JP2003145827A - カラー印刷装置、カラー印刷システム、カラー印刷制御方法およびカラー印刷データ処理方法 - Google Patents

カラー印刷装置、カラー印刷システム、カラー印刷制御方法およびカラー印刷データ処理方法

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JP2003145827A
JP2003145827A JP2001342493A JP2001342493A JP2003145827A JP 2003145827 A JP2003145827 A JP 2003145827A JP 2001342493 A JP2001342493 A JP 2001342493A JP 2001342493 A JP2001342493 A JP 2001342493A JP 2003145827 A JP2003145827 A JP 2003145827A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カラー多値印刷が可能なカラーLBPにおい
て、より高速で所定の品質を有する高解像度のカラー2
値印刷を可能として多様なオフィス・ユーズに備え、ま
た省トナー印刷では多値印刷部の機能を利用して解像度
低下を防ぐこと。 【解決手段】 カラー多値印刷が可能なカラーLBP
に、カラー2値印刷用のスムージング回路、ビデオ・ク
ロック回路、レーザー駆動回路を備えて複数の印刷モー
ドでの印刷を可能とし、ホストではアプリケーションか
らの印刷データ内のイメージ・データを印刷モードに応
じたビットマップ・データに変換して印刷モード情報と
共に印刷装置に転送し、印刷装置内では印刷モード情報
に応じて、コード・データをビットマップ・データに展
開する。展開されたデータは複数の処理系路の1つで処
理してレーザー・ビームをON/OFF制御する。ここ
で、カラー2値印刷時のインチあたりのドット数をカラ
ー多値印刷時よりも多くする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カラー印刷装置、
カラー印刷システム、カラー印刷制御方法およびカラー
印刷データ処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】多値高品位印刷が可能なカラー・レーザ
ー・ビーム・プリンタは、デジタル写真印刷、Web印
刷などのカラー・コンテンツ印刷への要望拡大から、市
場を爆発的に広げようとしており、デザイン業務のみな
らず一般オフィスでも従来の2値モノクロ・プリンタか
ら多値カラー・プリンタへの置き換えが進んでいる。
【0003】オフィスで求められるカラー・プリンタの
機能として、たとえばPowerPoint(登録商
標)原稿の4up印刷などのような会議配布資料として
のカラー原稿のモノクロ縮小印刷で、しかも添付イメー
ジ画像がつぶれないような高品位印刷、また、高精細な
画質よりも印刷スピードと色再現性が求められる2値カ
ラー印刷、あるいは、省トナー印刷においても低解像度
化を招かない高品位印刷、などの点が挙げられる。いず
れも、高速印刷を前提としながらも、その中で印刷品位
の良い印刷が望まれている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、現在各
社から発表されているカラー・レーザー・プリンタに採
用されている印刷方式は600dpi/4〜8bitの
多値印刷方式と、1200dpi以上/1bitの2値
印刷方式の2種類の印刷方式が挙げられ、その機能は使
用者から見れば一長一短である。この違いは、パルス幅
変調回路(PWM回路)の有無に関わり、前者は有し、
後者は有さない印刷方式である。前者の多値印刷方式の
場合、扱う画素情報量が多いため、高精細イメージ印刷
を実現でき、先の4up印刷においても、添付イメージ
がつぶれてしまうようなことはないが、データ処理に時
間を要するので印刷スピードを犠牲にしてしまう。一
方、後者の2値印刷では、データ処理に時間を要さない
ので印刷スピードは高いが、表現できない色、擬似輪郭
の発生、モノクロ・イメージ画像の劣悪さなど、画質に
関する問題がある。また2値印刷で省トナー・モードを
選択すると画素の間引き処理のため、印刷解像度の低下
が生じてしまっていた。
【0005】特開平07−154599号公報に開示さ
れたカラーの画像処理装置は、異なる中間調生成方式を
組み合わせて最適な方式を選択することにより、印刷用
紙に関わらず高解像、高階調な画像を安定して得ること
のできる印刷装置を開示し、その印刷装置は紙質センサ
ーにより同一の入力データを入力して異なる中間調信号
を生成する生成回路それぞれの出力を切り換える切換手
段、を有している。この中間調生成回路は、1データ毎
に、あるいは2データ毎に発生させた三角波を使用した
パルス幅変調回路であり、他の中間調生成回路は、誤差
拡散処理とティザ処理を、1画素を8分割するクロック
を使用して実行させ、結果的に1画素は、8段階のパル
ス幅の異なる信号を得るようにした回路である。いずれ
の中間調生成回路の入力信号も、同種の多値データであ
る。したがって、この技術は、入力データはそのままに
して、紙質センサーからの入力に応じて用紙上に最終的
に印刷される態様を変える技術ということができる。こ
こでは、処理時間については何も言及されてはいない。
【0006】また、特開平09−150552号公報に
開示された画像形成装置は、スキャナから入力した2値
画像データを印刷する際に、印刷濃度を変える技術を開
示し、目的とする濃度値に応じて2値画像データを多値
画像データに変換し、変換された多値画像データによっ
て濃度を変える機能を有する印刷装置としている。そし
て、多値画像データの表現方法として2種類を設けて、
ユーザーによって選択された文字モード/写真モードの
区分に応じて、一方の種類の多値データを出力する技術
を、モノクロのデジタル複写機を例にして開示してい
る。したがって、この技術は、2値画像データを入力し
た際における省トナー・モードを実現するための技術と
みることもできる。
【0007】これらの開示された装置は、共に、パルス
幅変調回路などでレーザーの出力をアナログ的に可変で
きる機能を有し、レーザー駆動信号の種類としては、1
画素が多値化されたON/OFF信号の種類のみであ
る。これらに開示された技術は、上述した問題を解決す
る上での基本的な技術であるが、アプリケーションで作
成したカラー画像を含む印刷データを、品質のみを追及
する印刷ではなく、その時々のユーザー事情によって、
一定以上の品質を保った高速度のカラー印刷、省トナー
印刷、等のユーザー選択を可能とする印刷装置は提供さ
れていなかった。
【0008】本発明は、このような問題に鑑みてなされ
たもので、その目的とするところは印刷装置内の画像生
成部制御部に複数の画像信号出力部、印刷モードに従い
各画像出力部からの画像情報を選択する切換部、そして
印刷モードにしたがって、アプリケーションで作成した
データを600dpi/4bitの多値高精細印刷デー
タ、あるいは1200*600dpi/1bitなどの
2値高速印刷データに変換する機能を備え、ユーザー指
示にしたがって、一定の品質を有した印刷速度優先印刷
と印刷品質優先印刷とを選択して印刷することが可能な
印刷装置を提供することにある。
【0009】本発明においては、アプリケーションで作
成したデータを600dpi/4bitの多値高精細印
刷データ、あるいは1200*600dpi/1bit
の2値高速印刷データに変換する際に、イメージ・デー
タは、ホスト・コンピュータ内のプリント・ドライバに
おいて、コード・データ(PDLデータ等)は印刷装置
内で変換するようにしている。また、本発明では2値印
刷と多値印刷とで印刷モード別にレーザー駆動信号出力
回路を個別に有することにより、すなわち回転多面鏡の
回転に同期させてレーザーを発光させる画像信号出力部
を個別複数持つことにより、2値印刷の場合の画像信号
出力系のクロック周波数を多値印刷時のクロック周波数
よりも高くしたので、多値印刷に較べてより高解像度の
印刷が行える点に特徴がある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような目
的を達成するために、請求項1に記載の発明は、カラー
印刷装置であって、ホスト・コンピュータから、印刷デ
ータと、複数の印刷モードのうちの1つの印刷モードを
表して前記印刷データの印刷モードを指定する印刷モー
ド情報とを受けて、前記印刷データを前記印刷モード情
報にしたがって印刷画像データを生成する印刷画像生成
手段と、前記印刷画像生成部が生成した印刷画像データ
を格納する印刷画像格納手段と、前記印刷画像格納部か
らの印刷画像データを入力して、照射光により像担持体
を露光するためのレーザー・ダイオードをON/OFF
駆動するレーザー駆動用信号を出力する、パルス幅変調
回路を備えた第1の画像信号出力手段と、前記印刷画像
格納部からの印刷画像データを入力して、前記レーザー
・ダイオードをON/OFF駆動するパルス幅変調され
ないレーザー駆動用信号を出力する第2の画像信号出力
手段と、前記第1と第2の画像信号出力手段のレーザー
駆動用信号を入力し、前記印刷モード情報に基づいてい
ずれか一方の信号を選択出力し、選択出力した信号で前
記レーザー・ダイオードを駆動する選択駆動手段を備え
たことを特徴とするものである。
【0011】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載のカラー印刷装置であって、前記印刷モードは、
1色の1画素あたりの情報量が2bit以上の多値印刷
モードと、1色の1画素あたりの情報量が1bitの2
値印刷モードを含み、前記印刷画像生成部は、前記印刷
モード情報が多値印刷モード時には、前記印刷データに
含まれるコード・データを2bit以上の多値データに
変換し、前記印刷モード情報が2値印刷モード時には、
前記印刷データに含まれるコード・データを1bitの
2値データに変換し、前記選択駆動手段は、前記印刷モ
ード情報が多値印刷モードの場合に前記第1の画像出力
手段の出力信号を選択し、前記印刷モード情報が2値印
刷モード情報の場合前記第2の画像出力手段出力信号を
選択することを特徴とするものである。
【0012】また、請求項3に記載の発明は、請求項2
に記載のカラー印刷装置であって、前記印刷画像格納部
からの1色の1画素あたりの情報量が1bitの2値の
印刷画像データを入力し、あらかじめ定められた変換テ
ーブルにしたがって多値の印刷画像データに変換して出
力する変換手段をさらに備え、前記2値前記印刷モード
は、さらに省トナー印刷モードを含み、前記印刷モード
情報が省トナー印刷モードである場合、前記第1の画像
出力手段は前記変換手段から出力される印刷画像データ
を入力して処理し、前記選択駆動手段は、前記印刷モー
ド情報が省トナー印刷モードである場合、前記第1の画
像出力手段の出力信号を選択することを特徴とするもの
である。
【0013】また、請求項4に記載の発明は、請求項2
に記載のカラー印刷装置であって、前記第2の画像出力
手段は、前記第1の画像出力手段において前記レーザー
・ダイオードをON/OFF駆動する画素単位のクロッ
ク周波数よりも高い周波数のクロック周波数を使用し
て、前記レーザー・ダイオードをON/OFF駆動する
レーザー駆動用信号を生成し、前記印刷画像生成部は、
前記印刷モード情報に基づいて、前記第1の画像出力手
段あるいは前記第2の画像出力手段のクロック周波数に
対応した印刷画像データを生成することを特徴とするも
のである。
【0014】また、請求項5に記載の発明は、請求項1
〜4に記載のカラー印刷装置であって、前記第1および
第2の画像出力手段は、それぞれ専用のスムージング手
段を備えていることを特徴とするものである。
【0015】また、請求項6に記載の発明は、請求項1
または2に記載のカラー印刷装置であって、前記印刷デ
ータは複数の色のデータから構成され、前記印刷モード
情報が2値印刷モードを示す場合、前記印刷モード情報
が多値印刷モードを示す場合に較べて、高速に印刷処理
を実行することを特徴とするものである。
【0016】また、請求項7に記載の発明は、照射光に
より像担持体を露光するためのレーザー・ダイオードを
ON/OFF駆動するレーザー駆動用信号を、画素単位
に第1のクロック周波数を使用して出力する、パルス幅
変調回路を備えた第1の画像出力部と、前記レーザー・
ダイオードをON/OFF駆動するパルス幅変調されな
いレーザー駆動用信号を、前記第1のクロック周波数と
異なる周波数を使用して出力する第2の画像出力部と、
前記第1と第2の画像出力部からのレーザー駆動用信号
を入力し、入力した印刷モード情報に基づいていずれか
一方の信号を選択出力し、選択出力した信号で前記レー
ザー・ダイオードを駆動する選択駆動部を備えたカラー
印刷装置を含む印刷システムであって、ユーザーから指
定された前記印刷モードにしたがって、アプリケーショ
ンから受け取った印刷すべきデータに含まれる画像デー
タについて、(イ)解像度、(ロ)1色の1画素のデー
タを表すbit数、(ハ)解像度と1色の1画素のデー
タを表すbit数、のいずれかをあらかじめ定めた態様
に変換する情報量変換手段を備え、前記カラー印刷装置
に送信する画像データとして前記情報量変換手段によっ
て変換された画像データを送信し、さらに前記印刷モー
ドを表す印刷モード情報を前記カラー印刷装置に送信す
ることを特徴とするものである。
【0017】また、請求項8に記載の発明は、カラー印
刷制御方法であって、ホスト・コンピュータから、印刷
データと、複数の印刷モードのうちの1つの印刷モード
を表して前記印刷データの印刷モードを指定する印刷モ
ード情報とを受けて、前記印刷データを前記印刷モード
情報にしたがって印刷画像データを生成する印刷画像生
成ステップと、前記生成した印刷画像データを印刷画像
格納部に格納するステップと、前記印刷画像格納部から
の印刷画像データを入力して、照射光により像担持体を
露光するためのレーザー・ダイオードをON/OFF駆
動するパルス幅変調された駆動用信号を出力する第1の
出力ステップと、前記印刷画像格納部からの印刷画像デ
ータを入力して、前記レーザー・ダイオードをON/O
FF駆動するパルス幅変調されないレーザー駆動用信号
を出力する第2の出力ステップと、前記印刷モード情報
に基づいて、前記第1と第2の出力ステップにより出力
されるレーザー駆動用信号のいずれか一方の信号を選択
出力する出力選択ステップを備えたことを特徴とする。
【0018】また、請求項9に記載の発明は、請求項8
に記載のカラー印刷制御方法であって、前記印刷モード
は、1色の1画素あたりの情報量が2bit以上の多値
印刷モードと、1色の1画素あたりの情報量が1bit
の2値印刷モードを含み、前記印刷画像生成ステップ
は、前記印刷モード情報が多値印刷モード時には、前記
印刷データに含まれるコード・データを2bit以上の
多値データに変換し、前記印刷モード情報が2値印刷モ
ード時には、前記印刷データに含まれるコード・データ
を1bitの2値データに変換するステップであり、前
記出力選択ステップは、前記印刷モード情報が多値印刷
モードの場合に前記第1の出力ステップにより出力され
たレーザー駆動用信号を出力し、前記印刷モード情報が
2値印刷モード情報の場合に前記第2の出力ステップに
より出力されたレーザー駆動用信号を出力するステップ
であることを特徴とする。
【0019】また、請求項10に記載の発明は、請求項
9に記載のカラー印刷制御方法であって、前記印刷画像
格納部からの1色の1画素あたりの情報量が1bitの
2値の印刷画像データを入力し、あらかじめ定められた
変換テーブルにしたがって多値の印刷画像データに変換
して出力する変換ステップをさらに備え、前記2値前記
印刷モードは、さらに省トナー印刷モードを含み、前記
印刷モード情報が省トナー印刷モードである場合、前記
第1の出力ステップは前記変換ステップによって出力さ
れる印刷画像データを入力して処理し、前記出力選択ス
テップは、前記印刷モード情報が省トナー印刷モードで
ある場合、前記第1の出力ステップによって出力された
レーザー駆動用信号を出力することを特徴とする。
【0020】また、請求項11に記載の発明は、請求項
9に記載のカラー印刷制御方法であって、前記第2の出
力ステップは、前記第1の画像出力部において前記レー
ザー・ダイオードをON/OFF駆動する画素単位のク
ロック周波数よりも高い周波数のクロック周波数を使用
して、前記レーザー・ダイオードをON/OFF駆動す
るレーザー駆動用信号を生成し、前記印刷画像生成ステ
ップは、前記印刷モード情報に基づいて、前記第1の出
力ステップ、あるいは前記第1の出力ステップにおける
前記レーザー・ダイオードをON/OFF駆動する画素
単位のクロック周波数よりも高い周波数のクロック周波
数を有する前記第2の出力ステップに対応した印刷画像
データを生成することを特徴とする。
【0021】また、請求項12に記載の発明は、請求項
8〜11のいずれかに記載のカラー印刷制御方法であっ
て、前記第1および第2の出力ステップは、それぞれの
出力信号をスムージングするステップを備えていること
を特徴とする。
【0022】また、請求項13に記載の発明は、請求項
8または9に記載のカラー印刷制御方法であって、前記
印刷データは複数の色のデータから構成され、前記印刷
モード情報が2値印刷モードを示す場合、前記印刷モー
ド情報が多値印刷モードを示す場合に較べて、高速に印
刷処理を実行することを特徴とする。
【0023】また、請求項14に記載の発明は、照射光
により像担持体を露光するためのレーザー・ダイオード
をON/OFF駆動するレーザー駆動用信号を、画素単
位に第1のクロック周波数を使用して出力する、パルス
幅変調回路を備えた第1の画像出力部と、前記レーザー
・ダイオードをON/OFF駆動するパルス幅変調され
ないレーザー駆動用信号を、前記第1のクロック周波数
と異なる周波数を使用して出力する第2の画像出力部
と、前記第1と第2の画像出力部からのレーザー駆動用
信号を入力し、入力した印刷モード情報に基づいていず
れか一方の信号を選択出力し、選択出力した信号で前記
レーザー・ダイオードを駆動する選択駆動部を備えたカ
ラー印刷装置用のカラー印刷データ処理方法であって、
ユーザーから指定された前記印刷モードにしたがって、
アプリケーションから受け取った印刷すべきデータに含
まれる画像データについて、(イ)解像度、(ロ)1色
の1画素のデータを表すbit数、(ハ)解像度と1色
の1画素のデータを表すbit数、のいずれかをあらか
じめ定めた態様に変換する情報量変換ステップを備え、
前記カラー印刷装置に送信する画像データとして前記情
報量変換手段によって変換された画像データを送信し、
さらに前記印刷モードを表す印刷モード情報を前記カラ
ー印刷装置に送信するステップを備えることを特徴とす
る。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明につ
いて説明する。
【0025】先ず、本発明を適用するに好適な多値カラ
ー・レーザー・ビーム・プリンタの従来の構成について
図3、図4を参照しながら説明する。なお、本発明を適
用可能なプリンタは、カラー・レーザー・ビーム・プリ
ンタに限られるものではなく、モノクロ多値プリンタお
よび昇華型プリンタ等の他のプリント方式のカラー多値
プリンタでも良いことは言うまでもない。
【0026】図3は、本発明を適用可能なプリンタの構
成を示す断面図であり、カラー・レーザー・プリンタ
(CLP)の場合を示している。
【0027】図において、符号1600はCLP本体で
あり、外部ホスト・コンピュータから送られるプリンタ
言語で記述されたコード・データやイメージ・データを
受け、これらのデータに基づいて1ページ分のマゼン
タ、シアン、イエロー、ブラックの多値画像データを生
成する画像生成部制御部(=コントローラ)1000
(以下、単に「コントローラ」と記すことがある)と、
入力多値画像データに応じて変調したレーザー・ビーム
を感光ドラム上に走査することにより潜像を形成し、こ
れを記録紙に転写した後定着させるという一連の電子写
真プロセスによる記録を行う印刷部(=プリンタ・エン
ジン)1500(以下エンジン)から構成される。符号
1530は操作のためのスイッチおよびLCD表示器等
が配されている操作パネルである。なお、この図におけ
るコントローラとエンジンの機能区分は従来例における
区分であり、本発明においては後述するように、最終的
にレーザー・ダイオードの駆動信号を生成する部分まで
を、コントローラと呼ぶ範囲に含めている。しかしなが
ら、この区分方法の違いは、後述するように本発明にお
いてレーザー・ダイオードの駆動用信号を切換制御する
必要性から生じている。
【0028】図3におけるコントローラ1000とエン
ジン1500はインターフェース信号線1200によっ
て接続されている。主なインターフェース信号として、
/RDY、/PRNT、/TOP、/LSYNC、VD
O7〜VDO0、VCLKがあり、以下、これについて
簡単に説明する。
【0029】/RDY信号は、コントローラに対してエ
ンジンから送出される信号であって、エンジンが後述す
る/PRNT信号を受ければいつでもプリント動作を開
始できる状態、またはプリント動作を継続できる状態に
あることを示す信号である。/PRNT信号は、エンジ
ンに対してコントローラから送出される信号であって、
プリント動作の開始、またはプリント動作の継続を指示
する信号である。/TOP信号は、副走査(垂直走査)
方向の同期信号であって、コントローラに対してエンジ
ンから送出される。
【0030】/LSYNC信号は、主走査(水平走査)
方向の同期信号であって、コントローラに対してエンジ
ンから送出される。VDO7〜VDO0信号は、エンジ
ンに対してコントローラから送出される画像信号であっ
て、エンジンが印字すべき画像濃度情報を示す。VDO
7が最上位、VDO0が最下位の8bitで表される。
エンジンでは、VDO7〜VDO0信号がFFh(hは
16進表示を表す)であれば現像中のトナー色の最大濃
度で印字し、00hであれば印字しない。これらは転送
同期信号VCLKに同期して送出される。
【0031】次に、図3及び図4を用いてエンジン15
00における動作を説明する。エンジン1500はプリ
ンタ・コントローラ1000から/PRNT信号を受け
取ると、不図示の駆動部により、感光ドラム1506及
び転写ドラム1508を図示矢印方向に回転させる。続
いて、ローラ帯電器1509の帯電を開始し、感光ドラ
ム1506上の電位を所定の値に均一に帯電する。次
に、給紙ローラ1511によって、記録用紙カセット1
510から記録用紙1528を転写ドラム1508に給
紙する。転写ドラム1508は、中空の支持体上に誘電
体シートを張ったもので、感光ドラム1506と同速で
矢印方向に回転する。この転写ドラム1508に記録用
紙1528が供給されると、転写ドラムの支持体上に設
けられたグリッパ1512によって記録用紙1528が
保持され、吸着ローラ1513及び吸着用帯電器151
4により記録用紙1528を転写ドラム1508に吸着
させる。同時に、現像装置の支持体1515を回転させ
て、支持体1515に支持された4つの現像装置151
6M、1516C、1516Y、1516Bkのうち、
第1のトナーであるマゼンタのトナーが入った現像装置
1516Mを感光ドラム1506に対向させる。なお、
1516Cはシアンのトナーが入った現像装置、151
6Yはイエローのトナーが入った現像装置、1516B
kはブラックのトナーが入った現像装置である。
【0032】一方、プリンタ・エンジン1500は、転
写ドラム1508に吸着された記録用紙1528の先端
を検出器1517によって検出し、所定のタイミングで
垂直同期信号/TOPを発生してコントローラ1000
に送出する。コントローラ1000は印字ページに対す
る最初の/TOP信号を受け取ると、プリンタRAM1
002内のページ・メモリに格納されている画像データ
のうち、第1の印字色であるマゼンタのデータを所定の
タイミングで読み出す。読み出された8bitの画像デ
ータD7〜D0は、画像信号VDO7〜VDO0として
VCLK信号に同期してプリンタ・エンジンに送出され
る。
【0033】コントローラより出力されたVDO7〜V
DO0信号は図4に示すようにパルス幅変調回路150
1に入力され、VDO7〜VDO0によって表現される
レベルに応じたパルス幅(256段階)のレーザー駆動
信号VDOとなり、レーザー・ドライバ1502に送出
される。後述する現像時において、レーザー駆動信号V
DOのパルス幅に応じてトナーの付着量が調節でき、そ
れにより、各色256階調の濃淡を再現することができ
る。次に、図4において前記レーザー駆動信号VDOに
応じて駆動されるレーザー・ダイオード1503からの
レーザー・ビーム1527は不図示のモータにより矢印
方向に回転駆動される回転多面鏡1504で偏向され、
光路上に配置された結像レンズ1505を経て、感光ド
ラム1506上を主走査方向に走査し、感光ドラム15
06上に潜像を形成する。このとき、ビーム・ディテク
タ1507はレーザー・ビームの走査開始点を検出し、
この検出信号から主走査の画像書き出しタイミングを決
定するための水平同期信号である/LSYNC信号が生
成される。
【0034】以上述べた主走査の動作が、副走査方向に
繰り返されて1ページ分のマゼンタの潜像が感光ドラム
1506上に形成されていく。
【0035】図3に戻り、感光ドラム1506上に形成
された潜像は上記マゼンタのトナーが入った現像装置1
516Mによって現像され、マゼンタのトナー像とな
る。このマゼンタのトナー像は、転写用帯電器1519
により、回転する転写ドラム1508に吸着されている
記録用紙1528に転写される。この際、転写されずに
感光ドラム1506上に残ったトナーはクリーニング装
置1525によって除去される。以上の動作により、記
録用紙1528上に1ページ分のマゼンタのトナー像が
形成される。
【0036】次に、現像装置の支持体1515を回転さ
せて、第2のトナーであるシアンのトナーが入った現像
装置1516Cを感光ドラム1506に対向させる。続
いて、マゼンタのときと同様に、転写ドラム1508に
吸着されたまま回転する記録用紙1528の先端を検出
器1517で検出し、垂直同期信号/TOPを発生して
コントローラ1000に送出する。これを受けてコント
ローラ1000はRAM1002内のページ・メモリか
らシアンのデータを読み出す。以下、同様の動作によ
り、記録用紙1528上にはマゼンタのトナー像に重ね
てシアンのトナー像が転写される。
【0037】さらに、同様にして第3のトナーであるイ
エロー、第4のトナーであるブラックのトナー像が記録
用紙1528上に重ねて転写され、最終的に記録用紙上
にフル・カラーのトナー像が形成されることになる。
【0038】上記4色のトナー像が全て転写された記録
用紙1528は、分離帯電器1520を経て、分離爪1
521によって転写ドラム1508から剥がされ、搬送
部1522により定着装置1523に供給される。ま
た、このとき、転写ドラム・クリーナ1526によって
転写ドラム1508表面の清掃が行われる。
【0039】記録用紙1528上のトナー像は定着装置
1523で加熱、加圧されることによって熔融固着さ
れ、最終的なカラー出力画像となる。そして記録の終了
した記録用紙1528は排紙トレイ1524に排紙され
る。
【0040】図5において、符号3000はホスト・コ
ンピュータで、符号2000はホスト・コンピュータの
制御ユニットである。ホスト・コンピュータの制御ユニ
ット2000ではROM2003のプログラム用ROM
に記憶された文書処理プログラム等に基づいて図形、イ
メージ、文字、表(表計算等を含む)等が混在した文書
処理を実行するCPU2001を備え、システム・バス
2004に接続される各デバイスをCPU2001が総
括的に制御する。
【0041】また、このROM2003のプログラム用
ROMにはCPU2001の制御プログラム等を記憶
し、ROM2003のフォント用ROMには上記文書処
理の際に使用するフォント・デ−タ等を記憶し、ROM
2003のデ−タ用ROMは上記文書処理等を行う際に
使用する各種データ(たとえば、オーバレイ・フォーム
・データ、背景イメージ・データ、外字等)を記憶す
る。符号2002はRAMで、CPU2001の主メモ
リ、ワーク・エリア等として機能する。符号2005は
キーボード・コントローラ(KBC)で、キーボード3
001や不図示のポインティング・デバイスからのキー
入力を制御する。符号2006はCRTコントローラ
(CRTC)で、CRTディスプレイ(CRT)300
2の表示を制御する。符号2007はディスク・コント
ローラ(DKC)で、ブート・プログラム、種々のアプ
リケーション、フォント・データ、ユーザー・ファイ
ル、編集ファイル、印刷データ生成処理プログラム(以
下、プリンタ・ドライバ)等を記憶するハード・ディス
ク(HD)、フロッピー(登録商標)・ディスク等の外
部メモリ3003とのアクセスを制御する。符号200
8はネットワーク・コントローラ(NWC)で、ネット
ワーク4001を介してプリンタ1500に接続して印
刷を行い、不図示の他ホスト・コンピュータに接続して
データの送受信を司る。
【0042】なお、CPU2001は、たとえばRAM
2002上に設定された表示情報RAMへのアウトライ
ン・フォントの展開(ラスタライズ)処理を実行し、C
RT3002上でのWYSIWYGを可能としている。
また、CPU2001は、CRT3002上の不図示の
マウス・カーソル等で指示されたコマンドに基づいて登
録された種々のウインドウを開き、種々のデータ処理、
印刷モードの選択を含むプリンタ・ドライバに対する印
刷処理方法の設定などを実行する。
【0043】エンジン1500において、符号1001
はプリンタCPUで、ROM1003のプログラム用R
OMに記憶された制御プログラム等に基づいてシステム
・バス1004に接続される各種のデバイスとのアクセ
スを総括的に制御し、印刷部インターフェース1006
を介して接続される印刷部(エンジン)1500を統括
制御すると同時に、エンジン内の光学ユニットに出力情
報としての画像信号を出力する。また、このROM10
03のプログラムROMには、CPU1001の制御プ
ログラム等を記憶する。ROM1003のフォント用R
OMには上記出力情報を生成する際に使用するフォント
・データ等を記憶し、ROM1003のデータ用ROM
には、ホスト・コンピュータ上で利用されるオーバレイ
・フォーム、外字情報等を記憶している。
【0044】CPU1001はネットワーク・コントロ
ーラ(NWC)1005を介してホスト・コンピュータ
との通信処理が可能となっており、プリンタ内の情報等
をホスト・コンピュータ3000に通知可能に構成され
ている。符号1002はCPU1001の主メモリ、ワ
ーク・エリア、ページ・メモリ等として機能するRAM
で、図示しない増設ポートに接続される拡張用RAMモ
ジュールによりメモリ容量を拡張することができるよう
に構成されている。なお、RAM1002は、出力情報
展開領域、環境データ格納領域等に用いられる。符号1
007は画像生成部でCPU1001が演算により印刷
データを生成するのを補助するハードウェアである。印
刷データの拡大縮小、回転、色変換、重ね合わせなどを
論理回路により高速処理する機能を持つ。また、符号1
530は前述した操作部で操作のためのスイッチおよび
LCD表示器等が配されている。さらに、図示しないN
VRAMを有し、操作パネル1530からのプリンタ・
モード設定情報を記憶するようにしても良い。
【0045】本発明は、これらのユニットから構成され
た印刷システムにおいて、プリンタ内の画像生成部制御
部に複数の画像信号出力部と、印刷モードに従い各画像
信号出力部からの画像情報を選択する切換部とを追加
し、600dpi/4bitの多値高精細印刷印刷、1
200*600dpi/1bitの2値高速印刷の両印
刷形態を実現させている。
【0046】以下に本発明の実施形態について詳細に説
明する。
【0047】(第一の実施形態)図1に本発明の第一実
施形態である印刷システムのブロック図を示す。図中に
おいて、既に従来例にて説明してあるブロックには同一
の番号を付加しているので、その部分の説明は省略す
る。
【0048】符号1は本発明を適用したカラー・レーザ
ー・ビーム・プリンタであり、プリンタ・コントローラ
2とプリンタ・エンジン3から構成される。
【0049】プリンタ・コントローラ2内にはホスト・
コンピュータ3000からの印刷画像情報101を基
に、最終的に画素単位の画像情報(ビットマップ・デー
タ)103、104を生成する印刷画像生成部1007
がある。印刷画像格納部1002は前出のプリンタRA
M1002内に構成される。各色の1画素あたりの情報
量が2bit以上の場合のビットマップ・データを多値
ビットマップ・データ103とし、各色の1画素あたり
の情報量が1bitの場合のビットマップ・データを2
値ビットマップ・データ104とする。
【0050】符号4は多値画像信号出力部で、印刷画像
の輪郭を滑らかに補正する多値スムージング部5、多値
印刷時の解像度を決定するビデオ・クロックを生成する
多値VCLK生成部6、8bitVDO信号からレーザ
ー・ダイオード駆動信号のパルス幅を決定する前出のパ
ルス幅変調器1501を内包し、多値ビットマップ・デ
ータ103からレーザー駆動パルス幅を既定する多値V
DO信号106を生成する機能を持つ。本発明例では多
値VDO信号106の周波数は600dpi印刷用の周
波数である。
【0051】符号7は2値画像信号出力部で、印刷画像
の輪郭を滑らかに補正する2値スムージング部8、2値
印刷時の解像度を決定するビデオ・クロックを生成する
2値VCLK生成部9を内包し、2値ビットマップ・デ
ータ104からレーザーのON・OFFを規定する2値
VDO信号107を生成する機能を持つ。本発明例では
2値VDO信号107の周波数は多値VDO信号106
の600dpi印刷用の周波数よりも高い1200dp
i印刷用の周波数としている。
【0052】符号10はビデオ信号切換部で、入力され
た印刷モード情報102に従い、多値VDO信号106
と2値VDO信号107のいずれかを選択し、レーザー
・ドライバ1502を介してレーザー・ダイオードを駆
動するレーザー駆動信号108を出力する機能を有す
る。
【0053】その他コントローラ2内の主だった構成要
素は不図示であるが前出のコントローラ1000と同一
であり、プリンタ・エンジン3内の主だった構成要素は
不図示であるが前出のエンジン1500と同一である。
ただし、レーザー・ドライバまでをコントローラに含
め、レーザー・ダイオードから以降をプリンタ・エンジ
ンに含めている。これは、ビデオ信号切り換え部の切り
換え制御をコントローラ内で実行するためである。
【0054】以下、図1、図2により本発明における処
理の流れについて説明する。なお、本発明のカラー・レ
ーザー・プリンタの解像度と階調値は多値カラー印刷の
場合600*600dpi/8bit、2値カラー印刷
の場合1200*600dpi/1bitとする。
【0055】ホスト・コンピュータ3000上で動作す
るプリンタ・ドライバ・プログラムは、ワープロ、Dr
aw等のアプリケーション・ソフトウェアからの印刷要
求を受けて、アプリケーション・ソフトウェアによって
作成されたデータを印刷画像情報101に変換してカラ
ー・レーザー・ビーム・プリンタ1に送信する。このと
き、ユーザーは印刷要求を行う際に、プリンタ・ドライ
バ・プログラムのユーザー・インタフェースによって解
像度、階調値に関する印刷モードを指定できる。プリン
タ・ドライバ・プログラムは、ユーザーによって指定さ
れた印刷モードに従った解像度、階調値に基づいて、ア
プリケーション・ソフトウェアによって作成したデータ
に含まれるイメージ・データを処理し、(もし、あれ
ば)コード・データを含めて、印刷画像情報101を生
成する。すなわち、多値カラー印刷モードを指定された
ら、アプリケーション・ソフトウェアによって作成され
たデータ内のイメージ・データを、600*600dp
i/8bitで多値カラー・データに変換し(S101
M)、2値カラー印刷モードを指定されたら1200*
600dpi/1bitで2値カラー・データに変換し
(S101B)、印刷画像情報101を生成する。そし
て、プリンタ・ドライバ・プログラムは、この変換に使
用した印刷モード情報102と共に、カラー・レーザー
・プリンタ1へ印刷画像情報101を転送する(S10
2)。
【0056】印刷画像生成部1007ではホスト300
0から送信された印刷画像情報101、印刷モード情報
102を受信し、印刷画像情報101内のコード・デー
タ(たとえば、PDLデータ)については印刷モード情
報102に基づいて画素単位画像情報(ビットマップ・
データ)とし、既にホスト・コンピュータのプリント・
ドライバにより処理された画像データを含めて出力し、
印刷画像格納部1002へ展開する(S103M、10
3B)。
【0057】印刷モード情報102が多値カラー印刷を
選択していた場合、印刷画像格納部1002には、カラ
ーの多値ビットマップ・データが格納されている。印刷
画像格納部1002から多値画像信号出力部4へ、多値
ビットマップ・データ103が入力されると、多値VC
LK生成部6からの600dpi用ビデオ・クロック
(転送同期信号)に同期して、多値スムージング部5に
よりスムージング処理を施した画素単位情報としての8
bitデータVDO[7:0]105が生成される(S
104M)。該8bitデータVDO[7:0]105
はパルス幅変調回路1501により画素単位に、8bi
tデータに対応したパルス幅を有する多値VDO信号1
06に変換され(S105M)、この信号はビデオ信号
切換部10に入力される。ビデオ信号切換部10におい
ては、印刷モード情報102により、多値VDO信号1
06の入力ポートが有効になっており、多値VDO信号
106をソースとしてレーザー・ドライバ1502を介
してレーザー駆動信号108を発生する(S106)。
レーザー・ダイオード1503はレーザー駆動信号10
8によりレーザー・ビーム1527のスポット径を調整
し、感光ドラム1506上に多値静電潜像を形成する
(S107)。このような処理をYMCK4色に対して
それぞれのトナーを使用して印刷処理を実行すること
で、各色が600*600dpi/8bitの多値カラ
ー印刷を実行することができる。
【0058】一方、印刷モード情報102が2値カラー
印刷を選択していた場合、印刷画像格納部1002に
は、カラーの2値ビットマップ・データが格納されてい
る。印刷画像格納部1002から2値画像信号出力部7
へ2値ビットマップ・データ104が入力されると、2
値VCLK生成部6からの1200dpi用ビデオ・ク
ロック(転送同期信号)に同期して、2値スムージング
部8によりスムージング処理を施した画素単位情報とし
ての1bitデータ2値VDO信号107が生成され
(S104B)、ビデオ信号切換部10へ入力する。ビ
デオ信号切換部10においては、印刷モード情報102
により、2値VDO信号107の入力ポートが有効にな
っており、2値VDO信号107をソースとしてレーザ
ー・ドライバ1502を介してレーザー駆動信号108
を発生する(S106)。レーザー・ダイオード150
3はレーザー駆動信号108によりレーザー・ビーム1
527をON・OFFし、感光ドラム1506上に2値
静電潜像を形成する(S107)。このような処理をY
MCK4色に対してそれぞれのトナーを使用して印刷処
理を実行することで、各色が1200*600dpi/
1bitの2値カラー印刷結果を実行する(S108
B)ことができる。
【0059】ここで、600*600dpi/8bit
の多値カラー印刷の場合、1インチ四方の面積のメモリ
容量は、1色あたり600*600*8=2.75Mb
itであり、1200*600dpi/1bitの2値
カラー印刷の場合は、1色あたり0.69Mbitであ
る。したがって、多値カラー印刷が可能な構成の場合、
画像情報格納部の容量としては十分に2値カラー印刷の
データを格納することが可能である。
【0060】以上のように高品位カラー多値印刷を可能
にする画像情報生成部と画像情報格納部、そしてプリン
タ・エンジンのレーザー・ドライバに信号を出力する多
値画像出力部を備えたカラー・プリンタ・システムに対
して、画像情報生成部の機能を拡張して印刷モードによ
り夫々異なるビットマップ・データを生成するように
し、さらに印刷モードの分類に対応して個別に、スムー
ジング部、ビデオ・クロック、VDOデータ変換部を有
す画像出力部を設け、複数の画像出力部の出力を選択し
てプリンタ・エンジンのレーザー・ドライバに信号を出
力することにより、高品位カラー多値印刷は当然とし
て、高品位高速カラー2値印刷を、画像情報格納部のメ
モリ容量を増やすこと無しに、実現するカラー印刷装置
を構築することができる。
【0061】なお、上述した説明において、カラー印刷
装置を例にとって説明したが、モノクロの印刷装置に適
用することも可能である。また、カラー印刷装置におい
て、2値のモノクロ印刷をする際にも適用可能なことは
明らかである。
【0062】(第二の実施形態)図6は、本発明の第二
の実施形態の印刷システムのブロック・ダイヤグラムを
示す図である。図中、既に従来例にて説明してあるブロ
ックには同一の番号を付加しているので、その部分につ
いては説明を省略する。
【0063】符号1は、本発明を適用したカラー・レー
ザー・ビーム・プリンタであり、プリンタ・コントロー
ラ21とプリンタ・エンジン3から構成される。
【0064】プリンタ・コントローラ21内にはホスト
・コンピュータ3000からの印刷画像情報201を基
に、最終的に(PDL等のコード・データを)画素単位
の画像情報(ビットマップ・データ)203、204を
生成する印刷画像生成部1007がある。各色の1画素
あたりの情報量が2bit以上の場合のビットマップ・
データを多値ビットマップ・データ203とし、各色の
1画素あたりの情報量が1bitの場合のビットマップ
・データを2値ビットマップ・データ204とする。
【0065】符号22は、省トナー用の画像を出力する
省トナー画像信号出力部であり、2値カラー省トナー印
刷モードが選択されたときに、印刷画像格納部から2値
ビットマップ・データが送られて、起動する。内部には
変換テーブルから成るデータ幅変換部23を持ち、ここ
では1bitデータを、省トナーの程度に応じた多値
(8bit)データに変換する。この変換は、たとえ
ば、50%省トナー印刷を実現する場合には1→80
h、0→00hと変換し、25%省トナー印刷を実現す
る場合には1→40h、0→00hと変換する。これら
の変換テーブルは省トナー・モードのレベルによって選
択される。省トナー画像信号出力部で変換されたデータ
をパルス幅変調回路1501に入力する。
【0066】符号24は多値画像信号出力部で、印刷画
像の輪郭を滑らかに補正する多値スムージング部5、多
値印刷時の解像度を決定するビデオ・クロックを生成す
る多値VCLK生成部6、8bitVDO信号からレー
ザー・ダイオード駆動信号のパルス幅を決定する前出の
パルス幅変調回路1501を内包し、多値ビットマップ
・データ203と省トナー画像出力部22からの8bi
tデータ207からレーザー駆動パルス幅を既定する多
値VDO信号206を生成する機能を持つ。本発明例で
は多値VDO信号206の周波数は600dpi印刷用
の周波数である。
【0067】符号7は2値画像信号出力部で、印刷画像
の輪郭を滑らかに補正する2値スムージング部8、2値
印刷時の解像度を決定するビデオ・クロックを生成する
2値VCLK生成部9を内包し、2値ビットマップ・デ
ータ204からレーザーのON・OFFを既定する2値
VDO信号208を生成する機能を持つ。本発明例では
2値VDO信号208の周波数は多値VDO信号206
の周波数よりも高い1200dpi印刷用の周波数であ
る。
【0068】符号10はビデオ信号切換部で、入力され
た印刷モード情報202に従い、多値VDO信号206
と2値VDO信号208のいずれかを選択し、レーザー
・ドライバ1502を介してレーザー・ダイオードを駆
動するレーザー駆動信号209を出力する機能を有す
る。
【0069】その他、コントローラ21内の主だった構
成要素は不図示であるが前出のコントローラ1000と
同様である。
【0070】以下図6、図7により本発明における処理
の流れについて説明する。なお、本発明のカラー・レー
ザー・プリンタの解像度と階調値は多値カラー印刷の場
合600*600dpi/8bit、2値カラー印刷の
場合1200*600dpi/1bitとする。
【0071】ホスト・コンピュータ3000上で動作す
るプリンタ・ドライバ・プログラムは、ワープロ、Dr
aw等のアプリケーション・ソフトウェアからの印刷要
求を受けて、アプリケーション・ソフトウェアによって
作成されたデータを印刷画像情報201に変換してカラ
ー・レーザー・ビーム・プリンタ1に送信する。このと
き、ユーザーは印刷要求を行う際に、プリンタ・ドライ
バ・プログラムのユーザー・インタフェースによって解
像度、階調値に関する印刷モードを指定できる。プリン
タ・ドライバ・プログラムは該指定印刷モードに従った
解像度、階調値で印刷画像情報201を生成する。すな
わち、多値カラー印刷モードを指定されたら、アプリケ
ーション・ソフトウェアによって作成されたデータ内の
イメージ・データを、600*600dpi/8bit
で多値カラー・データに変換し(S201M)、2値カ
ラー印刷モードを指定されたら、1200*600dp
i/1bitで2値カラー・データに変換し(S201
B)、2値カラー省トナー印刷を指定されたら600*
600dpi/1bitで2値カラー・データに変換し
(S201S)、印刷画像情報201を生成する。次い
で、プリンタ・ドライバ・プログラムは、この変換に使
用した印刷モード情報202と共にカラー・レーザー・
ビーム・プリンタ1へ印刷画像情報201を送信する
(S202)。
【0072】印刷画像生成部1007ではホスト300
0から送信された印刷画像情報201、印刷モード情報
202を受信し、印刷画像情報201内のコード・デー
タ(たとえば、PDLデータ)については印刷モード情
報202に基づいて画素単位画像情報(ビットマップ・
データ)とし、既にホスト・コンピュータのプリント・
ドライバにより処理された画像データを含めて出力し、
印刷画像格納部1002へ展開する(S203M、S2
03S、S203B)。
【0073】印刷モード情報202が多値カラー印刷を
選択していた場合、印刷画像格納部1002から多値画
像信号出力部24へ多値ビットマップ・データ203が
入力されると、多値VCLK生成部6からの600dp
i用ビデオ・クロックに同期して、多値スムージング部
5により、スムージング処理を施した画素単位情報であ
る8bitデータVDO[7:0]205が生成される
(S204M)。該8bitデータVDO[7:0]2
05はパルス幅変調回路1501により画素単位にパル
ス幅の異なる多値VDO信号206に変換され、ビデオ
信号切換部10へ入力する(S205M)。ビデオ信号
切換部10においては、印刷モード情報202により、
多値VDO信号206の入力ポートが有効になってお
り、多値VDO信号206をソースとしてレーザー・ド
ライバ1502を介してレーザー駆動信号209を発生
する(S206)。レーザー・ダイオード1503はレ
ーザー駆動信号209によりレーザー・ビーム1527
のスポット径を調整し、感光ドラム1506上に多値静
電潜像を形成する(S207)。このような処理をYM
CK4色のトナーに対して、印刷処理を実行すること
で、600*600dpi/8bitの多値カラー印刷
を得る(S208M)。
【0074】次いで印刷モード情報202が2値カラー
省トナー印刷を選択した場合、印刷画像格納部1002
から省トナー画像出力部22へ2値ビットマップ・デー
タ204が入力されると、多値VCLK生成部6からの
600dpi用ビデオ・クロックに同期して、データ幅
変換部23により、1bitデータ”1”を8bit”
80h”に、”0”を”00h”に変換して、省トナー
8bitデータ”80h/00h”207が生成される
(S204S)。該8bitデータ207はパルス幅変
調回路1501により画素単位にパルス幅の異なる多値
VDO信号206に変換され、ビデオ信号切換部10へ
入力する(S205M)。ビデオ信号切換部10におい
ては、印刷モード情報202により、多値VDO信号2
06の入力ポートが有効になっており、多値VDO信号
206をソースとしてレーザー・ドライバ1502を介
してレーザー駆動信号209を発生する(S207)。
レーザー・ダイオード1503はレーザー駆動信号20
9によりレーザー・ビーム1527のスポット径を調整
し、感光ドラム1506上に2値静電潜像を形成する
(S207)。YMCK4色のトナーに対して、印刷処
理を実行することで、600*600dpi/1bit
の2値カラー省トナー印刷を得る(S208S)。
【0075】最後に、印刷モード情報202が2値カラ
ー印刷を選択した場合、印刷画像格納部1002から2
値画像出力部7へ2値ビットマップ・データ204が入
力されると、2値VCLK生成部6からの1200dp
i用ビデオ・クロックに同期して、2値スムージング部
8によりスムージング処理を施した画素単位情報として
の1bitデータ2値VDO信号208が生成され、ビ
デオ信号切換部10へ入力する(S204B)。ビデオ
信号切換部10においては、印刷モード情報202によ
り、2値VDO信号208の入力ポートが有効になって
おり、2値VDO信号208をソースとしてレーザー・
ドライバ1502を介してレーザー駆動信号209を発
生する(S206)。レーザー・ダイオード1503は
レーザー駆動信号209によりレーザー・ビーム152
7をON・OFFし、感光ドラム1506上に2値静電
潜像を形成する(S207)。YMCK4色のトナーに
対して、印刷処理を実行することで、1200*600
dpi/1bitの2値カラー印刷結果を得る(S20
8B)。
【0076】以上のように、印刷モードに応じて、異な
る解像度、画素あたりのビット数でビットマップ・デー
タを最終的に生成する1つの画像情報生成部と、生成さ
れたビットマップ・データを格納する画像情報格納部、
印刷モードに対応して複数の夫々異なる、スムージング
部、ビデオ・クロック、VDOデータ変換部を有する画
像出力部を設けることにより、高品位高速カラー2値印
刷と高品位カラー多値印刷の機能を備えたカラー印刷装
置とすることができ、さらに2値省トナー印刷の機能
を、変換テーブルを追加して変換テーブルの出力を多値
印刷処理系のブロックに入力することで構成することが
でき、解像度を損なわずに印刷出力の淡色化のみを実現
することができる。
【0077】また、各色を2値データとしたカラー2値
印刷は、ホストから送られるデータ量を低減するので、
イメージ・データの多い場合のデータ転送時間を低減
し、さらに印刷装置内部におけるビットマップ展開にお
いても処理時間の低減をもたらし、印刷速度の向上をも
たらすことは明らかである。さらに、イメージ・データ
が写真のような階調を備えないグラフィックの場合、上
述した実施形態においては、カラー多値印刷よりも高い
クロック周波数で印刷するので、より高解像度の印刷
を、高速に実行することができる。この特徴は一般のオ
フィスでの印刷目的に適合したものである。
【0078】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ホ
スト・コンピュータから、印刷データと、複数の印刷モ
ードのうちの1つの印刷モードを表して前記印刷データ
の印刷モードを指定する印刷モード情報とを受けて、印
刷データを前記印刷モード情報にしたがって印刷画像デ
ータを生成する印刷画像生成部と、印刷画像生成部が生
成した印刷画像データを格納する印刷画像格納部と、印
刷画像格納部からの印刷画像データを入力して、照射光
により像担持体を露光するためのレーザー・ダイオード
をON/OFF駆動するレーザー駆動用信号を出力す
る、パルス幅変調回路を備えた第1の画像信号出力部
と、印刷画像格納部からの印刷画像データを入力して、
レーザー・ダイオードをON/OFF駆動するパルス幅
変調されないレーザー駆動用信号を出力する第2の画像
信号出力部と、第1と第2の画像信号出力部のレーザー
駆動用信号を入力し、印刷モード情報に基づいていずれ
か一方の信号を選択出力し、選択出力した信号でレーザ
ー・ダイオードを駆動する選択駆動部を備えたので、高
画質カラー印刷、高速カラー印刷、高品位省トナー印刷
など、ユーザーに求められる多くの機能を盛り込んだマ
ルチ・パーパス・カラー・プリンタを実現することがで
きる。
【0079】さらに、ユーザーから指定された印刷モー
ドにしたがって、アプリケーションから受け取った印刷
すべきデータに含まれる画像データについて、(イ)解
像度、(ロ)1色の画素のデータを表すbit数、
(ハ)解像度と1色の画素のデータを表すbit数、の
いずれかをあらかじめ定めた態様に変換する情報量変換
部を備え、カラー印刷装置に送信する画像データとして
情報量変換部によって変換された画像データを送信し、
さらに印刷モードを表す印刷モード情報をカラー印刷装
置に送信するようにしたので、ホスト・コンピュータか
らの画像を含む印刷データの転送量を、印刷モードに応
じて低減するので、不用なデータを印刷装置に送ること
もなく、データ転送を効率化する効果を備えている。
【0080】また、カラー2値印刷時においては、アプ
リケーションで作成した画像については、プリンタ・ド
ライバの段階で、印刷時の解像度に合致させて素材画像
から画像データを生成するので、素材画像のいわゆる解
像度が高い場合に素材画像からの解像度低減を最小に抑
えた、すなわち可能な限りの高解像度画像印刷とするこ
とができる。特に、カラー2値印刷時の解像度をフル・
カラー印刷時の解像度を高めた場合、ホスト側でのデー
タ処理を含み、ホスト側で印刷実行操作をしてから印刷
出力を得るまでの時間を、多値印刷時の速度に較べて高
速とする利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態のプリンタ制御部のブ
ロックを示す図である。
【図2】第1の実施形態におけるデータ処理あるいは制
御を説明する図である。
【図3】従来構成のカラー・レーザー・ビーム・プリン
タの断面を示す図である。
【図4】図3に示すカラー・レーザー・ビーム・プリン
タの光学ユニット・ブロックを示す図である。
【図5】ホスト・コンピュータとレーザー・ビーム・プ
リンタの制御ブロックを示す図である。
【図6】本発明の第2の実施形態のプリンタ制御のブロ
ックを示す図である。
【図7】第2の実施形態におけるデータ処理あるいは制
御を説明する図である。
【符号の説明】
1、1600 カラー・レーザー・ビーム・プリンタ 2、21 各実施例のプリンタ・コントローラ 3 プリンタ・エンジン 4、24 各実施例の多値画像信号出力部 5 多値スムージング部 6 多値VCLK生成部 7 2値画像信号出力部 8 2値スムージング部 9 2値VCLK生成部 10 ビデオ信号切換部 22 省トナー画像出力部 23 データ幅変換部 1000 プリンタ・コントローラ 1001 プリンタ CPU 1002 プリンタ RAM 1003 プリンタ ROM 1004 プリンタ・システム・バス 1005 ネットワーク・コントローラ 1006 エンジン・インターフェース 1007 画像生成部 1200 インターフェース信号線 1500 プリンタ・エンジン 1501 パルス幅変調回路 1502 レーザー・ドライバ 1503 レーザー・ダイオード 1504 回転多面鏡 1505 結像レンズ 1506 感光ドラム 1507 ビーム・ディテクタ 1508 転写ドラム 1509 ローラ帯電器 1510 給紙カセット 1511 給紙ローラ 1512 グリッパ 1513 吸着ローラ 1514 吸着用帯電器 1515 現像装置の支持体 1516 各色現像装置 1517 記録紙先端検出器 1518 光学ユニット 1519 転写用帯電器 1520 分離帯電器 1521 分離爪 1522 搬送部 1523 定着装置 1524 排紙トレイ 1525 クリーニング装置 1526 転写ドラム・クリーナ 1527 レーザー・ビーム 1528 記録紙 1530 操作部 1600 カラー・プリンタ 2000 ホスト・コンピュータ制御ユニット 2001 ホスト CPU 2002 ホスト RAM 2003 ホスト ROM 2004 ホスト・システム・バス 2005 キーボード・コントローラ 2006 CRT コントローラ 2007 ディスク・コントローラ 2008 ネットワーク・コントローラ 3000 ホスト・コンピュータ 3001 キーボード 3002 CRT 3003 ホスト外部メモリ 4001 ネットワーク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03G 21/00 384 H04N 1/29 G 5C074 H04N 1/29 B41J 3/00 M 5C077 1/46 H04N 1/40 D 5C079 1/60 103C 1/46 Z Fターム(参考) 2C087 AA15 AB01 AB05 AC08 BA01 BA02 BA03 BD06 BD07 BD13 BD24 2C362 CA18 CA33 CB07 CB13 CB62 2H027 EA02 EB04 FA30 ZA07 2H030 AA03 AD13 BB02 BB12 2H076 AB05 AB21 AB71 AB75 EA01 5C074 AA02 BB03 BB26 DD07 DD14 DD16 DD24 DD28 EE02 EE06 FF15 5C077 MP08 NN17 PP02 PP33 PQ08 RR10 TT03 5C079 HB03 KA08 LA14 LA31 LA33 LA34 LC20 NA04 PA03

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホスト・コンピュータから、印刷データ
    と、複数の印刷モードのうちの1つの印刷モードを表し
    て前記印刷データの印刷モードを指定する印刷モード情
    報とを受けて、前記印刷データを前記印刷モード情報に
    したがって印刷画像データを生成する印刷画像生成手段
    と、 前記印刷画像生成部が生成した印刷画像データを格納す
    る印刷画像格納手段と、 前記印刷画像格納部からの印刷画像データを入力して、
    照射光により像担持体を露光するためのレーザー・ダイ
    オードをON/OFF駆動するレーザー駆動用信号を出
    力する、パルス幅変調回路を備えた第1の画像信号出力
    手段と、 前記印刷画像格納部からの印刷画像データを入力して、
    前記レーザー・ダイオードをON/OFF駆動するパル
    ス幅変調されないレーザー駆動用信号を出力する第2の
    画像信号出力手段と、 前記第1と第2の画像信号出力手段のレーザー駆動用信
    号を入力し、前記印刷モード情報に基づいていずれか一
    方の信号を選択出力し、選択出力した信号で前記レーザ
    ー・ダイオードを駆動する選択駆動手段を備えたことを
    特徴とするカラー印刷装置。
  2. 【請求項2】 前記印刷モードは、1色の1画素あたり
    の情報量が2bit以上の多値印刷モードと、1色の1
    画素あたりの情報量が1bitの2値印刷モードを含
    み、 前記印刷画像生成部は、前記印刷モード情報が多値印刷
    モード時には、前記印刷データに含まれるコード・デー
    タを2bit以上の多値データに変換し、前記印刷モー
    ド情報が2値印刷モード時には、前記印刷データに含ま
    れるコード・データを1bitの2値データに変換し、 前記選択駆動手段は、前記印刷モード情報が多値印刷モ
    ードの場合に前記第1の画像出力手段の出力信号を選択
    し、前記印刷モード情報が2値印刷モード情報の場合前
    記第2の画像出力手段出力信号を選択することを特徴と
    する請求項1に記載のカラー印刷装置。
  3. 【請求項3】 前記印刷画像格納部からの1色の1画素
    あたりの情報量が1bitの2値の印刷画像データを入
    力し、あらかじめ定められた変換テーブルにしたがって
    多値の印刷画像データに変換して出力する変換手段をさ
    らに備え、 前記2値前記印刷モードは、さらに省トナー印刷モード
    を含み、 前記印刷モード情報が省トナー印刷モードである場合、
    前記第1の画像出力手段は前記変換手段から出力される
    印刷画像データを入力して処理し、 前記選択駆動手段は、前記印刷モード情報が省トナー印
    刷モードである場合、前記第1の画像出力手段の出力信
    号を選択することを特徴とする請求項2に記載のカラー
    印刷装置。
  4. 【請求項4】 前記第2の画像出力手段は、前記第1の
    画像出力手段において前記レーザー・ダイオードをON
    /OFF駆動する画素単位のクロック周波数よりも高い
    周波数のクロック周波数を使用して、前記レーザー・ダ
    イオードをON/OFF駆動するレーザー駆動用信号を
    生成し、 前記印刷画像生成部は、前記印刷モード情報に基づい
    て、前記第1の画像出力手段あるいは前記第2の画像出
    力手段のクロック周波数に対応した印刷画像データを生
    成することを特徴とする請求項2に記載のカラー印刷装
    置。
  5. 【請求項5】 前記第1および第2の画像出力手段は、
    それぞれ専用のスムージング手段を備えていることを特
    徴とする請求項1〜4に記載のカラー印刷装置。
  6. 【請求項6】 前記印刷データは複数の色のデータから
    構成され、前記印刷モード情報が2値印刷モードを示す
    場合、前記印刷モード情報が多値印刷モードを示す場合
    に較べて、高速に印刷処理を実行することを特徴とする
    請求項1または2に記載のカラー印刷装置。
  7. 【請求項7】 照射光により像担持体を露光するための
    レーザー・ダイオードをON/OFF駆動するレーザー
    駆動用信号を、画素単位に第1のクロック周波数を使用
    して出力する、パルス幅変調回路を備えた第1の画像出
    力部と、前記レーザー・ダイオードをON/OFF駆動
    するパルス幅変調されないレーザー駆動用信号を、前記
    第1のクロック周波数と異なる周波数を使用して出力す
    る第2の画像出力部と、前記第1と第2の画像出力部か
    らのレーザー駆動用信号を入力し、入力した印刷モード
    情報に基づいていずれか一方の信号を選択出力し、選択
    出力した信号で前記レーザー・ダイオードを駆動する選
    択駆動部を備えたカラー印刷装置を含む印刷システムで
    あって、 ユーザーから指定された前記印刷モードにしたがって、
    アプリケーションから受け取った印刷すべきデータに含
    まれる画像データについて、(イ)解像度、(ロ)1色
    の1画素のデータを表すbit数、(ハ)解像度と1色
    の1画素のデータを表すbit数、のいずれかをあらか
    じめ定めた態様に変換する情報量変換手段を備え、 前記カラー印刷装置に送信する画像データとして前記情
    報量変換手段によって変換された画像データを送信し、
    さらに前記印刷モードを表す印刷モード情報を前記カラ
    ー印刷装置に送信することを特徴とするカラー印刷シス
    テム。
  8. 【請求項8】 ホスト・コンピュータから、印刷データ
    と、複数の印刷モードのうちの1つの印刷モードを表し
    て前記印刷データの印刷モードを指定する印刷モード情
    報とを受けて、前記印刷データを前記印刷モード情報に
    したがって印刷画像データを生成する印刷画像生成ステ
    ップと、 前記生成した印刷画像データを印刷画像格納部に格納す
    るステップと、 前記印刷画像格納部からの印刷画像データを入力して、
    照射光により像担持体を露光するためのレーザー・ダイ
    オードをON/OFF駆動するパルス幅変調された駆動
    用信号を出力する第1の出力ステップと、 前記印刷画像格納部からの印刷画像データを入力して、
    前記レーザー・ダイオードをON/OFF駆動するパル
    ス幅変調されないレーザー駆動用信号を出力する第2の
    出力ステップと、 前記印刷モード情報に基づいて、前記第1と第2の出力
    ステップにより出力されるレーザー駆動用信号のいずれ
    か一方の信号を選択出力する出力選択ステップを備えた
    ことを特徴とするカラー印刷制御方法。
  9. 【請求項9】 前記印刷モードは、1色の1画素あたり
    の情報量が2bit以上の多値印刷モードと、1色の1
    画素あたりの情報量が1bitの2値印刷モードを含
    み、 前記印刷画像生成ステップは、前記印刷モード情報が多
    値印刷モード時には、前記印刷データに含まれるコード
    ・データを2bit以上の多値データに変換し、前記印
    刷モード情報が2値印刷モード時には、前記印刷データ
    に含まれるコード・データを1bitの2値データに変
    換するステップであり、 前記出力選択ステップは、前記印刷モード情報が多値印
    刷モードの場合に前記第1の出力ステップにより出力さ
    れたレーザー駆動用信号を出力し、前記印刷モード情報
    が2値印刷モード情報の場合に前記第2の出力ステップ
    により出力されたレーザー駆動用信号を出力するステッ
    プであることを特徴とする請求項8に記載のカラー印刷
    制御方法。
  10. 【請求項10】 前記印刷画像格納部からの1色の1画
    素あたりの情報量が1bitの2値の印刷画像データを
    入力し、あらかじめ定められた変換テーブルにしたがっ
    て多値の印刷画像データに変換して出力する変換ステッ
    プをさらに備え、 前記2値前記印刷モードは、さらに省トナー印刷モード
    を含み、 前記印刷モード情報が省トナー印刷モードである場合、
    前記第1の出力ステップは前記変換ステップによって出
    力される印刷画像データを入力して処理し、 前記出力選択ステップは、前記印刷モード情報が省トナ
    ー印刷モードである場合、前記第1の出力ステップによ
    って出力されたレーザー駆動用信号を出力することを特
    徴とする請求項9に記載のカラー印刷制御方法。
  11. 【請求項11】 前記第2の出力ステップは、前記第1
    の画像出力部において前記レーザー・ダイオードをON
    /OFF駆動する画素単位のクロック周波数よりも高い
    周波数のクロック周波数を使用して、前記レーザー・ダ
    イオードをON/OFF駆動するレーザー駆動用信号を
    生成し、 前記印刷画像生成ステップは、前記印刷モード情報に基
    づいて、前記第1の出力ステップ、あるいは前記第1の
    出力ステップにおける前記レーザー・ダイオードをON
    /OFF駆動する画素単位のクロック周波数よりも高い
    周波数のクロック周波数を有する前記第2の出力ステッ
    プに対応した印刷画像データを生成することを特徴とす
    る請求項9に記載のカラー印刷制御方法。
  12. 【請求項12】 前記第1および第2の出力ステップ
    は、それぞれの出力信号をスムージングするステップを
    備えていることを特徴とする請求項8〜11に記載のカ
    ラー印刷制御方法。
  13. 【請求項13】 前記印刷データは複数の色のデータか
    ら構成され、前記印刷モード情報が2値印刷モードを示
    す場合、前記印刷モード情報が多値印刷モードを示す場
    合に較べて、高速に印刷処理を実行することを特徴とす
    る請求項8または9に記載のカラー印刷制御方法。
  14. 【請求項14】 照射光により像担持体を露光するため
    のレーザー・ダイオードをON/OFF駆動するレーザ
    ー駆動用信号を、画素単位に第1のクロック周波数を使
    用して出力する、パルス幅変調回路を備えた第1の画像
    出力部と、前記レーザー・ダイオードをON/OFF駆
    動するパルス幅変調されないレーザー駆動用信号を、前
    記第1のクロック周波数と異なる周波数を使用して出力
    する第2の画像出力部と、前記第1と第2の画像出力部
    からのレーザー駆動用信号を入力し、入力した印刷モー
    ド情報に基づいていずれか一方の信号を選択出力し、選
    択出力した信号で前記レーザー・ダイオードを駆動する
    選択駆動部を備えたカラー印刷装置用のカラー印刷デー
    タ処理方法であって、 ユーザーから指定された前記印刷モードにしたがって、
    アプリケーションから受け取った印刷すべきデータに含
    まれる画像データについて、(イ)解像度、(ロ)1色
    の1画素のデータを表すbit数、(ハ)解像度と1色
    の1画素のデータを表すbit数、のいずれかをあらか
    じめ定めた態様に変換する情報量変換ステップを備え、 前記カラー印刷装置に送信する画像データとして前記情
    報量変換手段によって変換された画像データを送信し、
    さらに前記印刷モードを表す印刷モード情報を前記カラ
    ー印刷装置に送信するステップを備えることを特徴とす
    るカラー印刷データ処理方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8368950B2 (en) 2003-10-06 2013-02-05 Marvell International Technology Ltd. Method of pre-processing data on a host machine for a host-based print system
US8941882B2 (en) 2003-10-06 2015-01-27 Marvell International Technology Ltd. Method of pre-processing data on a host machine for a host-based print system

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