JP2006013836A - カラー画像のカラー画像データを処理する画像データ処理 - Google Patents

カラー画像のカラー画像データを処理する画像データ処理 Download PDF

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Abstract

【課題】 RGB画像データをHSI表現形式に変換した上での画像補正の簡便化や、補正後の画質維持を図る。
【解決手段】 いわゆる記憶色と云われる肌色、緑、空色の各色について、HSIサンプリングデータで構成される画像を解析し、その結果に基づいて、これら各色が属する色相域ごとに補正の対象範囲となる色補正域と、その色補正域での補正の程度を定め、これを補正量テーブルとする。この補正量テーブルは、肌色についてであれば、RGBデータから変換して得られたHSIデータの色相HのデータHorgを、このHorgがSkH1〜SkH4の範囲を外れていれば補正せず、HorgがSkH2〜SkH3の範囲にあれば、一律な補正量Δhで補正し、HorgがSkH1〜SkH2或いはSkH3〜SkH4の範囲にあれば、傾斜直線上の補正量Δhで補正する。
【選択図】 図9

Description

本発明は、カラー画像のカラー画像データの入力を受け、該カラー画像データを処理する技術に関する。
近年では、デジタルスチルカメラ等の普及により、画像をデジタルデータで簡便に入手できる。こうして得られたカラー画像データは、一般に、いわゆる光の3原色に対応するR画像、G画像、B画像の三つの画像データから構成され、デジタルスチルカメラ等の撮像機器は、カラー画像データとして、上記各画像に対応するRGBの階調値を出力する。そして、モニタやプリンタは、このRGB階調値に基づいてカラー画像表示・印刷を行う。
ところで、カラー画像における肌色や木々の緑、或いは空の青さと言った空の色は、人の目に強調して認識され勝ちである。例えば、肌の色で有れば、赤みがかっているとかくすんでいるとかいったことを、カラー画像を見たユーザーは容易に認識する。空の色や緑についても同様である。こうした肌色や緑、空の色は、いわゆる記憶色として他の色と別個に視認されるので、カラー画像におけるこうした記憶色の補正に際しては、その補正の様子が直感的に分かる方が好ましい。
その一方で、色相(H;hue)や彩度(S;satuuration)および明度(I;intensity)とを用いたHSI表現形式は、RGBデータでの画像表示に比して、カラー画像の色相Hと彩度Sと明度Iを簡便に扱うことができ、しかも、補正の様子が直感的に理解しやすい方法として多用されている。よって、RGB画像をHSI表現形式のHSIデータに変換した上で、色相Hと彩度Sと明度Iを補正することが行われている(例えば、特許文献1)。
特許第3194341号公報
上記の従来の手法では、HSIデータでの色相Hの補正、彩度Sの補正、明度Iの補正が、第1に色相Hの補正、次いで彩度Sの補正、最後に明度Iの補正と言った具合に逐次的に行われている。そして、それぞれの補正に際して、変換後のHSIデータの総てについてなされている。このため、補正の処理負荷が高くデータ処理に比較的長時間を要していた。また、色相H・彩度S・明度Iの補正が逐次的に全データについて行われるので、最初に行った色相Hの補正の結果が、次に行う彩度Sや明度Iの補正により変わってしまうこともあり、画像の違和感を生むこともあった。
本発明は、上記問題点を解決するためになされ、RGB画像データをHSI表現形式に変換した上での画像補正の簡便化や、補正後の画質維持を図ることを目的とする。
かかる課題の少なくとも一部を解決するため、本発明の画像処理装置では、カラー画像のカラー画像データの入力を受けると、そのカラー画像データにおいて、例えば、肌色、緑、空の色といった特定の色について、その色ごとに補正の対象範囲となる色補正域と該色補正域での補正の程度を定める。この場合、これら特定の色が属する色相域(以下、説明の便宜上、特定色相域、と称する)の発現状況をカラー画像データにおいて把握し、この発現状況に基づいて色補正域や、その色補正域での補正の程度を定めるようにすることができる。
色補正域とその補正程度の決定は、カラー画像データをサンプリングしたデータを、色相Hと彩度Sと明度Iとを用いたHSI表現形式に変換し、このHSI表現形式のHSIデータにて、既述した発現状況を把握し、その上で、色補正域と該色補正域での補正程度を定めるようにできる。こうすれば、色補正域とその補正程度の決定に際して扱うデータ数が少なくて済むので、演算負荷軽減の上から好ましい。こうして定めた特定色相域ごとの補正対象範囲である色補正域について、次のように補正を行う。
補正に際しては、入力したカラー画像データの全データを、色相Hと彩度Sと明度Iとを用いたHSI表現形式のHSIデータに変換し、その上で、特定色相域ごとに先に決定済みの複数の色補正域を補正の対象として、HSI表現形式での色相Hと彩度Sと明度Iのそれぞれを、先に決定済みの補正量で補正する。そして、補正後のHSIデータを、カラー画像データの形式に逆変換する。なお、こうして逆変換したカラー画像データは、モニタやプリンタ等に出力するようにすることができる。
このように、本発明では、カラー画像の補正に当たり、補正の様子が直感的に理解しやすいHSI表現形式のデータを用いつつ、その色相Hと彩度Sと明度Iのそれぞれの補正に際しては、複数の特定色相域に対応した色補正域についてしか補正を行わず、総ての色相域についての補正を実行しないようにする。このため、補正演算の負荷が軽減され簡便となる。
また、複数の特定色域、例えば、上記した肌色、緑、空の色は、HSI表現形式の色相Hにおいて重なることがないので、ある特定色相域に対応した色補正域について行った補正は、他の特定色相域に対応した色補正域での補正に影響を与えない。よって、色相H・彩度S・明度Iの補正を逐次的に全データについて行う従来の手法では、最初に行った色相Hの補正の結果が次に行う彩度Sや明度Iの補正により変わってしまうこともあり得るが、本発明では逐次的な全データ補正を行わないので、補正前後で画質維持を図ることができる。また、逐次的に補正を行う手法では複数回の補正演算が必要であるのに対して、一度の補正で済むので、演算負荷軽減の点からも好ましい。
こうした本発明の画像処理装置において、複数の色補正域の前後の色相域においても、前記補正量に近似した補正量で、HSI表現形式での色相Hと彩度Sと明度Iのそれぞれ(HSIデータ)を補正するようにすることができる。こうすれば、色補正域の前後境界において補正後のHSIデータに急変を起こさないようにできるので、補正後のカラー画像における画質の違和感を軽減できる。
また、補正対象範囲の前記複数の色補正域において、前記特定の色に対応する色相値での補正量がゼロとなるように、前記色補正域での前記補正量を増減設定することもできる。こうすれば、肌色、緑、空の色といった特定の色については補正が行われず、その特定の色前後の色相では既述した補正が行われる。よって、補正後のカラー画像における上記特定の色に関しての画質の違和感を軽減できる。
上記した本発明の画像データ処理は、種々の形態で実現することが可能であり、例えば、画像データ処理方法はもとより、画像処理装置や方法の機能をコンピュータに実現させるためのコンピュータプログラム、そのプログラムを記録した記録媒体等の形態で実現することができる。
以下、本発明の実施の形態について、実施例に基づき以下の順序で説明する。
A.実施例:
A1.画像処理装置の構成:
A2.画像編集処理:
A3.画像編集処理の変形例:
A.実施例:
A1.画像処理装置の構成:
図1は本発明の実施例としての画像処理システム100を示す説明図である。図示するように、この画像処理システム100は、パーソナルコンピュータ30を主要機器として備え、画像編集処理の実行をユーザが指示するためのユーザインターフェース40、画像編集処理を施した画像を出力するカラープリンタ50等から構成されている。画像データ入力部28は、動画像や静止画像などの画像データを供給する画像データベース20から画像データを入力し、これをパーソナルコンピュータ30に出力する。パーソナルコンピュータ30は、入力した画像データを図示しないメモリやハードディスク等のメモリ機器に記憶する。
画像データベース20は、デジタルビデオカメラ21,デジタルスチルカメラ22,DVD23,ハードディスク24,メモリカード25などの画像を取り扱う機器を有し、パーソナルコンピュータ30へ画像データを供給する。なお、DVD23,ハードディスク24,メモリカード25は、デジタルスチルカメラ22等で撮像したカラーの静止画像のデータ(カラー画像データ)を記憶しており、このカラー画像データは、光の3原色に対応するR画像、G画像、B画像の各画像に対応するRGBの階調値のデータとして構成されている。
パーソナルコンピュータ30は、後述する画像編集後のカラー画像をRGBの階調値データとして、カラープリンタ50や、ユーザインターフェース40のディスプレイ43に出力するよう、構成されている。
パーソナルコンピュータ30は、図示しないCPU、ROM、RAM、画像処理のソフトウェアをインストールするハードディスク等の機器を備え、これらで補正決定部、表現形式変換部、補正実行部、逆変換部を有する画像処理部の各機能を果たす。パーソナルコンピュータ30は、図示しないI/F回路を介して、画像データ入力部28やディスプレイ43およびカラープリンタ50などの外部機器とデータのやり取りを行う。ハードディスクにインストールされたソフトウェアの画像処理は、画像データ入力部28で取得したカラー画像のデータ補正処理である。なお、この画像処理(画像編集処理)の流れについては、後に詳しく説明する。画像データ入力部28は、パーソナルコンピュータ30に組み込み構成することもできる。
A2.画像編集処理:
図2は画像データ入力部28で取得したカラー画像データを補正する画像編集処理の全体のフローチャートである。
図2に示す画像編集処理(画像データ処理)は、上述のハード構成を有する画像処理システム100において、ユーザが何らかの操作、例えば図示しないスイッチやキーボード41のキー操作により開始される。なお、ディスプレイ43に画像編集処理開始のアイコンを表示し、そのアイコンのマウス42の操作により処理を開始するようにすることもできる。
画像編集処理が開始すると、パーソナルコンピュータ30は、例えば画像データベース20のデジタルスチルカメラ22やメモリカード25等に記憶済みの画像、即ち編集の候補となるカラー画像のカラー画像データを画像データ入力部28を経て取得し、そのカラー画像データ(RGBデータ)に基づいて画像をディスプレイ43上で表示する(ステップS200)。この場合、カラー画像データは、三原色に対応したRGBデータであり、カラー画像データを構成する画素ごとにRGBの階調値を有する。
なお、画像データ入力が複数の画像について可能で有れば、その画像表示に際しては、例えばディスプレイ43の右半分の表示領域に、サムネイル状に一覧表示したり、各画像を一枚ずつ順次表示切り替えしてもよい。こうして複数画像を表示する場合は、ユーザが編集を所望する画像をキーボード操作、マウス操作等で選択するので、パーソナルコンピュータ30は、この画像選択を待機するようにすればよい。そして、ステップS200でのデータ取得の対象となる画像が1枚であれば、ステップS210ではその元画像を即座にディスプレイ43に表示すればよく、選択待機は不要である。
また、画像のディスプレイ表示を行わず、画像データのデータ名等の一覧を表示し、この一覧から画像データをユーザが選択するようにすることもできる。
パーソナルコンピュータ30は、取得したカラー画像データを所定の規則に従ってサンプリングして抽出する(ステップS210)。サンプリング手法については特に制限されるものではなく、後述の画像解析の演算負荷等を考慮して定めればよい。例えば、mxnのマトリックス状のカラー画像データにおいて、その全体のデータ数の1/100〜1/1000程度のデータ数となるよう、画像データをサンプリングするようにすることができる。具体的なサンプリング方法としては、等間隔サンプリング、ランダムなサンプリング、任意の範囲を重点的にサンプリングする等の手法がある。
パーソナルコンピュータ30は、こうしてサンプリングした抽出データ(RGB画像データ)を六角錐カラーモデルと称されるHSI表見形式のHSIデータに変換する(ステップS220)。この六角錐カラーモデルとは、RGBの各階調値で表現された画像データを、色相Hと彩度Sと明度Iを用いた表現形式に変換するモデルであり、画像の色相Hと彩度Sと明度Iを簡便に、また直感的に扱うことができる手法として広く使用されている。ここで、六角錐カラーモデルとデータ変換について、その概要を簡単に説明する。
図3はR軸・G軸・B軸を直交軸に採ってRGB画像データの座標を直交座標上に表示した様子を示す説明図、図4は六角錐カラーモデルにおける色相Hと彩度Sと明度Iの対応を概念的に示す説明図、図5は六角錐カラーモデルにおいて色相Hと彩度Sを扱う方法を概念的に示す説明図である。
RGB画像データは、階調データで有ることから、階調の範囲を0〜255とした場合、一辺の長さ255の立方体(色立体)の中にある点として表現することができる。例えば、黒色(K)の画像データは、R,G,B階調値がすべて0であるから、黒色は座標値(0,0,0)の点として表現できる。白色(W)の画像データはR,G,B階調値がすべて255であるから、白色は座標値(255,255,255)の点として表現できる。同様にして、赤色(R)は座標値(255,0,0)に対応し、緑色(G)は座標値(0,255,0)に、青色(B)は座標値(0,0,255)に対応する。また、赤色(R)と補色の関係にあるシアン色(C)は、Rの頂点と向かい合う位置関係にある座標値(0,255,255)に対応し、緑色(G)と補色の関係にあるマゼンタ色(M)は、Gの頂点と向かい合う位置関係にある座標値(255,0,255)に対応し、青色(B)と補色の関係にあるイエロ色(Y)は、Bの頂点と向かい合う位置関係にある座標値(255,255,0)に対応している。
六角錐カラーモデルでは、色立体のK−W軸をI軸にとって、I軸に直交する平面に色立体の各座標を投影し、投影した平面上で画像データの彩度Sと色相Hとを算出する。明度Iは色立体の座標から直ちに算出することができる。例えば、画像データ(R,G,B)が与えられると、明度Iは、次式(1)によって算出することができる。
I = max(R,G,B) ... (1)
ここで、max(R,G,B)はR,G,Bの中の最大値を与える関数である。また、画像データ(R,G,B)が色立体のP点として与えられると、図4に示すように、P点をI軸に直交する平面上に投影してえられるP'点の座標から、次のようにして彩度Sと色相Hとを算出する。
色立体のR,Y,G,C,M,Bの各頂点は、I軸に直交する平面に投射すると、図5に示すような正六角形の各頂点に投影される。色立体のKあるいはWの各頂点は、正六角形の中心の座標Oに投影される。このことから明らかなように、六角錐カラーモデルによる表現では、正六角形の中心(O点)は無彩色を表現し、O点から離れるに従って彩度が高くなり、正六角形の外周に達した時点で彩度最大となる。すなわち、図5に示すように、P'点とO点とを結ぶ直線が正六角形の外周と交わる点をE点とすると、彩度Sは(直線OP'の長さ)/(直線OEの長さ)によって表現することができる。具体的には、P点のRGB画像データが与えられると、彩度Sは次式(2)によって求めることができる。
S = 255*(I−i)/I ... (2)
ここで、i=min(R,G,B)である。ただし、min(R,G,B)はR,G,Bの中の最小値を与える関数である。また、Iは、式(1)で求められた明度Iである。式(2)からも明らかなように、明度I=0の場合は彩度Sは不定となる。
また、色立体でR,Y,G,C,B,Mを表現する各頂点が、図5ではR,Y,G,C,B,Mと示した正六角形の各頂点に投影されることからも明らかなように、六角錐カラーモデルによる表現では、色相Hは、直線ORと直線OP'との角度によって表現することができる。具体的には、P点のRGB画像データが与えられると、色相Hは次式(3)ないし(5)のいずれかによって求めることができる。
R=Iのときは、
H = 255(b−g)/6 ... (3)
G=Iのときは、
H = 255(2+r−b)/6 ... (4)
B=Iのときは、
H = 255(4+g−r)/6 ... (5)
ここで、
r = (I−R)/(I−i)
g = (I−G)/(I−i)
b = (I−B)/(I−i)
である。また、H<0の場合は、Hの値に255を加えるものとする。
図2のステップS220の処理では、サンプリングしたRGB画像データの階調データR,G,Bに対して、上述の式(1)ないし式(5)を適用して、六角錐カラーモデルによる明度I,彩度S,色相Hを算出している。その結果、0〜255の値を採りうるRGB階調データR,G,Bが、0〜255の値を採りうる明度I,彩度S,色相Hに変換される。なお、色相Hは、図4や図5から明らかなように、彩度Sの軸からの回転角度で定まることから、上記した階調表記に代わり、彩度Sの軸からの確度表記で表すことができる。また、明度Iや彩度Sにあっては、255の階調値を値1として百分率表記(%)することもできる。
パーソナルコンピュータ30は、サンプリングデータの上記変換後のHSIデータに基づいて、画像解析を行う(ステップS230)。この画像解析は、特定の色、具体的には、人体の視覚の性質上、記憶に残るとされている肌色、緑、空色の各色について、HSIサンプリングデータで構成される画像における分布状況を把握する。図6はHSIサンプリングデータを用いた画像解析の一手法を例示する説明図である。
色相Hは、六角錐モデルでの性質上、上記の肌色、緑、空色について、これら色が属する色相の範囲(色相域)に重複はない。よって、この色相Hについて、HSIサンプリングデータの分布状態を調べる。その結果が図6に示すようなものであったとする。この図6には、肌色が視覚での認識の上で肌色らしく見える肌色色相範囲Sk/okと、同じく緑についての緑色相範囲Gr/okと、空色色相範囲Bs/okとが併記されている。
仮に、HSIサンプリングデータの分布状態において、肌色が属する色相領域が上記の肌色色相範囲Sk/okとほぼ一致すれば、或いはこの肌色色相範囲Sk/okとオーバーラップするようで有れば、カラー画像における肌色は肌色らしく見えるようになっていると予想される。ところが、図6では、肌色色相範囲Sk/okの周辺において、このデータの分布状態がH=ゼロの側にずれているので、画像解析としては、肌色は赤みかかっているという結果になる。このように、緑、空色についても、画像解析の結果(ズレ)が得られる。
彩度Sと明度Iについては、その値が、肌色、緑、空色の色が属する色相域で重複が見られるが、各色が属する色相域のHSIデータにて、各色の色相域ごとに、彩度Sと明度Iの分布状態は把握でき、彩度Sや明度Iの不足或いは過多等を解析することができる。
パーソナルコンピュータ30は、上記した画像の解析結果に基づいて、肌色、緑、空色の各色が属する色相域ごとに、補正の対象範囲となる色補正域と、その色補正域での補正の程度を定め、これを補正量テーブルとする(ステップS240)。図7は画像解析の結果に基づいた補正の対象範囲(色補正域)を定める様子を示す説明図、図8は画像解析の結果に基づいて定めた色補正域とその補正量とを対応付けて表した補正量テーブルの一例を示す説明図、図9はこの補正量テーブルに基づいた補正の様子を説明する説明図である。
つまり、パーソナルコンピュータ30は、このステップS240において、図7に示すように、肌色、緑、空色の各色が属する色相域ごとに、色補正域の下限<2>と上限<3>のほか、この下限・上限に関係付けた始点<1>と終点<4>とを定める。そして、下限<2>〜上限<3>の補正域については一律な補正量を定め、始点<1>と終点<4>を定めることで、始点<1>〜下限<2>或いは上限<3>〜終点<4>の補正量の推移も定める。こうして定めた色補正域とその補正量を、肌色、緑、空色の各色が属する色相域ごとに示すと、図9の通りである。
パーソナルコンピュータ30は、補正量テーブルの作成に続き、取得済みのカラー画像データを順次HSI表現形式のHSIデータに変換する(ステップS250)。この際の処理は既述したとおりである。次いで、得られた色相Hのデータが、図9に示した色相Hの色補正域に含まれているか否かを判定し(ステップS255)、色補正域範囲外で有れば後述のステップS280に移行する。
ステップS255にて色相Hが色補正範囲に含まれていると判定すると、パーソナルコンピュータ30は、上記の補正量テーブルを参照しつつ、ステップS250のHSIデータを補正する(ステップS260)。この補正の様子を図9における色相Hのグラフ(補正量テーブル)を用いて説明する。
まず、図9において、肌色についての上記した始点<1>〜終点<4>の各点を、それぞれSkH1〜SkH4とする。今、ステップS250で変換して得られたHSIデータの色相HのデータをHorgとし、補正後の色相H'をH'dhと表す。このHorgがSkH1〜SkH4の範囲を外れていれば、既述したステップS255で否定判定されていることから、補正演算の必要はなく、H'dh=Horgとなる。なお、このとき、補正量テーブルから補正量Δhは値0とも言えるので、ステップS255の処理を省略しても、H'dh=Horgとなる。
その一方、HorgがSkH1〜SkH4の範囲にあれば、Horgに応じた補正量ΔhをHorgに乗じた補正を行うことで、H'dh=(1+Δh)・Horgとなる。より詳しく説明すると、HorgがSkH2〜SkH3の範囲にあれば、H'dhは、一律な補正量Δhで補正され、HorgがSkH1〜SkH2或いはSkH3〜SkH4の範囲にあれば、図示する傾斜直線上の補正量Δhで補正される。
つまり、ステップS250で変換して得られたHSIデータの色相Hが肌色が属する色相域に含まれている間に限り、色相Hが図9の補正量テーブルで定まる補正量Δhで補正される。彩度S、明度Iについても同様であり、緑或いは空の色が属する色相域についても同様である。従って、ステップS250で変換して得られたHSIデータの色相Hが、肌色の色相域、緑の色相域或いは空の色の色相域以外で有れば、上記した彩度、色相、明度の補正は行われないことになる。
パーソナルコンピュータ30は、こうして補正したHSIデータ(補正後の色相H'、彩度S'、明度I')をRGBに逆変換し(ステップS270)、カラー画像データの総てのデータについて、上記したHSI変換、補正、逆変換を実行したかを判定する(ステップS280)。そして、否定判定すれば、上記のステップS250〜270を繰り返し、肯定判定すれば、逆変換後のRGBデータ(R'、G'、B')を、ステップS200で取得したカラー画像データに置換してこれを更新し、モニタ或いはプリンタ等に出力し(ステップS290)、本ルーチンを終了する。なお、モニタは、逆変換後のRGBデータ(R'、G'、B')に基づいたカラー画像を表示し、プリンタは、逆変換後のRGBデータ(R'、G'、B')に基づいてカラー画像を印刷出力する。
ステップS290でのデータの更新・表示においては、ステップS260とステップS270にてデータ補正・逆変換を経たRGBデータ(R'、G'、B')と、ステップS255で否定判定された場合のデータが含まれる。この後者のデータは、上記のデータ補正・逆変換を経ていないことから、取得した元のカラー画像データのRGBデータのままとできる。
以上説明したように、本実施例によれば、デジタルスチルカメラ22等から得たカラー画像の補正に際して、そのカラー画像を構成するカラー画像データ(RGB画像データ)を、補正の様子が直感的に理解しやすいHSI表現形式のHSIデータに変換した上で、このHSIデータを補正する。しかも、このHSIデータの補正を、色相Hと彩度Sと明度Iのそれぞれについて行うものの、肌色、緑、空の色が含まれる色相域についてしか行わず、総ての色相域についての補正を実行しないようにする。具体的には、HSIデータのうち、色相Hが図9に示す肌色に対応した色補正域(SkH1〜SkH4)と、緑に対応した色補正域と、空に対応した色補正域に含まれるHSIデータについてしか補正を行わない。このことは、色相H・彩度S・明度Iの補正を逐次的に全データについて行う必要がなく、一度の補正で済むことを意味する。よって、補正演算の負荷が軽減され簡便となる。
また、肌色、緑、空の色は、HSI表現形式の色相Hにおいて重なることがなく、肌色の色相域について定めた補正量での補正は、この肌色の色相域についての色補正域(SkH1〜SkH4)のHSIデータにしか影響を及ぼさない。しかも、上記したように、色相H・彩度S・明度Iの補正を逐次的に全データについて行う必要がないことと相まって、補正前後での画質維持を図ることができる。
加えて、図9に示すような補正量テーブルの作成に際しては、カラー画像データをサンプリングして得たHSIデータを用いて、色補正域と補正程度(補正量)を定めることとした。よって、色補正域とその補正程度の決定に際して扱うデータ数が少なくて済むので、演算負荷をより軽減でき好ましい。
また、本実施例では、例えば、肌色の属する色相域での色補正域(SkH2〜SkH3)の前後域(SkH1〜SkH2とSkH3〜SkH4)についても、HSIデータの補正量を漸増或いは漸減するよう定め、この補正量で補正するようにした。よって、補正後のHSIデータの並びにおいてデータの急変を回避できるので、補正後のカラー画像において画質の違和感、例えば肌色の属する色相域と楽しき相域との境界における色相、彩度、明度の急変を緩和でき違和感も軽減される。
なお、上記の実施例では、例えば、肌色の属する色相域での色補正域(SkH2〜SkH3)における補正量を一律としたが、図9に点線で示すように、補正量をH・S・Iに応じて変化するようにすることもできる。この変化の様子は、ステップS230での画像解析の結果で定めればよい。
A3.画像編集処理の変形例:
次に、上記したステップS240にて作成する補正量テーブルは、次のような変形も可能である。この変形例は、肌色や緑、或いは空色が視覚での認識の上でこれらの色に最もマッチしたとされるHSIデータをターゲットデータとして定め、このターゲットデータではHSIデータの補正量をゼロとした点に特徴がある。図10は補正量テーブルの変形例を肌色が属する色相域について説明する説明図である。
図示するように、この変形例では、上記した実施例における肌色についての色補正域(図7参照)<2>〜<3>において、この色補正域に含まれる上記のターゲットデータで、補正量を示す線(図では実線)がH軸と交差するようにして、その時の補正量を値0とする。そして、下限<2>・上限<3>の前後で上記実施例のように始点<1>と終点<4>を定める。この場合、下限<2>〜上限<3>の補正域については、ステップS230での画像解析に基づいてその補正量を定め、始点<1>〜下限<2>或いは上限<3>〜終点<4>における補正量推移も定める。
つまり、この変形例では、ターゲットデータに合致するHSIデータでは、色相Hについての補正は行わず、変換したHSIデータのままとする。そして、色補正域の下限<2>からターゲットデータに近づくに連れて補正量を低減し、ターゲットデータから色補正域の上限<3>に進むに連れて補正量を増大させている。この色補正域の前後では、上記実施例と同様に、補正量を変化させている。彩度S、明度Iについても同様であり、また、緑・空色に対応する色補正域についても同様に構成することができる。
この変形例によれば、HSIデータのうち、肌色や緑、或いは空色が視覚での認識の上でこれらの色に最もマッチしたとされるターゲットデータと合致したHSIデータでは、補正ゼロである。よって、このHSIデータ(ターゲットデータ)では、肌色や緑、或いは空色が視覚での認識の上でこれらの色に最もマッチした色(ターゲット色)が得られることになる。そして、このターゲット色に近い色相範囲では、補正量が小さく設定されているので、ターゲット色の前後で色が急変するようなことがない。しかも、ターゲット色から離れると、その程度によって補正量が徐々に大きくなるので、こうした補正を経て得られたカラー画像では、ターゲット色の発現性の向上、或いはターゲット色の発現範囲の拡大が可能となり、画質の違和感を軽減できる。
本発明は上記した実施例や実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、種々の態様で実施可能である。例えば、次のような変形も可能である。
上記した実施例では、サンプリングした抽出データ(RGB画像データ)をHSI表見形式のHSIデータに変換した上で、色補正域・補正量を定めたが、サンプリングした抽出データ(RGB画像データ)そのもので、色補正域・補正量を定めることもできる。また補正する色空間も、HSI表現形式のみではなく、当該表現形式と等価な他の表現形式、例えば、HSB、HSV、L*a*b*等、その他の色空間でも実施可能である。
本発明の実施例としての画像処理システム100を示す説明図である。 画像データ入力部28で取得したカラー画像データを補正する画像編集処理の全体のフローチャートである。 R軸・G軸・B軸を直交軸に採ってRGB画像データの座標を直交座標上に表示した様子を示す説明図である。 六角錐カラーモデルにおける色相Hと彩度Sと明度Iの対応を概念的に示す説明図である。 六角錐カラーモデルにおいて色相Hと彩度Sを扱う方法を概念的に示す説明図である。 HSIサンプリングデータを用いた画像解析の一手法を例示する説明図である。 画像解析の結果に基づいた補正の対象範囲(色補正域)を定める様子を示す説明図である。 画像解析の結果に基づいて定めた色補正域とその補正量とを対応付けて表した補正量テーブルの一例を示す説明図である。 この補正量テーブルに基づいた補正の様子を説明する説明図である。 補正量テーブルの変形例を肌色が属する色相域について説明する説明図である。
符号の説明
20...画像データベース
21...デジタルビデオカメラ
22...デジタルスチルカメラ
23...DVD
24...ハードディスク
25...メモリカード
28...画像データ入力部
30...パーソナルコンピュータ
40...ユーザインターフェース
41...キーボード
42...マウス
43...ディスプレイ
50...カラープリンタ
100...画像処理システム
Sk/ok...肌色色相範囲
Gr/ok...緑色相範囲
Bs/ok...空色色相範囲

Claims (9)

  1. カラー画像のカラー画像データの入力を受け、該カラー画像データを処理する画像処理装置であって、
    複数の特定の色について、該色ごとに補正の対象範囲となる色補正域と該色補正域での補正の程度を定める補正決定部と、
    前記カラー画像データを、色相と彩度と明度の色成分を用いた色成分表現形式の色成分データに変換する表現形式変換部と、
    前記定めた複数の色ごとの前記色補正域を対象として、前記色成分表現形式での色相と彩度と明度のそれぞれを、前記定めた補正量で補正する補正実行部と、
    前記補正後の色成分データを、前記カラー画像データの形式に逆変換する逆変換部とを有する
    画像処理装置。
  2. 請求項1に記載の画像処理装置であって、
    前記表現形式変換部は、前記カラー画像データを、色相Hと彩度Sと明度Iとを用いたHSI表現形式のHSIデータに変換し、
    前記補正実行部は、前記定めた複数の色ごとの前記色補正域を対象として、前記HSI表現形式での色相Hと彩度Sと明度Iのそれぞれを、前記定めた補正量で補正し、
    前記逆変換部は、前記補正後のHSIデータを、前記カラー画像データの形式に逆変換する
    画像処理装置。
  3. 請求項2に記載の画像処理装置であって、
    前記特定の色は、肌色、緑、空の色を含む
    画像処理装置。
  4. 請求項2または請求項3に記載の画像処理装置であって、
    前記補正決定は、
    前記特定の色が属する色相域の前記カラー画像データにおける発現状況に基づいて、前記色補正域と該色補正域での補正程度を定める
    画像処理装置。
  5. 請求項4に記載の画像処理装置であって、
    前記補正決定は、
    前記カラー画像データをサンプリングしたデータを前記HSI表現形式に変換し、このHSI表現形式のHSIデータにて前記発現状況を把握し、前記色補正域と該色補正域での補正程度を定める
    画像処理装置。
  6. 請求項2ないし請求項5いずれかに記載の画像処理装置であって、
    前記補正実行部は、
    前記補正量で補正を行う前記複数の色補正域の前後の色相域においても、前記補正量より小さな補正量で、前記HSI表現形式での色相Hと彩度Sと明度Iのそれぞれを補正する
    画像処理装置。
  7. 請求項2ないし請求項6記載いずれかの画像処理装置であって、
    前記補正決定部は、
    前記補正対象範囲の前記複数の色補正域において、前記特定の色に対応する色相値での補正量がゼロとなるように、前記色補正域での前記補正量を増減設定する
    画像処理装置。
  8. カラー画像の画像データの入力を受け、該画像データを処理する画像データ処理方法であって、
    (a)複数の特定の色について、該色ごとに補正の対象範囲となる色補正域と該色補正域での補正の程度を定める工程と、
    (b)前記カラー画像データを、色相Hと彩度Sと明度Iとを用いたHSI表現形式のHSIデータに変換する工程と、
    (c)前記定めた複数の色ごとの前記色補正域を対象として、前記HSI表現形式での色相Hと彩度Sと明度Iのそれぞれを、前記定めた補正量で補正する工程と、
    (d)前記補正後のHSIデータを、前記カラー画像データの形式に逆変換する工程と、
    (e)前記逆変換後のカラー画像データを出力する工程とを有する
    画像データ処理方法。
  9. カラー画像のカラー画像データの入力を受け、該カラー画像データを処理する画像処理をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラムであって、
    (a)複数の特定の色について、該色ごとに補正の対象範囲となる色補正域と該色補正域での補正の程度を定める機能と、
    (b)前記カラー画像データを、色相Hと彩度Sと明度Iとを用いたHSI表現形式のHSIデータに変換する機能と、
    (c)前記定めた複数の色ごとの前記色補正域を対象として、前記HSI表現形式での色相Hと彩度Sと明度Iのそれぞれを、前記定めた補正量で補正する機能と、
    (d)前記補正後のHSIデータを、前記カラー画像データの形式に逆変換する機能と、
    (e)前記逆変換後のカラー画像データを出力する機能と
    を、前記コンピュータに実現させるコンピュータプログラム。
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