JP2005045322A - 画像形成装置及び画像形成方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】偽造防止等のために画像データに埋め込まれる付加情報を確実に解読することができるように、解像度の変化に関わらず一定の条件で付加情報を埋め込むことができる画像形成装置及び画像形成方法を提供する。
【解決手段】CPU302は、EEPROM213に格納されているエンジン215の固有の情報を受け取り、符号化回路306へ情報352を出力し、符号化回路306における情報352の暗号化、パリティチェック回路306でのパリティのチェック後、CPU302は主走査カウンタ307と副走査カウンタ308に対して、各解像度モードに応じたプリセット値をセットする。そして、主走査カウンタ307、副走査カウンタ308は、クロック信号に従ってアドオンラインでONを送出する。そして、アドオンドット生成回路309でアドオンドットを生成して、アドオン付加処理部205に送出し、画像に埋め込まれる。
【選択図】 図5

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、付加情報を付加した画像を形成する画像形成装置及び画像形成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、カラープリンタやカラー複写機等の画像形成装置の性能が益々向上し、高画質の画像を提供することが可能になってきている。これにより、紙幣等の有価証券と同様の画像を形成することも可能になりつつある。
【0003】
しかしながら、このような画像の形成は禁止されており、当該画像の形成行為を抑止する必要がある。この対処方法の一つとして、例えば上述したような画像が形成された場合には、形成画像に基づいて画像が形成された装置を割り出すことができるように、形成画像に画像形成装置固有の番号を示すドットパターンを埋め込む方式(以降、「アドオン方式」と称す)が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
アドオン方式のドットパターンは、一般的に、画像形成装置によって形成画像の画面全体に周期的に埋め込まれる。そして、通常は、これらの画像形成装置とは別の解読装置によって読み取られ、その読み取られた固有のドットパターンから画像を形成した画像形成装置が特定される。
【0005】
一方、最近の画像形成装置では、用途の違いから機種毎に、或いは同一機種において画像データの解像度を切り替えて印字する場合がある。例えば、ホストコンピュータから、解像度を切り替えるコマンドを画像形成装置に発し、画像形成装置はそのコマンドに応じて印字の解像度を切り替えるというものである。例えば、CADのプリント等のように尖鋭な画質が必要な場合は1200dpiのモードに切り替え、写真のように階調性を重視したい場合は600dpiのモードに切り替えるといった具合である。このように、最近の画像形成装置では、出力する画像の種類に適した印字を行って、画像品質を向上させることを行っている。
【0006】
【特許文献1】
特開平4−294682号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述したようなアドオン方式のドットパターンは、解読装置で適切に読み取るためには形成時に常に同一サイズ及び同一周期で形成する必要があるにも関わらず、従来の画像形成装置では、解像度が変化するとアドオン方式のドットパターンのドットサイズや周期にもずれが生じていた。図13は、従来の画像形成装置によって印字される600dpiモードと1200dpiモードでアドオン方式のドットパターンのサイズを示す図である。図13に示すように、従来は印字されるアドオン方式のドットパターンが解像度によってその大きさ・周期等が異なって印字されていた。従って、形成画像を読み取って当該形成画像に埋め込まれたドットパターンを解読しようとしても、適切に解読できないという問題があった。
【0008】
本発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、偽造防止等のために画像データに埋め込まれる付加情報を確実に解読することができるように、解像度の変化に関わらず一定の条件で付加情報を埋め込むことができる画像形成装置及び画像形成方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明は、画像に付加情報を付加して媒体上に形成する画像形成装置であって、
前記画像の解像度を指定する指定手段と、
前記画像に付加される所定の付加情報を所定サイズで生成する生成手段と、
前記画像に対して前記決定手段によって決定されたサイズで前記付加情報を人間の目に識別し難く付加する付加手段と、
前記付加情報が付加された前記画像を前記解像度で形成する画像形成手段とを備え、
前記付加情報が、前記指定手段によって指定された前記解像度にかかわらず常に同一サイズで前記媒体上に形成されることを特徴とする。
【0010】
また、本発明は、画像に付加情報を付加して媒体上に形成する画像形成方法であって、
前記画像の解像度を指定する指定工程と、
前記画像に付加される所定の付加情報を所定サイズで生成する生成工程と、
前記画像に対して前記決定工程によって決定されたサイズで前記付加情報を人間の目に識別し難く付加する付加工程と、
前記指定工程によって指定された前記解像度にかかわらず常に同一サイズで前記媒体上に形成される前記付加情報が付加された前記画像を前記解像度で形成する画像形成工程とを有することを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態に係る画像形成装置による解像度が切り替えられた画像への付加情報の好適な埋め込み処理について説明する。
【0012】
<第1の実施形態>
図1は、本発明の第1の実施形態に係るカラー電子写真技術を用いた画像形成装置の断面図である。尚、本発明の適用は、図1に示すようなカラー電子写真技術を用いた画像形成装置だけに限らず、インクジェット、熱転写方式等を用いた画像形成装置にも適用できることは言うまでもない。また、本実施形態では、Y(イエロー)、M(マゼンタ)、(シアン)、Bk(ブラック)の4色を面順次で印字を行うカラーレーザビームプリンタ(カラーLBP)を用いて説明するが、Y、M、C、Bkの4色を一括印字するインラインタイプのカラーLBPであってもよい。
【0013】
図1に示す画像形成装置において、入力濃度レベルは画像信号としてM、C、Y、Bkの各色が8ビットで面順次で送られてくるものとし、画像に付加される認識信号(すなわち、付加情報)を「アドオンドット」と呼ぶ。
【0014】
図1において、まず帯電機101によって感光体ドラム100が所定極性に均一に帯電され、レーザビーム光Lによる露光によって感光体ドラム100上に、例えばマゼンタ(M)の第1の潜像が形成される。次いで、マゼンタの現像器Dmにのみ所定の現像バイアス電圧が印加されて、マゼンタの潜像が現像され感光体ドラム100上にマゼンタの第1のトナー像が形成される。
【0015】
一方、所定タイミングで転写紙Pが給紙され、その先端が転写開始位置に達する直前に、トナーと反対極性(例えば、プラス極性)の転写バイアス電圧(+1.8KV)が転写ドラム102に印加され、上記感光体ドラム100の表面に静電吸着される。その後、感光体ドラム100上の第1のトナー像が転写紙Pに転写されると同時に、転写紙Pが転写ドラム102の表面に静電吸着される。さらに、感光体ドラム100は、クリーナ103によって残留するマゼンタトナーが除去され、次の色(例えば、シアン)の潜像形成及び現像に備える。
【0016】
次に、感光体ドラム100上においてレーザビーム光Lによりシアン(C)の第2の潜像が形成される。次いで、シアンの現像器Dcにより感光体ドラム100上の第2の潜像が形成されて、同様にして第2のトナー像が形成される。そして、シアンの第2のトナー像は、先に転写紙Pに転写されたマゼンタの第1の潜像の位置に合わせられて転写紙Pに転写される。この2色目のトナー像の転写においては、転写紙Pが転写部に達する直前に転写ドラム102に+2.1KVのバイアス電圧が印加される。
【0017】
同様にして、イエロー(Y)、ブラック(Bk)の第3、第4の各潜像が感光体ドラム100上に順次形成され、それぞれが現像器Dy、Dbによって順次現像され、転写紙Pに先に転写されたトナー像の位置に合わせられてイエロー、ブラックの第3、第4の各トナー像が順次転写される。このような手順によって、転写紙P上に4色のトナー像が重なった状態で画像が形成されることになる。
【0018】
図2は、第1の実施形態に係る画像形成装置の細部構成を示すブロック図である。また、図3は、第1の実施形態に係る画像形成装置による画像形成処理手順を説明するためのフローチャートである。図2に示すように、本実施形態に係る画像形成装置は、大きくコントローラ214とエンジン215から構成され、ホストコンピュータ201に接続されている。ホストコンピュータ201からはRGBの画像信号がパラレルに送出され、コントローラ214へ入力される(ステップS1)。コントローラ214内には、色変換処理部202、γ補正部203、中間調処理部204及びPWM処理部206が配置されている。
【0019】
ホストコンピュータ201からコントローラ214に入力されたRGB信号は、色変換処理部202でマスキングによる色補正、UCR(Under−Color Removal)による下色除去等の処理が行われて、マゼンタ(M)、シアン(C)、イエロー(Y)、ブラック(Bk)の画像信号へと変換される(ステップS2)。本実施形態では、上述のように、M、C、Y、Bk各色一画面ずつ印字するため、色変換処理部202からは面順次、すなわちMの一画面のデータ、Cの一画面のデータ、Yの一画面のデータ、Bkの一画面のデータの順に画像データが出力される。
【0020】
次に、γ補正部によって出力濃度曲線が線形になるように補正が行われ(ステップS3)、中間調処理部204で組織的ディザ法や誤差拡散法などの手法によって中間調処理が行われ(ステップS4)、多値画像データに基づいてPWM処理部206でパルス幅変調される(ステップS5)。
【0021】
コントローラ214で上記処理が行われた後、M、C、Y、Bkの画像信号はエンジン215へ入力される。エンジン215は、図2に示すように、アドオン付加処理部205、レーザ駆動部207、付加ドット発生部212、EEPROM213、スキャナ制御部251、ドラム駆動部251等によって構成される。そして、アドオン付加処理部205は、コントローラ214から入力されたM、C、Y、BkのPWM画像信号に対して、付加ドット発生部212から入力される信号に応じてドットパターンを埋め込む(ステップS6)。この処理の詳細については後述する。尚、本実施形態ではエンジン215は、600dpiと1200dpiの2モードの解像度を有しており、ホストコンピュータ201等の外部機器や画像形成装置の操作パネルを介してユーザ等からコントローラ214に対して行われた指示により解像度を切り替えるものとする。尚、その他の解像度の場合も同様にして適用することが可能である。
【0022】
また、エンジン215におけるデフォルトの解像度は600dpiであり、1200dpiの高解像度の指示(SEL信号)がされると、スキャナ制御部251で制御されるスキャナモータの回転数は変化させずに、ドラム駆動部252で制御される感光ドラムの駆動速度を1/2の速度に切り替える。さらに、レーザ駆動部207で制御されるレーザ光量を1/2にする。これにより、副走査方向の密度、すなわち、副走査方向の解像度が2倍になる。そして、コントローラ214から送出される画像信号を2倍の速度で送出することで、主走査方向の密度、すなわち、主走査方向の解像度が2倍になる。以上のようにして、エンジン215は1200dpiの印字を行う(ステップS7)。
【0023】
図4は、第1の実施形態における2つの解像度における各パラメータの状態を示す図である。図4に示すように、600dpiの状態を基準に考えると1200dpiの場合は、コントローラ214から送出される画像転送レートは2倍、コントローラ214の画像クロックPCLKの周波数は2倍、スキャナ回転速度は同等、すなわちBD周期は同等、レーザ光量は1/2倍、感光ドラムの回転速度は1/2倍である。また、用紙の搬送速度は1/2倍になるので、600dpiの場合の1/2倍のスループットとなる。尚、画像クロックについては、600dpiでPCLK、1200dpiではその2倍になることから、2xPCLKと表現する。
【0024】
図2に示すエンジン215は、付加ドット発生部212を有し、EEPROM213に格納されているエンジン215固有の情報(例えば、機種番号、機体番号等のID値)を画像に付加すべき暗号化された情報を発生して、アドオン付加処理部205へ出力する。
【0025】
アドオン付加処理部205は、コントローラ214から入力されたM、C、Y、BkのPWM画像信号に対して、付加ドット発生部212から入力される信号に応じて必要ならば、暗号化された情報(ドットパターン)を埋め込む。そして、ドットパターンが埋め込まれた画像信号はレーザ駆動部207に入力され、そこで印字される(ステップS7)。尚、通常はイエロー(Y)の画像信号に対してのみアドオンパターンを付加して出力する。これは、イエロー(Y)の画像が他の色の画像よりも人間の目に識別しにくいという特徴を利用したものである。
【0026】
さらに、エンジン215はCPU302を有し、エンジン215内の各ブロックの制御及び各ブロック間のデータの送受を行う。
【0027】
図5は、第1の実施形態におけるエンジン215内の付加ドット発生部212の細部構成を示すブロック図である。また、図6は、第1の実施形態におけるアドオンドットパターンの生成・埋め込み手順(ステップS6)を説明するためのフローチャートである。CPU302は、EEPROM213に格納されているエンジン215の固有の情報を受け取り(ステップS61)、符号化回路306へ情報352を出力する。符号化回路306では情報352の暗号化が行われ(ステップS62)、パリティチェック回路306でパリティがチェックされ(ステップS63)、ここでエラーの場合は印字動作が停止する。
【0028】
また、CPU302は、主走査カウンタ307と副走査カウンタ308に対して、各解像度モードに応じたプリセット値をセットする(ステップS64)。そして、主走査カウンタ307は、画像信号の主走査方向のクロック信号SCLKに従ってアドオンドットを付加すべき位置でONを送出する。本カウンタは、BD信号でリセットされる。一方、副走査カウンタ308は、副走査方向のクロック信号BD信号に従ってカウント動作を行い、アドオンラインでONを送出する(ステップS65)。本カウンタは、副走査方向の同期信号であるTOP信号でリセットされる。
【0029】
アドオンドット生成回路309は、パリティチェック回路306から送出されるテンプレート情報355と、主走査カウンタ307の出力と、副走査カウンタ308の出力とを比較し(ステップS66)、それらが一致した場合アドオンドットを生成して(ステップS67)、強制ON領域では1ドットフル点灯を指示するBK信号を、強制OFF領域では1ドット消灯を指示するWH信号をアドオン付加処理部205に送出する。
【0030】
図2に示すアドオン付加処理部205では、付加ドット発生部212から上記の通りBK信号が入力された時には対応する画像の位置の画像データを強制的に1ドット点灯し、WH信号が入力されたときには1ドット消灯する(ステップS68)。尚、アドオンドットを生成するSCLKはコントローラの画像クロックに合わせるとよい。すなわち、1200dpiの画像クロックが600dpiの2倍であるため、SCLKも2倍の周波数を使用することが望ましい。図5において、341は600dpiの画像クロックに近似した周波数を発する水晶発振器、342は1200dpiの画像クロックに近似した周波数を発する水晶発振器であり、CPU302から出力される切り替え信号SEL343によって、どちらの周波数のクロックをSCLKとして使用するかが選択される。
【0031】
図7は、第1の実施形態におけるCPU302が付加ドット発生部212の各回路に与えるパラメータを説明するための図である。図7では、パラメータとして、主走査、副走査の各カウンタのプリセット値351、354と、符号化回路305に送出されるID値352と、アドオンドット生成回路309に送出されるアドオンドットサイズ値353の設定値が示されている。すなわち、CPU302は、エンジン215の解像度モードによって、図7に示される設定値を付加ドット発生部212にセットする。図7に示す通り、600dpiでも1200dpiでも、画像形成時のアドオンドットのサイズや間隔が同じになるようにパラメータを与える。
【0032】
図8は、第1の実施形態における600dpiモードでのアドオンドットの一例を示す図である。図8では、点線n〜n+4がアドオンラインを示しており、404で示されるマークがアドオンドットである。また、アドオンドット404を拡大して細部を示したものが405であり、主走査方向9ドット×副走査方向4ラインで構成され、アドオンドットは強制ON領域401と両脇の強制OFF領域402、403によって形成されている。尚、アドオンドット405において、401、402、403以外の領域は、原画像データに対して変更を加えない画素である。本実施形態では、このようなアドオンドットが画像中に周期的に現れるものとする。
【0033】
また、例えば、アドオンラインnにおけるアドオンドットと図中の1単位内に含まれる他のアドオンラインのドットとの位置関係により数〜数十ビットの情報を表すことが可能である。
【0034】
前述の図4では、600dpiと1200dpiのアドオンドット数(アドオンドットを構成する主走査と副走査のドット数)とアドオンドットサイズ(印字されたときの大きさ)が示されている。図4に示すように、600dpiの場合でも1200dpiの場合でも、アドオンドットのサイズは主走査380um、副走査170umと同じサイズになる。
【0035】
次に、上記アドオンドットを画像に埋め込む際の様子について説明する。図9は、第1の実施形態において画像形成装置が解像度の切り換えを行ったときに埋め込まれるアドオンドットの様子を示す図である。図9では、(a)の図が画像データが主走査、副走査とも600dpiの時を、また、(b)の図が1200dpiの時のアドオンドットの位置を示している。
【0036】
図9に示すように、1200dpiモードでは、主走査、副走査ともに、600dpiのときの2倍の密度になっているにもかかわらず、アドオンドットの位置と大きさは、600dpiモードと同じである。また、図中の網掛けをした領域Aが情報を現す単位であり、この単位が印刷画面全体に繰返し印字されている。
【0037】
上述したように、本実施形態に係る画像形成装置によって、同一の付加情報(例えば、機種番号、機体番号等)を示すアドオンドットパターンがイエローの入力画像に付加される位置がほぼ一定になるので、実際に印字された画像に基づいて、アドオンドットパターンを精度良く解読することが可能となる。
【0038】
<第2の実施形態>
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。上述した第1の実施形態では、1200dpiモードはスループットを半速に落とすことで600dpiの場合と同一のアドオンドットパターンの埋め込みを実現したが、本実施形態ではスループットを下げずに1200dpiを実現する場合のアドオンドットの生成方法について説明する。
【0039】
図10は、第2の実施形態における2つの解像度における各パラメータの状態を示す図である。図10に示すように、600dpiの状態を基準に考え、1200dpiの場合は、コントローラ214から送出される画像転送レートは4倍、コントローラ214の画像クロックPCLKの周波数は4倍、スキャナ回転速度は2倍、すなわち、BD周期は1/2倍、レーザ光量は同等、感光ドラムの回転速度は同等とする。これにより、用紙の搬送速度が同等となり、スループットを下げる必要はない。ここでは、画像クロックについて、600dpiでPCLK、1200dpiではその4倍となることから、4xPCLKと表現する。
【0040】
また、図11は、第2の実施形態における付加ドット発生部367の細部構成を示す図である。図11に示すように、CPU360は、EEPROM213に格納されるエンジン215の固有の情報を受け取り、符号化回路306へ情報352を出力し、ここで暗号化が行われ、パリティチェック回路306でパリティがチェックされ、ここでエラーの場合は印字動作が停止する。
【0041】
また、CPU302は、主走査カウンタ307と副走査カウンタ308に対して、各解像度モードに応じたプリセット値361、362をセットする。また、符号化回路305にはプリンタ固有の番号をEEPROM213から読み取り、CPU360で所望のデータに変換した後に情報363として与える。また、アドオンドット生成回路309には、アドオンドットのサイズ情報364をセットする。
【0042】
さらに、図12は、第2の実施形態における付加ドット発生部212の各回路に与えるパラメータの一例を示す図である。図12に示すように、アドオン制御クロックSCLKが、1200モードの際に4倍の周波数になる以外は、全て第1の実施形態の場合と同じパラメータとなる。
【0043】
以上示したように、第2の実施形態においても、600dpiの場合でも1200dpiの場合でも、アドオンドットのサイズや間隔が同じになるように制御することができ、図9に示した通りの一定のアドオンドットがスループットを下げることなく画像上に印字できる。
【0044】
<その他の実施形態>
尚、本発明は、複数の機器(例えば、ホストコンピュータ、インタフェース機器、リーダ、プリンタ等)から構成されるシステムに適用しても、一つの機器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ装置等)に適用してもよい。
【0045】
また、本発明の目的は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記録媒体(又は記憶媒体)を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU)が記録媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。この場合、記録媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記録した記録媒体は本発明を構成することになる。また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)等が実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0046】
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0047】
本発明を上記記録媒体に適用する場合、その記録媒体には、先に説明したフローチャートに対応するプログラムコードが格納されることになる。
【0048】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、偽造防止等のために画像データに埋め込まれる付加情報を確実に解読することができるように、解像度の変化に関わらず一定の条件で付加情報を埋め込むことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係るカラー電子写真技術を用いた画像形成装置の断面図である。
【図2】第1の実施形態に係る画像形成装置の細部構成を示すブロック図である。
【図3】第1の実施形態に係る画像形成装置による画像形成処理手順を説明するためのフローチャートである。
【図4】第1の実施形態における2つの解像度における各パラメータの状態を示す図である。
【図5】第1の実施形態におけるエンジン215内の付加ドット発生部212の細部構成を示すブロック図である。
【図6】第1の実施形態におけるアドオンドットパターンの生成・埋め込み手順を説明するためのフローチャートである。
【図7】第1の実施形態におけるCPU302が付加ドット発生部212の各回路に与えるパラメータを説明するための図である。
【図8】第1の実施形態における600dpiモードでのアドオンドットの一例を示す図である。
【図9】第1の実施形態において画像形成装置が解像度の切り換えを行ったときに埋め込まれるアドオンドットの様子を示す図である。
【図10】第2の実施形態における2つの解像度における各パラメータの状態を示す図である。
【図11】第2の実施形態における付加ドット発生部367の細部構成を示す図である。
【図12】第2の実施形態における付加ドット発生部212の各回路に与えるパラメータの一例を示す図である。
【図13】従来の画像形成装置によって印字される600dpiモードと1200dpiモードでアドオン方式のドットパターンのサイズを示す図である。
【符号の説明】
201 ホストコンピュータ
202 色変換処理部
203 γ補正部
204 中間調処理部
206 PWM処理部
205 アドオン付加処理部
207 レーザ駆動部
212 付加ドット発生部
213 EEPROM
214 コントローラ
215 エンジン
251 スキャナ制御部
252 ドラム駆動部
302 CPU
251 スキャナ制御部
252 ドラム駆動部
305 符号化回路
306 パリティチェック回路
307 主走査カウンタ
308 副走査カウンタ
309 アドオンドット生成回路
341、342 水晶発振器

Claims (11)

  1. 画像に付加情報を付加して媒体上に形成する画像形成装置であって、
    前記画像の解像度を指定する指定手段と、
    前記画像に付加される所定の付加情報を所定サイズで生成する生成手段と、
    前記画像に対して前記決定手段によって決定されたサイズで前記付加情報を人間の目に識別し難く付加する付加手段と、
    前記付加情報が付加された前記画像を前記解像度で形成する画像形成手段とを備え、
    前記付加情報が、前記指定手段によって指定された前記解像度にかかわらず常に同一サイズで前記媒体上に形成されることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記画像が複数色からなるカラー画像であって、
    前記付加手段は、前記カラー画像のイエロー成分に対してのみ前記付加情報を付加することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記画像形成手段は、前記画像が形成される前記媒体の搬送速度を変化させることによって前記指定手段によって指定された前記解像度で該画像を形成することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記付加情報が、画像形成装置固有の情報を示す周期的に並べられた複数のドットパターンから成る情報であることを特徴とする請求項1から3までのいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記指定手段が、外部機器又は操作パネルからの指示に基づいて前記解像度を指定することを特徴とする請求項1から4までのいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記画像形成手段が、前記画像の主走査方向又は副走査方向の少なくともいずれかの方向の走査速度を変化させて、前記指定手段により指定された前記解像度で該画像を形成することを特徴とする請求項1から5までのいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記画像形成手段が、感光ドラムの駆動速度及び該感光ドラムに露光するレーザ光量を変化させることによって、所定の副走査方向の解像度で前記画像を形成することを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 前記画像形成手段が、前記画像の転送レートを変化させることによって、所定の主走査方向の解像度で前記画像を形成することを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
  9. 画像に付加情報を付加して媒体上に形成する画像形成方法であって、
    前記画像の解像度を指定する指定工程と、
    前記画像に付加される所定の付加情報を所定サイズで生成する生成工程と、
    前記画像に対して前記決定工程によって決定されたサイズで前記付加情報を人間の目に識別し難く付加する付加工程と、
    前記指定工程によって指定された前記解像度にかかわらず常に同一サイズで前記媒体上に形成される前記付加情報が付加された前記画像を前記解像度で形成する画像形成工程とを有することを特徴とする画像形成方法。
  10. 画像に付加情報を付加して媒体上に形成させるコンピュータに、
    前記画像の解像度を指定する指定手順と、
    前記画像に付加される所定の付加情報を所定サイズで生成する生成手順と、
    前記画像に対して前記決定手順によって決定されたサイズで前記付加情報を人間の目に識別し難く付加する付加手順と、
    前記指定手順によって指定された前記解像度にかかわらず常に同一サイズで前記媒体上に形成される前記付加情報が付加された前記画像を前記解像度で形成させる画像形成手順とを実行させるためのプログラム。
  11. 請求項10に記載のプログラムを格納したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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