JP5664261B2 - 画像処理装置、および画像処理プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、画像処理装置、および画像処理プログラムに関する。
次のような画像処理装置が知られている。この画像処理装置は、RAWデータ空間で、無彩色の比をもつ直線(無彩色軸)をAD変換の上限を解除したかたちで設定し、飽和している信号の座標をこの直線上に射影することにより、無彩色の比を復元することによって、無彩色の被写体をディスプレイに表示した際の色づきを抑制する(例えば、特許文献1)。
特開2005−318499号公報
しかしながら、従来の画像処理装置では、白色点を調整する際に、画像全体の明るさを保つために露出調整等の操作が必要となるため、無彩色の被写体をディスプレイに表示した際の色づきを抑制するための操作が煩雑になる可能性があった。
本発明による画像処理装置は、3チャンネルのRAW画像データの各画素の値に基づいて、各画素の輝度である画素輝度と2次元の色度である画素色度を算出する輝度色度算出手段と、RAWデータ空間において、画素に対応する輝度と同じ輝度の点で構成される平面を演算する平面演算手段と、RAWデータ空間における無彩色の軌跡と平面との交点を求める交点算出手段と、交点を、2次元の色度である交点色度に変換する色度変換手段と、画素色度が交点色度の近傍にある場合に、画素色度を無彩色の色度近傍に変換する無彩色変換手段とを備えることを特徴とする。
本発明による画像処理プログラムは、3チャンネルのRAW画像データの各画素の値に基づいて、各画素の輝度である画素輝度と2次元の色度である画素色度を算出する輝度色度算出手順と、RAWデータ空間において、画素に対応する輝度と同じ輝度の点で構成される平面を演算する平面演算手順と、RAWデータ空間における無彩色の軌跡と平面との交点を求める交点算出手順と、交点を、2次元の色度である交点色度に変換する色度変換手順と、画素色度が交点色度の近傍にある場合に、画素色度を無彩色の色度近傍に変換する無彩色変換手順とをコンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明によれば、煩雑な操作を行うことなく、無彩色の被写体をディスプレイに表示した際の色づきを抑制することができる。
パソコンの一実施の形態の構成を示すブロック図である。 画像処理の流れを示すフローチャート図である。 RGB3色で構成されるRAWデータの色空間を座標上に示した図である。 RAWデータ空間における画素の座標を含む平面と無彩色の軌跡の交点の具体例を示す図である。 色度点Ciが色度点Ccの近傍にあると判断される場合の具体例を示す図である。 変換先の色度点Cdの具体例を示す図である。
図1は、本実施の形態における画像処理装置の一実施の形態の構成を示すブロック図である。画像処理装置としては、例えば、パーソナルコンピュータ(パソコン)100が用いられ、このパソコン100は、操作部材101と、接続IF(インターフェース)102と、制御装置103と、HDD(ハードディスクドライブ)104と、モニタ105とを備えている。
操作部材101は、使用者によって操作される種々の装置、例えばキーボードやマウスを含む。接続IF102は、パソコン100と外部機器とを接続するためのインターフェースである。本実施の形態では、パソコン100は、この接続IF102を介してデジタルカメラと接続され、デジタルカメラからは撮影によって得られた画像ファイルが取り込まれる。なお、接続IF102としては、パソコン100とデジタルカメラとを有線接続するためのUSBインターフェースや、無線接続するための無線LANモジュールなどが用いられる。
制御装置103は、CPU、メモリ、およびその他の周辺回路によって構成され、パソコン100の全体を制御する。なお、制御装置103を構成するメモリは、例えばSDRAM等の揮発性のメモリである。このメモリは、CPUがプログラム実行時にプログラムを展開するためのワークメモリや、データを一時的に記録するためのバッファメモリを含む。
HDD104は、接続IF102を介して取り込まれた画像ファイルや、制御装置103で実行される種々のプログラムのデータ等を記録するための記録装置である。なお、HDD104に記録されるプログラムのデータは、CD−ROMやDVD−ROMなどの記憶媒体に記録されて提供され、使用者が当該記憶媒体を用いてプログラムのデータをHDD104にインストールすることによって、制御装置103がプログラムを実行できるようになる。本実施の形態では、HDD104には、画像を表示するための画像表示アプリケーションがインストールされている。モニタ105は、例えば液晶モニタであって、制御装置103から出力される種々の表示用データが表示される。
本実施の形態におけるパソコン100では、制御装置103は、モニタ105に画像を表示するに当たって、無彩色の被写体に色が付いたように表示されるのを防ぐための処理を実行する。まず、無彩色の被写体の色付きについて説明する。
撮影に用いるデジタルカメラでは、多くの場合、RGB3色のカラーフィルターを透過した光を、撮像素子を用いて光電変換して、RGB3つの画像信号を得ている。得られた画像信号はRAWデータなどと呼ばれ、このRAWデータに対して、ベイヤー補間、ホワイトバランス変換、マトリックス変換、γ変換などの変換を施して、ディスプレイ、例えばモニタ105で観賞する場合に最適化した画像データに変換し、Jpeg形式のデータで保存することが行なわれている。
ここで、無彩色の被写体について、人間の視覚的な感覚や、デジタルカメラで撮影した場合のカメラの動作について考えてみる。まず、無彩色の被写体に対する人間の視覚的な感覚について考えてみると、人間が、グレーカードのような無彩色の被写体(可視光域で概ね反射率が等しい物体)を見た場合、一般に、光源の色に順応し、光源が変わっても無彩色であると感じる。すなわち青みがかった光源でも赤みがかった光源でも、可視光域で概ね反射率が等しい物体を見た場合は無彩色であると感じる。また、ディスプイレイで画像を観賞する場合は、RGB信号が同じ比(1:1:1)になっている場合に無彩色であると感じる。このため、無彩色の被写体を撮影した画像をディスプレイで表示する場合、光源が変化しても、ディスプイレイ信号のRGB比は(1:1:1)になることが望ましい。
次に、デジタルカメラで無彩色の被写体を撮影し、RAWデータが形成される過程について考察してみる。無彩色の被写体は、可視光域でおおむね等しい反射率をもっているため、その反射光は、光源の色特性を反映したものになる。これを撮影した場合のRAWデータは、この反射光の特性を反映したものになる。またRAWデータはデジタルカメラの撮像素子の分光感度にも依存する。したがって、無彩色の被写体を撮影した場合のRAWデータのRGB比は、光源の色特性と撮像素子の分光感度によって決まるため、一般には同じ比(1:1:1)にはならず、例えばこれをそのままディスプレイに表示したとすると無彩色と感じられない。
このようなことから、無彩色の被写体を撮影したRAWデータに対し、ディスプレイで観賞するための最適化の過程において、ホワイトバランス処理が施されることが行なわれている。これは、光源の色特性と撮像素子の分光感度の情報を用いて、RAWデータの各チャンネルにそれぞれ異なるゲイン値を乗算するものである。このような処理を行なうことにより、RAWデータのRGB比が1:1:1になるようにして、最終的にディスプレイで観賞する際に無彩色であると感じられるようにする。
ここで、無彩色の被写体の明るさが変化した場合の、RAWデータ、特にその信号の飽和について考えてみる。RAWデータの信号値は被写体が明るくなるにしたがって高くなり、AD変換の上限、例えば12bitでは4095を超えることはない。4095を超える(飽和する)ような明るさの場合は、信号値は4095として記録される。
ところで、無彩色の被写体のRAWデータの比は、上述のように一般に1:1:1にはならない。ここではこの比を仮に、R:G:B=0.6:1.0:0.8であるとすると、無彩色の被写体の明るさが暗い方から変化した場合、最初に飽和するチャンネルは、最も大きい比の値1.0をもつGチャンネルであり、次いで、B、Gの順に飽和し、飽和した場合のRAWデータの比は0.6:1.0:0.8の比とは異なる比となる。
これに対し上述のホワイトバランス処理は、0.6:1.0:0.8の比を前提としたゲイン値が適用される。したがって飽和していない信号については無彩色となるが、飽和した信号については無彩色とはならないことになる。その結果、被写体が無彩色であるのに対しディスプレイで観賞した場合には色がついたような画像になってしまう。
本実施の形態では、制御装置103は、このような問題を解決するために、図2に示す処理を実行する。ここで、図2は、本実施の形態における画像処理の流れを示すフローチャートである。図2に示す処理は、使用者によってモニタ105への画像の表示が指示されると起動するプログラムとして、制御装置103によって実行される。なお、本実施の形態では、HDD104に記録されている画像ファイルのいずれかが表示対象として使用者によって選択されるものとし、制御装置103は、表示対象の画像ファイルから画像データ、例えばRAW RGBデータを読み出して、図2に示す処理を実行する場合について説明する。
本実施の形態では、図2の処理で画像変換が行われるが、そのための準備としてRAWデータ空間における無彩色の軌跡の算出をあらかじめ行なっておく。ここで、RAWデータ空間における無彩色の軌跡の算出方法について説明する。図3は、RGB3色で構成される、RAWデータの色空間を座標上に示したものである。ここで、RAWデータのbit数は12bitであるとする。そのため各色0〜4095の値をとり得ることになり、図3に示す立方体内がRAWデータの取りうる領域となる。
図3の矢印で示される軌跡OPは、立方体内での無彩色のデータを示したものである。本実施の形態では、この立方体内での無彩色のデータを示した軌跡OPを無彩色軌跡と呼ぶ。この無彩色軌跡は、仮にグレーカードを撮影したとした場合の、RAWデータのRGB比から以下のようにして求めることができる。なお、ここでは、このRGB比が、0.6:1.0:0.8であるとし、RAWデータの低い方から無彩色の輝度が高くなっていく場合について考える。
まず、原点Oから出発し、無彩色の輝度が増加した場合について考えると、図3の空間でこの比を保っている点によってできる軌跡OPが、無彩色軌跡の一部となる。終端のPでGのチャンネルが飽和する。ここで、Pの座標は、次式(1)〜(3)によりP(2457,4095,3276)となる。
R=0.6×4095=2457 ・・・(1)
G=1.0×4095=4095 ・・・(2)
B=0.8×4095=3276 ・・・(3)
さらに、輝度がPを超えた場合、Gのチャンネルは飽和しているため、RとBのチャンネルのデータみが上記の比を保って増加することになり、この比を保っている点によってできる軌跡Pが、無彩色軌跡の一部となる。Gの次に飽和するチャンネルは、Bであり、このときのRチャンネルのデータは、次式(4)により算出される。よって、Pの座標はP(3071,4095,4095)となる。
R=4095×(0.6/0.8)=3071 ・・・(4)
さらに、輝度がPを超えた場合、G、Bのチャンネルは飽和しているため、Rのチャンネルのデータみが増加することになり、軌跡Pが無彩色軌跡の一部となる。Pの座標はP(4095,4095,4095)である。このようにして算出される軌跡OPが無彩色軌跡となる。この無彩色軌跡の算出は、撮影後にホワイトバランスデータを認識して動的に算出しても良いし、あらかじめ算出しておき、HDD104に記録しておいてもよい。
次に、図2の処理について説明する。ステップS1において、制御装置103は、表示対象のRAW RGBデータを輝度、色度データに変換する。ここでRAW RGBデータはベイヤー補間済みであり、1画素にRGB3チャンネルのデータをもつものとする。制御装置103は、次式(5)に示すRAW RGBデータと輝度Yとの関係式を用いて、RAW RGBデータを輝度データに変換する。なお、次式(5)において、s、t、uは、あらかじめ実写や測色を行ない、最適化することにより求められた値である。ここで、着目画素PiのRAW RGBデータを(Ri,Gi,Bi)とすると、着目画素Piの輝度Yiは、次式(5)により変換して求められる。
Y=sR+tG+uB ・・・(5)
また、制御装置103は、次式(6)、(7)により色度を求める。色度はここではrg色度とし、着目画素Piの色度rは、次式(6)、(7)に(Ri,Gi,Bi)を代入して求められる。
r=R/(R+G+B) ・・・(6)
g=G/(R+G+B) ・・・(7)
その後、ステップS2へ進み、制御装置103は、ステップS1で算出した着目画素Piの輝度Yiと、図3のPでの輝度Yp1とを比較する。Yp1は、式(5))式のR、G、BにPの座標を代入することによって求めることができる。比較の結果、Yi≦Yp1であれば、本発明での色度変換は必要ないと判断して、処理を終了する。これに対して、Yi>Yp1である場合には、ステップS3に進む。
ステップS3では、制御装置103は、Pでの輝度Yp2を算出する。Yp2は、式(5)のR、G、BにPの座標を代入することによって求めることができる。そして、制御装置103は、Yi≦Yp2の関係が成り立つ場合には、平面Yi=sR+tG+uBと線分Pとの交点を求める。一方、Yi>Yp2の関係が成り立つ場合には、平面Yi=sR+tG+uBと線分Pとの交点を求める。なお、RAW RGB空間において、Yi=sR+tG+uBで表される平面上の点は、点Pi(Ri、Gi、Bi)と等輝度であり、ステップS3では、この平面と無彩色軌跡との交点を求めていることになる。したがって、交点は無彩色軌跡上にあり、Piと等輝度をもつことになる。図4では、ここで求められる交点をPcと表している。
その後、ステップS4へ進み、制御装置103は、着目画素Piの色度点Ci、無彩色軌跡の色度点、すなわちステップS3で算出した交点Pcの色度点Cc、無彩色の色度点Caを求める。具体的には、それぞれの色度点は、式(6)、(7)にRGB座標を代入することにより求めることができる。なお、Caについては、OP上の点(例えばP)のRGB座標を代入すればよい。その後、ステップS5へ進む。
ステップS5では、制御装置103は、着目画素Piの色度点Ciが、無彩色軌跡の色度点Ccの近傍にあるかどうか判定する。例えば、制御装置103は、図5に示すように、次式(8)の関係が成立する場合に、色度点Ciが色度点Ccの近傍にあると判断する。ステップS5で、色度点Ciが色度点Ccの近傍にあると判断した場合には、ステップS6へ進み、近傍にないと判断した場合には、処理を終了する。
Figure 0005664261
ステップS6では、制御装置103は、次式(9)より、着目画素Piの色度点Ciの変換量tを算出して、ステップS7へ進む。
Figure 0005664261
ステップS7では、制御装置103は、次式(10)に示す変換式を用いて、着目画素Piの色度点Ciを色度点Cdに変換する。これにより、着目画素Piの色度点Ciは、図6に示すように、変換先の色度点をCdに変換されるため、無彩色軌跡の近傍の点の色度は、階調性を保ちながら、無彩色の色度近傍の色度に変換されることになる。
Figure 0005664261
その後、ステップS8へ進み、制御装置103は、変換後の色度点Cd(rd,gd)と着目画素Piの輝度Yiとに基づいて、R、G、Bの各値を算出する。このために、まず、制御装置103は、次式(11)によりkを求め、kを用いて次式(12)〜(14)により、Rd、Gd、Bdを算出する。
k=Yi/[s・rd+t・gd+u・(1−rd−gd)] ・・・(11)
Rd=k・rd ・・・(12)
Gd=k・gd ・・・(13)
Bd=k・(1−rd−gd) ・・・(14)
その後、ステップS9へ進み、制御装置103は、ステップS8で算出したRd、Gd、Bdに対して、ホワイトバランス変換や色変換を行う。例えば、制御装置103は、撮影時の光源状態、撮像素子の分光感度、ディスプレイの特性などに基づいて算出される3×3の行列などを用いてホワイトバランス変換や色変換を行うことができる。その後、ステップS10へ進み、制御装置103は、モニタ105のγ特性に適した階調変換、すなわちγ変換を行なう。制御装置103は、以上説明したステップS1〜S10の処理をすべての画素について行なった後、処理を終了する。
制御装置103は、全ての画素についてステップS1〜S10の処理を行った後の画像データをモニタ105に出力して表示する。
以上説明した本実施の形態によれば、以下のような作用効果を得ることができる。
制御装置103は、着目画素Piの色度点Ciが、無彩色軌跡の色度点Ccの近傍にあるかどうか判定し、近傍にあると判定した場合には、着目画素Piの色度点Ciを色度点Cdに変換するようにした。これによって、無彩色軌跡上の点の色度は、無彩色の色度に変換されることになる。また無彩色軌跡の近傍の点の色度は、階調性を保ちながら、無彩色の色度近傍の色度に変換される。このため、高輝度部分でのRAWデータの飽和によって発生する色づきを抑制することができる。
―変形例―
なお、上述した実施の形態の画像処理装置は、以下のように変形することもできる。
(1)上述した実施の形態では、画像処理装置としてパソコン100を用いる例について説明した。しかしながら、画像を表示することができる他の装置、例えば、携帯端末やデジタルカメラ等にも本発明を適用することができる。
(2)上述した実施の形態では、画像処理を行った後の画像データをモニタ105に出力して表示する例について説明したが、本発明は、表示装置以外の出力機器に出力する場合にも適用可能である。例えば、画像処理を行った後の画像データをプリンタ等に出力する場合にも適用できる。
なお、本発明の特徴的な機能を損なわない限り、本発明は、上述した実施の形態における構成に何ら限定されない。また、上述の実施の形態と複数の変形例を組み合わせた構成としてもよい。
100 パソコン、101 操作部材、102 接続IF、103 制御装置、104 HDD、105 モニタ

Claims (4)

  1. 3チャンネルのRAW画像データの各画素の値に基づいて、各画素の輝度である画素輝度と2次元の色度である画素色度を算出する輝度色度算出手段と、
    RAWデータ空間において、前記画素に対応する輝度と同じ輝度の点で構成される平面を演算する平面演算手段と、
    前記RAWデータ空間における無彩色の軌跡と前記平面との交点を求める交点算出手段と、
    前記交点を、2次元の色度である交点色度に変換する色度変換手段と、
    前記画素色度が前記交点色度の近傍にある場合に、前記画素色度を無彩色の色度近傍に変換する無彩色変換手段とを備える画像処理装置。
  2. 請求項1に記載の画像処理装置において、
    前記無彩色変換手段によって変換された後の画素で構成される画像データを表示装置に表示する表示制御手段をさらに備えることを特徴とする画像処理装置。
  3. 3チャンネルのRAW画像データの各画素の値に基づいて、各画素の輝度である画素輝度と2次元の色度である画素色度を算出する輝度色度算出手順と、
    RAWデータ空間において、前記画素に対応する輝度と同じ輝度の点で構成される平面を演算する平面演算手順と、
    前記RAWデータ空間における無彩色の軌跡と前記平面との交点を求める交点算出手順と、
    前記交点を、2次元の色度である交点色度に変換する色度変換手順と、
    前記画素色度が前記交点色度の近傍にある場合に、前記画素色度を無彩色の色度近傍に変換する無彩色変換手順とをコンピュータに実行させるための画像処理プログラム。
  4. 請求項3に記載の画像処理プログラムにおいて、
    前記無彩色変換手順で変換した後の画素で構成される画像データを表示装置に表示する表示制御手順をさらに有することを特徴とする画像処理プログラム。
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