JP2000246997A - 画像処理装置及びその方法、及び画像形成システム - Google Patents

画像処理装置及びその方法、及び画像形成システム

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JP2000246997A
JP2000246997A JP11053376A JP5337699A JP2000246997A JP 2000246997 A JP2000246997 A JP 2000246997A JP 11053376 A JP11053376 A JP 11053376A JP 5337699 A JP5337699 A JP 5337699A JP 2000246997 A JP2000246997 A JP 2000246997A
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JP11053376A
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Masao Hayashi
雅夫 林
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Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 出力装置追跡用の特定パターンをオリジナル
画像に付加すると画質劣化が否めず、また、有価証券偽
造とは無関係である画像データにまで特定パターンを上
書きすることにより、印刷パフォーマンスの低下をも招
いてしまう。 【解決手段】 ホストコンピュータ内のプリンタドライ
バは、ステップS601で印刷情報を解析し、フルテキスト
であるか、または色数が所定数以下であるか、または連
続印刷領域が所定値以下であれば、有価証券等の画像デ
ータではないので特定パターンを付加しないように、ス
テップS606でID付加コマンドをオフとしてプリンタへ送
信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像処理装置及びそ
の方法、及び画像形成システムに関し、特に画像データ
に対して装置の特定情報を付与する画像処理装置及びそ
の方法、及び画像形成システムに関する。
【0002】
【従来の技術】カラーレーザビームプリンタの登場は、
普通紙に高解像度、高階調の画像を印刷することを可能
とし、高品位カラー印刷の主力であった昇華型プリンタ
に比べて、ランニングコスト及びシステムコストの大幅
な削減が実現した。これにより、高精細フルカラープリ
ンタの市場が拡大しつつある。
【0003】一方、パソコン市場においては、マイクロ
ソフト社のWindows(登録商標)の普及によりマルチメデ
ィア化が進み、大容量のフルカラー画像データが手軽に
扱えるようになった。それに伴って、デジタルカメラや
高精細スキャナ等の画像入力装置の発達もめざましく、
ユーザが手軽にフルカラー画像をハンドリングできる環
境が整いつつある。
【0004】ところが、写真と見まがうほどの高精細フ
ルカラー画像を普及紙へ印刷することが可能になると、
紙幣や有価証券、免許証等の偽造という犯罪にプリンタ
が利用されてしまうことが考えられる。
【0005】そこで、メーカの責任として、自社製品が
犯罪に利用されることを防ぐ手段を用意せねばならな
い。
【0006】そこで従来のプリンタにおいては、プリン
タ特定名(以下、単に「プリンタID」と称する)を肉眼で
は判別し難いドットパターンにコード化し、印刷画像上
にイエロートナーで重ね打ちする手段を備えている。こ
のような手段を備えることにより、例えば偽造紙幣が発
見された場合にそれを拡大観察して解析し、プリンタID
を読み取ることで、使用されたプリンタを追跡すること
ができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
のプリンタにおいて特定パターンを付加することは即
ち、オリジナル画像に余分のトナー像を上書きすること
であるから、若干ながらも画質の劣化を招くことは否め
ない。
【0008】また、一般にカラープリンタにおける印刷
物の大半はテキストやコンピュータグラフィクス(CG)が
主体のビジネス文書であり、自然画像の印刷はほとんど
行なわないユーザも多い。このような、明らかに有価証
券偽造とは無関係である画像データにまで特定パターン
を上書きすることにより、画質の劣化のみならず印刷パ
フォーマンスの低下をも招いてしまう。
【0009】本発明は上記問題点を改善するためになさ
れたものであり、画像データに対する特定情報の付加を
効率良く行なう画像処理装置及びその方法、及び画像形
成システムを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の一手段として、本発明の画像形成システムは以下の構
成を備える。
【0011】即ち、ホストコンピュータとプリンタとを
接続した画像形成システムであって、前記ホストコンピ
ュータは、画像データを解析して特定情報を付与するか
否かを判定する判定手段と、該判定結果を前記画像デー
タと共に前記プリンタへ送信する送信手段と、を有し、
前記プリンタは、前記ホストコンピュータから送信され
た画像データ及び前記判定結果を受信する受信手段と、
該受信した画像データに対して特定情報を付与する付与
手段と、該特定情報が付与された画像データに基づいて
画像を形成する画像形成手段と、を有し、前記付与手段
は、前記判定結果が特定情報の付与を示す場合に、前記
特定情報を付与することを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る一実施形態に
ついて、図面を参照して詳細に説明する。
【0013】<第1実施形態>まず、本実施例を適用す
るに好適なカラーレーザビームプリンタの構成について
図1、図2を参照して説明する。なお、本実施例を適用す
るプリンタは、カラーレーザビームプリンタに限られる
ものではなく、昇華型プリンタ等の他のプリント方式の
プリンタでも良いことは言うまでもない。
【0014】図1は、本実施形態におけるカラーレーザ
ビームプリンタ(以下、単に「LBP」と称する)の構成を示
す断面図である。同図において、1600はLBP本体であ
り、外部のホストコンピュータから送られる、プリンタ
言語で記述されたコードデータやイメージデータを受
け、これらのデータに基づいて1ページ分のマゼンタ
(M)、シアン(C)、イエロー(Y)、ブラック(Bk)の多値画
像データを生成するコントローラ1000(以下、単に「コ
ントローラ」と称する)と、入力多値画像データに応じ
て変調したレーザビームを感光ドラム上に走査すること
により潜像を形成し、これを記録紙に転写した後定着さ
せるという一連の電子写真プロセスによる記録を行なう
プリンタエンジン1500(以下、単に「エンジン」と称す
る)から構成される。1530は操作のためのスイッチおよ
びLCD表示器等が配されている操作パネルである。
【0015】コントローラ1000とエンジン1500は、イン
タフェース信号線1200によって接続されている。主なイ
ンタフェース信号として、/RDY,/PRNT,/TOP,/LSYN
C,VDO7〜VDO0,VCLKがあり、以下、これらについて簡
単に説明する。
【0016】/RDY信号は、コントローラ1000に対してエ
ンジン1500から送出される信号であって、エンジン1500
が後述する/PRNT信号を受ければいつでもプリント動作
を開始できる状態、またはプリント動作を継続できる状
態にあることを示す信号である。
【0017】/PRNT信号は、エンジン1500に対してコン
トローラ1000から送出される信号であって、プリント動
作の開始、またはプリント動作の継続を指示する信号で
ある。
【0018】/TOP信号は、副走査(垂直走査)方向の同
期信号であって、コントローラ1000に対してエンジン15
00から送出される。
【0019】/LSYNC信号は、主走査(水平走査)方向の
同期信号であって、コントローラ1000に対してエンジン
1500から送出される。
【0020】VDO7〜VDO0信号は、エンジン1500に対して
コントローラ1000から送出される画像信号であり、エン
ジン1500が印刷すべき画像濃度情報を示し、VDO7が最上
位、VDO0が最下位の8ビットで表される。エンジン1500
においては、VDO7〜VDO0信号がFFhの時、現像中のトナ
ー色の最大濃度による印刷を行い、00hの時には印刷を
行なわない。
【0021】尚、以上説明した各信号は、転送同期信号
VCLKに同期してそれぞれ送出される。
【0022】以下、プリンタエンジン1500における動作
を説明する。エンジン1500はコントローラ1000から/PRN
T信号を受け取ると、不図示の駆動手段により、感光ド
ラム1506及び転写ドラム1508を図示矢印方向に回転させ
る。続いて、ローラ帯電器1509の帯電を開始し、感光ド
ラム1506上の電位が所定の値になるように均一に帯電す
る。次に、給紙ローラ1511によって、記録用紙カセット
1510から記録用紙1528を転写ドラム1508に給紙する。転
写ドラム1508は、中空の支持体上に誘電体シートを張っ
たもので、感光ドラム1506と同速で矢印方向に回転す
る。この転写ドラム1508に記録用紙1528が供給される
と、転写ドラム1508の支持体上に設けられたグリッパ15
12によって記録用紙1528が保持され、吸着ローラ1513及
び吸着用帯電器1514により記録用紙1528を転写ドラム15
08に吸着させる。同時に、現像装置の支持体1515を回転
させて、支持体1515に支持された4つの現像装置1516M,
1516C,1516Y,1516Bkのうち、第1のトナーであるマゼ
ンタのトナーが入った現像装置1516Mを感光ドラム1506
に対向させる。なお、1516C,1516Y,1516Bkはそれぞ
れ、シアン,イエロー,ブラックのトナーが入った現像
装置である。
【0023】一方、プリンタエンジン1500は、転写ドラ
ム1508に吸着された記録用紙1528の先端を検出器1517に
よって検出し、所定のタイミングで垂直同期信号/TOPを
発生してコントローラ1000に送出する。コントローラ10
00は印刷ページに対する最初の/TOP信号を受け取ると、
不図示のRAM内のページメモリに格納されている画像デ
ータのうち、第1の印刷色であるマゼンタのデータを所
定のタイミングで読み出す。読み出された8ビットの画
像データD7〜D0は、画像信号VDO7〜VDO0としてVCLK信号
に同期してプリンタエンジン1500に送出される。
【0024】コントローラ1000より出力されたVDO7〜VD
O0信号は、図2に示すようにパルス幅変調回路1501に入
力され、レベルに応じたパルス幅(256段階)のレーザ駆
動信号VDOとなり、レーザドライバ1502に送出される。
後述する現像時において、レーザ駆動信号VDOのパルス
幅に応じてトナーの付着量が調節でき、それにより、各
色256階調の濃淡が再現される。
【0025】図2において、前記レーザ駆動信号VDOに応
じて駆動されるレーザダイオード1503からのレーザビー
ム1527は、不図示のモータにより矢印方向に回転駆動さ
れる回転多面鏡1504で偏向され、光路上に配置された結
像レンズ1505を経て、感光ドラム1506上を主走査方向に
走査し、感光ドラム1506上に潜像を形成する。このと
き、ビームディテクタ1507はレーザビームの走査開始点
を検出し、この検出信号から主走査の画像書き出しタイ
ミングを決定するための水平同期信号である/LSYNC信号
が生成される。
【0026】以上述べた主走査の動作が繰り返されるこ
とにより、1ページ分のマゼンタの潜像が感光ドラム150
6上に形成されていく。
【0027】図1に戻り、感光ドラム1506上に形成され
た潜像は上記マゼンタのトナーが入った現像装置1516M
によって現像され、マゼンタのトナー像となる。このマ
ゼンタのトナー像は、転写用帯電器1519により、回転す
る転写ローラ1508に吸着されている記録用紙1528に転写
される。この際、転写されずに感光ドラム1506上に残っ
たトナーはクリーニング装置1525によって除去される。
以上の動作により、記録用紙1528上に1ページ分のマゼ
ンタのトナー像が形成される。
【0028】次に、現像装置の支持体1515を回転させ
て、第2のトナーであるシアンのトナーが入った現像装
置1516Cを感光ドラム1506に対向させる。続いて、マゼ
ンタのときと同様に、転写ドラム1508に吸着されたまま
回転する記録用紙1528の先端を検出器1517で検出し、垂
直同期信号/TOPを発生してコントローラ1000に送出す
る。これを受けてコントローラ1000はページメモリから
シアンのデータを読み出す。以下、同様の動作により、
記録用紙1528上にはマゼンタのトナー像に重ねてシアン
のトナー像が転写される。
【0029】更に、同様にして第3のトナーであるイエ
ロー、第4のトナーであるブラックのトナー像が記録用
紙1528上に重ねて転写され、フルカラーのトナー像とな
る。上記4色のトナー像が全て転写された記録用紙1528
は、分離帯電器1520を経て、分離爪1521によって転写ド
ラム1508から剥がされ、搬送手段1522により定着装置15
23に供給される。また、このとき、転写ドラムクリーナ
1526によって転写ドラム表面の清掃が行なわれる。
【0030】記録用紙上のトナー像は定着装置1523で加
熱、加圧されることによって熔融固着され、最終的なカ
ラー出力画像となる。そして記録の終了した記録用紙は
排紙トレイ1524に排紙される。
【0031】上述した本実施形態のLBPは、外部のホス
トコンピュータと接続されることにより、画像形成シス
テムを構成する。図3は、本実施形態における画像形成
システムの構成を示すブロック図である。なお、本発明
の機能が実行されるのであれば、単体の機器であって
も、複数の機器からなるシステムであっても、LAN等の
ネットワークを介して処理が行われるシステムであって
も本発明を適用できることは言うまでもない。
【0032】図3において、3000はホストコンピュータ
(以下、単に「ホスト」と称する)であり、2000はホスト30
00のマザーボードである。マザーボード2000上には、RO
M3のプログラム用ROMに記憶された文書処理プログラム
等に基づいて、図形,イメージ,文字,表(表計算等を
含む)等が混在した文書処理を実行するCPU1を備え、CP
U1はシステムバス4に接続される各デバイスを総括的に
制御する。また、ROM3のプログラム用ROMにはCPU1の制
御プログラム等が記憶され、フォント用ROMには上記文
書処理の際に使用するフォントデータ等が記憶され、デ
ータ用ROMは上記文書処理等を行う際に使用する各種デ
ータ(例えば、オーバレイフォームデータ、背景イメー
ジデータ、外字)が記憶される。2はRAMであり、CPU1の
主メモリ及びワークエリア等として機能する。
【0033】5はキーボードコントローラ(KBC)であり、
キーボード9や不図示のポインティングデバイスからの
キー入力を制御する。6はCRTコントローラ(CRTC)であ
り、CRTディスプレイ10の表示を制御する。7はディスク
コントローラ(DKC)であり、ブートプログラムや種々の
アプリケーション,フォントデータ,ユーザファイル,
編集ファイル等を記憶するハードディスク(HD)やフロッ
ピーディスク(FD)等の外部メモリ11とのアクセスを制御
する。
【0034】8はプリンタコントローラ(PRTC)で、所定
の双方向性インタフェース(以下、単に「インタフェー
ス」と称する)21を介してプリンタ1600に接続され、プ
リンタ1600との通信制御処理を実行する。このインタフ
ェース21としては、プリンタ1600とのネットワーク接続
を実現するイーサネットやローカルトーク、または、プ
リンタ1600のスタンドアロン接続を実現するIEEE1284や
IEEE1394に準拠したシリアルバス等が適用される。
【0035】なお、CPU1は、例えばRAM2上に設定された
表示情報RAMへのアウトラインフォントの展開(ラスタ
ライズ)処理を実行し、CRT10上でのWYSIWYGを可能とし
ている。また、CPU1は、CRT10上の不図示のマウスカー
ソル等で指示されたコマンドに基づいて、登録された種
々のウインドウを開き、種々のデータ処理を実行する。
【0036】プリンタ1600において、12はプリンタCPU
であり、ROM13のプログラム用ROMに或いは外部メモリ14
に記憶された制御プログラム等に基づいて、システムバ
ス15に接続される各種のデバイスとのアクセスを総括的
に制御する。これにより即ち、印刷画像生成部17におい
て画像情報が生成され、印刷部インタフェース16を介し
て接続される印刷部(プリンタエンジン1500)に出力情
報としての画像信号が出力される。
【0037】印刷部インタフェース16を介して出力され
た画像信号は、パルス幅変調回路1501に入力してレーザ
スポット径を制御する。尚、ROM13のプログラムROMに
は、CPU12の制御プログラム等が記憶され、フォント用R
OMには上記出力情報を生成する際に使用するフォントデ
ータ等が記憶され、データ用ROMには例えば、ICカード
等の外部メモリ14が無いプリンタの場合、ホスト3000上
で利用されるオーバレイフォームや外字情報等が記憶さ
れる。
【0038】CPU12は、入力部18を介してホスト3000と
の通信処理を行なうことにより、プリンタ内の情報等を
ホスト3000に通知可能なように構成されている。19はCP
U12の主メモリ、ワークエリア、ページメモリ等として
機能するRAMであり、図示しない増設ポートに接続され
るオプションRAMによりメモリ容量を拡張することがで
きるように構成されている。なお、RAM19は、出力情報
展開領域、環境データ格納領域、NVRAM等に用いられ
る。上述したICカード等の外部メモリ14は、メモリコン
トローラ(MC)20によりアクセスを制御される。外部メモ
リ14はオプションとして接続され、フォントデータ、エ
ミュレーションプログラム、フォームデータ等を記憶す
る。また、1530は上述した操作部であり、操作のための
スイッチおよびLCD表示器等が配されている。
【0039】尚、上述した外部メモリ14は1個に限ら
ず、少なくとも1個以上備え、内蔵フォントに加えてオ
プションフォントカード、言語系の異なるプリンタ制御
言語を解釈するプログラムを格納した外部メモリを複数
接続できるように構成されていても良い。さらに、図示
しないNVRAMを備え、操作パネル1530からのプリンタモ
ード設定情報を記憶するようにしても良い。
【0040】本実施形態においては、このように構成さ
れた画像形成システムに対して、更に以下の構成を備え
ることを特徴とする。
【0041】●プリンタエンジン1500より通知されるプ
リンタ特定情報(プリンタID)を保管するプリンタID格納
部。
【0042】●ID情報に基づいて印刷画像内の隠しドッ
トパターンを発生するIDエンコードパターン発生部。
【0043】●一定領域のIDエンコードパターンを記憶
しておくIDエンコードパターン格納部。
【0044】●従来の方法で生成した印刷画像に対して
前記IDエンコードパターンを合成し、プリンタエンジン
150へ多値印刷画像情報として出力する画像合成部。
【0045】図4は、上記構成を備えた本実施形態のカ
ラーレーザビームプリンタの詳細構成を示すブロック図
である。同図において、上述した図1〜図3において既に
説明した構成には同一番号を付し、説明を省略する。
【0046】100はプリンタコントローラであり、図2で
説明したコントローラ1000と同様の構成要素を有する
が、ここでは重要なものを除いて不図示とする。
【0047】101は印刷画像生成部であり、ホスト3000
からの印刷情報に基づいて一般的な方法で印刷画像デー
タを生成し、印刷画像格納部19へ格納する。102はエン
ジン制御部であり、プリンタコントローラ100からプリ
ンタエンジン1500へのコマンド情報、プリンタエンジン
1500からプリンタコントローラ100へのステータス情報
及び多値印刷情報VDO[7:0]123の送受信を行う。103は印
刷情報123をプリンタエンジン1500内で一時保管するFIF
Oメモリからなる印刷画像一時格納部であり、次段にお
ける処理とのタイミング調整のためのデータバッファで
ある。104はNVRAM等の書込み可能メモリからなるプリン
タID格納部であり、プリンタエンジン1500固有のロット
ナンバーやシリアルナンバー等のプリンタエンジンID情
報を保管しておく。
【0048】105はプリンタエンジンID情報を単位面積
当たりのドット分布によって表現する一義のエンコード
パターンに変換する、IDパターン発生部である。このエ
ンコード方法としては種々の方法が提案されているが、
本実施形態においては、ID情報をASCIIコード化して単
位領域内の座標で表現し、その座標で示された点を塗り
つぶす方法を採用するとする。
【0049】106はオリジナルの印刷情報123に対してプ
リンタエンジンIDパターンを上書きする画像合成部であ
る。原画像への影響を少なくするため、該パターンはイ
エロートナーによって上書きされる。これにより、プリ
ンタエンジンIDの隠しパターンを有する印刷画像VDOC
[7:0]124が生成される。そして、上述したパルス幅変調
回路1501、光学ユニット1518を経て、ID情報パターンを
付加した印刷結果125が得られる。
【0050】ホストコンピュータ3000には、本実施形態
におけるIDパターン付加の実行/不実行を選択指示する
機能を有するプリンタドライバがインストールされてい
る。
【0051】図5は、ホストコンピュータ3000の機能構
成を示すブロック図であり、同図を参照して、本実施形
態のプリンタドライバにおける処理について説明する。
【0052】ホストコンピュータ3000は図5に示すよう
に、アプリケーションプログラム301,OS302,プリンタ
ドライバ303,プリンタ1500による階層構造をなす。プ
リンタドライバ303はOS302の下位に位置し、ワードプロ
セッサ等のアプリケーションプログラム301から受け取
った描画命令をプリンタ1500に認識できる印刷命令に変
換した後に、所定のインタフェースを介してプリンタ15
00に転送する。一般に、描画命令をファイル保存する処
理のことをスプール処理と呼び、該ファイルをスプール
ファイル304と称する。スプールファイル304は、一般に
ハードディスク上に構成される。尚、描画命令から印刷
命令への変換の際には参照テーブル305が使用される。
【0053】本実施形態のプリンタドライバ303におい
ては、アプリケーションプログラム301からOS302を介し
て送られてきた印刷情報を解析して、プリンタコントロ
ーラ100へ各種ID隠しパターンを重ね印刷するか否かを
指示するID付加コマンドを発行することを特徴とする。
【0054】図6は、プリンタドライバ303におけるIDパ
ターン付加の判別処理を示すフローチャートである。ま
ずステップS601において、プリンタドライバ303はアプ
リケーションプログラム301からの印刷情報を解析す
る。そして、該解析結果に基づいて、該印刷情報がフル
テキストか否か、即ち、印刷情報内にイメージ(写真な
どの自然画)やグラフィクス(ドローソフトやCGソフトを
用いたもの)を含むか否かを判定し(ステップS602)、フ
ルテキストであれば、ステップS606でプリンタコントロ
ーラ100へID付加コマンドをオフとして発行し、IDパタ
ーンを付加しないことを指示する。即ちフルテキストで
あれば、有価証券とは関連しない印刷情報であると判断
される。
【0055】フルテキストでなければ、ステップS603で
表現色の数をチェックする。そして、例えば3原色とそ
の補色のみの場合等、表現色が所定数よりも少なけれ
ば、ステップS606でID付加コマンドをオフとして発行す
る。即ち色数が少なけれ、有価証券とは関連しない印刷
情報であると判断される。
【0056】また、色数が所定数以上であれば、ステッ
プS604で連続した画像の占有面積(印刷画像面積)が所定
値(例えば切手サイズの最小値)よりも小さいか否かを判
定し、小さければ、ステップS606でID付加コマンドをオ
フとして発行する。即ち印刷画像面積が所定値以下であ
れば、有価証券とは関連しない印刷情報であると判断さ
れる。
【0057】一方、ステップS602〜S604の条件が全て否
であれば、有価証券と関連する印刷情報である可能性が
高いため、ステップS605においてプリンタドライバ303
はプリンタコントローラ100へID付加コマンドをオンと
して発行し、IDパターンの付加を指示する。
【0058】図4に戻り、ホストコンピュータ3000からL
BP1600へ印刷情報及びID付加コマンドが信号121として
送信されると、LBP1600においては、信号121のうち印刷
情報がプリンタコントローラ100内の印刷画像生成部101
へ入力され、ID付加コマンドがプリンタコントローラ10
0を介してプリンタエンジン1500内のIDパターン発生部1
05へ入力される。プリンタエンジン1500では、このID付
加コマンドに応じて自身のID情報の隠しパターンの印刷
を制御する。即ち、ID付加コマンドがオンであれば、ID
パターン発生部105はID情報を発生し、印刷情報VDOに該
IDパターンが合成される。一方、ID付加コマンドがオフ
であれば、IDパターン発生部105はID情報を発生せず、
印刷情報VDOはIDパターンが付加されることなく、その
まま出力される。
【0059】以上説明したように本実施形態によれば、
ホストコンピュータからカラープリンタに印刷データを
送付する際に、プリンタドライバが印刷情報を解析して
特定パターンの付加の要否情報を印刷データに付加し、
プリンタは該要否情報に従って、プリンタ特定パターン
を付加した印刷を行なうことができる。
【0060】従って、特に有価証券偽造等とは関連性の
無いモノクロ文書やビジネス文書等の印刷に際し、画像
劣化を生じさせることがなく、また、プリンタコントロ
ーラの処理負荷を増大させることがない。
【0061】<第2実施形態>以下、本発明に係る第2実
施形態について説明する。
【0062】図7は、第2実施形態におけるカラーレーザ
ビームプリンタの詳細構成を示すブロック図である。同
図において、上述した第1実施形態において図1〜図6に
より既に説明した構成には同一番号を付し、説明を省略
する。
【0063】図7において、3000は特に第2実施形態にお
けるプリンタドライバをインストールしたホストコンピ
ュータである。第2実施形態のホストコンピュータ3000
の機能構成は、上述した第1実施形態で示した図5と同様
であるが、プリンタ1500へ送信する信号の内容が異な
る。即ち、第1実施形態においては印刷情報とID付加コ
マンドを信号121としてプリンタ1500へ送信する例につ
いて説明したが、第2実施形態においては、更にホスト
コンピュータ3000自身、又は印刷情報を出力したユーザ
を特定する情報(以下、両者をまとめて「ホストID」と称
する)を同時に送信する。
【0064】図5を参照して、第2実施形態のプリンタド
ライバにおける特徴的な機能について説明する。ホスト
コンピュータ3000内における機能階層については第1実
施形態と同様である。さらにプリンタドライバ303は、
印刷情報のほかにホストコンピュータやユーザに関する
特定情報(ホストID)をアプリケーションプログラム301
及びOS302から受け取り、これを印刷情報のヘッダ部情
報として、プリンタ1500へ送信することができる。即ち
プリンタドライバ303は、アプリケーションプログラム3
01からはアプリケーション名や印刷情報のファイル名等
の情報311を受け、OS302からはホスト名やユーザ名等の
ホストID、及びプリンタ1500がネットワーク接続されて
いるのであればそのIPアドレス等の情報312を受け、そ
れらを認識する。
【0065】これにより、例えばプリンタ1500がイーサ
ネットまたはローカルトークインタフェイスにより複数
のホストコンピュータとネットワーク接続されていた場
合でも、プリンタドライバ303を介して、ホストコンピ
ュータの特定情報であるIPアドレスやホスト名,ユーザ
名,ファイル名,アプリ名等が送信され、また、IEEE12
84やIEEE1394インタフェース等を用いたスタンドアロン
接続環境においても、ユーザ名やファイル名,アプリ名
等が送信される。
【0066】プリンタ1500においては、送信されてきた
上記各情報に基づいて、印刷情報を転送してくるホスト
コンピュータ3000を特定し、そのホストIDを確定する。
【0067】尚、第2実施形態のプリンタドライバ303も
もちろん、第1実施形態において図6によって説明した、
アプリケーションプログラム301からの印刷情報を解析
してID隠しパターン付加の要否を判定し、IDパターン付
加コマンド221を発行する機能を有する。
【0068】図7に戻って、200は第2実施形態における
プリンタコントローラであり、図2で説明したコントロ
ーラ1000と同様の構成要素を有するが、ここでは重要な
ものを除いて不図示とする。
【0069】第2実施形態においては、上述した第1実施
形態で示した画像形成システムに対して、更に以下の構
成を備えることを特徴とする。
【0070】●ホスト3000上のプリンタドライバより通
知される、ホスト特定情報及びユーザ特定情報等を保管
するホストID格納部。
【0071】図7において、201がホストID等格納部であ
り、ホストコンピュータ3000上のプリンタドライバ303
から送信されたホストID(ホスト/ユーザ特定情報),ア
プリケーション名,ファイル名等の様々なヘッダ情報を
格納しておく。第2実施形態においては、各情報は英数
字であれば良いとする。
【0072】202はIDエンコードパターン発生部であ
り、第1実施形態において説明したように、様々なヘッ
ダ情報のASCIIコードを印刷用紙の単位領域内の1ドット
印字の座標情報に変換する方法で、ホストID等をドット
パターン化して、RAMからなるIDエンコードパターン格
納部203に書き込んでおく。
【0073】204は図4に示したエンジン制御部102の機
能を内包し、さらに、印刷画像格納部19内のオリジナル
印刷画像とIDエンコードパターン格納部203内のホストI
Dのエンコードパターンとを合成して、VDOB[7:0]222と
してプリンタエンジン1500へ出力する機能を持つ。
【0074】ここで、第2実施形態において、オリジナ
ル印刷画像に対してホストIDやプリンタID情報を合成す
る方法について、以下に説明する。第2実施形態におい
てはオリジナル画像情報に対して、ホストIDのエンコー
ドパターンについては白抜きで付加し、プリンタIDのエ
ンコードパターンについては通常のパターン付加を行な
う。
【0075】まず、ホストID情報の合成方法について説
明する。
【0076】画像合成部204においては、ビデオクロッ
クに同期して、印刷画像格納部19からのオリジナル画像
情報と共にホストIDのエンコードパターンを入力する。
画像合成部204ではYMCK各色の印刷データ毎に、オリジ
ナル画像情報に対してホストIDのエンコードパターンに
基づく1ドット単位の白抜き処理を施し、VDOB[7:0]信号
222として、プリンタエンジン1500へと出力する。
【0077】図8は、画像合成部204の周辺構成をより詳
細に示す図であり、同図を参照して、第2実施形態にお
ける白抜き処理について更に詳細に説明する。図8にお
いて261はプリンタエンジン1500の印刷速度と解像度と
により定められる印刷信号出力同期クロックであるビデ
オクロック(Video Clock)である。251はIDエンコードパ
ターン格納部203を構成するRAMのアドレス信号262を生
成するアドレスカウンタであり、ビデオクロック261に
同期してアドレス値をインクリメントする。252は図4及
び図7では不図示であった印刷画像格納部19に付随する
ビデオ出力回路であり、ビデオクロック261に同期し
て、8ビットの印刷信号VDO[7:0]264を画像合成部204へ
出力する。また、IDエンコードパターン格納部203は、
アドレス信号262によって指定されたIDエンコードパタ
ーン情報を、画像合成部204へと出力する。
【0078】画像合成部204はマスクゲート253からな
り、該マスクゲート253は以下の印刷信号VDOB[7:0]を発
生し、プリンタエンジン1500へ出力する。
【0079】IDエンコードパターン='1' のとき VDOB[7:0] = "00h" IDエンコードパターン='0' のとき VDOB[7:0] = VDO[7:0] このように、Y,M,C,K各色の印刷データに対し、マス
クゲート253でIDエンコードパターンのマスクをかける
ことにより、1ドット単位で白抜きされたID情報を含ん
だフルカラー印刷情報を発生することができる。
【0080】尚、第2実施形態におけるプリンタID情報
の合成方法は、上述した第1実施形態と同様である。こ
こで、後処理となるプリンタIDのドットパターン付加は
通常の黒塗りつぶしで行われるため、オリジナル印刷画
像に付加されたホストIDとプリンタIDのドットパターン
を区別することができる。
【0081】尚、一般に有価証券は、比較的階調の低い
画素により構成され、かつ、白べた領域が存在しなた
め、このような画像上に1ドットが47μm径の白抜きが60
0dpiで存在しても、肉眼ではあまり気にならないと考え
られる。
【0082】再び図7に戻り、103はプリンタエンジン15
00内における印刷画像一時格納部であり、次段の処理と
のタイミング調整のためのデータバッファである。104
はプリンタID格納部であり、ロットナンバー、シリアル
ナンバー等のプリンタ固有のコードであるプリンタIDを
格納する。第2実施形態におけるプリンタIDは、1バイト
ASCIIコード化が可能な英数字で表現するものとする。1
05はIDエンコードパターン発生部であり、第1実施形態
と同様な座標表現法によって、プリンタIDをドットパタ
ーン化する。106はプリンタエンジン内の画像合成部で
あり、プリンタコントローラ200から送信されてきた多
値印刷情報に対して、プリンタIDのドットパターンをイ
エロートナーにより合成する。
【0083】以下、第2実施形態におけるデータの流れ
についてまとめて説明すると、ホストコンピュータ3000
上のプリンタドライバ303は、印刷情報のデータ種、色
数、画像面積等に基づいて、その印刷画像に追跡用のID
情報の隠しパターンを付加するか否かを判断する。そし
てプリンタドライバ303から印刷情報+ホストID+ID付
加コマンドからなる信号221が送信されると、プリンタ
コントローラ200は、ID付加コマンドがオンであった場
合のみ、ホストIDをドットパターンに変換し、オリジナ
ルの画像上にユーザに目立たない形式で付加する。
【0084】そしてプリンタエンジン1500において、上
記オリジナル画像にIDパターン発生部105で生成したプ
リンタIDの隠しドットパターンを更に追加することによ
って、ホスト/プリンタID情報のドットパターンを付加
した印刷結果224が出力される。
【0085】尚、プリンタコントローラ200に送付され
たID付加コマンドがオフであった場合は、印刷画像格納
部19内のオリジナル画像がそのまま印刷される。
【0086】以上説明したように第2実施形態によれ
ば、ホストコンピュータからカラープリンタに印刷デー
タを送付する際に、プリンタドライバが印刷情報を解析
して特定パターンの付加の要否情報、及びホスト/ユー
ザ特定情報を印刷データに付加し、プリンタは該要否情
報等に従って、ホスト/ユーザ特定パターン及びプリン
タ特定パターンを付加した印刷を行なうことができる。
【0087】従って、第1実施形態と同様に、特に有価
証券偽造等とは関連性の無いモノクロ文書やビジネス文
書等の印刷に際し、画像劣化を生じさせることがなく、
また、プリンタコントローラの処理負荷を増大させるこ
とがない。
【0088】<他の実施形態>なお、本発明は、複数の
機器(例えばホストコンピュータ,インタフェイス機
器,リーダ,プリンタなど)から構成されるシステムに
適用しても、一つの機器からなる装置(例えば、複写
機,ファクシミリ装置など)に適用してもよい。
【0089】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そ
のシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやM
PU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し
実行することによっても、達成されることは言うまでも
ない。
【0090】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【0091】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク,ハードディス
ク,光ディスク,光磁気ディスク,CD-ROM,CD-R,磁気
テープ,不揮発性のメモリカード,ROMなどを用いるこ
とができる。
【0092】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレー
ティングシステム)などが実際の処理の一部または全部
を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実
現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0093】さらに、記憶媒体から読出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その
処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合
も含まれることは言うまでもない。本発明を上記記憶媒
体に適用する場合、その記憶媒体には、先に説明したフ
ローチャート(図6)に対応するプログラムコードを格納
することになる。
【0094】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、画
像データに対する特定情報の付加を効率良く行なうこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施形態におけるカラーレーザ
ビームプリンタの側断面図、
【図2】光学ユニットの構成を示すブロック図、
【図3】本実施形態における画像形成システムの構成を
示すブロック図、
【図4】本実施形態のカラーレーザビームプリンタの構
成を示すブロック図、
【図5】ホストコンピュータの機能構成を示すブロック
図、
【図6】プリンタドライバにおけるIDパターン付加の判
別処理を示すフローチャート、
【図7】本発明に係る第2実施形態におけるカラーレーザ
ビームプリンタの構成を示すブロック図、
【図8】コントローラ内の画像合成部の詳細構成を示す
ブロック図、である。
【符号の説明】
100,200 プリンタコントローラ 101 印刷画像生成部 102 エンジン制御部 103 印刷画像一時格納部 104 プリンタID格納部 105 IDパターン発生部 106 画像合成部 201 ホストID格納部 202 IDエンコードパターン発生部 203 IDエンコードパターン格納部 204 画像合成部 301 アプリケーションプログラム 302 OS 303 プリンタドライバ 304 スプールファイル 305 参照テーブル 1000 プリンタコントローラ 1500 プリンタエンジン 1600 カラーレーザビームプリンタ 3000 ホストコンピュータ

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホストコンピュータとプリンタとを接続
    した画像形成システムであって、 前記ホストコンピュータは、 画像データを解析して特定情報を付与するか否かを判定
    する判定手段と、 該判定結果を前記画像データと共に前記プリンタへ送信
    する送信手段と、を有し、 前記プリンタは、 前記ホストコンピュータから送信された画像データ及び
    前記判定結果を受信する受信手段と、 該受信した画像データに対して特定情報を付与する付与
    手段と、 該特定情報が付与された画像データに基づいて画像を形
    成する画像形成手段と、を有し、 前記付与手段は、前記判定結果が特定情報の付与を示す
    場合に、前記特定情報を付与することを特徴とする画像
    形成システム。
  2. 【請求項2】 前記判定手段は、前記画像データの種類
    に応じて特定情報を付与するか否かを判定することを特
    徴とする請求項1記載の画像形成システム。
  3. 【請求項3】 前記判定手段は、前記画像データの全て
    がテキストデータによって構成されている場合に、前記
    特定情報を付与しないと判定することを特徴とする請求
    項2記載の画像形成システム。
  4. 【請求項4】 前記判定手段は、前記画像データの有す
    る色数に応じて特定情報を付与するか否かを判定するこ
    とを特徴とする請求項1記載の画像形成システム。
  5. 【請求項5】 前記判定手段は、前記画像データの有す
    る色数が所定数以下である場合に、前記特定情報を付与
    しないと判定することを特徴とする請求項4記載の画像
    形成システム。
  6. 【請求項6】 前記判定手段は、前記画像データにおけ
    る連続した画像領域のサイズに応じて特定情報を付与す
    るか否かを判定することを特徴とする請求項1記載の画
    像形成システム。
  7. 【請求項7】 前記判定手段は、前記画像データにおけ
    る連続した画像領域のサイズが所定値以下である場合
    に、前記特定情報を付与しないと判定することを特徴と
    する請求項6記載の画像形成システム。
  8. 【請求項8】 前記所定値は、切手の最小サイズである
    ことを特徴とする請求項7記載の画像形成システム。
  9. 【請求項9】 前記特定情報は、前記プリンタを特定す
    るための固有情報を含むことを特徴とする請求項1乃至
    8のいずれかに記載の画像形成システム。
  10. 【請求項10】 前記特定情報は、前記ホストコンピュ
    ータを特定するための固有情報を含むことを特徴とする
    請求項9記載の画像形成システム。
  11. 【請求項11】 前記特定情報は、前記ホストコンピュ
    ータのユーザを特定するための固有情報を含むことを特
    徴とする請求項10記載の画像形成システム。
  12. 【請求項12】 前記判定手段は、プリンタドライバに
    おいて実現されることを特徴とする請求項1記載の画像
    形成システム。
  13. 【請求項13】 画像データに対して特定情報を付与す
    る付与手段と、該特定情報が付与された画像データに基
    づいて画像を形成する画像形成手段と、 画像データを解析して特定情報を付与するか否かを判定
    する判定手段と、を有し、 前記付与手段は、前記判定手段において特定情報を付与
    すると判定された場合に、前記特定情報を付与すること
    を特徴とする画像処理装置。
  14. 【請求項14】 画像データに対して特定情報を付与す
    る付与手段と、該特定情報が付与された画像データに基
    づいて画像を形成する画像形成手段と、を有する画像処
    理装置における画像処理方法であって、 画像データを解析して特定情報を付与するか否かを判定
    する判定工程と、 前記判定工程において特定情報を付与すると判定された
    場合に、前記付与手段によって前記特定情報を付与する
    付与工程と、 を有することを特徴とする画像処理方法。
  15. 【請求項15】 画像データに対して特定情報を付与す
    る付与手段と、該特定情報が付与された画像データに基
    づいて画像を形成する画像形成手段と、を有する画像処
    理装置における画像処理のプログラムコードが記録され
    た記録媒体であって、該プログラムコードは少なくと
    も、 画像データを解析して特定情報を付与するか否かを判定
    する判定工程のコードと、 前記判定工程において特定情報を付与すると判定された
    場合に、前記付与手段によって前記特定情報を付与する
    付与工程のコードと、を有することを特徴とする記録媒
    体。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN100456799C (zh) * 2003-12-05 2009-01-28 夏普株式会社 图像记录系统及中继设备
US7957034B2 (en) 2006-11-20 2011-06-07 Sharp Kabushiki Kaisha Image processing apparatus and information processing apparatus

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