JP2001169090A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
スキューがあっても、埋め込んだ付加情報を確実に読み
出すことができる画像を形成する画像形成装置を提供す
る。 【解決手段】 付加情報43および当該付加情報の位置
を特定するための位置特定情報44、45を埋め込んだ
画像を描画する画像形成装置であって、画素生成手段に
より出力すべき濃度に応じてセル内での大きさを変更し
て画素を生成し、これによって画像を形成する。そし
て、この画像形成処理において、セル生成手段が付加情
報および位置特定情報を構成するコード値に応じで大き
さの異なるセルを生成して付加情報および位置特定情報
のコード値を表現し、また、埋め込み間隔制御手段が付
加情報の埋め込み間隔と位置特定情報の埋め込み間隔と
を異ならせて付加情報と位置特定情報とを画像読み取り
によって識別できるようにする。
Description
デジタルプリンタ、インクジェットプリンタ、印刷機等
といった画素で画像を形成する画像形成装置に関し、特
に、視覚的に知覚される画像とは別の情報を当該画像に
目障りとならないように埋め込む画像形成装置に関す
る。
る画像の中に、デジタル情報などの当該画像とは別の情
報を付加混入されることが行われている。
は、カラー画像を形成する際に、当該カラー画像とは別
の情報を、カラー画像の3原色成分の合計値が変化しな
いように色差および彩度のいずれかを変化させて埋め込
む発明が開示されている。この発明は、高い周波数での
色差や彩度の変化が人間にはほとんど認識できないこと
を利用して、別の情報をカラー画像中に目障りとならな
いように埋め込むものである。
は、イエローのトナーを用いて、装置の製造番号等を人
間の目には識別しにくい特定パターンでカラー画像中に
埋め込む発明が開示されている。この発明は、人間の目
がイエローのトナーで描かれた特定パターンに対して識
別能力が低いことを利用して、別の情報をカラー画像中
に目障りとならないように埋め込むものである。
は、Y(イエロー)M(マジェンタ)C(シアン)のカ
ラー画像データに対して、K(ブラック)の量を違えた
2つの状態を作り、これらの状態に「0」又は「1」を
割り当てて画像にID情報を付加する発明が開示されて
いる。
は、ディザ法を用いて画像を表現するに際して、付加す
る情報に基づいてディザマトリクスにおける要素の配置
を決定して、画像中に別の情報を埋め込む発明が開示さ
れている。
は、画像記録位置によってスクリーン角度を変化させ、
装置の製造番号等をスクリーン角度の切り替えパターン
の組み合わせによって表現する発明が開示されている。
37号公報に記載されるように、付加すべき情報のコー
ド値に応じて、万線スクリーン或いはドットスクリーン
中の画素の描画位置を変更させることで、画像中に当該
画像とは別の情報を埋め込む発明を提案している。
は、画質、埋め込み情報量、原稿依存性等に得失はある
が、画像に別の情報を付加混入させることはできる。ま
た、画像読取装置で原稿に描画された画像を正確に読み
取って、画像を構成する画素の色、分布状態、位置、形
態などを分析することで、埋め込んだ付加情報を自動で
復元することもできる。しかしながら、原稿を画像読取
装置の所定の位置に正しく配置できないと、読み取った
画像に位置ずれやスキューなどが生じ、正確に付加情報
を復号できないという問題があった。
に同期用のコードを挿入して、この同期コードを検出す
ることで付加情報の存在位置を特定する方法が考えられ
る。例えば、図14に万線スクリーンで描画される画像
の一部の領域141に付加情報を埋め込む例であり、付
加情報のコード値「0」あるいは「1」を所定の間隔で
埋め込んでいる。例えば、当該領域141中の領域14
2では隣接する2つの画素を中央で結合させることでコ
ード値「1」を表現し、領域143では隣接する2つの
画素は結合させずに通常の通り描画することでコード値
「0」を表現している。
側の領域144には同期用のコード値パターン「1
1」、右側の領域145には同期用のコード値パター
「111」を埋め込んでいる。これにより、画像読取装
置で読み取った画像から2つの画素が結合している部分
を検出し、同期用のコード値パターン「11」「11
1」がおよそ副走査方向に連続している領域(144、
145)を特定すれば、付加情報の領域141を特定す
ることができ、当該付加情報の正確な復号が可能とな
る。しかしながら、この方法では、付加情報のコード値
パターンに同期用と同じパターン(この例では、「1
1」「111」)が出現した場合には、埋め込み領域1
41を正しく特定することができないという欠点があっ
た。
ので、画像読取装置で読み取った画像に位置ずれやスキ
ューがあっても、埋め込んだ付加情報を確実に読み出す
ことができる画像を形成する画像形成装置を提供するこ
とを目的とする。
び当該付加情報の位置を特定するための位置特定情報を
埋め込んだ画像を描画する画像形成装置であって、画素
生成手段により出力すべき濃度に応じてセル内での大き
さを変更して画素を生成し、これによって画像を形成す
る。そして、この画像形成処理において、セル生成手段
が付加情報および位置特定情報を構成するコード値に応
じで大きさの異なるセルを生成して、付加情報および位
置特定情報のコード値を表現し、また、埋め込み間隔制
御手段が付加情報の埋め込み間隔と位置特定情報の埋め
込み間隔とを異ならせて、付加情報と位置特定情報とを
画像読み取りによって識別できるようにする。したがっ
て、付加情報と位置特定情報とで同じコード値パターン
が生じたとしても、これら情報は埋め込み間隔(すなわ
ち、セル間の間隔)の相違によって識別される。
報の位置を特定するための位置特定情報を埋め込んだ画
像を描画する画像形成装置であって、画素生成手段によ
り出力すべき濃度に応じてセル内での大きさを変更して
画素を生成し、これによって画像を形成する。そして、
この画像形成処理において、セル生成手段が付加情報お
よび位置特定情報を構成するコード値、更には、付加情
報であるか位置特定情報であるかの種類に応じで大きさ
の異なるセルを生成して、付加情報および位置特定情報
のコード値、更には、その情報に種類を表現する。した
がって、付加情報と位置特定情報とで同じコード値パタ
ーンが生じたとしても、これら情報はセルの大きさの相
違によって識別される。
情報の位置を特定するための位置特定情報を埋め込んだ
画像を描画する画像形成装置であって、画素生成手段に
より出力すべき濃度に応じてセル内での大きさを変更し
て画素を生成し、これによって画像を形成する。そし
て、この画像形成処理において、画素位置変更手段が付
加情報および位置特定情報を構成するコード値に応じて
セル内の画素の位置を変更して、付加情報および位置特
定情報のコード値を表現し、また、埋め込み間隔制御手
段が付加情報の埋め込み間隔と位置特定情報の埋め込み
間隔とを異ならせて、付加情報と位置特定情報とを画像
読み取りによって識別できるようにする。したがって、
付加情報と位置特定情報とで同じコード値パターンが生
じたとしても、これら情報は埋め込み間隔の相違によっ
て識別される。
報の位置を特定するための位置特定情報を埋め込んだ画
像を描画する画像形成装置であって、画素生成手段によ
り出力すべき濃度に応じてセル内での大きさを変更して
画素を生成し、これによって画像を形成する。そして、
この画像形成処理において、画素位置変更手段が付加情
報および位置特定情報を構成するコード値、更には、付
加情報であるか位置特定情報であるかの種類に応じでに
応じてセル内の画素の位置を変更して、付加情報および
位置特定情報のコード値、更には、その情報に種類を表
現する。したがって、付加情報と位置特定情報とで同じ
コード値パターンが生じたとしても、これら情報はセル
内の画素の位置の相違によって識別される。
は、付加情報の埋め込み領域の主走査方向の両側に埋め
込むのが好ましく、更には、これら位置特定情報は、付
加情報の埋め込み領域の主走査方向の両側で異なる情報
であるのが好ましい。また、本発明においては、位置特
定情報は、付加情報の埋め込み領域の副走査方向の両側
に埋め込むのが好ましく、更には、これら位置特定情報
は、付加情報の埋め込み領域の副走査方向の両側で異な
る情報であるのが好ましい。
に画素の大きさを変化させる手法としては、万線スクリ
ーンやドットスクリーンなどの公知の手法が採用され
る。例えば、画素の副走査方向長さをセルの副走査方向
長さと等しくて、画素の主走査方向の長さを変化させて
濃度を表現するときには、このスクリーンは万線スクリ
ーンとなり、また、画素の大きさを略円形状などのドッ
ト形状で変化させるときには、このスクリーンはドット
スクリーンとなる。例えば、万線スクリーンの場合、図
4に示すように、基本となるセルは領域41であり、セ
ル41の主走査方向の長さが0.127mmのとき、万
線スクリーンの解像度(線数)は1インチあたり200
ラインとなる。
面を参照して説明する。図1には、本実施形態に係る画
像形成装置の大まかな構成を示してある。画像形成装置
は大きく分けて、埋め込み制御データ生成工程(機能)
1、画素生成工程(機能)2、および画素出力工程(機
能)3から構成されている。視覚的に知覚される画像デ
ータとともに、当該画像とは別の付加情報データおよび
当該付加情報データの画像中での位置を特定するための
位置特定情報データが入力されると、埋め込み制御デー
タ生成工程1において、これら付加情報と位置特定情報
に基づいて、画像データに基づく画像を描画する画素の
位置変調方法や位置変調間隔を選択・制御する埋め込み
制御データを生成する。画素生成工程2では、付加情報
と位置特定情報を埋め込んだ画素を生成し、画素出力工
程3で出力する。なお、画素出力工程3は、電子写真や
インクジェット等、画素を出力できるものならどのよう
な手段でもよい。
スクリーンを用いて画像を生成する電子写真方式レーザ
プリンタの要部を示してある。このレーザプリンタに
は、濃度変更器20、D/A変換器21、三角波発信器
22、選択回路23、三角波選択信号生成器24、比較
器25が備えられている。なお、レーザ駆動信号以降の
画像形成装置の他部は、周知の事実であるので説明を省
略する。
いて画素の濃度を認識し、その濃度値と埋め込み制御デ
ータに応じて画素の濃度を増加あるいは減少させる。D
/A変換器21は入力された画像(デジタル濃度情報)
をアナログ電圧に変換し、これを比較器25の一方の入
力端子に出力する。三角波発信器22は、基本となる万
線スクリーンを生成する三角波26と、三角波26の2
倍の周期で互いに位相が反転した三角波27、28を発
生する。
27、28の内のいずれか1つを選択し、これを比較器
25の他方の入力端子に出力する。三角波選択信号生成
器24は、入力された埋め込み制御データに基づいて選
択信号を送信し、選択回路23による選択処理を制御す
る。比較器25は、入力画像のアナログ電圧と三角波の
レベル(アナログ電圧)を比較して、三角波のレベルが
入力画像のアナログ電圧より大きい時に“H”(すなわ
ち、レーザをON)、小さい時に“L”(すなわち、レ
ーザをOFF)を出力する。なお、画素は、レーザON
の指令に基づき記録媒体上に走査しながら描画される。
に、位置特定情報と付加情報のコード値を埋め込むこと
を説明する図である。例えば、画像データは16進数
「0」〜「FF」で表現され、値が大きいほど画像濃度
は高くなり、この例では、画像データはすべて「BF」
であり、画素の濃度は約75%となっている。
情報と付加情報のコード値から生成され、コード値
「0」を埋め込む部分(例えば領域34)は「0」
「D」、コード値「1」を埋め込む部分(例えば領域3
1)は「1」「D」、となっている。その他の埋め込み
制御データはブランクを意味する「B」となっている。
この例では、付加情報の各埋め込み部の間にはブランク
を1つ挿入し、位置特定情報の埋め込み部にはブランク
を挿入していない。すなわち、位置特定情報と付加情報
の埋め込み間隔は異なっている。
そのデータが出現するタイミングから生成される。埋め
込み制御データ「B」、「0」および「0」に続く
「D」のときは三角波26を選択する信号「0」が生成
される。埋め込み制御データが「1」および「1」に続
く「D」のときは、三角波27あるいは28を選択する
信号「1」あるいは「2」のうち、そのタイミングで三
角波が上に凸となるものが生成される。
「1」を埋め込む部分のセル(例えば35)は、その他
の部分のセル(例えば36)と比較して、主走査方向の
長さが2倍になっており、セル内に描画される画素の大
きさも2倍となる。なお、画像データは、コード値
「1」を埋め込む部分の近傍において、所定の下限値よ
り低い場合あるいは所定の上限値より高い場合、濃度変
更器20によって下限値あるいは上限値に変更される。
したがって、これらのセルで画素が存在しない状態やセ
ルが画素で埋め尽くされてしまう状態はない。
に位置特定情報と付加情報を埋め込んだ例であり、図3
で説明した埋め込みラインはライン42の先頭部分に相
当している。このように、画像は基本的に三角波26で
生成される万線スクリーンで描画され、副走査方向に一
定の間隔で、位置特定情報と付加情報を埋め込むライン
が配置される。埋め込み領域43の主走査方向の両端に
は、位置特定情報44、45が埋め込まれており、位置
特定情報と付加情報の主走査方向の埋込間隔は異なって
いる。
の両側に位置特定情報51、52を追加したのである。
なお、この効果については後で詳述する。
ら、付加情報を復号する方法を説明する。図6は、位置
特定情報31、32が埋め込まれた部分の画像読取装置
のCCD出力波形を示している。本例では、画像の万線
の線数は1インチあたり200線であり、画像読取装置
の解像度は600dpiである。画像濃度が高い(黒)
ほどCCDの出力値は小さくなり、画像濃度が低い
(白)ほどCCD出力値は大きくなる。
よって、コード値「1」を埋め込む部分の濃度は所定の
範囲に収められているので、この部分のCCD出力波形
は明確に下に凸の曲線となる。したがって、下に凸の曲
線部分を探索し、その極大間の距離がCCD約6画素あ
るいは通常万線部の2倍であれば、その部分にはコード
値「1」が埋められたと判断できる。この例では61と
62の部分が相当する。さらに、61と62は隣接して
おり、ブランク(通常万線部)が挿入されていないか
ら、これらのコード値「1」「1」は、付加情報ではな
く位置特定情報であることがわかる。なお、画像読取装
置で読み取った画像にプラス・マイナス10度程度のス
キューが生じていても、コード値「1」は問題なく検出
することができる。
情報44、45、51、52を検出すると、図7に示す
実線で囲んだ領域となる。以下、位置特定情報44、4
5、51、52をそれぞれ、開始マーク、終了マーク、
上限マーク、下限マークと呼ぶ。それぞれのマークは最
低2個検出できれば、欠落したマークを補間で求めるこ
とができ、付加情報の埋め込み情報43を特定できる。
仮に、開始マーク44、終了マーク45がすべて確実に
検出できるならば、これらだけで付加情報の埋め込み領
域43を特定できるので、上限マーク51、下限マーク
52は必要ない。すなわち、図4に示したように、開始
マークと終了マークだけを埋め込めばよい。
方向の両側と副走査方向の両側に所定の間隔で付加情報
が埋め込まれているので、各マークから付加情報の埋め
込み位置を算出し、その位置のCCD出力波形から付加
情報のコード値を復号できる。例えば、付加情報の第1
ビットの埋め込み位置73は、最上位の開始マークと終
了マークの位置71、72を結ぶ直線上にあり、位置7
1からCCD約9画素分の距離にある。付加情報の第2
ビットの埋め込み位置74は、位置73からさらにCC
D約9画素分の距離にある。このように、順次、付加情
報の埋め込み位置を算出し、その位置でのCCD出力波
形からコード値を判定する。具体的には、その位置のC
CD出力波形が、下に凸の曲線であればコード値「1」
であり、上に凸の曲線であればコード値「0」と判定で
きる。
場合、付加情報の第1ビットの埋め込み位置73は、最
上位の開始マークと終了マークの位置71、72を結ぶ
直線上と、最も左側の上限マークと下限マークの位置7
6、77を結ぶ直線の交点として求めてもよい。このよ
うにすれば、画像読取装置に倍率誤差がある場合等で
も、正確に埋め込み位置を特定して情報を復号すること
ができる。なお、図5に示した例では、この方法によ
り、主走査方向に4ビット毎に埋め込み位置を正確に算
出することができる。
込み間にブランクがない場合は、位置特定情報の埋め込
み間隔にブランクを設ければ、付加情報と位置特定情報
の埋め込み間隔を異ならせることができ、本発明で付加
情報と位置特定情報との少なくともいずれか一方の情報
埋め込み間隔を他方に対して異ならせればよい。
び図10を用いて説明する。なお、画像形成装置のハー
ドウェアは、図2に示した前記第1の実施例と同様なの
で説明を省略する。第1の実施例では、位置特定情報
(マーク)の埋め込み間隔を、付加情報部のそれと異な
らせることで、区別していた。第2の実施例では、位置
特定情報を埋め込むセルの大きさを、付加情報のそれと
は異なるようにして、両情報を区別する。
むセル94の副走査方向の長さは、付加情報部のセル9
5に比べて2倍となっている。なお、91、92は位置
特定情報を埋め込む領域、93は付加情報を埋め込む領
域である。また、図10では、位置特定情報を埋め込む
セル104の主走査方向の長さは、付加情報部のセル1
05に比べて1.5倍となっている。なお101、10
2は位置特定情報を埋め込む領域、103は付加情報を
埋め込む領域である。
6で説明した方法と同様に行うが、セルの大きさ(主走
査あるいは副走査の長さ)が異なるので、付加情報部と
は明確に区別して検出できる。なお、上記した実施例
は、付加情報のコード値「0」と「1」で、セルの大き
さを異ならせることでコード値を埋め込んだが、本発明
は、セルの大きさを変えずに、セル内の画素の位置を変
化させる埋め込み方法でも実施することができる。
1、112と付加情報の埋め込み領域113において、
それぞれの埋め込み間隔を異ならせる例である。この例
では、付加情報のコード値「0」「1」を埋め込むセル
の大きさは同一であるが、コード値「1」は画素をセル
内の右端に描画し(例えば114)、コード値「0」は
画素をセル内の中央に描画している(例えば115)。
また、位置特定情報のコード値「1」も画素をセルの右
端に描画している(例えば116)。このように、位置
特定情報と付加情報のコード値「1」は、それらの位置
変調方法だけでは区別がつかないが、埋め込み間隔が異
なるために明確に区別して検出することができる。
1、122と付加情報の埋め込み領域123において、
それぞれのコード値の位置変調方法をすべて異ならせる
例である。この例では、付加情報のコード値「0」は画
素をセル内の右端に描画し(例えば124)、コード値
「1」は画素をセル内の中央に描画している(例えば1
25)。また、位置特定情報のコード値「1」は画素を
セル内の左端に描画している(例えば126)。このよ
うに、位置特定情報と付加情報のコード値は、すべて位
置変調方法が異なるために明確に区別して検出すること
ができる。
ンの例を示したが、本発明は、ドットスクリーンに対し
ても、セルの大きさを変化させる、あるいはセル内の画
素位置を変調させることで、同様に適用することができ
る。図13は、ドットスクリーンの一例として、図4に
示した例と同様に位置特定情報の埋め込み部131、1
32と付加情報の埋め込み領域133において、情報の
埋め込み間隔を異ならせる例である。画像は基本的に三
角波26で生成されるドットスクリーンで描画され、副
走査方向に一定の間隔で、位置特定情報と付加情報を埋
め込むラインが配置される。埋め込み領域133の主走
査方向の両端には、位置特定情報131、132が埋め
込まれており、位置特定情報と付加情報の主走査方向の
埋込間隔は異なっている。
て、万線スクリーンやドットスクリーンの副走査方向に
連続して、同一の位置特定情報および付加情報を埋め込
むようにしてもよい。また、上記した実施例は、カラー
画像のように複数の画像プレーン(例えばYMCK)か
ら構成されている場合にも適用でき、この場合、全プレ
ーンに本発明を適用してもよいし、特定のプレーンのみ
に適用してもよい。また、上記の実施例では、画素を走
査しつつ描画する例を示したが、例えば印刷版の製作の
ように、走査を行わずに画素によって画像を生成する装
置にも本発明は適用することができる。すなわち、本発
明は、デジタル複写機、デジタルプリンタ、インクジェ
ットプリンタ、印刷機等といった画素で画像を形成する
画像形成装置のすべてに適用することができる。
装置によれば、画像中に多量の付加情報を埋め込み、し
かも画像読取装置で読み取った画像に位置ずれやスキュ
ーがあっても、位置特定情報に基づいて確実に付加情報
を読み出せる画像を形成することができる。
概略構成図である。
ンタの要部構成図である。
る図である。
たCCD出力波形の一例を示す図である。
する図である。
回路、 24:三角波選択信号生成器、26,27,2
8:三角波、
Claims (8)
- 【請求項1】 付加情報および当該付加情報の位置を特
定するための位置特定情報を埋め込んだ画像を描画する
画像形成装置であって、 出力すべき濃度によりセル内での大きさを変更して画素
を生成する画素生成手段と、 前記付加情報および前記位置特定情報を構成するコード
値に応じで、大きさの異なるセルを生成するセル生成手
段と、 前記付加情報の埋め込み間隔と前記位置特定情報の埋め
込み間隔とを異ならせる埋め込み間隔制御手段と、 を具備することを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項2】 付加情報および当該付加情報の位置を特
定するための位置特定情報を埋め込んだ画像を描画する
画像形成装置であって、 出力すべき濃度によりセル内での大きさを変更して画素
を生成する画素生成手段と、 前記付加情報および前記位置特定情報を構成するコード
値および当該情報の種類に応じて、大きさの異なるセル
を生成するセル生成手段と、 を具備することを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項3】 付加情報および当該付加情報の位置を特
定するための位置特定情報を埋め込んだ画像を描画する
画像形成装置であって、 出力すべき濃度によりセル内での大きさを変更して画素
を生成する画素生成手段と、 前記付加情報および前記位置特定情報を構成するコード
値に応じて、セル内の画素の位置を変更する画素位置変
更手段と、 前記付加情報の埋め込み間隔と前記位置特定情報の埋め
込み間隔とを異ならせる埋め込み間隔制御手段と、 を具備することを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項4】 付加情報および当該付加情報の位置を特
定するための位置特定情報を埋め込んだ画像を描画する
画像形成装置であって、 出力すべき濃度によりセル内での大きさを変更して画素
を生成する画素生成手段と、 前記付加情報および前記位置特定情報を構成するコード
値および当該情報の種類に応じて、セル内の画素の位置
を変更する画素位置変更手段と、 を具備することを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項5】 前記位置特定情報は、前記付加情報の埋
め込み領域の主走査方向の両側に埋め込むことを特徴と
する請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の画像
形成装置。 - 【請求項6】 前記位置特定情報は、前記付加情報の埋
め込み領域の主走査方向の両側で異なる情報であること
を特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。 - 【請求項7】 前記位置特定情報は、前記付加情報の埋
め込み領域の副走査方向の両側に埋め込むことを特徴と
する請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の画像
形成装置。 - 【請求項8】 前記位置特定情報は、前記付加情報の埋
め込み領域の副走査方向の両側で異なる情報であること
を特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35033499A JP2001169090A (ja) | 1999-12-09 | 1999-12-09 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35033499A JP2001169090A (ja) | 1999-12-09 | 1999-12-09 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001169090A true JP2001169090A (ja) | 2001-06-22 |
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ID=18409788
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35033499A Pending JP2001169090A (ja) | 1999-12-09 | 1999-12-09 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001169090A (ja) |
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---|---|---|---|---|
WO2006008787A1 (ja) * | 2004-07-15 | 2006-01-26 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | 情報処理装置及び情報処理方法 |
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JP2008207362A (ja) * | 2007-02-23 | 2008-09-11 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置 |
WO2023013526A1 (ja) * | 2021-08-03 | 2023-02-09 | 学校法人立命館 | 二次元コード、生成装置、及び、読取装置 |
-
1999
- 1999-12-09 JP JP35033499A patent/JP2001169090A/ja active Pending
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