラ部は、 前記カラー画像データに対して所定の画像処理を施す画
    像処理手段と、 該画像処理後の画像データに対して特定パターンを付加
    する付加手段と、を有することを特徴とする画像形成装
    置。
  2. 【請求項2】 入力したカラー画像データに基づいて画
    像形成用データを生成するコントローラ部と、該画像形
    成用データに基づいて記録媒体上に可視像を形成するエ
    ンジン部からなる画像形成装置であって、 前記コントローラ部は、 前記カラー画像データに対して所定の画像処理を施す画
    像処理手段と、 該画像処理後の画像データに対して基準クロックを重畳
    するクロック重畳手段と、を有し、 前記エンジン部は、 前記基準クロックが重畳された画像データから該基準ク
    ロックを抽出するクロック抽出手段と、 該抽出した基準クロックに基づいて、該画像データに特
    定パターンを付加する付加手段と、を有することを特徴
    とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記クロック重畳手段は、前記基準クロ
    ック毎の画像データの値によって位相の変化方向を異な
    らせることで、該基準クロックを該画像データに重畳す
    ることを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記クロック重畳手段は、前記基準クロ
    ック毎の画像データの値によって周波数を異ならせるこ
    とで、該基準クロックを該画像データに重畳することを
    特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記クロック抽出手段は、位相同期回路
    によって前記基準クロックを抽出することを特徴とする
    請求項2記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記画像処理手段における所定の画像処
    理は、濃度データへの変換処理を含むことを特徴とする
    請求項1又は2記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記特定パターンは、画像形成装置を特
    定可能とするパターンであることを特徴とする請求項1
    又は2記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記付加手段は、所定色成分の画像デー
    タに対して、前記特定パターンを所定周期で繰り返し付
    加することを特徴とする請求項1又は2記載の画像形成
    装置。
  9. 【請求項9】 前記所定色成分はイエロー成分であるこ
    とを特徴とする請求項8記載の画像形成装置。
  10. 【請求項10】 前記エンジン部は、前記画像形成用デ
    ータに基づいてレーザビームを変調することによって、
    記録媒体上に可視像を形成することを特徴とする請求項
    1又は2記載の画像形成装置。
  11. 【請求項11】 入力したカラー画像データに基づいて
    画像形成用データを生成するコントローラ部と、該画像
    形成用データに基づいて記録媒体上に可視像を形成する
    エンジン部からなる画像形成装置の制御方法であって、 前記コントローラ部において、 前記カラー画像データに対して所定の画像処理を施し、 該画像処理後の画像データに対して特定パターンを付加
    することを特徴とする画像形成装置の制御方法。
  12. 【請求項12】 入力したカラー画像データに基づいて
    画像形成用データを生成するコントローラ部と、該画像
    形成用データに基づいて記録媒体上に可視像を形成する
    エンジン部からなる画像形成装置の制御方法であって、 前記コントローラ部において、 前記カラー画像データに対して所定の画像処理を施し、 該画像処理後の画像データに対して基準クロックを重畳
    し、 前記エンジン部において、 前記基準クロックが重畳された画像データから該基準ク
    ロックを抽出し、 該抽出した基準クロックに基づいて、該画像データに特
    定パターンを付加することを特徴とする画像形成装置の
    制御方法。
  13. 【請求項13】 入力したカラー画像データに基づいて
    画像形成用データを生成する画像処理装置と、該画像形
    成用データに基づいて記録媒体上に可視像を形成する画
    像形成装置とを接続した画像形成システムであって、 前記画像処理装置は、 前記カラー画像データに対して所定の画像処理を施す画
    像処理手段と、 該画像処理後の画像データに対して特定パターンを付加
    する付加手段と、を有することを特徴とする画像形成シ
    ステム。
  14. 【請求項14】 入力したカラー画像データに基づいて
    画像形成用データを生成する画像処理装置と、該画像形
    成用データに基づいて記録媒体上に可視像を形成する画
    像形成装置とを接続した画像形成システムであって、 前記画像処理装置は、 前記カラー画像データに対して所定の画像処理を施す画
    像処理手段と、 該画像処理後の画像データに対して基準クロックを重畳
    するクロック重畳手段と、を有し、 前記画像形成装置は、 前記基準クロックが重畳された画像データから該基準ク
    ロックを抽出するクロック抽出手段と、 該抽出した基準クロックに基づいて、該画像データに特
    定パターンを付加する付加手段と、を有することを特徴
    とする画像形成システム。
  15. 【請求項15】 コンピュータで実行されることによっ
    て、該コンピュータを請求項1乃至10のいずれかに記
    載のコントローラとして動作させることを特徴とするプ
    ログラム。
  16. 【請求項16】 請求項15記載のプログラムを記録し
    た記録媒体。
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US8400672B2 (en) 2007-01-23 2013-03-19 Sharp Kabushiki Kaisha Image processing apparatus

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